JP6035262B2 - 通信制御システム及び方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信制御システム及び方法及びプログラムに係り、特に、アプリケーションのフロー単位で異なるネットワーク(以下、「NW」と記す)を同時利用する際のルーティング規則設定のためのC-Plane信号量を削減する通信制御システム及び方法及びプログラムに関する。
将来、ユーザ端末(以下、「UE」と記す)、アプリケーション(以下、単に「アプリ」と記す)の多様化に伴い、自動的に情報を収集し、通信を行うウェアラブル端末や広帯域を要求する4K動画、低遅延を要求するクラウドゲーム等、NWへの要求も多様化すると考えられる。さらに、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)に代表される低速であるが安価なNWサービスも登場し、ユーザのNWへの要求条件は、通信速度だけではなくなってきている。このような状況の中で、アクセスNWの多様化に伴い、ユーザが(スループットや遅延、料金、カバレッジ、モビリティ性、セキュリティ性、信頼性等が異なる)様々なアクセスNWを利用できるようになってきた。このため、モビリティや通信量等のアプリの特性に応じて利用するアクセスNWを選択することで、より高速・快適にアプリを利用できる可能性がある。
NWの負荷分散やアプリ利用時のユーザQoE(Quality of Experience)向上のための従来技術としては、UEがアプリ(動画、VoIP(Voice of Internet Protocol)、メディア同期等)のフロー毎に異なるNWを同時に利用できる技術(例えば、非特許文献1参照)が3GPP(3rd Generation Partnership Project)で検討されている。
IFOM(IP Flow Mobility)では、NWに複数のアクセスNW間のモビリティアンカとなるノード(DSMIPv6(Dual Stack Mobile IPv6))(例えば、非特許文献2参照)で実現する場合は、Home Agent(以下、「HA」と記す)、PMIPv6(Proxy Mobile IPv6)(例えば、非特許文献3参照)で実現する場合は、Local Mobility Anchor(以下、「LMA」と記す))を配備し、本ノードが管理する各UEのフロー毎のルーティング規則(Binding Cache)を利用することで、フロー毎に異なるアクセスNWへのルーティングを実現する。
"Network based IP flow mobility," 3GPP TR 23.861, V1.7.0 Release12, Nov 2012. "Mobile IPv6 Support for Dual Stack Hosts and Routers, "IETF RFC5555, June 2009. "Proxy Mobile IPv6", RFC 5213, August 2008. "Architecture enhancements for non-3GPP accesses," 3GPP TS 23.402, http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/23402.htm 前田浩明,小島久史,高谷直樹,松林泰則,"サービス特性を考慮したマルチNW回線選択方式の一検討," 2013年総合大会講演論文集,2013年3月. "Flow Bindings in Mobile IPv6 and Network Mobility (NEMO) Basic Support,"RFC 6089, January 2011.
しかしながら、上記のIFOMにおいて、HAまたはLMA等のノードが管理する各UEのフロー毎のルーティング規則を利用する方法は、フロー毎のルーティング規則を設定するために、移動したいIPフロー情報及び移動先のアクセスNW情報を、UEから前述のノード(HAまたはLMA)に対して通知する必要がある。
アプリのフロー単位で異なるアクセスNWを利用したい場合、例えば、新規アプリ立ち上げ等におけるフロー生起の都度、フローの利用するアクセスNWを選択し、NW上のルーティングを担うノード(HAやLMA)に対してフロー毎の経路制御を設定することが考えられるが、IFOMを適用する場合、フロー毎のルーティング規則を作成するために、フロー生起の都度、前述のように、UE−HA間(またはUE−LMA間)で通信を行う必要があり、C-Plane信号量が膨大になるという課題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、フロー単位で異なるアクセスNWを同時利用する際のルーティング規則作成のためのC-Plane信号量を削減することが可能な通信制御システム及び方法及びプログラムを提供することを目的とする。
一態様によれば、UEがアプリのフロー単位で異なるアクセスNWを同時に利用する際に、フローをどのアクセスNWにルーティングすべきかのルーティング規則を設定するための通信制御システムであって、
前記アクセスNWに接続されるUEと、
インターネット及び前記アクセスNWに接続され、該アクセスNWのアンカーポイントとなるパケット経路制御装置と、
を有し、
前記UEは、
UE毎に利用可能なアクセスNWとラベルを対応付けたUE毎のNW・ラベルの対応情報記憶手段と、
アプリのフローが利用するアクセスNW情報を格納したフロー毎の経路制御情報記憶手段と、
対応するアクセスNWとの間で通信を行う通信制御手段と、
当該UEの利用可能なアクセスNWのアドレスに対応するラベルを前記UE毎のNW・ラベルの対応情報記憶手段に格納し、該UE毎のNW・ラベルの対応情報記憶手段の情報をパケットに付与し、前記パケット経路制御装置に送信するパケットラベリング手段と、
各アプリのパケットを検知すると、該アプリのフローが利用するアクセスNW情報をフロー毎の経路制御情報記憶手段に格納し、該アクセスNW情報に基づいて前記UE毎のNW・ラベルの対応情報記憶手段を参照して該パケットにラベルを付与し、該アクセスNW情報に対応するアクセスNWを介して前記パケット経路制御装置にルーティングするUEパケット経路制御手段と、
を有し、
前記パケット経路制御装置は、
前記UE毎のアクセスNWのIPアドレスとラベルの対応情報を格納するUE毎のアクセスNWとラベルの対応情報記憶手段と、
前記UE毎のフローとラベルの対応情報を格納するUE毎のフローとラベルの対応情報記憶手段と、
前記UEから取得したパケットのラベルとパケット情報から、該UEのフローとラベルを対応付けて、前記UE毎のフローとラベルの対応情報記憶手段に格納し、該パケットをインターネットにルーティングし、該インターネットから前記UE宛てのパケットを取得すると、該パケット情報に基づいて、該UE毎のフローとラベルの対応情報記憶手段を参照してラベルを取得し、該ラベルに基づいて前記UE毎のアクセスNWとラベルの対応情報記憶手段から得られたアドレスに従ってルーティングするパケット経路制御手段と、を有する通信制御システムが提供される。
一態様によれば、UEの利用可能なアクセスNWのIPアドレスに対応するラベルを用いた経路制御により、UE-HA間(または、UE-LMA間)では、UEの利用可能なアクセスNWのIPアドレスとラベルの対応情報を一度通知するだけで、フロー毎の経路制御を実現できる。このため、アプリのフロー生起の都度必要であったUE−HA間(または、UE−LMA間)の通信が不要となり、アプリのフロー単位で異なるアクセスNWを利用する場合におけるパケット経路制御のためのC-Plane信号量を大幅に削減することができる。
本発明の一実施の形態におけるNW構成の一例である。 本発明の一実施の形態におけるUEの専用クライアントの構成の一例である。 本発明の一実施の形態におけるパケット経路制御装置の構成の一例である。 本発明の一実施の形態におけるアプリのフロー毎の経路制御設定手順の一例である。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるNW構成の一例である。
同図では、本発明に主として関わる機能部のみを図示している。
同図に示すシステムは、インターネット10、WLAN(Wireless LAN)20、3G/LTE(Long Term Evolution)30、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)40、UE100、コア網200から構成される。なお、同図では簡単化のため、UE100を1台のみ記載しているが、N台のUEがあるものとする。
UE100は、図2に示すように、各種アクセスNW(WLAN20、3G/LTE30、WiMAX40)と通信を行う通信制御部111〜111が存在する。また、各アプリのパケットを監視し、指定の通信制御部111〜111のいずれかにパケットルーティングするUE-パケット経路制御部114、UE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113に基づきパケットにラベルを付与するパケットラベリング部112の2つを有する。図1では、図2に示す一連の機能を専用クライアント10と記述しており、OS、ハードウェア等様々な形態での実装が考えられる。なお、図2において、装置や各構成要素を接続する回線部分に割り入れられているタップ117〜117は、通信パケットを監視したり、任意の装置や各構成要素にパケットを転送したりするための装置を指す。
NW上に存在するコア網200のパケット経路制御装置210は、各アクセスNWのゲートウェイ相当の装置(例えば、3G/LTEの場合はS-GW(Serving Gate Way)、WLANのようなUntrusted Non-3GPPIP accessの場合は、図示しないが、ePDG(enhanced Packet Data Gateway),WiMAXのようなTrusted Non-3GPPIP accessの場合はPDN(Public Data Network)-GW等)と接続される。図3に示すパケット経路制御装置210は、パケット経路制御部211、UE毎のNWとラベルの対応情報テーブル212、UE毎のフローとラベルの対応情報テーブル213を有する。パケット経路制御部211は、各アクセスNWのアンカーポイントとなり、各UEのフロー毎の経路制御情報を管理する。また、パケット経路制御部211に到達したパケットのラベルやIPヘッダ、ペイロード等を監視し、UE毎のNWとラベルの対応情報テーブル212とUE毎のフローとラベルの対応情報テーブル213に基づき、フロー毎に設定されたアクセスNWへのパケットのルーティングを実施する。
図2に基づいて、UE100について説明する。
UE100は、各種アクセスNWからIPアドレスの配布を受けることが可能であり、通信制御部111〜111を通じて、各種アクセスNWのゲートウェイ(GW)からパケット経路制御装置210を経由してインターネット10と通信を行う。
UE‐パケット経路制御部114は、各アプリのパケットを監視し、各パケットのIPアドレス等のヘッダから得られる情報やアプリ種別等の情報に基づき、アプリのフローが利用するアクセスNWを選択し、表1に示すフロー毎の経路制御情報テーブル115に保存する。
Figure 0006035262
また、フロー毎に利用するアクセスNWに対応する通信制御部111〜111に対してパケットをルーティングする。ここで、アプリの利用するアクセスNWは、NW事業者の設定したNW選択ポリシをUE100に配布し、UE100がそのポリシに基づいて利用するアクセスNWを選択する技術であるANDSF(Access Network Discovery And Selection Function)(例えば、非特許文献4参照)やポリシサーバ(例えば、非特許文献5参照)からポリシ情報に基づき選択してもよいし、予めアプリ毎に利用するアクセスNWを設定しておいてもよい。
パケットラベリング部112は、各アクセスNWに対応したラベル(各UE100で一意のもの、例えば、1から順に番号を付け、WLANは1、LTEは2、…)を生成し、表2に示すように、UE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113に保存する。
Figure 0006035262
また、パケットがルーティングされたアクセスNWに対応するラベルをパケットに付与する。なお、ラベルはIPヘッダ内(サービス・タイプ・フィールド等)に書き込んでもよいし、IPヘッダの前に新しくヘッダをつけてもよい(例えば、MPLSのShimヘッダの位置)。
更に、パケットラベリング部112は、UE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113に保持した情報を、UE100の利用可能なアクセスNWが変化した場合等の任意のタイミングで、パケット経路制御装置210に送信することが可能である。
UE100の専用クライアント110が所持するテーブルは、表1に示したフロー毎の経路制御情報テーブル115と、表2に示したUE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113である。
表1のフロー毎の経路制御情報テーブル115のHoA(Home Address)は、UE100のモビリティを管理し、インターネット通信に利用されるIPアドレスを表す。Flow IDは、フローを一意に識別可能な識別子を表す。Routing Addressは、ルーティング先のアクセスNWのIPアドレスを表す(IFOMでDSMIPv6を適用する場合、CoAと表記される)。Routing Filterは、ルーティングの対象となるフローを判別するための情報を表し、例えば、送信IPアドレス、受信IPアドレス、送信ポート番号、受信ポート番号、プロトコルで表される5tuple等が利用できる。
表2は、UE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113の例である。HoAは、UE100のモビリティを管理し、インターネット通信に利用されるIPアドレスを表し、IFOMでDSMIPv6を適用する場合は、HAにあたるP-GWからUE100毎に一意に割り当てられる。Routing Addressは、ルーティング先のアクセスNWのIPアドレスを表す(IFOMでDSMIPv6を適用する場合、CoAと表記される)。labelは各アクセスNWを一意に識別可能な情報であり、例えば、重複を避けるために、数字の1から順に割り当てる等が考えられる。
次に、図3に示すコア網200のパケット経路制御装置210について説明する。
パケット経路制御装置210は、各アクセスNWのゲートウェイ相当の装置(例えば、3G/LTEの場合は、S-GW、WLANのようなUntrusted Non-3GPP IP accessの場合は、ePDG、WiMAXのようなTrusted Non-3GPP IP accessの場合はPDN-GW等)と接続され、UE100から各アクセスNWを経由して到達したパケットをインターネット10にルーティングする。また、インターネット10からUE100宛に来たパケットを任意のアクセスNWのGWを経由してUE100にルーティングする。
パケット経路制御装置210は、パケット経路制御部211、UE毎のNWとラベルの対応情報テーブル212、UE毎のフローとラベルの対応情報テーブル213を有する。
パケット経路制御部211は、到達したパケットのラベルやIPヘッダ、ペイロード情報等を監視し、ラベル情報とフロー情報の対応関係を、表3に示すように、UE毎のフローとラベルの対応情報テーブル213に格納する。
Figure 0006035262
また、UE100から通知されたUE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113(表2)の情報を、表4に示すように、UE毎のNWとラベルの対応情報テーブル212に保存する。
Figure 0006035262
さらに、インターネット10側からUE100に対して送信されたパケットを、表3、表4の情報とパケットから取得した5tuple等の情報に基づき、アクセスNWを選択してルーティングを行う。
なお、UE100からラベルの付与されていないパケットが到達した場合やインターネット側からテーブルに登録されていないフローに属するパケットが到達した場合には、予めデフォルトルートを設定しておく等により対応する。
当該パケット経路制御装置210が有するテーブルについて説明する。
表3に示す、UE毎のフローとラベルの対応情報テーブル213において、HoAは、UE100のモビリティを管理し、インターネット通信に利用されるIPアドレスを表す。IFOMでDSMIPv6を適用する場合は、HAにあたるP-GW(PDN(Packet Data Network)Gate Way)からUE100毎に一意に割り当てられる。Flow IDはフローを一意に識別可能な識別子を表す。labelはパケットに付与されたラベルを表す。Routing Filterは、ルーティングの対象となるフローを判別するための情報を表し、例えば、送信IPアドレス、受信IPアドレス、送信ポート番号、受信ポート番号、プロトコルで表される5tuple等が利用できる。このほか、REF6089(非特許文献6参照)で定義されるBinding ID等の情報を持ちうる。
表4に示す、UE毎のNWとラベルの対応情報テーブル212において、各項目は前述の表2のUE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113と同じであるが、複数のUE100の情報を保持しうる。
次に、アプリのフロー毎の経路制御設定手順について説明する。
図4は、本発明の一実施の形態におけるアプリのフロー毎の経路制御設定手順の一例である。
ここでは、例としてLTE、WLANが同時に利用可能なUEにおいて、動画アプリの生起時に動画フローがLTEを利用するように経路制御設定を行う場合を説明する。なお、同図に示すシーケンスの実施時には、UE100は前述の2つのアクセスNWの全てにアタッチ済みであり、各アクセスNWで利用するIPアドレス(CoA)の割り当てを受けているとする。また、UE100はインターネット10との通信に用いるIPアドレスであるHoA1の割り当てを受けているとする。
ステップ101)UE100のパケットラベリング部112は、各アクセスNWに対応したラベルを生成し、UE毎のNWとラベルの対応情報をUE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113として表2のように作成する。また、保存したUE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113の情報を、通信制御部111(WLAN)または、通信制御部111(3G/LTE)を介してパケット経路制御装置210に通知する。ここで、例えば、DSMIPv6を利用する場合、UE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113の情報は、Binding Updateに含めてUE100からパケット経路制御装置210に送信してもよい。
ステップ102)パケット経路制御装置210のパケット経路制御部211は、UE100から受信した情報に基づき、UE毎のNWとラベルの対応情報テーブル212(表4)を作成する。
ステップ103)UE100で動画アプリが起動すると、動画アプリはHoA1を送信元アドレスとしてインターネット10上の任意のコンテンツサーバ宛にパケットを送信する。
また、UE100のUE-パケット経路制御部114は、動画パケットのIPアドレス等のヘッダから得られる情報やアプリ種別等の情報と、ポリシサーバ(図示せず)から受信したポリシ情報または事前設定したアプリ毎の利用アクセスNW情報(例えば、動画アプリはLTE、等と事前設定)に基づき、アプリのフローが利用するアクセスNWを選択し、フロー毎の経路制御情報テーブル115(表1)を作成する。ここでは、例として動画のFlow IDをFID1とし、LTE(CoA1)経由でルーティングすると仮定する。
ステップ104)UE-パケット経路制御部114は、動画パケットをLTEに対応する通信制御部111にルーティングする。この際、パケットラベリング部112は、表2のUE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル113に基づき、LTEに対応したlabel「1」をパケットに付与する。
ステップ105)パケット経路制御装置210では、パケット経路制御部211において、LTE経由で到達したパケットのラベルやパケットのヘッダから得られる5tuple等のパケット情報を取得し、UE毎のフローとラベルの対応情報テーブル213(表3)を作成する。
ステップ106)パケット経路制御部211は、パケットの送信先アドレスに基づき、インターネット10へパケットをルーティングする。
ステップ107)パケット経路制御装置210に、インターネット10からUE100宛(HoA1宛)のパケットが到達する。
ステップ108)パケット経路制御部211では、パケットのヘッダから得られる5tuple等のパケット情報を取得し、UE毎のフローとラベルの対応情報テーブル213(表3)のRouting filterとHome Addressの項目から一致するフローを探索し、label(今回の場合は「1」)を取得する。また、Home Addressとlabelに基づき、UE毎のNWとラベルの対応情報テーブル212(表4)からRouting Address(今回の場合LTEから割り当てられたIPアドレスであるCoA1)を取得することで任意のアクセスNWに対してパケットをルーティングする。
上記のように、本発明では、UE100の利用可能なアクセスNWのIPアドレスに対応するラベルをパケットに付与し、HAやLMAでは各パケットのラベルに基づき、フローをどのアクセスNWにルーティングすべきかを決定している。これにより、UEとHA(またはLMA)間では、UE100の利用可能なアクセスNWのIPアドレスとラベルの対応情報を一度通知するだけで、フロー毎のルーティングを実現できる。このため、アプリのフロー生起の都度必要だったUE-HA間(または、UE-LMA間)の通信が不要になり、C-Plane信号量を削減できる。
上記の図2に示すUE100、図3に示すパケット経路制御装置210の各構成要素の処理をプログラムとして構築し、UE-パケット制御機能部として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
10 インターネット
20 WLAN
30 3G/LTE
40 WiMAX
100 UE
110 専用クライアント
1111〜1113 通信制御部
112 パケットラベリング部
113 UE毎のNW・ラベルの対応情報テーブル
114 UE-パケット経路制御部
115 フロー毎の経路制御情報テーブル
116 他サービスのアプリ
200 コア網
210 パケット経路制御装置
211 パケット経路制御部
212 UE毎のNWとラベルの対応情報テーブル
213 UE毎のフローとラベルの対応情報テーブル

Claims (8)

  1. ユーザ端末がアプリケーションのフロー単位で異なるネットワークを同時に利用する際に、フローをどのアクセスネットワークにルーティングすべきかのルーティング規則を設定するための通信制御システムであって、
    前記アクセスネットワークに接続されるユーザ端末と、
    インターネット及び前記アクセスネットワークに接続され、該アクセスネットワークのアンカーポイントとなるパケット経路制御装置と、
    を有し、
    前記ユーザ端末は、
    ユーザ端末毎に利用可能なアクセスネットワークとラベルを対応付けたユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段と、
    アプリケーションのフローが利用するアクセスネットワーク情報を格納したフロー毎の経路制御情報記憶手段と、
    対応するアクセスネットワークとの間で通信を行う通信制御手段と、
    当該ユーザ端末の利用可能なアクセスネットワークのアドレスに対応するラベルを前記ユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段に格納し、該ユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段の情報をパケットに付与し、前記パケット経路制御装置に送信するパケットラベリング手段と、
    各アプリケーションのパケットを検知すると、該アプリケーションのフローが利用するアクセスネットワーク情報をフロー毎の経路制御情報記憶手段に格納し、該アクセスネットワーク情報に基づいて前記ユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段を参照して該パケットにラベルを付与し、該アクセスネットワーク情報に対応するアクセスネットワークを介して前記パケット経路制御装置にルーティングするユーザ端末パケット経路制御手段と、
    を有し、
    前記パケット経路制御装置は、
    前記ユーザ端末毎のアクセスネットワークのIPアドレスとラベルの対応情報を格納するユーザ端末毎のネットワークとラベルの対応情報記憶手段と、
    前記ユーザ端末毎のフローとラベルの対応情報を格納するユーザ端末毎のフローとラベルの対応情報記憶手段と、
    前記ユーザ端末から取得したパケットのラベルとパケット情報から、該ユーザ端末のフローとラベルを対応付けて、前記ユーザ端末毎のフローとラベルの対応情報記憶手段に格納し、該パケットをインターネットにルーティングし、該インターネットから前記ユーザ端末宛てのパケットを取得すると、該パケット情報に基づいて、該ユーザ端末毎のフローとラベルの対応情報記憶手段を参照してラベルを取得し、該ラベルに基づいて前記ユーザ端末毎のネットワークとラベルの対応情報記憶手段から得られたアドレスに従ってルーティングするパケット経路制御手段と、
    を有することを特徴とする通信制御システム。
  2. 前記ユーザ端末の前記ユーザ端末パケット経路制御手段は、
    ポリシ情報または予め設定された情報に基づいて、アプリケーションのフローがどのアクセスネットワークを利用するかを選択し、前記アクセスネットワーク情報を前記フロー毎の経路制御情報記憶手段に格納する手段を含む
    請求項1記載の通信制御システム。
  3. 前記ユーザ端末の前記パケットラベリング手段は、
    前記ユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段の情報を、任意のタイミングで前記パケット経路制御装置に送信する手段を含む
    請求項1記載の通信制御システム。
  4. ユーザ端末がアプリケーションのフロー単位で異なるネットワークを同時に利用する際に、フローをどのアクセスネットワークにルーティングすべきかのルーティング規則を設定するための通信制御方法であって、
    前記アクセスネットワークに接続されるユーザ端末と、
    インターネット及び前記アクセスネットワークに接続され、該アクセスネットワークのアンカーポイントとなるパケット経路制御装置と、
    を有するシステムにおいて、
    前記ユーザ端末が、
    当該ユーザ端末の利用可能なアクセスネットワークのアドレスに対応するラベルをユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段に格納し、該ユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段の情報をパケットに付与し、前記パケット経路制御装置に送信し、
    前記パケット経路制御装置が、
    前記ユーザ端末から前記パケットを受信すると、該パケットに付与されている前記ユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段の情報をユーザ端末毎のネットワークとラベルの対応情報記憶手段に格納し
    前記ユーザ端末が、
    各アプリケーションのパケットを検知すると、アプリケーションのフローが利用するアクセスネットワーク情報をフロー毎の経路制御情報記憶手段に格納し、該アクセスネットワーク情報に基づいて前記ユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段を参照して該パケットにラベルを付与し、該パケットを該アクセスネットワーク情報に対応するアクセスネットワークを介してパケット経路制御装置にルーティングし、
    前記パケット経路制御装置が、
    前記ユーザ端末から取得したパケットのラベルとパケット情報から、該ユーザ端末のフローとラベルを対応付けて、ユーザ端末毎のフローとラベルの対応情報記憶手段に格納し、該パケットをインターネットにルーティングし、
    前記インターネットから前記ユーザ端末宛てのパケットを取得すると、該パケット情報に基づいて、前記ユーザ端末毎のフローとラベルの対応情報記憶手段を参照してラベルを取得し、該ラベルに基づいて前記ユーザ端末毎のネットワークとラベルの対応情報記憶手段から得られたアドレスに従ってルーティングする
    ことを特徴とする通信制御方法。
  5. 前記ユーザ端末において、
    ポリシ情報または予め設定された情報に基づいて、アプリケーションのフローがどのネットワークを利用するかを選択し、前記アクセスネットワーク情報を前記フロー毎の経路制御情報記憶手段に格納する
    請求項4記載の通信制御方法。
  6. 前記ユーザ端末において
    前記ユーザ端末毎のネットワーク・ラベルの対応情報記憶手段の情報を、任意のタイミングで前記パケット経路制御装置に送信する
    請求項4記載の通信制御方法。

  7. コンピュータを、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信制御システムのユーザ端末の各手段として機能させるための通信制御プログラム。
  8. コンピュータを、
    請求項1に記載の通信制御システムのパケット経路制御装置の各手段として機能させるための通信制御プログラム。
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