JP6114365B2 - Mobile communication device - Google Patents
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Description
本発明は、移動体に搭載され所定の情報を送受信する移動体搭載通信装置に関する。 The present invention relates to a mobile unit-mounted communication device that is mounted on a mobile unit and transmits / receives predetermined information.
移動体の運転者への安全運転支援を行う技術が知られている。例えば特許文献1には、車々間通信を利用して受信した他車両の現在位置と自車両の現在位置とに基づいて当該2車両間の相対的な位置関係を演算し、この位置関係と双方のドライバの運転技量等の情報に基づいて衝突判断を行う技術が記載されている。
A technique for providing safe driving support to a driver of a moving body is known. For example, in
上記従来技術のように周囲の状況等を取得した上で衝突判断を行っても、その判断はあくまでも自己の移動体の安全運転支援機能による単独の判断であり、その判断の結果提供される運転支援情報あるいは移動体の制御も、単独の判断の結果である。同様に、周囲の他の移動体が安全運転支援機能を有する場合、当該他の移動体においてもそれぞれ衝突判断が行われ運転支援情報の提供等が行われるが、これも当該移動体の安全運転支援機能による単独の判断の結果である。ここで、それぞれの車両が搭載するそれぞれの安全運転支援機能は車両を製造するメーカーや車両のグレードの違い等により異なる判断アルゴリズムによる場合があるので、ある2台ないし複数の車両が互いに危険な状況に陥ったときにその同じ状況に対して同じ判断や運転支援を行うとは限らない。またさらに、各移動体で行われる安全運転支援機能による判断や運転支援情報の提供等は、他の移動体と連携したものでもない。 Even if the collision determination is made after acquiring the surrounding situation as in the above prior art, the determination is only a single determination by the safe driving support function of the own mobile body, and the driving provided as a result of the determination Support information or control of the moving body is also the result of a single decision. Similarly, when other surrounding mobile units have a safe driving support function, the other mobile units also perform collision determination and provide driving support information, etc. It is the result of independent judgment by the support function. Here, each safe driving support function installed in each vehicle may be based on different judgment algorithms depending on the manufacturer of the vehicle, the difference in the grade of the vehicle, etc. The same judgment and driving assistance are not always made for the same situation. Furthermore, the determination by the safe driving support function performed by each mobile body, provision of driving support information, and the like are not linked to other mobile bodies.
したがって、例えば近づきつつある人間や自転車同士が相手と衝突しないように互いに回避してもお見合い衝突することがあるように、各移動体が安全運転支援機能にしたがって回避しても、互いに衝突する方向に回避してしまった場合には、かえって事故に繋がる可能性がある。このように、各移動体の安全運転支援機能がそれぞれ回避のための判断を行ったとしても、それぞれの安全運転支援機能がそれぞれの判断のアルゴリズムで行った判断の結果提供される運転支援情報や移動体の制御が他の移動体と噛み合わなかった場合には、十分に安全を確保できないおそれがある。また同様に、それぞれの安全運転支援機能がそれぞれ連携をせず単独で行った判断の結果提供される運転支援情報や移動体の制御が他の移動体と噛み合わなかった場合には、十分に安全を確保できないおそれがある。そのため、事故の危険性のある状況に際して複数の移動体間で同じアルゴリズムによる判断のできる安全運転支援機能を相互に共有できる技術が要望されていた。 Therefore, for example, even if each moving body avoids according to the safe driving support function, it collides with each other so that humans and bicycles approaching each other may collide with each other so that they do not collide with each other. If it is avoided in the direction, it may lead to an accident. Thus, even if the safe driving support function of each mobile unit makes a determination for avoidance, the driving support information provided as a result of the determination made by each safe driving support function using the respective determination algorithm If the control of the moving body does not mesh with other moving bodies, there is a risk that sufficient safety cannot be ensured. Similarly, if the driving support information and control of the moving body provided as a result of the judgment made independently without each cooperation of each safe driving support function does not mesh with other moving bodies, it is sufficiently safe. May not be secured. Therefore, there has been a demand for a technology that can share a safe driving support function that can be determined by the same algorithm among a plurality of moving bodies in situations where there is a risk of an accident.
本発明が解決しようとする課題には、上記した問題が一例として挙げられる。 The problem to be solved by the present invention includes the above-described problem as an example.
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、移動体の安全運転支援を実行し、前記移動体を制御する自己側運転支援プログラムを実行可能な制御部と、他の移動体から相手側指標情報を含む相手側運転支援プログラムを受信する受信部と、を備え、前記制御部は、前記自己側運転支援プログラムに含まれている自己側指標情報と前記相手側指標情報との比較により前記自己側運転支援プログラムと前記相手側運転支援プログラムのいずれか一方を実行する。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の移動体搭載通信装置の一実施形態である車載装置を備えた複数の車両の一例を示す図である。図1に示すように、車両Aは車載装置100を搭載し、車両Bは車載装置200を搭載している。車載装置100と車載装置200は、無線通信を介して互いに情報を送受信することが可能である。本実施形態では、車両Aと車両Bが近接して接触(衝突を含む。以下同様)が予測された場合に、車両Aの車載装置100(移動体搭載通信装置に相当)が無線通信を介して車両Bの車載装置200(移動体搭載通信装置に相当)に後述する安全運転支援プログラムを送信する場合を一例として説明する。以下では適宜、車載装置100を搭載した車両A(自己の移動体に相当)を自己の車両Aと、車載装置200を搭載した車両B(他の移動体に相当)を他の車両Bと呼称する。
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a plurality of vehicles including an in-vehicle device that is an embodiment of a mobile unit-mounted communication device of the present invention. As shown in FIG. 1, the vehicle A is equipped with an in-
なお、自己の車両Aに対する他の車両Bの位置関係は図1に示す前方に限定されず、後方、左右側方、斜め方向、あるいは対向方向でもよく、また、他の車両Bは複数であってもよい。また、図1では理解を容易とするために自己の車両Aについて太線で示す。 The positional relationship of the other vehicle B with respect to the own vehicle A is not limited to the front shown in FIG. 1, and may be the rear, the left and right sides, the diagonal direction, or the opposite direction. There are a plurality of other vehicles B. May be. In FIG. 1, the own vehicle A is indicated by a thick line for easy understanding.
図2は、車載装置100を含む自己の車両Aの電子系統のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、車載装置200を含む他の車両Bの電子系統についても同様のハードウェア構成とすることができる。
FIG. 2 is a block diagram illustrating a hardware configuration example of an electronic system of the own vehicle A including the in-
図2に示すように、自己の車両Aは、車載装置100、ディスプレイ2、無線通信アンテナ3、車速センサ4、ブレーキスイッチ5、ウィンカースイッチ6、車載カメラ7、GPS8および運転操作部9を有している。車載装置100は、制御部10、グラフィックコントローラ13、無線通信制御部14および運転制御部15を有している。
As shown in FIG. 2, the own vehicle A includes an in-
制御部10は、CPU11および記憶装置12を備えている。CPU11(制御手段に相当)は、記憶装置12に記憶された所定のプログラムを実行することによって各種の処理を行うとともに、他の各部との間で情報の交換や各種の制御指示を出力することで、車載装置100全体を制御する機能を有する。記憶装置12は、ROM12a、RAM12b、及び記憶媒体12cを有する。ROM12aは、後述の安全運転支援プログラムを含む各種の処理プログラムやその他必要な情報が予め書き込まれた情報記憶媒体である。RAM12bは、CPU11が上記各種のプログラムを実行する上で必要な情報の書き込み及び読み出しが行われる情報記憶媒体である。記憶媒体12cは、例えばフラッシュメモリ、ハードディスクなどの不揮発性の情報記憶媒体である。
The
なお、車両Bが搭載する車載装置200の制御部20も、上記制御部10と同様に、CPU21および記憶装置22を備えている。
Note that the
グラフィックコントローラ13は、CPU11の制御によってビデオRAM(図示せず)などから画像データを取得し、後述する運転支援情報に基づく運転者への通知情報や指示情報を上記ディスプレイ2に表示させる機能を有する。ディスプレイ2は、例えばLCDパネルなどで構成され、グラフィックコントローラ13から入力された画像信号に基づいて各種の情報画像を表示する。
The
無線通信制御部14は、無線通信アンテナ3を介した無線通信により、他の車両Bとの情報の送受信を制御する機能を有する。無線通信アンテナ3は、自己の車両Aの室外に取り付けられ、無線通信制御部14から入力された情報信号の発信と、他の車両Bから受信した情報信号の無線通信制御部14への出力を行う。
The wireless
運転制御部15は、CPU11の制御によってハンドルやアクセル、ブレーキ等で構成される運転操作部9を操作し、自己の車両Aと他の車両Bとの接触を自動的に回避するように車両Aを制御する機能を有する。
The
車速センサ4は、自己の車両Aの走行速度を検出する機能を有する。CPU11は、この車速センサ4の検出信号に基づき、その時点で自己の車両Aがどのくらいの走行速度で走行しているかを認識できる。またブレーキスイッチ5は、自己の車両Aのブレーキが所定量以上踏み込まれて作動状態に入っているか否か、つまり自己の車両Aが制動操作による減速中の状態であるか否かを検出する機能を有する。またウィンカースイッチ6は、自己の車両Aの右方向又は左方向いずれか一方のウィンカー操作の有無を検出する機能を有する。
The
車載カメラ7は、例えばCCD撮像素子などを利用して、自己の車両Aからの撮像方向の風景画像を撮像し、対応する画像信号を車載装置100のCPU11へ出力する機能を有する。なお、車載カメラ7は赤外線センサやレーダー等でもよい。GPS8は、自己の車両Aの現在地の測位を行い、緯度及び経度で表記した現在位置情報を取得するとともに、CPU11へ出力する機能を有する。
The in-vehicle camera 7 has a function of capturing a landscape image in the imaging direction from its own vehicle A using, for example, a CCD image sensor and outputting a corresponding image signal to the
図3は、自己の車両Aの車載装置100が有する制御部10のCPU11が記憶装置12に記憶された所定のプログラムを実行することによって発揮される制御部10の機能構成例を示す機能ブロック図である。
FIG. 3 is a functional block diagram illustrating a functional configuration example of the
図3に示すように、制御部10は、安全運転支援部101、送信部102、情報生成部103および挙動取得部104を備えている。安全運転支援部101(安全運転支援手段に相当)は、車載カメラ7などの検出結果等に基づき一又は複数の他の車両Bとの接触を判定し、接触が予測された場合に自己の車両Aの安全運転支援に関する運転支援情報(自己側運転支援情報に相当。以下適宜「自己側運転支援情報」と呼称する)を生成し、当該自己側運転支援情報に基づき安全運転支援を実行する。なお、接触の予測は車載カメラ7の検出結果に限らず、車車間通信により近隣車両位置や挙動を取得することで行ってもよいし、レーダーなどのセンサー類の検出結果を用いて行ってもよい。この運転支援情報は、通知情報(運転者に危険の状況を通知する情報)、指示情報(運転者の取るべき挙動を指示する情報)および制御情報(車両を制御する情報)を含んでいる。すなわち、安全運転支援部101は、グラフィックコントローラ13を介して上記通知情報および指示情報に基づく通知や指示をディスプレイ2に表示させる、あるいは、運転制御部15を介して上記制御情報に基づき運転操作部9を操作することによって、自己の車両Aの安全運転支援を実行する。また安全運転支援部101は、上記安全運転支援を実行した結果、自己の車両Aと他の車両Bとの接触が回避されたか否かを車載カメラ7などの検出結果等に基づき判定する。
As illustrated in FIG. 3, the
送受信部102(送信手段に相当)は、他の車両Bとの間で無線通信を介して情報の送受信を行う。送受信部102の最も主要な機能の1つは、安全運転支援部101により接触が予測された場合に、CPU11を安全運転支援部101の全部又は一部として機能させるための安全運転支援プログラムを他の車両Bに送信することである。
The transmission / reception unit 102 (corresponding to a transmission unit) transmits / receives information to / from another vehicle B via wireless communication. One of the most important functions of the
CPU11を安全運転支援部101の全部として機能させるための安全運転支援プログラムを送信する場合、車両Bも送信された安全運転支援プログラムによって自己(車両B)の安全運転支援情報を生成する機能や自己の安全運転支援内容を判断する機能をもつことになる。したがって、車両Bは自己の車載カメラ7などの検出結果等自己の取得した情報に基いて自己(車両B)の安全運転支援を行えるようになるものであるが、事故の可能性に際して自己の車両Aと同じ判断アルゴリズムの安全運転支援機能を他の車両Bに提供し、それらが同時に動作することにより、同じ判断アルゴリズムによる状況判断と回避指示(制御)を両車に提供することが可能である。すなわち、判断が同じアルゴリズムの安全運転支援機能を用いることにより互いに整合した統一的な挙動をとることが期待できる。
In the case of transmitting a safe driving support program for causing the
一方、CPU11を安全運転支援部101の一部(例えば、接触の予測や運転支援情報の生成は行わず、提供された運転支援情報に基づいて車両の安全運転支援を実行する機能)として機能させるための安全運転支援プログラムを送信する場合、車両Aと車両Bとは主従関係となり、指示は車両Aのプログラムから車両Bのプログラムへと行い、他の車両Bに従属的な指示・挙動をさせることが可能である。
On the other hand, the
なお、安全運転支援プログラムをそのままの形式(車両Aで実行可能な形式)で送信するのではなく、送受信部102において送信先の車両BのCPU21がプログラムとして実行可能な実行ファイル形式に変換して送信してもよい。また、安全運転支援プログラムを、CPU11を安全運転支援部101の全部として機能させるためのプログラムとしてもよい。さらに、安全運転支援プログラムと共に、プログラムの送信元である車両Aの情報(車両の位置や特徴等)を併せて送信してもよい。
Instead of transmitting the safe driving support program as it is (format that can be executed by the vehicle A), the transmission /
なお、送信先を車両Bに特定する手法は種々考えられるが、例えば車載カメラ7で周囲の車両のナンバーを読み取り、当該ナンバーに基づき車両IDを特定して通信を行う方法がある。また、例えば各車両が車車間通信を行う車載装置を搭載している場合、各車両は常時自己の車両の車両IDや位置情報を含む車両情報を発信するため、受信した車両情報に含まれる位置情報から車両Bの発信した車両情報を特定し、その車両IDに対して通信を行ってもよい。あるいは、送信する安全運転支援プログラムを特定の条件に該当する車両でのみ起動する仕組みのものとし、車両Aの安全運転支援機能が取得した車両Bの特徴情報(IDや位置や挙動、車種、車両の外観等)を安全運転支援プログラムの起動条件に設定した上で、周囲の車両全体に向けてプログラムを送信してもよい。この場合、送信されたプログラムは車両B以外の車両も受信しうるが、プログラムが起動するのは起動条件に該当する車両Bのみとなる。 There are various methods for specifying the transmission destination as the vehicle B. For example, there is a method of performing communication by reading the number of a surrounding vehicle with the in-vehicle camera 7 and specifying the vehicle ID based on the number. Further, for example, when each vehicle is equipped with an in-vehicle device that performs vehicle-to-vehicle communication, each vehicle always transmits vehicle information including the vehicle ID and position information of its own vehicle, so the position included in the received vehicle information. The vehicle information transmitted from the vehicle B may be identified from the information, and the vehicle ID may be communicated. Alternatively, the safe driving support program to be transmitted is configured to start only with a vehicle that satisfies a specific condition, and the characteristic information (ID, position, behavior, vehicle type, vehicle, etc.) of the vehicle B acquired by the safe driving support function of the vehicle A And the like may be sent to the entire surrounding vehicle. In this case, the transmitted program can receive vehicles other than the vehicle B, but the program is activated only for the vehicle B corresponding to the activation condition.
なお、送信部102は、上記安全運転支援プログラム以外にも、情報生成部103で生成される後述の運転支援情報や指示情報等を含む各種情報、あるいは自己(車両A)の挙動情報や運転支援情報(自己(車両A)が実行を予定する回避挙動などの情報)、自己の車両Aが取得した安全運転支援判断のための情報(自車両や周囲の状況に関する情報、判断のための材料等)などについても他の車両Bに送信する。
In addition to the above-mentioned safe driving support program, the transmitting
情報生成部103(情報生成手段に相当)は、安全運転支援部101により生成された自己側運転支援情報に基づき、あるいは挙動取得部104により取得される自己の車両Aの挙動情報に基づき、他の車両Bの安全運転支援に関する運転支援情報(相手側運転支援情報に相当。以下適宜「相手側運転支援情報」と呼称する)を生成する。相手側運転支援情報は、他の車両Bを自己の車両Aとの接触を回避する方向に誘導するように生成される。具体例については後述する。情報生成部103により生成された相手側運転支援情報は、送信部102により他の車両Bに送信される。
The information generation unit 103 (corresponding to the information generation unit) is based on the self-side driving support information generated by the safe
挙動取得部104(挙動取得手段に相当)は、上述した車速センサ4、ブレーキスイッチ5、ウィンカースイッチ6および車載カメラ7の検出結果等に基づき、自己の車両Aの挙動に関する挙動情報(走行速度、加減速、車線変更等)を取得する。挙動取得部104で取得された挙動情報は、情報生成部103による相手側運転支援情報の生成に用いられる。
The behavior acquisition unit 104 (corresponding to the behavior acquisition means) is based on the detection results of the
図4は、他の車両Bの車載装置200が有する制御部20のCPU21が記憶装置22に記憶された所定のプログラムを実行することによって発揮される制御部20の機能構成例を示す機能ブロック図である。
FIG. 4 is a functional block diagram illustrating a functional configuration example of the
図4は、車両Bの制御部20が安全運転支援機能を有していない場合の例である。すなわち、車両Bの制御部20は、他の車両との通信機能と、プログラムを実行する環境(所定のOS(オペレーティングシステム)やメモリサイズ、HMI(ヒューマンマシンインターフェース)、車制御コマンド等)さえ有していればよく、必ずしも安全運転支援機能を有している必要はない。
FIG. 4 is an example when the
制御部20は、車両Aとの間で無線通信を介して情報の送受信を行う送受信部201(受信手段に相当)を有している。この送受信部201の最も主要な機能の1つは、車両Aより送信された安全運転支援プログラムを受信することである。CPU21(制御手段に相当)は、送受信部201により受信された安全運転支援プログラムを記憶装置22に保存すると共に実行する。その結果、図4中に破線で示すように制御部20が安全運転支援部202を有することになる。
The
車両Aより送信される安全運転支援プログラムが、CPU11を安全運転支援部101の全部として機能させるためのプログラムである場合には、安全運転支援部202は制御部10の安全運転支援部101の全部の機能を有するものとなる。この場合、安全運転支援部202は、自己(車両B)の車載カメラ7などの検出結果や、送受信部201で受信した車両Aからの相手(車両A)側の挙動情報や運転支援情報(相手(車両A)が実行を予定する回避挙動などの情報)、相手(車両A)が取得した安全運転支援判断のための情報(自車両や周囲の状況に関する情報、判断のための材料等)など自己の取得した情報に基いて接触の予測などの判断を行い自己(車両B)の運転支援情報の生成するなどして自己(車両B)の安全運転支援を実行する。
When the safe driving support program transmitted from the vehicle A is a program for causing the
一方、この安全運転支援部202(安全運転支援手段に相当)は、車両Aより送信される安全運転支援プログラムが、CPU11を安全運転支援部101の一部として機能させるためのプログラムである場合には、制御部10の安全運転支援部101の一部機能を有するものとなる。この場合、安全運転支援部202は、送受信部201で受信した車両Aからの相手側運転支援情報に基づき、車両Bの安全運転支援を実行する。
On the other hand, the safe driving support unit 202 (corresponding to safe driving support means) is used when the safe driving support program transmitted from the vehicle A is a program for causing the
図5乃至図8は、以上のような構成である車両Aと車両Bが連携して行う回避行動の具体例を示す図である。なお、これら図5乃至図8では理解を容易とするために自己の車両Aについて太線で示す。 FIGS. 5 to 8 are diagrams showing specific examples of avoidance actions performed by the vehicle A and the vehicle B having the above-described configuration. In FIGS. 5 to 8, the own vehicle A is indicated by a bold line for easy understanding.
図5は、相手側運転支援情報が自己側運転支援情報に基づき生成される場合の一例である。この例では、前後に位置する自己の車両Aと他の車両Bが近づき接触が予測されると、自己の車両Aにおいて制御部10の安全運転支援部101が運転者に対し減速又はブレーキの作動を指示する指示情報を含む自己側運転支援情報を生成し、当該自己側運転支援情報に基づき減速又はブレーキの作動を促す指示情報をディスプレイ2に表示させる。一方、送受信部102は、他の車両Bとの間で無線通信を介して、CPU11を安全運転支援部101の一部として機能させるための安全運転支援プログラムを他の車両Bに送信する。そして、情報生成部103は、安全運転支援部101により生成された自己側運転支援情報に基づき、他の車両Bの運転者に対しブレーキの回避又は加速を指示する指示情報を含む相手側運転支援情報を生成し、送受信部102が(他の車両Bにおけるプログラムの起動を確認した上ででもよい)当該相手側運転支援情報を車両Bに送信する。他の車両Bにおいては、制御部20の送受信部201が相手側から送信された安全運転支援プログラムを受信し、車両Bの制御部20はプログラムを起動させる。また、車両Bの制御部20の送受信部201が相手側運転支援情報を受信し、安全運転支援部202(CPU21が車両Aより送信された安全運転支援プログラムを実行することによる機能)が、当該相手側運転支援情報に基づきブレーキの回避又は加速を促す指示情報をディスプレイ2に表示させる。あるいは、運転制御部15によりブレーキが回避されるように又は加速するように車両Bを制御してもよい。これにより、車両Aと車両Bとの車間距離は開くこととなり、接触が回避される。
FIG. 5 is an example of a case where the partner-side driving support information is generated based on the self-side driving support information. In this example, when the own vehicle A and the other vehicle B positioned in front and back approach each other and contact is predicted, the safe
また、CPU11を安全運転支援部101の全部として機能させるための安全運転支援プログラムを他の車両Bに送信する場合には、自己(車両A)の送受信部102が当該相手側(車両B向けの)運転支援情報を車両Bに送信する必要はなく、車両Bは車両Aから受信した安全運転支援プログラムを起動し自己(車両B)の車載カメラ7などの検出結果等を用いて安全運転支援プログラムを実行することにより車両Aとの接触の可能性の判定と自己(車両B)の安全運転支援を実行し、ブレーキの回避又は加速を促す指示情報をディスプレイ2に表示させる。あるいは、運転制御部15によりブレーキが回避されるように又は加速するように車両Bを制御してもよい。これにより、車両Aと車両Bとの車間距離は開くこととなり、接触が回避される。
Further, when a safe driving support program for causing the
なお、CPU11を安全運転支援部101の全部として機能させるための安全運転支援プログラムを他の車両Bに送信する場合に、車両Bが自己(車両B)の車載カメラ7などの検出結果等を用いる代わりにあるいは補完情報として、自己(車両A)の送受信部102が自己(車両A)の位置情報や挙動情報等を車両Bに送信するようにしてもよい。挙動情報は自己(車両A)の安全運転支援実行前の挙動の情報であってもよいし、自己(車両A)の生成した運転支援情報つまりこれから回避のために自己(車両A)が行うことを予定する挙動の情報であってもよい。車両Bは車両Aから受信した安全運転支援プログラムを起動し車両Aから受信した位置情報や挙動情報等を用いて安全運転支援プログラムを実行することにより車両Aとの接触の可能性の判定と自己(車両B)の安全運転支援を実行し、ブレーキの回避又は加速を促す指示情報をディスプレイ2に表示させる。あるいは、運転制御部15によりブレーキが回避されるように又は加速するように車両Bを制御してもよい。これにより、車両Aと車両Bとの車間距離は開くこととなり、接触が回避される。
When a safe driving support program for causing the
さらに、CPU11を安全運転支援部101の全部として機能させるための安全運転支援プログラムを他の車両Bに送信する場合には、車両Aから車両Bにのみ位置情報や挙動情報等をするのではなく車両Aの安全運転支援部101と車両Bで実行された安全運転支援プログラム(CPU11)との間で相互に互いの位置情報や挙動情報等を情報提供しあうようにしてもよい。このことでより互い安全運転支援プログラムが連携した判断や動作が行える。
Further, when a safe driving support program for causing the
なお、以下では安全運転支援プログラムの送信と起動に関する記述は省略する。 In the following, description regarding transmission and activation of the safe driving support program is omitted.
図6は、相手側運転支援情報が自己の車両Aの挙動情報に基づき生成される場合の一例である。この例では、前後に位置する自己の車両Aと他の車両Bが近づき接触が予測された際に、車両Aの運転者が右車線への回避を行う。当該挙動は挙動取得部104で取得され、情報生成部103は当該挙動情報に基づき他の車両Bの運転者に対し(右車線への回避を行わないように)直進又は左車線への回避を指示する指示情報を含む相手側運転支援情報を生成し、送受信部102が当該相手側運転支援情報を車両Bに送信する。他の車両Bにおいては、制御部20の送受信部201が相手側運転支援情報を受信し、安全運転支援部202が当該相手側運転支援情報に基づき直進又は左車線への回避を促す指示情報をディスプレイ2に表示させる。あるいは、運転制御部15により直進又は左車線へ回避するように車両Bを制御してもよい。なお、上記と反対に車両Aが左車線への回避を行った場合には、車両Bに対し直進又は右車線への回避を促す指示又は制御を行えばよい。これにより、車両Aと車両Bが同じ方向に回避することが防止され、事故の危険性を低減できる。
FIG. 6 is an example of the case where the partner side driving support information is generated based on the behavior information of the own vehicle A. In this example, the driver of the vehicle A avoids the right lane when the vehicle A and the other vehicle B positioned in front and back approach each other and contact is predicted. The behavior is acquired by the
図7は、他の車両が複数である場合の一例である。この例では、前後に位置する自己の車両Aと他の車両Bの他、車両Aの右斜め後方にさらに他の車両B′(他の移動体に相当)が存在する。車両Aと車両Bが近づき車両Aの運転者が右車線への回避を行うと、当該挙動は挙動取得部104で取得され、情報生成部103は当該挙動情報に基づき他の車両Bの運転者に対し(右車線への回避を行わないように)直進又は左車線への回避を指示する指示情報を含む相手側運転支援情報を生成し、送受信部102が当該相手側運転支援情報を車両Bに送信する。これにより、他の車両Bにおいては安全運転支援部202が当該相手側運転支援情報に基づき直進又は左車線への回避を促す指示情報をディスプレイ2に表示あるいは車両Bを制御する。
FIG. 7 is an example when there are a plurality of other vehicles. In this example, in addition to the own vehicle A and the other vehicle B positioned in the front and rear, another vehicle B ′ (corresponding to another moving body) is present behind the vehicle A diagonally to the right. When the vehicle A and the vehicle B approach each other and the driver of the vehicle A avoids the right lane, the behavior is acquired by the
一方で、車両Aの制御部10の送受信部102は他の車両B′に対しても安全運転支援プログラムの送信を行う。また、情報生成部103は自己の挙動情報に基づき他の車両B′の運転者に対し減速又は左車線への回避を指示する指示情報を含む相手側運転支援情報を生成し、送受信部102が当該相手側運転支援情報を車両B′に送信する。これにより、他の車両B′においては安全運転支援部202が当該相手側運転支援情報に基づき減速又は左車線への回避を促す指示情報をディスプレイ2に表示あるいは車両B′を制御する。
On the other hand, the transmission /
図8は、他の車両が複数である場合のさらに他の例である。この例では、車両B′が車両Aの右斜め前方に存在する。その他の位置関係は図7と同様である。この場合、情報生成部103は自己の挙動情報に基づき他の車両B′の運転者に対しブレーキの回避又は加速を指示する指示情報を含む相手側運転支援情報を生成し、送受信部102が当該相手側運転支援情報を車両B′に送信する。これにより、他の車両B′においては安全運転支援部202が当該相手側運転支援情報に基づきブレーキの回避又は加速を促す指示情報をディスプレイ2に表示あるいは車両B′を制御する。
FIG. 8 is still another example in which there are a plurality of other vehicles. In this example, the vehicle B ′ exists diagonally to the right of the vehicle A. Other positional relationships are the same as in FIG. In this case, the
以上のようにして、車両A、車両Bおよび車両B′が連携して回避行動をとることが可能となり、これらの車両同士での事故の危険性を低減できる。 As described above, the vehicle A, the vehicle B, and the vehicle B ′ can cooperate to take an avoidance action, and the risk of an accident between these vehicles can be reduced.
図9は、プログラムの送信側である車両Aに搭載された車載装置100のCPU11により実行される処理の手順例を示すフローチャートである。なお、ここでは典型的な処理手順を一例として説明するが、CPU11の制御内容をこれに限定するものではない。
FIG. 9 is a flowchart illustrating a procedure example of processing executed by the
まずステップS105では、CPU11は、安全運転支援部101により自己の車両Aと他の車両Bとの接触が予測されたか否かを判定する。接触が予測されるまで本判定を繰り返し、予測された場合には判定が満たされて次のステップS110に移る。
First, in step S <b> 105, the
なお、図9では特に図示しないが、上記ステップS105の判定が満たされてから(接触が予測されてから)後述するステップS140の判定が満たされるまで(接触が回避されるまで)の間、CPU11は安全運転支援部101により自己側運転支援情報を生成し、当該自己側運転支援情報に基づく安全運転支援を実行する。
Although not particularly illustrated in FIG. 9, the
ステップS110では、CPU11は、接触が予測された他の車両Bを特定し、車両IDを取得する。車両Bの特定方法は前述した通りである。
In step S <b> 110, the
次のステップS115では、CPU11は、送受信部102により、CPU11を安全運転支援部101の全部又は一部として機能させるための安全運転支援プログラムを、上記ステップS110で取得した車両IDを用いて他の車両Bに送信する。
In the next step S115, the
次のステップS120では、CPU11は、上記ステップS115で送信した安全運転支援プログラムを他の車両Bの制御部20が起動したことを表す起動通知を他の車両Bより受信したか否かを判定する。起動通知を受信するまで本判定を繰り返し、受信した場合には判定が満たされて次のステップS125に移る。
In the next step S120, the
ステップS125では、CPU11は、挙動取得部104により、自己の車両Aの挙動に関する挙動情報を取得する。
In step S <b> 125, the
次のステップS130では、ステップS115でCPU11を安全運転支援部101の全部として機能させるための安全運転支援プログラムを送信した場合には、CPU11は、情報生成部103により、上記ステップS125で取得した挙動情報を他の車両Bに送信するための情報として用意する。また、ステップS115でCPU11を安全運転支援部101の一部として機能させるための安全運転支援プログラムを送信した場合には、CPU11は、情報生成部103により、上記ステップS125で取得した挙動情報に基づき、他の車両Bの安全運転支援に関する相手側運転支援情報を生成する。相手側運転支援情報の具体例については前述した通りである。
In the next step S130, when the safe driving support program for causing the
次のステップS135では、CPU11は、送受信部102により、上記ステップS130で生成した相手側挙動情報あるいは相手側運転支援情報を他の車両Bに送信する。
In the next step S135, the
次のステップS140では、CPU11は、安全運転支援部101により、安全運転支援を実行した結果他の車両Bとの接触が回避されたか否かを判定する。接触が回避されていない場合には、判定が満たされずに先のステップS125に戻る。すなわちCPU11は、接触が回避されるまでの間、自己の車両Aの安全運転支援を実行しつつ、ステップS125〜ステップS140において自己の車両Aの挙動情報の取得および送信、あるいは取得した挙動情報に基づく相手側運転支援情報の生成および当該相手側運転支援情報の送信を繰り返し実行する。これにより、接触が回避された場合には、判定が満たされて次のステップS145に移る。
In the next step S140, the
ステップS145では、CPU11は、車両Aと車両Bの接触の回避が完了したことを表す回避完了通知を生成し、送受信部102により他の車両Bに送信する。
In step S <b> 145, the
次のステップS150では、CPU11は、情報生成部103により上記ステップS115で送信した安全運転支援プログラムの実行終了を指示する指示情報を生成し、送受信部102により他の車両Bに送信する。以上により、CPU11は本フローを終了する。
In the next step S150, the
なお、以上ではステップS130において相手側運転支援情報を自己の車両Aの挙動情報に基づき生成する場合について説明したが、前述したように相手側運転支援情報を自己側運転支援情報に基づき生成してもよい。この場合、ステップS125は不要となる。 In addition, although the case where the other party driving assistance information is generated based on the behavior information of the own vehicle A in step S130 has been described above, the other party driving assistance information is generated based on the own driving assistance information as described above. Also good. In this case, step S125 is not necessary.
図10は、プログラムの受信側である車両Bに搭載された車載装置200のCPU21により実行される処理の手順例を示すフローチャートである。なお、ここでは典型的な処理手順を一例として説明するが、CPU21の制御内容をこれに限定するものではない。
FIG. 10 is a flowchart illustrating a procedure example of processing executed by the
まずステップS210では、CPU21は、車両Aより送信された安全運転支援プログラムを送受信部201により受信したか否かを判定する。安全運転支援プログラムを受信するまで本判定を繰り返し、受信した場合には判定が満たされて次のステップS220に移る。なお、受信した安全運転支援プログラムにプログラムの送信元である車両Aの情報(車両の位置や特徴等)が付されている場合には、当該情報を運転者に通知してもよい。
First, in step S <b> 210, the
ステップS220では、CPU21は、上記ステップS210で受信した安全運転支援プログラムを起動(実行)する。これにより、前述したように制御部20が安全運転支援部202を有することになる。
In step S220, the
次のステップS230では、CPU21は、安全運転支援プログラムを起動したことを表す起動通知を生成し、送受信部201により車両Aに送信する。
In next step S <b> 230, the
次のステップS240では、CPU21は、車両Aより送信された相手側挙動情報あるいは相手側運転支援情報を送受信部201により受信したか否かを判定する。相手側運転支援情報を受信するまで本判定を繰り返し、受信した場合には判定が満たされて次のステップS250に移る。
In next step S <b> 240, the
ステップS250では、CPU21は、上記ステップS220で安全運転支援プログラムを実行することによる安全運転支援部202により、車両Aより送信された相手側挙動情報あるいは相手側運転支援情報に基づき車両Bの安全運転支援を実行する。
In step S250, the
次のステップS260では、CPU21は、車両Aより送信された車両Aと車両Bの接触の回避が完了したことを表す回避完了通知を、送受信部201により受信したか否かを判定する。回避完了通知を受信していない場合には、判定が満たされずに先のステップS240に戻る。すなわちCPU21は、回避完了通知を受信するまでの間、ステップS240〜ステップS260において相手側運転支援情報の受信および当該相手側運転支援情報に基づく安全運転支援の実行を繰り返し実行する。これにより、車両Aと車両Bの接触が回避され回避完了通知を受信した場合には、判定が満たされて次のステップS270に移る。なお、車両Aより回避完了通知を受信した際に、接触が回避された旨を車両Bの運転者に通知してもよい。
In next step S <b> 260, the
ステップS270では、CPU21は、車両Aより送信された安全運転支援プログラムの実行終了を指示する指示情報を、送受信部201により受信したか否かを判定する。指示情報を受信するまで本判定を繰り返し、受信した場合には判定が満たされて次のステップS280に移る。
In step S <b> 270, the
ステップS280では、CPU21は、安全運転支援プログラムの実行を終了する。以上により、CPU21は本フローを終了する。
In step S280, the
以上説明したように、上記車載装置100は、車両A(移動体に相当)に搭載され、他の車両B(他の移動体に相当)に無線通信を介して情報を送信する車載装置100(移動体搭載通信装置に相当)であって、一又は複数の他の車両Bとの接触が予測された場合に、自己の車両Aの安全運転支援に関する自己側運転支援情報を生成し、当該自己側運転支援情報に基づき安全運転支援を実行する安全運転支援部101(安全運転支援手段に相当)と、安全運転支援部101により接触が予測された場合に、CPU11(制御手段に相当)を安全運転支援部101の全部として機能させるための安全運転支援プログラムを他の車両Bに送信する送受信部102(送信手段に相当)と、を備える。
As described above, the in-
これらのようにすると、次のような効果が得られる。すなわち、個々の車両に搭載される安全運転支援機能はそのメーカーによってアルゴリズムや性能等が相違するため、同じ状況を共有する場合でも、状況の判断やその判断に基づく運転支援情報の内容が相違する。このような運転支援情報の詳細まで業界で統一するのは困難である。さらに、異なる車両同士が統一的な回避行動を取るには、相互の安全運転支援プログラムの内容が把握され、また、相互の安全運転支援プログラムが同じアルゴリズムや性能を有する必要がある。 By doing so, the following effects can be obtained. In other words, since the safe driving support function installed in each vehicle has different algorithms and performance depending on the manufacturer, even when sharing the same situation, the judgment of the situation and the content of the driving assistance information based on the judgment are different. . It is difficult to unify the details of such driving support information in the industry. Furthermore, in order for different vehicles to take uniform avoidance actions, the contents of the mutual safe driving support program must be grasped, and the mutual safe driving support program must have the same algorithm and performance.
本実施形態によれば、自己の車両Aから他の車両Bに安全運転支援プログラムを提供する。このため、各車両で自律的な安全運転支援機能自体は相違しても、プログラムを実行する環境(CPUのOS(オペレーティングシステム)やメモリサイズ、HMI(ヒューマンマシンインターフェース)、車制御コマンド等)さえ共通であれば、異なる車両同士で内容や仕組み(アルゴリズム)が把握された共通の安全運転支援プログラムを実行することができる。したがって、異なる車両同士が統一的な回避行動を取ることが可能となり、且つ、互いの安全運転支援機能はアルゴリズムや性能等が同一であるため運転支援情報の詳細まで統一することができる。 According to the present embodiment, the safe driving support program is provided from the own vehicle A to the other vehicle B. Therefore, even if the autonomous driving support function itself is different for each vehicle, the environment for executing the program (CPU OS (Operating System), memory size, HMI (Human Machine Interface), vehicle control command, etc.) If it is common, a common safe driving support program in which contents and mechanisms (algorithms) are grasped between different vehicles can be executed. Accordingly, different vehicles can take a uniform avoidance action, and the safe driving support functions of each other have the same algorithm, performance, etc., so that the details of the driving support information can be unified.
このように、本実施形態によれば1つの統一的な安全運転支援プログラムによって複数の車両が統一的な回避行動を取ることができるので、事故の危険性を低減し、安全性を高めることができる。なお、仮に互いの車両が同じ種類の安全運転支援機能であったとしても、状況の判断やその判断に基づく運転支援情報の詳細内容までは統一化されないこともあるため、このような場合であっても運転支援情報の詳細まで統一できるというメリットがある。さらに、本実施形態のように相手側の車両Bが安全運転支援機能を有していない場合でも、プログラムを実行する環境さえ有していれば安全運転支援機能自体を提供することが可能であるため、適用対象である車両の範囲が安全運転支援機能を有する車両に限定されないというメリットがある。 As described above, according to the present embodiment, a plurality of vehicles can take a uniform avoidance action with one unified safe driving support program, thereby reducing the risk of accidents and improving safety. it can. Even if each vehicle has the same type of safe driving support function, the situation judgment and the detailed contents of the driving support information based on the judgment may not be unified. However, there is an advantage that the details of driving support information can be unified. Furthermore, even if the counterpart vehicle B does not have a safe driving support function as in the present embodiment, it is possible to provide the safe driving support function itself as long as it has an environment for executing the program. Therefore, there is an advantage that the range of the vehicle to be applied is not limited to the vehicle having the safe driving support function.
なお、これらのメリットは、後述するCPU11(制御手段に相当)を安全運転支援部101の一部として機能させるための安全運転支援プログラムを他の車両Bに送信する場合においても、送信された安全運転支援プログラムの範囲において当てはまる。
These merits are that the transmitted safety is transmitted even when a safe driving support program for causing a later-described CPU 11 (corresponding to the control means) to function as a part of the safe
またさらに、車両Aの挙動情報を車両Aから車両Bに送信してもよい。その場合には、車両Aと同じ情報をもとに車両Aと連携した回避行動を決定し安全運転支援を実行することができるので、事故の危険性を低減し、安全性を高めることができる。 Furthermore, the behavior information of the vehicle A may be transmitted from the vehicle A to the vehicle B. In that case, the avoidance action in cooperation with the vehicle A can be determined based on the same information as the vehicle A and the safe driving support can be executed. Therefore, the risk of an accident can be reduced and the safety can be increased. .
または、車両Aの挙動情報を送信する代わりに、自己の車両Aが実行を予定する回避挙動(車両Aの運転支援情報)を送信してもよい。その場合には、他の車両Bで起動している車両Aから送信した安全運転支援プログラムは、送信された車両Aの予定する挙動をもとに車両Bの挙動を決定し、当該車両Bのドライバーに通知あるいは車両Bを制御する。 Alternatively, instead of transmitting the behavior information of the vehicle A, an avoidance behavior (driving support information of the vehicle A) that the vehicle A plans to execute may be transmitted. In that case, the safe driving support program transmitted from the vehicle A activated by another vehicle B determines the behavior of the vehicle B based on the planned behavior of the transmitted vehicle A, and Notify the driver or control the vehicle B.
または、車両Aの挙動情報を送信する代わりに、自己の車両Aが取得した安全運転支援判断のための情報(自車両や周囲の状況に関する情報、判断のための材料等)を送信してもよい。 Alternatively, instead of transmitting the behavior information of the vehicle A, the information for the safe driving support determination acquired by the own vehicle A (information on the own vehicle and surrounding conditions, the material for the determination, etc.) may be transmitted. Good.
また、上記車載装置100は、車両A(移動体に相当)に搭載され、他の車両B(他の移動体に相当)に無線通信を介して情報を送信する車載装置100(移動体搭載通信装置に相当)であって、一又は複数の他の車両Bとの接触が予測された場合に、自己の車両Aの安全運転支援に関する自己側運転支援情報を生成し、当該自己側運転支援情報に基づき安全運転支援を実行する安全運転支援部101(安全運転支援手段に相当)と、安全運転支援部101により接触が予測された場合に、CPU11(制御手段に相当)を安全運転支援部101の一部として機能させるための安全運転支援プログラムを他の車両Bに送信する送受信部102(送信手段に相当)と、を備える。
The on-
また上記車載装置200は、車両B(移動体に相当)に搭載され、車両Aより無線通信を介して情報を受信する車載装置200(移動体搭載通信装置に相当)であって、所定のプログラムを実行可能なCPU21(制御手段に相当)と、CPU21を、車両Bの安全運転支援に関する運転支援情報に基づき安全運転支援を実行する安全運転支援部202(安全運転支援手段に相当)として機能させるための安全運転支援プログラムの全部又は一部を、車両Aより受信する送受信部201(受信手段に相当)と、を備え、CPU21は、送受信部201により受信された安全運転支援プログラムを実行する。
The in-
また、上記車載装置100においては、安全運転支援部101により生成された自己側運転支援情報に基づき、他の車両Bの安全運転支援に関する相手側運転支援情報を生成する情報生成部103(情報生成手段に相当)をさらに備え、送受信部102は、情報生成部103により生成された相手側運転支援情報を他の車両Bに送信する。
Moreover, in the said vehicle-mounted
また、上記車載装置200においては、送受信部201(受信手段に相当)は、車両Aより運転支援情報を受信し、安全運転支援プログラムを実行中のCPU21は、送受信部201により受信された運転支援情報に基づき安全運転支援を実行する。
In the in-
これらのように車両Aの安全運転支援部101と、車両Aが車両Bに送信し実行した安全運転支援プログラムとの間に連携して動作する仕組みをもつようにすると、例えば図5に示すように、前後の車両A,Bで車間距離が近づき接触が予測され、後方の自己の車両Aにおいて減速又はブレーキを作動させる内容である自己側運転支援情報が生成された場合に、情報生成部103により前方の相手側の車両Bに対してはブレーキを避ける又は加速を促す内容である相手側運転支援情報を生成することができる。これにより、前後の車両A,Bで連携して車間距離を大きくするように回避行動を取ることができるので、事故の危険性を低減し、安全性を高めることができる。
As shown in FIG. 5, for example, as shown in FIG. 5, when a safe
またさらに、車両BのCPU21を安全運転支援部101の一部として機能させるための安全運転支援プログラムを事前に送り起動させておけば、車両Aから車両Bに挙動を指示しその挙動をコントロールできることになり、より確実に連携した回避行動を取ることができるので、事故の危険性を低減し、安全性を高めることができる。
Furthermore, if a safe driving support program for causing the
また、上記車載装置100においては、自己の車両Aの挙動に関する挙動情報を取得する挙動取得部104(挙動取得手段に相当)と、挙動取得部104により取得された挙動情報に基づき、他の車両Bの安全運転支援に関する相手側運転支援情報を生成する情報生成部103と、をさらに備え、送受信部102は、情報生成部103により生成された相手側運転支援情報を他の車両Bに送信する。
In the in-
このようにすると、例えば図6に示すように、前後の車両A,Bで車間距離が近づき接触が予測され、後方の自己の車両Aにおいて運転者が右車線への回避を行った場合に(挙動情報は右車線への移動)、情報生成部103により前方の相手側の車両Bに対しては右車線への回避を行わずに直進あるいは左車線への回避を促す内容である相手側運転支援情報を生成することができる。これにより、前後の車両A,Bで連携して同じ方向に移動しないように回避行動を取ることができるので、事故の危険性を低減し、安全性を高めることができる。
In this way, for example, as shown in FIG. 6, when the distance between the vehicles A and B approaches and the contact is predicted, and the driver avoids the right lane in the rear vehicle A ( The behavior information is movement to the right lane), and the
また、上記車載装置100においては、安全運転支援部101は、他の車両Bとの接触が回避されたか否かを判定し、情報生成部103は、安全運転支援部101により接触が回避されたと判定された場合に、送信した安全運転支援プログラムの実行終了を指示する指示情報を生成し、送受信部102は、情報生成部103により生成された指示情報を他の車両Bに送信する。
In the in-
また、上記車載装置200においては、CPU21は、送受信部201により安全運転支援プログラムの実行終了を指示する指示情報が受信された場合に、安全運転支援プログラムの実行を終了する。
Moreover, in the said vehicle-mounted
このようにすると、安全運転支援プログラムの提供を受けた側の車両Bでは、車両A,B同士の接触が回避され危険な状況を脱すると自動的に安全運転支援プログラムの実行が終了されることとなる。したがって、車両Bの運転者が一々プログラムの終了操作を行う必要がないので、利便性を向上できる。 In this way, in the vehicle B on the side receiving the safe driving support program, the contact between the vehicles A and B is avoided, and the execution of the safe driving support program is automatically terminated when the dangerous situation is avoided. It becomes. Therefore, it is not necessary for the driver of the vehicle B to perform the program ending operation one by one, and convenience can be improved.
また、上記車載装置100においては、送受信部102は、安全運転支援プログラムを他の車両BのCPU21がプログラムとして実行可能な実行ファイル形式に変換して送信する。
Moreover, in the said vehicle-mounted
このようにすると、相手側の車両Bでプログラムが実行不可となることを防止できるので、複数の車両間で安全運転支援機能を確実に連携することができる。 If it does in this way, it can prevent that a program becomes unexecutable with the other party's vehicle B, Therefore A safe driving support function can be certainly cooperated between a plurality of vehicles.
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨および技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit and technical idea of the present invention.
例えば、以上では他の車両Bの制御部20が安全運転支援機能を有しない場合を説明したが、他の車両Bの制御部20も自己の車両Aの制御部10と同様に安全運転支援機能を有していてもよい。この場合、車両A,Bの両方から相手の車両に対し安全運転支援プログラムが送信されることになるが、プログラムの送信タイミングは自己の車両において接触が予測されたタイミングであるため、接触の予測判断が早い方が先にプログラムを送信することになる。この場合、早く送信された方のプログラムを優先して実行してもよいし、早く送信されたプログラムを受信した車両側ではプログラムの送信を中止してもよい。また、プログラムの性能やグレード、版数などを考慮してもよい。例えば、先にどちらかがプログラムを送信してもそのプログラムの性能が送信先の車両のプログラムよりも劣っていたり版数が古いものであった場合には、送信先の車両が送信元に自身のプログラムを送るようにしてもよい。これにより、より良い方のプログラムで安全運転支援が実行できる。なおこの場合に、車両Aと他の車両Bのそれぞれに搭載する車載装置100,200が各請求項記載の移動体搭載通信装置に相当し、車両Aと他の車両Bがそれぞれ自身で実行するよう生成した安全運転支援プログラムが各請求項記載の自己側運転支援プログラムに相当し、車両Aと他の車両Bがそれぞれ相手に実行させるよう生成し送信する安全運転支援プログラムが各請求項記載の相手側運転支援プログラムに相当し、自己側運転支援プログラムと相手側運転支援プログラムのそれぞれに含まれてそれらの性能やグレード、版数を表す情報が各請求項記載の自己側指標情報と相手側指標情報に相当する。
For example, although the case where the
また、車両Aの安全運転支援機能により判断した状況に応じて送信するプログラムを変更してもよい。例えば、車両Aと車両Bの車間距離が小さくなるほど危険度が増加するものとした場合、危険度が小さい場合には運転者に警告を行う機能を有する低危険度対応の安全運転支援プログラムを送信し、危険度が大きい場合には車両自体を制御する機能を有する高危険度対応の安全運転支援プログラムを送信してもよい。この場合において、上述したように車両A,Bの両方から相手の車両に対し安全運転支援プログラムが送信される場合、一方の車両からは上記低危険度対応のプログラムが送信され、他方の車両からは上記高危険度対応のプログラムが送信された場合には、より高い危険度に対応したプログラムを優先して実行してもよい。 Moreover, you may change the program transmitted according to the condition judged by the safe driving assistance function of the vehicle A. FIG. For example, if the risk increases as the distance between the vehicle A and the vehicle B decreases, a safe driving support program corresponding to a low risk having a function of warning the driver is transmitted when the risk is small. However, when the degree of danger is high, a safe driving support program corresponding to a high degree of danger having a function of controlling the vehicle itself may be transmitted. In this case, as described above, when the safe driving support program is transmitted from both of the vehicles A and B to the partner vehicle, the low risk-corresponding program is transmitted from one vehicle, and the other vehicle When a program corresponding to a high risk level is transmitted, a program corresponding to a higher risk level may be preferentially executed.
また例えば、車両Aは複数のプログラムの中から車両Aの安全運転支援機能により判断した状況に応じたプログラムを送信してもよい。例えば追突の危険がある場合には追突回避に適したプログラムを、また例えば右折事故の危険がある場合には右折事故回避に適したプログラムを送信してもよい。 Further, for example, the vehicle A may transmit a program according to the situation determined by the safe driving support function of the vehicle A from among a plurality of programs. For example, a program suitable for avoiding a rear-end collision may be transmitted when there is a risk of a rear-end collision, and a program suitable for avoiding a right-turn accident may be transmitted when there is a risk of a right-turn accident, for example.
また例えば、車両Aはプログラムの中から車両Aの安全運転支援機能により判断した状況に応じたプログラムの一部分を送信してもよい。例えば追突の危険がある場合にはプログラムの中の追突回避に必要な部分を、また例えば右折事故の危険がある場合にはプログラムの中の右折事故回避に必要な部分のみを抽出して送信してもよい。 Further, for example, the vehicle A may transmit a part of the program according to the situation determined by the safe driving support function of the vehicle A from the program. For example, if there is a risk of rear-end collision, extract the part necessary for avoiding rear-end collision in the program, and for example if there is a risk of right-turn accident, extract only the part necessary for avoiding right-turn accident in the program. May be.
また以上では、安全運転支援プログラムの送信タイミングを接触が予測されたタイミングとしたが、例えば高速道路のように偶然居合わせた周囲の車両とある程度の時間一緒に走行するような状況である場合には、接触の有無に関わらず、その状況が把握されたタイミングでプログラムを周囲の車両に送信してもよい。このようにすると危険な状況に際して必要な通信量を減らし通信時間を短縮することができ安全運転支援を実行するための所要時間を減らすことができるので、よりすみやかな安全運転支援を実行することができる。 In addition, in the above, the transmission timing of the safe driving support program is the timing when the contact is predicted, but for example, when it is a situation where the vehicle travels together for some time with a surrounding vehicle by chance such as an expressway Regardless of the presence or absence of contact, the program may be transmitted to surrounding vehicles at the timing when the situation is grasped. In this way, the amount of communication required in dangerous situations can be reduced, the communication time can be shortened, and the time required to execute safe driving support can be reduced, so that more prompt safe driving support can be executed. it can.
また以上では、安全運転支援プログラムの提供を受けた側の車両Bにおいて接触が回避され危険な状況を脱すると自動的にプログラムの実行が終了されるようにしたが、実行を終了するだけでなくプログラム自体の消去を行ってもよい。これにより、プログラムの送信先の車両Bでの記憶装置22の使用容量を節減できると共に、CPU21の負荷を低減できる。また、プログラムの実行や消去は、上記実施形態のように送信元の車両Aからの指示で行われてもよいし、プログラム自身によって自動的に行われてもよい。また、車両A,Bが所定の距離内に存在する場合や車両Bのエンジンが停止されるまでの間は、プログラムを終了又は消去しないようにしてもよい。あるいは、車両Bにおいて受信した安全運転支援プログラムは消去せずに保存しておき、プログラムの送信元である車両Aと再度接触が予測された場合に自動的に起動するようにしてもよい。
In the above, the program B is automatically terminated when contact with the vehicle B on the side that received the safe driving support program is avoided and the vehicle escapes from a dangerous situation. The program itself may be deleted. Thereby, the use capacity of the
さらに、上述したように例えば高速道路において偶然居合わせた周囲の車両とある程度の時間一緒に走行するような状況が把握されたタイミングでプログラムを周囲の車両に送信した場合には、車両Bが送信元である車両Aから所定の距離以上離れた場合にプログラムを終了又は消去してもよい。あるいは、送信元である車両Aが高速道路から下りた場合(インターチェンジを通過した場合)、又は送信先である車両Bが高速道路から下りた場合(インターチェンジを通過した場合)に、車両Bにおいてプログラムを終了又は消去してもよい。 Further, as described above, for example, when the program is transmitted to the surrounding vehicle at a timing when it is understood that the vehicle travels together for a certain period of time with the surrounding vehicle that has been present on the expressway, the vehicle B The program may be terminated or deleted when the vehicle A is a predetermined distance or more away. Alternatively, when vehicle A as the transmission source descends from the highway (when the vehicle passes through the interchange), or vehicle B as the transmission destination descends from the highway (when the vehicle passes through the interchange), the program is executed in vehicle B. May be terminated or deleted.
また、車両Aの車載装置100と車両Bの車載装置200が予め同じ安全運転支援プログラムを搭載している場合、プログラム自体を無線通信で送受信するのではなく、接触を予測した一方の車両からの起動指示により他方の車両において安全運転支援プログラムを実行し、連携させてもよい。
Further, when the vehicle-mounted
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。 In addition to those already described above, the methods according to the above-described embodiments and modifications may be used in appropriate combination.
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。 In addition, although not illustrated one by one, the present invention is implemented with various modifications within a range not departing from the gist thereof.
11 CPU(制御手段に相当)
21 CPU(制御手段に相当)
100 車載装置(移動体搭載通信装置に相当)
101 安全運転支援部(安全運転支援手段に相当)
102 送受信部(送信手段に相当)
103 情報生成部(情報生成手段に相当)
104 挙動取得部(挙動取得手段に相当)
200 車載装置(移動体搭載通信装置に相当)
201 送受信部(受信手段に相当)
202 安全運転支援部(安全運転支援手段に相当)
A 車両(移動体、自己の移動体に相当)
B 車両(移動体、他の移動体に相当)
B′ 車両(移動体、他の移動体に相当)
11 CPU (equivalent to control means)
21 CPU (equivalent to control means)
100 In-vehicle device (equivalent to mobile device communication device)
101 Safe Driving Support Department (equivalent to safe driving support means)
102 Transmission / reception unit (equivalent to transmission means)
103 Information generator (equivalent to information generator)
104 Behavior acquisition unit (equivalent to behavior acquisition means)
200 In-vehicle device (equivalent to mobile device communication device)
201 Transmission / reception unit (equivalent to reception means)
202 Safe driving support department (equivalent to safe driving support means)
A vehicle (moving body, equivalent to own moving body)
B Vehicle (equivalent to moving body, other moving body)
B 'vehicle (equivalent to moving body, other moving body)
Claims (6)
他の移動体から相手側指標情報を含む相手側運転支援プログラムを受信する受信部と、
を備え、
前記制御部は、
前記自己側運転支援プログラムに含まれている自己側指標情報と前記相手側指標情報との比較により前記自己側運転支援プログラムと前記相手側運転支援プログラムのいずれか一方を実行する
ことを特徴とする移動体搭載通信装置。 A control unit capable of executing safe driving support of a moving body and executing a self-side driving support program for controlling the moving body ;
A receiving unit for receiving a partner-side driving support program including partner-side index information from another mobile unit;
With
The controller is
One of the self-side driving support program and the partner-side driving support program is executed by comparing the self-side index information included in the self-side driving support program and the partner-side index information. Mobile communication device.
前記送信部は、前記自己側指標情報と前記相手側指標情報を比較して、前記自己側指標情報の方がより適切である場合には前記自己側運転支援プログラムを送信することを特徴とする請求項1記載の移動体搭載通信装置。 A transmission unit that transmits the self-side driving support program including the self-side index information to the other moving body when contact with the other moving body is predicted;
The transmitting unit compares the self-side index information and the counterpart index information, and transmits the self-side driving support program when the self-side index information is more appropriate. The mobile unit-mounted communication device according to claim 1 .
前記制御部は、前記版数に基づいて、前記自己側運転支援プログラムと前記相手側運転支援プログラムのいずれか一方を実行する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体搭載通信装置。 The self-side index information and the partner-side index information are version numbers of the self-side driving support program and the partner-side driving support program, respectively.
Wherein, based on the version number, the mobile body-mounted communication apparatus according to claim 1 or 2, characterized in that to perform either one of the self-side driving support program with the mating driving support program .
前記制御部は、前記性能に基づいて前記自己側運転支援プログラムと前記相手側運転支援プログラムのいずれか一方を実行する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体搭載通信装置。 The self-side index information and the partner-side index information are performances of the self-side driving support program and the partner-side driving support program, respectively.
The mobile unit-mounted communication device according to claim 1 or 2 , wherein the control unit executes one of the self-side driving support program and the counterpart driving support program based on the performance.
前記制御部は、前記グレードに基づいて前記自己側運転支援プログラムと前記相手側運転支援プログラムのいずれか一方を実行する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体搭載通信装置。 The self-side index information and the partner-side index information are grades of the self-side driving support program and the partner-side driving support program, respectively.
Wherein the control unit, the mobile body-mounted communication apparatus according to claim 1 or 2, characterized in that to perform one of the mating driving support program and the self-side driving support program based on the grade.
相手側指標情報を含む相手側運転支援プログラムを受信する受信部と、A receiving unit for receiving the other party driving support program including the other party index information;
を備え、With
前記制御部は、The controller is
自己側運転支援プログラムに含まれている自己側指標情報と前記相手側指標情報との比較により前記自己側運転支援プログラムと前記相手側運転支援プログラムのいずれか一方を実行し、Executing either one of the self-side driving support program and the other-side driving support program by comparing the self-side index information included in the self-side driving support program and the counterpart side index information;
かつ、And,
他の移動体との接触が予測された場合に、前記他の移動体に前記自己側指標情報を含む前記自己側運転支援プログラムを送信する送信部を備えるA transmission unit configured to transmit the self-side driving support program including the self-side index information to the other moving body when contact with the other moving body is predicted;
ことを特徴とする移動体搭載通信装置。A mobile unit-mounted communication device.
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