JP6043741B2 - 複数ツリー経路選択システム及び方法 - Google Patents

複数ツリー経路選択システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6043741B2
JP6043741B2 JP2014027894A JP2014027894A JP6043741B2 JP 6043741 B2 JP6043741 B2 JP 6043741B2 JP 2014027894 A JP2014027894 A JP 2014027894A JP 2014027894 A JP2014027894 A JP 2014027894A JP 6043741 B2 JP6043741 B2 JP 6043741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cluster
adjacent
sensor node
evaluation value
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014027894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015154362A (ja
Inventor
洋 松浦
洋 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2014027894A priority Critical patent/JP6043741B2/ja
Publication of JP2015154362A publication Critical patent/JP2015154362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6043741B2 publication Critical patent/JP6043741B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、複数ツリー経路選択システム及び方法に係り、特に、ワイヤレスセンサネットワーク(WSN)上でルートセンサノードを頂点とする複数センサノードからなるツリー型クラスタが複数作成され、各クラスタヘッドがツリー上の各センサノードのセンシングデータを集約してベースステーション等の上位システムに当該センシングデータを転送する形態の複数ツリー経路選択システム及び方法に関する。
特定の場所や地域にセンサを配置し、対象地の湿度、温度、気体濃度等をセンサノードによって計測し、その平均値、最大値/最小値等をセンサノードツリーで集約し、ルートセンサノードからベースステーションに通知することによって対象地の分析を行う、あるいは、ガスメータ、電気メータなどの情報を定期的にセンサノードツリーで集約することを可能にする技術として、RPL(Routing Protocol for Low-power and Lossy Networks)プロトコルが標準化されている(非特許文献1参照)。
センサノードは、電池稼動のものが多く、各センサノード電池寿命内でのデータ送受信回数を最大にするツリー経路選択方法が求められる。特に、二つの異なるセンサノード間距離が大きい場合は送信のために必要になる消費電力が距離の2乗に比例して大きくなることが知られている。そのため、ツリーを構成するセンサノード間の距離が小さくなるようなツリー経路選択方法が求められる。また、センサノードの他の主な電力消費要因として、データ受信する回数が多いセンサノードは、その数に比例して電力消費がかかるので、ツリー上で各センサノード直下のセンサノード数を大きくしないツリー経路選択方法が求められる。そのため,RPLを改良し、各クラスタヘッドに隣接センサリストを保持させ、距離、ツリー上の子センサ数等を評価値のパラメータとして考慮し、評価値の小さい隣接センサをツリーに接続させる手法が提案されている(非特許文献2参照)。
また、クラスタヘッドはクラスタに属する他のセンサと異なり、電力供給がネットワークで行われることが想定されるので、ベースステーション、クラスタヘッド等で他のセンサのルーティング機能を代替することにより他センサの省電力を実現する手法も有力である。
しかしながら非特許文献1,2ともに1つのクラスタ内のツリー構成手法については検討しているが、クラスタ間でどのように連携して複数ツリーを作成していくかについては述べられていない。非特許文献2ではランダムに選択されたクラスタヘッドが自分の隣接センサリストから最も評価値の小さいセンサノードを自ツリーに接続する手法をとっている。しかし、この手法では複数ツリー間の最適化が行われない問題がある。
非特許文献2の従来方式で問題になる例を図1を用いて説明する。
図1においてT1_CHとT2_CHはクラスタヘッドを示し、T1_CHが属するツリー型クラスタには、現在T1_CHの配下にT1_1とT1_2のセンサノードが所属している。T2_CHの配下にはT2_1が接続している。S1〜S4はクラスタに所属していない浮遊センサノードを示し、点線で示されるのはセンサノード間の隣接関係を示す。また点線上の数字は当該区間の距離を示す。各クラスタヘッドは隣接センサリストを保持し、そのクラスタに隣接する浮遊センサノードまでの区間とその評価値を示す。ここで、
評価値=dist2+child+hop
で示されるが、この式でdistは区間の距離を示し、childは隣接区間のクラスタ側のセンサノードのツリー上の子センサノード数を示し、hopはクラスタヘッドから隣接センサノードまでのホップ数を示す。区間距離を2乗にしているのは、センサノードの送信電力が距離の2乗に比例することを反映している。また、子センサノードの数が多い場合はツリー上で受信するデータが大きくなることを示している。つまり、評価値が小さい隣接センサノードがクラスタに接続されるべきなのである。なお、T2_CHの隣接センサリストでは、T2_1-S2は保持されない。理由はこの隣接センサノードS2はすでにT2_CHの隣接センサノードとしてリストに登録されており、その区間T2_1-S2の評価値が18で、T2_CH-S2の評価値と同じであり、小さくないからである。つまり、各隣接センサノードまでの最小評価値を持つ区間をただ1つのみ隣接センサリストでは保持する。
この例でもし、T2_CHがT1_CHより先に隣接センサリストから最小の評価値を持つ隣接センサS2を選択した場合は、S2はT2_CHの配下に接続させられることになる。しかし、S2からT2_CHにセンシングデータを送信するときにはその距離が4と長くなり、S2の送信電力消費量が大きくなる問題がある。つまり、クラスタヘッド間で最適な評価値を反映したツリー構成ができていない。
また、ある一定のクラスタに接続するセンサノード数が大きくなりクラスタ間の負荷分散が均等にできない問題も生じる可能性がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、複数のクラスタヘッドの共有上位システムが複数のクラスタに跨り最適な評価値を持つ隣接センサノードの検索を可能とし、各クラスタの負荷を管理し、均等な負荷分散が可能な複数ツリー経路選択システム及び方法を提供することを目的とする。
一態様によれば、複数のツリー型クラスタで構成されるワイヤレスセンサネットワーク(WSN)において、まだどのクラスタにも属していない浮遊センサノードをどのクラスタに接続するかを決定する複数ツリー経路選択システムであって、
自クラスタに隣接する隣接浮遊センサノードの区間とその評価値を隣接センサリストとして隣接センサリスト記憶手段に保持するクラスタヘッドと、
前記クラスタヘッドから収集した各クラスタの情報を管理クラスタリストとして管理クラスタリスト記憶手段に保持するベースステーションと、
を有し、
前記クラスタヘッドは、
前記隣接センサリスト記憶手段から、評価値が最も小さい隣接浮遊センサノードを当該評価値とともに、前記ベースステーションに通知する手段を有し、
前記ベースステーションは、
前記クラスタヘッドから通知された情報を前記管理クラスタリスト記憶手段に格納し、当該管理クラスタリスト記憶手段内で最も小さい評価値を持つクラスタを選択し、当該クラスタのクラスタヘッドに対して当該クラスタヘッドが通知した隣接浮遊センサノードを当該クラスタに接続させるように要求する手段を有する複数ツリー経路選択システムが提供される。

一態様によれば、複数のクラスタヘッドの共通上位システムが複数クラスタに跨り最適な評価値を持つ隣接センサノードを検索できるだけでなく、各クラスタの負荷を管理し、均等な負荷分散を可能にする。また、新規に接続するセンサノードをすべてのクラスタヘッドに通知するので、各クラスタヘッドが保持する隣接センサリストに、実際の浮遊しているセンサノードを正確に反映することが可能である。
よって、評価値が小さい隣接センサノードが各クラスタに繋がるとともに、クラスタ間で均等に負荷分散ができるため,各センサの省電力を実現できる。
従来の問題点と実施例で想定するWSNである。 本発明の一実施の形態における複数ツリー経路選択システムの構成例である。 本発明の一実施の形態におけるベースステーションでの下位クラスタ管理例である。 本発明の一実施の形態におけるベースステーションとクラスタの処理のシーケンスチャートである。 本発明の一実施の形態における管理クラスタリスト、隣接センサリストの更新例である。 本発明の一実施の形態における管理クラスタリスト、隣接センサリストの更新処理のシーケンスチャートである。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明の一実施の形態における複数ツリー経路選択システムの構成例を示す。
同図に示すシステムは、ベースステーション100と複数のクラスタヘッド200、図2には図示しないが、図3に示すように、クラスタヘッド200には複数のセンサノードが接続されている。
ベースステーション100は、インタフェース(I/F)110、経路選択部120、図3に示すような管理クラスタリスト記憶部130を有する。
各クラスタヘッド200は、インタフェース(I/F)210、検索・更新部220、図3に示すような隣接センサリスト記憶部230を有する。
図3は、図1のWSNに本発明を適用した場合の一実施形態を示し、図4はそのシーケンスを示す。
図3において、T3_CHはT1_CH, T2_CHと同様に、クラスタのクラスタヘッドを示す。S5は浮遊センサノードであり、クラスタヘッドのT3_CHと隣接関係にある。
ベースステーション100は、各クラスタヘッド200から最小の評価値を持つ隣接センサノード情報をI/F110を介して通知されており、その情報を評価値が小さい順に管理クラスタリスト記憶部130の管理クラスタリスト内で管理している。この管理クラスタリストによって、どのセンサノードが最も評価値が小さいかを把握することができる。
管理クラスタリスト記憶部130の管理クラスタリストには、クラスタを代表するクラスタヘッドと、そのクラスタに隣接する最小評価値を持つセンサノードと、その評価値、クラスタに属するセンサノード数を持つ。このセンサノード数は各クラスタの負荷指標として使うことができる。つまり、多くのセンサノードが一つのクラスタに固まるのを防ぐことが可能になる。
この実施の形態では、クラスタヘッド200(以下、クラスタヘッドを単に、「T1_CH」「T2_CH」…と記す)T1_CHに代表されるクラスタが最も小さな評価値(=3)を持つ隣接センサノードを隣接センサリスト記憶部230に保持するので、ベースステーション100の経路選択部120は、I/F110を介してT1_CHに対してS2をツリーに接続するように通知する(ステップ101)。この通知を受けたT1_CHは自分の隣接センサリスト記憶部230の隣接センサリストでS2がT1_2に隣接していることが確認できるので、T1_2の配下にS2を接続する(ステップ102)。
ステップ102の処理の後、S2はすでにT1_CHをヘッドとするクラスタに所属し、隣接浮遊センサノードではなくなったので、T1_CHは、隣接センサリストから区間(T1_2-S2)、評価値(1+0+2=3)を削除する(ステップ103)。
図5は、図4でのステップ102において、S2接続要求を受けたT1_CHとS2削除要求を受けたT2_CHの隣接センサリスト更新処理と、その結果のベースステーション100への送信内容を示す。また、これらの送信内容を受けたベースステーション100の管理クラスタリスト記憶部130内の管理クラスタリストの更新内容を示す。図6はそのシーケンスを示す。
T1_CHはS2接続要求を受けた場合(ステップ101)、S2をT1_2配下にT1_3として接続する(ステップ201)。その場合、T1_3は隣接している浮遊センサノードであるS1とT1_3−S1の距離(=2)をT1_CHに知らせる(ステップ202)。T1_3はT2_CH, T2_1とも隣接しているが、これらのセンサノードはすでにT2_CH配下のクラスタに所属しているので、T1_CHには通知されない。このT1_3からの通知を受けたT1_CHの検索・更新部220は、保持する隣接センサリストの評価値を比較して更新する(ステップ203)。いままでの隣接センサS1の評価値はT1_CH-S1の28であったが、T1_3-S1の評価値7がこの値よりも小さいため入れ替えられる。また、T1_CH-S3の評価値は51から52に増加する。この理由はT1_2配下に子センサノードであるT1_3が接続されたからである。結果としてT1_CH配下クラスタの最小評価値を持つ隣接センサノードはS1となり、その評価値は7であることをベースステーション100に伝える(ステップ204(図4のステップ104))。
T1_CHから隣接センサノードの更新内容を通知されたベースステーション100の経路選択部120は、管理クラスタリストのT1_CHのクラスタについて、センサ(S2→S1)、評価値(3→7)、センサ数(3→4)に更新する(ステップ105)。
この結果から現在最も評価値が小さい隣接センサはS1であることがわかり次の接続センサとなる。
また、ベースステーション100の経路選択部120は、S2がT1_CHクラスタに接続されたので、他のクラスタの隣接センサリストからS2を削除することを、I/F110を介して、S2削除要求としてT2_CH, T3_CHに要求する(ステップ106)。
この要求を受けたT2_CHの検索・更新部220は、保持する隣接センサリスト記憶部230の隣接センサリストからS2とその区間(T2_CH-S2)と評価値(16+1+1=18)を削除し(ステップ107)、更新後の隣接センサリストの更新内容をベースステーション100に通知する(ステップ108)。ベースステーション100の経路選択部120は、T2_CHからの更新内容通知に基づいて、当該T2_CHについて、管理クラスタリストをセンサ(S2→S4)、評価値(18→27)と更新する(ステップ109)。
T3-CHもベースステーション100からS2削除要求を受けるが、検索・更新部220は、T3-CHが保持する隣接センサリストにS2があるかどうか判断し(ステップ110)、存在する場合は削除して更新するが(ステップ111,112)、存在しない場合は隣接センサリストを変更しない。T3_CHは確認メッセージをベースステーション100に通知する(ステップ113)。図3、図5の例では、削除されたS2は管理クラスタリスト内のT3_CHの最小評価値を持つ隣接センサではないのでベースステーション100内の管理クラスタリストは更新されない。
上記のように、ベースステーション100は、下位のクラスタヘッドからの最小評価値を持つ隣接センサ更新通知がある場合は管理クラスタリストに反映させる。
評価値は最も大きな接続判断要素となるが、あまりあるクラスタ配下のセンサ数が多くなった場合は、クラスタのセンサノード数を考慮して負荷分散する手法も考えられる(請求項2、6)。例えば、管理クラスタリスト記憶部130の管理クラスタリスト中のクラスタのセンサノード数と評価値を足し合わせた値が最小となるセンサノードを接続センサとして選択する手法がその一例である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
100 ベースステーション
110 I/F (インタフェース)
120 経路選択部
130 管理クラスタリスト記憶部
200 クラスタヘッド
210 I/F (インタフェース)
220 検索・更新部
230 隣接センサリスト記憶部

Claims (8)

  1. 複数のツリー型クラスタで構成されるワイヤレスセンサネットワーク(WSN)において,まだどのクラスタにも属していない浮遊センサノードをどのクラスタに接続するかを決定する複数ツリー経路選択システムであって、
    自クラスタに隣接する隣接浮遊センサノードの区間とその評価値を隣接センサリストとして隣接センサリスト記憶手段に保持するクラスタヘッドと、
    前記クラスタヘッドから収集した各クラスタの情報を管理クラスタリストとして管理クラスタリスト記憶手段に保持するベースステーションと、
    を有し、
    前記クラスタヘッドは、
    前記隣接センサリスト記憶手段から、評価値が最も小さい隣接浮遊センサノードを当該評価値とともに、前記ベースステーションに通知する手段を有し、
    前記ベースステーションは、
    前記クラスタヘッドから通知された情報を前記管理クラスタリスト記憶手段に格納し、当該管理クラスタリスト記憶手段内で最も小さい評価値を持つクラスタを選択し、当該クラスタのクラスタヘッドに対して当該クラスタヘッドが通知した隣接浮遊センサノードを当該クラスタに接続させるように要求する手段を有する
    ことを特徴する複数ツリー経路選択システム。
  2. 複数のツリー型クラスタで構成されるワイヤレスセンサネットワーク(WSN)において,まだどのクラスタにも属していない浮遊センサノードをどのクラスタに接続するかを決定する複数ツリー経路選択システムであって、
    自クラスタに隣接する隣接浮遊センサノードの区間とその評価値を隣接センサリストとして隣接センサリスト記憶手段に保持するクラスタヘッドと、
    前記クラスタヘッドから収集した各クラスタの情報を管理クラスタリストとして管理クラスタリスト記憶手段に保持するベースステーションと、
    を有し、
    前記クラスタヘッドは、
    前記隣接センサリスト記憶手段から、評価値が最も小さい隣接浮遊センサノードを当該評価値とともに、前記ベースステーションに通知する手段を有し、
    前記ベースステーションは、
    前記クラスタヘッドから通知された情報を前記管理クラスタリスト記憶手段に格納し、各クラスタの評価値とクラスタ間の負荷バランスを考慮した最適なクラスタを選択し、当該クラスタのクラスタヘッドに対して当該クラスタヘッドが通知した隣接浮遊センサノードを当該クラスタに接続させるように要求する手段を有する
    ことを特徴する複数ツリー経路選択システム。
  3. 前記ベースステーションは、
    選択したクラスタのクラスタヘッドが通知した隣接浮遊センサノードを、当該クラスタヘッドだけでなく、他のクラスタヘッドにも通知する手段を更に有し、
    通知を受けた各クラスタヘッドは、
    前記隣接センサリスト記憶手段を検索して、前記ベースステーションから通知された前記隣接浮遊センサノードが存在するか否かを判定し、当該隣接浮遊センサノードが存在した場合は該隣接浮遊センサノードを隣接センサリスト記憶手段から削除するとともに、該隣接浮遊センサノードまでの評価値が最小だった場合は、最小評価値を保持する新規の隣接浮遊センサを前記ベースステーションに通知する手段を更に有する
    請求項1または2記載の複数ツリー経路選択システム。
  4. 前記評価値は、
    dist2+child+hop
    (但し、distは区間の距離、childは隣接区間のクラスタ側のセンサノードのツリー上の子センサノード数、hopはクラスタヘッドから隣接センサノードまでのホップ数)
    とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複数ツリー経路選択システム。
  5. 複数のツリー型クラスタで構成されるワイヤレスセンサネットワーク(WSN)において,まだどのクラスタにも属していない浮遊センサノードをどのクラスタに接続するかを決定する複数ツリー経路選択方法であって、
    自クラスタに隣接する隣接浮遊センサノードの区間とその評価値を隣接センサリストとして隣接センサリスト記憶手段に保持するクラスタヘッドと、
    前記クラスタヘッドから収集した各クラスタの情報を管理クラスタリストとして管理クラスタリスト記憶手段に保持するベースステーションと、
    を有するシステムにおいて、
    前記クラスタヘッドが、前記隣接センサリスト記憶手段から、評価値が最も小さい隣接浮遊センサノードを当該評価値とともに、前記ベースステーションに通知するステップと、
    前記ベースステーションが、前記クラスタヘッドから通知された情報を前記管理クラスタリスト記憶手段に格納し、当該管理クラスタリスト記憶手段内で最も小さい評価値を持つクラスタを選択し、当該クラスタのクラスタヘッドに対して当該クラスタヘッドが通知した隣接浮遊センサノードを当該クラスタに接続させるように要求するステップと、
    を行うことを特徴する複数ツリー経路選択方法。
  6. 複数のツリー型クラスタで構成されるワイヤレスセンサネットワーク(WSN)において,まだどのクラスタにも属していない浮遊センサノードをどのクラスタに接続するかを決定する複数ツリー経路選択方法であって、
    自クラスタに隣接する隣接浮遊センサノードの区間とその評価値を隣接センサリストとして隣接センサリスト記憶手段に保持するクラスタヘッドと、
    前記クラスタヘッドから収集した各クラスタの情報を管理クラスタリストとして管理クラスタリスト記憶手段に保持するベースステーションと、
    を有するシステムにおいて、
    前記クラスタヘッドが、前記隣接センサリスト記憶手段から、評価値が最も小さい隣接浮遊センサノードを当該評価値とともに、前記ベースステーションに通知するステップと、
    前記ベースステーションが、前記クラスタヘッドから通知された情報を前記管理クラスタリスト記憶手段に格納し、各クラスタの評価値とクラスタ間の負荷バランスを考慮した最適なクラスタを選択し、当該クラスタのクラスタヘッドに対して当該クラスタヘッドが通知した隣接浮遊センサノードを当該クラスタに接続させるように要求するステップと、
    を行うことを特徴する複数ツリー経路選択方法。
  7. 前記ベースステーションにおいて、
    選択したクラスタのクラスタヘッドが通知した隣接浮遊センサノードを、当該クラスタヘッドだけでなく、他のクラスタヘッドにも通知するステップを更に行い、
    通知を受けた各クラスタヘッドにおいて、
    前記隣接センサリスト記憶手段を検索して、前記ベースステーションから通知された前記隣接浮遊センサノードが存在するか否かを判定し、当該隣接浮遊センサノードが存在した場合は該隣接浮遊センサノードを隣接センサリスト記憶手段から削除するとともに、該隣接浮遊センサノードまでの評価値が最小だった場合は、最小評価値を保持する新規の隣接浮遊センサを前記ベースステーションに通知するステップを更に行う
    請求項5または6記載の複数ツリー経路選択方法。
  8. 前記評価値は、
    dist2+child+hop
    (但し、distは区間の距離、childは隣接区間のクラスタ側のセンサノードのツリー上の子センサノード数、hopはクラスタヘッドから隣接センサノードまでのホップ数)
    とする
    請求項5乃至7のいずれか1項に記載の複数ツリー経路選択方法。
JP2014027894A 2014-02-17 2014-02-17 複数ツリー経路選択システム及び方法 Active JP6043741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014027894A JP6043741B2 (ja) 2014-02-17 2014-02-17 複数ツリー経路選択システム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014027894A JP6043741B2 (ja) 2014-02-17 2014-02-17 複数ツリー経路選択システム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015154362A JP2015154362A (ja) 2015-08-24
JP6043741B2 true JP6043741B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=53896182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014027894A Active JP6043741B2 (ja) 2014-02-17 2014-02-17 複数ツリー経路選択システム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6043741B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018167953A1 (ja) * 2017-03-17 2018-09-20 株式会社日立製作所 通信システム及び通信方法
CN112364579B (zh) * 2020-09-28 2022-11-15 武汉凌久微电子有限公司 一种基于递归多叉树的门控时钟转换方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5159483B2 (ja) * 2008-07-15 2013-03-06 富士電機株式会社 無線通信ネットワークシステム、そのid管理無線端末、未登録無線端末、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015154362A (ja) 2015-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Mohapatra et al. A fault tolerant routing scheme for advanced metering infrastructure: an approach towards smart grid
Kannan et al. Energy efficient distributed cluster head scheduling scheme for two tiered wireless sensor network
Bruzgiene et al. MANET network in internet of things system
Luo et al. Optimal energy strategy for node selection and data relay in WSN-based IoT
KR100856882B1 (ko) 대규모 센서 네트워크에서의 효율적인 에너지 소비를 위한동심원 형태의 클러스터링 방법
Maraiya et al. Architectural based data aggregation techniques in wireless sensor network: a comparative study
Rana et al. Synthesized cluster head selection and routing for two tier wireless sensor network
Jain et al. Cluster head selection in a homogeneous wireless sensor network ensuring full connectivity with minimum isolated nodes
Kumar et al. Clustering approaches for pragmatic two‐layer IoT architecture
Gavalas et al. Mobile agent itinerary planning for WSN data fusion: considering multiple sinks and heterogeneous networks
Han et al. Impacts of traveling paths on energy provisioning for industrial wireless rechargeable sensor networks
Sheng et al. Optimize storage placement in sensor networks
Yang et al. Coverage for composite event detection in wireless sensor networks
Zhang et al. Boundary region detection for continuous objects in wireless sensor networks
Prabhu et al. Enhanced clustering methodology for lifetime maximization in dense WSN fields
JP6043741B2 (ja) 複数ツリー経路選択システム及び方法
CN111698752A (zh) 通过智能寻路进行物联网节点唤醒的系统及方法
He et al. Greedy construction of load‐balanced virtual backbones in wireless sensor networks
Jha et al. Topology optimisation for energy management in underwater sensor networks
Sharma et al. Comparative study of LEACH, LEACH-C and PEGASIS routing protocols for wireless sensor network
Nabavi et al. Intelligent optimization of qos in wireless sensor networks using multiobjective grey wolf optimization algorithm
Tashtarian et al. Multihop data gathering in wireless sensor networks with a mobile sink
Mishra et al. Qualitative analysis of intra-class and inter-class clustering routing and clusterization in wireless sensor network
El-Fouly et al. Energy and environment-aware path planning in wireless sensor networks with mobile sink
Zhi et al. An improved ant colony routing algorithm for WSNs

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6043741

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150