JP6070115B2 - 情報処理装置、bmcおよびbiosアップデート方法 - Google Patents

情報処理装置、bmcおよびbiosアップデート方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6070115B2
JP6070115B2 JP2012259963A JP2012259963A JP6070115B2 JP 6070115 B2 JP6070115 B2 JP 6070115B2 JP 2012259963 A JP2012259963 A JP 2012259963A JP 2012259963 A JP2012259963 A JP 2012259963A JP 6070115 B2 JP6070115 B2 JP 6070115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bios
chipset
bmc
area
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012259963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014106787A (ja
Inventor
裕士 藤田
裕士 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2012259963A priority Critical patent/JP6070115B2/ja
Publication of JP2014106787A publication Critical patent/JP2014106787A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070115B2 publication Critical patent/JP6070115B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置のBIOS(Basic Input / Output System)をアップデートする技術に関する。
コンピュータ装置などの情報処理装置において、耐障害性や可用性の向上のために、装置内の機能モジュールの二重化が行われることがある。このような二重化の例として、情報処理装置のチップセットの二重化が行われることがある。なお、以降の本願の説明(実施形態を含む)においては、通常選択され有効になっている機能モジュールを「運用系」、もう一方の機能モジュールを「待機系」と称する。
チップセットが二重化された情報処理装置は、それぞれのチップセットの配下のROM(Read Only Memory)にBIOS(Basic Input / Output System)が格納されている。そして、この情報処理装置が起動するとき、2つのチップセットのうち、有効になっている運用系チップセット配下のROMに格納されているBIOSが起動する。運用系/待機系のチップセット切り替えによって情報処理装置の挙動が変わらないようにするためには、2つのチップセット配下のROMのそれぞれに同一のBIOSが格納されている必要がある。このため、BIOSのアップデートを行う場合は、2つのチップセット配下のROM両方に格納されているBIOSを書き換える必要がある。
ROMに書き込むための特別な機能を持たない、チップセットが二重化された情報処理装置においてBIOSのアップデートを行う場合、BIOSアップデートツールの実行を2回繰り返す必要がある。図4は、このようなBIOSアップデート処理を説明するフローチャートである。以下、図4を参照して、上記のBIOSアップデート処理の動作を説明する。
最初に、一方のROMを書き換えるために情報処理装置を起動する。すなわち、BIOSを実行することにより情報処理装置を起動し(ステップS401)、BIOSアップデートツールを実行する(ステップS402)。その後、情報処理装置をシャットダウンする(ステップS403)。次に、もう一方のROMを書き換えるために情報処理装置を再起動する。すなわち、チップセットを切り替え(ステップS404)、その後BIOSを実行することにより情報処理装置を起動し(ステップS405)、BIOSアップデートツールを実行する(ステップS406)。その後、情報処理装置をシャットダウンする(ステップS407)。そして、最終的に、最初にアップデートされたROMのBIOSを再起動する。すなわち、再度チップセットを切り替え(ステップS408)、その後BIOSを実行することにより情報処理装置を起動する(ステップS409)。
すなわち、図4の方法は、運用系チップセット配下のROMに格納されているBIOSのアップデート処理を行った後、運用系/待機系のチップセット切り替え処理を行い、もう一方のチップセット(当初待機系であったもの)に関して同様のBIOSアップデート処理を行う。しかしながら、このような方法は、チップセット切り替え処理や、それに伴う情報処理装置の再起動処理、2回のBIOSアップデート処理の繰り返しなどが必要になるため、時間がかかるという問題点がある。特に、二重化が行われる情報処理装置の多くは、サーバ用途などに用いられるため、大容量のメモリや多数のI/O(Input / Output)機器を搭載している。このような情報処理装置においては、起動時間が長くなるため、装置の再起動処理の回数がなるべく少ないことが望ましい。
同様の装置におけるBIOSアップデートに関する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のコンピュータ装置は、二重化されたうちの運用系BIOS ROMのアップデート完了後、BMC(Baseboard Management Controller)を通して待機系BIOS ROMの同期処理を行う。
また、特許文献2は、二重化された磁気ディスクコントローラにおけるBIOSの冗長管理および同期化処理に関する技術を記載している。特許文献2に記載のストレージシステムは、運用系のBIOSと待機系のBIOSの版数を比較し、必要に応じてBIOSの同期化処理を行う。
特開2011−158995号公報 特開2011−204267号公報
上述したコンピュータ装置は、運用系と待機系のBMCが通信することにより、運用系のBIOS ROMのアップデート後、チップセットの切り替え無しに待機系のBIOS ROMをアップデート(同期)することができる。しかしながら、BMCがBIOS ROMに書き込む機能を有している必要がある。すなわち、BMCの構造が複雑になるという問題点がある。
また、上述したストレージシステムは、BIOSの同期化処理において、装置の再起動処理が必要になるという問題点を依然として有している。
本発明は、上述した課題を解決し、二重化された情報処理装置のBIOSアップデートを短時間で行うことを主たる目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る情報処理装置は、
CPU(Central Processing Unit)と、
BIOS(Basic Input / Output System)イメージとBIOSアップデートツールとを格納可能なメモリと、
CPUに接続された第1のチップセットと、
第1のチップセットに接続され、BIOS第1領域を格納可能な第1のROM(Read Only Memory)と、
第1のチップセットに接続された第1のBMC(Baseboard Management Controller)と、
CPUに接続された第2のチップセットと、
第2のチップセットに接続され、BIOS第1領域を格納可能な第2のROMと、
第2のチップセットに接続された第2のBMCとを備え、
第1および第2のBMCは、
第1あるいは第2のチップセットのいずれか1つを有効化するチップセット有効化部と、
BIOS第2領域を格納可能な不揮発メモリと、
不揮発メモリをCPUからアクセス可能とするインタフェース変換を行うインタフェース変換部と、
第1と第2のBMCとの間でBIOS第2領域の同期処理を行う同期部とを含む。
また、上記目的を達成する本発明に係るBMCは、
チップセットに接続されたBMCであって、
チップセットを有効化あるいは無効化するチップセット有効化部と、
BIOSの一部領域を格納可能な不揮発メモリと、
不揮発メモリをチップセットに接続されたCPUからアクセス可能とするインタフェース変換を行うインタフェース変換部と、
他のBMCとの間でBIOSの一部領域の同期処理を行う同期部とを備える。
そして、上記目的を達成する本発明に係るBIOSアップデート方法は、
CPUと、
BIOSイメージとBIOSアップデートツールとを格納可能なメモリと、
CPUに接続された第1のチップセットと、
第1のチップセットに接続された第1のROMと、
第1のチップセットに接続された第1のBMCと、
CPUに接続された第2のチップセットと、
第2のチップセットに接続された第2のROMと、
第2のチップセットに接続された第2のBMCとを備える情報処理装置のBIOSアップデート方法であって、
第1および第2のROMが、BIOS第1領域をあらかじめ格納しており、
第1および第2のBMCが、
BIOS第2領域をあらかじめ格納しており、
第1あるいは第2のチップセットのいずれか1つを有効化し、
BIOS第2領域をCPUからアクセス可能とするインタフェース変換を行い、
第1と第2のBMCとの間でBIOS第2領域の同期処理を行う。
本発明によれば、二重化された情報処理装置のBIOSアップデートを短時間で行うことが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の構成を表すブロック構成図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置1によるBIOSアップデート処理を説明するフローチャートである。 BIOSアップデート後のチップセット切り替えが発生した際に情報処理装置1が実行する処理を説明するフローチャートである。 ROMに書き込むための特別な機能を持たない、チップセットが二重化された情報処理装置におけるBIOSアップデート処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の構成を表すブロック構成図である。 コンピュータを構成する要素の例を表すブロック構成図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の構成を表すブロック構成図である。本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)10,20と、メモリ11,21と、ROM(Read Only Memory)12,22と、BMC(Baseboard Management Controller)13,23と、チップセット14,24とを備える。
CPU10は、メモリ11およびチップセット14に接続されている。また、CPU20は、メモリ21およびチップセット24に接続されている。さらに、CPU10とCPU20も接続されている。
メモリ11,21は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
ROM12はチップセット14の配下に備えられている。すなわち、ROM12は、チップセット14によって管理された状態において動作することができる。そして、ROM22はチップセット24の配下に備えられている。すなわち、ROM22は、チップセット24によって管理された状態において動作することができる。ROM12はCPU10からアクセス可能である。そして、ROM22はCPU20からアクセス可能である。一方で、BMC13および23は、ROM12あるいは22にアクセスする機能を有していない。
チップセット14と24は二重化されている。チップセット14,24の一方が有効であるときは、もう一方が無効となっている。無効となっているチップセット配下のROMは、CPUからアクセスすることができない。
チップセット14にはBMC13が接続されている。そして、チップセット24にはBMC23が接続されている。BMC13とBMC23は、通信ネットワーク30を介してお互いに通信可能に接続されており、お互いにデータを送受信することができる。
BMC13は、インタフェース変換部13aと、不揮発メモリ13bと、同期部13cと、ネットワークインタフェース13dと、チップセット有効化部13eとを備える。BMC23も同様に、インタフェース変換部23aと、不揮発メモリ23bと、同期部23cと、ネットワークインタフェース23dと、チップセット有効化部23eとを備える。
インタフェース変換部13a,23aは、CPU10,20が不揮発メモリ13b,23bにアクセスするためのインタフェース変換を行う。このことにより、CPU10,20は、有効となっているチップセットに接続されているBMCが備える不揮発メモリに記憶領域として使用可能にアクセスすることができる。
不揮発メモリ13b,23bは、電源供給無しでも記憶を保持可能であり、かつ、書き換え可能なメモリ装置である。不揮発メモリ13b,23bは、例えば、フラッシュメモリである。
同期部13c,23cは、不揮発メモリ13bおよび23bに格納されたBIOS(Basic Input / Output System)の同期処理を行う。
ネットワークインタフェース13d,23dは、BMC13,23を通信ネットワーク30と接続するインタフェースである。
チップセット有効化部13e,23eは、チップセットの有効化および無効化を行う。このことにより、チップセットの二重化における、チップセットの切り替えが行われる。
BMC13およびBMC23は、お互いに協働することにより情報処理装置1の管理を行う。BMC13およびBMC23は、情報処理装置1とは独立して動作する。例えば、BMC13およびBMC23は、情報処理装置1がシャットダウンしているときも動作し続けることができる。
BIOSイメージ112は、BIOSアップデートにおいて、アップデート前のBIOSを書き換える新しいBIOSである。
BIOSアップデートツール113は、BIOSイメージ112によってアップデート前のBIOSを書き換えることにより、BIOSアップデートを行うプログラムである。BIOSアップデートツール113は、BIOSによるPOST(Power On Self Test)実行後、メモリ11に展開されることにより、CPUからアクセス可能となる。例えば、BIOSイメージ112とBIOSアップデートツール113は、POST実行後、不図示のUSBメモリ,フレキシブルディスクあるいはCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの記憶媒体からメモリ11にコピーされ、その後、実行されてもよい。
BIOSは、アップデートによって更新されない、初期化用の領域であるBIOS第1領域と、アップデートによって更新されるBIOS第2領域に分割されている。BIOS第1領域110は、ROM12に格納されている。BIOS第2領域111は、不揮発メモリ13bに格納されている。また、BIOS第1領域110と同じBIOSイメージであるBIOS第1領域210が、ROM22に格納されている。さらに、BIOS第2領域111と同じBIOSイメージであるBIOS第2領域211が、不揮発メモリ23bに格納されている。
図2は、第1の実施形態に係る情報処理装置1によるBIOSアップデート処理を説明するフローチャートである。なお、図2の処理においては、チップセット14が運用系、チップセット24が待機系であるとする。すなわち、処理の開始時において、チップセット14が有効となっており、チップセット24が無効となっている。以下、図2を参照して、情報処理装置1によるBIOSアップデート処理の動作を説明する。
最初に、BIOSアップデートの為に情報処理装置1が起動する。まず、CPU10あるいは20が、ハードウェアの初期化とBIOS第2領域111を読み込む準備を行うBIOS第1領域110を実行する(ステップS201)。なお、以降の説明においては、「CPU10あるいは20が/は」処理を行う(例えばプログラムを実行する)ことを、単に「CPUが/は」処理を行うと記載する。
次に、CPUは、BIOS第2領域111をBMC13の不揮発メモリ13bから読み込んで実行することにより、POSTを実行する(ステップS202)。BIOSアップデートを行わない場合は、情報処理装置1の起動のための処理はここで終了する。
BIOSアップデートを行う場合は、POST終了後、CPUが、メモリ11に展開されたBIOSアップデートツール113を実行する(ステップS203)。BIOSアップデートツール113は、BMC13の不揮発メモリ13bを記憶領域としてアクセスする。そして、BIOSアップデートツール113は、不揮発メモリ13b上のBIOS第2領域111を新しいBIOSであるBIOSイメージ112で書き換える。
ステップS203終了後、情報処理装置1はシャットダウンする(ステップS204)。また、ステップS203終了後、BMC13の同期部13cは、通信ネットワーク30を介して、BIOSイメージ112をBMC23の同期部23cに送信する。そして、BMC23の同期部23cは、不揮発メモリ23b上のBIOS第2領域211を、受信したBIOSイメージ112で書き換える。この書き換えによって、BIOS第2領域111とBIOS第2領域211とが同期する(ステップS205)。なお、ステップS205はBMC13と23の間において処理が行われるため、情報処理装置1のCPUが実行するシャットダウン処理と並行して実行することができる。
シャットダウン終了後、情報処理装置1は再起動する。まず、CPUが、BIOS第1領域110を実行する(ステップS206)。次に、BIOS第1領域110の実行後、CPUは、アップデートにより書き換えられたBIOS第2領域111を実行する(ステップS207)。以上で、情報処理装置1によるBIOSアップデート処理およびアップデート後のBIOSによる起動処理が完了する。このように、情報処理装置1によるBIOSアップデート処理は、図4の方法と比べ、情報処理装置の再起動の回数が少ない。さらに、情報処理装置1によるBIOSアップデート処理は、図4の方法と比べ、チップセットの切り替えを必要としない。
次に、図2に示すBIOSアップデート処理の後でチップセットの切り替えが発生した場合においても、チップセット切り替え前と同じBIOSで起動できることを説明する。
図3は、BIOSアップデート後のチップセット切り替えが発生した際に情報処理装置1が実行する処理を説明するフローチャートである。以下、図3を参照して、このような場合の情報処理装置1の処理動作を説明する。
チップセット有効化部13eおよび23eは、情報処理装置1がシャットダウンしている状態において、通信ネットワーク30を介して協調して動作し、チップセットの切り替えを行う(ステップS301)。この処理により、有効であったチップセットは無効となり、無効であったチップセットは有効となる。なお、図3の処理においては、ステップS301のチップセット切り替えにより、チップセット14が無効となり、チップセット24が有効となったものとして説明する。
チップセットの切り替え後、情報処理装置1が起動する。まず、CPUが、BIOS第1領域210を実行する(ステップS302)。BIOS第1領域210の実行終了後、CPUは、BIOS第2領域211をBMC23の不揮発メモリ23bから読み込んで実行することにより、POSTを実行する(ステップS303)。BIOS第1領域210はBIOS第1領域110と同じイメージである。また、BIOS第2領域211はBIOS第2領域111と同じイメージであるBIOSイメージ112に同期している。このように、BIOSアップデート後にチップセット切り替えが発生した場合も、情報処理装置1は、チップセット切り替え前と同じBIOSで起動することができる。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置1は、二重化された環境におけるBIOSアップデートを短時間で行うことができる。なぜならば、情報処理装置1の各構成要素が次のように動作するからである。(1)BMC13のインタフェース変換部13aが、CPUがBMC13の不揮発メモリ13bにアクセスするためのインタフェース変換を行う。(2)CPUがBIOSアップデートツール113を実行することにより、不揮発メモリ13b上のBIOS第2領域111がアップデートされる。(3)BMC13の同期部13cとBMC23の同期部23cが協働することにより、不揮発メモリ23b上のBIOS第2領域211が不揮発メモリ13b上のBIOS第2領域111と同期する。(4)(3)と並行して情報処理装置1が再起動する。
このことにより、より少ないBIOSアップデートツールの実行回数、より少ない再起動の回数、再起動と並行してのBIOS同期処理などにより、図4に示す方法と比べ、BIOSアップデートが短時間で終了する。
また、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置1は、特許文献1に記載のコンピュータ装置と比べ、より簡素な構造での課題の解決を可能にする。なぜならば、特許文献1に記載のコンピュータ装置は、BMCがチップセット配下のROMに書き込む機能を有している必要があるのに対し、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置1は、BMC13,23がROM12,22にアクセスしないことにより、この機能を必要としないためである。このことにより、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置1は、BMC13,23の小型化や低コスト化の容易性において、特許文献1に記載のコンピュータ装置に対する優位性を有する。また、情報処理装置がシャットダウンしているときにもBIOSの同期処理を行うことができるという優位性も有する。
[第2の実施形態]
次に、上述した第1の実施形態を基本とする、本発明の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施形態と同様な構成については同一の参照番号を付与することにより、重複する説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の構成を表すブロック構成図である。本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置1000は、CPU10と、メモリ11と、ROM12,22と、BMC13,23と、チップセット14,24とを備える。
CPU10は、1つでなくともよい。例えば、2つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
メモリ11は、BIOSイメージ112と、BIOSアップデートツール113とを格納する。
チップセット14,24は、CPU10に接続されている。
ROM12はチップセット14に接続されている。また、ROM22はチップセット24に接続されている。ROM12はBIOS第1領域110を格納する。また、ROM22はBIOS第1領域210を格納する。
BMC13は、インタフェース変換部13aと、不揮発メモリ13bと、同期部13cと、チップセット有効化部13eとを備える。BMC23も同様に、インタフェース変換部23aと、不揮発メモリ23bと、同期部23cと、チップセット有効化部23eとを備える。
チップセット有効化部13e,23eは、いずれか1つのチップセットの有効化を行う。これは、チップセット14,24のうち一方の有効化ともう一方の無効化を同時に行うことにより実現されてもよい。
不揮発メモリ13bはBIOS第2領域111を格納する。また、不揮発メモリ23bはBIOS第2領域211を格納する。
インタフェース変換部13a,23aは、不揮発メモリ13b,23bをCPU10からアクセス可能とするインタフェース変換を行う。
同期部13c,23cは、BMC13とBMC23との間で、BIOS第2領域111,211の同期処理を行う。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置1000は、二重化された環境におけるBIOSアップデートを短時間で行うことができる。なぜならば、情報処理装置1の各構成要素が次のように動作するからである。(1)BMC13のインタフェース変換部13aが、CPU10がBMC13の不揮発メモリ13bにアクセスするためのインタフェース変換を行う。(2)BMC13の同期部13cとBMC23の同期部23cにより、不揮発メモリ23b上のBIOS第2領域211が不揮発メモリ13b上のBIOS第2領域111と同期する。
このことにより、より少ないBIOSアップデートツールの実行回数、より少ない再起動の回数、などにより、図4に示す方法と比べ、BIOSアップデートが短時間で終了する。
図6は、コンピュータを構成する要素の例を表すブロック構成図である。図5のコンピュータ900は、CPU901と、RAM902と、ROM903と、ハードディスクドライブ904と、ネットワークインタフェース905とを備える。前述した情報処理装置1および1000の構成要素は、プログラムがコンピュータ900のCPU901において実行されることにより実現されてもよい。具体的には、前述した図1あるいは5に記載の構成要素である、インタフェース変換部13a,23a、同期部13c,23cおよびチップセット有効化部13e,23eは、CPU901がROM903あるいはハードディスクドライブ904からプログラムを読み込み、読み込んだプログラムを、例えば図2および3に示したフローチャートの手順の如くCPU901が実行することにより実現されてもよい。そして、このような場合において、上述した実施形態を例に説明した本発明は、係るコンピュータプログラムを表わすコードあるいはそのコンピュータプログラムを表わすコードが格納されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(例えばハードディスクドライブ904や、不図示の着脱可能な磁気ディスク媒体,光学ディスク媒体やメモリカードなど)によって構成されると捉えることができる。
あるいは、インタフェース変換部13a,23a、同期部13c,23cおよびチップセット有効化部13e,23eは、専用のハードウェアで実現されてもよい。また、情報処理装置1,1000およびBMC13,23は、これら構成要素を備える専用のハードウェアであってもよい。
1,1000 情報処理装置
10,20 CPU
11,21 メモリ
12,22 ROM
13,23 BMC
13a,23a インタフェース変換部
13b,23b 不揮発メモリ
13c,23c 同期部
13d,23d ネットワークインタフェース
13e,23e チップセット有効化部
14,24 チップセット
110,210 BIOS第1領域
111,211 BIOS第2領域
112 BIOSイメージ
113 BIOSアップデートツール
30 通信ネットワーク
900 コンピュータ
901 CPU
902 RAM
903 ROM
904 ハードディスクドライブ
905 ネットワークインタフェース

Claims (6)

  1. CPU(Central Processing Unit)と、
    BIOS(Basic Input / Output System)イメージとBIOSアップデートツールとを格納可能なメモリと、
    前記CPUに接続された第1のチップセットと、
    前記第1のチップセットに接続され、BIOSのうち、アップデートによって更新されない領域であるBIOS第1領域を格納可能な第1のROM(Read Only Memory)と、
    前記第1のチップセットに接続された第1のBMC(Baseboard Management Controller)と、
    前記CPUに接続された第2のチップセットと、
    前記第2のチップセットに接続され、前記BIOS第1領域を格納可能な第2のROMと、
    前記第2のチップセットに接続された第2のBMCとを備え、
    前記第1および第2のBMCは、
    前記第1あるいは第2のチップセットのいずれか1つを有効化するチップセット有効化部と、
    前記BIOSのうち、アップデートによって更新される領域であるBIOS第2領域を格納可能な不揮発メモリと、
    前記不揮発メモリを前記CPUからアクセス可能とするインタフェース変換を行うインタフェース変換部と、
    前記第1と第2のBMCとの間で前記BIOS第2領域の同期処理を行う同期部とを含む情報処理装置。
  2. 前記CPUが、前記BIOSアップデートツールを実行することにより、有効化されたチップセットに接続されたBMCの不揮発メモリに格納されたBIOS第2領域を前記BIOSイメージを用いてアップデートし、
    有効化されていないチップセットに接続されたBMCの同期部が、前記有効化されたチップセットに接続されたBMCの同期部から前記BIOSイメージを受信し、前記有効化されていないチップセットに接続されたBMCの不揮発メモリに格納されたBIOS第2領域を前記BIOSイメージを用いてアップデートすることにより前記同期処理を行う請求項1に記載の情報処理装置。
  3. チップセットに接続されたBMCであって、
    チップセットを有効化あるいは無効化するチップセット有効化部と、
    BIOSのうち、アップデートによって更新される領域である一部領域を格納可能な不揮発メモリと、
    前記不揮発メモリを前記チップセットに接続されたCPUからアクセス可能とするインタフェース変換を行うインタフェース変換部と、
    他のBMCとの間で前記BIOSの一部領域の同期処理を行う同期部とを備えるBMC。
  4. 前記CPUに、前記不揮発メモリに格納されたBIOSの一部領域をBIOSイメージを用いてアップデートさせ、その後、前記同期部が、前記BIOSイメージを送信し、
    前記同期部が、BIOSイメージを受信し、前記不揮発メモリに格納されたBIOSの一部領域を受信した前記BIOSイメージを用いてアップデートすることにより前記同期処理を行う請求項3に記載のBMC。
  5. CPUと、
    BIOSイメージとBIOSアップデートツールとを格納可能なメモリと、
    前記CPUに接続された第1のチップセットと、
    前記第1のチップセットに接続された第1のROMと、
    前記第1のチップセットに接続された第1のBMCと、
    前記CPUに接続された第2のチップセットと、
    前記第2のチップセットに接続された第2のROMと、
    前記第2のチップセットに接続された第2のBMCとを備える情報処理装置のBIOSアップデート方法であって、
    前記第1および第2のROMが、BIOSのうち、アップデートによって更新されない領域であるBIOS第1領域をあらかじめ格納しており、
    前記第1および第2のBMCが、
    前記BIOSのうち、アップデートによって更新される領域であるBIOS第2領域をあらかじめ格納しており、
    前記第1あるいは第2のチップセットのいずれか1つを有効化し、
    前記BIOS第2領域を前記CPUからアクセス可能とするインタフェース変換を行い、
    前記第1と第2のBMCとの間で前記BIOS第2領域の同期処理を行うBIOSアップデート方法。
  6. 前記CPUが、前記BIOSアップデートツールを実行することにより、有効化されたチップセットに接続されたBMCに格納されたBIOS第2領域を前記BIOSイメージを用いてアップデートし、
    有効化されていないチップセットに接続されたBMCが、前記有効化されたチップセットに接続されたBMCから前記新しいBIOSイメージを受信し、前記有効化されていないチップセットに接続されたBMCに格納されたBIOS第2領域を前記新しいBIOSイメージを用いてアップデートすることにより前記同期処理を行う請求項5に記載のBIOSアップデート方法。
JP2012259963A 2012-11-28 2012-11-28 情報処理装置、bmcおよびbiosアップデート方法 Active JP6070115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259963A JP6070115B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 情報処理装置、bmcおよびbiosアップデート方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259963A JP6070115B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 情報処理装置、bmcおよびbiosアップデート方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014106787A JP2014106787A (ja) 2014-06-09
JP6070115B2 true JP6070115B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=51028210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012259963A Active JP6070115B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 情報処理装置、bmcおよびbiosアップデート方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6070115B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6099843B2 (ja) * 2015-03-27 2017-03-22 三菱電機株式会社 制御システム、及び通信ゲートウェイ装置
CN107632900A (zh) * 2017-09-21 2018-01-26 联想(北京)有限公司 一种bios数据修复方法和整机柜服务器
KR102411260B1 (ko) * 2020-11-06 2022-06-21 한국전자기술연구원 러기드 환경에서 관리 모듈간 데이터 이중화 처리 방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5022077A (en) * 1989-08-25 1991-06-04 International Business Machines Corp. Apparatus and method for preventing unauthorized access to BIOS in a personal computer system
US6385721B1 (en) * 1999-01-22 2002-05-07 Hewlett-Packard Company Computer with bootable hibernation partition
JP5211837B2 (ja) * 2008-05-09 2013-06-12 富士通株式会社 制御方法、計算機システム及び制御プログラム
JP5013324B2 (ja) * 2010-01-29 2012-08-29 日本電気株式会社 コンピュータ装置及びそのbiosアップデート方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014106787A (ja) 2014-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11360696B2 (en) System startup method and apparatus, electronic device, and storage medium
KR101343714B1 (ko) 공유된 비휘발성 메모리 아키텍쳐
US9411646B2 (en) Booting secondary processors in multicore system using kernel images stored in private memory segments
US9600202B2 (en) Method and device for implementing memory migration
JP2016508647A5 (ja)
CN101373433A (zh) 更新bios的方法以及使用该方法的电脑与系统
US20100299558A1 (en) Data storage device and method
US10572434B2 (en) Intelligent certificate discovery in physical and virtualized networks
CN102081574A (zh) 用于加快系统的唤醒时间的方法和系统
WO2019156062A1 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理装置のbios更新方法、及び情報処理装置のbios更新プログラム
CN101533355A (zh) 一种启动多操作系统的方法和装置
CN105068836A (zh) 一种基于sas网络的远程可共享的启动系统
JP6070115B2 (ja) 情報処理装置、bmcおよびbiosアップデート方法
US11182252B2 (en) High availability state machine and recovery
JP4472646B2 (ja) システム制御装置、システム制御方法及びシステム制御プログラム
CN114020340A (zh) 一种服务器系统及其数据处理方法
WO2018059565A1 (zh) 闪存数据的备份方法及系统
JPWO2004081791A1 (ja) 仮想計算機システム、仮想計算機システムにおけるファームウェアアップデート方法
JP5103823B2 (ja) 情報処理装置および入出力要求制御方法
US9436536B2 (en) Memory dump method, information processing apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium
KR102377729B1 (ko) 멀티 코어 프로세서 및 그것의 동작 방법
CN110096366B (zh) 一种异构内存系统的配置方法、装置及服务器
US20100199284A1 (en) Information processing apparatus, self-testing method, and storage medium
US20150277932A1 (en) Information processing apparatus and method for controlling information processing apparatus
US10678552B2 (en) Hardware for system firmware use

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160923

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6070115

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150