JP6053825B2 - 幾何学的なスイープを有する風力タービン翼 - Google Patents

幾何学的なスイープを有する風力タービン翼 Download PDF

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Description

本発明は、風力タービン翼に関しており、殊にねじり方向に可撓にスイープされる風力タービン翼およびこの風力タービン翼を作製する方法に関する。
発明の背景
一般的に風力タービンには、複数の回転翼が取り付けられたロータと、ドライブトレインおよびナセルに収容された発電機と、タワーとが含まれている。上記のナセルおよびロータは一般的にタワーの頂部に取り付けられる。動作時に上記のロータの複数の翼は、風からエネルギを受け取って、この風力エネルギを回転トルクに変換し、これが上記の発電機を駆動するのに使用される。ここでこの発電機は、上記のドライブトレインを介して上記のロータに連結されて回転運動する。空力弾性タービン翼は、風力タービンに対してエネルギ形成を増大するその潜在的な能力が研究されており、ここでこれは、(乱流、剪断、ヨーなどの)流れ場摂動によって形成される負荷を低減するため、受動的に捩れる翼を構成することによって行われ、これにより、通常の動作条件に対して一層大きなロータを設計することが可能になり、この一層大きなロータによって風力タービンの出力が増大する。
公知の空力弾性翼には、翼の中心から離れたセクションにおいて、翼長に渡って延在する基準ラインを基準にして、少なくとも1つの後方のスイープを有する空力弾性翼が含まれている。この後方のスイープにより、動的空気力が、上記の翼の局所的な構造軸から所定の距離において作用することが可能になり、これそのものは、上記の構造軸に周りの局所的な捩りトルクを形成する。この捩りトルクは必然的に、動的空気力仰え角を小さくする方向に、自己補正的に誘導される捩りを発生させるため、非正常時中の異常な大きな揚力を受動的が回避されるのである。
以下では図面を参照して本発明を説明する。
本発明の1つの様相によるスイープ翼を有する風力タービンの斜視図である。 本発明の1つの様相にしたがってスイープした風力タービン翼の斜視図である。 本発明の1つの様相にしたがい、直線翼の軸を基準にしてスイープした翼用の基準ラインのプロフィールを示す線図である。 本発明の別の1つの様相にしたがい、スイープ翼用の基準ラインのプロフィールを示す線図である。 本発明の1つの様相にしたがい、相異なる3つの基準ラインのスイープ形状の違いを示す線図である。 本発明の1つの様相にしたがい、相異なる3つのスイープ形状に対する翼曲率の違いを示す線図である。 本発明の1つの様相にしたがい、相異なる3つのスイープ形状を有する翼に対する局所的な捩りトルクの違いを示す線図である。
発明の詳細な説明
本発明の発明者が認識したのは、空力弾性翼において発生する捩りトルクは、風力タービン動作にとって害になり得ることである。なぜならば、付け根に加わる大きなトルクは、ハイドロリック翼ピッチ制御システムにストレスを形成し、構成部分の寿命を短くし得ることになるからである。さらに本発明の発明者は、改良されたスイープ形状を有する、捩れ方向に可撓にスイープされる風力タービン翼を革新的に発展させた。この翼により、受動的に誘導される自己補正式で本来的に安定した固有の捩れ応答が得られる一方で、翼の付け根において発生する局所的な捩れトルクが最小化される。有利にも翼における負荷が低減されることにより、一層大きなロータを製造することができ、これにより、風力タービンに対して一層大きな出力エネルギが得られる。またここでは説明するスイープ翼により、公知のスイープ翼に比べ、捩りトルクに対して一層滑らかな傾斜プロフィールが翼長に渡って得られる。捩りトルクにおける大きな傾斜は機械的には好ましくないため、滑らかな傾斜プロフィールは構造的な観点から一層有利である。
ここで図を参照すると、図1にはタワー12と、このタワー12に取り付けられたナセル14と、ハブ18を有するロータ16と、あらかじめ定めたスイープ形状22を有する複数のスイープ翼20とを有する風力タービン10が示されている。図2を参照すると、ここにはスイープ型風力タービン翼20の例が示されており、この風力タービン翼は、x,yおよびz軸に沿って座標x,yおよびzの位置を定める本体部24を有する。図1および2に示したように、本体部24は、翼20の付け根26と先端部28との間で、また翼20の前縁30と後縁32との間で全長25に渡って延在している。本体部24は、前縁30と後縁32との間で複数のエーロフォイル断面34を定めている。ピッチ軸36は、翼20の付け根26から本体部24を通り、翼付け根面に対して垂直に配向されて、スパン長方向(x)に延在している。スイープ形状22には、翼20の中心に近い方の内側領域40における内側スイープ38と、翼20の中心から離れている方の外側領域44における後尾部スイープ42とが含まれている。一般的には内側領域40は、x方向に翼20のスパン(付け根26から先端部28までの全長)の25%以下を構成している。外側領域44は、翼20の上記のスパンの残りの部分を構成している。
図3には典型的な従来技術である直線翼46の半径方向位置に沿った軸(x軸に沿った破線)と、上記のような翼20の内側領域40および外側領域44にそれぞれ対応する内側スイープ38および後尾部スイープ42を有するスイープ翼20との例が示されている。「スイープ」という語は、直線翼の回転面における直線翼の基準ラインからの翼位置の前方または後方への偏差のことを示している。図3において、x軸(直線翼の基準ライン)は、翼20に対するピッチ軸36と同じ方向に拡がっている。突風が、後尾部スイープ42を有するスイープ翼20に当たると、面外(フラップ)負荷が増加することにより、内側領域40における複数のセクションの周りにピッチングトルクが形成される。このピッチングトルクは、スイープ翼20の外側領域44の部分を誘導するように作用し、矢印Aに示したように翼20の前縁30を風に向かって捩るため、これらのセクションの動的空気力迎え角を低減され、これによって一時的なピーク負荷が改善される。この一時的なピーク負荷は、上記のような低減が行わなければスイープ翼20が受けることになり得るものである。さらに図示のようにスイープ翼20の内側スイープ38は、矢印Bによって示したように逆向きに捩られるように構成され、これによって翼20の付け根26近傍におけるピッチ軸36の周りの局所的な捩りトルクが打ち消される。
本発明の1つの様相によれば、スイープ形状22は、翼本体に渡ってまたはこれを通って延在する基準ラインに相応し、ここではこの翼本体に基づいて上記の幾何学的外形が形成され得る。図3を再度参照すると、ここには、ピッチ軸36からの偏差を定め、かつ、スイープ翼20(半径方向位置(R)として示された)の全長25に渡って、(図1に示した)スイープ形状22に相応する例示的な基準ライン48が示されている。基準ライン48は、スイープ形状50を有しており、かつ、1つの軸を提供する。この軸の周りには、複数のエーロフォイルセクションを任意の適当な構成で揃えることができる。基準ライン48が一旦設定されてしまえば、スイープ翼20の翼本体24の外部幾何学形状および翼表面も、この技術分野においてよく知られた手法にしたがって設定される。
1つの実施形態では、例えば、上記の幾何学的外形は、複数のエーロフォイルセクションを歪ませるまたは偏らせる、例えばエーロフォイル34(図2)を基準ライン48に渡ってスキューさせるまたはオフセットさせることによって決定することができる。ここでオフセットさせるとは、複数の翼断面を基準ライン48に渡って揃えて、これらの翼断面が、翼20を通って延在する長手方向軸に対して、例えばピッチ軸36に対して垂直になるようにすることである。これに対してスキューイングには、基準ライン48に渡って複数の翼断面を揃えることが含まれており、これによって各翼断面が、スイープ形状50を追従し、かつ、基準ライン48上の点における基準ラインの接線に対して垂直な面上にあるようにする。択一的には上記の基準ライン48が一旦設定されれば、CADロフティング技術のような別の技術を利用して、スイープ翼20の(図2に示した)本体部24の幾何学的外形を設計することができ、このCADロフティング技術では、CADコンピュータソフトウェアルーチン(例えばスプラインなど)を使用することにより、複数の断面が滑らかに互いに結合されて3次元表面になる。択一的な実施形態では、上記の翼本体部24の幾何学的外形は、最初にここで説明する1つまたは複数の関数にしたがって設定され、基準ライン48が翼本体部24の形状から確定される。
スイープ翼20の基準ライン48は、弾性軸、4分の1翼弦線、重心線の中心、剪断中心線、前縁線、後縁線または直線翼の基準ラインを基準としてスイープされる別の任意軸とすることができるが、これに限定されることはない。図3に示したように基準ライン48のスイープ形状50は、付け根26から先端部28に至る翼20のスパン(全長25)を表すx軸に沿って示されている。基準ライン48には、翼20の付け根26を表す点(0,0)における原点と、勾配の符号が変化する点またはその近傍の点(α,β)におけるスイープ形状50の遷移点51と、翼20の先端部のスイープ範囲29を表す、点(R,γ)における終端部とが含まれ得る。図2および3を参照すると、基準ライン48は、翼20の内側領域40における内側スイープ38、および、翼20の外側領域44における後尾部スイープ42に相応する形状50を有しており、各スイープ形状はピッチ軸36を基準にして示されている。
基準ライン48のスイープ形状50は、基準ライン48に渡った任意の点における勾配52と、曲率54の度合いとから構成される。勾配52は、任意の特定の点における、スイープ形状50に対する接線である線56によって定められる。曲率54は、勾配における局所的な空間的な変化率であり、例えば、曲率54の最初の領域58では、付け根26から先端部28に向かう方向に点毎に勾配が増大する。図3を参照してわかるのは、基準ライン48には、内側スイープ38および後尾部スイープ42が含まれることである。内側スイープ38には少なくとも、勾配0の第1の点60と、基準ライン48に渡りかつ第1の点60に対し、中心から離れた外側にありかつ正の勾配を有する第2の点62とを有する第1曲率領域58が含まれている。第1曲率領域58の領域には第1の点60から第2の点62に至る少なくとも1つの正の勾配変化があるため、基準ライン48の内側スイープ38(したがって一般的には翼20も)には、少なくとも例示的な点60,62の間の1つのセグメントにおいて、正の曲率66が含まれる。言い換えると、付け根26と、基準ライン48上の別の外側点62との間には、x方向において中心から離れて外側に位置が遠くなるのに伴ってy方向に正に変化し、同時に勾配の正の変化率を有するセグメント(例えば第1曲率領域58)が存在するのである。
正の曲率66は、翼20の内側領域40内の勾配0の任意の点において開始点を有し得る。1つの実施形態において、この開始点は、翼20の全長25の最初の25%内に存在する。特別な実施形態では、正の曲率66は、翼20の付け根26に開始点を有する。別の実施形態では、勾配52は付け根26において負でありかつ正の曲率を有する。勾配52は、どこかの点で0になり、さらに中心から離れた外側で正になり、その間ずっとスイープ曲率は正のままを保つことが可能である。
図3に示した実施形態では、基準ライン48は、付け根26においてスイープは0であり、付け根26において勾配は0であり、翼20の付け根26から先端部28に至る全長25の25%内のセグメントに渡って曲率66は正である。例えば、第1の点60は、勾配0の第1のセグメント64内に位置しているが、本発明は、付け根26の先にあるセグメントが勾配0を有するように限定されることはない。ここで重要であるのは、基準ライン48の正の曲率66が付け根26から開始されるか、または付け根26に対して中心から離れた外側にありかつ勾配0の点を通過することだけである。
再び図3を参照すると、基準ライン48には、第1の点72と、(第1の点72よりも一層負の勾配を有する)第2の点74との間の、基準ライン48の全長25の第2の部分70に渡って第2の(負の)曲率領域68が含まれている。第2の部分70は、基準ライン48の、以下で説明する第2の部分73とは異なる、重なり合う、または同じ長さないしは領域を定義し得る。一般的には第2の部分70は、正の曲率66に続く翼20の外側領域内にあるが、本発明はこれには限定されない。しかしながら択一的な実施形態では、図4に示したように基準ライン、例えば基準ライン48dには、付け根26から離れた外側に、正の曲率66を保ちかつ先に向かう負のスイープを有する点76(またはセグメント)を含むことも考えられる。ここで必要であるのは、翼20の付け根26から先端部28に向かう全長25(半径方向位置(R))の25%内のセグメントに渡って、少なくとも1つの正の曲率が存在することだけである。
少なくとも図3に示したように、基準ライン48の曲率54が、連続した曲率(連続曲線)80を構成する実施形態もある。翼20の幾何学的外形は一般的には、基準ライン48の形状に相応するため、翼20にも連続した曲率80が含まれている。本発明による連続した曲率形状を有する翼によって有利にも、付け根26に向かってトルク0に次第に近づくことにより、公知のスイープ翼に比べて、翼20の付け根26の近くの捩りトルクに対して一層滑らかな傾斜プロフィールが得られる。捩りトルクにおける大きな傾斜は望ましくないため、一層滑らか傾斜プロフィールは、構造上の観点から一層好適である。
基準ライン48の上記のパラメタは、例えば、スイープ形状50,勾配52および曲率54の度合いは、1つまたは複数の数学関数によって定めることができる。1つの実施形態において基準ライン48は、単一の関数によって定められる。特別な実施形態において、スイープ風力タービン翼20は、2つまたはそれ以上の数学関数にしたがって設定される。例えば、図3に示したように基準ライン48は、第1の関数によって定められる第1の部分71と、上記の全長の第2の部分に渡った、第1の関数とは異なる第2の関数によって定められる第2の部分73とから構成され、この第2の関数は、(α,βにおいて参照符号51に示される)遷移点において第1の関数に繋がる。
有利には基準ライン48は、この基準ラインの部分をそれぞれ定める相異なる任意の2つの関数間の遷移点が、これらの2つの関数のこの遷移点において同じ曲率を有する場合、連続した曲率80を有する。例えば、上記の遷移点51において終端しかつ第1の関数によって表される、基準ライン48の第1の部分71の曲率と、遷移点51において終端しかつ第2の関数によって表される、基準ライン48の第2の部分73の曲率とが等しい場合、基準ライン48は、連続した曲率80を有する。1つの実施形態においてさらに基準ライン48は遷移点51において勾配が連続しており、第1の関数と第2の関数との遷移点51において、第1の関数の勾配と、第2の関数の勾配とは等しい。
さらなる説明のため(しかしながら限定することなく)、ここでは比較のためにスイープ形状法の3つの例を示す。図5に示したように、1つの実施形態では、0における正の勾配(「+Slope@0」)法にしたがってスイープされる第1基準ライン48aが示されている。ここでは基準ライン48aは、翼20の付け根26から直ちに増大し始める正の勾配52を有する。このスイープ法の欠点は、翼に作用する動的空気力によって形成されかつ局所的に蓄積される捩りトルクが、上記の付け根セクションの近傍において極めて大きくなることであることに注意されたい。蓄積されるこれら捩りトルクは、構造的には好ましくない。図5に示した別の実施形態では、0における勾配0(「0Slope@0」)法にしたがって形成可能な第2の基準ライン48bが示されており、この基準ラインは、勾配0と、(例えば図3に示したのと同じような)正の曲率66を有する少なくとも1つの領域、例えば第1の曲率領域58とを備えている。図5に示したさらに別の第3の実施形態では、上で述べた曲率連続性80を「0Slope@0」法(基準ライン48b)に付加しかつ0における勾配0連続曲率法(「0Slope@0 CC」)にしたがって形成され得る第3の基準ライン48cが示されている。ここからわかるように基準ライン48bと48cとは、双方の線が点(α,β)に到達するまで重なっている。その後、基準ライン48aと48bとが重なるのに対し、基準ライン48cは他の線とは重なっていない。
上記のように翼20の基準ライン48に対するスイープ形状50(したがって一般的には翼20の相応するスイープ形状22)は、多項式関数のような1つまたはそれ以上の数学関数によって定めることができる。1つの実施形態においてこの多項式関数は、2つまたはそれ以上の多項式関数からなる区分的な多項式関数である。図5を再び参照すると、例えば、上記の基準ラインのスイープ形状は2つまたはそれ以上の関数によって定めることができる。図5に示した実施形態において、線48cに対する第1の関数は、例えば、付け根26における点(0,0)から点51(α,β)に至るスイープ形状50を定め、少なくとも1つの第2の関数は、点51(α,β)から翼20の先端部28における(R,γ)に至るスイープ形状50を定める。
基準ライン48a,48bおよび48cのスイープ形状50を表す各関数に対しては以下の境界条件がある。すなわち、
1(0)=0 原点(0,0)で始まる。すなわち翼の付け根
1(α)=β (α,β)を通る
2(α)=β スイープ形状は、(α,β)で関数的に連続している
1'(α)=0 形状50の最も前方の点は、(α,β)に位置している
2'(α)=0 (α,β)において勾配は関数的に連続している
2(R)=γ 形状は(R,γ)で終わる。
これに加えて基準ライン48aに対する上記の関数(「+Slope@0」法)にはさらに以下の定義が含まれている。すなわち、
3=0 y1は2次式である
3=0 y2は2次式である。
上記の「+Slope@0」法は、そのスイープ形状を表すために2つの2次関数を使用し、かつ、原点における正の勾配を有するようにするため、上記のスイープ形状に対して上記の自由度を許容する。
上記に加えて基準ライン48bに対する上記の関数(「0Slope@0」法)にはさらに以下の定義が含まれる。すなわち、
1'(0)=0 原点(0,0)における勾配0
3=0 y2は2次式である。
上記の「0Slope@0」法は、上記のスイープ形状を表すために1つの3次関数および1つの2次関数を使用し、原点における勾配0を有するようにするため、上記のスイープ形状に対して自由度を許容する。
さらに、基準ライン48cに対する上記の関数(「0Slope@0 CC」連続曲率)法に対する関数には以下の定義が含まれている。「0Slope@0 CC」法はまた、上記のスイープ形状を表すために2つの3次関数を使用し、原点における勾配0を有するようにするため、スイープ形状に対して自由度を許容する。また連続の曲率が含まれる。
1'(0)=0 原点(0,0)における勾配0
1''(α)=y2''(α) (α,β)において曲率は関数的に連続である。
連続曲率80により、点(α,β)の両側に2つの点を有する基準ラインが得られることが重要であり、ここでこれらの関数は、勾配、関数および曲率が同じである。このようにして連続曲率80を備えた幾何学的外形を有しかつ基準ライン48cを有するように構成された翼22により、公知のスイープ翼に比べ、翼22の付け根26に近傍において捩りトルクに対して一層滑らかな傾きプロフィールが得られる。ここでこれは、付け根26に向かって0トルクに次第に近づくことによって行われる。
ここで想定されているのは、上の定義を含むスイープ形状の任意のパラメタ設定を利用できることである。図5および上の説明では共に区分的な多項式関数が挙げられているが、上記の基準ラインのスイープ形状を定めるために別の複数の関数も利用可能であり、例えば、(連続曲率も有し得る)連続多項式パラメタ設定、(連続曲率も有し得る)離散フーリエ級数、(連続曲率を有し得るかまたこれを有し得ない)区分的フーリエ級数、必ずしも多項式またはフーリエ級数展開を利用しない別の区分的な表現も利用可能である。
図6を参照すると、基準ライン48cの連続曲率80が明瞭に示されており、ここではこれが、殊に例示的な翼20の半径方向位置(スパン長)に沿った基準ライン48a,48bの曲率と対比した場合に示されている。図示のように基準ライン48cだけが連続曲率80を有する。殊に(「+Slope@0」法に相応する)基準ライン48aには、点(α,β)に至る、曲率がほとんどまたはまったく変化しないセグメント82が含まれている。さらにセグメント84によって示したように、点(α,β)まで基準ライン48bは基準ライン48cの曲率を追従するが、基準ライン48bはx=αにおいて連続した曲率を有しない。その代わりに基準ライン48aおよび基準ライン48bは、セグメント86によって示したようにx=αの後、実質的に類似の曲率または同じ曲率を有する。これにより、セグメント84およびセグメント88によって示したように、点(α,β)の後、基準ライン48cだけが連続曲率を有し、かつ、関数の形態が変化しないのである。
図7には、基準ライン48a,48bおよび48cにしたがって作製した例示的なスイープ翼に対し、対応して局所的に蓄積される捩りトルクが示されている。図示のように第1に(それぞれ「0Shape@0」および「0Shape@0 CC」法で形成される)基準ライン48bおよび48cは、(「+Shape@0」法で形成される)基準ライン48aとは大きく異なり、付け根26の近傍においてトルク0に次第に近づく。上記のように付け根に向かってトルク0に次第に近づくこの連続的な捩りトルク分布は、構造的に格段に好適である。さらに重要であるのは、「0Shape@0」法と「0Shape@0 CC」法とを比べる(基準ライン48bおよび48c)と、「0Shape@0 CC」法は、関数の区分(x=α〜0.63)においてキンク90のない捩りトルク分布を有し、したがって翼構造に好適な一層滑らかな傾きプロフィールを有することである。これにより、殊に幾何学形状を導くために基準ライン48bおよび48cを使用する翼20は、(図2に示した)翼20の後尾部スイープ42に起因する翼の受動的な捩りから発生する捩りトルクを打ち消すことができる。
本発明のさまざまな実施形態を示して説明したが、これらの実施形態は、例としてだけ提示されたことは明らかである。本発明から逸脱することなく、数多くの変化形態が可能であり、変更および置き換えを行うことができる。したがってここで意図されているのは、本発明が添付の特許請求の範囲の精神および範囲によってのみ制限されることである。

Claims (16)

  1. 風力タービン(10)において、
    少なくとも1つのスイープ型風力タービン翼(20)を有し、
    前記タービン翼(20)は、
    前記翼の付け根と先端部との間の全長に渡って延在する翼本体と、
    前記翼の前記付け根を通って延在するピッチ軸と、
    前記全長に渡って前記翼のスイープ形状に相応する、前記ピッチ軸からの偏差を定める基準ラインとを有しており、
    前記基準ラインは、
    前記付け根における0のスイープと、
    前記付け根における0の勾配と、
    前記翼の前記付け根から前記先端部に至る前記全長の25%内のセグメントに渡る正の曲率とから構成され、
    さらに前記全長に渡り、前記正の曲率から外側には負の曲率を有し、
    前記曲率は、前記タービン翼(20)の回転面に対し垂直の方向の曲率である、
    ことを特徴とする、風力タービン(10)。
  2. 請求項1に記載の風力タービン(10)において、
    前記基準ラインには、前記付け根における正の曲率が含まれている、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  3. 請求項1に記載の風力タービン(10)において、
    前記基準ラインはさらに、
    前記全長の第1の部分に渡って第1の関数によって定められる第1の曲率と、
    前記全長の第2の部分に渡り、前記第1の関数とは異なりかつ遷移点において前記第1の関数に繋がる第2の関数によって定められる第2の曲率とから構成されており、
    前記第1の曲率の勾配および前記第2の曲率の勾配は、前記遷移点において等しい、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  4. 請求項2に記載の風力タービン(10)において、
    前記基準ラインはさらに、
    前記全長の第1部分に渡って第1の関数によって定められる第1の曲率と、
    前記全長の第2部分に渡り、前記第1の関数とは異なりかつ遷移点において前記第1の関数と繋がる第2の関数によって定められる第2の曲率とから構成されており、
    前記第1の曲率の勾配および前記第2の曲率の勾配は、前記遷移点において等しい、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  5. 請求項1に記載の風力タービン(10)において、
    前記基準ラインはさらに、
    前記全長の第1の部分に渡って第1の関数によって定められる第1の曲率と、
    前記全長の第2部分に渡り、前記第1の関数とは異なりかつ遷移点において前記第1の関数と繋がる第2の関数によって定められる第2の曲率とから構成されており、
    前記第1の曲率および前記第2の曲率はそれぞれ前記遷移点において、終端しかつ同じ曲率を有する、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  6. 請求項4に記載の風力タービン(10)において、
    前記第1の曲率は、前記付け根より前方において0の勾配を有するセグメントの1つの点から延在している、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  7. 請求項1に記載の風力タービン(10)において、
    前記基準ラインには、前記翼の弾性軸、4分の1翼弦線、重心線の中心、剪断中心線、前縁線および後縁線からなるグループから選択される要素が含まれている、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  8. 風力タービン(10)において、
    少なくとも1つのスイープ型風力タービン翼(20)を有し、
    前記タービン翼(20)は、
    前記翼の付け根と先端部との間の全長に渡って延在する翼本体と、
    前記翼の前記付け根を通って延在するピッチ軸と、
    前記全長に渡って前記翼のスイープ形状に相応する、前記ピッチ軸からの偏差を定める基準ラインとを有しており、
    前記基準ラインは、
    前記付け根における0の勾配と、
    前記付け根から前記全長の25%以内の第1の部分に渡った正の曲率と、
    前記正の曲率から外側の前記全長の第2の部分に渡った負の曲率とから構成され、
    前記曲率は、前記タービン翼(20)の回転面に対し垂直の方向の曲率である、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  9. 請求項に記載の風力タービン(10)において、
    さらに前記翼の付け根からまたは当該付け根より前方から開始される前記第1の部分と、当該第1の部分より外側にある前記第2の部分とから構成される、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  10. 請求項に記載の風力タービン(10)において、
    さらに前記翼の付け根からまたは当該付け根の前方から開始される前記第2の部分と、当該第2の部分から外側にある前記第1の部分とから構成される、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  11. 請求項に記載の風力タービン(10)において、
    前記正の曲率は、前記全長の第1の部分に渡って第1の関数によって定められ、
    前記負の曲率は、前記全長の第2の部分に渡り、前記第1の関数とは異なりかつ遷移点において当該第1の関数と繋がる第2の関数によって定められ、
    前記正の曲率の勾配と、前記負の曲率の勾配とは前記遷移点において等しい、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  12. 請求項に記載の風力タービン(10)において、
    前記基準ラインは、前記翼の弾性軸、4分の1翼弦線、重心線の中心、剪断中心線、前縁線および後縁線からなるグループから選択される要素から構成される、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  13. 請求項に記載の風力タービン(10)において、
    前記正の曲率は、前記付け根の前方において0の勾配を有するセグメントから延在している、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  14. 風力タービン(10)において、
    少なくとも1つのスイープ型風力タービン翼(20)を有し、
    前記タービン翼(20)は、
    前記翼の付け根と先端部との間の全長に渡って延在する翼本体と、
    前記翼の前記付け根を通って延在するピッチ軸と、
    前記全長に渡って前記翼のスイープ形状に相応する、前記ピッチ軸からの偏差を定める基準ラインとを有しており、
    前記基準ラインは、
    前記付け根における0のスイープと、
    前記付け根における0の勾配と、
    前記全長の第1の部分に渡って第1の関数によって定められる第1の曲率と、
    前記全長の第2の部分に渡り、前記第1の関数とは異なりかつ遷移点において前記第1の関数に繋がる第2の関数によって定められ第2の曲率とから構成され、
    前記第1の曲率の勾配と、前記第2の曲率の勾配とは前記遷移点において等しく、
    前記第1の曲率は、前記付け根から前記全長の25%内の第1の部分に渡り正の曲率であり、
    前記第2の曲率は、前記正の曲率から外側の全長の第2の部分に渡り負の曲率であ
    前記曲率は、前記タービン翼(20)の回転面に対し垂直の方向の曲率である、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  15. 請求項14に記載の風力タービン(10)において、
    前記正の曲率は、前記翼の前記付け根に配置されている、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
  16. 請求項14に記載の風力タービン(10)において、
    前記正の曲率は、前記翼の前記付け根から離れて配置されている、
    ことを特徴とする風力タービン(10)
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