JP6037236B2 - 骨及び骨組織の相対配置を調節するための器械及び技法 - Google Patents

骨及び骨組織の相対配置を調節するための器械及び技法 Download PDF

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Description

本願は、整形外科手術に有用な器械及び技法に、また具体的には骨又は骨組織同士の圧縮、伸延、又はそれ以外の相対配置の調節に有用な器械に関しており、前記骨又は骨組織の1つの非限定的な例には脊柱の椎骨が含まれる。
様々な脊椎損傷及び変形は、外傷、疾病、又は先天的な影響が原因で起こる。これらの損傷及び疾病は、最終的には、脊柱の2つ又はそれ以上の椎骨の不整列を引き起こし、疼痛又は他の不快症状を招きかねない。その様な不整列の補正は、多くの場合、外科処置により、1つ又はそれ以上の椎体間インプラント、プレート、係留具、ケーブル、及び/又はロッドを利用し、椎骨を、外科処置中に椎骨を動かすことによって実現される正しい向きに保持させることで解決が図られている。
疼痛に対処したり異常を補正したりするのに外科処置中に椎骨又は他の骨を所望の向きへ動かすための道具は、幾つかの型式が知られている。これらの中には、骨を一体に牽引するケーブル又はその様な骨に設置される人工インプラントを使用している器械や、支点周りにてこ作用を適用して骨又はインプラントを互いに近付けたり離したりする鋏様の道具、そして更には外科医自身の手、が含まれる。その様な骨の操作又は調節は、数々の整形外科病態の補正に適応されている。例えば、脊柱側弯症又は他の脊椎の異常配置の場合には、1つ又はそれ以上の椎骨又は椎骨部分は、より適した又はより正常な位置を実現するべく隣接する骨に関して圧縮又は伸延が必要になろう。外傷の場合、例えば骨又は隣接する組織への損傷後や癌塊又は他の塊の除去後には、正しい治癒を誘導するために、又は離間装置又は保持装置の植え込み又は治療材料(例えば、骨形成タンパク質(BMP)、同種移植片、自家移植片、又は他の骨形成物質、又は医薬)の植え込みの様な療法に対応するために、或いは他の理由で、組織の圧縮又は伸延が必要になることがある。これまでの圧縮及び/又は伸延道具は、一部の特定の外科的病変又は状況では、使用するのが困難であったり、厄介であったり、及び/又は時間を食ったりすることがある。加えて、一部の器械の実用性は外科処置の1つの態様の遂行のみに限定されることもある。それ故、当分野には、その様な器械において既存の道具に勝る利点を提供する器械の必要性が依然としてある。
米国特許出願公開第2008/0319477号
脊柱の2つ又はそれ以上の椎骨の様な骨又は骨組織の相対位置を調節するための器械、システム、方法、及び装置が提供されている。より具体的には、1つの形態では、器械は、第1端部材と第2端部材であって、器械の第1構成では互いに対して自由に動かせ、一方で第2構成では変位部材を回転させたときに限って互いに対して動かせる、第1端部材と第2端部材を含んでいる。この形態及び/又は他の形態の1つの態様では、第1端部材及び第2端部材は、器械が骨又は骨組織の圧縮又は伸延に適宜使用できるように互いに対して選択的に回転可能であるフック部分を含んでいる。別の形態では、骨又は骨組織の相対配置を調節するための技法が提供されている。とはいえ、異なった形態及び適用も企図される。
1つの実施形態では、少なくとも2つの椎骨の相対配置を調節するための器械は、第1端部材であって、そこから延びる案内バーと変位部材を含む第1端部材、を含んでいる。器械は、更に、案内バー及び変位部材と係合するように構成されている第2端部材であって、変位部材と選択的に係合可能である係合部材を含む第2端部材、を含んでいる。第2端部材は、係合部材が変位部材と係合しているときは、変位部材を第1端部材に対して回転させると、第1端部材に対して案内バー及び変位部材に沿って動かせ、係合部材が変位部材から係合解除されているときは、変位部材の第1端部材に対する回転から独立している。
別の実施形態では、少なくとも2つの椎骨の相対配置を調節するための器械は、第1端部材と、第1端部材に対して軸方向に変位可能な第2端部材と、を含んでいる。第1端部材及び第2端部材は、それぞれ、第1アンカー延長具及び第2アンカー延長具に各々係合するように構成されている係合部分を含むフック部材を含んでいる。加えて、フック部材のそれぞれは、第1端部材及び第2端部材各々に対して、係合部分が互いに向かい合う第1位置から係合部分が互いにそっぽを向く第2位置へ選択的に回転可能である。
更に別の実施形態では、少なくとも2つの椎骨の相対配置を調節するためのシステムは、近位端と第1骨アンカーに係合するように構成されている遠位端の間を延びている第1アンカー延長具と、近位端と第2骨アンカーに係合するように構成されている遠位端の間を延びている第2アンカー延長具と、を含んでいる。システムは、更に、第1アンカー延長具の近位端と係合可能な第1端部材と、第2アンカー延長具の近位端と係合可能な第2端部材と、を含んでいる第1器械を含んでいる。第1器械の第2端部材は、アンカー延長具の近位端同士の距離を変化させるべく第1端部材に対して選択的に動かせる。同様にシステムに含まれている第2器械は、第1端部材と、第2端部材であって、第1端部材と第2端部材の間の距離を変化させるべく第1端部材に対して選択的に動かせる第2端部材と、を含んでいる。更に、第2器械は、第1アンカー延長具及び第2アンカー延長具に、近位端と遠位端の間の場所で係合可能である。
更なる実施形態では、2つ又はそれ以上の椎骨の様な骨又は骨組織の相対配置を調節するための技法が提供されている。1つの態様では、これらの技法は、第1アンカー延長具と第2アンカー延長具を、第1椎骨と第2椎骨に係合させた骨アンカーへ、それぞれ係合させる段階と、1つ又はそれ以上の器械をアンカー延長具と係合させて、1つ又はそれ以上の器械の操作を通して椎骨の配置を調節する段階と、を含んでいる。
他の実施形態は、2つ又はそれ以上の椎骨の安定化、支持、操作、整列、又は補正、と関連付けて使用するための独自の方法、システム、装置、キット、組立体、装備品、及び/又は器具類を含んでいる。しかしながら、他の実施形態では、異なった形態及び適用も企図される。
本願発明の実施形態は、例えば、以下の通りである。
[形態1]
少なくとも2つの椎骨の相対配置を調節するための器械において、
第1端部材であって、そこから延びる案内バーと変位部材を含む第1端部材と、
前記案内バー及び前記変位部材と係合するように構成されている第2端部材であって、前記変位部材と選択的に係合可能である係合部材を更に含んでいる、第2端部材と、を備えており、
前記第2端部材は、前記係合部材が前記変位部材と係合しているときは、当該変位部材を前記第1端部材に対して回転させると、当該第1端部材に対して前記案内バー及び前記変位部材に沿って動かせ、前記係合部材が前記変位部材から係合解除されているときは、当該変位部材の前記第1端部材に対する回転から独立している、器械。
[形態2]
前記変位部材は、雄ねじ部分を含んでいる、形態1に記載の器械。
[形態3]
前記係合部材は、前記雄ねじ部分の一部分が受け入れられている細長い通路を含んでおり、前記細長い通路は、上部分と、前記係合部材が前記変位部材と係合されているとき前記雄ねじ部分のねじ部と係合するように構成されている複数の丸突起を含む下部分と、を含んでいる、形態2に記載の器械。
[形態4]
前記第2端部材は、通常は前記係合部材を前記変位部材と係合した状態に付勢して前記複数の丸突起を前記ねじ部と係合させ、当該変位部材を回転させることなしには前記第2端部材が前記第1端部材に対して変位できないようにしている付勢部材を、更に含んでいる、形態3に記載の器械。
[形態5]
前記付勢部材は、前記変位部材が前記細長い通路の前記上部分に配置され前記係合部材が当該変位部材から係合解除されるように、前記係合部材の前記変位部材に対する変位を促すべく圧縮可能である、形態4に記載の器械。
[形態6]
前記細長い通路の前記上部分は、前記変位部材が当該細長い通路の当該上部分にあるときに前記第2端部材を前記第1端部材対して前記変位部材に沿って自由に動かせるように、当該変位部材の周りに隙間を提供するように構成されている、形態5に記載の器械。
[形態7]
前記第1端部材と前記第2端部材のそれぞれは、第1アンカー延長具及び第2アンカー延長具それぞれの一部分を受け入れ当該部分と係合するように構成されている側面の開口したフック部分を含んでいる、形態1に記載の器械。
[形態8]
前記側面の開口したフック部分のそれぞれは、前記第1端部材と前記第2端部材の各々に対して選択的に回転可能である、形態7に記載の器械。
[形態9]
前記変位部材は、前記第1端部材に対して軸方向に固定されている、形態1に記載の器械。
本願の更なる実施形態、形態、特徴、態様、恩恵、目的、及び利点は、ここに併せて提供されている詳細な説明及び図面から自明となろう。
第1の外科器械の上から見た平面図である。 図1に描かれている外科器械の分解斜視図である。 図1に描かれている外科器械の側面図であり、一部の特定の特徴は断面で示されている。 図1の4−4線に沿った図1の断面図である。 図4の5−5線に沿った図4の断面図である。 第2の外科器械の上から見た平面図である。 図6に描かれている器械の分解斜視図である。 図6に描かれている器械の側面図である。 図1及び図6に描かれている器械を使用して椎骨の相対配置を調節するための1つの技法を示している。 図9と共に、図1及び図6に描かれている器械を使用して椎骨の相対配置を調節するための1つの技法を示している。 図9及び図10と共に、図1及び図6に描かれている器械を使用して椎骨の相対配置を調節するための1つの技法を示している。 図1及び図6に描かれている器械を使用して椎骨の相対配置を調節するための或る代わりの技法を示している。 図12と共に、図1及び図6に描かれている器械を使用して椎骨の相対配置を調節するための或る代わりの技法を示している。
本発明の原理の理解を促すことを目的に、これより図面に描かれている実施形態を参照してゆくが、説明に際して特定の用語遣いを用いることにする。しかしながら、それによって本発明の範囲を限定する意図はないものと理解されたい。図示されている装置及び説明されている方法における何らかのその様な変更や更なる修正、及びここに示されている本発明の原理の何らかのその様な更なる応用は、本発明が関連する分野の当業者には普通に想起され得るものと考える。
2つ又はそれ以上の椎骨の様な骨又は骨組織の相対位置を調節するためのシステム、方法、装置、及び器械が提供されている。より具体的には、1つの形態では、器械は、第1端部材と第2端部材であって、器械の第1構成では互いに対して自由に動かせ、一方で器械の第2構成では変位部材を回転させたときに限って互いに対して動かせる、第1端部材と第2端部材を含んでいる。この形態及び/又は他の形態の1つの態様では、第1端部材及び第2端部材は、器械が骨又は骨組織の圧縮又は伸延に適宜使用できるように互いに対して選択的に回転可能であるフック部分を含んでいる。別の形態では、骨又は骨組織の相対配置を調節するための技法が提供されている。ここに開示、記載、及び特許請求されている主題に関しては、代わりの形態、態様、構成、配列、及び方法が考えられるものと理解されたい。
図1から図5を全般的に参照すると、そこには、骨又は骨組織の相対配置を調節するために構成されている器械10が描かれている。器械10は、第1端部材12と、第1端部材12に対して動かせる第2端部材14と、を含んでおり、その更なる詳細は以下に提供されている。図2に描かれている様に、第1端部材12は、細長い案内バー18が第2端部材14と係合するために第1端部材12から延びるようにして配置されている第1通路16を含んでいる。ねじの切られた締結具の様な保定部材20が、第1端部材12を案内バー18と連結するために、横断孔(図示せず)を通って延び、案内バー18と係合している。図示の実施形態では、案内バー18は、その互いに反対側の端が弓形又は半円形の構成を含む略I形の断面外形を含んでいる。とはいえ、案内バー18については他の断面外形が考えられ、それらも本開示の範囲内に入るものと理解されたい。
第1端部材12は、更に、変位部材24が同様に第1端部材12から同じく第2端部材14と係合するために案内バー18と同じ方向に延びるようにして挿通配置されている第2通路22を含んでおり、その詳細は以下に提供されている。図1に描かれている様に、案内バー18及び変位部材24は、第1端部材12から互いに平行又は実質的に平行な配列で延びている。変位部材24は、概して、第1端26と第2端28の間を延びている。図示の形態では、第1端26は、1つ又はそれ以上の他の外科器械との係合をやり易くするように構成されている略方形構成を有しており、前記他の外科器械の1つの非限定的な例にはドライバ器械が含まれる。とはいえ、他の図示されていない形態では、第1端26には丸又は円形の構成を持たせることもできるであろうし、及び/又はそうでなく何か他の外科器械との係合をやり易くする構成になっていなくてもよいとも考えている。
変位部材24は、更に、ハンドル部材30、縮径部分32、及び雄ねじ部分34を含んでいる。図示の形態では、雄ねじ部分34は、変位部材24の一部分に沿って第2端28から第1端26へ向かって延びている。加えて、ハンドル部材30は、第1端26に隣接して配置されており、概して、変位部材24の回転がやり易くなるよう使用者に係合させる構成である。縮径部分32は、ハンドル部材30と雄ねじ部分34の間に、変位部材24が通路22に配置されたときに縮径部分32が第1端部材12の中に位置付けられるように配置されている。より具体的には、変位部材24が通路22に配置されているとき、縮径部分32は、概して、通路22と連通に延びている横断孔36と整列している。第1端部材12は、更に、横断孔36に配置されて第1端部材12を変位部材24と連結するように構成されている連結部材38を含んでいる。より具体的には、連結部材38は、概して、第1部分42と第1部分に対比して縮小された外形を有する第2部分44とを有する通路40を含んでいる。この配列では、第1部分42は、概して、変位部材24が連結部材38を通って自由に滑動するのを許容するように構成されており、また一方、第2部分44は、概して、変位部材24の縮径部分32と係合して変位部材24が連結部材38を通って動くのを妨げるように構成されている。
第1端部材12は、更に、連結部材38が横断孔36の中に配置されたときに当該連結部材38と係合する付勢要素を含んでいる。同様に、この配列では、連結部材38を付勢要素の力を打ち負かすように押し下げて連結部材38の通路40の第1部分42を通路22と整列させると、変位部材に通路22、40を通行させることができる。変位部材24が通路22の中に、縮径部分32が概して横断孔36と整列するようにして適切に配置されたら、連結部材38を解放すればよく、すると付勢要素が通路40の第2部分44を縮径部分32と係合するように押す。この配列では、第2部分44の縮径部分32との係合は、変位部材24を第1端部材12に対して軸方向に固定しながらも、変位部材24の第1端部材12に対する回転を許容する。同様に、変位部材24に連結部材38が係合されているとき、ハンドル部材30の回転は、第1端部材12に対する、雄ねじ部分34を含めた変位部材24の回転を生じさせることになる。
第2端部材14は、概して、案内バー18の一部分を受け入れるように構成されている通路80と、概して変位部材24の雄ねじ部分34の一部分を受け入れるように構成されている通路82と、を含んでいる。第2端部材14は、更に、通路82が貫通して横断方向に延びている受け口84を含んでいる。受け口84は、概して、図示の形態ではコイルばねとされている付勢部材86を受け入れている。しかしながら、付勢部材86については他の構成が考えられるものと理解されたい。受け口84は、更に、変位部材24の雄ねじ部分34と選択的に係合可能である係合部材88を受け入れており、その更なる詳細は以下に提供されている。第2端部材14は、更に、係合部材88の使用者係合部分94の周りに配置されるように構成されている中空内部98を含むキャップ部材96を含んでいる。キャップ部材96を第2端部材14と連結し係合部材88及び付勢部材86を受け口84の中に保定するために、ねじの切られた締結具の様な一対の保定要素100、102が、第2端部材14に形成されている対応する受け口104、106に受け入れられている。受け口84の中に保定されているとき、付勢部材86は、概して、係合部材88を受け口84の底部から離してキャップ部材96に向かって押している。
以上に指し示されている様に、係合部材88は、概して、変位部材24の雄ねじ部分34と係合するように構成されている。より具体的には、係合部材88は、図4に示されている様に、上部分90aが下部分90bの反対側に配置されている細長い通路90を含んでいる。上部分90aは、概して、変位部材24が上部分90aに配置されているときに変位部材24とは係合せず、その結果、変位部材24は係合部材88を自由に通行できる。同様に、変位部材24の雄ねじ部分34が通路90の上部分90aに配置されているとき、係合部材88は、概して、変位部材24の長手方向軸に沿って自由に動かせる。上部分90aとは対照的に、通路90の下部分90bは、変位部材24が通路90の下部分90bに配置されたときに当該変位部材24の雄ねじ部分34のねじ部と係合するように構成されている複数の丸突起92a−cを含んでいる。変位部材24の雄ねじ部分34が通路90の下部分90bに配置されているとき、変位部材24の回転は、変位部材24及び案内バー18の長手方向軸に沿った第2端部材14の変位を生じさせることになる。
付勢部材86は、概して、その通常の作動構成では、係合部材88をキャップ部材96に向けて押していて、その結果、変位部材24の雄ねじ部分34は係合部材88の通路90の下部分90bに配置されている。この配列では、丸突起92a−cは、雄ねじ部分34と係合していて、第1端部材12と第2端部材14の間の距離は、変位部材24を回転させることによって調節することができる。また一方、使用者は、係合部材88の使用者係合部分94に係合して付勢部材86を押し下げることもでき、その結果、変位部材24の雄ねじ部分34は係合部材88の通路90の上部分90aに配置され、第2端部材14は、変位部材24を回転させなくても、第1端部材12に対し変位部材24及び案内バー18に沿って自由に動かせるようになる。第1端部材12と第2端部材14の間の所望の関係が得られたら、係合部材88の使用者係合部分94を解放すればよく、すると雄ねじ部分34が再び下部分90bに配置されて丸突起92a−cに係合され、それにより、第1端部材12と第2端部材14の互いに対する変位は、変位部材24を相応に回転させない限り起こらないようになる。
先に論じられていないが、第1端部材12及び第2端部材14は、更に、フック部分46、110をそれぞれ含んでいるものと理解されたい。図示の形態では、フック部分46、110は、概して、アンカー延長具又は骨アンカーと係合されている別の器械と係合するように構成されているが、本形態及び/又は他の形態では、フック部分46、110は、骨又は骨組織と直接に係合される場合もあるものと理解されたい。フック部分46は、概して、係合部分48を画定しているU形の構成を有している。フック部分46は、更に、そこから延びる第1幹部50及び第2幹部52を含んでいる。図2に描かれている様に、第2幹部52には、凹状半径溝53が形成されている。更に図2に描かれている様に、第1端部材12は、開口68、70、72を含んでおり、それら開口は、案内バー18及び変位部材24の長手方向軸に対して概ね斜めの向きになるように半ば上向き横方向に向いている。開口70は、幹部50を受け入れるように構成されており、開口68、72は幹部52を受け入れるように構成されている。この配列では、フック部分46は、第1端部材12に対して、幹部50、52が開口70、68にそれぞれ配置された状態で係合部分48が第2端部材14からそっぽを向いている第1構成と、幹部50、52が開口70、72にそれぞれ配置された状態で係合部分48が第2端部材14の方を向いている第2構成の間で、回転させることができる。
上記に加え、第1端部材12は、更に、第1幹部56及び第2幹部58を含む解放部材54を含んでいる。図2に描かれている様に、第1幹部56は凹状半径溝57を含み、第2幹部58は凹状半径溝59を含んでいる。第1端部材12は、更に、第1幹部56及び付勢要素60を受け入れるように構成されている受け口64と、第2幹部58及び付勢要素62を受け入れるように構成されている受け口66と、を含んでいる。この配列では、解放部材54は、通常は、第1端部材12に対して、図3に示されている様に溝57、59が概して開口68、72より上方に配置されるように付勢されている。同様に、フック部分46が第1端部材12と係合していて、幹部50が開口70に配置され、幹部52が開口68、72の1つに配置されているとき、フック部分46は、解放部材54によって第1端部材12と係合した状態に保定されることになる。また一方で、フック部分46の第1端部材12に対する向きを変えることが所望されると、解放部材54を押し下げて半径溝57、59を開口68、72と整列させればよい。このやり方で配置されたら、溝57、59の1つ(幹部52が開口68、72のうちどちらの開口に配置されているかに依る)が幹部52の溝53と整列し、フック部分46を第1端部材12から取り外せるようになる。そうしてフック部分46の向きを変え、幹部50を開口70の中へ挿入し、幹部52を開口68、72の該当する1つに挿入して、フック部分46を第1端部材12と再係合させることができる。フック部分46が第1端部材12と再係合されたら、解放部材54を解放すればよく、その結果、それは再び第1端部材12から離れるように付勢され、フック部分46の第1端部材12からの脱着を防止するため溝57、59が開口68、72より上方に配置された状態になる。
フック部分110は、概して、係合部分112を画定しているU形の構成を有している。フック部分110は、更に、そこから延びる第1幹部114及び第2幹部116を含んでいる。図2に描かれている様に、第2幹部116には、凹状半径溝117が形成されている。更に図2に描かれている様に、第2端部材14は、開口132、134、136を含んでおり、それら開口は、案内バー18及び変位部材24の長手方向軸に対して概ね斜めの向きになるように半ば上向き横方向に向いている。開口134は、幹部114を受け入れるように構成されており、開口132、136は幹部116を受け入れるように構成されている。この配列では、フック部分110は、第2端部材14に対して、幹部114、116が開口134、136にそれぞれ配置された状態で係合部分112が第1端部材12からそっぽを向いている第1構成と、幹部114、116が開口134、132にそれぞれ配置された状態で係合部分112が第1端部材12の方を向いている第2構成の間で、回転させることができる。
第2端部材14は、更に、第1幹部120及び第2幹部122を含む解放部材118を含んでいる。図2に描かれている様に、第1幹部120は凹状半径溝121を含み、第2幹部122は凹状半径溝123を含んでいる。第2端部材14は、更に、第1幹部120及び付勢要素124を受け入れるように構成されている受け口128と、第2幹部122及び付勢要素126を受け入れるように構成されている受け口130と、を含んでいる。この配列では、解放部材118は、通常は、第2端部材14に対して、溝121、123が概して開口132、136より上方に配置されるように付勢されている。同様に、フック部分110が第2端部材14と係合していて、幹部114が開口134に配置され、幹部116が開口132、136の1つに配置されているとき、フック部分110は、解放部材118によって第2端部材14と係合した状態に保定されることになる。また一方で、フック部分118の第2端部材14に対する向きを変えることが所望されると、解放部材118を押し下げて半径溝121、123を開口132、136と整列させればよい。このやり方で配置されたら、溝121、123の1つ(幹部116が開口132、136のうちどちらの開口に配置されているかに依る)が幹部116の溝117と整列し、フック部分110を第2端部材14から取り外せるようになる。そうしてフック部分110の向きを変え、幹部114を開口134の中へ挿入し、幹部116を開口132、136の該当する1つに挿入して、フック部分110を第2端部材14と再係合させることができる。フック部分110が第2端部材14と再係合されたら、解放部材118を解放すればよく、その結果、それは再び第2端部材14から離れるように付勢され、フック部分110の第2端部材14からの脱着を防止するため溝121、123が開口132、136より上方に配置された状態になる。
フック部分46、110は互いに対して及び端部材12、14に対して調節することができ、その結果、器械10は、骨又は骨組織を圧縮する又は一体に寄せるのに使用でき、及び/又は骨又は骨組織を伸延する又は引き離すのに使用できることが理解されるはずである。より具体的には、フック部分46、110が、図1に描かれている様に係合部分48、112が互いにそっぽを向くようにして配列されているとき、器械10は骨又は骨組織の伸延に使用することができる。また一方、器械を係合部分48、110が互いに向かい合うように構成し直すと、器械10は骨又は骨組織の圧縮に使用することができる。
一部の特定の技法では、器械10は、骨又は骨組織の所望の向きを提供するに当たり、他の器械無しに使用されることもあるものと理解されたい。以下に図9−図13に関連付けて説明されている様な他の技法では、器械10は、施術対象の骨又は骨組織の所望の向きを実現するのに他の器械と組み合わせて使用することができる。より具体的に、図9−図13に描かれている技法で使用されている分離器械210について、これより図6−図8に関連付けて説明してゆく。
器械210は、概して、第1端部材212と、第1端部材212に対し変位部材216に沿って動かせる第2端部材214と、を含んでいる。第1端部材は、変位部材216が挿通配置されている通路(図示せず)を含んでいる。変位部材216は、概して、第1端218と第2端220の間を延びている。図示されている形態では、第1端218は、1つ又はそれ以上の他の外科器械との係合をやり易くするように構成されている略方形構成を有しており、前記他の外科器械の1つの非限定的な例にはドライバ器械が含まれる。他の図示されていない形態では、第1端218には丸又は円形の構成を持たせることもできるであろうし、及び/又は、そうでなく何か他の外科器械との係合をやり易くする構成になっていなくてもよいとも考えている。
変位部材216は、更に、ハンドル部材222、以上に変位部材24に関連付けて論じられている縮径部分32と同様の縮径部分(図示せず)、及び雄ねじ部分224を含んでいる。図示の形態では、雄ねじ部分224は、変位部材216の一部分に沿って第2端220から第1端218へ向かって延びている。加えて、ハンドル部材222は、第1端218に隣接して配置されており、概して、変位部材216の回転がやり易くなるよう使用者に係合させる構成である。縮径部分は、ハンドル部材222と雄ねじ部分224の間に、変位部材216が第1端部材212の通路に配置されたときに縮径部分が第1端部材212の中に位置付けられるように配置されている。より具体的には、変位部材216が通路に配置されたとき、縮径部分は、概して、通路と連通に延びている横断孔226と整列している。横断孔226は、概して、付勢部材228と、第1端部材212を変位部材216と連結するように構成されている連結部材230と、を受け入れるように構成されている。より具体的には、連結部材230は、概して、上部分234と上部分234に対比して縮小された外形を有する下部分236とを有する通路232を含んでいる。この配列では、上部分234は、概して、変位部材216が連結部材230を通って自由に滑動するのを許容するように構成されており、また一方、下部分236は、概して、変位部材216の縮径部分と係合して変位部材216が連結部材230を通って動くのを妨げるように構成されている。
付勢部材228は、通常は、下部分236が変位部材216の縮径部分と係合するように連結部材230を第1端部材212から離して付勢しているものと理解されたい。この配列では、下部分236と変位部材216の縮径部分との係合は、変位部材216を第1端部材212に対して軸方向に固定しながらも、変位部材216の第1端部材212に対する回転を許容する。同様に、変位部材216に連結部材230が係合されているとき、ハンドル部材222の回転は、第1端部材212に対する、雄ねじ部分224を含めた変位部材216の回転を生じさせることになる。必要に応じ、変位部材216の第1端部材212からの取り外しを許容するために、連結部材230を付勢部材228の力を打ち負かすように押し下げて、連結部材230の通路232の上部分234に変位部材216を受け入れさせることができる。
第2端部材214は、概して、変位部材216の雄ねじ部分224の一部分を受け入れるように構成されている通路270を含んでいる。第2端部材214は、更に、通路270が貫通して横断方向に延びている受け口272を含んでいる。受け口272は、概して、図示の形態ではコイルばねとされている付勢部材274を受け入れている。しかしながら、付勢部材274については他の構成が考えられるものと理解されたい。受け口272は、更に、変位部材216の雄ねじ部分224と選択的に係合する係合部材276を受け入れている。より具体的には、係合部材276は、図7に示されている様に、上部分280が下部分282の反対側に配置されている細長い通路278を含んでいる。上部分280は、概して、変位部材216が上部分280に配置されているときには、変位部材216の通行を促すために、変位部材216とは係合しない。変位部材216の雄ねじ部分224が通路278の上部分280に配置されているとき、係合部材276は、概して、変位部材216の長手方向軸に沿って自由に動かせる。上部分280とは対照的に、通路278の下部分282は、係合部材88の突起92a−cと同様の構成であって変位部材216が通路278の下部分282に配置されたときに当該変位部材216の雄ねじ部分224と係合するように構成されている複数の丸突起284(図7にはそのうちの1つしか示されていない)を含んでいる。変位部材216の雄ねじ部分224が通路278の下部分282に配置されているとき、変位部材216の回転は、変位部材216の長手方向軸に沿った第2端部材214の変位を生じさせることになる。
付勢部材274は、概して、その通常の作動構成では、係合部材274を第2端部材214から離して押していて、その結果、変位部材216の雄ねじ部分224は係合部材276の通路278の下部分282に配置されている。この配列では、丸突起284は、雄ねじ部分224と係合していて、第1端部材212と第2端部材214の間の距離は、変位部材216を回転させることによって調節することができる。また一方、使用者は、係合部材276に係合して付勢部材274を押し下げることもでき、その結果、変位部材216の雄ねじ部分224は係合部材276の通路278の上部分280に配置され、第2端部材214は、変位部材216を回転させなくても、変位部材216に沿って自由に動かせるようになる。第1端部材212と第2端部材214の間の所望の関係が得られたら、係合部材276を解放すればよく、すると雄ねじ部分224が再び下部分282に配置されて丸突起284に係合され、それにより、第1端部材212と第2端部材214の互いに対する変位は、変位部材216を相応に回転させない限り起こらないようになる。
第1端部材212及び第2端部材214それぞれは、更に、概して、アンカー延長具又は骨アンカーと係合されている他の器械との係合をやり易くするように構成されている取付部材252、300を各々含んでいるものと理解されたい。取付部材252に更に関していうと、それは、概して、アンカー延長具又は骨アンカーと係合されている別の器械の近位端を受け入れるように構成されている中空内部258を含んでいる。取付部材252は、更に、凹状半径溝256の形成されている幹部254がそこから延びている。図7−図8に描かれている様に、第1端部材212は、変位部材216の長手方向軸に対して概ね横断する向きになるように概して横方向に向いている開口248、250を含んでいる。開口248、250は、幹部254を受け入れるように構成されている。この配列では、取付部材252の第1端部材212に対する位置は、幹部254を開口248と250の間で動かすことによって変えることができる。更に、取付部材252が第1端部材212と連結されているとき、幹部254は、開口248、250内で回転可能であり、よって、取付部材252はアンカー延長具又は別の器械との係合に適宜対応して1端部材212に対して回転させることができる。
第1端部材212には、更に、凹状半径溝242の形成されている幹部240を含んでいる解放部材238が設けられている。第1端部材212は、更に、幹部240及び付勢要素244を受け入れるように構成されている受け口246を含んでいる。この配列では、解放部材238は、通常は、第1端部材212に対して、溝242が概して開口248、250より上方に配置されるように付勢されている。同様に、取付部材252が第1端部材212と係合されていて、幹部254が開口248、250の1つに配置されているとき、取付部材252は、解放部材238によって、第1端部材212と係合した状態に保定されることになる。また一方で、取付部材252の第1端部材212に対する位置を変えることが所望されると、解放部材238を押し下げて、半径溝256を開口248、250と整列させればよい。このやり方で配置されたら、溝242が幹部254の溝256と整列し、取付部材252を第1端部材212から取り外せるようになる。そうして取付部材252を開口248、250のうちの異なった開口へ動かし、取付部材252を第1端部材212と再係合させることができる。取付部材252が第1端部材212と再係合されたら、解放部材238を解放すればよく、その結果、それは再び第1端部材212から離れるように付勢され、取付部材252の第1端部材212からの脱着を防止するため溝242が開口248、250より上方に配置された状態になる。
取付部材300は、概して、アンカー延長具又は骨アンカーと係合されている別の器械の近位端を受け入れるように構成されている中空内部306を含んでいる。取付部材300は、更に、凹状半径溝304の形成されている幹部302がそこから延びている。図7−図8に描かれている様に、第2端部材214は、変位部材216の長手方向軸に対して概ね横断する向きになるように概して横方向に向いている開口296、298を含んでいる。開口296、298は、幹部302を受け入れるように構成されている。この配列では、取付部材300の第2端部材214に対する位置は、幹部302を開口296と298の間で動かすことによって変えることができる。更に、取付部材300が第2端部材214と連結されているとき、幹部302は、開口296、298内で回転可能であり、よって、取付部材300はアンカー延長具又は別の器械との係合に適宜対応して第2端部材214に対して回転させることができる。
第2端部材214には、更に、凹状半径溝290の形成されている幹部288を含んでいる解放部材286が設けられている。第2端部材214は、更に、幹部288及び付勢要素292を受け入れるように構成されている受け口294を含んでいる。この配列では、解放部材286は、通常は、第2端部材214に対して、溝290が概して開口296、298より上方に配置されるように付勢されている。同様に、取付部材300が第2端部材214と係合されていて、幹部302が開口296、298の1つに配置されているとき、取付部材300は、解放部材286によって、第2端部材214と係合した状態に保定されることになる。また一方で、取付部材300の第2端部材214に対する位置を変えることが所望されると、解放部材286を押し下げて、半径溝290を開口296、298と整列させればよい。このやり方で配置されたら、溝290が幹部302の溝304と整列し、取付部材300を第2端部材214から取り外せるようになる。そうして取付部材300を開口296、298のうちの異なった開口へ動かし、取付部材300を第2端部材214と再係合させることができる。取付部材300が第2端部材214と再係合されたら、解放部材286を解放すればよく、その結果、それは再び第2端部材214から離れるように付勢され、取付部材300の第2端部材214からの脱着を防止するため溝290が開口296、298より上方に配置された状態になる。
次に図9−図11を参照すると、そこには、器械10、210が互いに組み合わされて利用されているシステム402に関し更なる詳細が示されている。より具体的には、図9−図11に関連付けて説明してゆく技法は、前方骨折又は欠損を有する椎骨が存在している場合の脊柱の整列を調節するのに使用することができるであろうが、他の変形に起因する脊柱の整列調節にこの技法を使用することも考えられる。図9を参照すると、そこには、椎骨414と椎骨416の間に位置する損傷椎骨412を含む脊柱410の一部分が描かれている。椎骨412と414の間には椎間円板418が広がり、椎骨412と416の間には椎間円板420が広がっている。椎骨412、414、416へのアクセスは、当業者には既知の後方進入法、後側方進入法、又は他の進入法を使用して遂行されよう。椎骨412、414、416へのアクセスが得られたら、骨アンカー422a、422bを椎骨414、416とそれぞれ係合させる。骨アンカー422a、422bは、概して、接続要素(図示せず)を受け入れるように構成されている近位側の受け入れ部分と、遠位側の骨係合部分424a、424bと、を含んでいる。図示の実施形態では、骨係合部分424a、424bは、下にある椎骨414、416の骨構造に係合するねじの切られたシャンクを含む骨ねじである。近位側の受け入れ部分は、長手方向通路を画定する一対の対向腕を有する受け具として構成されている。腕は、更に、接続要素を通路内に固定する止めねじ(図示せず)を受け入れるようにアームの近位端に開口している近位/遠位方向に延びる開口部を画定している。骨係合部分424a、424bは、近位側の受け入れ部分にその遠位側開口部を通って枢動式に受け入れられるものであり、受け入れ部分と相互作用して、骨係合部分424a、424bの近位側受け入れ部分に対する位置について選択された数の位置又は無限の数の位置のどちらかを許容する多軸性能を有する骨アンカー422a、422bを提供する構造になっている。
骨アンカー422a、422bについては、単軸形態及び単面形態を含め他の形態も考えられる。骨係合部分は、更に、スパイク、ステープル、フック、固定術装置、カニューレねじ、有窓ねじ、椎体間装置、椎体内装置、クランプ、プレート、縫合糸アンカー、ボルト、ピン、又は他の骨係合部材、の形態をしていてもよい。受け入れ部分は、鞍、ヨーク、アイボルト又は貫通穴、側部開口部材、底部開口部材、上部開口部材、アイレット、又は接続要素40に係合可能な何れか他の構造、の形態をしていてもよい。
システム402は、更に、アンカー延長具426a、426bを含んでおり、アンカー延長具426a、426bは、近位端部分428a、428bと遠位端部分430a、430bの間をそれぞれ延びていて、近位端部分428a、428bと遠位端部分430a、430bの間に配置されている器械10との係合をやり易くする構成の取付部分432a、432bをそれぞれ含んでいる。また、遠位端部分430a、430bは、概して、アンカー延長具426a、426bの骨アンカー422a、422bとの解放可能な係合をやり易くするように構成されている。何れかの特定の構成に限定しようと意図するものではないが、アンカー延長具426a、426bについての1つの非限定的な形態の全般的な構造及び機能に関する更なる詳細は、Justisらへの米国特許出願公開第2008/0319477号に提供されており、その内容をここに参考文献としてそっくりそのまま援用する。とはいえ、代わりの構成のアンカー延長具もシステム402との使用が考えられるものと理解されたい。
図9に描かれている様に、アンカー延長具426a、426bを骨アンカー424a、424bと係合させたら、取付部材252、300を近位端部分428a、428b上に配置することによって、器械210をアンカー延長具426a、426bと連結させることができる。必要に応じ、近位端部分428a、428b上の配置をやり易くするために、取付部材252、300の一方又は両方を端部材212、214に対して各々回転させてもよい。器械210をアンカー延長具428a、428bと連結させたら、変位部材216を回転させて、第1端部材212及び第2端部材214並びにそれらが係合されている近位端部分428a、428bを、図9の方向矢印で指し示されている様に、互いに向かって寄せてゆく。近位端部分428a、428bが互いに向かって寄ってゆくと、椎骨414、416は図10に描かれている様に椎骨412、414、416の所望の整列が実現されるまで椎骨412の周りに回動する。
椎骨414、416を上述のやり方で椎骨412周りに回動させると、円板418、420の一方又は両方の後方部分の圧縮が引き起こされることが理解されるはずである。結果として、椎骨412と414及び椎骨412と416の間で椎骨の後方部分に沿って所望の離間が確立されるはずである。同様に、この所望の離間を実現するために、フック部分46、110を取付部分432a、432b上に配置することによって、器械10をアンカー延長具426a、426bと連結させる。器械10をアンカー延長具426a、426bと係合させたら、変位部材24を回転させて、第1端部材12と第2端部材14を、図11の方向矢印で指し示されている様に、互いから遠ざける。第1端部材12と第2端部材14がこのやり方で動かされてゆくと、伸延力がアンカー延長具426a、426bを通して骨アンカー422a、422bに加えられ、その結果、椎骨414、416は椎骨412との間の所望の離間が実現されるまで椎骨412から遠ざかる。椎骨412、414、416の間で所望の向き及び離間が実現された後、接続要素(図示せず)を骨アンカー422a、422bの近位側の受け入れ部分に配置してロックし、所望の向き及び離間を維持させたら、器械10、210及びアンカー延長具426a、426bを外科部位から除去することができる。
システム402を使用する他の技法も考えられる。例えば、1つのその様な代わりの技法を図12−図13に関連付けて説明してゆく。1つの形態では、この代わりの技法は、例えば、椎骨412、414、416のうちの1つ又はそれ以上の後壁の骨折の様な一部の特定の変形のせいで椎骨412、414、416のうちの1つ又はそれ以上の後方部分の過剰圧縮を回避しなくてはならない場合に、使用することができるであろう。この技法では、器械10、210は、概して、同時又は殆ど同時に、アンカー延長具426a、426bと係合されることになる。器械10、210をアンカー延長具426a、426bと係合させたら、変位部材216を回転させて、器械210の第1端部材212と第2端部材214を、図12の方向矢印で指し示されている様に、互いに向かって寄せてゆく。第1端部材212と第2端部材214が互いに向かって寄ってゆく際、器械10が、概して、アンカー延長具426a、426bの互いに対する離間を取付部分432a、432bのところで維持するので、アンカー延長具426a、426bは器械10の周りに枢動し、ひいては椎骨214、216の椎骨212に対する整列を変化させる。外科処置中、椎骨212と214及び椎骨212と216の間の所望の離間を得るため及び/又はアンカー延長具426a、426bの器械10に対する枢動を調節するために、更に器械10の変位部材24を回転させて第1端部材12と第2端部材14の相対配置を変化させてもよい。以上に論じられている様に、椎骨412、414、416の間で所望の向き及び離間が得られた後、接続要素(図示せず)を骨アンカー422a、422bの近位側の受け入れ部分に配置してロックし、所望の向き及び離間を維持させたら、器械10、210及びアンカー延長具426a、426bを外科部位から除去することができる。
隣り合う椎骨同士及び/又は1つより多くの椎骨を間に介在させて分離されている椎骨同士へのシステム402の使用が考えられるものと理解されたい。加えて、器械10、210及び/又はシステム402は、脊柱に加え他の解剖学的場所で使用することもできるであろう。器械10、210は、外科処置では、互いから独立に及び/又はアンカー延長具426a、426bなしに使用されることもあり得るものと理解されたい。例えば、1つの非限定的な形態では、器械10のフック部分46、110は、器械10によって動かす標的とされる骨又は骨組織と直接に係合させることもできると考えている。それらと係合させたら、第1部材12と第2部材14の相対配置を変えて骨又は骨組織に圧縮又は伸延を提供するために、変位部材24を回転させればよい。
理解しておくべきこととして、別途記載のない限り、ここに説明されている器械10、210及びシステム402の他の構成要素は、何れの適した生体適合性材料から作られていてもよく、その様な材料には、限定するわけではないが、幾つか候補を挙げると、チタン、チタン合金、ステンレス鋼、合金、ポリアリールエーテルケトン(PAEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、炭素強化PEEK、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリスルホン、ポリエーテルイミド、ポリイミド、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、及びプラスチックが含まれる。また、ここに説明されている器械、装置、システム、技法、及び方法は、更に、動物に関わる外科処置で、又は訓練、教育、市場開拓、販売、及び/又は公告を目的とした実演で、使用することができるものと理解されたい。更には、ここに説明されている器械、装置、システム、技法、及び方法は、死体、教材、又は模型の様な生きていない対象物と関連付けて、又は外科システム、外科処置、整形外科装置、及び/又は整形外科器具の試験と関連付けて、使用することもできるであろう。
ここに述べられている何れの理論、作動の仕組み、論証、又は知見は、本願の理解を更に増進しようとするものであり、本願を、如何なりとも、その様な理論、作動の仕組み、論証、又は知見に依存させることを意図するものではない。理解しておきたいこととして、以上の説明での、好ましい、好ましくは、好適である、という語の使用は、その様に記述されている特徴がより望ましい、ということを指し示してはいるものの、とはいえ、必須というわけではなく、当該特徴を欠く実施形態も、次に続く特許請求の範囲によって定義されている本願の範囲に入るものとして考えられるであろう。特許請求の範囲を読むに当たり、英語の不定冠詞「a」、「an」の対訳である「或る」、「一」や、「少なくとも1つ」、及び/又は「少なくとも一部分」の様な語/語句が使用されていても、そこには、特許請求の範囲の中で特にそれとは反対に表明されていない限り、特許請求の範囲をたった1つの品目に限定する意図はない。また、「少なくとも一部分」及び/又は「一部分」という用語遣いが用いられている場合、特にそれとは反対に表明されていない限り、品目は一部分及び/又は当該品目全体を含み得る。
本願を図面に描き以上の記述の中で詳細に説明してきたが、それら図面及び記述は、性質上、例示目的と考えられるべきあり、制限を課すものと見なされてはならず、選定された実施形態が示され説明されているにすぎず、ここに又は以下に続く特許請求の範囲の何れかによって定義されている本願の精神の内に入る全ての変更、修正、及び等価物は、保護の対象とされることを要望する。
10 器械
12 第1端部材
14 第2端部材
16 第1通路
18 細長い案内バー
20 保定部材
22 第2通路
24 変位部材
26 変位部材の第1端
28 変位部材の第2端
30 ハンドル部材
32 縮径部分
34 雄ねじ部分
36 横断孔
38 連結部材
40 連結部材の通路
42 通路40の第1部分
44 通路40の第2部分
46 フック部分
48 係合部分
50 第1幹部
52 第2幹部
53 凹状半径溝
54 解放部材
56 第1幹部
57 凹状半径溝
58 第2幹部
59 凹状半径溝
60、62 付勢部材
64、66 受け口
68、70、72 開口
80 通路
82 通路
84 受け口
86 付勢部材
88 係合部材
90 細長い通路
90a 通路の上部分
90b 通路の下部分
92a−c 丸突起
94 使用者係合部分
96 キャップ部材
98 中空内部
100、102 保定要素
104、106 保定要素のための受け口
110 フック部分
112 係合部分
114 第1幹部
116 第2幹部
117 凹状半径溝
118 解放部材
120 第1幹部
121 凹状半径溝
122 第2幹部
123 凹状半径溝
124、126 付勢部材
128、130 受け口
132、134、136 開口
210 分離器械
212 第1端部材
214 第2端部材
216 変位部材
218 変位部材の第1端
220 変位部材の第2端
222 ハンドル部材
224 雄ねじ部分
226 横断孔
228 付勢部材
230 連結部材
232 通路
234 通路の上部分
236 通路の下部分
238 解放部材
240 幹部
242 凹状半径溝
244 付勢要素
246 受け口
248、250 開口
252 取付部材
254 幹部
256 凹状半径溝
258 中空内部
270 通路
272 受け口
274 付勢部材
276 係合部材
278 細長い通路
280 通路の上部分
282 通路の下部分
284 丸突起
286 解放部材
288 幹部
290 凹状半径溝
292 付勢要素
294 受け口
296、298 開口
300 取付部材
302 幹部
304 凹状半径溝
306 中空内部
402 システム
410 脊柱
412、414、416 椎骨
418、420 椎間円板
422a、422b 骨係合部分
424a、424b 骨係合部分
426a、426b アンカー延長具
428a、428b アンカー延長具の近位端部分
430a、430b アンカー延長具の遠位端部分
432a、432b 取付部分

Claims (8)

  1. 少なくとも2つの椎骨の相対配置を調節するための器械において、
    第1端部材からのびる案内バーと変位部材を含む第1端部材であって、前記変位部材は雄ねじ部分を含んでいる、第1端部材と、
    前記案内バー及び前記変位部材と係合するように構成されている第2端部材であって、前記変位部材と選択的に係合可能である係合部材を更に含んでいる、第2端部材と、を備えており、
    前記係合部材は、前記雄ねじ部分の一部分が受け入れられている細長い通路を含んでおり、前記細長い通路は、上部分と、前記係合部材が前記変位部材と係合されているとき前記雄ねじ部分のねじ部と係合するように構成されている複数の丸突起を含む下部分と、を含んでおり、
    前記第2端部材は、通常は前記係合部材を前記変位部材と係合した状態に付勢して前記複数の丸突起を前記ねじ部と係合させ、当該変位部材を回転させることなしには前記第2端部材が前記第1端部材に対して変位できないようにしている付勢部材を、更に含んでおり、
    前記第2端部材は、前記係合部材が前記変位部材と係合しているときは、当該変位部材を前記第1端部材に対して回転させると、当該第1端部材に対して前記案内バー及び前記変位部材に沿って動かせ、前記係合部材が前記変位部材から係合解除されているときは、当該変位部材の前記第1端部材に対する回転から独立している、器械。
  2. 前記付勢部材は、前記変位部材が前記細長い通路の前記上部分に配置され前記係合部材が当該変位部材から係合解除されるように、前記係合部材の前記変位部材に対する変位を促すべく圧縮可能である、請求項1に記載の器械。
  3. 前記細長い通路の前記上部分は、前記変位部材が当該細長い通路の当該上部分にあるときに前記第2端部材を前記第1端部材対して前記変位部材に沿って自由に動かせるように、当該変位部材の周りに隙間を提供するように構成されている、請求項1又は2に記載の器械。
  4. 前記第2端部材は、前記係合部材及び前記付勢部材を前記第2端部材の受け口の中に保定するためのキャップ部材を更に含んでおり、前記受け口の中の前記付勢部材は、前記係合部材が前記変位部材と係合されるように、前記係合部材を前記キャップ部材に向かって押している、請求項1乃至3の何れか1項に記載の器械。
  5. 前記キャップ部材は、前記係合部材の使用者係合部分の周りに配置されるように構成されている中空内部を含んでおり、使用者が前記使用者係合部分を押し下げて前記付勢部材を圧縮することによって、前記係合部材が前記変位部材から係合解除される、請求項4に記載の器械。
  6. 前記第1端部材と前記第2端部材のそれぞれは、第1アンカー延長具及び第2アンカー延長具それぞれの一部分を受け入れ当該部分と係合するように構成されている側面の開口したフック部分を含んでいる、請求項1乃至5の何れか1項に記載の器械。
  7. 前記側面の開口したフック部分のそれぞれは、前記第1端部材と前記第2端部材の各々に対して選択的に回転可能である、請求項6に記載の器械。
  8. 前記変位部材は、前記第1端部材に対して軸方向に固定されている、請求項1乃至7の何れか1項に記載の器械。
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