JP6018333B2 - ワイヤレス・ネットワークにおける空間的にグループ分けされたランダム・アクセス - Google Patents

ワイヤレス・ネットワークにおける空間的にグループ分けされたランダム・アクセス Download PDF

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Description

例示の実施形態は、複数のユーザ機器(UE:user equipment)が、ランダム・アクセス・チャネル(RACH:random access channel)の上で送信することを可能にする方法と、その送信を実行するように構成されたアクセス・ポイント(AP:access point)と、UEからRACHの上でアクセス要求を送信する方法と、その送信を実行するように構成されたUEとに関する。
従来、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)または伝搬経路は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)によって使用されて、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークに対するアクセスを開始する。
従来のUMTSネットワークにおいて、RACHは、トランスポート・チャネル(transport channel)であり、これらのトランスポート・チャネルは、上位レベル論理チャネル(例えば、開放型システム間相互接続(OSI:Open Systems Interconnect)レイヤ3〜7)からマッピングされるデータを搬送する。
要求するUEは、望ましい電力レベルにおいてサービング・アクセス・ポイント(AP)に対してランダム・アクセス・チャネル・プリアンブルを送信することにより、RACHを使用して、UMTSネットワークに対するアクセスを要求する。ランダム・アクセス・チャネル・プリアンブルについての初期の伝送電力レベルは、例えば、サービングAPから要求するUEへのダウンリンクにおける測定されたパイロット電力を使用して、要求するUEによって決定される。
RACHは、固定された1組の時間および周波数のリソースによって特徴づけられる。与えられた伝送時間間隔の間に、RACHの周波数リソースは、一般的には、直交リソース(例えば、サブバンドまたは拡散コード)へと分割される。RACHの上で通信するために、UEは、これらの直交周波数リソースのうちの1つの上で(例えば、直交周波数リソースのうちの1つをランダムに選択することにより)送信する。
ワイヤレス・ネットワークに対するアクセスを要求する初期のランダム・アクセス・チャネル・プリアンブルを送信した後に、UEは、APからの肯定応答(ACK:acknowledgement)、または否定応答(NACK:negative acknowledgement)を待つ。肯定応答が、時間間隔内で受信される場合、UEは、後続のデータ・メッセージを送信する。代わりに、UEが、肯定応答を受信しない場合、UEは、増大された伝送電力レベルと、次には増大されたエネルギー値とを有する別のランダム・アクセス・チャネル・プリアンブルを送信する。肯定応答がAPから受信されるまで、またはUEが1つのアクセスの試みにおいて、送信されるランダム・アクセス・チャネル・プリアンブルの最大の許可された数に到達するまで、UEは、このプロシージャを反復することができる。
信号対干渉プラス雑音比(SINR:signal−to interference−plus noise ratio)は、プリアンブルを検出するのに不十分であるので、APは、ランダム・アクセス・チャネル・プリアンブルを受信することに失敗する可能性がある。増大された伝送電力レベルにもかかわらず、プリアンブルの信号強度が、あまりにも弱い(例えば、UEがAPからあまりにも遠く離れて位置している)ので、SINRは、不十分である可能性がある。さらに、セルの内部の他のUEからの雑音(例えば、干渉)は、要求するUEによるプリアンブルの伝送と干渉している可能性がある。この干渉は、例えば、要求するUEと干渉するUEとが、同じ直交周波数リソースの上で同時に送信する場合に、起こるであろう。
セルの中のUEの数が、増大するにつれて、複数のUEが同じ周波数リソースを選択する確率が増大し、またこの場合には、複数のUEによって送信されるプリアンブルは、APにおいて区別できない可能性がある。
1つまたは複数の例示の実施形態により、複数の空間的に同じ場所に位置するユーザ機器(UE)は、関連するアクセス・ポイント(AP)によるビーコン信号の伝送と、UEとAPとの間に確立されるプロトコルとに基づいて、アップリンク・ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上で通信することができるようになる。
少なくとも1つの例示の実施形態は、複数のユーザ機器(UE)が、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上で送信することを可能にする方法に関する。
一実施形態においては、本方法は、プロトコルに基づいて、アクセスポイント(AP)により、複数のUEのうちのUEの複数の組をアクティブにするビーコンを送信するステップを含んでおり、UEの複数の組のうちの各組は、空間的に同じ場所に位置するUEを含んでおり、また各ビーコンは、UEの複数の組のうちの異なる組に関連づけられる。
一実施形態においては、ビーコンは、指向性ビームであり、また送信するステップは、複数のUEのうちのUEの第1の組が、アクティブにされるように、第1の指向性ビームを形成するステップと、第2の指向性ビームが、複数のUEのうちのUEの第2の組をアクティブにするように第2の指向性ビームを形成するステップとを含んでおり、第2の形成するステップは、第1の形成するステップとは異なる時間に起きている。
一実施形態においては、ビーコンは、複数の指向性ビームであり、また送信するステップは、UEの複数の組のうちの少なくとも2つの組の中のUEが、同時にアクティブにされるように、第1の複数の指向性ビームを形成するステップと、第2の複数の指向性ビームが、複数のUEのうちのUEの複数の組のうちの少なくとも2つの他の組をアクティブにするように、第2の複数の指向性ビームを形成するステップとを含み、第2の形成するステップは、第1の形成するステップとは異なる時間に起きている。
一実施形態においては、送信するステップは、無指向性でビーコンを送信し、また送信されたビーコンの各々は、別個のリソースの上で送信される。
一実施形態においては、プロトコルは、複数のUEにおいてあらかじめプログラムされている。
一実施形態においては、ビーコンを送信するステップは、プロトコルを示す情報が埋め込まれたビーコンを送信する。
一実施形態においては、プロトコルは、RACHの上のAPに対するアップリンク伝送において利用すべき送信されたビーコンを受信するUEの複数の組についてのRACHリソースと伝送時間とを示す。
一実施形態においては、プロトコルは、どのロケーションが、送信されたビーコンに関連づけられるかを示す。
一実施形態においては、本方法は、複数のUEからRACHリソースに対するアクセス要求をリッスンするステップを含んでいる。
少なくとも1つの例示の実施形態は、複数のユーザ機器(UE)が、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上で送信することを可能にするように構成されたアクセス・ポイント(AP)に関する。
一実施形態においては、APは、UEの複数の組のうちの各々が、空間的に同じ場所に位置しているUEを含んでおり、また各ビーコンが、UEの複数の組のうちの異なる組に関連づけられる、プロトコルに基づいて、複数のUEのうちのUEの複数の組をアクティブにするビーコンをトランスミッタを使用して送信するように構成されたプロセッサを含んでいる。
一実施形態においては、ビーコンは、指向性ビームであり、またプロセッサは、複数のUEのうちのUEの第1の組が、アクティブにされるように第1の指向性ビームを形成するステップ、および第2の指向性ビームが、複数のUEのうちのUEの第2の組をアクティブにするように第2の指向性ビームを形成するステップにより送信するステップを実行するように構成されており、第2の形成するステップは、第1の形成するステップとは異なる時間に起きている。
一実施形態においては、プロセッサは、トランスミッタを使用して無指向性でビーコンを送信するように構成されており、また送信されたビーコンの各々は、別個のリソースの上で送信される。
一実施形態においては、プロセッサは、プロトコルを示す情報が埋め込まれたビーコンを送信することにより送信するステップを実行するように構成されている。
一実施形態においては、プロトコルは、RACHの上のAPに対するアップリンク伝送において利用すべき送信されたビーコンを受信するUEの複数の組についてのRACHリソースと伝送時間とを示す。
一実施形態においては、プロトコルは、どのロケーションが、送信されたビーコンに関連づけられるかを示す。
少なくとも1つの例示の実施形態は、ユーザ機器(UE)からランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でアクセス要求を送信する方法に関する。
一実施形態においては、本方法は、アクセス・ポイント(AP)からのビーコンが、プロトコルに基づいて受信されるかどうかを決定するステップと、ビーコンに関連するプロトコルに基づいて決定される伝送時間においてRACHリソースの上でAPに対してアクセス要求を送信するステップとを含んでいる。
一実施形態においては、本方法は、プロトコルを使用して、RACHリソースと伝送時間とを決定するステップを含んでいる。
一実施形態においては、RACHリソースと伝送時間とを決定するステップは、プロトコルと、UEのロケーションとを使用して、RACHリソースと伝送時間とを決定する。
一実施形態においては、ビーコンが、受信されているかどうかを決定するステップは、プロトコルとUEのロケーションとを使用して、UEのロケーションに関連する周波数サブバンドと拡散コードとのうちの一方を決定するステップを含んでいる。
一実施形態においては、本方法は、全地球測位システム(GPS:global positioning system)を使用してUEのロケーションを決定するステップを含んでいる。
少なくとも1つの例示の実施形態は、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でアクセス要求を送信するように構成されたユーザ機器(UE)に関する。
一実施形態においては、UEは、アクセス・ポイント(AP)からのビーコンが、プロトコルに基づいて、受信されるかどうかを決定し、またトランスミッタを使用して、ビーコンに関連するプロトコルに基づいて決定される伝送時間においてRACHリソースの上でAPに対してアクセス要求を送信するように、構成されたプロセッサを含んでいる。
一実施形態においては、プロセッサは、プロトコルを使用してRACHリソースと伝送時間とを決定するように構成されている。
一実施形態においては、プロセッサは、ビーコンが、プロトコルとUEのロケーションとを使用して、UEのロケーションに関連する周波数サブバンドと拡散コードとのうちの一方を決定することにより、受信されているかどうかを決定するように構成されている。
本発明は、以下で本明細書において与えられる詳細な説明と、添付図面とから、より十分に理解されるようになるであろう。添付図面においては、同様な要素は、同様な参照数字によって表現され、これらの参照数字は、例証だけとして与えられ、よって本発明について限定するものではない。
例示の一実施形態によるセルを示す図である。 例示の一実施形態によるセルの中で動作するアクセス・ポイント(AP)を示す図である。 例示の一実施形態による、APと通信するように構成されたユーザ機器(UE)を示すものである。 例示の一実施形態による、複数のユーザ機器(UE)が、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上で送信することを可能にする一方法を示す図である。 例示の一実施形態による、ユーザ機器からランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でアクセス要求を送信する一方法を示す図である。 例示の一実施形態によるセルを示す図である。 例示の一実施形態による、複数のユーザ機器(UE)が、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上で送信することを可能にする一方法を示す図である。 例示の一実施形態による、ユーザ機器(UE)からランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でアクセス要求を送信する一方法を示す図である。
これらの図面は、ある種の例示の実施形態において利用される方法、構造、および/または材料の一般的な特性を示すこと、および以下で提供される書面による明細書を補完することを意図していることに注意すべきである。しかしながら、これらの図面は、縮尺比に従って拡大縮小してはおらず、また与えられた任意の実施形態の正確な後続的特性または性能特性を正確に反映していなくてもよく、また例示の実施形態によって包含される値または特性の範囲を定義すること、または限定することとして解釈されるべきではない。例えば、分子、層、領域および/または構造的要素の相対的な厚みと位置とは、明確にするために縮小されても、あるいは誇張されてもよい。様々な図面における類似した、または同一の参照番号の使用は、類似した、または同一の要素もしくは特徴の存在を示すことを意図している。
例示の実施形態は、様々な修正形態、および代替形態を取ることができ、その実施形態は、図面の中に例として示されており、また本明細書において詳細に説明されるであろう。しかしながら、例示の実施形態を開示された特定の形態だけに限定する意図は存在していないが、逆に、例示の実施形態は、特許請求の範囲の範囲内に含まれるすべての修正形態、同等形態、および代替形態を対象として含むべきである。同様な番号は、図面の説明全体を通して同様な要素のことを意味している。
より詳細に例示の実施形態を考察する前に、いくつかの例示の実施形態は、フローチャートとして示されるプロセスまたは方法として説明されることに注意すべきである。フローチャートは、シーケンシャルなプロセスとしてオペレーションを説明しているが、オペレーションのうちの多くは、並列に、並行して、または同時に実行されることもある。さらに、オペレーションの順序は、配列し直されてもよい。プロセスは、それらのオペレーションが、完了されるときに終了されることもあるが、図面の中に含まれない追加のステップを有することもできる。プロセスは、方法、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応することができる。
それらの方法のうちのいくつかがフローチャートによって示される、以下で考察される方法は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれらの任意の組合せによって実施されることもある。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードの形で実施されるときに、必要なタスクを実行するプログラム・コード、またはコード・セグメントは、ストレージ媒体など、マシン読取り可能媒体またはコンピュータ読取り可能媒体に記憶されることもある。プロセッサ(1つまたは複数)は、必要なタスクを実行することができる。
本明細書において開示される特定の構造的詳細および機能的詳細は、本発明の例示の実施形態を説明する目的のための単に代表的なものにすぎない。しかしながら、本発明は、多数の代替的形態の形で実施されることもあり、本明細書において説明される実施形態だけに限定されるように解釈されるべきではない。
第1の、第2のなどの用語は、本明細書において、様々な要素を説明するために使用されることもあるが、これらの要素は、これらの用語だけに限定されるべきではないことが、理解されるであろう。これらの用語は、1つの要素を別の要素から区別するために使用されるだけである。例えば、例示の実施形態の範囲を逸脱することなしに、第1の要素は、第2の要素と名付けられる可能性もあり、また同様に、第2の要素は、第1の要素と名付けられる可能性もある。本明細書において使用されるように、用語「および/または」は、1つまたは複数の関連するリストアップされた項目のうちの任意の組合せと、すべての組合せとを含んでいる。
ある要素が、別の要素に「接続され(connected)」ている、または「結合され(coupled)」ていると称されるときに、その要素は、他の要素に直接に接続され、または結合される可能性もあり、あるいは介在する要素が存在していてもよいことが、理解されるであろう。対照的に、ある要素が、別の要素に「直接に(directly)接続され」ている、または「直接に結合され」ていると称されるときには、介在する要素は存在していない。要素の間の関係を説明するために使用される他の言葉も、同様なやり方(例えば、「間に(between)」に対して「直接に間に(directly between)」、「隣接する(adjacent)」に対して「直接に隣接する(directly adjacent)」など)で解釈されるべきである。
本明細書において使用される専門用語は、特定の実施形態を説明する目的のためだけであり、例示の実施形態について限定することを意図してはいない。本明細書において使用されるように、単数形の形式「1つの(a)」、「1つの(an)」、および「その(the)」は、文脈が、明らかにそうでない場合を示していない限り、同様に複数形の形式を含むことを意図している。用語「備える/含む(comprises)」、「備えている/含んでいる(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」は、本明細書において使用されるときに、述べられた機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、および/またはコンポーネントの存在を指定するが、1つまたは複数の他の機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、コンポーネント、および/またはそれらのグループの存在もしくは追加を除外するものではないことが、さらに理解されるであろう。
いくつかの代替的な実装形態においては、指摘される機能/動作は、図面の中で指摘される順序を外れて起こる可能性があることにも注意すべきある。例えば、連続して示される2つの図は、実際には同時に実行されてもよく、または関与する機能/動作に応じて、時として逆の順序で実行されてもよい。
それ以外の方法で規定されていない限り、本明細書において使用されるすべての用語(技術的用語および科学的用語を含む)は、例示の実施形態が属する当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有している。用語、例えば、一般的に使用される辞書の中で規定されるこれらの用語は、関連のある技術との関連でそれらの意味と整合している意味を有するように解釈されるべきであり、また本明細書において明示的にそのように規定されていない限り、理想化された意味で、または過度に形式的な意味で解釈されることにはならないことが、さらに理解されるであろう。
例示の実施形態と、対応する詳細な説明との一部分は、ソフトウェアの観点から、またはコンピュータ・メモリの内部のデータ・ビットに対するオペレーションのアルゴリズムおよびシンボリック表現の観点から提示される。これらの説明および表現は、それによって当業者が、他の当業者に対して彼らの仕事の本質を効果的に伝える説明および表現である。用語がここで使用されるように、またその用語が一般に使用されるように、アルゴリズムは、望ましい結果をもたらすステップの自己矛盾のないシーケンスであるように考えられる。それらのステップは、物理量の物理的操作を必要とするこれらのステップである。通常、必ずしもそうであるとは限らないが、これらの量は、記憶され、転送され、結合され、比較され、またそれ以外の方法で操作され得る光学的信号、電気信号、または磁気信号の形態を取る。これらの信号をビット、値、要素、シンボル、キャラクタ、用語、番号などと称することは、ときには、主として一般的な使用の理由のために、便利であることが分かっている。
以下の説明においては、実例となる実施形態は、特定のタスクを実行し、または特定の抽象データ型を実施し、また既存のネットワーク要素において、既存のハードウェアを使用して実施され得るルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含むプログラム・モジュールまたは機能プロセスとして実施され得る動作と、オペレーションのシンボリック表現(例えば、フロー・チャートの形式における)とを参照して説明されるであろう。そのような既存のハードウェアは、1つまたは複数の中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)、特定用途向け集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:field programmable gate array)のコンピュータなどを含むことができる。
しかしながら、これらの用語および類似した用語のすべては、適切な物理量に関連づけられるべきであり、また単にこれらの量に適用される便利なラベルであるにすぎないことを心に留めるべきである。具体的に別の方法で述べられていない限り、または考察から明らかであるように、「処理すること」、「計算すること」、「算出すること」、「決定すること」または「表示すること」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリの内部の物理的な、電子的な量として表されるデータをコンピュータ・システムのメモリ、レジスタ、あるいは他のそのような情報のストレージ・デバイス、伝送デバイス、またはディスプレイ・デバイスの内部の物理量として同様に表される他のデータへと操作し、また変換するコンピュータ・システム、または類似した電子的コンピューティング・デバイスのアクションおよびプロセスのことを意味している。
例示の実施形態のソフトウェアにより実装された態様は、一般的に、何らかの形態のプログラム・ストレージ媒体の上で符号化され、または何らかのタイプの伝送媒体の上で実施されることにも注意すべきである。プログラム・ストレージ媒体は、磁気的なもの(例えば、フロッピー・ディスクまたはハード・ドライブ)、あるいは光学的なもの(例えば、コンパクト・ディスク・リード・オンリー・メモリ、または「CD ROM」)のような任意の非一時的媒体とすることができ、またリード・オンリーまたはランダム・アクセスとすることができる。同様に、伝送媒体は、ツイスト・ペア線、同軸ケーブル、光ファイバ、または当技術分野にとって知られている何らかの他の適切な伝送媒体とすることができる。例示の実施形態は、与えられた任意の実装形態のこれらの態様によって限定されない。
1つまたは複数の例示の実施形態においては、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上のアップリンク干渉は、各々の組が、空間的に同じ場所に位置しているユーザ機器(UE)を含んでいるUEの複数の組の中へとアクセス・ポイント(AP)に関連するUEを空間的に分離すること、およびUEと、APとの間で確立されるプロトコルに従って、UEの複数の組のうちの各組からの伝送を制御することにより、低減される可能性がある。
図1は、例示の一実施形態によるセルを示すものである。
図1に示されるように、セル100は、AP200と通信する複数のUE300a/300bを含んでいる。複数のUE300a/300bは、ランダム・アクセス・チャネル・プリアンブルを送信することにより、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でAP200に対する接続の確立を要求する要求するUE300aと、その伝送が送信されたプリアンブルと干渉する可能性がある干渉するUE300bとを含んでいる。
図2は、例示の一実施形態によるアクセス・ポイント(AP)を示すものである。
図2を参照すると、AP200は、データ・バス250の上で互いに通信することができる、例えば、トランスミッタ210と、レシーバ220と、メモリ230と、プロセッサ240とを含むことができる。
トランスミッタ210は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて他のネットワーク要素に対する1つまたは複数のワイヤレス接続を経由して、例えば、データ信号と、制御信号と、信号の強度または品質の情報とを含めて、ワイヤレス信号を送信するためのハードウェアと、任意の必要なソフトウェアとを含むデバイスである。
トランスミッタ210は、各々が、指向性ビームを生成するフェーズド・アンテナ要素の1つまたは複数のアレイを含むことができる。アンテナ要素の位相は、異なる方向における指向性ビームを生成するように調整可能とすることができる。代わりに、トランスミッタ210は、トランスミッタが、すべての方向へと一様に放射するアンテナ要素を含む無指向性アンテナを含むことができる。
レシーバ220は、ネットワークにおいて他のネットワーク要素に対する1つまたは複数のワイヤレス接続を経由して、例えば、データ信号と、制御信号と、信号の強度または品質の情報とを含めて、ワイヤレス信号を受信するためのハードウェアと、任意の必要なソフトウェアとを含むデバイスである。
メモリ230は、磁気ストレージ、フラッシュ・ストレージなどを含めて、データを記憶することができる任意のデバイスとすることができる。メモリは、RACH伝送のための時間リソースと、周波数リソースとを示すプロトコルを記憶することができる。
プロセッサ240は、例えば、入力データに基づいて特定のオペレーションを実行するように構成されたマイクロプロセッサを含んでおり、データを処理することができ、またはコンピュータ読取り可能コードの中に含まれる命令を実行することができる任意のデバイスとすることができる。コンピュータ読取り可能コードは、例えば、メモリ230の上に記憶されることもある。
図3は、例示の一実施形態によるユーザ機器(UE)300a/300bを示すものである。UE300a/300bは、図3に示されていない特徴を含むことができ、また示されているこれらの特徴だけには限定されるべきではないこともまた理解すべきである。
図3を参照すると、UE300a/300bは、例えば、送信ユニット310と、受信ユニット320と、メモリ・ユニット330と、処理ユニット340と、データ・バス350とを含むことができる。
送信ユニット310と、受信ユニット320と、メモリ・ユニット330と、処理ユニット340とは、データ・バス350を使用して、互いに対してデータを送信し、かつ/または互いからデータを受信することができる。
送信ユニット310は、ワイヤレス通信ネットワーク100における他のネットワーク要素に対する1つまたは複数のワイヤレス接続を経由して、例えば、データ信号と、制御信号と、信号の強度/品質の情報とを含めて、ワイヤレス信号を送信するためのハードウェアと、任意の必要なソフトウェアとを含むデバイスである。
受信ユニット320は、他のネットワーク要素に対する1つまたは複数のワイヤレス接続を経由して、例えば、データ信号と、制御信号と、信号の強度/品質の情報とを含めて、ワイヤレス信号を受信するためのハードウェアと、任意の必要なソフトウェアとを含むデバイスである。
メモリ・ユニット330は、磁気ストレージ、フラッシュ・ストレージなどを含めて、データを記憶することができる任意のデバイスとすることができる。メモリ・ユニット330は、RACHのために割り付けられる時間リソースと周波数リソースとを示すプロトコルを記憶することができる。
処理ユニット340は、例えば、入力データに基づいて特定のオペレーションを実行するように構成されたマイクロプロセッサを含んでおり、データを処理することができ、またはコンピュータ読取り可能コードの中に含まれる命令を実行することができる任意のデバイスとすることができる。コンピュータ読取り可能コードは、例えば、メモリ・ユニット330の上に記憶されることもある。
図4は、異なるユーザ機器(UE)300a/300bが、異なるランダム・アクセス・チャネル(RACH)リソースを使用してRACHの上で送信することを選択的に可能にするために指向性ビームを使用して、複数のUEが、RACHの上で送信することを可能にする一方法を示すものである。
図1、2および4を参照すると、ステップS400において、AP200のプロセッサ240は、ビーコン信号を含むトランスミッタ210を経由して指向性ビーム110を送信することができる。ビーコン信号は、指向性ビームであるので、望ましいしきい値の上のビーコン信号を受信するUE300aだけが、応答する機会を有するであろう。したがって、ビーコン信号は、1組のUE300aを規定し、また干渉する可能性のあるUE300bからUE300aのこの組を区別する。干渉する可能性のあるUE300bは、望ましいしきい値の上のビーコン信号を受信しない。それゆえに、干渉する可能性のあるUE300bは、応答し、また干渉すべき機会を有してはいない。それに応じて、UE300a/300bのうちのどれが、UE300a/300bと、AP200との間の角度に従う、UE300a/300bと、AP200との間の距離に従う、干渉するUE300bに対するUE300aの近接性に従う、または任意の他の区別する判断基準に従う要求するUE300aであるかを空間的に分離することができる。
ステップS410において、プロセッサ240は、レシーバ220が、UE300a/300bからアクセス要求を受信するかどうかを決定する。アクセス要求は、RACHの上で送信されるプリアンブルの形態のものとすることができる。しかしながら、UE300aだけが、ステップS400において送信されるビーコン信号を受信するので、同じ組の中のUE300aだけが、与えられたRACH周波数リソースにおいて、与えられたRACH伝送時間中に、それらのアクセス要求を送信する。対照的に、干渉する可能性があるUE300bは、例えば、それらが、指向性ビーム110の外側に存在し、またそれゆえに任意の受信されたビーコンが、低いSINRを有するので、要求するUE300aと同じRACH周波数リソースを使用して、同じ伝送時間に、それらのそれぞれのプリアンブル信号を送信することはない。伝送時間とRACHリソースとは、プロトコルに従って決定されることもある。
一実施形態においては、AP200と、UE300a/300bとは、プロトコルを用いてあらかじめプログラムされることもある。
別の実施形態においては、ビーコン信号は、プロトコルを提供する、その中に埋め込まれたプロトコル情報を含むことができる。例えば、トランスミッタ210は、ビーコン信号の内部に埋め込まれたプロトコル情報を含むビーコンをステップS400において送信することができる。この場合には、UE300a/300bが、ビーコンの伝送を検出する場合、それらは、ビーコンの上の情報を復調して、プロトコル情報を抽出することができる。
プロトコルは、UE300a/300bが、AP200に対してそれらのそれぞれのアクセス要求を送信するために使用すべき相対的な伝送時間およびRACHリソースを示す。プロトコルを使用して、UE300a/300bは、相対的な伝送時間と、その上でAP200に対するアップリンク・アクセス要求を送信すべきRACHリソースとを決定することができる。相対的な伝送時間は、時間オフセットとすることができる。例えば、時間オフセットが、1タイム・スロットである場合、そのときにはUE300aは、ビーコン信号の受信の1タイム・スロット後にそれらのそれぞれのアクセス要求を送信することができる。RACHリソースは、直交アップリンク・リソース(例えば、周波数サブバンドまたは拡散コード)とすることができる。
ステップS410において、プロセッサ240が、UE300a/300bからアクセス要求を受信しない場合、プロセッサ240は、将来のアクセス要求をリッスンし続けることができる。
しかしながら、アクセス要求が受信される場合、そのときにはステップS420において、プロセッサ240は、UE300a/300bのうちのそれぞれ1つまたは複数とのデータ通信を開始することができる。例えば、プロセッサ240は、UE300a/300bが、データ通信を開始することができることを示すために、1つまたは複数のUE300a/300bに対して肯定応答要求(ACK)を送信するようにトランスミッタ210に指示することができる。
プロセッサ240は、異なる選択された方向にトランスミッタ220を経由して別の指向性ビームを送信することにより、複数のユーザ機器(UE)を使用可能にするプロセスを繰り返すことができる。プロセッサ240は、異なる選択された方向に指向性ビームを送信するようにトランスミッタ220のアンテナ要素を調整することにより、異なる選択された方向に送信することができる。
例示の一実施形態においては、プロセッサ240は、各々が、ビーコン信号を含む複数の指向性ビーム110を異なる方向に同時に送信するようにトランスミッタ220に指示することができる。それに応じて、複数の指向性ビーム110は、UE300a/300bのうちのどれが、要求するUE300であるかを空間的に分離することができる。プロセッサ240は、干渉を最小にするそのようなやり方で異なる方向を決定することができる。例えば、一実施形態においては、互いに180°にある2つの異なる指向性ビームが、送信されることもある。
AP200は、UE300a/300bと、AP200との間で確立されるプロトコルに従って、同じ場所に位置しているUEの複数の組からのアップリンク伝送において使用されるタイミングおよびリソースを制御するので、例示の実施形態は、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上のアップリンク干渉を低減させることができる。さらに、指向性ビーム110としてビーコンを形成することにより、AP200は、AP200によって送信されるビーコンの範囲を拡張することができる。
図5は、ユーザ機器(UE)からアクセス・ポイント(AP)へとアクセス要求を送信する方法を示すものである。
図1、3および5を参照すると、ステップS500において、処理ユニット340は、ビーコン信号が、受信ユニット320によって受信されているかどうかを決定することができる。例えば、処理ユニット340は、しきい値よりも上の信号対干渉プラス雑音(SINR)比を有するビーコンが、受信されているかどうかを決定することができる。
ステップS500において、処理ユニット340が、ビーコン信号が受信されていないことを決定する場合、処理ユニット340は、ビーコン信号をリッスンし続けるように受信ユニット320に指示することができる。
ステップS500において、処理ユニット340が、ビーコン信号が次いでステップS510において受信されていることを決定する場合、処理ユニット340は、ネットワークに対してアクセスのための要求を送信するようにトランスミッタ310に指示することができる。アクセス要求は、上記で考察されたように、プロトコルによって確立される相対的な伝送時間中に、またRACHリソースの上でAP200に対して送信されることもある。
プロトコルは、UE300a/300bがAP200に対してそれらのアクセス要求を送信するために使用すべき相対的な伝送時間とRACHリソースとを示すことができる。プロトコルを使用して、UE300a/300bは、その上でAP200に対してアップリンク・アクセス要求を送信すべき相対的な伝送時間と、RACHリソースとを決定することができる。
一実施形態においては、相対的な伝送時間は、ウィンドウであり、また伝送時間は、そのウィンドウの内部のUE300aによってランダムに選択される可能性がある。別の実施形態においては、相対的な伝送時間は、時間オフセットとすることができる。例えば、時間オフセットが、1タイム・スロットである場合、そのときにはUE300aは、ビーコン信号の受信の1タイム・スロット後にそれらのそれぞれのアクセス要求を送信することができる。同様に、アクセス要求の伝送は、ビーコンの直後に続くX個の伝送間隔のうちの任意の1つにおいてランダムに起こる可能性があり、ここでXは、プロトコルを経由して確立される整数パラメータである。RACHリソースは、直交アップリンク・リソース(例えば、周波数サブバンドまたは拡散コード)とすることができる。
ステップS520において、プロセッサ340は、それぞれのUE300a/300bがAP200とのデータ通信を開始することができることを示す、AP200からの肯定応答(ACK)をリッスンすることができる。
プロセッサ340が、AP200からACKを受信しない場合、プロセッサ340は、待機期間にわたってAP200からのACKをリッスンし続けることができる。UE300a/300bが、待機期間内にACKを受信しない場合、そのときにはプロセッサ340は、ステップS510に戻ることにより、増大された伝送電力レベルで別のアクセス要求を送信することができる。プロセッサ340は、ACKがAP200から受信され、またはアクセス要求の最大の許可された数が、送信されるまで、伝送ステップS510と、リスニング・ステップS520とを繰り返すことができる。
プロセッサ340が、AP200からACKを受信する場合、そのときにはステップS530において、プロセッサ340は、送信ユニット310の上でAP200とのデータ通信を開始することができる。
UE300a/300bが、指向性ビーム110によって同じ場所に位置している組へと空間的にグループ分けされるので、UE300a/300bの各組は、プロトコルによって決定されるそれぞれの伝送時間と、リソースとにおいてそれらのアクセス要求を送信する。それゆえに、例示の実施形態は、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上のアップリンク干渉を低減させることができる。さらに、AP200によって送信されるビーコンの範囲が、指向性ビーム110の使用によって拡張される可能性があるので、より多くのUE300a/300bが、AP200によってサービスされることもある。
図6は、別の例示の実施形態によるセルを示すものである。
図6に示されるように、セル600は、AP200と通信するように構成された複数のUE300a/300bを含んでいる。複数のUE300a/300bは、アクセス要求を送信することにより、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でAP200に対する接続の確立を要求する要求するUE300aと、その伝送が、送信されたアクセス要求と干渉する可能性がある干渉するUE300bとを含んでいる。AP200と、複数のUE300a/300bとは、AP200および、図1〜3に示される複数のUE300a/300bと同じ構造を有する。
図7は、複数のユーザ機器(UE)が、異なるUE300a/300bが異なるランダム・アクセス・チャネル(RACH)リソースを使用してRACHの上で送信することを選択的に可能にするために無指向性ビーコンを使用して、RACHの上で送信することを可能にする方法を示すものである。
図2、6および7を参照すると、ステップS700において、AP200のトランスミッタ210は、複数のUE300a/300bに対してビーコン信号を含む無指向性ビーコン610を送信する。トランスミッタ220は、すべての方向に一様に放射するアンテナ要素を有する無指向性アンテナを含んでいる。それゆえに、複数のUE300a/300bは、それらのロケーションにかかわらず、すべて、ビーコン610を受信することができる。しかしながら、ビーコン610は、特定のロケーションに関連づけられるリソースを使用して送信されることもある。異なる地理的ロケーションに異なるビーコンを関連づけることにより、ビーコン610は、UE300aのうちの要求する組として特定のロケーションにおいて空間的に同じ場所に位置しているUE300aの組を規定し、また干渉する可能性のあるUE300bからUE300aのこの組を区別することができる。それゆえに、UE300a/300bは、指向性ビーム110の使用なしに、同じ場所に位置している組の中へと空間的に分離されることもある。プロトコルは、特定の地理的ロケーションに各ビーコン610を割り当てることができる。
一実施形態においては、AP200と、UE300a/300bとは、プロトコルを用いてあらかじめプログラムされることもある。
別の実施形態においては、ビーコン610は、プロトコルを提供するプロトコル情報を含むことができる。例えば、トランスミッタ210は、ビーコン610の内部に埋め込まれたプロトコル情報を含むビーコン610をステップS700において送信することができる。この場合には、UE300a/300bが、ビーコン610の伝送を検出する場合、UE300a/300bは、ビーコン610の中の情報を復調して、プロトコル情報を抽出することができる。
プロトコルは、ビーコン610を送信するために使用される異なるリソースに異なる地理的ロケーションを関連づけることができる。例えば、プロトコルは、異なる地理的ロケーションに異なる周波数帯域を関連づけることができる。代わりに、プロトコルは、異なる地理的ロケーションに異なる拡散コードを関連づけることができる。それらのロケーションに基づいて、またプロトコルを使用して(以下で図8に関して説明されるように)、UE300a/300bは、それらが、特定の受信されたビーコン信号610に関連するかどうかを決定することができる。
ステップS710において、レシーバ220は、UE300a/300bからのアクセス要求をリッスンする。しかしながら、地理的ロケーションの内部の複数のUE300aだけが、ビーコン信号610に関連づけられるので、UE300aだけが、与えられたRACH周波数リソースにおいて、与えられたRACH伝送時間中にそれらのそれぞれのアクセス要求を送信する。対照的に、干渉する可能性があるUE300bは、要求するUE300と同じRACH周波数リソースを使用して、同じ伝送時間にそれらのそれぞれのプリアンブル信号を送信することはない。
伝送時間と、RACHリソースとは、図4および5に関して上記で考察されたのと同じやり方で、プロトコルに従って決定されることもある。それゆえに、プロトコルは、さらに、UE300a/300bが、AP200に対してそれらのアクセス要求を送信するために使用すべき相対的な伝送時間とRACHリソースとを示すことができる。プロトコルを使用して、UE300a/300bは、その上でAP200に対してアップリンク・アクセス要求を送信すべき相対的な伝送時間とRACHリソースとを決定することができる。
一実施形態においては、相対的な伝送時間は、ウィンドウであり、また伝送時間は、そのウィンドウの内部のUE300aによってランダムに選択される可能性がある。別の実施形態においては、相対的な伝送時間は、時間オフセットとすることができる。例えば、時間オフセットが、1タイム・スロットである場合、そのときにはUE300aは、ビーコン信号610の受信の1タイム・スロット後にそれらのそれぞれのアクセス要求を送信することができる。同様に、アクセス要求の伝送は、ビーコンの直後に続くX個の伝送間隔のうちの任意の1つにおいてランダムに起こる可能性があり、ここでXは、プロトコルを経由して確立される整数パラメータである。RACHリソースは、直交アップリンク・リソース(例えば、周波数サブバンドまたは拡散コード)とすることができる。
アクセス要求は、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上で送信されるプリアンブルの形態のものとすることができる。
図8は、図7の方法に関連する、ユーザ機器UE300a/300bからアクセス・ポイントAP200へと、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でアクセス要求を送信する方法を示すものである。
図3、6および8を参照すると、ステップS800において、UE300a/300bのうちの各々の処理ユニット340は、AP200に対するUE300a/300bの相対的なロケーションを決定することができ、その結果、処理ユニット340は、受信されたビーコン信号610が、UE300a/300bの地理的ロケーションに関連するかどうかを決定することができる。
一実施形態においては、UE300a/300bの相対的ロケーションを決定するために、UE300a/300bの各々のメモリ・ユニット330は、それらのロケーションを用いてあらかじめプログラムされることもある。例えば、この実施形態は、とりわけ静的UEとともに使用されることもある。
別の実施形態においては、UE300a/300bの処理ユニット340は、全地球測位システム(GPS)レシーバ(図示されず)を使用して、そのそれぞれの現在のロケーションを決定することができる。また、UE300a/300bは、AP200のロケーションについてUE300a/300bに知らせるロケーション情報をAP200から受信することもできる。例えば、ロケーション情報は、ビーコン信号の中に埋め込まれ、または別の信号を経由して送信されることもある。
処理ユニット340は、AP200のこのロケーション情報と、関連するUE300a/300bの現在のロケーションとを使用して、AP200に対する関連するUE300a/300bの相対的ロケーションを決定することができる。
ステップS810において、UE300a/300bは、ビーコン610が、ステップS810において決定されるAP200に対するUE300a/300bについてのUE300a/300bの相対的ロケーションとプロトコルとを使用して、UEについてのビーコンであるかどうかを決定することができる。
一実施形態においては、UE300a/300bは、プロトコルを用いてあらかじめプログラムされることもある。
別の実施形態においては、ビーコン信号は、プロトコルを提供するプロトコル情報を含むことができる。例えば、受信ユニット320は、ビーコン610の内部に埋め込まれたプロトコル情報を含むビーコン610をステップS820において受信することができる。この場合には、UE300a/300bが、ビーコン610の伝送を検出する場合、UE300a/300bは、ビーコン610の上の情報を復調して、プロトコル情報を抽出することができる。
プロトコルは、ビーコン610を送信するために使用される異なるリソースに異なる地理的ロケーションを関連づけることができる。例えば、プロトコルは、異なる地理的ロケーションに異なる周波数帯域を関連づけることができる。代わりに、プロトコルは、異なる地理的ロケーションに異なる拡散コードを関連づけることができる。プロトコルを使用して、UE300a/300bは、それらが、特定のビーコン信号610に関連づけられるかどうかを決定することができる。例えば、図6を参照すると、プロトコルは、AP200によってサービスされるセル600の左上象限の中のUE300aが、第1の周波数サブバンドに関連づけられ、セル600の右上象限の中のUE300bが、第2の周波数サブバンドに関連づけられることなどを示すことができる。
ステップS820において、処理ユニット340は、UE300a/300bに関連づけられるビーコン610が、受信ユニット320によって受信されているかどうかを決定することができる。例えば、左上象限の中のUE300aが、第1の周波数サブバンドにおいてビーコン信号を受信する場合、そのときには処理ユニット340は、ビーコン信号が、受信されていることを決定する。
ステップS820において、処理ユニット340が、UE300a/300bの相対的ロケーションに関連するビーコン610が、受信されていないことを決定する場合、処理ユニット340は、UE300a/300bの相対的ロケーションに関連するビーコン610をリッスンし続けるように受信ユニット320に指示することができる。
ステップS820において、処理ユニット340が、ビーコン610が受信されていることを決定する場合、そのときにはステップS830において、処理ユニット340は、ネットワークに対してアクセスのための要求を送信するようにトランスミッタ310に指示することができる。要求は、図4および5に関して上記で考察されたのと同じやり方で、プロトコルによって確立される相対的な伝送時間中に、またRACHリソースの上でAP200に対して送信されることもある。対照的に、干渉する可能性があるUE300bは、それらが、ビーコン610に関連づけられないので、送信しない。
伝送時間と、RACHリソースとは、図4および5に関して上記で説明されたように、プロトコルに従って決定されることもある。それゆえに、プロトコルは、さらに、UE300a/300bが、AP200に対してそれらのアクセス要求を送信するために使用すべき相対的な伝送時間とRACHリソースとを示すことができる。プロトコルを使用して、UE300a/300bは、その上でAP200に対してアップリンク・アクセス要求を送信すべき相対的な伝送時間とRACHリソースとを決定することができる。
一実施形態においては、相対的な伝送時間は、ウィンドウであり、また伝送時間は、そのウィンドウの内部のUE300aによってランダムに選択される可能性がある。別の実施形態においては、相対的な伝送時間は、時間オフセットとすることができる。例えば、時間オフセットが、1タイム・スロットである場合、そのときにはUE300aは、ビーコン信号の受信の1タイム・スロット後にそれらのそれぞれのアクセス要求を送信することができる。同様に、アクセス要求の伝送は、ビーコンの直後に続くX個の伝送間隔のうちの任意の1つにおいてランダムに起こる可能性があり、ここでXは、プロトコルを経由して確立される整数パラメータである。RACHリソースは、直交アップリンク・リソース(例えば、周波数サブバンドまたは拡散コード)とすることができる。
アクセス要求は、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上で送信されるプリアンブルの形態のものとすることができる。
ステップS840において、プロセッサ340は、それぞれのUE300a/300bが、AP200とのデータ通信を開始することができることを示す、AP200からの肯定応答(ACK)をリッスンすることができる。
プロセッサ340が、AP200からACKを受信しない場合、プロセッサ340は、待機期間にわたってAP200からのACKをリッスンし続けることができる。UE300a/300bが、待機期間内にACKを受信しない場合、そのときにはプロセッサ340は、ステップS830に戻ることにより、増大された伝送電力レベルにおいて別のアクセス要求を送信することができる。プロセッサ340は、ACKが、AP200から受信され、またはアクセス要求の最大の許可された数が、送信されるまで、伝送ステップS830と、リスニング・ステップS840とを繰り返すことができる。
プロセッサ340が、AP200からACKを受信する場合、そのときにはステップS850において、プロセッサ340は、送信ユニット310の上でAP200とのデータ通信を開始することができる。
1つまたは複数の例示の実施形態においては、ビーコン信号は、各ロケーション形式の同じ場所に位置している組の内部のプロトコルとUEとに基づいて、ロケーションに関連づけられる。各々の同じ場所に位置している組のUE300a/300bは、プロトコルによって決定されるそれぞれの伝送時間とリソースとにおいてそれらのアクセス要求を送信する。それゆえに、例示の実施形態は、UE300a/300bの総数よりも少なくなるように、与えられたリソースの上で与えられた時間にランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でアクセス要求を送信することができるUEの数を低減させることにより、RACHの上のアップリンク干渉を低減させることができる。それゆえに、与えられた1組のRACHリソースでは、アクセス要求の間の衝突確率は、低減されることになる。さらに、UEが、空間的に同じ場所に位置しているので、コヒーレントなアンテナ結合などの空間処理をAP200のレシーバ220において使用して、検出確率を改善することができる。
図6〜8は、象限に基づいて分離される地理的ロケーションに対してリソースを分布させるプロトコルを示しているが、それらのリソースは、例示の実施形態の精神および範囲を逸脱することなく、様々なやり方で分布させられ得ることが、当業者によって理解されるであろう。例えば、それらのリソースは、UE300a/300bと、AP200との間の任意の角度に従って、UE300a/300bと、AP200との間の距離に従って、干渉するUE300bに対するUE300aの近接性に従って、または任意の他の区別する判断基準に従って、分布させられることもある。
例示の一実施形態においては、ハイブリッドな方法が、利用されることもあり、ここでは、トランスミッタ210は、異なる地理的ロケーションに関連する複数のビーコンを含む指向性ビーム110を送信する。指向性ビーム110の形で複数のビーコンを提供することにより、AP200は、UE300a/300bのうちのどれが、要求するUE300の組の中に含まれるかについてさらに絞り込むことができる。
例示の実施形態が、特に示され、また説明されているが、形態および詳細における変形形態が、特許請求の範囲についての精神および範囲を逸脱することなく、その中で行われ得ることが、当業者によって理解されるであろう。

Claims (10)

  1. 複数のユーザ機器(UE)(300a/300b)が、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上で送信することを可能にする方法であって、
    アクセス・ポイント(AP)(200)に関連するアンテナにより、前記複数のUEのうちのUE(300a)の複数の組が、プロトコルに基づいて、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でそれらのそれぞれのアクセス要求を送信することを可能にするために、別個のリソースの上で無指向性でビーコン(110/610)を送信するステップを含んでおり、UEの前記複数の組のうちの各々は、UEに関連するメモリに記憶される情報に基づいて、またはそれらに対して送信される全地球測位情報に基づいて、決定される複数の地理的ロケーションのうちの1つの中で空間的に同じ場所に位置している前記UEを含んでおり、また前記プロトコルは、各無指向性ビーコンが、UEの前記複数の組のうちの異なる1つに関連づけられるように、前記複数の地理的ロケーションのうちの1つに前記別個のリソースのうちの各々を関連づける、方法。
  2. 前記プロトコルは、前記複数のUEにおいて、あらかじめプログラムされる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ビーコンを前記送信するステップは、前記プロトコルを示す情報を埋め込まれたビーコンを送信する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記プロトコルは、前記RACHの上の前記APに対するアップリンク伝送において利用すべき前記送信されたビーコンを受信するUEの前記複数の組についてのRACHリソースと伝送時間とを示す、請求項1に記載の方法。
  5. 複数のユーザ機器(UE)(300a/300b)が、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上で送信することを可能にするように構成されたアクセス・ポイント(AP)(200)であって、
    トランスミッタ(210)に結合されたアンテナと、
    前記複数のUEのうちのUE(300a)の複数の組が、プロトコルに基づいて、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でそれらのそれぞれのアクセス要求を送信することを可能にするように、別個のリソースの上で無指向性でビーコン(110/610)を送信するように、前記アンテナに指示するように構成されたプロセッサ(240)とを備えており、UEの前記複数の組のうちの各々は、UEに関連するメモリに記憶される情報に基づいて、またはそれに対して送信される全地球測位情報に基づいて、決定される複数の地理的ロケーションのうちの1つの中で空間的に同じ場所に位置している前記UEを含んでおり、また前記プロトコルは、各無指向性ビーコンが、UEの前記複数の組のうちの異なる1つに関連づけられるように、前記複数の地理的ロケーションのうちの1つに前記別個のリソースのうちの各々を関連づける、アクセス・ポイント(AP)。
  6. 前記プロセッサは、前記プロトコルを示す情報が埋め込まれた前記ビーコンを送信することにより、前記送信するステップを実行するように構成されている、請求項5に記載のAP。
  7. 前記プロトコルは、前記RACHの上の前記APに対するアップリンク伝送において利用すべき前記送信されたビーコンを受信するUEの前記複数の組についてのRACHリソースと伝送時間とを示す、請求項5に記載のAP。
  8. ランダム・アクセス・チャネル(RACH)の上でアクセス要求を送信するように構成されたユーザ機器(UE)(300a/300b)であって、
    トランスミッタ(310)に結合されたアンテナと、
    複数の地理的ロケーションのうちのどの1つが、前記UEに関連するメモリに記憶される情報に基づいて、またはそれに対して送信される全地球測位情報に基づいて、前記UEに空間的に関連づけられるかを決定し、
    複数の別個のダウンリンク通信リソースのうちの1つの上で受信される、アクセス・ポイント(AP)(200)からの無指向性ビーコン(110/610)が、前記複数の地理的ロケーションのうちの1つに前記別個のダウンリンク・リソースのうちの1つを関連づけ、また前記複数の地理的ロケーションのうちの1つに、アップリンク伝送についてのRACHリソースと伝送時間とを関連づけるプロトコルに基づいて、前記UEに関連づけられるかどうかを決定し、また
    前記UEの前記地理的ロケーションと、前記プロトコルとに基づいて決定される前記伝送時間の1つにおいて、前記RACHリソースのうちの1つの上で前記APに対して前記アクセス要求を送信するように前記アンテナに指示する
    ように構成されたプロセッサ(340)と
    を備えているユーザ機器(UE)。
  9. 前記プロセッサは、前記プロトコルを使用して、前記RACHリソースと前記伝送時間とを決定するように構成されている、請求項8に記載のUE。
  10. 前記プロセッサは、前記ビーコンが、前記プロトコルと、前記UEのロケーションとを使用して、前記UEの前記ロケーションに関連する周波数サブバンドと拡散コードとのうちの一方を決定することにより、受信されているかどうかを決定するように構成されている、請求項9に記載のUE。
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