JP6012590B2 - ワイヤレス通信システム内での高優先度通信セッション - Google Patents

ワイヤレス通信システム内での高優先度通信セッション Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、ワイヤレス通信システム内での高優先度通信セッションに関する。
本特許出願は、2009年4月6日に出願した、「EMERGENCY COMMUNICATION SESSIONS WITHIN A WIRELESS COMMUNICATIONS SYSTEM」という表題の米国仮出願第61/167077号の優先権を主張し、上記の仮出願は全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、2009年7月13日に出願した、「PRIORITIZATION OF GROUP COMMUNICATIONS AT A WIRELESS COMMUNICATION DEVICE」という表題の同時係属中の米国非仮出願第12/502036号と、2010年3月22日に出願した、「SELECTIVELY ALLOCATING DATA CHANNEL RESOURCES TO WIRELESS COMMUNICATION DEVICES WITHIN A WIRELESS COMMUNICATIONS SYSTEM」という表題の米国非仮出願第12/728489号の一部継続出願であり、これらの出願は各々、全体が参照により本明細書に組み込まれる。
ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(暫定の2.5Gおよび2.75Gネットワークを含む)、ならびに第3世代(3G)高速データ/インターネット対応ワイヤレスサービスを含む、様々な世代を通じて発展してきた。現在、セルラーシステムとパーソナル通信サービス(PCS)システムとを含む、多くの様々なタイプのワイヤレス通信システムが使用されている。知られているセルラーシステムの例には、セルラーAnalog Advanced Mobile Phone System(AMPS)、および符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、TDMAのGlobal System for Mobile接続(GSM(登録商標))変形に基づくデジタルセルラーシステム、および、TDMA技術とCDMA技術の両方を使用するより新しいハイブリッドデジタル通信システムがある。
CDMAモバイル通信を提供するための方法は、本明細書ではIS-95と呼ぶ、「Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」と題するTIA/EIA/IS-95-Aにおいて、米国電気通信工業会/米国電子工業会によって米国で規格化された。複合AMPS&CDMAシステムはTIA/EIA規格IS-98に記載されている。他の通信システムは、広帯域CDMA(WCDMA)、CDMA2000(たとえば、CDMA2000 1xEV-DO規格など)またはTD-SCDMAと呼ばれるものをカバーする規格である、IMT-2000/UM、すなわちInternational Mobile Telecommunications System 2000/Universal Mobile Telecommunications Systemに記載されている。
ワイヤレス通信システムでは、移動局、ハンドセット、またはアクセス端末(AT)が、基地局に隣接するかまたはこれを囲む特定の地理的領域内での通信リンクまたはサービスをサポートする、固定位置の基地局(セルサイトまたはセルとも呼ばれる)からの信号を受信する。基地局は、一般に、サービス品質(QoS)要件に基づいてトラフィックを区別するための方法をサポートする標準Internet Engineering Task Force(IETF)ベースのプロトコルを使用するパケットデータネットワークである、アクセスネットワーク(AN)/無線アクセスネットワーク(RAN)にエントリポイントを与える。したがって、基地局は、一般に、無線インターフェースによってATと対話し、インターネットプロトコル(IP)ネットワークデータパケットによってANと対話する。
ワイヤレス電気通信システムでは、プッシュツートーク(PTT)機能がサービスセクタおよび消費者に普及している。PTTは、CDMA、FDMA、TDMA、GSM(登録商標)などのような標準商用ワイヤレスインフラストラクチャを介して動作する「ディスパッチ」ボイスサービスをサポートし得る。ディスパッチモデルでは、エンドポイント(AT)の間の通信は、仮想グループ内で起こり、1人の「話者」の声が、1人または複数の「受話者」に送信される。このタイプの通信の単一のインスタンスは、通常、ディスパッチ呼、または単にPTT呼と呼ばれる。PTT呼は、呼の特性を定義する、グループのインスタンシエーションである。グループは、本質的に、グループ名またはグループ識別情報などのメンバーリストおよび関連情報によって定義される。
従来、ワイヤレス通信ネットワーク内のデータパケットは、単一の宛先またはアクセス端末に送信されるように構成されてきた。単一の宛先へのデータの送信は「ユニキャスト」と呼ばれる。モバイル通信が増加するにつれて、所与のデータを複数のアクセス端末に同時に送信する能力がより重要になった。したがって、複数の宛先またはターゲットアクセス端末への同じパケットまたはメッセージの同時データ送信をサポートするための、プロトコルが採用された。「ブロードキャスト」は、(たとえば、所与のセル内にある、所与のサービスプロバイダによってサービスされるものなど)すべての宛先またはアクセス端末へのデータパケットの送信を指し、「マルチキャスト」は、宛先またはアクセス端末の所与のグループへのデータパケットの送信を指す。ある例では、宛先の所与のグループまたは「マルチキャストグループ」は、(たとえば、所与のグループ内にある、所与のサービスプロバイダによってサービスされるものなど)可能な宛先またはアクセス端末のうちの1つよりも多くすべてよりも少ないものを含み得る。ただし、少なくともいくつかの状況においては、マルチキャストグループが、ユニキャストと同様に、ただ1つのアクセス端末を含むこと、あるいは代替的に、マルチキャストグループが、ブロードキャストと同様に、(たとえば、所与のセル内などの)すべてのアクセス端末を含むことが可能である。
使用され得る様々な送信方式(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャスト)に加えて、一般に、PTTまたはPTT over Cellular(PoC)呼は、PTT呼を行うために用いられる様々な構成に関係なく、2つ以上の識別されるアクセス端末の間のサーバにより媒介される通信に対応する。さらに、従来は、PTT呼は、アクセス端末における物理的な操作(たとえば、キーを押したままにする)ことによって、開始され維持される。
ある実施形態では、呼発信者が、少なくとも1つの呼ターゲットとの所与の通信セッションを開始するための要求を、アプリケーションサーバに送信する。受信される要求は、所与の通信セッションが高優先度と関連付けられていることを、アプリケーションサーバに示すように構成される。必要であれば、アプリケーションサーバは自身の負荷を下げ、かつ/または、1つもしくは複数の他のユーザもしくは他のセッションをプリエンプトして、所与の通信セッションをサポートすることができる。アプリケーションサーバは、少なくとも1つの呼ターゲットに所与の通信セッションを受け入れさせるように、呼告知を構成し、構成された呼告知を少なくとも1つの呼ターゲットに送信する。少なくとも1つの呼ターゲットは、呼告知を受信し、所与のアクセス端末に所与の通信セッションを受け入れさせるように呼告知が構成されている、と判定する。この判定に応答して、少なくとも1つの呼ターゲットは、少なくとも1つの呼ターゲットが所与の通信セッションを受け入れたことを示す、呼告知に対する確認応答を送信する。
本発明の実施形態およびその付随する利点の多くのより完全な理解は、以下の発明を実施するための形態を参照し、本発明を限定するためではなく単に例示するために提示する添付の図面とともに考察することによってより良く理解されれば、容易に得られるであろう。
本発明の少なくとも1つの実施形態による、アクセス端末とアクセスネットワークとをサポートするワイヤレスネットワークアーキテクチャの図である。 本発明のある実施形態によるキャリアネットワークを示す図である。 図1のワイヤレス通信100の例をより詳細に示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態によるアクセス端末を示す図である。 本発明のある実施形態による、サーバ調停型の高優先度通信セッションのセットアッププロセスを示す図である。 本発明のある実施形態による、サーバ調停型の高優先度通信セッションのセットアッププロセスを示す図である。 本発明の実施形態による、図4Aおよび4Bのサーバ調停型の高優先度通信セッションに関与するターゲットアクセス端末がメディアを送信する際に用いることができる、代替的なプロセスを示す図である。 本発明の実施形態による、図4Aおよび4Bのサーバ調停型の高優先度通信セッションに関与するターゲットアクセス端末がメディアを送信する際に用いることができる、代替的なプロセスを示す図である。
本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で、本発明の態様を開示する。本発明の範囲から逸脱することなく、代替的な実施形態を考案することができる。さらに、本発明の関連する詳細を不明瞭にしないように、本発明のよく知られている要素については詳細に説明しないか、または省略する。
「例示的」および/または「例」という用語は、本明細書では「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」および/または「例」として説明するいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈すべきではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。
さらに、多くの実施形態が、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実行すべき一連のアクションに関して説明される。本明細書で説明する様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実行できることが認識されよう。さらに、本明細書で説明するこれらの一連のアクションは、実行されると関連するプロセッサに本明細書で説明する機能を実行させる、コンピュータ命令の対応するセットを記憶した任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体内で、全体として実施すべきものと見なすことができる。したがって、本発明の様々な態様は、すべてが請求する主題の範囲内に入ることが企図されているいくつかの異なる形式で実施できる。さらに、本明細書で説明する実施形態ごとに、任意のそのような実施形態の対応する形式を、たとえば、記載のアクションを実行する「ように構成された論理」として本明細書で説明することがある。
本明細書でアクセス端末(AT)と呼ぶ高データレート(HDR)加入者局は、移動式(たとえばワイヤレス)でも固定式(たとえば、ディスパッチコンソールのような有線クライアント)でもよく、本明細書でモデムプールトランシーバ(MPT)または基地局(BS)と呼ぶ1つまたは複数のHDR基地局と通信することができる。アクセス端末は、1つまたは複数のモデムプールトランシーバを介して、モデムプールコントローラ(MPC)、基地局コントローラ(BSC)および/またはパケット制御機能(PCF)と呼ばれるHDR基地局コントローラとの間で、データパケットを送信および受信する。モデムプールトランシーバおよびモデムプールコントローラは、アクセスネットワークと呼ばれるネットワークの一部である。アクセスネットワークは複数のアクセス端末間でデータパケットをトランスポートする。
アクセスネットワークは、企業イントラネットまたはインターネットなど、アクセスネットワークの外部の追加のネットワークにさらに接続されてよく、各アクセス端末とそのような外部のネットワークとの間でデータパケットをトランスポートし得る。1つまたは複数のモデムプールトランシーバとのアクティブトラフィックチャネル接続を確立したアクセス端末は、アクティブアクセス端末と呼ばれ、トラフィック状態にあると言われる。1つまたは複数のモデムプールトランシーバとのアクティブトラフィックチャネル接続を確立中であるアクセス端末は、接続セットアップ状態にあると言われる。アクセス端末は、ワイヤレスチャネルを介して、または、たとえば、光ファイバまたは同軸ケーブルを使用する有線チャネルを介して通信する任意のデータデバイスであり得る。アクセス端末はさらに、限定はしないが、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部または内部モデム、あるいはワイヤレス電話または有線電話を含む、いくつかのタイプのデバイスのいずれかであり得る。アクセス端末が信号をモデムプールトランシーバに送信するための通信リンクは、逆方向リンクまたは逆方向トラフィックチャネルと呼ばれる。モデムプールトランシーバが信号をアクセス端末に送信するための通信リンクは、順方向リンクまたは順方向トラフィックチャネルと呼ばれる。本明細書で使用するトラフィックチャネルという用語は、順方向トラフィックチャネルまたは逆方向トラフィックチャネルのいずれかを指すことができる。
図1に、本発明の少なくとも1つの実施形態によるワイヤレスシステム100の、例示的な一実施形態のブロック図を示す。システム100は、アクセス端末102をネットワーク機器に接続して、パケット交換データネットワーク(たとえば、イントラネット、インターネット、および/またはキャリアネットワーク126)とアクセス端末102、108、110、112との間にデータ接続性を与えることができる無線インターフェース104を介してアクセスネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)120と通信している、携帯電話102などのアクセス端末を含むことができる。本明細書に示すように、アクセス端末は、携帯電話102、携帯情報端末108、本明細書に双方向テキストページャとして示すページャ110、さらにはワイヤレス通信ポータルを有する別個のコンピュータプラットフォーム112であり得る。したがって、本発明の実施形態は、限定はされないが、ワイヤレスモデム、PCMCIAカード、パーソナルコンピュータ、電話、またはそれらの任意の組合せもしくは部分的な組合せを含む、ワイヤレス通信ポータルを含むか、またはワイヤレス通信機能を有する任意の形態のアクセス端末上で実現され得る。さらに、本明細書で使用する「アクセス端末」、「ワイヤレスデバイス」、「クライアントデバイス」、「モバイル端末」という用語およびそれらの変形体は、互換的に使用され得る。
再び図1を参照すると、ワイヤレスネットワーク100の構成要素および本発明の例示的な実施形態の要素の相互関係は、図示の構成に限定されない。システム100は、例示的なものにすぎず、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス102、108、110、112などのリモートアクセス端末が、互いに、かつ/または、限定はされないが、キャリアネットワーク126、インターネットおよび/または他のリモートサーバを含む無線インターフェース104およびRAN120を介して接続された構成要素との間で、無線で通信することを可能にする任意のシステムを含み得る。
RAN120は、基地局コントローラ/パケット制御機能(BSC/PCF)122に送信される(一般に、データパケットとして送信される)メッセージを制御する。BSC/PCF122は、パケットデータサービスノード100(「PDSN」)とアクセス端末102/108/110/112との間のベアラチャネル(すなわちデータチャネル)のシグナリング、確立およびティアダウンを担う。リンク層の暗号化が可能な場合、BSC/PCF122もまた、無線インターフェース104によって転送する前に、コンテンツを暗号化する。BSC/PCF122の機能は、当技術分野でよく知られており、簡潔にするために、さらに論じることはない。キャリアネットワーク126は、ネットワーク、インターネットおよび/または公衆交換電話網(PSTN)によって、BSC/PCF122と通信してもよい。代わりに、BSC/PCF122は、インターネットまたは外部ネットワークに直接接続してもよい。典型的には、キャリアネットワーク126とBSC/PCF122との間のネットワークまたはインターネット接続はデータを転送し、PSTNは音声情報を転送する。BSC/PCF122は、複数の基地局(BS)またはモデムプールトランシーバ(MPT)124に接続することができる。BSC/PCF122は典型的に、キャリアネットワークと同様の方法で、データ転送および/または音声情報のために、ネットワーク、インターネットおよび/またPSTNによって、MPT/BS124に接続される。MPT/BS124は、携帯電話102などのアクセス端末に、ワイヤレスでデータメッセージをブロードキャストすることができる。当技術分野で知られているように、MPT/BS124、BSC/PCF122およびその他の構成要素は、RAN120を形成することができる。しかしながら、代替的な構成もまた使用されてよく、本発明が図示の構成に限定されることはない。たとえば、別の実施形態では、BSC/PCF122および1つまたは複数のMPT/BS124の機能は、BSC/PCF122とMPT/BS124の両方の機能を有する単一の「ハイブリッド」モジュールに縮小されてもよい。
図2Aに、本発明のある実施形態によるキャリアネットワーク126を示す。図2Aの実施形態では、キャリアネットワーク126は、パケットデータサービングノード(PDSN)160と、ブロードキャストサービングノード(BSN)165と、アプリケーションサーバ170と、インターネット175とを含む。ただし、代替的な実施形態では、アプリケーションサーバ170および他の構成要素は、キャリアネットワークの外部に位置することがある。PDSN160は、たとえば、cdma2000の無線アクセスネットワーク(RAN)(たとえば、図1のRAN120)を利用して、インターネット175、イントラネットおよび/またはリモートサーバ(たとえば、アプリケーションサーバ170)へのアクセスを、移動局(たとえば、図1の102、108、110、112などのアクセス端末)に提供する。アクセスゲートウェイとして働くので、PDSN160は、単純IPおよびモバイルIPアクセス、外部エージェントサポート、およびパケットトランスポートを与えることができる。PDSN160は、認証、認可、および課金(AAA)サーバおよび他のサポートインフラストラクチャのクライアントとして働くことができ、当技術分野で知られているように、IPネットワークへのゲートウェイを移動局に与える。図2Aに示すように、PDSN160は、従来のA10接続を介してRAN120(たとえば、BSC/PCF122)と通信し得る。A10接続は当技術分野でよく知られており、簡潔のためにさらに説明はしない。
図2Aを参照すると、ブロードキャストサービングノード(BSN)165は、マルチキャストおよびブロードキャストサービスをサポートするように構成され得る。BSN165について、以下でより詳細に説明する。BSN165は、ブロードキャスト(BC)A10接続を介してRAN120(たとえば、BSC/PCF122)と通信し、インターネット175を介してアプリケーションサーバ170と通信する。BCA10接続は、マルチキャストおよび/またはブロードキャストメッセージングを転送するために使用される。したがって、アプリケーションサーバ170は、インターネット175を介してユニキャストメッセージングをPDSN160に送信し、インターネット175を介してマルチキャストメッセージングをBSN165に送信する。
一般に、以下でより詳細に説明するように、RAN120は、BCA10接続を介してBSN165から受信されたマルチキャストメッセージを、無線インターフェース104のブロードキャストチャネル(BCH)を介して1つまたは複数のアクセス端末200に送信する。
図2Bは、図1のワイヤレス通信100の例をより詳細に示す。特に、図2Bを参照すると、AT1〜Nは、異なるパケットデータネットワークエンドポイントによってサービスされる位置においてRAN120に接続するものとして示されている。したがって、AT1およびAT3は、(たとえば、PDSN160、BSN165、ホームエージェント(HA)、外部エージェント(FA)などに対応し得る)第1のパケットデータネットワークエンドポイント162によってサービスされる部分においてRAN120に接続する。第1のパケットデータネットワークエンドポイント162は、今度はルーティングユニット188を介して、インターネット175に、ならびに/または、認証、認可および課金(AAA)サーバ182、プロビジョニングサーバ184、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)/セッション開始プロトコル(SIP)登録サーバ186および/もしくはアプリケーションサーバ170のうちの1つまたは複数に接続する。AT2およびAT5...Nは、(たとえば、PDSN160、BSN165、FA、HAなどに対応し得る)第2のパケットデータネットワークエンドポイント164によってサービスされる部分においてRAN120に接続する。第1のパケットデータネットワークエンドポイント162と同様に、第2のパケットデータネットワークエンドポイント164は、今度はルーティングユニット188を介して、インターネット175に、ならびに/または、AAAサーバ182、プロビジョニングサーバ184、IMS/SIP登録サーバ186および/もしくはアプリケーションサーバ170のうちの1つまたは複数に接続する。AT4は、インターネット175に直接接続し、次いで、インターネット175を通して、上記で説明したシステム構成要素のうちのいずれかに接続することができる。
図2Bを参照すると、AT1、AT3およびAT5...Nはワイヤレス携帯電話として示され、AT2はワイヤレスタブレットPCとして示され、AT4は有線デスクトップ局として示されている。ただし、他の実施形態では、ワイヤレス通信システム100は任意のタイプのATに接続することができ、図2Bに示す例は、システム内に実装され得るATのタイプを限定するものではないことが理解されよう。また、AAA182、プロビジョニングサーバ184、IMS/SIP登録サーバ186およびアプリケーションサーバ170は、それぞれ構造的に個別のサーバとして示されているが、これらのサーバのうちの1つまたは複数は、本発明の少なくとも1つの実施形態に統合され得る。
さらに、図2Bを参照すると、アプリケーションサーバ170は、複数のメディア制御コンプレックス(MCC)1...N 170Bと複数の地域ディスパッチャ1...N 170Aとを含むものとして示されている。集合的に、地域ディスパッチャ170AおよびMCC170Bは、少なくとも1つの実施形態において、ワイヤレス通信システム100内の通信セッション(たとえば、IPユニキャストプロトコルおよび/またはIPマルチキャストプロトコルを介した半二重グループ通信セッション)を調停するように集合的に機能するサーバの分散型ネットワークに対応し得る、アプリケーションサーバ170内に含まれる。たとえば、アプリケーションサーバ170によって調停される通信セッションは、理論的には、システム100内のどこかに位置するAT間で行われ得るので、調停される通信セッションのレイテンシを低減するために(たとえば、北米のMCCが、中国にいるセッション参加者間でメディアをあちこちに中継していないように)複数の地域ディスパッチャ170AおよびMCCが分散される。したがって、アプリケーションサーバ170に言及する場合、関連する機能が地域ディスパッチャ170Aのうちの1つまたは複数ならびに/あるいはMCC170Bのうちの1つまたは複数によって執行され得ることが理解されよう。地域ディスパッチャ170Aは、概して、(たとえば、AT間のシグナリングメッセージを処理すること、告知メッセージをスケジュールおよび/または送信することなど)通信セッションを確立することに関係する機能を担当し、MCC170Bは、調停された通信セッション中に呼中シグナリングおよびメディアの実際の交換を行うことを含む、呼インスタンスの持続時間の間に通信セッションをホスティングすることを担当する。
図3を参照すると、携帯電話などのアクセス端末200(本明細書ではワイヤレスデバイス)は、キャリアネットワーク126、インターネットおよび/または他のリモートサーバおよびネットワークから最終的に発生することがある、RAN120から送信されたソフトウェアアプリケーション、データおよび/またはコマンドを受信および実行することができるプラットフォーム202を有する。プラットフォーム202は、特定用途向け集積回路(「ASIC」208)または他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、または他のデータ処理デバイスに動作可能に結合されたトランシーバ206を含むことができる。ASIC208または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ212内の任意の常駐プログラムとインターフェースするアプリケーションプログラミングインターフェース(「API」)210層を実行する。メモリ212は、読取り専用またはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームに共通の任意のメモリから構成することができる。プラットフォーム202は、メモリ212においてあまり使用されないアプリケーションを保持することができるローカルデータベース214も含み得る。ローカルデータベース214は、一般的に、フラッシュメモリセルであるが、たとえば磁気媒体、EEPROM、光学媒体、テープ、ソフトまたはハードディスクなど、当技術分野で知られている任意の二次記憶デバイスとすることができる。内部プラットフォーム202の構成要素は、当技術分野で知られているように、構成要素の中でも、アンテナ222、ディスプレイ224、プッシュツートークボタン228、およびキーパッド226などの外部デバイスに動作可能に結合されてもよい。
したがって、本発明のある実施形態は、本明細書で説明する機能を実行するための能力を含むアクセス端末を含むことができる。当業者により理解されるように、本明細書で開示する機能を達成するために、様々な論理要素を、個別要素、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール、またはソフトウェアとハードウェアとの任意の組合せで実施することができる。たとえば、ASIC208、メモリ212、API210およびローカルデータベース214をすべて協働的に使用して、本明細書で開示する様々な機能をロード、記憶および実行することができ、したがってこれらの機能を実行する論理を様々な要素に分散することができる。代替的に、機能を1つの個別構成要素に組み込むことができる。したがって、図3中のアクセス端末の特徴は例示的なものにすぎないと見なすべきであり、本発明は図示の特徴または構成に限定されない。
アクセス端末102とRAN120との間のワイヤレス通信は、符号分割多元接続(CDMA)、WCDMA、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、またはワイヤレス通信ネットワークまたはデータ通信ネットワークにおいて使用できる他のプロトコルなど、様々な技術に基づくことができる。データ通信は、一般に、クライアントデバイス102とMPT/BS124とBSC/PCF122との間で行われる。BSC/PCF122は、キャリアネットワーク126、PSTN、インターネット、仮想プライベートネットワークなどの複数のデータネットワークに接続でき、したがって、アクセス端末102はより広範囲の通信ネットワークにアクセスできるようになる。前述のように、および当技術分野で知られているように、様々なネットワークおよび構成を使用して、音声送信および/またはデータをRANからアクセス端末に送信することができる。したがって、本明細書で提供する例は、本発明の実施形態を限定するものではなく、本発明の実施形態の態様の説明を助けるものにすぎない。
従来のサーバ調停型通信セッション(たとえば、半二重プロトコル、全二重プロトコル、VoIP、IPユニキャストを通じたグループセッション、IPマルチキャストを通じたグループセッション、プッシュツートーク(PTT)セッション、プッシュツートランスファー(PTX)セッションなど、を介した)では、通信セッションを調停する役割を担うアプリケーションサーバ170は、通信セッションを開始するための要求を受信し、通信セッションのためのメディアの交換をホストするのに十分な利用可能なリソースを有する、ホストコンピュータ(たとえば、MCC170B)を見つけることを試みる。リソースが利用不可能であるためにホストコンピュータが見つからない場合は、通信セッションをセットアップできない。また、適切なホストコンピュータが選択され、少なくとも1つのターゲット(たとえば、直接の呼の単一のターゲット、またはグループ呼の複数のターゲット)に通信セッションを告知するための告知セッションが送信された場合でも、ターゲットが実際に呼を受け入れるという保証はない。たとえば、少なくとも1つのターゲットがすでに別の通信セッションに関与している場合、少なくとも1つのターゲットは呼を自動的に拒絶するように構成され得る。あるいは、少なくとも1つのターゲットが呼を自動的に拒絶しない場合でも、少なくとも1つのターゲットのユーザが、告知された通信セッションを無視することを単に選択する可能性がある。当業者により理解されるように、セッションリソースの利用可能性およびターゲットの受け入れが不確実であることにより、高優先度の(たとえば緊急の)呼のセットアップを完遂するのが難しくなり得る。
したがって、本発明の実施形態は、ワイヤレス通信システム100の内で、高優先度の(たとえば緊急の)サーバ調停型通信セッションをセットアップして実行することを、対象とする。図4Aおよび4Bは、本発明のある実施形態による、サーバ調停型の高優先度通信セッションのセットアッププロセスを示す。図4Aおよび4Bで確立される高優先度通信セッションは、限定はされないが、RAN120が、ダウンリンク専用チャネルで転送されたメディアを、各ターゲットATに別々に送信するように指示されるように、IPユニキャスティングを介して、または、RAN120が、ワイヤレス通信システム100の少なくとも1つのセクタのダウンリンク共有チャネルで転送されたメディアを、場合によっては少なくとも1つのセクタの中の複数のターゲットATに同時に送信するように指示されるように、IPマルチキャスティングプロトコルを介してサポートされる、全二重VoIPセッション、半二重グループセッション(たとえば、プッシュツートーク(PTT)またはプッシュツートランスファー(PTX))を含む、任意のタイプのサーバ調停型セッションに対応してよく、単一のグループメンバーが、任意の所与の時点、全二重グループセッション、ハイブリッド二重または高速全二重グループセッションにおいてフロア(floor)を保持し、1人よりも多く全員よりも少ないグループメンバーが、任意の所与の時点において、同時に話して聞くことができる。
図4Aおよび4Bを参照すると、AT1で実行される操作は、マルチメディアクライアント210Aにおいて実行され、マルチメディアクライアント210Aは、図3のAT200に関して説明されるような、API210の中のAPIに対応する。マルチメディアクライアント210Aは、AT1におけるマルチメディア通信セッションを管理する役割を担う。
したがって、図4Aおよび4Bを参照して、AT1のマルチメディアクライアント210Aが、AT1のユーザが高優先度通信セッションの開始を望んでいることを示すユーザ入力を受信したと、仮定する(400)。たとえば、400で受信されるユーザ入力は、高優先度の呼を行うための専用の物理ボタンまたはソフトキーをユーザが押したことに対応し得る。代替的な例では、400で受信されるユーザ入力は、マルチメディアクライアント210Aによって、緊急事態と関連することが知られているターゲットAT(たとえば、911、消防署の電話番号など)へのセッションをユーザが要求することに対応し得る。別の代替的な例では、400で受信されるユーザ入力は、高優先度および/または緊急であるものとして呼が認識されるべきであることを特定する二次的な指示または入力とともに、通常の優先度の呼または非緊急の呼をユーザが要求することに対応し得る。たとえば、二次的な指示は、高優先度の呼を行う時にユーザが呼び出しボタンをダブルタップすること、呼を行う時に閾値時間(たとえば3秒)よりも長く呼び出しボタンまたは送信ボタンを押したままにすること、呼が行われる時に同時に呼び出しボタンと別のボタンを押したままにすること、AT1のディスプレイ上の呼セットアップ画面の中で、プルダウンメニューもしくは他のメニューから高優先度および/もしくは緊急の選択肢を選択すること、音声通話の際に、「高優先度」という言葉および/もしくは「緊急」という言葉もしくは何らかの他の高優先度を示す言葉を話すこと、ならびに/またはこれらの任意の組合せに対応し得る。
AT1により開始されるべきセッションが高優先度のセッションであることが意図されると、400において判定した後、AT1のマルチメディアクライアント210Aは、高優先度通信セッションの開始を要求するように、呼メッセージを構成する(403)。たとえば、403の構成は、選択されたターゲットへの標準的な呼メッセージを生成し、次いで、AT1が高優先度通信セッションを開始しようとしているということをアプリケーションサーバ170に伝えるように、標準的な呼メッセージの1つまたは複数のフィールドを変更することに対応し得る。ある例では、フィールドは、複数の優先度のうちの最高の優先度を示すことができ、最高の優先度は緊急の優先度に対応する。別の例では、第1のフィールド設定が高優先度の呼または緊急の呼に対応し、第2のフィールド設定が通常の優先度の呼または非緊急の呼に対応するように、フィールドはバイナリであってよい。たとえば、呼メッセージの変更されたフィールドは、呼メッセージのヘッダ部分のDiffserv Code Point(DSCP)値に対応してもよい。あるいは、上で論じられたように、通信セッションの選択されたターゲットの1つまたは複数の指示が、セッションの高優先度の状況(たとえば、911、消防署の電話番号など)をアプリケーションサーバ170に知らせるのに十分であり得る。この場合、ターゲットの選択自体が高優先度の状況を伝えるのに十分であれば、マルチメディアクライアント210Aは呼メッセージをさらに変更する必要はない。
403の構成の後、AT1は、構成された呼メッセージをRAN120(この図には示されない)に送信し、RAN120は次いで、構成された呼メッセージを、アプリケーションサーバ170の所与の地域ディスパッチャ170Aに転送する(406)。アプリケーションサーバ170は、AT1にACKメッセージを送信し返すことによって、呼メッセージの受信の確認応答を行う(409)。地域ディスパッチャ170Aは、呼メッセージを評価し、呼が高優先度の呼であると判定し(たとえば、呼パケットのヘッダのDSCP値を確認することによって)、ターゲットAT2...Nの各々を検索し(412)(たとえば、地域ディスパッチャ170Aが、ターゲットATがアプリケーションサーバ170に登録されているかどうか判定し、登録されている場合、それぞれのターゲットATのIPアドレスを取得し、また、たとえばグループ通信セッションに対してはN≧2であり、VoIP全二重1対1セッションのような非グループセッションに対してはN=2である)、高優先度通信セッションのボコーダを選択し(415)、複数のMCC170Bの1つを選択して、高優先度通信セッションを処理またはホストする(418)。次いで、地域ディスパッチャ170Aは、高優先度通信セッションをターゲットAT2...Nに告知するための告知メッセージを生成し、通信セッションが高優先度通信セッションであることをターゲットAT2...Nに示すように、告知メッセージを構成する(421)。ある例では、403からの構成された呼メッセージと同様に、告知メッセージは、複数の優先度のうちの、緊急の優先度に対応する最高の優先度を示すフィールドを含むように構成されてよく、かつ/または、第1のフィールド設定が高優先度の呼または緊急の呼に対応し、第2のフィールド設定が通常の優先度の呼または非緊急の呼に対応するように、バイナリのフィールドを含むように構成されてよい。呼メッセージに関して上で説明されたように、高優先度の状況を伝えるために用いられるフィールドは、告知メッセージのヘッダ部分のDSCPフィールドに対応し得る。そして、地域ディスパッチャ170Aは、AT2...Nに送信するために、構成された告知メッセージをRAN120(この図には示されない)に転送する(424)。
次に、ターゲットAT2...Nが、424での構成された告知メッセージを受信すると仮定する。427において、ターゲットAT2...Nの各々が、告知メッセージが高優先度のセッションを告知していると判定し、さらに、ターゲットATのそれぞれのマルチメディアクライアント210Aがビジーである(たとえば別のセッションに関与している)かどうかを判定する。ターゲットAT2...Nのマルチメディアクライアント210Aが、マルチメディアクライアント210Aはビジーではないと427で判定すると、ターゲットAT210の各々は、告知ACK(受け入れ)メッセージをアプリケーションサーバ170に送信することによって、告知された高優先度のセッションを自動的に受け入れる(433)。また、ターゲットAT2...Nのマルチメディアクライアント210Aが、マルチメディアクライアント210Aはビジーであると427で判定すると、マルチメディアクライアント210Aは、高優先度のセッションが告知されたことをマルチメディアユーザインターフェース(UI)に通知して、そして、告知ACK(受け入れ)メッセージをアプリケーションサーバ170に送信することによって、告知された高優先度のセッションを自動的に受け入れる(433)。ある例では、430の通知は、ユーザが少なくとも、ユーザの現在のセッションの1人または複数の他の参加者に、「さようなら」を言う機会を有するように、ユーザの現在のセッションが閾値期間(たとえば1秒、3秒など)の間に切断されるという、ユーザ通知に対応し得る。あるいは、別の例では、通知は、ターゲットAT2...Nのユーザに、ユーザの現在のセッションが切断され高優先度の呼に移される予定であることを通知することができるが、ターゲットAT2...Nのユーザに、ユーザの現在のセッションに関連する任意の追加のメディアを送信するための時間を、実際には与えない。
図4Aおよび4Bは、ターゲットAT2...Nの各々が、それぞれのターゲットがすでに通信セッションに関与しているかどうかに関係なく、告知された高優先度通信セッションを自動的に受け入れるのを示すが、ターゲットAT2...Nが別の高優先度のセッションに関与している場合には、異なる呼参加方針を実施できるということを、理解されたい。この場合、ターゲットAT2...Nのユーザは、別の高優先度のセッションのために、現在の高優先度のセッションをプリエンプトすることを必ずしも望まないことがある。たとえば、第1の高優先度のセッションにおいて、遠隔の医療処置に関連する指示を医師が電話で与えている最中である場合、医師が必ずしも支援を提供できない可能性がある別の緊急事態に自動的に医師を転送することは、生産的ではない可能性がある。したがって、少なくとも1つの実施形態においては、ターゲットAT2...Nの1つまたは複数が別の高優先度通信セッションに関与している場合、それぞれのターゲットATのユーザは、(たとえば、単に新たな高優先度のセッションを自動的に受け入れ、古い高優先度のセッションを切断するのではなく)告知された高優先度のセッションを受け入れるかどうかに関する選択肢を与えられ得る。
AT2...Nの第1のAT(「第1の応答者」)から告知ACK(受け入れ)メッセージを受信すると、地域ディスパッチャ170Aは、少なくともAT1にフロア許可(floor-grant)メッセージを送信し(436)、ターゲットAT2...Nへの転送のために、アプリケーションサーバ170への最終的な送信のためのメディアのバッファリングを開始するように、AT1のユーザを促す。理解されるように、高優先度通信セッションが全二重セッションとして確立される場合、ターゲットAT2...Nはまた、他の呼の参加者にメディアを転送する機会を与えられる。
AT1は、地域ディスパッチャ170Aからフロア許可メッセージを受信し、フロア許可メッセージの受信を、ACKメッセージにより確認応答する(439)。次いで、マルチメディアクライアント210Aは、メディア(たとえば音声データ)の入力を開始することをAT1のユーザに知らせるための音を発するように、AT1に指示し、マルチメディアクライアント210Aは、AT1のユーザによるメディア入力をバッファリングする(442)。AT1からフロア許可ACKを受信すると、地域ディスパッチャ170Aは、445で選択されるMCC170Bに、高優先度のセッションとして通信セッションのホストを開始するように指示する(445)。
448において、選択されたMCC170Bは、高優先度通信セッションをサポートするのに利用可能な呼リソースをMCC170Bが十分有するかどうかを判定する(448)。MCC170Bが、十分なリソースが利用可能ではないと448で判定すると、451において、MCC170Bは、現在の呼リソースの負荷を選択的に下げる。たとえば、呼リソースの負荷の低減は、1つまたは複数の現在アクティブな呼および/またはMCC170Bによりサポートされる1人または複数の現在の呼の参加者を切断することに対応し得る。
451において、MCC170Bは、いくつかの異なる方法で負荷を低減する呼リソースを選択することができる。たとえば、MCC170Bは、高優先度通信セッションをサポートするのに必要であると予想される呼リソースのレベルを評価することができ、次いで、高優先度通信セッションをサポートするのに十分なレベルの呼リソースを解放するまで、最低の優先度から最高の優先度の順番で呼を切断することができる。呼の優先度の割り当て、または、MCC170Bが選択的に呼を切断する順序は、様々な方法で決定され得る。たとえば、MCC170Bによりすでにホストされている他の高優先度通信セッションは、場合によっては最高の優先度の順位に割り当てられてよく、ある閾値時間よりも長い時間がかかっている呼は、時間が短い比較対象の呼よりも低い優先度を割り当てられてよい。代替的な例では、ATの大きなグループに関与する呼は、小さなグループの呼または1対1の呼よりも低い優先度を割り当てられ得る。それは、より多くの呼リソースが単一の呼の犠牲により得られるからである。他の例では、優先度の順位は、切断される呼の数が最小になるように、または、切断される呼の参加者の数が最小になるように、確立され得る。理解されるように、上で述べられた優先度の順位は例にすぎず、高優先度通信セッション向けに所与のレベルの呼リソースを用意するために、MCC170Bが現在割り当てられている呼リソースを切断できる、多くの異なる方法がある。
MCC170Bが、(i)448において、高優先度通信セッションのために十分なレベルの呼リソースが利用可能であると判定した後で、または、(ii)十分なレベルの呼リソースが得られるように現在の呼リソースの割り当てを下げた後で、MCC170Bは、メディア制御ユニット(MCU)情報を、呼発信者(および現在のフロア保持者)AT1とともにターゲットAT2...Nにも送信する(454)。MCUは、呼または通信セッションの単一のインスタンスを処理する、ソフトウェアプロセスまたはインスタンスであり、MCU情報は連絡メッセージに対応し、フロア保持者が、高優先度通信セッション(たとえば以下の460におけるような)またはACKのようなシグナリングメッセージ(たとえば以下の457および/または466におけるような)の間に、他のセッションの参加者への再送信のためにどこにメディアを転送すべきかに関するIPアドレスおよびポート番号を、MCU情報は含む。
AT1は、MCC170BからMCU情報を受信し、MCU情報の受信を、ACKメッセージにより確認応答する(457)。また、MCC170BからMCU情報を受信すると、マルチメディアクライアント210Aは、バッファリングされたメディアのMCC170Bへの送信を開始し(460)、そしてMCC170Bは、AT1から転送されたメディアをバッファリングする(463)。次に、MCC170Bは、454で送信されたMCU情報へのターゲットAT2...Nからの少なくとも1つのACKを、受信するのを待機する。ある例では、MCC170Bは、ターゲットAT2...Nのいずれからの第1のMCU情報のACKも待機することができ、そして、バッファリングされたメディアの転送を開始することができる。代替的な例では、MCC170Bは、バッファリングされたメディアのいずれかを転送する前に、所与の割合のターゲットAT2...Nからの(たとえば、424で告知メッセージが送信された各ターゲットの、または、433で呼を受け入れた各ターゲットの)MCU情報のACKを待機することができる。別の代替的な例では、MCC170Bは、(たとえば、各ターゲットATがすべてのメディアフローを受信することが重要である場合)バッファリングされたメディアのいずれかを転送する前に、上記の所与の割合が100%に等しくなるように、ターゲットAT2...Nの各々からの(たとえば、424で告知メッセージが送信された各ターゲットの、または、433で呼を受け入れた各ターゲットの)MCU情報のACKを待機することができる。いずれの場合でも、466において、ターゲットAT2...Nからの1つまたは複数のACKが、MCC170Bにおいて受信される。ターゲットAT2...NからのMCU情報のACKの数が所与の閾値を満たす(たとえば、第1のMCU情報のACKが受信される、MCU情報のACKが各ターゲットATから受信され433で呼を受け入れた、所与の割合のターゲットAT2...Nが433で呼を受け入れた、など)場合、MCC170Bは、バッファリングされたメディアをターゲットAT2...Nに転送する(469)。また、MCUのACKは、466においてMCC170Bに到達したものとして示されるが、ターゲットAT2...Nからの十分な数の(たとえば1つの)MCUのAC
Kが、メディアがAT1から到達し始める前に、MCC170Bに到達する場合、ブロック463のバッファリングはスキップされてよく、MCC170Bは、メディアが受信されるとすぐに、AT1からAT2...Nへのメディアの転送を開始できるということを理解されたい。
図4Aおよび4Bには示されないが、高優先度通信セッションが、全二重またはハイブリッド二重として確立される場合、ターゲットAT2...Nの1つまたは複数は、呼発信者AT1および/または他のセッションの参加者に転送されるべきメディアを、アプリケーションに送ることもできる。したがって、図4Aおよび4Bの高優先度通信セッションが、2人の呼の参加者が関与する全二重通信セッション(たとえばVoIPセッション)として、または、3人以上の呼の参加者が関与する全二重グループ通信セッション(たとえばグループPTT呼)として確立される場合、各呼の参加者(たとえば、呼発信者を含む)は、少なくとも1人の他の呼の参加者への再送信のためにアプリケーションサーバ170に転送されるメディアをRAN120に送信する際に用いる、トラフィックチャネル(TCH)を有することを理解されたい。したがって、アプリケーションサーバ170により調停される全二重セッションでは、各々の呼の参加者はメディア(たとえば音声データまたは他の音のデータ)を送信することができ、各々の呼の参加者は、(i)2人の呼の参加者が関与する全二重通信セッションのもう一方の相手からメディアを受信し、または、(ii)3人以上の参加者を含むグループ全二重通信セッションの各々の他の参加者からのメディア(自分自身のメディアは除く)がミックスされたものを受信する。したがって、AT1およびAT2が全二重の呼を行っている場合、AT1はAT2のメディアを受信し、AT2はAT1のメディアを受信する。AT1、AT2およびAT3が全二重のグループ呼を行っている場合、AT1は、AT2とAT3のメディアがミックスされたもの(「AT2+3メディア」)を受信し、AT2は、AT1とAT3のメディアがミックスされたもの(「AT1+3メディア」)を受信し、AT3は、AT1とAT2のメディアがミックスされたもの(「AT1+2メディア」)を受信する。
あるいは、図4Aおよび4Bの高優先度通信セッションが、半二重の通信セッションとして確立される場合、AT1は、少なくとも1つのターゲットATと話す唯一のフロア保持者として、高優先度通信セッションを開始することができ、一方、少なくとも1つのターゲットATは、呼発信者に送信し返されるべきメディアを送信するための固有のTCHを有さないことが、あり得る。通常、半二重通信セッションでは、ターゲットATが1人または複数の他の呼の参加者にメディアを送信することを望む場合、ターゲットATはフロアを要求し、フロアが許可されたら話をするが、このとき任意の所与の時間において、1人の呼の参加者のみがフロアを保持する。ハイブリッド二重通信セッションでは、2人以上のフロア保持者が話をする権利を有し得る。
高優先度通信セッションの場合、フロアが呼発信者から離れて移転することは望ましくないことがあり得る。たとえば、緊急事態の性質が、高優先度通信セッションの間に変わることがあり、緊急の応答者は、呼発信者からの通信リンクが開いたままになっていない限り、この変化を認識しない。それと同時に、緊急の応答者が、呼発信者および/または呼を監視する他の緊急の応答者に、情報を送信し返すことも、重要であり得る。したがって、図5Aおよび図5Bは、所与のターゲットATが、半二重通信セッションまたはハイブリッド二重グループ通信セッションの間に、呼発信者および/または1つまたは複数の他のターゲットATに、どのようにメディアを送信し返せるかという例を示す。図5Aはグループ通信セッションに関して説明されるが、図5Aは、AT3...Nを対象とするブロックを省略することによって、単にAT1および2のみが関与する非グループセッションに対応するように変更され得る。
さらに、図5Aおよび図5Bの例示および説明は簡略化されているので、マルチメディアクライアント210A、地域ディスパッチャ170A、およびMCC170Bへの具体的な言及が省略されている。代わりに、図5Aおよび図5Bは、単に、AT1...Nおよびアプリケーションサーバ170を指す。しかし、図5Aおよび図5Bにおいて参照されるより広範な要素に含まれる様々な構成要素が、以下で説明されるプロセスにどのように関与するかは、容易に明らかであろう。
したがって、図5Aを参照して、図4Aおよび4Bのプロセスが実行され、高優先度通信セッションが、(i)フロア保持者としてのAT1との半二重グループ通信セッションとして、または、(ii)ハイブリッド二重グループ通信セッションとして確立され、AT1と、AT2...Nのうちの少なくとも1つでありすべてよりも少ないものとがフロアを共有すると、仮定する。そうすると、AT1は、メディア(たとえば音声データ)をアプリケーションサーバ170に転送し(500A)、アプリケーションサーバ170は、AT1のメディアをAT2...Nに転送する(505A)。図5Aには明示的に示されないが、高優先度通信セッションがハイブリッド二重グループ通信セッションに対応し、AT1以外のフロア保持者が誰も話していない場合、505Aにおいて、無音フレームも他のフロア保持者から転送され得る。
510Aおよび515Aにおいて、AT2...Nは、AT1にメディアを送信すべきかどうか決定する。説明の便宜上、515AにおいてAT3...Nはメディアを送信しないと決定し、AT3...Nは高優先度通信セッションのためにAT1のメディアを監視し続ける(520A)と、仮定する。さらに、AT2が、510Aにおいて、メディアをAT1に送信し返すと決定したと、仮定する。AT2は、高優先度通信セッションのためにAT1のメディアを監視し続け(525A)、(たとえば、RAN120にConnection Requestメッセージを送信し、TCHの割り当てを受信することによって)TCHを取得する(530A)。AT2はすでにTCHを取得していることがあり、その場合、ブロック530Aはこの時点ではスキップされてもよいことが、理解されよう。
そして、AT2は、アプリケーションサーバ170に転送されるべきメディアを、TCHの逆方向リンク(R-TCH)を通じて、RAN120に送信する(535A)。高優先度通信セッションが、最初から、フロアを許可されたAT1とAT2の両方とのハイブリッド二重グループ通信セッションであった場合、AT2はすでにフロアを共有しているので、AT2はこの時点では単にメディアをアプリケーションサーバ170に送信できるということを、理解されたい。また、高優先度通信セッションが、最初は、ハイブリッド二重グループ通信セッションであり、AT2がフロアを共有していなかった場合、または、高優先度通信セッションが、最初は、フロアを有するAT1のみとの半二重グループ通信セッションであった場合、AT2は、535Aにおいてメディアを送信する前に、アプリケーションサーバ170からのフロアをまず要求することができる。この場合、アプリケーションサーバ170は、AT1のフロアを維持し、同時にAT2にフロアを許可することを選ぶことができるので、その結果通信セッションは、ハイブリッド二重のままになるか、または、半二重からハイブリッド二重に移行する。いずれの場合でも、AT2がフロアを取得すると、AT2は、AT1への送信のために、メディアのアプリケーションサーバ170への移送を開始する(535A)。最初の半二重通信セッションをハイブリッド二重通信セッションに移行すべきかどうかに関する決定は、ターゲットの1つにより行われ得る(たとえば、ターゲットは話すことも要求でき、発信者を含むグループの残りは、要求するターゲットからメディアを受信する)。
アプリケーションサーバ170は、AT1およびAT2からのメディアの入力ストリームをミックスする(540A)。図5Aの例では、AT1がAT2からのメディアフレームを受信し、AT2...NがAT1からメディアフレームを各々受信するように、540Aのミックスが出力ストリームを確立すると、仮定する。したがって、AT1からのメディアフレームはAT2...Nに転送され、AT2からのメディアフレームはAT1に転送される(545A)。
しかし、540Aのミックスは、図5Bで示されるように、異なる方式で実行されてもよい。図5Bでは、500Bから535Bが、図5Aの500Aから535Aにそれぞれ対応するので、500Bから535Bのそのようなさらなる説明は、簡潔にするために省略された。
540Bにおいて、アプリケーションサーバ170は、AT1がAT2のメディアフレームを受信し、AT2がAT1のメディアフレームを受信し、AT3...Nが各々、AT1およびAT2からのメディアフレームがミックスされたものを受信するように、AT1およびAT2からのメディアストリームまたはフレームをミックスする。メディアフレームのミックスは当技術分野ではよく知られているので、簡潔にするためにさらに説明はされない(たとえば、540Bのミックスは、AT1...Nのすべてからのメディアフレームに関与するのではなくAT1およびAT2からのメディアフレームに限定されるということを除き、全二重の場合に行われるミックスといくつかの点で類似する)。したがって、545Bにおいて、AT1からのメディアフレームはAT2に転送され、AT2からのメディアフレームはAT1に転送され、AT1およびAT2からのメディアフレームがミックスされたものは、AT3...Nに転送される。
したがって、図5Aおよび図5Bに関して理解されるように、AT1をフロア保持者のままにしつつ、1つまたは複数の他のターゲットATが別々に、グループ全体にメディアを送り、またはAT1にメディアを送信し返せるようにもすることが、可能である。
上で説明された高優先度通信セッションは、IPマルチキャスティングプロトコルおよび/またはIPユニキャスティングプロトコルを介して実装され得ることが、理解されよう。たとえば、図4Aおよび4Bの469においてアプリケーションサーバ170により送信されるメディアは、IPユニキャストを介して、個々にターゲットAT2...Nに送信され得る。別の例では、アプリケーションサーバ170により送信されるメディアは、AT2...Nへ送信するために、IPマルチキャストを介してRAN120に送信され得るので、2つ以上のAT2...Nが、場合によっては、AT1からメディアを受信するために、同じセクタの中の同じダウンリンクマルチキャストチャネルにチューニングされ得る。
情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表すことができることが、当業者には理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示した実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装できることが、当業者には理解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を具体的な適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示した実施形態と関連して説明した方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで直接実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。ASICはユーザ端末(たとえば、アクセス端末)中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として存在し得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されてよく、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されてよい。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含むことができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、またはワイヤレス技術、たとえば赤外線、無線、およびマイクロ波を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義内に含まれる。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるものとする。
上記の開示は本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正を行うことができることに留意されたい。本明細書で説明した本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは特定の順序で実行されなくてもよい。さらに、本発明の要素は、単数形で説明または特許請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
100 ワイヤレス通信システム
102 アクセス端末
104 無線インターフェース
120 無線アクセスネットワーク
122 基地局コントローラ/パケット制御機能
124 基地局またはモデムプールトランシーバ
126 キャリアネットワーク
160 パケットデータサービングノード
162 パケットデータネットワークエンドポイント
165 ブロードキャストサービングノード
170 アプリケーションサーバ
170A 地域ディスパッチャ
170B メディア制御コンプレックス
175 インターネット
182 認証、認可および課金(AAA)サーバ
184 プロビジョニングサーバ
186 インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム/セッション開始プロトコル登録サーバ
188 ルーティングユニット
200 アクセス端末
202 プラットフォーム
206 トランシーバ
208 ASIC
210 アプリケーションプログラミングインターフェース
210A マルチメディアクライアント
212 メモリ
214 ローカルデータベース

Claims (28)

  1. ワイヤレス通信システム内で、高優先度通信セッションを調停するように構成されるアプリケーションサーバにおいて、前記高優先度通信セッションをサポートする方法であって、
    前記アプリケーションサーバにおいて、呼発信者から、少なくとも1つの呼ターゲットとの所与の通信セッションを開始するための要求を受信するステップであって、前記受信された要求が、前記アプリケーションサーバに、前記所与の通信セッションが高優先度と関連付けられることを示すように構成される、ステップと、
    前記少なくとも1つの呼ターゲットに前記所与の通信セッションを受け入れさせるように、呼告知を、前記呼告知の1つまたは複数のフィールドを修正することによって、構成するステップであって、前記1つまたは複数のフィールドが呼発信者を特定しないフィールドである、ステップと、
    前記構成された呼告知を、前記少なくとも1つの呼ターゲットに送信するステップと
    を含み、
    前記所与の通信セッションの受け入れさせることは、前記所与の通信セッションのためのメディアを前記呼発信者と前記少なくとも1つの呼ターゲットとの間で交換されるようにする、方法。
  2. 前記少なくとも1つの呼ターゲットが、前記所与の通信セッションを受け入れたことを示す、前記少なくとも1つの呼ターゲットからの前記構成された呼告知に対する少なくとも1つの確認応答を受信するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの確認応答を受信すると、前記所与の通信セッションのためのフロアを、前記呼発信者に許可するステップ
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記アプリケーションサーバにおいて、前記所与の通信セッションをサポートするための十分なリソースが利用可能ではないと判定するステップと、
    前記アプリケーションサーバにおけるリソースの負荷を選択的に低減して、前記所与の通信セッションをサポートするための前記十分なリソースを利用可能にするステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記選択的に低減するステップが、前記所与の通信セッションが前記高優先度と関連付けられることに基づいて実行される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記選択的に低減するステップが、1つまたは複数の他の現在アクティブな通信セッション、および/または、前記1つまたは複数の他の現在アクティブな通信セッションに参加している1人または複数の現在の呼の参加者を、切断するステップを含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記選択的に低減するステップの後で、前記呼発信者と前記少なくとも1つの呼ターゲットとの間で前記メディアを交換することによって、前記所与の通信セッションをサポートするステップ
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  8. 最初のフロア保持者としての前記呼発信者との半二重通信セッションとして、前記所与の通信セッションをセットアップするステップと、
    前記所与の通信セッションの間、前記半二重通信セッションの現在のフロア保持者以外の、所与の呼の参加者から所与のメディアを受信するステップと、
    少なくとも前記現在のフロア保持者に、前記所与の呼の参加者から受信された前記所与のメディアを送信するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記所与の通信セッションが、前記所与の呼の参加者、前記現在のフロア保持者、および少なくとも1人の追加の呼の参加者を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記送信するステップが、前記所与の呼の参加者から、前記少なくとも1人の追加の呼の参加者ではなく、前記現在のフロア保持者に、前記所与のメディアを送信する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記送信するステップが、前記所与の呼の参加者から、前記現在のフロア保持者と、前記少なくとも1人の追加の呼の参加者とに、前記所与のメディアを送信する、請求項9に記載の方法。
  12. 前記現在のフロア保持者から受信されたメディアを、前記所与の呼の参加者から受信された前記所与のメディアとミックスするステップ
    をさらに含み、
    前記送信するステップが、前記少なくとも1人の追加の呼の参加者に前記ミックスされたメディアを送信する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記送信するステップが、前記現在のフロア保持者から前記所与の呼の参加者に、前記メディアのミックスされていないものを送信する、請求項11に記載の方法。
  14. 前記送信するステップが、前記所与の呼の参加者から前記現在のフロア保持者に、前記メディアのミックスされていないものを送信する、請求項8に記載の方法。
  15. ワイヤレス通信システム内の高優先度のサーバ調停型通信セッションに参加する方法であって、
    所与の通信セッションを告知する呼告知を、所与のアクセス端末において受信するステップと、
    前記呼告知の1つまたは複数のフィールドの設定に基づいて、前記所与のアクセス端末に前記所与の通信セッションを受け入れさせるように前記呼告知が構成されている、と判定するステップであって、前記1つまたは複数のフィールドが前記所与の通信セッションの呼発信者を特定しないフィールドである、ステップと、
    前記判定に応答して、前記所与のアクセス端末が前記所与の通信セッションを受け入れたことを示す、前記呼告知に対する確認応答を送信するステップと
    を含み、
    前記所与の通信セッションの受け入れさせることは、前記所与の通信セッションのためのメディアを前記呼発信者と前記所与のアクセス端末との間で交換されるようにする、方法。
  16. 前記所与の通信セッションのための前記呼告知が受信された時に、前記所与のアクセス端末が別の通信セッションに関与している、請求項15に記載の方法。
  17. 前記判定に応答して、前記別の通信セッションを終了するステップ
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記所与の通信セッションがセットアップされつつあり、前記別の通信セッションが、前記所与のアクセス端末のユーザに、前記所与の通信セッションの前記呼告知を拒絶し、かつ/または、前記別の通信セッションにおける呼の参加者のままでいる機会を与えることなく、終了されつつあることを、前記ユーザに通知するステップ
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記通知が、前記別の通信セッションが閾値時間内に終了されるというユーザ通知を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ユーザが、前記閾値時間内に、前記別の通信セッションと関連付けられる1人または複数の呼の参加者に、所与のメディアを送信する機会を有する、請求項19に記載の方法。
  21. 前記所与の通信セッションが、前記所与のアクセス端末のユーザに、前記所与の通信セッションの前記呼告知を拒絶する機会を与えることなく、セットアップされつつあることを、前記ユーザに通知するステップ
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  22. 最初のフロア保持者としての呼発信者との半二重通信セッションとして、前記所与の通信セッションに参加するステップと、
    前記所与の通信セッションの間の、前記所与のアクセス端末が現在のフロア保持者ではない時に、前記所与のアクセス端末からの所与のメディアを、少なくとも前記現在のフロア保持者に送信すると決定するステップと、
    少なくとも前記現在のフロア保持者への送信のために、アプリケーションサーバに前記所与のメディアを送信するステップと
    をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  23. ワイヤレス通信システム内で、高優先度通信セッションを調停するように構成されるアプリケーションサーバであって、
    呼発信者から、少なくとも1つの呼ターゲットとの所与の通信セッションを開始するための要求を受信するための手段であって、前記受信された要求が、前記アプリケーションサーバに、前記所与の通信セッションが高優先度と関連付けられることを示すように構成される、手段と、
    前記少なくとも1つの呼ターゲットに前記所与の通信セッションを受け入れさせるように、呼告知を、前記呼告知の1つまたは複数のフィールドを修正することによって、構成するための手段であって、前記1つまたは複数のフィールドが前記呼発信者を特定しないフィールドである、手段と、
    前記構成された呼告知を、前記少なくとも1つの呼ターゲットに送信するための手段と
    を含み、
    前記所与の通信セッションの受け入れさせることは、前記所与の通信セッションのためのメディアを前記呼発信者と前記少なくとも1つの呼ターゲットとの間で交換されるようにする、アプリケーションサーバ。
  24. ワイヤレス通信システム内の高優先度のサーバ調停型通信セッションに参加するように構成されるアクセス端末であって、
    所与の通信セッションを告知する呼告知を受信するための手段と、
    前記呼告知の1つまたは複数のフィールドの設定に基づいて、前記アクセス端末に前記所与の通信セッションを受け入れさせるように前記呼告知が構成されている、と判定するための手段であって、前記1つまたは複数のフィールドが前記所与の通信セッションの呼発信者を特定しないフィールドである、手段と、
    前記判定に応答して、前記アクセス端末が前記所与の通信セッションを受け入れたことを示す、前記呼告知に対する確認応答を送信するための手段と
    を含み、
    前記所与の通信セッションの受け入れさせることは、前記所与の通信セッションのためのメディアを前記呼発信者と前記アクセス端末との間で交換されるようにする、アクセス端末。
  25. ワイヤレス通信システム内で、高優先度通信セッションを調停するように構成されるアプリケーションサーバであって、
    呼発信者から、少なくとも1つの呼ターゲットとの所与の通信セッションを開始するための要求を受信するように構成される論理回路であって、前記受信された要求が、前記アプリケーションサーバに、前記所与の通信セッションが高優先度と関連付けられることを示すように構成される、論理回路と、
    前記少なくとも1つの呼ターゲットに前記所与の通信セッションを受け入れさせるように、呼告知を、前記呼告知の1つまたは複数のフィールドを修正することによって、構成するように構成される論理回路であって、前記1つまたは複数のフィールドが前記呼発信者を特定しないフィールドである、論理回路と、
    前記構成された呼告知を、前記少なくとも1つの呼ターゲットに送信するように構成される論理回路と
    を含み、
    前記所与の通信セッションの受け入れさせることは、前記所与の通信セッションのためのメディアを前記呼発信者と前記少なくとも1つの呼ターゲットとの間で交換されるようにする、アプリケーションサーバ。
  26. ワイヤレス通信システム内の高優先度のサーバ調停型通信セッションに参加するように構成されたアクセス端末であって、
    所与の通信セッションを告知する呼告知を受信するように構成される論理回路と、
    前記呼告知の1つまたは複数のフィールドの設定に基づいて、前記アクセス端末に前記所与の通信セッションを受け入れさせるように前記呼告知が構成されている、と判定するように構成される論理回路であって、前記1つまたは複数のフィールドが前記所与の通信セッションの呼発信者を特定しないフィールドである、論理回路と、
    前記判定に応答して、前記アクセス端末が前記所与の通信セッションを受け入れたことを示す、前記呼告知に対する確認応答を送信するように構成される論理回路と
    を含み、
    前記所与の通信セッションの受け入れさせることは、前記所与の通信セッションのためのメディアを前記呼発信者と前記アクセス端末との間で交換されるようにする、アクセス端末。
  27. ワイヤレス通信システム内で、高優先度通信セッションを調停するように構成されるアプリケーションサーバによって実行されると、前記アプリケーションサーバに操作を実行させる命令を記憶した非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が、
    呼発信者から、少なくとも1つの呼ターゲットとの所与の通信セッションを開始するための要求を受信するためのプログラムコードであって、前記受信された要求が、前記アプリケーションサーバに、前記所与の通信セッションが高優先度と関連付けられることを示すように構成される、プログラムコードと、
    前記少なくとも1つの呼ターゲットに前記所与の通信セッションを受け入れさせるように、呼告知を、前記呼告知の1つまたは複数のフィールドを修正することによって、構成するためのプログラムコードであって、前記1つまたは複数のフィールドが前記呼発信者を特定しないフィールドである、プログラムコードと、
    前記構成された呼告知を、前記少なくとも1つの呼ターゲットに送信するためのプログラムコードと
    を含み、
    前記所与の通信セッションの受け入れさせることは、前記所与の通信セッションのためのメディアを前記呼発信者と前記少なくとも1つの呼ターゲットとの間で交換されるようにする、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  28. ワイヤレス通信システム内で、高優先度のサーバ調停型通信セッションに参加するように構成されるアクセス端末によって実行されると、前記アクセス端末に操作を実行させる命令を記憶した非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が、
    所与の通信セッションを告知する呼告知を受信するためのプログラムコードと、
    前記呼告知の1つまたは複数のフィールドの設定に基づいて、前記アクセス端末に前記所与の通信セッションを受け入れさせるように前記呼告知が構成されている、と判定するためのプログラムコードであって、前記1つまたは複数のフィールドが前記所与の通信セッションの呼発信者を特定しないフィールドである、プログラムコードと、
    前記判定に応答して、前記アクセス端末が前記所与の通信セッションを受け入れたことを示す、前記呼告知に対する確認応答を送信するためのプログラムコードと
    を含み、
    前記所与の通信セッションの受け入れさせることは、前記所与の通信セッションのためのメディアを前記呼発信者と前記アクセス端末との間で交換されるようにする、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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