JP6059159B2 - シェア変換システム、シェア変換方法、プログラム - Google Patents

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本発明は安全に分散したデータの形式を、元の情報を復元することなく変換する技術に関する。
非特許文献1では、ある特定の計算量的安全な秘密分散方式(これを千田方式と呼ぶ)を線型秘密分散のシェアに変形する方法を提案している。また、非特許文献2では、さらに安全性を高めた方法を提案している。本技術において、登場人物は秘密分散を使って分散されたデータを保持するパーティPi(0≦i≦n-1)である。データaは秘密分散を用いてn個のシェアと呼ばれる断片([a]0,…,[a]n-1)に分割され、パーティPiがそれぞれ[a]iを持っている。
秘密分散には多くの実現方法があり、本発明では非特許文献1で提案された計算量型(千田方式)と線型秘密分散と呼ばれるものを扱う(定義は非特許文献1を参照)。これら2つの秘密分散方式は、互いに異なる特徴を持つ。千田方式は分散する総データ量が小さく、線型秘密分散は秘密計算と呼ばれる応用が可能である。そのため、相互に変換できれば、その時々の状況によってどちらを使うか選択できる。この変換を実現するため、非特許文献1では、千田方式から線型秘密分散への変換方法を示した。
Ryo Kikuchi, Koji Chida, Dai Ikarashi, Koki Hamada, and Katsumi Takahashi. Secret sharing schemes with conversion protocol to achieve short share-size and extendibility to multiparty computation. In Colin Boyd and Leonie Simpson, editors, ACISP, Vol. 7959 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 419-434. Springer, 2013. 五十嵐大、菊池亮、濱田浩気、千田浩司「マルチパーティ計算可能な秘密分散におけるデータ改ざん検知方法」、2013年暗号と情報セキュリティシンポジウム、プログラム3C3、暗号プロトコル(2)、平成25年1月
既存の方法では、千田方式から線型秘密分散への変換しかできず、線型秘密分散から千田方式への変換は示されていない。そこで本発明では、線型秘密分散から千田方式にシェアを変換することができるシェア変換システムを提供することを目的とする。
本発明のシェア変換システムは、nを装置の台数とし、kを復元しきい値とし、k台のシェア変換分散装置と、n−k台のシェア変換装置からなる。シェア変換分散装置は、線形秘密分散の平文のシェアを入力とし、変換用シード選択部と、疑似乱数生成部と、シードシェア生成部と、線形秘密分散疑似乱数シェア生成部と、シェアペア送信部と、シードシェア送信部と、被マスク平文線形シェア生成部と、被マスク平文線形シェア送信部と、被マスク平文線形シェア復元部と、被マスク平文分割部と、千田型平文シェア生成部を含む。
変換用シード選択部は、シード空間から変換用シードをランダムに選択する。疑似乱数生成部は、疑似乱数生成器を用いて、変換用シードを疑似乱数に変換する。シードシェア生成部は、変換用シードに、任意の秘密分散のシェアを生成するアルゴリズムを実行して、変換用シードのシェアを生成する。線形秘密分散疑似乱数シェア生成部は、疑似乱数に、線形秘密分散のシェアを生成するアルゴリズムを実行して、線形秘密分散の疑似乱数のシェアを生成する。シェアペア送信部は、変換用シードのシェアと、線形秘密分散の疑似乱数のシェアとを組として、他のシェア変換分散装置に送信する。シードシェア送信部は、変換用シードのシェアを、シェア変換装置に送信する。被マスク平文線形シェア生成部は、線形秘密分散の平文のシェアから線形秘密分散の疑似乱数のシェアを差し引いて、乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを生成する。被マスク平文線形シェア送信部は、乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを他の装置に送信する。被マスク平文線形シェア復元部は、乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを復元するアルゴリズムを実行して乱数でマスクされた平文を取得する。被マスク平文分割部は、乱数でマスクされた平文に情報伝播アルゴリズムを実行して、乱数でマスクされた平文のn個の分割値を取得する。千田型平文シェア生成部は、変換用シードのシェアと、自装置に対応する分割値とからなる組を千田型の平文のシェアとして生成して出力する。
シェア変換装置は、被マスク平文線形シェア復元部と、被マスク平文分割部と、千田型平文シェア生成部とを含む。
本発明のシェア変換システムによれば、線型秘密分散から千田方式にシェアを変換することができる。
本発明の実施例1のシェア変換システムの概要を示すブロック図。 本発明の実施例1のシェア変換分散装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1のシェア変換分散装置の動作を示すフローチャート。 本発明の実施例1のシェア変換装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1のシェア変換装置の動作を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
≪アルゴリズム、プロトコル≫
以下、本発明で用いられるアルゴリズム、プロトコルについて説明する。本明細書では、通信手順を含まない一連の動作をアルゴリズム、通信手順を含む一連の動作をプロトコルと呼ぶ。秘密分散のパラメータとしてデータがn個のシェアに分割され、任意のk個のシェアを集めることで復元が可能であり、t台までのパーティの結託に対し安全であるとする。kを復元しきい値、tを安全しきい値とも呼ぶ。この3変数の間にはt<k≦nが成り立つ。特に本発明で扱う秘密分散は全てk=t+1であるため、以後kは適宜省略する。千田方式(t,n)-Compは以下の2つのアルゴリズムの組である。ただしSS=(SS.Share,SS.Rec)は何かしらの秘密分散((t,n)-SS)、φは疑似乱数生成器、
Figure 0006059159
は疑似乱数生成器のシードの空間、
Figure 0006059159
を任意の群、IDA=(IDA.Split,IDA.Rec)は(t,n)-IDA(詳細は参考非特許文献1参照)とする。
(参考非特許文献1:Michael O. Rabin. Efficient dispersal of information for security, load balancing, and fault tolerance. Journal of the ACM, Vol. 36, No. 2, pp. 335-348, 1989.)
<Comp.Shareアルゴリズム>
平文
Figure 0006059159
を入力とし、疑似乱数生成器のシードの空間からk個の変換用シード
Figure 0006059159
を選び、0≦i≦k-1について疑似乱数ti=φ(si)を計算し、乱数でマスクされた平文
Figure 0006059159
とし、0≦i≦k-1について変換用シードのシェア
Figure 0006059159
とし、乱数でマスクされた平文の分割値
Figure 0006059159
を計算し(ただしIDA.Splitは情報伝播アルゴリズム)、
0≦i≦n-1について、千田型の平文のシェア
Figure 0006059159

として[a]Compを出力する。
<Comp.Recアルゴリズム>
Comp.Recアルゴリズムでは、n個のインデクス(0,1,…,n-1)のうち任意のk個のインデクスを(i1,i2,…,ik)とし、任意のk個の千田型の平文のシェアである
Figure 0006059159
を入力とし、0≦i≦k-1について、k個の変換用シードを復元して変換用シード
Figure 0006059159
と、疑似乱数ti=φ(si)を計算し、乱数でマスクされた平文の分割値から乱数でマスクされた平文
Figure 0006059159
を計算し(ただしIDA.Recは分割値復元アルゴリズム)、平文
Figure 0006059159
を出力する。(t,n)-Compはt人の結託に対して計算量的安全である。
線型秘密分散は2つのアルゴリズム(Lin.Share,Lin.Rec)の組であり、復元が線形式で記述可能な秘密分散のことである。特に本明細書では閾値を持つような線形秘密分散であり、(t,n)-Linearとかく。線型秘密分散であれば、任意のデータa、任意の
Figure 0006059159
であるようなパーティのインデクス集合
Figure 0006059159
について、線形秘密分散の復元係数と任意のデータaの線形秘密分散のシェアの線形結合がaと等しくなる、つまり
Figure 0006059159
であるような公知の線形秘密分散の復元係数
Figure 0006059159
が存在する。特に区別するとき、(k,t,n)-Compおよび(t,n)-Linearのシェアをそれぞれ[a]Comp,[a]Linと書く。
<SeedRandアルゴリズム>
SeedRandアルゴリズムとは、入力(s0,…,sk)のうち一つでもランダムな要素があれば、出力もランダムになるようなものである。例えば、siがビット列である場合は、
Figure 0006059159
を排他的論理和とし、
Figure 0006059159
で良いし、siが0からn-1までの整数の集合である
Figure 0006059159
の値であったら、Σisi mod nで良い。ただし mod n とはnで割った際の剰余をあらわす。
<RevealProtocol、Revealプロトコル>
RevealProtocolは復元できるプロトコルであればよく、単純には全員に全員のシェアを渡し、各人がCheckConsistencyを行ったあと復元するという方法で実現できる。
以下、図1を参照して実施例1のシェア変換システムの概要について説明する。図1は本実施例のシェア変換システム1の概要を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例のシェア変換システム1は、nを装置の台数とし、kを復元しきい値とし、k台のシェア変換分散装置15−1,15−2,…,15−kと、n−k台のシェア変換装置16−1,16−2,…,16−(n−k)からなる。k台のシェア変換分散装置15−1,15−2,…,15−kと、n−k台のシェア変換装置16−1,16−2,…,16−(n−k)は、NW9を介して通信可能に接続されている。k台のシェア変換分散装置15−1,15−2,…,15−kは全て同じ機能を備えるため、これらの代表として、シェア変換検証装置15について述べる。同様に、n−k台のシェア変換装置16−1,16−2,…,16−(n−k)は全て同じ機能を備えるため、これらの代表として、シェア変換装置16について述べる。
以下、図2、図3を参照してシェア変換分散装置について説明する。図2は、本実施例のシェア変換分散装置15の構成を示すブロック図である。図3は、本実施例のシェア変換分散装置15の動作を示すフローチャートである。
シェア変換分散装置15は、線形秘密分散の平文のシェアを入力とする。図2に示すようにシェア変換分散装置15は、変換用シード選択部151と、疑似乱数生成部152と、シードシェア生成部153と、線形秘密分散疑似乱数シェア生成部154と、シェアペア送信部155と、シードシェア送信部156と、被マスク平文線形シェア生成部157と、被マスク平文線形シェア送信部158と、被マスク平文線形シェア復元部159と、被マスク平文分割部15Aと、千田型平文シェア生成部15Bを含む。
変換用シード選択部151は、シード空間
Figure 0006059159
から変換用シード
Figure 0006059159
をランダムに選択する(S151)。疑似乱数生成部152は、疑似乱数生成器φを用いて、変換用シードを疑似乱数に変換する(S152)。すなわち、
Figure 0006059159
である。シードシェア生成部153は、変換用シードに、任意の秘密分散のシェアを生成するSS.Shareアルゴリズムを実行して、変換用シードのシェア
Figure 0006059159
を生成する(S153)。線形秘密分散疑似乱数シェア生成部154は、疑似乱数に、線形秘密分散のシェアを生成するLin.Shareアルゴリズムを実行して、線形秘密分散の疑似乱数のシェア
Figure 0006059159
を生成する(S154)。シェアペア送信部155は、変換用シードのシェアと、線形秘密分散の疑似乱数のシェアとを組として、他のシェア変換分散装置に送信する(S155)。装置を文字Pで表すこととし、シェア変換分散装置のインデクスj=0,1,2,…,k-1(シェア変換装置のインデクスを含まない)かつj≠i(自装置を除く)とし、Pjをインデクスj番目の装置とすると、ステップS155は、以下のように表すことができる。
Figure 0006059159
シードシェア送信部156は、変換用シードのシェアを、シェア変換装置に送信する(S156)。シェア変換装置16のインデクスはj=k,…,n-1であるから、ステップS156は、
Figure 0006059159
と表すことができる。被マスク平文線形シェア生成部157は、線形秘密分散の平文のシェアから線形秘密分散の疑似乱数のシェアを差し引いて、乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを生成する(S157)。ステップS157は、
Figure 0006059159
と表される。被マスク平文線形シェア送信部158は、乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを他の装置に送信する(S158)。全ての装置のインデクスj=0,1,2,…,n-1かつj≠i(自装置を除く)とし、Pjをインデクスj番目の装置とすると、ステップS158は、
Figure 0006059159
と表すことができる。被マスク平文線形シェア復元部159は、乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを復元するLin.Recアルゴリズムを実行して乱数でマスクされた平文
Figure 0006059159
を取得する(S159)。被マスク平文分割部15Aは、乱数でマスクされた平文に情報伝播アルゴリズム(IDA.Split)を実行して、乱数でマスクされた平文のn個の分割値
Figure 0006059159
を取得する(15A)。千田型平文シェア生成部15Bは、変換用シードのシェア
Figure 0006059159
と、自装置に対応する分割値
Figure 0006059159
とからなる組を千田型の平文のシェア
Figure 0006059159
として生成して出力する(15B)。シェア変換分散装置は、千田型の平文のシェア
Figure 0006059159
を出力する。
以下、図4、図5を参照してシェア変換装置について説明する。図4は、本実施例のシェア変換装置16の構成を示すブロック図である。図5は、本実施例のシェア変換装置16の動作を示すフローチャートである。
シェア変換装置16は、被マスク平文線形シェア復元部159と、被マスク平文分割部15Aと、千田型平文シェア生成部15Bとを含む。シェア変換装置16が備える各構成要件は、シェア変換分散装置15において同一番号を付した各構成要件と同じ動作をするため、これらの説明は略する。
本実施例のシェア変換システム1によれば、線型秘密分散から千田方式にシェアを変換することができる。これにより、従来技術の千田方式から線型秘密分散への変換方法と組み合わせることで、互いに利点・欠点がある2つの秘密分散を相互に変換することが可能となり、場合によって使い分けることができるようになる。例えば、秘密計算において、分散時は総データ量が小さい千田型を用いストレージコストを抑えておきながら、秘密計算を行う際にのみ秘密計算に拡張可能な線型秘密分散に変更することや、秘密計算に用いたデータをバックアップする際に、総データ量の大きい線型秘密分散から、総データ量の小さい千田型秘密分散に変換することができる。すなわち、秘密計算への拡張性を持たせつつ保持するデータ量を削減することが可能となる。本実施例で開示した線型秘密分散から千田方式への変換方法はpassive安全である。千田方式は秘密分散に比べて最もデータ量が小さい方式であるため、このメリットを活かすために本実施例のシェア変換システム1を不正チェックを入れずに構成したためである。このため、本実施例のシェア変換システム1は、データ量を増やすことなく変換できる点において非常に効果的である。
上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
また、上述の構成をコンピュータによって実現する場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、本装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。

Claims (4)

  1. nを装置の台数とし、kを復元しきい値とし、k台のシェア変換分散装置と、n−k台のシェア変換装置からなるシェア変換システムであって、
    前記シェア変換分散装置は、
    線形秘密分散の平文のシェアを入力とし、
    シード空間から変換用シードをランダムに選択する変換用シード選択部と、
    疑似乱数生成器を用いて、前記変換用シードを疑似乱数に変換する疑似乱数生成部と、
    前記変換用シードに、任意の秘密分散のシェアを生成するアルゴリズムを実行して、前記変換用シードのシェアを生成するシードシェア生成部と、
    前記疑似乱数に、線形秘密分散のシェアを生成するアルゴリズムを実行して、線形秘密分散の疑似乱数のシェアを生成する線形秘密分散疑似乱数シェア生成部と、
    前記変換用シードのシェアと、前記線形秘密分散の疑似乱数のシェアとを組として、他のシェア変換分散装置に送信するシェアペア送信部と、
    前記変換用シードのシェアを、シェア変換装置に送信するシードシェア送信部と、
    前記線形秘密分散の平文のシェアから前記線形秘密分散の疑似乱数のシェアを差し引いて、乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを生成する被マスク平文線形シェア生成部と、
    前記乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを他の装置に送信する被マスク平文線形シェア送信部と、
    前記乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを復元するアルゴリズムを実行して乱数でマスクされた平文を取得する被マスク平文線形シェア復元部と、
    前記乱数でマスクされた平文に情報伝播アルゴリズムを実行して、前記乱数でマスクされた平文のn個の分割値を取得する被マスク平文分割部と、
    前記変換用シードのシェアと、自装置に対応する前記分割値とからなる組を千田型の平文のシェアとして生成して出力する千田型平文シェア生成部とを含み、
    前記シェア変換装置は、
    前記被マスク平文線形シェア復元部と、前記被マスク平文分割部と、前記千田型平文シェア生成部とを含む
    シェア変換システム。
  2. nを装置の台数とし、kを復元しきい値とし、k台のシェア変換分散装置と、n−k台のシェア変換装置が実行するシェア変換方法であって、
    前記シェア変換分散装置は、
    線形秘密分散の平文のシェアを入力とし、
    シード空間から変換用シードをランダムに選択する変換用シード選択ステップと、
    疑似乱数生成器を用いて、前記変換用シードを疑似乱数に変換する疑似乱数生成ステップと、
    前記変換用シードに、任意の秘密分散のシェアを生成するアルゴリズムを実行して、前記変換用シードのシェアを生成するシードシェア生成ステップと、
    前記疑似乱数に、線形秘密分散のシェアを生成するアルゴリズムを実行して、線形秘密分散の疑似乱数のシェアを生成する線形秘密分散疑似乱数シェア生成ステップと、
    前記変換用シードのシェアと、前記線形秘密分散の疑似乱数のシェアとを組として、他のシェア変換分散装置に送信するシェアペア送信ステップと、
    前記変換用シードのシェアを、シェア変換装置に送信するシードシェア送信ステップと、
    前記線形秘密分散の平文のシェアから前記線形秘密分散の疑似乱数のシェアを差し引いて、乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを生成する被マスク平文線形シェア生成ステップと、
    前記乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを他の装置に送信する被マスク平文線形シェア送信ステップと、
    前記乱数でマスクされた平文の線形秘密分散のシェアを復元するアルゴリズムを実行して乱数でマスクされた平文を取得する被マスク平文線形シェア復元ステップと、
    前記乱数でマスクされた平文に情報伝播アルゴリズムを実行して、前記乱数でマスクされた平文のn個の分割値を取得する被マスク平文分割ステップと、
    前記変換用シードのシェアと、自装置に対応する前記分割値とからなる組を千田型の平文のシェアとして生成して出力する千田型平文シェア生成ステップとを実行し、
    前記シェア変換装置は、
    前記被マスク平文線形シェア復元ステップと、前記被マスク平文分割ステップと、前記千田型平文シェア生成ステップとを実行する
    シェア変換方法。
  3. コンピュータを、請求項1に記載のシェア変換システムに含まれるシェア変換分散装置として機能させるためのプログラム。
  4. コンピュータを、請求項1に記載のシェア変換システムに含まれるシェア変換装置として機能させるためのプログラム。
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