JP6097038B2 - Wireless communication system - Google Patents
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Description
本発明は、複数の音声コーデックを使用する無線通信システムにおいて、該複数の音声コーデックを適切に使用する技術に関するものである。 The present invention relates to a technique for appropriately using a plurality of audio codecs in a wireless communication system using a plurality of audio codecs.
従来の無線通信システム、例えば防災無線システムにおける音声コーデックの使用例について、図１を用いて説明する。音声コーデックとは、音声信号を符号化、及び符号化された音声信号を復号化するものであり、ハードウエア又はソフトウエアにより構成される。図１に示すように、この防災無線システムは、主として、統制局１０と基地局４０と固定端末局５０と移動端末局６０とから構成される。固定端末局５０や移動端末局６０は、それぞれ複数設けることができる。統制局１０と基地局４０は、有線やマイクロ波回線等で接続される。基地局４０と固定端末局５０や、基地局４０と移動端末局６０は、例えば２６０ＭＨｚのデジタル無線で接続される。また、固定端末局５０同士、移動端末局６０同士、固定端末局５０と移動端末局６０は、やはり２６０ＭＨｚのデジタル無線で接続される。
A use example of a voice codec in a conventional wireless communication system, for example, a disaster prevention wireless system will be described with reference to FIG. The audio codec is for encoding an audio signal and decoding the encoded audio signal, and is configured by hardware or software. As shown in FIG. 1, the disaster prevention radio system mainly includes a
例えば、固定端末局５０（１）に接続されている内線電話機５８（１）から、固定端末局５０（２）に接続されている内線電話機５８（２）へ通話を行う場合、内線電話機５８（１）からの呼出信号が、基地局４０を介して統制局１０へ送信される。統制局１０では、基地局４０を介する無線通信であるので、音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを使用するよう、固定端末局５０（１）と固定端末局５０（２）に指示する。ＥＬＣＥＬＰは、移動端末局６０が使用する音声コーデックであり、ビットレートが低いため音声の品質が比較的悪い。
For example, when a call is made from the extension telephone 58 (1) connected to the fixed terminal station 50 (1) to the extension telephone 58 (2) connected to the fixed terminal station 50 (2), the extension telephone 58 ( The calling signal from 1) is transmitted to the
一方、同じ固定端末局５０（１）に接続されている内線電話機５８（１）同士や、同じ固定端末局５０（１）に接続されている内線電話機５８（１）と親電話機５４（１）との間で通話を行う場合は、基地局４０を介して無線通信を行わないので、音声コーデックとしては、固定端末局５０（１）の内線電話機５８（１）や親電話機５４（１）にそれぞれ備えられているμＬａｗを使用する。μＬａｗは、ＥＬＣＥＬＰよりもビットレートが高いため、音声品質がＥＬＣＥＬＰより良いが、そのデータ量が多いため、移動端末局６０等が行う無線通信に使用することは困難である。
On the other hand, the extension telephones 58 (1) connected to the same fixed terminal station 50 (1), or the extension telephones 58 (1) connected to the same fixed terminal station 50 (1) and the parent telephone 54 (1). When a call is made with the mobile phone, wireless communication is not performed via the
このように、同じ内線電話機５８を使用するにも拘わらず、異なる固定端末局５０間の通話の場合は、同じ固定端末局５０同士の通話の場合よりも音声品質が悪くなる。使用者は、内線電話機５８を使用する場合は、音声品質の良い有線端末間の通話であると思いがちであるが、音声品質が悪い場合と良い場合が発生するため、違和感を覚えることになる。
Thus, in spite of using the
無線回線の音声品質を改善するために、基地局４０を介する無線通信について、音声品質が悪いＥＬＣＥＬＰから音声品質の良い他の音声コーデック、例えばＡＭＢＥなどに変更することも考えられるが、この変更を行うと、移動端末局６０を含め無線端末局全てについて、変更後の他の音声コーデックに対応する必要がある。また、防災無線システムでは、他の防災無線システム（他県、他市町村のシステム）からの応援通信機能があるが、他システムの無線端末がＥＬＣＥＬＰのみサポートしている場合も多く、この場合は応援通信機能が使用できなくなる。
In order to improve the voice quality of the radio line, it is possible to change the radio communication via the
下記の特許文献１には、防災無線通信システムを含む無線通信システムが開示されている。
本発明の目的は、従来技術の問題点である無線回線を介した通話の音声品質の改善を行うことにある。 An object of the present invention is to improve the voice quality of a call through a wireless line, which is a problem of the prior art.
上記課題を解決するための、本願発明の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
複数の端末局と、前記複数の端末局と無線通信を行う基地局と、前記基地局に接続された統制局とを備え、前記複数の端末局同士が前記統制局及び前記基地局を介して無線通信により通話可能な無線通信システムであって、
前記複数の端末局のうち少なくとも１つの端末局と前記統制局は、音声信号を符号化又は復号化する音声コーデックを、それぞれ複数種類備え、
前記統制局は、通話要求の発信元と着信先に対応付けて前記基地局を介する無線通信に使用する音声コーデック種別を音声コーデックマトリクス情報として記憶し、通話要求の発信元から受信した発信元情報及び着信先情報と、前記音声コーデックマトリクス情報とに基づき、前記基地局を介する無線通信に使用する音声コーデック種別を選択し、該選択した音声コーデック種別を、前記音声コーデックを複数種類備える端末局へ前記基地局を介して通知し、
前記統制局から前記音声コーデック種別を通知された端末局は、該通知された音声コーデック種別に従って、前記基地局を介して行う無線通信に使用する音声コーデックを選択することを特徴とする無線通信システム。
A typical configuration of the present invention for solving the above problems is as follows. That is,
A plurality of terminal stations, a base station that performs radio communication with the plurality of terminal stations, and a control station connected to the base station, the plurality of terminal stations via the control station and the base station A wireless communication system capable of calling by wireless communication,
At least one terminal station of the plurality of terminal stations and the control station each include a plurality of types of audio codecs for encoding or decoding audio signals,
The control station stores, as voice codec matrix information, the voice codec type used for wireless communication via the base station in association with the call request source and destination, and the source information received from the call request source And, based on the destination information and the voice codec matrix information, select a voice codec type to be used for wireless communication via the base station, and send the selected voice codec type to a terminal station having a plurality of voice codecs. Notification via the base station,
The wireless communication system, wherein the terminal station notified of the voice codec type from the control station selects a voice codec to be used for wireless communication performed via the base station according to the notified voice codec type .
本願発明によれば、無線回線を介した通話の音声品質の改善を行うことができる。 According to the present invention, it is possible to improve the voice quality of a call through a wireless line.
（無線通信システムの構成）
本発明の実施形態の一例である無線通信システムの構成について、図１を参照しながら説明する。図１は、本発明の実施形態における無線通信システムの構成を示す図である。なお、前述の背景技術の説明において図１を用いたが、基地局を介する無線通信に使用する音声コーデックに関する事項以外は、本発明の実施形態の構成は、背景技術の構成と同様である。背景技術で既に説明したものについては適宜説明を省略する。
(Configuration of wireless communication system)
A configuration of a wireless communication system which is an example of an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a wireless communication system according to an embodiment of the present invention. Note that FIG. 1 is used in the description of the background art described above, but the configuration of the embodiment of the present invention is the same as the configuration of the background technology except for matters relating to the voice codec used for wireless communication via the base station. Descriptions of those already described in the background art will be omitted as appropriate.
図１に示すように、本実施形態の無線通信システムは、主として、統制局１０と、基地局４０と、位置が固定された固定端末局５０と、移動可能な移動端末局６０とを備える。統制局１０と基地局４０は、本例ではアンテナ１４ａとアンテナ４４ａによりマイクロ波回線を介して接続されるが、有線接続としてもよい。基地局４０と固定端末局５０、基地局４０と移動端末局６０は、例えば２６０ＭＨｚのデジタル無線により無線通信可能なように接続される。図１では固定端末局５０は、固定端末局５０（１）と固定端末局５０（２）の２つが示されているが、１つであってもよいし３つ以上であってもよい。固定端末局５０（１）と固定端末局５０（２）を固定端末局５０と総称する。また、図１では移動端末局６０は１つであるが、２つ以上であってもよい。固定端末局５０は、他の固定端末局５０や移動端末局６０と基地局４０を介して無線通話可能であり、移動端末局６０は、他の移動端末局６０と基地局４０を介して無線通話可能である。
As shown in FIG. 1, the radio communication system of the present embodiment mainly includes a
統制局１０は、統制台１２とファクシミリ１３と多重無線装置１４と統制局制御装置２０を備える。統制局制御装置２０には、統制台１２とファクシミリ１３と多重無線装置１４が接続される。多重無線装置１４には、基地局４０と無線通信を行うためのアンテナ１４ａが接続される。
統制台１２は、マイク１２ａやスピーカ１２ｂを備え、他通話のモニタ、割込み、強制切断が可能な統制機能を有し、また、電話機としての通話機能を有する有線端末局である。統制台１２は、固定端末局５０や移動端末局６０と基地局４０を介して無線通話可能である。統制台１２は、音声コーデックとしてμＬａｗを備えており、電話機として機能する場合は、マイク１２ａから入力された音声信号がμＬａｗにより符号化され、統制台１２外の他の電話機から受信した符号化された音声信号がμＬａｗにより復号化されてスピーカ１２ｂから音声出力される。
統制局制御装置２０は、統制局１０を構成する各構成部や、統制局１０全体を制御する。統制局制御装置２０の構成は後述する。
The
The control table 12 includes a
The control
また、統制局制御装置２０には、中継交換機３０が接続される。中継交換機３０には、内線電話機３１とファクシミリ３２が接続される。内線電話機３１は、音声コーデックとしてμＬａｗを備えており、内線電話機３１のマイクから入力された音声信号がμＬａｗにより符号化され、他の電話機から受信した符号化された音声信号がμＬａｗにより復号化されて内線電話機３１のスピーカから音声出力される。
A
基地局４０は、制御装置４１と無線装置４２と多重無線装置４４を備え、制御装置４１は、記憶部４３を備える。無線装置４２には、固定端末局５０や移動端末局６０と無線通信を行うためのアンテナ４２ａが接続される。多重無線装置４４には、統制局１０と無線通信を行うためのアンテナ４４ａが接続される。制御装置４１は、基地局４０を構成する各構成部や、基地局４０全体を制御する。
The
固定端末局５０は、回線接続制御装置５１と無線装置５２と親電話機５４と子電話機５５とファクシミリ５６を備え、回線接続制御装置５１は記憶部５３を備える。無線装置５２には、基地局４０と無線通信を行うためのアンテナ５２ａが接続される。回線接続制御装置５１には、無線装置５２と親電話機５４と子電話機５５とファクシミリ５６とが接続される。
親電話機５４と子電話機５５は、それぞれ、音声コーデックとしてμＬａｗを備えており、それぞれのマイクから入力された音声信号がμＬａｗにより符号化され、他の電話機から受信した符号化された音声信号がμＬａｗにより復号化されてそれぞれのスピーカから音声出力される。
The fixed
Each of the
回線接続制御装置５１は、固定端末局５０を構成する各構成部や、固定端末局５０全体を制御する。また、回線接続制御装置５１は、複数種類の音声コーデック、ＥＬＣＥＬＰ、μＬａｗ、ＡＭＢＥを備えており、基地局を介する無線通信に使用する音声コーデックとして、ＥＬＣＥＬＰとＡＭＢＥの一方を使用することができる。回線接続制御装置５１は、統制局制御装置２０からの指示に基づき、基地局を介する無線通信に使用するコーデックを決定し、音声データのコーデック変換を行う。音声コーデックのビットレートは、ＥＬＣＥＬＰ、ＡＭＢＥ、μＬａｗの順に高くなり、音声データの品質も、この順に高くなる。前述したように、μＬａｗは、無線通信に使用する音声コーデックとしては適さない。
例えば、親電話機５４と移動端末局６０間で基地局４０を介して通話する場合は、回線接続制御装置５１は、統制局制御装置２０からの指示に基づき、親電話機５４でμＬａｗにより符号化された音声データをＥＬＣＥＬＰへコーデック変換して無線装置５２へ出力し、無線装置５２からの音声データをＥＬＣＥＬＰからμＬａｗへコーデック変換して親電話機５４へ出力する。
The line connection control device 51 controls each component constituting the fixed
For example, when a telephone call is made between the
また、親電話機５４と統制台１２間で通話する場合は、回線接続制御装置５１は、統制局制御装置２０からの指示に基づき、親電話機５４でμＬａｗにより符号化された音声データをＡＭＢＥへコーデック変換して無線装置５２へ出力し、無線装置５２からの音声データをＡＭＢＥからμＬａｗへコーデック変換して親電話機５４へ出力する。
また、固定端末局５０（１）の親電話機５４（１）と他の固定端末局５０（２）の親電話機５４（２）との間で基地局４０を介して通話する場合は、統制局制御装置２０からの指示に基づき、回線接続制御装置５１は、親電話機５４でμＬａｗにより符号化された音声データをＡＭＢＥへコーデック変換して無線装置５２へ出力し、無線装置５２からの音声データをＡＭＢＥからμＬａｗへコーデック変換して親電話機５４へ出力する。
Further, when a call is made between the
When a call is made via the
回線接続制御装置５１には、庁内交換機５７が接続され、庁内交換機５７には内線電話機５８が接続される。
内線電話機５８は、音声コーデックとしてμＬａｗを備えており、内線電話機５８のマイクから入力された音声信号がμＬａｗにより符号化され、他の電話機から受信した符号化された音声信号がμＬａｗにより復号化されて内線電話機５８のスピーカから音声出力される。
An
The
移動端末局６０は、制御部６１と無線部６２と記憶部６３と操作表示部６４とマイク６５とスピーカ６６を備え、電話機として機能する。無線部６２には、基地局４０と無線通信を行うためのアンテナ６２ａが接続される。制御部６１は、移動端末局６０を構成する各構成部や、移動端末局６０全体を制御する。
また、制御部６１は、音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを備えており、マイク６５から入力された音声信号がＥＬＣＥＬＰにより符号化され、他の電話機から受信した符号化された音声信号がＥＬＣＥＬＰにより復号化されてスピーカ６６から音声出力される。
The
The control unit 61 includes an ELCELP as an audio codec. The audio signal input from the
統制局制御装置２０の構成について、図２を用いて詳しく説明する。図２は、本実施形態における統制局制御装置の構成図である。
図２に示すように、統制局制御装置２０は、呼制御部２１ａ、交換制御部２１ｂ、統制台ＩＦ（インターフェース）２３、基地局ＩＦ２４、ＰＢＸ（Private Branch eXchange）−ＩＦ２５、記憶部２６を備える。呼制御部２１ａと交換制御部２１ｂは、両者を合わせて制御部２１として捉えることもできる。交換制御部２１ｂは、本無線通信システムにおける音声データの経路を設定し管理する。統制台ＩＦ２３は、統制台１２との間で、呼制御信号や音声データをやり取りする。ＰＢＸ−ＩＦ２５は、中継交換機との間で、呼制御信号や音声データをやり取りする。
The configuration of the control
As shown in FIG. 2, the control
基地局ＩＦ２４は、基地局４０との間で、呼制御信号や音声データをやり取りする。また、基地局ＩＦ２４は、後述する呼制御部２１ａからの指示に基づき音声データのコーデック変換を行うもので、例えば、統制台１２と固定端末局５０の間で通話を行う場合はμＬａｗとＡＭＢＥの間でコーデック変換を行い、統制台１２と移動端末局６０の間で通話を行う場合はμＬａｗとＥＬＣＥＬＰとの間でコーデック変換を行う。そのため、基地局ＩＦ２４は、複数種類の音声コーデック、ＥＬＣＥＬＰ、μＬａｗ、ＡＭＢＥを備えている。
The base station IF 24 exchanges call control signals and voice data with the
呼制御部２１ａは、本無線通信システムにおける呼制御を行い管理する。また、呼制御部２１ａは、保守端末１６と接続され、保守端末１６からの指示やデータ入力を受付け、また、保守端末１６の表示部に各種データを表示する。また、呼制御部２１ａは、統制台１２や固定端末局５０や移動端末局６０等から通話要求が発信された場合に、該通話要求の発信元から受信した発信元情報及び着信先情報と、後述する音声コーデックマトリクス情報とに基づき、基地局４０と固定端末局５０や移動端末局６０との間の無線通話、つまり基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックとして、どの音声コーデックを使用するかを選択し決定する。
The
また、呼制御部２１ａは、統制台１２や中継交換機３０から通話要求がなされた場合に、後述する呼設定メッセージを作成し、基地局ＩＦ２４へ送信する。また、呼制御部２１ａは、固定端末局５０や移動端末局６０から通話要求がなされた場合に、後述する呼設定受付メッセージを作成し、基地局ＩＦ２４へ送信する。呼制御部２１ａが作成する呼設定メッセージや呼設定受付メッセージには、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックの種別情報が含まれる。
Further, when a call request is made from the
また、呼制御部２１ａは、後述するコーデック通知メッセージを作成する。コーデック通知メッセージには、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックの種別情報が含まれる。なお本実施形態では、前述したように、呼設定メッセージや呼設定受付メッセージにも、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックの種別情報を含ませているので、コーデック通知メッセージを省略することも可能である。
また、呼制御部２１ａは、発信元と着信先の間で音声データの経路（パス）を形成するためのパス形成要求を作成し、交換制御部２１ｂへ送信する。パス形成要求を受信すると、交換制御部２１ｂは、パスを形成し、発信元と着信先の間の音声通話を可能とする。
Further, the
Further, the
記憶部２６は、音声コーデックマトリクス情報を記憶する。音声コーデックマトリクスは、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデック種別を、通話要求の発信元と着信先に対応付けて指定したものであり、例えば、呼制御部２１ａに接続された保守端末１６から操作者が予め設定しておく。図３は、本実施形態における音声コーデックマトリクス情報である。
図３において、縦の列は通話要求元（呼の発信元）である発信側、横の行は通話要求先（呼の着信先）である着信側であり、また、ＡはＡＭＢＥ、ＥはＥＬＣＥＬＰ、−は基地局４０を介する無線通話でないことを意味する。また、発信側の固定端末局５０と着信側の固定端末局５０は、異なる固定端末局５０である。同じ固定端末局５０内の通話は、基地局４０を介する無線通話ではないので、統制局制御装置２０で通話形成されず、当該固定端末局５０の回線接続制御装置５１で通話形成される。
The
In FIG. 3, the vertical column is a caller that is a call request source (call originator), the horizontal row is a callee that is a call request destination (call destination), A is AMBE, and E is ELCELP,-means that the call is not a radio call via the
図３から判るように、発信側又は着信側が移動端末局６０である場合は、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを使用し、発信側及び着信側がいずれも移動端末局６０でない場合は、ＡＭＢＥを使用する。因みに背景技術で述べた従来例では、固定端末局５０間の通話もＥＬＣＥＬＰを使用するものである。
As can be seen from FIG. 3, when the calling side or the called side is the
呼設定メッセージについて、図４を用いて説明する。図４は、本実施形態における呼設定メッセージである。種別のＭは必須、Ｏはオプションであるが、コーデック通知メッセージを省略する場合は、免許人固有情報も必須となる。呼設定メッセージは、個別通信の呼設定を開始するための情報である。
図４に示すように、呼設定メッセージは、呼を識別するための番号である呼番号と、呼設定メッセージであることを識別するためのメッセージ種別と、呼の発信元（発信者）の番号である発番号と、呼の着信先（着信者）の番号である着番号と、免許人固有情報とを含む。免許人固有情報は、本実施形態では、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックとしてＡＭＢＥを使用するときだけ付加され、免許人固有情報内にＡＭＢＥを使用する旨の情報が指定される。免許人固有情報は、本システムや本システムの構成品（例えば、統制局制御装置２０）の製造者が任意で設定できる情報である。
The call setting message will be described with reference to FIG. FIG. 4 shows a call setup message in this embodiment. The type M is mandatory and O is optional, but if the codec notification message is omitted, the licensee specific information is also mandatory. The call setup message is information for starting call setup for individual communication.
As shown in FIG. 4, the call setting message includes a call number that is a number for identifying a call, a message type for identifying that it is a call setting message, and a call originator (caller) number. , The called number which is the number of the call recipient (the called party), and the licensee specific information. In this embodiment, the licensee specific information is added only when AMBE is used as a voice codec used in a wireless call via the
呼設定メッセージには、呼設定メッセージＡと呼設定メッセージＢが含まれる。
呼設定メッセージＡは、統制局制御装置２０から着信先へ送信される。呼制御部２１ａは、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックとしてＡＭＢＥを使用すべきと判断した場合に、呼設定メッセージＡの免許人固有情報にＡＭＢＥコーデックを指定して着信側に送信する。呼設定メッセージＡは、統制局制御装置２０の記憶部２６に記憶されている。
The call setup message includes a call setup message A and a call setup message B.
The call setting message A is transmitted from the control
呼設定メッセージＢは、発信元が固定端末局５０や移動端末局６０である場合に、その発信元から基地局４０を介して統制局制御装置２０へ送信される。発信元が、統制台１２や中継交換機３０に接続された内線電話機３１である場合は、基地局４０を介するメッセージである呼設定メッセージＢは使用されず、後述する通話要求が使用される。呼設定メッセージＢには、免許人固有情報は付加されない。統制局制御装置２０は、固定端末局５０や移動端末局６０から受信した呼設定メッセージＢに基づき、上記呼設定メッセージＡを作成し、着信側に送信する。呼設定メッセージＢは、固定端末局５０の記憶部５３や移動端末局６０の記憶部６３に記憶されている。
The call setting message B is transmitted to the control
呼設定受付メッセージについて、図５を用いて説明する。図５は、本実施形態における呼設定受付メッセージである。種別のＭは必須、Ｏはオプションであるが、コーデック通知メッセージを省略する場合は、免許人固有情報も必須となる。呼設定受付メッセージは、要求された呼設定が開始されたことを表示するために送信される。
図５に示すように、呼設定受付メッセージは、呼を識別するための番号である呼番号と、呼設定受付メッセージであることを識別するためのメッセージ種別と、免許人固有情報とを含む。免許人固有情報は、本実施形態では、ＡＭＢＥを使用するときだけ付加され、免許人固有情報内にＡＭＢＥを使用する旨の情報が指定される。
The call setting acceptance message will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a call setting acceptance message in this embodiment. The type M is mandatory and O is optional, but if the codec notification message is omitted, the licensee specific information is also mandatory. A call setup acceptance message is sent to indicate that the requested call setup has started.
As shown in FIG. 5, the call setting acceptance message includes a call number that is a number for identifying a call, a message type for identifying the call setting acceptance message, and licensee specific information. In this embodiment, the licensee-specific information is added only when AMBE is used, and information indicating that AMBE is used is specified in the licensee-specific information.
呼設定受付メッセージには、呼設定受付メッセージＡと呼設定受付メッセージＢが含まれる。呼設定受付メッセージＡは、呼設定メッセージＡへの応答であり、着信先から統制局制御装置２０へ送信される。呼設定受付メッセージＡは、固定端末局５０の記憶部５３や移動端末局６０の記憶部６３に記憶されている。
呼設定受付メッセージＢは、呼設定メッセージＢへの応答であり、発信元が固定端末局５０や移動端末局６０である場合に、該発信元へ統制局制御装置２０から送信される。この場合、呼制御部２１ａは、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックとしてＡＭＢＥを使用すべきと判断した場合に、免許人固有情報にＡＭＢＥコーデックを指定して発信元へ送信し、音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを使用すべきと判断した場合に、免許人固有情報を付加しないで発信元へ送信する。呼設定受付メッセージＢは、統制局制御装置２０の記憶部２６に記憶されている。
The call setting acceptance message includes a call setting acceptance message A and a call setting acceptance message B. The call setting acceptance message A is a response to the call setting message A and is transmitted from the destination to the control
The call setting acceptance message B is a response to the call setting message B, and is transmitted from the control
コーデック通知メッセージについて、図６を用いて説明する。図６は、本実施形態におけるコーデック通知メッセージである。種別のＭは必須であることを示す。
図６に示すように、コーデック通知メッセージは、コーデック種別を含む。コーデック種別が１の場合はＥＬＣＥＬＰ、２の場合はＡＭＢＥであることを示す。
コーデック通知メッセージは、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデック情報を通知するために、呼制御部２１ａが基地局ＩＦ２４へ送信するが、前述したように本実施形態では省略可能である。コーデック通知メッセージは、統制局制御装置２０の記憶部２６に記憶されている。
The codec notification message will be described with reference to FIG. FIG. 6 is a codec notification message in this embodiment. The type M indicates that it is essential.
As shown in FIG. 6, the codec notification message includes a codec type. A codec type of 1 indicates ELCELP, and a codec type of 2 indicates AMBE.
The codec notification message is transmitted from the
（統制台から固定端末局への通話接続シーケンス）
次に、統制台１２から固定端末局５０への通話接続シーケンスについて、図７を用いて説明する。図７は、本実施形態における統制台から固定端末局への接続シーケンスである。
まず、使用者が統制台１２を操作し、固定端末局５０宛ての通話要求を、統制台１２から統制台ＩＦ２３へ送信する（ステップＳ１０1）。統制台ＩＦ２３は、受信した通話要求に基づき、呼設定要求を呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ１０２）。通話要求や呼設定要求には、通話要求（呼）の発信元を示す発信元情報（発信者情報）と、通話要求（呼）の着信先を示す着信先情報（着信者情報）とが含まれる。呼制御部２１ａは、該呼設定要求に含まれる発信元情報及び着信先情報と、図３の音声コーデックマトリクスとに基づき、基地局４０と固定端末局５０との間の無線通話で使用する音声コーデックとしてＡＭＢＥを決定する（ステップＳ１０３）。
(Call connection sequence from control board to fixed terminal station)
Next, a call connection sequence from the
First, the user operates the control table 12 to transmit a call request addressed to the fixed
呼制御部２１ａは、呼設定メッセージＡに、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を付加し、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ１０４）。呼設定メッセージＡには、図４に示すように発信元情報（発番号）と着信先情報（着）番号が含まれる。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定メッセージＡを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定メッセージＡを固定端末局５０へ送信する（ステップＳ１０５）。
The
基地局ＩＦ２４と固定端末局５０は、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を付加した呼設定メッセージＡを受信することにより、基地局４０と固定端末局５０との間の無線通話で使用する音声コーデックがＡＭＢＥであることを知る。また、基地局ＩＦ２４は、呼設定メッセージＡの発信元情報と着信先情報に基づき、発信者側から送信されてくる音声データがμＬａｗで符号化されていること、及び着信者側から送信されてくる音声データがＡＭＢＥで符号化されていることを知る。
これにより、基地局ＩＦ２４と固定端末局５０は、基地局４０へ送信する音声データをμＬａｗからＡＭＢＥへコーデック変換し、基地局４０から受信する音声データをＡＭＢＥからμＬａｗへコーデック変換する。
When the base station IF 24 and the fixed
As a result, the base station IF 24 and the fixed
固定端末局５０は、呼設定メッセージＡを受信すると、その応答として、呼設定受付メッセージＡを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＡを基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ１０６）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＡを呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ１０７）。呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＡを受信すると呼接続可能と判断し、コーデック種別にＡＭＢＥを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ１０８）。前述したように、本実施形態では、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を呼設定メッセージＡに付加しているので、コーデック通知メッセージを送信しなくてもよい。
When receiving the call setting message A, the fixed
その後、固定端末局５０から、基地局４０を介して呼出に対する応答がなされ（ステップＳ１０９）、送信元の統制台１２へ送信され（ステップＳ１１０）、統制台１２から応答確認がなされ（ステップＳ１１１）、着信先の固定端末局５０へ送信される（ステップＳ１１２）。こうして、統制台１２、統制台ＩＦ２３、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０、固定端末局５０間において呼出/応答/応答確認の呼接続シーケンスが行われ、該呼接続シーケンス終了後に、呼制御部２１ａは、交換制御部１２ｂへ音声データパス形成要求を行う（ステップＳ１１３）。
Thereafter, a response to the call is made from the fixed
交換制御部１２ｂが音声データパス形成を行うと、統制台１２と固定端末局５０間の通話が可能となる。これにより、統制台１２のマイク１２ａから入力された音声データは、統制台１２でμＬａｗにより音声符号化され、統制台ＩＦ２３、交換制御部２１ｂを介し、基地局ＩＦ２４へ送信される。
When the
基地局ＩＦ２４は、統制台１２から受信したμＬａｗの音声データをＡＭＢＥへコーデック変換し、基地局４０を介して固定端末局５０へ送信する。固定端末局５０は、受信した音声データを回線接続制御装置５１でＡＭＢＥからμＬａｗにコーデック変換し、固定端末局５０の電話機、例えば親電話機５４でμＬａｗの音声データを音声復号化し、親電話機５４のスピーカから音声出力する。
The base station IF 24 performs codec conversion of the μ Law audio data received from the control table 12 into AMBE, and transmits the converted data to the fixed
また、固定端末局５０の電話機、例えば親電話機５４のマイクから入力された音声データは、親電話機５４でμＬａｗにより音声符号化され、回線接続制御装置５１でμＬａｗの音声データがＡＭＢＥへコーデック変換され、基地局４０を介し、基地局ＩＦ２４へ送信される。
Also, voice data input from a telephone of the fixed
基地局ＩＦ２４は、基地局４０から受信した音声データをＡＭＢＥからμＬａｗへコーデック変換し、交換制御部２１ｂと統制台ＩＦ２３を介し、統制台１２へ送信する。統制台１２は、受信したμＬａｗの音声データを音声復号化し、統制台１２のスピーカ１２ｂから音声出力する。
以上で、統制台１２から固定端末局５０への通話接続シーケンスの説明を終了する。
なお、中継交換機３０に接続された内線電話機３１から固定端末局５０への通話接続シーケンスについては、上記図７において、統制台１２を内線電話機３１に置き換えたものと同様のシーケンスとなる。
The base station IF 24 performs codec conversion on the audio data received from the
This is the end of the description of the call connection sequence from the
Note that the call connection sequence from the
（中継交換機から移動端末局への接続シーケンス）
次に、中継交換機３０に接続された内線電話機３１から移動端末局６０への通話接続シーケンスについて、図８を用いて説明する。図８は、本実施形態における中継交換機から移動端末局への接続シーケンスである。
まず、使用者が、中継交換機３０に接続された内線電話機３１から移動端末局６０を呼出すると、中継交換機３０は、移動端末局６０宛ての通話要求を、ＰＢＸ−ＩＦ２５へ送信する（ステップＳ２０1）。ＰＢＸ−ＩＦ２５は、受信した通話要求に基づき、呼設定要求を呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ２０２）。通話要求や呼設定要求には、発信元情報と着信先情報とが含まれる。呼制御部２１ａは、該呼設定要求に含まれる発信元情報及び着信先情報と、図３の音声コーデックマトリクスとに基づき、基地局４０と移動端末局６０との間の無線通話で使用する音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを決定する（ステップＳ２０３）。
(Connection sequence from relay exchange to mobile terminal)
Next, a call connection sequence from the
First, when the user calls the
呼制御部２１ａは、呼設定メッセージＡに免許人情報を付加することなく、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ２０４）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定メッセージＡを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定メッセージＡを移動端末局６０へ送信する（ステップＳ２０５）。
The
基地局ＩＦ２４は、免許人情報が付加されていない呼設定メッセージＡを受信することにより、基地局４０と移動端末局６０との間の無線通話で使用する音声コーデックがＥＬＣＥＬＰであることを知る。また、基地局ＩＦ２４は、呼設定メッセージＡの発信元情報と着信先情報に基づき、発信者側から送信されてくる音声データがμＬａｗで符号化されていること、及び着信者側から送信されてくる音声データがＥＬＣＥＬＰで符号化されていることを知る。
これにより、基地局ＩＦ２４は、基地局４０へ送信する音声データをμＬａｗからＥＬＣＥＬＰへコーデック変換し、基地局４０から受信する音声データをＥＬＣＥＬＰからμＬａｗへコーデック変換する。
The base station IF 24 receives the call setup message A to which the licensee information is not added, thereby knowing that the voice codec used in the radio call between the
Thereby, the base station IF 24 performs codec conversion of audio data to be transmitted to the
移動端末局６０は、呼設定メッセージＡを受信すると、その応答として、呼設定受付メッセージＡを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＡを基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ２０６）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＡを呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ２０７）。呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＡを受信すると呼接続可能と判断し、コーデック種別にＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ２０８）。前述したように、本実施形態では、免許人情報を呼設定メッセージＡに付加していないので、ＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを送信しなくてもよい。
Upon receiving the call setting message A, the
その後、移動端末局６０から、基地局４０を介して呼出に対する応答がなされ（ステップＳ２０９）、中継交換機３０を介して送信元の内線電話機３１へ送信され（ステップＳ２１０）、内線電話機３１から中継交換機３０を介して応答確認がなされ（ステップＳ２１１）、着信先の移動端末局６０へ送信される（ステップＳ２１２）。こうして、内線電話機３１、中継交換機３０、ＰＢＸ−ＩＦ２５、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０、移動端末局６０間において呼出/応答/応答確認の呼接続シーケンスが行われ、該呼接続シーケンス終了後に、呼制御部２１ａは、交換制御部１２ｂへ音声データパス形成要求を行う（ステップＳ２１３）。
Thereafter, the
交換制御部１２ｂが音声データパス形成を行うと、内線電話機３１と移動端末局６０間の通話が可能となる。これにより、内線電話機３１のマイクから入力された音声データは、内線電話機３１でμＬａｗにより音声符号化され、中継交換機３０、ＰＢＸ−ＩＦ２５、交換制御部２１ｂを介し、基地局ＩＦ２４へ送信される。
When the
基地局ＩＦ２４は、内線電話機３１から受信したμＬａｗの音声データをＥＬＣＥＬＰへコーデック変換し、基地局４０を介して移動端末局６０へ送信する。移動端末局６０は、受信したＥＬＣＥＬＰの音声データを音声復号化し、自身のスピーカから音声出力する。
The base station IF 24 performs codec conversion of μ Law audio data received from the
また、移動端末局６０のマイクから入力された音声データは、移動端末局６０でＥＬＣＥＬＰにより音声符号化され、基地局４０を介し、基地局ＩＦ２４へ送信される。
基地局ＩＦ２４は、基地局４０から受信したＥＬＣＥＬＰの音声データをμＬａｗへコーデック変換し、交換制御部２１ｂとＰＢＸ−ＩＦ２５と中継交換機３０を介し、内線電話機３１へ送信する。内線電話機３１は、受信したμＬａｗの音声データを音声復号化し、自身のスピーカから音声出力する。
以上で、中継交換機３０に接続された内線電話機３１から移動端末局６０への通話接続シーケンスの説明を終了する。
なお、統制台１２から移動端末局６０への通話接続シーケンスについては、上記図８の説明において、中継交換機３０及び内線電話機３１を統制台１２に置き換えたものと同様のシーケンスとなる。
The voice data input from the microphone of the
The base station IF 24 performs codec conversion of the ELCELP audio data received from the
The description of the call connection sequence from the
Note that the call connection sequence from the
（固定端末局と固定端末局間の接続シーケンス）
次に、固定端末局５０（１）に接続された電話機、例えば親電話機５４（１）から、固定端末局５０（２）に接続された電話機、例えば親電話機５４（２）への通話接続シーケンスについて、図９を用いて説明する。図９は、本実施形態における固定端末局と固定端末局間の接続シーケンスである。
まず、使用者が、固定端末局５０（１）に接続された親電話機５４（１）から、固定端末局５０（２）に接続された親電話機５４（２）を呼出すると、固定端末局５０（１）は、固定端末局５０（２）宛ての通話要求を、固定端末局５０（１）の回線接続制御装置５１（１）へ送信する。回線接続制御装置５１（１）は、受信した通話要求に基づき、呼設定メッセージＢを基地局４０へ送信する。基地局４０は、受信した呼設定メッセージＢを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ３０1）。通話要求や呼設定メッセージＢには、前述したように発信元情報（発番号）及び着信先情報（着番号）が含まれる。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定メッセージＢを、呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ３０２）。
(Connection sequence between fixed terminal station and fixed terminal station)
Next, a call connection sequence from a telephone connected to the fixed terminal station 50 (1), for example, the parent telephone 54 (1) to a telephone connected to the fixed terminal station 50 (2), for example, the parent telephone 54 (2). Will be described with reference to FIG. FIG. 9 is a connection sequence between the fixed terminal station and the fixed terminal station in the present embodiment.
First, when the user calls the parent telephone 54 (2) connected to the fixed terminal station 50 (2) from the parent telephone 54 (1) connected to the fixed terminal station 50 (1), the fixed terminal station 50 (1) transmits a call request addressed to the fixed terminal station 50 (2) to the line connection control device 51 (1) of the fixed terminal station 50 (1). The line connection control device 51 (1) transmits a call setting message B to the
呼制御部２１ａは、受信した呼設定メッセージＢに含まれる発信元情報及び着信先情報と、図３の音声コーデックマトリクスとに基づき、基地局４０と固定端末局５０との間の無線通話で使用する音声コーデックとしてＡＭＢＥを決定する（ステップＳ３０３）。
The
呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＢに、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を付加し、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ３０４）。呼設定受付メッセージＢには、前述したように発信元情報（発番号）及び着信先情報（着番号）が含まれる。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＢを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＢを固定端末局５０（１）へ送信する（ステップＳ３０５）。
The
基地局ＩＦ２４と固定端末局５０（１）は、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を付加した呼設定受付メッセージＢを受信することにより、基地局４０と固定端末局５０（１）との間の無線通話で使用する音声コーデックがＡＭＢＥであることを知る。
また、基地局ＩＦ２４は、呼設定受付メッセージＢの発信元情報と着信先情報に基づき、発信者側及び着信者側から送信されてくる音声データがいずれもＡＭＢＥで符号化されていることを知る。
これにより、固定端末局５０（１）は、基地局４０へ送信する音声データをμＬａｗからＡＭＢＥへコーデック変換し、基地局４０から受信する音声データをＡＭＢＥからμＬａｗへコーデック変換する。また、基地局ＩＦ２４は、基地局４０へ送信する音声データや基地局４０から受信する音声データがＡＭＢＥであるので、コーデック変換しない。
The base station IF 24 and the fixed terminal station 50 (1) receive the call setting acceptance message B to which the licensee information specifying the AMBE is added, so that the wireless communication between the
Further, the base station IF 24 knows that the voice data transmitted from the caller side and the callee side are both encoded by AMBE based on the caller information and the callee information of the call setting acceptance message B. .
As a result, the fixed terminal station 50 (1) performs codec conversion of audio data to be transmitted to the
次に、呼制御部２１ａは、コーデック種別にＡＭＢＥを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ３０６）。前述したように、本実施形態では、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を呼設定受付メッセージＢに付加しているので、コーデック通知メッセージを送信しなくてもよい。
Next, the
また、呼制御部２１ａは、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を付加した呼設定メッセージＡを作成し、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ３０７）。呼設定メッセージＡには、前述したように発信元情報（発番号）及び着信先情報（着番号）が含まれる。基地局ＩＦ２４は、呼制御部２１ａから呼設定メッセージＡを受信すると、基地局４０を介して、固定端末局５０（２）へ送信する（ステップＳ３０８）。
固定端末局５０（２）は、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を付加した呼設定メッセージＡを受信することにより、基地局４０と固定端末局５０（２）との間の無線通話で使用する音声コーデックがＡＭＢＥであることを知る。これにより、固定端末局５０（２）は、基地局４０へ送信する音声データをμＬａｗからＡＭＢＥへコーデック変換し、基地局４０から受信する音声データをＡＭＢＥからμＬａｗへコーデック変換する。
Further, the
The fixed terminal station 50 (2) receives the call setting message A to which the licensee information specifying AMBE is added, and thereby the voice used in the radio call between the
固定端末局５０（２）は、呼設定メッセージＡを受信すると、その応答として、呼設定受付メッセージＡを作成して基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＡを基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ３０９）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＡを呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ３１０）。呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＡを受信すると呼接続可能と判断し、コーデック種別にＡＭＢＥを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ３１１）。前述したように、本実施形態では、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を呼設定メッセージＡに付加しているので、コーデック通知メッセージを送信しなくてもよい。
When the fixed terminal station 50 (2) receives the call setting message A, it generates a call setting acceptance message A and transmits it to the
その後、固定端末局５０（２）から呼出に対する応答がなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、固定端末局５０（１）へ送信される（ステップＳ３１２〜Ｓ３１５）。続いて、この応答に対する応答確認が固定端末局５０（１）からなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、固定端末局５０（２）へ送信される（ステップＳ３１６〜Ｓ３１９）。
こうして、固定端末局５０（１）、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０、固定端末局５０（２）間において呼出/応答/応答確認の呼接続シーケンスが行われ、該呼接続シーケンス終了後に、呼制御部２１ａは、交換制御部１２ｂへ音声データパス形成要求を行う（ステップＳ３２０）。
Thereafter, a response to the call is made from the fixed terminal station 50 (2) and transmitted to the fixed terminal station 50 (1) via the
Thus, a call connection sequence for call / response / response confirmation between the fixed terminal station 50 (1), the
交換制御部１２ｂが音声データパス形成を行うと、固定端末局５０（１）と固定端末局５０（２）間の通話が可能となる。これにより、固定端末局５０（１）の例えば親電話機５４（１）から入力された音声データは、親電話機５４（１）でμＬａｗにより音声符号化された後、固定端末局５０（１）の回線接続制御装置５１（１）でＡＭＢＥへコーデック変換され、基地局４０、基地局ＩＦ２４、交換制御部２１ｂ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、固定端末局５０（２）へ送信される。固定端末局５０（２）は、受信したＡＭＢＥの音声データを回線接続制御装置５１（２）でμＬａｗへコーデック変換し、固定端末局５０（２）の電話機、例えば親電話機５４（２）でμＬａｗを音声復号化して、親電話機５４（２）のスピーカから音声出力する。
When the
また、固定端末局５０（２）の電話機、例えば親電話機５４（２）のマイクから入力された音声データは、親電話機５４（２）でμＬａｗにより音声符号化され、回線接続制御装置５１（２）でμＬａｗの音声がＡＭＢＥへコーデック変換され、基地局４０、基地局ＩＦ２４、交換制御部２１ｂ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、固定端末局５０（１）へ送信される。固定端末局５０（１）は、受信したＡＭＢＥの音声データを回線接続制御装置５１（１）でμＬａｗへコーデック変換し、固定端末局５０（１）の電話機、例えば親電話機５４（１）でμＬａｗを音声復号化して、親電話機５４（１）のスピーカから音声出力する。
Also, voice data input from the telephone of the fixed terminal station 50 (2), for example, the microphone of the parent telephone 54 (2), is voice-encoded by μ Law in the parent telephone 54 (2), and the line connection control device 51 (2 ) Is subjected to codec conversion to AMBE, and is transmitted to the fixed terminal station 50 (1) via the
（固定端末局から移動端末局への通話接続シーケンス）
固定端末局５０に接続された電話機、例えば親電話機５４から、移動端末局６０への通話接続シーケンスについて、図１０を用いて説明する。図１０は、本実施形態における固定端末局から移動端末局への接続シーケンスである。
まず、使用者が、固定端末局５０に接続された親電話機５４から、移動端末局６０を呼出すると、固定端末局５０は、移動端末局６０宛ての通話要求を、固定端末局５０の回線接続制御装置５１へ送信する。回線接続制御装置５１は、受信した通話要求に基づき、呼設定メッセージＢを基地局４０へ送信する。基地局４０は、受信した呼設定メッセージＢを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０1）。通話要求や呼設定メッセージＢには、前述したように発信元情報（発番号）及び着信先情報（着番号）が含まれる。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定メッセージＢを、呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ４０２）。
(Call connection sequence from fixed terminal station to mobile terminal station)
A call connection sequence from a telephone connected to the fixed
First, when the user calls the
呼制御部２１ａは、受信した呼設定メッセージＢに含まれる発信元情報及び着信先情報と、図３の音声コーデックマトリクスとに基づき、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを決定する（ステップＳ４０３）。
呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＢに免許人情報を付加することなく（つまり、使用する音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを指定）、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０４）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＢを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＢを固定端末局５０へ送信する（ステップＳ４０５）。
The
The
基地局ＩＦ２４と固定端末局５０は、免許人情報を付加していない呼設定受付メッセージＢを受信することにより、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックがＥＬＣＥＬＰであることを知る。
また、基地局ＩＦ２４は、呼設定メッセージＢの発信元情報と着信先情報に基づき、発信者側及び着信者側から送信されてくる音声データがいずれもＥＬＣＥＬＰで符号化されていることを知る。
これにより、固定端末局５０は、基地局４０へ送信する音声データをμＬａｗからＥＬＣＥＬＰへコーデック変換し、基地局４０から受信する音声データをＥＬＣＥＬＰからμＬａｗへコーデック変換する。また、基地局ＩＦ２４は、基地局４０へ送信する音声データや基地局４０から受信する音声データがＥＬＣＥＬＰであるので、コーデック変換しない。
The base station IF 24 and the fixed
Further, the base station IF 24 knows that the voice data transmitted from the caller side and the callee side are both encoded by ELCELP based on the caller information and the callee information of the call setup message B.
Thereby, the fixed
次に、呼制御部２１ａは、コーデック種別にＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０６）。前述したように、本実施形態では、免許人情報を呼設定受付メッセージＢに付加していない（つまり、使用する音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを指定）ので、コーデック通知メッセージを送信しなくてもよい。
また、呼制御部２１ａは、免許人情報を付加していない呼設定メッセージＡを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０７）。基地局ＩＦ２４は、呼制御部２１ａから呼設定メッセージＡを受信すると、基地局４０を介して、移動端末局６０へ送信する（ステップＳ４０８）。
Next, the
Further, the
移動端末局６０は、呼設定メッセージＡを受信すると、その応答として、呼設定受付メッセージＡを作成して基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＡを基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０９）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＡを呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ４１０）。呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＡを受信すると呼接続可能と判断し、コーデック種別にＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４１１）。前述したように、本実施形態では、免許人情報を呼設定メッセージＡに付加していないので、コーデック通知メッセージを送信しなくてもよい。
When receiving the call setup message A, the
その後、移動端末局６０から呼出に対する応答がなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、固定端末局５０へ送信される（ステップＳ４１２〜Ｓ４１５）。続いて、この応答に対する応答確認が固定端末局５０からなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、移動端末局６０へ送信される（ステップＳ４１６〜Ｓ４１９）。
こうして、固定端末局５０、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０、移動端末局６０間において呼出/応答/応答確認の呼接続シーケンスが行われ、該呼接続シーケンス終了後に、呼制御部２１ａは、交換制御部１２ｂへ音声データパス形成要求を行う（ステップＳ４２０）。
Thereafter, a response to the call is made from the
In this way, a call connection sequence for call / response / response confirmation is performed among the fixed
交換制御部１２ｂが音声データパス形成を行うと、固定端末局５０と移動端末局６０間の通話が可能となる。これにより、固定端末局５０の例えば親電話機５４から入力された音声データは、μＬａｗにより音声符号化された後、固定端末局５０の回線接続制御装置５１でＥＬＣＥＬＰへコーデック変換され、基地局４０、基地局ＩＦ２４、交換制御部２１ｂ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、移動端末局６０へ送信される。移動端末局６０は、受信したＥＬＣＥＬＰの音声データを音声復号化して、自身のスピーカから音声出力する。
When the
また、移動端末局６０のマイクから入力された音声データは、移動端末局６０でＥＬＣＥＬＰにより音声符号化され、基地局４０、基地局ＩＦ２４、交換制御部２１ｂ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、固定端末局５０へ送信される。固定端末局５０は、受信したＥＬＣＥＬＰの音声データを回線接続制御装置５１でμＬａｗへコーデック変換し、固定端末局５０の電話機、例えば親電話機５４でμＬａｗを音声復号化して、親電話機５４のスピーカから音声出力する。
以上で、固定端末局から移動端末局へ通話する際の接続シーケンスの説明を終了する。
The voice data input from the microphone of the
This is the end of the description of the connection sequence when a call is made from the fixed terminal station to the mobile terminal station.
（移動端末局から固定端末局への通話接続シーケンス）
次に、移動端末局６０から固定端末局５０に接続された電話機、例えば親電話機５４への通話接続シーケンスについて、図１０を流用して説明する。この接続シーケンスは、上述した図１０の接続シーケンスにおいて、移動端末局６０と固定端末局５０とを入れ替えたものである。
まず、使用者が、移動端末局６０から、固定端末局５０に接続された親電話機５４を呼出すると、移動端末局６０は、呼設定メッセージＢを基地局４０へ送信する。基地局４０は、受信した呼設定メッセージＢを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０1）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定メッセージＢを、呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ４０２）。
(Call connection sequence from mobile terminal station to fixed terminal station)
Next, a call connection sequence from the
First, when a user calls the parent telephone set 54 connected to the fixed
呼制御部２１ａは、受信した呼設定メッセージＢに含まれる発信元情報及び着信先情報と、図３の音声コーデックマトリクスとに基づき、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを決定する（ステップＳ４０３）。
呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＢに免許人情報を付加することなく（つまり、ＥＬＣＥＬＰを指定）、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０４）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＢを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＢを移動端末局６０へ送信する（ステップＳ４０５）。
The
The
基地局ＩＦ２４は、免許人情報を付加していない呼設定受付メッセージＢを受信することにより、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックがＥＬＣＥＬＰであることを知る。また、基地局ＩＦ２４は、呼設定メッセージＢの発信元情報と着信先情報に基づき、発信者側及び着信者側から送信されてくる音声データがいずれもＥＬＣＥＬＰで符号化されることを知る。
これにより、基地局ＩＦ２４は、基地局４０へ送信する音声データや基地局４０から受信する音声データがＥＬＣＥＬＰであるので、コーデック変換しない
The base station IF 24 receives the call setting acceptance message B to which the licensee information is not added, thereby knowing that the voice codec used in the radio call via the
As a result, the base station IF 24 does not perform codec conversion because the audio data transmitted to the
次に、呼制御部２１ａは、コーデック種別にＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０６）。
また、呼制御部２１ａは、免許人情報を付加していない呼設定メッセージＡを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０７）。基地局ＩＦ２４は、呼制御部２１ａから呼設定メッセージＡを受信すると、基地局４０を介して、固定端末局５０へ送信する（ステップＳ４０８）。
Next, the
Further, the
固定端末局５０は、免許人情報を付加していない呼設定メッセージＡを受信することにより、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックがＥＬＣＥＬＰであることを知る。
これにより、固定端末局５０は、基地局４０へ送信する音声データをμＬａｗからＥＬＣＥＬＰへコーデック変換し、基地局４０から受信する音声データをＥＬＣＥＬＰからμＬａｗへコーデック変換する。
The fixed
Thereby, the fixed
固定端末局５０は、呼設定メッセージＡを受信すると、その応答として、呼設定受付メッセージＡを作成して基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＡを基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０９）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＡを呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ４１０）。呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＡを受信すると呼接続可能と判断し、コーデック種別にＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４１１）。
When the fixed
その後、固定端末局５０から呼出／応答（呼出に対する応答）がなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、移動端末局６０へ送信される（ステップＳ４１２〜Ｓ４１５）。続いて、この応答に対する応答確認が移動端末局６０からなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、固定端末局５０へ送信される（ステップＳ４１６〜Ｓ４１９）。
こうして、移動端末局６０、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０、固定端末局５０間において呼出/応答/応答確認の呼接続シーケンスが行われ、該呼接続シーケンス終了後に、呼制御部２１ａは、交換制御部１２ｂへ音声データパス形成要求を行う（ステップＳ４２０）。
Thereafter, a call / response (response to the call) is made from the fixed
In this way, a call connection sequence for call / response / response confirmation is performed among the
交換制御部１２ｂが音声データパス形成を行うと、移動端末局６０と固定端末局５０間の通話が可能となる。これにより、移動端末局６０から入力された音声データは、ＥＬＣＥＬＰにより音声符号化された後、基地局４０、基地局ＩＦ２４、交換制御部２１ｂ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、固定端末局５０へ送信される。そして、固定端末局５０の回線接続制御装置５１でμＬａｗへコーデック変換され、固定端末局５０の例えば親電話機５４で、μＬａｗの音声データを音声復号化して、親電話機５４のスピーカから音声出力する。
When the
また、固定端末局５０の例えば親電話機５４のマイクから入力された音声データは、親電話機５４でμＬａｗに音声復号化された後、固定端末局５０の回線接続制御装置５１でＥＬＣＥＬＰへコーデック変換され、基地局４０、基地局ＩＦ２４、交換制御部２１ｂ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、移動端末局６０へ送信される。移動端末局６０は、受信したＥＬＣＥＬＰの音声データを音声復号化して、自身のスピーカから音声出力する。
以上で、移動端末局から固定端末局へ通話する際の接続シーケンスの説明を終了する。
Also, voice data input from the microphone of the fixed
This is the end of the description of the connection sequence when a call is made from the mobile terminal station to the fixed terminal station.
（移動端末局から移動端末局への通話接続シーケンス）
次に、移動端末局６０（１）から他の移動端末局６０（２）への通話接続シーケンスについて、図１０を流用して説明する。この接続シーケンスは、上述した図１０の接続シーケンスにおいて、発信元の固定端末局５０と着信先の移動端末局６０を、それぞれ、移動端末局６０（１）と移動端末局６０（２）へ置き換えたものである。
まず、使用者が、移動端末局６０（１）から移動端末局６０（２）を呼出すると、移動端末局６０（１）は、呼設定メッセージＢを基地局４０へ送信する。基地局４０は、受信した呼設定メッセージＢを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０1）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定メッセージＢを、呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ４０２）。
(Call connection sequence from mobile terminal station to mobile terminal station)
Next, a call connection sequence from the mobile terminal station 60 (1) to another mobile terminal station 60 (2) will be described with reference to FIG. In this connection sequence, the source fixed
First, when the user calls the mobile terminal station 60 (2) from the mobile terminal station 60 (1), the mobile terminal station 60 (1) transmits a call setting message B to the
呼制御部２１ａは、受信した呼設定メッセージＢに含まれる発信元情報及び着信先情報と、図３の音声コーデックマトリクスとに基づき、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを決定する（ステップＳ４０３）。
呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＢに免許人情報を付加することなく（つまり、ＥＬＣＥＬＰを指定）、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０４）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＢを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＢを移動端末局６０（１）へ送信する（ステップＳ４０５）。
The
The
基地局ＩＦ２４は、免許人情報を付加していない呼設定受付メッセージＢを受信することにより、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックがＥＬＣＥＬＰであることを知る。また、基地局ＩＦ２４は、呼設定メッセージＢの発信元情報と着信先情報に基づき、発信者側及び着信者側から送信されてくる音声データがいずれもＥＬＣＥＬＰで符号化されることを知る。
これにより、基地局ＩＦ２４は、基地局４０へ送信する音声データや基地局４０から受信する音声データがＥＬＣＥＬＰであるので、コーデック変換しない
The base station IF 24 receives the call setting acceptance message B to which the licensee information is not added, thereby knowing that the voice codec used in the radio call via the
As a result, the base station IF 24 does not perform codec conversion because the audio data transmitted to the
次に、呼制御部２１ａは、コーデック種別にＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０６）。
また、呼制御部２１ａは、免許人情報を付加していない呼設定メッセージＡを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０７）。基地局ＩＦ２４は、呼制御部２１ａから呼設定メッセージＡを受信すると、基地局４０を介して、移動端末局６０（２）へ送信する（ステップＳ４０８）。
Next, the
Further, the
移動端末局６０（２）は、呼設定メッセージＡを受信すると、その応答として、呼設定受付メッセージＡを作成して基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＡを基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４０９）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＡを呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ４１０）。呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＡを受信すると呼接続可能と判断し、コーデック種別にＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ４１１）。
When the mobile terminal station 60 (2) receives the call setup message A, the mobile terminal station 60 (2) creates a call setup acceptance message A and transmits it to the
その後、移動端末局６０（２）から呼出／応答（呼出に対する応答）がなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、移動端末局６０（１）へ送信される（ステップＳ４１２〜Ｓ４１５）。続いて、この応答に対する応答確認が移動端末局６０（１）からなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、移動端末局６０（２）へ送信される（ステップＳ４１６〜Ｓ４１９）。
こうして、移動端末局６０（１）、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０、移動端末局６０（２）間において呼出/応答/応答確認の呼接続シーケンスが行われ、該呼接続シーケンス終了後に、呼制御部２１ａは、交換制御部１２ｂへ音声データパス形成要求を行う（ステップＳ４２０）。
Thereafter, a call / response (response to the call) is made from the mobile terminal station 60 (2), and the
Thus, a call connection sequence for call / response / response confirmation between the mobile terminal station 60 (1), the
交換制御部１２ｂが音声データパス形成を行うと、移動端末局６０（１）と移動端末局６０（２）間の通話が可能となる。これにより、移動端末局６０（１）から入力された音声データは、ＥＬＣＥＬＰにより音声符号化された後、基地局４０、基地局ＩＦ２４、交換制御部２１ｂ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、移動端末局６０（２）へ送信される。そして、移動端末局６０（２）で、ＥＬＣＥＬＰの音声データを音声復号化して、自身のスピーカから音声出力する。
When the
また、移動端末局６０（２）のマイクから入力された音声データは、ＥＬＣＥＬＰにより音声符号化された後、基地局４０、基地局ＩＦ２４、交換制御部２１ｂ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、移動端末局６０（１）へ送信される。移動端末局６０（１）は、受信したＥＬＣＥＬＰの音声データを音声復号化して、自身のスピーカから音声出力する。
以上で、移動端末局から他の移動端末局へ通話する際の接続シーケンスの説明を終了する。
The voice data input from the microphone of the mobile terminal station 60 (2) is voice-coded by ELCELP, and then passes through the
This is the end of the description of the connection sequence when a call is made from the mobile terminal station to another mobile terminal station.
（固定端末局から統制台への通話接続シーケンス）
次に、固定端末局５０から統制台１２への通話接続シーケンスについて、図１１を用いて説明する。図１１は、固定端末局５０から統制台１２への通話接続シーケンスである。
まず、使用者が、固定端末局５０に接続された親電話機５４から、統制台１２を呼出すると、親電話機５４は、統制台１２宛ての通話要求を、固定端末局５０の回線接続制御装置５１へ送信する。回線接続制御装置５１は、受信した通話要求に基づき、呼設定メッセージＢを基地局４０へ送信する。基地局４０は、受信した呼設定メッセージＢを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ５０1）。通話要求や呼設定メッセージＢには、前述したように発信元情報（発番号）及び着信先情報（着番号）が含まれる。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定メッセージＢを、呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ５０２）。
(Call connection sequence from fixed terminal station to control board)
Next, a call connection sequence from the fixed
First, when the user calls the
呼制御部２１ａは、受信した呼設定メッセージＢに含まれる発信元情報及び着信先情報と、図３の音声コーデックマトリクスとに基づき、基地局４０と固定端末局５０との間の無線通話で使用する音声コーデックとしてＡＭＢＥを決定する（ステップＳ５０３）。
The
呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＢに、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を付加し、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ５０４）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＢを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＢを固定端末局５０へ送信する（ステップＳ５０５）。
The
基地局ＩＦ２４と固定端末局５０は、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を付加した呼設定受付メッセージＢを受信することにより、基地局４０と固定端末局５０との間の無線通話で使用する音声コーデックがＡＭＢＥであることを知る。
また、基地局ＩＦ２４は、呼設定メッセージＢの発信元情報と着信先情報に基づき、発信者側から送信されてくる音声データがＡＭＢＥで符号化され、着信者側から送信されてくる音声データがμＬａｗで符号化されていることを知る。
これにより、固定端末局５０は、基地局４０へ送信する音声データをμＬａｗからＡＭＢＥへコーデック変換し、基地局４０から受信する音声データをＡＭＢＥからμＬａｗへコーデック変換する。また、基地局ＩＦ２４は、基地局４０から受信する音声データをＡＭＢＥからμＬａｗへコーデック変換し、統制台１２から受信する音声データをμＬａｗからＡＭＢＥへコーデック変換する。
The base station IF 24 and the fixed
Further, the base station IF 24 encodes the voice data transmitted from the caller side with AMBE based on the source information and the destination information of the call setup message B, and the voice data transmitted from the callee side Know that it is encoded in μ Law.
As a result, the fixed
次に、呼制御部２１ａは、コーデック種別にＡＭＢＥを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ５０６）。
また、呼制御部２１ａは、ＡＭＢＥを指定した免許人情報を付加した呼設定メッセージＡを作成し、統制台ＩＦ２３を介して、統制台１２へ送信する（ステップＳ５０７）。
Next, the
In addition, the
統制台１２は、呼設定メッセージＡを受信すると、その応答として、呼設定受付メッセージＡを作成し、統制台ＩＦ２３を介して、呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ５０８）。呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＡを受信すると呼接続可能と判断し、コーデック種別にＡＭＢＥを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ５１１）。
When receiving the call setting message A, the control table 12 creates a call setting reception message A as a response to the call setting message A, and transmits it to the
その後、統制台１２から呼出に対する応答がなされ、統制台ＩＦ２３、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、固定端末局５０へ送信される（ステップＳ５１３〜Ｓ５１５）。続いて、この応答に対する応答確認が固定端末局５０からなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、統制台ＩＦ２３を経由して、統制台１２へ送信される（ステップＳ５１６〜Ｓ５１８）。
こうして、固定端末局５０、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、統制台ＩＦ２３、統制台１２間において呼出/応答/応答確認の呼接続シーケンスが行われ、該呼接続シーケンス終了後に、呼制御部２１ａは、交換制御部１２ｂへ音声データパス形成要求を行う（ステップＳ５２０）。
Thereafter, a response to the call is made from the control table 12 and transmitted to the fixed
In this way, a call connection sequence for call / response / response confirmation is performed among the fixed
交換制御部１２ｂが音声データパス形成を行うと、固定端末局５０と統制台１２間の通話が可能となる。これにより、固定端末局５０の例えば親電話機５４から入力された音声データは、親電話機５４でμＬａｗにより音声符号化された後、固定端末局５０の回線接続制御装置５１でＡＭＢＥへコーデック変換され、基地局４０を介して、基地局ＩＦ２４へ送信される。基地局ＩＦ２４は、受信したＡＭＢＥの音声データをμＬａｗへコーデック変換する。μＬａｗへコーデック変換された音声データは、交換制御部２１ｂ、統制台ＩＦ２３を経由して、統制台１２へ送信される。統制台１２は、受信したμＬａｗの音声データを音声復号化して、自身のスピーカ１２ｂから音声出力する。
When the
また、統制台１２のマイク１２ａから入力された音声データは、統制台１２でμＬａｗにより音声符号化され、統制台ＩＦ２３と交換制御部２１ｂを経由して基地局ＩＦ２４へ送信される。基地局ＩＦ２４でμＬａｗの音声データがＡＭＢＥへコーデック変換され、基地局４０を経由して、固定端末局５０へ送信される。固定端末局５０は、受信したＡＭＢＥの音声データを回線接続制御装置５１でμＬａｗへコーデック変換し、固定端末局５０の電話機、例えば親電話機５４でμＬａｗを音声復号化して、親電話機５４のスピーカから音声出力する。
以上で、固定端末局５０から統制台１２へ通話する際の接続シーケンスの説明を終了する。なお、固定端末局から中継交換機３０に接続された内線電話機３１へ通話する際の接続シーケンスについては、上記図１１の説明において、統制台１２を中継交換機３０及び内線電話機３１に置き換えたものと同様のシーケンスとなる。
The voice data input from the
This is the end of the description of the connection sequence when a call is made from the fixed
（移動端末局から統制台への通話接続シーケンス）
次に、移動端末局６０から統制台１２への通話接続シーケンスについて、図１１を流用して説明する。この接続シーケンスは、上述した図１１の接続シーケンスにおいて、発信元の固定端末局５０を移動端末局６０へ置き換えたものであり、基地局４０を介する無線通話で使用する音声コーデックとしてＡＭＢＥでなくＥＬＣＥＬＰを使用する。
まず、使用者が、移動端末局６０から統制台１２を呼出すると、移動端末局６０は、統制台１２宛ての呼設定メッセージＢを基地局４０へ送信する。基地局４０は、受信した呼設定メッセージＢを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ５０1）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定メッセージＢを、呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ５０２）。
(Call connection sequence from mobile terminal station to control stand)
Next, a call connection sequence from the
First, when the user calls the
呼制御部２１ａは、受信した呼設定メッセージＢに含まれる発信元情報及び着信先情報と、図３の音声コーデックマトリクスとに基づき、基地局４０と移動端末局６０との間の無線通話で使用する音声コーデックとしてＥＬＣＥＬＰを決定する（ステップＳ５０３）。
The
呼制御部２１ａは、免許人情報を付加しない（つまり、ＥＬＣＥＬＰを指定した）呼設定受付メッセージＢを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ５０４）。基地局ＩＦ２４は、受信した呼設定受付メッセージＢを基地局４０へ送信し、基地局４０は、受信した呼設定受付メッセージＢを移動端末局６０へ送信する（ステップＳ５０５）。
The
基地局ＩＦ２４は、ＥＬＣＥＬＰを指定した呼設定受付メッセージＢを受信することにより、基地局４０と移動端末局６０との間の無線通話で使用する音声コーデックがＥＬＣＥＬＰであることを知る。
また、基地局ＩＦ２４は、呼設定受付メッセージＢの発信元情報と着信先情報に基づき、発信者側から送信されてくる音声データがＥＬＣＥＬＰで符号化され、着信者側から送信されてくる音声データがμＬａｗで符号化されていることを知る。
これにより、基地局ＩＦ２４は、基地局４０から受信する音声データをＥＬＣＥＬＰからμＬａｗへコーデック変換し、統制台１２から受信する音声データをμＬａｗからＥＬＣＥＬＰへコーデック変換する。
The base station IF 24 receives the call setting acceptance message B designating ELCELP, thereby knowing that the voice codec used in the radio call between the
Further, the base station IF 24 encodes the voice data transmitted from the caller side using ELCELP based on the source information and the destination information of the call setting acceptance message B, and transmits the voice data transmitted from the callee side. Know that is encoded in μ Law.
As a result, the base station IF 24 performs codec conversion of the audio data received from the
次に、呼制御部２１ａは、コーデック種別にＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ５０６）。
また、呼制御部２１ａは、ＥＬＣＥＬＰを指定した呼設定メッセージＡを作成し、統制台ＩＦ２３を介して、統制台１２へ送信する（ステップＳ５０７）。
Next, the
Further, the
統制台１２は、呼設定メッセージＡを受信すると、その応答として、呼設定受付メッセージＡを作成し、統制台ＩＦ２３を介して、呼制御部２１ａへ送信する（ステップＳ５０８）。呼制御部２１ａは、呼設定受付メッセージＡを受信すると呼接続可能と判断し、コーデック種別にＥＬＣＥＬＰを指定したコーデック通知メッセージを、基地局ＩＦ２４へ送信する（ステップＳ５１１）。
When receiving the call setting message A, the control table 12 creates a call setting reception message A as a response to the call setting message A, and transmits it to the
その後、統制台１２から呼出に対する応答がなされ、統制台ＩＦ２３、呼制御部２１ａ、基地局ＩＦ２４、基地局４０を経由して、移動端末局６０へ送信される（ステップＳ５１３〜Ｓ５１５）。続いて、この応答に対する応答確認が移動端末局６０からなされ、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、統制台ＩＦ２３を経由して、統制台１２へ送信される（ステップＳ５１６〜Ｓ５１８）。
こうして、移動端末局６０、基地局４０、基地局ＩＦ２４、呼制御部２１ａ、統制台ＩＦ２３、統制台１２間において呼出/応答/応答確認の呼接続シーケンスが行われ、該呼接続シーケンス終了後に、呼制御部２１ａは、交換制御部１２ｂへ音声データパス形成要求を行う（ステップＳ５２０）。
Thereafter, a response to the call is made from the control table 12 and transmitted to the
Thus, a call connection sequence of call / response / response confirmation is performed among the
交換制御部１２ｂが音声データパス形成を行うと、移動端末局６０と統制台１２間の通話が可能となる。これにより、移動端末局６０のマイクから入力された音声データは、ＥＬＣＥＬＰに音声符号化された後、基地局４０を介して、基地局ＩＦ２４へ送信される。基地局ＩＦ２４は、受信したＥＬＣＥＬＰの音声データをμＬａｗへコーデック変換する。μＬａｗへコーデック変換された音声データは、交換制御部２１ｂ、統制台ＩＦ２３を経由して、統制台１２へ送信される。統制台１２は、受信したμＬａｗの音声データを音声復号化して、自身のスピーカ１２ｂから音声出力する。
When the
また、統制台１２のマイク１２ａから入力された音声データは、統制台１２でμＬａｗにより音声符号化され、統制台ＩＦ２３と交換制御部２１ｂを経由して基地局ＩＦ２４へ送信される。基地局ＩＦ２４でμＬａｗの音声データがＥＬＣＥＬＰへコーデック変換され、基地局４０を経由して、移動端末局６０へ送信される。移動端末局６０は、受信したＥＬＣＥＬＰの音声データを音声復号化して、自身のスピーカから音声出力する。
以上で、移動端末局６０から統制台１２へ通話する際の接続シーケンスの説明を終了する。なお、移動端末局６０から中継交換機３０に接続された内線電話機３１へ通話する際の接続シーケンスについては、上記図１１の説明において、統制台１２を中継交換機３０及び内線電話機３１に置き換えたものと同様のシーケンスとなる。
The voice data input from the
This is the end of the description of the connection sequence when a call is made from the
本実施形態によれば、少なくとも次の効果を得ることができる。
（１）端末局と統制局が備える複数の音声コーデックから、基地局を介する無線通話の音声コーデックとして、適切な音声コーデックを選択することができる。したがって、基地局を介する無線通話の音声品質を従来よりも良くすることができる。
（２）基地局を介する無線通話の音声コーデックとして、移動端末局以外の端末が通話相手である場合に、移動端末局が通話相手である場合よりも音声品質の良いコーデックを使用することができる。その結果、移動端末局以外の端末が通話相手である場合、つまり、固定端末局同士の通話や、固定端末局と統制台との間の通話や、固定端末局と中継交換機に接続された内線電話機との間の通話の場合の音声品質を、移動端末局が通話相手である場合の音声品質よりも良くすることができる。
（３）移動端末局の音声コーデックを従来通りのＥＬＣＥＬＰとしているので、応援通信モードに切り替わったときにおいて、音声コーデックがＥＬＣＥＬＰである他県や他市町村の無線端末を用いることが可能となる。
（４）統制局が、通話の発信元と着信先に応じて音声コーデック種別を指定する音声コーデックマトリクス情報を記憶し、通話の発信元から受信した発信元情報及び着信先情報と、音声コーデックマトリクス情報とに基づき、当該通話に使用する音声コーデック種別を決定するよう構成したので、音声コーデックマトリクス情報を変更することにより、通話の発信元と着信先に対応させた音声コーデック種別を変更することができる。したがって、例えば、移動端末局や固定端末局の備える音声コーデックが変更になったときにも、容易に対応することができる。
（５）音声コーデックマトリクス情報の変更は、例えば保守端末を統制局に接続し、保守端末から音声コーデックマトリクス情報を書き換えることにより行うことができる。
（６）固定端末局同士の通話の場合と、固定端末局と統制台との間の通話の場合と、固定端末局と中継交換機に接続された内線電話機との間の通話の場合において、基地局を介する無線通話の音声コーデックとして同じＡＭＢＥを用いているので、使用者が上記の各場合の音声品質に違和感を覚えることが抑制できる。
According to this embodiment, at least the following effects can be obtained.
(1) An appropriate voice codec can be selected as a voice codec for wireless communication via the base station from a plurality of voice codecs provided in the terminal station and the control station. Therefore, the voice quality of the wireless call through the base station can be improved compared to the conventional case.
(2) As a voice codec for wireless communication via a base station, when a terminal other than the mobile terminal station is the other party, a codec with better voice quality than when the mobile terminal station is the other party can be used. . As a result, when a terminal other than the mobile terminal station is the other party, that is, a call between the fixed terminal stations, a call between the fixed terminal station and the control table, or an extension connected to the fixed terminal station and the relay exchange The voice quality in the case of a call with the telephone can be made better than the voice quality in the case where the mobile terminal station is the other party.
(3) Since the voice codec of the mobile terminal station is the conventional ELCELP, when switching to the support communication mode, it is possible to use wireless terminals of other prefectures and other municipalities whose voice codec is ELCELP.
(4) The control station stores the voice codec matrix information for designating the voice codec type according to the call source and destination, and the source information and destination information received from the call source, and the voice codec matrix Since the voice codec type used for the call is determined based on the information, it is possible to change the voice codec type corresponding to the call source and destination by changing the voice codec matrix information. it can. Therefore, for example, even when the voice codec provided in the mobile terminal station or the fixed terminal station is changed, it can be easily handled.
(5) The voice codec matrix information can be changed, for example, by connecting the maintenance terminal to the control station and rewriting the voice codec matrix information from the maintenance terminal.
(6) In the case of a call between fixed terminal stations, a call between the fixed terminal station and the control table, and a call between the fixed terminal station and an extension telephone connected to the relay exchange, Since the same AMBE is used as a voice codec for a wireless call through a station, it is possible to prevent the user from feeling uncomfortable with the voice quality in each of the above cases.
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形、組み合わせて実施することができる。
例えば、上述の実施形態では、統制局と固定端末局にそれぞれ、ＥＬＣＥＬＰとμＬａｗとＡＭＢＥを備え、例えば固定端末局間の通話において基地局を介する無線通信に使用する音声コーデックとしてＡＭＢＥを選択するよう構成したが、ＡＭＢＥ以外の音声コーデックを使用する形態も可能である。また、上述の実施形態において、μＬａｗの代わりにＡＭＢＥを使用する形態も可能である。
また、上述した実施形態では、統制局と固定端末局間及び固定端末局と固定端末局間の通話にのみ高ビットレートで高音質の音声コーデックを用いる場合を説明した。しかし、例えば、特定の移動端末局や半固定端末局が複数の音声コーデックを備えるように構成して、本発明を適用してもよい。
In addition, this invention is not limited to embodiment mentioned above, It can implement in various deformation | transformation and a combination.
For example, in the above-described embodiment, the control station and the fixed terminal station are each provided with ELCELP, μ Law, and AMBE, and, for example, AMBE is selected as a voice codec used for wireless communication via the base station in a call between the fixed terminal stations. Although configured, a form using an audio codec other than AMBE is also possible. In the above-described embodiment, an AMBE may be used instead of μ Law.
Further, in the above-described embodiment, a case has been described in which a high-quality audio codec with a high bit rate is used only for calls between the control station and the fixed terminal station and between the fixed terminal station and the fixed terminal station. However, for example, the present invention may be applied by configuring a specific mobile terminal station or semi-fixed terminal station to include a plurality of audio codecs.
また、本発明は、本発明に係る処理を実行するシステムとしてだけでなく、装置、方法として、或いは、このような方法やシステムを実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして把握することができる。
また、本発明は、ＣＰＵがメモリに格納された制御プログラムを実行することにより制御する構成としてもよく、また、ハードウエア回路として構成してもよい。例えば、上述した統制局制御装置２０を構成する呼制御部２１ａや交換制御部２１ｂや統制台ＩＦ２３や基地局ＩＦ２４やＰＢＸ−ＩＦ２５、あるいは固定端末局５０の回線接続制御装置５１等の各構成部は、それぞれ、ＣＰＵ（Central Processing Unit）と各構成部の動作プログラム等を格納するメモリを備え、それぞれのＣＰＵは、その動作プログラムに従って動作するよう構成してもよく、あるいは、ＣＰＵを用いないハードウエア回路として構成してもよい。
In addition, the present invention is understood not only as a system for executing processing according to the present invention, but also as an apparatus and method, a program for realizing such a method and system, and a recording medium for recording the program. can do.
Further, the present invention may be configured such that the CPU performs control by executing a control program stored in a memory, or may be configured as a hardware circuit. For example, each component such as the
本明細書には、少なくとも次の構成が含まれる。すなわち、
第１の構成は、
複数の端末局と、前記複数の端末局と無線通信を行う基地局と、前記基地局に接続された統制局とを備え、前記複数の端末局同士が前記統制局及び前記基地局を介して無線通信により通話可能な無線通信システムであって、
前記複数の端末局のうち少なくとも１つの端末局と前記統制局は、音声信号を符号化又は復号化する音声コーデックを、それぞれ複数種類備え、
前記統制局は、通話要求の発信元と着信先に対応付けて前記基地局を介する無線通信に使用する音声コーデック種別を音声コーデックマトリクス情報として記憶し、通話要求の発信元から受信した発信元情報及び着信先情報と、前記音声コーデックマトリクス情報とに基づき、前記基地局を介する無線通信に使用する音声コーデック種別を選択し、該選択した音声コーデック種別を、前記音声コーデックを複数種類備える端末局へ前記基地局を介して通知し、
前記統制局から前記音声コーデック種別を通知された端末局は、該通知された音声コーデック種別に従って、前記基地局を介して行う無線通信に使用する音声コーデックを選択することを特徴とする無線通信システム。
The present specification includes at least the following configurations. That is,
The first configuration is
A plurality of terminal stations, a base station that performs radio communication with the plurality of terminal stations, and a control station connected to the base station, the plurality of terminal stations via the control station and the base station A wireless communication system capable of calling by wireless communication,
At least one terminal station of the plurality of terminal stations and the control station each include a plurality of types of audio codecs for encoding or decoding audio signals,
The control station stores, as voice codec matrix information, the voice codec type used for wireless communication via the base station in association with the call request source and destination, and the source information received from the call request source And, based on the destination information and the voice codec matrix information, select a voice codec type to be used for wireless communication via the base station, and send the selected voice codec type to a terminal station having a plurality of voice codecs. Notification via the base station,
The wireless communication system, wherein the terminal station notified of the voice codec type from the control station selects a voice codec to be used for wireless communication performed via the base station according to the notified voice codec type .
第２の構成は、上記第１の構成の無線通信システムであって、
前記複数の端末局は、移動可能である移動端末局と、位置が固定されている固定端末局とを備え、
前記移動端末局は、第１の音声コーデックを備え、
前記固定端末局は、前記第１の音声コーデックと、前記第１の音声コーデックよりも音声品質の良い第２の音声コーデックとを備え、
前記統制局は、前記移動端末局が前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第１の音声コーデックを選択し、前記固定端末局が他の固定端末局と前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第２の音声コーデックを選択することを特徴とする無線通信システム。
The second configuration is the wireless communication system of the first configuration,
The plurality of terminal stations include a mobile terminal station that is movable, and a fixed terminal station that is fixed in position,
The mobile terminal station comprises a first audio codec;
The fixed terminal station includes the first voice codec and a second voice codec having better voice quality than the first voice codec,
When the mobile terminal station performs wireless communication via the base station, the control station selects the first voice codec as the voice codec used for the wireless communication, and the fixed terminal station selects another fixed terminal. A wireless communication system, wherein when performing wireless communication with a station via the base station, the second audio codec is selected as the audio codec used for the wireless communication.
第３の構成は、前記第２の構成の無線通信システムであって、
前記統制局は、
さらに、前記固定端末局又は前記移動端末局との間で前記基地局を介する無線通信により通話可能な統制台を備え、
前記移動端末局が前記固定端末局又は前記統制台との間で前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第１の音声コーデックを選択し、
前記固定端末局が他の固定端末局と前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第２の音声コーデックを選択し、
前記統制台が前記固定端末局と前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第２の音声コーデックを選択することを特徴とする無線通信システム。
The third configuration is the wireless communication system of the second configuration,
The control station
Furthermore, a control stand capable of making a call by radio communication via the base station with the fixed terminal station or the mobile terminal station,
When the mobile terminal station performs wireless communication via the base station with the fixed terminal station or the control table, the first audio codec is selected as the audio codec used for the wireless communication,
When the fixed terminal station performs wireless communication with another fixed terminal station via the base station, the second voice codec is selected as the voice codec used for the wireless communication,
When the control table performs wireless communication with the fixed terminal station via the base station, the second communication codec is selected as the audio codec used for the wireless communication.
第４の構成は、前記第２の構成の無線通信システムであって、
前記統制局は、さらに、前記固定端末局又は前記移動端末局との間で前記基地局を介する無線通信により通話可能な統制台を備え、
前記統制台は、前記第１の音声コーデックよりも音声品質の良く、前記第２の音声コーデックよりも音声品質の悪い第３の音声コーデックを備え、
前記固定端末局は、さらに前記第３の音声コーデックを備え、
前記統制局は、
前記移動端末局が前記固定端末局又は前記統制台との間で前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第１の音声コーデックを選択し、前記基地局を介して前記移動端末局又は前記移動端末局の通話相手から受信した、前記第１の音声コーデックで符号化された音声データを、コーデック変換せずに、前記基地局を介して前記移動端末局の通話相手又は前記移動端末局へ送信し、
前記固定端末局が他の固定端末局との間で前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第２の音声コーデックを選択し、前記基地局を介して前記固定端末局から受信した前記第２の音声コーデックで符号化された音声データを、コーデック変換せずに、前記基地局を介して通話相手の固定端末局へ送信し、
前記統制台が前記固定端末局との間で前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第２の音声コーデックを選択し、前記統制台から受信した前記第３の音声コーデックで符号化された音声データを、前記第２の音声コーデックへ変換し前記基地局を介して前記固定端末局へ送信し、前記基地局を介して前記固定端末局から受信した前記第２の音声コーデックで符号化された音声データを、前記第３の音声コーデックへ変換して前記統制台へ送信することを特徴とする無線通信システム。
ここで、例えば、第１の音声コーデックはＥＬＣＥＬＰであり、第２の音声コーデックはＡＭＢＥであり、第３の音声コーデックはμＬａｗである。
The fourth configuration is the wireless communication system of the second configuration,
The control station further includes a control table capable of making a call with the fixed terminal station or the mobile terminal station through wireless communication via the base station,
The control table includes a third audio codec having better audio quality than the first audio codec and lower audio quality than the second audio codec,
The fixed terminal station further includes the third audio codec,
The control station
When the mobile terminal station performs wireless communication via the base station with the fixed terminal station or the control table, the mobile terminal station selects the first voice codec as a voice codec used for the wireless communication, Voice data encoded by the first voice codec received from the mobile terminal station or a call partner of the mobile terminal station via a station, without codec conversion, the mobile terminal via the base station To the other party's call partner or the mobile terminal station,
When the fixed terminal station performs radio communication with another fixed terminal station via the base station, the second terminal codec is selected as the voice codec used for the radio communication, and the base station The voice data encoded by the second voice codec received from the fixed terminal station is transmitted without codec conversion to the fixed terminal station of the communication partner via the base station,
When the control table performs wireless communication with the fixed terminal station via the base station, the second audio codec is selected as the audio codec used for the wireless communication, and the control table received from the control table Audio data encoded by a third audio codec is converted to the second audio codec, transmitted to the fixed terminal station via the base station, and received from the fixed terminal station via the base station A radio communication system, characterized in that audio data encoded by the second audio codec is converted to the third audio codec and transmitted to the control table.
Here, for example, the first audio codec is ELCELP, the second audio codec is AMBE, and the third audio codec is μ Law.
１０…統制局、１２…統制台、１２ａ…マイク、１２ｂ…スピーカ、１３…ＦＡＸ、１４…多重無線装置、１４ａ…アンテナ、１６…保守端末、２０…統制局制御装置、２１ａ…呼制御部、２１ｂ…交換制御部、２３…統制台ＩＦ、２４…基地局ＩＦ、２５…ＰＢＸ−ＩＦ、２６…記憶部、３０…中継交換機、３１…内線電話機、３２…ＦＡＸ、４０…基地局、４１…基地局制御装置、４２…無線装置、４２ａ…アンテナ、４３…記憶部、４４…多重無線装置、４４ａ…アンテナ、５０…固定端末局、５１…回線接続制御装置、５２…無線装置、５２ａ…アンテナ、５３…記憶部、５４…親電話機、５５…子電話機、５６…ＦＡＸ、５７…庁内交換機、５８…内線電話機、６０…移動端末局、６１…制御部、６２…無線部、６２ａ…アンテナ、６３…記憶部、６４…操作表示部、６５…マイク、６６…スピーカ。
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記複数の端末局は、移動可能である移動端末局と、位置が固定されている固定端末局とを備え、
前記移動端末局は、音声信号を符号化又は復号化する音声コーデックとして、第１の音声コーデックを備え、
前記固定端末局と前記統制局は、それぞれ、前記第１の音声コーデックと、前記第１の音声コーデックよりも音声品質の良い第２の音声コーデックとを備え、
前記統制局は、
通話要求の発信元と着信先に対応付けて前記基地局を介する無線通信に使用する音声コーデック種別を音声コーデックマトリクス情報として記憶し、通話要求の発信元から受信した発信元情報及び着信先情報と、前記音声コーデックマトリクス情報とに基づき、前記基地局を介する無線通信に使用する音声コーデック種別を選択し、該選択した音声コーデック種別を、前記固定端末局へ前記基地局を介して通知するものであって、
前記移動端末局が前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第１の音声コーデックを選択し、前記固定端末局が他の固定端末局と前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第２の音声コーデックを選択し、
前記固定端末局は、前記統制局から通知された音声コーデック種別に従って、前記基地局を介して行う無線通信に使用する音声コーデックを選択することを特徴とする無線通信システム。 A plurality of terminal stations, a base station that performs radio communication with the plurality of terminal stations, and a control station connected to the base station, the plurality of terminal stations via the control station and the base station A wireless communication system capable of calling by wireless communication,
The plurality of terminal stations include a mobile terminal station that is movable, and a fixed terminal station that is fixed in position,
The mobile terminal station includes a first audio codec as an audio codec for encoding or decoding an audio signal,
The fixed terminal station and the control station each include the first audio codec and a second audio codec having better audio quality than the first audio codec,
The control station
A voice codec type used for wireless communication via the base station in association with a call request source and destination is stored as voice codec matrix information, and source information and destination information received from the call request source Selecting a voice codec type to be used for wireless communication via the base station based on the voice codec matrix information, and notifying the fixed terminal station of the selected voice codec type via the base station. There,
When the mobile terminal station performs wireless communication via the base station, the mobile terminal station selects the first voice codec as a voice codec used for the wireless communication, and the fixed terminal station and the base station When performing wireless communication via the wireless communication device, the second audio codec is selected as the audio codec used for the wireless communication ,
The wireless communication system, wherein the fixed terminal station selects a voice codec to be used for wireless communication performed via the base station according to a voice codec type notified from the control station .
前記統制局は、
さらに、前記固定端末局又は前記移動端末局との間で前記基地局を介する無線通信により通話可能な統制台を備え、
前記移動端末局が前記固定端末局又は前記統制台との間で前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第１の音声コーデックを選択し、
前記固定端末局が他の固定端末局と前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第２の音声コーデックを選択し、
前記統制台が前記固定端末局と前記基地局を介する無線通信を行う場合は、該無線通信に使用する音声コーデックとして前記第２の音声コーデックを選択することを特徴とする無線通信システム。 A wireless communication system according to claim 1 , wherein
The control station
Furthermore, a control stand capable of making a call by radio communication via the base station with the fixed terminal station or the mobile terminal station,
When the mobile terminal station performs wireless communication via the base station with the fixed terminal station or the control table, the first audio codec is selected as the audio codec used for the wireless communication,
When the fixed terminal station performs wireless communication with another fixed terminal station via the base station, the second voice codec is selected as the voice codec used for the wireless communication,
When the control table performs wireless communication with the fixed terminal station via the base station, the second communication codec is selected as the audio codec used for the wireless communication.
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