JP6129988B2 - 偏心貫通カッター - Google Patents

偏心貫通カッター Download PDF

Info

Publication number
JP6129988B2
JP6129988B2 JP2015547436A JP2015547436A JP6129988B2 JP 6129988 B2 JP6129988 B2 JP 6129988B2 JP 2015547436 A JP2015547436 A JP 2015547436A JP 2015547436 A JP2015547436 A JP 2015547436A JP 6129988 B2 JP6129988 B2 JP 6129988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
catheter
longitudinal axis
end portion
distal end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015547436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015536806A (ja
Inventor
アレクサンダー ライス,
アレクサンダー ライス,
ビクトリア シューマン,
ビクトリア シューマン,
Original Assignee
コヴィディエン リミテッド パートナーシップ
コヴィディエン リミテッド パートナーシップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コヴィディエン リミテッド パートナーシップ, コヴィディエン リミテッド パートナーシップ filed Critical コヴィディエン リミテッド パートナーシップ
Publication of JP2015536806A publication Critical patent/JP2015536806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6129988B2 publication Critical patent/JP6129988B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320758Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions with a rotating cutting instrument, e.g. motor driven
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320783Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions through side-hole, e.g. sliding or rotating cutter inside catheter
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320758Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions with a rotating cutting instrument, e.g. motor driven
    • A61B2017/320766Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions with a rotating cutting instrument, e.g. motor driven eccentric
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320758Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions with a rotating cutting instrument, e.g. motor driven
    • A61B2017/320775Morcellators, impeller or propeller like means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320783Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions through side-hole, e.g. sliding or rotating cutter inside catheter
    • A61B2017/320791Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions through side-hole, e.g. sliding or rotating cutter inside catheter with cutter extending outside the cutting window

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

関連出願への相互参照
本願は、米国特許法§119条の下、2012年12月12日に出願された発明の名称「ECCENTRIC PASS−THRU CUTTER」の米国特許出願第61/736,192号の優先権の利益を主張し、上記米国特許出願は、全ての目的のためにその全体が本明細書中で参考として援用される。
背景
本発明は、概して、身体管腔から物質を除去するためのデバルキング(debulking)カテーテルに関する。
脈管疾患は、脈管管腔(特に、末梢および他の脈管構造(特に、末梢動脈)の動脈管腔)の内壁におけるアテローム性物質の蓄積からしばしば生じ、アテローム性動脈硬化症として公知である状態をもたらす。アテローム性動脈硬化症は、加齢の結果として自然に起きるが、また、食事、高血圧、遺伝、脈管損傷などのような要因によって悪化させられ得る。アテローム性堆積物は、広く多様な特性を有し得、比較的軟らかい堆積物もあれば、繊維状および/または石灰化した堆積物もある。後者の場合、堆積物は、しばしばプラークと称される。
脈管疾患は、多様な手法(薬物、バイパス手術、および多様なカテーテルベースのアプローチ(血管を閉塞しているアテローム性物質または他の物質の脈管内デバルキングまたは除去に頼るものが挙げられる)が挙げられる)で処置され得る。物質を切断するかまたは移動させ、そのような物質を血管から除去するための多様な方法が提案されており、概してアテレクトミー手順と称されている。血管管腔から物質を切断または切除することが意図されるアテレクトミーカテーテルは、回転可能な切断刃(または他の組織除去要素)を用い得、この回転可能な切断刃は、そのような物質を血管管腔から切断し、分離するために、閉塞物質の中に、または閉塞物質を通り越して前進させられ得る。
身体管腔の小さい曲がりくねった領域にアクセスし得るカテーテルであって、制御された様式で身体管腔内から組織および/または他の閉塞物質を除去し得るカテーテルを提供することが望ましい。1つの例において、アテローム性物質を捕捉することを容易にし得るアテレクトミーカテーテルを提供することが所望され得る。カテーテルおよび方法は、多様な身体管腔(冠状動脈、末梢動脈、および他の動脈、ならびに他の身体管腔が挙げられるが、これらに限定されない)における使用のためのものである。
概要
1つの局面において、カテーテルは、概して、細長いカテーテル本体を含み、この細長いカテーテル本体は、被験体の身体管腔の中への挿入のために構成されている。カテーテル本体は、対向している遠位端と近位端と、遠位端と近位端との間に延びている長手方向軸と、長手方向軸に沿って延びている内部通路とを有する。カッターは、近位端部分と、遠位端部分と、近位端部分と遠位端部分との間に延びている長手方向軸とを有する。カッターは、概してカッターの長手方向軸の周りでの回転のために、概してカテーテル本体の遠位端に位置している。カッターの遠位端部分における偏心開口部は、身体管腔の壁から物質を切断するための、角度をつけられた切断エッジを規定する。開口部の中心は、カッターの長手方向軸からずれている。空洞は、カッターによって切断された物質が、身体管腔からの除去のためにカッターを通ってカテーテル本体の内部通路の中へ進むことを可能にするために、開口部からカッターを通して、遠位端部分から近位端部分に延びている。
別の局面において、カテーテルは、概して、細長いカテーテル本体を含み、この細長いカテーテル本体は、被験体の身体管腔の中への挿入のために構成されている。カテーテル本体は、対向している遠位端と近位端と、遠位端と近位端との間に延びている長手方向軸と、長手方向軸に沿って延びている内部通路とを有する。カッターは、近位端部分と、遠位端部分と、近位端部分と遠位端部分との間に延びている長手方向軸とを有する。カッターは、概してカッターの長手方向軸の周りでの回転のために、概してカテーテル本体の遠位端に位置している。遠位端部分は、身体管腔の壁から組織を切断するための、角度をつけられた切断エッジを有する。角度をつけられた切断エッジは、カッターの長手方向軸から角度をなしてずれており、カッターの長手方向軸に対して非直交角度で延びている。
他の目的および特徴は、一部は明らかであり、一部は以下に示される。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
カテーテルであって、該カテーテルは、
細長いカテーテル本体であって、該細長いカテーテル本体は、被験体の身体管腔の中への挿入のために構成され、該カテーテル本体は、対向している遠位端と近位端と、該遠位端と該近位端との間に延びている長手方向軸と、該長手方向軸に沿って延びている内部通路とを有する、細長いカテーテル本体と、
カッターと
を含み、該カッターは、近位端部分と、遠位端部分と、該近位端部分と該遠位端部分との間に延びている長手方向軸とを有し、該カッターは、概して該カッターの長手方向軸の周りでの回転のために、概して該カテーテル本体の該遠位端に位置し、該カッターは、
該カッターの該遠位端部分における偏心開口部であって、該偏心開口部は、該身体管腔の壁から組織を切断するための、角度をつけられた切断エッジを規定し、該開口部の中心は、該カッターの長手方向軸からずれている、偏心開口部と、
空洞と
をさらに含み、該空洞は、該カッターによって切断された組織が、該身体管腔からの除去のために該カッターを通って該カテーテル本体の該内部通路の中へ進むことを可能にするために、該開口部から該カッターを通して、該遠位端部分から該近位端部分に延びている、カテーテル。
(項目2)
前記開口部の前記中心は、前記空洞の長手方向軸において配置され、該空洞の長手方向軸は、前記カッターの長手方向軸に対して斜めである、項目1に記載のカテーテル。
(項目3)
前記空洞の長手方向軸は、前記カッターの長手方向軸に対して、概して約45度の角度で延びている、項目2に記載のカテーテル。
(項目4)
前記空洞の長手方向軸は、前記カッターが回転する場合、傾きが変化する、項目2に記載のカテーテル。
(項目5)
前記カッターの前記遠位端部分は、角度をつけられた表面を有し、前記偏心開口部は、該角度をつけられた表面において形成されている、項目1に記載のカテーテル。
(項目6)
前記偏心開口部は、前記カッターのリーディングエッジをさらに規定し、前記切断エッジは、前記カッターの長手方向軸から、該リーディングエッジよりも半径方向に遠くに突出している、項目1に記載のカテーテル。
(項目7)
前記カッターの前記遠位端部分の少なくとも一部分に概して対向している剪断表面をさらに含み、該カッターの前記回転は、前記身体管腔における前記組織を剪断するために、前記切断エッジが該剪断表面を越えて移動することをもたらす、項目1に記載のカテーテル。
(項目8)
前記剪断表面は、前記カテーテル本体に対して固定され、前記カテーテルは、該カテーテルの前記遠位端の中に受け取られている軸受をさらに含み、前記カッターは、該軸受に接続され、該軸受に対する該カッターの回転を可能にする、項目7に記載のカテーテル。
(項目9)
前記剪断表面は、前記軸受において形成されている、項目8に記載のカテーテル。
(項目10)
前記カテーテル本体の中に少なくとも部分的に受け取られている第2の軸受をさらに含み、該第2の軸受は、前記カッターの前記近位端部分に取り付けられ、該第2の軸受は、
該カッターによって切断された組織が該カッターから該第2の軸受の内部空間の中へ進むことを可能にするように中空である、項目8に記載のカテーテル。
(項目11)
前記カッターの前記近位端部分に取り付けられている駆動シャフトをさらに含み、該駆動シャフトは、前記第2の軸受および前記カテーテル本体の前記内部通路を通して延び、該駆動シャフトは、切断された組織を該カテーテル本体の前記近位端に向かって運搬するための螺旋状オーガーを有する、項目10に記載のカテーテル。
(項目12)
前記カッターの前記遠位端部分は、形状が略円錐形である、項目1に記載のカテーテル。
(項目13)
カテーテルであって、該カテーテルは、
細長いカテーテル本体であって、該細長いカテーテル本体は、被験体の身体管腔の中への挿入のために構成され、該カテーテル本体は、対向している遠位端と近位端と、該遠位端と該近位端との間に延びている長手方向軸と、該長手方向軸に沿って延びている内部通路とを有する、細長いカテーテル本体と、
カッターと
を含み、該カッターは、近位端部分と、遠位端部分と、該近位端部分と該遠位端部分との間に延びている長手方向軸とを有し、該カッターは、概して該カッターの長手方向軸の周りでの回転のために、概して該カテーテル本体の該遠位端に位置し、該遠位端部分は、該身体管腔の壁から組織を切断するための、角度をつけられた切断エッジを有し、該角度をつけられた切断エッジは、該カッターの長手方向軸から角度をなしてずれており、該カッターの長手方向軸に対して非直交角度で延びている、カテーテル。
(項目14)
前記カッターの前記遠位端部分における偏心開口部をさらに含み、該偏心開口部は、前記角度をつけられた切断エッジを規定し、該開口部の中心は、該カッターの長手方向軸からずれている、項目13に記載のカテーテル。
(項目15)
前記カッターの前記遠位端部分は、角度をつけられた表面を有し、前記偏心開口部は、該角度をつけられた表面において形成されている、項目14に記載のカテーテル。
(項目16)
前記偏心開口部は、前記カッターのリーディングエッジをさらに規定し、前記角度をつけられた切断エッジは、該カッターの長手方向軸から、該リーディングエッジよりも半径方向に遠くに突出している、項目14に記載のカテーテル。
(項目17)
前記カッターの前記近位端部分の少なくとも一部分に概して対向している剪断表面をさらに含み、該カッターの前記回転は、前記身体管腔における前記組織を剪断するために、前記角度をつけられた切断エッジが該剪断表面を越えて移動することをもたらす、項目13に記載のカテーテル。
(項目18)
前記剪断表面は、前記カテーテル本体に対して固定されている、項目17に記載のカテーテル。
(項目19)
前記カテーテルの前記遠位端の中に受け取られている軸受をさらに含み、前記剪断表面は、該軸受において形成されている、項目18に記載のカテーテル。
(項目20)
前記カッターは、前記軸受に接続され、該軸受に対する該カッターの回転を可能にする、項目19に記載のカテーテル。
図1は、内部構築を示すためにハンドルの部品が取り外されている、デバルキングカテーテルの断片的な斜視図である。 図2は、カテーテルの遠位端部分の断片的な分解図である。 図3は、カテーテルの遠位端部分の断片的な断面図である。 図4は、図3の断面図の拡大された詳細である。 図5は、デバルキングカテーテルのカッターおよび駆動シャフトの断片的な斜視図である。 図6は、図5におけるカッターおよび駆動シャフトの側面立面図である。 図7は、カッターの正面立面図である。 図8は、カテーテルの軸受の斜視図である。 図9は、軸受の断面図である。 図10A〜図10Dは、身体管腔における組織を切断しているカテーテルの例示である。 図10A〜図10Dは、身体管腔における組織を切断しているカテーテルの例示である。 図10A〜図10Dは、身体管腔における組織を切断しているカテーテルの例示である。 図10A〜図10Dは、身体管腔における組織を切断しているカテーテルの例示である。
対応する参照文字は、図面にわたって、対応する部分を示している。
好ましい実施形態の説明
次に図面を参照すると、身体管腔の壁から組織を除去するデバルキングカテーテルが開示されている。カテーテルは、アテローム(すなわち、プラーク)を動脈の壁から除去する(すなわち、切除する)ためのアテレクトミーカテーテルとの使用に適している。カテーテルはまた、他の身体管腔の狭窄、および他の身体管腔(例えば、尿管、胆管、気道、膵管、リンパ本幹など)における他の過形成状態および新生物形成状態を処置するために適している場合がある。新生物形成細胞増殖は、しばしば、身体管腔を取り囲んでその中に侵入する腫瘍の結果として起きる。従って、そのような物質のデバルキングは、身体管腔の開存性を維持するために有益であり得る。残りの議論は、動脈におけるアテローム性もしくは血栓性の閉塞物質をデバルキングし、この閉塞物質を貫通するためのアテレクトミーカテーテルの構成要素に向けられているが、これらの構成要素が、多様な身体管腔における多様な閉塞物質、狭窄物質、もしくは過形成物質を除去および/または貫通するための他のタイプのデバルキングカテーテルとともに用いられ得ることが認識される。
次に図1〜図3を参照すると、アテレクトミーカテーテルは、全体的に11として示されている。カテーテルは、細長い管状カテーテル本体またはチューブ13を含み、この細長い管状カテーテル本体またはチューブ13は、長手方向軸LAと、近位端部分15と、遠位端部分17とを有する。近位端部分15を含むカテーテルチューブ13の大部分は、カテーテルチューブ13が屈曲することおよび曲がることを可能にするために、概して可撓であり得、患者の身体管腔Bの中へのカテーテル11の挿入および移動を容易にする。管腔19は、カテーテルチューブ13を通して軸方向に延びている。
全体的に21において示されている回転可能なカッターは、管腔19の中に少なくとも部分的に受け取られ、動脈の壁から組織を除去するために、カテーテルチューブ13の遠位端部分17に動作可能に接続されている。カッター21の一部分は、カテーテルチューブ13における開口部29(図2および図3)から外に延びている。例示される実施形態に示されるように、カッター21の遠位端部分は、全体的に23において示されているカッターアダプターまたは軸受に動作可能に接続されている。駆動シャフト25の遠位端は、概してカッターの長手方向軸LA(図4)の周りでのカッターの回転を選択的に駆動するために、カッター21の近位端部分に動作可能に接続されている。駆動シャフト25は、カテーテルチューブ13の管腔19を通して延び、除去された組織を管腔19内で近位方向に運搬するか、または移動させるための外側螺旋状ねじ筋27を含む。
駆動シャフト25のシャンク(すなわち、ねじ筋27を含まない駆動シャフトの一部)は、概して可撓であり、1つ以上のコイル(例えば、ステンレス鋼コイル(複数可))、またはトルクチューブ(例えば、中に埋め込まれている編組されたステンレス鋼ワイヤーの層を有するポリイミドチューブ)から形成され得る。駆動シャフト25の本体は、非常に高いねじり剛性および十分な引張強度を有し得るが、概して側方に可撓である。所望のトルク伝達、直径、および可撓性に依存して、多様な他の材料および構築のうちの任意のものも使用され得る。
例示される実施形態において、駆動シャフト25の外側における螺旋状ねじ筋27は、駆動シャフトの長さに沿って延び、除去された組織をカテーテルチューブ13の管腔19内で近位方向に運搬するための運搬機構として機能する。従って、ねじ切りされた駆動シャフト25は、オーガーまたはスクリューコンベヤーとして機能し、それにより、駆動シャフトの回転は、螺旋状ねじ筋27の回転を与え、それは、除去された組織をカテーテルチューブ13内で近位方向に移動させる。例示される実施形態において、ねじ筋27は、時計回り(駆動シャフトの近位端から見られる場合)の駆動シャフトの回転が組織を近位方向に運搬するように、右回り(駆動シャフト25の近位端から見られる場合)のねじ筋である。駆動シャフトねじ筋27は、カテーテルチューブ13の近位端部分15まで後方へ延び得、組織容器(示されない)の中へ通じ得る。駆動シャフトねじ筋27はまた、カテーテルチューブ13の近位端部分15の手前で終わり得る。ねじ筋27は、任意の適切な態様で駆動シャフト25上に形成され得る。ねじ筋27以外の切断された組織の搬送システムが使用され得ることが理解されるべきである。さらに、搬送システムは、完全に省かれ得る。
例示される実施形態において、カッター21および駆動シャフト25は、単一の1ピースの構築として形成されている。しかし、カッター21は、駆動シャフト25と別個のピースとして形成されて、例えば、ねじ切りされた接続部(示されない)によって、駆動シャフトに取り付けられ得る。カッター21はまた、任意の他の適切な態様で駆動シャフト25に接続され得る。例示される実施形態において、特に図1において、カッター21は、永久に展開位置にある。しかし、カッター21は、図面に示されるような展開位置または露出位置と、カッターがカテーテルチューブ13の管腔19の中に完全に受け取られている後退位置との間でカッターを移動させるために、展開機構(示されない)に動作可能に接続され得、その結果、カテーテル11は、カッター21が使われていない場合、被験体の脈管構造を安全に横断し得る。
図1を参照すると、カテーテル11の近位端部分、特に、駆動シャフト25の近位端は、カテーテルチューブ13に対する駆動シャフトの回転を与えるために、カッターモーター31(大まかにはカッタードライバー)に動作可能に接続されている。1つの例において、カッターモーター31は、ハンドル33(図1においてカバーが取り外された状態で示されている)内に配置され、このハンドル33は、カテーテル11の近位端に解放可能に接続可能である。例えば、カッターモーター31に加えて、ハンドル33は、カッターモーター31のための電源35(例えば、電池)と、カッターモーターを作動させるためのマイクロスイッチ(示されない)と、モーターを駆動シャフト25の近位端に接続することにおける使用のためのカテーテルコネクター37とを収容し得る。いくつかの実施形態において、カッターモーター31は、所望される場合、1,000rpmと10,000rpm以上との間で駆動シャフト25を回転させ得る。ハンドル33は、1つ以上の入力デバイス(例えば、レバー39)を含み得、1つ以上の入力デバイスは、カテーテル11の主要な動作(例えば、カッタードライバー31を介した駆動シャフト25およびカッター21の回転)を制御する。駆動シャフト25が他の手法で駆動され得ることが理解される。
図4〜図7に最も良好に見られるように、回転可能なカッター21は、対向している近位端部分と遠位端部分と、それらの間を延びている長手方向軸LAとを有する。カッター21の遠位端部分は、角度をつけられた表面41を有し、この角度をつけられた表面41は、カッターの遠位端の周りに延びている。より詳しくは、表面41は、螺旋状円錐の形状である。円筒形部分43は、角度をつけられた表面41から近位方向に延び、テーパ部分45は、円筒形部分43から近位方向に延びている。テーパ部分45は、カッター21を駆動シャフト25に接続している。カッター21の遠位端部分におけるポスト49は、斜めの表面41から遠位方向に延び、軸受23における凹部51の中に受け取られている。軸受23は、カテーテルチューブ13の内側壁に固定され、カッターの遠位端部分を支持している。ポスト49は、カッター21が軸受23に対して回転することを可能にするために、凹部51の中で回転することを可能にされている。
偏心開口部61は、カッター21の角度をつけられた表面41において形成されている。開口部61の中心Cは、開口部がカッターの長手方向軸を中心に置かれないように、カッター21の長手方向軸LAからずれている(図4)。開口部61は、カッター21の遠位端部分において環状エッジを形成している。環状エッジは、リーディングエッジ部分63と切断エッジ部分65とに概して分けられる。リーディングエッジ部分63は、カッター21が回転させられる場合、身体管腔Bにおけるアテロームを最初に通過する環状エッジの部分を規定する。切断エッジ部分65が、次に組織を通過し、より詳細に下で説明されるように、組織をつかみ、この組織に切り込むように構成されている。角度をつけられた表面41は、螺旋状輪郭を有し、ステップダウン表面67(図5)を形成している。ステップダウン表面67の長手方向エッジ69は、切断エッジ部分65をリーディングエッジ部分63に接続している。結果として、切断エッジ部分65は、切断エッジ部分が身体管腔Bにおける組織を容易に係合し得るように、リーディングエッジ部分63よりも半径方向に顕著に遠くに突出している。また、偏心開口部61がカッター21の角度をつけられた表面41において形成されているので、切断エッジ部分65は、カッターの長手方向軸LAに対して非直交角度で配置されている。
空洞71は、偏心開口部61からカッター21を通して、遠位端部分から近位端部分に延び、近位端部分において出口73を形成している。空洞71の長手方向軸LAは、空洞がカッター21を通して横切って延びるように、開口部61の中心Cを通って延びている。好ましい実施形態において、空洞71の長手方向軸LAは、カッター21の長手方向軸LAに対して斜めである。1つの実施形態において、空洞71の長手方向軸LAは、概して、カッター21の長手方向軸LAに対して、約45度の角度αで延びている(図4)。
カッター21は、単一の1ピースの構築として形成され得るか、または適切な態様(例えば、溶接、ろう付け、接着剤、機械的締りばめ、ねじ切りされた係合など)で互いに固定されている別個の構成要素から形成され得る。非限定的な例としては、カッター21は、鋼、炭化タングステン、炭化タングステンコバルト、炭化タングステンモリブデン、炭化ケイ素、窒化ケイ素、セラミック、アモルファス金属、または他の材料から構成され得、旋削加工、研削加工、焼結、放電加工(EDM)、レーザー切断、熱処理、析出硬化、鋳造、または他の方法を含む方法によって製造され得る。
図8および図9を参照すると、軸受23は、円筒形部材を含み、この円筒形部材は、軸受の外側表面において切り抜き81を有する。切り抜き81は、輪郭に合わせた内側表面83を形成し、この輪郭に合わせた内側表面83は、カッター21に概して対向している。内側表面83は、カッター21の円筒形部分43の一部分に概して対向している支持部分85と、カッターの角度をつけられた表面41に概して対向している剪断部分87とを含む(図4)。剪断エッジ88は、切り抜き81の一方の側面に沿って延びている。支持部分85は、カッターの回転を導くために、カッター21の円筒形部分43との密接したスライドする関係で配置されている。隙間89は、カッターが図4に示される回転位置にある場合、軸受23の剪断部分87とカッター21の斜めの表面41との間に配置されている。より詳細に下で説明されるように、隙間89は、カッター21の切断エッジ部分65が軸受23の剪断エッジ88と向かい合う位置へ回転させられる場合、実質的にゼロに低減され、身体管腔Bにおける組織片を剪断するためにカッターが軸受に対して回転する場合、剪断エッジが切断エッジ部分と協働することを可能にする。
図2〜図4を参照すると、第2の軸受91が、カテーテルチューブ13の管腔19の中に少なくとも部分的に受け取られ、円筒形部分43とテーパ部分45との間の接合場所において、カッター21の近位端部分に取り付けられている。第2の軸受91は、中空円筒形部材であり、この中空円筒形部材は、カッター21および駆動シャフト25の一部分を受け取る内部空間93を有する。第2の軸受91の内部空間93は、カッター出口73とカテーテルチューブ13の管腔19とを互いに連通している状態に置く。従って、より詳細に下で説明されるように、カッター21が身体管腔Bにおける組織を切断する場合、切断された組織は、オーガー27によるカテーテルチューブ13の近位端15への運搬のために、カッターを通して第2の軸受91の内部空間93の中へ進み得る。第2の軸受91はまた、他の構成を有し得る。
動作中、カテーテルチューブ13の遠位端17は、カッター21が組織を係合するための位置に移動させられるように、身体管腔Bにおける組織Tを越えて移動させられる(図10A)。例示される実施形態に示されるように、組織Tは、身体管腔Bの底部に配置されている。図4に示されるように、カッター空洞71の長手方向軸LAは、偏心開口部61が身体管腔Bの底部に向き、出口73が身体管腔の頂部に向くように(図面において向けられているように)、負の傾きを有する(すなわち、軸は、右から左に上がる)。カテーテルチューブ13が移動させられる場合、カッター21は回転する。カッター21が組織Tの上を移動させられる場合、カッターの回転は、切断エッジ部分65が組織を係合し、組織を身体管腔Bの底部壁から離れるほうに引っ張ることをもたらす(図10B)。カッター21のこの動きは、組織Tのセクションをつかみ、すくい上げる。カッター21が回転し続ける場合、組織Tは、軸受23の剪断エッジ88との係合へ引っ張られる。カッター21の引き続きの回転はまた、切断エッジ部分65と軸受23の剪断エッジ88との間の隙間89(図4)を低減する。カッター21の切断エッジ部分65が軸受23の剪断エッジ88を越えて移動する場合、構成要素は、協働することにより、組織片CTを組織Tから切断する(図10C)。特に、カッター21が図10Cに示される位置にある場合、切断エッジ部分65と剪断エッジ88との間の小さい実質的にゼロの隙間89は、切断エッジ部分および剪断エッジが、組織片を剪断するために、鋏のような切断作用を実施することをもたらす。切断された組織CTは、次に、カッター21の空洞71の中に捕捉される(図10D)。この時点までに、カッター21は、空洞71の長手方向軸LAが正の傾きを有する(すなわち、軸は、左から右に上がる)ように、180度回転している。従って、偏心開口部61は、身体管腔Bの頂部に向き、出口73は、身体管腔の底部に向いている(図面において向けられているように)。結果として、切断された組織CTは、下方へ第2の軸受91の内部空間93の中へ送られる。第2の軸受91におけるオーガー27は、次に、除去のために、切断された組織CTをカテーテルチューブ13の近位端15へ運搬する。組織Tはまた、カッター21の切断エッジ部分65が最初に組織を係合する場合に切断され得ることが理解される。この例において、切断された組織は、依然として、カッター21の空洞71の中にすくい上げられ、オーガー27によるカテーテルチューブ13の近位端15への運搬のために、第2の軸受91の内部空間93の中へ送られる。
例示される実施形態に示されるように、組織Tは、身体管腔Bの底部に位置している。カテーテル11は、組織Tが身体管腔Bの頂部または側面に位置している場合に、カッター空洞71の長手方向軸LAの向きが、カテーテル11の位置に依存して変化し得ることを除いて、示されるのと同じように機能することが理解される。しかし、各々の場合において、空洞71は、切断された組織を第2の軸受91の内部空間93に送り、オーガー27は、切断された組織をカテーテルチューブ13の近位端15に運搬する。
本発明を詳細に記載してきたが、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲から外れることなく、改変およびバリエーションが可能であることは明らかである。
本発明またはその好ましい実施形態(複数可)の要素を紹介する場合、冠詞「a」、「an」、「the」、および「上記」は、要素のうちの1つ以上が存在することを意味することが意図される。用語「含む(comprising)」、「含む(including)」、および「有する(having)」は、包括的なものであり、列挙された要素以外のさらなる要素が存在し得ることを意味することが意図される。
上記を考慮して、本発明のいくつかの目的が達成され、他の有利な結果が得られることが分かる。
様々な変更が、本発明の範囲から外れることなく、上記構築においてなされ得るので、上記記載に含まれ、添付の図面に示される全ての事柄は、限定する意味ではなく、例示として解釈されることが意図される。

Claims (19)

  1. カテーテルであって、該カテーテルは、
    細長いカテーテル本体であって、該細長いカテーテル本体は、被験体の身体管腔の中への挿入のために構成され、該カテーテル本体は、対向している遠位端と近位端と、該遠位端と該近位端との間に延びている長手方向軸と、該長手方向軸に沿って延びている内部通路とを有する、細長いカテーテル本体と、
    近位端部分と、遠位端部分と、該近位端部分と該遠位端部分との間に延びている長手方向軸とを有するカッターであって、該カッターは、概して該カッターの長手方向軸の周りでの回転のために、概して該カテーテル本体の該遠位端に位置する、カッターと
    を含み、
    該カッターは、
    該カッターの該遠位端部分における偏心開口部であって、該偏心開口部は、該身体管腔の壁から組織を切断するための、角度をつけられた切断エッジを規定し、該開口部の中心は、該カッターの長手方向軸からずれている、偏心開口部と、
    該カッターによって切断された組織が、該身体管腔からの除去のために該カッターを通って該カテーテル本体の該内部通路の中へ進むことを可能にするために、該開口部から該カッターを通って該遠位端部分から該近位端部分に延びている空洞であって、該空洞は、該カッターを通って該カッターの長手方向軸を横切るように延びている、空洞と
    をさらに含む、カテーテル。
  2. 前記開口部の前記中心は、前記空洞の長手方向軸において配置され、該空洞の長手方向軸は、前記カッターの長手方向軸に対して斜めである、請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記空洞の長手方向軸は、前記カッターの長手方向軸に対して、概して約45度の角度で延びている、請求項2に記載のカテーテル。
  4. 前記空洞の長手方向軸は、前記カッターが回転する場合、該細長いカテーテル本体の長手方向軸に対して傾きが変化する、請求項2に記載のカテーテル。
  5. 前記カッターの前記遠位端部分は、角度をつけられた表面を有し、前記偏心開口部は、該角度をつけられた表面において形成されている、請求項1に記載のカテーテル。
  6. 前記偏心開口部は、前記カッターのリーディングエッジをさらに規定し、前記切断エッジは、前記カッターの長手方向軸から、該リーディングエッジよりも半径方向に遠くに突出している、請求項1に記載のカテーテル。
  7. 前記カッターの前記遠位端部分の少なくとも一部分に概して対向している剪断表面をさらに含み、該カッターの前記回転は、前記身体管腔における前記組織を剪断するために、前記切断エッジが該剪断表面を越えて移動することをもたらす、請求項1に記載のカテーテル。
  8. 前記剪断表面は、前記カテーテル本体に対して固定され、前記カテーテルは、該カテーテルの前記遠位端の中に受け取られている軸受をさらに含み、前記カッターは、該軸受に接続され、該軸受に対する該カッターの回転を可能にする、請求項7に記載のカテーテル。
  9. 前記剪断表面は、前記軸受において形成されている、請求項8に記載のカテーテル。
  10. 前記カテーテル本体の中に少なくとも部分的に受け取られている第2の軸受をさらに含み、該第2の軸受は、前記カッターの前記近位端部分に取り付けられ、該第2の軸受は、該カッターによって切断された組織が該カッターから該第2の軸受の内部空間の中へ進むことを可能にするように中空である、請求項8に記載のカテーテル。
  11. 前記カッターの前記近位端部分に取り付けられている駆動シャフトをさらに含み、該駆動シャフトは、前記第2の軸受および前記カテーテル本体の前記内部通路を通って延び、該駆動シャフトは、切断された組織を該カテーテル本体の前記近位端に向かって運搬するための螺旋状オーガーを有する、請求項10に記載のカテーテル。
  12. 前記カッターの前記遠位端部分は、形状が略円錐形である、請求項1に記載のカテーテル。
  13. カテーテルであって、該カテーテルは、
    細長いカテーテル本体であって、該細長いカテーテル本体は、被験体の身体管腔の中への挿入のために構成され、該カテーテル本体は、対向している遠位端と近位端と、該遠位端と該近位端との間に延びている長手方向軸と、該長手方向軸に沿って延びている内部通路とを有する、細長いカテーテル本体と、
    近位端部分と、遠位端部分と、該近位端部分と該遠位端部分との間に延びている長手方向軸とを有するカッターであって、該カッターは、概して該カッターの長手方向軸の周りでの回転のために、概して該カテーテル本体の該遠位端に位置し、該遠位端部分は、該身体管腔の壁から組織を切断するための、角度をつけられた切断エッジを有し、該角度をつけられた切断エッジは、該カッターの長手方向軸から角度をなしてずれており、該カッターの長手方向軸に対して非直交角度で延びており、該カッターの長手方向軸は、該細長いカテーテル本体の長手方向軸から角度をなしてずれている、カッターと
    を含み、
    該カッターは、該カッターの該遠位端部分において偏心開口部を含み、該偏心開口部は、該角度をつけられた切断エッジを規定し、該開口部の中心は、該カッターの長手方向軸からずれている、カテーテル。
  14. 前記カッターの前記遠位端部分は、角度をつけられた表面を有し、前記偏心開口部は、該角度をつけられた表面において形成されている、請求項13に記載のカテーテル。
  15. 前記偏心開口部は、前記カッターのリーディングエッジをさらに規定し、前記角度をつけられた切断エッジは、該カッターの長手方向軸から、該リーディングエッジよりも半径方向に遠くに突出している、請求項13に記載のカテーテル。
  16. 前記カッターの前記遠位端部分の少なくとも一部分に概して対向している剪断表面をさらに含み、該カッターの前記回転は、前記身体管腔における前記組織を剪断するために、前記角度をつけられた切断エッジが該剪断表面を越えて移動することをもたらす、請求項13に記載のカテーテル。
  17. 前記剪断表面は、前記カテーテル本体に対して固定されている、請求項16に記載のカテーテル。
  18. 前記カテーテルの前記遠位端の中に受け取られている軸受をさらに含み、前記剪断表面は、該軸受において形成されている、請求項17に記載のカテーテル。
  19. 前記カッターは、前記軸受に接続され、該軸受に対する該カッターの回転を可能にする、請求項18に記載のカテーテル。
JP2015547436A 2012-12-12 2013-12-06 偏心貫通カッター Active JP6129988B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261736192P 2012-12-12 2012-12-12
US61/736,192 2012-12-12
PCT/US2013/073546 WO2014093159A1 (en) 2012-12-12 2013-12-06 Eccentric pass-thru cutter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015536806A JP2015536806A (ja) 2015-12-24
JP6129988B2 true JP6129988B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=49881048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015547436A Active JP6129988B2 (ja) 2012-12-12 2013-12-06 偏心貫通カッター

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10143488B2 (ja)
EP (1) EP2931150B1 (ja)
JP (1) JP6129988B2 (ja)
WO (1) WO2014093159A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9539022B2 (en) 2012-11-28 2017-01-10 Microvention, Inc. Matter conveyance system

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4942788A (en) * 1987-11-23 1990-07-24 Interventional Technologies, Inc. Method of manufacturing a cutter for atherectomy device
US5242460A (en) * 1990-10-25 1993-09-07 Devices For Vascular Intervention, Inc. Atherectomy catheter having axially-disposed cutting edge
DE9111012U1 (de) * 1991-09-05 1991-11-07 Hipp, Roland, 7201 Neuhausen Instrument zum Abtragen von Ablagerungen in Blutgefäßen
US5643297A (en) * 1992-11-09 1997-07-01 Endovascular Instruments, Inc. Intra-artery obstruction clearing apparatus and methods
US8328829B2 (en) * 1999-08-19 2012-12-11 Covidien Lp High capacity debulking catheter with razor edge cutting window
US20070276419A1 (en) * 2006-05-26 2007-11-29 Fox Hollow Technologies, Inc. Methods and devices for rotating an active element and an energy emitter on a catheter
US7981128B2 (en) * 2006-06-30 2011-07-19 Atheromed, Inc. Atherectomy devices and methods
WO2009079155A2 (en) * 2007-11-20 2009-06-25 The Cleveland Clinic Foundation Method and apparatus for tissue sampling
US20100030216A1 (en) * 2008-07-30 2010-02-04 Arcenio Gregory B Discectomy tool having counter-rotating nucleus disruptors
US8070765B2 (en) * 2009-01-28 2011-12-06 Medtronic Xomed, Inc. Systems and methods for surgical removal of brain tumors
AU2010328078B2 (en) * 2009-12-11 2013-07-04 Covidien Lp Material removal device having improved material capture efficiency and methods of use
JP5690928B2 (ja) * 2010-06-14 2015-03-25 コヴィディエン リミテッド パートナーシップ 物質除去デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015536806A (ja) 2015-12-24
US10143488B2 (en) 2018-12-04
EP2931150B1 (en) 2019-02-06
US20140194912A1 (en) 2014-07-10
WO2014093159A1 (en) 2014-06-19
EP2931150A1 (en) 2015-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9855072B2 (en) Material removal device and method of use
US10603068B2 (en) Tissue-removing catheter for body lumen
RU2539720C2 (ru) Устройство для удаления материала и способ применения
JP4756030B2 (ja) 血管から除去可能な物質を吸い込み、破砕し、排出するためのカテーテル
US10743908B2 (en) Tissue-removing catheter including deployment mechanism
US10405880B2 (en) Cutter for tissue-removing catheter
US10524827B2 (en) Tissue-removing catheter with ball and socket deployment mechanism
JP6129988B2 (ja) 偏心貫通カッター
US20140222048A1 (en) Debulking catheter

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6129988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250