JP6130974B2 - Wlanの選択の管理 - Google Patents

Wlanの選択の管理 Download PDF

Info

Publication number
JP6130974B2
JP6130974B2 JP2016545720A JP2016545720A JP6130974B2 JP 6130974 B2 JP6130974 B2 JP 6130974B2 JP 2016545720 A JP2016545720 A JP 2016545720A JP 2016545720 A JP2016545720 A JP 2016545720A JP 6130974 B2 JP6130974 B2 JP 6130974B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wlan
wireless device
subset
wlans
ran
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016545720A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016536940A (ja
Inventor
ベルグストレム, マティアス タン
ベルグストレム, マティアス タン
グンナー ミルデ,
グンナー ミルデ,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル), テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Publication of JP2016536940A publication Critical patent/JP2016536940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6130974B2 publication Critical patent/JP6130974B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/309Measuring or estimating channel quality parameters
    • H04B17/318Received signal strength
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/16Threshold monitoring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本実施形態は、電気通信システム等の無線通信システムに関する。特に、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の選択を管理する方法と無線装置が開示される。加えて、コンピュータプログラムと、それに対応するコンピュータプログラム製品が開示される。
第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)は、3GPP 技術仕様書(Technical Specification (TS) )23.402 および3GPP TS 24.312に規定されるAccess Network Discovery and Selection Function (ANDSF)と呼ばれる機能性を定義した。この機能性は、ネットワークにより、ユーザ装置(UE)に対して、無線ローカルエリアネット(WLAN/Wi-Fi)のアクセスの選択とトラフィックステアリングを行う際にUEを支援するためのポリシールールが提供されることに基づく。
さらに、ANDSFメカニズムは、Wi-Fi Allianceにより定義されるようなホットスポット(HotSpot (HS))パラメータに対するサポート の追加により、3GPP Rel-12において強化される。HS2.0 に対するサポートは、3GPP Technical Report (TR) 23.865に規定されている。
同時に、3GPP 技術仕様書グループ(Technical Specification Group (TSG) )システムアスペクト(System Aspects (SA)) 2において、ANDSFに対する改良が現在進行中である。また、WLANアクセスの選択とトラフィックステアリングを制御するための無線アクセスネットワーク(RAN)のサポートを導入するに関し、3GPP TSG RAN2におけるスタディが現在進行中である。このためのRANのサポートを導入するためのモチベーションには、無線性能と、信号強度、セルの負荷のようなネットワークコンディションに依存したアクセスの選択を行う可能性が含まれる。
アクセスネットワークディスカバリと選択の機能
以下において、3GPP TR 23.865 v12.0.0に説明されているように、ANDSFの異なる要素について簡単にまとめる。
<WLAN 選択のポリシー>
WLAN選択のポリシー(WLANSPs) は、異なるWLAN間の優先度を提供する。WLANSP は、3GPP セルラの接続について何ら言及することはできない。WLANSPのポリシーにおいて、基地局システム(BSS)の負荷を導入することが提案され、以下の例のように表すことができる。
例におけるようなポシリーを伴い、ユーザ装置は、カバレッジにおいて負荷が70%以下である場合、WLAN Aと接続し、カバレッジにおいてそれ以外の場合、WLAN Bと接続する。
表1:WLANSPの例
Figure 0006130974
<システム間のルーティング(伝達)ポリシー>
どのようにユーザ装置が異なるアクセス間でトラフィックを決定すべきかを示すために、システム間のルーティングポリシー(ISRP) が使用される。ISRP は、WALNと3GPP の同時接続を有するUEに対して適用可能である。ISRPポリシーでは、UEに対して、どのアクセスに接続すべきかだけでなく、UEがアクセスに一旦同時に接続された場合に、どのようにトラフィックを決めるかについては規定されていない。
例示的なポリシーを以下に説明する。例示的なポリシーを伴い、UEは、両方に接続されている場合、音声トラフィックを3GPPに伝達するが、WLANにはブラウジング(browsing)を伝達する。もし、UEがWLANに接続されていない場合は、UEは、3GPP を介して音声およびブラウジングの両方を伝達する。
ISRPの例
アクセスポイントの名前(APN)A に対して(例えば音声):
優先度1 3GPP
優先度2 WLAN
APN B に対して(例えばブラウジング):
優先度1 WLAN
優先度2 3GPP
RAN 制御されたWLANのオフローディング(offloading)
WLANアクセスの選択についての 3GPP TSG RAN2のスタディにおいて、現在、ユーザ装置がRAN使用において規定されたルールに従ってアクセスの選択を行う、妥協的な解決策が提案されている。これらのルールは、いつユーザ装置がWLANに進むべきかと、いつ3GPPに進むべきかを示している。ルールに従えば、ユーザ装置は、測定したメトリック、例えば3GPP信号強度とWLAN信号強度 を、RANからシグナリングされる閾値を比較する。本明細書では、これらのルールを、「WLANに関連するRANルール」として参照されてもよい。

ロングタームエヴォリューション (LTE)に対するRANルールの例
Figure 0006130974
UEが測定した参照信号受信電力(Reference Signal Received Power(RSRP)がthreshRsrpLowより低く、測定した受信チャネル電力インジケータ (RCPI)がthreshRcpiHighより高い場合、ユーザ装置はWLANへ進む。UEが測定したRSRPがthreshRsrpHighより高い場合、または、測定したRCPIがthreshRcpiLowより低い場合、ユーザ装置は3GPPへ進む。
また、RANは、RANルールを評価する場合に、ユーザ装置によりどのWLANが検討されるべきかを示す。例えばこれは、UEに提供されたWLANのリストであり得る。また、必要と考えられるのであれば、WLANの区別を提供するための異なる閾値のセットのための異なるRANリストを有することも可能である。
RAN/WLANの統合または、RANとWLAN間の相互接続のための既知の解決策により、無線性能、負荷、モビリティ、および最適化されたエンドユーザとシステムの性能をもたらす他のパラメータに基づいて、Wi-Fiアクセスの選択およびトラフィックステアリングを制御するための可能性が提供される。しかしながら、RAN制御が望まれない場合、例えば、RANにより制御されない可能性のあるWi-Fiの選択のためのいくつかの他の理由が存在する場合のシナリオがあることが問題である。
第1の例示的なシナリオは、ユーザ装置が別の国にローミングしているときに関連する。このシナリオでは、オペレータは、典型的には、ユーザ装置は、特別なローミングの合意(より低いコスト)が存在する特定のWLAN APとだけ接続することを望む。このシナリオにおけるWi-Fiの選択に対するオペレータのポリシーは、ユーザ装置、すなわち、ユーザ装置の加入者に関連するホームオペレータのANDSFポリシーにより処理され得る。
第2の例示的なシナリオは、ユーザ装置のユーザが、オペレータがコントロールできないプライベートネットワークに接続することを望むときに関連する。このシナリオでは、Wi-Fiの選択のためのポリシーは、ユーザ装置において構成されるエンドユーザの好み(preference)により処理され得る。
上述した種類のRAN/WLANの統合(integration)に対する既知の解決策を改善することが目的であり得る。例えば、どのWLANが選択されるかに関連する更なる柔軟性が望まれ得る。
ある観点によれば、無線装置により実行される、WLANの選択を管理するための方法により、当該目的は達成される。無線装置は、3GPPセルラ通信システムの無線ネットワークノードにより運用されるセルに位置する。無線装置は、WLANの識別子の第1のサブセット、並びに/または第2のサブセットを取得する。ここで、第1のサブセットは、WLANの選択に対するユーザの好み(preference)に関連し、第2のサブセットは、WLANの選択のポリシーに関連する。無線装置は、無線ネットワークノードから、WLANの識別子の第3のサブセットを受信する。ここで、第3のサブセットは、WLANのリストに関連し、第1のサブセット並びに/または第2のサブセット、および第3のサブセットの各々は、どのWLANが、第1のサブセット並びに/または第2のサブセット、および第3のサブセットの他のWLANに対して優先されるかを示すための、それぞれの優先度レベルと関連する。さらに、無線装置は、それぞれの重要度レベルに基づいて、WLANの識別子の第1のサブセット、第2のサブセット、および第3のサブセットからWLANを選択する。次に、無線装置は、選択されたWLANの観点で、無線アクセスネットワーク(RAN)ルールを評価する。RANルールは、選択されたWLANが第3のサブセットからである場合、いつ無線装置が選択されたWLANへ進むか、および、いつ無線装置が3GPPセルラ通信システムに進むか、を示す。無線装置は、RANルールが達成された(fulfill)場合に、選択されたWLANと接続する。
別の観点によれば、WLANの選択を管理するように構成された無線装置より、当該目的は達成される。無線装置は、3GPPセルラ通信システムの無線ネットワークノードにより運用されるセルに位置する。無線装置は、WLAN識別子の第1のサブセットまたは第2のサブセットを取得するように構成される。ここで、第1のサブセットは、WLANの選択に対するユーザの好み(preference)に関連し、第2のサブセットは、WLANの選択のポリシーに関連する。さらに、無線装置は、無線ネットワークノードから、WLANの識別子の第3のサブセットを受信するように構成される。ここで、第3のサブセットは、WLANのリストに関連し、第1のサブセット並びに/または第2のサブセット、および第3のサブセットの各々は、どのWLANが、第1のサブセット並びに/または第2のサブセット、および第3のサブセットの他のWLANに対して重要かを示すための、それぞれの重要度レベルと関連する。無線装置は、それぞれの重要度レベルに基づいて、WLANの識別子の第1のサブセット、第2のサブセット、および第3のサブセットからWLANを選択するように構成される。さらに、無線装置は、選択されたWLANが第3のサブセットからである場合、選択されたWLANの観点において、RANルールを評価するように構成される。RANルールは、いつ無線装置が選択されたWLANへ進むか、および、いつ無線装置が3GPPセルラ通信システムに進むか、を示す。加えて、無線装置は、RANルールが達成された場合に、選択されたWLANと接続するように構成される。
例として、無線装置により実行される、RAN並び/またはANDSF/ユーザレベル情報に基づいたWLANアクセスの選択並びに/またはサービスマッピングのための方法がここに提供される。これに応じて、どのように3GPP/WLAN 間の相互接続がさらに改善されるかが、ここに提案される。
すなわち、本実施形態は、ANDSFに対する現存の原理またはアクセスとトラフィックの選択に対するユーザレベルのポリシー/決定の互換性を維持しながら、WLANアクセスの選択、並びに/または、トラフィックステアリングに対する3GPP RAN制御を許容する問題を解決する。
いくつかの実施形態の利点は、ANDSFやWLANアクセスの選択に対するユーザのメカニズムへの変更を必要とせず、RANにおいてWLANアクセスの選択とトラフィックステアリングを制御する可能性を含む。例えば、オペレータは、「レガシー」UEのためにANDSFステアリングを使用し、場合によってはいくつかのエリアでのみ「新しい」UEのためにRANステアリングを使用する。この場合、WLAN APと、優先度の順位は、ANDSFとRANステアリングとで同じであり得る。しかし、RANステアリングをサポートする無線装置に対しては、ANDSFポリシーは無視される。RANから提供されたWLAN APリストは、必要時に、動的に変更することが可能である。
特定の特徴とその利点を含む、ここに開示される実施形態の多様な観点は、以下の詳細な説明と付随する図面から、直ちに理解されるだろう。
図1は、本実施形態が実装される例示的な無線通信システムの概略図である。 図2は、図1による無線通信システムにおいて実行される場合の方法の実施形態を図示した、概略的なシグナリングスキームとフローチャートの結合図である。 図3は、本実施形態を図示する概略的なフローチャートである。 図4は、本実施形態を図示する例示的なシナリオである。 図5は、本実施形態を図示する例示的なシナリオである。 図6は、無線装置における方法の実施形態を図示するフローチャートである。 図7は、無線装置の実施形態を図示するブロック図である。
本実施形態の利益と利点をよりよく理解するために、現存の解決策を伴う課題をここで分析する。
アクセスの選択の間に、いつRAN制御に従うか、いつANDSFを使用するか、および、いつユーザの好みを適用するかを知ることが、無線装置に対する課題であることが理解されている。
別の課題は、複数のWLAN APが発見された場合に、どのように無線装置がWLAN APに優先順位をつけ得るか、である。これらの複数のWLAN APは、ANDSFまたはRANのいずれかにより制御され得る。
本実施形態は、複数のメカニズムを用いて、現存する解決策を伴う問題を解決する。
第1のメカニズムは、無線装置が異なるWLANを検討する優先度の順位が、実際のアクセスの選択並びに/またはトラフィックステアリングとは分離されていることに関連する。
このことは、課題を簡単化する。なぜなら優先度の順位は、WLANがRAN制御されているか否かに、むしろ無関係であり得るからである。
例えば、優先度の順位は、ユーザ=>ホームオペレータANDSF=>訪問先(Visited)オペレータANDSF=>RANにより提供されたWLAN APとなり得る。しかし、他の優先度の順位もサポートすることが可能である。
第2のメカニズムは、一度WLAN APが選択されると、無線装置はこのWLANがRAN制御されているか否かを、RANにより提供された情報、並びに前もって定義された他の基準に基づいてチェックすることに関連する。
もしWLANがRAN制御されているのであれば、UEはRANアクセスの選択原理に基づいて動作し、アクセスの選択についてANDSFのポリシー等は無視する。
WLANがRAN制御されていないのであれば、それは、存在すれば、ANDSFのポリシーに従う。これは、もしWLANがANDSFのポリシーに含まれるのであれば、UEはそのWLANに対するANDSFのポリシーに従って動作し、そのWLANに対するRANルールを無視することを意味する。
特に、これにより、今日として維持可能なアクセスの選択に対し、ANDSF/ユーザメカニズムの影響を回避することが可能となる。すべての影響はRANレベルの上にある。
さらに、他の前もって定義された他の基準は、RAN制御されたアクセスの制御が、無線装置が別のネットワークにローミングする際に禁止される場合を含み得る。
いくつかの実施形態によれば、RANは、必要に応じてWLANアクセスの選択だけを制御し、一度WLANが選択されると、ANDSFにトラフィックステアリングまたはサービスマッピングを制御することを許容することができる。
以下の説明の中での同様な参照番号は、適用可能であれば、要素、ユニット、モジュール、回路、ノード、パーツ、アイテム等のような、同様な特徴を示すために使用される。図において、いくつかの実施形態において現れる特徴は、破線により示される。
図1は、本実施形態が実装され得る例示的な無線通信システム100を示す。この例において、無線通信システム100は、ロングタームエヴォリューション(LTE)システムである。他の例では、無線通信システムは、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA(登録商標))ネットワーク、GSM(Global System for Mobile communication)(登録商標)ネットワーク等のあらゆる3GPPセルラ通信システムであり得る。
無線通信システム100は、無線ネットワークノード120を含む。ここで使用されるような、「無線アクセスノード」は、eNB(evolved Node B)、1つ以上の遠隔無線ユニット(RRU)、無線基地局、基地局、アクセスポイント等を参照し得る。本明細書では、無線ネットワークノード120は、無線アクセスネットワーク(RAN)の一部を表す。
無線ネットワークノード120は、セルC1を運用し得る。
さらに、無線装置110、すなわちユーザ装置は、セルC1に位置する。
無線装置110は、例えば無線インタフェースである140を介して、無線ネットワークノード120と通信を行う。
さらに、それぞれ第1のWLANアクセスポイントと第2のWLANアクセスポイントとして、WLAN AP160とWLAN AP170として示される1つ以上のWLANアクセスポイントが存在し得る。各WLANアクセスポイントは、それぞれのWLAN APNまたは、他の識別子により識別され得る。無線装置110は、該第1の無線アクセスポイントと該第2のアクセスポイントのうちの一方または両方の近傍に位置し得る。ここで用いられる「WLAN」と「Wi-Fi」という語は、同じ意味に使用され得る。
ここで用いられる「無線装置」は、携帯電話、無線通信機能が装備されたPDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、内部または外部のモバイルブロードバンドモデムが装備されたラップトップまたはパーソナルコンピュータ(PC)、無線通信機能が装備されたタブレットPC、ポータブル電子無線通信装置、無線通信機能が装備されたセンサ装置等を参照し得る。センサは、風、温度、気圧、湿度等のあらゆる種類の気象センサであり得る。さらなる例として、センサは、光センサ、電子スイッチ、マイクロフォン、拡声器、カメラセンサ等であり得る。また、「ユーザ」という語は、無線装置を参照し得る。
1つの例示的な実施形態によれば、無線装置は、当該無線装置が接続のために検討するWLANのリストを取得し得る。無線装置は、当該リストのWLANのそれぞれに対する各優先度を設定し得る。その後、無線装置は、当該リストのWLANのそれぞれに対する各優先度の中から、優先度が一番高い(すなわち、最も優先付られた、あるいは、最も優先付けられることは一番低い値により示され得る)WALNを選択する。このようなやり方で、無線装置は、各優先度に基づいて、WLANを選択し得る。選択されたWLAN、例えば、WLAN APが、無線アクセスノード、例えばRANが提供したWLAN APから受信された場合、無線装置は、選択されたWLANに対するRANステアリング/制御が許容されるかを、例えば、許容されていないWLANを含むブラックリストをチェックすることにより(すなわち、ブラックリストにおけるWLANに対してはRANステアリングは許容されていない)、チェックする。ブラックリストは、例として、無線装置のユーザにより構成され得る。または、ホームオペレータにより提供され得る。RANステアリングが許容された場合、無線装置は、WLANに関連するRANルールを適用し得る。もし、WLANに関連するRANルールに従う条件が満たされた場合、無線装置はWLANに接続し得る。選択されたWLANが無線ネットワークノードから受信されない場合(例えば、それが詳細な説明に従ったRANリストにある場合)、無線装置は当該選択されたWLANに接続し得る。
図2は、図1の無線通信システム100において実装された場合のWLANの選択を管理するための例示的な方法を示す。無線装置は、第1のWLANアクセスポイントと第2のWLANアクセスポイントとして、WLANの選択を管理するための方法を実行する。既に述べたように、無線装置110は、3GPP セルラ通信システム100の無線ネットワークノード120により運用されるセルC1において位置する。例として、WLANの選択は、第1と第2のWLANにより、またはWLANアクセスポイントのうちの一つの選択であり得る。第1と第2のWLANのうちの1つの選択は、1つ以上のANDSF、ユーザの好み、またはここで説明するようなRANルールの適用の後(または適用する後)に、無線装置110が第1と第2のWLANのうちの1つと接続し得ることを意味する。
以下のアクションは、あらゆる好適な順序で実行され得る。いくつかのアクションは、「〜得る(may)」といいう言葉により示されるように、省略されてもよい。
[アクション201]
無線装置110は、WLAN識別子の第1のサブセット並びに/または第2のサブセットを取得する。ここで、第1のサブセットは、WLANの選択に対するユーザの好みに関連し、第2のサブセットはWLAN選択のポリシーに関連する。
一般的に、これは、無線装置110がWLANのセットまたはAPのセットを取得し得ることを意味する。WLANのセットは、可能であれば/許容されれば、例えば無線の条件に依存して、並びに/または、RANステアリングが許容されれれば、どのWLANに接続すべきかを選択する際に、無線装置により検討される。
WLANのセットは、多くの異なるやり方で取得され得る。典型的には、WLANのセットは、WLAN(WLAN AP)のサブセットを含み得る。
以下において、どのWLANを検討すべきか、すなわち、無線装置110が気づくWLANが、さらに説明される。
アクセスの選択を行う場合、無線装置110は、WLANのセットを検討する。当該セットは、異なる方法で無線装置110により取得されたWLAN(またはそのサブセット)を含み得る。
以下の例を考える。
●ユーザの好み(preference)に関連する第1のサブセット
ユーザの好み−ユーザは、無線装置110に、アクセスの選択を行う際に検討され得るWLANのセットを提供し得る。これは、例えば、ユーザにより、マニュアルで、無線装置110に、よりどのWLANが検討され得るかを示すことにより行われ得る。
●WLANSPに関連する第2のサブセット
WLANSP−ANDAFでは、端末は、無線装置110により検討され得るWLANを含むWLAN選択のポリシー(WLANAP)を受信することができる。WLANSPは、示されたWLAN間の優先度を含むことができる。
●RANから受信したリストに関連した第3のサブセット
RANのリスト−無線装置110は、RAN'ルールを評価する際、無線装置110により検討されるWLANのリストを、RANから受信し得る。
各サブセットは、それぞれのWLANまたはWLAN APに関連する1つ以上の表示を含む。
いくつかの例において、WLANのセットは、無線ネットワークノードのような無線アクセスネットワークから受信したリストに関連する第3のサブセットを含む。
当該セットの各WLANは、当該セットの他のWLANに対してどのWLANが優先されるかを示す各優先度に関連づけられ得る。優先度付けは、どのWLANに無線装置が最初に接続を試みるかを意味する。
これらは、どのWLANを無線装置110が検討し得るかの例示的なインプットに過ぎないと理解されるべきである。他の可能性も考えられ得る。例えば、無線装置110は、いくつかのWLANを検討するように事前に構成され得る。これは、SIM等を介して無線装置110に提供され得る。さらに、そのような事前に構成されたWLANは、ホームサブスクライバーシステムのような、サブスクリプション情報を扱うコアネットワークノードにより提供され得る。
一つの例では、無線装置110は、以下のWLANを検討し得る。
Figure 0006130974
上記の例に示すように、WLANSPとRANリストの両方が、WLAN Dが検討され得ることを示す場合、同じWLANを提供する異なるソースが存在することが可能である。
無線装置110はまた、複数のRANリストを提供され得る。ここで、同じリストにおけるWLANは、WLANSPにおいて提供されたWLANより高い優先度を有し、一方で他のリストは例えばWLANSPにおけるWLANより低い優先度を有する。リストは、ゼロまたは他の要素を有することができ、ここでゼロはそのリストにおいて提供されるWLANがないことを示す。したがって、無線装置110は、複数の第3のサブセットが提供され得る。ここで、いくつか第3のサブセットのWLANは、第2のサブセットのWLANより高い優先度レベルをそれぞれ有し、一方、いくつかの他の第3のサブセットのWLANは、第2のサブセットのWLANより低い優先度レベルをそれぞれ有する。
同様に、無線装置110は、異なるソース、例えば、ホームオペレータまたはローミングの場合に訪問先オペレータから複数のWLANSPリストを提供され得る。
[アクション203]
無線ネットワークノード120は、無線装置110に対し、無線装置により(それに接続するに関して)検討され得る、WLANに関連するリスト、またはWLANの第2のサブセット、またはWLANのRANリストを送信し得る。例として、リストは、無線装置110が優先度や無線条件等に依存して接続し得るWLAN APのリストであり得る。
[アクション202]
無線装置110は、アクション203において説明したリストを受信し得る。特に、無線装置110は、無線ネットワークノード120から、WLANのリストに関連する、WLAN識別子の第3のサブセットを受信する。既に述べたように、第1のサブセット並びに/または第2のサブセットと、第3のサブセットのそれぞれは、第1のサブセット並びに/または第2のサブセットと、第3のサブセットの他のWLANに対してどのWLANが優先かを示すための、それぞれの優先度レベルに関連している。
いくつかの例において、特定のサブセット内のWLAN間の更なる優先度付けが実行され得る。これらの例では、各優先度レベルは、特定のサブセット内、例えば、少なくとも第1、第2、および第3のサブセットのいずれか1つ内におけるWLAN間の関連する優先度を含む。これは、各優先度レベルは関連した優先度の範囲、例えば、優先度の値を含み得る。各優先度の値は、特定のサブセット内の各WLANに関連し得る。
[アクション203]
この組み合わされたシグナリングとフローチャートの理解を簡単にするために、ここでは、アクション203は、アクション202が実行される前に実行されると言うことができる。
従って、無線装置110に第3のサブセットを気づかせるために、無線ネットワークノード120は、第3のサブセットを無線装置110に送信し得る。
[アクション204]
無線装置110は、セットのWLANのそれぞれに対する優先度を割り当て得る。例として、無線装置110は、リストのWLANのそれぞれに対して、それぞれの優先度レベル(または優先度の値)を割り当て得る。しかしながら、いくつかの例では、セットのそれぞれのWLANに対する優先度レベルは、事前に決定され得る(または事前に定義され得る)。例えば、アクション202において受信したリストは、リストのそれぞれのWLANに対するそれぞれの優先度レベルを含み得る。
異なるWLANの優先度付け
無線装置110は、検討したWLANに対して優先度を割り当て得る。いくつかの実施形態によれば、どのように優先度が割り当てられ得るか異なる方法が考えられる。例えば、無線装置110は、WLAN間の優先度を割り当てた場合に事前に構成されたルールに従うことができ、ネットワークは、無線装置110(例えば無線装置)に対し、どのように無線装置110が優先度を割り当てるべきかを知らせてもよい。
WLAN間の優先度を割り当てる多くの異なる方法が考えられ得る。例えば、無線装置110は、ユーザの好みにより提供されたWLAN、例えばホームWLANに対して一番高い優先度を与えることができる。無線装置110は、WLANSPにより提供されたWLANに対して2番目に高い優先度を与えることができ、RANにより提供されたWLANに対して3番目に高い優先度を与えることができる。
無線装置110がWLANを受信するための異なるソースも、提供された異なるWLAN間の関連する優先度を提供し得る。例えば、WLANSPは、どのWLANが検討され得るかを示すだけでなく、以下のリストにおいて示されるように、示されたWLAN間の優先度も提供することができる。同様に、エンドユーザの好みは、複数のWLANを検討するためものとなってもよく、エンドユーザは、異なるWLANに対して異なる優先度を有する。例えば、無線装置110は、WLAN Bに対してWLAN Aを優先することができ、これは、無線装置110がWLAN AとWLAN Bの両方のカバレッジにある際に、無線装置110はWLAN Aと接続し得る事を意味する。これは単なる例であり、無線装置110は、2つのWLANの信号強度を考慮するように、両方のカバレッジにある際に、WLAN AとWLAN Bの間でより賢い選択を行ってもよい。
無線装置110が、検討したWLANに対して優先度を割り当てた場合、無線装置110は、以下の例に示されるように、検討したWLANの優先度の順序を有することが可能である。 優先度1 WLAN A
優先度2 WLAN B
優先度3 WLAN C
優先度4 WLAN D
優先度5 WLAN E
[アクション205]
無線装置110は、それぞれの優先度レベルに基づいて、WLANの識別子の第1、第2および第3のサブセットからWLANを選択する。
選択されたWLANの選択は、第2と第3のサブセットのWLANより先に、第1のサブセットからのWLANが優先される間に、実行され得る。
選択されたWLANの選択は、第3のWLANより先に、第2のサブセットからのWLANが優先される間に、実行され得る。
無線装置は、続くアクションにおいて、接続するWLANを選択し得る。
例として、選択は、アクション204において決定された優先度に基づき得る。更なる例が以下に示される。
<WLANの選択>
無線装置110は、まだ接続していないときに、検討したWLANのセットの中のWLANを選択し得る。無線装置110は、優先度の順序に従って、WLANを選択することができる。WLANを選択するために他の方法、例えば、ランダムWLANを選択する、最強の受信信号強度が受信されたWLANを選択する、等の方法も可能である。この場合、WLAN優先度の順序(レベル)は、例えば、受信信号強度等に基づいて設定され、これは、優先度レベルは動的に決定されることを意味する。従って、優先度は、例えば、周期的に、または、無線装置が移動した場合または移動している場合には無線装置の移動性の検出に基づいて更新される必要があり得る。しかしながら、例として、無線装置110が優先度の順序に従ってWLANを選択する際の他の方法を以下に説明する。
無線装置110は、検討したWLANの中から、無線装置110がカバレッジにある、1つのWLANだけを選択し得る。上述した例示的な優先度の順序において、無線装置110がWLAN B、WLAN D、WLAN Eのカバレッジにある場合、無線装置110は、無線装置110がカバレッジにあるWLANの中で一番高い優先度を有するWLAN Bを選択する。WLANのカバレッジにあることは、例えば、無線装置110が、そのWLANを検出することとして定義され、そのWLANからの受信信号強度が閾値より高いこととして定義され得る。
[アクション206]
無線装置110は、選択されたWLANが第3のサブセットからのものである場合、選択されたWLANの観点におけるRANルールを評価する。RANルールは、いつ無線装置110が選択されたWLANに進むか、例えば接続するか、および、いつ無線装置110が3GPPセルラ通信システム100に進むか、例えば接続するか、を示す。
RANルールは、アクセスの選択のルール並びに/またはトラフィックステアリングのルールを含み得る。
より詳細には、RANルールの評価は以下のものを含み得る。
1)無線装置110が測定した3GPPセルラ通信システム100の信号強度が第1の閾値より低い場合、および、無線装置110が測定したWLANの信号強度が第2の閾値より高い場合、選択されたWLANに進むこと。および、
2)無線装置110が測定した3GPPセルラ通信システム100の信号強度が第3の閾値より高い場合、または、無線装置110が測定したWLANの信号強度が第4の閾値より低い場合、3GPPセルラ通信システム100に進むこと。
RANの信号強度は、参照信号受信電力(Reference Signal Received Power(RSRP))または受信信号コード電力(Received Signal Code Power(RSCP))、WLANの信号強度は、受信チャネル電力インジケータ(Received Channel Power Indicator(RCPI))または受信信号強度インジケータ(Received Signal Strength Indicator(RSSI))であり得る。
[アクション207]
無線装置110は、RANルールが達成(fulfill)された場合、選択されたWLANに接続する。
別に表現すると、無線装置は、選択されたWLANがRANリストにあるか、および、RANステアリングが選択されたWLANに許容されるか、に基づいて、選択されたWLANに接続し得る。
RANステアリングが選択されたWLANに対して許容されない場合、無線装置110は以下のようにRAN制御手順を適用しなくてよい。
例として、無線装置は、RANステアリングが許容されないWLANを含むブラックリストをチェックし得る。例として、ブラックリストは、ユーザにより構成、またはホームオペレータにより提供され得る。
別の例として、無線装置110がWLANを選択する際、無線装置110は選択されたWLANはRAN制御下にあるか否か、例えば選択されたWLANはRANにより示されるかを評価する。選択されたWLANがRNA制御下にある場合、無線装置110は、このWLANに対してRAN制御手順を適用する。RAN制御手順は、無線装置110がWLANに接続すべきか否かを要求する。背景のセクションで説明したように、可能なRAN制御手順は、例えばWLANに関連するRANルールに従って、無線装置110がWLANに対する受信信号レベルを比較することであり、信号レベルが閾値より大きい場合、無線装置110はWLANに接続し、それ以外の場合、無線装置110はそのWLANに接続しない。
RAN制御手順に従って、無線装置110が選択されたWLANに接続すべきでない場合、無線装置110は優先度の順序に従って別のWLANを選択する。
選択されたWLANがRAN制御下にない場合、無線装置110はRAN制御手順を適用しない。無線装置110は、選択されたWLANに接続するか否かを評価するために、別の手順を適用し得る。例えば、選択されたWLANがWLANSPにおいて示される場合、WLANSPにおいてそのWLANに接続するか否かを示す条件が存在し得る。
例えば、WLAN、ANDSFアプリケーション、またはユーザの好みに関連したRANルールのアプリケーションの間の失敗に起因して、無線装置が選択されたWLANへの接続に失敗した場合、無線装置は、それぞれの優先度レベルにより示されるWLANのセットの中から一番優先度の高いWLANを2番目に選択し得る。次に、無線装置は、選択したWLANへの接続に成功した場合、このアクションを繰り返し、先に進む。
[アクション208]
この段階では、無線装置110は選択されたWLANに接続し得る。
従って、無線ネットワークノード130は、WLANとセルラネットワークの間のトラフィックを制御またはステアリングするために、ベアラマーク、またはベアラマーキングを、無線装置110に送信し得る。
[アクション209]
無線装置110は、無線ネットワークノード120から、異なるベアラに関連する値などの、ベアラマーキングまたはベアラマークを受信する。これは、無線装置がそれぞれのベアラに関連する1つ以上の表示(マーク)を受信し得ることを意味する。それぞれのベアラは、GBR(Guaranteed Bit Rate)要求、Quality of Service、ベアラの種別、音声トラフィック、データトラフィック等により示され得る。異なるトラフィックフローは、異なるベアラにマップされ得る。
代わりに、または追加的に、無線装置は、ネットワークノード120のようなコアネットワークノードからベアラマーキングを取得し得る。
これらのベアラマーキングは、オペレータにより提供され得る。
[アクション210]
無線装置は、どのベアラがWLANを介して運ばれる(carry)か、またはどのベアラがRANを介して運ばれるかというように、トラフィックを制御し得る。
<トラフィックステアリングまたはトラフィック制御>
WLANへの接続の手順と、WLANへのトラフィックのステアリングは、2つの別箇のアクションである。いくつかの実施形態によれば、UEは、UEが接続するWLANがRAN制御下にあるか否かに基づいて、異なる手順を適用する。
WLANがRAN制御下にあるのであれば、UEはRANにより提供されたトラフィックステアリング情報を適用する。一つの可能性は、RANが、どのトラフィックがWLANにステアリングされるべきかを示すステアリング情報をUEに提供することである。もし、そのような情報がUEに利用可能でない場合、UEは、いくつかの他の手順に従って、トラフィックステアリングを実行し得る。例えば、事前に構成されたルール等に従って、ISRPルールを適用、またはトラフィックをステアリングし得る。
もしWLANがRAN制御下にない場合、UEはRANにより提供されたトラフィックステアリング情報を適用しない。UEは、例えば、ISRPに従って、トラフィックステアリングを進め得る。
図3を参照すると、まず、無線装置110は、検出されたWLAN、すなわち、まだ接続していないWLANの中からWLANを選択する。
[アクション301]
無線装置110は優先度の順位でWLANを選択する。
[アクション302]
無線装置110は、それから、選択されたWLANが「RAN制御されているか」、すなわち、WLANがRANリストにあるかを確認、例えばチェックし得る。
[アクション303]
ローミングのシナリオ/場合については、無線装置110には、無線装置110がホームオペレータのパートナーに所属するWLAN Xに接続するように設計されたホームPLMNから、WLANSPが提供され得る。
しかしながら、もし訪問先RANがRANリストにおいてWLAN Xを有するのであれば、RANルールがホームオペレータにより望まれ得ないことを示すときに、ローミングしている無線装置110は、WLAN Xとのみ接続することを意味する。ゆえに、あらゆるRANルールは、この特定のWLANに対しては無視されるべきであることを示す、WLANSPにおけるフラグを追加することが考慮され得る。
[アクション304]
この場合は、無線装置110がRANルールを評価することに進む。しかしながら、もし選択されたWLANがRAN制御されていない場合、例えば、それがエンドユーザに選択されたWLANである場合、UEは上述のアクション303のように、選択されたWLANに接続する。
RAN制御されたWLANに対しては、無線装置110はRANルールを評価し、WLANに移動するための閾値が満たされるかを確認する。
[アクション305]
もし満たされていれば、無線装置110は、選択されたWLANに接続する。もし閾値が満たされないのであれば、無線装置110は、やり直し、WLAN優先度の順序に従って、別のWLANを選択する。
[アクション306]
無線装置110がRAN制御されたWLANに接続した場合、無線装置110はトラフィックステアリングを行わない。
[アクション307]
RANがトラフィックインジケータを無線装置110に提供した場合、無線装置119は、それに従ってトラフィックをステアリングする。
[アクション308]
それ以外の場合、アクション307に関連して、無線装置110はISRPルールを適用する。
上記の例に基づいて、無線装置110は以下のWLANと優先度を有する。
Figure 0006130974
図4と図5を参照して、2つの異なるシナリオを説明する。
図4を参照すると、(Xにより示された)無線装置は、WLAN B、WLAN D、WLAN Eのカバレッジにいる。これは、無線装置は以下のWLAN優先度リストを有することを意味する。
Figure 0006130974
無線装置は、一番大高い優先度のWLAN,すなわちWLAN Bを選択する。このWLANはRANリストにないため、無線装置はその後WLAN Bに接続する。
図5を参照すると、(図においてXで示された)無線装置は、WLAN DとWLAN Eのカバレッジにいる。無線装置は、WLAN Dに接続するためのRCPI閾値が満たされない位置にいることに注意する。
Figure 0006130974
無線装置は、まず、一番高い優先度を有するWLAN Dを選択する。WLAN DはRANリストにあるので、無線装置は、WLAN Dに入るために閾値が満たされているかを評価する。しかし、これが満たされていないので、無線装置は、優先度の順序で次のWLAN 、すなわちWLAN Eを選択する。無線装置は、WLAN Eを評価するために閾値が満たされているかを評価する。閾値が満たされている場合は、無線装置はWLAN Eに接続する。
無線装置がWLAN Eと接続したとき、無線装置は、そのような指示が受信されれば、RANにより示されたトラフィックをステアリングする。それ以外の場合、無線装置はISRPを適用する。
図6には、無線装置110における方法の、例示的で概略的なフローチャートが示される。無線装置110は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の選択を管理するための方法を実行する同様や類似のアクションを示すために、図2における参照番号と同じものが使用される。
既に述べたように、無線装置110は、3GPPセルラ通信システム100の無線ネットワークノード120によりい運用されるセルC1において位置する。
以下のアクションは、あらゆる好適な順序で実行され得る。同様のアクションは、「〜得る」という言葉により示されるように、省略されてもよい。
[アクション201]
無線装置110は、WLAN識別子の第1のサブセット並びに/または第2のサブセットを取得する。ここで、第1のサブセットは、WLANの選択に対するユーザの好みに関連し、第2のサブセットは、WLAN選択のポリシーに関連する。
[アクション202]
無線装置110は、無線ネットワークノードから、WLAN識別子の第3のサブセットを受信する。ここで、第3のサブセットは、WLANのリストに関連する。第1並びに/または第2のサブセット、および第3のサブセットの各々は、第1並びに/または第2のサブセット、および第3のサブセットの他のWLANに対してどのWLANが優先されるかを示すためのそれぞれの優先度レベルに関連する。
無線装置110には、複数の第3のサブセットが提供される。ここで、いくつかの第3のサブセットのWLANは、第2のサブセットのWLANより高い優先度レベルをそれぞれ有し、一方、いくつかの他の第3のサブセットのWLANは、第2のサブセットのWLANより低い優先度レベルをそれぞれ有する。
各優先度レベルは、第1、第2、第3のサブセットのいずれか1つ内におけるWLAN間で関連した優先度を含む。
[アクション204]
無線装置110は、セットのWLANのそれぞれに対して優先度を割り当て得る。例として、無線装置110は、セットにおけるWLANのそれぞれに対して、それぞれの優先度レベル(または優先度の値)を割り当て得る。しかしながら、いくつかの例では、セットのそれぞれのWLANに対する優先度レベルは、事前に決定され得る(事前に定義され得る)。例えば、アクション202において受信したリストは、リストのそれぞれのWLANに対するそれぞれの優先度レベルを含み得る。
図2に関連して、上記のアクション204も参照されたい。
[アクション205]
無線装置110は、それぞれの優先度レベルに基づいて、WLAN識別子の第1、第2、第3のサブセットから、WLANを選択する。
選択されたWLANの選択は、第2と第3のサブセットのWLANより先に、第1のサブセットからのWLANが優先される間に、実行され得る。
選択されたWLANの選択は、第3のWLANより先に、第2のサブセットからのWLANが優先される間に、実行され得る。
[アクション206]
無線装置110は、選択されたWLANの観点において、RANルールを評価する。RANルールは、選択されたWLANが第3のサブセットからである場合、いつ無線装置110が選択されたWLANへ進むか、および、いつ無線装置110が3GPPセルラ通信システムへ進むかを示す。
RANルールは、アクセスの選択のルール並びに/またはトラフィックステアリングのルールを含み得る。
RANルールの評価206は、以下を含み得る。
無線装置110が測定した3GPPセルラ通信システム100の信号強度が第1の閾値より低く、無線装置110が測定したWLANの信号強度が第2の閾値より高い場合、選択されたWLANへ進むこと。および
無線装置110が測定した3GPPセルラ通信システム100の信号強度が第3の閾値より高い場合、または無線装置110が測定したWLANの信号強度が第4の閾値より低い場合、3GPPセルラ通信システム100へ進むこと。
RANの信号強度は、参照信号受信電力(Reference Signal Received Power(RSRP))または受信信号コード電力(Received Signal Code Power(RSCP))、WLANの信号強度は受信チャネル電力インジケータ(Received Channel Power Indicator(RCPI))または受信信号強度インジケータ(Received Signal Strength Indicator(RSSI))であり得る。
[アクション207]
無線装置110は、RANルールが達成された場合、選択されたWLANに接続する。
[アクション209]
図2に関連するアクション209も参照されたい。
[アクション210]
無線装置は、どのベアラがWLANを介して運ばれるか、またはどのベアラがRANを介して運ばれるかというように、トラフィックを制御し得る。図2に関連して、上記のアクション210も参照されたい。
図7を参照すると、無線装置110の概略的なブロック図が示される。無線装置110は、図2、3並びに/または図6における方法を実行するように構成される。より詳細には、無線装置110は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の選択を管理するように構成される。既に述べたように、無線装置110は、3GPPセルラ通信システム100の無線ネットワークノード120により運用されるセルC1において位置する。
無線装置110は、処理回路710を含む。
無線装置110並びに/または処理回路710は、WLANの識別子の第1のサブセット並びに/または第2のサブセットを取得するように構成される。第1のサブセットは、WLANの選択に対するユーザの好みに関連し、第2のサブセットは、WLAN選択のポリシーに関連する。
無線装置110並びに/または処理回路710は、無線ネットワークノード120から、WLAN識別子の第3のサブセットを受信するように構成される。ここで、第3のサブセットは、WLANのリストに関連する。第1並びに/または第2のサブセット、および第3のサブセットは、第1並びに/または第2のサブセット、および第3のサブセットの他のWLANに対してどのWLANが優先されるかを示すためのそれぞれの優先度レベルに関連する。
無線装置110は、複数の第3のサブセットが提供されるように構成され得る。ここで、いくつかの第3のサブセットのWLANは、第2のサブセットのWLANより高い優先度レベルをそれぞれ有し、一方、いくつかの他の第3のサブセットのWLANは、第2のサブセットのWLANより低い優先度レベルをそれぞれ有する。
それぞれの優先度レベルは、第1、第2、第3のサブセットのいずれか1つ内におけるWLAN間で関連した優先度を含む。
無線装置110並びに/または処理回路710は、それぞれの優先度レベルに基づいて、WLAN識別子の第1、第2、および第3のサブセットからWLANを選択するように構成される。
無線装置110並びに/または処理回路710は、第2と第3のWLANより先に、第1のサブセットからのWLANが優先される間に、選択されたWLANを選択するように構成される。
無線装置110並びに/または処理回路710は、第3のWLANより先に、第2のサブセットからのWLANが優先される間に、選択されたWLANを選択するように構成される。
無線装置110並びに/または処理回路710は、選択されたWLANが第3のサブセットからである場合、選択されたWLANの観点において、RANルールを評価するように構成される。RANルールは、いつ無線装置110が選択されたWLANへ進むか、および、いつ無線装置10が3GPPセルラ通信システムに進むかを示す。
RANルールは、アクセス選択のルール並びに/またはトラフィックのルールを含み得る。
無線装置110並びに/または処理回路710は、RANルールが達成された場合に、選択されたWLANに接続するように構成される。
無線装置110並びに/または処理回路710は、無線装置110が測定した3GPPセルラ通信システム100の信号強度が第1の閾値より低く、無線装置110が測定したWLANの信号強度が第2の閾値より高い場合に、選択されたWLANへ進むように構成され得る。
無線装置110並びに/または処理回路710は、無線装置110が測定した3GPPセルラ通信システム100の信号強度が第3の閾値より高いか、無線装置110が測定したWLANの信号強度が第4の閾値より低い場合、3GPPセルラ通信システム100へ進むように構成される。
RANの信号強度は、参照信号受信電力(Reference Signal Received Power(RSRP))または受信信号コード電力(Received Signal Code Power(RSCP))、WLANの信号強度は受信チャネル電力インジケータ(Received Channel Power Indicator(RCPI))または受信信号強度インジケータ(Received Signal Strength Indicator(RSSI))であり得る。
処理回路710は、処理部、プロセッサ、ASIC(an application specific integrated circuit)、FPGA(a field-programmable gate array)等であり得る。
例として、プロセッサ、ASIC、FPGA等は、1つ以上のプロセッサカーネルまたはプロセッサコアを含み得る。
ここで用いられる「処理回路」という言葉は、処理部、プロセッサ、ASIC(an application specific integrated circuit)、FPGA(a field-programmable gate array)等であり得る。例として、プロセッサ、ASIC、FPGA等は、1つ以上のプロセッサカーネルを含み得る。いくつかの例では、処理回路は、ソフトウェアまたはハードウェアにより実装され得る。あらゆるそのようなモジュールは、ここに説明されるような、決定手段、評価手段、取得手段、関連付け手段、識別手段、選択手段、チェック手段、制御手段、受信手段、送信手段等であり得る。例として、「手段」という表現は、「部」であってもよく、決定部、選択部等としてもよい。
ここで使用される「構成される」という言葉は、処理回路が、ここに説明した1つ以上のアクションを実行するために、ソフトウェアまたはハードウェアの手段により構成または適応されることを意味する。
無線装置110は、ここで説明した、移動性パターン、チェックポイントまたは他の数、値、パラメータについての情報の1つ以上を送信するように構成された送信器720を有する。
無線装置110は、さらに、ここで説明される移動性パターン、チェックポイント、および他の数、値、またはパターンについての情報の1つ以上を受信するように構成された受信器730を含む。
無線装置110は、さらに、例えば処理回路により実行されるソフトウェアを格納するためのメモリ740を有する。ソフトウェアは、処理回路がここに説明される方法を実行することを可能にするための命令を含む。メモリは、ハードディスク、磁気記憶媒体、ポータブルコンピュータディスケットまたはディスク、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)等であり得る。さらに、メモリは、プロセッサの内部レジスタメモリであり得る。
WLANの選択を管理するためのコンピュータプログラム701が提供され得る。コンピュータプログラム701は、例えば無線装置の形態におけるコンピュータにおいて実行された場合に、図2、3並びに/または図6に従う方法をコンピュータに実行させるコンピュータ読み取り可能なコードユニットを含む。
直接的に上記のコンピュータ読み取り可能な媒体703とコンピュータプログラム701を含むコンピュータプログラム製品702が提供される。
ここで用いられる「数」、「値」という言葉は、2値、実数、虚数または有理数等の、あらゆる数字であり得る。さらに、「数」、「値」は、文字や文字列等の、1つ以上の文字(character)であり得る。「数」、「値」はまた、ビットストリングにより表現され得る。
ここで用いられる「いくつかの実施形態」という表現は、説明される実施形態の特徴が、ここに開示されるあらゆる他の実施形態と組み合され得ることを示すために用いられる。
ここで用いられる「送信する」と「送る」という表現は、置き換え可能と考えられる。これらの表現は、ブロードキャストによる送信を含む。これに関連して、ブロードキャストによる送信は、範囲内で認定されたあらゆる機器により、受信され復号され得る。ユニキャストの場合、一つの特別にアドレスされた機器が、当該送信を受信し復号し得る。グループキャスティングの場合、特別にアドレスされた機器のグループが、当該送信を受信し復号し得る。
あらゆる観点の実施形態が説明されているものの、あらゆる異なる変形、改良等は、当業者にとって容易であろう。説明された実施形態は、ゆえに、本開示の範囲に限定することは意図されない。


<<付録>>
以下の詳細な説明により、さらなる例示的な実施形態が提供される。
序論
先のRAN2ミーティングにおいて、WLAN/3GPP無線インターワーキングスタディ項目に対するアクセスの選択のための妥協的な解決策が議論された。
この寄稿において、この解決策とANDSFとの間のインターワーキングを説明する。
ANDSFの概要
上述の背景のセクションを参照されたい。
[ISMP]
インターシステムモビリティシステム(ISMP)は、WLANと3GPPに同時に接続することができないUEにのみ利用されるアクセスの選択のポリシーである。複数の接続が可能なUEは、ISMPを無視する。ISMPポリシーにより、アクセス間の優先度の順序が提供される。
例示的なポリシーが表1に示される。この例示的なポリシーによれば、UEは、カバレッジにいる場合はWLANを選択すべきであり、それ以外の場合は、あらゆるWLANに接続すべきである。WLANが見つからない場合は、UEは3GPPへ接続する。
Figure 0006130974
[WLANSP]
WLAN選択ポリシー(WLANSP)により、異なるWLAN間のポリシーが提供される。WLANSPは、3GPPに関してポリシーを含まない。WLANSPでは、表2における例のように表されるBSSの負荷の導入が提案されている。
例におけるポリシーを伴い、WLAN AとWLAN Bのカバレッジエリアの内側のUEは、WLAN Aのロードが70%より低い場合WLAN Aに接続し、それ以外の場合はWLAN Bに接続する。
Figure 0006130974
[ISRP]
インターシステムルーティングポリシー(ISRP)は、どのようにしてUEが異なるアクセスネットワーク間でトラフィックを転送すべきかを示すために使用される。ISRPは、WLANと3GPPに同時に接続することが可能なUEに対してのみ利用可能である。ISRPポシリーでは、UEに対してどのアクセスに雪像すべきであるかは規定されておらず、UEが一度異なるアクセスネットワークに接続した場合に、どのようにトラフィックを転送するかについてのみ規定されている。
表3において例示的なポリシーが示される。このポリシーを伴い、WLANと3GPPの両方に接続したUEは、3GPPに音声トラフィックを伝達し、WLANにブラウジングを伝達するだろう。UEがWLANに接続していないならば、UEはブラウジングと3GPPを介して伝達するだろう。
Figure 0006130974
-----------------------------------------------------------------------------
比較の解決策の概要
妥協的な解決策2において、いつUEがWLANへ進むべきか、および、いつUEが3GPPへ進むべきかを示す、RAN仕様書において規定されたルールに従って、UEはアクセスの選択を行う。ルールにおいて、UEは、測定したメトリック、例えば、3GPPとWLANの信楽強度を、RANからシグナリングされた閾値を比較する。
Figure 0006130974
UEが測定したRSRPがthreshRsrpLowより低い場合、および、測定したRCPIがthreshRcpiHighより高い場合、UEはWLANに進む。UEが測定したRSRPがthreshRsrpHighより高い場合、または、測定したRCPIがthreshRcpiLowより低い場合、UEは3GPPに進む。
RANはまた、RANルールを評価する際に、どのWLANがUEにより検討されるべきかを示す。例えばこれは、UEに提供されるWLANのリストとなり得る。また、必要と見なされれば、WLANの区別を提供するための閾値の異なるセットに対する異なるRANリストを有することも可能である。
-----------------------------------------------------------------------------
妥協的な解決策2では、3GPPからWLANへオフロードするために、UEがそのトラフィックの一部のみをオフロードするように設計されることも可能である。
これは、(例えばベアラの設定とベアラの改良の間に)ベアラがWLANのオフロードに的確か否か(ベアラのQCI、無線条件等といったいくつかのファクタが、ベアラがオフロードに適しているか否かを決定する際に考慮され得る。)、および的確なベアラのトラフィックのみをステアリングするUEを示すRANにより実現化され得る。..ANDSFと妥協的な解決策との間の相互作用
TRにおいて好ましい詳細でまだ捉えられていない一つの領域は、どのようにRANの解決策とANDSFが相互作用すべきであるか、である。このセクションでは、どのように妥協的な解決策2とANDSFが共存し得るかについて示す。UEはデュアルコネクションが可能、すなわち、3GPPとWLANに同時に接続することができるものと想定する。
WLANの選択
UEは、どのWLANが検討されるべきかの異なる入力を有する。
●ユーザの好み−例えば、ユーザのホームWLAN
●WLANSP−ANDSFのポリシーにより示される、異なる優先度を含み得る複数のWLAN
●RANリスト−RANは、RANルールにおいて検討されるべきWLANのリストを提供することができる。
例えば、表4に示されるWLANを伴って構成されるUEを考える。
Figure 0006130974
RAN3 #83で合意されたように、エンドユーザの好みが優先され、例えば上記のWLAN間の優先度は以下のようになる。
優先度6 WLAN A
優先度7 WLAN B
優先度8 WLAN C
優先度9 WLAN D
優先度10 WLAN E
これは、UEが最初にWLAN Aを見つけて接続することを試み、そうでない場合にWLAN Bを見つけて接続するように試みること等を意味する。典型的には、オペレータが厳密に同じエントリーを“WLANSP”と“RANリスト”に追加することが想定される。しかし、ローミングの場合では、RANリストにおいてWLAN SPにより提供されたWLANを優先度付けすることにより、オペレータは訪問先エリアで使用されるWLAN APの特定のセットを提供することが可能となる。例として、ヨーロッパにおけるWLANオペレータAと合意を得ている北アメリカからのオペレータXと、オペレータXのUEがヨーロッパにおけるオペレータのYネットワークにローミングすることを考える。YがAと合意を得ていなくとも、Xは可能性があれば絶えずUEをWLAN Aにオフロードしたいと考えている。
UEはRAN制御下ではWLAN、すなわちRANリストにおけるWLANであって他のWLAN、例えば、ユーザが選択したWLANまたはRANで知られていないWLANSPにおけるWLANではないWLANにのみRANルールを適用する。上記の例では、これは、UEはWLAN D、EにRANルールを適用し、WLAN A、BまたはCには適用しないことを意味する。
上記の例では、もしUEがWLAN Aのカバレッジエリアにいる場合、UEはWLAN Aに接続することを試み、他の場合WLAN Bに対して試み、そしてWLAN Cに対して試みる。もしこれらのWLAN が見つからなかった場合、UEはWLAN にRANルールを適用する。もしRANルールがWLAN Dに対して達成される場合、UEはそれに接続する。RANルールがWLAN Dに対して達成されない場合、UEはWLAN Eと接続すべきか否かを判断するためにRANルールを評価する。

どのトラフィックを移動させるかの選択
UEがRAN制御下でWLAN(すなわちRANリストにあるWLAN)へのオフロードを行い、RANがどのベアラがオフロードにふさわしいかどのベアラがそうでないかを示す場合、UEはこれらのインジケータに従ってトラフィックをステアリングする。そのようなインジケータがUEに提供されない場合、UEは存在すればISRPを適用することができる。もしRANインジケータやISRPが提供されない場合、UEは全てのそのベアラをWLANにステアリングする。
トラフィックインジケータは、RAN制御下にあるWLANに対して、すなわち上記の例において、適用可能ではない。UEがWLAN A、BまたはCへのオフロードを行っているならば、UEはRANからあらゆるトラフィックインジケータを適用せず、適用可能であれば、ISRPをこれらのWLANに適用する。
-----------------------------------------------------------------------------
[フロー]
上記の議論に基づいて、ANDAFと妥協的な解決策との間の相互作用をこのセクションにおいてより詳細に説明する。
図3を参照する:RANの妥協的な解決策2とANDSFとの間の相互作用
まず、UEは検出されたWLANからWLANを選択する(まだそのWLANと接続しない)。
UEは優先度の順序にWLANを選択する。
UEは、選択されたWLANが“RAN制御された/ステアリングされた”ものであるか、すなわち、WLANがRANリストにあるかを確認する。この場合であれば、UEはRANルールを評価すること、例えば無線電力レベルを閾値の値/レベルと比較することに進む。しかしながら、選択されたWLANがRAN制御されていなければ、例えば、それがエンドユーザが選択したWLANでなければ、UEは選択されたWLANに接続する。
RAN制御されたWLANに対して、UEはRANルールを評価して、WLANに移動するための閾値が満たされているかを確認する。もしそうであれば、UEは選択されたWLANに接続する。もし閾値が満たされていなければ、UEはWLANの優先度の順序に従って、別のWLANを選択することを開始する。
UEがRAN制御されたWLANと接続したあと、UEはトラフィックをWLANにステアリングすることができる。もし、RANが、例えばマーキングの手段により、UEに対してどのベアラがオフロードにふさわしく、どれがふさわしくないかを示す場合、UEはそれに従ってトラフィックをステアリングする。そうでなければ、UEはISRPルールを適用し、もしそのようなルールが提供されなければ、全てのUEのトラフィックはWLANにステアリングされる。
[例]
上記の例に基づいて、UEは以下のWLANと優先度を有する。
Figure 0006130974
以下に、2つの異なるシナリオで何が生じ得るかを見ることができる。
図4を参照する:例示的なシナリオ1
このシナリオでは、UEはWLAN B、WLAN D、およびWLAN Eのカバレッジにいる。それは、UE以下のWLANの優先度リストを有することを意味する。
Figure 0006130974
UEは一番高い優先度のWLAN、すなわち、WLAN Bを選択する。このWLANはRANリストにないため、UEはWLAN Bと接続する。
図5を参照する:例示的なシナリオ2
このシナリオでは、UEは、WLAN DとWLAN Eのカバレッジにいる。UEは、WLAN Dに接続するためのRCPIの閾値が満たされない場所に位置することに注意する。
Figure 0006130974
UEは、まず、一番高い優先度を有するWLAN Dを選択する。WLAN DはRANリストにあるので、UEはWLAN Dに入るために閾値が満たされているかを評価する。しかし、これが満たされていないため、UEは優先度の順序で次のWLAN、すなわちWLAN Eを選択する。UEはWLAN Eに入るために閾値が満たされているかを評価する。閾値が満たされるので、UEはWLAN Eに接続する。
UEがWLAN Eに接続する場合、UEは、そのような指示を受信したならば、RANにより示されたベアラをステアリングする。そうでなければ、UEはISRPを適用する。
上記の議論と例から、妥協的なRANの解決策とANDSFとの間の基本的な相互作用が、ANDSFのあらゆる変更を必要とせずに保証されると考えられ得る。従って、以下のように提案する。すなわち、RAN2が、妥協的なRANの解決策2とANDSFとの間の相互作用が、上記の優先度の手順に従うことにより、ANDSFのあらゆる変更を必要とせずに保証されることが可能であることに合意することが提案される。
RAN2は、TRにおいて上記の相互作用の観点を捉えることが課される。
-----------------------------------------------------------------------------
結論
この寄稿において、ANDSFと妥協的なRANの解決策2との間の相互作用の詳細が議論された。その議論に基づいて、以下のように提案する。
[提案1]
RAN2は、妥協的なRANの解決策2とANDSFとの間の相互作用は、上記に説明した優先度の手順に従うことにより、ANDSFのあらゆる変更を必要とせずに保証されることが可能であることに合意することが提案される。
[提案2]
RAN2は、TRにおいて上記の相互作用の観点を捉えることが課される。

Claims (17)

  1. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の選択を管理するために、3GPPセルラ通信システム(100)の無線ネットワークノード(120)により運用されるセル(C1)に位置する無線装置(110)により実行される方法であって、
    WLANの選択に対するユーザの好みに関連した、WLANの識別子の第1のサブセット、並びに/または、WLANの選択のポリシーに関連した、WLANの第2のサブセットを取得する工程(201)と、
    WLANのリストに関連した、WLANの識別子の第3のサブセットを、前記無線ネットワークノード(120)から受信する工程(202)であって、前記第1並びに/または第2のサブセットと、前記第3のサブセットのそれぞれは、どのWLANを前記第1並びに/または第2のサブセットと、前記第3のサブセットの他のWLANに対して優先させるかを示すための、それぞれの優先度レベルに関連づけられる、工程と、
    WLAN識別子の前記第1、第2、および第3のサブセットから、前記それぞれの優先度レベルに基づいてWLANを選択する工程(205)と、
    前記選択されたWLANが、前記第3のサブセットからである場合、無線アクセスネットワーク(RAN)ルールを、前記選択されたWLANの観点で評価する工程(206)であって、前記RANのルールは、前記無線装置(110)がいつ前記選択されたWLANに進むかと、前記無線装置(110)がいつ前記3GPPセルラ通信システムに進むかを示す、工程と、
    前記RANルールが達成される場合、前記選択されたWLANに接続する工程(207)と、を有することを特徴とする方法。
  2. 前記選択されたWLANの前記選択は、前記第2と第3のサブセットのWLANより先に、前記第1のサブセットからのWLANが優先される間に行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択されたWLANの前記選択は、前記第3のサブセットのWLANより先に、前記第2のサブセットからのWLANが優先される間に行われることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記無線装置(110)には、複数の第3のサブセットが提供され、いくつかの第3のサブセットのWLANは、それぞれ前記第2のサブセットのWLANより高い優先度のレベルを有し、いくつかの他の第3のサブセットの他のWLANは、それぞれ前記第2のサブセットのWLANより低い優先度のレベルを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記それぞれの優先度のレベルは、前記第1、前記第2、および前記第3のサブセットの少なくとも1つの中におけるWLAN間で関連付けられた優先度を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記RANルールは、アクセスの選択のルール、並びに/または、トラフィックステアリングのルールを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記RANルールの前記評価(206)は、
    前記無線装置(110)が測定した前記3GPPセルラ通信システム(100)の信号強度が第1の閾値より低く、前記無線装置(110)が測定したWLANの信号強度が第2の閾値より高い場合、前記選択されたWLANへ進み、
    前記無線装置(110)が測定した前記3GPPセルラ通信システム(100)の信号強度が第3の閾値より高い、または前記無線装置(110)が測定したWLANの信号強度が第4の閾値より低い場合、前記3GPPセルラ通信システム(100)に進む、ことを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. RANの前記信号強度は、参照信号受信電力(RSRP)または受信信号コード電力(RSCP)であり、WLANの信号強度は、受信チャネル電力インジケータ(RCPI)または受信信号強度インジケータ(RSSI)であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の選択を管理するために、3GPPセルラ通信システム(100)の無線ネットワークノード(120)により運用されるセル(C1)に位置する無線装置(110)であって、
    WLANの選択のためのユーザの好みに関連した、WLANの識別子の第1のサブセット、並びに/または、WLANの選択のポリシーに関連した、WLANの第2のサブセットを取得し、
    WLANのリストに関連した、WLANの識別子の第3のサブセットを、前記無線ネットワークノード(120)から受信し、ここで、前記第1並びに/または第2のサブセットと、前記第3のサブセットのそれぞれは、どのWLANを前記第1並びに/または第2のサブセットと、前記第3のサブセットの他のWLANに対して優先させるかを示すための、それぞれの優先度レベルに関連づけられ、
    WLAN識別子の前記第1、第2、および第3のサブセットから、前記それぞれの優先度レベルに基づいてWLANを選択し、
    前記選択されたWLANが、前記第3のサブセットからである場合、無線アクセスネットワーク(RAN)ルールを、前記選択されたWLANの観点で評価し、ここで、前記RANルールは、前記無線装置(110)がいつ前記選択されたWLANに進むかと、前記無線装置(110)がいつ前記3GPPセルラ通信システムに進むかを示し、
    前記RANルールが達成される場合、前記選択されたWLANに接続する、ように構成されることを特徴とする無線装置(110)。
  10. 前記選択されたWLANを、前記第2と第3のサブセットのWLANより先に、前記第1のサブセットからのWLANが優先される間に選択するように構成されることを特徴とする請求項9に記載の無線装置(110)。
  11. 前記選択されたWLANを、前記第3のサブセットのWLANより先に、前記第2のサブセットからのWLANが優先される間に選択するように構成されることを特徴とする請求項9または10に記載の無線装置(110)。
  12. 複数の第3のサブセットが提供されるように構成され、ここで、いくつかの第3のサブセットのWLANは、それぞれ前記第2のサブセットのWLANより高い優先度のレベルを有し、いくつかの他の第3のサブセットの他のWLANは、それぞれ前記第2のサブセットのWLANより低い優先度のレベルを有する、ことを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の無線装置(110)。
  13. 前記それぞれの優先度のレベルは、前記第1、前記第2、および前記第3のサブセットの少なくとも1つの中におけるWLAN間で関連付けられた優先度を含むことを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の無線装置(110)。
  14. 前記RANルールは、アクセスの選択のルール、並びに/またはトラフィックステアリングのルールを含むことを特徴とする請求項9から13のいずれか1項に記載の無線装置(110)。
  15. 前記無線装置(110)は、
    前記無線装置(110)が測定した前記3GPPセルラ通信システム(100)の信号強度が第1の閾値より低く、前記無線装置(110)が測定したWLANの信号強度が第2の閾値より高い場合、前記選択されたWLANへ進み、
    前記無線装置(110)が測定した前記3GPPセルラ通信システム(100)の信号強度が第3の閾値より高い、または前記無線装置(110)が測定したWLANの信号強度が第4の閾値より低い場合、前記3GPPセルラ通信システム(100)に進む、ように構成されることを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載の無線装置(110)。
  16. RANの前記信号強度は、参照信号受信電力(RSRP)または受信信号コード電力(RSCP)であり、WLANの信号強度は、受信チャネル電力インジケータ(RCPI)または受信信号強度インジケータ(RSSI)であることを特徴とする請求項15に記載の無線装置(110)。
  17. 無線装置(110)において実行された場合に、請求項1から8のいずれか1項に記載の前記方法を前記無線装置(110)に実行させる、コンピュータ読み取り可能なコードユニットを含む、WLANの選択を管理するためコンピュータプログラム(710)。
JP2016545720A 2013-09-27 2014-09-16 Wlanの選択の管理 Active JP6130974B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361883225P 2013-09-27 2013-09-27
US61/883,225 2013-09-27
PCT/SE2014/051066 WO2015047163A1 (en) 2013-09-27 2014-09-16 Managing selection of wlan

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016536940A JP2016536940A (ja) 2016-11-24
JP6130974B2 true JP6130974B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=51659989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016545720A Active JP6130974B2 (ja) 2013-09-27 2014-09-16 Wlanの選択の管理

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9843996B2 (ja)
EP (1) EP3050364B1 (ja)
JP (1) JP6130974B2 (ja)
KR (1) KR101760631B1 (ja)
CN (1) CN105580443B (ja)
CA (1) CA2925443C (ja)
WO (1) WO2015047163A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9420503B2 (en) 2014-01-21 2016-08-16 Cisco Technology, Inc. System and method for seamless mobility in a network environment
US9980175B2 (en) * 2014-01-28 2018-05-22 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for performing traffic steering in wireless communication system
BR112016018833B1 (pt) * 2014-03-24 2023-10-17 Apple Inc Equipamento de usuário e aparelho de comunicação sem fios
ES2825649T3 (es) * 2014-05-30 2021-05-17 Assia Spe Llc Método y aparato de generación de políticas para mejorar el rendimiento del sistema de red
EP3154306B1 (en) * 2014-06-25 2020-02-26 Huawei Technologies Co., Ltd. Establishment of network connection
US10154438B2 (en) * 2014-09-05 2018-12-11 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for performing interworking between 3GPP and WLAN for dual connectivity in wireless communication system
PT3202187T (pt) * 2014-09-29 2020-04-22 Nokia Solutions & Networks Oy Transmissão de parâmetros de acesso wlan para um grupo de ap wlan
CN106162744B (zh) * 2015-04-13 2021-01-22 电信科学技术研究院 一种数据分流的路径建立方法及装置
US10555197B2 (en) * 2015-08-12 2020-02-04 Acer Incorporated Method of controlling WLAN measurement report and related apparatus using the same
WO2017197295A1 (en) * 2016-05-12 2017-11-16 M2MD Technologies, Inc. Method and system for providing low bandwidth and high bandwidth communications services using different user equipment profiles
CN106211128B (zh) * 2016-06-29 2019-08-06 中国联合网络通信集团有限公司 Wlan接入状态事件的生成方法和装置
CN106912051B (zh) * 2017-02-27 2020-05-15 工业和信息化部电信研究院 一种在运营的开放网络中自动接入网络的方法及客户端
DE112019006542T5 (de) * 2019-01-02 2021-09-23 Google Llc Auswählen einer drahtlosnetzwerkverbindung
CN111565410B (zh) * 2019-02-13 2022-04-22 华为技术有限公司 一种无线信号质量评估方法、电子设备及系统

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1279722C (zh) * 2003-08-14 2006-10-11 华为技术有限公司 无线局域网中用户终端快速接入其归属网络的方法
US7515573B2 (en) * 2005-04-27 2009-04-07 Symbol Technologies, Inc. Method, system and apparatus for creating an active client list to support layer 3 roaming in wireless local area networks (WLANS)
US8811201B2 (en) 2008-04-18 2014-08-19 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Access network selection in a multi-access network environment
EP2324666B1 (en) * 2008-07-02 2012-12-26 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (PUBL) Automatic configuration of inter-domain access technology neighbor relations
EP2752055A1 (en) * 2011-08-31 2014-07-09 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (publ) Andsf policy controlled access network discovery information
EP2820888A1 (en) * 2012-02-28 2015-01-07 Nokia Solutions and Networks Oy Non-conflicting traffic control with different types of network selection information
WO2013134669A1 (en) 2012-03-09 2013-09-12 Interdigital Patent Holdings, Inc. Hotspot evolution support and discovery through non-3gpp access networks
US8817707B2 (en) * 2012-07-20 2014-08-26 Intel Corporation Mechanisms for roaming between 3GPP operators and WLAN service providers
US20140071854A1 (en) * 2012-09-13 2014-03-13 Futurewei Technologies, Inc. System and Methods for Dual Mode Network Selection
KR101729878B1 (ko) * 2013-02-25 2017-04-24 엘지전자 주식회사 정책에 기반한 액세스 결정 방법 및 단말
JP6033953B2 (ja) * 2013-04-05 2016-11-30 京セラ株式会社 ユーザ端末、セルラ基地局、及びプロセッサ
EP3001733A4 (en) * 2013-07-09 2016-06-08 Huawei Tech Co Ltd METHOD, DEVICE AND SYSTEM FOR NETWORK SELECTION
US9769693B2 (en) * 2013-08-08 2017-09-19 Innovative Sonic Corporation Method and apparatus of improving measurement reporting involving WLAN in a wireless communication system

Also Published As

Publication number Publication date
US9843996B2 (en) 2017-12-12
US20160269985A1 (en) 2016-09-15
JP2016536940A (ja) 2016-11-24
CA2925443A1 (en) 2015-04-02
WO2015047163A1 (en) 2015-04-02
EP3050364A1 (en) 2016-08-03
CN105580443B (zh) 2019-06-18
CA2925443C (en) 2020-01-28
CN105580443A (zh) 2016-05-11
EP3050364B1 (en) 2017-11-29
KR101760631B1 (ko) 2017-07-21
KR20160045893A (ko) 2016-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6130974B2 (ja) Wlanの選択の管理
US11540207B2 (en) Dynamic network selection
TWI532343B (zh) 用於將蜂巢式流量分擔至無線區域網路流量的方法、使用者設備及電腦可讀儲存媒體
JP2023075137A (ja) モバイル端末に無線ローカルエリアネットワークへのローミングを可能にするネットワークアーキテクチャ
US10749806B2 (en) Method and apparatus for effective wireless LAN selection
US10863572B2 (en) Method and apparatus for supporting multiple connections in wireless LAN system
US9775099B2 (en) Methods and apparatus for access network selection
US9706589B2 (en) Network nodes, devices and methods therein for enabling device to device communication
TWI551168B (zh) 在漫遊情境中的無線區域網路之選擇規章的控制技術
US20140071854A1 (en) System and Methods for Dual Mode Network Selection
US20140307551A1 (en) Automatic learning of wi-fi neighbors and network characteristics
CN111404814B (zh) 一种数据传输的方法及通信装置
CN112087788A (zh) 接入网发现和选择
EP2984872A1 (en) Radio access network based traffic steering to non-cellular access
US9414284B2 (en) Methods and an apparatus for applying radio-access network-selection and traffic-routing policies in a communication device
US20160007276A1 (en) Wi-Fi Support Awareness
WO2018075233A2 (en) Wlan assisted cellular network discovery and selection
US20150365875A1 (en) Selecting a Radio Access Network Cell
CN115811728A (zh) 一种网元的选择方法、通信装置及通信系统
CN116419334A (zh) 一种网元选择方法及装置、网络设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6130974

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250