JP6085842B2 - 改良された同期ビーコン検出方法 - Google Patents

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Description

本出願は、無線デバイスに関し、より詳細には、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートする無線デバイスの改良された性能及び/又は低減された電力消費を提供するシステム及び方法に関する。
無線通信システムの使用が迅速に増加している。更に、無線通信技術は、音声のみの通信から発展して、インターネット及びマルチメディアコンテンツのようなデータ伝送も含むようになっている。従って、無線通信における改良が要求される。特に、ユーザ装置(UE)、例えば携帯電話のような無線デバイスに存在する数多くの機能が、UEのバッテリ寿命に大きな負担をかける可能性がある。更に、UEが複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするよう構成される場合、RATの1又はそれ以上において、他のRATのチューンアウェイ(tune−away)動作などに起因してある一定の性能劣化が生じる可能性がある。その結果として、このような無線UEデバイスの省電力及び/又は改良された性能を提供する技術が求められている。
既存のRATに加えて、新しい改良されたセルラー無線アクセス技術(RAT)が用いられることがある。例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって開発及び標準化されたロング・ターム・エボリューション(LTE)技術を実装したネットワークが現在展開されている。LTE及び他の新しいRATは、様々な第2世代(2G)及び第3世代(3G)RATのようなレガシーRATを利用したネットワークよりも高速のデータ転送速度をサポートすることが多い。
しかしながら、一部の展開においては、LTE及び他の新しいRATが、レガシーネッワークにより処理可能な一部のサービスを十分にはサポートしていない場合がある。従って、LTEネットワークは、レガシーネットワークと重なり合う領域において同時に展開されることが多く、サービス又はカバレージが要求する時にUEデバイスがRAT間を遷移する可能性がある。例えば、一部の展開においては、LTEネットワークは、音声通話をサポートすることができない。従って、例えば、UEデバイスが、音声通話をサポートしていないLTEネットワークに接続されている間に回線交換方式の音声通話を受信又は開始する時には、UEデバイスは、他の可能性の中でも、GSM(グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ)RAT、又は音声通話をサポートする「1X」(符号分割多元接続2000(CDMA2000)1X)RATを使用するような、レガシーネットワークに遷移することがある。
一部のUEデバイスは、単一の無線機を使用して複数のセルラーRATの動作をサポートする。例えば、一部のUEデバイスは、単一の無線機を使用して、LTE及びGSMネットワークの両方の動作をサポートする。複数のRATに対して単一の無線機を使用することで、着信音声通話又は回線交換サービスのページメッセージに対する応答など、ネットワーク間の遷移がより複雑になる。加えて、複数のRATに対して単一の無線機を使用することにより、特定の電力使用及び性能上の問題が生じる。
例えば、このようなシステムでは、UEは、より最先端のRATを使用する第1ネットワークから、レガシーRATを使用する第2ネットワークに周期的に同調し、例えば音声通話のためのページングチャネルをリッスンすることができる。しかしながら、LTEなどのより最先端のRATからGSMなどのレガシーRATへのチューンアウェイ動作は、LTEネットワークの電力消費の増加及び/又は性能の劣化を結果として生じる可能性がある。
従って、UEデバイスが単一の無線機を使用して複数のセルラーRATの動作をサポートする場合の無線通信システムにおける性能及び消費電力の改善を提供することが望ましいことになる。
本明細書で説明される実施形態は、同期ビーコンの検出を実行するためのユーザ装置(UE)デバイス及び関連する方法に関する。UEは、例えば、第1無線アクセス技術(RAT)と第2のRATを同時にサポートする第1の無線機を含むことができる。UEは、第1無線機上で第1のRATに従って基地局との送信を実行することができる。UEは、第2のRAT上での同期ビーコンを検出するためにチューンアウェイを実行する要求を受信することができる。同期ビーコンは、連続した第1の時間期間に繰返し発生することができる。UEは、連続した第1の時間期間にわたって異なる小部分における同期ビーコンの探索を繰返し実行することができる。探索は、同期ビーコンが連続した時間期間のうちの1つのそれぞれの小部分に位置付けられるまで、繰返し実行することができる。
本明細書に記載される実施形態は、第2のRATのために第1のRATの周波数誤り推定を使用するユーザ装置(UE)デバイス及び関連する方法に関する。UEの第1の無線機は、第1無線アクセス技術(RAT)及び第2のRATに従って動作することができる。第1の無線機は、第2のRATに従って動作する時よりも第1のRATに従って動作する時に低周波数のスリープ及びウェイクアップサイクルを有することができる。第1の無線機は、第1のRAT及び第2のRATの各々に第1クロックを使用することができ、この第1クロックは、UEの発振器に基づいて動作することができる。無線機が第1のRATに従って動作している時には、複数のサイクルのスリープ及びウェイクアップの後で、UEは第1クロック信号の周波数誤り推定(FEE)を実行して周波数誤り推定に基づいて第1クロックを調整することができる。FEEを実行し第1クロックを調整する第1のRATに従って動作する無線機は、第2のRATに従って動作する時にFEEを実行して第1クロックを調整する無線機の周波数を低下させるよう動作することができる。
この概要は、本明細書で記載される主題の態様に関して基本的な理解を提供するために、幾つかの例示的な実施形態を要約することを目的として提供されている。従って、上述の特徴は単なる実施例に過ぎず、本明細書で記載される主題の範囲又は技術的思想をどのようにも限定するものと解釈すべきではない。本明細書に記載される主題の他の特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明、図面、及び請求項から明らかになるであろう。
添付図面と共に以下の実施形態に関する詳細な説明を考察すると、本発明をより良く理解することができる。
1つの実施形態による例示的なユーザ装置(UE)を示す図である。 UEが2つの異なるRATを使用して2つの基地局と通信する場合の例示的な無線通信システムを示す図である。 1つの実施形態による基地局を示す例示的なブロック図である。 1つの実施形態によるUEを示す例示的なブロック図である。 1つの実施形態によるUEの無線通信回路を示す例示的なブロック図である。 1つの実施形態によるUEの無線通信回路を示す例示的なブロック図である。 断続的同期検出を実行するための例示的な方法を示すフローチャートである。 図6の1つの実施形態に対応する例示的なタイミング図を示す図である。 第2のRATのために第1のRATの周波数誤り推定を使用する例示的な方法を示すフローチャートである。
本発明は、様々な修正形態及び代替形態が可能であるが、本発明の特定の実施形態が例証として図面に示され、本明細書で詳細に説明される。しかしながら、図面及び詳細な説明は、本発明を開示される特定の形態に限定するものではなく、むしろ、添付の請求項によって定義される本発明の技術的思想及び範囲内にある全ての修正形態、均等物及び代替形態を包含するものであることを理解されたい。
頭文字
本開示では以下の頭文字を使用する。
3GPP−第3世代パートナーシッププロジェクト
3GPP2−第3世代パートナーシッププロジェクト2
GSM−グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ
UMTS−ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズ・システム
LTE−ロング・ターム・エボリューション
RAT−無線アクセス技術
TX−送信
RX−受信
用語
以下は、本出願で使用される用語の解説である。
メモリ媒体−様々な種類のメモリデバイス又は記憶デバイスの何れか。「メモリ媒体」という用語は、インストール媒体、例えば、CD−ROM、フロッピーディスク、又はテープデバイス、DRAM、DDR RAM、SRAM、EDO RAM、ラムバスRAMなどのコンピュータシステムメモリ又はランダムアクセスメモリ、フラッシュのような不揮発性メモリ、磁気媒体、例えば、ハードドライブ、又は光学記憶装置、レジスタ、又は他の類似の種類のメモリ要素などを含むものとする。メモリ媒体は、他の種類のメモリ並びにこれらの組み合せを含むことができる。加えて、メモリ媒体は、プログラムが実行される第1コンピュータシステムに位置付けることができ、又はインターネットのようなネットワークを通じて第1コンピュータシステムに接続する第2の異なるコンピュータシステムに位置付けることができる。後者の場合、この第2コンピュータシステムは、実行のためにプログラム命令を第1コンピュータに提供することができる。「メモリ媒体」という用語は、異なる場所、例えばネットワークを通じて接続された異なるコンピュータシステムに存在することができる2又はそれ以上のメモリ媒体を含むことができる。メモリ媒体は、1又はそれ以上のプロセッサにより実行できるプログラム命令(例えばコンピュータプログラムとして実装される)を記憶することができる。
キャリア媒体−上述のメモリ媒体、並びにバスのような物理的伝送媒体、ネットワーク、及び/又は電気、電磁、又はデジタル信号などの信号を運ぶ他の物理的伝送媒体。
プログラマブルハードウェア要素−プログラマブル相互接続を介して接続された複数のプログラマブル機能ブロックを備えた様々なハードウェアデバイスを含む。例として、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、FPOA(フィールドプログラマブルオブジェクトアレイ)、及びCPLD(複合PLD)が挙げられる。プログラマブル機能ブロックは、細粒度のもの(組み合せ論理又はルックアップテーブル)から粗粒度(演算論理ユニット又はプロセッサコア)のものまで多岐にわたってことができる。プログラマブルハードウェア要素は「再構成可能論理」と呼ぶことができる。
コンピュータシステム−パーソナルコンピュータシステム(PC)、メインフレームコンピュータシステム、ワークステーション、ネットワーク機器、インターネット機器、携帯情報端末(PDA)、パーソナル通信デバイス、スマートフォン、テレビシステム、グリッドコンピュータシステム、又はその他のデバイス又はデバイスの組み合せを含む、様々な種類のコンピュータ又は処理システムの何れか。一般に、用語「コンピュータシステム」は、メモリ媒体からの命令を実行する少なくとも1つのプロセッサを有する何れかのデバイス(又はデバイスの組み合せ)を包含するように広く定義することができる。
ユーザ装置(UE)(又は「UEデバイス」)−無線通信を実行し移動式又は携帯式の様々な種類のコンピュータシステムデバイスの何れか。UEデバイスの例としては、移動電話又はスマートフォン(例えば、iPhone(商標)、Android(商標)ベースの電話)、携帯式ゲームデバイス(例えば、Nintendo DS(商標)、PlayStation Portable(商標)、Gameboy Advance(商標)、iPhone(商標))、ラップトップ、PDA、携帯式インターネットデバイス、音楽プレーヤ、データ記憶装置、他のハンドヘルドデバイス、並びに腕時計、ヘッドフォン、ペンダント、イヤフォンなどのウェアラブルデバイスが挙げられる。一般に、「UE」又は「UEデバイス」という用語は、ユーザが容易に持ち運び無線通信可能な何れかの電子機器、コンピュータ、及び/又は通信デバイス(又はデバイスの組み合せ)を包含するよう広く定義することができる。
基地局−用語「基地局」は、通常の意味全体の外延を有するが、少なくとも、無線電話システム又は無線システムの一部として通信するのに使用される、固定位置に設置された無線通信局を含む。
処理要素−様々な要素又は要素の組み合せを指す。処理要素には、例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)、個別のプロセッサコアの一部又は回路、プロセッサコア全体、個々のプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)のようなプログラマブルハードウェアデバイス、及び/又は複数のプロセッサを含むシステムの大きな部分が挙げられる。
自動的に−処理又は動作を直接指定又は実行するユーザ入力なしで、コンピュータシステム(例えば、コンピュータシステムによって実行されるソフトウェア)又はデバイス(例えば、回路、プログラマブルハードウェア要素、ASICなど)によって実行される処理又は動作のことを指す。従って、「自動的に」という用語は、ユーザが動作を直接実行するために入力を提供するような、ユーザによって手動で実行又は指定される動作とは対照的である。自動手順は、ユーザにより提供される入力によって開始することができるが、「自動的に」実行される後続の動作は、ユーザによって指定されず、すなわち実行すべき各動作をユーザが指定するような「手動」では実行されない。例えば、各フィールドを選択して情報を指定する入力(例えば、情報をタイピングする、チェックボックスを選択する、無線機の選択、その他によって)を提供することによるユーザの電子的書式への記入は、コンピュータシステムがユーザ動作に応答してその書式を更新しなければならないとしても、手動での書式への記入になる。この書式は、コンピュータシステムにより自動的に記入することができ、ここではコンピュータシステム(例えば、コンピュータシステムで実行されるソフトウェア)は、書式の記入欄を分析して、その欄に対する回答を指定するどのようなユーザ入力もなしに書式に記入する。上述のように、ユーザは、書式の自動記入を呼出すことができるが、実際の書式の記入には関与しない(例えば、ユーザは、記入欄への回答を手動で指定することはなく、記入欄は自動的に完成される)。本明細書は、ユーザが行った動作に応答して自動的に実行される様々な処理の実施例を提供している。
図1−ユーザ装置
図1は、1つの実施形態による例示的なユーザ装置(UE)106を示す。用語「UE106」は、上記で定義した様々なデバイスの何れかとすることができる。UEデバイス106は、様々な素材の何れかから構成することができるハウジング12を含むことができる。UE106は、容量性タッチ電極を組み入れたタッチスクリーンとすることができるディスプレイ14を有することができる。ディスプレイ14は、様々なディスプレイ技術の何れかに基づくことができる。UE106のハウジング12は、ホームボタン16、スピーカポート18、並びに、マイク、データポート、及び実施可能な様々な他の種類のボタン(例えば、音量ボタン、着信ボタン、その他)のような他の要素(図示せず)など、様々な要素の何れかのための開口部を包含又は含むことができる。
UE106は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートすることができる。例えば、UE106は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズ・システム(UMTS)、符号分割多元接続(CDMA)(例えば、CDMA2000 1XRTT又は他のCDMA無線アクセス技術)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)、アドバンストLTE、及び/又は他のRATのうちの2又はそれ以上など、様々なRATの何れを使用して通信するよう構成することができる。例えば、UE106は、LTE及びGSMのような少なくとも2つの無線アクセス技術をサポートすることができる。必要に応じて種々の異なる又は他のRATをサポートすることができる。
UE106は、1又はそれ以上のアンテナを含むことができる。UE106はまた、1又はそれ以上の送信機チェーン(TXチェーン)及び1又はそれ以上の受信機チェーン(RXチェーン)の様々な組み合せのような、様々な無線機構成の何れかを含むことができる。例えば、UE106は、2又はそれ以上のRATをサポートする無線機を備えることができる。無線機は、単一のTX(送信)チェーン及び単一のRX(受信)チェーンを備えることができる。或いは、無線機は、例えば、同じ周波数で動作する単一のTXチェーンと2つのRXチェーンとを備えることができる。別の実施形態では、UE106は、2又はそれ以上の無線機、すなわち2又はそれ以上のTX/RXチェーン(2又はそれ以上のTXチェーン及び2又はそれ以上のRXチェーン)を備える。
本明細書で説明する実施形態では、UE106は、2又はそれ以上のRATを使用して通信する2つのアンテナを備える。例えば、UE106は、単一の無線機又は共有の無線機に結合された1対の携帯電話アンテナを有することができる。アンテナは、スイッチング回路及び他の無線周波数フロントエンド回路を使用して共有無線機(共有無線通信電気回路)に結合することができる。例えば、UE106は、送受信機又は無線機に結合された第1アンテナ、すなわち送信のため送信機チェーン(TXチェーン)に結合され且つ受信のため第1受信機チェーン(RXチェーン)に結合された第1アンテナを有することができる。UE106はまた、第2RXチェーンに結合された第2アンテナを備えることができる。第1及び第2受信機チェーンは、共通局部発振器を共有することができ、これは、第1及び第2受信機チェーンの双方が同じ周波数に同調されることを意味する。第1及び第2受信機チェーンは、一次受信機チェーン(PRX)及びダイバーシティ受信機チェーン(DRX)と呼ぶことができる。
1つの実施形態において、PRX及びDRX受信機チェーンは、ペアとして動作し、LTE及びGSM又はCDMA1xなどの1又はそれ以上の他のRATのように、2又はそれ以上のRATの間で時分割多重をする。本明細書で説明する基本的な実施形態において、UE106は、1つの送信機チェーンと2つの受信機チェーン(PRX及びDRX)を備え、送信機チェーンと2つの受信機チェーン(ペアとして動作する)は、LTEとGSMのような2つの(又はそれ以上の)RATの間で時分割多重を行う。
各アンテナは、600MHzから3GHzのような広範囲の周波数を受信することができる。従って、例えば、PRX及びDRX受信機チェーンの局部発振器は、LTE周波数帯域のような特定の周波数に同調することができ、(PRX受信機及びDRX受信機が同じ局部発振器を使用する理由から)同じ周波数で、PRX受信機チェーンがアンテナ1からサンプルを受信し、DRX受信機チェーンがアンテナ2からサンプルを受信する。UE106における無線電気回路は、UE106の要求される動作モードに応じて、リアルタイムで構成することができる。本明細書で説明する例示的な実施形態において、UE106は、LTE及びGSM無線アクセス技術をサポートするよう構成される。
図2−通信システム
図2は、例示的な(及び簡易的な)無線通信システムを示す。図2のシステムは、実施可能なシステムの1つの実施例に過ぎず、実施形態は、必要に応じて様々なシステムの何れかにおいて実施できる点に留意されたい。
図示のように、例示的な無線通信システムは、UE106として表した1又はそれ以上のユーザ装置(UE)デバイスと伝送媒体を通じて通信する基地局102A及び102Bを含む。基地局102は、ベーストランシーバ局(BTS)又はセルサイトとすることができ、UE106との無線通信を可能にするハードウェアを含むことができる。各基地局102はまた、コアネットワーク102と通信する機能を備えることができる。例えば、基地局102Aは、コアネットワーク100Aに結合することができ、基地局102Bは、コアネットワーク100Bに結合することができる。各コアネットワークは、それぞれのセルラーサービスプロバイダによって動作することができ、又は複数のコアネットワーク100Aが同じセルラーサービスプロバイダによって動作することができる。各コアネットワーク100はまた、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、及び/又は何れかの他のネットワークを含むことができる、1又はそれ以上の外部ネットワーク(外部ネットワーク108など)に結合することができる。従って、基地局102は、UEデバイス106間及び/又はUEデバイス106とネットワーク100A、100B、及び108との間の通信を可能にすることができる。
基地局102及びUE106は、GSM、UMTS(WCDMA)、LTE、LTEアドバンスト(LTE−A)、3GPP2CDMA2000(1xRTT、1xEV−DO、HRPD、eHRPDなど)、IEEE802.11(WLAN又はWi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)などのような様々な無線アクセス技術(「RAT」、無線通信技術又は電気通信規格とも呼ばれる)の何れかを使用する伝送媒体を通じて通信するよう構成することができる。
基地局102A及びコアネットワーク100Aは、第1のRAT(LTEなど)に従って動作することができ、基地局102B及びコアネットワーク100Bは、第2(例えば異なる)RAT(GSM、CDMA2000又は他のレガシー又は回線交換技術など)に従って動作することができる。2つのネットワークは、必要に応じて、同じネットワークオペレータ(例えば、セルラーサービスプロバイダ又は「キャリア」)によって又は異なるネットワークオペレータによって制御することができる。加えて、2つのネットワークは、互いに独立して動作することができ(例えば、2つのネットワークが異なるRATに従って動作する場合)、又は一部を結合して又は密接に結合させて動作することができる。
また、図2に示した例示的なネットワーク構成に示すように、2つの異なるRATをサポートするために2つの異なるネットワークを使用することができ、複数のRATを実施する他のネットワーク構成も実施可能である点に留意されたい。1つの実施例として、基地局102A及び102Bは、異なるRATに従って動作するが、同じコアネットワークに結合することができる。別の実施例として、異なるRAT(例えば、LTE及びGSM、LTE及びCDMA2000 1xRTT、及び/又はRATの何れかの他の組み合せなど)を同時にサポートすることができるマルチモード基地局を異なるセルラー通信技術をもサポートするコアネットワークに結合することができる。1つの実施形態において、UE106は、パケット交換技術である第1のRAT(LTEなど)及び回線交換技術である第2のRAT(GSM又は1xRTTなど)を使用するよう構成することができる。
上述のように、UE106は、3GPP、3GPP2又は何れかの要求されるセルラー規格内のものなどの複数のRATを使用して通信することができる。UE106は、WLAN、Bluetooth、1又はそれ以上のグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS、例えばGPS又はGLONASS)、1及び/又はそれ以上の移動テレビ放送規格(ATSC−M/H又はDVB−Hなど)、その他を使用して通信するよう構成することができる。ネットワーク通信規格の他の組み合せも実施可能である。
従って、同じ又は異なるRAT又はセルラー通信規格に従って動作する基地局102A及び102B及び他の基地局は、1又はそれ以上の無線アクセス技術(RAT)を介して広域の地理的範囲にわたってUE106及び類似のデバイスに連続又はほぼ連続した重なり合うサービスを提供できるセルのネットワークとして提供することができる。
図3−基地局
図3は、基地局102の例示的なブロック図を示す。図3の基地局は、実施可能な基地局の一例に過ぎない点に留意されたい。図示のように、基地局102は、基地局102に対してプログラム命令を実行することができるプロセッサ504を含むことができる。プロセッサ504はまた、プロセッサ504からアドレスを受信してこのアドレスをメモリ(メモリ560及び読出し専用メモリ(ROM)550など)内の場所又は他の回路又はデバイスに翻訳するよう構成することができる、メモリ管理ユニット(MMU)540に結合することができる。
基地局102は、少なくとも1つのネットワークポート570を含むことができる。ネットワークポート570は、電話ネットワークに結合して、UEデバイス106のような複数のデバイスに上述のような電話ネットワークへのアクセスを提供するよう構成することができる。
加えて又は代替として、ネットワークポート570(又は追加のネットワークポート)は、セルラーネットワーク、例えばセルラーサービスプロバイダのコアネットワークに結合するよう構成することができる。コアネットワークは、モビリティ関連サービス及び/又は他のサービスをUEデバイス106のような複数のデバイスに提供することができる。場合によっては、ネットワークポート570は、コアネットワークを介して電話ネットワークに結合することができる、及び/又はコアネットワークは、(例えば、セルラーサービスプロバイダによりサービスが提供される他のUEデバイス106の間で)電話ネットワークを提供することができる。
基地局102は、少なくとも1つのアンテナ534を含むことができる。少なくとも1つのアンテナ534は、無線送受信機として動作するよう構成することができ、更に、無線機530を介してUEデバイス106と通信するように構成することができる。アンテナ534は、通信チェーン532を介して無線機530と通信する。通信チェーン532は、受信チェーン、送信チェーン又はこの両方とすることができる。無線機530は、限定ではないが、LTE、GSM、WCDMA、CDMA2000、その他を含む様々なRATを介して通信するよう構成することができる。
基地局102のプロセッサ504は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)上に記憶されたプログラム命令を実行することによって、本明細書で説明する方法の一部又は全てを実施するよう構成することができる。代替として、プロセッサ504は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などのプログラマブルハードウェア要素として、又はASIC(特定用途向け集積回路)として、又はこれらの組み合せとして構成することができる。
図4−ユーザ装置(UE)
図4は、UE106の例示的な簡易ブロック図を示す。図示のように、UE106は、種々の目的の部分を含むことができるシステムオンチップ(SOC)400を備えることができる。SOC400は、UE106の様々な他の回路に結合することができる。例えば、UE106は、様々な種類のメモリ(例えば、NANDフラッシュ410を含む)、コネクタインタフェース420(例えば、コンピュータシステム、ドック、充電ステーション、その他に結合するため)、ディスプレイ460、LTE、GSM、その他などのためのセルラー通信回路430、及び短距離無線通信回路429(例えば、Bluetooth及びWLAN回路)を含むことができる。UE106は更に、1又はそれ以上のUICC(汎用集積回路カード)カード310のようなSIM(加入者識別モジュール)機能を備えた1又はそれ以上のスマートカード310を備えることができる。セルラー通信回路430は、1又はそれ以上のアンテナ、好ましくは図のような2つのアンテナ435及び436に結合することができる。短距離無線通信回路429は、アンテナ435及び436の一方又は双方に結合することができる(この接続は説明を簡単にするために示されていない)。
図示のように、SOC400は、UE106用のプログラム命令を実行することができるプロセッサ402と、グラフィック処理を実行してディスプレイ信号をディスプレイ460に提供することができるディスプレイ回路404とを含むことができる。プロセッサ402は、プロセッサ402からアドレスを受信してこのアドレスをメモリ(メモリ406、読出し専用メモリ(ROM)450、NANDフラッシュメモリ410など)内の場所及び/又は、ディスプレイ回路404、セルラー通信回路430、短距離無線通信回路429、コネクタI/F420、及び/又はディスプレイ460のような他の回路又はデバイスに翻訳するよう構成することができるメモリ管理ユニット(MMU)440に結合することができる。MMU440は、メモリ保護及びページテーブル翻訳又はセットアップを実行するよう構成することができる。一部の実施形態において、MMU440は、プロセッサ402の一部として含めることができる。
1つの実施形態において、上述のように、UE106は、1又はそれ以上の加入者識別モジュール(SIM)アプリケーションを実行する及び/又はSIM機能を実装するUICC310のような少なくとも1つのスマートカード310を備える。少なくとも1つのスマートカード310は、単一のスマートカード310とすることができ、又はUE106が2又はそれ以上のスマートカード310を備えることができる。各スマートカード310を組み込むことができ、例えば、UE106内の回路基板にはんだ結合することができ、又は各スマートカード310を取外し可能スマートカードとして実装することができる。従って、スマートカード310は、1又はそれ以上の取外し可能スマートカード(「SIM」カードと呼ばれることもあるUICCカードなど)とすることができ、及び/又は、スマートカード310は、1又はそれ以上の組み込み式カード(「eSIM」又は「eSIMカード」と呼ばれることもある組み込み式UICC(eUICC)など)とすることができる。一部の実施形態では(スマートカード310がeUICCを含む場合など)、スマートカード310の1又はそれ以上は、組み込み式SIM(eSIM)機能を実装することができ、このような実施形態において、スマートカード310の1つが、複数のSIMアプリケーションを実行することができる。スマートカード310の各々は、プロセッサ及びメモリのような構成要素を含むことができ、SIM/eSIM機能を実行する命令をメモリ内に格納し、プロセッサにより実行することができる。1つの実施形態において、UE106は、必要に応じて取外し可能スマートカード及び固定/取外し不可のスマートカードの組み合せ(eSIM機能を実装する1又はそれ以上のeUICCカードなど)を備えることができる。例えば、UE106は、2つの組み込み式スマートカード310、2つの取外し可能スマートカード310、又は1つの組み込み式スマートカード310と1つの取外し可能スマートカード310の組み合せを備えることができる。様々な他のSIM構成も企図される。
上述のように、1つの実施形態において、UE106は、2又はそれ以上のスマートカード310を備え、各スマートカードがSIM機能を実装する。UE106に2又はそれ以上のSIMスマートカード310を含めることで、UE106は、2つの異なる電話番号をサポートすることができ、UE106が、対応する2又はそれ以上のそれぞれのネットワークで通信可能にすることができる。例えば、第1スマートカード310は、LTEのような第1のRATをサポートするためのSIM機能を備えることができ、第2スマートカード310は、GSMのような第2のRATをサポートするためのSIM機能を備えることができる。勿論、他の実施構成及びRATも実施可能である。UE106が2つのスマートカード310を備える場合、UE106は、デュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA)機能をサポートすることができる。DSDA機能は、UE106が2つのネットワークに(2つの異なるRATを使用して)同時に同じ時間に接続できるようにする。DSDA機能はまた、UE106が何れかの電話番号で音声通話又はデータトラフィックを同時に受信できるようにする。別の実施形態において、UE106は、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)機能をサポートする。DSDS機能は、UE106において2つのスマートカード310の何れかを音声通話及び/又はデータ接続を待機するスタンバイ状態にできるようにする。DSDSにおいて、通話/データが一方のSIM310で確立された時には、他方のSIM310はもはやアクティブではない。1つの実施形態において、DSDx機能(DSDA又はDSDS機能の何れか)は、異なるキャリア及び/又はRAT用の複数のSIMアプリケーションを実行する1つのスマートカード(eUICCなど)によって実施することができる。
上述のように、UE106は、複数の無線アクセス技術(RAT)を使用して無線通信するよう構成することができる。上述のように、このような事例では、セルラー通信回路(無線機)430は、単一のRATに従って排他的に使用されるよう構成された複数のRAT及び/又は無線構成要素間で共有される無線構成要素を含むことができる。UE106が少なくとも2つのアンテナを備える場合、アンテナ435及び436は、MIMO(マルチ入力マルチ出力)通信を実施するよう構成することができる。
本明細書で説明するように、UE106は、本明細書に説明したような2又はそれ以上のRATを使用して通信するための特徴要素を実装するハードウェア及びソフトウェア構成要素を含むことができる。UEデバイス106のプロセッサ402は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)上に記憶されたプログラム命令を実行することによって、本明細書で説明した特徴要素の一部又は全てを実装するよう構成することができる。代替として(又はこれに加えて)、プロセッサ402は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)のようなプログラマブルハードウェア要素として、又はASIC(特定用途向け集積回路)として構成することができる。代替として(又はこれに加えて)、UEデバイス106のプロセッサ402は、他の構成要素400、404、406、410、420、430、435、440、450、460の1又はそれ以上と共に、本明細書で説明した特徴要素の一部又は全てを実装するように構成することができる。
図5A及び5B−UE送信/受信論理
図5Aは1つの実施形態によるUE106の一部を示す。図示のように、UE106は、UE106において制御アルゴリズムを実施するための制御コードを記憶し実行するよう構成された制御回路42を備えることができる。制御回路42は、記憶及び処理回路28(例えば、マイクロプロセッサ、メモリ回路、その他)を含むことができ、また、ベースバンドプロセッサ集積回路58を含むことができる。ベースバンドプロセッサ58は、無線回路34の一部を形成することができ、メモリ及び処理回路を含むことができる(すなわち、ベースバンドプロセッサ58は、UE106の記憶及び処理回路の一部を形成すると考えられる)。ベースバンドプロセッサ58は、とりわけ、GSM論理72及びLTE論理74のような種々の異なるRATを処理するソフトウェア及び/又は論理を備えることができる。
ベースバンドプロセッサ58は、経路48を介してデータを記憶及び処理回路28(例えば、マイクロプロセッサ、不揮発性メモリ、揮発性メモリ、他の制御回路、その他)に提供することができる。経路48上のデータは、セルラー通信データ、受信信号の無線(アンテナ)性能指標、チューンアウェイ動作に関する情報、ページング動作に関する情報、その他のような、UEセルラー通信及び動作に関連した未加工及び処理済みデータを含むことができる。この情報は、記憶及び処理回路28及び/又はプロセッサ58によって分析することができ、これに応答して、記憶及び処理回路28(又は、必要に応じてベースバンドプロセッサ58)が、無線回路34を制御する制御コマンドを送出することができる。例えば、記憶及び処理回路28が、経路52及び経路50上に制御コマンドを送出することができ、及び/又はベースバンドプロセッサ58が経路46及び経路51上にコマンドを送出することができる。
無線回路34は、無線周波数送受信機回路60及び無線周波数フロントエンド回路62のような無線周波数送受信機回路を含むことができる。無線周波数送受信機回路60は、1又はそれ以上の無線周波数送受信機を含むことができる。図示の実施形態において、無線周波数送受信機回路60は、送受信機(TX)チェーン59、受信機(RX)チェーン61及びRXチェーン63を備える。上述のように、2つのRXチェーン61及び63は、一次RXチェーン61及びダイバーシティRXチェーン63とすることができる。2つのRXチェーン61及び63は、同じ局部発振器(LO)に接続することができ、従ってMIMO動作のために同じ周波数で共に動作することができる。上記のことから、TXチェーン59及び2つのRXチェーン61及び63は、他の必要な回路と合わせて単一の無線機とみなすことができる。当然ながら、他の実施形態も企図される。例えば、無線周波数送受信機回路60は、1つのTXチェーンと1つのRXチェーンだけ、すなわち、単一の無線機の実施形態を備えることができる。従って、用語「無線機」とは、通常の許容される広範囲の意味を有するように定義することができ、例えば、同じLOに接続された単一のTXチェーン及び単一のRXチェーン、又は単一のTXチェーンと2つ(又はそれ以上の)RXチェーンの何れかを含む、無線機において一般的に見出される回路を備える。無線機という用語は、上述した送信及び受信チェーンを包含することができ、また、無線通信の実行に関連した無線周波数回路(例えば、送信及び受信チェーン)に結合されるデジタル信号処理装置を含むことができる。1つの実施例として、送信チェーンは、増幅器、ミキサ、フィルタ、及びデジタルアナログ変換器のような構成要素を含むことができる。同様に、受信チェーンは、例えば、増幅器、ミキサ、フィルタ、及びアナログ−デジタルコンバータのような構成要素を含むことができる。上述のように、複数の受信チェーンは、LOを共有することができるが、他の実施形態においては、それぞれ固有のLOを備えることができる。無線通信回路は、例えば、UEの1又はそれ以上の無線機(送信/受信チェーン及び/又はデジタル信号処理装置)、ベースバンドプロセッサ、その他を含む、構成要素の大きなセットを包含することができる。「セルラー無線通信回路」という用語は、例えば、Bluetoothのような本質的にセルラーではない他のプロトコルとは対照的に、セルラー通信を実行するための様々な回路を含む。本明細書で説明した本発明の特定の実施形態は、単一の無線機(すなわち、単一のTXチェーン及び単一のRXチェーンを備えた無線機、又は2つのRXチェーンが同じLOに接続された単一のTXチェーン及び2つのRXチェーンを備えた無線機)が複数のRATをサポートする場合に性能を向上させるよう動作することができる。
図5Bに示すように、無線周波数送受信機回路60はまた、2又はそれ以上のTXチェーン及び2又はそれ以上のRXチェーンを備えることができる。例えば、図5Bは、TXチェーン59及びRXチェーン61を有する第1の無線機57と、第1TXチェーン65及び第2TXチェーン67を有する第2の無線機63とを備えた実施形態を示す。追加のTX/RX受信チェーンを図5Aの実施形態に含めた、すなわち、図示の1つのTXチェーン59及び2つのRXチェーン61及び63に加えた実施形態も企図される。複数のTX及びRXチェーンを有するこれらの実施形態において、1つの無線機だけが現在アクティブであり、例えば、第2の無線機が節電のためターンオフされている時には、本明細書で説明する本発明の特定の実施形態は、複数のRATをサポートする場合の単一のアクティブ無線の性能を向上させるように動作することができる。
ベースバンドプロセッサ58は、記憶及び処理回路28から送信されることになるデジタルデータを受信することができ、経路46及び無線周波数送受信機回路60を使用して対応する無線周波数信号を送信することができる。無線周波数フロントエンド62は、無線周波数送受信機60とアンテナ40の間に結合することができ、無線周波数送受信機回路60により生成された無線周波数信号をアンテナ40に送るのに用いることができる。無線周波数フロントエンド62は、無線周波数スイッチ、インピーダンスマッチング回路、フィルタ、及びアンテナ40と無線周波数送受信機60との間のインタフェースを形成するための他の回路を含むことができる。
アンテナ40により受信された着信無線周波数信号は、無線周波数フロントエンド62、経路54及び56のような経路、無線周波数送受信機60における受信機回路、及び経路46のような経路を介してベースバンドプロセッサ58に提供することができる。経路54は、例えば、送受信機57に関連した信号を処理する際に用いることができ、経路56は、送受信機63に関連した信号を処理する際に用いることができる。ベースバンドプロセッサ58は、受信した信号をデジタルデータに変換することができ、このデータは記憶及び処理回路28に提供される。ベースバンドプロセッサ58はまた、送受信機が現在同調されているチャネルの信号品質を示す情報を受信した信号から抽出することができる。例えば、ベースバンドプロセッサ58及び/又は制御回路42における他の回路は、受信した信号を分析して、ビット誤り率測定値、着信無線信号に関連した電力量の測定値、信号強度(RSSI)情報、受信信号コードパワー(RSCP)情報、参照シンボル受信電力(RSRP)情報、信号対妨害比(SINR)情報、信号対雑音比(SNR)情報、Ec/Io又はEc/Noデータのような信号品質データに基づくチャネル品質測定値、その他などの様々な測定値を生成することができる。
無線周波数フロントエンド62は、スイッチング回路を含むことができる。このスイッチング回路は、制御回路42から受信した制御信号(例えば、記憶及び処理回路28から経路50を介した制御信号及び/又はベースバンドプロセッサ58から経路51を介した制御信号)によって構成することができる。スイッチング回路は、TX及びRXチェーンをアンテナ40A及び40Bに接続するのに使用されるスイッチ(スイッチ回路)を含むことができる。無線周波数送受信機回路60は、記憶及び処理回路から経路52を通じて受信された制御信号及び/又はベースバンドプロセッサ58から経路46を通じて受信された制御信号によって構成することができる。
使用されるアンテナの数は、UE106の動作モードに応じて変えることができる。例えば、図5Aに示すように、通常のLTE動作において、アンテナ40A及び40Bは、それぞれの受信機61及び63と共に使用して、MIMO動作などのための受信ダイバーシティ方式を実施することができる。この種類の構成によって、ベースバンドプロセッサ58を使用して2つのLTEデータストリームを同時に受信及び処理することができる。着信GSMページ用のGSMページングチャネルをモニタすることが要求される場合、GSMページングチャネル信号を受信する際にアンテナの一方又は双方を一時的に使用することができる。
制御回路42を使用して、1つよりも多い無線アクセス技術を処理するソフトウェアを実行することができる。例えば、ベースバンドプロセッサ58は、GSMプロトコルスタック72及びLTEプロトコルスタック74のような複数のプロトコルスタックを実施するためのメモリ及び制御回路を含むことができる。従って、プロトコルスタック72は、GSM(一例として)のような第1無線アクセス技術に関連付けることができ、プロトコルスタック74は、LTE(一例として)のような第2無線アクセス技術に関連付けることができる。動作中、UE106は、GSMプロトコルスタック72を使用してGSM機能を処理することができ、LTEプロトコルスタック74を使用してLTE機能を処理することができる。必要に応じて、UE106において追加のプロトコルスタック、追加の送受信機、追加のアンテナ40、及び他の追加のハードウェア及び/又はソフトウェアを使用することができる。図5A及び5Bの構成は単なる例証に過ぎない。1つの実施形態において、プロトコルスタックの一方又は双方は、以下のフローチャートに記載される方法を実施するよう構成することができる。
図5A(又は5B)の1つの実施形態において、LTE及びGSMトラフィックの双方をサポートするためにベースバンドプロセッサ58及び無線送受信機回路60が使用される構成を使用して、図5A(又は5B)の無線回路を実装することにより、UE106のコスト及び複雑さを最小限にすることができる。
GSM無線アクセス技術は、一般に、音声トラフィックを伝送するのに使用することができ、LTE無線アクセス技術は、一般に、データトラフィックを伝送するのに使用することができる。GSM音声通話がLTEデータトラフィックに起因して確実に中断されないようにするために、GSM動作は、LTE動作よりも優先権させることができる。着信ページング信号用のGSMページングチャネルを監視するなどの動作がLTE動作を不必要に中断しないように確実にするために、制御回路42は、可能であれば、無線資源がLTE機能とGSM機能の間で共有されるようにUE106の無線回路を構成することができる。
ユーザが着信GSM呼出しを行う時には、GSMネットワークは、基地局102を使用してGSMページングチャネル上でページング信号(ページと呼ばれることもある)をUE106に送信することができる。UE106が、着信ページを検出すると、UE106は、着信GSM呼出しをセットアップして受信するために好適な動作(呼出し設定手順など)を行うことができる。ページは、通常、ネットワークによって固定間隔で複数回送信され、UE106のようなデバイスがページを成功裏に受信する複数の機会が持てるようにする。
適正なGSMページの受信には、UE106の無線回路が、チューンアウェイ動作と呼ばれるGSMページングチャネルに周期的に同調されることが必要とすることができる。送受信機回路60がGSMページングチャネルに同調できなかった場合、又はベースバンドプロセッサ58におけるGSMプロトコルスタック72が着信ページのページングチャネルを監視できなかった場合には、GSMページは得られないことになる。他方、GSMページングチャネルの過剰な監視は、アクティブLTEデータセッションに悪影響を与える可能性がある。本発明の実施形態は、以下に説明するように、チューンアウェイ動作を処理するための改良された方法を含むことができる。
幾つかの実施形態において、UE106の電力を節約するために、GSM及びLTEプロトコルスタック72及び74がアイドルモード動作をサポートすることができる。また、プロトコルスタック72及び74の一方又は双方は、不連続受信(DRX)モード及び/又は接続不連続受信(CDRX)モードをサポートすることができる。DRXモードとは、受信されるべきデータ(又は音声)が存在しない時にUE回路の少なくとも一部分の電源を切るモードのことを指す。UE106は、DRX及びCRDXモードで基地局102と同期し、指定時間又は間隔でウェイクアップしてネットワークをリッスンする。DRXは、UMTS、LTE(ロング・ターム・エボリューション)、WiMAX、その他のような複数の無線規格に含まれる。「アイドルモード」、「DRX」及び「CDRX」という用語は、少なくとも通常の意味の最大限の範囲を明示的に含むものとし、将来の規格の類似の種類のモードを包含するものとする。
同期ビーコン検出
上述のように、UEは、単一の無線機(例えば、単一の送信チェーン及び単一の受信チェーンを有するが、単一の送信チェーン及び二重の受信チェーンも想定される)を使用して、2つの異なるRATを使用した通信を行うことができる。例えば、UEは、単一の無線機を使用して、第1のRATを使用した通信を行うことができ、また、ページ復号、測定、同期、その他のような第2のRATに対する様々な動作を実行するために周期的にチューンアウェイを行うことができる。この実施例では、UEは、一度に1つのRATを使用してしか通信できないが、同じ無線機を使用して双方のRATへの接続を維持するものとみなすことができる。無線機は、UEのための単一のセルラー無線機にすることができ、又は複数のセルラー無線機の1つとすることができる点に留意されたい。複数の無線機の実施形態において、セルラー無線の1つは、第1のRAT及び第2のRATの時間共有のために使用することができる。加えて、UEは、必要に応じて、デュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA)及び/又はデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)を実施することができる。
1つの実施形態において、第1のRATはLTEとすることができ、第2のRATはGSMとすることができるが、RATの他の組み合せも想起される。場合によっては、第2のRATのための(例えば、第2のRATの現在の基地局の近傍基地局のための)同期を実行するために、周期的にチューンアウェイすることは、一般的なことである。以下では、第1のRATをLTEと記載し、第2のRATをGSMと記載することができるが、これらの記載の何れも必要に応じて他のRATに適用することができる。
CDMA2000 1xと比べて、GSMのSRLTEは、大きく相違する可能性がある。例えば、GSMチューンアウェイ(例えば、ページ復号のため)は、5.21秒当たりに1回である1xチューンアウェイよりも10倍高周波数(例えば、470ms当たり少なくとも1回)とすることができる。加えて、多くの場合、各GSMチューンアウェイの持続時間は非常に短く、例えば10−20ミリ秒とすることができ、多くの場合、1xチューンアウェイの持続時間は90−100ミリ秒とすることができる。
しかしながら、GSMのための同期手順に長い時間が必要となる状況が存在する場合があり、これにより、LTEネットワークがディープフェージング事象としてGSMへの無線機のチューンアウェイが中断されて、符号化及び変調方式及び/又は資源ブロック割り当てを低減する可能性があるので、LTEスループットが低下する恐れがある。1つの実施例として、GSMカバレージが十分ではないエリア、又は多くのGSMセルが(例えば一般的な都市エリアに)クラスタ化されているエリアにおいて、多くの新しい又は失われたGSMセルを探索するためのGSMトーン検出は、完了させるのに長い時間を要する可能性がある。例えば、GSMセルを検出するために、UEは、少なくとも10GSMフレーム(総計46ms)の無線周波数信号を連続して受信して、その10フレームの中のFCCHスロット又はバーストの位置を探索する必要がある。加えて、通常は、FCCHスロットの検出ミスを防ぐために、複数(例えば2又は3)の10GSMフレームが必要である。しかしながら、上述のように、この時間期間でのLTEからのチューンアウェイは、LTEとGSM双方のために無線機を使用する際にLTEの重大なスループット問題が生じる可能性がある。例えば、喪失LTEフレームの大きなクラスタが連続して又は短い時間期間にわたって発生する場合、LTEネットワークは、認可/MCS割り当てを急激に調整する可能性がある。
従って、これらの問題の一部は、GSMトーン検出を長い時間期間にわたって長いチューンアウェイから複数の短いチューンアウェイに分散することによって、解決することができる。例えば、トーン検出を分散することによって、LTEネットワークは、連続ディープフェージングよりも長い時間にわたって複数の迅速フェージングを観測することができ、より低い平均ブロック誤り率(BLER)を結果として生じることができる。この低いBLERは、LTEの迅速認可又はMCS降下の発生を防ぐことができる。
1つの実施形態において、低いGSM受信信号強度インジケータ(RSSI)(例えば、−90dBmより低いかこれに等しい)に対して、第1の10GSMフレーム期間を連続してサンプリングすることができ、このサンプルに関してFCCHトーン検出を実行し、次いで、第2及び第3番目の10GSMフレーム期間において再確認することができる。しかしながら、確認するために、UEは、5つの10GSMフレーム期間のセット内の各10GSMフレーム期間から異なる10ms長サンプルを読み取ることができる。次いで、10ミリ秒サンプルのこれらの4つの要素を結合して、1つの50ミリ秒サンプルを形成することができ、これは、例えば単一の10GSM期間としてトーン検出のために使用することができる。
より高いGSM RSSIでは、必要に応じて、第1の10GSMフレーム期間サンプルを複数の10GSMフレーム期間にわたって読み取ることができる。
加えて、トーン検出をパイプラインすることができる。例えば、上記から10msサンプルに続いて、各利用可能な受信10msサンプルに対してトーン検出を実行することができ、次の10ミリ秒サンプルが受信又はサンプルされる。従って、全てのサンプルが収集されると、10ミリ秒サンプルに対して既に実行されたトーン検出の迅速確認として最終トーン検出を使用することができる。
これらの実施形態に従って、この状況に対するLTEスループットの劇的な改良が起こり、例えば、40〜50%から20%を下回るように劣化を低減することができる。
図6−断続的な同期ビーコン検出
図6は、断続的な同期ビーコン検出を実行するための方法を示すフローチャートである。この方法は、第1のRAT及び第2のRAT(例えば、LTE及びGSM、但し、RATの他の組み合せも想起される)の双方に第1の無線機を使用するUEデバイス(UE106など)によって実行することができる。図6に示した方法は、他のデバイスの中でも、上記の図に示されたシステム又はデバイスの何れかと共に使用することができる。様々な実施形態において、図示された方法の要素の一部は、同時に又は図示とは異なる順序で実行することができ、或いは、省くことができる。また、必要に応じて追加の方法要素も実行できる点に留意されたい。本方法は以下のように実行することができる。
図示のように、602において、UEは、第1の無線機を用いる第1のRATを使用して通信することができる。例えば、UEは、第1のRATを使用してデータ通信を実行することができ、又はより一般的には、現在は第1の無線機は第1のRAT通信のために使用することができる。
604において、UEは、例えば第2のRATの近傍の基地局との同期を実行する要求を受信することができる。同期を実行するために、UEは、同期ビーコン検出(例えば、GSMのFCCHバーストを検出するようなトーン検出)を実行することができる。上述のように、同期ビーコンは、周期的に繰返し送信することができる。例えば、同期ビーコンは、各繰り返される時間長又は時間期間(GSMの実施形態では10GSMフレーム毎など、図6に関して「第1の時間期間」又は「第1の時間長」と呼ばれる)の間に一度送信することができる。
606において、UEは、連続送信にわたって第1の時間期間の異なる小部分において同期ビーコンの探索を繰返し実行することができる。より具体的には、UEは、第1の時間期間にわたって同期ビーコンを探索することができるが、第1の時間期間の単一のインスタンスを探索することが必要である訳ではない(換言すると、探索は、複数の第1の時間期間にわたって行うことができる)。特定の実施例として、UEは、時間期間の複数のインスタンスにわたって時間期間全体が探索されるまで、時間期間の第1インスタンスにおける第1の時間期間の第1のnフレーム、時間期間の第2インスタンスにおける第2のnフレームなどを探索することができる。
図7は、同期ビーコンの連続的検出と断続的検出の違いを示す例示的なタイミング図を示す。詳細には、700は同期ビーコンの連続的検出を示す。この事例では、UEは、第1の10フレームにわたって同期ビーコン検出を実行することができる(例えば、GSMの実施形態に対応する)。図示のように、FCCHビーコンは、10フレーム毎(例えば、上述した例示的な第1の時間期間)に10フレームのうちの第6フレームと第8フレームとの間に送信することができる。対照的に、750は例示的な断続的検出を示す。この実施例では、UEは、各10フレームのうちの1つのフレームだけにサンプリング又は測定を実行して、これらのサンプルを互いに結合して同期ビーコン検出を実行することができる。この実施例では、UEは、第1の10フレームの第1フレーム、第2の10フレームの第2フレーム、第3の10フレームの第3フレーム、その他をサンプリングして、「つなぎ合わせの」10フレーム期間を生成するようにし、これを同期ビーコン検出(この場合、FCCHビーコンの検出)に使用することができる。別の実施例として、図7に示した単一フレームの代わりに、複数のフレームにわたることができる10ミリ秒サンプリングを実行することができる。一般に、要求されるあらゆるサンプリングを使用することができ、図7に記載し例証したサンプリングは例示的なものに過ぎない。
1つの実施形態において、同期ビーコン検出はパイプラインすることができ、例えば、第1の時間期間の一部分のサンプリング及び次のサンプルを実行する前に当該サンプルの同期ビーコン検出の実行を含むことができる(但し、2サンプル前に受信されたサンプルに対する検出の実行のような他の遅延もあり得る)。この実施形態において、第1の時間期間全体をサンプルする必要もなく、同期ビーコンを検出することが可能になる。1つの実施形態において、同期ビーコンが検出されると、探索を終了することができる。
幾つかの実施形態において、同期ビーコンが検出されると、同期ビーコンの確認を実行することができる。例えば、第1の時間期間後に1回又はそれ以上の回数で同期ビーコンの位置をサンプリングし、同期ビーコンを確認することができる。代替として、又はこれに加えて、第1の時間期間の複数のインスタンス(例えば、GSMにおける10フレームなどの1つよりも多い第1の時間期間の時間量を結合する)にわたって探索を簡単に確認又は実行することができる。
1つの実施形態において、本方法は、連続的及び断続的検出の双方を使用することができる。例えば、初期連続的検出を実行した後、同期ビーコンの確認のための断続的検出を実行することができる。特定の実施例として、GSMでは、10フレームを最初に連続してサンプリングして、その後、サンプルした10フレーム内の同期ビーコンを検出することができる。この検出後、同期ビーコンの確認は、2つの追加の10フレーム期間において断続的に(例えば、各サンプルされた10フレーム期間が複数の10フレーム期間から形成された場合)実行することができる。代替として、又はこれに加えて、UEは、10フレーム期間全体にわたって断続的検出を実行するのではなく、検出した同期ビーコンの位置に対応する10フレーム期間の特定のフレームをサンプリングすることにより、確認を簡単に実行することができる。
1つの実施形態において、この連続的検出及びそれに続く断続的検出は、第2のRATのチャネル品質インジケータ(例えば、他のインジケータの中でもRSSIのような信号品質インジケータ)が閾値を下回る時に実行することができる。チャネル品質インジケータが閾値を上回る時には、連続的検出を使用することなく、例えば、初期検出及び確認の双方において全体にわたって断続的検出を実行することができる。1つの実施形態において、閾値は、約−90dBmのRSSI値とすることができる。例えば、この近似値は、必要に応じて+/−10dBmから−90dBmに及ぶことができる。
断続的検出の間、UEは、第1のRATのための第1の無線機(例えばデータ通信のため)の使用と、第2のRATのための同期ビーコン探索(及びページ検出のような潜在的な他のアクティビティ)を実行するための第1の無線機の使用とを交互にすることができる。結果として、UEは、第2のRATにおいて連続同期ビーコン検出を実行するための長期チューンアウェイに起因した第1のRATのディープフェージング状態を防ぐことができ、これにより第1のRATの大きなスループット損失を避けることができる。
第2のRATにおける第1のRATの周波数誤り推定値の使用
上述のように、UEは、単一の無線機(例えば、単一の送信チェーン及び単一の受信チェーンを有する)を使用して、2つの異なるRATを使用した通信を行うことができる。例えば、UEは、第1の無線機を使って第1のRATを使用した通信をすることができ、ページ復号、測定、同期、その他のような第2のRATのための様々な動作を実行するために周期的にチューンアウェイすることができる。この実施例では、UEは、一度に1つのRATを使用する通信しかできないが、同じ無線機を使用して双方のRATへの接続を維持するものとみなすことができる。無線機は、UEのための単一のセルラー無線機とすることができ、又は複数のセルラー無線機のうちの1つとすることができる点に留意されたい。複数の無線機の実施形態において、セルラー無線の1つは、第1のRATと第2のRATのタイムシェアリングとして使用することができる。加えて、UEは、必要に応じてデュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA)及び/又はデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)を実装することができる。
1つの実施形態において、第1のRATはLTEとすることができ、第2のRATはGSMとすることができるが、RATの他の組み合せも想起される。場合によっては、第2のRATの(例えば、第2のRATの現在の基地局の近傍の基地局の)同期を実行するために周期的にチューンアウェイすることは一般的とすることができる。
以下では、第1のRATはLTEとして記載され、第2のRATはGSMとして記載することができるが、必要に応じて、これらの説明の何れかを他のRATに適用してもよい。LTE DRXサイクルは、約1.28秒とすることができる。加えて、GSM DRXサイクルは、470ミリ秒毎に発生させることができる。GSM周波数誤り推定(FEE)は一般に、200〜500msを要し、GSM DRXスリープ及びウェイクアップの複数のサイクル後に実行することができる。FEEは一般に、GSMのスリープ時に使用される水晶発振器(例えば、GSMに関連したソフトウェアスタック、GSMに関連した無線周波数回路、及び/又はUEの他の部分)からの周波数誤りが存在する理由から実行される。ウェイクアップ時、周波数誤りが閾値よりも高く訂正されていない場合、GSM TX/RXは、間違った周波数にバイアスされることになり、ネットワークがUEの送信を復号することができない場合がある。同様に、UEは、ネットワークの応答を復号することができない可能性がある。GSM FEEが頻繁ではない(例えば、通常は10〜50s当たりに一度行われる)としても、一度行われると、GSM FEEは、GSM−SRLTE又はDSDS/DSDAのLTE性能に大きな影響を与える可能性がある。詳細には、LTEからのこの極めて長いチューンアウェイが、LTEスループット性能を劇的に低下させる可能性がある。
従って、GSM及びLTEの双方が同じ無線を介して使用される場合には、特にLTEに対してGSM FEEが実行される回数を低減することで、この性能を改善することができる。以下の実施形態は、GSM FEEの周波数又は発生を低減するのに有益とすることができる。
GSMによるSRLTEにおいて、LTE及びGSMは同じ無線周波数回路(又は無線周波数回路の少なくとも一部分)を時分割するので、LTE及びGSMはまた、スリープの間に同じ水晶発振器を使用することができる。加えて、LTEはまた、LTEスリープ及びウェイクアップの複数サイクル後にFEEを実行する。従って、LTEがアクティブである時には、GSMがスリープ及びウェイクアップの複数のサイクルを有していても、GSMがFEE自体を行う必要はなく、代替として、GSMは、LTEのFEE結果を直接使用することができる(又は、LTEからのFEEの効果はまた、GSMにFEEを実行する必要性に対処することができる)。例えば、これらの実施形態において、FEEがLTEに対して実行されると、LTE FEEはGSM FEEに使用できるので、GSM FEEの実行に関連するタイマをリセットすることができる。
しかしながら、LTE(例えば、LTEに関連したソフトウェアスタック、LTEに関連した無線周波数回路、及び/又はUEの他の部分)がスリープしている場合、及びGSMが最後のFEE及びスリープ以降にFEEを実行しなかった限度時間に達しているGSM FEEタイマが終了した場合には、GSMがFEEを実行することができる。
上記の実施形態は、GSM FEEの発生をLTEがスリープしている時に限定することができ、この結果、LTEスループット性能に対するFEEの長期チューンアウェイの影響をほとんど排除することができる。従って、上記の実施形態は、LTEがCDRXスリープからウェイクアップした時のアクセス遅延にまで劣化を抑制することができる。
図8−第2のRATのための第1のRATの周波数誤り推定値の使用
図8は、第2のRATのための第1のRATの周波数誤り推定値を使用する方法を示すフローチャートである。図8の方法は、第1のRAT及び第2のRAT(例えば、LTE及びGSMであるが、RATの他の組み合せも想起される)の双方に対して第1の無線機を使用するUEデバイス(UE106など)によって実行することができる。図8に示す方法は、他のデバイスの中でも、上記の図に示したシステム又は他のデバイスの何れかと共に使用することができる。様々な実施形態において、図示の方法要素の一部は、並行して実行し、又は図示以外の異なる順序で実行し、又は省略することができる。また、必要に応じて追加の方法要素を実行できる点に留意されたい。本方法は以下のように実行することができる。
802において、UEは、第1のRATに従って第1の無線機を動作することができる。例えば、第1のRATに関連するソフトウェアスタックは、第1のRATを使用した通信を実行する際に第1の無線機を周期的に使用することができる。第1のRATが動作を実行しているか又はスリープ状態であるという言及は、この第1のRATソフトウェアスタックがこの動作を実行するために実施されること、又は休止状態であることを意味することができる。
804において、UEは、第2のRATに従って第1の無線機を動作することができる。例えば、上記と同様に、第2のRATに関連するソフトウェアスタックは、第2のRATを使用した通信を実行する際に第1の無線機を周期的に使用することができる。第1のRATが動作を実行しているか又はスリープ状態であるという言及は、この第2ソフトウェアスタックがこの動作を実行するために実施されること、又は休止状態であることを意味することができる。
第1のRATに従って動作している間、第1の無線機は、より高い周波数(又は周期性)のスリープ及びウェイクアップサイクルを有する可能性がある第2のRATに従って動作する場合よりも低い周波数(又は周期性)のスリープ及びウェイクアップサイクルを有することができる。例えば、第1のRATは、1.28秒持続するサイクル(例えば、DRXサイクル)を有することができ、第2のRATは、470ミリ秒持続するサイクル(例えば、DRXサイクル)を有することができる。加えて、第1の無線機は、第1のRAT及び第2のRATの双方に従って動作する第1クロックを使用することができる。例えば、第1クロックは、第1のRATのスリープサイクルの間に使用することができ、また、第2のRATのスリープサイクルの間にも使用することができる。第1クロックは、UEの発振器(水晶発振器など)に基づいて動作することができる。
第1のRAT及び第2のRAT双方に対して周期的に周波数誤り推定(FEE)を実行し、例えば、スリープからウェイクした時に、第1のRAT及び/又は第2のRATを使用して通信するために第1クロックが適切な許容範囲内に確実にあるようにすることができる。しかしながら、第1クロックは第1のRATと第2のRATの間で共有されているので、双方のRATに対してFEEを実行する必要もなく、RATの一方のFEEの結果を他方のRATに使用することができる。
従って、第1の無線機が、第1のRAT及び第2のRATの双方に対して使用されている場合には、第1のRATのFEEにより、第2のRATは、第2のRATのFEEの実行をスキップできるようになる。例えば、第1のRATをLTEとすることができ、第2のRATをGSMとすることができる。1つの実施形態において、FEEは、動作中に第1のRAT(この例ではLTE)に対して実行することができる(例えば、このFEEは、第1のRATのFEEタイマに従ってなど、周期的に実行することができる)。例えば、第1のRATについてFEEは、第1のRATに関連する複数のスリープ及びウェイクアップサイクル、例えば所定サイクル数の後に実行することができる。
この期間の間、第1の無線機は、第1のRATと第2のRATの双方に使用することができる。第2のRATはまた、例えばその固有のFEEタイマに従って第2のRATに対するFEEを周期的に実行するよう構成することができる。例えば、第2のRATに対してFEEを何時実行できるかを示すためにタイマを使用することができる。しかしながら、第1のRATに対するFEEが実行される場合には、例えばFEEの結果が第1クロックを調整でき、又は必要に応じて第1クロック又は別のクロックを調整するために第2のRATによって使用することができるので、もはや第2のRATに対するFEEを実行する必要性は必須ではない。例えば、1つの実施形態において、第1のRATのFEEに基づいて第1クロックを調整することで、第2のRATに対するFEE及び第1クロック調整を実行する必要性を解消することができる。1つの実施形態において、第2のRATに対するタイマは、第1のRATに対するFEEを実行する時に単にリセットすることができる。代替として、第1のRATのFEEから求められた何らかの測定値又は調整値は、第2のRATに対して新しいFEEを実行する必要もなく、第2のRATの測定値又は調整値として使用することができる。更に、第1及び第2のRATに別々のクロックが使用される場合、例えば、これらが同じ発振器に基づく場合には、第1のRATのFEEを使用して、第2のRATのクロックを調整することができる。従って、この実施形態において、第1のRATのFEEの結果は、第2のRATのために別のFEEを実行することなく、第2のRATに使用することができ、これにより、第2のRATのFEEを実行する目的で第1のRATから第2のRATへの第1の無線機のチューンアウェイを有意に低減又は排除することができ、第1のRATのスループットの低下を低減することができる。
従って、806において、第1のRATに対するFEEを実行することができ、これに応じて、上述のように第2のRATに対するFEEを排除することができる。
その後、808において、第2のRATに対するFEEを実行することができる。1つの実施形態において、第2のRATに対するFEEは、第1のRATがスリープ状態である状況、又は第1のRATが最近使用されておらず、第1のRATに対するFEEが十分に新しくない状況で実行することができる。例えば、第1のRATがスリープ状態であり第2のRATに対するFEEを実行するタイマが切れている場合には、第2のRATに対するFEEを実行することができる。
例示的な実施形態
以下の番号の付いた段落は、本開示の例示的な実施形態を記載している。
1.UEデバイスを動作させる方法であって、本方法は、第1の無線機アクセス技術(RAT)及び第2のRATに従って動作するよう構成可能な第1の無線機を備えるユーザ装置デバイス(UE)において、第1の無線機上で第1のRATに従って基地局との通信を実行するステップと、第2のRATに対して連続した第1の時間期間に繰返し発生する同期ビーコンを検出するためにチューンアウェイを実行する要求を受信するステップと、要求に応答して、連続した第1の時間期間にわたって該第1の時間期間の異なる小部分で同期ビーコンの探索を繰返し実行するステップと、を含み、当該探索は、同期ビーコンが連続した期間のうちの1つのそれぞれの小部分に位置付けられるまで繰返し実行される。
2.第2のRATのチャネル品質を決定するステップと、チャネル品質を閾値と比較するステップとを更に含む段落1の方法であって、同期ビーコンの探索を繰返し実行する上記ステップが、チャネル品質を閾値の比較に基づいて実行される。
3.閾値が約−90dBmである、段落2の方法。
4.チャネル品質を決定するステップが、第2のRATの受信信号強度インジケータ(RSSI)を決定するステップを含む、段落2の方法。
5.チャネル品質が閾値を下回る時に、上記方法が単一の第1の時間期間における同期ビーコンの探索を実行するステップを含み、単一の第1の期間の同期ビーコンの探索に加えて、連続した第1の時間期間にわたって第1の期間の異なる小部分において同期ビーコンの探索を繰返し実行するステップが実行される、段落2の方法。
6.チャネル品質が閾値を上回る時に、単一の第1の時間期間の同期ビーコンの探索を実行する代わりに、探索を繰返し実行するステップが実行される、段落5の方法。
7.探索を繰返し実行する前記ステップが、第1の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第1の小部分をサンプリングするステップと、第1の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第1の小部分の同期ビーコン検出を実行するステップと、同期ビーコン検出の実行と同時に、第2の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第2の小部分をサンプリングするステップと、を含む、段落1〜6の何れかの方法。
8.前記繰返し実行するステップにより、第1のRATの基地局が、第1の時間期間にわたってUEに対する複数の迅速フェージングインスタンスを観測し、単一の第1の時間期間における同期ビーコン検出の実行ステップよりも低い平均ブロック誤り率(BLER)を結果として生じる、段落1〜7の何れかの方法。
9.前記第1のRATがロング・ターム・エボリューション(LTE)を含み、第2のRATがグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)を含む、段落1〜8の何れかの方法。
10.同期ビーコンが、第2のRATの周波数訂正チャネル(FCCH)のバーストを含む、段落1〜9の何れかの方法。
11.選択的な近傍セル測定を実行するよう構成されたユーザ装置デバイス(UE)であって、ロング・ターム・エボリューション(LTE)及びグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)を使用して通信を実行し、LTE及びGSM双方への接続を維持するよう構成された第1の無線機と、第1の無線機に結合された1又はそれ以上のプロセッサと、を備え、1又はそれ以上のプロセッサ及び第1の無線機が、第1の無線機を使用してLTE基地局とのLTE通信を実行し、LTE基地局とのLTE通信を実行している間に、連続した第1の時間期間にわたって第1の時間期間の異なる小部分においてGSMに対する同期ビーコンの探索を繰返し実行する、よう構成され、探索は、同期ビーコンが連続した期間の1つのそれぞれの小部分に位置付けられるまで繰返し実行され、同期ビーコンの探索の実行が第1の無線機を使用して実行され、同期ビーコンはGSMの基地局によって送信される、ユーザ装置デバイス(UE)。
12.1又はそれ以上のプロセッサが更に、GSMのチャネル品質を決定し、チャネル品質を閾値と比較する、よう構成され、同期ビーコンの探索を繰返し実行することが、チャネル品質と閾値の比較に基づいて実行される、段落11のUE。
13.チャネル品質を決定することが、GSMの基地局の信号強度を決定することを含む、段落12のUE。
14.チャネル品質が閾値を下回る時に、本方法は、単一の第1の時間期間における同期ビーコンの探索を実行するステップを含み、単一の第1の時間期間の同期ビーコンの探索に加えて、連続した第1の時間期間にわたって第1の時間期間の異なる小部分において同期ビーコンの探索を繰返し実行する前記ステップが実行される、段落12のUE。
15.第1の時間期間が10個のGSMフレームを含み、同期ビーコンが周波数訂正チャネル(FCCH)バーストを含む、段落11〜14の何れかのUE。
16.探索を繰返し実行することが、第1の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第1の小部分をサンプリングし、第1の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第1の小部分の同期ビーコン検出を実行し、同期ビーコン検出の実行と同時に、第2の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第2の小部分をサンプリングする、ことを含む、段落11〜15の何れかのUE。
17.UEは、SIM(加入者識別モジュール)機能を実装するよう各々構成された2つのスマートカードを含み、UEは、第1の無線機を使用してDSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)機能を実装するよう構成される、段落11〜16の何れかのUE。
18.ユーザ装置デバイス(UE)による選択的測定を実行するためのプログラム命令を記憶する非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体であって、UEが、第1の無線機アクセス技術(RAT)及び第2のRATを使用して通信するための第1の無線機を備え、プログラム命令が、第1の無線機を使用して第1のRAT基地局との第1のRAT送信を実行し、第2のRAT同期ビーコンを探索するために第2のRATチューンアウェイを実行する要求を受信し、要求に応答して、第1の時間期間にわたって分散される複数の第2のRATチューンアウェイ動作を実行する、ようプロセッサによって実行可能であり、複数の第2のRATチューンアウェイ動作の各々が、第2のRAT同期ビーコンを探索するための標準的な第2のRATチューンアウェイよりも短く、第1の時間期間が、第2のRAT同期ビーコンを探索するための標準的な第2のRATチューンアウェイ動作よりも長い、非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体。
19.第2のRATが、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)を含み、同期ビーコンが周波数訂正チャネル(FCCH)のバーストを含む、請求項18の非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体。
20.同期ビーコンが、nフレーム毎に繰返しブロードキャストされ、複数の第2のRATチューンアウェイ動作を実行することが、nフレームの第1のセットの第1の小部分をサンプリングし、nフレームの第1のセットの第1の小部分の同期ビーコン検出を実行し、同期ビーコン検出の実行と同時に、nフレームの第2のセットの第2の小部分をサンプリングする、ことを含み、第1の小部分が、第2のセットのnフレームの第2の小部分とは異なる第1のセットのnフレームの小部分である、請求項18の非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体。
21.方法は、第1の無線機アクセス技術(RAT)及び第2のRATに従って動作するよう構成可能な第1の無線機を備えるユーザ装置デバイス(UE)において、第1のRATに従ってUEの第1の無線機を低周波数のスリープ及びウェイクアップサイクルを有して動作させるステップと、第2のRATに従って第1の無線機を高周波数のスリープ及びウェイクアップサイクルを有して動作させるステップと、を含み、第1の無線機が、第1のRAT及び第2のRATの各々に対してUEの発振器に基づいて動作する第1クロックを使用し、本方法が更に、無線機が第1のRATに従って動作している時に、第1のRATのスリープ及びウェイクアップの複数のサイクルの後に第1クロックの周波数誤り推定(FEE)を実行して、該FEEに基づいて第1クロックを調整するステップを含み、第1のRATに従って動作する間にFEEを実行して第1クロックを調整するステップが、第2のRATに従って動作する時には、FEEを実行して第1クロックを調整する無線機の周波数を低減するよう動作する。
22.FEE及びクロック調整を実行すべき満了時を示す第2のRAT FFEタイマを動作させるステップを更に含み、第2のRAT FEEタイマは、第1のRATに対する第1クロックのFEEの実行時にリセットされる、段落21の方法。
23.第2のRAT FEEタイマの満了時に第1のRATがスリープ及びウェイクアップサイクルのスリープ部分にある時に、第2のRAT FEEタイマの満了時に第1のRATがスリープ及びウェイクアップサイクルのスリープ部分にあることに応答して、第1クロックのFEEを実行するステップを更に含む、段落22の方法。
24.第1のRATのFEEを使用して、第2のRATに対する第1クロックを調整するステップを更に含む、段落21〜23の何れかの方法。
25.第1の無線機が、第1のRATに関連したスリープサイクルの間に第1のRATに対して第1クロックを使用し、第2のRATに関連したスリープサイクルの間に第2のRATに対して第1クロックを使用する、段落21〜24の何れかの方法。
26.UEがセルラー通信を実行するための単一の無線機のみを備え、第1の無線機が単一の無線機である、段落21〜25の何れかの方法。
27.UEが、SIM(加入者識別モジュール)機能を実装するよう各々が構成された2つのスマートカードを含み、UEは、第1の無線機を使用してDSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)機能を実装するよう構成される、段落21〜26の何れかの方法。
28.第1のRATがロング・ターム・エボリューション(LTE)を含む、段落21〜27の何れかの方法。
29.第2のRATがグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)を含む、段落21〜28の何れかの方法。
30.発振器が水晶発振器を含む、段落21〜29の何れかの方法。
31.選択的な近傍セル測定を実行するよう構成されたユーザ装置デバイス(UE)であって、発振器と、発振器に結合された第1の無線機と、を備え、第1の無線機が、第1の無線機アクセス技術(RAT)及び第2のRATを使用して通信を実行し、第1のRAT及び第2のRATの双方への接続を維持するよう構成され、第1の無線機が、第1のRATと第2のRAT双方に対して上記発振器を使用し、ユーザ装置デバイス(UE)が更に、第1の無線機に結合された1又はそれ以上のプロセッサを備え、該1又はそれ以上のプロセッサ及び第1の無線機が、第1のRATに関連した第1ソフトウェアを使用して第1の無線機を構成し、第2のRATに関連した第2ソフトウェアを使用して第1の無線機を構成するよう構成されており、第1ソフトウェアは、第2ソフトウェアが第2のRATに対して第1の無線機を動作させるよりも第1のRATに対して低周波数のスリープ及びウェイクアップサイクルで第1の無線機を動作させ、無線機が第1ソフトウェアを使用して第1のRATに従って動作するよう構成される時に、第1ソフトウェアが、発振器に基づく第1クロックの周波数誤り推定(FEE)を実行して、該FEEに基づいて第1クロックを調整し、FEEを実行する第1ソフトウェアが、FEEを実行する第2ソフトウェアの周波数を低減するよう動作する。
32.第1の無線機が、第1のRAT及び第2のRAT双方に対して第1クロックを使用し、FEEを実行することが、第1クロックを調整することを含む、段落31のUE。
33.第1の無線機が、第1のRATに関連したスリープサイクルの間に第1クロックを使用し、第1の無線機が、第2のRATに関連したスリープサイクルの間に第1クロックを使用する、段落31−32の何れかのUE。
34.第2ソフトウェアが、FEEを実行すべき満了時を示す第2のRAT FEEタイマを動作させるよう構成され、第2のRAT FEEタイマが、第1のRATに対する第1クロックのFEEの実行時にリセットされる、段落31−33の何れかのUE。
35.第2のRAT FEEタイマの満了時に第1のRATがスリープ及びウェイクアップサイクルのスリープ部分にある時に、第2ソフトウェアは、第1のRATが第2のRAT FEEタイマの満了時にスリープ及びウェイクアップサイクルのスリープ部分にあることに応答してFEEを実行するよう構成される、段落34のUE。
36.第2ソフトウェアは、FEEの結果を使用して第2のRATに対してクロックを調整するよう構成される、段落31−35の何れかのUE。
37.UEがセルラー通信を実行するための単一の無線機のみを備え、第1の無線機が単一の無線機である、段落31−36の何れかのUE。
38.UEが、SIM(加入者識別モジュール)機能を実装するよう各々が構成された2つのスマートカードを含み、UEは、第1の無線機を使用してDSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)機能を実装するよう構成される、段落31−37の何れかのUE。
39.第1のRATがロング・ターム・エボリューション(LTE)を含み、第2のRATがグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)を含む、段落31−38の何れかのUE。
40.ユーザ装置デバイス(UE)によって選択的測定を実行するためのプログラム命令を記憶する非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体であって、上記UEが、第1の無線機アクセス技術(RAT)及び第2のRATを使用して通信するための第1の無線機を備え、上記プログラム命令が、第1のRATに従ってUEの第1の無線機を動作させ、第2のRATに従って第1の無線機を動作させる、ようプロセッサによって実行可能であり、第1の無線機が、第2のRATに従って動作する時よりも第1のRATに従って動作する時に低周波数のスリープ及びウェイクアップサイクルを有し、第1の無線機が、第1のRAT及び第2のRATの各々に対して第1クロックを使用し、上記プログラム命令が更に、無線機が第1のRATに従って動作している時に、第1クロックの周波数誤り推定(FEE)を実行してFEEに基づいて第1クロックを調整するようプロセッサによって実行可能であり、第1のRATに従って動作する時にFEEを実行して第1クロックを調整することが、第2のRATに従って動作する時にFEEを実行して第1クロックを調整する無線機の周波数を低減するよう動作する。
41.UEデバイスを動作させる方法であって、本方法が、第1の無線機アクセス技術(RAT)及び第2のRATに同時をサポートする第1の無線機を備えたUEデバイスにおいて、UEによって、第1の無線機上で第1のRATに従って基地局との送信を実行するステップと、第2のRATに対して連続した第1の時間期間に繰返し発生する同期ビーコンを検出するためにチューンアウェイを実行する要求を受信するステップと、連続した第1の時間期間にわたって異なる小部分における同期ビーコンの探索を繰返し実行するステップと、を含み、当該探索は、同期ビーコンが連続した期間のうちの1つのそれぞれの小部分に位置付けられるまで繰返し実行される。
42.上記繰返し実行するステップにより、LTE基地局が、第1の時間期間にわたって複数の迅速フェージングインスタンスを観測し、より低い平均ブロック誤り率(BLER)を結果として生じる、請求項41の方法。
43.UEデバイスを動作させる方法であって、本方法は、LTEデータ送信及びGSM送信に同時をサポートする、少なくとも1つの送信/受信チェーンを備えたUEデバイスにおいて、UEによって、少なくとも1つの送信/受信チェーン上でLTE基地局とのLTE送信を実行するステップと、GSMセルを探索するためにGSMチューンアウェイを実行する要求を受信するステップと、第1の時間期間にわたって分散される複数のGSMチューンアウェイ動作を実行するステップと、を含み、複数のGSMチューンアウェイ動作の各々が、標準的なGSMチューンアウェイ動作よりも短く、第1の時間期間が、標準的なGSMチューンアウェイ動作よりも長く、複数のGSMチューンアウェイ動作を実行する上記ステップにより、LTE基地局が、第1の時間期間にわたって複数の迅速フェージングインスタンスを観測し、平均的な低ブロック誤り率(BLER)を結果として生じるようになる。
44.ユーザ装置(UE)を動作させる方法であって、本方法が、第1の無線機アクセス技術(RAT)に従ってUEの第1の無線機を低周波数のスリープ及びウェイクアップサイクルを有して動作させるステップと、第2のRATに従って第1の無線機を高周波数のスリープ及びウェーブアップサイクルを有して動作させるステップと、を含み、第1の無線機が、第1のRAT及び第2のRATの各々に対してUEの発振器に基づいて動作する第1クロックを使用し、本方法が更に、無線機が第1のRATに従って動作している時に、スリープ及びウェイクアップの複数のサイクルの後に第1クロック信号の周波数誤り推定(FEE)を実行して、当該周波数誤り推定に基づいて第1クロックを調整するステップを含み、FEEを実行して第1クロックを調整する第1のRATに従って動作する無線機が、第2のRATに従って動作する時には周波数誤り推定を実行して第1クロックを調整する無線機の周波数を低下させるよう動作する。
45.UEが、第2のRATに従って第1の無線機を構成するソフトウェアによって周波数誤り推定及びクロック調整を実行すべき満了時を示す第2のRAT FEEタイマを動作させ、第1のRATに従って第1の無線機を構成するソフトウェアが、サイクルのスリープ部分にあり、第2のRAT FEEタイマの満了時である場合に、第2のRAT FEEが実行される、段落44の方法。
46.ユーザ装置(UE)を動作させる方法であって、本方法が、第1の無線機アクセス技術(RAT)に従って低周波数のスリープ及びウェイクアップサイクルを有する第1ソフトウェアによってUEの第1の無線機を構成するステップと、第2のRATに従って高周波数のスリープ及びウェイクアップサイクルを有する第2ソフトウェアによって第1の無線機を構成するステップと、を含み、第1の無線機が、第1のRAT及び第2のRATの各々に対してUEの発振器に基づいて動作する第1クロックを使用し、本方法が更に、無線機が第1ソフトウェアに従って構成され且つ第1のRATに従って動作している時には、スリープ及びウェイクアップの複数のサイクルの後に、第1ソフトウェアが、第1クロック信号の周波数誤り推定(FEE)を実行して、当該周波数誤り推定に基づいて第1クロックを調整し、周波数誤り推定を実行して第1クロックを調整する第1ソフトウェアが、無線機が第2のRATに従って動作している時には、周波数誤り推定を実行して第1クロックを調整する第2ソフトウェアの周波数を低減するよう動作する。
47.UEが、SIM(加入者識別モジュール)機能を各々が実装する2つのスマートカードを含み、UEは、DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)機能を実装する、1から46までの請求項の何れかの方法。
48.本明細書の詳細な説明に実質的に記載された何れかの動作又は何れかの動作の組み合せを含む方法。
49.図1から図8の各々又は何れかの組み合せを参照し、又は詳細な説明の段落の各々又は段落の何れかの組み合せを参照して本明細書で実質的に記載された方法。
50.本明細書の詳細な説明において実質的に記載された何れかの動作又は動作の何れかの組み合せを実行するよう構成された無線デバイス。
51.本明細書の詳細な説明において記載された無線デバイスに含まれる何れかの構成要素又は何れかの構成要素の組み合せを含む無線デバイス。
52.実行された時に本明細書の詳細な説明に実質的に記載された何れか動作又は何れかの動作の組み合せを実行させるようにする、命令を記憶する不揮発性コンピュータ可読媒体。
53.本明細書の詳細な説明において実質的に記載された何れかの動作又は何れかの動作の組み合せを実行するよう構成された集積回路。
本発明の実施形態は、様々な形式の何れかで実施することができる。例えば、一部の実施形態において、本発明は、コンピュータに実装される方法、コンピュータ可読メモリ媒体、又はコンピュータシステムとして実現することができる。他の実施形態において、本発明は、ASICのような1又はそれ以上のカスタム設計ハードウェアデバイスを使用して実現することができる。他の実施形態において、本発明は、FPGAのような1又はそれ以上のプログラマブルハードウェア要素を使用して実現することができる。
幾つかの実施形態において、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体は、プログラム命令及び/又はデータを記憶するように構成することができ、ここでプログラム命令は、コンピュータシステムによって実行された時に、コンピュータシステムに対して、方法、例えば本明細書に記載した方法の実施形態の何れか、又は本明細書に記載した方法の実施形態の何れかの組み合せ、又は本明細書に記載した方法の実施形態の何れかのあらゆるサブセット、又はこのようなサブセットの何らかの組み合せを実行させるようにする。
一部の実施形態において、デバイス(UEなど)は、プロセッサ(又はプロセッサのセット)及びメモリ媒体を含めるように構成することができ、ここでメモリ媒体は、プログラム命令を記憶し、プロセッサは、メモリ媒体からプログラム命令を読み出して実行するよう構成され、プログラム命令は、本明細書に記載した様々な方法の実施形態の何れか(又は、本明細書に記載した方法の実施形態の何れかの組み合せ、又は本明細書に記載した方法の実施形態の何れのあらゆるサブセット、又はこのようなサブセットの何らかの組み合せ)を実施するよう実行可能である。このデバイスは、様々な形式の何れかで実現することができる。
上記の実施形態について詳細に説明してきたが、上記の開示が十分に理解されると、多くの変形形態及び修正形態が当業者には明らかになるであろう。添付の請求項は、全てのこのような変形形態及び修正形態を包含すると解釈すべきである。

Claims (20)

  1. UEデバイスを動作させる方法であって、
    前記方法が、
    第1の無線機アクセス技術(RAT)及び第2のRATに従って動作するよう構成可能な第1の無線機を備えるユーザ装置デバイス(UE)において、前記第1のRATはロング・ターム・エボリューション(LTE)を含み、前記第2のRATはGSM(登録商標)(グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ)を含み、
    前記第1の無線機上で前記第1のRATに従って基地局との通信を実行するステップと、
    前記第2のRATに対して連続した第1の時間期間において繰返し発生する同期ビーコンを検出するためにチューンアウェイを実行する要求を受信するステップと、
    前記要求に応答して、連続した第1の時間期間にわたって該第1の時間期間の異なる小部分で前記同期ビーコンの探索を繰返し実行するステップと、
    を含み、前記探索は、前記同期ビーコンが前記連続した第1の時間期間のそれぞれの小部分のいずれかに位置付けられるまで繰返し実行される、方法。
  2. 前記第2のRATのチャネル品質を決定するステップと、
    前記チャネル品質を閾値と比較するステップと、
    を更に含み、前記チャネル品質と前記閾値の比較の結果、前記チャネル品質が前記閾値を超える場合は第1の方法で、前記閾値を超えない場合は第2の方法で、前記同期ビーコンの探索の繰返しが実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記閾値が約−90dBmである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記チャネル品質を決定するステップが、前記第2のRATの受信信号強度インジケータ(RSSI)を決定するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記チャネル品質が前記閾値を下回る時に、前記方法が、単一の第1の時間期間における前記同期ビーコンの探索を実行するステップを含み、前記単一の第1の時間期間における前記同期ビーコンの探索に加えて、連続した第1の時間期間にわたって前記第1の時間期間の異なる小部分において前記同期ビーコンの探索を繰返し実行する前記ステップが実行される、請求項2に記載の方法。
  6. 前記チャネル品質が前記閾値を上回る時に、単一の第1の時間期間における前記同期ビーコンの探索を実行する代わりに、前記探索を繰返し実行する前記ステップが実行される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記探索を繰返し実行する前記ステップが、
    第1の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第1の小部分をサンプリングするステップと、
    前記第1の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第1の小部分の同期ビーコン検出を実行するステップと、
    前記同期ビーコン検出の実行と同時に、第2の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第2の小部分をサンプリングするステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記繰返し実行するステップにより、前記第1のRATの基地局が、前記第1の時間期間にわたって前記UEに対する複数の迅速フェージングインスタンスを観測し、単一の第1の時間期間における同期ビーコン検出の実行ステップよりも低い平均ブロック誤り率(BLER)を結果として生じる、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のRATがロング・ターム・エボリューション(LTE)を含み、前記第2のRATがグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記同期ビーコンが、前記第2のRATの周波数訂正チャネル(FCCH)のバーストを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 同期ビーコンの検出を実行するよう構成されたユーザ装置デバイス(UE)であって、
    ロング・ターム・エボリューション(LTE)及びグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)を使用して通信を実行し、LTEとGSM双方への接続を維持するよう構成された第1の無線機と、
    前記第1の無線機に結合された1又はそれ以上のプロセッサと、
    を備え、前記1又はそれ以上のプロセッサ及び前記第1の無線機が、
    前記第1の無線機を使用してLTE基地局とのLTE通信を実行し、
    前記LTE基地局とのLTE通信を実行している間に、連続した第1の時間期間にわたって第1の時間期間の異なる小部分においてGSMに対する同期ビーコンの探索を繰返し実行する、
    よう構成され、前記同期ビーコンは、前記連続した第1の時間期間において繰り返し発生し、前記探索は、前記同期ビーコンが前記連続した第1の時間期間のそれぞれの小部分のいずれかに位置付けられるまで繰返し実行され、前記同期ビーコンの探索の実行が、前記第1の無線機を使用して実行され、前記同期ビーコンが、GSMの基地局によって送信される、ユーザ装置デバイス(UE)。
  12. 前記1又はそれ以上のプロセッサが更に、
    GSMのチャネル品質を決定し、
    前記チャネル品質を閾値と比較する、
    よう構成され、前記チャネル品質と前記閾値の比較の結果、前記チャネル品質が前記閾値を超える場合は第1の方法で、前記閾値を超えない場合は第2の方法で、前記同期ビーコンの探索の繰返しが実行される、請求項11に記載のUE。
  13. 前記チャネル品質を決定することが、GSMの前記基地局の信号強度を決定することを含む、請求項12に記載のUE。
  14. 前記チャネル品質が前記閾値を下回る時、前記1又はそれ以上のプロセッサは、さらに、
    単一の第1の時間期間における前記同期ビーコンの探索を実行し、前記単一の第1の時間期間における前記同期ビーコンの探索に加えて、連続した第1の時間期間にわたって前記第1の時間期間の異なる小部分において前記同期ビーコンの探索を繰返し実行するよう構成されている、請求項12に記載のUE。
  15. 前記第1の時間期間が10個のGSMフレームを含み、前記同期ビーコンが、周波数訂正チャネル(FCCH)バーストを含む、請求項11に記載のUE。
  16. 前記探索を繰返し実行することが、
    第1の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第1の小部分をサンプリングし、
    前記第1の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第1の小部分の同期ビーコン検出を実行し、
    前記同期ビーコン検出の実行と同時に、第2の連続した第1の時間期間における第1の時間期間の第2の小部分をサンプリングする、
    ことを含む、請求項11に記載のUE。
  17. 前記UEは、SIM(加入者識別モジュール)機能を実装するよう各々構成された2つのスマートカードを含み、前記UEが、前記第1の無線機を使用してDSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)機能を実装するよう構成される、請求項11に記載のUE。
  18. ユーザ装置デバイス(UE)による選択的測定を実行するためのプログラム命令を記憶する非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体であって、前記UEが第1の無線機アクセス技術(RAT)及び第2のRATを使用して通信するための第1の無線機を備え、前記第1のRATはロング・ターム・エボリューション(LTE)を含み、前記第2のRATはGSM(グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ)を含み、前記プログラム命令が、
    前記第1の無線機を使用して第1のRAT基地局との第1のRAT送信を実行し、
    第2のRAT同期ビーコンを探索するために第2のRATのチューンアウェイを実行する要求を受信し、
    前記要求に応答して、第1の時間期間にわたって分散される複数の第2のRATチューンアウェイ動作を実行する、
    ようプロセッサによって実行可能であり、前記複数の第2のRATチューンアウェイ動作の各々が、前記第2のRAT同期ビーコンのサイクルの時間長よりも短く、前記第1の時間期間が、前記第2のRAT同期ビーコンの前記サイクルの時間長よりも長い、非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体。
  19. 前記同期ビーコンが周波数訂正チャネル(FCCH)のバーストを含む、請求項18に記載の非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体。
  20. 前記同期ビーコンが、nフレーム毎に繰返しブロードキャストされ、複数の第2のRATチューンアウェイ動作を実行することが、
    nフレームの第1のセットの第1の小部分をサンプリングし、
    前記nフレームの第1のセットの第1の小部分の同期ビーコン検出を実行し、
    前記同期ビーコン検出の実行と同時に、nフレームの第2のセットの第2の小部分をサンプリングする、
    ことを含み、前記第1の小部分が、前記第2のセットのnフレームの第2の小部分とは異なる第1のセットのnフレームの小部分である、請求項18に記載の非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体。
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