JP6096647B2 - マネジメントシステム及び移動制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、仮想ネットワークにおいて、仮想ノードの移動を行う場合に、仮想ノードの移動に伴うマルチレイヤネットワークの経路制御や仮想ノードの設定を行うためのマネジメントシステム及び移動制御方法に関する。
近年、複数の仮想ネットワークを単一の物理ネットワーク上に並存させ、利用者の要求に応じた性能や機能を持つ仮想ネットワークを動的に提供するための技術として、ネットワーク仮想化技術の研究が行われている。仮想化に関連する技術として、仮想ネットワークの設計書であるスライス定義ファイルを用いた仮想ネットワークの自動構築技術(例えば、非特許文献1を参照。)。
ある物理ノード上で動作している仮想ノードを別の物理ノード上へと移動させる技術であるマイグレーション技術などが存在する(例えば、非特許文献2を参照。)。また、利用者の要求内容を解析し自動的に物理ノードの種別に応じた仮想ノードのコンフィグ設定を行う技術が存在する(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2011−211466号公報
山田一久, "ネットワーク仮想化基盤における仮想ネットワーク管理制御技術", NV研究会, 2012年7月20日 Christopher Clark, Keir Fraser, Steven Hand, Jacob Gorm Hansen, Eric Jul, Christian Limpach, Ian Pratt and Andrew Warfield, "Live Migration of Virtual Machines,’’ in proceedings of the 2nd conference on Symposium on Networked Systems Design & Implementation, vol. 2, pages 273−286.
しかしながら、関連技術のマイグレーション技術では、仮想ノードの移動を行う際に、L1(OSI参照モデルにおけるLayer1)ネットワークは一連の制御の対象外となっており、L1とL2(OSI参照モデルにおけるLayer2)とからなるマルチレイヤネットワークの経路の変更を行うことができない。
また、仮想ノードの移動に伴って仮想ノードの物理資源量を変更する場合や、仮想ノードの移動に伴って仮想ノードにソフトウェアモジュールを追加・削除する場合の、コンフィグ制御開始要求は手動で行われており、仮想ノードの移動制御の手順の中で自動化がされていない。そして、これら仮想ノードの移動の際のL1(OSI参照モデルにおけるLayer1)ネットワークの一連の制御や、仮想ノードの移動に伴った仮想ノードの物理資源量を変更、仮想ノードへのソフトウェアモジュールの追加・削除を統合的に扱う手法が存在していなかった。
したがって、例えば、ある物理ノード上で動作している仮想ノードを、L1ネットワークトポロジ上で階梯が異なる位置に存在する別の物理ノード上へ移動させ、仮想ノードの機能・性能を変更する場合には、マルチレイヤネットワークにおけるパス設定変更、仮想ノードの持つ物理資源量の変更、仮想ノードの持つソフトウェアモジュールの追加・削除など、多くの作業を手動で行う必要があり、容易に行うことができない。
前記課題を解決するために、本発明は、仮想ネットワークにおいて、仮想ノードの移動を行う場合に、仮想ノードの移動に伴うマルチレイヤネットワークの経路や仮想ノードの自動設定を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、仮想ノードを移動させる際、移動元物理ノード及び移動先物理ノードが通信できるよう仮想経路を設定し、移動先物理ノードで仮想ノードの起動を行う。
具体的には、本発明に係るマネジメントシステムは
利用者端末とL2以上の仮想ネットワークで接続されている第1仮想ノードの移動要求を受け取ると、前記移動要求に含まれる前記仮想ネットワークの設計ファイルを用いて、前記仮想ネットワークを構成するL1ネットワークトポロジ上で前記第1仮想ノードを有する第1物理ノードと階梯が異なる第2物理ノードを特定し、前記第1物理ノードと前記第2物理ノードとを接続するL1ネットワークを構築し、構築したL1ネットワーク上にL1よりも上位の通信プロトコルを用いて仮想経路を設定する仮想経路設定部と、
前記仮想経路を介して前記第1物理ノードから前記第2物理ノードに、前記第1仮想ノードを複写し、前記第2物理ノード上に第2仮想ノードを作成する仮想ノード複写部と、
前記第2仮想ノードを起動させる仮想ノード起動部と、
前記仮想経路設定部で設定した仮想経路を削除する既設パス削除部と、
前記第2物理ノードと前記利用者端末とを接続するL1ネットワークを構築し、構築したL1ネットワーク上にL1よりも上位の通信プロトコルを用いて前記第2仮想ノードと前記利用者端末とを接続する仮想ネットワークを設定するパス新設部とを備える。
本発明に係るマネジメントシステムでは、
前記第2仮想ノードの有する設定ファイルを、前記第2仮想ノードの処理能力を拡張又は縮小する旨が記載された修正用設定ファイルに変更する仮想ノード設定変更部をさらに備えてもよい。
本発明に係るマネジメントシステムでは、
RPMコマンドに応じて、前記第2仮想ノードにソフトウェアモジュールをインストール又はアンインストールする仮想ノード機能追加削除部をさらに備えてもよい
本発明に係るマネジメントシステムでは、
前記第1仮想ノードを削除する仮想ノード削除部をさらに備えてもよい。
本発明に係る移動制御方法は、
利用者端末とL2以上の仮想ネットワークで接続されている第1仮想ノードの移動要求を受け取ると、前記移動要求に含まれる前記仮想ネットワークの設計ファイルを用いて、前記仮想ネットワークを構成するL1ネットワークトポロジ上で前記第1仮想ノードを有する第1物理ノードと階梯が異なる第2物理ノードを特定し、前記第1物理ノードと前記第2物理ノードとを接続するL1ネットワークを構築し、構築したL1ネットワーク上にL1よりも上位の通信プロトコルを用いて仮想経路を設定する仮想経路設定手順と、
前記仮想経路を介して、前記第1物理ノードから前記第2物理ノードに、前記第1仮想ノードを複写し、前記第2物理ノード上に第2仮想ノードを作成する仮想ノード複写手順と、
前記第2仮想ノードを起動させる仮想ノード起動手順と、
前記仮想経路設定手順で設定した仮想経路を削除する既設パス削除手順と、
前記第2物理ノードと前記利用者端末とを接続するL1ネットワークを構築し、構築したL1ネットワーク上にL1よりも上位の通信プロトコルを用いて前記第2仮想ノードと前記利用者端末とを接続する仮想ネットワークを設定するパス新設手順とを順に有する。
本発明に係る移動制御方法では、
前記第2仮想ノードの有する設定ファイルを、前記第2仮想ノードの処理能力を拡張又は縮小する旨が記載された修正用設定ファイルに変更する仮想ノード設定変更手順をさらに有してもよい。
本発明に係る移動制御方法では、
RPMコマンドに応じて、前記第2仮想ノードにソフトウェアモジュールをインストール又はアンインストールする仮想ノード機能追加削除手順をさらに有してもよい。
本発明に係る移動制御方法では、
前記第1仮想ノードを削除する仮想ノード削除手順をさらに有してもよい。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、関連技術ではできなかったL1とL2とからなるマルチレイヤネットワークの経路の変更や、仮想ノードの移動に伴う物理資源量や仮想ノードのソフトウェアモジュール追加・削除が自動化できるため、例えばL1ネットワークトポロジ上での階梯が異なる位置に存在する別の物理ノード上へ仮想ノードの移動をさせる場合など、仮想ノードの移動に伴って必要とされていた作業を劇的に削減することができる。
本実施形態に係る物理ネットワーク及び仮想ネットワークの構成の一例を示す。 本実施形態に係る仮想ノード移動制御のフローチャートの一例を示す。 本実施形態に係るL1パス新設ステップの一例を示す。 本実施形態に係る仮想ノード複写ステップの一例を示す。 本実施形態に係る仮想ノード設定変更ステップの一例を示す。 本実施形態に係る既設パス削除ステップの一例を示す。 本実施形態に係るパス新設ステップの一例を示す。 本実施形態に係る仮想ノード削除ステップの一例を示す。 本実施形態に係るマネジメントシステムにおけるドメインコントローラーの構成の一例を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本実施形態は、図面を参照して本発明の実施の形態として説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。本実施形態に係る、マネジメントシステムは、図9において、仮想経路設定部21と、仮想ノード複写部22と、仮想ノード起動部23と、既設パス削除部24と、パス新設部25と、を備える。また、本実施形態に係る、マネジメントシステムでは、仮想ノード設定変更部26、仮想ノード機能追加削除部27及び仮想ノード削除部28をさらに備えてもよい。
本実施形態において、図1は、本実施形態における物理ネットワークおよび仮想ネットワークの初期状態を示した図である。通信ノード#1〜#3は、L1パスの設定を行い、物理ネットワークを構成するためのノードであり、例えば、OXC(Optical cross connect)やROADM(reconfigurable optical add/drop multiplexer)である。また、本実施形態では、通信ノード11は、バックボーン(基幹回線)を介して接続されている。
本実施形態では、説明を簡略かつ明快にするために、通信ノード11がOXCであることを前提に説明する。物理ノード#4〜#6は、仮想ノード15が動作する物理ノード12であり、例えば、ルータやサーバである。本実施形態では、説明を簡略かつ明快にするために、物理ノード12がサーバであることを前提に説明する。クライアント17は、仮想ネットワークを利用して通信を行う利用者端末である。
仮想ノード#v5は、物理ノード12上で動作するVM(Virtual Machine)においてソフトウェアで実装されサービス機能を実現する仮想的なノードであり、例えば、ソフトウェアルータ、ソフトウェアスイッチである。L1パスは、物理ノード12を接続し通信を行うためのパスであり、例えば、波長分割多重リンクとOXCによって構成される光パスである。仮想パスは、仮想ネットワークを構築し通信を行うためのパスである。ここで、仮想パスは、例えば、IEEE802.1q Virtual LANで生成されるTag VLANのトンネルであり、IETFのRFC1701, 2784で定義されているGRE(Generic Routing Encapsulation)で生成されるGREトンネルである。また、仮想パスは、L1パスより上位の通信プロトコルを利用して構築されたパスであり、L2パス等がL1より上位レイヤーの仮想パスとして機能してもよい。
本実施形態に係るマネジメントシステムにおけるドメインコントローラー18は、仮想経路設定部21と、仮想ノード複写部22と、仮想ノード起動部23と、既設パス削除部24と、パス新設部25と、を備える。また、ドメインコントローラー18では、仮想ノード設定変更部26、仮想ノード機能追加削除部27及び仮想ノード削除部28をさらに備えてもよい。
ドメインコントローラー18は、仮想ノード15の移動要求および移動時の制御内容を受け付け、仮想ノードネットワーク内の各装置への制御内容の送信などを行う、ネットワーク管理システムが動作する端末であり、例えばPCやサーバである。図1では通信ノード#1および物理ノード#4がクライアント17に近く、アクセス側のネットワークとなる。つまり、通信ノード#1および物理ノード#4は階梯が低く、通信ノード#3および物理ノード#6は階梯が高い。
本実施形態による、物理ネットワークでの階梯の上昇を伴う仮想ノード15の移動を行う際の制御方法に動作について説明する。仮想経路設定部21は、仮想ノード15を有する移動元の物理ノード12及び移動先の物理ノード12が通信するように仮想経路として機能するL1パス及びL2パスを設定する。仮想ノード複写部22は、仮想経路を介して移動元物理ノード12から移動先物理ノード12に、仮想ノード15を複写する。
具体的には、図1の物理ノード#5上で動作する仮想ノード#v5を物理ノード#6上へ移動する。移動した、仮想ノード#v5は、仮想ノード起動部23により起動する。ここでは仮想ノード15の階梯を上げる場合についてのみ説明するが、階梯を下げる場合にも同様の手順で制御が行われる。また、仮想ノード15の階梯を実行する際に設定した仮想経路は、既設パス削除部24により削除される。
仮想ノード15の移動前の初期状態として、図1のように仮想ノード15が動作し、L1パス、仮想パスとして機能するL2パスが設定されているとする。仮想ノード15の移動先は、パス新設部25が設定した新たな仮想経路を介して、所望の物理ノード及び移動先仮想ノードを移動することができる。
本願は、例えば非特許文献1で述べられているような、仮想ネットワークの設計ファイルを用いる事を前提とする。仮想ネットワーク設計ファイルには、仮想ノード15の物理ノード12上の配置位置、要求する物理資源量、仮想ノード15の持つソフトウェアモジュールなどが記述されているため、これを仮想ノード15の移動要求に用いる。仮想ネットワークの設計書を仮想ネットワークの移動要求として用いることで、仮想ノード15の物理ノード12上の配置位置、要求する物理資源量、仮想ノード15の持つソフトウェアモジュールなどの情報を取得することができる。
本願は、ネットワーク管理システムであるドメインコントローラー18が仮想ネットワークの設計ファイルを解釈し、仮想ノード15の移動要求および移動時の仮想ノード15の変更内容を受け付けた後の仮想ノード15の移動制御方法についての発明であり、仮想ネットワークの設計ファイルの定義方法および解釈の方法については本願の範囲外である。また、仮想ノード15の移動要求を得るために利用する仮想ネットワークの設計ファイルは非特許文献1のものに限らない。
図2は移動方法を説明するためのフローチャートである。制御はフローチャートに記載した流れに沿って実行される。仮想ノード15の移動は、図2の「開始」から始まり、「終了」に達する仮想ノード15の移動は完了する。図中の四角で囲われたステップは仮想ノード15の移動における制御ステップである。菱型で囲われた部分は該当する制御が必要かどうかの分岐であり分岐によって次に行われる制御ステップが変化する。
分岐においてYesの直後に実行される制御ステップは仮想ノード15の移動に必須のステップではなく、必要に応じて実行される。それ以外の制御ステップは必ず実行される必須のステップである。また、仮想ノード削除ステップ120はフローチャートの最後の分岐でYesであった場合に実行されるよう記述されているが、仮想ノード複写ステップ111の動作が完了した後であれば、任意のタイミングで分岐処理を行い、実行することが可能である。
具体的には、図1において、仮想ノード15の移動制御が開始される前段階として、ドメインコントローラー18は受け取った仮想ノード15の移動要求および移動時の仮想ノード15の変更内容から、移動対象となる仮想ノード#v5と、移動元となる物理ノード#5と、物理ノード#5への物理的な接続を提供する通信ノード#2とを特定する。また、移動先となる物理ノード#6と、物理ノード#6への物理的な接続を提供する通信ノード#3とを特定する。前段階ののち、仮想ノード15の移動が開始される。
ここで、ドメインコントローラー18は、移動制御方法として、仮想経路設定手順と、仮想ノード複写手順と、仮想ノード起動手順と、既設パス削除手順と、パス新設手順と、を順に有する。また、本実施形態に係る、マネジメントシステムでは、仮想ノード設定変更手順、仮想ノード機能追加削除手順及び仮想ノード削除手順をさらに有してもよい。
移動制御方法の手順を以下に説明する。仮想経路設定手順として機能するL1パス設定ステップ110は、仮想ノード#v5の移動元となる物理ノード#5と、移動先となる物理ノード#6への接続を行うため、通信ノード#2と通信ノード#3の間にL1パスを新たに設定する。図を図3に示す。次に、仮想ノード複写手順として機能する仮想ノード複写ステップ111は、新たに設定されたL1パスを通じて、物理ノード#5の仮想ノード#v5のイメージを、物理ノード#6上に複写する。この複写された仮想ノード15を仮想ノード#v5’とする。図を図4に示す。
次に、仮想ノード設定変更手順として機能する仮想ノード設定変更ステップ114は、階梯を上げるにあたって仮想ノード15により大きな処理能力を持たせるため、複写された仮想ノード#v5’の設定ファイルを変更し、CPUおよびメモリを増加させる。図を図5に示す。
仮想ノード設定変更ステップ114は実行が必須ではないが、仮想ノード15の持つ物理資源量を変更することができ、例えば処理能力を向上させたり、処理能力を低下させ物理資源量を節約したりすることができる。これは仮想ノード15の処理能力が不足した場合や、物理ノード提供者の持つ物理資源量が不足した場合に実行する。ここで、仮想ノード設定変更ステップ114は、仮想ノード#v5’の設定ファイルを、移動先仮想ノード15の処理能力を拡張又は縮小する旨が記載された修正用設定ファイルに変更してもよい。
次に、仮想ノード起動手順として機能する仮想ノード起動ステップ113は、仮想ノード#v5’を起動する。次に、仮想ノード機能追加削除手順として機能する仮想ノード機能追加・削除ステップ117は、階梯を上げるにあたって仮想ノード#v5’に新たなネットワーク機能をもたせるため、RPM(RedHat Package Manager)コマンドを通じて、仮想ノード#v5’にソフトウェアモジュールをインストール又はアンインストールする。
仮想ノード機能追加・削除ステップ117は実行が必須ではないが、仮想ノード15の持つ機能を柔軟に追加・削除することができ、仮想ノード15の移動前には提供できなかったサービス提供を実行可能にしたり、仮想ノード15の機能を削除して簡単化することで管理を容易にしたりすることができる。これは新たなサービスを提供したい場合や、仮想ノード15の管理を容易にしたい場合に実行する。
次に、既設パス削除手順として機能する既設パス削除ステップ116は、移動元の仮想ノード#v5を端点とする既設のL1パスおよびL2パスを削除する。これによってクライアント17の通信は一時停止する。図を図6に示す。次に、パス新設手順として機能するパス新設ステップ118は、移動先の仮想ノード#v5’を端点として、新たにL1パスおよびL2パスを設定する。これによって、クライアント17の通信が再開する。図を図7に示す。なお、図に示すように、この時L1パス設定ステップ110で設定したL1パスも同時に削除しているが、この時L1パス設定ステップ110で設定したL1パスは必ずしも削除する必要はない。
次に、仮想ノード削除手順として機能する仮想ノード削除ステップ120は、移動元の物理ノード12の物理資源を解放するため、移動元の仮想ノード#v5を削除する。図を図8に示す。仮想ノード削除ステップ120は実行が必須ではないが、移動元物理ノード12の利用していた物理資源を開放し、資源を節約することができる。これは仮想ノード15の移動においては基本的に実行することが好ましいが、例えば仮想ノード15の移動が目的ではなく、仮想ノード15のバックアップが目的であった場合などには実行されない。
ここで、仮想ノード15の移動に必須のステップは、L1パス設定ステップ110、仮想ノード複写ステップ111、仮想ノード起動ステップ113、既設パス削除ステップ116、パス新設ステップ118のみであり、仮想ノード設定変更ステップ114、仮想ノード機能追加・削除ステップ117、仮想ノード削除ステップ120は階梯を上げるために必須のステップではない。
本実施形態の発明のポイントを以下に説明する。本実施形態は、例えば非特許文献1で述べられているような、仮想ネットワークの設計ファイルを用いる事を前提とする。仮想ネットワーク設計ファイルには、仮想ノード15の物理ノード12上の配置位置、要求する物理資源量、仮想ノード15の持つソフトウェアモジュールなどが記述されているため、これを仮想ノード15の移動要求に用いる。仮想ネットワークの設計書を仮想ネットワークの移動要求として用いることで、仮想ノード15の物理ノード12上の配置位置、要求する物理資源量、仮想ノード15の持つソフトウェアモジュールなどの情報を取得することができる。
仮想ネットワークの設計ファイルの定義方法については本願の範囲外であり、この設計ファイルは非特許文献1のものに限らない。仮想ノード15の移動要求者は、仮想ノード15移動後の設計ファイルを記述し、仮想ノード15の移動要求を受け付け各装置に命令を出すドメインコントローラー18に投入する。ドメインコントローラー18は以下のステップに基づいて仮想ノード15の移動に必要な装置への要求などを行う。
本発明は仮想ノード15の移動を行う際に、移動元物理ノード12と移動先物理ノード12の間でL1パスを設定するL1パス設定ステップ110と、移動元物理ノード12から移動先物理ノード12へ仮想ノード15のイメージを複写する仮想ノード複写ステップ111と、移動先に複写された仮想ノード15の設定ファイルを変更する仮想ノード設定変更ステップ114と、移動先の仮想ノード15を起動する仮想ノード起動ステップ113と、移動先の仮想ノード15に対するソフトウェアモジュールの追加、削除により、仮想ノード15の機能追加や機能削除を行う仮想ノード機能追加・削除ステップ117と、移動元の仮想ノード15を端点とした既設のL1パスおよび既設の仮想パスを削除する既設パス削除ステップ116と、移動先の仮想ノード15を端点としてL1パスと仮想パスを新たに設定するパス新設ステップ118と移動元の仮想ノード15を削除する仮想ノード削除ステップ120とを備えることを特徴とする。
ただし、仮想ノード設定変更ステップ114、仮想ノード機能追加・削除ステップ117、仮想ノード削除ステップ120は必須ではなく、L1パス設定ステップ110、仮想ノード複写ステップ111、仮想ノード起動ステップ113、既設パス削除ステップ116、パス新設ステップ118のみで仮想ノード15の移動制御は行われる。
上述した実施形態によれば、利用者はドメインコントローラー18に対して、仮想ノード15の移動先や移動後の仮想ノード15の設定などを含んだ移動要求を通知することで、自動的にL1パス、仮想パスの設定、仮想ノード15のコンフィグ、ソフトウェアモジュールの追加・削除が行われる。これによって、仮想ノード15の階梯変更にかかる作業を大幅に削減することができる。つまり、仮想ノード15の移動の簡便性を向上させることができる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
11:通信ノード
12:物理ノード
15:仮想ノード
17:クライアント
18:ドメインコントローラー
21:仮想経路設定部
22:仮想ノード複写部
23:仮想ノード起動部
24:既設パス削除部
25:パス新設部
26:仮想ノード設定変更部
27:仮想ノード機能追加削除部
28:仮想ノード削除部

Claims (8)

  1. 利用者端末とL2以上の仮想ネットワークで接続されている第1仮想ノードの移動要求を受け取ると、前記移動要求に含まれる前記仮想ネットワークの設計ファイルを用いて、前記仮想ネットワークを構成するL1ネットワークトポロジ上で前記第1仮想ノードを有する第1物理ノードと階梯が異なる第2物理ノードを特定し、前記第1物理ノードと前記第2物理ノードとを接続するL1ネットワークを構築し、構築したL1ネットワーク上にL1よりも上位の通信プロトコルを用いて仮想経路を設定する仮想経路設定部と、
    前記仮想経路を介して前記第1物理ノードから前記第2物理ノードに、前記第1仮想ノードを複写し、前記第2物理ノード上に第2仮想ノードを作成する仮想ノード複写部と、
    前記第2仮想ノードを起動させる仮想ノード起動部と、
    前記仮想経路設定部で設定した仮想経路を削除する既設パス削除部と、
    前記第2物理ノードと前記利用者端末とを接続するL1ネットワークを構築し、構築したL1ネットワーク上にL1よりも上位の通信プロトコルを用いて前記第2仮想ノードと前記利用者端末とを接続する仮想ネットワークを設定するパス新設部と、
    を備えることを特徴とするマネジメントシステム。
  2. 前記第2仮想ノードの有する設定ファイルを、前記第2仮想ノードの処理能力を拡張又は縮小する旨が記載された修正用設定ファイルに変更する仮想ノード設定変更部を、
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載のマネジメントシステム。
  3. RPMコマンドに応じて、前記第2仮想ノードにソフトウェアモジュールをインストール又はアンインストールする仮想ノード機能追加削除部を、
    さらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のマネジメントシステム。
  4. 前記第1仮想ノードを削除する仮想ノード削除部を、
    さらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマネジメントシステム。
  5. 利用者端末とL2以上の仮想ネットワークで接続されている第1仮想ノードの移動要求を受け取ると、前記移動要求に含まれる前記仮想ネットワークの設計ファイルを用いて、前記仮想ネットワークを構成するL1ネットワークトポロジ上で前記第1仮想ノードを有する第1物理ノードと階梯が異なる第2物理ノードを特定し、前記第1物理ノードと前記第2物理ノードとを接続するL1ネットワークを構築し、構築したL1ネットワーク上にL1よりも上位の通信プロトコルを用いて仮想経路を設定する仮想経路設定手順と、
    前記仮想経路を介して、前記第1物理ノードから前記第2物理ノードに、前記第1仮想ノードを複写し、前記第2物理ノード上に第2仮想ノードを作成する仮想ノード複写手順と、
    前記第2仮想ノードを起動させる仮想ノード起動手順と、
    前記仮想経路設定手順で設定した仮想経路を削除する既設パス削除手順と、
    前記第2物理ノードと前記利用者端末とを接続するL1ネットワークを構築し、構築したL1ネットワーク上にL1よりも上位の通信プロトコルを用いて前記第2仮想ノードと前記利用者端末とを接続する仮想ネットワークを設定するパス新設手順と、
    を順に有することを特徴とする移動制御方法。
  6. 前記第2仮想ノードの有する設定ファイルを、前記第2仮想ノードの処理能力を拡張又は縮小する旨が記載された修正用設定ファイルに変更する仮想ノード設定変更手順を、
    さらに有することを特徴とする請求項5に記載の移動制御方法。
  7. RPMコマンドに応じて、前記第2仮想ノードにソフトウェアモジュールをインストール又はアンインストールする仮想ノード機能追加削除手順を、
    さらに有することを特徴とする請求項5又は6に記載の移動制御方法。
  8. 前記第1仮想ノードを削除する仮想ノード削除手順を、
    さらに有することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の移動制御方法。
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