JP5988497B2 - Can Cima - Google Patents
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Description
本発明は、缶蓋を缶の口部に被せて円周等分に配置されたシーミング機構によって缶蓋を缶口にシーミングするロータリー式の缶シーマに関する。 The present invention relates to a rotary can seamer that seams a can lid to a can mouth by a seaming mechanism that is placed in a circumferentially equal manner by covering the mouth portion of the can lid.
従来、飲料等を充填した缶の口部に缶蓋を被せて円周等分に配置されたシーミング機構によって缶蓋を缶口にシーミングするロータリー式缶シーマにおいては、缶シーマ内で外周部に円周等分にポケットを有するスターホイールの回転により、缶の胴部と前記ポケットとを係合させて缶の搬送を行っており、缶胴径が異なる缶を取り扱う場合には、対象とする缶胴径に対応したポケットを有するスターホイールに交換していた。前記スターホイールの交換には多大の時間を費やしていたので、その交換を容易にするための工夫がなされてきた(例えば、特許文献1参照)。
前記スターホイールの近傍に配置されて、前記シーミング機構に対応して外周部に円周等分にポケット部を有し、シーミング対象の缶口に缶蓋が無い場合に前記ポケット部が前記缶口を押えることにより缶の異常挙動を防止するベルスプリットにおいても、シーミング機構の摩耗部品の交換に際しては、前記スターホイールの交換と同様な方法でベルスプリットの取付け取り外しを行い、それに伴ってシーミング機構の取付け取り外しも行ってきており、前記シーミング機構の摩耗部品の交換には多大の時間を費やしてきた。
近年、缶シーマにおいては、生産性向上の観点から、高速化、生産運転の長時間化の傾向にあり、シーミング機構の摩耗等による交換頻度が多くなってきており、前記シーミング機構の摩耗部品の交換に際してベルスプリット並びにシーミング機構の取付け取り外しを効率的に行って、前記シーミング機構の摩耗部品の交換を容易にする工夫が要望されている。
Conventionally, in a rotary can seamer that covers a can lid filled with a beverage or the like and seams the can lid to the can mouth by a seaming mechanism arranged on the circumference equally, the outer periphery of the can seamer By rotating a star wheel having pockets on the circumference equally, the can body is engaged with the pockets to carry the can, and when handling cans with different can body diameters, it is the target. The star wheel had a pocket corresponding to the can body diameter. Since much time has been spent on the replacement of the star wheel, a device has been devised to facilitate the replacement (see, for example, Patent Document 1).
The pocket portion is disposed in the vicinity of the star wheel, and has a circumferentially equal pocket portion corresponding to the seaming mechanism, and the pocket portion is formed when the can mouth to be seamed has no can lid. Also in the bell split that prevents abnormal behavior of the can by holding down, when replacing the worn parts of the seaming mechanism, the bell split is attached and removed in the same manner as the replacement of the star wheel, and accordingly the seaming mechanism Installation and removal have also been performed, and a great deal of time has been spent replacing the worn parts of the seaming mechanism.
In recent years, in can seams, from the viewpoint of productivity improvement, there has been a tendency to increase speed and production operation, and the frequency of replacement due to wear of the seaming mechanism has increased. There is a demand for a device that makes it easy to replace worn parts of the seaming mechanism by efficiently attaching and detaching the bell split and the seaming mechanism at the time of replacement.
従来の缶シーマの1例について図1から図7を基に説明する。
図1は、缶シーマおよびその前後機器の平面図である。
図2は、缶シーマの部分正面図で、一部断面図としてある。
図3は、図2のIII部拡大図で、断面図としてある。
図4は、図3に相当する部分拡大図で、作動を説明する図である。
図5は、図3、図4に相当する部分拡大図で、ベルスプリットの機能を説明する図である。
図6は、図3のVI視図で、ベルスプリットの平面図ある。
図7は、図6のVII−VII断面図である。
An example of a conventional can seamer will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a plan view of a can seamer and its front and rear devices.
FIG. 2 is a partial front view of the can seamer, which is a partial cross-sectional view.
FIG. 3 is an enlarged view of a portion III in FIG. 2 and is a cross-sectional view.
FIG. 4 is a partially enlarged view corresponding to FIG. 3 and is a view for explaining the operation.
FIG. 5 is a partially enlarged view corresponding to FIG. 3 and FIG. 4 and is a diagram for explaining the function of the bell split.
FIG. 6 is a plan view of the bell split as seen from the VI view of FIG.
7 is a cross-sectional view taken along the line VII-VII in FIG.
図1において、図示しない充填装置で液体を充填された缶Cは、矢印32Fの方向から供給コンベヤ32によって所定の搬送ピッチで従来の缶シーマ11(図1は本発明の実施の形態の図を流用しており、従来の缶シーマの記号11を( )表示している。)に供給され、図示しない缶移送手段を経て一点鎖線で図示したシーミングターレット7の後述する缶台に移送されて、矢印31Fの方向から供給された缶蓋Lが缶蓋供給装置31により取り込まれ、一点鎖線で図示したガスターレット8によって搬送軌道8c上を矢印8r方向に搬送されて図示Qの位置近辺で缶口に被せられた後、前記シーミングターレット7の搬送軌道7a上を矢印7p方向に搬送されている間に後述するシーミングロールによって缶蓋Lを缶口にシーミングされ、缶蓋Lをシーミングされた缶CLが一点鎖線で図示した排出ホイール9によって搬送軌道9b上を矢印9qの方向へ搬送された後、排出コンベヤ33上を矢印33Fの方向へ排出されるようになっている。
In FIG. 1, a can C filled with a liquid by a filling device (not shown) has a conventional can seamer 11 (FIG. 1 is a diagram of an embodiment of the present invention) at a predetermined conveying pitch by a
前記ガスターレット8は、図示しないガス供給装置から供給される炭酸ガス等のガスが、前記搬送軌道8c上を搬送される缶蓋Lに対応して設けられている図示しないガス噴射手段によって、缶Cの缶口に缶蓋Lが被せられる直前に、缶Cの缶口と缶蓋Lの間の空間に噴射されるようになっているが、詳細な図示および説明は省略する。
The gas turret 8 is formed by a gas injection means (not shown) provided with a gas such as carbon dioxide supplied from a gas supply device (not shown) corresponding to the can lid L which is conveyed on the
前記シーミングターレット7の缶台、搬送手段、シーミングロール等は互いに対応して円周等分に設けられ、また、前記ガスターレット8の缶蓋Lの搬送手段およびガス噴射手段並びに前記排出ホイール9の図示しない搬送手段も円周等分に設けられて、何れも前記シーミングターレット7の缶台等と同期して回転するようになっている。 The can base of the seaming turret 7, the transporting means, the seaming rolls, etc. are provided corresponding to each other in the circumference, and the transporting means, the gas injection means and the discharge wheel of the can lid L of the gas turret 8 are provided. The conveying means (not shown) 9 is also provided at equal circumferences, and all rotate in synchronization with the can of the seaming turret 7 or the like.
前記缶シーマ11は、図2に示すように、主軸19の周りに軸受B1を介して回転する回転体12の中で、前記回転体12に対して軸受B2および軸受B3を介して回転する衛星回転体13が缶台23に対応して円周等分に複数個設けられ、さらに、前記衛星回転体13の中心部を矢印14Fの方向に図示しない駆動手段によって昇降される軸14が設けられ、前記軸14の図示下部先端にはノックアウトパッド18が取り付けられていて、缶台23に載置された缶Cの口部に被せられた缶蓋L(図2および図3に太線で示す)が前記ノックアウトパッド18に押えられて昇降するようになっており、缶Cの上昇状態で前記缶蓋Lが、前記衛星回転体13の下部に取付けられたシーミングチャック17と図示二点鎖線のシーミングロール24によって図示しない機構を介して挟まれながら該缶蓋Lの外周部が押し込まれ、前記シーミングロール24、シーミングチャック17、缶C並びに缶蓋L等が回転することによって、前記缶Cの口部にシーミングされるように構成されている。
As shown in FIG. 2, the can
ここで、前記缶蓋Lの前記缶Cの口部へのシーミング機構について、図1から図4を基に説明する。
シーミングターレット7において、円周等分に設けられた缶台23に対応して、後述するポケット部を円周等分に有するベルスプリット20が回転体12に取り付けられ、同様に、前記缶台23に対応して円周等分にポケット22Pを有するスターホイール22が前記ベルスプリット20にスペーサ21を介して取り付けられていて、回転する前記缶台23に載置された缶Cが、胴部を前記スターホイール22のポケット22Pに係合(案内)されながら図1の矢印7pの方向に回転搬送され、前記缶台23が図示しない昇降機構によって矢印23Fの方向に昇降されることによって、前記缶Cはその胴部が前記ポケット22Pに対して相対的に昇降するようになっている。
Here, a seaming mechanism of the can lid L to the mouth of the can C will be described with reference to FIGS.
In the seaming turret 7, a bell split 20 having a pocket portion, which will be described later, is equally attached to the rotating
図1を基にして説明した図示Qの位置近辺で缶Cに被せられた缶蓋Lは、軸14の下降に伴って図4に実線で示すようにノックアウトパッド18によって押えられ、缶台23の位置23Lから位置23Hまでの矢印23F方向の上昇に伴って、前記ノックアウトパッド18が図4に示す実線の状態から二点鎖線の状態まで上昇すると、前記衛星回転体13に取付けられたシーミングチャック17の外周下端のエッジ部17Pが缶蓋Lの外周部の溝LRに係合するようになっていて、缶台23の回転により回転している缶Cと缶蓋Lが、前記シーミングチャック17とシーミングロール24との回転係合により缶蓋Lが缶Cの口部にシーミングされるように構成されている。
The can lid L placed on the can C in the vicinity of the position Q shown in FIG. 1 described with reference to FIG. 1 is pressed by the
前記衛星回転体13は、図2に示すように、上部では軸受B2に、下部では軸受B3に支持されて、図示しない駆動手段により高速回転されるようになっており、前記軸受B3についてさらに説明すると、図3に示す上方の軸受B3は上端が回転体12の段差部12Aと前記衛星回転体13の段差部13Aに、下端がスペーサ12Pとスペーサ13Pによって位置決めされ、下方の軸受B3は上端がスペーサ12Pとスペーサ13Pに、下端が回転体12の下面に取付けられた押え16の段差部16Aとカラー15の段差部15Aによって位置決めされて、該軸受B3に図示しない潤滑油循環供給装置によって回転体12に設けられた潤滑油孔H1から潤滑油孔H2へ潤滑油が循環供給されるようになっている。
As shown in FIG. 2, the
前記潤滑油は、回転体12の外部へ漏れ出さないように、前記衛星回転体13の外周面とカラー15の内周面の間にはOリング13Sが、前記カラー15の外周面と押え16の内周面の間にはオイルシール15Sが、前記押え16の外周面と回転体12の内周面の間にはOリング12Sが設けられている。
An O-
従来のベルスプリット20(図2、図3、図5においては本発明の実施の形態の図を流用しており、従来のベルスプリットの記号20を( )表示している。)は、図6に示すように、2箇所の切り割り20sによって半割ベルスプリット20aと半割ベルスプリット20bに2分割されているが、2分割が所定の位置関係で図6および図7に示すように一体となった状態で、外周部に円周等分に複数個のポケット部20Pが設けられ、座20Fが前記回転体12に図示しない締結部品で締結され、また、座20Gにスペーサ21を介して前記スターホイール22が図示しない締結部品で締結されるようになっている。
FIG. 6 shows a conventional bell split 20 (in FIGS. 2, 3 and 5, the figure of the embodiment of the present invention is used and the
次に、従来のベルスプリット20の作用を説明する。
先ず、ベルスプリット20の機能について、図4を基に説明する。
缶台23に載置された内容物充填済の缶Cが缶台23とともに上昇した際に、ノックアウトパッド18に押えられた缶蓋Lが通常は存在しているが、もし、缶蓋Lが存在していなかった場合には、前記缶Cは、上方から押えられる物がないためにフリーとなり、缶台23の回転による遠心力、並びに、スターホイール22の回転による遠心力の作用により、図5に示したE方向(外方向)へ振り飛ばされてしまい、缶C内の充填内容物の飛び散り、また、缶Cが缶シーマ11の構成部品と干渉して該構成部品が損傷を受ける等のトラブルが発生することになり、トラブル解消処置に長時間を要してしまうという恐れがある。
即ち、前記ベルスプリット20は、前記缶蓋Lが存在しない時に、ポケット部20Pの座20C(図7参照)が前記上昇してきた缶Cの口部を受けて押える機能を有している。
Next, the operation of the
First, the function of the
When the can C filled with the contents placed on the
That is, the
缶シーマ11の前記シーミング機構において、前記Oリング13S、オイルシール15S並びに該オイルシール15Sと回転接触するカラー15、Oリング12S等が摩耗して交換する必要が生じた場合、或いは、前記軸受B3を交換する必要が生じた場合に、これらの部品の交換は、押え16、或いは、ノックアウトパッド18、シーミングチャック17、カラー15を取り外すことが必要であり、そのためには前記ベルスプリット20を取り外しておく必要がある。
前記Oリング13S等は、前記潤滑油が回転体12の外部へ漏れ出した場合、或いは、漏れ出しが予想される場合に交換されるが、1箇所のOリング13S等の交換に際して、従来は2分割したベルスプリット20の半割ベルスプリット20aまたは半割ベルスプリット20bの何れかを取り外す必要があり、このためには半割ベルスプリット20aまたは半割ベルスプリット20bの上方の押え16、或いは、ノックアウトパッド18、シーミングチャック17、カラー15等の前記シーミング機構の部品を全て取り外さねばならず、前記取り外した部品の再取り付けを含めて前記交換作業には多大の時間(1例として3時間)を要するという恐れがある。
In the seaming mechanism of the can seamer 11, when the O-
The O-
また、前記特許文献1によれば、缶胴径の変更によるスターホイールを交換或いはメンテナンスの際は、円板状で2分割されたスターホイールのスターハブへの締付け具による取り外し、取付けを行って交換を容易にするとしている。
しかしながら、前記特許文献1の技術を応用した2分割構造の前記ベルスプリットは、前記説明のように、シーミング機構の摩耗部品の交換等の際には、シーミング機構の関連部品と該ベルスプリットの取り付け取り外しに多大の時間を要し、交換作業に多大の時間を要している恐れがある。また、前記特許文献1の技術は、缶搬送用のスターホイールの交換に関する技術に限定されており、シーミング機構並びにベルスプリットの取り付け取り外しの容易化についての技術は開示されていない。
According to
However, as described above, the bell split of the two-part structure to which the technology of
本発明は、上述の事情に鑑み、缶蓋を缶の口部に被せて円周等分に配置されたシーミング機構によって缶蓋を缶口にシーミングするロータリー式缶シーマにおいて、シーミング機構のOリング、オイルシール並びにオイルシールと回転接触する構成部品、軸受等の交換作業およびメンテナンスが容易となるベルスプリットを有した缶シーマを提供することを目的としている。 In view of the circumstances described above, the present invention provides a rotary can seamer that seams the can lid to the can mouth by a seaming mechanism that is placed on the can mouth with the can lid covered on the circumference of the can. It is an object of the present invention to provide a can seamer having a bell split that facilitates replacement work and maintenance of an oil seal, a component that makes rotational contact with the oil seal, a bearing, and the like.
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
(1)第1の手段の缶シーマは、缶蓋を缶の口部に被せて円周等分に配置されたシーミング機構によって缶蓋を缶口にシーミングするロータリー式の缶シーマにおいて、前記シーミング機構に対応して外周部に円周等分にポケット部を有するベルスプリットを、前記ポケット部を有するポケット体が円周方向に分割され、分割された前記ポケット体がベルスプリット本体に取付け取り外し可能として構成したことを特徴とする。
The present invention solves the above problems by the following means.
(1) The can seamer of the first means is a rotary type can seamer in which the can lid is seamed to the can mouth by a seaming mechanism that is arranged on the circumference of the can by covering the can lid with the can lid. Corresponding to the mechanism, the bell split which has the pocket part in the circumference equally on the outer peripheral part, the pocket body having the pocket part is divided in the circumferential direction, and the divided pocket body can be attached to and removed from the bell split body. It is characterized by comprising as follows.
(2)第2の手段の缶シーマは、前記第1の手段の缶シーマにおいて、前記ポケット部を有するポケット体を、前記ポケット部毎に円周方向に個々に分割されたポケット体としたことを特徴とする。 (2) In the can seamer of the second means, the pocket body having the pocket portion in the can seamer of the first means is a pocket body that is individually divided in the circumferential direction for each pocket portion. It is characterized by.
(3)第3の手段の缶シーマは、前記第1の手段の缶シーマにおいて、前記ポケット部を有するポケット体を、前記ポケット部を2箇所または数箇所有する小単位に分割されたポケット体としたことを特徴とする。 (3) The can seamer of the third means is the pocket seam of the first means, wherein the pocket body having the pocket portion is divided into small units having two or several pocket portions. It is characterized by that.
(4)第4の手段の缶シーマは、前記第1から第3の手段のいずれか一つに記載の缶シーマにおいて、前記分割されたポケット体を、前記ベルスプリット本体に対して分割単位毎に位置決めして取付け取り外しできるように構成したことを特徴とする。 (4) The can seam of the fourth means is the can seamer according to any one of the first to third means, wherein the divided pocket body is divided into the bell split main body for each division unit. It is characterized in that it can be positioned and attached and removed.
請求項1に係わる本発明は、缶蓋を缶の口部に被せて円周等分に配置されたシーミング機構によって缶蓋を缶口にシーミングするロータリー式の缶シーマにおいて、前記シーミング機構に対応して外周部に円周等分にポケット部を有するベルスプリットを、前記ポケット部を有するポケット体が円周方向に分割され、分割された前記ポケット体がベルスプリット本体に取付け取り外し可能として構成したことにより、前記シーミング機構の摩耗部品の交換等の際に、交換対象外のシーミング機構の部材も取り外すことがなく、対象とするシーミング機構の部材を取り外すことで対処できるようになり、シーミング機構の摩耗部品の交換等が容易になるという効果を有する。
The present invention according to
請求項2、3に係わる本発明は、請求項1に記載する缶シーマにおいて、前記ポケット部を有するポケット体を、ポケット部毎に円周方向に個々に分割されたポケット体、或いは、ポケット部を2箇所または数箇所有する小単位に分割されたポケット体としたことにより、前記シーミング機構の摩耗部品の交換等において、作業性に応じた構造の選択を柔軟にできるという効果を有する。
The present invention according to
請求項4に係わる本発明は、請求項1から3に記載する缶シーマにおいて、前記分割されたポケット体を、前記ベルスプリットの本体に対して分割単位毎に位置決めして取付け取り外しできるようにしたことにより、ベルスプリットの取り付け取り外しの再現性が著しく向上するとともに、シーミング機構の摩耗部品の交換等の時間が大幅に短縮できるという効果を有する。 According to a fourth aspect of the present invention, in the can seamer according to the first to third aspects, the divided pocket body can be positioned and attached to the bell split main body for each division unit. As a result, the reproducibility of attaching / detaching the bell split is remarkably improved, and the time for exchanging worn parts of the seaming mechanism can be greatly shortened.
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Note that the present invention is not limited to the embodiments. In addition, constituent elements in the following embodiments include those that can be easily assumed by those skilled in the art or those that are substantially the same.
(本発明の第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1および図8、図9に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる缶シーマおよびその前後機器の平面図である。
図8は、本発明の第1の実施の形態に係わる缶シーマのベルスプリットの平面図であり、図6に相当する図である。
図9は、図8の断面IX−IX図である。
図1は、従来の缶シーマ11およびその前後機器の平面図を流用してあり、本発明の第1の実施の形態に係わる缶シーマの記号を1として表示してある。
図8および図9に基づく説明において、従来のベルスプリットに関して説明した図2から図5と同じ構造のものについては一部の図面を流用するとともに、同じ記号を引用してあり、重複する説明は省略する。
本発明の第1の実施の形態に係わる缶シーマ1のベルスプリット5は、切り割り5Sによって2分割されたベルスプリット本体51およびベルスプリット本体52が、2分割が所定の位置関係で図8および図9に示すように一体となった状態で、外周部に円周等分にポケット部6Pを有する複数個のポケット体6が設けられ、座51Fおよび座52Fが前記回転体12に図示しない締結部品で締結され、また、座51Gおよび座52Gにスペーサ21を介してスターホイール22が図示しない締結部品で締結されるようになっている。
(First embodiment of the present invention)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 8, and 9. FIG.
FIG. 1 is a plan view of a can seamer and its front and rear devices according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a plan view of the bell split of the can seamer according to the first embodiment of the present invention, and corresponds to FIG.
9 is a cross-sectional view taken along the line IX-IX in FIG.
FIG. 1 is a diverted plan view of a
In the description based on FIGS. 8 and 9, a part of the drawings having the same structure as those in FIGS. 2 to 5 described with respect to the conventional bell split is used, and the same symbols are quoted. Omitted.
In the bell split 5 of the
前記ポケット体6は、ベルスプリット本体51或いはベルスプリット本体52に2個の位置決めピン6Kによって位置決めされるとともに、締結部品6Tによって締結されている。
The pocket body 6 is positioned on the bell split
次に、本発明の第1の実施の形態に係わる缶シーマ1のベルスプリット5の作用を説明する。
缶シーマ1のシーミング機構のOリング13S、オイルシール15S並びに該オイルシール15Sと回転接触するカラー15、Oリング12S等が摩耗して交換する必要が生じた場合、或いは、前記軸受B3を交換する必要が生じた場合には、交換対象箇所の押え16、或いは、ノックアウトパッド18、シーミングチャック17、カラー15、および、ベルスプリット5の前記交換対象部品に対応する箇所のポケット体6だけを取り外すことにより、交換対象部品を容易に交換できるとともに、位置決めピン6Kによりポケット体6のベルスプリット本体51或いはベルスプリット本体52への取り付けの再現性が向上して、前記交換作業時間は大幅に短縮される(1例として交換作業時間が従来の3時間から15分程度に短縮される。)。
Next, the operation of the bell split 5 of the
When the O-
(本発明の第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を図1および図10に基づいて説明する。
図1は、従来の缶シーマ11およびその前後機器の平面図を流用してあり、本発明の第2の実施の形態に係わる缶シーマの記号を2として( )表示してある。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係わる缶シーマのベルスプリットの平面図であり、図8に相当する図である。
図10に基づく説明において、従来のベルスプリットに関して説明した図2から図5と同じ構造のものについては一部の図面を流用するとともに、同じ記号を引用してあり、重複する説明は省略する。また、本発明の第1の実施の形態について説明した図8並びに図9と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、一部の図面を流用するとともに、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施の形態に係わる缶シーマ2のベルスプリット5Wは、切り割り5WSによって2分割されたベルスプリット本体51Wおよびベルスプリット本体52Wが、2分割が所定の位置関係で図10に示すように一体となった状態で、外周部に円周等分に配置されたポケット部6Pを2箇所有する複数個のポケット体6Wが設けられている。
(Second embodiment of the present invention)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a plan view of a
FIG. 10 is a plan view of a bell split of a can seamer according to the second embodiment of the present invention, and corresponds to FIG.
In the description based on FIG. 10, some of the drawings having the same structure as those in FIGS. 2 to 5 described with respect to the conventional bell split are used, and the same reference numerals are quoted, and redundant description is omitted. 8 and FIG. 9 describing the first embodiment of the present invention are given the same reference numerals, and some of the drawings are used, and redundant descriptions are omitted.
The bell split 5W of the
前記ポケット体6Wは、ベルスプリット本体51W或いはベルスプリット本体52Wに2個の位置決めピン6Kによって位置決めされるとともに、2個の締結部品6Tによって締結されている。
The
次に、本発明の第2の実施の形態に係わる缶シーマ2のベルスプリット5Wの作用を説明する。
缶シーマ2のシーミング機構のOリング13S、オイルシール15S並びに該オイルシール15Sと回転接触するカラー15、Oリング12S等が摩耗して交換する必要が生じた場合、或いは、前記軸受B3を交換する必要が生じた場合には、交換対象箇所の押え16、或いは、ノックアウトパッド18、シーミングチャック17、カラー15、および、ベルスプリット5Wの前記交換対象部品に対応する箇所のポケット体6Wだけを取り外すことにより、交換対象部品を容易に交換できるとともに、位置決めピン6Kによりポケット体6Wのベルスプリット本体51W或いはベルスプリット本体52Wへの取り付けの再現性が向上して、前記交換作業時間は大幅に短縮される。
Next, the operation of the bell split 5W of the
When the O-
前記説明では、ポケット体を2箇所のシーミング機構に対応させて分割する場合を説明したが、2箇所に限定するものではなく、3箇所等の小単位としたポケット体としてもよく、シーミング機構の摩耗部品の交換等の作業を容易化する本発明の目的に応じて適宜選択すればよいことはもちろんであり、詳細な説明は省略する。 In the above description, the case where the pocket body is divided so as to correspond to the two seaming mechanisms has been described. However, the pocket body is not limited to two places, and may be a small pocket body such as three places. Of course, it may be appropriately selected according to the object of the present invention for facilitating work such as replacement of wear parts, and detailed description thereof will be omitted.
また、前記説明では、各ポケット体6のベルスプリット本体51およびベルスプリット本体52への位置決め、並びに、各ポケット体6Wのベルスプリット本体51Wおよびベルスプリット本体52Wへの位置決めが位置決めピン6Kを介して行われる場合を説明したが、これに限定するものではなく、図示していないが、ベルスプリット本体51およびベルスプリット本体52、並びに、ベルスプリット本体51Wおよびベルスプリット本体52Wに設けた段差部にポケット体6並びにポケット体6Wの段差部を当てて位置決めすることとしてもよく、詳細な説明は省略する。
In the above description, the positioning of each pocket body 6 to the bell split
1,2 缶シーマ
5,5W ベルスプリット
51,52,51W,52W ベルスプリット本体
6,6W ポケット体
6P (ベルスプリットの)ポケット部
6K 位置決めピン
C 缶
L 缶蓋
1, 2 Can
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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