JP6065751B2 - 流量計測装置 - Google Patents

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本発明は、光ファイバレーザードップラー流速計を用いた流量計測装置に関するものである。
流体の散乱光によるドップラー効果を利用して当該散乱光の周波数変位を測定することで、流体の流速を測定するレーザードップラー流速計が知られている(特許文献1)。この特許文献1に開示されたレーザードップラー流速計は、同文献1の第2図に示されるとおり、プローブ9の先端にシールリング10を介してL型レンズアッセンブリ8を相対回転可能に支持し、プローブ外周にその外径より僅かに大きい径の円筒管9を嵌め、当該円筒管の一端をL型レンズアッセンブリに固着したものであり、そしてこれを流体収納容器1の取付け孔1´に、シールリング5を介して締め付けボルト4により装着したものである。
実開昭63−84566号公報
しかしながら、上記従来の構造の流速計を内燃機関の潤滑オイルの流速測定に利用した場合に、高圧・高温の条件下で潤滑オイルの粘度が低下すると、締め付けボルト4と円筒管9と間に配置しているシールリング5からオイル漏れが生じるおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、シール性に優れた流量計測装置を提供することである。
本発明は、インナスリーブに対して進退移動するプローブスピンドルの外周面とインナスリーブの第1通孔の周面との間に複数の第1シール部材を設け、光ファイバが挿通されるプローブスピンドルの第2通孔の周面と光ファイバの外周面との間に第2シール部材を設け、プローブスピンドルに対して回転移動するアウタスリーブの内周面とプローブスピンドルの外周面との間に第3シール部材を設けることによって上記課題を解決する。
本発明によれば、インナスリーブに対して進退移動するプローブスピンドルの外周面とインナスリーブの第1通孔の周面との間、光ファイバが挿通されるプローブスピンドルの第2通孔の周面と光ファイバの外周面との間、およびプローブスピンドルに対して回転移動するアウタスリーブの内周面とプローブスピンドルの外周面との間のシール性が確保されるので、シール性に優れた流量計測装置となる。
本発明の一実施の形態に係る流量計測装置を示すブロック図である。 図1の流速計を示す縦断面図である。 図1の信号処理部で実行されるシフトピーク周波数の同定処理を説明するためのグラフである。 図1の信号処理部で実行される同定処理手順を示すフローチャートである。 図4のステップS3のサブルーチンを示すフローチャートである。 1光束の光ファイバレーザードップラー流速計において求められるパワースペクトル密度の一例を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る流量計測装置1を示すブロック図であり、本例の流量計測装置1は、光ファイバレーザードップラー流速計10と、光ファイバ20と、レーザー発振器・光電気信号変換器30と、増幅器40と、A/D変換器50と、信号処理部60とを備える。
図2は、図1の光ファイバレーザードップラー流速計10(以下、単に流速計10ともいう)を示す縦断面図である。本例の流速計10は、内燃機関のオイル通路を循環するエンジンオイルの流速を計測して、オイルポンプの駆動条件の最適化にフィードバックするものであり、自動車の開発時に試作車等に装着してエンジンオイルの流量を計測したりするのに用いることができる。
本例の流速計10は、インナスリーブ110、プローブスピンドル120、光ファイバ130、アウタスリーブ140を備え、オイル配管2の通孔21に水密に装着されたネジ継手22に、インナスリーブ110が水密に取り付けられている。通孔21とネジ継手22との間、及びネジ継手22とインナスリーブ110の下端との間のシール構造は、シールテープなど従来公知の手段を用いることができる。
本例のインナスリーブ110は、軸方向に延在して形成された第1通孔111と、外周面に形成された第1ネジ112と、第1通孔111の周面に設けられた第1係合部113とを有し、外周部に把持部を構成するシンブル114が係合ピン115により固定されている。流速計10をネジ継手22に締め込んだり緩めたりする場合は、シンブル114を掴みここを回転させる。
また、インナスリーブ110の上端部には、ボルトやピンを当該上端部に挿通させることにより構成された第1係合部113が第1通孔111の周面から突出する。この第1係合部113が、後述するプローブスピンドル120の第2係合部121である軸方向に延在する溝に係合することで、アウタスリーブ140を廻してもプローブスピンドル120は連れ廻らず、軸方向にのみ進退移動することになる。
また、インナスリーブ110の上部の外周面には第1ネジ112が形成され、後述するアウタスリーブ140の第2ネジ141と螺合する。そして、アウタスリーブ140を廻すと、第1ネジ112と第2ネジ141とが螺合しながら、オイル配管2に固定されたインナスリーブ110に対してアウタスリーブ140が相対的に軸方向に移動する。このときプローブスピンドル120は、第1係合部113と第2係合部121との係合によって回転方向には規制されているので連れ廻りしないが、軸方向には第2係合部121の溝の長さL(以下、プローブスピンドル120のストロークLともいう)だけ移動が許容されている。したがって、アウタスリーブ140を廻すことでプローブスピンドル120が軸方向に進退移動し、これによりプローブスピンドル120に支持された光ファイバ130の先端部がオイル配管2の断面方向の所望位置に移動させることができる。
本例のプローブスピンドル120は、インナスリーブ110の第1通孔111に軸方向に対して移動可能に挿通されている。また本例のプローブスピンドル120は、その外周面に軸方向に延在して形成された溝からなり、インナスリーブ110の第1係合部113に係合する第2係合部121と、軸方向に延在して形成された第2通孔122と、を有する。
プローブスピンドル120の第2通孔122は、下部において光ファイバ130より僅かに大きな内径とされ、上部において拡径されている。この上部の拡径された部分には、プローブスピンドル120の第2通孔122の周面と、光ファイバ130のプローブ(鞘部材)131の外周面との間を水密にするための第2シール部材たるシール充填材160が充填されている。シール充填材160は、たとえば耐熱耐薬品性ゴムなどを用いることができる。そして、このシール充填材160の上から固定具123を挿入し、プローブスピンドル120の上端にキャップ124を締め込んで固定具123を押し付けることで、シール充填材160による第2通孔122の周面と光ファイバ130のプローブ(鞘部材)131の外周面との間の水密性を確保することができる。
一方、プローブスピンドル120の下端部の外周面には、2つのOリング150,150が軸方向に並んで設けられている。これら2つのOリング150,150が、プローブスピンドル120の外周面とインナスリーブ110の第1通孔111の周面との間の第1シール部材を構成する。なお本例では、第1シール部材として2つのOリング150,150を設けたが、3つ以上であってもよい。
本例の光ファイバ130は、プローブスピンドル120の第2通孔122に挿通され、その先端がオイル配管2の内部に臨み、後述するレーザー発振器・光電気信号変換器30から発射された1光束のレーザー参照光を先端に導くとともに、エンジンオイルに含まれる散乱粒子によって散乱したドップラーシフト光とレーザー参照光との干渉光をレーザー発振器・光電気信号変換器30に導くものである。このため、光ファイバ130の先端はエンジンオイルの流れの上流に向かってレーザー参照光が照射されるように、内部に反射ミラーを含むL型とされている。
なお、オイル配管2を流れる潤滑オイルの流速分布を求めるために、上述したとおりプローブスピンドル120が軸方向に進退移動可能とされ、これによりプローブスピンドル120に支持された光ファイバ130の先端が、管壁から管中心の間の所望位置に移動することができる。なお、プローブスピンドル120を挿通する光ファイバ130の外周部分にプローブ131が装着されている。
本例のアウタスリーブ140は、プローブスピンドル120に回転可能に取り付けられ、その下部の内周面がインナスリーブ110の第1ネジ112を包囲し、当該内周面にインナスリーブ110の第1ネジ112に螺合する第2ネジ141が形成されている。また本例のアウタスリーブ140の上部には、軸中心方向へ突出する環状のフランジ部142が形成され、またこのフランジ部142との間でプローブスピンドル120の上部を支持するキャップ143がアウタスリーブ140の上端に締め付けられている。
さらに本例のアウタスリーブ140は、上述したフランジ部142とプローブスピンドル120との間の回転摺動面と、キャップ143とプローブスピンドル120との間の回転摺動面のそれぞれにシールワッシャ170,170が設けられている。これら2つのシールワッシャ170,170が、アウタスリーブ140の内周面とプローブスピンドル120の外周面との間に設けられた第3シール部材を構成する。
なお、プローブスピンドル120の上端に締め付けられたキャップ124のさらに上端には、光ファイバ130のプローブ131を固定するためのスリーブ132が設けられ、このスリーブ132の外周に光ファイバ130とプローブ131との境界等を保護するためのブーツ133が設けられている。
図1に戻り、本例のレーザー発振器・光電気信号変換器30は、1光束のレーザー光を発振させて光ファイバ130を介してオイル配管2を流れるエンジンオイルの上流に向かって参照光として照射する機能と、エンジンオイルに含まれる散乱粒子の速度に応じて生じるドップラーシフト光と、参照光とがヘテロダイン干渉した光信号を受信して、この光信号を電気信号に変換する機能とを備える。変換された電気信号は、増幅器40によって増幅されたのちA/D変換器40によりディジタル信号に変換されて信号処理部60に出力される。
本例の信号処理部60は、入力したヘテロダイン干渉光に基づくディジタル信号をフーリエ変換するスペクトルアナライザーとしての機能と、このフーリエ変換されたパワースペクトル密度データからドップラーシフト周波数のピーク周波数を検索する機能とを備える。そして、検索されたドップラーシフト周波数のピーク値からエンジンオイルの流速を下記式1に基づいて演算する機能をも備える。
エンジンオイルの流速uは、ドップラーシフト周波数をf、レーザー光波長をλ、流体屈折率をn、流れで移動する散乱粒子とレーザー出射光のなす角度をθoutとしたときに、下記式1で求めることができる。
[数1]
u=f・λ/{2n|cosθout|}
上記式1において、レーザー光波長λ、流体屈折率n、流れで移動する散乱粒子とレーザー出射光のなす角度θoutは既知であるから、ドップラーシフト周波数をfが求めれば流速が演算により求めることができる。ただし、このドップラーシフト周波数fは、測定誤差の因子の中で支配的であるため、正確に読みとることが重要である。従来、このドップラーシフト周波数をフーリエ変換処理したパワースペクトル密度のグラフから求める場合に、解析する周波数帯のスペクトルデータ群の中から、単純に最大値を自動検索して抽出することや、観測者がスペクトルアナライザーのフーリエ変換処理グラフの画面において、カーソルを手動で動かして、ピークを同定する方法が一般的であった。
1光束の光ファイバレーザードップラー流速計においては、図1,2に示すように、光ファイバ130からの出射光軸を流れに正対させ、オイル配管2内の流速を測定する場合、ドップラーシフト信号のフーリエ変換(以下FFTともいう)処理結果は、図6のようになる。すなわち、周波数が0の近傍に最大ピークが出現し、高い周波数に向かって大きく減衰し、さらに光軸中の主流速のドップラーシフト信号の第2のピークが出現する特徴を有する。これは、ファイバープローブの出射光軸壁面の淀み点に向かう流れが、光軸壁面近傍で減速する現象による低流速成分のドップラーシフト信号と、主流速の散乱粒子の信号度数が支配的であるため、主流速のドップラーシフト信号が第2のピークとして出現するからである。さらに流速が遅くなると、光軸中の主流速ピークレベルが相対的に低下したり、不安定な流れの場合にはいくつかのブロードなピークが出現したりするなど、光軸中の主流速のドップラーシフト周波数の同定が困難になる問題がある。
したがって、スペクトルアナライザーなどで単純にピーク最大値を自動で読み取ると、0周波数付近のピークを読み取るといった問題がある。また、観測者が熟練者であれば、正しいドップラーシフト周波数を手動で正しく読み取ることは比較的容易であるが、非熟練者はそれが困難になるため、測定精度が著しく低下するといった問題もある。
本例の信号処理部60では、ドップラーシフト周波数のピーク値を単純に自動読み取りするのではなく、また観測者が手動で読み取るのでもなく、以下の手順で求める。すなわち、本例の1光束の光ファイバレーザードップラー流速計において、光軸中の主流速のドップラーシフト周波数を精度良く自動で同定する手法を図3〜5に示す。
1光束のレーザー光の場合、ドップラーシフト信号は、出射光軸中に存在する散乱粒子から得られるドップラーシフト信号となる。出射光軸中の散乱粒子から得られる速度情報としては、光軸中の主流速の速度情報の他、光ファイバープローブ光軸壁面近傍の流れが減速された流速情報も含まれる。したがって、FFT解析を行った場合、ファイバープローブ壁近傍の速度の低いドップラーシフト信号の他に、出射光軸中の主流速情報として高い周波数域のドップラーシフト周波数が表示され、これが出射光軸中の流れ場の最大周波数を示す。FFT解析においてこのピーク以降のスペクトル周波数に出現する信号に、流れによるドップラーシフト信号は存在しないことが分かる。すなわち、これ以降の周波数は光ノイズ背景信号と見なすことができる。
そこで、FFT解析結果から、ドップラーシフト信号周波数fを同定するには、周波数帯域の高い方から、最大ピークを探索し、最初のピーク周波数を同定すれば所望の信号が得られることになる。すなわち、図3に示すように、ピーク探索の効率を上げるため、同図の「光学ノイズデータ区間削除」として示すように、高い周波数帯域にある光学ノイズデータを削除する(図5のステップS31)。この区間設定は光学ノイズレベルが既知であるため、このレベルより高い信号閾値を設定した上でデータを削除すればよい。
次に図3の「ピークサーチ開始」として示すように、0周波数に向かって最大値の探索を行い、最大値を随時更新する(図5のステップS32)。このとき、ドップラーシフト周波数とパワースペクトル密度とを関連付け、パワースペクトル密度が最大値となったときのドップラーシフト周波数を求める。
最後に、図3の「ピークサーチ終了点」として示すように、この周波数で探索を終了する(図5のステップS33)。この終了周波数は、0周波数と最大値周波数の任意の位置で終了すればよいが、たとえば0周波数とピーク周波数の1/2の位置で相対的に決めることができる。
なお、こうしたFFT処理の結果から自動同定の処理を行うためには、図4のステップS1に示す信号フィルタリング処理や、ステップS2に示す平均化処理を前処理として行うと、ピーク同定が容易となる。
以上のとおり、本例の流量計測装置1によれば以下の効果を奏する。
(1)本例の流速計10をエンジンオイルの流速測定に利用する場合には、光ファイバ130が高温、高圧、振動の厳しい環境に晒されるため、光ファイバ130を支持する流速計本体は堅牢でオイル漏れ防止に十分配慮する構造をとらなければならない。また、オイル配管2内の流速分布測定から体積流量を算出する場合には、光ファイバ130の先端の挿入量を可変させる構造が必要となるが、この構造についてもオイル漏れの防止と光ファイバの軸回転方向の出射光軸位置決め測定精度が重要となる。
本例の流速計10では、光ファイバ130(プローブ131)の外周面とプローブスピンドル120の第2通孔122の周面との間はシール充填材160からなる第2シール部材でシールし、プローブスピンドル120の外周面とインナスリーブ110の第1通孔111の周面との間は、2つのOリング150,150からなる第1シール部材でシールし、さらにアウタスリーブ140の内周面とプローブスピンドル120の外周面との間は、2つのシールワッシャ170,170からなる第3シール部材でシールしているので、オイル漏れを堅実に防止することができる。
また、光ファイバ130の先端を進退移動させる場合にアウタスリーブ140を左右いずれかに廻すが、インナスリーブ110の第1係合部113とプローブスピンドル120の第2係合部121とが係合しているので、光ファイバ130を支持するプローブスピンドル120はアウタスリーブ140の回転に対して連れ廻りしない。したがって、光ファイバ130の先端の方向を変えることなく進退移動させることができる。
(2)本例の流量計測装置1によれば、信号処理部60においてピーク探索を高い周波数から低い周波数に向かって探索するので効率的にドップラーシフト周波数のピーク値を求めることができる。また、光学ノイズデータ区間のスペクトルデータを予め削除し、更に探索終了点を設定するので、探索処理時間の大幅な効率化を図ることができる。
上記Oリング150は本発明に係る第1シール部材に相当し、上記シール充填材160は本発明に係る第2シール部材に相当し、上記シールワッシャ170は本発明に係る第3シール部材に相当する。
1…流量計測装置
10…光ファイバレーザードップラー流速計
110…インナスリーブ
111…第1通孔
112…第1ネジ
113…第1係合部
114…シンブル
120…プローブスピンドル
121…第2係合部
122…第2通孔
123…固定具
124…キャップ
130…光ファイバ
131…プローブ
132…スリーブ
133…ブーツ
140…アウタスリーブ
141…第2ネジ
142…フランジ部
143…キャップ
150…Oリング
160…シール充填材
170…シールワッシャ
20…光ファイバ
30…レーザー発振器・光電気信号変換器
40…増幅器
50…A/D変換器
60…信号処理部
2…オイル配管
21…通孔
22…ネジ継手
L…プローブスピンドルのストローク

Claims (5)

  1. 測定対象たる流体が流れる容器に直接又は間接的に取り付けられ、軸方向に延在して形成された第1通孔と、外周面に形成された第1ネジと、前記第1通孔の周面に設けられた第1係合部とを有するインナスリーブと、
    前記インナスリーブの第1通孔に前記軸方向に対して移動可能に挿通され、その外周面に前記軸方向に延在して形成され前記インナスリーブの第1係合部に係合する第2係合部と、前記軸方向に延在して形成された第2通孔と、を有するプローブスピンドルと、
    前記プローブスピンドルの第2通孔に挿通され、その先端が前記容器内に臨んでレーザー光を導く光ファイバと、
    前記プローブスピンドルに回転可能に取り付けられ、その内周面が前記インナスリーブの第1ネジを包囲し、当該内周面に前記インナスリーブの第1ネジに螺合する第2ネジを有するアウタスリーブと、
    前記プローブスピンドルの外周面と前記インナスリーブの第1通孔の周面との間に設けられた複数の第1シール部材と、
    前記プローブスピンドルの第2通孔の周面と前記光ファイバの外周面との間に設けられた第2シール部材と、
    前記アウタスリーブの内周面と前記プローブスピンドルの外周面との間に設けられた第3シール部材と、を備える光ファイバレーザードップラー流速計を含む流量計測装置。
  2. 前記第1シール部材はOリング、前記第2シール部材はシール充填材、前記第3シール部材はシールワッシャからなる請求項1に記載の流量計測装置。
  3. 1光束のレーザー光を参照光として前記流体の散乱粒子に照射するレーザー発振器と、
    前記散乱粒子の速度に応じて生じるドップラーシフト光と前記参照光とが干渉した光信号を受光して電気信号に変換する光電気信号変換器と、
    前記電気信号をフーリエ変換して、レーザードップラーシフト周波数に対するパワースペクトル密度を演算する信号処理部と、をさらに含む請求項1又は2に記載の流量計測装置。
  4. 前記信号処理部は、得られたレーザードップラーシフト周波数に対するパワースペクトル密度のデータについて、
    前記レーザードップラーシフト周波数のうち所定以上の周波数に対して光学ノイズデータであるとして削除または検索対象から除外し、
    残りのパワースペクトル密度データに対し、高い周波数から順に低い周波数へ向かってピーク検索を実行し、
    前記ピーク検索を開始した周波数と周波数0との間の所定周波数において前記ピーク検索を終了する請求項3に記載の流量計測装置。
  5. 前記所定周波数は、前記ピーク検索を開始した周波数と周波数0との中間周波数である請求項4に記載の流量計測装置。
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