JP6075795B2 - Information processing apparatus and method, program, and recording medium - Google Patents
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Description
本発明は情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、複数の通信プロトコルに対応するチップやカードなどで管理されているデータを更新する際などに用いて好適な情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。 The present invention relates to an information processing apparatus and method , a program, and a recording medium , and more particularly, an information processing apparatus and method suitable for use when updating data managed by a chip or a card corresponding to a plurality of communication protocols. , A program, and a recording medium .
携帯電話機が普及し、携帯電話機でさまざまなサービスが提供されている。図1Aを参照するに、携帯電話機11には、チップ12が組み込まれており、このチップ12に、サービス13−1やサービス13−2が書き込まれている。また、サービス13−1をユーザに提供する際の処理は、アプリケーション14−1が行い、サービス13−2をユーザに提供する際の処理は、アプリケーション14−2が行うように構成されている。
Mobile phones have become widespread, and various services are provided by mobile phones. Referring to FIG. 1A, a
アプリケーションは、携帯電話機上のソフトウェアに書き込まれる一連の実行可能なモジュールであり、チップ上に書き込まれるサービスとは異なる。携帯電話機には、非特許文献1に示すMIDP 2.0仕様に準拠した製品であればアプリケーション管理ソフト(AMS: Application Management Software)が、非特許文献2に示すMIDP 1.0仕様に準拠した製品であれば同様の機能を持つJAM(Java(登録商標) Application Manager)が搭載されており、携帯電話に搭載されるアプリケーションの管理を行っている。ここでの管理とは、アプリケーションのダウンロード、インストール、削除といった一連の状態遷移を保持していることを指す。
An application is a series of executable modules written in software on a mobile phone and is different from a service written on a chip. If the mobile phone is a product that conforms to the MIDP 2.0 specification shown in Non-Patent
アプリケーション管理ソフト15は、まず、アプリケーション14−1が携帯電話機にインストールされた事を管理し、さらにアプリケーションがサービス13−1をチップ内に生成した際には、その情報も関連付けて管理する。同様にアプリケーション14−2がインストールされた後にサービス13−2をチップ内に生成した場合、その情報について関連付けを行う。例えば、アプリケーション管理ソフト15は、アプリケーション14−2を削除する場合、関連付けられているサービス13−2を事前に削除する処理を必要とする。
The
ここで図1Bに示すように、ユーザが携帯電話機11から携帯電話機31に変えるときを考える。例えば、携帯電話機31を購入する際、その購入した店で、携帯電話機11から携帯電話機31へのデータの移行のサービスが行われる。携帯電話機11のチップ12に記憶されているサービス13−1やサービス13−2(以下、個々にサービス13−1,13−2を区別する必要がない場合、単にサービス13と記述する。他も同様の記述とする)は、携帯電話機31のチップ32に移行される。また、アプリケーション管理ソフト15の情報も、アプリケーション管理ソフト33に移行される。しかしながら、チップ12で管理されていない携帯電話機上のアプリケーション14は、携帯電話機31に移行されない。
Here, as shown in FIG. 1B, consider the case where the user changes from the
携帯電話機31のアプリケーション管理ソフト33は、チップ32に記憶されているサービス13があるが、それに対応するアプリケーション14がないと、ユーザにサービス13に対応するアプリケーション14をダウンロードするように指示するメッセージを携帯電話機31のディスプレイ上に表示させる。ユーザが、そのメッセージに対する処理として、アプリケーション14をダウンロードすることで、新しい携帯電話機31でも、サービス13を利用できる状態となる。
The
上記したように、現状、チップ12でサービス13が管理され、アプリケーション管理ソフト15(33)でアプリケーション14との対応付けなどが行われているが、サービス13をUICC(Universal Integrated Circuit Card)に記憶して管理することが考えられる。図2Aに示すように、携帯電話機11のUICC51にサービス13が記憶されている状態のとき、携帯電話機11からUICC51が外され、別の携帯電話機31に、そのUICC51が装着されると、携帯電話機31でサービス13が利用できるようになることが好ましい。
As described above, the
この場合、UICC51に記憶されているサービス13などは、差し込まれた携帯電話機31側に移行されることになるが、アプリケーション管理ソフト15の情報は、アプリケーション管理ソフト33には移行されない。その結果、アプリケーション管理ソフト15で行われていた処理を、アプリケーション管理ソフト33で行うことができず、結果として、UICC51に記憶されているサービス13が利用できない可能性がある。
In this case, the
そこで、図2Bに示すように、携帯電話機11に、ビューワ(Viewer)71を設けることが考えられる。このビューワ71は、各携帯電話機が備え、UICC51が管理しているサービスなどを閲覧できるように構成される。例えば、携帯電話機11に装着されていたUICC51が外されて、携帯電話機31に装着された場合、携帯電話機31もビューワ71を備えているため、そのビューワ71により、UICC51で管理されているサービスを閲覧することができる。
In view of this, as shown in FIG. 2B, it is conceivable to provide a
また例えば、サービス13は管理されているが、そのサービス13に対応付けられるアプリケーションがなかった場合、アプリケーションのダウンロードをユーザに促すメッセージを表示させるような機能を、ビューワ71に持たせることも考えられる。
Further, for example, if the
UICC51は、例えば、図3に示すような構成とされている。UICCハードウェア101の上に、UICC内のアプリケーションマネージャ102があり、この上に、アプリケーション103、アプリケーション104、アプリケーション105が管理されている。アプリケーション103は、例えば、クレジットカードの機能を実現するサービスを提供するためのアプリケーションである。アプリケーション104は、例えば、交通機関に乗り降りするときの料金の支払いなどのときに用いられるトランスポート系のサービスを提供するためのアプリケーションである。
The UICC 51 is configured as shown in FIG. 3, for example. An
UICC内のアプリケーションマネージャ102は、一例として、Sun Microsystems(商標)が開示しているJavaCardTMを実行環境とした場合、Installerがアプリケーションインストール・削除機能を司り、Global Platformが規定しているレジストリによる管理情報、認証方法を利用して、統合的なアプリケーションマネージメント機能を実現している。
For example, when the JavaCardTM disclosed by Sun Microsystems (trademark) is used as the execution environment, the
アプリケーション105は、総合サービスを提供するためのアプリケーションであり、サービス106−1、サービス106−2、サービス106−3を提供する。例えば、サービス106−1は、クレジットの機能を実現するサービスであり、サービス106−2は、トランスポート系のサービスを提供するサービスであり、サービス106−3は、クーポンを提供するサービスである。
The
このようなアプリケーションが登録されているときに、ビューワ71により、UICC51で管理されているアプリケーションの閲覧が行われると、例えば、図4に示したような表示が行われる。ビューワ71は、アプリケーション103、アプリケーション104、アプリケーション105を認識するため、アプリケーション103が提供するサービスのサービス名である“サービス103”、アプリケーション104が提供するサービスのサービス名である“サービス104”という名称をユーザに提供する。そして、アプリケーション105が提供するサービスは、複数あるが、アプリケーション105の総称である“サービス105”という名称が、ユーザに提供される。
When such an application is registered and the
このように、アプリケーション105は、サービス106−1乃至106−3を提供するが、ビューワ71は、UICC内のアプリケーションマネージャ102上に登録されているアプリケーション103乃至105しか認識できず、アプリケーション105が提供するサービス106−1乃至106−3までも認識して、その情報をユーザに提示することができない。
As described above, the
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、UICCなどの所定の情報を管理する装置内の情報を、その情報を閲覧するためのビューワで正確に閲覧できるようにし、かつそのための更新を既存のインフラを用いて行えるようにするものである。 The present invention has been made in view of such a situation. For example, information in a device that manages predetermined information such as UICC can be accurately browsed by a viewer for browsing the information. At the same time, it will be possible to update using existing infrastructure.
本技術の一側面の情報処理装置は、サービスをカードに登録するためのデータを作成し第1の通信方式で送信し、前記サービスの情報を前記カードに登録するためのデータを作成し、前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式で前記カードとデータを授受する通信装置に送信する通信部と、前記カードに、前記サービスを登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第1の通信方式と、前記サービスの情報を登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第2の通信方式を設定する設定部とを備え、前記設定部は、前記第1の通信方式を、前記サービスを提供するアプリケーションにアクセスする通信方式に設定し、前記第2の通信方式を、前記アプリケーションを管理するアプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定する。 An information processing apparatus according to an aspect of the present technology creates data for registering a service in a card and transmits the data using a first communication method, creates data for registering the service information in the card, and A communication unit that transmits to the communication device that exchanges data with the card in a second communication method different from the first communication method; and the communication that is performed with the communication device to register the service in the card . 1 and a setting unit that sets the second communication method for communication with the communication device to register the service information, and the setting unit includes the first communication method. , set to the communication system to access the application that provides the service, setting the second communication method, a communication system to access the application manager for managing the application To.
前記設定部により、前記第1の通信方式が、前記アプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定された場合、前記通信部は、設定された第1の通信方式で用いられるパケットと、前記アプリケーションに独自のコマンドとを関連付けたデータを生成し、送信するようにすることができる。 When the first communication method is set by the setting unit to a communication method for accessing the application manager , the communication unit is unique to the packet used in the set first communication method and the application . It is possible to generate and transmit data in association with the command.
前記設定部により、前記第1の通信方式が、前記アプリケーションにアクセスする通信方式に設定された場合、前記通信部は、設定された第1の通信方式で用いられるパケットで、前記アプリケーションに独自のコマンドをラッピングしたデータを生成し、送信するようにすることができる。 When the first communication method is set to a communication method for accessing the application by the setting unit, the communication unit is a packet used in the set first communication method and is unique to the application . Data in which the command is wrapped can be generated and transmitted.
前記設定部は、前記通信装置と通信を行えるか否かを通信方式毎に判断し、通信を行えると判断された通信方式の中から選択を行うようにすることができる。 The setting unit can determine whether or not communication with the communication apparatus can be performed for each communication method, and can select a communication method determined to be able to perform communication .
前記設定部は、複数の通信方式のうちの1つの通信方式を選択し、その通信方式で前記通信装置と通信が可能でなかったときは、他の通信方式を選択し直して、再度、前記通信装置と通信が行えるか否かを判断し、選択された通信方式で通信が可能となった時点で、その通信が可能となった通信方式を選択するようにすることができる。 The setting unit selects one communication method among a plurality of communication methods, and when communication with the communication apparatus is not possible with the communication method, re-selects another communication method, and again, the It is possible to determine whether or not communication with the communication device can be performed, and when the communication with the selected communication method becomes possible, the communication method that enables the communication can be selected .
前記設定部は、複数の通信方式のうちの1つの通信方式を選択し、その通信方式で前記通信装置と通信が可能でなかったときは、他の通信方式を選択し直して、再度、前記通信装置と通信が行えるか否かを判断し、選択された通信方式で通信が可能となったとき、その通信方式で、前記通信装置と通信方式に関する情報交換を行い、その情報交換の結果を用いて通信方式を選択するようにすることができる。 The setting unit selects one communication method among a plurality of communication methods, and when communication with the communication apparatus is not possible with the communication method, re-selects another communication method, and again, the It is determined whether or not communication with the communication device can be performed, and when communication is possible with the selected communication method, information regarding the communication method is exchanged with the communication device with the communication method, and the result of the information exchange is determined. Can be used to select a communication method .
本技術の一側面の情報処理方法は、サービスをカードに登録するためのデータを作成し第1の通信方式で送信し、前記サービスの情報を前記カードに登録するためのデータを作成し、前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式で前記カードとデータを授受する通信装置に送信し、前記カードに、前記サービスを登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第1の通信方式と、前記サービスの情報を登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第2の通信方式を設定するステップを含み、前記設定は、前記第1の通信方式を、前記サービスを提供するアプリケーションにアクセスする通信方式に設定し、前記第2の通信方式を、前記アプリケーションを管理するアプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定する。 An information processing method according to one aspect of the present technology creates data for registering a service in a card and transmits the data using a first communication method, creates data for registering the service information in the card, and The first communication of communication performed with the communication device to transmit to the communication device that exchanges data with the card in a second communication method different from the first communication method, and to register the service in the card A method and a step of setting the second communication method for communication with the communication device to register the service information, wherein the setting provides the first communication method and the service. set in the communication system to access the application, the second communication method, set a communication method to access the application manager that manages the application.
本技術の一側面のプログラムは、サービスをカードに登録するためのデータを作成し第1の通信方式で送信し、前記サービスの情報を前記カードに登録するためのデータを作成し、前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式で前記カードとデータを授受する通信装置に送信し、前記カードに、前記サービスを登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第1の通信方式と、前記サービスの情報を登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第2の通信方式を設定するステップを含み、前記設定は、前記第1の通信方式を、前記サービスを提供するアプリケーションにアクセスする通信方式に設定し、前記第2の通信方式を、前記アプリケーションを管理するアプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定する。 A program according to an aspect of the present technology creates data for registering a service in a card , transmits the data using a first communication method, creates data for registering the service information in the card, and and with a communication method different from the second communication method transmitted to a communication device for exchanging the card and data in the card, in order to register the service, and the first communication method of communication performed with the communication device , Including the step of setting the second communication method of communication performed with the communication device in order to register the information of the service, wherein the setting includes changing the first communication method to an application that provides the service. set in the communication system to be accessed, the second communication method, set a communication method to access the application manager that manages the application.
本技術の一側面の記録媒体は、サービスをカードに登録するためのデータを作成し第1の通信方式で送信し、前記サービスの情報を前記カードに登録するためのデータを作成し、前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式で前記カードとデータを授受する通信装置に送信し、前記カードに、前記サービスを登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第1の通信方式と、前記サービスの情報を登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第2の通信方式を設定するステップを含み、前記設定は、前記第1の通信方式を、前記サービスを提供するアプリケーションにアクセスする通信方式に設定し、前記第2の通信方式を、前記アプリケーションを管理するアプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定する。 A recording medium according to an aspect of the present technology creates data for registering a service in a card and transmits the data using a first communication method, creates data for registering the service information in the card, and The first communication method of communication performed with the communication device in order to transmit the data to and from the communication device that exchanges data with the card in a second communication method different from the communication method of 1, and to register the service in the card And setting the second communication method of communication performed with the communication device in order to register the service information, the setting including the first communication method and the application providing the service. set in the communication system for accessing the second communication method, it sets a communication method to access the application manager that manages the application.
本技術の一側面の情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体においては、サービスをカードに登録するためのデータが作成され第1の通信方式で送信され、サービスの情報をカードに登録するためのデータが作成され、第1の通信方式と異なる第2の通信方式でカードとデータを授受する通信装置に送信され、カードに、サービスを登録するために、通信装置と行う通信の第1の通信方式と、サービスの情報を登録するために、通信装置と行う通信の第2の通信方式が設定される。設定は、第1の通信方式が、サービスを提供するアプリケーションにアクセスする通信方式に設定され、第2の通信方式が、アプリケーションを管理するアプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定される。 In the information processing apparatus and method, the program, and the recording medium according to one aspect of the present technology, data for registering a service in a card is generated and transmitted by the first communication method, and the service information is registered in the card. Data is generated and transmitted to a communication device that exchanges data with the card in a second communication method different from the first communication method, and the first communication performed with the communication device to register the service in the card In order to register the communication method and service information, a second communication method for communication with the communication device is set. Setting a first communication method is set to the communication system to access the application that provides the service, the second communication method is set in the communication system to access the application manager for managing applications.
本発明の一側面によれば、異なる機器で共通して用いられるビューワで、情報を管理している装置内の情報を閲覧できる。その閲覧は、個々の情報の中身までも正確に反映したものとすることができる。 According to one aspect of the present invention, information in an apparatus that manages information can be browsed by a viewer that is commonly used by different devices. The browsing can accurately reflect the contents of individual information.
本発明の一側面によれば、情報を管理している装置内の情報を、既存のインフラを用いて更新することができる。 According to one aspect of the present invention, information in a device that manages information can be updated using existing infrastructure.
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[システムについて]
図5は、本発明が適用されるシステムの一実施の形態の構成を示す図である。図5に示したシステムは、携帯電話機201とリーダライタ202から構成される。携帯電話機201とリーダライタ202は、非接触により通信を行う。ここでは携帯電話機201として説明を続けるが、リーダライタ202と通信を行い、何らかのデータを保持するICカードなどにも本発明を適用することができる。
[About the system]
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of an embodiment of a system to which the present invention is applied. The system shown in FIG. 5 includes a
[携帯電話機201の構成について]
図6は、携帯電話機201の内部構成を示す図である。携帯電話機201は、ホスト221、UICC(Universal Integrated Circuit Card)222を含み、ホスト221とUICC222は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)223でデータの授受を行えるように接続されている。また、携帯電話機201とリーダライタ202との非接触な通信を制御するCLF(Contactless Frontend)224も、携帯電話機201は含む構成とされている。
[Configuration of mobile phone 201]
FIG. 6 is a diagram showing an internal configuration of the
なお、ここでは本発明に係わる部分を図示して説明するが、携帯電話機201は、図示していない通信部などにより電話として機能する機能や、ネットワークに接続する機能などを実現する部分も含む構成とされている。
In addition, although the part concerning this invention is illustrated and demonstrated here, the
UICC222は、UICCハードウェア251、アプリケーションマネージャ252、レジストリ253を備える。またUICC222は、ここでは、第1アプリケーション254、第2アプリケーション255、および第3アプリケーション256を記憶し、管理するとする。第1アプリケーション254は、例えば、携帯電話機201でクレジットカードの機能を実現するサービスを提供するためのアプリケーションである。また例えば、第2アプリケーション255は、交通機関に乗り降りするときの料金の支払いなどのときに用いられるトランスポート系のサービスを携帯電話機201で提供するためのアプリケーションである。
The
また例えば、第3アプリケーション256は、総合サービスを提供するためのアプリケーションである。後述するように、第3アプリケーション256は、クレジットの機能を実現するサービス、トランスポート系のサービス、クーポンを提供するサービスなど、複数のサービスを提供するためのアプリケーションである。図6には図示していないが、図14を参照して後述するように、UICC222にサービスが追加で登録されることがあり、UICC222は、登録されたサービスを記憶し、管理する機能も有する。各アプリケーションは、アプリケーションマネージャ252によって、管理されるものであるが、同じ実行環境で管理される事に限定されない。一例として、アプリケーションマネージャ252がJavaCardTMを搭載し、1つのアプリケーションがソフトウェアにより実現されていても、他のアプリケーションが、ROMの工場出荷時に書き込まれている場合や、別チップとして提供される場合もあり得る。
For example, the
UICCハードウェア251は、UICC222を構成するハードウェアの部分であり、例えば、CLF224とデータの授受を行うインターフェイスを含む構成とされる。アプリケーションマネージャ252は、レジストリ253を備える。アプリケーションマネージャ252は、レジストリ253に書き込まれている情報を参照したり、アプリケーションからの指示に基づき、レジストリ253内の情報を更新したりする。
The
また、アプリケーションマネージャ252は、CLF224を介して供給されたコマンドを解釈し、その解釈に基づき、アプリケーションにデータを供給したり、アプリケーションからのデータを、CLF224に供給したりする処理を実行する。レジストリ253は、アプリケーションが提供するサービスの名称やサービス種別といったサービスに関する情報を管理する。
In addition, the
ここでアプリケーションやサービスが登録されたり、更新されたりするときのデータの流れについて説明する。 Here, the flow of data when an application or service is registered or updated will be described.
[登録、更新時のデータの流れについて]
図7は、第1アプリケーション254にアクセスするときのデータの流れについて説明するための図である。第1アプリケーション254にアクセスする場合、リーダライタ202からCLF224を介して、UICCハードウェア251経由でUICC222の第1アプリケーション254にアクセスする通信路301がある。また、同じくリーダライタ202からCLF224を介して、さらに、UICC222のUICCハードウェア251とアプリケーションマネージャ252を介して第1アプリケーション254にアクセスする通信路302がある。
[About data flow during registration and update]
FIG. 7 is a diagram for explaining the flow of data when accessing the
通信路301と通信路302の違いは、それぞれ異なるコマンドフォーマットによるものである。通信路301で第1アプリケーション254に送信されるのは、第1アプリケーション254の通信プロトコルに対応した独自のコマンドフォーマットである。リーダライタ202とCLF224の間で、第1アプリケーション254対応するプロトコルによって通信を行い、CLF224からUICCハードウェア251には、通信で取得した独自のコマンドが渡される。また、通信路302で第1アプリケーション254に送信されるのは、通信プロトコルに対応した汎用のコマンドフォーマットである。リーダライタ202とCLF224の間で、第1アプリケーション254に対応するプロトコルによって通信を行い、CLF224からUICCハードウェア251には、通信で取得した汎用のコマンドフォーマットに準拠したコマンドが渡される。つまり、流れるコマンドフォーマットによって、アプリケーションマネージャ252を経由せずに第1アプリケーションに行く通信路301と、経由して第1アプリケーションに行く通信路302がある。
The difference between the
後述するように、通信プロトコルとしては、ISO 14443で規格されている3と4に対応したType A規格、Type B規格、18092で規格されている通称TypeF規格が存在する。その通信プロトコルを利用する汎用なコマンドフォーマットとしては、ISO7816−4で規定されるApplication Protocol Data Unit(APDU)と呼ばれるコマンドフォーマットがある。APDUコマンドフォーマットに準拠したコマンドの事を、以下、APDUコマンドと記述する。 As will be described later, as communication protocols, there are Type A standards, Type B standards corresponding to 3 and 4 standardized by ISO 14443, and commonly known Type F standards standardized by 18092. As a general-purpose command format using the communication protocol, there is a command format called Application Protocol Data Unit (APDU) defined by ISO7816-4. A command conforming to the APDU command format is hereinafter referred to as an APDU command.
図7に説明を戻し、第1アプリケーション254にアクセスする通信路としては、通信路303もある。この通信路303は、ホスト221から、有線のUART223を介し、さらにUICC222内のUICCハードウェア251とアプリケーションマネージャ252を介して第1アプリケーション254にアクセスする通信路である。
Returning to FIG. 7, there is a
このように、第1アプリケーション254へとアクセスする通信路は3系統ある。また、第1アプリケーション254は、アプリケーションマネージャ252内のレジストリ253にアクセスすることができ、この通信路を通信路304とする。
As described above, there are three communication paths for accessing the
次に、図8を参照し、第2アプリケーション255にアクセスするときのデータの流れについて説明する。第2アプリケーション255にアクセスする場合、リーダライタ202からCLF224を介して、さらに、UICC222のUICCハードウェア251とアプリケーションマネージャ252を介して第2アプリケーション255にアクセスする通信路321がある。この通信路321で第2アプリケーション255に送信されるのは、汎用の通信プロトコルに対応したコマンドフォーマットである。
Next, a data flow when accessing the
また、第1アプリケーション254と同じく有線経由の通信路322もある。通信路322は、ホスト221から、有線のUART223を介し、さらにUICC222内のUICCハードウェア251とアプリケーションマネージャ252を介して第2アプリケーション255にアクセスする通信路である。
In addition, as with the
このように、第2アプリケーション255へとアクセスする通信路は2系統ある。また、第2アプリケーション255は、アプリケーションマネージャ252内のレジストリ253にアクセスすることができるように構成されている。この通信路を通信路323とする。
As described above, there are two communication paths for accessing the
次に、図9を参照し、第3アプリケーション256にアクセスするときのデータの流れについて説明する。第3アプリケーション256にアクセスする場合、リーダライタ202からCLF224を介して、UICCハードウェア251を経由して、UICC222の第3アプリケーション256にアクセスする通信路351がある。また、同じくリーダライタ202からCLF224を介して、さらに、UICC222のUICCハードウェア251とアプリケーションマネージャ252を介して第3アプリケーション256にアクセスする通信路352がある。
Next, a data flow when accessing the
第1アプリケーション254と同じく、この第3アプリケーション256における通信路351と通信路352の違いも、それぞれ異なるコマンドフォーマットによるものである。リーダライタ202とCLF224の間で、第3アプリケーション256に対応するプロトコルによって通信を行い、CLF224からUICCハードウェア251には、通信で取得した第3アプリケーション256独自のコマンドが渡される。
Similar to the
通信路351で第3アプリケーション256に送信されるのは、第3アプリケーション256の通信プロトコルに対応した独自のコマンドフォーマットである。また、通信路352で第3アプリケーション256に送信されるのは、汎用のプロトコルに対応したコマンドフォーマットである。リーダライタ202とCLF224の間で、第3アプリケーション256に対応するプロトコルによって通信を行い、CLF224からUICCハードウェア251には、通信で取得した汎用のコマンドフォーマットに準拠したコマンドが渡される。
What is transmitted to the
すなわち、流れるコマンドフォーマットによって、アプリケーションマネージャ252を経由せずに第3アプリケーション256に行く通信路351と、経由して第3アプリケーション256に行く通信路352がある。
That is, depending on the command format that flows, there is a
第3アプリケーション256にアクセスする通信路としては、通信路353もある。この通信路353は、ホスト221から、有線のUART223を介し、さらにUICC222内のUICCハードウェア251とアプリケーションマネージャ252を介して第3アプリケーション256にアクセスする通信路である。
As a communication path for accessing the
このように、第3アプリケーション256へとアクセスする通信路は3系統ある。また、第3アプリケーション256は、アプリケーションマネージャ252内のレジストリ253にアクセスすることができ、この通信路を通信路354とする。
As described above, there are three communication paths for accessing the
図10を参照し、これらの通信路や通信プロトコル、コマンドフォーマットについて説明を加える。図10では、具体的な例を挙げて説明する。第1アプリケーション254は、Type Aなどと称される通信方式に対応している。以下、適宜、第1アプリケーション254が対応している通信方式を第1通信方式と記述し、第1通信方式の具体例としては、Type Aであるとして説明を続ける。
With reference to FIG. 10, these communication paths, communication protocols, and command formats will be described. In FIG. 10, a specific example will be described. The
第1通信方式は、通信プロトコルとして、Type Aと称する通信方式のうちISO 14443−2〜3に準拠しており、送信パケットとして独自パケットを利用しているものと14443−4にも準拠し、汎用パケットに対応したものの2種類が存在する。 The first communication method conforms to ISO 14443-2-3 among communication methods referred to as Type A as a communication protocol, and also conforms to 14443-4 using a unique packet as a transmission packet, There are two types corresponding to general-purpose packets.
独自パケットは、第1アプリケーション254独自のコマンドを送受信する目的で用いられる。よってリーダライタ202から、この独自パケットが送信された場合、CLF224で抜き出されたコマンドはUICCハードウェア251を経由して第1アプリケーション254へと供給される。換言すれば、独自の規格のパケットなため、アプリケーションマネージャ252で処理せず、第1アプリケーション254に供給される。
The unique packet is used for the purpose of transmitting / receiving a command unique to the
なお、第1アプリケーション254の実現方法により、アプリケーションマネージャ252を経由する場合としない場合がある。例えば、第1アプリケーション254がUICCハードウェア251内で実現される場合は、アプリケーションマネージャ252の管理下から離れてアプリケーションマネージャ252を介さずハードウェア内で動作することが可能である。別の例として、第1アプリケーション254がモジュールとして後からメモリ上に展開されている場合は、アプリケーションマネージャ252の管理下に置かれ、その場合は、アプリケーションマネージャ252を介する。アプリケーションマネージャを介する時は、前記のように汎用コマンドでのアクセスになる。
Depending on how the
ここでは、図7に示した例、すなわち上記したように、リーダライタ202から独自パケットが送信された場合、CLF224で抜き出されたコマンドはUICCハードウェア251を経由して第1アプリケーション254へと供給され、その経路は、通信路301であるとして説明を続ける。
Here, in the example shown in FIG. 7, that is, as described above, when a unique packet is transmitted from the reader /
なお、以下の説明においては、独自コマンドは、第1アプリケーション254の独自のパケット(第1パケットと記述する)で送受信されるコマンドであることを示すために第1コマンドと記述する。独自コマンドを利用した第1アプリケーションの1例として、MIFARE(商標)がある。
In the following description, the unique command is described as a first command to indicate that it is a command transmitted / received in a unique packet (described as the first packet) of the
アプリケーションマネージャ252は、CLF224で処理された後に抜き出されるAPDUコマンドを扱う。よってリーダライタ202から、このAPDUコマンドが送信された場合、通信路302(図7)、すなわち、CLF224、UICCハードウェア251、およびアプリケーションマネージャ252を介して第1アプリケーション254へと供給される。この場合、アプリケーションマネージャ252が、供給されたコマンドは、第1アプリケーション254へのコマンドであるとの処理を実行することで、第1アプリケーション254へとコマンドが供給されることになる。
The
この汎用パケットは、汎用のコマンドフォーマット、ここでは、APDUコマンドを送受信する目的で用いられる。 This general-purpose packet is used for the purpose of transmitting and receiving a general-purpose command format, here, an APDU command.
第2アプリケーション255は、Type Bなどと称される通信方式に対応している。以下、適宜、第2アプリケーション255が対応している通信方式を第2通信方式と記述し、第2通信方式の具体例としては、Type Bであるとして説明を続ける。この第2通信方式は、対応プロトコルとして、ISO 14443−2〜4に準拠している。
The
第2通信方式(Type B)は、送信可能パケットとして、汎用パケットがある。汎用パケットは、上記したように、汎用のコマンドフォーマットの送受信を目的としており、APDUコマンドを送受信する目的で用いられる。 The second communication method (Type B) includes general-purpose packets as transmittable packets. As described above, the general-purpose packet is intended for transmission / reception of a general-purpose command format, and is used for the purpose of transmitting / receiving an APDU command.
リーダライタ202から、この汎用パケットが送信された場合、CLF224でパケットを処理し、その中からAPDUコマンドを抜き出し、UICCハードウェア251、およびアプリケーションマネージャ252を介して第2アプリケーション255へと供給される。この場合、その後、アプリケーションマネージャ252が、供給されたパケットから抜き出したAPDUコマンドを処理し、第2アプリケーション255へのコマンドであるとの処理を実行することで、第2アプリケーション255へとコマンドが供給されることになる。
When this general-purpose packet is transmitted from the reader /
なお、第2アプリケーション255の場合も、第1アプリケーション254の場合と同じく、第2アプリケーション255の実現方法により、アプリケーションマネージャ252を経由する場合としない場合が考えられる。ここでは、図8に示したように、アプリケーションマネージャ252を介する例を挙げて説明を続ける。
In the case of the
第3アプリケーション256は、Type Fなどと称される通信方式に対応している。以下、適宜、第3アプリケーション256が対応している通信方式を第3通信方式と記述し、第3通信方式の具体例としては、Type Fであるとして説明を続ける。この第3通信方式は、通信プロトコルとして、ISO 18092に準拠している。
The
第3通信方式(Type F)は、送信可能パケットとしてFeliCa(商標)パケットと、FeliCaパケット上にさらに汎用パケットを載せたものがある。FeliCaパケットは、第3アプリケーション256の独自のパケットである。よってリーダライタ202から、このFeliCa パケットが送信された場合、CLF224で抜き出されたFeliCaコマンドがCLF224から第3アプリケーション256へと供給される。このFeliCa パケットは、FeliCa コマンドを送受信する目的で用いられる。
The third communication method (Type F) includes a FeliCa (trademark) packet as a transmittable packet and a general-purpose packet further placed on the FeliCa packet. The FeliCa packet is a unique packet of the
なお、第3アプリケーション256の場合も、第1アプリケーション254の場合と同じく、第3アプリケーション256の実現方法により、アプリケーションマネージャ252を経由する場合としない場合が考えられる。ここでは、図9に示したように、アプリケーションマネージャ252を介する例(通信路351での通信例)を挙げて説明を続ける。
In the case of the
なお、以下の説明においては、FeliCa コマンドは、第3アプリケーション256の独自のパケット(以下、第3パケットと記述する)で送受信されるコマンドであることを示すために第3コマンドと記述する。
In the following description, the FeliCa command is described as a third command to indicate that it is a command transmitted / received in a unique packet (hereinafter referred to as a third packet) of the
このType Fは、送信可能パケットとして、FeliCaパケット上にさらに汎用パケットを載せて汎用コマンドの送受にも対応している。この汎用パケットは、上記したように、汎用コマンドの送受信を目的としており、APDUコマンドを送受信する目的で用いられる。 This Type F also supports transmission / reception of general commands by placing a general packet on the FeliCa packet as a transmittable packet. As described above, the general-purpose packet is used for the purpose of transmitting / receiving a general-purpose command, and is used for the purpose of transmitting / receiving an APDU command.
リーダライタ202から、この汎用パケットが送信された場合、CLF224でパケットを処理し、抜き出されたAPDUコマンドが、UICCハードウェア251、およびアプリケーションマネージャ252を介して第3アプリケーション256へと供給される。すなわち、通信路352(図9)でAPDUコマンドとそのレスポンスデータの授受が行われる。この場合、アプリケーションマネージャ252が、供給されたAPDUコマンドは、第3アプリケーション256へのコマンドであるとの処理を実行することで、第3アプリケーション256へとAPDUコマンドが供給されることになる。
When this general-purpose packet is transmitted from the reader /
このように、携帯電話機201とリーダライタ202が非接触でパケットの授受を行う場合、第1パケットや第3パケットといった、サービス独自のコマンドに対応したパケットで授受が行われるときと、汎用のAPDUコマンドといったISO7816−4に準拠したコマンドフォーマットで授受が行われるときとがある。
As described above, when the
さらに、有線という通信路もある。すなわち図10を参照するに、通信路303(図7)、通信路322(図8)、通信路353(図9)で通信が行われるとき、そのプロトコルはシリアル通信を行うプロトコルとされる。そして、送受信可能なパケットとしては、有線独自のパケットと、TPDU(Transport Protocol Data Unit)(ISO 7816−3)規格のパケットとがある。 There is also a wired communication path. That is, referring to FIG. 10, when communication is performed on the communication path 303 (FIG. 7), the communication path 322 (FIG. 8), and the communication path 353 (FIG. 9), the protocol is a protocol for performing serial communication. As packets that can be transmitted and received, there are a wire-specific packet and a packet of TPDU (Transport Protocol Data Unit) (ISO 7816-3) standard.
第3アプリケーション256に対する処理を行いたい場合、独自の有線パケットは、第3コマンド(FeliCaコマンド)の授受を行うために用いられる。TPDU規格のパケットは、汎用のコマンド、この場合、APDUコマンドを授受するために用いられる。
When it is desired to perform processing for the
図11を参照し、さらに、第1通信方式(Type A)、第2通信方式(Type B)、第3通信方式(Type F)、および有線における階層構造について説明する。第1アプリケーション254に対応する第1通信方式は、初期化/衝突防止層として、ISO 14443−3 Type A規格に対応している。また第1通信方式は、パケット層として、独自パケットと、ISO 14443−4規格の汎用パケットに対応している。そして、第1通信方式のコマンド層は、パケット層の独自パケットに対応するコマンド層として、独自 コマンドフォーマットに対応し、パケット層のISO 14443−4規格の汎用パケットに対応するコマンド層として、ISO 7816−4に準拠したAPDUコマンドフォーマットに対応している。
With reference to FIG. 11, the first communication method (Type A), the second communication method (Type B), the third communication method (Type F), and the hierarchical structure in cable will be described. The first communication method corresponding to the
第2アプリケーション255に対応する第2通信方式は、初期化/衝突防止層として、ISO 14443−3 Type B規格に対応している。また第2通信方式は、パケット層として、ISO 14443−4規格の汎用パケットに対応している。そして、Type Bのコマンド層は、パケット層のISO 14443−4規格の汎用パケットに対応するコマンド層として、ISO 7816−4に準拠したAPDUコマンドフォーマットに対応している。
The second communication method corresponding to the
第3アプリケーション256に対応する第3通信方式は、初期化/衝突防止層として、ISO 18092規格に対応している。また第3通信方式は、パケット層として、ISO 14443−4規格のパケットと、FeliCaパケットに対応している。そして、Type Fのコマンド層は、パケット層のISO 14443−4規格のパケットに対応するコマンド層として、ISO 7816−4に準拠したAPDUコマンドフォーマットに対応し、パケット層のFeliCaパケットに対応するコマンド層として、FeliCaコマンドフォーマットに対応している。
The third communication method corresponding to the
有線は、無線通信ではないため、初期化/衝突防止層を備える必要がない。物理的な接続については、ISO7816−1と2により実現される。有線は、パケット層として、ISO 7816−3規格のパケットに準拠している。そして、有線のコマンド層は、パケット層のISO 7816−3規格のパケットに対応するコマンド層として、ISO 7816−4に準拠したAPDUコマンドフォーマットに対応している。 Since wired communication is not wireless communication, it is not necessary to provide an initialization / anti-collision layer. The physical connection is realized by ISO 7816-1 and 2. Wired is based on the ISO 7816-3 standard packet as a packet layer. The wired command layer corresponds to the APDU command format conforming to ISO 7816-4 as a command layer corresponding to the packet of the ISO 7816-3 standard of the packet layer.
このように、第1アプリケーション254、第2アプリケーション255、第3アプリケーション256に、それぞれアクセスする通信路は複数あるため、リーダライタ202は、どの通信路(通信方式)でデータの授受を行うかを判断する必要がある。
As described above, since there are a plurality of communication paths for accessing the
ここで、再度図6を参照する。図6に示したように、UICC222で、第1アプリケーション254、第2アプリケーション255、および第3アプリケーション256が管理されているとき、ビューワ241による処理が実行されると、例えば、図12に示すような画面がユーザに提供される。画面とは、例えば、携帯電話機201のディスプレイ401に表示される画面のことである。
Here, FIG. 6 will be referred to again. As shown in FIG. 6, when the
図12に示すようにビューワ241は、アプリケーションマネージャ252が認識した第1アプリケーション254、第2アプリケーション255、第3アプリケーション256を認識する。そしてビューワ241は、第1アプリケーション254が提供するサービスの名称である“第1サービス”、第2アプリケーション255が提供するサービスの名称である“第2サービス”、および第3アプリケーション256が提供するサービスの名称である“第3サービス”を、ディスプレイ401に表示させる。
As shown in FIG. 12, the
第3アプリケーション256は、総合サービスであり、図13に示すように複数のサービスを提供できる。すなわち、図13に示した例では、第3アプリケーション256は、第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259を提供できるように構成されている。
The
このように、第3アプリケーション256が、第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259を提供できる場合であっても、ビューワ241は、アプリケーションマネージャ252上に登録されている第1アプリケーション254、第2アプリケーション255、第3アプリケーション256しか認識できず、第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259までも認識して、その情報をユーザに提示することができない。
Thus, even if the
これは、レジストリ253で、登録されているサービスの情報が管理されているからである。ここで、アプリケーションやサービスの登録について説明する。
This is because the registered service information is managed in the
図14に示すように、UICC222に第3−1サービス257が登録されていない状態(登録されていないことを示すために、図14においては、点線で示す。またアプリケーションなどは図示していない)のときに、第3−1サービス257を登録する際、UICC222の外部から、サービスを登録するためのデータ431が送信される。サービスを登録するためのデータは、サービス登録データとする。このサービス登録データ431は、第3−1サービス257を登録するためのものである。このようなサービス登録データ431によるサービスの登録は、現状でも行われているインフラを用いて行うことができる。図14を使って説明すると、リーダライタ202からCLF224を経由して、UICC222にサービス登録データ431を渡すことが出来る。または、ホスト221からUARTを経由して、UICC222にデータを渡すことも可能である。
As shown in FIG. 14, the 3-1
しかしながら、サービス登録データ431で第3−1サービス257を登録しても、アプリケーションマネージャ252のレジストリ253には、第3−1サービス257の情報は登録されない。そのため、そのようなサービスが登録されたことが認識できない。よって、レジストリ253で管理されている情報を更新するために、サービス種別や名前を登録するための処理が行われる必要がある。
However, even if the 3-1
例えば、サービス種別・名前コマンド432をアプリケーションマネージャ252に対して送信し、アプリケーションマネージャ252での管理情報(レジストリ253内の情報)を更新する必要がある。この場合、第3アプリケーション256には、第3−1サービス257が含まれること(新たに登録されたこと)を、サービス種別・名前コマンド432でアプリケーションマネージャ252のレジストリ253に登録する必要がある。
For example, it is necessary to send a service type /
仮に、第3アプリケーション256が提供する第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259毎に、第3のアプリケーションと同様に、第4、第5、第6とそれぞれ登録を行うようにすることも考えられる。このようにした場合、第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259は第4、第5、第6のアプリケーションとして、それぞれ登録することが可能となる。しかしながら、このような登録を行うようにすると、既存のサービス登録データ431を用いることができなくなり、現状のアプリケーション間の関係性を用いた運用が適用できなくなり、既存のインフラを用いたオペレーションができなくなる可能性がある。
As in the third application, for each of the 3-1
既存のインフラをできる限り生かしつつも、ビューワ241で、個々のサービスが閲覧できるようにするためには、上記したように、サービス登録データ431とサービス種別・名称コマンド432をそれぞれ送信してサービス名を登録することが考えられる。ここでは、第3アプリケーション256が複数のサービスを含んでいるとして説明したが、第1アプリケーション254や第2アプリケーション255が複数のサービスを含んでいるような場合でも、同様のことが言える。
In order to make it possible to browse individual services with the
図7乃至11を参照して説明したように、第1アプリケーション254、第2アプリケーション255、第3アプリケーション256のそれぞれは、複数の通信路によりアクセス可能である。第3アプリケーション256は、通信路351乃至354(図9)があるため、例えば、通信路351で、第3−1サービス257を登録し、通信路352で、レジストリ253の情報を更新することができる。
As described with reference to FIGS. 7 to 11, each of the
このようなことを可能にするためには、リーダライタ202が、携帯電話機201に対して登録や更新の処理を実行するとき、どの通信路を用いて登録を行い、どの通信路を用いて更新を行うかを判断し、その判断に基づき、適切なコマンド、例えば、選択した通信路に適合したプロトコルのパケットでのコマンドを生成する必要がある。
In order to make this possible, when the reader /
[リーダライタの構成について]
そこで、リーダライタ202は、図15に示すような機能を有する構成とされる。すなわち、リーダライタ202は、通信制御部501、通信方式決定部502、サービス登録部503、および更新処理部504を備える。通信制御部501は、所定のアプリケーション(例えば、第3アプリケーション256)と、アプリケーションで提供されるサービス(例えば、第3−1サービス257)を管理するアプリケーションマネージャ252を備えるUICC222との非接触な通信を制御する。
[About reader / writer configuration]
Therefore, the reader /
通信方式決定部502は、UICC222に対して所定のサービスの登録を行うときの通信方式と、レジストリ253に対する更新を行うときの通信方式をそれぞれ決定する処理を行う。
The communication
サービス登録部503は、通信方式決定部502により決定された通信方式で、UICC222に所定のサービスを登録するためのコマンドの生成などを実行する。更新処理部504は、通信方式決定部502により決定された通信方式で、UICC222のレジストリ253で管理されている情報を更新するためのコマンドの生成などを実行する。
The
[リーダライタの処理について]
次に、リーダライタ202の処理について図16のフローチャートを参照して説明する。ステップS1において、通信方式決定部502により、通信方式が決定される。このステップS1において実行される通信方式の決定は、図17乃至図24を参照して後述する第1乃至第8の決定処理のいずれか1つの処理が実行されることで行われる。
[About reader / writer processing]
Next, the processing of the reader /
ステップS1において、サービスを登録する通信方式とサービス名を登録する通信方式が決定されると、ステップS2において、サービス登録部503により、決定された通信方式で、まずサービスの登録処理が実行される。そして、ステップS3において、更新処理部504により、決定された通信方式で、サービス名の登録処理(レジストリ253の更新処理のための処理)が実行される。このサービスの登録とサービス名の登録に関する処理については、図25以降のフローチャートを参照して後述する。
When a communication method for registering a service and a communication method for registering a service name are determined in step S1, a service registration process is first executed by the
まずステップS1において実行されるUICC222に対してサービスを登録するときの通信方式と、レジストリ253の更新を行うときの通信方式を決定する際の処理について説明する。通信方式の決定に係わる処理について8通りの例を挙げて説明する。
First, a communication method for registering a service with the
[通信方式の第1の決定処理について]
通信方式の第1の決定処理として、全ての通信方式を試して、良好な通信を行える通信方式を選択する方法について図17のフローチャートを参照して説明する。ステップS11において、第1通信方式の利用が可能か否かが判断される。例えば、第1通信方式でのパケットが送信され、その返答があったか否かが判断されることで、第1通信方式の利用が可能か否かが判断される。
[About the first determination process of the communication method]
A first method for determining a communication method will be described with reference to a flowchart of FIG. 17 in which all communication methods are tried and a communication method capable of performing good communication is selected. In step S11, it is determined whether the first communication method can be used. For example, it is determined whether or not the first communication method can be used by determining whether or not a packet in the first communication method is transmitted and a response is received.
ステップS11において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS12に処理が進められる。ステップS12において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。例えば、APDUコマンドが生成され、そのAPDUコマンドに対する返答があったか否かが判断されることで、APDUコマンドフォーマットが利用可能であるか否かが判断される。 If it is determined in step S11 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S12. In step S12, it is determined whether or not the APDU command format can be used. For example, it is determined whether an APDU command format is available by generating an APDU command and determining whether there is a response to the APDU command.
ステップS12において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS13に処理が進められる。また、ステップS12において、APDUコマンドフォーマットが利用可能ではないと判断された場合も、ステップS13に処理が進められる。さらに、ステップS11において、第1通信方式の利用が可能ではないと判断された場合も、ステップS13に処理が進められる。 If it is determined in step S12 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S13. If it is determined in step S12 that the APDU command format is not usable, the process proceeds to step S13. Furthermore, if it is determined in step S11 that the first communication method cannot be used, the process proceeds to step S13.
すなわち、ステップS11とステップS12の処理が実行されることにより、第1通信方式で通信を行えるCLF224であるか否かの判断が行われ、第1通信方式で通信可能である場合には、さらにAPDUコマンドフォーマットが利用可能である否かの判断が行われることになる。このような判断結果は、適宜保持される。
That is, by performing the processing of step S11 and step S12, it is determined whether or not the
ステップS13において、第2通信方式の利用が可能か否かが判断される。ステップS13において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS14に処理が進められる。ステップS14において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS14において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS15に処理が進められる。また、ステップS14において、APDUコマンドフォーマットが利用可能ではないと判断された場合も、ステップS15に処理が進められる。さらに、ステップS13において、第2通信方式の利用が可能ではないと判断された場合も、ステップS15に処理が進められる。 In step S13, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S13 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S14. In step S14, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S14 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S15. If it is determined in step S14 that the APDU command format is not usable, the process proceeds to step S15. Furthermore, if it is determined in step S13 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S15.
すなわち、ステップS13とステップS14の処理が実行されることにより、第2通信方式で通信を行える携帯電話機201であるか否かの判断が行われ、第2通信方式で通信可能である場合には、さらにAPDUコマンドフォーマットが利用可能である否かの判断が行われることになる。このような判断結果は、適宜保持される。
That is, by executing the processing of step S13 and step S14, it is determined whether or not the
ステップS15において、第3通信方式の利用が可能か否かが判断される。ステップS15において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS16に処理が進められる。ステップS16において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS16において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS17に処理が進められる。また、ステップS16において、APDUコマンドフォーマットが利用可能ではないと判断された場合も、ステップS17に処理が進められる。さらに、ステップS15において、第3通信方式の利用が可能ではないと判断された場合も、ステップS17に処理が進められる。 In step S15, it is determined whether or not the third communication method can be used. If it is determined in step S15 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S16. In step S16, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S16 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S17. If it is determined in step S16 that the APDU command format is not usable, the process proceeds to step S17. Furthermore, if it is determined in step S15 that the third communication method cannot be used, the process proceeds to step S17.
すなわち、ステップS15とステップS16の処理が実行されることにより、第3通信方式で通信を行えるCLF224であるか否かの判断が行われ、第3通信方式で通信可能である場合には、さらにAPDUコマンドフォーマットが利用可能である否かの判断が行われることになる。このような判断結果は、適宜保持される。
That is, by performing the processing of step S15 and step S16, it is determined whether or not the
ステップS17において、全ての判断結果が保持される。利用可能であった場合には、フラグが立てられ、利用不可能であった場合には、フラグが立てられないという条件で管理されるテーブルが用いられ、各ステップにおける判断結果が保持されるようにしても良い。 In step S17, all determination results are held. If it is available, a flag is set, and if it is not available, a table managed under the condition that the flag is not set is used so that the judgment result at each step is held. Anyway.
ステップS18において、状態から最適な処理が選択される。この選択は、利用可能であるとされた通信方式が選択される。場合によって、APDUコマンドフォーマットが利用可能と判断された通信方式が選択されたり、独自のパケットによる通信方式が選択される。選択される順位が設定されており、その順位に従って、利用可能であると判断された通信方式が選択される。このような、予め設定されている選択条件に基づいて選択が行われる。また、リーダライタ202の制約なども反映されて、選択が行われる。
In step S18, the optimum process is selected from the state. In this selection, a communication method that is assumed to be usable is selected. Depending on the case, a communication method in which the APDU command format is determined to be usable is selected, or a communication method using a unique packet is selected. The order of selection is set, and the communication method determined to be usable is selected according to the order. Selection is performed based on such a preset selection condition. Further, the selection is performed reflecting the restrictions of the reader /
ステップS19において、ステップS18において選択された通信方式で、通信が実行される。例えば、第1通信方式が選択された場合には、第1通信方式で通信が行われる。その結果、処理(通信)が成功したか否かが、ステップS20において判断される。何らかの原因により、処理が正常に行われなかった場合、その通信方式での通信を中止し、異なる通信方式が選択される。 In step S19, communication is executed by the communication method selected in step S18. For example, when the first communication method is selected, communication is performed using the first communication method. As a result, it is determined in step S20 whether the process (communication) is successful. If the process is not performed normally for some reason, communication in that communication method is stopped and a different communication method is selected.
すなわち、ステップS20において、選択された通信方式での処理は成功しなかったと判断された場合、ステップS21に処理が進められ、状態(条件)の更新が行われ、その更新後に、ステップS18に処理が戻され、それ以降の処理が繰り返される。ステップS21において実行される更新は、例えば、通信が失敗した通信方式を、利用不可能な通信方式との判断結果に更新(変更)するなどの処理である。 That is, if it is determined in step S20 that the process using the selected communication method has not been successful, the process proceeds to step S21, the state (condition) is updated, and after the update, the process proceeds to step S18. Is returned, and the subsequent processing is repeated. The update executed in step S21 is, for example, a process of updating (changing) a communication method in which communication has failed to a determination result of an unusable communication method.
一方、ステップS20において、選択された通信方式で処理が成功したと判断された場合、通信方式の決定処理に係わる図17に示したフローチャートの処理は終了される。後段の処理として、選択された通信方式で、サービスの登録やレジストリ253の更新が行われる。そのような処理については、後述する。
On the other hand, if it is determined in step S20 that the process has been successful with the selected communication method, the process of the flowchart shown in FIG. 17 relating to the communication method determination process ends. As subsequent processing, service registration and
なお、図17に示した処理の順序は一例であり、限定を示すものではない。すなわち、第1通信方式、第2通信方式、第3通信方式の全ての通信方式を試し、その結果を保持するため、どの通信方式から試すかによる差異はなく、どの通信方式から試しても良い。 Note that the order of the processing shown in FIG. 17 is an example, and does not indicate limitation. That is, all the communication methods of the first communication method, the second communication method, and the third communication method are tried, and the result is held. Therefore, there is no difference depending on which communication method is used, and any communication method may be used. .
このように、リーダライタ202がCLF224と、複数の通信方式で通信を行うことができるように構成されている場合、CLF224と通信を行えるか否かが通信方式毎に判断され、通信を行えると判断された通信方式の中から、その時点で最適であると判断される通信方式が選択される。
As described above, when the reader /
このように、全ての通信方式を試すことにより通信方式を決定することで、仮に、選択された通信方式での通信に失敗したとしても、リカバリーがしやすくなるという利点がある。 In this way, by determining the communication method by trying all the communication methods, there is an advantage that even if communication in the selected communication method fails, recovery is easy.
[通信方式の第2の決定処理について]
通信方式の第2の決定処理として、第1通信方式、第2通信方式、第3通信方式の順で通信方式の利用が可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断されたときに、その通信方式を選択することで通信方式が決定される場合について図18のフローチャートを参照して説明する。
[Second communication method determination process]
As the second determination process of the communication method, it is determined whether or not the communication method can be used in the order of the first communication method, the second communication method, and the third communication method. A case where the communication method is determined by selecting the communication method will be described with reference to the flowchart of FIG.
図18乃至図24のフローチャートを参照して説明する決定処理は、基本的な処理の流れは同じであり、まず複数の通信方式のうちの1つの通信方式が選択され、その通信方式でUICC222と通信が可能であるか否かが判断される。そして、通信できないと判断されたときには、他の通信方式が選択し直されて、再度、UICC222との通信が試される。そして、選択された通信方式で通信が可能となった時点で、その通信が可能となった通信方式を選択するという処理である。
In the determination process described with reference to the flowcharts of FIGS. 18 to 24, the basic process flow is the same. First, one communication system is selected from among a plurality of communication systems, and the
ステップS51において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS51において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS52に処理が進められる。ステップS52において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS52において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS53に処理が進められる。 In step S51, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S51 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S52. In step S52, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S52 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S53.
ステップS53において、第1通信方式で実現すると決定されて、通信方式の決定処理は終了される。すなわちこの場合、第1通信方式で通信可能であり、第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であるため、第1通信方式で、サービスの登録とレジストリ253の更新(登録されるサービスの名称の追加)が行われると設定される。後段の処理において、設定された通信方式で、サービスの登録とサービスの名称の追加が行われる。 In step S53, it is determined that the first communication method is realized, and the communication method determination processing ends. That is, in this case, communication is possible using the first communication method, and the APDU command format in the first communication method can be used. Therefore, registration of the service and update of the registry 253 (registration of the registered service) Set when name is added). In the subsequent processing, service registration and service name addition are performed using the set communication method.
一方、ステップS52において、APDUコマンドフォーマットが利用できないと判断された場合、ステップS54に処理が進められる。ステップS54において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS54において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS55に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S52 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S54. In step S54, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S54 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S55.
この場合、第1通信方式と第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS55においては、第1通信方式と第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。具体的には、第1通信方式でサービスの登録が行われ、第2通信方式でサービス名の登録が行われると設定される。または第2の通信方式のみで、サービスとサービス名の登録が行われると設定される。 In this case, since it is determined that the first communication method and the second communication method can be used, in step S55, registration and update processing are realized using the first communication method and the second communication method. Then it is set. Specifically, it is set when service registration is performed in the first communication method and service name registration is performed in the second communication method. Alternatively, it is set when a service and a service name are registered only in the second communication method.
なお、この場合、第2通信方式は、APDUコマンドフォーマットで通信を行う方式であるので、第2通信方式の利用が可能と判断されたときには、APDUコマンドフォーマットが利用可能であるかの判断は行われない。 In this case, since the second communication method is a method in which communication is performed in the APDU command format, when it is determined that the second communication method can be used, it is determined whether the APDU command format can be used. I will not.
図18中、「第1通信方式/第2通信方式」との記載は、/の前に記載されている第1通信方式では、APDUコマンドフォーマットが利用できないことを示し、/の後に記載されている第2通信方式では、APDUコマンドフォーマットが利用できることを示す。他の図面においても同様であり、A/Bとの記載の場合、AはAPDUコマンドフォーマットが利用できないことを示し、BはAPDUコマンドフォーマットを利用できることを示す。 In FIG. 18, “first communication method / second communication method” indicates that the APDU command format cannot be used in the first communication method described before “/”, and is described after “/”. In the second communication method, the APDU command format is usable. The same applies to other drawings. In the case of the description of A / B, A indicates that the APDU command format cannot be used, and B indicates that the APDU command format can be used.
一方、ステップS54において、第2通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS56に処理が進められる。ステップS56において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS56において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS57に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S54 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S56. In step S56, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S56 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S57.
ステップS57において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS57において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS58に処理が進められる。 In step S57, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S57 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S58.
この場合、第1通信方式、第3通信方式、および第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS58においては、第1通信方式と第3通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。この場合、第1通信方式、第3通信方式、および第3通信方式におけるAPDUコマンドのいずれかが用いられて、サービスの登録が行われ、第3通信方式におけるAPDUコマンドが用いられてサービス名の登録が行われると設定される。 In this case, since it is determined that the APDU command format can be used in the first communication method, the third communication method, and the third communication method, in step S58, the first communication method and the third communication method are used. This method is set when registration and update processing are realized. In this case, service registration is performed using any of the APDU commands in the first communication method, the third communication method, and the third communication method, and the service name is obtained using the APDU command in the third communication method. Set when registration is performed.
一方、ステップS51において、第1通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS60に処理が進められる。ステップS60において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS60において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS61に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S51 that the first communication method cannot be used, the process proceeds to step S60. In step S60, it is determined whether or not the second communication method can be used. If it is determined in step S60 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S61.
この場合、第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS61においては、第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the second communication method can be used, in step S61, it is set that registration and update processing are realized by the second communication method.
一方、ステップS60において、第2通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS62に処理が進められる。ステップS62において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS62において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS63に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S60 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S62. In step S62, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S62 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S63.
ステップS63において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS63において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS64に処理が進められる。 In step S63, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S63 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S64.
この場合、第3通信方式、および第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS64においては、第3通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。具体的には、第3通信方式、または第3通信方式におけるAPDUコマンドでサービスの登録が行われ、第3通信方式におけるAPDUコマンドでサービス名の登録が行われると設定される。 In this case, since it has been determined that the third communication method and the APDU command format in the third communication method can be used, in step S64, registration and update processing are realized in the third communication method. Then it is set. Specifically, it is set when the service registration is performed with the third communication method or the APDU command in the third communication method, and the service name is registered with the APDU command in the third communication method.
一方、ステップS62において、第3通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS65に処理が進められる。この場合、第1通信方式、第2通信方式、および第3通信方式の全ての通信方式で通信が行えない、換言すれば、リーダライタ202がサポートしている通信方式でCLF224と通信を行うことができないと判断されたときであるので、ステップS65において、通信不可と判断される。
On the other hand, if it is determined in step S62 that the third communication method cannot be used, the process proceeds to step S65. In this case, communication cannot be performed using all of the first communication method, the second communication method, and the third communication method. In other words, communication with the
一方、ステップS63において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断された場合、ステップS59に処理が進められる。この場合、第3通信方式で通信は可能であるが、APDUコマンドフォーマットの利用はできないと判断されたときである。同様に、ステップS56において、第3通信方式の利用ができないと判断された場合も、ステップS59に処理が進められる。この場合、第1通信方式では通信可能であるが、APDUコマンドフォーマットの利用が出来ない、第2通信方式、および第3通信方式では通信ができないと判断されたときである。 On the other hand, if it is determined in step S63 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S59. In this case, it is a time when it is determined that the APDU command format cannot be used although communication is possible using the third communication method. Similarly, if it is determined in step S56 that the third communication method cannot be used, the process proceeds to step S59. In this case, it is determined that communication is possible in the first communication method, but communication is not possible in the second communication method and the third communication method, in which the APDU command format cannot be used.
また同様に、ステップS57において、APDUコマンドフォーマットの利用ができないと判断された場合も、ステップS59に処理が進められる。この場合、第1通信方式と第3通信方式で通信は可能であるが、どちらの方式であってもAPDUコマンドフォーマットを利用した通信ができないと判断されたときである。 Similarly, if it is determined in step S57 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S59. In this case, communication is possible in the first communication method and the third communication method, but it is when it is determined that communication using the APDU command format is not possible in either method.
これらのステップS59に処理が進められるときの共通の状況としては、APDUコマンドフォーマットの利用ができない点である。APDUコマンドフォーマットが利用できない場合、レジストリ253の更新が行えない。詳細は後述するが、レジストリ253の更新は、APDUコマンドが用いられて行われる。よって、APDUコマンドが利用できない場合、レジストリ253の更新ができないことになるため、付加機能で実現することになる。
A common situation when the process proceeds to step S59 is that the APDU command format cannot be used. When the APDU command format cannot be used, the
付加機能で実現するとは、UICC222や、UICCに搭載するアプリケーション側に何らかの機能を設けることにより、レジストリ253の更新を実現することを意味する。換言すれば、付加機能で実現する以外のときには、例えば、ステップS53のように、第1通信方式で実現すると設定された場合には、UICC222側の現状の機能のままで、サービスの登録やレジストリ253の更新を行えることを意味する。
Realization with an additional function means that the
このように、通信方式が決定されると、決定された通信方式に基づき、ステップS2とステップS3(図16)に該当するサービスの登録とレジストリ253の更新が、後述するようにして実行される。
As described above, when the communication method is determined, the registration of the service corresponding to step S2 and step S3 (FIG. 16) and the update of the
[通信方式の第3の決定処理について]
通信方式の第3の決定処理として、第1通信方式、第3通信方式、第2通信方式の順で通信方式の利用が可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断されたときに、その通信方式を選択することで通信方式が決定される場合について図19のフローチャートを参照して説明する。なお、図18のフローチャートにおける処理と同様の処理を含むため、同様の処理に関する説明は適宜省略する。
[Third communication method determination process]
As the third determination process of the communication method, it is determined whether the communication method can be used in the order of the first communication method, the third communication method, and the second communication method, and it is determined that the communication method can be used. A case where the communication method is determined by selecting the communication method will be described with reference to the flowchart of FIG. In addition, since the process similar to the process in the flowchart of FIG. 18 is included, the description regarding the same process is abbreviate | omitted suitably.
ステップS101において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS101において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS102に処理が進められる。ステップS102において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS102において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS103に処理が進められる。 In step S101, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S101 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S102. In step S102, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S102 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S103.
ステップS103において、第1通信方式で実現すると決定されて、通信方式の決定処理は終了される。すなわちこの場合、第1通信方式で通信可能であり、第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であるため、第1通信方式で、サービスの登録と更新が行われると設定される。 In step S103, it is determined that the first communication method is realized, and the communication method determination processing ends. That is, in this case, communication is possible in the first communication method, and the APDU command format in the first communication method can be used. Therefore, setting is made when service registration and update are performed in the first communication method.
一方、ステップS102において、APDUコマンドフォーマットが利用できないと判断された場合、ステップS104に処理が進められる。ステップS104において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS104において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS105に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S102 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S104. In step S104, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S104 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S105.
ステップS105において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS105において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS106に処理が進められる。 In step S105, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S105 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S106.
この場合、第1通信方式、第3通信方式、および第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS106においては、第1通信方式と第3通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the APDU command format can be used in the first communication method, the third communication method, and the third communication method, in step S106, the first communication method and the third communication method are used. This method is set when registration and update processing are realized.
一方、ステップS104において、第3通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS107に処理が進められる。ステップS107において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS107において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS108に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S104 that the third communication method cannot be used, the process proceeds to step S107. In step S107, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S107 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S108.
この場合、第1通信方式と第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS108においては、第1通信方式と第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the first communication method and the second communication method can be used, in step S108, registration and update processing are realized using the first communication method and the second communication method. Then it is set.
一方、ステップS105において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断された場合、ステップS109に処理が進められる。ステップS109において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS109において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS110に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S105 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S109. In step S109, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S109 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S110.
この場合、第1通信方式、第3通信方式、および第2通信方式の利用が可能であると判断され、第1通信方式と第3通信方式は、ともにAPDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断されたことになるので、ステップS110においては、第1通信方式または第3通信方式で、登録を行い、第2通信方式で更新の処理を実現すると設定される。 In this case, it is determined that the first communication method, the third communication method, and the second communication method can be used, and both the first communication method and the third communication method cannot use the APDU command format. In step S110, registration is performed using the first communication method or the third communication method, and update processing is performed using the second communication method.
一方、ステップS101において、第1通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS112に処理が進められる。ステップS112において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS112において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS113に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S101 that the first communication method cannot be used, the process proceeds to step S112. In step S112, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S112 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S113.
ステップS113において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS113において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS114に処理が進められる。 In step S113, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S113 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S114.
この場合、第3通信方式、および第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS114においては、第3通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the third communication method and the APDU command format in the third communication method can be used, registration and update processing are realized in the third communication method in step S114. Then it is set.
一方、ステップS112において、第3通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS115に処理が進められる。ステップS115において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS115において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS116に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S112 that the third communication method cannot be used, the process proceeds to step S115. In step S115, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S115 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S116.
この場合、第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS116においては、第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the second communication method can be used, it is set in step S116 that registration and update processing are realized by the second communication method.
一方、ステップS113において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断された場合、ステップS117に処理が進められる。ステップS117において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS117において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS118に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S113 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S117. In step S117, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S117 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S118.
この場合、第3通信方式、第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS118においては、第3通信方式で、登録を行い、第2通信方式で更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the third communication method and the second communication method can be used, in step S118, registration is performed using the third communication method, and update processing is performed using the second communication method. Is set to achieve.
一方、ステップS115において、第2通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS119に処理が進められる。この場合、第1通信方式、第2通信方式、および第3通信方式の全ての通信方式で通信が行えない、換言すれば、リーダライタ202がサポートしている通信方式でCLF224と通信を行うことができないと判断されたときであるので、ステップS119において、通信不可と判断される。
On the other hand, if it is determined in step S115 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S119. In this case, communication cannot be performed using all of the first communication method, the second communication method, and the third communication method. In other words, communication with the
一方、ステップS107、ステップS109、またはステップS117において、第2通信方式の利用が可能ではないと判断された場合、ステップS111に処理が進められる。これらのステップで第2通信方式の利用が可能ではないと判断された場合は、APDUコマンドフォーマットの利用ができないと判断されたことを意味する。 On the other hand, if it is determined in step S107, step S109, or step S117 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S111. If it is determined in these steps that the second communication method cannot be used, it means that it is determined that the APDU command format cannot be used.
このような場合、UICC222に何らかの機能を設けることにより、レジストリ253の更新を実現し設定される(UICC222の付加機能を用いた更新を行うと設定される)。
In such a case, the
[通信方式の第4の決定処理について]
通信方式の第4の決定処理として、第2通信方式、第1通信方式、第3通信方式の順で通信方式の利用が可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断されたときに、その通信方式を選択することで通信方式が決定される場合について図20のフローチャートを参照して説明する。
[Communication method fourth determination process]
As the fourth determination process of the communication method, it is determined whether the communication method can be used in the order of the second communication method, the first communication method, and the third communication method, and it is determined that the communication method can be used. A case where the communication method is determined by selecting the communication method will be described with reference to the flowchart of FIG.
ステップS151において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS151において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS152に処理が進められる。 In step S151, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S151 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S152.
この場合、第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS152においては、第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the second communication method can be used, it is set in step S152 that registration and update processing are realized by the second communication method.
一方、ステップS151において、第2通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS153に処理が進められる。ステップS153において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS153において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS154に処理が進められる。ステップS154において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS154において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS155に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S151 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S153. In step S153, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S153 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S154. In step S154, it is determined whether the APDU command format can be used. If it is determined in step S154 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S155.
この場合、第1通信方式で通信可能であり、第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であるため、ステップS155においては、第1通信方式で、サービスの登録と更新が行われると設定される。 In this case, communication is possible in the first communication method, and the APDU command format in the first communication method can be used. Therefore, in step S155, setting is performed when service registration and update are performed in the first communication method. Is done.
一方、ステップS154において、APDUコマンドフォーマットが利用できないと判断された場合、ステップS156に処理が進められる。ステップS156において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS156において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS157に処理が進められる。ステップS157において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS157において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS158に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S154 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S156. In step S156, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S156 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S157. In step S157, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S157 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S158.
この場合、第1通信方式、第3通信方式、および第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS158においては、第1通信方式と第3通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。この場合、第1通信方式または第3通信方式でサービスの登録が行われると設定され、第3通信方式でサービス名の登録が行われると設定される。 In this case, since it has been determined that the APDU command format can be used in the first communication method, the third communication method, and the third communication method, in step S158, the first communication method and the third communication method are used. This method is set when registration and update processing are realized. In this case, it is set when the service registration is performed in the first communication method or the third communication method, and is set when the service name is registered in the third communication method.
一方、ステップS153において、第1通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS160に処理が進められる。ステップS160において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS160において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS161に処理が進められる。ステップS161において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS161において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS162に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S153 that the first communication method cannot be used, the process proceeds to step S160. In step S160, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S160 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S161. In step S161, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S161 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S162.
この場合、第3通信方式、および第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS162においては、第3通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it has been determined that the third communication method and the APDU command format in the third communication method can be used, in step S162, registration and update processing are realized by the third communication method. Then it is set.
一方、ステップS160において、第3通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS164に処理が進められる。この場合、第1通信方式、第2通信方式、および第3通信方式の全ての通信方式で通信が行えない、換言すれば、リーダライタ202がサポートしている通信方式でCLF224と通信を行うことができないと判断されたときであるので、ステップS164において、通信不可と判断される。
On the other hand, if it is determined in step S160 that the third communication method cannot be used, the process proceeds to step S164. In this case, communication cannot be performed using all of the first communication method, the second communication method, and the third communication method. In other words, communication with the
一方、ステップS156において、第3通信方式の利用が可能ではないと判断された場合、ステップS157またはステップS161において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断された場合、ステップS163に処理が進められる。このような場合は、APDUコマンドフォーマットの利用ができないと判断されたことを意味する。よって、UICC222に何らかの機能を設けることにより、レジストリ253の更新を実現すると、ステップS163において設定される(UICC222の付加機能を用いた更新を行うと設定される)。
On the other hand, if it is determined in step S156 that the third communication method cannot be used, or if it is determined in step S157 or S161 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S163. It is done. In such a case, it means that it is determined that the APDU command format cannot be used. Therefore, when updating of the
[通信方式の第5の決定処理について]
通信方式の第5の決定処理として、第2通信方式、第3通信方式、第1通信方式の順で通信方式の利用が可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断されたときに、その通信方式を選択することで通信方式が決定される場合について図21のフローチャートを参照して説明する。
[About the fifth determination process of the communication method]
As the fifth determination process of the communication method, it is determined whether the communication method can be used in the order of the second communication method, the third communication method, and the first communication method, and it is determined that the communication method can be used. A case where the communication method is determined by selecting the communication method will be described with reference to the flowchart of FIG.
ステップS201において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS201において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS202に処理が進められる。 In step S201, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S201 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S202.
この場合、第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS202においては、第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the second communication method can be used, in step S202, it is set that registration and update processing are realized by the second communication method.
一方、ステップS201において、第2通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS203に処理が進められる。ステップS203において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS203において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS204に処理が進められる。ステップS204において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS204において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS205に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S201 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S203. In step S203, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S203 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S204. In step S204, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S204 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S205.
この場合、第3通信方式で通信可能であり、第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であるため、ステップS205においては、第3通信方式で、サービスの登録と更新が行われると設定される。 In this case, communication is possible in the third communication method, and the APDU command format in the third communication method can be used. Therefore, in step S205, setting is performed when service registration and update are performed in the third communication method. Is done.
一方、ステップS204において、APDUコマンドフォーマットが利用できないと判断された場合、ステップS206に処理が進められる。ステップS206において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS206において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS207に処理が進められる。ステップS207において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS207において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS208に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S204 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S206. In step S206, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S206 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S207. In step S207, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S207 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S208.
この場合、第3通信方式、第1通信方式、および第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS208においては、第3通信方式または第1通信方式で、サービスの登録が行われ、第1通信方式におけるAPDUコマンドで、サービス名の更新が行われると設定される。 In this case, since it is determined that the APDU command format in the third communication method, the first communication method, and the first communication method can be used, in step S208, the third communication method or the first communication method is used. This is set when service registration is performed by the method and the service name is updated by the APDU command in the first communication method.
一方、ステップS203において、第3通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS209に処理が進められる。ステップS209において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS209において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS210に処理が進められる。ステップS210において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS210において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS211に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S203 that the third communication method cannot be used, the process proceeds to step S209. In step S209, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S209 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S210. In step S210, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S210 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S211.
この場合、第1通信方式、および第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS211においては、第1通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it has been determined that the first communication method and the APDU command format in the first communication method can be used, in step S211, registration and update processing are realized in the first communication method. Then it is set.
一方、ステップS209において、第1通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS213に処理が進められる。この場合、第1通信方式、第2通信方式、および第3通信方式の全ての通信方式で通信が行えない、換言すれば、リーダライタ202がサポートしている通信方式でCLF224と通信を行うことができないと判断されたときであるので、ステップS213において、通信不可と判断される。
On the other hand, if it is determined in step S209 that the first communication method cannot be used, the process proceeds to step S213. In this case, communication cannot be performed using all of the first communication method, the second communication method, and the third communication method. In other words, communication with the
一方、ステップS206において、第1通信方式の利用が可能ではないと判断された場合、ステップS207またはステップS210において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断された場合、ステップS212に処理が進められる。このような場合は、APDUコマンドフォーマットの利用ができないと判断されたことを意味する。よって、UICC222に何らかの機能を設けることにより、レジストリ253の更新を実現すると、ステップS212において設定される(UICC222の付加機能を用いた更新を行うと設定される)。
On the other hand, if it is determined in step S206 that the first communication method cannot be used, or if it is determined in step S207 or step S210 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S212. It is done. In such a case, it means that it is determined that the APDU command format cannot be used. Therefore, when updating of the
[通信方式の第6の決定処理について]
通信方式の第6の決定処理として、第3通信方式、第1通信方式、第2通信方式の順で通信方式の利用が可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断されたときに、その通信方式を選択することで通信方式が決定される場合について図22のフローチャートを参照して説明する。
[About the communication system sixth determination process]
As the sixth determination process of the communication method, it is determined whether the communication method can be used in the order of the third communication method, the first communication method, and the second communication method, and it is determined that the communication method can be used. A case where the communication method is determined by selecting the communication method will be described with reference to the flowchart of FIG.
ステップS251において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS251において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS252に処理が進められる。ステップS252において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS252において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS253に処理が進められる。 In step S251, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S251 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S252. In step S252, it is determined whether the APDU command format can be used. If it is determined in step S252 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S253.
この場合、第3通信方式の利用が可能であり、第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であるため、第3通信方式で、サービスの登録と更新が行われるとステップS253において設定される。 In this case, the third communication method can be used, and the APDU command format in the third communication method can be used. Therefore, when service registration and update are performed in the third communication method, the setting is made in step S253. The
一方、ステップS252において、APDUコマンドフォーマットが利用できないと判断された場合、ステップS254に処理が進められる。ステップS254において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS254において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS255に処理が進められる。ステップS255において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS255において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS256に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S252 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S254. In step S254, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S254 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S255. In step S255, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S255 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S256.
この場合、第3通信方式、第1通信方式、および第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS256においては、第3通信方式と第1通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the APDU command format in the third communication method, the first communication method, and the first communication method can be used, in step S256, the third communication method and the first communication method are used. This method is set when registration and update processing are realized.
一方、ステップS254において、第1通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS257に処理が進められる。ステップS257において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS257において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS258に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S254 that the first communication method cannot be used, the process proceeds to step S257. In step S257, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S257 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S258.
この場合、第3通信方式と第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS258においては、第3通信方式と第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the third communication method and the second communication method can be used, in step S258, registration and update processing are realized by the third communication method and the second communication method. Then it is set.
一方、ステップS255において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断された場合、ステップS259に処理が進められる。ステップS259において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS259において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS260に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S255 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S259. In step S259, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S259 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S260.
この場合、第3通信方式、第1通信方式、および第2通信方式の利用が可能であると判断され、第3通信方式と第1通信方式は、ともにAPDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断されたことになるので、ステップS260においては、第3通信方式または第1通信方式で、登録を行い、第2通信方式で更新の処理を実現すると設定される。 In this case, it is determined that the third communication method, the first communication method, and the second communication method can be used, and both the third communication method and the first communication method cannot use the APDU command format. In step S260, registration is performed using the third communication method or the first communication method, and update processing is performed using the second communication method.
一方、ステップS251において、第3通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS262に処理が進められる。ステップS262において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS262において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS263に処理が進められる。ステップS263において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS263において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS264に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S251 that the third communication method cannot be used, the process proceeds to step S262. In step S262, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S262 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S263. In step S263, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S263 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S264.
この場合、第1通信方式、および第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS264においては、第1通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it has been determined that the first communication method and the APDU command format in the first communication method can be used, in step S264, registration and update processing are realized by the first communication method. Then it is set.
一方、ステップS262において、第1通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS265に処理が進められる。ステップS265において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS265において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS266に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S262 that the first communication method cannot be used, the process proceeds to step S265. In step S265, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S265 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S266.
この場合、第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS266においては、第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the second communication method can be used, it is set in step S266 that registration and update processing are realized by the second communication method.
一方、ステップS263において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断された場合、ステップS267に処理が進められる。ステップS267において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS267において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS268に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S263 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S267. In step S267, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S267 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S268.
この場合、第1通信方式、第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS268においては、第1通信方式で、登録を行い、第2通信方式で更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the first communication method and the second communication method can be used, in step S268, registration is performed using the first communication method, and update processing is performed using the second communication method. Is set to achieve.
一方、ステップS265において、第2通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS269に処理が進められる。この場合、第1通信方式、第2通信方式、および第3通信方式の全ての通信方式で通信が行えない、換言すれば、リーダライタ202がサポートしている通信方式でCLF224と通信を行うことができないと判断されたときであるので、ステップS269において、通信不可と判断される。
On the other hand, if it is determined in step S265 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S269. In this case, communication cannot be performed using all of the first communication method, the second communication method, and the third communication method. In other words, communication with the
一方、ステップS257、ステップS259、またはステップS267において、第2通信方式の利用が可能ではないと判断された場合、ステップS261に処理が進められる。これらのステップで第2通信方式の利用が可能ではないと判断された場合は、APDUコマンドフォーマットの利用ができないと判断されたことを意味する。 On the other hand, if it is determined in step S257, step S259, or step S267 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S261. If it is determined in these steps that the second communication method cannot be used, it means that it is determined that the APDU command format cannot be used.
このような場合、UICC222に何らかの機能を設けることにより、レジストリ253の更新を実現すると設定される(UICC222の付加機能を用いた更新を行うと設定される)。
In such a case, it is set to update the
[通信方式の第7の決定処理について]
通信方式の第7の決定処理として、第3通信方式、第2通信方式、第1通信方式の順で通信方式の利用が可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断されたときに、その通信方式を選択することで通信方式が決定される場合について図23のフローチャートを参照して説明する。
[About the seventh determination process of the communication method]
As the seventh determination process of the communication method, it is determined whether the communication method can be used in the order of the third communication method, the second communication method, and the first communication method, and it is determined that the communication method can be used. A case where the communication method is determined by selecting the communication method will be described with reference to the flowchart of FIG.
ステップS301において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS301において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS302に処理が進められる。ステップS302において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS302において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS303に処理が進められる。 In step S301, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S301 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S302. In step S302, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S302 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S303.
この場合、第3通信方式で通信可能であり、第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であるため、第3通信方式で、登録と更新が行われると、ステップS303において設定される。 In this case, communication is possible in the third communication method, and the APDU command format in the third communication method can be used. Therefore, when registration and update are performed in the third communication method, they are set in step S303.
一方、ステップS302において、APDUコマンドフォーマットが利用できないと判断された場合、ステップS304に処理が進められる。ステップS304において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS304において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS305に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S302 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S304. In step S304, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S304 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S305.
この場合、第3通信方式と第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS305においては、第3通信方式と第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the third communication method and the second communication method can be used, in step S305, registration and update processing are realized using the third communication method and the second communication method. Then it is set.
一方、ステップS304において、第2通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS306に処理が進められる。ステップS306において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS306において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS307に処理が進められる。ステップS307において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS307において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS308に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S304 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S306. In step S306, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S306 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S307. In step S307, it is determined whether or not the APDU command format can be used. If it is determined in step S307 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S308.
この場合、第3通信方式、第1通信方式、および第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS308においては、第3通信方式または第1通信方式で、サービスの登録を行い、第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットで、サービス名の登録を行うと設定される。 In this case, since it is determined that the APDU command format in the third communication method, the first communication method, and the first communication method can be used, in step S308, the third communication method or the first communication method is used. This is set when service registration is performed using the method, and service name registration is performed using the APDU command format in the first communication method.
一方、ステップS301において、第3通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS310に処理が進められる。ステップS310において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS310において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS311に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S301 that the third communication method cannot be used, the process proceeds to step S310. In step S310, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S310 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S311.
この場合、第2通信方式の利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS311においては、第2通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the second communication method can be used, in step S311, it is set that registration and update processing are realized by the second communication method.
一方、ステップS310において、第2通信方式が利用できないと判断された場合、ステップS312に処理が進められる。ステップS312において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS312において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS313に処理が進められる。ステップS313において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であるか否かが判断される。ステップS313において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断された場合、ステップS314に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S310 that the second communication method cannot be used, the process proceeds to step S312. In step S312, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S312 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S313. In step S313, it is determined whether the APDU command format can be used. If it is determined in step S313 that the APDU command format can be used, the process proceeds to step S314.
この場合、第1通信方式、および第1通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットの利用が可能であると判断されたことになるので、ステップS314においては、第1通信方式で、登録と更新の処理を実現すると設定される。 In this case, since it is determined that the first communication method and the APDU command format in the first communication method can be used, in step S314, registration and update processing are realized by the first communication method. Then it is set.
一方、ステップS312において、第1通信方式の利用は可能ではないと判断された場合、ステップS315に処理が進められる。この場合、第3通信方式、第2通信方式、および第1通信方式の全ての通信方式で通信が行えない、換言すれば、リーダライタ202がサポートしている通信方式でCLF224と通信を行うことができないと判断されたときであるので、ステップS315において、通信不可と判断される。
On the other hand, if it is determined in step S312 that the first communication method cannot be used, the process proceeds to step S315. In this case, communication cannot be performed with all of the third communication method, the second communication method, and the first communication method. In other words, communication with the
一方、ステップS306において、第1通信方式の利用が可能ではないと判断された場合、ステップS307またはステップS313において、APDUコマンドフォーマットの利用が可能ではないと判断された場合、ステップS309に処理が進められる。このような場合は、APDUコマンドフォーマットの利用ができないと判断されたことを意味する。よって、UICC222に何らかの機能を設けることにより、レジストリ253の更新を実現すると、ステップS309において設定される(UICC222の付加機能を用いた更新を行うと設定される)。
On the other hand, if it is determined in step S306 that the first communication method cannot be used, or if it is determined in step S307 or step S313 that the APDU command format cannot be used, the process proceeds to step S309. It is done. In such a case, it means that it is determined that the APDU command format cannot be used. Therefore, when updating of the
[通信方式の第8の決定処理について]
通信方式の第8の決定処理として、携帯電話機201と通信を行い、携帯電話機201がサポートしている通信方式に関する情報を取得することで、通信方式が決定される場合について図24のフローチャートを参照して説明する。
[Eighth communication processing determination process]
As an eighth communication method determination process, refer to the flowchart of FIG. 24 when the communication method is determined by communicating with the
ステップS351において、第3通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS351において、第3通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS352に処理が進められる。ステップS352において、通信方式の情報交換が行われる。 In step S351, it is determined whether the third communication method can be used. If it is determined in step S351 that the third communication method can be used, the process proceeds to step S352. In step S352, communication method information is exchanged.
この場合、ステップS351において、第3通信方式の利用が可能であると判断されているため、第3通信方式で、携帯電話機201と通信が行われ、携帯電話機201とリーダライタ202が互いにサポートしている通信方式の情報の交換が行われる。
In this case, since it is determined in step S351 that the third communication method can be used, communication with the
例えば、リーダライタ202が、携帯電話機201に対して、携帯電話機201がサポートしている通信方式を通知するように指示するコマンドを、第3通信方式で携帯電話機201に出し、携帯電話機201が、その受信されたコマンドに対応して、自己がサポートしている通信方式を通知することで、通信方式の情報の交換が行われる。
For example, the reader /
または、第3通信方式で、リーダライタ202が、リーダライタ202自身がサポートしている通信方式を携帯電話機201に通知し、その通知を受けた携帯電話機201が、通知されてきた通信方式の中で自己がサポートしている通信方式を選択し、その選択した情報をリーダライタ202に返すことで、互いにサポートしている通信方式の情報交換が行われる。
Alternatively, in the third communication method, the reader /
ステップS352において、通信方式の情報交換が行われると、ステップS353に処理が進められる。ステップS353において、情報交換の結果、取得された通信方式の中から、処理内容が決定される。この処理内容とは、例えば、第3通信方式で、登録と更新の処理を実行するといった内容である。 If communication method information is exchanged in step S352, the process proceeds to step S353. In step S353, the processing content is determined from the communication methods acquired as a result of the information exchange. This processing content is, for example, the content of executing registration and update processing in the third communication method.
一方、ステップS351において、第3通信方式の通信が可能ではないと判断された場合、ステップS354に処理が進められる。ステップS354において、第2通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS354において、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS352に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S351 that communication of the third communication method is not possible, the process proceeds to step S354. In step S354, it is determined whether the second communication method can be used. If it is determined in step S354 that the second communication method can be used, the process proceeds to step S352.
ステップS352における処理については上述したが、この場合、第2通信方式が用いられて、通信方式の情報交換が行われる点が、上述した場合と異なる。そして、ステップS353において、情報交換の結果得られた通信方式に関する情報から、処理内容が決定される。 The processing in step S352 has been described above, but in this case, the second communication method is used and information exchange of the communication method is performed, which is different from the above-described case. In step S353, the processing content is determined from the information regarding the communication method obtained as a result of the information exchange.
一方、ステップS354において、第2通信方式の通信が可能ではないと判断された場合、ステップS355に処理が進められる。ステップS355において、第1通信方式の利用が可能であるか否かが判断される。ステップS355において、第1通信方式の利用が可能であると判断された場合、ステップS352に処理が進められる。 On the other hand, if it is determined in step S354 that communication using the second communication method is not possible, the process proceeds to step S355. In step S355, it is determined whether the first communication method can be used. If it is determined in step S355 that the first communication method can be used, the process proceeds to step S352.
ステップS352における処理については上述したが、この場合、第1通信方式が用いられて、通信方式の情報交換が行われる点が、上述した場合と異なる。そして、ステップS353において、情報交換の結果得られた通信方式に関する情報から、処理内容が決定される。 The processing in step S352 has been described above, but in this case, the first communication method is used and information exchange of the communication method is performed, which is different from the above case. In step S353, the processing content is determined from the information regarding the communication method obtained as a result of the information exchange.
一方、ステップS355において、第1通信方式の通信が可能ではないと判断された場合、ステップS356に処理が進められる。この場合、第1通信方式、第2通信方式、および第3通信方式の利用が可能ではないと判断されたことになるので、ステップS356において、携帯電話機201とは通信が不可能であると判断され、処理が終了される。
On the other hand, if it is determined in step S355 that communication using the first communication method is not possible, the process proceeds to step S356. In this case, since it is determined that the first communication method, the second communication method, and the third communication method are not available, it is determined in step S356 that communication with the
このように、リーダライタ202が複数の通信方式で通信が行えるように構成されている場合、まず複数の通信方式のうちの1つの通信方式が選択され、その通信方式でUICC222と通信が可能であるか否かが判断される。そして、通信が可能と判断されたときに、その通信方式で、UICC222と通信方式に関する情報交換が行われ、その情報交換の結果が用いられて通信方式が選択される。
As described above, when the reader /
なおここでは、第3通信方式、第2通信方式、第1通信方式の順で、利用が可能であるか否かが判断されるとして説明したが、この順番に限定されることを意味するものではない。 Here, it has been described that it is determined whether or not the use is possible in the order of the third communication method, the second communication method, and the first communication method, but this means that it is limited to this order. is not.
ここでは、通信方式の決定処理として、第1の決定処理乃至第8の決定処理を例にあげて説明したが、これらの決定処理のうち、どの決定処理が用いられて処理が行われるかは、リーダライタ202の設計段階や、設置される場所などにより決定されればよい。
Here, the first determination process to the eighth determination process have been described as examples of the communication method determination process, but which determination process is used to perform the process? It may be determined according to the design stage of the reader /
また、例えば、ユーザが通信方式を設定することができる場合、そのユーザが設定した通信方式により、第1の決定処理乃至第8の決定処理から決定処理が選択されるようにしても良い。例えば、第2の決定処理乃至第8の決定処理は、始めに、第1通信方式、第2通信方式、または第3通信方式のうちのいずれかの通信方式の利用が可能であるか否かを判断している。よって、ユーザにより選択された通信方式が、一番始めに利用可能であるか否かを判断する決定処理が選択されるようにしても良い。 For example, when the user can set the communication method, the determination process may be selected from the first determination process to the eighth determination process according to the communication method set by the user. For example, in the second determination process to the eighth determination process, it is first determined whether any one of the first communication method, the second communication method, and the third communication method can be used. Judging. Accordingly, a determination process for determining whether or not the communication method selected by the user can be used first may be selected.
例えばユーザが第1通信方式を選択した場合、図18のフローチャートに示した第2の決定処理が開始されるようにしても良いし、図19のフローチャートに示した第3の決定処理が開始されるようにしても良い。また、この場合、図24のフローチャートに示した第8の決定処理において、第1通信方式が一番始めに利用可能であるか否かが判断される決定処理が実行されるようにしても良い。 For example, when the user selects the first communication method, the second determination process shown in the flowchart of FIG. 18 may be started, or the third determination process shown in the flowchart of FIG. 19 is started. You may make it. In this case, in the eighth determination process shown in the flowchart of FIG. 24, a determination process for determining whether or not the first communication method can be used first may be executed. .
[登録、更新に係わる処理について]
上記した処理が実行されることにより、サービスの登録を行う通信方式とレジストリ253の更新(サービス名の登録処理)を行う通信方式とが決定される。ここで、上記した処理の結果、設定される可能性のある通信方式の組み合わせを列挙する。
[Registration and update processing]
By executing the processing described above, a communication method for registering a service and a communication method for updating the registry 253 (service name registration processing) are determined. Here, combinations of communication methods that may be set as a result of the processing described above are listed.
第1の組み合わせ(例えば、図23のステップS314で設定)
登録、更新、ともに第1通信方式で行う(第1通信方式でAPDUコマンドフォーマットが利用できる)
第2の組み合わせ(例えば、図23のステップS311で設定)
登録、更新、ともに第2通信方式で行う
第3の組み合わせ(例えば、図23のステップS303で設定)
登録、更新、ともに第3通信方式で行う(第3通信方式でAPDUコマンドフォーマットが利用できる)
First combination (for example, set in step S314 in FIG. 23)
Both registration and update are performed in the first communication method (APDU command format can be used in the first communication method)
Second combination (for example, set in step S311 in FIG. 23)
3rd combination (for example, set by step S303 of FIG. 23) which performs both registration and update by the 2nd communication system
Both registration and update are performed in the third communication method (APDU command format can be used in the third communication method).
第4の組み合わせ(例えば、図18のステップS55で設定)
登録は、第1通信方式で行い、更新は、第2通信方式で行う(第1通信方式はAPDUコマンドフォーマットを利用できない)
第5の組み合わせ(例えば、図22のステップS260で設定)
登録は、第1通信方式または第3通信方式で行い、更新は、第2通信方式で行う(第1通信方式と第3通信方式はAPDUコマンドフォーマットを利用できない)
第6の組み合わせ(例えば、図23のステップS305で設定)
登録は、第3通信方式で行い、更新は、第2通信方式で行う(第3通信方式はAPDUコマンドフォーマットを利用できない)
Fourth combination (for example, set in step S55 in FIG. 18)
Registration is performed using the first communication method, and updating is performed using the second communication method (the APDU command format cannot be used in the first communication method).
Fifth combination (for example, set in step S260 in FIG. 22)
Registration is performed in the first communication method or the third communication method, and update is performed in the second communication method (the APDU command format cannot be used in the first communication method and the third communication method).
Sixth combination (for example, set in step S305 in FIG. 23)
Registration is performed by the third communication method, and update is performed by the second communication method (the APDU command format cannot be used in the third communication method).
第7の組み合わせ(例えば、図18のステップS58で設定)
登録は、第1通信方式で行い、更新は、第3通信方式で行う(第1通信方式はAPDUコマンドフォーマットを利用できない)
第8の組み合わせ(例えば、図23のステップS308で設定)
登録は、第3通信方式で行い、更新は、第1通信方式で行う(第3通信方式はAPDUコマンドフォーマットを利用できない)
Seventh combination (for example, set in step S58 in FIG. 18)
Registration is performed using the first communication method, and updating is performed using the third communication method (the APDU command format cannot be used in the first communication method).
Eighth combination (for example, set in step S308 of FIG. 23)
Registration is performed by the third communication method, and update is performed by the first communication method (the APDU command format cannot be used in the third communication method).
第9の組み合わせ(例えば、図23のステップS309で設定)
付加機能で実現する(UICC222側に機能を付加して登録、更新を行う)
Ninth combination (for example, set in step S309 in FIG. 23)
Realize with additional functions (add functions to
このように、9通りの組み合わせが設定される可能性がある。また、上記した通信方式の決定処理では、有線に関しては説明していないが、有線、例えば、図9に示した通信路353であり、ホスト221から有線のUART223経由での通信もある。
In this way, nine combinations may be set. Further, in the above-described communication method determination processing, although wired is not described, there is communication via wired, for example, the
ここで、上記したように、第3アプリケーション256が第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259を提供するアプリケーションである場合を例にあげて説明する。またここでは、第3アプリケーション256に、第3−1サービス257を追加登録するような場合(図14を参照して説明したような場合)を例にあげて説明する。
Here, as described above, the case where the
図25に示したようなコマンドの組み合わせで第3−1サービス257の登録と更新を行うことが考えられる。図25を参照するに、番号1の組み合わせで利用される通信方式は、第1通信方式または第2通信方式である場合である。番号1の組み合わせは、上記した第1の組み合わせまたは第2の組み合わせに該当する。
It is conceivable to register and update the 3-1
番号1の組み合わせにおいては、APDUコマンドフォーマットが送受信可能であるため、サービスの登録やサービス名の登録は、APDUコマンドフォーマットが用いられる。この際、サービスの登録には、設定された通信方式(この場合、第1通信方式または第2通信方式)で用いられるAPDUコマンドフォーマットにおけるパケットと、第3アプリケーション256の独自のコマンドである第3コマンドを関連付けたデータが生成され、送受信される。具体的には、この際、サービスの登録には、第3コマンドをAPDUコマンドフォーマットでラッピングしたものが用いられる。また、サービス名の登録(レジストリ253の更新)には、APDUコマンドが用いられる。
In the combination of
番号2の組み合わせで利用される通信方式は、第3通信方式である場合である。番号2の組み合わせは、上記した第3の組み合わせに該当する。番号2の組み合わせにおいては、APDUコマンドフォーマットと第3パケットの送受信が可能であるため、サービスの登録やサービス名の登録は、APDUコマンドフォーマットと第3パケットが用いられる。この際、サービスの登録は、第3コマンドが用いられる。また、サービス名の登録には、APDUコマンドが用いられ、そのパケットは、第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットが用いられる。
The communication method used in the combination of
また、番号2の組み合わせの場合、番号1の組み合わせの場合と同じく、サービスの登録は、第3コマンドをAPDUコマンドフォーマットでラッピングしたものが用いられるようにし、サービス名の登録(レジストリ253の更新)には、第3通信方式におけるAPDUコマンドが用いられるようにすることも可能である。
In the case of the
番号3の組み合わせで利用される通信方式は、第1通信方式と第3通信方式の組み合わせか、第2通信方式と第3通信方式との組み合わせである。番号3の組み合わせは、上記した第5乃至第8の組み合わせに該当する。番号3の組み合わせにおいては、APDUコマンドフォーマットと第3パケットの送受信が可能であるため、サービスの登録やサービス名の登録は、APDUコマンドフォーマットと第3パケットが用いられる。
The communication method used in combination with the
この際、第3通信方式がAPDUコマンドフォーマットに対応していれば、番号2の組み合わせと同じく、サービスの登録は、第3コマンドが用いられ、サービス名の登録には、APDUコマンドが用いられる。また、第3通信方式がAPDUコマンドフォーマットに対応していていなければ、サービスの登録は、第3コマンドをAPDUコマンドフォーマットでラッピングしたものが用いられ、サービス名の登録には、APDUコマンドが用いられる。この際、第3コマンドをラッピングするAPDUコマンドフォーマットの送受信は、APDUコマンドフォーマットに対応している第1通信方式または第2通信方式に基づいて行われる。
At this time, if the third communication method corresponds to the APDU command format, the third command is used for service registration, and the APDU command is used for service name registration, as in the case of the combination of
番号4乃至6の組み合わせで利用される通信方式は、有線である。番号4の組み合わせは、APDUコマンドフォーマットが送受信可能なときであり、番号1の組み合わせと同じく、サービスの登録は、第3コマンドをAPDUコマンドフォーマットでラッピングしたものが用いられ、サービス名の登録には、APDUコマンドが用いられる。
The communication method used in combination with
番号5の組み合わせは、APDUコマンドフォーマットと有線プロトコルにおけるパケットが送受信可能なときであり、サービスの登録は、第3コマンドが用いられ、サービス名の登録には、APDUコマンドが用いられる。または、番号4の組み合わせと同じく、サービスの登録は、第3コマンドをAPDUコマンドフォーマットでラッピングしたものが用いられ、サービス名の登録には、APDUコマンドが用いられるようにすることも可能である。
The combination of
番号6の組み合わせで利用される通信方式は、有線であり、有線プロトコルにおけるパケットが送受信可能なときである。番号7の組み合わせで利用される通信方式は、第3通信方式であり、第3パケットが送受信可能なときである。この番号6と番号7の組み合わせは、上記した第9の組み合わせに該当する。これは、独自のパケットでしか通信方式としてサポートしていないときである。
The communication method used in combination with the
独自のパケットでの通信方式しか用いることができない場合、リーダライタ202側で、パケットなどを加工するだけでは、サービスの登録やサービス名の登録ができないため、UICC222側に機能を付加して登録、更新が行われる。例えば、新たなサービス登録データ、新たなコマンド(またはブロック)が、アプリケーション経由(この場合、第3アプリケーション256経由)で、サービスの登録と更新が行われる。
If only a communication method using a unique packet can be used, the reader /
次に、ステップS2(図16)で実行されるサービスの登録と、ステップS3で実行されるサービス名の登録に、それぞれ係わる処理について、携帯電話機201側で実行される処理と合わせて、フローチャートを参照して説明する。
Next, regarding the processing related to the registration of the service executed in step S2 (FIG. 16) and the registration of the service name executed in step S3, together with the processing executed on the
[第3通信方式と第2通信方式を用いたサービスとサービス名の登録について]
まず、図26と図27のフローチャートを参照して、第3通信方式の利用が可能であると判断されたが、第3通信方式におけるAPDUコマンドフォーマットは利用不可であると判断され、かつ、第2通信方式の利用が可能であると判断された場合について説明する。
[Registration of services and service names using the third communication method and the second communication method]
First, with reference to the flowcharts of FIG. 26 and FIG. 27, it is determined that the third communication method can be used, but it is determined that the APDU command format in the third communication method cannot be used, and A case where it is determined that the two communication methods can be used will be described.
このように設定されるのは、例えば、図23に示したフローチャートの処理が実行された結果、ステップS305において、第3通信方式/第2通信方式で実現すると設定されたときであり、上記した第5の組み合わせや第6の組み合わせに該当する。また、図25においては、番号3の組み合わせに該当する。
The setting is made when, for example, the third communication method / second communication method is set in step S305 as a result of executing the processing of the flowchart shown in FIG. This corresponds to the fifth combination or the sixth combination. In FIG. 25, this corresponds to the combination of
図26のフローチャートは、サービスの登録を行うときの処理である。まず。ステップS601において、携帯電話機201は、カードを起動する。カードとは、UICC222のことである。なお、カードの起動は、ステップS1(図16)において、通信方式の決定の処理が、リーダライタ202側で行われたとき、リーダライタ202と携帯電話機201(CLF224)は通信を行っているので、その時点で、携帯電話機201側ではカードが起動されている。
The flowchart in FIG. 26 is a process for registering a service. First. In step S601, the
ステップS551において、リーダライタ202は、第3通信方式での応答を、携帯電話機201(CLF224)に対して要求する。そのような要求をステップS602において受信した携帯電話機201(CLF224)は、ステップS603において、レスポンスを返す。この場合、第3通信方式で通信を行うことを了承することを示す応答である。そのようなレスポンスを携帯電話機201(CLF224)から、ステップS552において受信したリーダライタ202は、ステップS553において、データの読み出しの要求を携帯電話機201(CLF224)に対して行う。
In step S551, the reader /
携帯電話機201(CLF224)は、リーダライタ202からのデータの読み出しの要求を、ステップS604において受信すると、その要求を、第3アプリケーション256に転送する。この場合、第3通信方式で通信が行われているので、リーダライタ202からの第3パケットは、CLF224(図9)を介して、第3アプリケーション256に供給される。すなわちこの場合、図9を参照して説明した通信路351で、リーダライタ202からのパケットが、第3アプリケーション256に供給される。
When the mobile phone 201 (CLF 224) receives a data read request from the reader /
ステップS631において、そのような通信路351(図9)で、リーダライタ202からのデータの読み出し要求を受信すると、ステップS632において、その読み出し要求で要求されているデータを読み出し、携帯電話機201(CLF224)に供給する。CLF224は、ステップS606において、第3アプリケーション256から供給されたデータを、リーダライタ202からの要求に対応するレスポンスとして送信する。
In step S631, when a data read request is received from the reader /
ステップS554において、携帯電話機201(CLF224)からのデータをレスポンスとして取得したリーダライタ202は、ステップS555において、読み出したデータに含まれるカードの状態を確認し、登録すべきサービスを確認する。例えば、第3−1サービス257(図14)が登録されていない場合、第3−1サービス257のデータを準備する。データが準備されると、ステップS556において、サービスの登録が実行される。
In step S554, the reader /
この場合、第3通信方式で、第3パケットが用いられてサービスの登録が行われるため、サービス登録のためのデータを、第3パケットにパケット化し、第3通信方式で、携帯電話機201(CLF224)に送信する処理が、ステップS556において実行される。この処理は、例えば、図14を参照して説明したサービス登録データ431を送信する処理に該当する。リーダライタ202からサービス登録のためのデータを、ステップS607において受信した携帯電話機201(CLF224)は、受信されたデータを、第3アプリケーション256に供給する。
In this case, since the service registration is performed using the third packet in the third communication method, data for service registration is packetized into the third packet, and the mobile phone 201 (CLF 224) is packetized in the third communication method. ) Is transmitted in step S556. This process corresponds to, for example, the process of transmitting the
第3アプリケーション256は、供給されたデータを、ステップS633における処理で取得すると、ステップS634において、サービスの登録の処理を実行する。ステップS634において、第3アプリケーション256が、サービスの登録を実行し、その結果、成功した場合、または失敗した場合、その登録処理の結果が、ステップS635において出される。
When the
その結果を、ステップS608における処理で受信した携帯電話機201(CLF224)は、ステップS609において、第3アプリケーション256における登録処理の結果を、レスポンスとしてリーダライタ202に送信する。ステップS557において、携帯電話機201(CLF224)からのレスポンスが、リーダライタ202に受信される。
In step S609, the cellular phone 201 (CLF 224) that has received the result in the process in step S608 transmits the result of the registration process in the
リーダライタ202は、レスポンスが、携帯電話機201側でサービスの登録が成功したことを示しているときには、引き続き、サービス名の登録(図27を参照して後述)の処理を開始し、失敗したことを示しているときには、再度、例えば、ステップS556の処理を実行することでサービスの登録の処理を実行する。また、携帯電話機201(CLF224)からのレスポンスが、失敗したことを示しているような場合、その時点で設定されている通信方式とは異なる通信方式で、サービスの登録の処理が実行されるようにしても良い。ここでは、サービスの登録の処理は成功したとして説明を続ける。
When the response indicates that the service registration is successful on the
サービスの登録の処理が成功したと判断されると、サービス名の登録のための処理が開始される。このサービス名の登録のための処理について、図27のフローチャートを参照して説明する。この場合、上記したサービスの登録の処理は、第3通信方式で行われ、サービス名の登録の処理は、第2通信方式で行われるため、通信方式の切り替えを行う必要がある。そこで、リーダライタ202は、ステップS571において、携帯電話機201(CLF224)に対して、第2通信方式での応答を要求する。
If it is determined that the service registration process is successful, the service name registration process is started. Processing for registering the service name will be described with reference to the flowchart of FIG. In this case, since the service registration process described above is performed by the third communication method and the service name registration process is performed by the second communication method, it is necessary to switch the communication method. Therefore, the reader /
そのような要求を、ステップS661において受信した携帯電話機201(CLF224)は、ステップS662において、レスポンスを返す。この場合、第2通信方式で通信を行うことを了承することを示す応答である。そのようなレスポンスを携帯電話機201(CLF224)から、ステップS572において受信したリーダライタ202は、ステップS573において、第2通信方式を選択するように、携帯電話機201に対して要求を出す。
The mobile phone 201 (CLF 224) that has received such a request in step S661 returns a response in step S662. In this case, the response indicates that the communication with the second communication method is accepted. The reader /
そのような要求を、ステップS663において受信した携帯電話機201(CLF224)は、第2通信方式での通信を行う状態に切り替え、その後、第2通信方式を選択したことを示すレスポンス(応答)を、リーダライタ202に対して行う。そのレスポンスを、ステップS574において受信したリーダライタ202は、受信したレスポンスを確認することで、携帯電話機201側で第2通信方式が選択されたことを認識する。
The mobile phone 201 (CLF 224) that has received such a request in step S663 switches to a state in which communication by the second communication method is performed, and then a response (response) indicating that the second communication method has been selected, This is performed for the reader /
このようにして、リーダライタ202と携帯電話機201(CLF224)が、第2通信方式で通信できる状態になると、ステップS575において、リーダライタ202は、サービス名の登録のための処理を実行する。例えばこの場合、第3−1サービス257を登録したので、この第3−1サービス257のサービス名を、携帯電話機201のレジストリ253に登録するためのパケットが生成される。また、この生成されるパケットは、第2通信方式に対応したパケット、すなわちこの場合、APDUコマンドフォーマットに準拠したデータをパケットに含んでいる。
In this way, when the reader /
ステップS575において、リーダライタ202によりサービス名の登録の処理が実行されることにより、リーダライタ202から携帯電話機201に対して送信されたデータは、ステップS665において、携帯電話機201により受信される。受信されたデータは、アプリケーションマネージャ252に供給される。
In step S575, the reader /
APDUコマンドフォーマットであるので、CLF224により受信されたAPDUコマンドフォーマットは、UICCハードウェア251を介して、アプリケーションマネージャ252に供給される。APDUコマンドフォーマットは、アプリケーションマネージャ252で処理することが可能なパケットである。アプリケーションマネージャ252は、ステップS691において、APDUコマンドフォーマットでの、サービス名の登録に係わるデータを受信すると、ステップS692において、サービス名の登録の処理を実行する。
Since it is an APDU command format, the APDU command format received by the
アプリケーションマネージャ252は、受信されたAPDUコマンドに従い、レジストリ253に、新たに登録されたサービスの名称や、種別などの情報を書き込む。これらの名称や種別などの情報は、リーダライタ202から供給されるAPDUコマンドに含まれている。
The
ステップS692において、サービス名などの登録が終了すると、アプリケーションマネージャ252は、その処理結果を、ステップS693の処理としてCLF224に出力する。CLF224は、ステップS666において、アプリケーションマネージャ252からの処理結果を受信すると、レスポンスとして、リーダライタ202に送信する。このレスポンスには、サービス名の登録の処理が成功したか否かを示す情報が含まれている。
In step S692, when the registration of the service name and the like is completed, the
そのような結果を、ステップS576において受信したリーダライタ202は、レスポンスが成功したことを示しているときには、サービス名の登録の完了を認識し、処理を終了する。一方、受信されたレスポンスが、失敗したことを示しているときには、再度、例えば、ステップS575の処理が実行されることでサービス名の登録の処理が再度実行される。
The reader /
このようにして、第3アプリケーション256で提供される第3−1サービス257を登録する際、その登録自体は、第3アプリケーション256で扱える第3通信方式(第3パケットおよび第3コマンド)が用いられて行われる。その一方で、第3−1サービス257に関する情報、例えば第3−1サービス257の名称や提供されるサービスの種別などの情報は、アプリケーションマネージャ252が扱える第2通信方式(APDUコマンド)が用いられて行われる。
Thus, when registering the 3-1
このように、サービスの登録が行われ、サービス名の登録が行われることで、アプリケーションマネージャ252が、レジストリ253で、登録されたサービスに関連する情報を管理することができるようになる。レジストリ253で、登録されているサービスの情報が管理されることで、ビューワ241が、それらの情報を閲覧することが可能となる。ビューワ241が閲覧できるようになることで、その情報が、ユーザに提供することが可能となる。
As described above, the service is registered and the service name is registered, so that the
そのため、第3アプリケーション256が総合サービスを提供するためのアプリケーションであり、第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259の3つのサービスを提供するような場合、これら3つのサービスがあることを、ユーザに提示することが可能となる。その提示の仕方については後述するとし、先に、通信方法の組み合わせとして、他の組み合わせが設定された場合のサービスとサービス名の登録について説明する。
Therefore, when the
[第2通信方式を用いたサービスとサービス名の登録について]
次に、図28と図29のフローチャートを参照して、第2通信方式のみが利用可能であると判断された場合(第2通信方式で、サービスとサービス名の登録を行うと設定された場合)について説明する。
[Registering services and service names using the second communication method]
Next, referring to the flowcharts of FIG. 28 and FIG. 29, when it is determined that only the second communication method can be used (when it is set to register the service and service name in the second communication method) ).
このように設定されるのは、例えば、図23に示したフローチャートの処理が実行された結果、ステップS311において、第2通信方式で実現すると設定されたときである。図28のフローチャートは、サービスの登録を行うときの処理である。まずステップS801において、携帯電話機201は、カード(UICC222)を起動する。
Such a setting is made, for example, when the execution of the process of the flowchart shown in FIG. 23 is executed and, in step S311, it is set to be realized by the second communication method. The flowchart in FIG. 28 is a process for registering a service. First, in step S801, the
ステップS701において、リーダライタ202は、携帯電話機201(CLF224)に対して、第2通信方式での応答を要求する。そのような要求を、ステップS802において受信した携帯電話機201(CLF224)は、ステップS803において、レスポンスを返す。この場合、第2通信方式で通信を行うことを了承することを示す応答である。そのようなレスポンスを携帯電話機201(CLF224)から、ステップS702において受信したリーダライタ202は、ステップS703において、第2通信方式を選択するように、携帯電話機201(CLF224)に対して要求を出す。
In step S701, the reader /
そのような要求を、ステップS804において受信した携帯電話機201(CLF224)は、第2通信方式での通信を行う状態にし、その後、第2通信方式を選択したことを示すレスポンス(応答)を、ステップS805において、リーダライタ202に対して行う。そのレスポンスを、ステップS704において受信したリーダライタ202は、受信したレスポンスを確認することで、携帯電話機201側で第2通信方式が選択されたことを認識する。
The mobile phone 201 (CLF 224) that has received such a request in step S804 enters a state in which communication by the second communication method is performed, and thereafter, a response (response) indicating that the second communication method has been selected In step S805, the process is performed on the reader /
このようにして、リーダライタ202と携帯電話機201(CLF224)が、第2通信方式で通信できる状態になると、ステップS705において、リーダライタ202は、データの読み出しの要求を携帯電話機201(CLF224)に対して行う。
In this way, when the reader /
携帯電話機201(CLF224)は、リーダライタ202からのデータの読み出しの要求を、ステップS806において受信すると、その要求を、第3アプリケーション256に転送する。この場合、第2通信方式で通信が行われているので、リーダライタ202からはAPDUコマンドフォーマットでラッピングされた第3コマンドが、CLF224(図9)を介して、UICCハードウェア251に供給され、さらにUICCハードウェア251から、アプリケーションマネージャ252に供給される。アプリケーションマネージャ252は、供給されたAPDUコマンドフォーマットを処理することで、第3コマンドを取り出し、第3アプリケーション256に供給する。
When the mobile phone 201 (CLF 224) receives a data read request from the reader /
このパケットの流れは、図9を参照して説明した通信路352である。第3アプリケーション256は、通信路352を介してリーダライタ202からのデータの読み出し要求(第3コマンド)を受信すると、ステップS832において、その第3コマンドで要求されているデータを読み出し、携帯電話機201(CLF224)に供給する。CLF224は、ステップS807において、第3アプリケーション256から供給されたデータを受信すると、そのデータを、ステップS808で、リーダライタ202からの要求に対応するレスポンスとして送信する。
The flow of this packet is the
ステップS706において、携帯電話機201からのデータをレスポンスとして取得したリーダライタ202は、ステップS707において、登録されているサービスのデータを読み出す。例えば、サービス一覧情報として、第3−1サービス257(図14)が登録されていない場合、第3−1サービス257を登録すべきことが判明する。データを読み出し、カードの状態を確認され、登録すべきサービスが無い事を確認すると、と、ステップS708において、サービスの登録が実行される。
In step S706, the reader /
この場合、第2通信方式で、APDUコマンドフォーマットが用いられてサービスの登録が行われるため、サービス登録のためのデータを、APDUコマンドフォーマットにパケット化し、第2通信方式で、携帯電話機201に送信するための処理が、ステップS708において実行される。リーダライタ202からサービス登録のためのデータを、ステップS809において受信した携帯電話機201(アプリケーションマネージャ252)は、受信されたデータを、第3アプリケーション256に供給する。
In this case, since the service registration is performed using the APDU command format in the second communication method, the data for service registration is packetized in the APDU command format and transmitted to the
第3アプリケーション256は、供給されたデータを、ステップS833における処理で取得すると、ステップS834において、サービスの登録の処理を実行する。ステップS834において、第3アプリケーション256が、サービスの登録を実行し、その結果、成功した場合、または失敗した場合、その登録処理の結果が、ステップS835において、アプリケーションマネージャ252に対して出される。
When the
その結果を、ステップS810における処理で受信したアプリケーションマネージャ252は、ステップS811において、第3アプリケーション256における登録処理の結果を、レスポンスとしてリーダライタ202に送信する。ステップS709において、携帯電話機201からのレスポンスが、リーダライタ202に受信される。
In step S811, the
リーダライタ202は、受信されたレスポンスが、携帯電話機201側でサービスの登録が成功したことを示しているときには、引き続き、サービス名の登録(図29を参照して後述)の処理を開始し、失敗したことを示しているときには、再度、例えば、ステップS708の処理を実行することでサービスの登録の処理を実行する。ここでは、サービスの登録の処理は成功したとして説明を続ける。
When the received response indicates that the registration of the service is successful on the
このようにして、第3アプリケーション256が提供する第3−1サービス257を登録するとき、設定された通信方式で用いられるパケット(APDUコマンドフォーマット)と、第3アプリケーション256独自のコマンドが関連付けられたデータが生成され、そのデータが授受されることで、登録処理が実行される。換言すれば、第3アプリケーション256が提供する第3−1サービス257を登録するとき、第3アプリケーション256で扱われる第3コマンドを、APDUコマンドフォーマットでラッピングして、登録処理が実行される。
Thus, when registering the 3-1
このような処理が実行されることによりサービスが登録された後、引き続き行われる登録されたサービスに関する情報、例えば、サービス名やサービス種別に関する情報が登録される際の処理について図29のフローチャートを参照して説明する。 Refer to the flowchart of FIG. 29 for processing when information related to a registered service that is subsequently performed, for example, information related to a service name or service type, is registered after the service is registered by executing such processing. To explain.
この場合、サービスが登録されるときに、既に第2通信方式で通信が行われているため、リーダライタ202と携帯電話機201が、第2通信方式で通信できる状態になっている。そのため、第2通信方式で通信を開始するための処理は、省略され、ステップS751において、リーダライタ202は、サービス名の登録のための処理を実行する。
In this case, when the service is registered, since the communication is already performed in the second communication method, the reader /
例えばこの場合、第3−1サービス257を登録したので、この第3−1サービス257のサービス名を、UICC内のアプリケーションマネージャ252のレジストリ253に登録するためのパケットが生成される。また、この生成されるパケットは、第2通信方式に対応したパケット、すなわちこの場合、APDUコマンドを含んでいるパケットになる。
For example, in this case, since the 3-1
ステップS751において、リーダライタ202によりサービス名の登録の処理が実行されることにより、リーダライタ202から携帯電話機201に対して送信されたデータは、ステップS851において、携帯電話機201(CLF224)により受信される。受信されたデータは、アプリケーションマネージャ252に供給される。
In step S751, the reader /
APDUコマンドフォーマットであるので、CLF224により受信されたAPDUコマンドは、UICCハードウェア251を介して、アプリケーションマネージャ252に供給される。アプリケーションマネージャ252は、ステップS881において、APDUコマンドでの、サービス名の登録に係わるデータを受信すると、ステップS882において、サービス名の登録の処理を実行する。
Since the APDU command format is used, the APDU command received by the
アプリケーションマネージャ252は、受信されたAPDUコマンドに従い、レジストリ253に、新たに登録されたサービスの名称や、種別などの情報を書き込む。これらの名称や種別などの情報も、リーダライタ202から供給されるAPDUコマンドに含まれている。
The
ステップS882において、サービス名などの登録が終了すると、アプリケーションマネージャ252は、その処理結果を、ステップS883の処理としてCLF224に出力する。CLF224は、ステップS852において、アプリケーションマネージャ252からの処理結果を受信すると、ステップS853において、レスポンスとして、リーダライタ202に送信する。このレスポンスには、サービス名の登録の処理が成功したか否かを示す情報が含まれる。
In step S882, when the registration of the service name and the like is completed, the
そのような結果を、ステップS752において受信したリーダライタ202は、レスポンスが成功したことを示しているときには、サービス名の登録の完了を認識し、処理を終了する。一方、受信されたレスポンスが、失敗したことを示しているときには、再度、例えば、ステップS751の処理が実行されることでサービス名の登録の処理が再度実行される。
The reader /
このようにして、第3アプリケーション256で提供される第3−1サービス257を登録する際、第3アプリケーション256で扱える第3コマンドが、アプリケーションマネージャ252が扱うことができるAPDUコマンドフォーマットでラッピングされたものが用いられて行われる。
In this way, when the 3-1
また、第3−1サービス257に関する情報、例えば第3−1サービス257の名称や提供されるサービスの種別などの情報は、アプリケーションマネージャ252が扱えるAPDUコマンドが用いられて行われる。
Further, information regarding the 3-1
このように、サービスの登録が行われ、サービス名の登録が行われることで、アプリケーションマネージャ252が、レジストリ253で、登録されたサービスに関連する情報を管理することができるようになる。レジストリ253で、登録されているサービスの情報が管理されることで、その情報をビューワ241で閲覧することが可能となる。ビューワ241が閲覧できるようになることで、その情報を、ユーザに提供することが可能となる。
As described above, the service is registered and the service name is registered, so that the
[アプリケーションマネージャによる処理について]
UICC222の中には、アプリケーションマネージャと称されるアプリケーションを備えるものがある。図30に示したUICC222は、アプリケーションマネージャ601を備える。このアプリケーションマネージャ601は、所定のICカード上のICチップ、この場合、UICC222に格納されているアプリケーションであり、UICC222内の中のリソース管理や、外部装置からのアプリケーションのダウンロード等の制御を行う。
[Processing by Application Manager]
Some
UICC222がアプリケーションマネージャ601を備える場合、各無線対応のアプリケーション、例えば、第1アプリケーション254、第2アプリケーション255、または第3アプリケーション256は、インストール時に、アプリケーションマネージャ601経由で搭載される。各無線対応のアプリケーションは、動作時には、アプリケーションの実行環境(Runtime Environment)から動作権限を譲渡される(選択される)必要がある。また、各アプリケーションの実行時には、直接アプリケーションマネージャ601からの影響はないように構成されている。
When the
図30に示すように、例えば、第2アプリケーション255や第3アプリケーション256がインストールされるときには、アプリケーションマネージャ601を介して、APDUコマンドが用いられてインストールされる。インストール後、アプリケーションマネージャ601により、第3アプリケーション256が選択された場合、第3アプリケーション256が動作中になり、アプリケーションマネージャ601を介さないで動作することになる。この場合、直接的に第3アプリケーション256に第3パケットが供給される。
As shown in FIG. 30, for example, when the
このようなアプリケーションマネージャ601を備えるUICC222である場合、図28のフローチャートを参照して説明した、第2通信方式で、第3−1サービス257を登録する際の処理は、図31に示したフローチャートに基づく処理となる。
In the case of the
リーダライタ202側で実行されるステップS1001乃至S1009の処理は、図28のステップS701乃至S709と同様の処理である。すなわち、リーダライタ202側の処理は、UICC222がアプリケーションマネージャ601を備えているか否かに係わらず、同様の処理でサービスの登録を行うことができる。このことは、UICC222がアプリケーションマネージャ601を備えているか否かに係わらず、同一のインフラを利用して、サービスの登録を行えることを意味する。
The processing in steps S1001 to S1009 executed on the reader /
携帯電話機201側で実行されるステップS1111乃至S1115の処理は、図28のステップS801乃至S805と同様の処理である。すなわち、第2通信方式で通信を行うための設定が、リーダライタ202側と、携帯電話機201側で行われる処理に関しては、UICC222がアプリケーションマネージャ601を備えているか否かに係わらず同様に行われる。
The processes in steps S1111 to S1115 executed on the
その処理の結果、第2通信方式で通信が行える状態にされると、ステップS1005において、リーダライタ202は、携帯電話機201(CLF224)に対して、データの読み出しの要求を出す。携帯電話機201(CLF224)は、リーダライタ202からのデータの読み出しの要求を、ステップS1116において受信すると、その要求を、アプリケーションマネージャ601に転送する。
As a result of the processing, when the communication with the second communication method is enabled, in step S1005, the reader /
アプリケーションマネージャ601は、ステップS1152において、要求されたデータをCLF224に出力する。CLF224は、そのデータを、ステップS1117で受信すると、ステップS1118において、リーダライタ202からの要求に対応するレスポンスとして送信する。ステップS1006において、携帯電話機201(CLF224)からのデータをレスポンスとして取得したリーダライタ202は、ステップS1007において、登録するサービスのデータを読み出す。
In step S1152, the
この場合、第2通信方式で、APDUコマンドが用いられてサービスの登録が行われるため、サービス登録のためのデータを、APDUコマンドフォーマットにパケット化し、第2通信方式で、携帯電話機201に送信する処理が、ステップS1008において実行される。リーダライタ202からサービス登録のためのデータを、ステップS1119において受信した携帯電話機201(CLF224)は、受信されたデータを、アプリケーションマネージャ601に供給する。
In this case, since the service registration is performed by using the APDU command in the second communication method, the data for service registration is packetized in the APDU command format and transmitted to the
アプリケーションマネージャ601は、ステップS1153において、供給されたデータを、さらに第3アプリケーション256に転送する。第3アプリケーション256は、供給されたデータを、ステップS1181における処理で取得すると、ステップS1182において、サービスの登録の処理を実行する。ステップS1182において、第3アプリケーション256が、サービスの登録を実行し、その結果、成功した場合、または失敗した場合、その登録処理の結果が、ステップS1183において、アプリケーションマネージャ601に渡される。
In step S1153, the
アプリケーションマネージャ601は、ステップS1154において、第3アプリケ0ション256からの結果を受取、ステップS1155において、CLF224に対して登録処理の結果が渡される。その結果を、ステップS1120における処理で受信したCLF224は、ステップS1121において、第3アプリケーション256における登録処理の結果を、レスポンスとしてリーダライタ202に送信する。ステップS1009において、携帯電話機201からのレスポンスが、リーダライタ202に受信されることで、サービスの登録処理が終了される。
In step S1154, the
このようにして、アプリケーションマネージャ601を備えるUICC222に対しても、リーダライタ202は、アプリケーションマネージャ601を備えていないUICC222に対して行う処理と同様の処理を実行することで、サービスの登録を行うことができる。
In this way, the reader /
このようにしてサービスの登録が行われると、引き続き、サービス名の登録の処理が実行されるが、その処理は、図29に示したフローチャートにおける処理と同様に行われるため、ここではその説明を省略する。すなわち、アプリケーションマネージャ601を備えるUICC222に対して、サービス名を登録する際の処理は、アプリケーションマネージャ601を備えていないUICC222に対してサービス名を登録する際の処理と同様に行われる。
When the service registration is performed in this way, the service name registration process is continued. This process is performed in the same manner as the process in the flowchart shown in FIG. Omitted. That is, the process for registering a service name with respect to the
さらに換言すれば、サービス名の登録は、アプリケーションマネージャ252の処理により行われるため、アプリケーションマネージャ601における処理はなく、そのために、携帯電話機201側の処理としては、アプリケーションマネージャ601がない場合と同様の処理でサービス名の登録が行われる。
In other words, since the registration of the service name is performed by the process of the
[付加機能を用いたサービスとサービス名の登録について]
次に、図32のフローチャートを参照し、付加機能を用いたサービスとサービス名の登録について説明する。ここでは、第3通信方式の利用が可能であると判断されたが、第3通信方式でのAPDUコマンドフォーマットは利用できないと判断された場合であり、第3アプリケーション256で提供される第3−1サービス257が登録される場合を例にあげて説明する。
[Registering services and service names using additional functions]
Next, registration of a service and a service name using an additional function will be described with reference to a flowchart of FIG. Here, it is determined that the third communication method can be used, but it is determined that the APDU command format in the third communication method cannot be used. A case where one
第3通信方式の利用が可能であると判断されたが、第3通信方式でのAPDUコマンドフォーマットは利用できないと判断された場合とは、第3アプリケーション256独自のパケットの送受信を行うと判断したときである。このような判断がなされるのは、例えば、図20に示したフローチャートの処理が実行された結果、ステップS163において、付加機能で実現すると設定されたときである。
When it is determined that the third communication method can be used, but when it is determined that the APDU command format in the third communication method cannot be used, it is determined that the packet unique to the
図32に示したフローチャートにおける処理のうち、リーダライタ202側で実行されるステップS1301乃至S1307の処理は、図26に示したフローチャートのステップS551乃至S557と同様に行われる。よってここでは、その詳細な説明は省略する。また、図32に示したフローチャートにおける処理のうち、携帯電話機201側で実行されるステップS1401乃至S1409の処理は、図26に示したフローチャートのステップS601乃至S609と同様に行われため、ここでは、その説明は省略する。
Of the processes in the flowchart shown in FIG. 32, the processes in steps S1301 to S1307 executed on the reader /
また、図32に示したフローチャートにおける処理のうち、第3アプリケーション256側で実行されるステップS1451,S1452の処理は、図26に示したフローチャートのステップS631,S632と同様に行われため、ここでは、その説明は省略する。
32, the processes of steps S1451 and S1452 executed on the
ステップS1453において、第3アプリケーション256は、リーダライタ202から、第3パケットで送信されてきたサービスの登録に関する第3コマンドを受信すると、ステップS1454において、その第3コマンドに基づき、サービスの登録を実行する。第3アプリケーション256は、サービスの登録を終了すると、ステップS1455において、サービス名を生成し、アプリケーションマネージャ252に対して出力する。
In step S1453, when the
すなわちこの場合、第3アプリケーション256が、リーダライタ202からのコマンドを処理することで、サービス名(サービスに関する情報)を生成し、アプリケーションマネージャ252に供給する。
That is, in this case, the
図9を再度参照する。第3アプリケーション256の通信プロトコルのパケットしか送受信できない場合、通信路351により、独自のパケットの送受信がされることになる。すなわち、リーダライタ202からの第3パケットは、CLF224により受信され、CLF224からUICCハードウェア251を経由して第3アプリケーション256へと供給される。よって、第3アプリケーション256にはアクセスできるため、第3アプリケーション256で提供される第3−1サービス257を登録することはできる。
Refer to FIG. 9 again. When only the packet of the communication protocol of the
しかしながら、アプリケーションマネージャ252にアクセスするための通信プロトコルがないので、アプリケーションマネージャ252で管理されているレジストリ253に、リーダライタ202から直接的にアクセスすることができない。一方で、第3アプリケーション256は、レジストリ253にアクセスする通信路354を有する。
However, since there is no communication protocol for accessing the
そこで、第3アプリケーション256が、アプリケーションマネージャ252に指示を出し、アプリケーションマネージャ252がレジストリ253内の情報を更新できるようにする。すなわちこの場合、第3アプリケーション256の処理により、サービス名やサービス種別などの情報を、レジストリ253に登録するようにする。
Therefore, the
そのために、ステップS1455(図32)において、第3アプリケーション256により、サービス名が生成される。サービス名を生成するためのデータは、リーダライタ202から供給され、その供給自体の処理は、ステップS1306におけるサービスの登録を実行する際に行われても、予め第3アプリケーションが用意しているデータから自動生成しても良い。よって、リーダライタ202は、サービスを登録するためのデータと、サービス名を登録するためのデータを、第3パケットで携帯電話機201(第3アプリケーション256)に送信する。
For this purpose, a service name is generated by the
また、第3アプリケーション256がサービス名を生成するためのコマンドが用意され、そのコマンドが、リーダライタ202から送信されても良い。サービスを登録するタイミングで、自動的に第3アプリケーションが引き続き、処理を続けても良いまた、第3アプリケーション256側は、そのようなコマンドを認識し、処理を実行できるように構成されている。ステップS1455においては、このようなコマンドが、第3アプリケーション256で解釈され、サービス名が生成され、アプリケーションマネージャ252に出力される。
In addition, a command for the
ステップS1481において、第3アプリケーション256からのサービス名と、そのサービス名をレジストリ253に登録するように指示するコマンドを、API(Application Program Interface)経由で受信したアプリケーションマネージャ252は、ステップS1482において、受信されたコマンドに基づき、レジストリ253に、受信されたサービス名を登録する。その登録が終了されると、ステップS1483において、登録が終了したことを示すデータが、第3アプリケーション256に出される。
In step S1481, the
第3アプリケーション256は、ステップS1456において、アプリケーションマネージャ252から、登録の終了を示すデータを受信すると、ステップS1457において、CLF224に対して、サービスの登録とサービス名の登録が終了したことを示すデータをレスポンスとして出力する。CLF224は、ステップS1408において、第3アプリケーション256からのレスポンスを受信すると、ステップS1409において、そのレスポンスを,リーダライタ202に転送する。
In step S1456, the
リーダライタ202は、ステップS1307において、レスポンスを受信し、そのレスポンスを解釈することで、登録の処理が終了したことを認識する。
In step S1307, the reader /
このように、第3アプリケーション256で、サービス名の登録のための処理が実行される。このような処理を可能とするために、サービスの定義を以下のようにすることが考えられる。
As described above, the
パターン1として、上記したように、第3アプリケーション256が解釈できるコマンドを用意する。パターン1の場合、サービス登録の開始を示すスタートと、終わりを示すエンドをそれぞれ示すコマンドを用意し、そのスタートとエンドの間のサービス登録データのやり取りをサービスの単位として一括りにする定義が考えられる。
As
パターン2として、一連のサービス領域を作る行為を1つのサービス単位として自動的に判別することにする。この場合、1つのコマンドもしくはコマンドを結合させた1つの固まりによって生成されるサービス領域をサービスの単位として見る。
As
このようなサービスに対する定義とともに、サービスに対するサービス名の渡し方、換言すれば、ステップS1455で実行されるサービス名の生成と登録の仕方についても定義しておく必要がある。 In addition to the definition of the service, it is necessary to define how to pass the service name to the service, in other words, how to generate and register the service name executed in step S1455.
パターン1として、サービス名の生成や登録を指示するコマンドを用意し、そのコマンドを第3アプリケーション256が解釈できるようにする。リーダライタ202側からコマンドを送信することで、サービス名の登録を、第3アプリケーション256に実行させることができるようになる。
As
パターン2として、新たな領域を用意することでサービス名の登録を行うことが考えられる。パターン2では、サービス名を入れる定義ブロックが規定し、その内容が解釈され、アプリケーションマネージャ252のレジストリ253が更新される。この場合も、リーダライタ202からブロックへの書き込みが必要となり、リーダライタ202からのインプットが必要である。換言すれば、リーダライタ202からのインプットにより更新が行われるため、リーダライタ202側で更新のタイミングなどを制御することができる。
As
パターン3として、対応表を保持することでサービス名の登録を行うことが考えられる。パターン3では、システムコードやサービスコードなどの領域やサービスを識別するための番号とサービス名の対応表を、第3アプリケーション256が保持し、サービスが登録されるときに、そのサービスに対応する識別する番号とサービス名が対応表から読み出されることで、サービス名の登録が行われる。また、保持されている対応表に記載されていない新たなサービスが提供されるような場合、対応表自体が更新される。この対応表の更新も、リーダライタ202側からコマンドを送信するなどの処理が実行されることで行うことが可能である。
As
このようないずれかのパターンが採用され、サービス名の生成や登録の処理が実行される。第3アプリケーション256は、生成したサービス名を、API経由でレジストリ253に登録する。
Any one of these patterns is adopted, and service name generation and registration processing is executed. The
[サービス名の表示に関する処理について]
このようにして、サービスとサービス名が登録されることで、ビューワ241により、登録されているサービスの情報をユーザに提示するとき、図33または図34に示すような画面で情報を提示することができるようになる。
[Processing related to service name display]
In this way, when the service and the service name are registered, when the
図33に示すようにビューワ241は、アプリケーションマネージャ252が認識した第1アプリケーション254、第2アプリケーション255、第3アプリケーション256を認識する。さらにレジストリ253内には、上記した処理が実行されたことで、第3アプリケーション256には、第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259がサービスに関する情報が登録されているため、ビューワ241は、それらのサービスも認識する。
As shown in FIG. 33, the
このような認識の結果、ビューワ241は、第1アプリケーション254が提供するサービスの名称である“第1サービス”、第2アプリケーション255が提供するサービスの名称である“第2サービス”、および第3アプリケーション256が提供するサービスの名称である“第3サービス”を、ディスプレイ401に表示させる。
As a result of such recognition, the
さらに第3アプリケーション256は、総合サービスであり、第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259を提供できるように構成され、これらの情報もレジストリ253を参照することで認識されているため、これらの情報もディスプレイ401上に表示される。
Further, the
すなわち図33に示したように、第3アプリケーション256に対応する“第3サービス”という名称の下に、第3−1サービス257に対応する“第3−1サービス“という名称、第3−2サービス258に対応する“第3−2サービス“という名称、および第3−3サービス259に対応する“第3−3サービス“という名称が、“第3サービス”という名称に関連付けられた表示がされる。
That is, as shown in FIG. 33, under the name “third service” corresponding to the
このような表示がされることにより、ユーザは、第3サービスには、第3−1サービス、第3−2サービス、および第3−3サービスの3つのサービスがあることを認識することができる。このような表示が、レジストリ253で、第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259に対応するサービス名を管理することで可能となる。
By displaying such a display, the user can recognize that the third service includes three services of the 3-1 service, the 3-2 service, and the 3-3 service. . Such a display is made possible by managing the service names corresponding to the 3-1
他の表示例として、図34を示す。図34に示した表示例では、まず第1アプリケーション254が提供するサービスの名称である“第1サービス”と第2アプリケーション255が提供するサービスの名称である“第2サービス”がディスプレイ401に表示されている。さらに、その下に、第3−1サービス257に対応する“第3−1サービス“という名称、第3−2サービス258に対応する“第3−2サービス“という名称、および第3−3サービス259に対応する“第3−3サービス“という名称が表示されている。
FIG. 34 shows another display example. In the display example shown in FIG. 34, first, “first service” that is the name of the service provided by the
このような表示がされることで、ユーザは、第1サービス、第2サービス、第3−1サービス、第3−2サービス、および第3−3サービスの5つのサービスがあることを認識することができる。この場合、ユーザは、第3アプリケーション256が、3つのサービスを提供することを認識することなく、第1サービスや第2サービスと同列に、第3−1サービス、第3−2サービス、および第3−3サービスを認識することが可能となる。このような表示が、レジストリ253で、第3−1サービス257、第3−2サービス258、および第3−3サービス259に対応するサービス名を管理することで可能となる。
With this display, the user recognizes that there are five services: the first service, the second service, the 3-1 service, the 3-2 service, and the 3-3 service. Can do. In this case, the user recognizes that the
このような表示の違いは、レジストリ253で、どのようにして、サービス名が管理されるかにより決定される。そこで、サービス名の管理の仕方について説明する。まず、サービスにダミーのAIDを付け、そのダミーAIDでサービスを管理することが考えられる。またそのダミーAIDが、レジストリ253に書き込まれることで、サービスに関する情報が、レジストリ253で管理されるようにする。AIDは、Application IDentifierの略である。
Such a display difference is determined by how the service name is managed in the
UICC222に複数のアプリケーションが登録されている場合、例えば、各アプリケーションに付けられたファイルの「名前」が偶然同じであったとき、正常に動作せず、ファイル破壊が生じる可能性がある。そのようなことを防ぐために、アプリケーション識別子(AID)が付与され、アプリケーションの一意性が確保されるようにされている。このように、アプリケーションは、AIDで管理されている。また一意性を確保するために、AIDは、ユニークな値とされている。
When a plurality of applications are registered in the
AIDは、ISO7816−5で規定されており、16バイトで構成され、5バイトはRID、残り11バイトはPIXで構成されている。RIDは、アプリケーションの提供者であり、例えば所定の企業が取得したユニークなIDである。そのため、RIDは、基本的に1企業につき、1つのIDとされている。RIDはRegistered application provider Identifierの略称であり、PIXはProprietary application Identifier eXtensionの略称である。 AID is defined by ISO7816-5, and is composed of 16 bytes, 5 bytes are composed of RID, and the remaining 11 bytes are composed of PIX. The RID is a provider of the application, for example, a unique ID acquired by a predetermined company. Therefore, RID is basically one ID per company. RID is an abbreviation for Registered application provider Identifier, and PIX is an abbreviation for Proprietary application Identifier eXtension.
PIXは、RIDを割り当てられた会社内でユニークに採番することができるIDである。そのため、第3アプリケーション256では、以下のルールに基づいて、ダミーAIDを生成する。ダミーAIDとは、実際には存在しないアプリケーションに割り当てられたAIDである。また、ダミーAIDは、ビューワ241から、UICC222に登録されているアプリケーションを表示することを目的として設けられる。
PIX is an ID that can be uniquely assigned within a company to which an RID is assigned. Therefore, the
よって、このダミーAIDは、ユーザが選択してアプリケーションが起動されるようなことには利用されない。また、第3アプリケーション256内のサービスには、実際にはAIDが存在しない。
Therefore, this dummy AID is not used when the user selects and activates the application. Further, the service in the
そしてダミーAIDは、以下の構成とされる。
ダミーAID=(RID)+(第3アプリケーション256に割り当てられた値(PIXの一部)+会社が規定するユニークなサービス番号(PIXの一部)
The dummy AID has the following configuration.
Dummy AID = (RID) + (value assigned to the third application 256 (part of PIX) + unique service number specified by the company (part of PIX))
このような構成を有するダミーAIDは、他のアプリケーションに影響を及ぼすことがない。ダミーAIDが、レジストリ253に書き込まれることにより、第3アプリケーション256以外の、例えば第1アプリケーション254が何らかの影響を与えるようなことがなく、第3アプリケーション256の枠組み内で、ダミーAIDを構成することができる。そのため、ダミーAIDを指定してアプリケーションが呼ばれた場合、ダミーの元となった第3アプリケーションのAIDと部分的に一致するため、第3アプリケーションが呼ばれても良い。
The dummy AID having such a configuration does not affect other applications. By writing the dummy AID into the
このように構成されるダミーAIDが、API経由で、第3アプリケーション256からレジストリ253に登録される。ビューワ241は、レジストリ253に管理されているダミーAIDが見えるため、そのダミーAIDが割り当てられているアプリケーションを認識することができる。
The dummy AID configured as described above is registered in the
この場合、ダミーAIDに割り当てられているのはサービスであるため、結果的に、ビューワ241は、登録されているサービスを認識することになる。このような認識ができるようになることで、ビューワ241の処理により提供される画面は、例えば、図33や図34に示したような画面とすることが可能となる。
In this case, since the service is assigned to the dummy AID, the
ダミーAID自体の構成や、ダミーAIDのサービスに対する付け方などにより、図33に示したように、所定のアプリケーションで実現されるサービスが階層的に表示されるようにすることも、図34に示したように、所定のアプリケーションで実現されるサービスと同階層で表示されるようにすることもできる。 As shown in FIG. 33, the services realized by a predetermined application can be hierarchically displayed as shown in FIG. 33, depending on the configuration of the dummy AID itself and how the dummy AID is attached to the service. In this way, the service can be displayed in the same hierarchy as the service realized by a predetermined application.
[効果について]
このように、UICC222に、例えば、第3アプリケーション256で提供されるサービスが単独で登録されていても、異なる携帯電話機201で共通して用いられるビューワ241から、個々のサービスの存在を確認できるようになる。このような確認が行えるようになることで、上記したように、ユーザ側に個々のサービスの存在を認識させるための画面を提示することが可能となる。
[Effect]
In this manner, for example, even if a service provided by the
またその表示は、例えば、図34に示したように、他のアプリケーションで提供されるサービスと同列のサービスとしてユーザに参照させることができる表示とすることができる。また、新たなサービスであっても、既に登録されているサービスと同列のサービスとして表示することが可能となる。または、図33に示したように、所定のアプリケーションで提供されるサービスは、そのアプリケーションと関連付けられた、階層的な表示とすることも可能となる。 Further, for example, as shown in FIG. 34, the display can be a display that can be referred to by the user as a service in the same row as a service provided by another application. In addition, even a new service can be displayed as a service in the same row as a registered service. Alternatively, as shown in FIG. 33, a service provided by a predetermined application can be displayed in a hierarchical manner associated with the application.
また、サービスの存在確認が行えるようになれば、必要時に対向のアプリケーションの追加を行うことが可能となる。すなわち、サービスとアプリケーションの関係性に自由度を持たせることが可能となる。 In addition, if it becomes possible to confirm the existence of a service, it becomes possible to add an opposite application when necessary. That is, it is possible to give a degree of freedom to the relationship between the service and the application.
またサービスの登録やサービス名の登録は、既存のインフラをできる限り生かして行うことができる。よって、UICC222でサービスを管理するようにシステムが移行しても、移行後に係るコストを低減させることが可能となる。さらに、インフラを生かすことができることで、大幅な変更を伴わないでシステムの移行などが実行できるようになるため、ユーザにとっても、開発者側にとっても、システム移行にともなう混乱を生じさせるようなことを防ぐことが可能となる。
Service registration and service name registration can be performed using existing infrastructure as much as possible. Therefore, even if the system is migrated so that the service is managed by the
[記録媒体について]
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
[About recording media]
The series of processes described above can be executed by hardware or can be executed by software. When a series of processing is executed by software, a program constituting the software is installed in the computer. Here, the computer includes, for example, a general-purpose personal computer capable of executing various functions by installing a computer incorporated in dedicated hardware and various programs.
図35は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002、RAM(Random Access Memory)1003は、バス1004により相互に接続されている。バス1004には、さらに、入出力インターフェイス1005が接続されている。入出力インターフェイス1005には、入力部1006、出力部1007、記憶部1008、通信部1009、及びドライブ1010が接続されている。
FIG. 35 is a block diagram illustrating a hardware configuration example of a computer that executes the above-described series of processing by a program. In a computer, a CPU (Central Processing Unit) 1001, a ROM (Read Only Memory) 1002, and a RAM (Random Access Memory) 1003 are connected to each other by a
入力部1006は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部1007は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部1008は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部1009は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ1010は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011を駆動する。
The
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを、入出力インターフェイス1005及びバス1004を介して、RAM1003にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
In the computer configured as described above, the
コンピュータ(CPU1001)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア1011に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。 The program executed by the computer (CPU 1001) can be provided by being recorded on the removable medium 1011 as a package medium, for example. The program can be provided via a wired or wireless transmission medium such as a local area network, the Internet, or digital satellite broadcasting.
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア1011をドライブ1010に装着することにより、入出力インターフェイス1005を介して、記憶部1008にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部1009で受信し、記憶部1008にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM1002や記憶部1008に、あらかじめインストールしておくことができる。
In the computer, the program can be installed in the
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。 The program executed by the computer may be a program that is processed in time series in the order described in this specification, or in parallel or at a necessary timing such as when a call is made. It may be a program for processing.
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。 Further, in this specification, the system represents the entire apparatus constituted by a plurality of apparatuses.
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。 The embodiment of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
201 携帯電話機, 202 リーダライタ, 221 ホスト, 222 UICC, 223 UART, 224 CLF, 251 UICCハードウェア, 252 アプリケーションマネージャ, 253 レジストリ, 254 第1アプリケーション, 255 第2アプリケーション, 256 第3アプリケーション, 501 通信制御部, 502 通信方式決定部, 503 サービス登録部, 504 更新処理部 201 mobile phone, 202 reader / writer, 221 host, 222 UICC, 223 UART, 224 CLF, 251 UICC hardware, 252 application manager, 253 registry, 254 first application, 255 second application, 256 third application, 501 communication control , 502 communication method determination unit, 503 service registration unit, 504 update processing unit
Claims (9)
前記カードに、前記サービスを登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第1の通信方式と、前記サービスの情報を登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第2の通信方式を設定する設定部と
を備え、
前記設定部は、
前記第1の通信方式を、前記サービスを提供するアプリケーションにアクセスする通信方式に設定し、
前記第2の通信方式を、前記アプリケーションを管理するアプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定する
情報処理装置。 Data for registering the service in the card is generated and transmitted by the first communication method, data for registering the service information in the card is generated, and second communication different from the first communication method A communication unit that transmits data to and from a communication device that exchanges data with the card ;
The first communication method for communication with the communication device for registering the service in the card , and the second communication method for communication with the communication device for registering the service information. And a setting section for setting
The setting unit
Setting the first communication method to a communication method for accessing an application providing the service;
Information processing apparatus for setting the second communication method, a communication method to access an application manager that manages the application.
請求項1に記載の情報処理装置。 When the first communication method is set by the setting unit to a communication method for accessing the application manager , the communication unit is unique to the packet used in the set first communication method and the application . The information processing apparatus according to claim 1, wherein data associated with the command is generated and transmitted.
請求項1に記載の情報処理装置。 When the first communication method is set to a communication method for accessing the application by the setting unit, the communication unit is a packet used in the set first communication method and is unique to the application . The information processing apparatus according to claim 1, wherein data obtained by wrapping the command is generated and transmitted.
請求項1に記載の情報処理装置。 The information processing apparatus according to claim 1, wherein the setting unit determines whether or not communication with the communication apparatus can be performed for each communication method, and selects the communication method determined to be able to perform communication.
選択された通信方式で通信が可能となった時点で、その通信が可能となった通信方式を選択する
請求項1に記載の情報処理装置。 The setting unit selects one communication method among a plurality of communication methods, and when communication with the communication apparatus is not possible with the communication method, re-selects another communication method, and again, the Determine whether communication with the communication device is possible,
The information processing apparatus according to claim 1, wherein when the communication becomes possible with the selected communication method, the communication method that enables the communication is selected.
選択された通信方式で通信が可能となったとき、その通信方式で、前記通信装置と通信方式に関する情報交換を行い、その情報交換の結果を用いて通信方式を選択する
請求項1に記載の情報処理装置。 The setting unit selects one communication method among a plurality of communication methods, and when communication with the communication apparatus is not possible with the communication method, re-selects another communication method, and again, the Determine whether communication with the communication device is possible,
The communication method according to claim 1, wherein when the communication with the selected communication method becomes possible, the communication method is used to exchange information regarding the communication method with the communication method, and the communication method is selected using the information exchange result. Information processing device.
前記カードに、前記サービスを登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第1の通信方式と、前記サービスの情報を登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第2の通信方式を設定する
ステップを含み、
前記設定は、
前記第1の通信方式を、前記サービスを提供するアプリケーションにアクセスする通信方式に設定し、
前記第2の通信方式を、前記アプリケーションを管理するアプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定する
ステップを含む情報処理方法。 Data for registering the service in the card is generated and transmitted by the first communication method, data for registering the service information in the card is generated, and second communication different from the first communication method To the communication device that exchanges data with the card in a system,
The first communication method for communication with the communication device for registering the service in the card , and the second communication method for communication with the communication device for registering the service information. Including steps to set
The setting is
Setting the first communication method to a communication method for accessing an application providing the service;
An information processing method comprising the step of setting the second communication method, a communication method to access an application manager that manages the application.
前記カードに、前記サービスを登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第1の通信方式と、前記サービスの情報を登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第2の通信方式を設定する
ステップを含み、
前記設定は、
前記第1の通信方式を、前記サービスを提供するアプリケーションにアクセスする通信方式に設定し、
前記第2の通信方式を、前記アプリケーションを管理するアプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。 Data for registering the service in the card is generated and transmitted by the first communication method, data for registering the service information in the card is generated, and second communication different from the first communication method To the communication device that exchanges data with the card in a system,
The first communication method for communication with the communication device for registering the service in the card , and the second communication method for communication with the communication device for registering the service information. Including steps to set
The setting is
Setting the first communication method to a communication method for accessing an application providing the service;
Program for executing the second communication method, the process comprising the step of setting the communication method to access the application manager for managing the application in the computer.
前記カードに、前記サービスを登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第1の通信方式と、前記サービスの情報を登録するために、前記通信装置と行う通信の前記第2の通信方式を設定する
ステップを含み、
前記設定は、
前記第1の通信方式を、前記サービスを提供するアプリケーションにアクセスする通信方式に設定し、
前記第2の通信方式を、前記アプリケーションを管理するアプリケーションマネージャにアクセスする通信方式に設定する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 Data for registering the service in the card is generated and transmitted by the first communication method, data for registering the service information in the card is generated, and second communication different from the first communication method To the communication device that exchanges data with the card in a system,
The first communication method for communication with the communication device for registering the service in the card , and the second communication method for communication with the communication device for registering the service information. Including steps to set
The setting is
Setting the first communication method to a communication method for accessing an application providing the service;
Wherein the second communication method, computer-readable recording medium which records that the program for executing the processing including a step of setting the communication method to access the application manager computer for managing said application.
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