JP6076921B2 - 波長多重送信器 - Google Patents

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Description

本発明は、波長多重送信器に関し、より詳細には、波長の異なる複数の電界吸収(EA)変調器集積半導体レーザから出る複数の出力光を光合波器で1つの導波路に束ねる波長多重送信器に関する。
次世代の超高速ネットワークを構成する規格の1つとして、100ギガビットイーサネット(100GbE)の開発が進んでいる(非特許文献1参照)。特に中・長距離のビル間(〜10km)・遠隔ビル間(〜40km)のデータのやり取りをする100GBASE−LR4・100GBASE−ER4が有望視されている。上記の規格では、定められた4つの光の波長(例えば、1294.53−1296.59nm、1299.02−1301.09nm、1303.54−1305.63nm、1308.09−1310.19nmの4波長)に対し、それぞれに25Gb/s(または28Gb/s)のデータを乗せた後、重ね合わせて100Gb/sの信号を生成するという、LAN−WDMの方法が用いられる。
図5に、100GbEで使用される、従来の波長多重送信器モジュールの構成を示す。323は波長多重送信器モジュールであり、322は1つの半導体チップである波長多重送信器、321は光ファイバである。半導体チップ322は、4つのDFB半導体レーザ301−304、4つの電界吸収(EA)型の光変調器305−308、1つの多モード干渉(MMI)型の4対1の光合波器313からなる。すなわち、半導体チップ322は、DFB半導体レーザとEA変調器が集積された、4つのEA−DFBを備える。309−312はMMI型4対1光合波器313の入力導波路、314は光合波器313の出力導波路である。
DFB半導体レーザ301−304はいずれも連続光を出力し、DFB半導体レーザ301−304の各レーザ発振波長帯は、1294.53−1296.59nm、1299.02−1301.09nm、1303.54−1305.63nm、1308.09−1310.19nmである。尚、通常、上記4波長帯を短波長側からlane0、lane1、lane2、lane3と呼ぶ。
EA光変調器305−308は、同一組成の吸収層を持ち、別々の電気信号(25Gb/sもしくは28Gb/s)の電気入力に従ってDFB半導体レーザ301−304の連続光を25Gb/sもしくは28Gb/sの変調信号光に変換する。EA光変調器305−308から出力される変調信号光は、それぞれ導波路309−312に出力される。
MMI光合波器313は波長の異なる4つの変調信号光を合波し、1つに束ねた波長多重光として出力導波路314に出力する。1つに束ねられた波長多重光は、拡散光315となって空間に放射され、レンズ316によって平行光317に直され、アイソレータ318を通過し、第2のレンズ319によって収束光320にされて集光され、ファイバ321に結合される。
尚、図には示していないが、波長多重光送信器モジュール323は、上記以外にも半導体チップ322の温度センサ(例えばサーミスタ)、温度制御用のペルチェ素子、DFB半導体レーザ301−304やEA型光変調器305−308に電源を供給するための直流電源を有する。また、EA型変調器305−308を駆動するための変調器ドライバ・高周波線路終端抵抗、変調器ドライバの振幅・バイアス電圧・電気クロスポイントを制御するための信号線や制御回路を有する。さらには変調器ドライバの前段に、電気信号の波形整形回路やクロック抽出回路、さらには電源電圧変動の影響を抑制する回路を設ける場合もある。
EA型光変調器305−308としては、消光比に優れ、正孔のパイルアップ抑制にも有効なInGaAlAs系引張歪量子井戸を用いることとする。出力導波路309−312、314としては、高周波の帯域を確保するために、低誘電率BCB埋め込みのリッジ型導波路を用いることとする。MMI光合波器313としては、光閉じ込めが強く、放射損失の小さなハイメサ型導波路を用いることとする。
半導体チップ322の大きさは2,000×2,600μmとし、4つのDFB半導体レーザ301−304の共振長を400μm、DFB半導体レーザ301−304とEA変調器305−308の間の導波路長を50μm、EA型光変調器305−308の素子長を150μmとする。
波長多重送信器モジュール323は、作製した半導体チップ322を12mm×20mmという超小型のパッケージに実装したもので、40℃において100Gbit/s動作させたとき、シングルモードファイバ上での40kmエラーフリー伝送が可能である。これらの結果が示すように、波長多重送信器モジュール323は将来世代の100GbE用トランシーバとして十分な性能を有する。
図6に、100GbEで使用される、従来の集積波長多重送信器モジュールの構成を示す。432は波長多重送信器モジュールであり、430と431は半導体チップである波長多重送信器、429は光ファイバである。
半導体チップ430は2つのDFB半導体レーザ401−402、2つの電界吸収(EA)型の光変調器405−406、1つの多モード干渉(MMI)型の2対1の光合波器413、導波路409−410、415からなる。すなわち、半導体チップ430は、DFB半導体レーザとEA変調器が集積された、2つのEA−DFBを備える。ここで409−410はMMI型2対1光合波器413の入力導波路、415は光合波器413の出力導波路である。
DFB半導体レーザ401−402はいずれも連続光を出力し、DFB半導体レーザ401、402の各レーザ発振波長帯は、1294.53−1296.59nm、1299.02−1301.09nmである。
EA光変調器405−406は、同一組成の吸収層を持ち、別々の電気信号(25Gb/sもしくは28Gb/s)の電気入力に従ってDFB半導体レーザ401−402の連続光を25Gb/sもしくは28Gb/sの変調信号光に変換する。EA光変調器405−406から出力される変調信号光は、それぞれ導波路409−410に出力される。
半導体チップ431も基本的構成は半導体チップ430と同様に、連続光を出力するDFB半導体レーザ403−404、同一組成の吸収層を持つEA光変調器407−408、1つの多モード干渉(MMI)型の2対1の光合波器414、出力導波路411−412、416からなる。一方、DFB半導体レーザ403−404の各レーザ発振波長帯は、それぞれ1303.54−1305.63nm、1308.09−1310.19nmである。
MMI光合波器413−414は、波長の異なる2つの変調信号光をそれぞれ合波し、1つに束ねた波長多重光として出力導波路415−416にそれぞれ出力する。1つに束ねられた波長多重光は、拡散光417−418となって空間に放射され、レンズ419−420によって平行光421−422に直される。
平行光421は、ミラー423によって直角に進路が変わり、半波長板424によって、偏光が90°変わり、偏波フィルタ425によってさらに直角に進路が変わってアイソレータ426に入射される。一方で平行光422は、半波長板によって偏光が変わっていないので偏波フィルタを透過し、アイソレータ426に入射される。すなわち、偏波フィルタ425により、2つの波長多重光が合波され、波長多重合波光になる。
アイソレータ426を通過した平行光421−422は、レンズ427によって収束光428にされて集光され、ファイバ429に結合される。
半導体チップ430、431の大きさはそれぞれ1,500×1,000μmとし、4つのDFB半導体レーザ401−404の共振長を400μm、LCレセプタクルを含めた波長多重送信器モジュール432の大きさは8.7mm×29mmとする。波長多重送信器モジュール432は、40℃において100Gbit/s動作させたとき、40kmのエラーフリー動作が可能である。
図7に、DFB半導体レーザ、EA変調器および光合波器が形成された半導体チップの断面図を示す。501はn電極、502はn−InP基板、503はn−InPクラッド層、504はDFB半導体レーザの活性層、505はDFB半導体レーザのガイド層である。ガイド層505にはEB(electron beam)描画により、回折格子が形成されている。506はp−InPクラッド層、507はDFB半導体レーザの電極である。さらに508はEA変調器の吸収層、509はEA変調器の電極であり、510は導波路(もしくは光合波器)のコア層、511はノンドープのInPである。
DFB半導体レーザの中心部分には、発振波長の単一モードを実現するために、回折格子を四分の一波長だけ位相シフトした四分の一波長(λ/4)シフト512が設けられている。1つの半導体チップ内では、活性層504の組成は同一で、波長を変えるには回折格子のピッチを変えることにより行う。また1つの半導体チップ内では、EA変調器の吸収層508の組成も同一である。
さて、図5に示す従来の波長多重光送信器モジュール、図6に示す従来の集積波長多重光送信器モジュールは有用ではあるものの、同一の半導体チップで短波長の変調信号光と長波長の変調信号光が存在し、短波長の光強度が長波長の光強度に比較して1dB程度弱いという欠点があった。以下、その理由を説明する。
EA変調器の吸収層は多重量子井戸(Multi−Quantum−Well)構造からなり、電圧を印加することで光の吸収端をシフトする量子シュタルク(QCSE)効果を利用する。
図8(a)に、EA変調器に電圧が印加されていないときの吸収層の吸収曲線とDFB半導体レーザの発振波長を示し、図8(b)に、EA変調器に電圧が印加されているときの吸収層の吸収曲線とDFB半導体レーザの発振波長を示す。また、図8(c)に、EA変調器への電圧印加の有無により生成されるデジタル信号を示す。EA変調器に電圧が印加されていないと、図8(a)に示すように、吸収層の吸収曲線がDFB半導体レーザの発振波長にかからず、レーザ光はそのまま外部に出射されて光オン状態になる。一方、EA変調器に電圧が印加されると、図8(b)に示すように、吸収端がシフトして吸収曲線がDFB半導体レーザの発振波長にかかり、光が吸収されて光オフ状態になる。このようにしてEA変調器への電圧印加の有無により、図8(c)に示すように、光のオン、オフのデジタル信号が生成できる。
ここで上述のように、同一チップ内ではEA変調器の組成は同一であり、つまり複数のEA−DFBが同一チップ内に存在しようとも、EA変調器の吸収曲線の動き方は一定である。これに対して複数のEA−DFBの発振波長は異なるので、EA変調器にかける電圧を調整することで最適な変調条件に合わせる。典型的にはEA変調器にかける電圧はlane0に対して0.1V(オフ)/2.1V(オン)、lane1に対して0.3V/2.3V、lane2に対して0.5V/2.5V、lane3に対して0.7V/2.7V程度であり、±0.2V程度の微調整を行う。
しかしながら、各laneの変調条件をそれぞれ調整しても、実際には全てのlaneに対して完全に同等に最適な状態に合わせることは困難である。図8(d)に、発振波長が短波長の場合と、長波長の場合とで、それら2つの波長に対するオン状態の吸収曲線のかかり方を示す。オン状態であるので、長波は吸収曲線から完全に離れているが、短波は一部が吸収曲線にかかってしまっている。
このため、一般に最短波のlane0は、より長波のlane1−lane3に対してオン状態での光損失が大きくlane0の変調信号光は、他のlaneに比較して1dB程度光強度が弱い。また、EA変調器による光の損失を減らす場合には電圧を減らす方向に調整する必要があるが、上述のようにlane0のオフ電圧は典型的に0.1V程度であり、±0.2Vの微調整を行おうにも十分な調整余地がない。
そこで、従来、lane0のEA変調器による光の損失を補償するために、lane0のDFB半導体レーザの出力を上げることが行われる。図9に、典型的な波長多重光送信器における、lane0、2、3の光出力を示す。典型的な光出力は1mW程度(45℃での変調時の平均光出力)、典型的なDFB半導体レーザの注入電流は100mAであるが、lane0は光出力が1dBダウン(0.79倍)になっている。そのため、同じ光出力を確保するため、lane0の注入電流を125mAにする。注入電流を100mAから125mAにあげることで、DFB半導体レーザの光出力が1.27倍になり、lane0の光出力がlane2、3の光出力と同等となる。
藤澤剛、金澤慈、石井啓之、川口悦弘、布谷伸浩、大木明、高畑清人、伊賀龍三、狩野文良、大橋弘美、「次世代100GbEトランシーバ用モノリシック集積光源」電子情報通信学会 信学技報、2011年11月、OCS2011-68、OPE2011-106、LQE2011-10、pp.77-80 T. Ohyama, A. Ohki, K. Takahata, T. Ito, N. Nunoya, T. Fujisawa, R. Iga, and H. Sanjoh., "Compact 100GbE transmitter optical sub-assembly using polarization beam combiner", The 10th conference on Lasers and Electro-Optics Pacific Rim, and The 18th OptoElectronics and Communications Conference / Photonics in Switching 2013, CLEO-PR & OECC/PS 2013, Kyoto, Japan, MK1-4
しかしながら、lane0のみDFB半導体レーザの駆動電流を1.25倍に上げることは、DFB半導体レーザの活性層内の動作電流密度(もしくは単純に、DFB半導体レーザ単位長さあたりの電流量)を1.25倍にあげることになる。一般にDFB半導体レーザの劣化速度が動作電流密度と相関を持つことが知られているが、lane0は動作電流密度の増加により活性層内部における発熱量が増加し、lane2、3に対して劣化が加速される。
またlane1の光出力はlane2、3に比較して典型的には0.4dBダウン(0.91倍)であるので、lane1の注入電流を110mAにあげることで、DFB半導体レーザの光出力を1.11倍にあげる。従って、lane1でもlane2、3に比べDFB半導体レーザの劣化が進むことになる。
このようなDFB半導体レーザの劣化のばらつきは、図6に示す構成においても同様に存在する。図6に示す波長多重送信器モジュールでは、2つの半導体チップ(波長多重送信器)があり、lane0はlane1に対して、lane2はlane3に対して、典型的には0.4dB出力が低い(0.91倍)。つまり、lane0、lane2の注入電流を110mAにあげることで、DFB半導体レーザの光出力を1.11倍にあげる必要がある。
すなわち、DFB半導体レーザの発振波長が短波にあるlaneのほうが長波にあるものよりオン状態でのEA変調器による光の損失が大きく、それを補償するためにDFB半導体レーザの駆動電流をあげる必要があった。そのために発振波長が短波にあるlaneのDFB半導体レーザの単位長さあたりの電流量が増加し、発振波長によりDFB半導体レーザの劣化にばらつきが生じていた。
このように同一の波長多重送信器モジュールに形成された複数のDFB半導体レーザの劣化速度にばらつきが存在することで、全てのDFB半導体レーザを同様に使い切ることが困難であるという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、DFB半導体レーザの単位長あたりの電流量を増やすことなく、短波にあるレーンのEA変調器による光の損失を補償する波長多重送信器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、波長多重送信器であって、発振波長の異なる複数の半導体レーザと、前記複数のDFB半導体レーザの各々に接続された複数の電界吸収型光変調器と、前記複数のDFB電界吸収型光変調器から出射された信号光を合波する合波器と、を備え、発振波長が最も短い前記DFB半導体レーザは、共振長よりも短い回折格子を有し、前記回折格子は前記電界吸収型光変調器と接続された端面から離間して形成されており、発振波長が最も長い前記DFB半導体レーザは、回折格子が共振長と同じ長さであり、前記複数のDFB半導体レーザ、前記複数の電界吸収型光変調器および前記合波器は、全て単一の半導体チップに形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の波長多重送信器において、前記複数のDFB半導体レーザは、発振波長が短いほど回折格子が共振長に対して短いことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の波長多重送信器において、前記合波器は、前記複数の電界吸収型光変調器と接続された複数の第1の合波器からなり、前記複数の第1の合波器から出射された信号光を合波する第2の合波器をさらに備え、前記複数のDFB半導体レーザ、前記複数の電界吸収型光変調器および前記複数の第1の合波器は、複数の半導体チップに形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の波長多重送信器において、前記第2の合波器は、偏波多重方式の合波器であることを特徴とする。
本発明によれば、DFB半導体レーザの単位長あたりの電流量を増やすことなく、短波にあるレーンのEA変調器による光の損失を補償することができる。
本発明の実施形態1に係る波長多重送信器の構成を示す図である。 共振長と同じ長さの回折格子を有するDFB半導体レーザの構造と光強度の関係を示す図である。 共振長よりも短い回折格子を有するDFB半導体レーザの構造と光強度の関係を示す図である。 本発明の実施形態2に係る波長多重送信器の構成を示す図である。 100GbEで使用される、従来の波長多重送信器モジュールの構成を示す図である。 100GbEで使用される、従来の集積波長多重送信器モジュールの構成を示す図である。 DFB半導体レーザ、EA変調器および光合波器が形成された半導体チップの断面図である。 (a)はEA変調器に電圧が印加されていないときの吸収層の吸収曲線とDFB半導体レーザの発振波長を示し、(b)はEA変調器に電圧が印加されているときの吸収層の吸収曲線とDFB半導体レーザの発振波長を示し、(c)はEA変調器への電圧印加の有無により生成されるデジタル信号を示し、(d)は発振波長が短波長の場合と、長波長の場合とで、それら2つの波長に対するオン状態の吸収曲線のかかり方を示す。 典型的な波長多重光送信器における、lane0、2、3の光出力を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(実施形態1)
図1に、本発明の実施形態1に係る波長多重送信器の構成を示す。123は波長多重送信器モジュールであり、122は1つの半導体チップである波長多重送信器、121は光ファイバである。半導体チップ122は、4つのDFB半導体レーザ101−104、4つの電界吸収(EA)型の光変調器105−108、1つの多モード干渉(MMI)型の4対1の光合波器113からなる。すなわち、半導体チップ122は、DFB半導体レーザとEA変調器が集積された、4つのEA−DFBを備える。109−112はMMI型4対1光合波器113の入力導波路、114は光合波器113の出力導波路である。
DFB半導体レーザ101−104はいずれも連続光を出力し、DFB半導体レーザ101−104の各レーザ発振波長帯は、1294.53−1296.59nm、1299.02−1301.09nm、1303.54−1305.63nm、1308.09−1310.19nmである。
EA光変調器105−108は、同一組成の吸収層を持ち、別々の電気信号(25Gb/sもしくは28Gb/s)の電気入力に従ってDFB半導体レーザ101−104の連続光を25Gb/sもしくは28Gb/sの変調信号光に変換する。EA光変調器105−108から出力される変調信号光は、それぞれ導波路109−112に出力される。
MMI光合波器113は波長の異なる4つの変調信号光を合波し、1つに束ねた波長多重光として導波路114に出力する。1つに束ねられた波長多重光は、拡散光115となって空間に放射され、第1のレンズ116によって平行光117に直され、アイソレータ118を通過し、第2のレンズ119によって収束光120にされて集光され、ファイバ121に結合される。
尚、図には示していないが、波長多重光送信器モジュール123は、上記以外にも半導体チップ122の温度センサ(例えばサーミスタ)、温度制御用のペルチェ素子、DFB半導体レーザ101−104やEA型光変調器105−108に電源を供給するための直流電源を有する。また、EA型変調器105−108を駆動するための変調器ドライバ・高周波線路終端抵抗、変調器ドライバの振幅・バイアス電圧・電気クロスポイントを制御するための信号線や制御回路を有する。さらには変調器ドライバの前段に、電気信号の波形整形回路やクロック抽出回路、さらには電源電圧変動の影響を抑制する回路を設ける場合もある。
EA型光変調器105−108としては、消光比に優れ、正孔のパイルアップ抑制にも有効なInGaAlAs系引張歪量子井戸を用いることとする。出力導波路109−112、114としては、高周波の帯域を確保するために、低誘電率BCB埋め込みのリッジ型導波路を用いることとする。MMI光合波器113としては、光閉じ込めが強く、放射損失の小さなハイメサ型導波路を用いることとする。
半導体チップ122の大きさは2,000×2,600μmとし、DFB半導体レーザ101−104とEA変調器105−108の間の導波路長を50μm、EA型光変調器105−108の素子長を150μmとする。
波長多重送信器モジュール123は、作製した半導体チップ122を12mm×20mmという超小型のパッケージに実装したもので、40℃において100Gbit/s動作させたとき、シングルモードファイバ上での40kmエラーフリー伝送を達成した。これらの結果が示すように、波長多重送信器モジュール123は将来世代の100GbE用トランシーバとして十分な性能を有する。
図5に示す従来の波長多重送信器では、DFB半導体レーザ301−304の素子長(もしくは共振長)が同一であり、共振長と回折格子長とが一致するように形成されている。このため図9に示すように、lane2−3が電流100mAで光出力が1mWに達するのに対し、lane0には125mAを流す必要があり、DFB半導体レーザの単位長あたりの電流量が増加してしまう問題があった。
これに対して本発明の実施形態1では、発振波長が短波のlane0、1に対応するDFB半導体レーザ101、102の回折格子を共振長よりも短くし、DFB半導体レーザ103、104の回折格子を共振長と同じ長さにしている。
図2に共振長と同じ長さの回折格子を有するDFB半導体レーザの構造と光強度の関係を示し、図3に共振長よりも短い回折格子を有するDFB半導体レーザの構造と光強度の関係を示す。151はn電極、152はn−InP基板、153はn−InPクラッド層、154はDFB半導体レーザの活性層、155はDFB半導体レーザのガイド層、156はp−InPクラッド層、157はコンタクト層、158はp電極、159はλ/4位相シフトである。
ガイド層155にはEB(electron beam)描画により回折格子されており、図2では共振長Lと同じ長さの回折格子が形成されており、図3では共振長よりも短い回折格子が一方の端面寄りに形成されている。尚、図2、3ではどちらも、λ/4位相シフト159が回折格子の中央に形成されている。
共振長と同じ長さの回折格子を有するDFB半導体レーザ内部での励起光の光強度分布は、λ/4位相シフト159の位置で最大となり、λ/4位相シフト159からの距離の増加に従って単調に減少する。そのため、図2のようにλ/4位相シフト159が回折格子の中央に形成されている場合、両端面から出射される光の強度は等しくなる。一方、図3のように回折格子が共振長よりも短い場合、共振器内の回折格子が無い領域では、回折格子からの距離の増加に従って単調に増大する。そのため、回折格子から遠い端面から出射される光の強度は、回折格子に近い端面から出射される光の強度よりも強くなる。
そのため、実施形態1では、回折格子を、DFB半導体レーザ101、102では共振長よりも短くて、EA型光変調器105、106と接する端面と対向する端面に接するよう配置し、DFB半導体レーザ103、104では共振長と同じ長さとすることで、同じ注入電流でありながらlane0〜3の光出力を同等に揃えることができる。
lane0のDFB半導体レーザ101の回折格子をEA型光変調器105と接する端面と対向する端面からL/2(L:共振長)の長さで形成ことにより、lane0は電流100mAで1mWの光出力が得られるようになる。
また、lane1のDFB半導体レーザ102の回折格子をEA型光変調器105と接する端面と対向する端面から2L/3(L:共振長)の長さで形成ことにより、lane1は電流100mAで1mWの光出力が得られるようになる。
以上示したように、DFB半導体レーザの回折格子の共振長に対する長さの一つの例として、lane0は、EA型光変調器105と接する端面と対向する端面からL/2、lane1は、EA型光変調器106と接する端面と対向する端面から2L/3とした場合を説明したが、回折格子の共振長に対する長さは上記の例に束縛されるものではない。発振波長が短波であるlane0やlane1のDFB半導体レーザの回折格子の長さが共振長よりも短く、回折格子がEA型光変調器と接する端面から離間していれていれば一定の効果を発揮する。
また、lane1−3のすべてのDFB半導体レーザの回折格子の長さを共振長よりも短くし、回折格子をEA型光変調器と接する端面から離間することは、有害となる可能性がある。これは回折格子の長さを共振長よりも短くすることで、DFB半導体レーザの単一モード性が悪くなり、レーザ発振が安定しなくなったり、マルチモード発振を引き起こす可能性があるためである。そのため、必要なDFB半導体レーザの回折格子の長さだけを共振長よりも短くし、EA型光変調器と接する端面から離間することが重要である。
尚、本発明ではEA−DFBが4台、光合波器としてMMI型4対1光合波器の例を説明したが、EA−DFBの数、合波器の分岐数は上記に捕われない。つまり、EA−DFBの数は例えば2台、8台、16台もしくはそれ以上でも差支えなく、光合波器は2対1、8対1、16対1でも構わない。また光合波器としてはMMI型に捕われるものではなく、方向性結合器、Y分岐、マッハ・ツエンダ、誘電体多層膜フィルタ、アレイ導波路格子型、もしくはその組み合わせでも構わない。
通常、各laneの波長は
lane0:1294.53−1296.59nm
lane1:1299.02−1301.09nm
lane2:1303.54−1305.63nm
lane3:1308.09−1310.19nm
の範囲にあり、またEA変調器による変調レートは25Gb/sもしくは28Gb/sであるが、本発明は上記に捕われるものではない。EA−DFBの台数が変化すれば、laneの数も間隔も変わるからである。
また通常は25Gb/s×4波長=100Gb/sで使用されるが、例えば50Gb/s×8波長=400Gb/s、25Gb/s×16波長=400Gb/s、10Gb/s×10波長=100Gb/sで使用しても構わない。
さらにlane0−3を上から順番に(101−104の順で)設定した例を説明したが、laneの順番は任意であり、上記説明に捕われるものではない。条件はあくまで、短波長であるlaneのDFB半導体レーザの回折格子を共振長よりも短くして、回折格子をEA型光変調器と接する端面から離間させることにある。
(実施形態2)
図4に、本発明の実施形態2に係る波長多重送信器の構成を示す。232は波長多重送信器モジュールであり、230と231は半導体チップである波長多重送信器、229は光ファイバである。
半導体チップ230は2つのDFB半導体レーザ201−202、2つの電界吸収(EA)型の光変調器205−206、1つの多モード干渉(MMI)型の2対1の光合波器213、導波路209−210、215からなる。すなわち、半導体チップ230は、DFB半導体レーザとEA変調器が集積された、2つのEA−DFBを備える。ここで209−210はMMI型2対1光合波器213の入力導波路、215は光合波器213の出力導波路である。
DFB半導体レーザ201−202はいずれも連続光を出力し、DFB半導体レーザ201、202の各レーザ発振波長帯は、1294.53−1296.59nm、1299.02−1301.09nmである。
EA光変調器205−206は、同一組成の吸収層を持ち、別々の電気信号(25Gb/sもしくは28Gb/s)の電気入力に従ってDFB半導体レーザ201−202の連続光を25Gb/sもしくは28Gb/sの変調信号光に変換する。EA光変調器205−206から出力される変調信号光は、それぞれ導波路209−210に出力される。
半導体チップ231も基本的構成は半導体チップ230と同様に、連続光を出力するDFB半導体レーザ203−204、同一組成の吸収層を持つEA光変調器207−208、1つの多モード干渉(MMI)型の2対1の光合波器214、出力導波路211−212、216からなる。一方、DFB半導体レーザ203−204の各レーザ発振波長帯は、それぞれ1303.54−1305.63nm、1308.09−1310.19nmである。
MMI光合波器213−214は、波長の異なる2つの変調信号光をそれぞれ合波し、1つに束ねた波長多重光として出力導波路215−216にそれぞれ出力する。1つに束ねられた波長多重光は、拡散光217−218となって空間に放射され、レンズ219−220によって平行光221−222に直される。
平行光221は、ミラー223によって直角に進路が変わり、半波長板224によって、偏光が90°変わり、偏波フィルタ225によってさらに直角に進路が変わってアイソレータ226に入射される。一方で平行光222は、半波長板によって偏光が変わっていないので偏波フィルタを透過し、アイソレータ226に入射される。すなわち、偏波フィルタ225により、2つの波長多重光が合波され、波長多重合波光になる。
アイソレータ226を通過した平行光221−222は、レンズ227によって収束光228にされて集光され、ファイバ229に結合される。
半導体チップ230、231の大きさはそれぞれ1,500×1,000μmとし、LCレセプタクルを含めた波長多重送信器モジュール232の大きさは8.7mm×29mmとする。波長多重送信器モジュール232は、40℃において100Gbit/s動作させたとき、40kmのエラーフリー動作が可能である。
図6の従来の波長多重送信器では、DFB半導体レーザ201−204の素子長(もしくは共振長)が同一であり、共振長と回折格子長とが一致するように形成されていた。このためlane1、3が電流100mAで光出力が1mWに達するのに対し、lane0、2には110mAを流す必要があり、DFB半導体レーザの単位長あたりの電流量が増加してしまう問題があった。
これに対して本発明では、発振波長が短波のlane0、2に対応するDFB半導体レーザ201、203の回折格子を共振長よりも短くし、lane1、3に対応するDFB半導体レーザ202、204の回折格子を共振長と同じ長さにしている。
そのため、実施形態2では、回折格子を、201、203では共振長よりも短くて、EA型光変調器205、207と接する端面と対向する端面に接するよう配置し、DFB半導体レーザ202、204で共振長と同じ長さとすることで、同じ注入電流でありながらlane0〜3の光出力を同等に揃えることができる。
lane0のDFB半導体レーザ201の回折格子をEA型光変調器205と接する端面と対向する端面から2L/3(L:共振長)の長さで形成ことにより、lane0は電流100mAで1mWの光出力が得られるようになる。
また、lane2のDFB半導体レーザ203の回折格子をEA型光変調器207と接する端面と対向する端面から2L/3(L:共振長)の長さで形成ことにより、lane2は電流100mAで1mWの光出力が得られるようになる。
以上示したように、DFB半導体レーザの回折格子の共振長に対する長さの一つの例として、lane0は、EA型光変調器205と接する端面と対向する端面から2L/3、lane2は、EA型光変調器207と接する端面と対向する端面から2L/3とした場合を説明したが、回折格子の共振長に対する長さは上記の例に束縛されるものではない。発振波長が短波であるlane0やlane2のDFB半導体レーザの回折格子の長さが共振長よりも短く、回折格子がEA型光変調器と接する端面から離間していれていれば一定の効果を発揮する。
尚、本発明ではEA−DFBが2台、光合波器としてMMI型2対1光合波器からなる半導体チップを2台、集積した例を説明したが、EA−DFBの数、合波器の分岐数は上記に捕われない。つまり、EA−DFBが4台、光合波器としてMMI型4対1光合波器からなる半導体チップを2台集積してもよく、波長は計8波長になる。EA−DFBが8台、光合波器としてMMI型8対1光合波器からなる半導体チップを2台集積した場合には、波長は16波長になる。
また、すべてのDFB半導体レーザの回折格子の長さを共振長よりも短くし、回折格子をEA型光変調器と接する端面から離間することは、有害となる可能性がある。これは回折格子の長さを共振長よりも短くすることで、DFB半導体レーザの単一モード性が悪くなり、レーザ発振が安定しなくなったり、マルチモード発振を引き起こす可能性があるためである。そのため、必要なDFB半導体レーザの回折格子の長さだけを共振長よりも短くし、EA型光変調器と接する端面から離間することが重要である。
また光合波器としてはMMI型に捕われるものではなく、方向性結合器、Y分岐、マッハ・ツエンダ、誘電体多層膜フィルタ、アレイ導波路格子型、もしくはその組み合わせでも構わない。
通常、各laneの波長は
lane0 1294.53−1296.59nm
lane1 1299.02−1301.09nm
lane2 1303.54−1305.63nm
lane3 1308.09−1310.19nm
の範囲にあり、またEA変調器による変調レートは25Gb/sもしくは28Gb/sであるが、本発明は上記に捕われるものではない。EA−DFBの台数が変化すれば、laneの数も間隔も変わるからである。
また通常は25Gb/s×4波長=100Gb/sで使用されるが、例えば50Gb/s×8波長=400Gb/s、25Gb/s×16波長=400Gb/s、10Gb/s×10波長=100Gb/sで使用しても構わない。
さらにlane0−3を上から順番に(201−204の順で)設定した例を説明したが、laneの順番は任意であり、上記説明に捕われるものではない。条件はあくまで、同一半導体チップの中で短波長であるlaneの回折格子の長さが共振長よりも短く、回折格子をEA型光変調器と接する端面から離間させることにある。
101−104、201−204、301−304、401−404 DFB半導体レーザ
105−108、205−208、305−308、405−408 EA光変調器
109−112、114、209−212、215、309−312、314、409−412、415 導波路
113、213、214、313、413、414 MMI光合波器
115、217、218、315、417、418 拡散光
116、119、219、220、227、316、319、419、420、427、 レンズ
117、221、222、317、421、422 平行光
118、226、318、426 アイソレータ
151、501 n電極
152、502 n−InP基板
153、503 n−InPクラッド層
154、504 活性層
155、505 ガイド層
156、506 p−InPクラッド層
157 コンタクト層
158、507 DFB半導体レーザの電極
159、512 λ/4位相シフト
120、228、320、428 収束光
121、229、321、429 ファイバ
122、230、231、322、430、431 半導体チップ
123、232、323、432 波長多重送信器モジュール
223、423 ミラー
224、424 半波長板
225、425 偏波フィルタ
508 EA変調器の吸収層
509 EA変調器の電極
510 コア層
511 InP

Claims (4)

  1. 発振波長の異なる複数のDFB半導体レーザと、
    前記複数のDFB半導体レーザの各々に接続された複数の電界吸収型光変調器と、
    前記複数の電界吸収型光変調器から出射された信号光を合波する合波器と、
    を備え、
    発振波長が最も短い前記DFB半導体レーザは、共振長よりも短い回折格子を有し、前記回折格子は前記電界吸収型光変調器と接続された端面から離間して形成されており、
    発振波長が最も長い前記DFB半導体レーザは、回折格子が共振長と同じ長さであり、
    前記複数のDFB半導体レーザ、前記複数の電界吸収型光変調器および前記合波器は、全て単一の半導体チップに形成されていることを特徴とする波長多重送信器。
  2. 前記複数のDFB半導体レーザは、発振波長が短いほど回折格子が共振長に対して短いことを特徴とする請求項1に記載の波長多重送信器。
  3. 前記合波器は、前記複数の電界吸収型光変調器と接続された複数の第1の合波器からなり、前記複数の第1の合波器から出射された信号光を合波する第2の合波器をさらに備え、
    前記複数のDFB半導体レーザ、前記複数の電界吸収型光変調器および前記複数の第1の合波器は、複数の半導体チップに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の波長多重送信器。
  4. 前記第2の合波器は、偏波多重方式の合波器であることを特徴とする請求項3に記載の波長多重送信器。
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