JP6138553B2 - 移動機及び移動機の音声発信処理のための方法 - Google Patents

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本発明は、無線通信システムにおける音声発信処理に関する。
現在のLTE(Long Term Evolution)システムでは、VoIP(Voice over Internet Protocol)サービスなどのパケットベースの音声通信サービスは提供されていない。このため、LTEシステムに在圏する移動機が音声発信する場合、従来の第3世代無線通信(3G)システムの回線交換(Circuit Switched)通信を利用して音声通信が実現される。すなわち、移動機は、音声発着信の際は3GシステムへのRAT(Radio Access Technology)遷移(CSフォールバック)を実行し、CS通信により音声通信を行っている。
図1は、従来技術によるCSフォールバック処理を示すシーケンス図である。図1に示されるように、ステップS11において、LTE基地局に在圏する移動機は、発信先装置の電話番号を指定するため、通話アプリなどを介してユーザによるダイヤル操作を受け付ける。発信先装置の電話番号の入力が完了すると、ステップS12において、移動機は、当該電話番号への発信を開始するための発信実行ボタンや発信実行アイコンの押下などの発信実行要求を受け付け、電話発信を開始する。ステップS13において、移動機は、通信モデムを介し音声発信要求をネットワーク(NW)に送信する。移動機から音声発信要求を受信すると、ステップS14において、LTE基地局は、3G基地局へのCSフォールバックを実行するため、移動機に3Gへの遷移指示又はハンドオーバ指示を送信する。当該遷移指示を受信すると、ステップS15において、移動機の通信モデムは、近傍の3G基地局をサーチし、検出された3G基地局に遷移する。ステップS16において、移動機は、遷移先の3G基地局に音声リクエストを送信し、CS通信を確立して音声通信を開始する。
このように、移動機がLTEシステムに在圏しているとき、音声発信要求が移動機からネットワークに送信された後に、移動機を3Gシステムに遷移させている。このため、3Gシステムに在圏している移動機が音声発信を行う場合と比較して、音声発信処理を完了させるのにより多くの時間を要することになり、ユーザは、音声通信の開始までより多くの時間待機することになる。
上記問題点に鑑み、本発明の1つの課題は、音声非対応システムに在圏する移動機が迅速に音声通信を開始するための技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、複数のRAT(Radio Access Technology)により通信可能な移動機であって、入力インタフェース手段を介しユーザにより入力された操作を判断する入力操作判断部と、音声通信に対応したRATを用いた音声対応基地局と、音声通信に非対応なRATを用いた音声非対応基地局との間のRAT遷移を実行する通信制御部と、前記入力された操作が音声発信のための準備操作であると前記入力操作判断部が判断すると、在圏中の前記音声非対応基地局から前記音声対応基地局に遷移するよう前記通信制御部に指示する音声発信制御部と、を有し、
前記準備操作として、ユーザによる発信実行操作前に行われる確率が所定の閾値以上であるユーザ操作が動的に登録される移動機に関する。
本発明によると、音声非対応システムに在圏する移動機が迅速に音声通信を開始することが可能になる。
図1は、従来技術によるCSフォールバック処理を示すシーケンス図である。 図2は、本発明の一実施例による音声発信処理を示すシーケンス図である。 図3は、本発明の一実施例による無線通信システムの概略図である。 図4は、本発明の一実施例による移動機の構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の一実施例による音声発信処理を示すフロー図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
後述される各実施例は、音声通信に非対応なRATと、CSフォールバックの遷移先となる音声通信に対応するRATとを含む複数のRATにより通信可能な移動機の音声発信処理に関する。音声通信に非対応なRATを用いた音声非対応基地局に在圏する移動機が、音声発信のための準備操作を検出すると、在圏基地局から音声通信に対応するRATを用いた音声対応基地局に遷移するためRAT遷移を実行する。当該音声発信のための準備操作として、ユーザによるダイヤル発信画面表示操作、ダイヤル操作、電話帳検索操作、発着信履歴表示操作などがあげられる。音声対応基地局への遷移後に発信開始ボタンの押下などの音声発信のためのユーザによる発信実行操作を検出すると、移動機は、音声対応基地局に音声発信要求を送信し、上述した音声非対応基地局から音声対応基地局へのCSフォールバックを実行することなく、当初から音声対応基地局において音声通信することが可能になる。
すなわち、図2に示されるように、音声通信に非対応なLTE基地局に在圏する移動機において、ユーザにより起動された通話アプリがダイヤル操作などのユーザによる音声発信のための準備操作を検出すると(ステップS101)、通話アプリは、音声通信に対応する3G基地局に遷移するよう通信モデムに指示する(ステップS102)。当該3G遷移指示を受信すると、通信モデムは、3G基地局を検索するための3Gサーチを実行する(ステップS103)。検出された3G基地局への遷移後に通話アプリが電話発信のためのユーザによる発信実行操作を検出すると(ステップS104)、通話アプリは、音声発信要求を3G基地局に送信する(ステップS105)。
従来、LTE基地局に在圏する移動機は、ユーザから発信実行操作を受け付けると、LTE基地局から3G基地局へのCSフォールバックの完了まで音声通話を開始することができなかった。本実施例によると、発信実行操作前の音声発信のための準備操作を検出すると、移動機は、3G基地局に遷移し、CSフォールバックを実行することなく当初から3G基地局に音声発信することが可能になる。これにより、CSフォールバックの完了を待機することなく迅速な音声発信が可能になると共に、ネットワークの制御シーケンスに係るトラフィックを抑制することが可能になる。
まず、図3を参照して、本発明の一実施例による無線通信システムを説明する。図3は、本発明の一実施例による無線通信システムの概略図である。
図3に示されるように、無線通信システム10は、移動機100と、互いに異なるRATを利用する基地局201,202とを有する。
移動機100は、複数のRATにより通信可能であり、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、モバイルルータなどの無線通信機能を備えた何れかの情報処理装置として実現される。移動機100は、典型的には、メモリ、プロセッサ、通信モデム、表示装置、入力装置などのハードウェアリソースから構成される。ユーザにより電源オンされると、メモリに格納されている各種プログラムをプロセッサが実行することによって、移動機100は、通信モデムを介し基地局201,202などの近傍の基地局に位置登録(アタッチ)することによって、当該基地局に在圏する。その後、ユーザが表示装置に表示された画面を参照して所望の操作を入力装置に入力すると、移動機100は、RRC(Radio Resource Control)接続処理などの接続処理を実行して在圏基地局との接続を確立し、在圏基地局との通信を介し要求された処理をユーザに提供する。
図示された実施例では、基地局201は、移動機100が現在在圏するサービング基地局であり、LTEなどの音声通信に非対応なRATを用いた音声非対応基地局である。他方、基地局202は、3Gなどの音声通信に対応するRATを用いた音声対応基地局である。
次に、図4を参照して、本発明の一実施例による移動機の構成を説明する。図4は、本発明の一実施例による移動機の構成を示すブロック図である。
図4に示されるように、移動機100は、入力インタフェース部110、入力操作判断部120、音声発信制御部130及び通信制御部140を有する。
入力インタフェース部110は、ユーザが移動機100に各種処理を実行させるための操作を入力するためのインタフェース手段であり、キーボード、マウス、操作ボタン、タッチパネル、マイクなどの各種入力装置により実現される。
入力操作判断部120は、入力インタフェース部110を介しユーザにより入力された操作を判断する。例えば、ユーザが操作ボタンを押下したり、又はタッチパネルのある位置を押下すると、入力操作判断部120は、押下された操作ボタン又は押下されたタッチパネルの位置に対応する操作を特定する。入力操作判断部120は、入力インタフェース部110に入力された操作が音声発信のための準備操作であるか判断する。一実施例では、音声発信のための準備操作は、以降にユーザが音声発信を行うことを推測させる操作である。例えば、音声発信のための準備操作は、入力インタフェース部110を介したユーザによるダイヤル発信画面表示操作、ダイヤル操作、電話帳検索操作、発着信履歴表示操作など、発信先装置を特定又は検索するための操作であってもよい。
ダイヤル発信画面表示操作は、例えば、発信先の電話機などの発信先装置を特定するため、電話番号などの識別情報を入力するためのダイヤル発信画面を表示させるための操作である。ユーザが移動機100にダイヤル発信画面を表示するよう指示することは、その後にユーザが音声発信を行うことを推測させるものであり、音声発信のための準備操作であると考えられる。
ダイヤル操作は、例えば、発信先の電話機などの発信先装置を特定するため、電話番号などの識別情報を操作ボタンなどを介し入力するための操作である。ユーザが移動機100のダイヤル操作ボタンを操作することもまた、その後にユーザが音声発信を行うことを推測させるものであり、音声発信のための準備操作であると考えられる。
電話帳検索操作は、例えば、移動機100のメモリなどに記憶されている電話帳から特定の発信先装置を検索するための操作である。ユーザが電話帳から発信先装置を検索することもまた、その後にユーザが音声発信を行うことを推測させるものであり、音声発信のための準備操作であると考えられる。
発着信履歴表示操作は、例えば、移動機100のメモリなどに記憶されている発信履歴及び/又は着信履歴を表示させるための操作である。ユーザが移動機100に発着信履歴画面を表示するよう指示することは、その後にユーザが音声発信を行うことを推測させるものであり、音声発信のための準備操作であると考えられる。
このような音声発信のための準備操作の入力を検出すると、入力操作判断部120は、音声発信のための準備操作の検出を音声発信制御部130に通知する。しかしながら、本発明による音声発信のための準備操作は、これらに限定されることなく、以降において発信実行操作を推測させる何れかの操作であってもよい。
一実施例では、当該音声発信のための準備操作はメモリなどに予め登録される。また、このように予め登録された準備操作に加えて、音声発信のための準備操作は、ユーザによる発信実行操作前の操作履歴などに基づき動的に追加されてもよい。具体的には、発信実行操作前に行われる確率が所定の閾値以上であるユーザ操作が、音声発信のための準備操作として動的に登録されてもよい。例えば、あるユーザはウェブページ上に表示された電話番号をクリックすることによって音声発信する傾向が高い場合、ウェブページ上の電話番号のクリック操作を準備操作に加えるようにしてもよい。これにより、各ユーザの動作傾向に適合した音声発信のための準備操作を規定することが可能になる。
また、入力操作判断部120は、入力インタフェース部110に入力された操作が音声発信のための発信実行操作であるか判断する。例えば、ユーザが準備操作により指定された電話番号宛ての発信の開始に対応する操作ボタンを押下したり、又はタッチパネルに表示された発信の実行に対応するアイコンを押下すると、入力操作判断部120は、入力された操作が音声発信のための発信実行操作であると判断する。
しかしながら、本発明による音声発信のための発信実行操作は、これらに限定されることなく、移動機100の実現形態に応じた他の何れか適切な操作であってもよい。このような音声発信のための発信実行操作が入力されたことを検出すると、入力操作判断部120は、発信実行操作の検出を音声発信制御部130に通知する。
音声発信制御部130は、入力された操作が音声発信のための準備操作であると入力操作判断部120が判断すると、在圏中の音声非対応基地局201から音声対応基地局202に遷移するよう通信制御部140に指示する。その後、音声対応基地局202への遷移後に音声発信のための発信実行操作が検出されると、音声発信制御部130は、音声対応基地局202に音声発信要求を送信するよう通信制御部140に指示する。これにより、発信実行操作を検出すると、移動機100は、当初から音声対応基地局202に音声発信要求を送信することができ、迅速に音声発信を行うことが可能にする。
他方、音声対応基地局202への遷移前に音声発信のための発信実行操作が検出されると、音声発信制御部130は、RAT遷移を中断し、基地局201に再在圏して音声発信要求を送信するよう通信制御部140に指示する。この場合、当該音声発信要求を受信した基地局201は、CSフォールバックを実行するため、移動機100に3G遷移指示を送信する。当該3G遷移指示を受信すると、通信制御部140は、3GをRATとして用いる近傍の基地局をサーチし、検出された基地局202に音声発信要求を送信する。
通信制御部140は、音声通信に対応するRATを用いた音声対応基地局と、音声通信に非対応なRATを用いた音声非対応基地局との間のRAT遷移を実行する。すなわち、音声発信制御部130からのRAT遷移指示に応答して、通信制御部140は、在圏中の音声非対応基地局201から音声対応基地局202への遷移を実行する。当該RAT遷移が完了すると、通信制御部140は、音声発信制御部130にRAT遷移が完了したことを通知する。当該遷移完了通知に基づき、音声発信制御部130は、入力操作判断部120による発信実行操作の入力が基地局202への遷移後であるか否か判断することが可能になる。
他方、上述したように、音声対応基地局202への遷移前に音声発信のための発信実行操作を入力操作判断部130が検出すると、音声発信制御部130は、RAT遷移中断指示を通信制御部140に送信する。当該RAT遷移中断指示を受信すると、通信制御部140は、実行中の基地局202へのRAT遷移を中断し、基地局201に再在圏する。
一実施例では、通信制御部140は、在圏していた基地局201における移動機100の動作状態に応じた動作状態により基地局202に遷移する。すなわち、移動機100がアイドル状態で基地局201に在圏していた場合、通信制御部140は、遷移先の基地局202との間で接続を確立することなく位置登録(アタッチ)処理のみ実行して、基地局202においてアイドル状態で在圏してもよい。他方、移動機100がconnected状態で基地局201に在圏していた場合、通信制御部140は、遷移先の基地局202との間で接続を確立し、基地局202においてconnected状態で在圏してもよい。
次に、図5を参照して、本発明の一実施例による移動機における音声発信処理を説明する。図5は、本発明の一実施例による音声発信処理を示すフロー図である。
図5に示されるように、ステップS201において、LTEなどの音声非対応のRATを用いた基地局201に在圏する移動機100において、入力操作判断部120が、ユーザによるダイヤル発信画面表示操作、ダイヤル操作、電話帳検索操作、発着信履歴表示操作などの音声発信のための準備操作を検出する。
音声発信のための準備操作が検出されると、ステップS202において、音声発信制御部130は、3Gなどの音声対応のRATを用いた音声対応基地局に遷移するよう通信制御部140に指示する。
音声発信制御部130からの遷移指示に応答して、ステップS203において、通信制御部140は、音声対応のRATを用いた近傍の基地局をサーチする。
ステップS204において通信制御部140が音声対応のRATを用いた近傍の基地局202を検出した場合(S204:Y)、当該フローはステップS205に移行し、通信制御部140は、検出した基地局202に在圏する。他方、ステップS204において通信制御部140が音声対応のRATを用いた近傍の基地局を検出できなかった場合(S204:N)、当該フローはステップS214に移行する。
ステップS206において、通信制御部140は、基地局201における移動機100の動作状態がアイドル状態であったか判断する。移動機100が基地局201においてアイドル状態であった場合(S206:Y)、当該フローはステップS207に移行する。他方、移動機100が基地局201においてconnected状態であった場合(S206:N)、当該フローはステップS208に移行し、基地局201における動作状態に応じてconnected状態により基地局202に在圏するようにするため、通信制御部140は、基地局202との接続を確立するためのRRC接続処理などの再接続処理を実行する。
ステップS207において、通信制御部140は、基地局202への位置登録が完了しているか判断する。基地局202への位置登録が完了している場合(S207:Y)、当該フローはステップS210に移行する。他方、基地局202への位置登録が完了していない場合(S207:N)、当該フローはステップS209に移行し、通信制御部140は、基地局202への位置登録処理を実行する。これにより、移動機100の基地局202への遷移が完了し、通信制御部140は、基地局202への遷移が完了したことを音声発信制御部130に通知する。
ステップS210において、入力操作判断部120は、ユーザによる発信実行操作を検出すると、当該発信実行操作の検出を音声発信制御部130に通知する。当該発信実行操作は、例えば、準備操作によりすでに指定された発信先装置の電話番号などに対する発信を開始するための操作ボタンの押下又はタッチパネルに表示された発信の開始に対応するアイコンの押下であってもよい。
ステップS211において、音声発信制御部130は、音声通信用のRATを用いた基地局202への遷移後であるため、基地局202に音声発信要求を送信するよう通信制御部140に指示する。
ステップS212において、通信制御部140は、基地局202との間で音声通信のためのCSベアラを確立し、ステップS213において、CS通信により音声通信を開始する。
ステップS204において通信制御部140が音声対応のRATを用いた近傍の基地局を検出できなかった場合(S204:N)、ステップS214において、通信制御部140は、基地局201に再在圏すると共に、音声発信制御部130に音声対応のRATを用いた近傍の基地局を検出できなかったことを通知する。
ステップS215において、入力操作判断部120は、ユーザによる発信実行操作を検出すると、当該発信実行操作の検出を音声発信制御部130に通知する。
ステップS216において、音声発信制御部130は、音声通信用のRATを用いた基地局でなく音声非対応基地局201に在圏しているため、通常のCSフォールバックにより音声発信を行うために、基地局201に音声発信要求を送信するよう通信制御部140に指示する。その後、基地局201からの音声対応RATを用いた基地局への遷移指示により、当該フローはステップS212に移行して上述した処理が実行される。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 無線通信システム
100 移動機
110 入力インタフェース部
120 入力操作判断部
130 音声発信制御部
140 通信制御部
201,202 基地局

Claims (7)

  1. 複数のRAT(Radio Access Technology)により通信可能な移動機であって、
    入力インタフェース手段を介しユーザにより入力された操作を判断する入力操作判断部と、
    音声通信に対応したRATを用いた音声対応基地局と、音声通信に非対応なRATを用いた音声非対応基地局との間のRAT遷移を実行する通信制御部と、
    前記入力された操作が音声発信のための準備操作であると前記入力操作判断部が判断すると、在圏中の前記音声非対応基地局から前記音声対応基地局に遷移するよう前記通信制御部に指示する音声発信制御部と、を有し、
    前記準備操作として、ユーザによる発信実行操作前に行われる確率が所定の閾値以上であるユーザ操作が動的に登録される移動機。
  2. 前記音声発信のための準備操作は、前記入力インタフェース手段を介した前記ユーザによるダイヤル発信画面表示操作、ダイヤル操作、電話帳検索操作及び発着信履歴表示操作の少なくとも1つを含む、請求項1記載の移動機。
  3. 前記音声対応基地局への遷移後に前記音声発信のための発信実行操作を前記入力操作判断部が検出すると、前記音声発信制御部は、前記音声対応基地局に音声発信要求を送信するよう前記通信制御部に指示する、請求項1又は2記載の移動機。
  4. 前記音声対応基地局への遷移前に前記音声発信のための発信実行操作を前記入力操作判断部が検出すると、前記音声発信制御部は、前記音声非対応基地局に音声発信要求を送信するよう前記通信制御部に指示する、請求項1乃至3何れか一項記載の移動機。
  5. 前記通信制御部は、前記音声非対応基地局における動作状態に応じた動作状態により前記音声対応基地局に遷移する、請求項1乃至4何れか一項記載の移動機。
  6. 前記音声通信に対応したRATは3Gであり、前記音声通信に非対応なRATはLTEである、請求項1乃至5何れか一項記載の移動機。
  7. 複数のRAT(Radio Access Technology)により通信可能な移動機の音声発信処理のための方法であって、
    入力インタフェース手段に入力された操作が音声発信のための準備操作であるか判断するステップと、
    前記音声発信のための準備操作の検出に応答して、音声通信に非対応なRATを用いる在圏中の基地局から、音声通信に対応したRATを用いた音声対応基地局に遷移するためのRAT遷移を実行するステップと、
    前記音声対応基地局への遷移後に前記音声発信のための発信実行操作を検出すると、前記音声対応基地局に音声発信要求を送信するステップと、を有し、
    前記準備操作として、ユーザによる発信実行操作前に行われる確率が所定の閾値以上であるユーザ操作が動的に登録される方法。
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