JP6036194B2 - Image forming apparatus - Google Patents
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Description
本発明は、画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus.
一般に、電子写真方式の画像形成装置であるプリンター、複写機、ファクシミリ等は、帯電した感光体ドラムに対して画像データに基づくレーザー光を照射することにより静電潜像を形成し、この静電潜像に着色粒子であるトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。そして、このトナー像を直接または間接的に記録用紙に転写させた後、定着ニップ部においてトナー像を記録用紙に定着し、排紙ローラーによって当該記録用紙を排紙トレイ上に排出する。 In general, printers, copiers, facsimiles, and the like, which are electrophotographic image forming apparatuses, form an electrostatic latent image by irradiating a charged photosensitive drum with laser light based on image data. By attaching toner, which is colored particles, to the latent image, the electrostatic latent image is visualized to form a toner image. Then, after the toner image is directly or indirectly transferred onto the recording paper, the toner image is fixed on the recording paper at the fixing nip portion, and the recording paper is discharged onto a paper discharge tray by a paper discharge roller.
従来の転写方式では、図6(a)に示すように、2次転写対向ローラー10と2次転写ローラー20とによって、ベルト状の像担持体である中間転写ベルト30および記録用紙40が狭持され、中間転写ベルト30と記録用紙40との間に2次転写ニップ部50が形成される。2次転写対向ローラー10または2次転写ローラー20に転写電圧を印加することにより、2次転写ニップ部50において、中間転写ベルト30上に形成されたトナー像が記録用紙40に転写される。
In the conventional transfer method, as shown in FIG. 6A, the
トナー像の転写に関する技術として、2次転写ニップ部よりも中間転写ベルトの移動方向上流側における中間転写ベルトと転写紙(記録用紙)との密着不良に起因するプレ転写を、目視で確認させなくなるレベルまで抑える技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。 As a technique related to toner image transfer, pre-transfer due to poor adhesion between the intermediate transfer belt and transfer paper (recording paper) on the upstream side of the secondary transfer nip in the moving direction of the intermediate transfer belt cannot be visually confirmed. A technique for suppressing the level to a level has been proposed (see, for example, Patent Document 1).
また、転写材(記録用紙)の剛度に拘わらず、転写材が入口ガイド部材から解放されるときの転写材のたわみ量を小さくすることで、後方転写ブレを軽減する技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。 Further, a technique has been proposed for reducing rear transfer blur by reducing the amount of deflection of the transfer material when the transfer material is released from the entrance guide member, regardless of the rigidity of the transfer material (recording paper) ( For example, see Patent Document 2).
ところで、上述した転写方式では、坪量の高い記録用紙40(厚紙)の後端部が2次転写ニップ部50に進入する場合、記録用紙40の後端部が中間転写ベルト30を押し上げることにより、2次転写ニップ部50直前の領域Aにおいて、中間転写ベルト30と記録用紙40との間に空隙が生じる。この空隙のために、領域Aで放電が生じる。記録用紙40と中間転写ベルト30上のトナー像との間で起きた放電のために、中間転写ベルト30上のトナー像を形成しているトナー粒子の電荷は逆極性化を起こす。その結果、図6(b)に示すように、2次転写ニップ部50において転写電圧を印加したとしても、記録用紙40の一部60にトナー像が転写されない現象が発生し、画像不良(後端はじき)の原因となっている。
By the way, in the transfer method described above, when the rear end portion of the recording paper 40 (thick paper) having a high basis weight enters the secondary
この転写抜けの問題を解決するための技術を、図7を用いて説明する。図7は、図6(a)の転写方式を改善した転写方式の2次転写部の構成図である。この方式は、記録用紙40の後端部が2次転写ニップ部50に進入する場合、中間転写ベルト30の内周面側における2次転写ニップ部50の直前位置に押さえ部材70を接触させることにより、中間転写ベルト30と記録用紙40との間の空隙をなくそうとするものである。この構成により、中間転写ベルト30と記録用紙40との間において放電が起きないため、記録用紙40の後端部60にトナー像が転写され、後端はじきの発生を抑制することができる。
A technique for solving the problem of transfer omission will be described with reference to FIG. FIG. 7 is a configuration diagram of a secondary transfer portion of a transfer system that is an improvement of the transfer system of FIG. In this method, when the rear end portion of the
しかしながら、中間転写ベルト30の内周面側に押さえ部材70を接触させるだけでは、中間転写ベルト30と記録用紙40との間の空隙を十分になくすことができず、後端はじきの発生を抑制できない場合があるという問題があった。また、中間転写ベルト30の内周面側に押さえ部材70を接触させた際、中間転写ベルト30に速度変動が生じ、当該速度変動に起因するスジ状の画像ノイズが発生するという問題があった。
However, the gap between the
なお、特許文献1,2に記載の技術は、厚紙の後端はじきの発生、および、中間転写ベルト30に押さえ部材70を接触させた際におけるスジ状の画像ノイズの発生を防止することを目的としたものではなく、したがってそのための構成を有していない。
The techniques described in
本発明は、厚紙の後端はじき、およびスジ状の画像ノイズの発生を防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an image forming apparatus capable of preventing the trailing edge of cardboard and the generation of streak-like image noise.
本発明に係る画像形成装置は、
中間転写ベルトと、
2次転写対向ローラーと2次転写ローラーとの間に形成された2次転写ニップ部の入口付近において前記中間転写ベルトの内周面側に設けられている回転体と、
前記回転体を前記中間転写ベルトの内周面に接触させ、および、前記回転体を前記中間転写ベルトの内周面から離間させる接触離間部と、
前記回転体を回転させる回転体駆動部と、
前記回転体を前記中間転写ベルトの内周面から離間させた状態から、記録用紙の先端部が前記2次転写ニップ部を通過した後に、前記回転体を前記中間転写ベルトと同一方向かつ同一速度で回転させた状態で前記中間転写ベルトの内周面に接触させ、その後、前記記録用紙の後端部が前記2次転写ニップ部を通過する前に、前記回転体の回転速度を変化させるように前記回転体駆動部および前記接触離間部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、変化させた後の前記回転体の回転速度(V1)と、前記中間転写ベルトの回転速度(V2)との回転速度比θ(=V1/V2)が1>θ≧−0.5となるように、前記回転体の回転速度を変化させる。
An image forming apparatus according to the present invention includes:
An intermediate transfer belt;
A rotating body provided on the inner peripheral surface side of the intermediate transfer belt in the vicinity of the entrance of a secondary transfer nip formed between the secondary transfer counter roller and the secondary transfer roller;
A contact / separation portion for bringing the rotating body into contact with an inner peripheral surface of the intermediate transfer belt, and for separating the rotating body from an inner peripheral surface of the intermediate transfer belt;
A rotating body driving unit for rotating the rotating body;
From the state in which the rotating body is separated from the inner peripheral surface of the intermediate transfer belt, after the leading edge of the recording paper passes through the secondary transfer nip portion, the rotating body is moved in the same direction and at the same speed as the intermediate transfer belt. in while rotating in contact with the inner peripheral surface of the intermediate transfer belt, then, before the rear end of the recording sheet passes through the secondary transfer nip portion, so as to vary the rotational speed of the rotary body A control unit for controlling the rotating body drive unit and the contact separation unit;
Equipped with a,
The controller is configured so that a rotational speed ratio θ (= V1 / V2) between the rotational speed (V1) of the rotating body after the change and the rotational speed (V2) of the intermediate transfer belt is 1> θ ≧ −0. The rotational speed of the rotating body is changed so as to be .5 .
本発明によれば、厚紙の後端はじき、およびスジ状の画像ノイズの発生を防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an image forming apparatus capable of preventing the trailing edge of cardboard and the generation of streak-like image noise.
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[画像形成装置100の構成]
図1に示す画像形成装置100は、電子写真プロセスにより記録用紙に画像を形成する。画像形成装置100は、制御部101、原稿読み取り部110、操作表示部120、画像処理部130、画像形成部140、搬送部150、定着部160、通信部171、記憶部172、第1駆動部180、第2駆動部182および第3駆動部184を備えている。
Hereinafter, the present embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
[Configuration of Image Forming Apparatus 100]
An
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備えている。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置100の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部172に格納されている各種データが参照される。記憶部172は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
The
制御部101は、通信部171を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で、各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて記録用紙に画像を形成させる。通信部171は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
The
原稿読み取り部110は、コンタクトガラス上に搬送された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサーの受光面上に結像させ、原稿を読み取る。なお、コンタクトガラス上への原稿の搬送は、自動原稿給紙装置(ADF)により行われるが、手作業で原稿をコンタクトガラス上に載置する場合もある。
The
操作表示部120は、タッチパネル式の画面を有する。ユーザーは、各種の指示および設定(例えば、記録用紙の坪量の設定)のための入力操作を、タッチパネル式の画面を介して行うことができる。
The
画像処理部130は、アナログディジタル(A/D)変換処理を行う回路およびディジタル画像処理を行う回路を含む。画像処理部130は、原稿読み取り部110のCCDセンサーにより取得されたアナログ画像信号から、A/D変換処理によりディジタル画像データを生成して画像形成部140に出力する。
The
画像形成部140は、画像処理部130により生成されたディジタル画像データに基づいてレーザー光を発光し、当該発光したレーザー光を感光体ドラムに照射することにより、感光体ドラム上に静電潜像を形成する(露光工程)。
The
画像形成部140は、上記の露光工程に加え、露光工程前に行われる帯電工程、露光工程後に行われる現像工程、現像工程後の転写工程および転写工程後のクリーニング工程をそれぞれ実行するための構成を備えている。
The
帯電工程では、画像形成部140は、帯電装置からのコロナ放電により、感光体ドラムの表面を一様に帯電させる。現像工程では、画像形成部140は、現像装置内の現像剤に含まれるトナーを感光体ドラム上の静電潜像に付着させることにより、感光体ドラム上にトナー像を形成する。
In the charging step, the
転写工程では、画像形成部140は、感光体ドラム上のトナー像を中間転写ベルト200に1次転写させる。また、画像形成部140は、中間転写ベルト200上のトナー像を、搬送部150により搬送された記録用紙に2次転写する。クリーニング工程では、画像形成部140は、転写工程後の感光体ドラムに残留しているトナーを除去する。
In the transfer process, the
定着部160は、加熱ローラー、定着ローラー、定着ベルトおよび加圧ローラーを備える。加熱ローラーおよび定着ローラーは、所定の距離だけ離間して配置されている。加熱ローラーおよび定着ローラーの間には、定着ベルトが掛け渡されている。加圧ローラーは、定着ベルトと定着ローラーとが接触している領域において定着ベルトと圧接した状態で配置されている。定着ベルトと加圧ローラーとが接する部位には定着ニップ部が形成されている。
The fixing
定着部160は、定着ニップ部に導入された記録用紙上のトナー像に熱および圧力を加えること(加熱定着)により、トナー像を記録用紙に定着させる(定着工程)。この結果、記録用紙上には定着トナー像が形成される。定着部160により加熱定着された記録用紙は、画像形成装置100の外部に排出される。
The fixing
第1駆動部180は、制御部101からの制御命令を受けて、後述する押さえローラー250を回転させる。第1駆動部180は、例えば、モーターおよびギア等の組み合わせにより構成される。なお、第1駆動部180は、回転体駆動部として機能する。また、押さえローラー250は、回転体として機能する。
The
第2駆動部182は、制御部101からの制御命令を受けて、後述するスライドカム190を回転させる。第2駆動部182は、例えば、モーターおよびギア等の組み合わせにより構成される。なお、第2駆動部182は、接触離間部として機能する。
The
第3駆動部184は、制御部101からの制御命令を受けて、中間転写ベルト200を回転させる。第3駆動部184は、例えば、モーターおよびギア等の組み合わせにより構成される。なお、第3駆動部184は、ベルト駆動部として機能する。
The
[2次転写ニップ部NPを形成する構成]
次に、2次転写ニップ部NPを形成する構成について説明する。図2に示すように、2次転写対向ローラー210と2次転写ローラー220との間に、中間転写ベルト200が挟み込まれている。この構成により、中間転写ベルト200を介して2次転写対向ローラー210と2次転写ローラー220とが当接する2次転写ニップ部NPが形成される。
[Configuration for forming secondary transfer nip NP]
Next, a configuration for forming the secondary transfer nip portion NP will be described. As shown in FIG. 2, the
2次転写ニップ部NPにおいて、トナーとは逆極性の転写電圧を2次転写ローラー220に印加することにより、中間転写ベルト200上に形成されたトナー像が記録用紙240に2次転写される。
The toner image formed on the
中間転写ベルト200は、2次転写対向ローラー210および支持ローラー230等に掛け渡されてループ状に張架されている。中間転写ベルト200は、支持ローラー230の回転により矢印A方向に一定速度で走行する。
The
中間転写ベルト200は、無端ベルトであり、例えばポリイミド(PI)製の半導電ベルトにより形成されている。中間転写ベルト200が2次転写ローラー220によって記録用紙240に圧接されると、中間転写ベルト200に1次転写されたトナー像が記録用紙240に2次転写される。
The
2次転写ニップ部NPの入口付近における中間転写ベルト200の内周面側には、押さえローラー250が設けられている。押さえローラー250は、記録用紙240の搬送方向において2次転写対向ローラー210から所定距離L(例えば、15[mm])だけ上流側の位置に設けられている。なお、記録用紙240の搬送方向は、中間転写ベルト200の走行方向Aと一致する。
A
押さえローラー250は、導電性を有し、電気的に接地されている。押さえローラー250は、図2の矢印B方向に移動することによって、中間転写ベルト200の内周面に接触し、または、中間転写ベルト200の内周面から離間する。具体的には、押さえローラー250は、押圧ばね192およびスライドカム190を介して第2駆動部182に接続されている。第2駆動部182は、制御部101からの駆動命令を受けた場合、スライドカム190を軸中心191で回転させる。制御部101は、第2駆動部182によるスライドカム190の回転量を制御することによって、押さえローラー250に対する押圧ばね192の付勢力を制御する。制御部101は、押さえローラー250に対する押圧ばね192の付勢力を増大させることによって押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させ、当該付勢力を減少させることによって押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面から離間させる。
The
次に、図3のフローチャートを参照し、画像形成装置100の制御動作について説明する。なお、ステップS100の処理が開始する前、押さえローラー250は、中間転写ベルト200の内周面から離間している。図3に示す各処理は、1枚の記録用紙240に対する画像形成処理が行われる毎に実行される。
[画像形成装置100の制御動作]
まず、制御部101は、ユーザーにより操作表示部120を介して設定された記録用紙240の坪量が所定坪量(例えば、200[gsm])以上であるか否かについて判定する。この判定の結果、所定坪量(例えば、200[gsm])以上でない場合(ステップS100、NO)、画像形成装置100は、図3における処理を終了する。
Next, the control operation of the
[Control Operation of Image Forming Apparatus 100]
First, the
一方、所定坪量以上である場合(ステップS100、YES)、制御部101は、用紙搬送方向における記録用紙240の位置を検知する用紙位置検知部(図示せず、以下同じ)の検出結果に基づいて、記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPを通過したか否かについて判定する(ステップS120)。この判定の結果、記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPを通過していない場合(ステップS120、NO)、処理はステップS120の前に戻る。図4(a)は、記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPを通過するときの様子を示している。
On the other hand, when the weight is equal to or greater than the predetermined basis weight (step S100, YES), the
一方、記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPを通過した場合(ステップS120、YES)、制御部101は、第1駆動部180および第2駆動部182を制御し、第1のタイミングにおいて、押さえローラー250を中間転写ベルト200と同一方向(反時計回り方向)かつ同一速度でウィズ回転させた状態で、中間転写ベルト200の内周面に接触させる(ステップS140)。
On the other hand, when the leading end of the
第1のタイミングとは、例えば、記録用紙240のうち先端からの距離が30[mm]となる位置と、後端からの距離が40[mm]となる位置と、の間の所定位置が2次転写ニップ部NPを通過するタイミングである。図4(b)は、押さえローラー250が中間転写ベルト200の内周面に接触するときの様子を示している。
The first timing is, for example, a predetermined position between the position where the distance from the leading edge of the
次に、制御部101は、記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPを通過する前の第2のタイミングになったか否かについて判定する(ステップS160)。第2のタイミングとは、例えば、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させた後、記録用紙240のうち後端からの距離が40[mm]となる位置が2次転写ニップ部NPを通過するまでの所定タイミングである。この判定の結果、第2のタイミングになっていない場合(ステップS160、NO)、処理はステップS160の前に戻る。
Next, the
一方、第2のタイミングになった場合(ステップS160、YES)、制御部101は、第1駆動部180を制御し、押さえローラー250の回転速度を変化させる(ステップS180)。また、制御部101は、押さえローラー250の回転速度を所定の変化速度で変化させる。図4(c)は、押さえローラー250の回転速度を変化させるときの様子を示している。図4(c)に示すように、押さえローラー250の回転速度が変化することにより、中間転写ベルト200のは矢印C方向の引っ張り力が作用し、2次転写ニップ部NP近傍における中間転写ベルト200の張力が局所的に増大する。
On the other hand, when it is the second timing (step S160, YES), the
本実施の形態では、制御部101は、変化させた後の押さえローラー250の回転速度(V1)と、中間転写ベルト200の回転速度(V2)との回転速度比θ(=V1/V2)が1>θ≧−0.5となるように、押さえローラー250の回転速度を変化させる。ここで、θが負の値である場合、押さえローラー250を中間転写ベルト200と逆方向(時計回り方向)でカウンター回転させることを意味する。また、θが0である場合、押さえローラー250を静止させることを意味する。
In the present embodiment, the
次に、制御部101は、用紙位置検知部の検出結果に基づいて、記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPを通過したか否かについて判定する(ステップS200)。この判定の結果、記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPを通過していない場合(ステップS200、NO)、処理はステップS200の前に戻る。
Next, the
一方、記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPを通過した場合(ステップS200、YES)、制御部101は、第2駆動部182を制御し、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面から離間させる(ステップS220)。ステップS220の処理が完了することによって、画像形成装置100は図3における処理を終了する。
On the other hand, when the rear end portion of the
[本実施の形態における効果]
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、中間転写ベルト200と、2次転写対向ローラー210と2次転写ローラー220との間に形成された2次転写ニップ部NPの入口付近において中間転写ベルト200の内周面側に設けられている押さえローラー250と、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させ、および、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面から離間させる第2駆動部182と、押さえローラー250を回転させる第1駆動部180と、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面から離間させた状態から、記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPを通過した後に、押さえローラー250を回転させた状態で中間転写ベルト200の内周面に接触させ、その後、記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPを通過する前に、押さえローラー250の回転速度を変化させるように第1駆動部180および第2駆動部182を制御する制御部101と、を備える。
[Effects of the present embodiment]
As described above in detail, in this embodiment, intermediate transfer is performed in the vicinity of the entrance of the secondary transfer nip NP formed between the
このように構成した本実施の形態によれば、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させる際、中間転写ベルト200の速度変動を抑制し、その後、形成される画像にスジ状の画像ノイズが発生することを防止することができる。また、記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPに進入する場合、押さえローラー250の回転速度を変化させることによって、2次転写ニップ部NP近傍における中間転写ベルト200の張力が局所的に増大する。そのため、記録用紙240の後端部による中間転写ベルト200の押し上げ量が低減し、記録用紙240と中間転写ベルト200上のトナー像との間で放電は発生せず、後端はじきの発生を防止することができる。
According to the present embodiment configured as described above, when the
また、本実施の形態では、押さえローラー250を中間転写ベルト200と同一方向かつ同一速度で回転させた状態で、中間転写ベルト200の内周面に接触させる。この構成により、押さえローラー250と中間転写ベルト200の内周面との接触前後において、中間転写ベルト200の速度を一定に保ち、その後、形成される画像にスジ状の画像ノイズが発生することを確実に防止することができる。
In this embodiment, the
また、本実施の形態では、制御部101は、記録用紙240のうち先端からの距離が30[mm]となる位置と、後端からの距離が40[mm]となる位置と、の間の所定位置が2次転写ニップ部NPを通過するタイミングで、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させる。記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPに進入するタイミングで押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させると、記録用紙240の先端部に当たった押さえローラー250が押し上げられ、中間転写ベルト200が浮いてしまう。これにより、2次転写ニップ部NP直前の領域では、中間転写ベルト200と記録用紙240との間に空隙が生じ、それに伴い放電が生じる。その結果、2次転写ニップ部NPにおいて転写電圧を印加したとしても、記録用紙240の先端部にトナー像が転写されない先端はじき(転写抜け)現象が生じる。そこで、記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPを確実に通過した後に押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させることにより、記録用紙240の先端部において先端はじきの発生を防止することができる。
Further, in the present embodiment, the
また、本実施の形態では、制御部101は、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させた後、記録用紙240のうち後端からの距離が40[mm]となる位置が2次転写ニップ部NPを通過するまでの所定タイミングで、押さえローラー250の回転速度を変化させる。この構成により、後端はじき現象が発生しないタイミング、すなわち記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPを通過しないタイミングにおいて押さえローラー250が中間転写ベルト200を必要以上に押さえることを防止でき、ひいてはその押さえによって中間転写ベルト200に傷が生じることを防止することができる。
In the present exemplary embodiment, the
また、本実施の形態では、制御部101は、変化させた後の押さえローラー250の回転速度(V1)と、中間転写ベルト200の回転速度(V2)との回転速度比θ(=V1/V2)が1>θ≧−0.5となるように、押さえローラー250の回転速度を変化させる。この構成により、押さえローラー250と中間転写ベルト200との間に摩擦力が増大し、2次転写ニップ部NP近傍における中間転写ベルト200の張力を効果的に増大させることができる。よって、中間転写ベルト200と記録用紙240との間の空隙がなくなり、中間転写ベルト200と記録用紙240との間において放電が起きないため、後端はじきの発生を確実に防止することができる。より確実に後端はじきの発生を防止する観点からは、回転速度比θは小さい値、すなわち−0.5に近い値である方が望ましい。
In the present embodiment, the
また、本実施の形態では、押さえローラー250は、導電性を有し、かつ、電気的に接地されている。この構成により、押さえローラー250と中間転写ベルト200とが摩擦接触することによって押さえローラー250に静電気が帯電することを防止できる。よって、ハーフトーン画像を記録用紙240に転写させる場合、その転写前に、押さえローラー250に帯電した静電気の影響によって中間転写ベルト200上のハーフトーン画像が乱れることが防止され、ひいては記録用紙240におけるハーフトーンノイズの発生を防止することができる。
Further, in the present embodiment, the
また、上記実施の形態では、記録用紙240の坪量が所定坪量以上の場合にのみ、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させる。この構成により、厚紙の後端はじき、および、スジ状の画像ノイズが発生しやすい場合にのみ、押さえローラー250は中間転写ベルト200の内周面に接触させられ、押さえローラー250と中間転写ベルト200との不必要な接触、ひいてはその接触によって中間転写ベルト200に傷が生じることを防止することができる。
In the above embodiment, the
[変形例]
なお、上記実施の形態において、制御部101は、記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPを通過した後に、押さえローラー250を、2次転写対向ローラー210と2次転写ローラー220とが圧着している状態で中間転写ベルト200に対する押し込み量を0〜5[mm]に設定して、中間転写ベルト200の内周面に接触させても良い。この構成により、剛度の高い記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPに進入する際、中間転写ベルト200が押し下げられ、中間転写ベルト200と記録用紙240との間に空隙が生じることが防止される。そのため、記録用紙240と中間転写ベルト200上のトナー像との間で放電は発生せず、記録用紙240の後端部において後端はじきの発生を防止することができる。なお、制御部101は、記録用紙240の坪量が高くなればなるほど、中間転写ベルト200と記録用紙240との間に空隙が生じる可能性が高くなるため、押し込み量を大きな値に設定することが望ましい。同様の観点から、制御部101は、画像形成装置100の周囲の湿度が低くなればなるほど、剛度の高い記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPに進入する状況に近くなるため、押し込み量を大きな値に設定することが望ましい。また、制御部101は、記録用紙240の剛度が高くなればなるほど、押し込み量を大きな値に設定することが望ましい。
[Modification]
In the above embodiment, the
また、上記実施の形態において、制御部101は、押さえローラー250の回転速度を所定の変化速度(例えば、等速、2倍速、1/2倍速)で変化させても良い。ただし、中間転写ベルト200の速度変動をなるべく抑制する観点から、押さえローラー250の回転速度を等速で変化させることが望ましい。ここで、等速とは、押さえローラー250の回転速度を変化させる場合、中間転写ベルト200の速度変動をなるべく抑制するために予め設定された単位時間あたりの変化速度である。2倍速、1/2倍速とはそれぞれ、変化速度の2倍速、1/2倍速である。
In the above-described embodiment, the
また、上記実施の形態において、制御部101は、押さえローラー250の回転速度を変化させる際、中間転写ベルト200の回転速度を増大させるように第3駆動部184を制御しても良い。この構成により、押さえローラー250の回転速度が変化する際、押さえローラー250に接触している中間転写ベルト200に速度変動が生じることを抑制することができる。中間転写ベルト200の回転速度の増大量については、押さえローラー250の材質(例えば、ゴムや金属など)に応じて押さえローラー250と中間転写ベルト200との間の摩擦係数が異なる点を考慮して設定することが望ましい。この場合、押さえローラー250の材質に応じた中間転写ベルト200の回転速度の増大量は、あらかじめ記憶部172に記憶させておき、制御部101が適宜読み出しても良い。
In the above embodiment, the
また、上記実施の形態において、制御部101は、記録用紙240の坪量が高くなればなるほど、記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPに進入する際、中間転写ベルト200と記録用紙240との間に空隙が生じる可能性が高くなるため、変化させた後の押さえローラー250の回転速度(V1)と中間転写ベルト200の回転速度(V2)との回転速度比θが小さい値となるように、押さえローラー250の回転速度を変化させても良い。同様の観点から、制御部101は、画像形成装置100の周囲の湿度が低くなればなるほど、剛度の高い記録用紙240の後端部が2次転写ニップ部NPに進入する状況に近くなるため、回転速度比θが小さい値となるように、押さえローラー250の回転速度を変化させることが望ましい。また、制御部101は、記録用紙240の剛度が高くなればなるほど、回転速度比θが小さい値となるように、押さえローラー250の回転速度を変化させることが望ましい。
In the above-described embodiment, the
また、上記実施の形態において、押さえローラー250は、弾性を有しても良い。例えば、押さえローラー250は、中間転写ベルト200の内周面側(接触面側)の最表層に導電性の樹脂シート層、2層目にスポンジ等の発泡層を有する。樹脂シート層および発泡層は、低反発弾性を有する。この構成により、ハーフトーン画像を記録用紙240に転写させる場合、記録用紙240の後端部が用紙ガイド(図示せず)を通過した後に跳ね上がって中間転写ベルト200に接触しても、その接触による記録用紙240への衝撃は低減される。よって、中間転写ベルト200上に形成されているハーフトーン画像の乱れは抑制され、ひいては記録用紙240の後端部におけるハーフトーンノイズの発生を防止することができる。
Moreover, in the said embodiment, the
また、上記実施の形態において、押さえローラー250と2次転写対向ローラー210との距離Lは任意に設定しても良い。ただし、中間転写ベルト200と記録用紙240との間の空隙をなくし、後端はじきの発生を抑制する観点から、押さえローラー250と2次転写対向ローラー210との距離Lはなるべく小さい方が望ましい。例えば、10〜20[mm]である。
In the above embodiment, the distance L between the
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。 In addition, each of the above-described embodiments is merely an example of actualization in carrying out the present invention, and the technical scope of the present invention should not be construed as being limited thereto. That is, the present invention can be implemented in various forms without departing from the gist or the main features thereof.
[実施例]
最後に、本発明者が行った、上記実施の形態における有効性を確認する実験の結果について説明する。
[Example]
Finally, the results of an experiment conducted by the present inventor for confirming the effectiveness in the above embodiment will be described.
[第1〜6実施例に係る画像形成装置の構成]
実験用の画像形成装置としては、図1,2の構成を有する画像形成装置100を用いた。なお、第1〜6実施例において、記録用紙240の坪量、押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させる第1のタイミング、押さえローラー250の回転速度を変化させる第2のタイミング、変化させた後の押さえローラー250の回転速度(V1)と、中間転写ベルト200の回転速度(V2)との回転速度比θ、押さえローラー250の回転速度を変化させる際における単位時間あたりの変化速度、2次転写対向ローラー210と押さえローラー250との距離、中間転写ベルト200に対する押さえローラー250の押し込み量は、図5(a)に示すようにそれぞれ設定した。ここで、第1のタイミングが用紙先端○○○[mm]とは、記録用紙240のうち先端からの距離が○○○[mm]となる位置が2次転写ニップ部NPを通過するタイミングで押さえローラー250を中間転写ベルト200の内周面に接触させることを意味する。また、第2のタイミングが用紙先端●●●[mm]とは、記録用紙240のうち先端からの距離が●●●[mm]となる位置が2次転写ニップ部NPを通過するタイミングで押さえローラー250の回転速度を変化させることを意味する。
[Configuration of Image Forming Apparatus According to First to Sixth Embodiments]
As the experimental image forming apparatus, the
[第1比較例に係る画像形成装置の構成]
実験用の画像形成装置としては、記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPを通過した後に、押さえローラー250の代わりに固定部材を中間転写ベルト200に接触させる構成を採用した。
[Configuration of Image Forming Apparatus According to First Comparative Example]
As an experimental image forming apparatus, a configuration in which a fixing member is brought into contact with the
[第2比較例に係る画像形成装置の構成]
実験用の画像形成装置としては、押さえローラー250を設けず、すなわち記録用紙240の先端部が2次転写ニップ部NPを通過した後に何も中間転写ベルト200に接触させない構成を採用した。
[Configuration of Image Forming Apparatus According to Second Comparative Example]
The experimental image forming apparatus employs a configuration in which the
[実験方法]
実験では、黒色のハーフトーン画像を、A3サイズ(用紙長さ:420[mm])の記録用紙240に転写させた。図5(b)は、記録用紙240に転写させたハーフトーン画像について、後端はじきおよびスジ状の画像ノイズの発生状況を下記評価基準により評価した結果を示す。
[experimental method]
In the experiment, a black halftone image was transferred to a
(後端はじきの発生状況)
○:記録用紙240に後端はじきが発生していない。
△:記録用紙240に後端はじきが発生しているが許容できるレベルである。
×:記録用紙240に後端はじきが発生しており、許容できないレベルである。
(Occurrence of rear edge repellency)
○: No trailing edge repelling occurred on the
Δ: The trailing edge of the
X: The trailing edge of the
(スジ状の画像ノイズの発生状況)
○:記録用紙240にスジ状の画像ノイズが発生していない。
×:記録用紙240にスジ状の画像ノイズが発生している。
(Situation of streak-like image noise)
○: No streak-like image noise is generated on the
×: Striped image noise is generated on the
[実験結果]
第1〜6実施例では、後端はじき、およびスジ状の画像ノイズの発生を防止することができた。一方、第1比較例では、中間転写ベルト200と記録用紙240との間の空隙を十分になくすことができず、後端はじきの発生を完全には防止できなかった。また、中間転写ベルト200の内周面側に固定部材を接触させた際、中間転写ベルト200に速度変動が生じ、当該速度変動に起因するスジ状の画像ノイズが発生した。第2比較例では、中間転写ベルト200と記録用紙240との間に空隙が生じ、後端はじきの発生を防止できなかった。なお、中間転写ベルト200の内周面側に何も接触させていないため、中間転写ベルト200に速度変動は生じず、スジ状の画像ノイズは発生しなかった。
[Experimental result]
In the first to sixth embodiments, it was possible to prevent the trailing edge repelling and the generation of streak-like image noise. On the other hand, in the first comparative example, the gap between the
100 画像形成装置
101 制御部
102 CPU
103 ROM
104 RAM
110 原稿読み取り部
120 操作表示部
130 画像処理部
140 画像形成部
150 搬送部
160 定着部
171 通信部
172 記憶部
180 第1駆動部
182 第2駆動部
184 第3駆動部
190 スライドカム
191 軸中心
192 押圧ばね
200 中間転写ベルト
210 2次転写対向ローラー
220 2次転写ローラー
230 支持ローラー
240 記録用紙
250 押さえローラー
NP 2次転写ニップ部
DESCRIPTION OF
103 ROM
104 RAM
110
Claims (16)
2次転写対向ローラーと2次転写ローラーとの間に形成された2次転写ニップ部の入口付近において前記中間転写ベルトの内周面側に設けられている回転体と、
前記回転体を前記中間転写ベルトの内周面に接触させ、および、前記回転体を前記中間転写ベルトの内周面から離間させる接触離間部と、
前記回転体を回転させる回転体駆動部と、
前記回転体を前記中間転写ベルトの内周面から離間させた状態から、記録用紙の先端部が前記2次転写ニップ部を通過した後に、前記回転体を前記中間転写ベルトと同一方向かつ同一速度で回転させた状態で前記中間転写ベルトの内周面に接触させ、その後、前記記録用紙の後端部が前記2次転写ニップ部を通過する前に、前記回転体の回転速度を変化させるように前記回転体駆動部および前記接触離間部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、変化させた後の前記回転体の回転速度(V1)と、前記中間転写ベルトの回転速度(V2)との回転速度比θ(=V1/V2)が1>θ≧−0.5となるように、前記回転体の回転速度を変化させる画像形成装置。 An intermediate transfer belt;
A rotating body provided on the inner peripheral surface side of the intermediate transfer belt in the vicinity of the entrance of a secondary transfer nip formed between the secondary transfer counter roller and the secondary transfer roller;
A contact / separation portion for bringing the rotating body into contact with an inner peripheral surface of the intermediate transfer belt, and for separating the rotating body from an inner peripheral surface of the intermediate transfer belt;
A rotating body driving unit for rotating the rotating body;
From the state in which the rotating body is separated from the inner peripheral surface of the intermediate transfer belt, after the leading edge of the recording paper passes through the secondary transfer nip portion, the rotating body is moved in the same direction and at the same speed as the intermediate transfer belt. in while rotating in contact with the inner peripheral surface of the intermediate transfer belt, then, before the rear end of the recording sheet passes through the secondary transfer nip portion, so as to vary the rotational speed of the rotary body A control unit for controlling the rotating body drive unit and the contact separation unit;
Equipped with a,
The controller is configured so that a rotational speed ratio θ (= V1 / V2) between the rotational speed (V1) of the rotating body after the change and the rotational speed (V2) of the intermediate transfer belt is 1> θ ≧ −0. An image forming apparatus that changes the rotation speed of the rotating body so as to be .5 .
前記制御部は、前記回転体の回転速度を変化させる際、前記中間転写ベルトの回転速度を増大させるように前記ベルト駆動部を制御する請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。 A belt driving unit for rotating the intermediate transfer belt;
Wherein, when changing the rotational speed of the rotating body, an image forming according to any one of claim 1 to 5 for controlling the belt drive to increase the rotational speed of the intermediate transfer belt apparatus.
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