JP6131829B2 - 情報処理装置、情報処理装置の解析方法および情報処理装置の解析プログラム - Google Patents
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Description
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理装置1のハードウェア群を示すブロック図である。情報処理装置1は解析対象となるパーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、携帯電話機、ゲーム機、ブックリーダまたはPDA(Personal Digital Assistant)等である。以下では情報処理装置1をコンピュータ1と読み替えて説明する。コンピュータ1は制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、入力部13、表示部14、時計部18、記憶部15、及び通信部16等を含む。CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は記憶部15に記憶された制御プログラム15Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM12は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM12は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
実施の形態2は、アイドル原因となる関数を複数の時間帯の数に基づき決定する形態に関する。実施の形態1では差分の最も短い時間帯、図6の例では5μs未満の数が最大の関数を特定したが、これに限るものではない。各時間帯に重みを設定し、重みに応じて各時間帯の数を補正しても良い。また、最も短い時間帯の数が、関数間で大差ない場合、次に短い時間帯の数に基づき関数を特定しても良い。以下詳細を説明する。
実施の形態3は、アイドル関数からユーザ関数へ移行する際の終了時刻を利用する形態に関する。図15は実施の形態3に係るコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。記憶部15にはさらに終了時刻テーブル158、終了差分テーブル159、移行統計テーブル1510、及び終了統計テーブル1511が設けられている。図16はサンプリング処理のイメージを示す説明図である。実施の形態1の処理に加え、CPU11は、実施の形態1と同じくデバッグ機能、または、OS151のイベント登録機能を利用し、アイドル関数からユーザ関数への切り替えを検出した場合、プロファイラ152を呼び出し、アイドル状態からユーザ関数の実行へ復帰した時刻(以下、終了時刻という)を取得する。なお、実施の形態2においてもデバッグ機能を用いる例を挙げて説明する。図16の終了時刻は、上向き点線矢印で示されている。CPU11は、終了時刻検出直後のサンプリング時刻との差分を算出する。CPU11は、終了時刻に基づき算出した差分をも考慮して、アイドル原因となる関数を特定する。
実施の形態4は移行統計テーブル1510または終了統計テーブル1511の数に重み付け処理を行う形態に関する。図25は重み付け処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は、移行統計テーブル1510を参照し、最も短い時間帯に分類された各関数の数を読み出す(ステップS251)。CPU11は、終了統計テーブル1511を参照し、最も短い時間帯に分類された各関数の数を読み出す(ステップS252)。CPU11は、記憶部15に予め記憶した重みとしての係数を読み出す(ステップS253)。CPU11は、終了統計テーブル1511についてステップS252にて読み出した各関数の数に、係数を乗じ、各関数の数を補正する(ステップS254)。
図26は上述した形態のコンピュータ1の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、コンピュータ1は以下のように動作する。関数情報採取部261は、実行中の関数を示す情報である関数情報を所定間隔で採取するとともに、前記関数情報と前記関数情報とを採取した時刻であるサンプリング時刻を記憶部15に記憶する。移行取得部262は、CPU11がアイドル状態に移行した場合、移行時刻を取得して前記記憶部15に記憶する。抽出部263は、前記記憶部15に記憶した移行時刻と、前記記憶部15に記憶したサンプリング時刻のうち前記移行時刻直前のサンプリング時刻との差分、及び、前記サンプリング時刻に対応する関数情報を抽出する。特定部264は、抽出部263が抽出した各関数情報に対応する差分の分布に基づき、アイドル原因となる関数を特定する。分類部265は、複数の差分の時間帯別に、各関数の差分を分類する。関数特定部267は、差分が短い時間帯に分類された数に基づき、前記アイドル原因となる関数を特定する。
プログラムを実行する演算処理部と、
実行中の関数を示す情報である関数情報を所定間隔で採取するとともに、前記関数情報と前記関数情報とを採取した時刻であるサンプリング時刻を記憶部に記憶する関数情報採取部と、
前記演算処理部がアイドル状態に移行した場合、移行時刻を取得して前記記憶部に記憶する移行取得部と、
前記記憶部に記憶した移行時刻と、前記記憶部に記憶したサンプリング時刻のうち前記移行時刻直前のサンプリング時刻との差分、及び、前記サンプリング時刻に対応する関数情報を抽出する抽出部と、
該抽出部が抽出した各関数情報に対応する差分の分布に基づき、アイドル原因となる関数を特定する特定部と
を備える情報処理装置。
前記特定部は、
複数の差分の時間帯別に、各関数の差分を分類する分類部と、
差分が短い時間帯に分類された数に基づき、前記アイドル原因となる関数を特定する関数特定部と
を備える付記1に記載の情報処理装置。
前記関数特定部は、
最も短い時間帯に分類された数が最も大きい関数を、前記アイドル原因となる関数として特定する
付記2に記載の情報処理装置。
アイドル状態が終了した場合に、終了時刻を取得する終了取得部と、
終了時刻と該終了時刻直後のサンプリング時刻との差分、及び、前記サンプリング時刻に対応する関数を抽出する終了抽出部とを備え、
前記特定部は、
前記抽出部及び前記終了抽出部により抽出した各関数の差分分布に基づき、アイドル原因となる関数を特定する
付記1に記載の情報処理装置。
前記特定部は、
複数の差分の時間帯別に、前記抽出部及び前記終了抽出部により抽出した各関数の差分を分類する複数分類部と、
差分が短い時間帯に分類された数の大きい関数を特定する複数特定部と
を備える付記4に記載の情報処理装置。
前記抽出部により抽出した各関数の時間帯別に分類された数、または、前記終了抽出部により抽出した各関数の時間帯別に分類された数に対し重み付け処理する重量部を備え、
前記複数特定部は、
前記重量部により重み付け処理された後に、差分が短い時間帯に分類された数の大きい関数を特定する
付記4に記載の情報処理装置。
前記複数特定部は、
前記重量部により重み付け処理された後に、差分が最も短い時間帯に分類された数の最も大きい関数を特定する
付記6に記載の情報処理装置。
プログラムを実行する演算処理部と、記憶部とを有する情報処理装置の解析方法において、
前記情報処理装置が、
実行中の関数を示す情報である関数情報を所定間隔で採取するとともに、前記関数情報と前記関数情報とを採取した時刻であるサンプリング時刻を前記記憶部に記憶し、
前記演算処理部がアイドル状態に移行した場合、移行時刻を取得して前記記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶した移行時刻と、前記記憶部に記憶したサンプリング時刻のうち前記移行時刻直前のサンプリング時刻との差分、及び、前記サンプリング時刻に対応する関数情報を抽出する抽出部と、
抽出された各関数情報に対応する差分の分布に基づき、アイドル原因となる関数を特定する情報処理装置の解析方法。
プログラムを実行する演算処理部と、記憶部とを有する情報処理装置の解析プログラムにおいて、
前記情報処理装置に、
実行中の関数を示す情報である関数情報を所定間隔で採取させるとともに、前記関数情報と前記関数情報とを採取した時刻であるサンプリング時刻を前記記憶部に記憶させ、
前記演算処理部がアイドル状態に移行した場合、移行時刻を取得して前記記憶部に記憶させ、
前記記憶部に記憶した移行時刻と、前記記憶部に記憶したサンプリング時刻のうち前記移行時刻直前のサンプリング時刻との差分、及び、前記サンプリング時刻に対応する関数情報を抽出させ、
抽出された各関数情報に対応する差分の分布に基づき、アイドル原因となる関数を特定させる情報処理装置の解析プログラム。
1A 可搬型記録媒体
1B 半導体メモリ
10A 読み取り部
11 CPU
12 RAM
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
18 時計部
151 OS
152 プロファイラ
153 ユーザプログラム
154 サンプリングテーブル
155 移行時刻テーブル
156 差分テーブル
157 統計テーブル
158 終了時刻テーブル
159 終了差分テーブル
1510 移行統計テーブル
1511 終了統計テーブル
261 関数情報採取部
262 移行取得部
263 抽出部
264 特定部
265 分類部
267 関数特定部
Claims (5)
- プログラムを実行する演算処理部と、
実行中の関数を示す情報である関数情報を所定間隔で採取するとともに、前記関数情報と前記関数情報とを採取した時刻であるサンプリング時刻を記憶部に記憶する関数情報採取部と、
前記演算処理部がアイドル状態に移行した場合、移行時刻を取得して前記記憶部に記憶する移行取得部と、
前記記憶部に記憶した移行時刻と、前記記憶部に記憶したサンプリング時刻のうち前記移行時刻直前のサンプリング時刻との差分、及び、前記サンプリング時刻に対応する関数情報を抽出する抽出部と、
該抽出部が抽出した各関数情報に対応する差分の分布に基づき、アイドル原因となる関数を特定する特定部と
を備える情報処理装置。 - 前記特定部は、
複数の差分の時間帯別に、各関数の差分を分類する分類部と、
差分が短い時間帯に分類された数に基づき、前記アイドル原因となる関数を特定する関数特定部と
を備える請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記関数特定部は、
最も短い時間帯に分類された数が最も大きい関数を、前記アイドル原因となる関数として特定する
請求項2に記載の情報処理装置。 - プログラムを実行する演算処理部と、記憶部とを有する情報処理装置の解析方法において、
前記情報処理装置が、
実行中の関数を示す情報である関数情報を所定間隔で採取するとともに、前記関数情報と前記関数情報とを採取した時刻であるサンプリング時刻を前記記憶部に記憶し、
前記演算処理部がアイドル状態に移行した場合、移行時刻を取得して前記記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶した移行時刻と、前記記憶部に記憶したサンプリング時刻のうち前記移行時刻直前のサンプリング時刻との差分、及び、前記サンプリング時刻に対応する関数情報を抽出する抽出部と、
抽出された各関数情報に対応する差分の分布に基づき、アイドル原因となる関数を特定する情報処理装置の解析方法。 - プログラムを実行する演算処理部と、記憶部とを有する情報処理装置の解析プログラムにおいて、
前記情報処理装置に、
実行中の関数を示す情報である関数情報を所定間隔で採取させるとともに、前記関数情報と前記関数情報とを採取した時刻であるサンプリング時刻を前記記憶部に記憶させ、
前記演算処理部がアイドル状態に移行した場合、移行時刻を取得して前記記憶部に記憶させ、
前記記憶部に記憶した移行時刻と、前記記憶部に記憶したサンプリング時刻のうち前記移行時刻直前のサンプリング時刻との差分、及び、前記サンプリング時刻に対応する関数情報を抽出させ、
抽出された各関数情報に対応する差分の分布に基づき、アイドル原因となる関数を特定させる情報処理装置の解析プログラム。
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