JP6112443B2 - Protection structure for flat bottom cylindrical tank - Google Patents
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Description
この発明は、小規模の平底円筒タンクが地震による揺動で横滑りしたり、ロッキングや転倒することを防止し、かつ津波により浮き上がったり、流されたりしないように安定的に固定する平底円筒タンクの保護対策構造に関するものである。
The present invention provides a flat-bottomed cylindrical tank that prevents a small-sized flat-bottomed cylindrical tank from slipping or rocking or overturning due to an oscillation caused by an earthquake, and that is stably fixed so as not to be lifted or washed away by a tsunami. It relates to a protective measure structure .
図6に示すように、従来一般的な容量1,000kl程度以下の小規模の平底円筒タンク1は、側板2と底板3と屋根4とからなり、地面11の基版上に据え置かれている。
このタンク1は、津波や洪水10によって地面11の基版から浮き上って流されることや、地震によって側板2下部から底板3周辺に至るタライ廻りの上方が座屈することがある。
As shown in FIG. 6, a conventional small-sized flat bottom
The
特許文献1の実開昭63−147498号公報「平底円筒貯槽のスベリ止め装置」の発明は、地震時に貯槽の軸心に平行する上下方向には動きを拘束しないように貯槽の側板の下縁近傍に固定したブラケットと基礎に設けたアンカーとの間に係合したスベリ止め装置の構成が開示されている。 The invention of Japanese Patent Laid-Open No. 63-147498, “Slip-stopping device for flat bottom cylindrical storage tank”, describes the lower edge of the side plate of the storage tank so as not to restrain the movement in the vertical direction parallel to the axis of the storage tank in the event of an earthquake. The structure of the anti-slip device engaged between a bracket fixed in the vicinity and an anchor provided on the foundation is disclosed.
特許文献2の特開平11−49283号公報「貯槽の滑動防止装置」の発明には、地震や強風時に、貯槽の垂直方向の動きを拘束することなく水平方向の動きを拘束するように、貯槽の底板を貯槽基礎の埋設アンカーに直接又は間接連結した滑動防止装置の構成が開示されている。
The invention of Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-49283 of “
特許文献3の特開2007−270864号公報「低温液化ガス貯留設備とアンカーストラップの設置方法」の発明には、金属製外槽7の内側に、金属製内槽11を設置し、内槽11の移動を防止した金属製アンカーストラップ18を基盤に固定してなる低温液化ガス貯留設備であって、アンカーストラップ18を、内槽11を形成している金属材料よりも線膨張率が大きい金属材料で形成した構成が開示されている。
In the invention of Japanese Patent Application Laid-Open No. 2007-270864 of “
図6に示すように、従来一般的な地上据え置きの小規模の平底円筒タンク1は、津波や洪水10などの災害によって、地面11の基版からタンク1が浮き上がったり、流されたりするなどの被害を受ける心配があった。特に貯液量が20%以下のような少ない場合には、浸水深さが3m程度の比較的浅い洪水や津波においても浮き上りや流されなどの被害を受け易いことが報告されている。
また、地震によるタンク1の滑動やロッキングによる転倒、或いは側板2下部から底板3周辺に至るタライ廻りの上方が座屈するなどの損傷事例も報告されている。
As shown in FIG. 6, a conventional small flat-bottomed
Further, damage cases such as sliding of the
特許文献1の「平底円筒貯槽のスベリ止め装置」の発明は、地震や強風による貯槽の横スベリを防止する装置であるが、スベリ止め装置を貯槽に取り付け固定する部分の側板に過大な応力が発生し、かえって貯槽本体を損傷することも考えられる。さらに、浸水深さが深く、貯槽浮上量が大きくなった場合、スベリ止め装置から外れる可能性も考えられ、津波や洪水による浮き上がりや流され防止には十分ではない。
The invention of the “slide prevention device for a flat bottom cylindrical storage tank” of
特許文献2の「貯槽の滑動防止装置」の発明に開示された、貯槽の底板を貯槽基礎の埋設アンカーに直接又は間接連結した滑動防止装置は、強風時の滑動防止には一定の効果があるが、大地震によるタンクの揺動やロッキングの防止対策、津波によるタンクの浮き上がりや流され防止対策としては十分とはいえない。
The anti-sliding device disclosed in the invention of the “storage tank anti-skid device” of
特許文献3「低温液化ガス貯留設備とアンカーストラップの設置方法」で示すアンカーストラップは、低温タンク内槽の滑動やロッキングを防止することを目的としており、アンカーストラップに常時引張り応力を作用させるための、アンカーストラップの降伏強度や設置方法に関するものであって、津波によるタンクの浮き上がりや流され防止を目的としたものではない。
The anchor strap shown in
この発明は上述のような従来技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、地震や津波、強風や洪水などの災害時に、地上据え置きの小規模の平底円筒タンクが、地震による揺動やロッキング、滑動や座屈、転倒したり、津波や洪水による浮き上がりや流されることを防止する平底円筒タンクの保護対策構造を提供することにある。
The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art. The purpose of the present invention is to provide a small flat-bottom cylindrical tank that is stationary on the ground in the event of a disaster such as an earthquake, tsunami, strong wind, or flood. , is to provide earthquake by swinging and rocking, sliding and buckling, or fall, the protection structure of the flat-bottomed cylindrical tank to prevent the lifting and flowed by the tsunami and floods.
請求項1の発明に係る平底円筒タンクの保護対策構造は、地上据え置きの小規模の平底円筒タンクを、地震時の揺動やロッキングによる側板や底板の損傷、津波や洪水による浮上りや流されることを防止するために、タンクの側板下部外周面から基版に至る帯板状のアンカーストラップと取付部およびベース固定部とからなる保護対策部材を設けて固定するように形成した平底円筒タンクの保護対策構造において、側板の外周面に溶着した当て板とその表面に設けた上記取付部の構造であって、当該取付部は、上記当て板表面に垂直で、かつ相互が平行に立設した2枚の取付板と、この取付板間の下方位置に嵌合させ、かつ上記当て板から所定間隔をおいて傾斜させて上記取付板間に固着した固定材と、上記当て板表面の上記アンカーストラップの上端部が当接する範囲に滑面部材を備えた構造とし、上記アンカーストラップの上端部は、上記取付部に固着することなく上記当て板と固定材との間隙に摺動自在に挿通させ、かつ当該アンカーストラップの上端部外側に固着した係止材の下端縁を引っ掛けて係止する構造であって、上記係止材の下端縁に弾力部材を固着した構造であるとともに、上記アンカーストラップは、側板よりも降伏強度が低くかつ伸び変形性能が大きい金属部材であることを特徴とする。
The flat bottom cylindrical tank protection structure according to the invention of
請求項1の発明に係る平底円筒タンクの保護対策構造は、地上据え置きの小規模の平底円筒タンクを、地震時の揺動やロッキングによる側板や底板の損傷、津波や洪水による浮上りや流されることを防止するために、タンクの側板下部外周面から基版に至る帯板状のアンカーストラップと取付部およびベース固定部とからなる保護対策部材を設けて固定するように形成した平底円筒タンクの保護対策構造において、側板の外周面に溶着した当て板とその表面に設けた上記取付部の構造であって、当該取付部は、上記当て板表面に垂直で、かつ相互が平行に立設した2枚の取付板と、この取付板間の下方位置に嵌合させ、かつ上記当て板から所定間隔をおいて傾斜させて上記取付板間に固着した固定材と、上記当て板表面の上記アンカーストラップの上端部が当接する範囲に滑面部材を備えた構造とし、上記アンカーストラップの上端部は、上記取付部に固着することなく上記当て板と固定材との間隙に摺動自在に挿通させ、かつ当該アンカーストラップの上端部外側に固着した係止材の下端縁を引っ掛けて係止する構造であって、上記係止材の下端縁に弾力部材を固着した構造であるとともに、上記アンカーストラップは、側板よりも降伏強度が低くかつ伸び変形性能が大きい金属部材であるので、側板下部外周面が補強及び保護されかつ基版へ連結状態に固定されるため、側板下部から底板周辺に至るタライ廻り部が座屈や損傷することなく、タンクの浮き上がりや流されたりすることがない。また、タンク側板は帯板状のアンカーストラップの引張力をもって基版へ連結状態に固定され、側板外周面及び周辺が保護される。タンク側板にアップリフト力が働きアンカーストラップに引張力が働いて摺動する場合に、アンカーストラップ上端の当接部に無理な荷重を受けないようにすることができる。 また、係止材と固定材との間に弾力部材を介装しフレキシブルな構造とすることにより、タンクの平常供用時にタンク側板にアップリフト力が働いて、アンカーストラップに引張力が働く場合に、弾力部材の弾力性をもった収縮によってアップリフト力や引張力による変動や衝撃を吸収することができる。 このように、アンカーストラップを側板の材質よりも降伏点が低くかつ伸び変形性能が大きい金属部材で形成することにより、地震や津波、洪水などによる所定以上の荷重は、側板の座屈より早期にアンカーストラップの降伏によって吸収緩和させることができる。つまりアンカーストラップは、応力が低く歪みが大きいため、この荷重がかかる期間内にエネルギーを吸収し免震効果が得られる。さらにアンカーストラップに所定以上の過大な荷重がかかった際には、アンカーストラップの部材の降伏点を越えて破壊することによって大きな荷重をタンク側板へ伝えないため、タンク本体の側板までも損傷させて大災害に至ることがなくなる。
The flat bottom cylindrical tank protection structure according to the invention of
本発明に係る平底円筒タンクの防護対策構造の実施形態例について図1から図5を参照しながら説明する。本発明は下記の実施形態にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で下記の実施形態に変更(例えば構成要素の省略または付加、構成要素の形状の変更等)を加えることが出来るのはもちろんである。なお、図は概略を示すもので、詳細構造と説明は一部省略した。 An embodiment of a protective structure for a flat bottom cylindrical tank according to the present invention will be described with reference to FIGS. The present invention is not limited only to the following embodiments. It goes without saying that changes (for example, omission or addition of components, changes in the shape of components, etc.) can be added to the following embodiments without departing from the gist of the present invention. In addition, the figure shows the outline and the detailed structure and description are partially omitted.
図1は平底円筒タンクの防護対策構造の第1の実施形態例を示す全体側面説明図である。 タンク1は、側板2と底板3と屋根4とからなる容量1,000kl程度以下の小規模の平底円筒構造であり、地面11より高く形成した基版5の上に設置する。 このタンク1が、地震時の揺動やロッキングによるアップリフト力によって横滑りしたり、津波や洪水によって浮上し、流されたりすることがないように、側板2の所定高さ周方向位置に離隔して設置した取付部8と、基版5内に設置したベース固定部9と、この両者を連結するアンカーストラップ7とからなる保護対策部材6を設ける構造とする。
FIG. 1 is an overall side view illustrating a first embodiment of a protective measure structure for a flat bottom cylindrical tank. The
図2は、平底円筒タンクの防護対策構造の第2の実施形態例を示す全体側面説明図である。 タンク1は、側板2と底板3と屋根4とからなる容量1,000kl程度以下の小規模の平底円筒構造で、地面11より高い基版5上に設置する。 このタンク1が、地震時の揺動やロッキングによるアップリフト力によって横滑りしたり、津波や洪水などによって浮き上ったり流されたりしないように、基版5の周囲に離隔して設置したアンカー12と、タンク1の側板2外周面の所定高さ位置を覆うように固着させて設置したブロック材13と、アンカー12とブロック材13とを連結する係留材14とからなる保護対策部材6を設ける構造とする。
FIG. 2 is an overall side view illustrating a second embodiment of the protective measure structure for a flat bottom cylindrical tank. The
このブロック材13は、鋼板やコンクリート、合成樹脂材などを組合せた比重の大きい部材で形成し、側板2外周面の所定高さ位置を覆って津波の波力や流出物などによる衝撃を防止するように、側板2の下部所定範囲から底板3外周のタライ廻り近傍に至る位置に、所定間隔をおいて複数個またはリング状に連続させて配置する。
The
タンク1の側板2は、上記図1及び図2に示す保護対策部材6によって所定高さ位置を覆い、かつ基版5に連結状態に結合されているため、地震によってタンク1が揺動やロッキングしても滑動や転倒することがなく、また側板2下部から底板3周辺に至るタライ廻りの上方が地震によって損傷や座屈をすることがない。また、貯液量が20%乃至30%程度以下と少ない時に、津波を受けたり1m〜3m程度以下の浸水をした場合でも、浮き上がったり流されたりすることがない。
The
図3は、図1の保護対策部材6の設置状況を示す斜視説明図である。
保護対策部材6となるアンカーストラップ7は、断面積が大きい(断面性能が良い)板厚が厚く幅が広い帯板で形成し、タンク1の側板2外周面の円周方向にわたり複数離隔して設置する。
FIG. 3 is a perspective explanatory view showing an installation state of the
The
アンカーストラップ7の上端部を係止する取付部8は、当て板8Aで広い範囲の側板2下部を保護し、側板2に局部的な力が掛からないようにして亀裂と座屈の防止を図る。
上記当て板8Aと帯板状のアンカーストラップ7は、底板外周縁3Aの斜め上方の周囲から側板2下部のタライ廻りの上方に亘る広範囲をカバーしているので、津波の波力や流出物などによる衝撃から側板2の下部近傍を保護する。
The
The
図4は、アンカーストラップ7の全体を示す側面説明図で、タンク1は側板2と底板3とからなり基版5の上に設置する。
アンカーストラップ7は、側板2外周面に溶着した当て板8Aの表面に設けた取付部8からアンカーボックス7A内を挿通し傾斜させて基版5のベース固定部9に至るように傾斜させて設置する構造とする。
FIG. 4 is an explanatory side view showing the
The
図5(A)、(B)は、図4のアンカーストラップ7の上部で取付部8の近傍を拡大して示す側面及び正面から見た説明図である。
側板2の外周面に当て板8Aを溶着し、この当て板8Aの表面に取付部8を設けた構造とする。この取付部8は、上記当て板8A表面に垂直で、かつ平行に立設した2枚の取付板8a,8aを設けた構造とし、この取付板8a,8a間の下方位置に嵌合させ、かつ上記当て板8Aから所定間隔をおいて傾斜させて上記取付板8a,8a間に固定材8bを固着した構造とする。
傾斜させて設置するアンカーストラップ7の上端部7aは、取付部8に固着することなく上記当て板8Aと固定材8bとの間隙に摺動自在に挿通させ、上端部7a外側に固着した係止材7bの下端縁を引っ掛けて係止する構造とする。
5 (A) and 5 (B) are explanatory views seen from the side and front, in which the vicinity of the
Welded
The
アンカーストラップ7の上端部7aの角縁は、丸みを持たせた構造として側板2の当て板8Aの表面に滑らかに接触するように形成する。
また、側板2の当て板8Aの表面の上記アンカーストラップ7の上端部7aが当接する範囲に滑面部材8cを施工する。
このようにアンカーストラップ7の上端部7aの角縁に丸みを持たせ、またアンカーストラップ7の上端部7aが当接する範囲の当接部に滑面部材8cを設けることにより、タンク1の平常供用時においてタンク側板2にアップリフト力F1が働いたり、アンカーストラップ7に引張力F2が働いたりしてアンカーストラップ7の上端部7aが摺動する場合に、無理な荷重を受けないようにすることができる。
The corner edge of the
Further, the
In this way, the corner edge of the
さらに、アンカーストラップ7の上端外側に固着した係止材7bの下端縁に弾力部材7cを固着する。この弾力部材7cは、ニトリルゴム、シリコーンゴム等の合成ゴム材など弾力性と耐久性を有する部材を使用する。
このように、係止材7bと前記固定材8bとの間に弾力部材7cを介装しフレキシブルな構造とすることにより、タンク1の平常供用時にタンク側板2にアップリフト力F1が働いて、アンカーストラップ7に引張力F2が働く場合に、弾力部材7cの弾力性をもった収縮によってF1,F2による変動や衝撃を吸収することができる。
Furthermore, the
As described above, the
また、アンカーストラップ7は降伏強度が低い部材、つまり側板2の材質よりも降伏点の小さい部材、降伏比の低い部材で形成する。
例えば側板2が50キロ級の高張力鋼材を使用する場合は、軟鋼や低降伏点鋼などの降伏点が低くかつ伸び変形性能が大きい金属部材を使用する。
このように、アンカーストラップ7を側板2の材質よりも降伏点が低くかつ伸び変形性能が大きい金属部材で形成することにより、地震や津波、洪水などによる所定以上の荷重は、側板2の座屈より早期にアンカーストラップ7の降伏によって吸収緩和させることができる。つまりアンカーストラップ7は、応力が低く歪みが大きいため、この荷重がかかる期間内にエネルギーを吸収し免震効果が得られる。
さらにアンカーストラップ7に所定以上の過大な荷重がかかった際には、アンカーストラップ7の部材の降伏点を越えて破壊することによって大きな荷重をタンク側板2へ伝えないため、タンク本体の側板2までも損傷させて大災害に至ることがなくなる。
The
For example, when the
Thus, by forming the
Further, when an excessive load more than a predetermined value is applied to the
上記保護対策構造は、地上据え置きの平底円筒タンクに採用するばかりでなく、地震時のタンクの耐震性能の向上、殊に外部からの津波や洪水災害への防護対策などが望まれる貯蔵庫や小規模の構築物などにも適用することができる。 The above protection structure is not only used for flat-bottomed cylindrical tanks that are stationary on the ground, but also for storage and small scales where it is desired to improve the seismic performance of the tank in the event of an earthquake, especially to protect against external tsunamis and flood disasters. It can also be applied to other constructions.
1タンク 2側板 3底板 3A底板外周縁 4屋根 5基版 6保護対策部材 7アンカーストラップ 7Aアンカーボックス 7a上端部 7b係止材 7c弾力部材 8取付部 8A当て板 8a取付板 8b固定材 8c滑面部材 9ベース固定部 F1アップリフト力 F2引張り力 10津波や洪水 11地面 12アンカー 13ブロック材 14係留材
1
Claims (1)
In order to prevent small flat-bottomed cylindrical tanks that are stationary on the ground from being swung or rocked during earthquakes, damage to side plates and bottom plates, and tsunamis and floods from floating and being washed away, the bottom side plates of tanks are used as the base plate. In the protection structure of a flat bottom cylindrical tank formed so as to be fixed by providing a protective measure member consisting of a strip-shaped anchor strap, a mounting portion and a base fixing portion, and a contact plate welded to the outer peripheral surface of the side plate and its surface The mounting portion is provided on the mounting plate, and the mounting portion is fitted to two mounting plates that are perpendicular to the surface of the abutting plate and parallel to each other, and a lower position between the mounting plates. is allowed, and from the backing plate and is inclined at a predetermined distance fixing member which is fixed to the mounting plates, the upper end of the anchor straps of the wear plate surface with a smooth member in a range in contact with the structure The upper end portion of the anchor strap is slidably inserted into the gap between the backing plate and the fixing material without being fixed to the mounting portion, and the lower end edge of the locking material fixed to the outside of the upper end portion of the anchor strap The anchor strap is a metal member having a lower yield strength and a higher elongation deformation performance than the side plate, and is a structure in which a resilient member is fixed to the lower end edge of the locking member. protection structure of a flat-bottomed cylindrical tank, characterized in that.
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