JP6039797B2 - データ転送パスの利用可能なパス容量に対する改善された推定のための方法及びノード - Google Patents

データ転送パスの利用可能なパス容量に対する改善された推定のための方法及びノード Download PDF

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Description

本発明は、概してデータ通信システムに関連し、より具体的には、データ通信システムのデータ転送パスの利用可能なパス容量に対する改善された推定を可能にすることに関連する。
データネットワークを含むデータ通信システムのデータ転送パスを通じて、エンドツーエンドで、利用可能な容量を推定する能力は、ネットワークのモニタリング及びサーバの選択を含む幾つかのコンテクストにおいて役に立つ。エンドツーエンドのデータ転送パスの帯域幅の推定などのデータ転送パスの利用可能な容量の受動的推定は、データ転送パス内のすべてのネットワークノードがアクセス可能であることを条件として原則的に可能である。しかしながら、これは通常は可能ではなく、データ転送パスの利用可能なエンドツーエンド容量の推定は、通常、データ転送パスのアクティブプロービングによって行われる。利用可能な容量は、データプローブパケットをデータ転送パスに投入し、次にプローブパケット上のクロストラフィックに対して観察された効果を分析することによって推定することができる。このような種類のアクティブ測定は、送信ホスト及び受信ホストに対するアクセス、典型的にはデータネットワークノードのみを必要とし、送信ノードと受信ノードの間のデータ転送パス内の任意の中間ノードに対するアクセスを必要しない。アクティブプロービングに対する従来のアプローチは、データプローブパケットトラフィックを、すべての利用可能な容量を使用するために一時的に十分なレートで対象のデータ転送パスに投入することを必要とし、推定されているデータ転送パスの誘導された一時的な輻輳(congestion)を引き起す。少数のプローブパケットしか使用されなかった場合、誘導された一時的な輻輳は、ノード内のバッファキューによって吸収されうる。したがって、データパケットロスは引き起こされず、むしろ幾つかのデータパケットのデータパス遅延が少し増大するだけである。利用可能な容量の所望の測定は、パスのパケット間遅延の増大に基づいて決定される。プローブパケットは、様々なプロービングレートで、ペアで又はトレインで送信することができる。パス遅延が増大し始めるプロービングレートは、輻輳のポイントに対応し、それゆえ、利用可能な容量を示す。プローブパケットは、所与のプローブパケットトレインの中のプローブパケット間の時間的分離が変化するように送信することもでき、各プローブパケットトレインは、プロービングレートのある範囲をカバーすることができる。
アクティブプロービングを使用する方法は、プローブパケットがデータ通信システム内で送信ノードから受信ノードに送信されるモデルに基づいている。通常、送信ノード及び受信ノードにおけるプローブパケットのタイムスタンプは、次いであるアルゴリズムによって使用され、データ転送パスの容量の推定値が生成される。
現在使用されるデータ転送パスの容量を推定する既知の方法の例は、いわゆるトレインズオブパケットペア(Trains Of Packet Pairs:TOPP)法及びリアルタイムで利用可能な帯域幅(Bandwidth Available in Real Time:BART)法を含む。BART法は、TOPP法を改善したものとみなすことができる。TOPPの詳細に関しては、Bob Melander著の2003年のウプサラ大学博士論文「Probing−Based Approaches to Bandwidth Measurements and Network Path Emulation」を参照し、BART法のさらなる詳細に関しては、欧州特許第1952579号を参照されたい。
さらに、IETFのインターネットプロトコル性能測定基準(IPPM)の作業部会が、2つのIPアクティブ測定プロトコルを定義している。それは、一方向アクティブ測定プロトコル(One−Way Active Measurement Protocol:OWAMP)、RFC4656及び双方向アクティブ測定プロトコル(Two−Way Active Measurement Protocol:TWAMP)、RFC5357である。OWAMPは、2つのホスト間における一方向のパケット遅延及び一方向のパケットロスを測定するように設計されている。TWAMPは、OWAMPに基づいている。TWAMPは、2つのホスト間における一方向及び双方向(往復)のパケット遅延及びパケットロスを測定するように設計されている。
多くのネットワークには、サービス品質(Quality of Service:QoS)メカニズムが含まれる。最近の研究では、利用可能な容量を測定する方法は、QoSメカニズムが利用されるネットワークにおいて間違った推定値を生成しうることが示されている。このことに関しては、例えば、Mark BechtelとParaskevi Thanoglou共著の2010年のKTH修士論文「Available Bandwidth Measurements in QoS Environments」を参照されたい。
このようなQosメカニズムの一例は、トラフィックシェーパであり、多くの場合、トークンバケットとして実装される。トークンバケットは、データ伝送が帯域幅及びバースト性(トラフィックフロー内の不均一又は変動の測定)の定義された範囲に適合するかをチェックするために、パケット交換コンピュータネットワーク及び電気通信ネットワークで使用されるアルゴリズムである。トークンバケットアルゴリズムは、バイト単位又は所定の大きさの単一パケットを通常表すトーケンが固定レートで追加される、固定容量バケットの類推に基づいている。パケットが定義された範囲に適合するかチェックされるとき、バケットは、その時点で十分なトークンを含むか検査される。そのような場合、例えばバイトでパケットの長さに等しい適切な数のトークンが取り除かれ(キャッシュインされ)、パケットが例えば伝送のために渡される。バケット内に十分なトークンがない場合、パケットは適合せず、バケットのコンテンツは変更されない。非適合パケットは、次のように、様々な方法で扱うことができる。
‐ 非適合パケットは、破棄することができる。
‐ バゲット内に十分なトークンが蓄積されたとき、非適合パケットは、後続の伝送のためにエンキューされうる。
‐ 非適合パケットは、伝送することができるが、非適合と記され、ネットワークが過負荷状態のときは場合によりその後廃棄される。
したがって、適合フローは、トークンがバケットに追加されるレートに至るまでの平均レートでトラフィックを含み、バケットの深さによって決定されるバースト性を有することができる。このバースト性は、ジッタ耐性、すなわち、平均レートへの制限から予測されるよりもどれだけ速くパケットが適合(例えば、到達又は伝送される)しうるか、或いは、バースト耐性(burst tolerance)又は最大バーストサイズ、すなわち、幾らかの有限期間内にトラフィックの平均レベルよりもどれだけ多く適合するか、に関して表される。
したがって、略言すれば、トラフィックシェーパ(トラフィック形成ノード(traffic shaping node)とも呼ばれる)、例えばトークンバケットが、データ通信システム内に供給された場合、これは、利用可能なパス容量測定に深刻な影響を与える可能性があり、結果として、利用可能なパス容量の過大推定が起こりうる。
目的は、このようなトラフィック形成ノードを利用するデータ通信システムにおいて、データ転送パスの利用可能なパス容量に対して信頼性のある推定を可能にするソルーションを提供することである。
この目的は、第1の態様で、データ通信システムの送信ノードと受信ノードの間でデータを転送するデータ転送パスの利用可能な容量を推定する方法を提供することによって達成される。該方法は、一又は複数の設定パケットを送信することを含む。一又は複数の送信設定パケットは、データ転送パス内に配置されるトラフィック形成ノードを定常状態に設定するために使用される。定常状態にあるとき、トラフィック形成ノードは、送信ノードから受信されるプローブパケットを、トラフィック形成ノードの平均レートで、受信ノードに向けて伝送する。プローブパケットによるデータ転送パスの横断に応答して、且つデータ転送パスのリアルタイム動作の間に、測定データが、データ転送パスの利用可能なパス容量の推定に使用するために供給される。次いで、プローブパケットからの測定データが、データ転送パスの利用可能なパス容量を推定するために使用される。
上述の第1の態様の利点は、アクティブプロービングを使用してリアルタイムでトラフィック形成ノードを利用するデータ転送パスの利用可能なパス容量に対する信頼性のある推定を提供することである。
上述の目的は、第2の態様で、データ通信システムの送信ノードと受信ノードの間でデータを転送するデータ転送パスの利用可能なパス容量に対する信頼性のある推定を可能にする方法を提供することによって達成される。該方法は、データ転送パスのリアルタイム動作の間、データ転送パスを横断する複数のプローブパケットを送信ノードから送信することを含む。プローブパケットの送信は、データ転送パス内に配置されるトラフィック形成ノードが定常状態に設定されるようにする一又は複数の設定パケットを送信した後に行われる。
上述の目的は、第3の態様で、送信ノードとデータ通信システムのノードの間でデータを転送するデータ転送パスの利用可能なパス容量に対する信頼性のある推定を可能にする送信ノードを提供することによって達成される。送信ノードは、データ通信システムを介して通信するように構成される通信インターフェースを含む。送信ノードは、通信インターフェースに連結されるプロセッサであって、データ転送パスのリアルタイム動作の間にデータ転送パスを横断する複数のプローブパケットを送信するように構成される、プロセッサをさらに含む。プローブパケットの送信は、データ転送パス内に配置されるトラフィック形成ノードが定常状態に設定されるようにすることを意図する一又は複数の設定パケットを送信した後に行われる。
上述の第2及び第3の態様の利点は、アクティブプロービングを使用してリアルタイムでトラフィック形成ノードを利用するデータ転送パスの利用可能なパス容量に対する信頼性のある推定を可能にすることである。
上述の目的は、第4の態様で、データ通信システムの送信ノードと受信ノードの間でデータを転送するデータ転送パス内に配置されるトラフィック形成ノードにおける方法を提供することによって達成される。該方法は、一又は複数の設定パケットを受信することを含む。一又は複数の設定パケットを受信すると、トラフィック形成ノードは定常状態に設定される。送信ノードからその後受信されるプローブパケットは、次いで、トラフィック形成ノードの平均レートで、受信ノードに向けて伝送される。
上述の目的は、第5の態様で、データ通信システムの送信ノードと受信ノードの間でデータを転送するデータ転送パスにおける使用のためのトラフィック形成ノードを提供することによって達成される。トラフィック形成ノードは、一又は複数の設定パケットを受信するように構成される受信ユニットを含む。トラフィック形成ノードは、一又は複数の設定パケットを受信すると、トラフィック形成ノードを定常状態に設定するように構成される論理ユニットをさらに含む。トラフィック形成ノードは、複数のプローブパケットを送信ノードから受信するように構成される受信ユニットをさらに含む。トラフィック形成ノードは、トラフィック形成ノードの平均レートで、受信ノードに向けてプローブパケットを伝送するように構成される伝送ユニットをさらに含む。
上述の第4の態様及び第5の態様の利点は、アクティブプロービングを使用してリアルタイムでデータ転送パスの利用可能なパス容量の正確な推定を提供することを可能にすることである。
上述の目的は、第6の態様で、コンピュータプログラム命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体によって達成され、コンピュータプログラム命令は、プロセッサによって実行されたとき、プロセッサに上述の方法を実行させる。
本開示の実施形態のさらなる利点及び特徴は、図面に関連して以下の詳細な説明を読むときに明白になるであろう。
図1aは、本開示の実施形態が実装される、データ通信システムのデータ転送パスの概略ブロック図である。 図1bは、本開示の例示的な実施形態によって利用される区分線形モデルをグラフで示す。 図1cは、隣接する受信パケット間の時間差がどのように変動するかを概略的に示す図である。 図2aは、データ通信システムにおける方法の実施形態を示すフロー図である。 図2bは、データ通信システムにおける方法の実施形態を示すフロー図である。 図3は、トラフィック形成ノードにおける方法の実施形態を示すフロー図である。 図4aは、プローブパケットと設定パケットの種々のトレインを示す。 図4bは、プローブパケットと設定パケットの種々のトレインを示す。 図5は、トラフィック形成ノードの実施形態を示すブロック図である。 図6は、送信ノードの実施形態を示すブロック図である。
本開示全体を通して、当業者に既知であると考えられる従来の用語及びその省略形は、理解を促進するために可能な限り使用されている。当業者に既知であると考えられるため、網羅的な定義なく使用される。したがって、より網羅的な説明が必要であると考えられる用語のみが、多くの場合、理解を助けるために具体的な実例を用いてより詳しく説明されている。
ここでは、「容量(capacity)」という用語は、「利用可能なパス容量」(APC)並びに「狭リンク容量」(TLC)を含む。これらの用語自体は、以下でより詳しく説明され、さらにITU−T勧告Y.1540で説明されている。本開示では、「帯域幅」という用語も「容量」と交換可能に使用される。
アクティブプロービングを使用するデータ通信システムのデータ転送パスを通じてAPC及びTLCなどの容量メトリックを測定するすべての方法は、プローブパケットがデータ通信システムの送信ノードから受信ノードへ送信されるモデルに基づいている。送信ノード及び受信ノードにおけるプローブパケットのタイムスタンプは、次いで、あるアルゴリズムによって使用され、APC及びTLCの推定値が生成される。
これより、本開示の実施形態が実装されうる、データ通信システム10の概略ブロック図を示す図1aを参照する。データ通信システム10は、例えば送信ノード12及び受信ノード14などのデータ通信ノード間でデータを転送するデータ転送パス16を含む。送信ノード12は、データ転送パス16のリアルタイム動作の間にデータ転送パス16を横断する特定の時間間隔△sendを有するプローブパケット15のトレインを、輻輳のために受信ノード14において受信されるときに別の特定の時間間隔△recvを有するプローブパケット15を受信する受信ノード14に伝送する。各々のプローブパケット15のトレインは、通常、パケットのサイズ、トレインごとのデータパケットの数、及びデータパケット間の時間間隔に応じて、異なるプロ―ビングレートuで送信される。プロ―ビングレートuは、u=(△sendの間に転送されたビットの合計数)/△sendとして定義される。プロービングレートuがAPCより大きい場合、受信ノード14における時間間隔△recvは、送信ノード△sendにおいてよりも長くなる。相対的な時間差は、以下で定義される、歪みεと呼ばれる。送信ノード12及び受信ノード14は、端末、コンピュータ、サーバなどでありうる。データ転送パス16における、例えばトラフィックシェーパを含む中間ノードは、ルータ、ゲートウェイなどを含みうる。データ通信システム10の実施例は、インターネットなどの無線データネットワーク及びネットワークを含みうる。
本開示の種々の実施形態をより詳細に説明する前に、使用される上述の2つの既知の方法、すなわちTOPP法及びBART法が、本開示の実施形態の基本原則をより良く理解するために説明される。しかしながら、本開示の実施形態は、TOPP法及びBART法に限定されず、他のアクティブ測定方法にも適用可能であることに留意されたい。
TOPP法は、歪みεを
Figure 0006039797
(数式1)
として定義する一方で、
BART法は、歪みεを
Figure 0006039797
(数式2)
として定義する。
本開示では、BART法の歪みの定義が以下のように使用されるが、この特定の定義にいかなる制限もされない。TOPP法の歪みの定義などの他の歪みの定義が、当然ながら代わりに使用されうる。
先着順(first―come―first―served policy)の原則に基づくフォワーディングノード(forwarding node)を有するデータ通信システムにおいて、歪みは、プロ―ビングレートがAPCよりも大きい場合にプロ―ビングレートと共に直線的に増加する。
これより、本開示の例示的な実施形態によって、並びに既知のTOPP法及びBART法によって利用されるモデルをグラフで示す図1bをさらに参照する。図1aで示され且つ説明されるように、先着順の原則に基づいて、フォワーディングノードを有するネットワークなどのデータ通信システム10、例えば送信ノード12及び受信ノード14において、歪みεは、図1bにおいて矢印で示されるように、プロービングレートuがAPCより大きい場合にプロービングレートuと共に傾斜部ε=α+β*uにおいて直線的に増大するようになる。BARTを使用すると、TLC及びAPCは、
Figure 0006039797
及び
Figure 0006039797
として計算され、α及びβは推定値である。
図1aに示される装置20は、以上で説明され且つTLC及びAPCの推定値を提供するときに実行される動作を実行することができる。
以上で説明され且つ図1aで示されたことを再度参照すると、プローブパケット15が提供されて、通常、データ通信システム10内で送信ノード12から受信ノード14へ送信される。通常、送信ノード12及び受信ノード14におけるプローブパケット15のタイムスタンプは、あるアルゴリズムによって使用されて、APC及びTLCの推定値並びにデータ転送パス16の測定データが生成される。
データ通信システム10は、データ転送パス16のAPC及びTLCを推定するための装置20をさらに含む。データ通信システム10は、インターネットやプライベートイントラネットなどのデータ通信システム又はネットワークを含む、パケット交換方式のデータ通信システムを構成するか又はその一部を形成することができる。通常、装置20は、受信ノード14と通信するように配設されるか、又は同一の受信ノード14に含まれる。さらに、例えばTWAMPの場合、受信ノード14及び送信ノード12は同じである。装置20は、データ転送パス16のリアルタイム動作の間にデータ転送パス16を横断したプローブパケット15を受信するように配設されるデータ生成ユニット17を含む。データ生成ユニット17は、データ転送パス16の前記リアルタイム動作の間に、データ転送パス16のAPC及びTLCの推定に使用するための測定データu及びεを提供するため、通常は生成するために、プローブパケット15によるデータ転送パス16の横断に対して応答する。上述の送信ノード12及び受信ノード14におけるタイムスタンピングは明示しない。データ生成ユニット17は、プローブパケット15からタイムスタンプ情報及びプローブパケットレートuを抽出するように構成される。タイムスタンプ情報は、プローブパケット15とは別にデータ生成ユニット17にさらに提供されうる。歪みε計算機を含みうるデータ生成ユニット17は、プローブパケット15の受信シーケンス内のプローブパケット15の各ペアのパケット間歪み値εを算出し、さらにパケット間歪み値εの平均及び分散も算出する。
装置20は、データ転送パス16のリアルタイム動作の間にAPC及びTLCの推定値を生成するために、データ生成ユニット17と通信するように配設される推定ユニット19をさらに含む。推定ユニット19は、フィルタ構成18に接続されるか又はフィルタ構成18を含み、データ転送パスのAPC及びTLCを推定するように配設される。
実施形態によると、データ生成ユニット17は、例えば、推定ユニット19を用いてデータ転送パスのAPC及びTLCの推定に使用される測定データu、及びεを最数的に生成する、プローブパケット抽出器及び歪み計算機を備えているとみなすことができる。
データ転送パス16のAPC及びTLCは、データ転送パス16全体にわたって特定のパターンでプローブパケット15を伝送することによってサンプリングされる。それらのタイムスタンプは、送信及び受信の上で記録され、ネットワークモデル変数に関連する量の測定をもたらす。これは、データ転送パス16のAPC及びTLCを推定することが望まれる限り、何度も繰り返される。
通常、送信ノード12 は、プロ―ビングレートuを有するN個のプロ―ブパケットペアのトレインを送信する。N個のプロ―ブパケットペアは、パケット間歪みε測定のために装置20によって使用される。一実施形態では、プローブパケットのN個のペアを形成するために使用されるN+1のプローブパケットのシーケンスが送信される。つまり、第1のペアの第2のプローブパケットが第2のペアの第1のプローブパケットとしても使用されるなどである。一実施形態では、プローブパケットが、プローブパケットペアの間で共有されず、それにより、プローブパケットのN個の別個のペアを形成するために2N個のプローブパケットのシーケンスが使用される。
最先端のAPC推定の方法では、送信側から受信側に伝送される各プローブパケットのトレインに対して1つの新しい推定値が生成される。通常、プローブパケットのトレインは、パケットの比較的短いバーストである。先行技術方法では、バースト毎のパケットの数は、従来、2個から20個の間のプローブパケット、例えば17個のパケットであった。例えばトラフィック形成のためにトークンバケットを利用する、QoS環境では、プローブ―パケットトレインは、トークンバケットに関連付けられるレートrよりもはるかに速く、バーストとしてトークンバケットから伝送されうる。これは、これらのバーストされたパケットに関して歪みが観察されないことを意味する。これは、受信側においてネットワーク内にレート制限機構の効果が観察されないため、上述のようにAPC推定方法に関して問題を引き起こし、それゆえAPC法によってAPCが過大推定されるようになる。
上述のように、サービス品質メカニズムの一例は、 ネットワークノード内でトークンバケット機能として実装されるトラフィックシェーパである。トークンバケットアルゴリズムは、以下で説明される。トークンは、 バケットにレートr、すなわち1/r秒ごとにバケットに追加される。nがトークンバケット内のトークンの個数であり、s<nであるという前提で、サイズsのパケットがバケットに到達するとき、s個のトークンがバケットから取り除かれ、次いでパケットが転送される。s>nである場合、バケットから取り除かれるトークンはなく、代わりにパケットが非適合であるとみなされる。非適合パケットは、例えば十分なトークンが利用可能であるときに、後半段階において送信されうる。以上の例は、1つのトークンが1ビットに対応することを前提とするが、これは実装に依存し、1つのトークンは、例えばIPパケットに対して約1500バイトである一又は複数の最大伝送ユニット(MTU)のサイズに対応しうる。
本開示の実施形態によると、システムの一又は複数のノードが修正され、一又は複数の設定パケットのセットがネットワークに影響を与えることが許容され、それが、APCをより正確な方法で測定するために後続で送信されたプローブパケットのトレインが使用されることを可能にする状況に置かれる。初期状況において、すなわちトークンが利用可能であるとき、トラフィック形成ノード11のトークンバケットは、 パケットをラインレートで転送する可能性があるが、各パケットは、定常状態にありながらもトラフィック形成ノード11のレートrに従ってレート制限され、すなわち、パケットは、トラフィックシェーパの平均レートで伝送される。定常状態でトラフィックシェーパを横断するプローブパケットは、次いで信頼性のあるAPC及びTLC測定のために使用することができ、それにより、過大推定のリスクが制限される。このことはさらに図1cで示される。図1cは、トラフィック形成ノード11がデータ転送パス16に含まれるときに隣接する受信パケット間の時間差がどのように変化しうるかを概略的に示す。この場合、時間差値が決定されるすべてのパケットが同一のパケット間遅延で送信される。図1cで示されるように、時間差値はステップ関数f(△t)を構成する。ステップ関数f(△t)は、パケットが設定パケットに対応するパケットの第1セットに対して△t_バーストレートに等しく、パケットがプローブパケットに対応するパケットの第2セットに対して△t_ミーンレートに等しい。したがって、設定パケットは、トラフィックシェーパ11のバーストレートに実質的に対応する時間差値△tを有し、受信ノード14内で受信されたプローブパケット15は、トラフィックシェーパ11の平均レートに実質的に対応する時間差値△tを有する。パケットの第1セットにAPC推定を行なうことは、これらのパケットがバーストレートでトラフィックシェーパ11から伝送され、トラフィックシェーパ11のレート制限機能が退けられるため、過大推定に至る。しかしながら、パケットの第2セットにAPC推定を行うことは、定常状態にあるとき、トラフィックシェーパ11の平均レートで、これらのパケットがトラフィックシェーパ11から伝送されるため、正確なAPC推定に至る。それにより、トラフィックシェーパ11のレート制限機能は、APC推定におけるこれらのパケットの第2セットに対して考慮され、結果としてデータ転送パス16のより信頼性の高いAPC推定に至る。
平均レートはさらに定常状態レートと呼ぶことができる。プローブパケット15は別として、継続中のトラフィックがない場合、平均レートはさらに認定情報速度(CIR)と呼ぶことができ、バーストレートは最大情報速度(PIR)と呼ぶことができる。CIRは、バースト時間によって分割されるバーストサイズとしても定義されうる。より具体的には、一実施形態によると、トークンバケットがn個のトークンを含み、各トークンが1ビットのサイズを有する場合、設定パケットのトレインは、少なくともnビットの長さを必要とし、その後にAPCを計算するのに必要な数のプローブパケットがトラフィックシェーパ11を横断する。送信ノード12から送信されるパケットトレインは、従って、設定パケットのサブトレイン及びプローブパケットのサブトレインを含み、これは図4aでさらに示される。設定パケットがバーストとして転送される一方で、残りのパケット、すなわちプローブパケットは、トークンバケットのレート制限機能を経験する。パケットトレインの設定パケットを転送する一方で、レートrでトークンバケット内において新しいトークンが生成されうる。したがって、初期状態から定常状態に移るのに必要なビットの数は、最大バーストサイズ= size = b*C/(C−r)であるべきであり、bはトークンバケットのサイズであり、rはトークンレート、すなわちトークンバケットの平均レートであり、Cは、トークンバケットからの最大レート、 例えばトークンバケットを含むノードの伝送インターフェースのラインレートである。(他のトラフィックからの)他のパケットがトークンバケットに影響を与えている場合、初期状態から定常状態に移るためには、より少ないビットが必要となる。受信側では、トレインの後ろの部分、すなわちプローブパケットだけがAPC推定のために使用される。したがって、トレインの第1の部分、すなわち設定パケットはトークンバケットの最大バーストサイズに対応し、トレインの第2の部分、すなわちプローブパケットはAPCの測定のために使用される。実施形態によると、第1の又はすべてのプローブパケットは、一又は複数のパケットがプローブパケットであると示すインジケータ、例えばフラッグ又は類似物を含む。
バーストサイズなどのトークンバケットのための構成パラメータは、演算子設定(operator settings)の知識によって、或いは、例えば同時係属中の欧州特許出願番号12189033号で説明されているように実行されるネットワーク測定によって取得することができる。
実施形態によると、トラフィック形成ノード11の動作を構成するために、制御及び/又は管理プレーン機能性(control and/or management plane functionality)が利用される。これは、トラフィック形成ノード11において追加の機能性を必要としうる。このトラフィック形成ノード11を構成することは、制御及び/又は管理プレーンインターフェースを介して行なうことができる。トラフィック形成ノード11内で受信されるパケットが分析される。受信パケットが設定パケットである場合、トラフィック形成ノード11は、定常状態に切り替わり、受信プローブパケットは、トラフィック形成ノード11の平均レートで伝送される。トラフィック形成ノード11は、フィルタリングルールを使用する設定パケットを特定しうる。フィルタリングは、例えば、パケットのプロトコル種別、ポート番号、又は他の任意の属性に基づくことができる。実施形態によると、一又は複数の設定パケットは、トラフィック形成ノード11が定常状態に設定されるべきであると示すインジケータを含み、さらに一又は複数のパケットがプローブパケットであると示すインジケータを含むことができる。
トークンバケットの適用の場合、測定に使用されない通常のトラフィックは、制御/管理インターフェースを介して事前構成又は設定されるトークンバケットパラメータb(バケットサイズ)及びr(レート)で処理される。設定パケットを受信した後、トラフィック形成ノード11は定常状態に切り替わり、プローブパケットは代わりに別のトークンバケットに置かれ、そのレートはすべてのパケットをトラフィック形成ノード11の平均レートに制限する。つまり、バーストは許容されない。これは、バケットサイズをb=sに設定することによって達成することができ、sはプローブトラフィックのバケットサイズである。
トラフィック形成ノード11を含むデータ転送パス内の利用可能なパス容量を推定する手順は、これより図2a及び図2bのフロー図を参照して説明される。設定パケット15a及びプローブパケット15bを含む種々のトレインが示される図4a及び図4bもさらに参照する。
アクション205において、設定パケットは、 ノード、好適には送信ノード12から伝送される。設定パケットが送信ノード12から伝送される場合、設定パケットは、データ転送パスのリアルタイム動作の間、データ転送パスを横断する。アクション210において、一又は複数の送信設定パケットは、データ転送パス16内に配置されるトラフィック形成ノード11を定常状態に設定するために使用される。したがって、例えば図4a及び図4bを参照して以下で説明されるように、設定パケットは、トラフィック形成ノードを定常状態に設定するように構成される。
アクション215において、プローブパケットがトラフィック形成ノード11の平均レートでトラフィック形成ノード11から引き続き送信されるために、送信ノード12は、複数のプローブパケットをデータ転送パス16上で伝送する。アクション215はアクション210の前に実行されうること、すなわち、プローブパケットは、トラフィック形成ノード11を定常状態に実際に設定する前に送信されうることに留意するべきである。設定パケット及びプローブパケットの送信は、設定パケットがトラフィック形成ノード11を定常状態に変換し、次いでプローブパケットがトラフィック形成ノード11のレート制限機能を経験するために、データ転送パス16内のAPCの信頼性のある推定を可能にする。
したがって、アクション220において、定常状態にあるとき、トラフィック形成ノード11は、送信ノード12から受信したプローブパケットを、受信ノード14に向けて、トラフィック形成ノードの平均レートで伝送する。アクション225では、プローブパケットによるデータ転送パスの横断に応答して、且つデータ転送パスのリアルタイム動作の間、パケット間分離(inter−packet separation)などの測定データ、又はレートu及び歪みεは、受信ノード14内に、又は受信ノード14と通信している装置/ノード20内に供給される。アクション230では、(好適には図1aを参照して以上で説明されるように)プローブパケットからの測定データは、次いでデータ転送パス16の利用可能なパス容量を推定するために使用される。
実施形態によると、設定パケット15aは、送信ノード12とは別に、データ通信システム10内に配置される他のノードから伝送されうる。しかしながら、これは、定常状態にあるときにトラフィック形成ノード11内でプローブパケット15bが受信されるように、送信ノード12とこの他のノードが同期することを必要とする可能性がある。すなわち、プローブパケット15bの送信215は、設定パケット15aの送信205の後に行われるべきであり、それにより、データ転送パス16内に配置されるトラフィック形成ノード11が定常状態に設定210される。
実施形態によると、設定パケットは、プローブパケットの平均レートを超過する平均レートを有する。設定パケットを小さなパケット間時間の値を有する高レートで伝送することによって、トークンバケットは早い段階で空になり、それゆえトラフィックシェーパが迅速に定常状態に変換される。したがって、トラフィック形成ノード11を初期状態から定常状態に変換するとき、トークンバケット内で新しいトークンを生成することの影響は小さいため、より少ない設定パケットが伝送される必要がある。
実施形態によると、設定パケットは、データ転送パス16内に配置されるトラフィック形成ノード11を定常状態に設定するのに十分なレート及び合計サイズを有する。したがって、設定パケットに続いて送信されるすべてのプローブパケットは、パス容量測定を提供するために使用されうる。
実施形態によると、設定パケットはb*C/(C−r)を超過する合計サイズを有し、bはトラフィック形成ノードのトークンバケットのサイズであり、rはトークンレートであり、 及びCは最大伝送レート、すなわちトラフィック形成ノード11からのバーストレートである。したがって、設定パケットがトラフィック形成ノード11を定常状態に設定することは、比較的確実になる。
例えば、データ転送パス16内のトラフィック形成ノード11が、次のパラメータ、b=120000ビット(10パケットに対応し、すべてのパケットが12000ビットである)、C=1Gbps、r=120kbpsを有すると仮定する。すなわち、定常状態で毎秒10パケットをトラフィック形成ノードから送信することができると仮定する。APCは、従って120kbpsの最大値を有するようになる。次に、設定パケットが毎秒10パケットのレートで、すなわちrに等しく、送信ノード12から送信されると仮定すると、トークンを追加するレートも毎秒10パケットであるため、設定パケット単独ではバケットを決して空にすることはできない。しかしながら、設定パケットが毎秒100パケットのレート(1.2Mbps又は10*r)で送信される場合、設定パケットは、b/(設定パケットレート−r)=120000ビット/(1.2Mbps−120kbps)=0.11秒に等しい時間が過ぎた後にバケットを空にし、設定パケットが毎秒1000パケットのレート(12Mbps又は100*r)で送信される場合、バケットは0.01秒過ぎた後に空にされる。設定パケットがトラフィック形成ノードを定常状態に設定した後、プローブパケットは、平均レートでトラフィック形成ノードから伝送されるが、平均レートは容量測定法に依存する。例えば、BART法では、APCの正確な推定値を得るために、トラフィック形成ノード11の定常状態レートに近いレート(例えば、0.5*r−1.5rのインターバル)で送信ノード12からプローブパケットが送信される。
設定パケットとプローブパケットは、同じサイズを有するかもしれないが、異なるサイズも有するかもしれないことに留意するべきである。
トラフィック形成ノード11内でプローブパケットを扱う手順が、図3のフロー図を参照してこれより説明される。
アクション305では、システムのノードから伝送された一又は複数の設定パケットが、トラフィック形成ノード11で受信される。アクション308では、トラフィック形成ノード11が、トラフィック形成ノード11を定常状態に設定するべきであると判断した分析の後に、受信されたパケットを分析することができる。この判断は、好適には、一又は複数の設定パケット内のインジケータに基づいている。したがって、トラフィック形成ノード11は、一又は複数の設定パケット内のインジケータに基づいて、定常状態に設定されていると判断されうる。アクション310では、トラフィック形成ノードが定常状態に設定される。アクション315においてその後受信されたすべてのプローブパケットは、次いでアクション320においてトラフィック形成ノード11の平均レートで受信ノード14に伝送される。したがって、図3を参照して説明される手順は、トラフィック形成ノード11の平均レートでトラフィック形成ノード11からのプローブパケットの伝送を提供する、トラフィック形成ノード11における方法であり、それゆえ、データ転送パスのAPCの信頼性のある推定を可能にする方法を提供する。
図4a及び図4bは、設定パケット15a及びプローブパケット15bの種々のトレインを示す。図4aは、複数N個の設定パケット15aの第1セットを示し、設定パケットは、データ転送パス16の予測されるAPCを著しく超過するレート又は予測されるトークンバケットの平均レート, 例えばラインレート、正味ビットレート、又は総ビットレートで送信される。設定パケットの合計サイズは、トークンバケットの残りのサイズを超過するのに十分なサイズ、すなわち、トークンバケットを適用する場合、トークンバケットの合計サイズから、トラフィック形成ノードを横断する他のトラフィックのために取り除かれたトークンのサイズを差し引いたサイズである。例えば、設定パケットのサイズは、N*s>nであってもよく、nは、トークンバケット内のトークンの数にトークンのサイズを乗じた値であり、sは、設定パケットの平均サイズの値である。設定パケット15aの第1トレインの後、直接或いは間もなく、実際の容量推定方法によって選択されるレートで、M個のプローブパケット15bの第2トレインが送信される。実施形態によると、トークンバケットが再び新しいトークンで一杯にならないように、プローブパケットは設定パケットに連続して送信される。例えば、BARTの場合、レートは、事前構成される最小レートと最大レートの間でランダムに選ばれる。プローブパケット15bの第2トレインからのタイムスタンプは、次いでAPCを推定するために使用される。実施形態によると、プローブパケットのうちの少なくとも1つが、それがプローブパケットであることを示すインジケータを含む。これは、測定データを供給するノードが、測定データの供給をいつ始めるべきか、及び/又はいつ終わらせるべきかを覚知するためである。
図4bは、1つの設定パケット15bから構成される設定パケット15aの第1セットを示す。この実施例では、設定パケット15aは、トラフィック形成ノードを定常状態又は類似状態に設定するべきであると示すインジケータを含む。それにより、トラフィック形成ノード11は、プローブパケットがトラフィック形成ノード11を横断する(又はこれから横断する)と判断されると、定常状態に切り替わりうる。
設定パケット15aは、パケットがプローブパケットであることを示すインジケータをさらに含んでもよく、この場合、設定パケット15aは、プローブパケット15bでもあり、結果としてプローブパケットのトレイン15bの一部である。したがって、設定パケットとプローブパケットの両方が、利用可能なパス容量の推定に使用される測定データが供給される、プローブパケットである。これは、トラフィック形成ノード11が定常状態にあるとき、設定パケットとプローブパケットの両方がトラフィック形成ノード11から伝送され、従って、設定パケットが、トラフィック形成ノードを定常状態に設定するべきであると示すインジケータを含む少なくとも1つのパケットを含むと仮定する。これは、トラフィック形成ノード11を定常状態に置くために、たった1つ又は少なくとも少数のパケットが使用されるため、データ転送パスの帯域幅を効率良く使用することに至る。
送信ノード12及び受信ノード14が同一のノードである場合、例えばTWAMPが使用される場合、同一のノードは、どのパケットがプローブパケットであり、どのパケットが設定パケット及び他のパケットであるかを知覚するべきである。送信ノード12及び受信ノード14が同一のノードではない場合、例えばOWAMPが使用される場合、受信ノード14又は少なくともAPC/TLC推定を実行する装置20は、どのプローブパケットが推定に使用されるべきかを判断できるはずである。
第1の又はすべてのプローブパケットは、それがプローブパケットであることを示すインジケータ及び/又はプローブパケットのトレインにおけるその位置を示すインジケータを含むことができる。同様に、最後のプローブパケットは、それがプローブパケットのトレインの最後のパケットであることを示すことができる。さらに、送信ノード12は、例えばこの情報を制御プロトコル内の追加フィールドに追加することによって、受信ノード14に設定パケットのトレインの長さ/サイズを知らせることができる。
上述のソルーションを達成するためにどのようにトラフィック形成ノード11を構成しうるかに関する、詳細でありながらも非限定的な実施例が図5のブロック図によって示される。トラフィック形成ノード11は、図2から図4のそれぞれに対して以上で説明された手順に従って、プローブパケットの扱いを支持するように構成される。該ソルーションを活用する可能な実施例に関連して、これよりトラフィック形成ノード11が説明される。
トラフィック形成ノード11は、データ転送パス16のリアルタイム動作の間に送信ノード12から発行される一又は複数の設定パケット15aを受信するように構成される受信ユニット11aを含む。受信ユニット11aは、送信ノード12から発行される複数のプローブパケットを受信するようにさらに構成される。
トラフィック形成ノード11は、一又は複数の設定パケット15aを受信すると、トラフィック形成ノード11を定常状態に設定するように構成される論理ユニット11bをさらに含む。論理ユニット11bは、フィルタリングルール11cを使用して設定パケットを特定するようにさらに構成されうる。フィルタリングルールは、例えば、設定パケットのプロトコル種別、ポート番号、又は他の任意の属性に基づくことができる。
トラフィック形成ノード11は、バケット 11dをさらに含むことができる。トラフィック形成ノード11は、さらに2つのトークンバケットを含んでもよく、1つは測定用トラフィック用、すなわちプローブパケット用であり、もう1つは通常のトラフィック用である。論理ユニット11bは、各パケットを、フィルタリングルール11cを使用して正しいトークンバケットに向かわせる。
トラフィック形成ノード11は、プローブパケット15bを、トラフィック形成ノード11の平均レートで受信ノード14に向けて伝送するように構成される伝送ユニット11eをさらに含む。
上述の機能ユニット11a‐eは、プロセッサ「P]によって実行されるときに、トラフィック形成ノード11に上述のアクション及び手順を実行させるコード手段を含むコンピュータプログラムそれぞれのプログラムモジュールを用いてトラフィック形成ノード11内に実装することができる。プロセッサPは、単一の中央処理装置(CPU)、又は2つ以上の処理ユニットを含むことができる。例えば、プロセッサPは、 汎用マイクロプロセッサ、命令セットプロセッサ及び/又は関連するチップセット及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)などの専用マイクロプロセッサを含むことができる。プロセッサPは、キャッシングを目的とするストレージをさらに含むことができる。
各コンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体を有し且つプロセッサPに接続されているメモリ「M」の形態でトラフィック形成ノード11内のコンピュータプログラム製品によって実行されうる。したがって、コンピュータプログラム製品又はメモリMは、例えばコンピュータプログラムがコンピュータプログラムモジュール「m」の形態で記憶される、コンピュータ可読媒体を含む。例えば、メモリMは、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、又は電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EEPROM)であってもよく、プログラムモジュールmは、代替的な実施形態では、トラフィック形成ノード11内のメモリの形態で種々のコンピュータプログラム製品上に分配されうる。
したがって、トラフィック形成ノード11は、データ通信システム10の送信データ通信ノード12と受信データ通信ノード14の間でデータを転送するデータ転送パスにおいて使用するデバイス11としてさらに説明することができる。デバイスは、データ通信システムを介して通信するように構成される通信インターフェースと、通信インターフェースに連結され且つ図3を参照して説明されるステップを実行するように構成されるプロセッサとを含む。すなわち、データ転送パスのリアルタイム動作の間にデータ転送パスを横断する一又は複数の設定パケットを受信し、一又は複数の設定パケットを受信するとデバイスを定常状態に設定し、複数のプローブパケットを送信ノードから受信し、及びプローブパケットをトラフィック形成ノードの平均レートで受信ノードに向けて伝送するように構成される。
本開示の方法及びノードは、システムの各々の新しいサンプリング、すなわち、プローブパケットの各々の新しいトレインに対して、APC及びTLCの更新された推定値を生成することができる。トレインは、データ転送パスの帯域幅などの利用可能な容量がリアルタイムで追跡されうるように、任意で頻繁に送信することができる(すなわち、サンプリング測定のためのタイムスケールを任意で縮小することができる)。
上述の推定を行うためのデータ処理及びメモリの要件は、比較的容易に満たすことができる。例えば、一実施形態では、図1aの受信ノード14は、装置20の実施形態が提供されうるマイクロプロセッサプラットフォームである。代替的に、装置20は、例えば、記載の様々な実施形態に従って該方法を実行するように構成されるプロセッサ及び対応メモリを含む、処理回路によって構成されてもよい。
データ通信システム10は、図6に示され、送信ノード12と受信ノード14の間でデータを転送するデータ転送パス16の利用可能なパス容量に対して信頼性のある推定を可能にするための送信ノード12であって、データ通信システム10のデータ通信ノードとも呼ばれる、送信ノード12をさらに含む。送信ノード12は、データ通信システム10を介して通信するように構成される通信インターフェース12aを含む。送信ノード12は、通信インターフェース12aに連結されるプロセッサ12bであって、例えばアクション205で設定パケット15aがシステムノードから送信され、アクション210でデータ転送パス16内に配置されるトラフィック形成ノード11が定常状態に設定されるようにすることに応答して、その後少なくともアクション215を実行するように構成される、プロセッサ12bをさらに含む。すなわち、データ転送パス16のリアルタイム動作の間にデータ転送パスを横断するように複数のプローブパケット15bを送信し、前記送信215が、一又は複数の設定パケット15aが送信された後に実行され、一又は複数の設定パケットは、データ転送パス16内に配置されるトラフィック形成ノード11が定常状態に設定されるようする。複数のプローブパケットは、APC及び/又はTLCの推定に使用される。
送信ノード12のプロセッサ12bは、デジタル信号プロセッサ(DSP)又は特定用途向け集積回路(ASIC)などの専用回路として提供されうる。これは、代替として、機能を実行するコンピュータプログラムコードを含む、関連プログラムメモリを有するプロセッサの形態で提供されうる。このコンピュータプログラムは、例えば、送信ノード12にロードされるときに上述のモジュールの機能を実装するコンピュータプログラムコードを有するこのようなコンピュータプログラムを運ぶ、CD−ROMディスク又はメモリスティックなどのコンピュータ可読記憶媒体又はデータキャリアの形態のコンピュータプログラム製品であってもよい。各々のこのようなコンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体を有し且つプロセッサ12bに接続されるメモリ12cの形態で、送信ノード12内のコンピュータプログラム製品によって運ばれうる。したがって、コンピュータプログラム製品又はメモリ12cは、例えばコンピュータプログラムモジュール「m」の形態でコンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読媒体を含む。
例えば、メモリ12cは、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、又は電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EEPROM)であってもよく、プログラムモジュールmは、代替的な実施形態では、送信ノード12内のメモリの形態で種々のコンピュータプログラム製品上に分配されうる。
記載の一又は複数の実施形態の修正例及び他の変形例は、上述の説明及び添付図面に提示された教示の恩恵を有する当業者であれば想起されよう。したがって、一又は複数の実施形態は、開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、修正例及び他の変形例は、本開示の範囲内に含まれることが意図されている。ここでは特定の用語が使用されうるが、それらは、一般的及び説明的な意味でのみ使用されており、限定を目的とするものではない。

Claims (15)

  1. データ通信システム(10)の送信ノード(12)と受信ノード(14)の間でデータを転送するデータ転送パス(16)の利用可能なパス容量を推定する方法であって、
    一又は複数の設定パケット(15a)を送信すること(205)であって、前記一又は複数の設定パケット(15a)が前記データ転送パス内に配置されるトラフィック形成ノード(11)を定常状態に設定する(210)ために使用される、送信することと、
    前記送信ノード(12)から受信されるプローブパケット(15b)を、前記トラフィック形成ノード(11)から前記受信ノード(14)に向けて、前記トラフィック形成ノード(11)の平均レートで伝送すること(220)と、
    前記プローブパケット(15b)による前記データ転送パス(16)の横断に応答して、記データ転送パス(16)の前記利用可能なパス容量の推定に使用される測定データを供給すること(225)と、
    前記プローブパケット(15b)からの前記測定データを使用して前記データ転送パス(16)の前記利用可能なパス容量を推定すること(230)と
    を含む、方法。
  2. データ通信システム(10)の送信ノード(12)と受信ノード(14)の間でデータを転送するデータ転送パス(16)の利用可能なパス容量を推定する方法であって、
    記データ転送パスを横断する複数のプローブパケット(15b)を前記送信ノード(12)から送信すること(215)であって、前記送信すること(215)が、前記データ転送パス(16)内に配置されるトラフィック形成ノード(11)が定常状態に設定(210)されるようにする一又は複数の設定パケット(15a)を送信(205)した後に行われる、送信すること(215)
    を含む、方法。
  3. 前記一又は複数の設定パケット(15a)の平均レートが、前記プローブパケット(15b)の平均レートを超過する請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記一又は複数の設定パケット(15a)が、前記データ転送パス内に配置される前記トラフィック形成ノード(11)を前記定常状態に設定するのに必要なレート及び合計サイズを有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記一又は複数の設定パケット(15a)が、b*C/(C−r)を超過する合計サイズを有し、bが前記トラフィック形成ノード(11)のトークンバケットのサイズであり、rがトークンレートであり、Cが前記トラフィック形成ノード(11)の伝送ユニットからの最大レートである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記プローブパケット(15b)のうちの少なくとも1つが、それがプローブパケット(15b)であることを示すインジケータを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記一又は複数の設定パケット(15a)のうちの少なくとも1つが、前記定常状態に移す前記トラフィック形成ノード(11)を示すインジケータを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  8. 前記一又は複数の設定パケット(15a)が一又は複数のプローブパケット(15b)であり、そこから前記利用可能なパス容量の推定に使用される測定データが供給される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記一又は複数の設定パケット(15a)の情報が、制御プロトコルのフィールド内の情報によって前記受信ノード(14)に供給される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記一又は複数の設定パケット(15a)が、前記送信ノード(12)から送信され、記データ転送パス(16)を横断する、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. データ通信システム(10)の送信ノード(12)と受信ノード(14)の間でデータを転送するデータ転送パス(16)の利用可能なパス容量に対して推定を可能にする送信ノード(12)であって、
    前記データ通信システム(10)を介して通信するように構成される通信インターフェース(12a)と、
    前記通信インターフェースに連結されるプロセッサ(12b)であって、記データ転送パスを横断するために複数のプローブパケット(15b)を送信(215)するように構成され、前記送信する(215)ことが、前記データ転送パス(16)内に配置されるトラフィック形成ノード(11)が定常状態に設定(210)されるようにすることを意図する一又は複数の設定パケット(15a)を送信(205)した後に行われる、プロセッサ(12b)と
    を含む、送信ノード(12)。
  12. データ通信システム(10)の送信ノード(12)と受信ノード(14)の間でデータを転送するデータ転送パス(16)内に配置されるトラフィック形成ノード(11)における方法であって、
    一又は複数の設定パケット(15a)を受信すること(305)と、
    前記一又は複数の設定パケット(15a)を受信すると、前記トラフィック形成ノード(11)を定常状態に設定すること(310)と、
    前記送信ノード(12)から複数のプローブパケット(15b)を受信すること(315)と、
    前記プローブパケット(15b)を、前記受信ノード(14)に向けて前記トラフィック形成ノード(11)の平均レートで伝送すること(320)と
    を含む、方法。
  13. 前記一又は複数の設定パケット(15a)を分析すること(308)と、前記一又は複数の設定パケット(15a)内のインジケータに基づいて前記トラフィック形成ノード(11)を前記定常状態に設定することを判断することと
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. データ通信システム(10)の送信ノード(12)と受信ノード(14)の間でデータを転送するデータ転送パス(16)において使用されるトラフィック形成ノード(11)であって、
    一又は複数の設定パケット(15a)を受信するように構成される受信ユニット(11a)と、
    前記一又は複数の設定パケット(15a)を受信すると、前記トラフィック形成ノード(11)を定常状態に設定するように構成される論理ユニット(11b)と、
    複数のプローブパケット(15b)を前記送信ノード(12)から受信するように構成される受信ユニット(11a)と、
    前記プローブパケット(15b)を、前記受信ノード(14)に向けて前記トラフィック形成ノード(11)の平均レートで伝送するように構成される伝送ユニット(11e)と、
    を含む、トラフィック形成ノード(11)。
  15. コンピュータプログラム命令(m)を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラム命令(m)は、プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに請求項1から10又は12又は13のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータプログラム命令(m)を記憶するコンピュータ可読記憶媒体。
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