ユーザ機器(UE)により緊急メッセージを処理するための方法を記載する。Long Term Evolution(LTE)トランシーバによる高優先度通信(HPC)アクティビティが検出される。HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整が決定される。HPCアクティビティに対応するために、当該一つ以上のトランシーバの設定が調整される。LTEトランシーバによるHPCアクティビティの終了が検出される。HPCアクティビティの終了に対応するために、当該一つ以上のトランシーバの設定が調整される。
一つ以上のトランシーバには、Wi‐Fiトランシーバが含まれうる。一つ以上のトランシーバには、Bluetoothトランシーバが代わりに含まれてもよい。一つ以上のトランシーバには、Wi‐FiトランシーバおよびBluetoothトランシーバの両方が含まれうる。HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバの設定を調整するステップには、当該一つ以上のトランシーバの一つ以上の電力増幅器をオフにするステップ、または、当該一つ以上のトランシーバをオフにするために当該一つ以上のトランシーバのコントローラに論理コマンドを送信するステップが含まれうる。
HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するステップには、製造業者により設定された構成を決定するステップが含まれうる。HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するステップには、HPCアクティビティを指示する通知をeNBに送信するステップと、eNBにより設定された構成を含むメッセージをeNBから受信するステップも含まれうる。HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するステップには、HPCアクティビティの間に当該一つ以上のトランシーバの機能が影響を受けることをユーザに報知し、構成を選択するようユーザにプロンプトし、ユーザが設定した構成を適用するステップがさらに含まれうる。
HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するステップには、HPCアクティビティを指示する通知をeNBに送信するステップと、構成を含むメッセージがeNBから受信されているか決定するステップとが含まれうる。構成を含むメッセージがeNBから受信されているときには、HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバの設定を調整するステップには、eNBから受信された構成を適用するステップが含まれうる。
構成を含むメッセージがeNBから受信されていないときには、HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するステップには、UEに製造業者により設定された構成があるか決定するステップが含まれうる。UEに製造業者により設定された構成があるときには、HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバの設定を調整するステップには、製造業者により設定された構成を適用するステップが含まれうる。UEに製造業者により構成が設定されていないときには、HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するステップには、ユーザにより設定される構成をユーザにプロンプトするステップと、ユーザにより設定された構成を受信するステップが含まれうる。HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバの設定を調整するステップには、ユーザにより設定された構成を適用するステップが含まれうる。
HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するステップには、eNBにより設定された構成を当該eNBから受信するステップと、UEに製造業者により設定された構成があることを決定するステップと、製造業者により設定された構成をeNBにより設定された構成でオーバーライドするステップが含まれうる。HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するステップには、UEに製造業者により設定された構成があることを決定するステップと、ユーザにより設定された構成を当該ユーザから受信するステップと、ユーザにより設定された構成を製造業者により設定された構成でオーバーライドするステップも含まれうる。
HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するステップには、eNBにより設定された構成を当該eNBから受信するステップと、ユーザにより設定された構成を当該ユーザから受信するステップと、ユーザにより設定された構成をeNBにより設定された構成でオーバーライドするステップも含まれうる。HPCアクティビティの終了に対応するために一つ以上のトランシーバの設定を調整するステップには、当該一つ以上のトランシーバをオンに戻すステップが含まれうる。
緊急メッセージを処理するために構成されるユーザ機器(UE)についても記載する。ユーザ機器(UE)は、プロセッサと、当該プロセッサと電子通信するメモリと、当該メモリに記憶される命令とを含む。命令は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバによる高優先度通信(HPC)アクティビティを検出するために実行可能である。命令は、HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバに対して行われる調整を決定するためにも実行可能である。命令は、HPCアクティビティに対応するために一つ以上のトランシーバの設定を調整するためにさらに実行可能である。命令は、LTEトランシーバによるHPCアクティビティの終了を検出するためにも実行可能である。命令は、HPCアクティビティの終了に対応するために一つ以上のトランシーバの設定を調整するためにさらに実行可能である。
「3GPP」とも呼ばれる第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)は、第3および第4世代ワイヤレス通信システムのグローバルに適用可能な技術仕様書および技術報告書を定めることを目指す協力合意である。3GPPは、次世代モバイルネットワーク、システムおよびデバイスのための仕様書を定めうる。
3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS;Universal Mobile Telecommunications System)携帯電話またはデバイス規格を改善して将来的要求に対処するためのプロジェクトに与えられた名称である。一面ではUMTSは、発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E‐UTRA;Evolved Universal Terrestrial Radio Access)および発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E‐UTRAN;Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)のためのサポートおよび仕様を提供するように修正されている。
本明細書に開示されるシステムおよび方法の少なくとも一部の態様は、3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLong Term Evolution(LTE)‐Advanced規格(例えばRelease‐8、Release‐9およびRelease‐10)に関して記載されうる。しかし、本開示の範囲は、この点に関して制限されてはならない。本明細書に開示されるシステムおよび方法の少なくとも一部の態様は、他のタイプのワイヤレス通信システムで利用されうる。
本明細書において「同時」という用語は、二つ以上の事象が重なり合う時間フレームに生起する状況を表すために使用されうる。換言すれば、二つの「同時」の事象は、時間的にある程度重なりうるが、必ずしも同じ持続時間ではない。さらに、同時の事象は、同じ時に開始または終了してもよいし、してなくてもよい。
図1Aは、複数のワイヤレスデバイスを含むワイヤレス通信システム100を示したブロック図である。ワイヤレスデバイスは、ユーザ機器(UE)104またはeNB(eNode B)102でありうる。eNB102は、一つ以上のユーザ機器(UE)104とワイヤレス通信しうる。eNB102は、アクセスポイント、Node B、基地局または何らかの他の用語で呼ばれうる。同様に、ユーザ機器(UE)104は、移動局、加入者局、アクセス端末、遠隔局、ユーザ端末、端末、ハンドセット、加入者ユニット、ワイヤレス通信デバイス、または何らかの他の用語で呼ばれうる。eNB102は、コアネットワーク105と通信しうる。
ユーザ機器(UE)104とeNB102との間の通信は、アップリンクおよびダウンリンクを含むワイヤレスリンクによる伝送を用いて達成されうる。アップリンクとは、ユーザ機器(UE)104からeNB102に送信される通信をいう。ダウンリンクとは、eNB102からユーザ機器(UE)104に送信される通信をいう。通信リンクは、単入力単出力(SISO;single‐input and single‐output)、多入力単出力(MISO;multiple‐input and single‐output)、単入力多出力(SIMO;single‐input and multiple‐output)、または多入力多出力(MIMO;multiple‐input and multiple‐output)システムを用いて確立されうる。MIMOシステムは、複数の伝送および受信アンテナを備えた伝送器および受信器の両方を含みうる。したがってeNB102は複数のアンテナ199a〜nを有し得、ユーザ機器(UE)104は複数のアンテナ197a〜nを有しうる。このようにして、eNB102およびユーザ機器(UE)104がそれぞれMIMOシステムにおいて伝送器または受信器として動作しうる。MIMOシステムの一つの利点は、複数の伝送および受信アンテナにより生成される追加の次元が利用される場合の性能の向上である。
ユーザ機器(UE)104は、一つ以上のアンテナ199a〜nを使用してeNB102と通信する。様々なネットワークおよびサービスへのアクセスを可能にするため、ユーザ機器(UE)104は、複数の無線トランシーバを備えうる。例えば、ユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106、Wi‐Fiトランシーバ108、Bluetoothトランシーバ110および全地球航法衛星システム(GNSS;global navigation satellite system)受信器109を備えうる。一度に複数のトランシーバを同一のデバイス内で同時に動作させることの問題点の一つは、一つのトランシーバの伝送により別のトランシーバの受信に生じる干渉を回避しようとすることにある。これはユーザ機器(UE)104の場合には、伝送器114a〜cの伝送電力が受信器112a〜cの受信電力よりはるかに高くなりうるようなトランシーバの接近による。
ユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106を含みうる。Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106は、Long Term Evolution(LTE)伝送および受信に使用されうる。Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106は、復調器116aを有する受信器112aを含みうる。Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106は、変調器118aを有する伝送器114aも含みうる。
ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108も含みうる。Wi‐Fiトランシーバ108は、Wi‐Fi信号を伝送および受信するために使用されうる。Wi‐Fi信号は、Wi‐FiまたはWireless Fidelity(ワイヤレスフィデリティ)信号と称されうる。Wi‐Fiは、Wi‐Fi Allianceにより定められるIEEE 802.11ワイヤレスネットワーク標準の実装および規格である。Wi‐Fiは、産業科学医療用(ISM;Industrial,Scientific and Medial)バンド内の通信をさしうる。しかし、Wi‐Fiは、ISMバンド外のワイヤレス通信もさしうる。
Wi‐Fiトランシーバ108は、受信器112bおよび伝送器114bを含みうる。受信器112bは、復調器116bを含みうる。伝送器114bは、変調器118bおよび一つ以上の電力増幅器119aを含みうる。一つ以上の電力増幅器119aは、伝送前に信号を増幅するために使用されうる。一つ以上の電力増幅器119aを停止することにより、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108の伝送器114bの伝送を停止しうる。本明細書においては、Wi‐Fiトランシーバ108の伝送器114bの伝送の停止をWi‐Fiトランシーバ108の停止と称する。
ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110をさらに含みうる。Bluetoothトランシーバ110は、受信器112cおよび伝送器114cを含みうる。受信器112cは、復調器116cを含みうる。伝送器114cは、変調器118cおよび一つ以上の電力増幅器119bを含みうる。一つ以上の電力増幅器119bは、伝送信号を増幅するために使用されうる。一つ以上の電力増幅器119bを停止することにより、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110の伝送器114cの伝送を停止しうる。本明細書においては、Bluetoothトランシーバ110の伝送器114cの伝送の停止を、Bluetoothトランシーバ110の停止と称する。
受信器112a〜cは、一つ以上のアンテナ197a〜cを使用してeNB102から信号を受信しうる。伝送器114a〜cは、一つ以上のアンテナ197a〜cを使用してeNB102に信号を送信しうる。例えば、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106は第一アンテナ197aを使用して伝送および受信すればよく、Wi‐Fiトランシーバ108は第二アンテナ197bを使用して伝送および受信すればよく、Bluetoothトランシーバは第三アンテナ197cを使用して伝送および受信すればよい。一構成においては、トランシーバは複数のアンテナを使用しうる(図示せず)。複数のトランシーバが同じアンテナ197を使用してもよい(例えば、Bluetoothトランシーバ110は、Wi‐Fiトランシーバ108と同じアンテナを使用しうる)。
In‐device Coexistence Interference(IDC)(ICOとも呼ばれる)Avoidance(デバイス内共存干渉回避)は、第48回3GPP RAN会合(RP‐100671)で承認された新たなスタディアイテム(SI;Study Item)であり、その結果となる仕様がRel‐11に含まれることが期待される。このスタディアイテム(SI)は、Long Term Evolution(LTE)‐A、GNSS、BluetoothおよびWi‐Fi無線が同一のデバイスに実装され、隣接またはサブハーモニック周波数で動作する場合に遭遇する共存シナリオに対処する。Wi‐FiおよびBluetoothは、同一の周波数バンド(2400メガヘルツ(MHz)〜2483.5MHzのISMバンド)を占める。スタディの目的は、シグナリングおよび手続き(すなわち干渉の検出ならびに時間ならびに周波数および電力資源のスケジューリングを通じた干渉の回避)の観点から干渉回避のための方法の適性を特定および調査することである。手続き的方法が不十分であれば、スタディでメカニズム(例えばデバイス間通信)の改善が検討されうる。
同じ時に動作する複数のトランシーバ間の干渉が緩和される最も単純な手段は、送受信器アンテナの物理的分離および/または送受信信号間の十分な周波数分離による。周波数分離が十分でないときにはフィルタ技術を適用でき、これにより伝送器が帯域外スプリアス発射を低減させることができ、受信器が帯域外スプリアス発射を排除することができる。
一部のLong Term Evolution(LTE)用途のシナリオでは、Wi‐FiおよびBluetoothに割り当てられる周波数バンド(すなわちISM)とLong Term Evolution(LTE)に割り当てられる周波数バンドとの隣接性により、フィルタ技術は帯域外スプリアス発射の十分な排除を提供できない。アンテナの物理的分離は、ユーザ機器(UE)104のような携帯デバイスには実際的ではない。ユーザ機器(UE)104に当てはまる干渉問題は、時分割多重化(TDM;Time Division Multiplexed)ソリューションまたは周波数分割多重化(FDM;Frequency Division Multiplexed)ソリューションを用いて解決されうる。
時分割多重化(TDM)ソリューションにおいては、干渉する伝送器および/または干渉される受信器がその動作を時間的に協調させる。周波数分割多重化(FDM)ソリューションにおいては、干渉する伝送器もしくは干渉される受信器または両方が別の周波数に移動する。Long Term Evolution(LTE)トランシーバの伝送器114aがその出力電力を受信器112aが動作できる点まで低下させるLong Term Evolution(LTE)電力制御ソリューションを用いても干渉問題を解決しうる。さらに、ユーザ機器(UE)104が伝送機会を一方的に中止するUE自動拒否(UAD;UE Autonomous Denial)を用いても干渉問題が解決されうる。UADは、時分割多重化(TDM)の特別なケースである。問題の伝送器を無効化することによっても干渉問題が解決されうる。IDC問題に対処するために上述のソリューションの一つ以上が適用されうることが考えられる。
特にLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106が高優先度通信(HPC)を受信しているときには、Bluetoothトランシーバ110および/またはWi‐Fiトランシーバ108からの干渉はLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106にとって問題でありうる。高優先度通信(HPC)は、地震津波警報システム(ETWS;Earthquake and Tsunami Warning System)、商用モバイル警報サービス(CMAS;Commercial Mobile Alert Service)、ワイヤレスe911機能および高QoS(サービス品質)ベアラをさしうる。
地震津波警報システム(ETWS)機能は、迅速かつ最適化された情報送達の必要性に対処しながら、多数のモバイルユーザに高優先度情報をほぼ同時の様式で送達する手段を提供する。日本政府の指示の下、日本の気象庁および国内放送業者が協力して、市民に地震および津波に警戒させるために用いられる公衆警報システム(PWS;Public Warning System)を運用しうる。日本政府は日本の全てのセルラシステムに対し、このような警報の放送を促進することを要求する。3GPPは、地震津波警報システム(ETWS)のための機能およびアーキテクチャ要件を定義する作業指示書(WID;Work Instruction Document)SP‐070815を採用した。地震津波警報システム(ETWS)機能は完成し、3GPP Rel‐8 Long Term Evolution(LTE)の一連の仕様の一部である。
商用モバイル警報サービス(CMAS)機能は、迅速かつ最適化された情報送達の必要性に対処しながら、多数のモバイルユーザに高優先度情報をほぼ同時の様式で送達する手段を提供する。2006年にアメリカ合衆国議会により可決されたWarning,Alert and Response Network(WARN)Act(警報及び応答ネットワークに関する法律)に応えて、連邦通信委員会(FCC;Federal Communications Commission)は、参加を選択したワイヤレスサービスプロバイダが商用モバイル警報サービス(CMAS)機能のあるハンドセットを有するユーザに対して緊急警報をテキストメッセージとして送信することができる、商用モバイル警報サービス(CMAS)を確立した。商用モバイル警報サービス(CMAS)ネットワークにより、連邦緊急管理庁(FEMA;Federal Emergency Management Agency)が合衆国大統領、米国気象局(NWS;National Weather Service)ならびに州および地元緊急対策センターからの警報を受理および集約し、参加民間モバイルサービスプロバイダ(CMSP;commercial mobile service providers)に安全なインタフェースを介して警報を送信することが可能になる。それから、これらの参加CMSPがそのユーザに警報を配信する。商用モバイル警報サービス(CMAS)機能は完成し、3GPP Rel‐8 Long Term Evolution(LTE)の一連の仕様の一部である。
3GPP Long Term Evolution(LTE)E‐UTRAN Rel‐8およびそれ以降の仕様は、eNB102により一斉同報通信されるメッセージングオブジェクトにより地震津波警報システム(ETWS)および商用モバイル警報サービス(CMAS)機能を実現する。まず、eNB102にキャンプオンしまたはこれに接続している全てのユーザ機器(UE)104に受信されうるページングメッセージが送信される。ページングメッセージは、新規の地震津波警報システム(ETWS)/商用モバイル警報サービス(CMAS)メッセージが現在一斉同報通信されており、ユーザ機器(UE)104が直ちに追加のスケジューリング情報の受信を試みるべきことを示しうる。システム情報ブロック#1(SIB1;System Information Block#1)メッセージは、現在一斉同報通信されている他の全てのSIBのためのスケジューリング情報を担持する。システム情報ブロック#10(SIB10は地震津波警報システム(ETWS)専用である)メッセージは、「定型警報メッセージ(Canned Warning Message)」に対応する値を担持しうる。システム情報ブロック#11(SIB11は地震津波警報システム(ETWS)専用である)メッセージは、長い地震津波警報システム(ETWS)「テキスト警報メッセージ(Text Warning Message)」を担持しうる。システム情報ブロック#12(SIB12は商用モバイル警報サービス(CMAS)専用である)メッセージは、分割された「テキスト警報メッセージ」を担持しうる。
SIB10、SIB11およびSIB12の周期および存在はいずれも構成可能でありうる。SIB10、SIB11およびSIB12は一時的かつ構成可能であるため、eNB102のスケジューラによりそれらがプロトコルに配置される。スケジューラは、システムパラメータを用いて、SIB10、SIB11およびSIB12が一斉同報通信されるスロット、頻度および持続時間を決定する。ユーザ機器(UE)104が前もってプロトコルのどこでSIB10、SIB11およびSIB12を取得できるか分かるように、スケジューラにより用いられる同じシステムパラメータがSIB1(SIB1は固定スロットで、固定周期で一斉同報通信される)でも一斉同報通信される。ページングメッセージは、ページングメッセージのターゲットであるユーザ機器(UE)104の識別にもとづいて複数のスロットで配信されうる。こうして、全てのユーザ機器(UE)104のサブセットだけがスロットnをターゲットにしてページングを受信し、ユーザ機器(UE)104の別のサブセットはスロットn+1をターゲットにする、等となる。
連邦通信委員会(FCC)は、公衆の安全を高める努力の一部として、確実なワイヤレス911サービスの提供を目的としたルールを採用した。このようなサービスにより、緊急応答人員が911発呼者に対してはるかに迅速に援助を提供することができる。FCCのワイヤレス911ルールは、全てのワイヤレスライセンス取得者、ブロードバンドパーソナル通信サービス(PCS;Personal Communications Service)ライセンス取得者、および一定の特殊化移動体無線(SMR;Specialized Mobile Radio)ライセンス取得者に適用される。基本的911ルールは、発呼者がプロバイダのサービスに加入しているか否かに関わらず全ての911呼を公衆安全応答ポイント(PSAP;Public Safety Answering Point)へ転送することをワイヤレスサービスプロバイダに要求する。
3GPP Long Term Evolution(LTE)E‐UTRANの仕様は、上述のFCCのワイヤレス911ルールに準拠するようにユーザ機器(UE)104がもととなる緊急呼のセットアップおよび構成を提供する。この緊急構成は、ネットワークオペレータにより使用されるジェネリックパラメータの多くをオーバーライドし、本来なら呼が拒絶されるネットワーク上でこのような緊急呼が完了されることを可能にしうる。
非アクセス層(NAS)レイヤは、Long Term Evolution(LTE)無線リソース制御(RRC;Radio Resource Control)により処理されるデータ無線ベアラ(DRB)にQoSレベルが割り当てられているときにはその知識を有しうる。非アクセス層(NAS)レイヤは、QoSレベル閾値の知識も有しうる。非アクセス層(NAS)は、DRBのQoSをQoS閾値と比較し、当該DRBのQoSが「高いQoS」のDRBと考えられるか決定しうる。DRBのQoSが「高いQoS」のDRBと考えられる場合には、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106に、ユーザ機器(UE)104上にある他のトランシーバにより生じる干渉からの追加的保護が必要でありうる。
他にも適用されうる高優先度機能およびインディケータが存在するため、地震津波警報システム(ETWS)、商用モバイル警報サービス(CMAS)、ワイヤレス911および高いQoSベアラの機能セットは、高優先度通信(HPC)アクティビティの網羅的リストではない。Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106が高優先度通信(HPC)アクティビティを処理する間に、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106のRF環境がISM伝送(Wi‐Fiトランシーバ108またはBluetoothトランシーバ110による伝送等)により負の影響を受けることは望ましくない。本発明のシステムおよび方法の一つの利点は、ユーザ機器(UE)104が、高優先度通信(HPC)アクティビティの間に干渉するトランシーバを選択的にオフにできることである(Wi‐Fiトランシーバ108およびBluetoothトランシーバ110の両方を一度に無効化することは望ましくない可能性がある)。
ユーザ機器(UE)104は、ISMコントローラ124を含みうる。ISMコントローラ124は、Wi‐Fiトランシーバ108およびBluetoothトランシーバ110を有効化および無効化するための特徴および機能を管理するユーザ機器(UE)104内の論理構成体でありうる。ISMコントローラ124は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106、Wi‐Fiトランシーバ108、Bluetoothトランシーバ110、全地球航法衛星システム(GNSS)受信器109およびeNB102との様々な接続手段およびモードを有しうる。ISMコントローラ124は、ユーザ機器(UE)104内の異なる無線技術が相互間の内部協調なしで独立して動作する「非協調」モードで動作しうる(すなわち、ISMコントローラ124はLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106とだけ対話する)。ISMコントローラ124は、ユーザ機器(UE)104内の異なる無線技術間の内部協調が存在する「UE内限定協調」モードでも動作しうる。したがって、少なくとも一つの他の無線技術の動作がISMコントローラ124に知られている。ISMコントローラ124はさらに、ユーザ機器(UE)104内の異なる無線技術が起こり得る共存問題を認識しており、かかる問題をユーザ機器(UE)104が(eNB102を介して)ネットワークに報知することができる、「UE内および対ネットワーク協調」モードでも動作しうる。したがって、ISMコントローラ124は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106、Wi‐Fiトランシーバ108、Bluetoothトランシーバ110およびeNB102)と対話しうる。ISMコントローラ124は、図3に関連して以下でさらに詳述する。
本発明のシステムおよび方法の一つの利点は、ユーザ機器(UE)104が緊急メッセージを処理している間、ユーザ機器(UE)104がLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106の伝送および受信機能を、同じユーザ機器(UE)104に組み込まれた他のトランシーバの伝送および受信機能に優先させる手段を提供することである。
ユーザ機器(UE)104は、ユーザにより設定された構成120を含みうる。ユーザにより設定された構成120は、ユーザ機器(UE)104が高優先度通信(HPC)アクティビティにどのように応答するかを指示する一つ以上の構成設定でありうる。より具体的には、ユーザにより設定された構成120は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティの間に、ユーザ機器(UE)104がBluetoothトランシーバ110、Wi‐Fiトランシーバ108またはその両方を無効化すべきかどうかを示しうる。したがって、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にWi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110をユーザ機器(UE)104が個別に無効化/有効化する能力が、ユーザにより設定された構成120によって制御されうる。
ISMバンドトランシーバ(すなわちWi‐Fiトランシーバ108およびBluetoothトランシーバ110)を無効化/有効化するユーザ機器(UE)104の能力をユーザが制御できることは、必ずしも望ましくはないであろう。このような能力を制御するユーザのリクエストは、製造業者により設定された構成121またはeNB102により設定された構成122によりオーバーライドされうる。ユーザ機器(UE)104は、製造業者により設定された構成121を含みうる。製造業者により設定された構成121は、ユーザ機器(UE)104が高優先度通信(HPC)アクティビティにどのように応答するかを指示する一つ以上の構成設定でありうる。より具体的には、製造業者により設定された構成121は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティの間に、ユーザ機器(UE)104がBluetoothトランシーバ110、Wi‐Fiトランシーバ108または両方を無効化すべきかどうかを示しうる。したがって、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にユーザ機器(UE)104がWi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110を個別に無効化/有効化する能力が、製造業者により設定された構成121によって制御されうる。製造業者により設定された構成121は、ユーザにより設定された構成120をオーバーライドしうる。
ユーザ機器(UE)104は、eNB102により設定された構成122も含みうる。eNB102により設定された構成122は、ユーザ機器(UE)104が高優先度通信(HPC)アクティビティにどのように応答するかを指示する一つ以上の構成設定でありうる。より具体的には、eNB102により設定された構成122は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティの間に、ユーザ機器(UE)104がBluetoothトランシーバ110、Wi‐Fiトランシーバ108または両方を無効化すべきかどうかを示しうる。したがって、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にユーザ機器(UE)104がWi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110を個別に無効化/有効化する能力が、eNB102により設定された構成122によって制御されうる。eNB102により設定された構成122は、製造業者により設定された構成121およびユーザにより設定された構成120をオーバーライドしうる。
ユーザ機器(UE)104は、伝送設定123を含みうる。伝送設定123は、Bluetooth信号の伝送およびWi‐Fi信号の伝送のためにユーザ機器(UE)104により実装される実際の設定をさしうる。したがって、ユーザにより設定された構成120、製造業者により設定された構成121および/またはeNB102により設定された構成122により、伝送設定123が調整されうる。伝送設定123は、高優先度通信(HPC)アクティビティの間にBluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bの中のいずれおよび/またはWi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aの中のいずれが停止されるかを示しうる。
ユーザ機器(UE)104は、エンコーダ125およびデコーダ126を含みうる。伝送用信号は、伝送前にエンコーダ125を通されうる。受信された信号は、まずデコーダ126を通してから適切な受信器112に送られうる。
eNB102は、トランシーバ107を含みうる。トランシーバ107は、変調器127を有する伝送器115と、復調器128を有する受信器117とを含みうる。伝送器115は、ユーザ機器(UE)104に送信される信号を、エンコーダ129を用いて符号化しうる。それから符号化された信号が、一つ以上のアンテナ199a〜nを用いて伝送されうる。eNB102は、一つ以上のアンテナ199a〜nを用いて信号を受信しうる。受信信号は、デコーダ130を用いて復号化された後、受信器117に送られうる。
図1Bは、本発明のシステムおよび方法に用いられるユーザ機器(UE)104aのブロック図である。図1Bのユーザ機器(UE)104aは、図1Aのユーザ機器(UE)104の一構成でありうる。ユーザ機器(UE)104aは、ユーザにより設定された構成120a、製造業者により設定された構成121aおよびeNB102により設定された構成122aを含みうる。
ユーザにより設定された構成120aは、TRUE(ユーザがBluetoothの無効化を選択していることを指示する)またはFALSE(ユーザがBluetoothを無効化しないことを選択していることを指示する)に設定されうる、Bluetoothの無効化をリクエストする設定160を含みうる。ユーザにより設定された構成120aは、TRUE(ユーザがWi‐Fiの無効化を選択していることを指示する)またはFALSE(ユーザがWi‐Fiを無効化しないことを選択していることを指示する)に設定されうる、Wi‐Fiの無効化をリクエストする設定160も含みうる。
製造業者により設定された構成121aは、ユーザ機器(UE)104aがBluetoothの無効化を許可しうるかどうかを指示する、Bluetoothの無効化を許可する設定162aを含みうる。製造業者により設定された構成121aは、ユーザ機器(UE)104aがWi‐Fiの無効化を許可しうるかどうかを指示する、Wi‐Fiの無効化を許可する設定163aも含みうる。
製造業者により設定された構成121aは、製造業者の設定がユーザにより入力された設定をオーバーライドすべきかを指示する、ユーザリクエストをオーバーライドする設定164aを含みうる。製造業者により設定された構成121aは、接続時のみ許可する設定165aも含みうる。接続時のみ許可する設定165aがFALSEのときには、ISMコントローラ124は、ユーザ機器(UE)104bとLong Term Evolution(LTE)ネットワークとの間の現在の接続状態を無視でき、その情動でeNB_Mode_Generator()、HPC_Event_Generator()およびISM_State_Machine()(図3に関連して後述)が常に実行される。接続時のみ許可する設定165aがTRUEのときには、ISMコントローラ124はまず、ユーザ機器(UE)104bとLong Term Evolution(LTE)ネットワークとの間の現在の接続状態を決定しうる。ユーザ機器(UE)104bがRRC_Connectedであれば、eNB_Mode_Generator()、HPC_Event_Generator()およびISM_State_Machine()が常に実行されうる。ユーザ機器(UE)104bがRRC_Connectedでなければ、ISMコントローラ124は、ISMコントローラ124のデフォルト状態の構成をリセットすることが必要か決定する必要がある。
製造業者により設定された構成121aは、eNBにBluetoothの無効化をシグナリングする設定166aを含みうる。製造業者により設定された構成121aは、eNBにWi‐Fiの無効化をシグナリングする設定167aも含みうる。製造業者により設定された構成121aは、ユーザにBluetoothの無効化をシグナリングする設定168aをさらに含みうる。製造業者により設定された構成121aは、ユーザにWi‐Fiの無効化をシグナリングする設定169aも含みうる。ISMコントローラ124がWi‐Fiトランシーバ108を無効化したときには、ユーザ機器(UE)104bは、Wi‐Fiトランシーバ108が無効化されていることをeNB102に報知するか決定しうる。eNBにWi‐Fiの無効化をシグナリングする設定168aがTRUEに設定されていれば、ユーザ機器(UE)104bはeNB102にWi‐Fiトランシーバ108が無効化されていることを報知しうる。同様に、ユーザにWi‐Fiの無効化をシグナリングする設定169aがTRUEに設定されていれば、ユーザ機器(UE)104bはユーザにWi‐Fiトランシーバ108が無効化されていることを報知しうる。同様に、eNBにBluetoothの無効化をシグナリングする設定166aがTRUEに設定されていれば、ユーザ機器(UE)104bはeNB102にBluetoothトランシーバ110が無効化されていることを報知しうる。同様に、ユーザにBluetoothの無効化をシグナリングする設定167aがTRUEに設定されていれば、ユーザ機器(UE)104bはユーザにBluetoothトランシーバ110が無効化されていることを報知しうる。
eNB102により設定された構成122aは、eNB102設定がユーザにより入力された設定をオーバーライドすべきかどうかを指示する、ユーザリクエストをオーバーライドする設定164bを含みうる。eNB102により設定された構成122aは、接続時のみ許可する設定165bも含みうる。接続時のみ許可する設定165bは、上述の接続時のみ許可する設定165aと同様に機能しうる。eNB102により設定された構成122aは、eNBにBluetoothの無効化をシグナリングする設定166bをさらに含みうる。eNB102により設定された構成122aは、eNBにWi‐Fiの無効化をシグナリングする設定167bも含みうる。eNB102により設定された構成122aは、ユーザにBluetoothの無効化をシグナリングする設定166bをさらに含みうる。eNB102により設定された構成122aは、ユーザにWi‐Fiの無効化をシグナリングする設定169bも含みうる。eNB102により設定された構成122aのeNBにBluetoothの無効化をシグナリングする設定166b、eNBにWi‐Fiの無効化をシグナリングする設定167b、ユーザにBluetoothの無効化をシグナリングする設定168bおよびユーザにWi‐Fiの無効化をシグナリングする設定169bは、製造業者により設定された構成121aにおけるそれぞれの対応部と同様の機能を有しうる。
図2は、第一技術トランシーバによる高優先度通信(HPC)アクティビティに応答するための方法200の流れ図である。第一技術トランシーバは、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106、Wi‐Fiトランシーバ108またはBluetoothトランシーバ110でありうる。方法200は、ユーザ機器(UE)104により実施されうる。ユーザ機器(UE)104は、第一技術トランシーバによる高優先度通信(HPC)アクティビティを検出202しうる。ユーザ機器(UE)104は、高優先度通信(HPC)アクティビティのために第二技術トランシーバ(例えばWi‐Fiトランシーバ108、Bluetoothトランシーバ110またはLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106)および第三技術トランシーバ(例えばWi‐Fiトランシーバ、Bluetoothトランシーバ110またはLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106)に対して行われる調整を決定204しうる。例えば調整には、Bluetoothトランシーバ110を用いた伝送を継続しながらWi‐Fiトランシーバ108の伝送を停止するステップが含まれうる。別の例では、調整には、Wi‐Fiトランシーバ108を用いた伝送を継続しながらBluetoothトランシーバ110の伝送を停止するステップが含まれうる。さらに別の例では、調整には、Bluetoothトランシーバ110およびWi‐Fiトランシーバ108の両方の伝送を停止するステップが含まれうる。このような方法200の一つの利点は、第二技術トランシーバもしくは第三技術トランシーバまたは両方の柔軟な調整である。
それからユーザ機器(UE)104は、高優先度通信(HPC)アクティビティに対応するために第二技術トランシーバの設定および/または第三技術トランシーバの設定を調整206しうる。一構成においては、ユーザ機器(UE)104は、トランシーバの電力増幅器119をオフにすることにより、第二技術トランシーバの設定および第三技術トランシーバの設定を調整206しうる。例えばユーザ機器(UE)104は、それぞれの電力増幅器119をオフにすることによりWi‐Fiトランシーバ108の設定およびBluetoothトランシーバ110の設定を調整206しうる。別の構成では、ユーザ機器(UE)104は、論理コマンドを各々に送信して伝送をオフにすることにより第二技術トランシーバおよび第三技術トランシーバの設定を調整206しうる。さらに別の構成では、ユーザ機器(UE)104は、電力増幅器119をオフにすることにより第二技術トランシーバの設定を調整206し、第三トランシーバに論理コマンドを送信して伝送をオフにすることにより第三技術トランシーバの設定を調整206しうる。
ユーザ機器(UE)104にWi‐Fiトランシーバ108の設定およびBluetoothトランシーバ110の設定を調整206させる一つの利点は、ユーザ機器(UE)104が緊急メッセージ送信を処理している間にLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106の伝送および受信機能を優先させる手段としてWi‐Fiトランシーバ108およびBluetoothトランシーバ110の機能を無効化する手段がネットワークオペレータに提供されることである。ユーザ機器(UE)104にWi‐Fiトランシーバ108の設定およびBluetoothトランシーバ110の設定を調整206させる別の利点は、ユーザ機器(UE)104が緊急メッセージ送信を処理している間にLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106の伝送および受信機能を優先させる手段としてWi‐Fiトランシーバ108およびBluetoothトランシーバ110の機能を無効化する手段がデバイスユーザに提供されることである。ユーザ機器(UE)104にWi‐Fiトランシーバ108の設定およびBluetoothトランシーバ110の設定を調整206させるさらに別の利点は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106が価値および優先度の高い通信を処理している間はWi‐Fiおよび/またはBluetoothを介した通信が無効化されるという指示がデバイスユーザに提供されることである。
次にユーザ機器(UE)104は、第一技術トランシーバによる高優先度通信(HPC)アクティビティが終了していることを検出208しうる。例えば第一技術トランシーバがLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106なら、Long Term Evolution(LTE)受信器112aは、第二技術トランシーバおよび/または第三技術トランシーバの伝送によって干渉を受けうる高優先度通信(HPC)アクティビティをもう受信していなければよい。それからユーザ機器(UE)104は、高優先度通信(HPC)アクティビティの終了に対応するために第二技術トランシーバおよび/または第三技術トランシーバの設定を調整210しうる。例えばBluetoothトランシーバ110の伝送が停止されたなら、ユーザ機器(UE)104はBluetoothトランシーバ110の伝送をオンに戻しうる。
図3は、本発明のシステムおよび方法に用いられるISMコントローラ324のブロック図である。図3のISMコントローラ324は、図1AのISMコントローラ124の一構成でありうる。上述のように、ISMコントローラ324は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティに応答してWi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110を有効化および無効化するのに必要な特徴および機能を管理するためにユーザ機器(UE)104内に実装される論理構成体である。ISMコントローラ324は、ユーザにより設定された構成120、製造業者により設定された構成121またはeNB102により設定された構成122にしたがってWi‐Fiトランシーバ108およびBluetoothトランシーバ110の両方を管理しうる。
ISMコントローラ324は、より上位のオペレーティングシステムの指示により随時実行しうる。オペレーティングシステムは、Long Term Evolution(LTE)プロトコルスタックにより新規の無線リソース制御(RRC)メッセージが受信または伝送されたとき、ユーザにより設定された新規の構成120が入力されたとき、または非アクセス層(NAS)レイヤがLong Term Evolution(LTE)構成の変更を検出したときに、ISMコントローラ324をトリガして実行させうる。ISMコントローラ324は、周期的にトリガされて実行されてもよい。
ISMコントローラ324は、ユーザ機器(UE)104がLong Term Evolution(LTE)E‐UTRA RRC_CONNECTED状態のときに限り、Wi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110を有効化および無効化するために必要に応じて機能を実行するように構成されうる。ISMコントローラ324が、ユーザ機器(UE)104がLong Term Evolution(LTE)E‐UTRA RRC_CONNECTED状態のときに限り必要に応じて機能を実行するように構成されないときには、ISMコントローラ324は、Long Term Evolution(LTE)‐UTRA状態に関わらずそれらの機能を実行しうる。ユーザ機器(UE)104がLong Term Evolution(LTE)E‐UTRA RRC_CONNECTED状態のときに限り必要に応じて機能を実行するように構成されうるというISMコントローラ324の能力は、eNB102により構成されてLong Term Evolution(LTE)シグナリングを介してユーザ機器(UE)104にシグナリングされ、またはユーザ機器(UE)104の製造時に提供されるデフォルト設定により構成されうる。
ISMコントローラ324は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)のアクティブ時にWi‐Fi/Bluetoothの伝送によってLong Term Evolution(LTE)受信器112aに対して生じる干渉を除去する手段として、Wi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110を無効化しうる。ISMコントローラ324は、Wi‐Fiトランシーバ108を制御する論理構成体にコマンドを送信することにより、またはWi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aを無効化することにより、Wi‐Fiトランシーバ108を有効化/無効化しうる。ISMコントローラ324は、Bluetoothトランシーバ110を制御する論理構成体にコマンドを送信することにより、またはBluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを無効化することにより、Bluetoothトランシーバ110を有効化/無効化しうる。ISMコントローラ324は、ISMバンドトランシーバを論理的に無効化することが不可能なときには電力増幅器119を無効化しうる。
ISMコントローラ324は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による一つ以上の高優先度通信(HPC)がアクティブであり、またはすぐにアクティブになるという指示に応答しうる。ISMコントローラ324は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106の一つ以上の高優先度通信(HPC)がもうアクティブでないという指示にも応答しうる。高優先度通信(HPC)指示のソースは、タイプsibType10、sibType11またはsibType12‐v920のスケジューリング情報を含むLong Term Evolution(LTE)無線リソース制御(RRC)メッセージSystemInformationBlockType1のユーザ機器(UE)104による(一斉同報通信制御チャネル(BCCH;broadcast control channel)論理チャネルを介した)受信でありうる。高優先度通信(HPC)の指示のソースは、タイプSystemInformationBlockType10、SystemInformationBlockType11またはSystemInformationBlockType12‐r9の情報要素(IE;Information Element)を含むLong Term Evolution(LTE)無線リソース制御(RRC)メッセージSystemInformationのユーザ機器(UE)104による(BCCH論理チャネルを介した)受信でありうる。高優先度通信(HPC)の指示のソースはさらに、「emergency」に設定されたEstablishmentCause情報要素(IE)を介して移動体が元となる緊急呼のシグナリングをリクエストするLong Term Evolution(LTE)無線リソース制御(RRC)メッセージRRCConnectionRequestの、ユーザ機器(UE)104による(共通制御チャネル(common control channel;CCCH)論理チャネルを介した)伝送でありうる。高優先度通信(HPC)の指示のソースは、DRBが「高いQoS」のDRBに指定される前に必要な最低レベルを一つ以上のDRBが超えているという非アクセス層(NAS)による決定でもありうる。
ISMコントローラ324は、その動作を制御するeNB102またはユーザから等の外部コマンドに応答しうる。高優先度通信(HPC)のアクティブ時にWi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110を無効化/有効化するISMコントローラ324の能力は、ユーザ機器(UE)104のユーザインタフェースを介してユーザにより構成されうる。高優先度通信(HPC)のアクティブ時にWi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110を無効化/有効化するISMコントローラ324の能力は、ユーザにより設定された構成120をオーバーライドしうるユーザ機器(UE)104の製造時に提供されるデフォルト設定によっても構成されうる。高優先度通信(HPC)のアクティブ時にWi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110を無効化/有効化するISMコントローラ324の能力はさらに、eNB102により構成されてLong Term Evolution(LTE)シグナリングを介してユーザ機器(UE)104にシグナリングされ、ユーザ機器(UE)104の製造時に提供されるデフォルト設定により選択された構成121および/またはユーザにより設定された構成120をオーバーライドしうる。
ISMコントローラ324は、ISM_State_Machine331を含みうる。ISM_State_Machine331は、ISMコントローラ324とWi‐Fiトランシーバ108との間の関係およびISMコントローラ324とBluetoothトランシーバ110との間の関係がどのようにどのような状況下で修正されるかを定義するためにISMコントローラ324により用いられる論理構成体でありうる。ISM_State_Machine331は現在の状態を維持し、現在の状態に関するイベントを処理してISMコントローラ324の新規状態を生成しうる。ISM_State_Machine331は、状態に関連する機能を実行することもできる。
ISMコントローラ324は、LTE_State_Generator332を含みうる。LTE_State_Generator332は、Long Term Evolution(LTE)プロトコルスタックの動作状態を決定するためにISMコントローラ324により用いられる論理構成体でありうる。ISMコントローラ324の目的上、Long Term Evolution(LTE)プロトコルスタックの動作状態は、E‐UTRA RRC_CONNECTEDであるかE‐UTRA RRC_CONNECTEDではないかである。Long Term Evolution(LTE)プロトコルスタックの動作状態を用いて、ISMコントローラ324の動作をLong Term Evolution(LTE)プロトコルスタックとeNB102との間の接続レベルと同期しうる。
LTE_State_Generator332が、ユーザ機器(UE)104が無線リソース制御(RRC)メッセージRRCConnectionReleaseを受信したという指示を検出したときには、LTE_State_Generator332は、ISMコントローラ324の動作状態334をLTE_RRC_Connected=FALSEに設定しうる。LTE_State_Generator332が、ユーザ機器(UE)104が無線リソース制御(RRC)メッセージRRCConnectionReconfigurationを受信したという指示およびユーザ機器(UE)104が無線リソース制御(RRC)メッセージRRCConnectionReconfigurationCompleteを伝送したという指示を検出し、RRC‐TransactionIdentifierが両メッセージで同じであるときには、LTE_State_Generator332は、ISMコントローラ324の動作状態334をLTE_RRC_Connected=TRUEに設定しうる。LTE_State_Generator332がISMコントローラ324の動作状態334をLTE_RRC_Connected=FALSEに設定したときには、ISMコントローラ324はISM_State_Machine331、eNB_Mode_Generator338およびHPC_Event_Generator340を実行せず、User_Mode_Generator336を実行する。
User_Mode_Generator336は、ISMコントローラ324の一部である論理構成体でありうる。User_Mode_Generator336は、ユーザにより選択された動作パラメータ(Operating Parameters)を取得するためにISMコントローラ324により用いられうる。動作パラメータは、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にISMコントローラ324がWi‐Fiトランシーバ108および/またはBluetoothトランシーバ110を無効化すべきまたはすべきでないというユーザの希望を表現しうる。
User_Mode_Generator336が、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にはWi‐Fiトランシーバ108が無効化されうるという指示を受信したときには、User_Mode_Generator336は、動作パラメータRequest_Disabling_Wi_Fi=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成しうる。User_Mode_Generator336は、ユーザのみからこの指示を受信しうる。User_Mode_Generator336が、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にWi‐Fiトランシーバ108を無効化できないという指示を受信したときには、User_Mode_Generator336は、動作パラメータRequest_Disabling_Wi_Fi=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成しうる。User_Mode_Generator336は、ユーザのみからこの指示を受信しうる。
User_Mode_Generator336が、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にBluetoothトランシーバ110が無効化されうるという指示を受信したときには、User_Mode_Generator336は、動作パラメータRequest_Disabling_BT=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成しうる。User_Mode_Generator336は、ユーザのみからこの指示を受信しうる。User_Mode_Generator336が、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にBluetoothトランシーバ110を無効化できないという指示を受信したときには、User_Mode_Generator336は、動作パラメータRequest_Disabling_BT=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成しうる。User_Mode_Generator336は、ユーザのみからこの指示を受信しうる。
User_Mode_Generator336が動作パラメータをもたらす指示を受信し、ISMトランシーバの一つ以上が無効化されるときには(すなわちISM_Mode_Disabled_BT==TRUEまたはISM_Mode_Disabled_WiFi==TRUE)、User_Mode_Generator336は不揮発性ストレージにコピーを作成しうるが、高優先度通信(HPC)アクティビティが終了するまで動作パラメータの作業コピーを更新しない。
eNB_Mode_Generator338は、ISMコントローラ324の一部である論理構成体でありうる。eNB_Mode_Generator338は、コアネットワーク105によりeNB102を介してユーザ機器(UE)104に、または直接eNB102によりユーザ機器(UE)104に送信される動作モードを取得するためにISMコントローラ324により使用されうる。動作モードは、ISM_State_Machine331の機能を構成するために使用されうる。動作モードは、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にISMコントローラ324がWi‐Fiトランシーバ108を無効化すべきまたはすべきでないようにユーザ機器(UE)104の構成を表現しうる。動作モードはまた、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にISMコントローラ324がBluetoothトランシーバ110を無効化すべきまたはすべきでないようにユーザ機器(UE)104の構成を表現しうる。動作モードはさらに、ユーザ機器(UE)104がE‐UTRA RRC_CONNECTEDの状態であるときのみISMコントローラ324が実行すべきまたはすべきでないようにユーザ機器(UE)104の構成を表現しうる。eNB_Mode_Generator338は、ユーザ機器(UE)104の非アクセス層(NAS)レイヤからコアネットワーク105によりeNB102を介してユーザ機器(UE)104に送信されるメッセージを受信しうる。eNB_Mode_Generator338は、ユーザ機器(UE)104のアクセス層(AS;Access Stratum)レイヤからeNB102によりユーザ機器(UE)104に送信されるメッセージも受信しうる。
eNB_Mode_Generator338が、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にWi‐Fiトランシーバ108が無効化されうるという指示を受信したときには、eNB_Mode_Generator338は、動作モードAllow_Disabling_Wi‐Fi=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこの指示を受信しうる。eNB_Mode_Generator338が、高優先度通信(HPC)のアクティブ時にWi‐Fiトランシーバ108を無効化できないという指示を受信したときには、eNB_Mode_Generator338は、動作モードAllow_Disabling_Wi‐Fi=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106により高優先度通信(HPC)が受信されている時にはBluetoothトランシーバ110が無効化されうるという指示を受信したときには、動作モードAllow_Disabling_BT=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこの指示を受信しうる。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106により高優先度通信(HPC)が受信されている時にBluetoothトランシーバ110を無効化できないという指示を受信したときには、動作モードAllow_Disabling_BT=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106により高優先度通信(HPC)が受信されている時にBluetoothトランシーバ110および/またはWi‐Fiトランシーバ108を無効化/有効化するユーザのリクエストがオーバーライドされるべき(すなわちユーザのリクエストがISM_State_Machine331により無視される)という指示を受信したときには、動作モードOverride_User_Request=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106により高優先度通信(HPC)が受信されている時にBluetoothトランシーバ110および/またはWi‐Fiトランシーバ108を無効化/有効化するユーザのリクエストがオーバーライドされてはならない(すなわちユーザのリクエストがISM_State_Machine331により受理される)という指示を受信したときには、動作モードOverride_User_Request=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、ユーザ機器(UE)104がE‐UTRA RRC_CONNECTEDの状態のときのみISMコントローラ324が動作しうるという指示を受信したときには、動作モードAllow_Only_Connected=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、ユーザ機器(UE)104のE‐UTRAの状態に関わらずISMコントローラ324が動作しうるという指示を受信したときには、動作モードAllow_Only_Connected=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、Wi‐Fiトランシーバ108が無効化されたときにはISMコントローラ324がeNB102に報知しうるという指示を受信したときには、動作モードSig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Wi‐Fiトランシーバ108が無効化されたときにISMコントローラ324がeNB102に報知し得ないという指示を受信したときには、動作モードSig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこれらの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、Bluetoothトランシーバ110が無効化されたときにはISMコントローラ324がeNB102に報知しうるという指示を受信したときには、動作モードSig_eNB_BT_Disabled=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Bluetoothトランシーバ110が無効化されたときにISMコントローラ324がeNB102に報知し得ないという指示を受信したときには、動作モードSig_eNB_BT_Disabled=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、Wi‐Fiトランシーバ108が無効化されたときにはISMコントローラ324がユーザに報知しうるという指示を受信したときには、動作モードSig_User_Wi‐Fi_Disabled=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Wi‐Fiトランシーバ108が無効化されたときにISMコントローラ324がユーザに報知し得ないという指示を受信したときには、動作モードSig_User_Wi‐Fi_Disabled=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこれらの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、Bluetoothトランシーバ110が無効化されたときにはISMコントローラ324がユーザに報知しうるという指示を受信したときには、動作モードSig_User_BT_Disabled=TRUEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Bluetoothトランシーバ110が無効化されたときにISMコントローラ324がユーザに報知し得ないという指示を受信したときには、動作モードSig_User_BT_Disabled=FALSEを設定し、不揮発性ストレージにコピーを作成する。eNB_Mode_Generator338は、Long Term Evolution(LTE)ネットワークのみからこれらの指示を受信しうる。
eNB_Mode_Generator338は、動作モードをもたらす指示を受信し、ISMトランシーバの一つ以上が無効化されるときには(すなわちISM_Mode_Disabled_BT==TRUEまたはISM_Mode_Disabled_WiFi==TRUE)不揮発性ストレージにコピーを作成するが、高優先度通信(HPC)アクティビティが終了するまで動作モードの作業コピーを更新しない。
ISMコントローラ324は、HPC_Event_Generator340を含みうる。HPC_Event_Generator340は、高優先度通信(HPC)イベントを取得するためにISMコントローラ324により用いられうる論理構成体である。イベントは、ISM_State_Machine331へのインプットとして用いられる。HPC_Event_Generator340は、ユーザ機器(UE)104とeNB102との間で交換されるE‐UTRA無線リソース制御(RRC)プロトコルメッセージをトラッキングしうる。任意の高優先度通信(HPC)アクティビティの開始に応答して高優先度通信(HPC)イベントが生成される。全てのアクティブ高優先度通信(HPC)の終了または全てのアクティブ高優先度通信(HPC)タイマの終了に応答してイベントが生成される。HPC_Event_Generator340は、HPC_State変数を用いて高優先度通信(HPC)が現在アクティブか否かをトラッキングする。
HPC_Event_Generator340は、任意の高優先度通信(HPC)指示がアクティブになっていることを検出したときには、ローカルイベント変数Event_Active_HPC=TRUEを設定し、イベントを処理のためISM_State_Machine331に送る。HPC_Event_Generator340は、以下の条件が真のときに、高優先度通信(HPC)がアクティブであることを指示するイベントを生成する:
((HPC_State==Inactive)‐および‐
((タイプsibType10、sibType11またはsibType12‐v920のスケジューリング情報を含むRRC SystemInformationBlockType1メッセージの受信)‐または‐(DRBに割り当てられた高QoSの検出)‐または‐
(e911呼アクティビティの検出)))
HPC_Event_Generator340は、非アクセス層(NAS)が緊急ベアラサービスのためのパケットデータネットワーク(PDN;packet data network)接続を確立すること、非アクセス層(NAS)が緊急ベアラサービスのためのPDN接続を確立したこと、またはemergencyに設定されたestablishmentCauseを含む無線リソース制御(RRC)RRCConnectionRequestメッセージの伝送により、e911呼アクティビティを検出しうる。HPC_Event_Generator340が、sibType10、sibType11またはsibType12‐v920の受信により高優先度通信(HPC)がアクティブであることを指示するイベントを生成したときには、それぞれのフラグおよびタイマ、Tracking_SIB、Tracking_SIB10、SIB10_Time、およびTracking_SIB11、SIB11_Time、およびTracking_SIB12、SIB12_Timeが設定される。
HPC_Event_Generator340が、e911アクティビティにより高優先度通信(HPC)がアクティブであることを指示するイベントを生成したときには、Tracking_e911フラグが設定される。HPC_Event_Generator340が、DRBに割り当てられた高いQoSにより高優先度通信(HPC)がアクティブであることを指示するイベントを生成したときには、Tracking_HDRBフラグが設定される。
HPC_Event_Generator340は、高優先度通信(HPC)アクティビティの完了に関連した全ての条件が満たされていることを検出したときには、ローカルイベント変数ISM_Event_Inactive_HPC=TRUEを設定し、イベントを処理のためにISM_State_Machine331に送る。HPC_Event_Generator340は、以下の条件が真になるまで、高優先度通信(HPC)が非アクティブであることを指示するイベントを生成しない:
((HPC_State!=Inactive)‐および‐
(((Tracking_SIB10==FALSE)‐または‐
(SystemInformationBlockType10が受信される‐または‐SIB10_Timeの期限が切れている))‐または‐
((Tracking_SIB11==FALSE)‐または‐
((SystemInformationBlockType11が受信される‐および‐lastSegmentに設定されたwarningMessageSegmentType)‐または‐
SIB11_Timeの期限が切れている))‐または‐
((Tracking_SIB12==FALSE)‐または‐(SIB12_Timeの期限が切れている))‐または‐
((Tracking_HDRB==FALSE)‐または‐(高いQoSが割り当てられたDRBがないことの検出))‐または‐((Tracking_e911==FALSE)‐または‐(e911呼アクティビティの終了の検出))))
HPC_Event_Generator340は、非アクセス層(NAS)が緊急ベアラサービスのためのPDN接続を解放することを決定すること、非アクセス層(NAS)が緊急ベアラサービスのためのPDN接続を解放したことを決定すること、または無線リソース制御(RRC)RRCConnectionReleaseメッセージの受信により、e911呼アクティビティの終了を検出しうる。Allow_Only_Connected==TRUEなら、RRCConnectionReleaseの受信を介して高優先度通信(HPC)アクティビティの終了を決定するための論理の一部としてe911完了の状態をトラッキングするための論理がここで定義され、アルゴリズムの完全性および対称性のために下記の流れ図において実装される。しかし実際的観点からは、RRCConnectionReleaseの受信によりISM_State_Machine331が終了してデフォルト設定に戻るため、この条件は実行されない。
ISMコントローラ324は、ユーザ機器(UE)104のパワーオン(Power On)後初回の実行であることを検出したときには、他の全ての作業変数および動作状態(Operating States)334をデフォルト設定に初期化し(例えばLTE_RRC_ConnectedをFALSEに設定)、全ての動作モードおよび動作パラメータを不揮発性RAMに記憶された値に設定する。動作モードAllow_Only_Connected=TRUEであり、ISMコントローラ324が、RRCConnectionReleaseメッセージの受信および(ISM_Mode_Disabled_BT=TRUEまたはISM_Mode_Disabled_WiFi=TRUE)を介してLong Term Evolution(LTE)無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤの状態がRRC_CONNECTEDでないことを検出したときには、ISMコントローラ324はISM_State_Machine331を終了し、全ての作業変数および動作状態334をデフォルト設定に初期化し、全ての動作モードおよび動作パラメータを不揮発性メモリに記憶された値に設定し、Wi‐Fiトランシーバ108およびBluetoothトランシーバ110をそのデフォルト設定に必要に応じてリセットする。
ISMコントローラ324は、無線リソース制御(RRC)レイヤ、非アクセス層(NAS)レイヤまたはLong Term Evolution(LTE)機能外(たとえば別の機能ブロックまたはISMトランシーバ内)にありうる。ISMコントローラ324が非アクセス層(NAS)レイヤにあるときには、IDC関連情報(使用周波数、電力または干渉レベル)およびRRC_Messagesが無線リソース制御(RRC)レイヤから非アクセス層(NAS)レイヤに提供されうる。ISMコントローラ324が無線リソース制御(RRC)レイヤにあるときには、非アクセス層(NAS)ベアラステータスが非アクセス層(NAS)レイヤから無線リソース制御(RRC)レイヤに提供されうる。
ISM_State_Machine331は、以下の擬似コードを用いて記述されうる:
・ イベントEvent_Active_HPC==TRUEであれば
○ Event_Active_HPC=FALSE
○ (Allow_Disabling_BT==TRUE)および
((Override_User_Request==TRUE)または
(Request_Disabling_BT==TRUE))であれば
○ Bluetoothトランシーバコントローラへの論理リンクが存在すれば
○ Bluetooth論理構成体にコマンドを送信して伝送機能をオフにする
○ その他
○ Bluetoothトランシーバの電力増幅器を無効化する
○ Sig_eNB_BT_Disabled==TRUEであれば
○ Bluetooth伝送が無効化されていることをeNBに報知する
○ Sig_User_BT_Disabled==TRUEであれば
○ Bluetoothが無効化されていることをユーザに報知する
○ モードISM_Mode_Disabled_BT=TRUEを設定する
○ (Allow_Disabling_Wi‐Fi==TRUE)および
((Override_User_Request==TRUE)または
(Request_Disabling_Wi‐Fi==TRUE))であれば
○ Wi‐Fiトランシーバコントローラへの論理リンクが存在すれば
○ Wi‐Fi論理構成体にコマンドを送信して伝送機能をオフにする
○ その他
○ Wi‐Fiトランシーバの電力増幅器を無効化する
○ Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled==TRUEであれば
○ Wi‐Fi伝送が無効化されていることをeNBに報知する
○ Sig_User_Wi‐Fi_Disabled==TRUEであれば
○ Wi‐Fiが無効化されていることをユーザに報知する
○ モードISM_Mode_Disabled_WiFi=TRUEを設定する
//ISMコントローラは、Wi‐Fiトランシーバおよび/またはBluetoothトランシーバの伝送機能を無効化しうるが、受信は許可されうる
・ イベントEvent_Inactive_HPC==TRUEであれば
・ Event_Inactive_HPC=FALSE
・ ISMモードISM_Mode_Disabled_BT==TRUEであれば
○ Bluetoothトランシーバコントローラへの論理リンクが存在すれば
○ Bluetooth論理構成体にコマンドを送信して伝送機能をオンにする
○ その他
○ Bluetoothトランシーバの電力増幅器を有効化する
○ Sig_eNB_BT_Disabled==TRUEであれば
○ Bluetooth伝送が有効化されていることをeNBに報知する
○ Sig_User_BT_Disabled==TRUEであれば
○ Bluetoothが有効化されていることをユーザに報知する
○ モードISM_Mode_Disabled_BT=FALSEを設定する
・ ISMモードISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi==TRUEであれば
○ Wi‐Fiトランシーバコントローラへの論理リンクが存在すれば
○ Wi‐Fi論理構成体にコマンドを送信して伝送機能をオンにする
○ その他
○ Wi‐Fiトランシーバの電力増幅器を有効化する
○ Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled==TRUEであれば
○ Wi‐Fi伝送が有効化されていることをeNBに報知する
○ Sig_User_Wi‐Fi_Disabled==TRUEであれば
○ Wi‐Fiが有効化されていることをユーザに報知する
○ モードISM_Mode_Disabled_BT=FALSEを設定する
・ 作業コピー動作パラメータおよび動作モードを不揮発性メモリの値で更新する
//ISMコントローラは、Wi‐Fiトランシーバおよび/またはBluetoothトランシーバの伝送機能を有効化しうる
図4は、ワイヤレステレコムプロトコルスタック442を示すブロック図である。ワイヤレステレコムプロトコルスタック442は、非アクセス層(NAS)444およびアクセス層(AS)446を含みうる。非アクセス層(NAS)444は、Long Term Evolution(LTE)制御プレーンの上の層を形成する機能レイヤであり、ユーザ機器(UE)104とコアネットワーク105との間のアクティビティを処理するプロトコルを含む。アクセス層(AS)446は、ユーザ機器(UE)104とアクセスネットワーク(すなわちeNB102)との間のアクティビティを処理するプロトコルを含む機能レイヤである。アクセス層(AS)446は、無線リソース制御(RRC)レイヤ448、無線リンク制御(RLC;Radio Link Control)レイヤ450、媒体アクセス制御(MAC;Medium Access Control)レイヤ452および物理(PHY;Physical)レイヤ454を含みうる。無線リソース制御(RRC)レイヤ448は、Long Term Evolution(LTE)無線リソース制御(RRC)タイプメッセージを処理するために用いられるアクセス層(AS)446の最上レイヤである。
図5は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティに応答するための別の方法500の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法500が実施されうる。ユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティを検出502しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB102に通知を送信504しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB102により設定された構成122を含むメッセージをeNB102から受信したか決定506しうる。
ユーザ機器(UE)104がeNB102により設定された構成122を含むメッセージをeNB102から受信していれば、ユーザ機器(UE)104は、eNB102により設定された構成122をユーザ機器(UE)104の伝送設定123に適用508しうる。ユーザ機器(UE)104がeNB102により設定された構成122を含むメッセージをeNB102から受信していなければ、ユーザ機器(UE)104は、製造業者により設定された構成121があるか決定510しうる。製造業者により設定された構成121があれば、ユーザ機器(UE)104は、製造業者により設定された構成121をユーザ機器(UE)104の伝送設定123に適用512しうる。
製造業者により設定された構成121がなければ、ユーザ機器(UE)104は、ユーザにより設定される構成120をユーザにプロンプト514しうる。そしてユーザ機器(UE)104は、ユーザにより設定された構成120を受信516しうる。ユーザ機器(UE)104は、ユーザにより設定された構成120をユーザ機器(UE)104の伝送設定123に適用518しうる。ユーザ機器(UE)104がユーザにより設定された構成120を受信しなければ、ユーザ機器(UE)104は、ユーザにより設定された構成120をユーザが提供するまで機能(すなわちBluetoothおよびWi‐Fi)を無効化しうる。
ユーザ機器(UE)104は、ユーザにより設定された構成120、製造業者により設定された構成121およびeNB102により設定された構成122に多様な方法で優先順位をつけうる。例えば、図5ではeNB102により設定された構成122が最高優先度を有し、ユーザにより設定された構成120が最低優先度を有するものとして示されているが、逆にユーザにより設定された構成120が最高優先度を有し、他方でeNB102により設定された構成122が最低優先度を有してもよい。別の例として、製造業者により設定された構成121が最高優先度を有し、eNB102により設定された構成122が次に高い優先度を有し、ユーザにより設定された構成120が最低優先度を有しうる。ユーザにより設定された構成120、製造業者により設定された構成121およびeNB102により設定された構成122の優先度は、ユーザ機器(UE)104ごとに変動しうる。
図6は、eNB102により設定された構成を用いてLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティに応答するための方法600の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法600が実施されうる。ユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティを検出602しうる。ユーザ機器(UE)104は、高優先度通信(HPC)アクティビティを指示する通知をeNB102に送信604しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108、Bluetoothトランシーバ110または両方の無効化を指示するメッセージをeNB102から受信606しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB102からのメッセージがWi‐Fi、Bluetoothまたは両方の無効化を指示するか決定608しうる。
eNB102からのメッセージが、ユーザ機器(UE)104がBluetoothを無効化すべきことを指示するなら、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを無効化610しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティが終了していることを検出612しうる。ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを再有効化614しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110が有効化されていることを指示する通知をeNB102に送信616しうる。
eNB102からのメッセージが、ユーザ機器(UE)104がWi‐Fiを無効化すべきことを指示するなら、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aを無効化630しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティが終了していることを検出632しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aを再有効化634しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108が有効化されていることを指示する通知をeNB102に送信636しうる。
eNB102からのメッセージが、ユーザ機器(UE)104がWi‐FiおよびBluetoothの両方を無効化すべきことを指示するなら、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを無効化618しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aも無効化620しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティが終了していることを検出622しうる。ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを再有効化624しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aも再有効化626しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110およびWi‐Fiトランシーバ108が有効化されていることを指示する通知をeNB102に送信628しうる。
図7は、ユーザにより設定された構成120を用いてLong Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティに応答するための方法700の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法700が実施されうる。ユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティを検出702しうる。ユーザ機器(UE)104は、高優先度通信(HPC)アクティビティの間にユーザ機器(UE)104のWi‐Fi/Bluetooth機能が影響されることをユーザに報知704しうる。一構成においては、ユーザ機器(UE)104は、音声手段、視覚手段、触覚手段または組み合わせを用いて、高優先度通信(HPC)アクティビティの間にユーザ機器(UE)104のWi‐Fi/Bluetooth機能が影響されることをユーザに報知704しうる。それからユーザ機器(UE)104は、高優先度通信(HPC)アクティビティ中のWi‐Fi、Bluetoothまたは両方の無効化を選択するようにユーザにプロンプト706しうる。ユーザ機器(UE)104は、ユーザによりWi‐Fi、Bluetoothまたは両方が選択されているか決定708しうる。
ユーザによりBluetoothが選択されれば、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを無効化710しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティが終了していることを検出712しうる。ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを再有効化714しうる。ユーザ機器(UE)104はまた、ユーザ機器(UE)104のBluetooth機能にもう影響がないことをユーザに報知716しうる。ユーザ機器(UE)104は、音声手段、視覚手段、触覚手段または組み合わせを介してユーザに報知716しうる。
ユーザによりWi‐Fiが選択されれば、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aを無効化730しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティが終了していることを検出732しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aを再有効化734しうる。ユーザ機器(UE)104はまた、ユーザ機器(UE)104のWi‐Fi機能にもう影響がないことをユーザに報知736しうる。ユーザ機器(UE)104は、音声手段、視覚手段、触覚手段または組み合わせを介してユーザに報知736しうる。
ユーザ機器(UE)104がWi‐FiおよびBluetoothの両方を無効化すべきことをユーザが指示すれば、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを無効化718しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aも無効化720しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106による高優先度通信(HPC)アクティビティが終了していることを検出722しうる。ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを再有効化724しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aも再有効化726しうる。それからユーザ機器(UE)104は、ユーザ機器(UE)104のBluetoothおよびWi‐Fi機能にもう影響がないことをユーザに報知728しうる。ユーザ機器(UE)104は、音声手段、視覚手段、触覚手段または組み合わせを介してユーザに報知728しうる。
図8は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを有効化するための方法の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法800が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#3により本方法が呼び出されうる。ユーザ機器(UE)104は、BT_Power_Amplifier_Enable()を開始802しうる。ユーザ機器(UE)104は、Bluetooth伝送器110の有効化に必要な物理的設定を構成804しうる。そして方法800が終了しうる。
図9は、Bluetoothトランシーバ110の電力増幅器119bを無効化するための方法900の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法900が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#3により方法900が呼び出されうる。ユーザ機器(UE)104は、BT_Power_Amplifier_Disable()を開始902しうる。ユーザ機器(UE)104は、Bluetooth伝送器110の無効化に必要な物理的設定を構成904しうる。そして方法900が終了しうる。
図10は、Bluetoothトランシーバ110を論理的に有効化するための方法1000の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1000が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#3により方法1000が呼び出されうる。ユーザ機器(UE)104は、BT_Transceiver_Enable()を開始1002しうる。ユーザ機器(UE)104は、Bluetooth伝送器110を有効化するために論理コマンドを送信1004しうる。そして方法1000が終了しうる。
図11は、Bluetoothトランシーバ110を論理的に無効化するための方法1100の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1100が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#2により方法1100が呼び出されうる。ユーザ機器(UE)104は、BT_Transceiver_Disable()を開始1102しうる。ユーザ機器(UE)104は、Bluetooth伝送器110を無効化するために論理コマンドを送信1104しうる。そして方法1100が終了しうる。
図12は、動作モードを設定およびクリアするためのeNB102からのコマンドをパースするための方法1200の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1200が実施されうる。方法1200は、eNB_Mode_Generator338により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、eNB_Mode_Generator()338を開始1202しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_Mode=eNB_Get_Command_Mode()を設定1204しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがNULLと等しいか決定1206しうる。eNB_ModeがNULLと等しければ、方法1200は終了しうる。eNB_ModeがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_BTがTRUEと等しいか決定1208しうる。ISM_Mode_Disabled_BTがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、part#2.1を実行1212し、Part#3.1を実行1214し、part#4.1を実行1216し、part#5.1を実行1218しうる。
ISM_Mode_Disabled_BTがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_Wi‐FiがTRUEと等しいか決定1210しうる。ISM_Mode_Disabled_Wi‐FiがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Part#2.2を実行1220し、Part#3.2を実行1222し、Part#4.2を実行1224し、Part#5.2を実行1226しうる。ISM_Mode_Disabled_Wi‐FiがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Part#2.1を実行1212し、Part#3.1を実行1214し、Part#4.1を実行1216し、Part#5.1を実行1218しうる。
図13は、動作モードを設定およびクリアするためのeNB102からのコマンドをパースするための別の方法1300の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1300が実施されうる。方法1300は、eNB_Mode_Generator338 Part#2.1により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。高優先度通信(HPC)がアクティブの場合のみeNB_Mode_Generator338は不揮発性(NV)RAMコピーを更新しうる。
ユーザ機器(UE)104は、#2.1を開始1302しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Disable_Wi‐Fiと等しいか決定1304しうる。eNB_ModeがCan_Disable_Wi‐Fiと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_Wi‐Fi=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1316し、eNB_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しいか決定1306しうる。eNB_ModeがCan_Disable_Wi‐Fiと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しいか決定1306しうる。eNB_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_Wi‐Fi=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1318しうる。
eNB_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Disable_BTと等しいか決定1308しうる。eNB_ModeがCan_Disable_BTと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1320し、eNB_ModeがCannot_Disable_BTと等しいか決定1310しうる。eNB_ModeがCan_Disable_BTと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Disable_BTと等しいか決定1310しうる。eNB_ModeがCannot_Disable_BTと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1322しうる。eNB_ModeがCannot_Disable_BTと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Override_User_Requestと等しいか決定1312しうる。
eNB_ModeがCan_Override_User_Requestと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Override_User_Request=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1324し、eNB_ModeがCannot_Override_User_Requestと等しいか決定1314しうる。eNB_ModeがCan_Override_User_Requestと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Override_User_Requestと等しいか決定1314しうる。eNB_ModeがCannot_Override_User_Requestと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Override_User_Request=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1326し、方法1300は終了しうる。eNB_ModeがCannot_Override_User_Requestと等しくなければ、方法は終了しうる。
図14は、動作モードを設定およびクリアするためのeNB102からのコマンドをパースするためのさらに別の方法1400の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1400が実施されうる。方法1400は、eNB_Mode_Generator338 Part#2.2により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。高優先度通信(HPC)がアクティブの場合のみeNB_Mode_Generator338は不揮発性(NV)RAMコピーを更新しうる。
ユーザ機器(UE)104は、#2.2を開始1402しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Disable_Wi‐Fiと等しいか決定1404しうる。eNB_ModeがCan_Disable_Wi‐Fiと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_Wi‐Fi=TRUEを設定1406し、Allow_Disabling_Wi‐Fi=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1408しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しいか決定1410しうる。eNB_ModeがCan_Disable_Wi‐Fiと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しいか決定1410しうる。
eNB_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_Wi‐Fi=FALSEを設定1412し、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_Wi‐Fi=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1414しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Disable_BTと等しいか決定1416しうる。eNB_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Disable_BTと等しいか決定1416しうる。
eNB_ModeがCan_Disable_BTと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT=TRUEを設定1418し、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1420しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Disable_BTと等しいか決定1422しうる。eNB_ModeがCan_Disable_BTと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Disable_BTと等しいか決定1422しうる。
eNB_ModeがCannot_Disable_BTと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT=FALSEを設定1424し、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1426しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Override_User_Requestと等しいか決定1428しうる。eNB_ModeがCannot_Disable_BTと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Override_User_Requestと等しいか決定1428しうる。
eNB_ModeがCan_Override_User_Requestと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Override_User_Request=TRUEを設定1430し、Override_User_Request=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1432しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Override_User_Requestと等しいか決定1434しうる。eNB_ModeがCan_Override_User_Requestと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Override_User_Requestと等しいか決定1434しうる。
eNB_ModeがCannot_Override_User_Requestと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Override_User_Request=FALSEを設定1436し、ユーザ機器(UE)104は、Override_User_Request=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1438しうる。そして方法1400が終了しうる。eNB_ModeがCannot_Override_User_Requestと等しくなければ、方法1400は終了しうる。
図15は、動作モードを設定およびクリアするためのeNB102からのコマンドをパースするための別の方法1500の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1500が実施されうる。一構成では、方法1500はeNB_Mode_Generator338 Part#3.1により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。高優先度通信(HPC)がアクティブの場合のみeNB_Mode_Generator338は不揮発性(NV)RAMコピーを更新しうる。
ユーザ機器(UE)104は、#3.1を開始1502しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがRRC_Connected_Onlyと等しいか決定1504しうる。eNB_ModeがRRC_Connected_Onlyと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Only_Connected=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1506しうる。eNB_ModeがRRC_Connected_Onlyと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがRRC_Connected_And_Idleと等しいか決定しうる1508。eNB_ModeがRRC_Connected_And_Idleと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Only_Connected=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1510し、方法1500は終了しうる。eNB_ModeがRRC_Connected_And_Idleと等しくなければ、方法1500は終了しうる。
図16は、動作モードを設定およびクリアするためのeNB102からのコマンドをパースするための別の方法1600の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1600が実施されうる。一構成では、方法1600はeNB_Mode_Generator338 Part#3.2により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。高優先度通信(HPC)がアクティブ場合のみeNB_Mode_Generator338は不揮発性(NV)RAMコピーを更新しうる。
ユーザ機器(UE)104は、#3.2を開始1602しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがRRC_Connected_Onlyと等しいか決定1604しうる。eNB_ModeがRRC_Connected_Onlyと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Only_Connected=TRUEを設定1606し、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Only_Connected=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1608しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがRRC_Connected_And_Idleと等しいか決定1610しうる。eNB_ModeがRRC_Connected_Onlyと等しくければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがRRC_Connected_And_Idleと等しいか決定1610しうる。
eNB_ModeがRRC_Connected_And_Idleと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Only_Connected=FALSEを設定1612し、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Only_Connected=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1614しうる。そして方法1600は終了しうる。eNB_ModeがRRC_Connected_And_Idleと等しくなければ、方法1600は終了しうる。
図17は、動作モードを設定およびクリアするためのeNB102からコマンドをパースするためのさらに別の方法1700の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1700が実施されうる。一構成では、方法1700はeNB_Mode_Generator338 Part#4.1により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。高優先度通信(HPC)がアクティブの場合のみeNB_Mode_Generator338は不揮発性(NV)RAMコピーを更新しうる。
ユーザ機器(UE)104は、#4.1を開始1702しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定1704しうる。eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1706し、eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定1708しうる。eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定1708しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1710し、eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しいか決定1712しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しいか決定1712しうる。
eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_BT_Disabled=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1714し、eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しいか決定1716しうる。eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しいか決定1716しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_BT_Disabled=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1718し、方法1700は終了しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しければ、方法1700は終了しうる。
図18は、動作モードを設定およびクリアするためのeNB102からのコマンドをパースするための別の方法1800の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1800が実施されうる。一構成では、方法1800はeNB_Mode_Generator338 Part#4.2により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。高優先度通信(HPC)がアクティブの場合のみeNB_Mode_Generator338は不揮発性(NV)RAMコピーを更新しうる。
ユーザ機器(UE)104は、#4.2を開始1802しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定1804しうる。eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=TRUEを設定1812し、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1814しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定1806しうる。eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定1806しうる。
eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=FALSEを設定1816し、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1818しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しいか決定1808しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_Wi‐Fi_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しいか決定1808しうる。
eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_BT_Disabled=TRUEを設定1820し、Sig_eNB_BT_Disabled=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1822しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しいか決定1810しうる。eNB_ModeがCan_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しいか決定1810しうる。
eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_BT_Disabled=FALSEを設定1824し、Sig_eNB_BT_Disabled=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1826しうる。それから方法1800が終了しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_eNB_That_BT_Disabledと等しくなければ、方法1800は終了しうる。
図19は、動作モードを設定およびクリアするためのeNB102からのコマンドをパースするためのさらに別の方法1900の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法1900が実施されうる。一構成では、方法1900はeNB_Mode_Generator338 Part#5.1により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。高優先度通信(HPC)がアクティブの場合のみeNB_Mode_Generator338は不揮発性(NV)RAMコピーを更新しうる。
ユーザ機器(UE)104は、#5.1を開始1902しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定1904しうる。eNB_ModeがCan_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_Wi‐Fi_Disbled=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1906し、eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定1908しうる。eNB_ModeがCan_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定1908しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_Wi‐Fi_Disabled=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1910し、eNB_ModeがCan_Sig_User_That_BT_Disabledと等しいか決定1912しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_User_That_BT_Disabledと等しいか決定1912しうる。
eNB_ModeがCan_Sig_User_That_BT_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_BT_Disabled=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定1914し、eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_BT_Disabledと等しいか決定1916しうる。eNB_ModeがCan_Sig_User_That_BT_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_BT_Disabledと等しいか決定1916しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_BT_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_BT_Disabled=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定1918し、方法1900が終了しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_BT_Disabledと等しくなければ、方法1900が終了しうる。
図20は、動作モードを設定およびクリアするためのeNB102からのコマンドをパースするための別の方法2000の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法2000が実施されうる。一構成では、方法2000はeNB_Mode_Generator338 Part#5.2により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。高優先度通信(HPC)がアクティブの場合のみeNB_Mode_Generator338は不揮発性(NV)RAMコピーを更新しうる。
ユーザ機器(UE)104が、#5.2を開始2002しうる。ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定2004しうる。eNB_ModeがCan_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_Wi‐Fi_Disabled=TRUEを設定2006し、Sig_User_Wi‐Fi_Disabled=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定2008しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定2010しうる。eNB_ModeがCan_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しいか決定2010しうる。
eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_Wi‐Fi_Disabled=FALSEを設定2012し、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_Wi‐Fi_Disabled=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定2014しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_User_That_BT_Disabledと等しいか決定2016しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_Wi‐Fi_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCan_Sig_User_That_BT_Disabledと等しいか決定2016しうる。
eNB_ModeがCan_Sig_User_That_BT_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_BT_Disabed=TRUEを設定2018し、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_BT_Disabled=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定2020しうる。それからユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_BT_Disabledと等しいか決定2022しうる。eNB_ModeがCan_Sig_User_That_BT_Disabledと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_BT_Disabledと等しいか決定2022しうる。
eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_BT_Disabledと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT=FALSEを設定2024し、ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_BT_Disabled=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定2026しうる。それから方法2000が終了しうる。eNB_ModeがCannot_Sig_User_That_BT_Disabledと等しくなければ、方法2000が終了しうる。
図21は、e911呼を完了するための方法2100の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法2100が実施されうる。一構成では、HPC_Activity_Completionにより方法2100が呼び出されうる。方法2100は、LTEトランシーバがRRCConnectionReleaseを受信したときにはTRUEをリターンしうる。Allow_Only_Connected==TRUEなら、LTE RRCレイヤによるRRCConnectionReleaseメッセージの受信がLTE_State_Generatorにおいて検出される。これにより、このコードが実行される前にISMコントローラ324が全てのアクティビティを終了し、全ての状態変数をデフォルト設定にリセットしうる(すなわち、これによりISM_State_Machine331が終了し、ISMバンド構成のアクティブ設定がデフォルトに戻りうる)。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Complete_e911()を開始2102しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_e911_Compete=FALSEを設定2104し、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(RRCConnectionRelease)を設定2106しうる。ユーザ機器(UE)104は、MessageがNULLと等しいか決定2110しうる。MessageがNULLと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(HPC_e911_Complete)をリターン2108しうる。MessageがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、HPC_e911_Complete=TRUEを設定2112し、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(RRCConnectionRelease)を設定2106しうる。
図22は、非アクセス層(NAS)444が現在高いQoSが割り当てられたDRBがないことをシグナリングしているか決定するための方法2200の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法2200が実施されうる。HPC_Activity_Completion()により方法2200が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Complete_HDRB()を開始2202しうる。ユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_NSA_Message(DRB_STATE)を設定2204しうる。ユーザ機器(UE)104は、MessageがNULLと等しいか決定2206しうる。MessageがNULLと等しければ、ユーザ機器(UE)104は(FALSE)をリターン2208しうる。MessageがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Messageが高いQoSが割り当てられたDRBがないことをシグナリングするか決定2210しうる。Messageが高いQoSが割り当てられたDRBがないことをシグナリングするなら、ユーザ機器(UE)104は(TRUE)をリターン2212しうる。Messageが高いQoSが割り当てられたDRBがないことシグナリングしなければ、ユーザ機器(UE)104は(FALSE)をリターン2214しうる。
図23は、高優先度通信(HPC)アクティビティを検出するための方法2300の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法2300が実施されうる。HPC_Activity_Completion()により方法2300が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Actvity_Complete_SIB(Message)を開始2302しうる。ユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(SystemInformation)を設定2304しうる。ユーザ機器(UE)104は、MessageがNULLと等しいか決定2306しうる。MessageがNULLと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB10がTRUEと等しいか決定2308しうる。Tracking_SIB10がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、リターン2338(FALSE)を設定しうる。Tracking_SIB10がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB11がTRUEと等しいか決定2310しうる。Tracking_SIB11がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、リターン2338(FALSE)を設定しうる。Tracking_SIB11がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB12がTRUEと等しいか決定2312しうる。Tracking_SIB12がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン2338しうる。Tracking_SIB12がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン2340しうる。
MessageがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB10がTRUEと等しいか決定2314しうる。Tracking_SIB10がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、SIB10_Complete=HPC_Activity_Completion_SIB10(Message)を設定2316しうる。それからユーザ機器(UE)104は、SIB10_CompleteがTRUEと等しいか決定2320しうる。SIB10_CompleteがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB10=FALSEを設定2318し、Tracking_SIB11がTRUEと等しいか決定2322しうる。SIB10_CompleteがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB11がTRUEと等しいか決定2322しうる。
Tracking_SIB11がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、SIB11_Complete=HPC_Activity_Completion_SIB11(Message)を設定2324しうる。それからユーザ機器(UE)104は、SIB11_CompleteがTRUEと等しいか決定2328しうる。SIB11_CompleteがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB11=FALSEを設定2326し、Tracking_SIB12がTRUEと等しいか決定2330しうる。SIB11_CompleteがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB12がTRUEと等しいか決定2330しうる。Tracking_SIB11がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB12がTRUEと等しいか決定2330しうる。
Tracking_SIB12がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、SIB12_Complete=HPC_Activity_Completion_SIB12(Message)を設定2332しうる。それからユーザ機器(UE)104は、SIB12_CompleteがTRUEと等しいか決定2336しうる。SIB12_CompleteがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB12=FALSEを設定2334し、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(SystemInformation)を設定2304しうる。SIB12_CompleteがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(SystemInformation)を設定2304しうる。Tracking_SIB12がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(SystemInformation)を設定2304しうる。
図24は、SIB10_Timerの期限が切れているか決定するための方法2400の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法2400が実施されうる。HPC_Activity_Complete_SIB()により方法2400が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Complete SIB10(Message)を開始2402しうる。ユーザ機器(UE)104は、MessageがSystemInformationBlockType10を含むか決定2404しうる。MessageがSystemInformationBlockType10を含むなら、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン2408しうる。MessageがSystemInformationBlockType10を含まなければ、ユーザ機器(UE)104は、SIB10_Timer_State()がEXPIREDと等しいか決定2406しうる。SIB10_Timer_State()がEXPIREDと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン2408しうる。SIB10_Timer_State()がEXPIREDと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン2410しうる。
図25は、SIB11_Timerの期限が切れているか決定するための方法2500の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法2500が実施されうる。HPC_Activity_Complete_SIB()により方法2500が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Complete SIB11(Message)を開始2502しうる。ユーザ機器(UE)104は、MessageがSystemInformationBlockType11を含むか決定2504しうる。MessageがSystemInformationBlockType11を含めば、ユーザ機器(UE)104は、MessageがlastSegmentに設定されたwarningMessageSegmentTypeを含むか決定2506しうる。MessageがlastSegmentに設定されたwarningMessageSegmentTypeを含めば、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン2510しうる。MessageがlastSegmentに設定されたwarningMessageSegmentTypeを含まなければ、ユーザ機器(UE)104は、SIB11_Timer_State()がEXPIREDと等しいか決定2508しうる。
MessageがSystemInformationBlockType11を含まなければ、ユーザ機器(UE)104は、SIB11_Timer_State()がEXPIREDと等しいか決定2508しうる。SIB11_Timer_State()がEXPIREDと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン2510しうる。SIB11_Timer_State()がEXPIREDと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン2512しうる。
図26は、SIB12_Timerの期限が切れているか決定するための方法2600の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により本方法が実施されうる。HPC_Activity_Complete_SIB()により本方法が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Complete SIB12(Message)を開始2602しうる。ユーザ機器(UE)104は、MessageがSystemInformationBlockType12を含むか決定2604しうる。MessageがSystemInformationBlockType12を含めば、ユーザ機器(UE)104は、MessageがlastSegmentに設定されたwarningMessageSegmentTypeを含むか決定2606しうる。MessageがlastSegmentに設定されたwarningMessageSegmentTypeを含めば、ユーザ機器(UE)104は、HPC_Timer_Start(SIB12_Time)を開始2608しうる。それからユーザ機器(UE)104は、SIB12_Timer_State()がEXPIREDと等しいか決定2610しうる。MessageがSystemInformationBlockType12を含まなければ、ユーザ機器(UE)104は、SIB12_Timer_State()がEXPIREDと等しいか決定2610しうる。MessageがlastSegmentに設定されたwarningMessageSegmentTypeを含まなければ、ユーザ機器(UE)104は、SIB12_Timer_State()がEXPIREDと等しいか決定2610しうる。
SIB12_Timer_State()がEXPIREDと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン2612しうる。SIB12_Timer_State()がEXPIREDと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン2614しうる。
図27は、e911呼が終了しているときを決定するための方法2700の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法2700が実施されうる。HPC_Event_Generator()により方法2700が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Completion()を開始2702しうる。ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Detection()を設定2704しうる。ユーザ機器(UE)104は、Tracking_e911がTRUEと等しいか決定2706しうる。Tracking_e911がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、HPC_e911_Complete=HPC_Activity_Complete_e911()を設定2708しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_e911_CompleteがTRUEと等しいか決定2710しうる。HPC_e911_CompleteがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_e911=FALSEを設定2712し、Tracking_SIBがTRUEと等しいか決定2714しうる。HPC_e911_CompleteがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIBがTRUEと等しいか決定2714しうる。Tracking_e911がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIBがTRUEと等しいか決定2714しうる。
Tracking_SIBがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、HPC_SIB_Complete=HPC_Activity_Complete_SIB()を設定2716しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_SIB_CompleteがTRUEと等しいか決定2718しうる。HPC_SIB_CompleteがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB=FALSEを設定2720し、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_HDRBがTRUEと等しいか決定2722しうる。HPC_SIB_CompleteがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_HDRBがTRUEと等しいか決定2722しうる。Tracking_SIBがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_HDRBがTRUEと等しいか決定2722しうる。
Tracking_HDRBがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、HPC_HDRB_Complete=HPC_Activity_Complete_HDRB()を設定2724しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_HDRB_CompleteがTRUEと等しいか決定2726しうる。HPC_HDRB_CompleteがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_HDRB=FALSEを設定2728し、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_e911がTRUEと等しいか決定2730しうる。HPC_HDRB_CompleteがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_e911がTRUEと等しいか決定2730しうる。Tracking_HDRBがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_e911がTRUEと等しいか決定2730しうる。
Tracking_e911がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン2736しうる。Tracking_e911がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIBがTRUEと等しいか決定2732しうる。Tracking_SIBがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン2736しうる。Tracking_SIBがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_HDRBがTRUEと等しいか決定2734しうる。Tracking_HDRBがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン2736しうる。Tracking_HDRBがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン2738しうる。
図28は、Long Term Evolution(LTE)トランシーバ106がemergencyに設定されたestablishmentCauseを含むRRCConnectionRequestを伝送したときに高優先度通信(HPC)アクティビティを検出するための方法2800の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法2800が実施されうる。HPC_Activity_Detection()により方法2800が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Detection_e911()を開始2802し、HPC_e911_Active=FALSEを設定2804しうる。次にユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_RRC_Message_Tx(RRCConnectionRequest)を設定2806しうる。それからユーザ機器(UE)104は、MessageがNULLと等しいか決定2810しうる。MessageがNULLと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(HPC_e911_Active)をリターン2808しうる。MessageがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Messageがemergencyに設定されたestablishmentCauseをシグナリングするか決定2812しうる。Messageがemergencyに設定されたestablishmentCauseをシグナリングすれば、ユーザ機器(UE)104は、HPC_e911_Active=TRUEを設定2814し、Message=HPC_Get_RRC_Message_Tx(RRCConnectionRequest)を設定2810しうる。Messageが、establishmentCauseがemergencyに設定されていないことをシグナリングすれば、ユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_RRC_Message_Tx(RRCConnectionRequest)を設定2810しうる。
図29は、DRBに高いQoSが割り当てられているときにHPCアクティビティを検出するための方法2900の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法2900が実施されうる。HPC_Activity_Detection()により方法2900が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Detection_HDRB()を開始2902しうる。ユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_NSA_Message(DRB_STATE)を設定2904しうる。それからユーザ機器(UE)104は、MessageがNULLと等しいか決定2906しうる。MessageがNULLと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン2908しうる。MessageがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Messageが高いQoSを割り当てられたDRBをシグナリングするか決定2910しうる。Messageが高いQoSを割り当てられたDRBをシグナリングすれば、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン2912しうる。Messageが高いQoSを割り当てられたDRBをシグナリングしなければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン2914しうる。
図30は、高優先度通信(HPC)アクティビティを検出するための方法3000の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3000が実施されうる。HPC_Activity_Detection()により方法3000が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Detection_SIB()を開始3002しうる。ユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(SystemInformationBlockType1)を設定3004しうる。それからユーザ機器(UE)104は、MessageがNULLと等しいか決定3006しうる。MessageがNULLと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB10がTRUEと等しいか決定3008しうる。Tracking_SIB10がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン3040しうる。Tracking_SIB10がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB11がTRUEと等しいか決定3010しうる。Tracking_SIB11がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン3040しうる。Tracking_SIB11がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB12がTRUEと等しいか決定3012しうる。Tracking_SIB12がTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン3040しうる。Tracking_SIB12がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン3042しうる。
MessageがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB10がFALSEと等しいか決定3014しうる。Tracking_SIB10がFALSEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、MessageがタイプsibType10のスケジューリング情報を含むか決定3016する。MessageがタイプsibType10のスケジューリング情報を含めば、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB10=TRUEを設定3022し、SIB10_Timer_Start()を開始3024しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB11がFALSEと等しいか決定3018しうる。MessageがタイプsibType10のスケジューリング情報を含まなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB11がFALSEと等しいか決定3018しうる。Tracking_SIB10がFALSEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB11がFALSEと等しいか決定3018しうる。
Tracking_SIB11がFALSEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、MessageがタイプsibType11のスケジューリング情報を含むか決定3020しうる。MessageがタイプsibType11のスケジューリング情報を含めば、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB11=TRUEを設定3026し、SIB11_Timer_Start()を開始3028しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB12がFALSEと等しいか決定3030しうる。MessageがタイプsibType11のスケジューリング情報を含まなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB12がFALSEと等しいか決定3030しうる。TrackingSIB11がFALSEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB12がFALSEと等しいか決定3030しうる。
Tracking_SIB12がFALSEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、MessageがタイプsibType12‐v920のスケジューリング情報を含むか決定3032しうる。MessageがタイプsibType12‐v920のスケジューリング情報を含めば、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB12=TRUEを設定3034し、SIB12_Timer_Start()を開始3036しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(SystemInformationBlockType1)を設定3004しうる。MessageがタイプsibTYpe12‐v920のスケジューリング情報を含まなければ、ユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(SystemInformationBlockType1)を設定3004しうる。Tracking_SIB12がFALSEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Message=HPC_Get_RRC_Message_Rx(SystemInformationBlockType1)を設定3004しうる。
図31は、高優先度通信(HPC)アクティビティを検出するための別の方法3100の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3100が実施されうる。HPC_Event_Generator()により方法3100が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Activity_Detection()を開始3102しうる。ユーザ機器(UE)104は、HPC_e911_Activity=HPC_Activity_Detection_e911()を設定3104し、HPC_SIB_Activity=HPC_Activity_Detection_SIB()を設定3106し、HPC_HDRB_Activity=HPC_Activity_Detection_HDRB()を設定3108しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_e911_Activity=TRUEか決定3110しうる。HPC_e911_Activity=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_e911=TRUEを設定3122し、HPC_SIB_Activity=TRUEか決定3112しうる。HPC_e911_ActivityがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、HPC_SIB_Activity=TRUEか決定3112しうる。
HPC_SIB_Activity=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB=TRUEを設定3124し、HPC_HDRB_Activity=TRUEか決定3114しうる。HPC_SIB_ActivityがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、HPC_HDRB_Activity=TRUEか決定3114しうる。HPC_HDRB_Activity=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_HDRB=TRUEを設定3126し、Tracking_e911=TRUEか決定3116しうる。HPC_HDRB_ActivityがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_e911=TRUEか決定3116しうる。
Tracking_e911=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン3128しうる。Tracking_e911がTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_SIB=TRUEか決定3118しうる。Tracking_SIB=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン3128しうる。Tracking_SIBがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tracking_HDRB=TRUEか決定3120しうる。Tracking_HDRB=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、(TRUE)をリターン3128しうる。Tracking_HDRBがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、(FALSE)をリターン3130しうる。
図32は、高優先度通信(HPC)アクティビティの開始および終了を検出するための方法3200の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3200が実施されうる。ISMコントローラ324により方法3200が呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、HPC_Event_Generator()を開始3202しうる。ユーザ機器(UE)104は、HPC_State=Inactiveか決定3204しうる。HPC_State=Inactiveなら、ユーザ機器(UE)104は、HPC_Detection=HPC_Activity_Detection()を設定3206しうる。ユーザ機器(UE)104は、HPC_Clear_RRC_Message_Rx()を開始3212しうる。ユーザ機器(UE)104は、HPC_Clear_RRC_Message_Tx()も開始3214しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_Clear_NSA_Message()を開始3218しうる。次にユーザ機器(UE)104は、HPC_Detection=TRUEか決定3222しうる。HPC_Detection=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Event_Active_HPC=TRUEを設定3228し、HPC_State=Activeを設定3230しうる。HPC_DetectionがTRUEと等しくなければ、方法3200が終了しうる。
ユーザ機器(UE)104が、HPC_StateがInactiveと等しくないと決定3204すれば、ユーザ機器(UE)104は、HPC_Complete=HPC_Activity_Completion()を設定3208し、HPC_Clear_RRC_Message_Rx()を開始3210しうる。ユーザ機器(UE)104は、HPC_Clear_NSA_Message()を開始3216しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_Complete=TRUEか決定3220しうる。HPC_Complete=TRUEなら、方法3200が終了しうる。HPC_CompleteがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Event_Inactive_HPC=TRUEを設定3224しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_State=Inactiveを設定3226しうる。それから方法3200が終了しうる。HPC_CompleteがTRUEと等しくなければ、方法3200が終了しうる。
図33は、ISMコントローラ324を開始するための方法3300の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3300が実施されうる。方法3300は、ユーザ機器(UE)104によりアプリケーションとして呼び出されうる。
本方法が開始3302しうる。ユーザ機器(UE)104は、ユーザ機器(UE)104のパワーオン後にISMコントローラ324の初回の実行があったか決定3304しうる。ユーザ機器(UE)104のパワーオン後にISMコントローラ324の初回の実行があったならば、ユーザ機器(UE)104は、Initialize_ISM_Controller()を開始3322し、方法3300が終了しうる。
ユーザ機器(UE)104のパワーオン後にISMコントローラ324の初回の実行がなかったならば3304、ユーザ機器(UE)104は、User_Mode_Generator()336を開始3306しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Allow_Only_Connected=TRUEか決定3308しうる。Allow_Only_ConnectedがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、eNB_Mode_Generator()338を開始3324しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_Event_Generator()340を開始3326し、ISM_State_Machine()331を開始3328しうる。それから方法3300が終了しうる。
Allow_Only_Connected=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、LTE_State_Generator()332を開始3310しうる。それからユーザ機器(UE)104は、LTE_RRC_Connected=TRUEか決定3312しうる。LTE_RRC_Connected=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、eNB_Mode_Generator()338を開始3324しうる。それからユーザ機器(UE)104は、HPC_Event_Generator()を開始3326し、ISM_State_Machine()を開始3328しうる。それから方法330が終了しうる。LTE_RRC_ConnectedがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_BT=TRUEか決定3314しうる。ISM_Mode_Disabled_BT=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、イベントISM_Event_Inactive_HPC=TRUEを設定3318しうる。それからユーザ機器(UE)104は、ISM_State_Machine()331を開始3320し、Initialize_ISM_Controller()を開始3322しうる。
ISM_Mode_Disabled_BTがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi=TRUEか決定3316しうる。ISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、イベントISM_Event_Inactive_HPC=TRUEを設定3318しうる。ISM_Mode_Disabled_Wi‐FiがTRUEと等しくなければ、方法3300は終了しうる。
図34は、ISM_State_Machine331を実行するための方法3400の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3400が実施されうる。ISMコントローラ324により方法3400が呼び出されうる。方法3300が開始3402しうる。ユーザ機器(UE)104は、PART#2を開始3404しうる。それからユーザ機器(UE)104は、PART#3を開始3406しうる。そして方法3400が終了しうる。
図35は、Wi‐Fiの無効化をユーザおよびeNB102に報知するための方法3500の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3500が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#2により方法3500が呼び出されうる。
方法3500が開始3502しうる。ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_Wi‐Fi_Disabled=TRUEか決定3504しうる。Sig_User_Wi‐Fi_Disabled=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiが無効化されていることをユーザにシグナリング3506しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=TRUEか決定3508しうる。Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiが無効化されていることをeNB102にシグナリング3510しうる。それから方法3500が終了しうる。Sig_eNB_Wi‐Fi_DisabledがTRUEと等しくなければ、方法3500が終了しうる。Sig_User_Wi‐Fi_Disabledがtrueと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=TRUEか決定3508しうる。
図36は、Bluetoothの無効化をユーザおよびeNB102に報知するための方法3600の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3600が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#2により方法3600が呼び出されうる。
方法3600が開始3602しうる。ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_BT_Disabled=TRUEか決定3604しうる。Sig_User_BT_Disabled=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothが無効化されていることをユーザにシグナリング3606しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_BT_Disabled=TRUEか決定3608しうる。Sig_eNB_BT_Disabled=TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothが無効化されていることをeNB102にシグナリング3610しうる。それから方法3600が終了しうる。Sig_eNB_BT_DisabledがTRUEと等しくなければ3608、方法3600が終了しうる。Sig_User_BT_DisabledがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_BT_Disabled=TRUEか決定3608しうる。
図37は、高優先度通信(HPC)アクティビティが検出されていることを指示するイベントを処理するための方法3700の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3700が実施されうる。方法3700は、ISM_State_Machine331により実施され、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
PART#1が開始3702されうる。ユーザ機器(UE)104は、Event_Active_HPC==TRUEか決定3704しうる。Event_Active_HPCがTRUEと等しくなければ、方法3700が終了しうる。Event_Active_HPC==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Event_Active_HPC=FALSEを設定3706しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Override_User_Request==TRUEか決定3708しうる。Override_User_RequestがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_BT==TRUEか決定3710しうる。Request_Disabling_BTがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Override_User_Request==TRUEか決定3724しうる。Request_Disabling_BT==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT==TRUEか決定3712しうる。Override_User_Request==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT==TRUEか決定3712しうる。
Allow_Disabling_BTがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Override_User_Request==TRUEか決定3724しうる。Override_User_RequestがTRUEと等しくなければ3724、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_Wi‐Fi==TRUEか決定3726しうる。Request_Disabling_Wi‐FiがTRUEと等しくなければ、方法3700が終了しうる。Request_Disabling_Wi‐Fi==TRUEなら3726、ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_Wi‐Fi==TRUEか決定3728しうる。Override_User_Request==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Allow_disabling_Wi‐Fi==TRUEか決定3728しうる。
Allow_Disabling_Wi‐FiがTRUEと等しくなければ、方法3700は終了しうる。Allow_Disabling_Wi‐Fi==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108コントローラへの論理リンクが存在するか決定3730しうる。Wi‐Fiトランシーバ108コントローラへの論理リンクが存在すれば、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi_Transceiver_Disable()を開始3732しうる。それからユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi=TRUEを設定3736し、Part#2.1を実行3738しうる。Wi‐Fiトランシーバ108コントローラへの論理リンクが存在しなければ、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi_Power_Amplifier_Disable()を開始3734し、ISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi=TRUEを設定3736しうる。
Allow_Disabling_BTがTRUEと等しければ、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110コントローラへの論理リンクが存在するか決定3714しうる。Bluetoothトランシーバ110コントローラへの論理リンクが存在すれば、ユーザ機器(UE)104は、BT_Transceiver_Disable()を開始3716しうる。ユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_BT=TRUEを設定3720しうる。それからユーザ機器(UE)104は、PART#2.2を実行3722し、Override_User_Request==TRUEか決定3724しうる。Bluetoothトランシーバ110コントローラへの論理リンクが存在しなければ、ユーザ機器(UE)104は、BT_Power_Amplifier_Disable()を開始3718しうる。それからユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_BT=TRUEを設定3720しうる。
図38は、以前に無効化されたWi‐Fiの有効化をユーザおよびeNB102に報知するための方法3800の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3800が実施されうる。方法3800は、ISM_State_Machine331のPart#3.1であり、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
方法3800が開始3802しうる。ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_Wi‐Fi_Disabled==TRUEか決定3604しうる。Sig_User_Wi‐Fi_Disabled==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiが有効化されていることをユーザにシグナリング3806しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled==TRUEか決定3808しうる。Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiが有効化されていることをeNB102にシグナリング3810しうる。それから方法3800が終了しうる。Sig_eNB_Wi‐Fi_DisabledがTRUEと等しくなければ、方法3800が終了しうる。Sig_User_Wi‐Fi_DisabledがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled==TRUEか決定3808しうる。
図39は、以前に無効化されたBluetoothの有効化をユーザおよびeNB102に報知するための方法3900の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法3900が実施されうる。方法3900は、ISM_State_Machine331のPart#3.2であり、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
方法3900が開始3902しうる。ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_BT_Disabled==TRUEか決定3904しうる。Sig_User_BT_Disabled==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothが有効化されていることをユーザにシグナリング3906しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_BT_Disabled==TRUEか決定3908しうる。Sig_eNB_BT_Disabled==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothが有効化されていることをeNB102にシグナリング3910しうる。それから方法3900が終了しうる。Sig_eNB_Wi‐Fi_DisabledがTRUEと等しくなければ3908、方法3900が終了しうる。Sig_User_BT_DisabledがTRUEと等しくなければ3904、ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_BT_Disabled==TRUEか決定3908しうる。
図40は、高優先度通信(HPC)アクティビティの間に変化した可能性のある不揮発性(NV)メモリに記憶された値を用いて動作パラメータおよび動作モードの作業コピーを更新するための方法4000の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法4000が実施されうる。方法4000は、ISM_State_Machine331のpart#3.3であり、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
方法4000が開始4002しうる。ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_BT=Request_Disabling_BTの不揮発性(NV)コピーを設定4004しうる。ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_Wi‐Fi=Request_Disabling_Wi‐Fiの不揮発性(NV)コピーも設定4006しうる。ユーザ機器(UE)104は、Override_User_Request=Override_User_Requestの不揮発性(NV)コピーを設定4008しうる。ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_BT=Allow_Disabling_BTの不揮発性(NV)コピーを設定4010しうる。ユーザ機器(UE)104は、Allow_Disabling_Wi‐Fi=Allow_Disabling_Wi‐Fiの不揮発性(NV)コピーを設定4012しうる。ユーザ機器(UE)104は、Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabled=Sig_eNB_Wi‐Fi_Disabledの不揮発性(NV)コピーを設定4014しうる。ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_Wi‐Fi_Disabled=Sig_User_Wi‐Fi_Disabledの不揮発性(NV)コピーをさらに設定4016しうる。ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_BT_Disabled=Sig_User_BT_Disabledの不揮発性(NV)コピーも設定4018しうる。ユーザ機器(UE)104は、Sig_User_BT_Disabled=Sig_User_BT_Disabledの不揮発性(NV)コピーを設定4020しうる。ユーザ機器(UE)104は、Allow_Only_Connected=Allow_Only_Connectedの不揮発性(NV)コピーをさらに設定4022しうる。それから方法4000が終了しうる。
図41は、全てのアクティブな高優先度通信(HPC)が終了していることを指示するイベントを処理するための方法4100の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法4100が実施されうる。方法4100は、ISM_State_Machine331の一部であり、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
PART#1が実行4102されうる。ユーザ機器(UE)104は、ISM_Event_Inactive_HPC==TRUEか決定4104しうる。ISM_Event_Inactive_HPCがTRUEと等しくなければ、方法4100は終了する。ISM_Event_Inactive_HPC==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Event_Inactive_HPC=FALSEを設定4106しうる。それからユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_BT==TRUEか決定4108しうる。ISM_Mode_Disabled_BT==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Bluetoothトランシーバ110コントローラへの論理リンクが存在するか決定4110しうる。Bluetoothトランシーバ110コントローラへの論理リンクが存在すれば、ユーザ機器(UE)104は、BT_Transceiver_Enable()を開始4112し、ISM_Mode_Disabled_BT=FALSEを設定4116しうる。Bluetoothトランシーバ110コントローラへの論理リンクが存在しなければ、ユーザ機器(UE)104は、BT_Power_Amplifier_Enable()を開始4114しうる。それからユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_BT=FALSEを開始4116しうる。それからユーザ機器(UE)104は、PART#3.2を実行4118しうる。次にユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi==TRUEか決定4120しうる。
ISM_Mode_Disabled_BTがTRUEと等しくなければ4108、ユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_W‐Fi==TRUEか決定4120しうる。ISM_Mode_Disabled_W‐FiがTRUEと等しくなければ、Part#3.3が実行4132されうる。ISM_Mode_Disabled_W‐Fi==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fiトランシーバ108コントローラへの論理リンクが存在するか決定4122しうる。Wi‐Fiトランシーバ108コントローラへの論理リンクが存在しなければ、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi_Power_Amplifier_Enable()を開始4126し、ISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi=FALSEを設定4128しうる。Wi‐Fiトランシーバ108コントローラへの論理リンクが存在すれば、ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi_Transcevier_Enable()を開始4124し、ISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi=FALSEを設定しうる。それからユーザ機器(UE)104は、PART#3.1を実行4130し、PART#3.3を実行4132しうる。それから方法4100が終了しうる。
図42は、LTE_State_Generator332の状態を調整するための方法4200の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により本方法が実施されうる。本方法は、LTE_State_Generator332の一部であり、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104が、LTE_State_Generator()332を開始4202しうる。ユーザ機器(UE)104は、LTE_RRC_Connected==TRUEか決定4204しうる。LTE_RRC_Connected==TRUEなら、ユーザ機器(UE)104は、Rx_Message=LTE_Get_RRC_Message_Rx(RRCConnectionRelease)を設定4226しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Rx_Message==NULLか決定4228しうる。Rx_Message==NULLなら、方法4200が終了しうる。MessageがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、LTE_RRC_Connected=FALSEを設定4230し、方法4200が終了しうる。
LTE_RRC_ConnectedがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Rx_Message=LTE_Get_RRC_Message_Rx(RRCConnectionReconfiguration)を設定4206しうる。それからユーザ機器(UE)104は、Rx_Message==NULLか決定4208しうる。Rx_Message==NULLなら、方法4200が終了しうる。Rx_MessageがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Tx_Message=LTE_Get_RRC_Message_Tx(RRCConnectionReconfigurationComplete)を設定4210しうる。ユーザ機器(UE)104は、Tx_Message==NULLか決定4212しうる。Tx_Message==NULLなら、方法4200が終了しうる。
Tx_MessageがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Rx_ID=Rx_Message.RRC‐TransactionIdentifierを設定4214しうる。ユーザ機器(UE)104は、Tx_ID=Tx_Message.RRC‐TransactionIdentifierを設定4216しうる。ユーザ機器(UE)104は、Tx_ID==RX_IDか決定4218しうる。Tx_IDがRX_IDと等しくなければ、方法4200が終了しうる。Tx_ID==RX_IDなら、ユーザ機器(UE)104は、LTE_RRC_Connected=TRUEを設定4220しうる。ユーザ機器(UE)104はまた、HPC_Clear_RRC_Message_Tx()を開始4222しうる。ユーザ機器(UE)104はHPC_Clear_RRC_Message_Rx()をさらに開始4224しうる。それから方法4200が終了しうる。
図43は、ユーザからコマンドを受信するための方法4300の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法4300が実施されうる。方法4300は、User_Mode_Generator336の一部であり、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104が、User_Mode_Generator()336を開始4302しうる。ユーザ機器(UE)104は、User_Mode=User_Get_Command_Mode()を設定4304しうる。ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==NULLか決定4306しうる。User_Mode==NULLなら、方法4300が終了する。User_ModeがNULLと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_BT==TRUEか決定4308しうる。ISM_Mode_Disabled_BTがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、ISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi==TRUEか決定4310しうる。ISM_Mode_Disabled_Wi‐FiがTRUEと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、Part#2.2を実行4314し、User_Mode=User_Get_Command_Mode()を設定4304しうる。ISM_Mode_Disabled_Wi‐Fi==TRUEなら4310、ユーザ機器(UE)104は、Part#2.1を実行4312し、User_Mode=User_Get_Command_Mode()を設定4304し、前述のように継続しうる。ISM_Mode_Disabled_BT==TRUEなら4308、ユーザ機器(UE)104は、Part#2.1を実行4312し、User_Mode=User_Get_Command_Mode()を設定4304し、前述のように継続しうる。
図44は、Wi‐Fiに関するユーザからのコマンドをパースするための方法4400の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法4400が実施されうる。方法4400は、User_Mode_Generator336の一部であり、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、#2.1を開始4402しうる。ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Can_Disable_BTか決定4404しうる。User_Mode==Can_Disable_BTなら、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_BT=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定4406し、ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Cannot_Disable_BTか決定4408しうる。User_ModeがCan_Disable_BTと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Cannot_Disable_BTか決定4408しうる。
User_Mode==Cannot_Disable_BTなら、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_BT=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定4410しうる。それからユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Can_Disable_Wi‐Fiか決定4412しうる。User_ModeがCannot_Disable_BTと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Can_Disable_Wi‐Fiか決定4412しうる。
User_Mode==Can_Disable_Wi‐Fiなら、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_Wi‐Fi=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定4414しうる。ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Cannot_Disable_Wi‐Fiか決定4416しうる。User_ModeがCan_Disable_Wi‐Fiと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Cannot_Disable_Wi‐Fiか決定4416しうる。
User_Mode==Cannot_Disable_Wi‐Fiなら、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_Wi‐Fi=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定4418し、方法4400が終了しうる。User_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しくなければ、方法4400が終了しうる。
図45は、Bluetoothに関するユーザからのコマンドをパースするための方法4500の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法4500が実施されうる。方法4500は、User_Mode_Generator336の一部であり、ISMコントローラ324により呼び出されうる。
ユーザ機器(UE)104は、#2.2を開始4502しうる。ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Can_Disable_BTか決定4504しうる。User_Mode==Can_Disable_BTなら、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_BT=TRUEを設定4506し、Request_Disabling_BT=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定4508しうる。それからユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Cannot_Disable_BTか決定4510しうる。User_ModeがCan_Disable_BTと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Cannot_Disable_BTか決定4510しうる。
User_Mode==Cannot_Disable_BTなら、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_BT=FALSEを設定4512し、Request_Disabling_BT=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定4514しうる。それからユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Can_Disable_Wi‐Fiか決定4516しうる。User_ModeがCannot_Disable_BTと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Can_Disable_Wi‐Fiか決定4516しうる。
User_Mode==Can_Disable_Wi‐Fiなら、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_Wi‐Fi=TRUEを設定4518し、Request_Disabling_Wi‐Fi=TRUEの不揮発性(NV)コピーを設定4520しうる。それからユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Cannot_Disable_Wi‐Fiか決定4522しうる。User_ModeがCan_Disable_Wi‐Fiと等しくなければ、ユーザ機器(UE)104は、User_Mode==Cannot_Disable_Wi‐Fiか決定4522しうる。
User_Mode==Cannot_Disable_Wi‐Fiなら、ユーザ機器(UE)104は、Request_Disabling_Wi‐Fi=FALSEを設定4524し、Request_Disabling_Wi‐Fi=FALSEの不揮発性(NV)コピーを設定4526しうる。それから方法4500が終了しうる。User_ModeがCannot_Disable_Wi‐Fiと等しくなければ、方法4500が終了しうる。
図46は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aを有効化するための方法4600の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法4600が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#3により方法4600が呼び出されうる。ユーザ機器(UE)104が、Wi‐Fi_Power_Amplifier_Enable()を開始4602しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi伝送器114bを有効化するために必要な物理的設定を構成4604しうる。方法4600が終了しうる。
図47は、Wi‐Fiトランシーバ108の電力増幅器119aを無効化するための方法4700の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法4700が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#3により方法4700が呼び出されうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi_Power_Amplifier_Disable()を開始4702しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi伝送器114bを無効化するために必要な物理的設定を構成4704しうる。方法4700が終了する
図48は、Wi‐Fiトランシーバ108を論理的に有効化するための方法4800の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法4800が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#3により方法4800が呼び出されうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi_Transceiver_Enable()を開始4802しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi伝送器114bを有効化するために必要な論理コマンドを送信4804しうる。方法4800が終了しうる。
図49は、Wi‐Fiトランシーバ108を論理的に無効化するための方法4900の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法4900が実施されうる。ISM_State_Machine()331 Part#3により方法4900が呼び出されうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi_Transceiver_Disable()を開始4902しうる。ユーザ機器(UE)104は、Wi‐Fi伝送器114bを無効化するために必要な論理コマンドを送信4904しうる。方法4900が終了する。
図50は、ユーザ機器(UE)5004において使用されうる様々な構成要素を示す。ユーザ機器(UE)5004は、先に示したユーザ機器(UE)104として使用されうる。ユーザ機器(UE)5004は、ユーザ機器(UE)5004の動作を制御するプロセッサ5054を含む。プロセッサ5054は、CPUとも呼ばれうる。メモリ5074は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)の両方または情報を記憶しうる任意のタイプのデバイスを含むことができ、命令5056aおよびデータ5058aをプロセッサ5054に提供する。メモリ5074の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含みうる。命令5056bおよびデータ5058bは、プロセッサ5054内にもありうる。プロセッサ5054にロードされた命令5056bおよび/またはデータ5058bは、プロセッサ5054による実行または処理のためにロードされたメモリ5074からの命令5056aおよび/またはデータ5058aも含みうる。本明細書に開示したシステムおよび方法を実装するために、プロセッサ5054により命令5056bが実行されうる。
ユーザ機器(UE)5004は、データの伝送および受信を可能にするために伝送器5072と受信器5073とを含むハウジングも含みうる。伝送器5072および受信器5073は、トランシーバ5071に組み合わせられうる。一つ以上のアンテナ5006a〜nがハウジングに取り付けられ、トランシーバ5071に電気的に結合される。
ユーザ機器(UE)5004の様々な構成要素が、バスシステム5077により一緒に連結され、これにはデータバスに加えて、パワーバス、制御信号バス、およびステータス信号バスが含まれうる。しかし、明確のため、図50においては様々なバスがバスシステム5077として示される。ユーザ機器(UE)5004は、信号処理に用いられるデジタル信号プロセッサ(DSP)5075も含みうる。ユーザ機器(UE)5004は、ユーザ機器(UE)5004の機能に対するユーザアクセスを提供する通信インタフェース5076も含みうる。図50に示したユーザ機器(UE)5004は、特定の構成要素のリストではなく機能ブロック図である。
図51は、eNB5102において使用されうる様々な構成要素を示す。eNB5102は、先に示したeNB102として使用されうる。eNB5102は、プロセッサ5154、プロセッサ5154に命令5156aおよびデータ5158aを提供するメモリ5174、プロセッサ5154内にありまたはこれにロードされうる命令5156bおよびデータ5158b、(トランシーバ5171に組み合わされうる)伝送器5172と受信器5173とを含むハウジング、トランシーバ5171に電気的に結合された一つ以上のアンテナ5106a〜n、バスシステム5177、信号処理に用いられるDSP5175、通信インタフェース5176等を含めて、ユーザ機器(UE)5004に関して上述した構成要素と同様の構成要素を含みうる。
特に明記しない限り、以上における「/」の使用は、「および/または」の語句を表す。本明細書に記載される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはその任意の組み合わせにおいて実装されうる。ソフトウェアで実装される場合、機能は一つ以上の命令としてコンピュータ可読媒体に記憶されうる。「コンピュータ可読媒体」という用語は、コンピュータまたはプロセッサによりアクセスされうる任意の利用可能な媒体をいう。本明細書で用いられるところの「コンピュータ可読媒体」という用語は、固定有形のコンピュータおよび/またはプロセッサ可読媒体を意味しうる。限定ではなく例として、コンピュータ可読またはプロセッサ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD‐ROMもしくは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイスまたは命令もしくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを担持または記憶するために使用でき、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされうる任意の他の媒体を含みうる。本明細書で用いられるところのディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびBlu−ray(登録商標)ディスクを含み、ディスク(disk)は通常磁気によりデータを再現し、ディスク(disc)はレーザで光学的にデータを再現する。
本明細書において開示される方法の各々には、記載された方法を達成するための一つ以上のステップまたはアクションが含まれる。方法ステップおよび/またはアクションは、請求の範囲を逸脱することなく交換され、および/または一つのステップに組み合わされうる。換言すれば、記載される方法の適切な動作のためにステップまたはアクションの特定の順序が必要とされない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、請求の範囲を逸脱することなく修正されうる。
本明細書において用いられるところの「決定する」という用語は、多種多様なアクションを包含し、したがって「決定」には、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、検索(たとえばテーブル、データベースまたは別のデータ構造の検索)、確認等を含みうる。また、「決定」には受信(例えば情報の受信)、アクセス(たとえばメモリのデータへのアクセス)などを含みうる。また、「決定」には、解決、選択、選定、確立などを含みうる。
明示的に別段の定めがない限り、「にもとづく」という語句は「のみにもとづく」を意味しない。換言すれば、「にもとづく」という語句は、「のみにもとづく」と「少なくとも〜にもとづく」の両方を表す。
「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、ステートマシンなどを包含するものとして広く解釈されねばならない。一部の状況下では、「プロセッサ」は、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などをさしうる。「プロセッサ」という用語は、処理デバイスの組み合わせ、たとえばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを備えた一つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成をさしうる。
「メモリ」という用語は、電子情報を記憶できる任意の電子構成要素を包含するものとして広く解釈されねばならない。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気または光学データストレージ、レジスタ等、様々なタイプのプロセッサ可読媒体をさしうる。プロセッサがメモリから情報を読み取りおよび/またはメモリに情報を書き込むことができる場合、メモリはプロセッサと電子通信していると言われる。メモリはプロセッサと一体化されることができ、なおプロセッサと電子通信していると言うことができる。
「命令」および「コード」という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読ステートメント(単数または複数)を含むものとして広く解釈されねばならない。たとえば、「命令」および「コード」という用語は、一つ以上のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、手続きなどをさしうる。「命令」および「コード」は、一つのコンピュータ可読ステートメントまたは多数のコンピュータ可読ステートメントを含みうる。
ソフトウェアまたは命令は、伝送媒体を介して伝送されることもできる。たとえば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)または赤外線、無線、およびマイクロ波等のワイヤレス技術を使用して伝送される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波等のワイヤレス技術が、伝送媒体の定義に含まれる。
特許請求の範囲は、上述の正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。請求の範囲を逸脱することなく、本明細書に記載のシステム、方法、および装置の構成、動作および詳細につき様々な修正、変更および変形がなされうる。