JP6117440B2 - ユーザ機器およびeNodeB - Google Patents

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Description

本開示は、ワイヤレス通信分野に関連し、詳細には、マルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットをレポートするユーザ機器およびeNodeBに関する。
MU−MIMO(マルチユーザ多重入力多重出力)は、LTE(ロング・ターム・エボリューション)の物理層における空間多重化技術の一種であり、1つのセル内で同時に多数のユーザをサポートする。現在の規格リリース(Rel.8〜11)は、すでにMU−MIMOをサポートするが、トランスペアレント方法の一種による。eNodeBは、SU−MIMO(シングルユーザMIMO)とMU−MIMOとの間のスイッチング/スケジューリングを柔軟に実行する。さらに、CSI計算での現在の仮定はSU−MIMOであるため、MU CSI(チャネル・ステータス・インジケータ)計算に対するエンハンスメントはない。そのような挙動の問題は、eNodeBがMUに関する正確なCSI情報を知ることができないため、MU性能が不正確なMUペアリングとスケジューリングのために劣化することである。
そのような課題は、Rel.12標準化会議でのeMIMOセッション(LTE−Advancedに対する更なるダウンリンクMIMOのエンハンスメント)の中で現在調査されている。しかしながら、現在まで合意されていない。最近のいくつかのRAN1会議(例えば、3GPP RAN1#73)に提出された寄与文書から、次のような4つのタイプのオプションが存在する。
[オプション1]共スケジュール化PMI仮説がRRC(無線リソース制御)によって構成される際におけるMU−CQI(マルチユーザ・チャネル品質インジケータ)オフセットの導入
[オプション2]SUまたはMUの仮定についてのそれぞれのCSIプロセスに対するRRCシグナリングの導入
[オプション3]計測平均ウィンドウによって明確に定義されるCSI−IM(CSI干渉計測)計測インターバルの導入
[オプション4]MUに対するエンハンスメント無し(すなわち、CSI−IM+ランク制限の利用による規格上透過なアプローチ)
オプション2〜4と比較すると、UEが正確なMU CSI情報をフィードバックできるので、オプション1が最高の性能を得ると思われる。
オプション1の考え(非特許文献1を参照のこと。これは、本明細書に援用する。)は、UEが共スケジュール化PMI(プリコーディング・マトリックス・インジケータ)の仮定に基づく多数のMU−CQIオフセットをフィードバック(レポート)するということである。本明細書では、共スケジュール化PMIは、可能な共スケジュール化UEに対する可能なPMIであり、RRCによって構成される。所望のPMIに対するCQIに関連する特定の共スケジュール化PMIを導入する場合、MU−CQIオフセットは、CQIオフセット(通常は劣化)である。所望のPMIは、ターゲットUEが選択する最良のPMIである。共スケジュール化PMIの仮定は、次の表1に示すように、RRCによって構築される。
Figure 0006117440
表1は、共スケジュール化PMI数(K)は5と仮定されている。表1から分かるように、所望のPMIインデックスが0の場合、共スケジュール化PMIインデックスは1、2、3、8および10であり、所望のPMIインデックスが1の場合、共スケジュール化PMIインデックスは0、2、3、9および11などである。MU−CQIオフセットは、それぞれの共スケジュール化PMIの仮定に対応して計算される。MU−CQIオフセットのフィードバックは、差分CQI表に依存し、以下の表2に示すように2ビットを必要とする。
Figure 0006117440
表2では、MU−CQIオフセットのオフセット・レベルは2ビットで示すことができる。2ビットの値(サブバンド差分CQI値)が表の左の列に列挙されており、対応するオフセット・レベルが表の右の列に列挙される。例えば、2ビットの値が0、すなわち2ビットが「00」の場合、オフセット・レベルは0dBであり、これは、共スケジュール化PMIを有するCQIと所望のPMIに対するCQIとの間にオフセットがないことを意味する。2ビットの値が3の場合、すなわち2ビットが「11」の場合、オフセット・レベルは「≦−1dB」であり、これは、共スケジュール化PMIを有するCQIが所望のPMIに対するCQIよりも1dB以上小さいことを意味する。
図1は、MU−CQIオフセット・フィードバックに対してMU−MIMOをサポートする例示的な通信システムを示しており、1つのeNodeB(eNB)、1つのターゲットUE、および2つの可能な共スケジュール化UEが存在する。このシステムでは、ターゲットUEは所望のPMIに対する1つのCQIをレポートし、2つの可能な共スケジュール化PMI1および2に対してそれぞれ2つのCQIオフセット1および2もレポートする。
上記のオプション1の問題は、特に共スケジュール化PMI数が大きい場合、オーバヘッドが非常に大きいということである。例えば、共スケジュール化PMI数が5の場合、それぞれのMU−CQIオフセットは差分CQI表に基づいて2ビットが必要なため、5つのMU−CQIオフセットに対して10ビットが必要とされる。共スケジュール化PMI数が10の場合、10のMU−CQIオフセットに対して20ビットが必要とされる。
3GPP RAN1#73へ提出されたR1−132484
本開示は、性能を大幅に失うことなくMU−CQIオフセットをレポートするためのオーバヘッドを削減するために、上記を考慮してなされる。
本開示の第1の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法が提供され、共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、ユーザ機器(UE)によって、eNodeBへレポートするステップを備え、所望のPMIと完全に直交する第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、所望のPMIと完全に直交しない第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされ、第2の数は第1の数よりも小さい。好ましくは、第1の数は2、第2の数は1である。
本開示の第2の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法が提供され、共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、ユーザ機器(UE)によって、eNodeBへレポートするステップを備え、第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、第1の共スケジュール化PMIと相関される第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、第2の数は第1の数よりも小さい。好ましくは、第1の数は2、第2の数は1である。
本開示の第3の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法が提供され、無線リソース制御(RRC)によって構成される複数の共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)の一部に対応する(1つまたは複数の)マルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、ユーザ機器(UE)によって、一連のビットでeNodeBへレポートするステップを備え、一連のビットの第1のセクションはMU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIの少なくとも一部を示し、一連のビットの第2のセクションは(1つまたは複数の)レポートされるMU−CQIオフセットを示す。
第3の態様の1例では、RRCによって構成される複数の共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットの中での最良のMU−CQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションが一連のビットでレポートされる。
第3の態様のこの1例では、好ましくは、RRCによって構成される複数の共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIの中での最悪のMU−CQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションもまた一連のビットでレポートされる。
第3の態様のこの1例では、好ましくは、ランダムに選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットもまた一連のビットでレポートされる。
第3の態様のこの1例では、好ましくは、最良のMU−CQIオフセットに関連する共スケジュール化PMIではなく、循環的に選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットもまた一連のビットでレポートされる。さらに好ましくは、循環的に選択される共スケジュール化PMIは、サブバンドに対して循環的に選択される。
第3の態様の1例では、好ましくは、最良のMU−CQIオフセットがレポート用に使用されるMU−CQIオフセット表に定義される最悪のオフセット・レベルよりも良くない場合、最良のMU−CQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションがレポートされるだけである。
本開示の第4の1様態では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートするユーザ機器(UE)が提供され、共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットをeNodeBへレポートするように構成されるレポート・ユニットを備え、所望のPMIと完全に直交する第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、所望のPMIと完全に直交しない第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされ、第2の数は、第1の数よりも小さい。
本開示の第5の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートするユーザ機器(UE)が提供され、共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットをeNodeBへレポートするように構成されるレポート・ユニットを備え、第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、第1の共スケジュール化PMIと相関される第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、第2の数は、第1の数よりも小さい。
本開示の第6の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートするユーザ機器(UE)が提供され、無線リソース制御(RRC)によって構成される複数の共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)の一部に対応する(1つまたは複数の)マルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、eNodeBへ、一連のビットでレポートするように構成されるレポート・ユニットを備え、一連のビットの第1のセクションはMU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIの少なくとも一部を示し、一連のビットの第2のセクションは(1つまたは複数の)レポートされるMU−CQIオフセットを示す。
本開示の第7の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法が提供され、ユーザ機器(UE)からレポートされる共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットをeNodeBによって受信するステップを備え、所望のPMIと完全に直交する第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、所望のPMIと完全に直交しない第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされ、第2の数は、第1の数よりも小さい。
本開示の第8の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法が提供され、ユーザ機器(UE)からレポートされる共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットをeNodeBによって受信するステップを備え、第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、第1の共スケジュール化PMIと相関される第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、第2の数は、第1の数よりも小さい。
本開示の第9の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法が提供され、一連のビットでユーザ機器(UE)からレポートされる無線リソース制御(RRC)によって構成される複数の共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)の一部に対応する(1つまたは複数の)マルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、eNodeBによって受信するステップを備え、一連のビットの第1のセクションはMU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIの少なくとも一部を示し、一連のビットの第2のセクションは(1つまたは複数の)レポートされるMU−CQIオフセットを示す。
本開示の第10の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートするeNodeBが提供され、ユーザ機器(UE)からレポートされる共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを受信するように構成される受信ユニットを備え、所望のPMIと完全に直交する第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、所望のPMIと完全に直交しない第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされ、第2の数は、第1の数よりも小さい。
本開示の第11の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートするeNodeBが提供され、ユーザ機器(UE)からレポートされる共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを受信するように構成される受信ユニットを備え、第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、第1の共スケジュール化PMIと相関される第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、第2の数は、第1の数よりも小さい。
本開示の第12の1態様では、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートするeNodeBが提供され、一連のビットでユーザ機器(UE)からレポートされる無線リソース制御(RRC)によって構成される複数の共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)の一部に対応する(1つまたは複数の)マルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを受信するように構成される受信ユニットを備え、一連のビットの第1のセクションはMU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIの少なくとも一部を示し、一連のビットの第2のセクションは(1つまたは複数の)レポートされるMU−CQIオフセットを示す。
本開示の上記の態様に従って、MU−CQIオフセットをレポートするためのオーバヘッドを、性能を大幅に失うことなく削減できる。
前述は要約であり、従って、詳細の単純化、一般化、および省略を必然的に含んでいる。本明細書に記載される、他の態様、特徴、装置および/またはプロセスおよび/または他の主題の利点は、本明細書で説明される教示の中で明らかになるであろう。要約は、以下の発明を実施するための形態の中でさらに記述される単純化した形式で概念の選択を紹介するために提供される。この要約は、特許請求される主題の重要な特徴または不可欠な特徴を特定することを意図したものではなく、また、特許請求される主題の範囲を判断する際の助けとして使用されることを意図したものでもない。
本開示の前述および他の特徴は、添付の図面と併せて、次の説明と添付の特許請求の範囲からより完全に明らかになるであろう。これらの図面は本開示によるいくつかの実施形態のみを描いており、従って、その範囲を制限するものと見なされないことを理解して、本開示は添付の図面の利用を通して、追加の特異性と詳細により記述されるであろう。
MU−CQIオフセット・フィードバックに対してMU−MIMOをサポートする例示的な通信システムを示す図 第1の実施形態によるMU−CQIオフセットをレポートする方法の例示的なフローチャート 第1の実施形態によるUEを概略的に示すブロック図 第1の実施形態によるMU−CQIオフセットを受信する方法の例示的なフローチャート 第1の実施形態によるeNodeBを概略的に示すブロック図 第2の実施形態によるMU−CQIオフセットレポートを説明するための例示的な通信システムを示す図 第3の実施形態によるMU−CQIオフセットをレポートする方法の例示的なフローチャート 最良のMU−CQIオフセットがレポートされる、第3の実施形態の1例による例示的なビット列を概略的に示す図 最良のMU−CQIオフセットと最悪のMU−CQIオフセットがレポートされる、第3の実施形態の1例による例示的なビット列を概略的に示す図 最良のMU−CQIオフセットと循環的に選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットとがレポートされる、第3の実施形態の1例による例示的なビット列を概略的に示す図 第3の実施形態によるMU−CQIオフセットを受信する方法の例示的なフローチャート
次の発明を実施するための形態において、その一部をなす添付の図面を参照する。図面において同一の符号は、別段文脈によって示されない限り、一般に同一の構成要素を特定する。本開示の態様は、幅広い様々な構成で構成し、置き換え、組み合わせ、設計することができることは容易に理解されよう。これらのすべては、明確に企図されており、本開示の一部をなす。
(実施例1)
現在の物理層規格(Rel.11)では、コードブックはいくつかのセットに分割できる。同じセット内にあるコードブックは互いに他のものと完全に直交し、異なるセットの中にあるコードブックは完全に直交しない。例えば、現在の物理層規格の中の4txのコードブックに基づいて、16のコードブックは次に示すように4つのセットに分割できる。
CB={W,W,W,W} CB={W,W,W,W} CB={W,W,W10,W11} CB={W12,W13,W14,W15
CB〜CBは、4つのコードブック・セットであり、そのそれぞれは4つの完全に直交するコードブックを含む。この場合、共スケジュール化PMI数が表1で記述されるように5であると仮定すると、6つのコードブックが選択されるべきであり、所望のPMIに対して1つ、5つの共スケジュール化PMIに対して5つが選択され、その結果として、2つの共スケジュール化PMIは、他のものと同一のセットに属してはならない。また、eNodeBがMU−MIMOに対する異なるセットの中でPMIを使用する場合、共スケジュール化MU性能が劣化するであろう。従って、eNodeBはMU−MIMOに対する同一のセットの中でPMIを使用することが好ましい。特に、UEが正確なPMIに対する3つのCQIオフセットをすでにフィードバックしている場合、実際の共スケジュール化UEに対して使用されるべき同一のセットの中にないPMIを選択する可能性は比較的小さい。その結果として、所望のPMIと(完全に直交する)同一のセットの中にない共スケジュール化PMIに対応するCQIオフセットに対する粗いフィードバックで十分な場合がある。言い換えれば、所望のPMIと完全に直交しない共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットは、所望のPMIと完全に直交する共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットと比較して、ビットのより少ない数で(より粗く)レポートできる。ここでは、所望のPMIは、上述のようにターゲットUEが選択する最良のPMIである。
上述を考慮して、UE側で、第1の実施形態は、図2に示すように、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法として実装できる。方法200は、共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、UE(ターゲットUE)によって、eNodeBへレポートするステップ201を備える。方法200では、所望のPMIと完全に直交する第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、所望のPMIと完全に直交しない第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされ、第2の数は、第1の数よりも小さい。方法200に従って、すべてのMU−CQIオフセットは、ビットの同一の数でレポートされない。非直交共スケジュール化PMIに対応するCQIオフセットは、より少ないビット数でより粗くレポートできるが通信性能を大幅に削減しない。というのは、非直交共スケジュール化PMIがeNodeBによって実際に選択される可能性はより低いからである。
好ましくは、方法200では、第1の数は2、第2の数は1とすることができる。言い換えれば、第1のMU−CQIオフセットは2ビットでレポートでき、第2のMU−CQIオフセットは1ビットでレポートできる。それにもかかわらず、第1の数は2に限定されず、2より大きな任意の数にすることもできる。同様に、第2の数は1に限定されず、第1の数よりも小さな任意の数にすることができる。
上述したように、レポートされるビットの値とMU−CQIオフセットのオフセット・レベル(単にMU−CQIオフセットとも呼ばれる)との間の関係は表2のような差分CQI表の中で定義できる。しかしながら、表2はMU−CQIオフセットのレポートには適さない場合がある。というのは、共スケジュール化PMIを有するMU−CQIは、干渉と電力低減のために、所望のPMIに対するCQIよりも小さくすべきであり、そのため、MU−CQIオフセットは、一般に負とすべきである。表3はMU−CQIオフセットに対する例示的な修正された表を示す。
Figure 0006117440
表3では、「サブバンド差分CQI値」はビットの値に対応し、「オフセット・レベル」はMU−CQIオフセットに対応する。MU−CQIオフセットは一般に負であり、所望のPMIに対するCQIに関連するMU−CQIの劣化を現わしていることが分かる。この実施形態では、ビットの第1の数、すなわち、第1の共スケジュール化PMIに対するビットは表3と類似なMU−CQIオフセット表に基づいて解釈できる。言い換えれば、第1のMU−CQIオフセットとビットの第1の数との間の関係は、MU−CQIオフセット表(第1のMU−CQIオフセット表)の中で定義できる。MU−CQIオフセット表は規格の中で指定できる。表3は単なる1例であり、他の適切な表も指定できることに留意されたい。
ビットの第2の数、すなわち第2の共スケジュール化PMIに対する(1つまたは複数の)ビットの解釈として、第2のMU−CQIオフセットとビットの第2の数との間の関係は第2のMU−CQIオフセット表の中で定義でき、例えば、第2のMU−CQIオフセット表は、第1のMU−CQIオフセット表のサブセットとすることができる。表3を例として取り上げ、第2の共スケジュール化PMIに対して1ビットを仮定すると、1ビットに対して2つの値「0」と「1」が存在し、次いで、1ビットの2つの値に対するオフセット・レベルは、例えば、表3の中のオフセット・レベルから選択して指定でき、すなわち、1ビットの2つの値に対するオフセット・レベルは表3の中のオフセット・レベルのサブセットとすることができる。例えば、「0」は「−2dB」、「1」は「≦−3」になるであろう。表4は第2の共スケジュール化PMIに対する例示的なMU−CQIオフセット表を示す。表4はまた、規格の中で指定できる。明らかに、表4は単なる1例であり、第2の共スケジュール化PMIに対するオフセット・レベルは、第1の共スケジュール化PMIに対するオフセット・レベルのサブセットに限定されている。例えば、「0」は「−3dB」、「1」は「≦−4」になるであろう。任意の適切なMU−CQIオフセット表が、第2の共スケジュール化PMIに対して指定できる。
Figure 0006117440
代替として、第2の共スケジュール化PMIに対するビットはまた、ビットの第1の数でレポートされている第1のMU−CQIオフセットの中での最良または最悪のMU−CQIオフセットに対するオフセットを示すことができる。例えば、第2の共スケジュール化PMIに対して1ビットの場合、「0」は最悪の第1のMU−CQIオフセットに対して−2dBオフセットを意味することができ、「1」は最悪のMU−CQIオフセットに対して「≦−3dB」オフセットを意味することができる。最悪の第1のMU−CQIオフセットが「−3dB」であると仮定すると、「0」が示す第2のMU−CQIオフセットは「−3dB」+「−2dB」=「−5dB」であり、「1」が示す第2のMU−CQIオフセットは「−3dB」+「≦−3dB」=「≦−6dB」である。この代替では、第2の共スケジュール化PMIに対するビットは相対値、すなわち、第1のMU−CQIオフセットに対するオフセットを表す。
次に、第1の実施形態の特別な1例が、第1の実施形態の概念と利点を説明するために、表5と関連して説明される。
Figure 0006117440
表5の例は、表1の共スケジュール化PMIの仮定に基づいている。5つの共スケジュール化PMIが仮定される。所望のPMIインデックスは0であり、共スケジュール化PMIは、PMI1、PMI2、PMI3、PMI8、およびPMI10であり、それらの中で、PMI1、PMI2、およびPMI3はPMI0と同一のセットに属している、すなわち、PMI0と完全に直交しており、PMI8とPMI10はPMI0と同一のセットに属していない、すなわち、PMI0と完全に直交しない。従来技術によれば、すべての共スケジュール化PMIに対して、MU−CQIオフセットをレポートするためにそれぞれ2ビットが必要とされ、従って、合計10ビットが必要である。対照的に、本開示の第1の実施形態によれば、PMI8とPMI10に対して、MU−CQIオフセットをレポートするためにそれぞれ1ビットのみが必要とされ、従って、合計8ビットが必要である。従来技術と比較すると、本開示の第1の実施形態によるこの例では、それぞれのサブバンドに対して2ビットを節約できる。
図3は、本開示の第1の実施形態によるUE300を示すブロック図である。UE300は、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートし、ステップ201において上述したように、共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットをeNodeBへレポートするように構成されるレポート・ユニット301を備え、所望のPMIと完全に直交する第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、所望のPMIと完全に直交しない第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされ、第2の数は第1の数よりも小さい。
本開示によるUE300は、UE300の中のそれぞれのユニットの様々なデータと制御操作を処理するために関連するプログラムを実行するCPU(中央処理ユニット)310、CPU310によって様々な処理と制御を実行するために必要な様々なプログラムを格納するROM(読出し専用メモリ)313、CPU310による処理と制御の手順の中で一時的に作成される中間データを格納するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)315、および/または様々なプログラム、データなどを格納する記憶ユニット317を、場合により含むことができる。上記のレポート・ユニット301、CPU310、ROM313、RAM315および/または記憶ユニット317などは、データおよび/またはコマンド・バス320を介して相互に結合でき、互いの間で信号を転送できる。
上述のそれぞれのユニットは、本開示の範囲を制限するものではない。本開示の1実装に従い、上記のレポート・ユニット301の機能はハードウェアで実装でき、上記のCPU310、ROM313、RAM315および/または記憶ユニット317は必要ない場合がある。代替として、上記のレポート・ユニット301の機能はまた、上記のCPU310、ROM313、RAM315および/または記憶ユニット317などと組み合わせて、機能的なソフトウェアで実装できる。
従って、eNodeB側で、第1の実施形態は、図4に示すように、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法400として実装できる。方法400は、ユーザ機器(UE)からレポートされる共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、eNodeBによって受信するステップ401を備え、所望のPMIと完全に直交する第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、所望のPMIと完全に直交しない第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされ、第2の数は第1の数よりも小さい。
図5は、本開示の第1の実施形態によるeNodeB500を示すブロック図である。eNodeB500は、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートし、ステップ401の中で上述したように、ユーザ機器(UE)からレポートされる共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを受信するように構成される受信ユニットを備え、所望のPMIと完全に直交する第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、所望のPMIと完全に直交しない第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされ、第2の数は第1の数よりも小さい。
本開示によるeNodeB500は、eNodeB500の中のそれぞれのユニットの様々なデータと制御操作を処理するために関連するプログラムを実行するCPU(中央処理ユニット)510、CPU510によって様々な処理と制御を実行するために必要な様々なプログラムを格納するROM(読出し専用メモリ)513、CPU510による処理と制御の手順の中で一時的に作成される中間データを格納するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)515、および/または様々なプログラム、データなどを格納する記憶ユニット517を、場合により含むことができる。上記の受信ユニット501、CPU510、ROM513、RAM515および/または記憶ユニット517などは、データおよび/またはコマンド・バス520を介して相互に結合でき、互いの間で信号を転送できる。
上述のそれぞれのユニットは、本開示の範囲を制限するものではない。本開示の1実装に従い、上記の受信ユニット501の機能は、ハードウェアで実装でき、上記のCPU510、ROM513、RAM515および/または記憶ユニット517は必要ない場合がある。代替として、上記の受信ユニット501の機能はまた、上記のCPU510、ROM513、RAM515および/または記憶ユニット517などと組み合わせて、機能的なソフトウェアで実装できる。
(実施例2)
いくつかの共スケジュール化PMIは、小さな空間的な距離またはスペースを有する場合があり、すなわち、いくつかの共スケジュール化PMIは図6に示すように相関を持つ。図6は、MU−CQIオフセット・フィードバックに対してMU−MIMOをサポートする例示的な通信システムを示し、その中にはターゲットUEに対する5つの共スケジュール化PMIが存在する。これらの共スケジュール化PMIの中では、共スケジュール化PMI1とPMI2が小さい空間的な距離を有しており、すなわち、それらは相関を持つ。この環境下では、すべての相関のある共スケジュール化PMIに対してCQIオフセットを正確にフィードバックする必要はない。それらの中の1つのみが正確にレポートされる必要があり、正確にレポートされるものと相関のある他のものは、より少ないビットでレポートできるか、レポートしないことにできる。言い換えれば、第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートでき、第1の共スケジュール化PMIと相関のある第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2のより少ない数でレポートできるか、レポートしないことにできる。例えば、図6の場合に対しては、共スケジュール化PMI1は2ビットでレポートでき、一方、共スケジュール化PMI2は1ビットのみでレポートできるか、レポートしないことにできる。
上記を考慮して、UE側では、第2の実施形態は、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法として実装できる。第2の実施形態による方法は、共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、UEによってeNodeBへレポートする、図2に示すステップ201と類似するステップを備える。しかしながら、第2の実施形態では、第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、第1の共スケジュール化PMIと相関のある第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、第2の数は第1の数よりも小さい。言い換えれば、第2の実施形態に従って、互いに他と相関のある(小さな空間的距離を有するか、または類似の劣化レベルを有することが予期される)共スケジュール化PMIの1つ(第1の共スケジュール化PMI)に対応するMU−CQIオフセットは、ビットのより大きい数(例えば、2ビット)でレポートされ、共スケジュール化PMIの別のもの(第2の共スケジュール化PMI)に対応するMU−CQIオフセットは、ビットのより少ない数(例えば、1ビット)でレポートされるか、または、代替として、第2の共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットはレポートされないだろう。
第1の実施形態で述べたように、第1の共スケジュール化PMIに対するビットの第1の数の解釈は、表3のようにMU−CQIオフセット表の中で定義でき、すなわち、第1のMU−CQIオフセットとビットの第1の数との間の関係は、MU−CQIオフセット表の中で定義でき、それは規格の中で指定できる。
第2の実施形態において、第2のMU−CQIオフセットがビットの第2の数でレポートされる場合、ビットの第2の数は、第1のMU−CQIオフセットへのオフセットを示すことができる。例えば、第2の数が1、すなわち、第2の共スケジュール化PMIが1ビットの場合、「0」は、例えば、第1のMU−CQIオフセットに対して1dBオフセットを意味することができ、「1」は、例えば、第1のMU−CQIオフセットに対して−1dBオフセットであることを意味できる。第1のMU−CQIオフセットが「−2dB」であると仮定すると、「0」が表す第2のMU−CQIオフセットは「−2dB」+「1dB」=「−1dB」であり、「1」が表す第2のMU−CQIオフセットは「−2dB」+「−1dB」=「−3dB」である。また、第2のMU−CQIオフセットがレポートされない場合、第2のMU−CQIオフセットは、第1のMU−CQIオフセットと同一であると仮定できる。
第2の実施形態では、所望のPMIと完全に直交する共スケジュール化PMIは第1の共スケジュール化PMIとして選択でき、第2の共スケジュール化PMIは所望のPMIと完全に直交しない共スケジュール化PMIとすることができる。第1の実施形態で述べたように、所望のPMIと(完全に直交する)同一のセットの中にない1つの共スケジュール化PMIに対応するCQIオフセットに対する粗いフィードバックで十分である場合がある。従って、第2の実施形態では、第1の共スケジュール化PMIは、好ましくは、所望のPMIと完全に直交する共スケジュール化PMIとすることができ、そのため、ビットのより大きな数でレポートできる。
レポート・ユニットを備える第2の実施形態によるUEは、次を除いて第1の実施形態によるUE300と類似な構成を有する。第2の実施形態によるレポート・ユニットは、共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットをeNodeBへレポートするように構成でき、第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、第1の共スケジュール化PMIと相関のある第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、第2の数は第1の数よりも小さい。
従って、eNodeB側で、第2の実施形態は、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法として実装できる。第2の実施形態による方法は、ユーザ機器(UE)からレポートされる共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットをeNodeBによって受信する、図4で示すステップ401と類似なステップを備え、第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、第1の共スケジュール化PMIと相関のある第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、第2の数は第1の数よりも小さい。
受信ユニットを備える第2の実施形態によるeNodeBは、次を除いて第1の実施形態によるUE500と類似な構成を有する。第2の実施形態による受信ユニットは、ユーザ機器(UE)からレポートされる共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを受信するように構成でき、第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、第1の共スケジュール化PMIと相関のある第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、第2の数は第1の数よりも小さい。
上記の分析から分かるように、第2の実施形態に従って、MU−CQIオフセットをレポートするためのオーバヘッドは、性能を大幅に失うことなく削減できる。
(実施例3)
第3の実施形態の考えは、構成される共スケジュール化PMIの一部のみに対するMU−CQIオフセットをレポートし、どのPMIがインジケーションビットでレポートされるかを示す。eNodeBはどのPMIがインジケーションビットに基づいてレポートされるかを知ることができるため、インジケーションビットは、フィードバックの正確性を保証するために使用される。レポートされないMU−CQIオフセットは、レポートされるMU−CQIオフセットに基づいて計算でき、例えば、レポートされないMU−CQIオフセットは、レポートされるMU−CQIオフセットを平均することで計算できる。1つのみのMU−CQIオフセットがレポートされる場合、本明細書の中では、「平均」はレポートされるMU−CQIオフセット自身を指す。
上記を考慮して、UE側で、第3の実施形態は、図7に示すように、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法700として実装できる。方法700は、無線リソース制御(RRC)によって構成される複数の共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)の一部に対応する(1つまたは複数の)マルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、UEによって、一連のビットでeNodeBへレポートするステップ701を備え、一連のビットの第1のセクション(インジケーションビット)はMU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIの少なくとも一部を示し、一連のビットの第2のセクションは(1つまたは複数の)レポートされるMU−CQIオフセットを示す。
本明細書では、RRCによって構成される複数の共スケジュール化PMIは、表1に示すようにできる。例えば、所望のPMIがPMI0の場合、RRCによって構成される複数の共スケジュール化PMIは、PMI1、PMI2、PMI3、PMI8、およびPMI10である。第3の実施形態に従って、UEは構成される共スケジュール化PMIの一部に対する(1つまたは複数の)MU−CQIオフセットをレポートするのみである。例えば、表1の例と所望のPMIとしてPMI0を仮定する例において、UEは、PMI1、PMI2、PMI3、PMI8、およびPMI10のすべてに対してではなく、PMI1、またはPMI2、またはPMI1とPMI2、またはPMI1、PMI2、およびPMI3に対する(1つまたは複数の)MU−CQIオフセットをレポートするだけにできる。また、UEはまた、MU−CQIオフセットをレポートするために使用される一連のビットの中にインジケーションビット(第1のセクション)を加えることによって、どのPMIがレポートされるかをeNodeBへ通知する。一連のビットにおいて、1つのセクション(第1のセクション)は、どのPMIがレポートされるかを示す、すなわち、MU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIを示すために使用され、別のセクション(第2のセクション)は、(1つまたは複数の)レポートされるMU−CQIオフセットをレポートする(示す)ために使用される。しかしながら、レポートされるすべての共スケジュール化PMIを示す必要がない場合がある。例えば、UEがPMI1とPMI2に対するMU−CQIオフセットをレポートする場合、一連のビットは、第1のセクションの中のPMI1とPMI2の両方ではなく、PMI1またはPMI2のみを示すことができる。もちろん、PMI1とPMI2の両方も示すことができる。従って、一連のビットの第1のセクションは、MU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIの少なくとも一部を示す。
レポートされないMU−CQIオフセットは、レポートされるMU−CQIオフセットに基づいてeNodeB側で計算できる。好ましくは、レポートされないMU−CQIオフセットは、レポートされたMU−CQIオフセットを平均することで計算できる。1つのみのMU−CQIオフセットがレポートされる場合、本明細書では、「平均」は、MU−CQIオフセット自身でレポートされるものを指すことに留意されたい。
第3の実施形態の好ましい1例として、RRCによって構成される複数の共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットの中での最良のMU−CQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションは、一連のビットでレポートされる。この例では、UEは最良のMU−CQIオフセットをレポートでき、どのPMIが最良のMU−CQIオフセットに対応するかをeNodeBに通知できる。この例による例示的なビット列は図8に概略的に示される。図8では、第1から第3までのビットが、最良のMU−CQIオフセットに対応するPMIインデックス(最良のPMIインデックス)を示すために使用され、第4から第5までのビットが最良のMU−CQIオフセットをレポートするために使用される。3ビットがインジケーションビットとして選択される理由は、この例が表1の構成に基づいているためである。表1では、それぞれの所望のPMIに対する可能な共スケジュール化PMI数は5であり、このため、インジケーションビットは少なくとも5つのインデックスを示すことができるようにすべきである。従って、2ビットでは4つのインデックスしか示すことができないために3ビットが使用される。しかしながら、明らかに、インジケーションビットの数は可能な共スケジュール化PMIの異なる数に応じて修正できる。この好ましい例では、UEは最良のMU−CQIオフセットをレポートできるのみであるが、代替として、1つまたは複数の他のMU−CQIオフセットもレポートできることに留意されたい。この例は、すべてのMU−CQIオフセットがレポートされない限りにおいて他のMU−CQIオフセットがレポートされるか否かを限定しない。
最良のMU−CQIオフセットが、レポートのために使用されるMU−CQIオフセット表の中で定義される最悪のオフセット・レベルよりも良くないという特定の場合、最良のMU−CQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションのみがレポートされる。ここで、レポートのために使用されるMU−CQIオフセット表は、MU−CQIオフセットを示すビットを解釈するために使用される表3のようなMU−CQIオフセット表である。表3を例として取り上げると、最良のMU−CQIオフセット・レベルが表3の中で定義される最悪のレベルである−3dB未満の場合、UEは最良のMU−CQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションをレポートするのみであり、eNodeBは他のMU−CQIオフセットが最良のMU−CQIオフセットと等しいと仮定する。
第3の実施形態の別の好ましい例では、最良のMU−CQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションに加えて、RRCによって構成される複数の共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットの中での最悪のMU−CQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションも、一連のビットでレポートされる。この例では、最良のMU−CQIオフセットと最悪のMU−CQIと対応する共スケジュール化PMIのインジケーションがレポートされる。最良の共スケジュール化PMIのインジケーションと最悪の共スケジュール化PMIのインジケーションは別々にレポートされる必要はなく、一緒にレポートできることに留意されたい。図9は、この例による例示的なビット列を概略的に示しており、最良のMU−CQIオフセットと最悪のMU−CQIオフセットが共にレポートされる。図9では、第1から第5ビットはどの2つのPMIが最良のMU−CQIオフセットと最悪のMU−CQIオフセットに対応するかを示すために使用され、第6から第7ビットは最良のMU−CQIオフセットをレポートするために使用され、第8から第9ビットは最悪のMU−CQIオフセットをレポートするために使用される。ここでは、最良の共スケジュール化PMIのインジケーションと最悪の共スケジュール化PMIのインジケーションが一緒に5ビット(PMIインジケーション)でレポートされる。インジケーションビットとして5ビットが使用される理由は、この例が表1の構成に基づいているからである。表1では、それぞれの所望のPMIに対する可能な共スケジュール化PMI数は5であり、従って、インジケーションビットは、5つのPMIの中から最良と最悪のMU−CQIオフセットに対してそれぞれ1つのPMIが選択される結果20ケースとなるため、少なくとも20ケースを示すことができるようにすべきである。従って、4ビットが16ケースを示すことができるのみであるため5ビットが使用される。しかしながら、eNodeBがどのPMIがより良いかをすでに知っている(例えば、RRC信号で通知される)場合、5つのPMIからの順序でなく2つのPMIを選択する結果10ケースとなるため、レポートされる最良と最悪のMU−CQIオフセットを示すためには4ビットだけで十分な場合がある。また、明らかに、インジケーションビットの数は、可能な共スケジュール化PMIの異なる数に応じて修正できる。図9の例では、図5に示すように10ビットが必要とされる従来技術と比べて、レポートを実行するために9ビットのみが必要とされる。レポートされない他のMU−CQIオフセットは、最良のMU−CQIオフセットと最悪のMU−CQIオフセットとの間の平均にできる。
第3の実施形態の別の好ましい例では、最良のCQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションに加えて、最良のCQIオフセットに関連する共スケジュール化PMIではなく、循環的に選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットも、一連のビットでレポートされる。この例では、循環的に選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットは最悪のMU−CQIオフセットの代わりにレポートされ、循環的に選択される共スケジュール化PMIは最良のMU−CQIオフセットに関連する共スケジュール化PMIとすることができない。例えば、表1の例と所望のPMIとしてPMI0を仮定する例において、最良のMU−CQIオフセットに関連する最良の共スケジュール化PMIがPMI1である場合、循環的に選択される共スケジュール化PMIは、{PMI2,PMI3,PMI8,PMI10}から循環的に選択できる。また、この例では、循環的に選択される共スケジュール化PMIのインジケーションはレポートされない場合がある。図10はこの例による例示的なビット列を概略的に示しており、最良のMU−CQIオフセットと循環的に選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットとがレポートされる。図10では、第1から第3ビットが最良のMU−CQIオフセットに対応するPMIインデックス(最良のPMIインデックス)を示すために使用され、第4から第5ビットが最良のMU−CQIオフセットをレポートするために使用され、第6から第7ビットが循環的に選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットをレポートするために使用される。レポートされない他のMU−CQIオフセットは、2つのレポートされるMU−CQIオフセットの平均とすることができる。次の表6は、サブバンドに対して循環的に選択される共スケジュール化PMIを循環的に選択する例示的な方法を説明する。表6では、異なるPMI(PMI2、PMI3、PMI8、PMI10)が異なるサブバンド(サブバンド1、サブバンド2、サブバンド3、サブバンド4など)に対して、循環的に選択される。
Figure 0006117440
第3の実施形態の別の好ましい例では、最良のMU−CQIオフセットとその対応する共スケジュール化PMIのインジケーションに加えて、ランダムに選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットもまた一連のビットでレポートされる。この例は、ランダムに選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットが、循環的に選択される共スケジュール化PMIに対応するMU−CQIオフセットの代わりにレポートされるという点においてのみ最後の例と異なる。
レポート・ユニットを備える第3の実施形態によるUEは、次を除いて第1の実施形態によるUE300と類似な構成を有している。第3の実施形態によるレポート・ユニットは、無線リソース制御(RRC)によって構成される複数の共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)の一部に対応する(1つまたは複数の)マルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、一連のビットでeNodeBへレポートするように構成でき、一連のビットの第1のセクションはMU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIの少なくとも一部を示し、一連のビットの第2のセクションは(1つまたは複数の)レポートされるMU−CQIオフセットを示す。
従って、eNodeB側では、第3の実施形態は、図11に示すように、マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)に基づくワイヤレス通信方法1100として実装できる。方法1100は、一連のビットでユーザ機器(UE)からレポートされる無線リソース制御(RRC)によって構成される複数の共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)の一部に対応する(1つまたは複数の)マルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを、eNodeBによって受信するステップ1101を備え、一連のビットの第1のセクションはMU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIの少なくとも一部を示し、一連のビットの第2のセクションは(1つまたは複数の)レポートされるMU−CQIオフセットを示す。
受信ユニットを備える第3の実施形態によるeNodeBは、次を除いて第1の実施形態によるUE500と類似な構成を有している。第3の実施形態による受信ユニットは、一連のビットでユーザ機器(UE)からレポートされる無線リソース制御(RRC)によって構成される複数の共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)の一部に対応する(1つまたは複数の)マルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを受信するように構成でき、一連のビットの第1のセクションはMU−CQIオフセットがレポートされる(1つまたは複数の)共スケジュール化PMIの少なくとも一部を示し、一連のビットの第2のセクションは(1つまたは複数の)レポートされるMU−CQIオフセットを示す。
上記の分析から分かるように、第3の実施形態は性能とオーバヘッドとの間の妥協点を提供し、性能を大幅に失うことなくMU−CQIオフセットをレポートするためのオーバヘッドを削減できる。
(代替の実施例)
MU−CQIオフセットをレポートするためのオーバヘッドを削減するために、2つの追加の解決策がある。第1の解決策は、UE側ですべての可能な共スケジュール化PMIに対応するすべてのMU−CQIオフセットの平均をとり、1つの平均されたMU−CQIオフセットをeNodeBへレポートするのみである。第2の解決策は、最良の共スケジュール化PMIに対するMU−CQIオフセットをレポートするのみである。最良の共スケジュール化PMIは、最小の劣化レベル(すなわち、最良のMU−CQIオフセット)を導くものである。2つの解決策に対して、本開示は上述したように類似の方法、UEとeNodeBをも提供する。
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと連携するソフトウェアによって実現できる。上述したそれぞれの実施形態の記述の中で使用されるそれぞれの機能ブロックは、集積回路などのLSIによって実現できる。それらは、チップとして個別に形成できるか、または、1つのチップが機能ブロックの一部もしくはすべてを含むように形成できる。ここでのLSIは、集積度の差異に応じて、IC、システムLSI、スーパLSI、ウルトラLSIを指すことができる。しかしながら、集積回路を実装する技術はLSIを限定するものではなく、専用回路または汎用プロセッサを使用して実現できる。また、LSIの製造後にプログラムできるFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)またはLSI内部に配置される回路のセルの接続と設定を再構成できる再構成可能プロセッサが使用できる。さらに、それぞれの機能ブロックの計算は、例えば、DSPまたはCPUを含む計算手段を使用して実行でき、それぞれの機能の処理ステップは実行するプログラムとして記録媒体上に記録できる。さらに、LSIを代替する集積回路を実装する技術が半導体技術または他の派生技術の進展に従って出現する場合、機能ブロックはこのような技術を使用して集積できることは明らかである。
本発明は、本発明の内容と範囲から逸脱することなく、仕様と既知の技術の中で提示される記述に基づいて、当業者により様々に変更または修正がされることを意図しており、そのような変更と適用は保護されるべき特許請求の範囲内に入ることに留意されたい。さらに、本発明の内容から逸脱しない範囲において、上述の実施形態の構成要素は任意に結合できる。

Claims (3)

  1. マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートするユーザ機器(UE)であって、
    共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットをeNodeBへレポートするように構成されるレポート・ユニットを備え、
    第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、
    前記第1の共スケジュール化PMIと相関のある第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、
    前記第2の数は前記第1の数よりも小さい、
    ユーザ機器。
  2. 前記第1の数は2であり、
    前記第2の数は1である、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  3. マルチユーザ多重入力多重出力(MU−MIMO)をサポートするeNodeBであって、
    ユーザ機器(UE)からレポートされる共スケジュール化プリコーディング・マトリックス・インジケータ(PMI)に対応するマルチユーザ・チャネル品質インジケータ(MU−CQI)オフセットを受信するように構成される受信ユニットを備え、
    第1の共スケジュール化PMIに対応する第1のMU−CQIオフセットはビットの第1の数でレポートされ、
    前記第1の共スケジュール化PMIと相関のある第2の共スケジュール化PMIに対応する第2のMU−CQIオフセットはビットの第2の数でレポートされるか、またはレポートされず、
    前記第2の数は前記第1の数よりも小さい、
    eNodeB。
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