JP6077749B2 - 通気式酸素電池 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2011年3月11に出願された、題名「Vented Oxygen Cell」の米国仮出願第61/451,778号の出願日の利益を主張する。この‘778出願は、参照により本明細書に組み込まれる。
[0002]本分野は一般に、電気化学センサーに関し、より詳しくは酸素センサーに関する。
[0003]電気化学酸素センサーは一般に、周知である。そのようなセンサーは典型的には、センサーの第1および第2の部分での酸化還元反応に依存する。この場合には、センサーの第1の部分の貴金属カソードが、酸素を化学的に低減し、一方釣り合わせるための反応が、センサーの第2の部分の消耗アノード(例えば、鉛)を酸化させる。
[0004]カソードおよび消耗アノードは、イオン伝導性電解液の使用を通じて結合される。センサーの第2の部分は、電解液を含有するまたは電解液で満たされることもある。アノードは、この電解液で満たされる。
[0005]繊維セパレータが、センサーの第1および第2の部分を分離することもある。繊維セパレータは、センサーの第2の部分の境界をつけ、また電解液で満たされた状態にもなる。セパレータはまた、カソードとも接し、カソードとアノードとの間のイオン移送を支援する。
[0006]使用中に、酸素は、開口および気相拡散障壁を通ってセンサーの第1の部分に拡散してカソードと反応する。開口(毛細管)は通常、設計での拡散制御要素である。本明細書で考察される種類のセンサーで示される膜は、感知電極のための支持要素であり、大きな拡散抵抗を与えないように設計される。このようにして、センサー性能は、テープのより複雑で変わりやすい特性よりもむしろ機械的毛細管の十分理解された特性によって制御される。拡散障壁として固体膜を使用する異なる様式のセンサーがあり、その固体膜を通る気体は、固溶体プロセスの形を通じて浸透するが、しかしこれは、異なる種類の圧力応答を有する。
[0007]通気孔は、消耗構成部品の寄生消耗が酸素の場合のように問題でない燃料電池型電気化学センサーでより広く周知であり、圧力除去に使用される。実際、通気式酸素センサーについて特許適用範囲を得ようとする初期の試みは、この理由のためにそれらの技術的範囲が限定された。
[0008]電気化学酸素センサーは、十分に働くが、それらの動作は、時間とともに劣化する可能性がある。例えば、セパレータは、漏れてセンサーの第1の部分と第2の部分との間で気体のバルク移送を許すこともある。センサーが温度変化を受ける場合には、センサー内のガスの膨張または収縮が、セパレータを横切って圧力勾配を生成することもあり、それは、気泡がセパレータを通って押し出される結果をもたらす可能性がある。これが生じるときは、気体は、気泡(複数可)の動きに起因する体積の変化を補償するためにセンサーの毛細管を通って流れる必要があり、それは、センサーがそれに基づいて動作する拡散の原理と矛盾する。センサーの第1の部分を通る気体のバルク輸送は、センサーが普通「グリッチング」と呼ばれるプロセスを通じて間違った示度を生成する原因になる。電気化学気体センサーの重要性のために、より信頼できるセンサーを提供する方法の必要性が、存在する。
米国仮出願第61/451,778号
[0009]例示される実施形態に従って全体的に示される電気化学酸素センサーの簡易分解図である。 [0010]図1のセンサーのさらなる簡易断面図である。 [0011]別の例示される実施形態に基づく図1のセンサーの簡易断面図である。 [0012]図1のアノードの側面斜視図である。 [0013]別の実施形態に基づく図1のアノードの側面斜視図である。 [0014]例示される実施形態に基づく図1の本体の側面斜視図である。
[0015]図1は、例示される一実施形態に従って全体的に示される電気化学酸素センサー10の簡易分解図である。酸素センサー10は一般に、本体12の第1の端部に取り付けられるキャップ14を含む筐体または本体12によって画定される。
[0016]一対のコネクタピン16は、本体12の第2の端部から延びる。センサー10からの信号は、適切な測定回路に接続されるときピン間を流れる電流の形である。電流(センサー10からの)は、例えば周知の負荷を横切る電位差として測定される。
[0017]図2は、説明の目的のためにさらに簡易化された図1のセンサー10の断面図である。本体12は一般に、セパレータ18によって第1の部屋または区画20および第2の部屋または区画22に分割される。第1の区画20は、上部のキャップ14および底部のセパレータ18によって、ならびに本体12の内壁によって境界をつけられる。同様に、第2の区画22は、上部のセパレータ18によって、および本体12の底部によって、ならびに本体12の内壁によって境界をつけられる。
[0018]第1の区画20は、貴金属作用電極またはカソード23を含む。金属電流コレクタ24は、カソード23をコネクタピン16の最初の1つと電気的に接続する。この場合には、コレクタ24は、カソード23の底部表面と物理的および電気的接触を形成し、本体12の内壁のスロット内を下方に延び、コネクタピン16と電気的に接続する。
[0019]第2の区画22は、消耗アノード(例えば、成形鉛ウール塊)26を含む。アノード電流コレクタ28は、アノード26から延び、アノード26とコネクタピン16の対のもう一方との間の電気的接触を形成してもよい。
[0020]第2の区画22はまた、本体12へのアノード26の組立ての前に本体12に配置されるかまたは組立ての後に注入される電解液30(例えば、水酸化カリウムまたはより普通は酢酸カリウム)も含む。電解液30は、アノード26およびセパレータ18に吸収され、アノード26および本体12の内壁周辺に限られた量の自由空間を可能にする。自由空間または体積は、アノード26が酸化に起因して通常の使用中に膨張することを可能にする。自由体積はまた、湿潤条件でのセンサー10の使用期間中に電解液30の体積の膨張も可能にする。
[0021]いったんセンサー10が組み立てられると、カソード23、セパレータ18およびアノード26は、物理的に密着して保持される。電解液30のセパレータ18への吸収は、電解液30がセパレータ18を通ってカソード23とアノード26との間にイオン伝導性経路を形成することを可能にする。
[0022]酸素が第1の区画20に拡散することを可能にするために、拡散障壁が、キャップ14を通る適切なサイズ(例えば、100ミクロン)の毛細管開口32の使用を通じて提供される。拡散ディスク34(例えば、多孔質PTFEの)は、カソード23を横切る酸素の拡散(広がり)を促進するために開口32とカソード23との間に配置されてもよい。
[0023]上で述べられたように、セパレータ18は、筐体を第1および第2の区画20、22に分割する。セパレータ18は、電解液30をセパレータ18に引き込む良好な芯材特性を持つ比較的小さな細孔サイズのガラス繊維または同様の材料の1つまたは複数の層を含んでもよい。
[0024]セパレータ18は、アノード26の鉛ウール塊よりもかなり小さい細孔サイズを有するので、セパレータ18は、電解液30で完全に満たされた状態になり、したがって第1および第2の区画20、22間に比較的良好な不浸透シールを作成することになる。しかしながら、もし第1および第2の区画間の圧力差がセパレータ18の気泡圧力を超えるならば、漏れが、第1および第2の区画20、22間に生じることになり、結果的に第1および第2の区画20、22間に気体の大量の流れをもたらす。
[0025]第1および第2の区画間の気体のこの大量の流れは結果的に、さもなければ拡散によって生成されることになるよりもはるかに大きいカソード23を横切る酸素の流れをもたらす。結果は、上でグリッチと呼ばれた重大な示度誤りである。グリッチは特に、センサー10が高温領域から低温領域に持ち込まれるまたはその逆などの急速な温度変化を受けるときはいつでも存在する。
[0026]グリッチの可能性を低減するために、センサー10は、拡散開口32の反対側にある本体12の一面に通気システム36を提供される。この場合の反対側は、セパレータの反対側を意味する。別法として、(1つまたは複数の)通気孔が、センサーの側壁に位置してもよい。一般に、通気孔は、本体のどこでもよく、実際理想的には、通気孔が機器の内部にあり、毛細管が機器の外部にあるよりもむしろ、通気孔および毛細管の両方が同じ周囲圧力にさらされるように、通気孔は、センサーの上部から外に出るべきである。この関連で、通気システム36のサイズおよび特徴は、セパレータ18の気泡圧力を超える可能性を最小限にするように選択されてもよい。
[0027]例えば、通気システム36は、セパレータ18を横切る圧力を釣り合わせるために単独でまたは通気孔被覆膜と併せて動作してもよいサイズおよび長さの開口38を含む。この関連で、5から60ミクロンの直径および本出願では1.0から2.5mmまで変わることもあり得る長さを持つ開口38が、選択されてもよい。別法として、図面で示される方法とは対照的に、適切な「管」を通ってセンサーの基部から上部に至るまで走る通気孔を有することが、有益なこともある。60ミクロンよりも大きい直径を有する開口を持つ通気孔は、特にセンサー10が高温乾燥条件で動かされるときに水損失に起因して、または通気孔からの酸素アクセスが結果的に例えば高バックグラウンド電流をもたらすことに起因して性能問題を引き起こす可能性がある。
[0028]一般に、通気孔/被覆膜の組合せは、環境変化によって生成される圧力差を指定範囲内に軽減するために必要とされる速度の大きな流れを可能にするのに十分な気体アクセスを提供する(すなわち、十分な複合気孔率を有する)必要があることは、強調されるべきである。明らかに気孔率が低すぎる(すなわち、通気孔が大きな差に対処できない)ことに関連することもある問題はあるが、一方もし気孔率が大きすぎるならば、圧力均一化は、十分に働くが、しかし鉛のはるかにより大きな寄生消耗および指摘されているような他の望ましくない効果の犠牲を払うことになる。通気孔を覆う膜の透気度は、単独で制御要素としての役割を果たすように設計されていない。すなわち、それは、通気孔との組合せで働き、その対は、特定のセンサー設計の要求を満たすように調整される。
[0029]最適組合せは、電池設計の残りの部分に応じて変わることになる。通気システム36は、開口38を覆う密閉多孔質膜(例えば、PTFE)40(図1)を提供されてもよい。この関連で、2000から6000ガーレー秒の範囲のどこかの所定の透気度を持つ多孔質膜40が、選択されてもよい。所定の透気度の使用は、第2の区画内の圧力を制御し、またセンサーから外へのおよびセンサー10からの水分損失を制御する手段として水蒸気または電解液30の透過または拡散も防止する。実際には、PTFE膜は、無視できるほどの水蒸気拡散制限を有してもよいが、しかし液体の漏れは防止することになる。
[0030]セパレータ18を横切る圧力をさらに制御するために、通気システム36はまた、筐体12の内壁とアノード26とに間に位置し、通気開口38から上方に第1の部屋20の方へ延びる1つまたは複数のチャネルを第2の区画内に含んでもよい。この関連で、図3は、本体12の底部を横切り、側壁を上がってセパレータ18の方へ延びるチャネル42の例を示す。
[0031]一般に、チャネル42は、本体12の内壁に、アノード26の外部表面に、または両方に作られてもよい。この関連で、図4は、アノード26の外部表面に1つまたは複数の溝によって作られるまたはさもなければ画定されるチャネル42を示す。
[0032]図5は、別の例示される実施形態を示す。図5の場合には、一組のチャネル42は、アノード26の底部を横切って互いに対して直角に作られ、本体12の側壁へ、次いで上方にセパレータ18の方へ延びてもよい。図4または5のどちらの場合にも、超過圧力条件中に気体46がセンサー10に入ることを容易にするために、ドーム44が、通気開口38のすぐ近くでアノード26中に作られてもよい。
[0033]図6は、本体12の内壁に1つまたは複数の溝によって作られるまたはさもなければ画定される1つまたは複数のチャネル42を示す。上記のように、チャネル42は、本体12の底部を横切り、側壁を上がってセパレータの方へ延びてもよい。
[0034]さらに別の実施形態では、図1のセパレータ18は、追加の毛細管層46を提供されてもよく、それの第1の部分は、セパレータ18と同一の広がりを持ち、それの第2の部分は、セパレータ18から外側へ側壁とアノード26との間を本体12の側壁の下方にかつアノード26の底部を横切って延びる。開口が、毛細管層46の底部部分に提供されて、図2のドーム44を収容してもよい。
[0035]毛細管層46は、電解液30を通気システム36から離れるように引き付け、引き込む機能を果たす。これは、チャネル42が詰まらないままであることを保証するだけでなく、またセンサー10が電解液30から水分をなくし始める場合でさえセンサーの信頼性を保証するために、追加の電解液30をカソード23とアノード26との間の界面に戻すようにも動作する。
[0036]例示される実施形態のうちの1つの特徴は、電気化学酸素センサーを含む。電気化学センサーは、第1および第2の区画を有する筐体と、筐体の第1の区画内に配置される感知電極と、筐体の第2の区画内に配置される消耗アノードと、第1および第2の区画を分離する、感知電極と消耗電極との間の多孔質セパレータと、多孔質セパレータおよび消耗アノードを満たす電解液と、感知電極への気体アクセスを可能にする、筐体の外部表面と第1の区画との間に延びる筐体の第1の端部の第1の開口と、筐体の外部表面と第2の区画との間に延び、第2の区画の圧力およびセンサーからの水分の損失を制御する所定の透気度を有する第2の開口を含む、筐体の第2の反対側の端部側壁ケースの通気システムとを含む。
[0037]本実施形態のさらなる特徴は、通気システムが、第2の開口を覆う気体透過性、液体不透過性膜をさらに含むところの状況を含む。
[0038]本実施形態のさらなる特徴は、筐体の内壁と消耗対電極との間に位置し、第2の開口から第1の部屋の方へ延びるチャネルを第2の部屋内に含む。
[0039]本実施形態のさらなる特徴は、所定の透気度が2000から6000ガーレー秒の範囲を有する、センサーを含む。
[0040]本実施形態のさらなる特徴は、第2の開口がさらに15から60ミクロンの直径を含む、センサーを含む。
[0041]さらなる特徴は、第1の開口がさらに100ミクロンの直径を含む、センサーを含む。
[0042]さらなる特徴は、セパレータがさらに、電解液を通気システムの領域からセパレータの領域に運ぶまたはさもなければ引き込む毛細管層を含む、センサーを含む。
[0043]別の実施形態では、特徴は、第1および第2の区画を有する筐体と、筐体の第1の区画内に配置される感知電極と、筐体の第2の区画内に配置される消耗アノードと、第1および第2の区画を分離する、感知電極と消耗電極との間の多孔質セパレータと、多孔質セパレータおよび消耗アノードを満たす電解液と、感知電極への気体アクセスを可能にする、筐体の外部表面と第1の区画との間に延びる筐体の第1の端部の第1の開口と、筐体の外部表面と第2の区画との間に延びる筐体の第2の反対側の端部の第2の開口と、第2の開口を覆う気体透過性、液体不透過性膜と、筐体の内壁と消耗対電極との間に位置し、第2の開口から第1の部屋の方へ延びる第2の部屋内のチャネルとを含む電気化学酸素センサーを含む。
[0044]さらなる特徴は、第2の開口を覆う気体透過性、液体不透過性膜がさらに2000から6000ガーレー秒の透気度を含む、センサーを含む。
[0045]さらなる特徴は、第2の開口がさらに15から60ミクロンの直径を含む、センサーを含む。
[0046]さらなる特徴は、チャネルが筐体の内部表面に画定される、センサーを含む。
[0047]さらなる特徴は、チャネルがさらに少なくとも0.5mmの横断面積を含む、センサーを含む。
[0048]さらなる特徴は、チャネルが消耗アノードの外部表面に画定されるところの状況を含む。
[0049]さらなる特徴は、チャネルがさらに、第2の部屋内に複数のチャネルを含み、それらの複数のチャネルが、筐体の内壁と消耗対電極との間に各々位置し、第2の開口から第1の部屋の方へ各々延びる、センサーを含む。
[0050]さらなる特徴は、第2の開口のすぐ近くで消耗アノードの外部表面に画定されるドームを備えるセンサーを含む。
[0051]さらなる特徴は、電解液を第2の開口から離れるように運ぶ、セパレータと第2の開口との間に延びる繊維状材料を備えるセンサーを含む。
[0052]さらに別の実施形態では、センサーは、第1および第2の区画を有する筐体と、筐体の第1の区画内に配置される感知電極と、筐体の第2の区画内に配置される消耗アノードと、第1および第2の区画を分離する、感知電極と消耗電極との間の多孔質セパレータと、多孔質セパレータおよび消耗アノードを満たす電解液と、感知電極への気体アクセスを可能にする、筐体の外部表面と第1の区画との間に延びる筐体の第1の端部の第1の開口と、筐体の外部表面と第2の区画との間に延びる筐体の第2の反対側の端部の15から60ミクロンの直径を有する第2の開口と、第2の開口を覆う2000から6000ガーレー秒の透気度を有する気体透過性、液体不透過性膜と、筐体の内壁と消耗対電極との間に位置し、第2の開口から第1の部屋の方へ延びる第2の部屋内のチャネルとを含む。
[0053]本実施形態のさらなる特徴は、チャネルがさらに複数のチャネルを含む、センサーを含む。
[0054]さらなる特徴は、複数のチャネルがさらにアノードの底部表面に第2の開口を覆うドームを含み、複数のチャネルがドームから外側に延びる、センサーを含む。
[0055]少数の実施形態が、上で詳細に述べられたが、他の実施形態も可能である。例えば、図で描写される論理の流れは、望ましい結果を達成するために、図示される特定の順序または逐次的順序を必要としない。他のステップが、提供されてもよく、またはステップが、述べられた流れから排除されてもよく、他の構成部品が、述べられたシステムに追加されてもよく、または述べられたシステムから除去されてもよい。他の実施形態が、次のクレームの範囲内であることもある。
[形態1]
電気化学酸素センサーを含む装置であって、前記電気化学センサーはさらに、
第1および第2の区画を有する筐体と、
前記筐体の前記第1の区画内に配置される感知電極と、
前記筐体の前記第2の区画内に配置される消耗アノードと、
前記第1および第2の区画を分離する、前記感知電極と前記消耗電極との間の多孔質セパレータと、
前記多孔質セパレータおよび前記消耗アノードを満たす電解液と、
前記感知電極への気体アクセスを可能にする、前記筐体の外部表面と第1の区画との間に延びる前記筐体の第1の端部の第1の開口と、
前記筐体の前記外部表面と前記第2の区画との間に延び、前記第2の区画の圧力および前記センサーからの水分の損失を制御する所定の透気度を有する第2の開口を含む、前記筐体の第2の反対側の端部の通気システムとを含む、装置。
[形態2]
形態1に記載の装置において、前記通気システムはさらに、前記第2の開口を覆う気体透過性、液体不透過性膜を含む、装置。
[形態3]
形態1に記載の装置において、前記筐体の内壁と消耗対電極との間に位置し、前記第2の開口から前記第1の部屋の方へ延びるチャネルを前記第2の部屋内にさらに含む、装置。
[形態4]
形態1に記載の装置において、前記所定の透気度はさらに、2000から6000ガーレー秒の範囲を含む、装置。
[形態5]
形態1に記載の装置において、前記第2の開口はさらに、15から60ミクロンの直径を含む、装置。
[形態6]
形態1に記載の装置において、前記第1の開口はさらに、100ミクロンの直径を含む、装置。
[形態7]
形態1に記載の装置において、前記セパレータはさらに、電解液を前記通気システムの領域から前記セパレータの領域に運ぶまたはさもなければ引き込む毛細管層を含む、装置。
[形態8]
電気化学酸素センサーを含む装置であって、
前記電気化学酸素センサは、
第1および第2の区画を有する筐体と、
前記筐体の前記第1の区画内に配置される感知電極と、
前記筐体の前記第2の区画内に配置される消耗アノードと、
前記第1および第2の区画を分離する、前記感知電極と前記消耗電極との間の多孔質セパレータと、
前記多孔質セパレータおよび前記消耗アノードを満たす電解液と、
前記感知電極への気体アクセスを可能にする、前記筐体の外部表面と第1の区画との間に延びる前記筐体の第1の端部の第1の開口と、
前記筐体の前記外部表面と第2の区画との間に延びる前記筐体の第2の反対側の端部の第2の開口と、
前記第2の開口を覆う気体透過性、液体不透過性膜と、
前記筐体の内壁と消耗対電極との間に位置し、前記第2の開口から前記第1の部屋の方へ延びる前記第2の部屋内のチャネルと
をさらに含む装置。
[形態9]
形態8に記載の装置において、前記第2の開口を覆う前記気体透過性、液体不透過性膜はさらに、2000から6000ガーレー秒の透気度を含む、装置。
[形態10]
形態8に記載の装置において、前記第2の開口はさらに、15から60ミクロンの直径を含む、装置。
[形態11]
形態8に記載の装置において、前記チャネルは、前記筐体の前記内部表面に位置する溝によって画定される、装置。
[形態12]
形態8に記載の装置において、前記チャネルはさらに、少なくとも0.5mmの横断面積を含む、装置。
[形態13]
形態8に記載の装置において、前記チャネルは、前記消耗アノードの外部表面の溝によって画定される、装置。
[形態14]
形態8に記載の装置において、前記チャネルはさらに、前記第2の部屋内に複数のチャネルを含み、前記複数のチャネルは、前記筐体の内壁と消耗対電極との間に各々位置し、前記第2の開口から前記第1の部屋の方へ各々延びる、装置。
[形態15]
形態8に記載の装置において、前記第2の開口のすぐ近くで前記消耗アノードの前記外部表面に画定されるドームをさらに含む、装置。
10 センサー
12 筐体または本体
14 キャップ
16 コネクタピン
18 セパレータ
20 第1の部屋または区画
22 第2の部屋または区画
23 カソード
24 金属電流コレクタ
26 アノード
28 アノード電流コレクタ
30 電解液
32 開口
34 拡散ディスク
36 通気システム
38 開口
40 多孔質膜
42 チャネル
44 ドーム
46 気体、毛細管層

Claims (15)

  1. 電気化学酸素センサーを含む装置であって、前記電気化学センサーはさらに、
    第1および第2の区画を有する筐体と、
    前記筐体の前記第1の区画内に配置される感知電極と、
    前記筐体の前記第2の区画内に配置されるアノードとしての消耗電極と、
    前記第1および第2の区画を分離する、前記感知電極と前記消耗電極との間の多孔質セパレータと、
    前記多孔質セパレータおよび前記消耗電極を満たす電解液と、
    前記感知電極への気体アクセスを可能にする、前記筐体の外部表面と第1の区画との間に延びる前記筐体の第1の端部の第1の開口と、
    前記筐体の前記外部表面と前記第2の区画との間に延び、前記第2の区画の圧力および前記センサーからの水分の損失を制御する所定の透気度を有する第2の開口を含む、前記筐体の第2の反対側の端部の通気システムと、
    前記第2の区画内において前記筐体の内壁と消耗電極との間に位置し、前記第2の開口から前記第1の区画の方へ延びるチャネルであって、前記筐体の前記内部表面に位置する溝および前記消耗電極の外部表面の溝の少なくとも一方によって画定された前記チャンネルと、を含む、装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、前記通気システムはさらに、前記第2の開口を覆う気体透過性、液体不透過性膜を含む、装置。
  3. 請求項1に記載の装置において、前記所定の透気度はさらに、2000から6000ガーレー秒の範囲を含む、装置。
  4. 請求項1に記載の装置において、前記第2の開口はさらに、15から60ミクロンの直径を含む、装置。
  5. 請求項1に記載の装置において、前記第1の開口はさらに、100ミクロンの直径を含む、装置。
  6. 請求項1に記載の装置において、前記セパレータはさらに、電解液を前記通気システムの領域から前記セパレータの領域に運ぶまたはさもなければ引き込む毛細管層を含む、装置。
  7. 電気化学酸素センサーを含む装置であって、
    前記電気化学酸素センサは、
    第1および第2の区画を有する筐体と、
    前記筐体の前記第1の区画内に配置される感知電極と、
    前記筐体の前記第2の区画内に配置されるアノードとしての消耗電極と、
    前記第1および第2の区画を分離する、前記感知電極と前記消耗電極との間の多孔質セパレータと、
    前記多孔質セパレータおよび前記消耗電極を満たす電解液と、
    前記感知電極への気体アクセスを可能にする、前記筐体の外部表面と第1の区画との間に延びる前記筐体の第1の端部の第1の開口と、
    前記筐体の前記外部表面と第2の区画との間に延びる前記筐体の第2の反対側の端部の第2の開口と、
    前記第2の開口を覆う気体透過性、液体不透過性膜と、
    前記筐体の内壁と消耗電極との間に位置し、前記第2の開口から前記第1の区画の方へ延びる前記第2の区画内のチャネルであって、前記筐体の前記内部表面に位置する溝および前記消耗電極の外部表面の溝の少なくとも一方によって画定された前記チャンネル
    をさらに含む装置。
  8. 請求項7に記載の装置において、前記第2の開口を覆う前記気体透過性、液体不透過性膜はさらに、2000から6000ガーレー秒の透気度を含む、装置。
  9. 請求項7に記載の装置において、前記第2の開口はさらに、15から60ミクロンの直径を含む、装置。
  10. 請求項7に記載の装置において、前記チャネルは、前記筐体の前記内部表面に位置する溝によって画定される、装置。
  11. 請求項7に記載の装置において、前記チャネルはさらに、少なくとも0.5mmの横断面積を含む、装置。
  12. 請求項7に記載の装置において、前記チャネルは、前記消耗電極の外部表面の溝によって画定される、装置。
  13. 請求項7に記載の装置において、前記チャネルはさらに、前記第2の区画内に複数のチャネルを含み、前記複数のチャネルは、前記筐体の内壁と消耗電極との間に各々位置し、前記第2の開口から前記第1の区画の方へ各々延びる、装置。
  14. 請求項7に記載の装置において、前記第2の開口のすぐ近くで前記消耗電極の前記外部表面に画定されるドームをさらに含む、装置。
  15. 電気化学酸素センサーを含む装置であって、前記電気化学センサーはさらに、
    第1および第2の区画を有する筐体と、
    前記筐体の前記第1の区画内に配置される感知電極と、
    前記筐体の前記第2の区画内に配置されるアノードとしての消耗電極と、
    前記第1および第2の区画を分離する、前記感知電極と前記消耗電極との間の多孔質セパレータと、
    前記多孔質セパレータおよび前記消耗電極を満たす電解液と、
    前記感知電極への気体アクセスを可能にする、前記筐体の外部表面と第1の区画との間に延びる前記筐体の第1の端部の第1の開口と、
    前記筐体の前記外部表面と前記第2の区画との間に延び、前記第2の区画の圧力および前記センサーからの水分の損失を制御する所定の透気度を有する第2の開口を含む、前記筐体の第2の反対側の端部の通気システムと、
    前記第2の区画内において前記筐体の内壁と消耗電極との間に位置し、前記第2の開口から前記第1の区画の方へ延びるチャネルと、を含み、
    前記セパレータはさらに、電解液を前記通気システムの領域から前記セパレータの領域に運ぶまたはさもなければ引き込む毛細管層を含む、装置。
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