JP6109687B2 - 多重化制御監視システム、及び制御方法 - Google Patents
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制御部12は、第1記憶領域へのシステムメンテナンス情報の書き込みを終えると、第1書込終了フラグへの書き込みを行う(ステップS13)。
制御部12は、第2書込開始フラグへの書き込みを終えると、記憶部14に記憶させるべきシステムメンテナンス情報を、記憶部14が有する記憶領域のうち第1記憶領域と異なる第2記憶領域に書き込む(ステップS15)。
制御部12は、システムメンテナンス情報の書き込み、更新を行う際、前述のように4つのフラグ及び2つの記憶領域への書き込みを行うことにより、処理の途中においてマシンコントロール装置1に障害が発生したり、マシンコントロール装置1のシャットダウン処理が正常に行われずに異常終了した場合においても、書き込みや更新が正しく終えたか否かを検出できるようにしている。なお、システムメンテナンス情報の書込、更新の処理の最中にマシンコントロール装置1がシャットダウン処理の要求を受け付けた場合、制御部12は、システムメンテナンス情報の書込、更新の処理を終えた後にシャットダウン処理を行う。
ステップS11の処理が完了した後からステップS16の処理が完了する前までに、マシンコントロール装置1に障害や異常終了が発生した場合、記憶部14に記憶されているシステムメンテナンス情報に不備がある可能性があるので、次回の起動において、制御部12はデフォルト情報などを用いる。
このように、システムメンテナンス情報を多重化するとともに、4つのフラグを用いて処理が途中で中断されずに完了したか否かを検出できるようにしている。
4つのフラグすべてが書き込み状態でない場合(ステップS22:NO)、制御部12は、記憶部14に記憶されているシステムメンテナンス情報に不備があると判定し、デフォルト情報にて起動する(ステップS23)。
制御部12は、デフォルト情報を用いて起動したことを通知する情報を、ユーザインタフェース部11を介して入出力装置2に出力し(ステップS25)、デフォルト情報により起動したことを入出力装置2に表示させて処理を終了させる。
2つのシステムメンテナンス情報が一致していない場合(ステップS26:NO)、制御部12は、読み出したシステムメンテナンス情報に不備があると判定し、処理をステップS23に進め、デフォルト情報による起動を行う。
制御部12は、読み出したシステムメンテナンス情報を用いて起動したこと、すなわち正常起動したことを示す情報を、ユーザインタフェース部11を介して入出力装置2に出力し(ステップS28)、正常起動したことを入出力装置2に表示させて処理を終了させる。
4つのフラグすべてが書き込み状態でない場合(ステップS32:NO)、制御部12は、記憶部14に記憶されているシステムメンテナンス情報に不備があると判定し、通信インタフェース部13のいずれかを通じて、他のマシンコントロール装置1に対してシステムメンテナンス情報を要求する(ステップS33)。
制御部12は、不備の可能性があるシステムメンテナンス情報を破棄し、受信したシステムメンテナンス情報を新たなシステムメンテナンス情報として記憶部14に書き込んで記憶させる(ステップS36)。なお、ステップS36における書き込みは、図2に示した処理によって行われる。
制御部12は、不備の可能性があるシステムメンテナンス情報を破棄し、デフォルト情報を新たなシステムメンテナンス情報として記憶部14に書き込んで記憶させる(ステップS39)。なお、ステップS39における書き込みは、図2に示した処理によって行われる。
2つのシステムメンテナンス情報が一致していない場合(ステップS41:NO)、制御部12は、読み出したシステムメンテナンス情報に不備があると判定し、処理をステップS33に進め、他のマシンコントロール装置1からシステムメンテナンス情報又はデフォルト情報による起動を行う。
制御部12は、読み出したシステムメンテナンス情報を用いて起動したこと、すなわち生業起動したことを示す情報を、ユーザインタフェース部11を介して入出力装置2に出力し(ステップS43)、正常起動したことを入出力装置2に表示させて処理を終了させる。
制御部12は、システムメンテナンス情報の書き込みを終えると、システムメンテナンス情報の書き込みが完了したことを示す情報を、ユーザインタフェース部11を介して入出力装置2に出力し(ステップS53)、更新が終了したことを入出力装置2に表示させて勝利を終了させる。
マシンコントロール装置1aの制御部12は、BUSY要求に応じて、自装置の制御権を入出力装置2aに与えることを示すBUSY受理を入出力装置2a及び入出力装置2bに出力し(ステップS62)、マシンコントロール装置1aの制御権を入出力装置2aが取得したことを表示させる。
マシンコントロール装置1aにおいて、入出力装置2aから出力される指示やコマンドは、通信インタフェース部13を介して制御部12に入力され、制御部12は指示やコマンドに対応する制御情報を通信インタフェース部13を介して各処理装置3に送信する(ステップS64−1、S64−2、…、S64−n)。
処理装置3の状態を把握するために状態を示す状態情報の要求を処理装置3に送信する(ステップS71)。制御部12は、通信インタフェース部13を介して、処理装置3の応答としての状態情報を受信する(ステップS72)。
マシンコントロール装置1aの制御部12は、BUSY解放要求に応じて、入出力装置2aの制御権を解除し、マシンコントロール装置1aの制御権が解放されたことを示すBUSY解除を入出力装置2a及び入出力装置2bに出力し(ステップS76)、マシンコントロール装置1aの制御権が解放されたことを表示させる。
マシンコントロール装置1aの制御部12は、BUSY要求に応じて、自装置の制御権を入出力装置2bに与えることを示すBUSY受理を入出力装置2a及び入出力装置2bに出力し(ステップS82)、マシンコントロール装置1aの制御権を入出力装置2bが取得したことを表示させる。
マシンコントロール装置1aにおいて、入出力装置2bから出力される指示やコマンドは、通信インタフェース部13を介して制御部12に入力され、制御部12は指示やコマンドに対応する制御情報を通信インタフェース部13を介して各処理装置3に送信する(ステップS84−1、S84−2、…、S84−n)。
マシンコントロール装置1aは、各処理装置3から状態情報を受信すると、受信した状態情報を入出力装置2a及び入出力装置2bに出力して、各処理装置3の状態を表示させる(ステップS113)。
また、マシンコントロール装置1aの制御部12は、入出力装置2bから動作モード要求が入力されると(ステップS123)、当該動作モード要求に対する応答として自装置の動作モードが稼働モードであることを通知する(ステップS124)。
マシンコントロール装置1bの制御部12は、入出力装置2cから各処理装置3を制御する指示又はコマンドが入力されると(ステップS151)、入力された指示又はコマンドに対応する制御情報を、通信インタフェース部13を介して各処理装置3に送信する(ステップS152)。
なお、バックアップ用に定められているマシンコントロール装置1bは、メインとして用いるマシンコントロール装置1aと異なり、自装置のシステムメンテナンス情報と、メインとして用いられるマシンコントロール装置1aのシステムメンテナンス情報との同期を行わない。
例えば、マシンコントロール装置1の記憶部14に記憶されるログは、システムメンテナンス情報と同様に、異なる記憶領域に記憶するようにしてもよい。また、マシンコントロール装置1が起動する都度、制御部12はログを保存用の異なるファイルにコピーして記憶部14に記憶させるようにしてもよい。これにより、マシンコントロール装置1に異常が生じた場合においても、保存用のファイルを読み出すことにより異常内容の確認や、生じた異常の解析を行うことができる。
2、2a、2b、2c、2d…入出力装置
3、3a、3b、3c…処理装置
11…ユーザインタフェース部
12…制御部
13、13a、13b、13c…通信インタフェース部
14…記憶部
Claims (5)
- 特定の処理を実行する複数の処理装置をユーザの要求に応じて排他的に制御する複数の制御装置を備える多重化制御監視システムであって、
前記制御装置は、
自装置及び前記複数の処理装置の制御に用いるパラメータを含むシステムメンテナンス情報と、システムメンテナンス情報の書き込み処理に用いる複数の書込フラグと、所定値をパラメータとして含むデフォルト情報とを記憶する記憶部と、
前記システムメンテナンス情報を更新する場合には、前記記憶部の異なる記憶領域に複数のシステムメンテナンス情報を書き込み、システムメンテナンス情報を書き込むごとに異なる前記書込フラグへの書き込みを行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記複数の書込フラグへの書き込みの完了、及び、前記記憶領域の複数の記憶領域に書き込まれたシステムメンテナンス情報が一致していることが検出できた場合、前記記憶部から読み出したシステムメンテナンス情報を用いて前記処理装置の制御を行い、
前記複数の書込フラグへの書き込みの完了、又は、前記記憶領域の複数の記憶領域に書き込まれたシステムメンテナンス情報が一致していることが検出できない場合、前記記憶部に記憶されているデフォルト情報を用いて前記処理装置の制御を行う
ことを特徴とする多重化制御監視システム。 - 前記複数の制御装置のうち、いずれか一つの制御装置が主に用いる主制御装置として定められており、
前記主制御装置においてシステムメンテナンス情報が更新されると、前記主制御装置の制御部は、システムメンテナンス情報を他の前記制御装置に対して当該システムメンテナンス情報を送信し、
他の前記制御装置の制御部は、受信したシステムメンテナンス情報を自装置の記憶部のシステムメンテナンス情報を更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の多重化制御監視システム。 - 前記主制御装置の制御部は、
前記複数の書込フラグへの書き込みの完了、又は、前記記憶領域の複数の記憶領域に書き込まれたシステムメンテナンス情報が一致していることが検出できない場合、他の前記制御装置に対してシステムメンテナンス情報を要求し、
他の前記制御装置から受信したシステムメンテナンス情報を用いて前記処理装置の制御を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の多重化制御監視システム。 - 前記複数の制御装置のうち前記主制御装置以外の他の制御装置の制御部は、
前記主制御装置からシステムメンテナンス情報を要求された際、前記複数の書込フラグへの書き込みの完了、及び、前記記憶領域の複数の記憶領域に書き込まれたシステムメンテナンス情報が一致していることが検出できた場合に、自装置の記憶部に記憶されているシステムメンテナンス情報を前記主制御装置に送信する
ことを特徴とする請求項3に記載の多重化制御監視システム。 - 特定の処理を実行する複数の処理装置及び自装置の制御に用いるパラメータを含むシステムメンテナンス情報と、システムメンテナンス情報の書き込み処理に用いる複数の書込フラグと、所定値をパラメータとして含むデフォルト情報とを記憶する記憶部と、前記システムメンテナンス情報を更新する場合には、前記記憶部の異なる記憶領域に複数のシステムメンテナンス情報を書き込み、システムメンテナンス情報を書き込むごとに異なる前記書込フラグへの書き込みを行う制御部とを備え、ユーザの要求に応じて前記複数の処理装置を排他的に制御する制御装置を複数備える多重化制御監視システムにおける制御方法であって、
前記制御部が、前記複数の書込フラグへの書き込みの完了、及び、前記記憶領域の複数の記憶領域に書き込まれたシステムメンテナンス情報が一致していることが検出できた場合、前記記憶部から読み出したシステムメンテナンス情報を用いて前記処理装置の制御を行うステップと、
前記制御部が、前記複数の書込フラグへの書き込みの完了、又は、前記記憶領域の複数の記憶領域に書き込まれたシステムメンテナンス情報が一致していることが検出できない場合、前記記憶部に記憶されているデフォルト情報を用いて前記処理装置の制御を行うステップと
を有することを特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2013182485A JP6109687B2 (ja) | 2013-09-03 | 2013-09-03 | 多重化制御監視システム、及び制御方法 |
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JP2015050711A JP2015050711A (ja) | 2015-03-16 |
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Family Applications (1)
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JP2013182485A Active JP6109687B2 (ja) | 2013-09-03 | 2013-09-03 | 多重化制御監視システム、及び制御方法 |
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-
2013
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