JP6110882B2 - ハイブリッド衛星−地上ネットワークでの干渉除去のための方法および装置 - Google Patents

ハイブリッド衛星−地上ネットワークでの干渉除去のための方法および装置 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本願は、米国特許法第119(e)条の下で、参照によってその全体が本明細書に組み込まれている、2012年2月13日に出願した米国特許仮出願第61/597993号の優先権を主張するものである。
単一周波数ネットワーク(SFN)は、複数の送信器が同一の周波数チャネル上で同一の信号を同時に送信するブロードキャスト・ネットワークである。従来のSFNの1つのタイプは、ハイブリッド衛星−地上(hybrid satellite−terrestrial)SFNとして知られている。例示的なハイブリッドSFNは、Digital Video Broadcasting(DVB)標準規格「Framing Structure,channel coding and modulation for Satellite Services to Handheld devices(SH)below 3 GHz」、ETSI EN 302 583 V1.1.2(2010年2月)で定義されている。
これらのタイプのネットワークでは、地上送信器は、通常、地上送信器が地上信号を正しく生成し、送信するために、衛星信号に含まれるある種の情報を必要とする。
Digital Video Broadcasting Satellite Services to Handheld devices(DVB−SH)SFNなどの従来のハイブリッド衛星−地上ネットワークでは、衛星信号および地上信号が、同一の(あるいは隣接する)周波数帯で送信される場合には、地上送信器によって引き起こされる無線周波数(RF)干渉に起因して、所要の衛星情報を、地上送信器の位置の比較的近くに配置された受信アンテナを使用して衛星信号から回復することができない。その結果、地上送信器の現場では、衛星信号は、しばしば、現場で受信した無線(OTA)信号から直接の所要の衛星情報の回復のために復号するためには、地上送信器からの信号に対して相対的に弱すぎる。このため、衛星信号に関する所要の情報は、地上送信器から離れた位置で入手され、ある他のネットワークを介して地上送信器の現場に送信される。この他のネットワークを、時々、「補助」ネットワークと称する。しかし、これなどの補助ネットワークは、相対的に高価であり、かつ/または不正確である可能性がある。
米国特許出願公開第2010/0008458号明細書
Digital Video Broadcasting(DVB)標準規格「Framing Structure,channel coding and modulation for Satellite Services to Handheld devices(SH)below 3 GHz」、ETSI EN 302 583 V1.1.2(2010年2月)
少なくともいくつかの例示的な実施形態は、ハイブリッド衛星−地上ネットワーク内の干渉除去の方法および装置を提供する。少なくとも1つの例示的な実施形態では、当初に、地上送信器は、信号を送信しない。したがって、地上送信器は、合成無線(OTA)信号の衛星信号成分/部分への干渉を引き起こさない。したがって、衛星受信器は、OTA信号の衛星信号成分を復号し、地上信号を送信するために、所要の衛星情報を地上送信器に提供することができる。
その後、地上送信器が、オンに切り替えられ、出力電力が、徐々に増やされる。地上送信器からの比較的低電力の干渉があると、合成OTA信号は、衛星信号部分によって搬送される所要の衛星情報が衛星受信器によって復号されるのに十分に強い衛星信号部分を有する。したがって、地上送信器は、地上信号を送信するときに、復号された衛星信号からの所要の情報を使用し続けることができる。
それと同時に、合成OTA信号は、地上信号部分のタイミング、位相、振幅、周波数オフセット、および他のチャネル特性を検出するために、干渉除去ブロックによって処理される。地上信号部分のタイミング、位相、振幅、および他のチャネル特性と、衛星信号復号器からまたは現場で他の形で入手可能な所要の衛星情報とを用いて、干渉除去ブロックは、干渉除去信号として、受信したOTA信号の地上信号部分の変更されたバージョンを生成する。
干渉除去信号は、衛星受信器で地上送信器によって引き起こされる干渉を抑制するために、合成OTA信号と組み合わされ、その結果、衛星信号復号器は、それから所要の衛星情報を抽出すべき相対的にきれいな衛星信号部分を受信し続けることができるようになる。
地上送信器の出力電力が増えると、干渉除去ブロックは、干渉除去信号を生成するために地上信号部分のタイミング、位相、振幅、および他のチャネル特性の検出および追跡を続け、その結果、地上送信器によって引き起こされる干渉は、抑制されるか、大幅に減衰されるようになる。したがって、相対的にきれいな衛星信号成分が、衛星信号復号器に入力される(たとえば、常に継続的に)。
少なくとも1つの例示的な実施形態は、ハイブリッド衛星−地上ネットワーク内の衛星受信器で地上送信器によって引き起こされる干渉を除去する方法を提供する。少なくともこの例示的な実施形態によれば、この方法は、衛星受信器で、地上送信器からの基準地上信号および受信した無線(OTA)信号に基づいて干渉除去信号を生成するステップであって、干渉除去信号は、基準地上信号の変更されたバージョンである、ステップと、衛星受信器で、干渉除去信号を受信したOTA信号と組み合わせることによって、地上送信器によって引き起こされる干渉を除去するステップとを含む。
少なくとも1つの他の例示的な実施形態は、衛星受信器を提供する。少なくともこの例示的な実施形態によれば、衛星受信器は、干渉除去ブロックおよびコンバイナを含む。干渉除去ブロックは、地上送信器からの基準地上信号および受信した無線(OTA)信号に基づいて干渉除去信号を生成するように構成される。干渉除去信号は、基準地上信号の変更されたバージョンである。コンバイナは、ハイブリッド衛星−地上ネットワーク内で地上送信器によって引き起こされる干渉を除去するために、干渉除去信号を受信したOTA信号と組み合わせるように構成される。
本発明は、本明細書で下に与えられる詳細な説明および添付図面からより十分に理解されるようになり、添付図面では、同様の要素が同様の符号によって表され、添付図面は例示のみのために与えられ、したがって、本発明について限定的ではない。
ハイブリッド衛星および地上ネットワークの一部を示す図である。 地上送信器および衛星受信器の例示的な実施形態をより詳細に示すブロック図である。 図2に示された干渉除去ブロックの例示的な実施形態を示すブロック図である。 ハイブリッド衛星−地上ネットワークでの干渉除去の方法の例示的な実施形態を示す流れ図である。 地上送信器および衛星受信器の別の例示的な実施形態をより詳細に示すブロック図である。
これらの図が、ある種の例示的な実施形態で利用される方法、構造、および/または材料の全般的な特性を示し、下に提供される書かれた説明を補足することを意図されたものであることに留意されたい。しかし、これらの図面は、原寸通りではなく、任意の所与の実施形態の正確な構造的特性または性能特性を正確には反映しない場合があり、例示的な実施形態によって包含される値の範囲または特性を定義しまたは限定するものと解釈されてはならない。様々な図面での同様のまたは同一の符号の使用は、同様のまたは同一の要素または特徴の存在を示すことを意図されたものである。
次に、本発明の様々な例示的な実施形態を、本発明のいくつかの例示的な実施形態を示す添付図面を参照して、より十分に説明する。
本発明の詳細な例示的な実施形態を、本明細書で開示する。しかし、本明細書で開示される特定の構造的詳細および機能的詳細は、単に、本発明の例示的な実施形態を説明するための代表的なものである。しかし、本発明を、多数の代替の形態で実施することができ、本明細書で示される実施形態だけに限定されると解釈してはならない。
用語「第1の」、「第2の」などが、本明細書で様々な要素を記述するのに使用される場合があるが、これらの要素がこれらの用語によって限定されてはならないことを理解されたい。これらの用語は、ある要素を別の要素から区別するためにのみ使用される。たとえば、本発明の例示的な実施形態の範囲から逸脱せずに、第1の要素を第2の要素と呼ぶことができ、同様に、第2の要素を第1の要素と呼ぶことができる。本明細書で使用されるときに、用語「および/または」は、関連してリストされる項目のうちの1つまたは複数の任意のすべての組合せを含む。
ある要素が別の要素に「接続される」または「結合される」ものとして言及されるときに、その要素を、他の要素に直接に接続しまたは結合することができ、あるいは、介在する要素が存在することができることを理解されたい。対照的に、ある要素が別の要素に「直接に接続される」または「直接に結合される」ものとして言及されるときには、介在する要素は存在しない。要素の間の関係を記述するのに使用される他の単語は、同様の形で解釈されなければならない(たとえば、「〜の間」対「直接に〜の間」、「隣接する」対「直接に隣接する」など)。
本明細書で使用される用語法は、本発明の特定の実施形態を説明するためのみのものであって、例示的な実施形態について限定的であることは意図されていない。本明細書で使用されるときに、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈がそうではないことを明らかに示さない限り、複数形をも含むことが意図されている。さらに、用語「comprises(備える、含む)」、「comprising(備える、含む)」、「includes(含む)」、および/または「including(含む)」は、本明細書で使用されるときに、述べられる特徴、整数値、ステップ、動作、要素、および/またはコンポーネントの存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数値、ステップ、動作、要素、コンポーネント、および/またはそのグループの存在または追加を除外しないことを理解されたい。
また、いくつかの代替実施態様で、示される機能/行為が、図に示された順序から外れて発生する可能性があることに留意されたい。たとえば、連続して示される2つの図が、用いられる機能性/行為に依存して、実際には実質的に同時に実行されてもよく、あるいは、時々逆の順序で実行されてもよい。
特定の詳細が、例示的な実施形態の完全な理解を提供するために、以下の説明で提供される。しかし、当業者は、これらの特定の詳細なしで例示的な実施形態を実践できることを理解するであろう。たとえば、不必要な詳細で例示的な実施形態を不明瞭にしないように、システムがブロック図で示される場合がある。他の場合に、例示的な実施形態を不明瞭にしないように、よく知られている処理、構造、および技法が、不必要な詳細なしで示される場合がある。
また、例示的な実施形態が、フローチャート、流れ図、データ・フロー図、構造図、またはブロック図として示された方法として説明される場合があることに留意されたい。流れ図が、順次方法として動作を説明する場合があるが、動作の多くを、並列に、並行に、または同時に実行することができる。さらに、動作の順序を並べ替えることができる。方法を、その動作が完了したときに終了することができるが、方法は、図に含まれない追加のステップをも有することができる。方法は、メソッド、関数、手続き、サブルーチン、サブプログラムなどに対応することができる。方法が、関数に対応するときに、その終了は、呼出し元関数またはメイン関数への関数のリターンに対応することができる。
さらに、本明細書で開示されるときに、用語「バッファ」は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、磁気RAM、コア・メモリ、および/または情報を格納する他の機械可読媒体を含む、データを格納する1つまたは複数のデバイスを表すことができる。用語「記憶媒体」は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、磁気RAM、コア・メモリ、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュ・メモリ・デバイス、および/または情報を格納するための他の機械可読媒体を含む、データを格納するための1つまたは複数のデバイスを表すことができる。用語「コンピュータ可読媒体」は、ポータブルまたは固定式の、ストレージ・デバイス、光ストレージ・デバイス、無線チャネル、ならびに命令(1つまたは複数)および/またはデータを格納し、含み、または担持することのできる様々な他の媒体を含むことができるが、これに限定されない。
さらに、例示的な実施形態を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその任意の組合せによって実施することができる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードで実施されるときに、必要なタスクを実行するプログラム・コードまたはコード・セグメントを、記憶媒体などの機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体に格納することができる。プロセッサ(1つまたは複数)は、必要なタスクを実行することができる。
コード・セグメントは、手続き、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造、もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コード・セグメントを、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容を渡し、かつ/または受け取ることによって、別のコード・セグメントまたはハードウェア回路に結合することができる。情報、引数、パラメータ、データなどを、メモリ共有、メッセージ渡し、トークン渡し、ネットワーク伝送などを含む任意の適切な手段を介して渡し、転送し、または送信することができる。
本明細書で議論されるときに、表記「x(t)」、「y(t)」、および「z(t)」は、無線での送信/受信のために適当な無線周波数(RF)変調(たとえば、直交周波数分割多重(OFDM)変調または類似物)を用いて処理された信号を指す。対照的に、表記「x」、「y」、および「z」は、サンプルのフレームおよび/またはブロックを含むデジタル信号を指す。デジタル信号「x」、「y」、および「z」は、対応するRF信号「x(t)」、「y(t)」、および「z(t)」のデジタル表現である。
本明細書で説明されるとき、x(t)は、衛星信号(本明細書では時々、「アナログ衛星信号」と称する)を指し、y(t)は、地上信号(本明細書では時々、「アナログ地上信号」または「基準地上信号」と称する)を指す。衛星信号x(t)および地上信号y(t)の組合せまたは合成物を、無線(OTA)合成信号z(t)と称する。いくつかの場合に、無線(OTA)合成信号z(t)を、「アナログOTA合成信号」、「OTA信号」、および/または「合成信号」と称する。
少なくとも1つの例示的な実施形態は、ハイブリッド衛星−地上ネットワーク内の衛星受信器で地上送信器によって引き起こされる干渉を除去する方法を提供する。少なくともこの例示的な実施形態によれば、衛星受信器は、地上送信器からの基準地上信号および受信した無線(OTA)信号に基づいて干渉除去信号を生成する。干渉除去信号は、基準地上信号の変更されたバージョンである。衛星受信器は、その後、干渉除去信号を受信したOTA信号と組み合わせることによって、地上送信器によって引き起こされる干渉を除去する。
少なくとも1つの他の例示的な実施形態は、衛星受信器を提供する。少なくともこの例示的な実施形態によれば、衛星受信器は、干渉除去ブロックおよびコンバイナを含む。干渉除去ブロックは、地上送信器からの基準地上信号および受信した無線(OTA)信号に基づいて干渉除去信号を生成するように構成される。干渉除去信号は、基準地上信号の変更されたバージョンである。コンバイナは、ハイブリッド衛星−地上ネットワーク内で地上送信器によって引き起こされる干渉を除去するために、干渉除去信号を受信したOTA信号と組み合わせるように構成される。
図1に、ハイブリッド衛星および地上ネットワークの一部を示す。
図1を参照すると、データは、ネットワーク(図示せず)から提供され、その後、無線リンクを介して地上送信器222によって送信される地上信号y(t)を介してモバイル受信器104に供給される。同一のデータを搬送する衛星信号x(t)が、ネットワークから衛星108に送信され、その後にモバイル受信器104に送信される。
信号x(t)およびy(t)は、衛星情報から導出され、これを搬送する。衛星情報は、ペイロード・データを含むことができ、このペイロード・データは、モバイル受信器104に供給/送信されるべきデータである。一例では、ペイロード・データは、たとえば、マルチメディア・コンテンツ(たとえば、音声、ビデオ、写真など)ならびに信号伝送特性情報またはチャネル特性情報(たとえば、周波数およびタイミング・オフセット情報)を含むことができる。
上で言及したように、図1に示されたものなどのハイブリッド衛星および地上ネットワークでは、地上送信器222は、ネットワークの衛星部分とコヒーレントに機能するために、衛星108を介して受信される衛星信号に関する情報を必要とする。この情報を供給するために、衛星受信器102が、地上送信器222の比較的近くに配置される。少なくとも1つの例示的な実施形態では、衛星受信器102を、地上送信器222と同一位置に配置することができる。
従来の衛星無線ネットワークでは、衛星受信器は、地上送信器と同一位置に配置される。一例では、本明細書で議論される衛星受信器は、従来の衛星無線ネットワーク内の従来の衛星受信器を置換する。
従来のDigital Video Broadcasting Satellite Services to Handheld devices(DVB−SH)ネットワークには、地上送信器と同一位置に配置される衛星受信器がない。少なくともいくつかの例示的な実施形態によれば、衛星受信器は、地上送信器の現場に追加され、その結果、衛星受信器および地上送信器が、お互いと同一位置に配置されるようになる。
衛星受信器102および地上送信器222の例示的な実施形態ならびにその互いとの相互作用を、下に図2〜図4に関してより詳細に議論する。
図2は、衛星受信器102および地上送信器222の例示的な実施形態をより詳細に示すブロック図である。図4は、図2に示された衛星受信器102および地上送信器222の例示的な動作を示す流れ図である。図4に示された方法は、干渉除去の方法の例示的な実施形態である。例示目的のために、衛星受信器102および地上送信器222を、図4に示された方法に関して、およびその逆で説明する。
本明細書で説明される機能/行為に加えて、衛星受信器102および地上送信器222が、ハイブリッド衛星−地上ネットワーク内の従来の衛星受信器および地上送信器の従来の既知の機能をも実行できることを理解されたい。そのような機能は、当技術分野でよく知られているので、詳細な議論は省略する。
図2および図4を参照すると、当初に、ステップS400で、地上送信器222は、地上送信器アンテナ2220からの地上信号y(t)の送信(または出力)電力に0をセットする。図4に示された方法のこの最初の反復では、地上送信器222は、地上信号y(t)を送信しない。その結果、衛星受信器102の衛星受信器アンテナ201は、地上送信器222からの干渉なしで衛星信号x(t)を受信する。
ステップS404では、衛星受信器102が、合成OTA信号z(t)を処理し、衛星情報を抽出する。この例では、衛星情報は、ペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADを含む。ペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADは、たとえば、マルチメディア・コンテンツ(たとえば、音声、ビデオ、写真など)を含むことができる。
まだステップS404を参照すると、より詳細には、無線周波数(RF)フィルタ202は、帯域外雑音および干渉を除去するために、受信した合成OTA信号z(t)をフィルタリングする。コンバイナ204は、フィルタリングされた合成OTA信号z(t)を、干渉除去ブロック224からの干渉除去信号yEST(t)と組み合わせる(加算しまたは合計する)。この最初の反復では、地上送信器222での送信出力が0なので、干渉除去信号yEST(t)も0である。したがって、コンバイナ204からの組み合わされた信号出力は、本質的に、RFフィルタ202からの受信した衛星信号x(t)である。
低雑音増幅器(LNA)206が、組み合わされた信号を増幅し、増幅された組み合わされた信号をダウンコンバータ/アナログ・デジタル変換器(ADC)ブロック208に出力する。ダウンコンバータ/ADCブロック208は、組み合わされた信号を中間周波数(IF)またはベースバンドのアナログ信号に周波数ダウンコンバートし、その後、アナログの組み合わされた信号を合成信号デジタル・サンプルzにさらに変換する。合成信号デジタル・サンプルzを、本明細書では、合成デジタル信号zまたは合成信号のデジタル表現とも称する。合成デジタル信号zは、複数のブロックまたはフレームにグループ化された連続するデジタル・サンプルからなる。デジタル信号および/またはデジタル・サンプルがデジタル・サンプリングを介して生成される形は、当技術分野でよく知られている。したがって、詳細な議論は、簡潔さのために省略する。
ダウンコンバータ/ADCブロック208は、干渉除去ブロック224および衛星信号復号器2102に合成デジタル信号zを出力する。
衛星信号復号器2102は、合成デジタル信号zを復号して、ペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADを抽出する。衛星信号復号器2102は、地上送信器222および干渉除去ブロック224にペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADを出力する。干渉除去ブロック224を、後でより詳細に議論する。
図4に戻って、ステップS405で、地上送信器222は、衛星受信器102からのペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADに基づいて、送信される基準地上信号y(t)を生成する。
より詳細には、ステップS405で、変調器2104が、衛星信号復号器2102からのペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADを変調して、ペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADを含むデジタル・サンプルySAT_SIG_PAYLOADを生成する。一例では、変調器2104は、当技術分野で既知の直交周波数分割多重(OFDM)を使用して、ペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADを変調する。デジタル・アナログ変換器(DAC)/アップコンバータ212が、デジタル・サンプルySAT_SIG_PAYLOADをアナログ信号に変換し、アナログ信号をRF信号に周波数アップコンバートする。このケースでは、RF信号は、地上送信器の送信電力が増やされた後に(たとえば、図4に示された方法の後続の反復で)、地上送信器アンテナ2220から送信される基準地上信号y(t)である。
高出力増幅器(HPA)214が、DAC/アップコンバータ212からの基準地上信号y(t)を増幅し、増幅された基準地上信号y(t)は、送信のために地上送信器アンテナ2220に出力される。
カプラ220は、基準地上信号y(t)のフィードバックを入手し、入手したフィードバックをダウンコンバータ/ADC218に出力する。ダウンコンバータ/ADC218は、基準地上信号y(t)をIFまたはベースバンドのアナログ信号にダウンコンバートする。また、ダウンコンバータ/ADC218は、基準地上信号y(t)をデジタル化して、基準地上デジタル信号yを生成する。基準地上デジタル信号yは、地上送信器222によって送信される基準地上信号y(t)のデジタル・コピーまたはデジタル表現である。いくつかの場合に、基準地上デジタル信号yを、基準地上信号y(t)のデジタル表現と称する場合がある。合成デジタル信号zに似て、基準地上デジタル信号yも、ブロックまたはフレームにグループ化された連続するデジタル・サンプルからなる。ダウンコンバータ/ADC218は、衛星受信器102に基準地上デジタル信号yを出力する。より具体的には、ダウンコンバータ/ADC218は、衛星受信器102の干渉除去ブロック224に基準地上デジタル信号yを出力する。
上で言及したように、干渉除去ブロック224はまた、ダウンコンバータ/ADC208から合成デジタル信号zを、衛星信号復号器2102からペイロード・データSAY_SIG_PAYLOADを受け取る。
まだ図4を参照すると、ステップS406では、干渉除去ブロック224が、合成デジタル信号z、基準地上デジタル信号y、およびペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADに基づいて、干渉除去信号yEST(t)を生成する。干渉除去信号yEST(t)は、地上送信器アンテナ2220によって送信される基準地上信号y(t)の変更されたバージョンである。より具体的には、干渉除去信号yEST(t)は、衛星受信器102で受信した地上信号y(t)の反対の位相の推定値である、すなわち、約−y(t)である。この例では、干渉除去信号yEST(t)は、実質的に地上信号y(t)と等しいが、反対の位相を有する。干渉除去ブロック224は、合成信号z(t)の地上信号成分が衛星受信器102で抑制されるように、干渉除去信号yEST(t)をコンバイナ204に出力する。したがって、コンバイナ204からの出力は、地上送信器222の出力電力が増やされるときであっても、地上送信器222によって送信される信号から生じる抑制された(たとえば、ほとんどまたは全くない)干渉と共に、衛星信号部分x(t)を含む。干渉除去信号yEST(t)の生成を、後で図3に関してより詳細に説明する。
ステップS410では、地上送信器222は、基準地上信号y(t)の送信(出力)電力PTERを増分量だけ増やす。一例では、地上送信器222は、基準地上信号y(t)の出力電力PTERを約0.1dBだけ増やす。
ステップS412では、地上送信器222は、現在の送信電力PTERを送信電力レベルPTHと比較することによって、現在の送信電力PTERが、所与の、所望の、または所定の送信電力レベルPTHに達したかどうかを判定する。送信電力レベルPTHを、経験的データに従ってネットワーク・オペレータが決定することができる。一例では、送信電力レベルPTHを約100Wとすることができる。現在の送信電力PTERが、送信電力レベルPTH以上である場合には、図4に示された方法は、終了する。
図4のステップS412に戻って、現在の送信電力PTERが、送信電力レベルPTH未満である場合には、地上送信器222は、ステップS414で、増やされた送信電力PTERを用いて基準地上信号y(t)を送信する。
その後、この方法は、ステップS404に戻る。
図4に示された方法の最初の反復では、基準地上信号y(t)の送信電力に0がセットされる。送信電力PTERが0より大きい場合の図4に示された方法の第2の反復を、これから、明瞭さのために説明する。図4に示された方法の第2のおよび後続の反復は、ステップS404に関するものを除いて、上で議論した最初の反復に類似する。したがって、第2の反復のステップS404だけを、本明細書で詳細に説明する。
まだ図2および図4を参照すると、この後続の反復では、基準地上信号y(t)は、0より大きい出力電力を有する。
ステップS404では、衛星受信器102が、受信した合成OTA信号z(t)を処理し、衛星情報(たとえば、ペイロード・データ)SAT_SIG_PAYLOADを抽出する。
より詳細には、たとえば、RFフィルタ202が、帯域外雑音および他の干渉を除去するために、合成OTA信号z(t)をフィルタリングする。次に、コンバイナ204は、フィルタリングされた合成OTA信号z(t)を、干渉除去ブロック224から出力された干渉除去信号yEST(t)と合計する。この反復では、地上除去信号yEST(t)は、基準地上信号y(t)と実質的に等しいが、反対の位相を有する。したがって、合成OTA信号z(t)の地上信号成分は、合成OTA信号z(t)から実質的に除去される。コンバイナ204は、合成OTA信号z(t)の残りを低雑音増幅器(LNA)206に出力し、この方法は、上で議論した形で継続する。
少なくともいくつかの例示的な実施形態によれば、基準地上信号y(t)の電力は、最初には相対的に小さいので、受信した衛星信号x(t)は、衛星信号復号器2102が、受信した衛星信号x(t)から衛星情報を抽出し続けるのに十分に強い。
コンバイナ204は、衛星受信器102で受信した合成OTA信号z(t)から地上送信器222によって送信された信号によって引き起こされる干渉を抑制することができる。その結果として、地上送信器アンテナ2220での基準地上信号y(t)の信号電力が増やされるときであっても、衛星信号x(t)によって搬送された衛星情報を、合成デジタル信号zから抽出することができる。したがって、衛星信号復号器2102は、衛星受信器102での合成信号z(t)の地上信号成分の信号電力に関わりなくまたはこれと独立に、衛星信号x(t)から衛星情報を抽出し続ける。
上で言及したように、図4に示され、これに関して説明される方法を、地上送信器222での基準地上信号y(t)の送信電力PTERが送信電力閾値PTHに達するまで、反復して繰り返すことができる。
干渉除去ブロック224による干渉除去信号の生成を、これから、図3に関してより詳細に説明する。
上で言及したように、図3は、図2に示された干渉除去ブロック224の例示的な実施形態をより詳細に示すブロック図である。やはり上で言及したように、干渉除去ブロック224は、図2に示されたダウンコンバータ/ADC208から合成デジタル信号zを、地上送信器222から基準地上デジタル信号yを、および復号器2102からペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADを受け取る。干渉除去ブロック224は、デジタル信号zおよびyならびにペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADに基づいて、干渉除去信号yEST(t)を生成する。
より詳細には、干渉除去ブロック224は、衛星信号再構成ブロック2248を含む。衛星信号再構成ブロック2248は、ペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADに基づいて、再構成された衛星デジタル信号xreconを生成する。一例では、衛星信号再構成ブロック2248は、たとえば四位相偏移変調(QPSK)を使用してペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADを変調することによって、再構成された衛星デジタル信号xreconを生成する。再構成された衛星デジタル信号xreconは、衛星信号x(t)のデジタル・コピーの再構成されたバージョンである。衛星信号再構成ブロック2248は、再構成された衛星デジタル信号xreconをコンバイナ2238に出力する。
コンバイナ2238は、再構成された衛星デジタル信号xreconを、ダウンコンバータ/ADC208からの合成デジタル信号zと組み合わせる。具体的には、コンバイナ2238は、合成デジタル信号zから再構成された衛星デジタル信号xreconを減算して、合成デジタル信号zの地上成分を生成する。この例では、合成デジタル信号zの地上成分は、コンバイナ204で合成信号z(t)から除去されなかった地上信号y(t)の残りの部分を表す。
まだ図3を参照すると、コンバイナ2238は、合成デジタル信号zの地上成分をバッファ2240に出力する。干渉除去ブロック224は、合成デジタル信号zの地上成分のサンプルの複数のブロックをバッファ2240に格納する。
また、干渉除去ブロック224は、地上送信器からの基準地上デジタル信号yのサンプルのブロック(たとえば、現在のブロック)を基準フレーム・バッファ2242に格納する。基準地上デジタル信号yは、基準地上信号y(t)を表すデジタル信号である。少なくとも1つの例示的な実施形態によれば、基準フレーム・バッファ2242は、基準地上デジタル信号yのサンプルの1つまたは2つのブロックを格納する容量を有することができる。
まだ図3を参照すると、検出器2244は、基準フレーム・バッファ2242からのサンプルの少なくとも1つのブロックとバッファ2240からのサンプルのブロックとに基づいて、衛星受信器102での基準地上信号y(t)の送信と受信との間の時間遅れ
Figure 0006110882
および周波数オフセット
Figure 0006110882
(たとえば、チャネル特性)を推定する。時間遅れ
Figure 0006110882
および周波数オフセット
Figure 0006110882
を推定する例示的な処理が、H.Jiang他の米国特許出願公開第2010/0008458号明細書に詳細に記載されている。明瞭にするために、例示的な処理を下に説明する。推定された時間遅れ
Figure 0006110882
および周波数オフセット
Figure 0006110882
は、除去信号生成ブロック2246に出力される。
除去信号生成ブロック2246は、基準フレーム・バッファ2242に格納されているが、適当に調整されたタイミング、位相、および振幅を有する基準地上デジタル信号yのサンプルのブロックに基づいて、干渉除去信号yEST(t)を生成する。
時間遅れ
Figure 0006110882
および周波数オフセット
Figure 0006110882
を推定する例示的な方法を、これから説明する。この例示的な実施形態では、方法は、図3の検出器2244内で実行される。この方法を、明瞭さのために、受信したOTA信号内の唯一のひずみが、実際の時間遅れΔt、周波数オフセットΔf、およびガウス雑音である例示的な状況に関して説明する。この例では、受信した地上信号は、yRX()と表され、送信された地上信号は、yTX()と表される。
Figure 0006110882
式(1)では、Pは、送信された地上信号yTX(t)の送信電力に対する相対的な受信した地上信号yRX(t)の電力であり、ω(t)は、ガウス雑音である。実際の時間遅れΔtは、地上送信器222から衛星受信器アンテナ201まで移動する信号のラウンド・トリップ遅延(RTD)を表す。実際の周波数オフセットΔfは、衛星の動きに起因するドップラ効果の結果である。
時間遅れΔtが、サンプル持続時間Tの整数倍であると仮定すると、受信した各サンプルyRX_nは、下に示した式(2)によって与えられる。
Figure 0006110882
上の式で、Mは、サンプルの個数として表された、公称遅延Dに関する追加の遅延である。追加の遅延Mは、時間遅れΔtに関し、下に示した式(3)によって与えられる。
Figure 0006110882
式(3)では、Mは、公称オフセットDに関する時間オフセットの瞬間的変動を表す。
時間遅れおよび周波数オフセットを推定する際に、検出器2244は、基準フレーム・バッファ2242からのサンプルの格納されたブロックとバッファ2240からのサンプルの格納されたブロックとの間の相関Cを計算する。サンプルの各ブロックは、同一の個数のサンプルすなわち、N個のサンプルを含む。個数Nを、ネットワーク・コントローラで経験的データに基づいて判定することができる。
検出器2244は、基準フレーム・バッファ2242からのサンプルのブロックとバッファ2240からのサンプルのブロックのそれぞれとの間の相関Cを、下に示した式(4)に従って計算する。
Figure 0006110882
式(4)では、「yTXn」表記は、基準フレーム・バッファ2242からのサンプルを表し、「yRXn」表記は、バッファ2240からのサンプルを表す。表記()は、複素共役を表し、qは、yRXn+kおよびyRXnによって表されるサンプルとそれぞれのサンプルyTXn+kおよびyTXnとの間の距離を示すパラメータである。例示的な実施形態によれば、パラメータqは、周波数オフセット推定の正確さを決定する。qが大きくなればなるほど、推定がより正確になる。qの値は、所与の正確さ要件について実験的に決定することができる。通常、qは、約10Nと約100Nとの間程度とすることができる。相関が、バッファ2240内の受信したサンプルのブロックごとに計算され、このブロックは、k=0、±1、±2、…、Kによってインデクシングされる。
例示的な実施形態によれば、式(4)によって与えられる単一の相関Cは、信号の間の時間遅れと周波数オフセットとの両方を推定するのに使用される。時間遅れの推定値
Figure 0006110882
は、インデックスk=0、±1、±2、…、±K上で相関Cの振幅を最大にすることによって入手される。すなわち、時間遅れは、最大の相関値Cに関連するインデックスkを識別することによって推定される。本明細書で議論されるように、最大の相関値を、
Figure 0006110882
と称し、最大の相関
Figure 0006110882
に関連するインデックスkを、kmaxと称する。この例では、kmaxは、バッファ2240からのサンプルの複数のブロック内の最大相関に関連するサンプルのブロックの位置を表す。
一例では、最大相関
Figure 0006110882
の識別を、下に示した式(5)によって表されるように、あるK>0に関する所与のまたは所望の検索ウィンドウ[−K,K]内での検索とみなすことができる。
Figure 0006110882
その後、推定された時間遅れ
Figure 0006110882
が、下の式(6)に示されるように、最大の相関値
Figure 0006110882
に関連するインデックスkmaxに基づいて計算される。
Figure 0006110882
上で注記したように、Dは、公称遅延であり、Tは、サンプル持続時間である。言い替えると、推定された時間遅れ
Figure 0006110882
を、インデックスkmax、公称遅延D、およびサンプル持続時間Tの関数として計算することができる。
例示的な実施形態によれば、式(6)によって与えられる推定された時間遅れ
Figure 0006110882
は、式(7)によって与えられる条件が満足されるときに、有効である。
(D−K)T≦Δt≦(D+K)T (7)
その結果、検索ウィンドウ[−K,K]を選択する際に、DおよびKの値は、条件(7)が満足されるように選択される。検索ウィンドウ[−K,K]を、自動的に、または経験的データに基づいて人間のネットワーク・オペレータによって選択することができる。
周波数オフセットも、最大の相関値
Figure 0006110882
に基づいて推定される。より詳細には、周波数オフセットは、最大の相関値
Figure 0006110882
すなわち、インデックスkmaxで評価された相関値Cの位相に基づいて推定される。
送信された地上信号と受信した地上信号との間の推定された周波数オフセット
Figure 0006110882
は、下に示された式(8)によって与えられる。
Figure 0006110882
上で注記したように、qは、サンプルの対の間の距離を示すパラメータであり、Tは、サンプルを生成する際に使用されるサンプル持続時間である。値
Figure 0006110882
は、kmaxで評価された相関Cの位相である。複素数の位相の計算は、当技術分野でよく知られているので、短い議論だけを提供する。一例では、
Figure 0006110882
を、下に示された式(9)に従って計算することができる。
Figure 0006110882
式(9)では、
Figure 0006110882
は、複素数
Figure 0006110882
の虚部であり、
Figure 0006110882
は、複素数
Figure 0006110882
の実部である。
例示的な実施形態によれば、推定された時間遅れ
Figure 0006110882
および周波数オフセット
Figure 0006110882
は、除去信号yEST(t)を生成するために、基準地上信号y(t)の時間および周波数を調整するために除去信号生成ブロック2246内で使用される。除去信号生成ブロック2246は、定常状態で
Figure 0006110882
かつ
Figure 0006110882
になるように、時間遅れおよび周波数オフセットについて調整するように設計される。
まだ図3を参照すると、除去信号生成ブロック2246は、タイミングおよび周波数オフセットについて除去信号yEST(t)を正しく調整した後に、誤差を調べることによって、除去信号yEST(t)の振幅Aを判定する。除去信号生成ブロック2246が振幅Aを判定する形はよく知られているので、詳細な議論は省略する。
図5は、別の例示的な実施形態による衛星受信器および地上送信器を示すブロック図である。図5に示された例示的な実施形態を、DVB−SHネットワークに関連して説明する(実装され得る)。
図5に示された例示的な実施形態は、図2に示された例示的な実施形態に類似し、したがって、これらの実施形態の間の差だけを、本明細書で説明する。
図5に示された例示的な実施形態では、地上送信器222によって送信された地上信号y(t)によって搬送されるペイロード・データは、衛星信号復号器2102によって衛星信号から抽出されない。そうではなく、図5では「TER_SIG_PAYLOAD」と表される地上信号y(t)によって搬送されるペイロード・データは、補助ネットワーク510によって供給される。補助ネットワーク510は、任意の適切なバックホール・ネットワーク(たとえば、イーサネット(登録商標)、光ファイバなど)とすることができる。
図2に示された例示的な実施形態のようにペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADを抽出するのではなく、図5に示された例示的な実施形態では、衛星信号復号器2102によって抽出される衛星情報は、所要の衛星情報REQ_SAT_INFOである。一例では、所要の衛星情報REQ_SAT_INFOは、補助ネットワーク510からの地上信号ペイロード・データTER_SIG_PAYLOADを変調するために地上送信器222が必要とする時間遅れΔtおよび周波数オフセットΔf(チャネル特性)である。
衛星信号復号器2102は、所要の衛星情報REQ_SAT_INFOを地上送信器222の変調器2104に出力し、変調器2104は、その後、それに従ってペイロード・データTER_SIG_PAYLOADを変調して、デジタル・サンプルyTER_SIG_PAYLOADを生成する。図5に示された例示的な実施形態は、その後、デジタル・サンプルyTER_SIG_PAYLOADに関するものを除いて、図2に関して上で議論したように機能する。
図5に示された例示的な実施形態では、干渉除去ブロック224は、上でたとえば図3に関して議論したように除去信号yEST(t)を生成する。干渉除去ブロック224は、ペイロード・データSAT_SIG_PAYLOADではなく所要の衛星情報REQ_SAT_INFOが、衛星信号再構成ブロック2248に入力されることを除いて、上で説明したものと実質的に同一の形で動作する。
少なくともいくつかの例示的な実施形態によれば、地上送信器が必要とする衛星信号に関する情報を、地上送信器の位置での衛星信号から入手することができる。有利なことに、少なくともいくつかの例示的な実施形態によれば、この情報は、別の(たとえば補助)伝送ネットワークによって送信される必要がなく、所要の情報を、より正確に入手することができる。
例示的な実施形態の前述の説明は、例示および説明のために提供されたものである。網羅的であること、または開示を限定することは、意図されていない。特定の例示的な実施形態の個々の要素または特徴は、概して、その特定の実施形態に限定されるのではなく、適用可能な場合に、交換可能であり、具体的に図示されまたは説明されない場合であっても、選択された実施形態で使用され得る。特定の例示的な実施形態の個々の要素または特徴を、多数の形で変更することもできる。そのような変更形態は、本開示からの逸脱とみなされてはならず、そのような変更形態のすべてが、本開示の範囲に含まれることが意図されている。

Claims (10)

  1. ハイブリッド衛星−地上ネットワーク内の衛星受信器で地上送信器によって引き起こされる干渉を除去するための方法であって、
    前記衛星受信器で、前記地上送信器からの基準地上信号および受信した無線(OTA)信号に基づいて干渉除去信号を生成するステップであって、前記受信したOTA信号は、衛星信号成分と、前記基準地上信号から生じる地上信号成分とを含み、前記干渉除去信号は、前記基準地上信号のバージョンであり、前記干渉除去信号の位相は、前記受信したOTA信号の前記地上信号成分の位相に合わせて調整される、ステップと、
    前記衛星受信器で、前記干渉除去信号を前記受信したOTA信号と組み合わせることによって、前記地上信号成分を除去するステップと
    を含む方法。
  2. 前記生成するステップは、
    記基準地上信号のチャネル特性を使用して前記干渉除去信号の位相を調整するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基準地上信号は、前記受信したOTA信号の前記衛星信号成分から入手された衛星情報に基づいて前記地上送信器によって生成される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記入手された衛星情報は、マルチメディア・コンテンツを含むペイロード・データであり、前記方法は、
    前記ペイロード・データを変調するステップと、
    前記変調されたペイロード・データに基づいて前記基準地上信号を生成するステップと
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記入手された衛星情報は、前記基準地上信号のチャネル特性を含み、前記方法は、
    前記チャネル特性に基づいてマルチメディア・コンテンツを含む地上信号ペイロード・データを変調するステップであって、前記地上信号ペイロード・データは、補助ネットワークから受信される、ステップと、
    前記変調された地上信号ペイロード・データに基づいて前記基準地上信号を生成するステップと
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記生成するステップは、
    前記受信したOTA信号から衛星情報を入手するステップと、
    前記入手された衛星情報に基づいて、再構成された衛星デジタル信号を生成するステップと、
    前記受信したOTA信号のデジタル表現の地上デジタル信号成分を入手するために、前記再構成された衛星デジタル信号を前記受信したOTA信号の前記デジタル表現と組み合わせるステップと、
    前記地上デジタル信号成分および前記基準地上信号のデジタル表現に基づいて、前記基準地上信号に関連するチャネル特性を検出するステップと、
    前記検出されたチャネル特性に基づいて前記干渉除去信号を生成するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記干渉除去信号は、前記基準地上信号と実質的に等しいが、位相において反対である信号である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記基準地上信号の送信電力を増やすステップと、
    前記基準地上信号の前記送信電力を送信電力レベルと比較するステップと、
    前記比較するステップに基づいて、前記基準地上信号を送信すべきかどうかを判定するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. ハイブリッド衛星−地上ネットワーク内で地上送信器によって引き起こされる干渉を除去するための衛星受信器であって、
    前記地上送信器からの基準地上信号および受信した無線(OTA)信号に基づいて干渉除去信号を生成するように構成された干渉除去ブロックであって、前記受信したOTA信号は、衛星信号成分と、前記基準地上信号から生じる地上信号成分とを含み、前記干渉除去信号は、前記基準地上信号のバージョンであり、前記干渉除去信号の位相は、前記受信したOTA信号の前記地上信号成分の位相に合わせて調整される、干渉除去ブロックと、
    前記地上信号成分を除去するために、前記干渉除去信号を前記受信したOTA信号と組み合わせるように構成された第1のコンバイナと
    を備える衛星受信器。
  10. ハイブリッド衛星−地上ネットワーク内で地上送信器によって引き起こされる干渉を除去するための干渉除去システムであって、
    基準地上信号の送信電力を送信電力レベルと比較し、前記送信電力が前記送信電力レベル未満である場合に前記基準地上信号を送信するように構成された地上送信器と、
    前記基準地上信号および受信した無線(OTA)信号に基づいて干渉除去信号を生成するように構成された干渉除去ブロックであって、前記受信したOTA信号は、衛星信号成分と、前記基準地上信号から生じる地上信号成分とを含み、前記干渉除去信号は、前記基準地上信号のバージョンであり、前記干渉除去信号の位相は、前記受信したOTA信号の前記地上信号成分の位相に合わせて調整される、干渉除去ブロック、および
    前記地上信号成分を除去するために、前記干渉除去信号を前記受信したOTA信号と組み合わせるように構成されたコンバイナ
    を含む、衛星受信器と
    を備える、干渉除去システム。
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