JP6045393B2 - 情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークを介して受信した入力値と、表計算データ(以下、スプレッドシートともいう)内の計算式とを用いて、所定の計算を行う情報処理システムに関する。
特許文献1に示されている従来の技術では、計算結果発行サーバ装置が、複数の保険会社が提供している複数の保険料計算サーバ装置に接続されている。
そして、計算結果発行サーバ装置が、ユーザが用いる端末装置であるクライアント装置から保険料計算のリクエストを受け取ると、計算結果発行サーバ装置は、各々の保険料計算サーバ装置に保険料計算要求を送信する。
そして、保険料の計算結果が複数の保険料計算サーバ装置から返信されると、計算結果発行サーバ装置は計算結果を比較し、保険料の安い順に計算結果を並べ直して、クライアント装置に返信する。
特開2002−245254号公報
特許文献1では、計算結果発行サーバ装置がクライアント装置に入力画面データを送信する。
この入力画面データは、保険料計算に用いられるパラメータ値をクライアント装置のユーザに入力させるための画面のデータである。
特許文献1では、計算結果発行サーバ装置からクライアント装置に送信する入力画面データは、新規に開発する必要がある。
また、計算結果発行サーバ装置と保険料計算サーバ装置との間を連携する連携プログラムも、新規に開発する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みたものであり、端末装置とのインタフェースとなり端末装置からパラメータ値を受信する装置と、パラメータ値を用いて計算を実行する装置とが含まれる情報処理システムにおいて、入力画面データの新規開発を不要とし、また、装置間の連携プログラムの新規開発を不要とする仕組みを実現することを主な目的とする。
本発明に係る情報処理システムは、
複数のセルで構成され、計算式が含まれる表計算データを生成する表計算データ生成装置と、
計算に用いられるパラメータ値をユーザに入力させるための入力画面データを、前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データを用いて生成する画面データ生成装置と、
前記ユーザにより入力されたパラメータ値と、前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データとを用いて計算を行う計算実行装置とを有し、
前記表計算データ生成装置は、
前記複数のセルのうち、計算の際にパラメータ値が入力されるセルである入力セルに対して、前記入力画面データに記述される項目名を指定して表計算データを生成し、
前記画面データ生成装置は、
前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データを受信し、
受信した前記表計算データから入力セルを抽出し、抽出した入力セルに対して指定されている項目名が記述される入力画面データを生成し、
生成した前記入力画面データを前記ユーザが利用する端末装置に対して送信し、
前記入力画面データの項目名に対して前記ユーザにより入力されたパラメータ値が記述される入力パラメータ値情報を前記端末装置から受信し、
受信した前記入力パラメータ値情報を前記計算実行装置に対して送信し、
前記計算実行装置は、
前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データを受信し、
受信した前記表計算データから入力セルを抽出し、抽出した入力セルと当該入力セルに対して指定されている項目名との対応付けが示される入力セル対応付け情報を生成し、
前記画面データ生成装置から前記入力パラメータ値情報を受信し、
前記入力セル対応付け情報に示される入力セルと項目名との対応付けに基づき、受信した前記入力パラメータ値情報で項目名に対して示されているパラメータ値を前記表計算データの対応する入力セルに入力して計算を行うことを特徴とする。
本発明では、画面データ生成装置が、表計算データの入力セルを用いて入力画面データを生成し、また、計算実行装置が、入力画面データに対してユーザにより入力されたパラメータ値を表計算データの対応する入力セルに入力して計算を行う。
このため、本発明によれば、表計算データを生成するのみでよく、入力画面データ及び連携プログラムの新規開発が不要となる。
実施の形態1に係るWebサービス提供システムの構成例を示す図。 実施の形態1に係るスプレッドシート定義クライアント装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係るスプレッドシート処理サーバ装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係る計算要求入力クライアント装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係る計算要求処理サーバ装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係るスプレッドシート属性情報の例を示す図。 実施の形態1に係るWebサービス提供システムにおける処理手順を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るWebサービス提供システムにおける処理手順を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るWebサービス提供システムにおける処理手順を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るWebサービス提供システムにおける処理手順を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るスプレッドシートの例を示す図。 実施の形態1に係る計算対象情報の例を示す図。 実施の形態1に係る計算結果情報の例を示す図。 実施の形態1に係るアノテーション情報の例を示す図。 実施の形態1に係るマッピング情報の形式の例を示す図。 実施の形態1に係る付加情報の形式の例を示す図。 実施の形態1に係るWebサービス提供システムの各装置のハードウェア構成例を示す図。
以下では、次のような「WebアプリケーションとWebサービスの自動連携方式」を説明する。
(1)スプレッドシートのなかで契約情報の入力と計算結果の出力を行うシートを指定して、指定されたシートのレイアウトを解析して、そのレイアウトと同じ見た目のWeb画面(HTML(HyperText Markup Language)やJSP(登録商標)(Java(登録商標)Server Pages)などの画面データ)を自動生成できるようにする。
また、スプレッドシートのセルにアノテーション(付加情報)を追記して、ボタンやチェックボックスなど、元のスプレッドシートには記述されていないが、Web画面にするために必要となる画面部品をWeb画面に追加できるようにする。
(2)スプレッドシートに記述されている計算式で計算を行う場合は、計算結果発行サーバ装置から保険料計算サーバ装置に送信された契約情報の各項目がスプレッドシートのどのセルに対応するかをマッピング情報として与える必要がある。
そこで、スプレッドシートに付加情報であるアノテーションを追記することにより、各セルと項目名のマッピング情報を、スプレッドシートから取得できるようにする。
項目名の情報は、計算結果発行サーバ装置と保険料計算サーバ装置のどちらでも取得できるようにすることで、同じ項目名で自動連携できるようにする。
実施の形態1.
以下にて、図面を使用して本実施の形態に係るWebサービス提供システム(情報処理システム)を説明する。
図1は、スプレッドシートを利用したWebサービス提供システムのシステム構成を示している。
以下では、図1に示すWebサービス提供システムを、保険料金の計算サービスに適用する例を説明する。
本実施の形態に係るWebサービス提供システムは、計算要求入力クライアント装置100、計算要求処理サーバ装置110、スプレッドシート処理サーバ装置120、スプレッドシート格納装置130、及びスプレッドシート定義クライアント装置140を主要要素とする。
計算要求入力クライアント装置100、計算要求処理サーバ装置110、及びスプレッドシート処理サーバ装置120は通信ネットワーク200を介して接続されている。
スプレッドシート処理サーバ装置120は、複数存在していてもよい。
以下では、説明の簡明のため、スプレッドシート処理サーバ装置120が1台の場合を説明するが、スプレッドシート処理サーバ装置120が複数台存在する場合は、各スプレッドシート処理サーバ装置120が同様の動作を行い、また、計算要求処理サーバ装置110が各スプレッドシート処理サーバ装置120に対して同様の動作を行う。
スプレッドシート定義クライアント装置140は、業務管理者が利用する端末装置であり、業務管理者は、スプレッドシート格納装置130に格納するスプレッドシートを、表示装置151及び入力装置152を用いて、スプレッドシート定義クライアント装置140において生成する。
スプレッドシート定義クライアント装置140で生成されるスプレッドシートは保険料金の計算のためのスプレッドシートである。
なお、スプレッドシート定義クライアント装置140は、表計算データ生成装置の例に相当する。
スプレッドシート処理サーバ装置120は、スプレッドシート定義クライアント装置140で生成されたスプレッドシートをスプレッドシート格納装置130から取得し、取得したスプレッドシートと、計算要求入力クライアント装置100のユーザにより入力されたパラメータ値(例えば、保険の条件や契約者(ユーザ)の属性)とを用いて保険料金の計算を行う。
スプレッドシート処理サーバ装置120は、計算実行装置の例に相当する。
計算要求処理サーバ装置110は、スプレッドシート処理サーバ装置120での計算に用いられるパラメータ値(保険の条件や契約者(ユーザ)の属性等)を計算要求入力クライアント装置100のユーザに入力させるためのWeb画面(入力画面データともいう)を、スプレッドシート定義クライアント装置140で生成されたスプレッドシートを用いて生成する。
また、計算要求処理サーバ装置110は、生成したWeb画面を、計算要求入力クライアント装置100に送信し、計算要求入力クライアント装置100からパラメータ値が含まれる計算要求を受信し、受信した計算要求を計算対象情報としてスプレッドシート処理サーバ装置120に送信する。
更に、スプレッドシート処理サーバ装置120から計算結果情報を受信し、受信した計算結果情報を計算要求入力クライアント装置100に送信する。
計算要求処理サーバ装置110は、画面データ生成装置の例に相当する。
計算要求入力クライアント装置100は、ユーザが利用する端末装置であり、ユーザは、表示装置161及び入力装置162を用いて、Web画面(入力画面データ)に従い、保険の条件や契約者(ユーザ)の属性等のパラメータ値を入力する。
入力されたパラメータ値は、計算要求として、計算要求入力クライアント装置100から計算要求処理サーバ装置110に送信される。
また、計算要求入力クライアント装置100は、計算要求処理サーバ装置110から保険料金の計算結果を受信し、計算結果をユーザに提示する。
計算要求入力クライアント装置100は、端末装置の例に相当する。
図2は、スプレッドシート定義クライアント装置140の構成例を示す。
スプレッドシート定義部141は、業務管理者の指示に基づき、スプレッドシートを作成する。
図11(a)は、保険料金の計算のための計算式が含まれるスプレッドシートの例を示す。
図11(b)は、図11(a)のスプレッドシートに付属される付属情報である。
図11(b)の付属情報には、シートID(Identifier)、シート種別、入力セルの位置属性、出力セルの位置属性が示される。
図11の例では、図11(a)のスプレッドシートのセルB2〜B15が入力セルとなっており、セルB2〜B15に対応する項目(国籍、性別、年齢、職業・・・)のパラメータ値を計算要求入力クライアント装置100のユーザに入力してもらう必要がある。
また、図11(a)のスプレッドシートのセルB20〜B25が出力セルとなっており、セルB20〜B25で得られた計算結果が計算要求入力クライアント装置100のユーザに通知される。
また、図11(a)のスプレッドシートの入力セル及び出力セルには、アノテーションが設定されている。
アノテーションは、例えば、スプレッドシートのアプリケーションプログラムに実装されているコメント機能を用いて設定することができる。
アノテーションの詳細は、図14のアノテーション情報に定義されている。
スプレッドシート定義部141は、スプレッドシート、付属情報とともにアノテーション情報も生成する。
更に、スプレッドシート定義部141は、スプレッドシート属性情報を生成する。
スプレッドシート属性情報は、計算要求処理サーバ装置110及びスプレッドシート処理サーバ装置120においてスプレッドシートを解釈するときに参照される情報である。
スプレッドシート属性情報には、図6に示すように、画面用シートが定義されている。
画面用シートは、計算要求入力クライアント装置100に送信するWeb画面に変換されるスプレッドシートを指定している。
また、スプレッドシート属性情報には、シートID(Identifier)、有効期間開始日、有効期間終了日、シート種別が示される。
スプレッドシート拡張部142は、業務管理者の指示に基づき、スプレッドシートを拡張する。
スプレッドシートの拡張とは、スプレッドシート上に記述されている表の列や行を増やす等の作業である。
スプレッドシート検証部143は、業務管理者の指示に基づき、スプレッドシートの検証を行う。
図3は、スプレッドシート処理サーバ装置120及びスプレッドシート格納装置130の構成例を示す。
スプレッドシート格納装置130は、スプレッドシート情報を格納する。
本実施の形態では、スプレッドシート、付属情報、アノテーション情報及びスプレッドシート属性情報を、まとめてスプレッドシート情報という。
スプレッドシート処理サーバ装置120において、計算対象情報受信部121は、計算対象情報を通信ネットワーク200から受信する。
計算対象情報には、計算要求入力クライアント装置100のユーザが入力したパラメータ値が含まれている。
計算結果情報返信部122は、スプレッドシートを用いた計算の結果を通信ネットワーク200を介して計算要求処理サーバ装置110に送信する。
スプレッドシート解析部123は、計算要求に基づき、計算要求入力クライアント装置100により要求されたスプレッドシートを特定する。
十進数任意精度演算部124は、スプレッドシート解析部123により金融向けスプレッドシートが選択された場合に、十進数を用いて、高精度の計算精度にて計算を行う。
浮動少数点数演算部125は、スプレッドシート解析部123により一般向けスプレッドシートが選択された場合に、十進数任意精度演算部124よりも低い計算精度にて、二進数を用いて高速に計算を行う。
マッピング情報抽出部126は、スプレッドシートにおいてアノテーションが設定されているセルが入力セルであるか出力セルであるかを判別し、入力セルごと、出力セルごとに、図15に示す形式のマッピング情報127を生成する。
マッピング情報127は、セルの位置と当該セルに対して指定されている項目名とを対応付ける情報である。
図4は、計算要求入力クライアント装置100の構成例を示す。
計算要求送信部101は、ユーザの指示に基づき、計算要求を生成し、通信ネットワーク200を介して計算要求処理サーバ装置110に送信する。
計算要求には、計算対象のスプレッドシートを指定するシートIDや、スプレッドシート内の計算式に対する入力値(保険の契約条件や契約者の属性等)が含まれる。
計算結果受信部102は、スプレッドシート処理サーバ装置120からの計算結果を通信ネットワーク200及び計算要求処理サーバ装置110を介して受信する。
計算結果表示部103は、計算結果受信部102が受信した計算結果を表示装置161に出力して、表示装置161に計算結果を表示させる。
図5は、計算要求処理サーバ装置110の構成例を示す。
計算要求受信部111は、Web画面(入力画面データ)を計算要求入力クライアント装置100に送信し、計算要求入力クライアント装置100から送信された計算要求を受信する。
計算対象情報送信部112は、計算要求受信部111により受信された計算要求を、計算対象情報としてスプレッドシート処理サーバ装置120に送信する。
計算結果情報受信部113は、スプレッドシート処理サーバ装置120からの計算結果情報を受信する。
計算結果返信部114は、計算結果情報を計算要求入力クライアント装置100に送信する。
付加情報管理部115は、スプレッドシートにおいてアノテーションが設定されているセルについて、図16に示す形式の付加情報116を生成する。
付加情報116は、セルの位置と、アノテーション名と、項目名とを対応付ける情報である。
画面記述言語変換部117は、付加情報116を参照してスプレッドシートを解析し、スプレッドシートからWeb画面(入力画面データ)を生成する。
次に、図7及び図8を参照して、本実施の形態に係るWebサービス提供システムの処理手順を説明する。
スプレッドシート定義クライアント装置140のスプレッドシート定義部141は、業務管理者からの指示に基づき、スプレッドシートを作成する(301)。
スプレッドシート定義部141は、前述したようにスプレッドシートの入力セル、出力セルにアノテーションを設定する。
また、Web画面にボタンや入力部品が配備される位置に相当するスプレッドシート内のセルにもアノテーションを設定する。
更に、ハイパーリンクを作成するセルにアノテーションを設定してもよい。
また、スプレッドシート定義部141は、図11(b)の付属情報、図6のスプレッドシート属性情報、セルに紐付けたアノテーションを説明するアノテーション情報(図14)も生成する。
スプレッドシート属性情報は、スプレッドシートを解釈して実行するときに参照する情報である。
アノテーション情報は、スプレッドシートからWeb画面を生成する場合と、スプレッドシートからマッピング情報を抽出する場合に使用する。
次に、スプレッドシート定義クライアント装置140のスプレッドシート拡張部142が業務管理者からの指示に基づき、スプレッドシートを拡張する(302)。
拡張方法としては、スプレッドシート上に記述されている表の行を増やす場合や、表の列を増やす場合や、複数の表の行や列を一度に増やす拡張方法がある。
次に、スプレッドシート定義クライアント装置140のスプレッドシート検証部143が、業務管理者からの指示に基づき、スプレッドシートの検証を行う(303)。
検証内容としては、セルに設定されている数式の構文の間違いや、数式で参照されている参照先(セルやシート)が無効なセルや無効なシートを指していないか、セルの数式で記述されている表の検索内容が有効かなどの検証である。
次に、業務管理者からの指示に基づき、スプレッドシート、付属情報、スプレッドシート属性情報、アノテーション情報がスプレッドシート定義クライアント装置140からスプレッドシート格納装置130に格納される(304)。
スプレッドシート格納装置130では、複数の業務のスプレッドシートを保存できる。
また、同じ業務の複数の世代のスプレッドシートを保存できる。
スプレッドシートの世代は、有効期間開始日と有効期間終了日で指定する期間により世代をあらわすことができる。
計算要求処理サーバ装置110は、起動されたときに、全てのスプレッドシート情報をスプレッドシート格納装置130から読み込む(305)。
計算要求処理サーバ装置110では、付加情報管理部115が、スプレッドシートに設定されているアノテーションから、図16の付加情報116を生成する。
図11のスプレッドシートの場合、セルB2には、「@Set(name=input_data1=“国籍”)」とのアノテーションが設定されており、これに従い、付加情報管理部115は、図16に示すように、「{Annotation=Set,position=B2,name=input_data1=“国籍”}」との付加情報が生成される。
他のセルについても同様である。
なお、スプレッドシートを読み込むのは計算要求処理サーバ装置110の起動時のみである。
また、計算要求入力クライアント装置100からアクセスがあった際に、画面記述言語変換部117が、図16の付加情報及び図14のアノテーション情報を参照し、読み込んだスプレッドシートのレイアウトを解析してWeb画面(HTML又はJSP(登録商標))を生成する。
このとき、画面部品に付加情報管理部115で取得した項目名を紐付ける(例としてinputなどの画面部品の場合はname属性に設定する)。
つまり、図11のスプレッドシートから生成されたWeb画面では、入力セルのアノテーションに記述されている項目名(国籍、性別等)が記述される。
図14のアノテーション情報に示されるように、アノテーションに「@Set」が記述されているセルが入力セルであり、画面記述言語変換部117は、付加情報116から「@Set」に対して記述されている項目名を取得し、取得した項目名が記述されるWeb画面を生成する。
また、アノテーションにボタンや入力部品が指定されていたセルに対応するWeb画面上の位置にボタンや入力部品を配置する。
Web画面上の入力項目、ボタン、入力部品の相互の位置関係は、スプレッドシート上の対応するセルの位置関係が反映される。
例えば、図11のスプレッドシートの場合は、Web画面上では、上から「国籍」、「性別」、「年齢」、「職業」の順に入力項目が配置されることになる。
なお、ここでは、計算要求入力クライアント装置100からアクセスがあった際に、画面記述言語変換部117がWeb画面を生成する例を説明しているが、計算要求処理サーバ装置110の起動時に、予めWeb画面を生成していてもよい。
この場合は、生成したWeb画面を、所定の記憶装置に格納しておく。
スプレッドシート処理サーバ装置120は、起動されたときに、全てのスプレッドシート情報をスプレッドシート格納装置130から読み込む(306)。
そして、マッピング情報抽出部126が、図14のアノテーション情報を参照し、スプレッドシートに設定されているアノテーションから、入力セルと出力セルを判別し、項目名とセルの対応関係を示すマッピング情報(図15)を生成する。
アノテーション「@Set」が指定されているセルは入力セルであり、アノテーション「@Get」が指定されているセルは出力セルであり、区別してマッピング情報を作成する。
スプレッドシートの評価や計算時の処理はメモリ上で行い、スプレッドシート格納装置130からスプレッドシート情報を読み込むのは起動時のみである。
ユーザは計算要求入力クライアント装置100を使用して、計算要求処理サーバ装置110にアクセスし、計算要求処理サーバ装置110からWeb画面を受信する。
そして、ユーザは、入力装置162を用いて、Web画面の各入力項目に、計算の対象となるパラメータ値を入力し、パラメータ値が含まれる計算要求を計算要求送信部101を使用して送信する(307)。
計算要求処理サーバ装置110では、計算要求受信部111が、計算要求入力クライアント装置100から送信された計算要求を受信する(308)。
次に、計算要求処理サーバ装置110は、計算要求の中からサービスが受け付ける計算単位の情報を取り出して、それを計算対象情報として、計算対象情報送信部112を使いスプレッドシート処理サーバ装置120に送信する(309)。
計算要求に複数の「計算対象情報」が含まれる場合は、複数の「計算対象情報」を送信する。
「計算対象情報」にはスプレッドシートを特定するためのシートIDも含まれる。
また、複数の世代のシートから対象のシートを選択するための「日付」の情報が含まれることがある。
計算対象情報の例を図12に示す。
図12では、シートID(20110501)、期日(20110501)、入力されたパラメータ値(日本、男性、20等)がXML(Extensible Markup Language)形式で記述されている計算対象情報を例示している。
図12のパラメータ値は、Web画面の入力項目「国籍」、「性別」等(図11のスプレッドシートの項目)に対してユーザにより入力されたパラメータ値である。
図8に示すように、スプレッドシート処理サーバ装置120では、計算対象情報受信部121が計算対象情報を受信する(310)。
また、スプレッドシート処理サーバ装置120では、スプレッドシート解析部123が、受信した計算対象情報の中からシートIDを取り出して、対応するスプレッドシートを特定する。
また、日付が指定されていた場合は、スプレッドシート解析部123は、スプレッドシートの有効期間を参照して、複数の世代のスプレッドシートから該当するスプレッドシートを特定する。
また、スプレッドシート解析部123は、特定したスプレッドシートのマッピング情報127を参照して、項目名に対応するセルに計算対象情報を設定する(311)。
図15のマッピング情報の例では、{input_data1=B2、input_data2=B3,...}となっており、このため、スプレッドシート解析部123は、図12の「input_data1」に対するパラメータ値である「日本」をスプレッドシートのセル「B2」に設定し、「input_data2」に対するパラメータ値である「男性」をセル「B3」に設定する。
他の「input_data」(入力項目)に対しても、同様に、パラメータ値を対応する入力セルに設定する。
また、スプレッドシート解析部123は、出力セルのマップ情報から出力指定されている全てのセルの値を計算するために、スプレッドシートの解析と評価を行う(312)。
セルに設定されている式について、式の中で他のセルを参照している場合は、スプレッドシート解析部123は、参照しているセルから値を取得し、式の中で変数が使用されていれば変数の値に置き換えるなどの処理を行う。
さらに参照先のセルに式が設定されている場合は同じことを繰り返す。
次に、スプレッドシート解析部123は、セルの解析の中で、数値演算をみつけた場合は、スプレッドシートのシート種別属性を参照して処理の分岐を行う(313)。
もし、シート種別属性が「一般向けスプレッドシート」の場合は(314)に分岐する。
一方、シート種別属性が「金融向けスプレッドシート」の場合は(315)に分岐する。
一般向けスプレッドシートの場合は、浮動少数点数演算部125で計算を実行する(314)。
金融向けスプレッドシートの場合は、十進数任意精度演算部124で計算を実行する(315)。
マッピング情報の出力用セルについて、スプレッドシート解析部123は、解析と評価を全て実行した後、項目名のタグの中に計算結果値を格納して計算結果情報としてまとめ、計算結果情報返信部122を使用して計算結果情報を計算要求処理サーバ装置110に返信する(316)。
計算結果情報の例を図13に示す。
計算要求処理サーバ装置110では、計算結果情報受信部113で受信した計算結果情報をまとめて、計算結果として計算結果返信部114を通して計算要求入力クライアント装置100に返信する(317)。
例えば、図13の計算結果情報では、「output_data1」に対して、計算結果「150」が示されている。
図16の付加情報116より、「output_data1」は「保険料」の計算結果なので、画面記述言語変換部117は、項目「保険料」に対して計算結果「150」が記述されるWeb画面(結果通知画面データ)を生成する。
Web画面(結果通知画面データ)には、同様に、「output_data2」〜「output_dataN」の各々に対応する項目名とその計算結果も記述される。
そして、このようなWeb画面が計算結果返信部114から計算要求入力クライアント装置100に送信される。
最後に、計算要求入力クライアント装置100は、計算結果受信部102で受信した計算結果(Web画面)を計算結果表示部103及び表示装置161を使い表示する(317)。
次に、図9及び図10を用いて、計算要求処理サーバ装置110の付加情報管理部115と画面記述言語変換部117の動作例を説明する。
図9及び図10の処理フローは、図7のステップ305の詳細である。
付加情報管理部115と画面記述言語変換部117は、スプレッドシート属性情報の画面用シート属性からシート名を特定する(401)。
付加情報管理部115は、スプレッドシート格納装置130から読み出したスプレッドシートの中から対象のスプレッドシートを取得する。
そして、付加情報管理部115は、取得したスプレッドシート内でアノテーションが記述されているセルを探し、セルの位置とアノテーションに記述されている項目名やサイズなどの情報を組にした図16の付加情報を作成する(402)。
画面記述言語変換部117は、付加情報管理部115と同様に、スプレッドシート格納装置130から読み出したスプレッドシートの中から対象のスプレッドシートを取得する。
そして、画面記述言語変換部117は、取得したスプレッドシートからセルに値や計算式やアノテーションが記述されている範囲(セルの単位でみた矩形の範囲)を求める(403)。
これは、スプレッドシートは初期状態で多くの空のセルが配置されている場合があるため、画面として変換する範囲を特定する必要があるからである。
画面記述言語変換部117は、付加情報管理部115からセルの項目名を含む付加情報116(図16)を取得する(404)。
画面記述言語変換部117は、セルのピクセル単位での位置を求める(405)。
また、画面記述言語変換部117は、セルに記述されている入力制限情報(マイクロソフト(登録商標)社のExcel(登録商標)の場合は入力規則)を読み取り、プルダウンで入力できる値の範囲情報や、英数制限情報や、全角半角制限情報を取得する(406)。
次に、画面記述言語変換部117は、スプレッドシートのセルの罫線を辿って、画面記述言語に変換したときにテーブルとして表示すべき位置を求める(407)。
罫線が矩形になっている場合はテーブルと判断する。
また、矩形の中が縦横の罫線で区切られている場合は、同様に区切られたテーブルとする。
また、スプレッドシートの色からテーブルの背景色を求める。
画面記述言語変換部117は、セルに記述されている文字列の内容とフォントサイズと色と背景色を求める(408)。
画面記述言語変換部117は、スプレッドシートに配置されているイメージや、矢印や、記号などのオブジェクトをまとめてgifやjpeg形式のイメージに変換する(409)。
このイメージは画面情報に変換したときに背景や前景に使用する。
画面記述言語変換部117は、画面記述言語(HTMLやJSP(登録商標)など)のバージョンや文字コードやMIMEタイプを含むヘッダを出力する(410)。
画面記述言語変換部117は、計算結果の値を画面に表示したり、画面を再描画するときに、ユーザがブラウザで入力した値を表示できるように、項目名を変数とした画面記述言語の変数の宣言を出力する(411)。
例としてJSP(登録商標)の場合に、項目名Yearの値を表示できるようにするための変数宣言を以下に示す。
<jsp(登録商標):useBean id=“Year” class=“java.lang.String” scope=“request” />
画面記述言語変換部117は、スプレッドシートを左上から右にみていき、その位置にセルが存在する場合は(413)に遷移し、テーブルが存在する場合は(414)に遷移する(412)。
画面記述言語変換部117は、(404)(405)(406)で取得した情報から画面部品を作成して出力する(413)。
このとき、付加情報の項目名と画面部品を紐づける。
例えば、HTMLの場合は、アノテーション名が「Set」で項目名が「Year」の場合はINPUTタグでname属性の値が「Year」の画面部品を出力する。
アノテーション名がGetで項目名が「Result」の場合はfontタグと、結果の値を出力するためのJSP(登録商標)の式<%=Result %>を出力する。
また、項目名を必要としない画面部品を出力する。
例えば、アノテーション名が「Button」でtypeが「reset」の場合はinputタグで、type属性が「reset」の画面部品を出力する。
さらに、(405)(406)の情報からタグのスタイルシート属性で画面部品の位置を指定し、さらにJavaScript(登録商標)で入力できる値の範囲情報や、英数制限情報や、全角半角制限を記述する。
画面記述言語変換部117は、(407)で取得した情報からテーブルの画面部品を出力する(414)。
HTMLの場合はtableタグを出力する。
画面記述言語変換部117は、画面部品の出力が右下端まで完了していない場合は(412)に戻り、完了した場合は終了する。
このように本実施の形態に係るWebサービス提供システムでは、スプレッドシートのフォーマットを業務管理者が自由に設計することができ、業務管理者は、その業務に最も適したフォーマットでスプレッドシートを作成することができる。
業務管理者が決めるフォーマットには、スプレッドシートのサイズ、シートの枚数や、データを入出力するシートの枚数、表の種類や、表のサイズや、表のカラムと行の名称や、スプレッドシートで使用する変数の種類や名称、データを入力するセルの位置、計算結果を出力するセルの位置などを自由に決めることができる。
また、業務管理者は、スプレッドシートの契約情報を入力するセルと計算結果を出力するセルのコメント欄にアノテーション(付加情報)を記述して、入力された値と出力される値に項目名を付ける。
業務管理者は、スプレッドシートの何も配置されていないセルに、アノテーション(付加情報)を記述して、HTMLやJSP(登録商標)に変換した際に、送信ボタンやチェックボックスをWeb画面に追加することができる。
業務のルールが変更された場合は、業務管理者がスプレッドシートの内容を修正した後、スプレッドシート検証機能を使用して、項目名が重複していないかをチェックして結果を通知する。
また、HTMLに変換する際にスプレッドシートとHTMLの仕様の違いから画面のレイアウトが異なる結果にならないかを確認し、違う結果になる場合も通知する。
また、スプレッドシート検証機能で試し計算を行い、スプレッドシートが想定通りの計算結果を出力することを確認する。
計算要求処理サーバ装置が起動された時点で、画面用シートとして指定されているシートが読み込まれ、Web画面に変換される。
このとき、入力するセルと出力するセルのアノテーションに記述されている項目名はHTMLやJSP(登録商標)のタグに紐付けされる。
また、スプレッドシート処理サーバ装置が起動された時点で、画面用シートとして指定されているシートが読み込まれ、セルと項目名とのマッピング情報が生成される。
また、計算式がメモリに読み込まれる。
また、スプレッドシート処理サーバ装置は、計算要求を受け取ると、マッピング情報に従い、対応する入力用セルに値を設定して計算を実行し、さらに計算結果を出力用セルから取得して、マッピング情報に従い対応する項目名で計算要求処理サーバ装置に返信する。
以上のように、付加情報として項目名を与え、計算要求処理サーバ装置と、スプレッドシート処理サーバ装置が同じ項目名で入力値と出力値を管理すると共に、スプレッドシートから画面記述言語に自動変換できるようにしたことで、以下の効果が得られる。
スプレッドシートにスプレッドシート属性情報を追加して、画面用のシートを指定できるようにしたことで、画面用のシートのレイアウトを解析して、スプレッドシートのレイアウトに近いWeb画面を自動生成できるようになった。
また、付加情報により元のスプレッドシートに存在しないボタンやプルダウンやチェックボックスを配置できるようになった。
また、スプレッドシート上で入力制限(数値範囲、英数、半角全角などの制限)が指定されている場合でもそれを読み取って、Web画面の入力制限情報に変換して出力することでスプレッドシートと同じ入力制限を適用できるようになった。
そして、これらにより画面開発が不要となった。
スプレッドシートにアノテーションで項目名を指定できるようにしたことで、計算要求処理サーバ装置と、スプレッドシート処理サーバ装置が同じ項目名で入力値と出力値を管理して入力値と計算結果を自動的に受け渡すことができるようになり、連携用のマッピング設定や連携プログラムの開発が不要になった。
最後に、本実施の形態に示した計算要求入力クライアント装置100、計算要求処理サーバ装置110、スプレッドシート処理サーバ装置120、スプレッドシート格納装置130、スプレッドシート定義クライアント装置140(以下、これらの装置をまとめて「計算要求入力クライアント装置100等」という)のハードウェア構成例について説明する。
図17は、本実施の形態に示す計算要求入力クライアント装置100等のハードウェア資源の一例を示す図である。
なお、図17の構成は、あくまでも計算要求入力クライアント装置100等のハードウェア構成の一例を示すものであり、計算要求入力クライアント装置100等のハードウェア構成は図17に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
また、計算要求入力クライアント装置100、計算要求処理サーバ装置110、スプレッドシート処理サーバ装置120、スプレッドシート格納装置130、スプレッドシート定義クライアント装置140は、それぞれ、異なるハードウェア構成であってもよい。
図17において、計算要求入力クライアント装置100等は、プログラムを実行するCPU911(中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。
CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、SSD(Solid State Drive)、光ディスク装置、メモリカード(登録商標)読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
通信ボード915、キーボード902、マウス903、スキャナ装置907などは、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力装置の一例である。
計算要求入力クライアント装置100、計算要求処理サーバ装置110、スプレッドシート処理サーバ装置120では、通信ボード915は、図1に示すように、通信ネットワークに接続されている。
例えば、通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)、SAN(ストレージエリアネットワーク)などに接続されている。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。
プログラム群923のプログラムは、CPU911がオペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922を利用しながら実行する。
また、RAM914には、CPU911に実行させるオペレーティングシステム921のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。
また、RAM914には、CPU911による処理に必要な各種データが格納される。
また、ROM913には、BIOS(Basic Input Output System)プログラムが格納され、磁気ディスク装置920にはブートプログラムが格納されている。
計算要求入力クライアント装置100等の起動時には、ROM913のBIOSプログラム及び磁気ディスク装置920のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムによりオペレーティングシステム921が起動される。
上記プログラム群923には、本実施の形態の説明において「〜部」として説明している機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、本実施の形態の説明において、「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の計算」、「〜の演算」、「〜の解析」、「〜の評価」、「〜の作成」、「〜の生成」、「〜の設定」、「〜の検証」、「〜の選択」、「〜の入力」、「〜の出力」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。
ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出される。
そして、読み出された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、本実施の形態で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示す。
データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。
また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、本実施の形態の説明において「〜部」として説明しているものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。
すなわち、本実施の形態で説明したフローチャートに示すステップ、手順、処理により、本発明に係る「情報処理方法」を実現することができる。
また、「〜部」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。
或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。
プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。
すなわち、プログラムは、本実施の形態の「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、本実施の形態の「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
このように、本実施の形態に示す計算要求入力クライアント装置100等は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス、通信ボード等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータである。
そして、上記したように「〜部」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
100 計算要求入力クライアント装置、101 計算要求送信部、102 計算結果受信部、103 計算結果表示部、110 計算要求処理サーバ装置、111 計算要求受信部、112 計算対象情報送信部、113 計算結果情報受信部、114 計算結果返信部、115 付加情報管理部、116 付加情報、117 画面記述言語変換部、118 画面情報、120 スプレッドシート処理サーバ装置、121 計算対象情報受信部、122 計算結果情報返信部、123 スプレッドシート解析部、124 十進数任意精度演算部、125 浮動少数点数演算部、126 マッピング情報抽出部、127 マッピング情報、130 スプレッドシート格納装置、131 スプレッドシート情報、140 スプレッドシート定義クライアント装置、141 スプレッドシート定義部、142 スプレッドシート拡張部、143 スプレッドシート検証部、151 表示装置、152 入力装置、161 表示装置、162 入力装置、200 通信ネットワーク。

Claims (5)

  1. 複数のセルで構成され、計算式が含まれる表計算データを生成する表計算データ生成装置と、
    計算に用いられるパラメータ値をユーザに入力させるための入力画面データを、前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データを用いて生成する画面データ生成装置と、
    前記ユーザにより入力されたパラメータ値と、前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データとを用いて計算を行う計算実行装置とを有し、
    前記表計算データ生成装置は、
    前記複数のセルのうち、計算の際にパラメータ値が入力されるセルである入力セルに対して、表計算データに実装されているコメント機能を用いて、前記入力画面データに記述される項目名を指定して表計算データを生成し、
    前記画面データ生成装置は、
    前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データを受信し、
    受信した前記表計算データから入力セルを抽出し、抽出した入力セルに対して指定されている項目名が記述される入力画面データを生成し、
    生成した前記入力画面データを前記ユーザが利用する端末装置に対して送信し、
    前記入力画面データの項目名に対して前記ユーザにより入力されたパラメータ値が記述される入力パラメータ値情報を前記端末装置から受信し、
    受信した前記入力パラメータ値情報を前記計算実行装置に対して送信し、
    前記計算実行装置は、
    前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データを受信し、
    受信した前記表計算データから入力セルを抽出し、抽出した入力セルと当該入力セルに対して指定されている項目名との対応付けが示される入力セル対応付け情報を生成し、
    前記画面データ生成装置から前記入力パラメータ値情報を受信し、
    前記入力セル対応付け情報に示される入力セルと項目名との対応付けに基づき、受信した前記入力パラメータ値情報で項目名に対して示されているパラメータ値を前記表計算データの対応する入力セルに入力して計算を行うことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記表計算データ生成装置は、
    入力セルに対して、入力が許可されるパラメータ値の条件が指定されている表計算データを生成し、
    前記画面データ生成装置は、
    前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データを受信し、
    受信した前記表計算データにおいて入力セルに対して指定されているパラメータ値の条件が反映された、入力画面データを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記表計算データ生成装置は、
    1つ以上のセルに対して、ボタンの配置、プルダウンメニューの配置及びチェックボックスの配置のうちの少なくともいずれかが指定されている表計算データを生成し、
    前記画面データ生成装置は、
    前記表計算データ生成装置により生成された前記表計算データを受信し、
    受信した前記表計算データにおける指定を反映させて、前記ボタン、前記プルダウンメニュー及び前記チェックボックスのうちの少なくともいずれかが配置される入力画面データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記画面データ生成装置は、
    前記表計算データにおける入力セルの位置関係を反映させて、入力セルに対して指定されている項目名を配置して、入力画面データを生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記画面データ生成装置は、
    前記計算実行装置による計算結果を前記ユーザに通知する結果通知画面データを生成し、生成した前記結果通知画面データを前記端末装置に対して送信し、
    前記表計算データ生成装置は、
    前記複数のセルのうち、計算結果が出力されるセルである出力セルに対して、前記コメント機能を用いて、前記結果通知画面データに記述される項目名を指定して表計算データを生成し、
    前記計算実行装置は、
    前記表計算データを受信した際に、受信した前記表計算データから出力セルを抽出し、抽出した出力セルと当該出力セルに対して指定されている項目名との対応付けが示される出力セル対応付け情報を生成し、
    前記入力パラメータ値情報のパラメータ値と前記表計算データとを用いた計算により出力セルに対して計算結果が得られた際に、前記出力セル対応付け情報に記述される出力セルと項目名との対応付けに基づき、出力セルに対応する項目名に対して計算結果が記述される計算結果情報を生成し、
    生成した前記計算結果情報を前記画面データ生成装置に対して送信し、
    前記画面データ生成装置は、
    前記計算実行装置から前記計算結果情報を受信し、
    受信した前記計算結果情報に記述されている項目名と計算結果との対を用いて、前記結果通知画面データを生成し、
    生成した前記結果通知画面データを前記端末装置に対して送信することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の情報処理システム。
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