JP5982582B2 - マルチttiスケジューリングメッセージにおける不連続サブフレーム - Google Patents

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Description

この実施形態は、一般にネットワークノード、ネットワークノードにおける方法、無線機器および無線機器における方法と関連している。とりわけ、この実施形態は、通信ネットワーク内の無線機器のスケジューリングを処理することに関連している。
通常の通信ネットワーク(たとえば無線通信ネットワーク、無線通信システム、通信ネットワーク、または通信システムとも呼ばれる。)において、無線機器は1つ以上のコアネットワーク(CN)と無線アクセスネットワーク(RAN)経由で通信する。
無線機器は、事業者のネットワークによって提供されたサービスと、事業者の無線アクセスネットワーク及びコアネットワークがアクセス(例えばインターネットへのアクセス)を提供する、事業者のネットワーク外のサービスとに加入者がアクセスすることができる機器でありうる。無線機器は、携帯型または固定型の、通信ネットワークの無線チャネルで通信可能な任意の機器、例えばユーザ機器、携帯電話、スマートフォン、センサ、計器、車両、家電製品、医療器具、メディアプレーヤ、カメラ、マシンツーマシン(M2M)デバイス、または任意のタイプの消費者家電、例えばテレビ、ラジオ、照明器具、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータまたはパーソナルコンピュータ(PC)であってよいが、それらに制限されない。無線機器は、別の無線機器またはサーバなどの別のエンティティによって無線アクセスネットワーク経由で音声および/またはデータを伝達することが可能な、携帯型、ポケット収納型、ハンドヘルド型、コンピュータ包含型又は車両搭載型の機器であり得る。
無線機器は、通信ネットワーク内で無線で通信することが可能である。通信は、無線アクセスネットワーク及び、場合により1つ以上のコアネットワーク及び、場合によりインターネット経由で、例えば2つの無線機器の間で、無線機器と通常の電話との間で、および/または無線機器とサーバとの間で実行することができる。
無線アクセスネットワークは、セル領域に分割される地理上の領域をカバーする。各セル領域は、基地局、例えば無線基地局(RBS)によってサービスされる。いくつかの無線アクセスネットワークにおいて、基地局はまた発展したNodeB(eNB)、NodeB、またはBノードと呼ばれる。セルは、基地局サイトの基地局によって無線サービスエリアが提供される地理上の領域である。基地局の範囲内で無線機器によって無線周波数上で動作するエアインタフェースで基地局は通信する。
LTEバックグラウンド
LTEはLong Term Evolution(長期発展)の略称であり、ダウンリンク(DL)中の直交周波数分割多重(OFDM)と、アップリンク(UL)中の離散フーリエ変換(DFT)−拡散OFDMを用いる技術である。アップリンクは無線機器から基地局に上る通信であり、ダウンリンクは基地局から無線機器に下る通信である。OFDMは複数の搬送周波数上のデジタルデータを符号化する方法であり、LTEにおいて、周波数と時間領域の両方におけるリソースのスケジューリングに利用される。DFT−拡散OFDM(DFTS-OFDMとも呼ばれる。)は、アップリンク送信のための要求される以下の特性を結合できる送信方式である。すなわち、
・送信信号の瞬時電力の小さな変化
・周波数領域の低複雑性、高品質な等化についての可能性
・柔軟な帯域幅割り当てによる周波数分割多元接続(FDMA)の可能性
これらの特性のため、DFT拡散OFDMは、LTEのためのアップリンク送信方式として選ばれている。
図1において説明されるように、基本的なLTEダウンリンク物理リソースは時間−周波数グリッドとして考えることができ、そこにおいて各リソースエレメント101は、特定のアンテナポートの上の1つのOFDMシンボル区間の間の1つの副搬送波に対応している。リソースエレメント101はOFDMにおける最小単位であり、それは1つの搬送波で転送される、巡回プレフィクスを含む1つのOFDMシンボルである。巡回プレフィクスは、終端部の反復をシンボルの前に付けるために使われる。受信機は巡回プレフィクスを廃棄することができる。巡回プレフィクスは、前のシンボルから干渉を取り除くガードインタバルとして、かつシンボルの終端部の反復として、目的を果たす。アンテナポート上のシンボルが伝わるチャネルが、同じアンテナポート上の別のシンボルが伝わるチャネルから推定できるようにアンテナポートは定められる。アンテナポートあたり1つのリソースグリッドがある。搬送波間隔は15kHzであり、ブロードキャストおよびマルチキャストのために使われる。
LTEダウンリンク送信は時間領域内の10ミリ秒の無線フレームに編成される。図2において説明されるように、各無線フレームは、10個の等しいサイズの1ミリ秒のサブフレームを含む。サブフレームは、各0.5ミリ秒の持続時間の2つのスロットに分けられる。
LTEにおけるリソース割り当てはリソースブロックで説明され、そこでは、リソースブロックは、時間領域中の1つのスロットおよび周波数領域中の12個の隣接する15kHzの副搬送波に対応している。時間的に連続する2つのリソースブロックはリソースブロックペアを表し、スケジューリングが作用するときの最高粒度の時間区間に対応している。
スケジューリングは、無線機器が各送信時間区間(TTI)の間にリソース割り当てをネットワークノードに要求するメカニズムである。無線機器が継続的に送信する必要がある何らかのデータを持っているならば、無線機器はリソース割り当てをネットワークノードに例えばすべてのTTIで要求するであろう。このスケジューリングタイプは動的スケジューリングと称されてもよい。動的スケジューリングの利点はリソース割り当ての柔軟性と多様性である。換言すれば、スケジューリングとは、各TTI(ここで1つのTTIは例えば2ミリ秒)で無線リソースを使うことになる無線機器の選択を指す。
無線機器がネットワークノードにアップリンク送信リソースを要求することを可能にするために、LTEはスケジューリング要求(SR)メカニズムを提供する。スケジューリング要求は、無線機器がネットワークノードに送信すべきデータを有することを示している単一ビットの情報を伝達する。
スケジューリングメカニズムは、無線機器の間で時間および周波数リソースを割り当てるネットワークノード中のスケジューラによって実施することができる。リソースブロック(RB)は、スケジューラによって割り当てることができる最小の要素である。ダウンリンク物理リソースは、複数のリソースブロックを含む時間周波数リソースグリッドとして示される。リソースブロックは複数のリソースエレメント(RE)に分割される。スケジューラは、例えば無線機器により提供されるサービス品質(QoS)情報、送信されるデータの待ち行列の遅延、チャネル条件などに、その割り当て決定の基礎を置くことができる。
LTEはOFDMに基づくので、周波数領域の使用可能な送信リソースを異なる無線機器に分配することが可能である。この割り当ては、1サブフレームあたり1回、すなわち1ミリ秒に1回、動的に変更することができる。ネットワークノード中のメディアアクセス制御(MAC)スケジューラは、別々の無線機器とそれらのサービスにアップリンク及びダウンリンク無線リソースの両方を割り当てること及びスケジューリングすることを担当している。スケジューリングの決定はリソースブロックの割り当てだけでなく、どの変調およびコーディング体系を使用するか、及び、複数入力複数出力(MIMO)またはビームフォーミングを適用するか否かを対象とする。
LTEにおける送信は各サブフレーム内で動的にスケジューリングされ、そこにおいては、基地局が物理的なダウンリンク制御情報、すなわち物理ダウンリンク制御チャネル (PDCCH)、および発展型PDCCH(ePDCCH)を介してダウンリンク割り当ておよび/またはアップリンク許諾を或る無線機器、例えばユーザ機器に送信する。PDCCHは、各サブフレーム内の最初のOFDMシンボル内で送信され、おおよそシステム全体の帯域幅にわたる。PDCCHによって搬送されたダウンリンク割り当てを復号した無線機器は、無線機器に向けたデータを含むサブフレーム内のリソースエレメントが分かる。ダウンリンク割り当ては無線機器へ割り付けられた無線リソースの割り当てである。同様に、アップリンク許諾を受信すると、無線機器は、それがどの時間/周波数リソース上で送信すべきであるかが分かる。LTEダウンリンク中では、データは、物理ダウンリンク共用データチャネル(PDSCH)によって搬送され、そしてアップリンクにおいては、対応するリンクは物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)と呼ばれる。
拡張ダウンリンク制御シグナリング(ePDCCH)を規定する作業は第3世代パートナーシップ計画(3GPP)において進行中である。しかし、その制御シグナリングが、その復調のためのセル固有基準信号(CRS)の代わりに無線機器固有の復調基準信号(DMRS)を必要とするという根本的な差異とともに、PDCCHと同様な機能性を持つかもしれないことはありそうである。1つの利点は、無線機器固有の空間処理がePDCCHのために利用される可能性があることである。DMRSは、アップリンクデータおよび制御シグナリングのコヒーレント復調のために使われる物理的な信号である。CRSは復調と測定の両方のために使われる。
マルチTTIスケジューリング
スケジューリング割り当て/許諾のオーバーヘッドを減らすことに関して、LTEのリリース12中の内容について検討されている1つの機能はマルチTTIスケジューリングである。LTEにおけるTTIは1ミリ秒であり、それは1つのサブフレームと対応している。マルチTTIスケジューリング割り当て/許諾は、無線機器が複数のTTIに関係しているデータを受信または送信できることをその無線機器に示す。これは、主として音声呼などの低レートのストリーミングサービスを効率的にサポートするために使われる半持続的スケジューリング(SPS)と混同されるべきでない。半持続的スケジューリングは、無線リソース制御(RRC)メッセージによって設定される半静的割り当てである。半持続的スケジューリングの場合、ネットワークノードは、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)無線機器に対して所定量の無線リソースを20ミリ秒間隔で割り当てることができる。従って、無線機器は、個々のTTIのリソースを要求する必要はなく、制御計画のオーバーヘッドを節約している。このスケジューリングは、リンク適応または他の要因のために必要とされているならば、ネットワークノードがリソース割り当てのタイプまたは位置を変更することができるという意味において半持続的である。
それと反対に、マルチTTIスケジューリングは、周波数におけるリソースブロック割り当ての情報を含めて、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットで動的に示される動的割り当てとして構想されている。それゆえ、マルチTTIスケジューリングはSPSよりずっと高い時間粒度で動作していて、周波数におけるリソース割り当てを変更する大幅に増大した柔軟性を持つ。DCIはアップリンクまたはダウンリンクリソース割り当てを含む。PDCCHは、DCIメッセージに含まれる無線機器のためのリソース割り当てを搬送する。
スケジューリング制限
基地局の実装の必須の特徴は、許されるスケジューリングに課された制約を最小化することである。とりわけ、データトラフィックは元来動的で、非常に短い時間的尺度で変わることがある。特に、複数のサブフレームに関係しているスケジューリング割り当て/許諾は、近々のサブフレームにおける基地局のスケジューリング動作を制約する。例えば、新しいデータが基地局に到着するなら、基地局は、前のスケジューリングの責任が果たされるまでこのデータを送信できないことがある。そのような制約は、遅延の影響を受けるトラフィックのために非常に有害な可能性のある、リンクにおける追加的な遅延を招く。同様にアップリンク送信に関するスケジューリングの制約は、通信ネットワークの性能と待ち時間とを低下させる。スケジューリングの制約は、無線環境とトラフィック負荷の変化に対する通信ネットワークの適応性を本質的に低下させる。
マルチTTIスケジューリングに関する既存の解決策は、多くの連続サブフレームのマッピングを含んでおり、それによりその有用性は、そのような送信が実際に適しているシナリオに制限される。干渉が送信ポイントの間で調整されるシステムにおいては、または、送信/受信が一定のサブフレームに制約される拡張セル間干渉協調(eICIC)すなわちセル範囲の拡張を採用している異種の展開においては、これは当てはまらない。
複数のTTIすなわちサブフレームに関するスケジューリング割り当て/許諾は、スケジューリング割り当て/許諾のシグナリングのオーバーヘッドが小さいという利点を有しているけれども、動的スケジューリングの柔軟性が減少するという犠牲を強いられる。
欧州特許2448347は、リレーノードおよびデータ送信のためのその方法に関連する。リレーノードはプリセット設定情報とマルチサブフレームスケジューリングのスケジューリング情報とを取得する。リレーノードは、マルチサブフレームダウンリンクまたはアップリンク送信を、取得した設定とスケジューリング情報とに応じて実行する。
欧州特許2434818は、マルチサブフレームを発送する方法及びシステムに関連する。
従って、この実施形態の目的は、通信ネットワークにおける無線機器のスケジューリングの改善した処理を提供することである。
第1の面によると、この目的は、通信ネットワーク内の無線機器のスケジューリングを処理するためのネットワークノードにおける方法によって達成される。ネットワークノードは、無線チャネルで無線機器と通信するよう構成される。このネットワークノードは、ネットワークノードが無線機器にデータを送信することができる、または無線機器からデータを受信することができる不連続サブフレームのセットを動的に割り当てる。ネットワークノードは、マルチTTIスケジューリングメッセージを無線機器に送信する。マルチTTIスケジューリングメッセージは動的に割り当てられた不連続サブフレームを示している情報を含む。
第2の面によると、この目的は、通信ネットワーク内の無線機器のスケジューリングを処理するための無線機器における方法によって達成される。無線機器は、無線チャネルでネットワークノードと通信するよう構成される。この無線機器はネットワークノードからのマルチTTIスケジューリングメッセージを受信する。マルチTTIスケジューリングメッセージは、無線機器がネットワークノードへデータを送信できる、またはネットワークノードからデータを受信できる、動的に割り当てられた不連続サブフレームのセットを示している情報を含む。
第3の面によると、この目的は、通信ネットワーク内の無線機器のスケジューリングを処理するためのネットワークノードによって達成される。ネットワークノードは、無線チャネルで無線機器と通信するよう構成される。このネットワークノードは、ネットワークノードが無線機器からデータを受信することができる、または無線機器へとデータを送信することができる不連続サブフレームのセットを動的に割り当てるよう構成された割り当てユニットを含む。ネットワークノードは、マルチTTIスケジューリングメッセージを無線機器に送信するよう構成された送信機を含む。マルチTTIスケジューリングメッセージは、動的に割り当てられた不連続サブフレームを示している情報を含む。
第4の面によると、この目的は、通信ネットワーク内の無線機器のスケジューリングを処理するための無線機器によって達成される。無線機器は、無線チャネルでネットワークノードと通信するよう構成される。この無線機器は、ネットワークノードからのマルチTTIスケジューリングメッセージを受信するよう構成された受信機を含む。マルチTTIスケジューリングメッセージは、無線機器がネットワークノードへデータを送信することができるまたはネットワークノードからのデータを受信することができる、動的に割り当てられた不連続ブフレームのセットを示している情報を含む。
マルチTTIスケジューリングメッセージが動的に割り当てられた不連続サブフレームと関連しているので、通信ネットワーク内の無線機器のスケジューリングの処理は改善されている。
当業者は、以下の詳細な説明を読めば付加的な特徴と利点とを認めるであろう。
この実施形態は、今から、実施形態を説明している添付図面を参照することで以下の詳細な説明においてより詳細に更に説明されるであろう。
LTEダウンリンク物理リソースの実施形態を説明している概要のブロック図である。 LTE時間領域構造の実施形態を説明している概要のブロック図である。 通信ネットワークの実施形態を説明している概要のブロック図である。 通信ネットワークの中で方法の実施形態を示しているシグナリングダイアグラムである。 ネットワークノードの中で方法の実施形態を説明しているフローチャートである。 ネットワークノードの実施形態を説明している概要のブロック図である。 無線機器の中で方法の実施形態を説明しているフローチャートである。 ネットワークノードの実施形態を説明している概要のブロック図である。 無線機器の実施形態を説明している概要のブロック図である。 ネットワークノードの実施形態を説明している概要のブロック図である。 図面は必ずしも一定の縮尺ではなく、一定の特徴の寸法は明晰さのために誇張されていることがある。その代わりに、ここの実施形態の原理を説明することに重点が置かれている。
図3は、この実施形態を実施することができる通信ネットワーク300を示す。例えばいくつかの実施形態において、通信ネットワーク300は、例えばLTE、LTEアドバンスト、広帯域符号分割多重接続(WCDMA)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM)、任意の他の3GPP無線アクセス技術、または無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)などの他の無線アクセス技術などの1つ以上の無線アクセス技術に適用される。
通信ネットワーク300はネットワークノード301を含む。ネットワークノード301は、基地局、NodeB、基地局コントローラ(BSC)、eNodeB、または無線チャネル310で無線機器305と通信することができるすべての他のネットワークノードであってよい。
無線機器305は、加入者が、事業者のネットワークによって提供されたサービスと、事業者の無線アクセスネットワーク及びコアネットワークがアクセス(例えばインターネットへのアクセス)を提供する、事業者のネットワーク外のサービスとにアクセスすることができる機器であってよい。無線機器305は携帯型または固定型の、通信ネットワーク300の無線チャネル上で通信可能な任意の機器、例えばユーザ機器、携帯電話、スマートフォン、センサ、計器、車両、家電製品、医療器具、メディアプレーヤ、カメラ、M2Mデバイス、または任意のタイプの消費者家電、例えばテレビ、ラジオ、照明器具、タブレットコンピュータ、ラップトップまたはPCであってよいが、それらに制限されない。無線機器305は、別の無線機器またはサーバなどの別のエンティティによって無線アクセスネットワーク経由で、音声および/またはデータを伝達することが可能な、携帯型、ポケット収納型、ハンドヘルド型、コンピュータ包含型又は車両搭載型の機器であり得る。
いくつかの実施形態に応じた通信ネットワーク300中で無線機器305のスケジューリングを処理するための方法は今から図4に描かれたシグナリングダイアグラムに関連して説明されるであろう。通信ネットワーク300は時分割複信(TDD)ネットワークまたは周波数分割複信(FDD)ネットワークであってよい。複信化は、ひとつの通信チャネルで双方向通信を達成する処理である。TDDは、送信と受信の両方について1つの周波数帯域を使う。FDDにおいては、送信機と受信機とは異なる搬送周波数で動作する。ネットワークノード301は基地局であってもよく、無線機器305はユーザ機器であってよい。この方法は以下のステップを含み、そのステップは下で説明されるとは別の適当な順序で実行されてもよい。
ステップ401
ネットワークノード301は、ネットワークノードが無線機器305へとデータを送信することができる、または無線機器305からのデータを受信することができる不連続サブフレームを動的に割り当てる。無線機器305の視点から見ると、ネットワークノード301は、無線機器305がネットワークノード301からデータを受信することができる、またはネットワークノード301へデータを送信することができる不連続サブフレームを動的に割り当てる。
不連続サブフレームは、互いに続いていないサブフレームであり、すなわちそれらは中断されるつながりまたは順序にある。例えば、4つの不連続サブフレームはサブフレーム1、3、6、および7であるかもしれない。連続するサブフレームは、中断されないつながりまたは順序で互いに続いているサブフレームである。例えば4つの連続サブフレームはサブフレーム1、2、3、および4であるかもしれない。
ネットワークノード301から無線機器305へのダウンリンクスケジューリング割り当ては着信データまたは無線機器305を対象とした高次レイヤの制御シグナリングによって引き起こされてよい。アップリンクスケジューリング許諾は無線機器305から受信するデータ送信要求の受信によって引き起こされてよい。
このステップ401はまた、連続サブフレームの割り当てを伴ってもよい。
不連続サブフレームは、アップリンクの不連続サブフレームまたはダウンリンクの不連続サブフレームであってよい。連続サブフレームはアップリンクの連続サブフレームまたはダウンリンクの連続サブフレームであってよい。
動的な割り当ては、1つのサブフレームリソースの割り当てが、それが停止するよう設定されるまで、特定の周期で持続的に再発するよう引き起こされる半持続的スケジューリングから、この実施形態を差別化する。SPSに関して、周期はRRCまたはMACによって半静的に設定されるけれども、オン/オフは動的に引き起こされうる。RRCは無線リソース制御プロトコルであり、無線機器305と無線アクセスネットワークとの間でレイヤ3の制御プレーンシグナリングを処理する。MACは、無線機器305及び基地局の中に存在しているメディアアクセス制御プロトコルである。
ステップ402
ネットワークノード301は、動的に割り当てられた不連続サブフレームを示している情報を含むマルチTTIスケジューリングメッセージを無線機器305に送信する。スケジューリングメッセージはダウンリンクのためのスケジューリング割り当て、および/またはアップリンクのためのスケジューリング許諾であり得る。マルチTTIスケジューリングメッセージに基づいて、無線機器は、どのサブフレームで、それがネットワークノード301へとデータを送信またはネットワークノードからデータを受信することになっているかを知る。
いくつかの実施形態において、動的に割り当てられた不連続サブフレームを示している情報は更に、無線機器305が送信または受信することになっているサブフレームに対応しているマルチTTIサブフレームパターンを示す。
いくつかの実施形態において、マルチTTIサブフレームパターンの基準点は、無線機器305でのメッセージの受信のサブフレームにある。いくつかの実施形態において、マルチTTIサブフレームパターンの基準点は、無線フレームタイミングに基づいて決定される。
いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは、複数の「オン」サブフレームを示している情報、または、或る区間内の複数の連続サブフレームを示している情報をさらに含む。これはサブフレームパターンの実施形態と関連している。「オン」サブフレームはサブフレームパターンと関連しており、ここで「オン」サブフレームは、その中でデータの送信/受信が生じ得るサブフレームである。サブフレームパターンは、従って、どのサブフレームが「オン」すなわち割り当てられている可能性があり、どのサブフレームが「オフ」すなわち割り当てられていないかを示す。サブフレームパターンがマルチTTIスケジューリングメッセージ例えば許諾とは無関係に設定されるならば、実際のマルチTTIスケジューリングメッセージは例えば、サブフレームパターンの次の5つの「オン」サブフレームの使用、または次の5つの連続サブフレームの中の「オン」サブフレームの使用を表示することができる。
また、サブフレームパターンが限りなく長く、例えば周期的に繰り返すことがあり、マルチTTIスケジューリング割り当てが、サブフレームパターンのどの持続期間に対して割り当てを適用するかの情報を含む可能性があることに注意すること。
いくつかの実施形態において、サブフレームパターンは、無線機器305が沈黙しているべき、またはネットワークノード301と無線機器305との間の通信が禁止される特定のサブフレームに一致し、かつ互換である。
いくつかの実施形態において、無線機器305は複数の候補サブフレームパターンによって設定されるか、または、複数の候補サブフレームパターンは標準の一部として決定される。マルチTTIスケジューリングメッセージは、その複数のサブフレームパターンのうちの特定のサブフレームパターンに対するインジケータを含んでもよい。複数の候補サブフレームパターンは少なくとも2つのサブフレームセットを含んでよい。
いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは、フレキシブルサブフレームのアップリンクまたはダウンリンク状態を示している情報を含む。サブフレームは、アップリンクまたはダウンリンクサブフレームであることについて柔軟である。TDDにおけるフレキシブルサブフレームは、ほぼ動的なベースでアップリンクまたはダウンリンクのために使用できるサブフレームである。マルチTTIスケジューリング許諾は、無線機器305に対して、それがフレキシブルサブフレームのダウンリンク受信すなわちダウンリンク状態を期待すべきであるかどうか、またはアップリンク送信すなわちアップリンク状態を実行すべきであるかどうかを示すことができる。
マルチTTIスケジューリングメッセージは非フレキシブルサブフレームと関連づけられてもよい。
ステップ403
無線機器305がマルチTTIスケジューリングメッセージを受信すると、それはマルチTTIスケジューリングメッセージ、すなわち割り当てまたは許諾を復号し、情報を解釈し、それに応じて動く。すなわち無線機器305は、それがアップリンクマルチTTIスケジューリング許諾を受信するなら、アップリンクデータ/制御を符号化し、表示された動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で送信し(ステップ404a参照)、ダウンリンクマルチTTIスケジューリング割り当てを受信するなら、表示された動的に割り当てられた不連続サブフレーム内でデータを受信して(ステップ404b参照)、復号する。
ステップ404a
いくつかの実施形態において、ネットワークノード301は動的に割り当てられた不連続サブフレーム内でデータを無線機器305に送信する。このステップはステップ404bの代替であり、すなわち、ステップ404aが実行されるときにはステップ404bは実行されない。
ステップ404b
いくつかの実施形態において、ネットワークノードは動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で無線機器305からデータを受信する。このステップはステップ404aの代替であり、すなわち、ステップ404bが実行されるとき、すなわちステップ404aは実行されない。
この実施形態は例えばLTE、小規模セル、物理リソースブロック(PRB)バンドリング、物理リソースグループ(PRG)、SPS、およびマルチTTIスケジューリングと関連している。PRGは多くのPRBの結合である。小規模セルのシナリオにおいては、集中トラフィックを持つ可能性があり、それゆえマルチTTIスケジューリング機能をよりよく使うことが可能である。集中トラフィックは普段は使わないユーザ機器を暗示しており、すなわち大規模セルの場合よりも頻度が低い。
一実施形態において、動的マルチTTIスケジューリングメッセージ(例えば、DCIフォーマットメッセージの一部分)は、すべて、時間内に連続的なわけではないサブフレームのセットを示すかもしれない。
一実施形態において、ネットワークノード301によって送信されたマルチTTIスケジューリングメッセージは、暗黙にまたは明示的にビットマップを表示し、ここで各ビットは、割り当て/許諾されているか、又はされていない特定のサブフレームと対応している。そのようなビットマップは周期的に繰り返すパターンであってもよく、その場合、1つの周期だけが明示的に表示される必要がある。
別の実施形態において、その表示は、無線機器305またはネットワークノード301がマルチTTIスケジューリングメッセージと関連したデータを受信/送信することになっているサブフレームに対応している明示的なサブフレームパターンを含んでいる。例えば、これらのパターンは、すべての他のサブフレーム、すべての第3のサブフレーム、3つのサブフレームのうちの2つなどと対応することができる。本実施形態の特定の場合、マルチTTIスケジューリングメッセージの周期性は、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)処理によって与えられた周期性に続く。そのような場合には、マルチTTI割り当ては、アップリンクまたはダウンリンクのどちらかにおいて所与のHARQ処理に割り当てられるように見られるかもしれない。TDDにおける周期性はFDDと比較して異なっており、割り当てられたアップリンク/ダウンリンク設定またはアップリンク/ダウンリンクの基準設定に依存しているTDDにおいては特有である。HARQ処理の値としてのこれは、異なる例の間で異なっている。ダウンリンクスケジューリングについて、その前提は、HARQフィードバックとそれに後続するダウンリンク割り当てとの間の最小の4つのサブフレームの遅延という前提が、その後続のダウンリンク割り当てに割り当てられることあってよい。FDDすなわちフレーム構成1において遅延は4ミリ秒であり、TDDシステム(フレーム構成2)については、サブフレームの正確な量は、TDDアップリンク/ダウンリンクの設定と、どのダウンリンクサブフレームが前提とされるかとに依存する。
一実施形態において、表示されたマルチTTIサブフレームパターンは、無線機器305での割り当て/許諾の受信のサブフレームに基準点、すなわち起点を持っている。別の実施形態において、サブフレームパターンの基準点は、無線機器305でのマルチTTIスケジューリング許諾の受信のタイミングとは無関係に無線フレームタイミングから決定される。
マルチTTIスケジューリング許諾は、さらに、サブフレームパターンのうちの、割り当てられる複数の「オン」サブフレームを示してもよい。代わりに、マルチTTIスケジューリングメッセージは、或る区間において考慮される複数の連続サブフレームを示してもよく、無線機器305はこの区間においてサブフレームパターンのうちの「オン」サブフレーム(それは不連続であってもよい)を割り当て/許諾される。
第1の割り当てタイプは、用いられる複数の「オン」フレームを示す。そして第2の割り当てタイプは複数のサブフレームを示し、それにおいて無線機器305は「オン」サブフレームを割り当てられている。
例えば、無線機器305は、「X」(使用可能)として、または「−」(使用不可)としてサブフレームを分類しているサブフレームパターンを受信する。
割り当てタイプ1:サブフレームパターンの次の3つのサブフレームを使う。
割り当てタイプ2:サブフレームパターンにおいて表示されている次の3つのサブフレームのうちのサブフレームを使う。
2種類の割り当てタイプは、テーブル1に示される以下の結果をもたらすであろう。
Figure 0005982582
上記の実施形態を結合した特定の実施形態において、無線機器305がダウンリンク割り当てを期待しているか、またはN番目の割り当てに対するアップリンク許諾を有するサブフレームが以下により与えられる。
(10 * SFN + サブフレーム) = [(10 * SFNstart time + subframestart time) + N * multiTTIInterval] modulo 10240
ここでパラメータSFNstart time及びsubframestart timeはそれぞれ、設定されたダウンリンク割り当て又はアップリンク許諾が(再)初期化された時間におけるシステムフレーム番号(SFN)及びサブフレームであるか、または、例えばRRCシグナリング、MACシグナリング、またはDCIメッセージによって行える事前定義済み信号によって初期値として与えられる。
各フレームはSFNで識別されてもよく、1つのフレームより長い周期を持つことがある異なる送信サイクルを制御するために使われる。RRCは、無線機器305と無線アクセスネットワークとの間で制御プレーンシグナリングを処理するプロトコルである。MACシグナリングはMACサブレイヤの一部である。
ひとつの無線フレームは10個のサブフレームを含むので、数10が上記の方程式において使われている。上記方程式中のmodulo 10240は、スーパーフレーム内の無線フレームの数に関連している。
パラメータmultiTTIIntervalは、マルチTTI割り当て又は許諾リソースの周期性を与える。一実施形態において、割り当てまたは許諾はある数のサブフレームN_maxに対して有効なだけであり、すなわちマルチTTIスケジューリングメッセージはN<Nmaxの場合に有効なだけである。ここでNおよびNmaxは正の整数である。その「場合」の数は、上記方程式により与えられる全ての場合、または、無線機器305がデータを受信した、またはデータを送信した場合のみを数えればよい。
さらなる実施形態において、トランスポートブロックの再送はマルチTTIスケジューリングメッセージの次の機会で起こるかもしれない。代わりに、ネットワークノード301に対してアップリンクとダウンリンクの両方で別々に送信ブロックの再送もスケジューリングできるかもしれない。
これらの実施形態のために、サブフレームパターンは、マルチTTIスケジューリングメッセージに対するDCIメッセージの一部として動的にシグナリングできるか、その代わりに、RRCまたはMACによって半静的に設定可能であるか(その場合、それらがすべてのマルチTTIスケジューリングメッセージによって共有されることがある。)のいずれかである。
代わりに、多くの候補サブフレームパターンが無線機器305に対してRRCまたはMACによって表示され、DCIフォーマットは、それらの対象パターンのうちのどれを特定の割り当て/許諾に対して適用するかを表示する。
eICICとの結合におけるマルチTTIスケジューリング
別の実施形態において、マルチTTIスケジューリング許諾は、ネットワークノード301からの又はネットワークノード301への送信について、特定のサブフレームの中、または通信が禁止された特定のサブフレームの中で沈黙しているべきである無線機器305に適用される。これはビットマップによって表示されるか、他のパラメータによって暗黙に誘導されてもよい。そのような動作の一例がeICICであり、そこでは例えば、マクロノードからの送信は、大部分ブランクのサブフレーム(Almost Blank Subframes : ABS)のグリッド上では沈黙しているべきである。同様に、セル範囲拡張ゾーン内の無線機器305は、マクロノード干渉により受信が妨害されるので、干渉されたピコノードからの非ABSサブフレーム内のデータを受信することができない。無線機器305の視点から、ABSパターンと非ABSパターンは2つのサブフレームセットを単位として設定され、LTEのリリース11においてはチャネル状態情報(CSI)報告に影響し、例えば干渉計測が2つの異なるサブフレームセットに対して独立して実行される。サブフレームセットの一方はABSパターンに対応し、他方は非ABSパターンに対応している。
eICICは、異なるネットワーク内のセル間干渉を処理するために3GPPリリース10に導入された。eICICは、そのようなネットワークにおける周波数内干渉を緩和するために、電力、周波数および時間領域を用いる。ABSはeICICにおいて導入された。
一実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージのために適用可能なサブフレームパターンは、設定されたサブフレームセットと一致する。
TDDとの結合におけるマルチTTIスケジューリング
一実施形態において、マルチTTIスケジューリング割り当てまたは許諾は、TDDシステムにおけるダウンリンクまたはアップリンクのサブフレームにあてはまるだけである。そのような一実施形態において、X個のサブフレームについての割り当て/許諾は、X個のダウンリンクサブフレームまたはX個のアップリンクサブフレームにあてはまる。ここでXは正の整数である。そのような他の実施形態において、割り当てはX個の連続サブフレームに当てはまるけれども、受信/送信は正しいアップリンク/ダウンリンク状態を持つサブフレームの上で実行されるだけである。
ここの実施形態はまたフレキシブルTDDを採用している通信ネットワークに応用でき、ここで例えば無線フレームのサブフレームの一部が、ネットワークノード301での瞬時のトラフィック状況に基づいてダウンリンクまたはアップリンクいずれかに割り当てられるフレキシブルサブフレームとして定義できる。一実施形態において、マルチTTIスケジューリング許諾はフレキシブルサブフレームの使用と結合することができる。そのような一実施形態において、アップリンク/ダウンリンクのフレキシブルサブフレームの状態は、マルチTTIスケジューリングメッセージの一部分として、またはそれとともにシグナリングされる。別の実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは非フレキシブルサブフレームに応用されるだけなのに対して、動的なシングルTTIスケジューリングメッセージは、フレキシブルサブフレーム内でアップリンクまたはダウンリンク送信を割り当てるために利用される。
別の実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは、すべてのTDD設定のためのアップリンクまたはダウンリンクであるサブフレームに制限されるか、制限されることが表示される。別の実施形態においては、マルチTTIスケジューリングメッセージは、現在のTDD設定と目的の対象TDD設定の両方においてアップリンクまたはダウンリンクであるサブフレームに制限される。これは、TDD設定は現在のマルチTTIスケジューリングメッセージと矛盾せずに変更され得る、という利点を有する。
上で説明された方法が、今からネットワークノード301の視点から見て説明されるであろう。図5は、通信ネットワーク300内の無線機器305のスケジューリングを処理するためのネットワークノード301における現在の方法を説明しているフローチャートである。上述したように、ネットワークノード301は、無線チャネル310上で無線機器305と通信するよう構成される。通信ネットワーク300はTDDネットワークまたはFDDネットワークであってよい。ネットワークノード301は基地局であってよく、無線機器305はユーザ機器であってよい。この方法は、ネットワークノード301によって実行される以下のステップを含み、このステップはどのような適切な順序ででも実行されてよい。
ステップ501
このステップは図4におけるステップ401に対応している。
ネットワークノード301は、ネットワークノード301が無線機器305へとデータを送信または無線機器305からデータを受信することができる不連続サブフレームのセットを動的に割り当てる。
ステップ502
このステップは図4におけるステップ402に対応している。
ネットワークノード301はマルチTTIスケジューリングメッセージを無線機器305に送信する。マルチTTIスケジューリングメッセージは動的に割り当てられた不連続サブフレームを表示している情報を含む。
マルチTTIスケジューリングメッセージは、ダウンリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング割り当てとアップリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング許諾の少なくとも一方であってよい。
いくつかの実施形態において、動的に割り当てられた不連続サブフレームを表示している情報は、ネットワークノード305が無線機器305へとデータを送信または無線機器305からデータを受信することになっている不連続サブフレームと対応しているマルチTTIサブフレームパターンをさらに表示する。サブフレームパターンは、無線機器305が沈黙しているべきサブフレームと一致するか、または、サブフレームパターンは、ネットワークノード301と無線機器305との間の通信が禁止されているサブフレームと一致するかもしれない。いくつかの実施形態において、無線機器305は複数の候補サブフレームパターンによって設定されて、マルチTTIスケジューリングメッセージは複数の候補サブフレームパターンのうちの特定のサブフレームパターンに対するインジケータを含む。
いくつかの実施形態において、マルチTTIサブフレームパターンの基準点は、マルチTTIスケジューリングメッセージが無線機器305で受信されるサブフレームにある。いくつかの実施形態において、マルチTTIサブフレームパターンの基準点は、無線フレームタイミングに基づいて決定される。
マルチTTIスケジューリングメッセージは、複数のサブフレームを表示している情報、または、時間区間と関連づけられ複数の連続サブフレームを表示している情報をさらに含むことができる。
マルチTTIスケジューリングメッセージは、フレキシブルサブフレームのアップリンク状態またはダウンリンク状態を示している情報を含むことができる。そのサブフレームは、アップリンクまたはダウンリンクサブフレームであることについて柔軟であることができる。いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは非フレキシブルサブフレームと関連づけられる。
ステップ502a
このステップは図4におけるステップ404aに対応している。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード301は、動的に割り当てられた不連続サブフレーム内でデータを無線機器305に送信する。このステップ502aは下記のステップ502bへの代案である。
ステップ502b
このステップは図4における404bに対応している。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード301は、動的に割り当てられた不連続サブフレーム内でデータを無線機器305から受信する。このステップ502bは上記のステップ502aへの代案である。
通信ネットワーク300内の無線機器305のスケジューリングを処理するための図4と図5において示された方法ステップを実行するために、ネットワークノード301は図6に示された配置を含む。上述したように、ネットワークノード301は、無線チャネル310上で無線機器305と通信するよう構成される。通信ネットワーク300はTDDネットワークまたはFDDネットワークであってよい。ネットワークノード301は基地局であってよく、無線機器305はユーザ機器であってよい。
ネットワークノード301は、ネットワークノード301が無線機器305へとデータを送信、または無線機器305からデータを受信することができる不連続サブフレームのセットを割り当てるよう構成される割り当てユニット601を含む。
ネットワークノード301は、マルチTTIスケジューリングメッセージを無線機器305に送信するよう構成される送信機603を含む。マルチTTIスケジューリングメッセージは動的に割り当てられた不連続サブフレームを表示している情報を含む。送信機605は、動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で無線機器305へとデータに送信するようさらに構成することができる。いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは、ダウンリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング割り当てとアップリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング許諾とのうちの少なくとも一方である。動的に割り当てられた不連続サブフレームを表示している情報は、ネットワークノード301が無線機器305からデータを受信する、または無線機器305にデータを送信することになっている不連続的なサブフレームに対応しているマルチTTIサブフレームパターンをさらに表示することができる。
いくつかの実施形態において、マルチTTIサブフレームパターンの基準点は、マルチTTIスケジューリングメッセージが無線機器305で受信されるサブフレームにあるか、または、マルチTTIサブフレームパターンの基準点は、無線フレームタイミングに基づいて決定される。いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは、複数の「オン」サブフレームを表示している情報または時間区間と関連づけられた複数の連続サブフレームを表示している情報をさらに含む。いくつかの実施形態において、サブフレームパターンは、無線機器305が沈黙しているべきサブフレームと一致するか、またはサブフレームパターンは、ネットワークノード301と無線機器305との間の通信が禁止されるサブフレームと一致する。いくつかの実施形態において、無線機器305は、複数の候補サブフレームパターンによって設定される。マルチTTIスケジューリングメッセージは、複数の候補サブフレームパターンのうちの特定のサブフレームパターンに対するインジケータを含むことができる。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード301は、動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で無線機器305からデータを受信するよう構成された受信機605をさらに含む。いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは、フレキシブルサブフレームのアップリンク状態またはダウンリンク状態を表示する情報を含み、ここでそのサブフレームはアップリンクサブフレームまたはダウンリンクサブフレームに関してフレキシブルである。いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは非フレキシブルサブフレームと関連づけられる。
ネットワークノード301は1つ以上の記憶装置を含むメモリ610をさらに含んでよい。メモリ610は、データ、受信したデータストリーム、電力レベル測定、閾値、時間区間、設定、マルチTTIスケジューリングメッセージすなわち割り当ておよび/または許諾、スケジューリング、連続サブフレームおよび不連続サブフレーム、サブフレームパターン、基準点、サブフレーム数、パラメータ、ダウンリンクおよびアップリンク情報、TDDおよびFDD情報、スケジューリング割り当て/許諾、および、ネットワークノード301において実行される場合にここの方法を実行するためのアプリケーションを記憶するために使用されるよう構成される。
当業者はまた、上述した受信機605、割り当てユニット601、および送信機603が、アナログ回路とデジタル回路の組み合わせ、および/または、例えばメモリ610に格納されたソフトウェアおよび/またはファームウェアが、下で説明されるように機能しているプロセッサ615などのひとつ以上のプロセッサによって実行されるときに、ソフトウェアおよび/またはファームウェアとともに構成された1つ以上のプロセッサを示していても良いことを理解するであろう。
上述の方法は今から、無線機器305の視点から見て説明されるであろう。図7は、通信ネットワーク300内の無線機器305のスケジューリングを処理するための無線機器305における現在の方法を説明しているフローチャートである。上述されているように、無線機器305は、無線チャネル310上でネットワークノード301と通信するよう構成される。ネットワークノード301は基地局であってよく、無線機器305はユーザ機器であってよい。通信ネットワーク300はTDDネットワークまたはFDDネットワークであってよい。この方法は、無線機器305により実行される以下のステップを含み、これらステップは下に説明される以外のどのような適当な順序ででも実行できる。
ステップ701
このステップは図4におけるステップ402に対応している。
無線機器305はネットワークノード301からマルチTTIスケジューリングメッセージを受信する。マルチTTIスケジューリングメッセージは、無線機器305がネットワークノード301へとデータを送信またはネットワークノード301からデータを受信することができる動的に割り当てられた不連続サブフレームのセットを表示している情報を含む。
マルチTTIスケジューリングメッセージは、ダウンリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング割り当てとアップリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング許諾の少なくとも一方であることができる。
いくつかの実施形態において、動的に割り当てられた不連続サブフレームを表示している情報は、無線機器305がネットワークノード301にデータを送信またはネットワークノード301からデータを受信することになっているサブフレームに対応しているマルチTTIサブフレームパターンをさらに表示する。
いくつかの実施形態において、マルチTTIサブフレームパターンの基準点は、マルチTTIスケジューリングメッセージが無線機器305で受信されたサブフレームであるか、マルチTTIサブフレームパターンの基準点は、無線フレームタイミングに基づいて決定される。
マルチTTIスケジューリングメッセージは、複数の「オン」サブフレームを示している情報または時間区間と関連づけられた複数の連続サブフレームを示している情報をさらに含んでよい。
サブフレームパターンは、無線機器305が沈黙しているべきサブフレームと一致してよいし、サブフレームパターンは、ネットワークノード301と無線機器305との間の通信が禁止されたサブフレームとマッチしてもよい。
いくつかの実施形態において、無線機器305は複数の候補サブフレームパターンによって設定される。マルチTTIスケジューリングメッセージは複数のサブフレームパターンのうちの特定のサブフレームパターンに対するインジケータを含むことができる。
いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージはフレキシブルサブフレームのアップリンク状態またはダウンリンク状態を表示している情報を含む。そのサブフレームはアップリンクまたはダウンリンクサブフレームであることについて柔軟であることができる。
マルチTTIスケジューリングメッセージは非フレキシブルサブフレームと関連づけられることができる。
ステップ702
このステップは図4におけるステップ403に対応している。
いくつかの実施形態において、無線機器305は受信したマルチTTIスケジューリングメッセージを復号する。
ステップ703
このステップは図4におけるステップ403aに対応している。
いくつかの実施形態において、無線機器305は、動的に割り当てられた不連続サブフレーム内でネットワークノード301からデータを受信する。
ステップ704
このステップは、図4のステップ403bに対応している。
いくつかの実施形態において、無線機器305は、動的に割り当てられた不連続サブフレーム内でネットワークノード301にデータを送信する。
通信ネットワーク300内の無線機器のスケジューリングを処理するための図7に示された方法ステップを実行するために、無線機器305は図8に示された配置を含む。上述したように、無線機器305は、無線チャネル310上でネットワークノード301と通信するよう構成される。通信ネットワーク300はTDDネットワークまたはFDDネットワークであってよい。ネットワークノード301は基地局であってよく、無線機器305はユーザ機器であってよい。
無線機器305は、ネットワークノード301からのマルチTTIスケジューリングメッセージを受信するよう構成される受信機801を含む。マルチTTIスケジューリングメッセージは、無線機器305がネットワークノード301へデータを送信することができる、またはネットワークノード301からデータを受信することができる動的に割り当てられた不連続サブフレームのセットを表示している情報を含む。レシーバ801は動的に割り当てられた不連続サブフレーム内でネットワークノード301からデータを受信するようにさらに構成することができる。
無線機器305は、受信したマルチTTIスケジューリングメッセージをデコードするように構成されたデコーディングユニット803をさらに含んでよい。
いくつかの実施形態において、無線機器305は、動的に割り当てられた不連続サブフレーム内でネットワークノード301へデータを送信するよう構成される送信機805を含む。
マルチTTIスケジューリングメッセージは、ダウンリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング割り当てとアップリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング許諾とのうちの少なくとも一方であってよい。
動的に割り当てられた不連続サブフレームを表示している情報は、無線機器305がネットワークノード301からデータを受信すべき、またはネットワークノード301にデータを送信することになっているサブフレームに対応しているマルチTTIサブフレームパターンをさらに表示することができる。
いくつかの実施形態において、マルチTTIサブフレームパターンの基準点は、マルチTTIスケジューリングメッセージが無線機器305で受信するサブフレームであるか、またはマルチTTIサブフレームパターンの基準点は、無線フレームタイミングに基づいて決定される。
マルチTTIスケジューリングメッセージは複数の「オン」サブフレームを示している情報、または時間区間と関連づけられた複数の連続サブフレームを示している情報をさらに含むことができる。
いくつかの実施形態において、サブフレームパターンは、無線機器305が沈黙しているべきサブフレームと一致するか、または、サブフレームパターンは、ネットワークノード301と無線機器305との間の通信が禁止されるサブフレームと一致する。
無線機器305は複数の候補サブフレームパターンによって設定されることができ、マルチTTIスケジューリングメッセージは複数のサブフレームパターンのうちの特定のサブフレームパターンに対するインジケータを含むことができる。
いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージはフレキシブルサブフレームのアップリンク状態またはダウンリンク状態を表示している情報を含み、そのサブフレームはアップリンクまたはダウンリンクサブフレームであることについて柔軟である。いくつかの実施形態において、マルチTTIスケジューリングメッセージは非フレキシブルサブフレームと関連づけられる。
無線機器305は1つ以上の記憶装置を含むメモリ810をさらに含んでよい。メモリ810は、データ、受信したデータストリーム、電力レベル測定、閾値、時間区間、設定、マルチTTIスケジューリングメッセージ、スケジューリング、連続サブフレームおよび不連続サブフレーム、サブフレームパターン、基準点、サブフレーム数、パラメータ、ダウンリンクおよびアップリンク情報、TDDおよびFDD情報、スケジューリング割り当て/許諾、および、無線機器305において実行される場合にここの方法を実行するためのアプリケーションを記憶するために使用されるよう構成される。
当業者はまた、上述した受信機801、復号ユニット803、および送信機805が、アナログ回路とデジタル回路の組み合わせ、および/または、例えばメモリ810に格納されたソフトウェアおよび/またはファームウェアが、下で説明されるように機能しているプロセッサ815などのひとつ以上のプロセッサによって実行されるときに、ソフトウェアおよび/またはファームウェアとともに構成された1つ以上のプロセッサを示していても良いことを理解するであろう。
無線機器305をスケジューリングするための現在のメカニズムは、この実施形態の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、図6に描かれたネットワークノード配置の中のプロセッサ615および図8に描かれた無線機器配置の中のプロセッサ815などの1つ以上のプロセッサを通して実装することができる。プロセッサは例えば、信号処理プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)プロセッサ、またはマイクロプロセッサであってよい。上述したプログラムコードはまた、例えばネットワークノード301および/または無線機器305にロードされたときにこの実施形態を実行するためのコンピュータプログラムを担持するデータキャリヤという形でコンピュータプログラム製品として提供できる。1つのそのようなキャリヤがCDROMディスクという形であってもよい。しかしそれは、メモリスティックなどの他のデータキャリヤによって実現可能である。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、ネットワークノード301および/または無線機器305にダウンロードされてもよい。
図3における例示の通信ネットワーク300は、無線機器の間または無線機器と有線電話などの別の通信装置との間の通信をサポートするために適切などのような追加の構成要素でもさらに含むことができる。説明された無線機器301は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な結合を含む通信装置を表すことができるけれども、この無線機器は、詳細な実施例においては、図9によってさらに詳しく説明された例示の無線機器301などのデバイスを表してもよい。同様に、説明されたネットワークノードは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な結合を含むネットワークノードを表すことができるけれども、これらのネットワークノードは、詳細な実施例においては、図10によってさらに詳しく説明された例示のネットワークノード305などのデバイスを表してもよい。
図9に例示するように、例示の無線機器305は、プロセッサ815、メモリ810、無線回路910、および少なくとも1つのアンテナを含む。無線回路910は、RF回路とベースバンド処理回路(不図示)を含んでよい。詳細な実施例では、移動通信機器または無線機器の他の形によって提供されることとして上述した機能性の一部またはすべてが、図8と図9とに示されたメモリ810などのコンピュータ可読媒体に格納された命令を実行するプロセッサ815によって提供できる。無線機器305の代替の実施形態は、上述した機能性の全ておよび/または上述した解決策をサポートするために必要な機能性の全てを含む無線機器の機能性の一面を提供することに責任がある可能性のある、図9に示した構成要素を超えた追加の構成要素を含むことができる。
図10に例示するように、例示のネットワークノード301は、プロセッサ615、メモリ610、無線回路1010、ネットワークインターフェース1040、および少なくとも1つのアンテナを含む。プロセッサ615は、RF回路とベースバンド処理回路(不図示)を含んでよい。詳細な実施例では、移動基地局、基地局コントローラ、リレーノード、NodeB、eNodeBおよび/またはすべての他のタイプの移動通信ノードによって提供されることとして上述した機能性の一部またはすべてが、図6と図10に示されたメモリ610などのコンピュータ可読媒体に格納された命令を実行するプロセッサ615によって提供できる。ネットワークノード301の代替の実施形態は、上で特定した機能性の全ておよび/または上述した解決策をサポートするために必要な機能性の全てを含む追加の機能性を提供することについて責任がある追加の構成要素を含むことができる。
この実施形態は、時間内の不連続サブフレームのセットの動的な割り当てを含むマルチTTIスケジューリングメッセージと関連している。マルチTTIスケジューリングメッセージは、マルチTTIスケジューリング割り当てまたは許諾である可能性がある。この開示を通して、不連続サブフレームのセットによって、少なくともひとつのサブフレームにより分離される少なくとも2つの重複しない連続サブフレームのグループへ分割できるサブフレームのセットが参照される。
そのようなスケジューリング割り当て/許諾は、周波数においてというよりも時間において複数の無線機器のインタリービング方式を可能にすることを含む多くの利点を持っている。無線機器が、データがないサブフレーム内でスリープし、割り当てられるTTIにおいて「フル」レートで受信することができるので、これはよりバッテリ効率がよい。すなわち無線「オン」時間は最小化される。
さらに、この実施形態は、eICICを採用しているシステムなど、すべてのサブフレームが送信/受信に適当なわけではないシステムにおいてマルチTTI割り当て/許諾の効率的な使用ができる。
複数のTTIに関連しているスケジューリング割り当て/許諾(サブフレーム)は、スケジューリング割り当て/許諾シグナリングのオーバーヘッドを減らすという利点を有するけれども、動的スケジューリングの柔軟性が低下するという犠牲を強いられる。この実施形態はそのようなスケジューリングの制限を緩和する。
この実施形態は、特定の(不連続)サブフレーム上の動的なマルチTTI割り当て/許諾を可能とし、それは無線機器の時間多重化を可能とし、無線「オン」時間が最小化されるので無線機器の電力使用を改善する。
さらに、この実施形態は、いくつかのサブフレームが送信に不適当である送信制約について許す。それはたとえば、eICICすなわちセル範囲拡張を採用するシステム、または干渉協調システムにおける場合であり得、そこにおいて複数の送信ポイントからの送信は干渉衝突を避けるように調整される。
この実施形態は上述した機能と利点に制限されない。当業者は、上記の詳細な説明を読めば追加的な特徴と利点とを認めるであろう。
3GPP LTEからの用語がここに実施形態を例証するためにこの開示で用いられているけれども、このことが前述の通信ネットワークのみに対する制限と考えられるべきでないことに注意すること。WCDMA、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウエーブアクセス(WiMax)、ウルトラモバイルブロードバンド方式(UMB)およびGSMを含む他の通信ネットワークはまた、この開示内でカバーされたアイデアを利用することから利益を得ることができる。
また、eNodeBおよびUEなどの用語は制限していないとみなされるべきで、とりわけその2つの間の階層関係を意味しない。一般には"eNodeB"はデバイス1として、"UE"はデバイス2として考えることができ、これら2つのデバイスは何らかの無線チャネル例えば無線チャネル310で互いに通信する。ここでは、ダウンリンク中の無線送信に着目しているが、ここの実施形態はアップリンク内でも等しく適用可能である。
上記の中で、ここの実施形態は、多くの模範的な実施形態によってより詳細に説明される。これらの実施形態が相互排他的ではないことは注目されるべきである。一方の実施形態からの構成要素は、別の実施形態に存在すると暗黙に仮定することができ、どのようにそれらの構成要素が他の模範的な実施形態において使われ得るかは当業者には明らかであろう。
ここの実施形態は上述された実施形態に制限されない。様々な代替方法、変形、および均等物が使われてもよい。従って、上記の実施形態は、ここに実施形態の範囲を制限することとしてとられるべきでない。
用語「含む/含んでいる」は、この明細書の中で使われる場合には、記述した機能、整数、ステップ、または構成要素の存在を特定するために用いられるけれども、1つ以上の他の機能、整数、ステップ、構成要素、またはそれらのグループの存在あるいは追加を妨げないことは強調されるべきである。構成要素に先行している単語「a」または「an」は、複数のそのような構成要素の存在を除外しないことにも注目されるべきである。
ここに使われた用語「設定される」はまた、「配置される」または「構成される」と呼ばれてもよい。
添付された特許請求の範囲において定義された方法のステップが、ここの実施形態を逸脱せずに、それらが出る順序とは別の順序で実行されてもよいことはまた強調されるべきである。

Claims (42)

  1. 通信ネットワーク(300)において無線機器(305)のスケジューリングを処理するためのネットワークノード(301)における方法であって、前記ネットワークノード(301)は無線チャネル(310)で前記無線機器(305)と通信するよう構成されており、
    前記ネットワークノード(301)が前記無線機器(305)にデータを送信することができる、または前記無線機器(305)からデータを受信することができる不連続サブフレームのセットを動的に割り当て(401, 501)、
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレームを示している情報を含むマルチ送信時間区間(TTI)スケジューリングメッセージを前記無線機器(305)に送信(402、502)
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレームを示している情報が、前記ネットワークノード(301)が前記無線機器(305)からデータを受信することになっている、または前記無線機器(305)にデータを送信することになっている不連続サブフレームに対応しているマルチTTIサブフレームパターンをさらに示し、それにより前記マルチTTIサブフレームパターンが、どのサブフレームがオンでありかつ割り当て可能であり、どのサブフレームがオフでありかつ割り当てられていないかを示し、
    前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、複数のオンのサブフレームを示す情報または時間区間と関連付けられた複数の連続サブフレームを示す情報をさらに含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で前記無線機器(305)にデータを送信すること(404a、502a)と、
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で前記無線機器(305)からデータを受信すること(404b、502b)と
    のうちの少なくとも一方をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、ダウンリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング割り当てと、アップリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング許諾とのうちの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記マルチTTIサブフレームパターンの基準点が、マルチTTIスケジューリングメッセージが前記無線機器(305)で受信されるサブフレームにあるか、または前記マルチTTIサブフレームパターンの前記基準点が、無線フレームタイミングに基づいて決定されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記サブフレームパターンが、前記無線機器(305)が沈黙しているべきサブフレームと一致するか、または前記サブフレームパターンが、前記ネットワークノード(301)と前記無線機器(305)との間の通信が禁止されるサブフレームと一致することを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記無線機器(305)が複数の候補サブフレームパターンによって設定され、前記マルチTTIスケジューリングメッセージが前記複数の候補サブフレームパターンのうちの特定のサブフレームパターンに対するインジケータを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記通信ネットワーク(300)は、時分割複信(TDD)ネットワーク、または周波数分割複信(FDD)ネットワークであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、フレキシブルサブフレームのアップリンク状態またはダウンリンク状態を示している情報を含んでおり、前記サブフレームがアップリンクまたはダウンリンクサブフレームであることについて柔軟であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、非フレキシブルサブフレームと関連づけられることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ネットワークノード(301)が基地局であり、前記無線機器(305)がユーザ機器であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  11. 通信ネットワーク(300)において無線機器(305)のスケジューリングを処理するための無線機器 (305)における方法であって、前記無線機器(305)は無線チャネル(310)でネットワークノード(301)と通信するよう構成されており、
    前記無線機器(305)が前記ネットワークノード(301)へデータを送信することができる、または前記ネットワークノード(301)からデータを受信することができる動的に割り当てられた不連続サブフレームのセットを示している情報を含むマルチ送信時間区間(TTI)スケジューリングメッセージを前記ネットワークノード(301)から受信(402, 701)
    前記不連続サブフレームを示している前記情報が、前記無線機器(305)が前記ネットワークノード(301)からデータを受信することになっている、または前記ネットワークノード(301)へデータを送信することになっているサブフレームに対応しているマルチTTIサブフレームパターンをさらに示し、それにより前記マルチTTIサブフレームパターンが、どのサブフレームがオンでありかつ割り当て可能であり、どのサブフレームがオフでありかつ割り当てられていないかを示し、
    前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、複数のオンサブフレームを示している情報、または時間区間と関連づけられた複数の連続サブフレームを示している情報をさらに含む
    ことを特徴とする方法。
  12. 前記受信したマルチTTIスケジューリングメッセージを復号する(403, 702)ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で前記ネットワークノード(301)からデータを受信すること(403a, 703)と、
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で前記ネットワークノード(301)にデータを送信すること(403b, 704)と
    のうちの少なくとも一方をさらに含むことを特徴とする請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、ダウンリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング割り当てと、アップリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング許諾とのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記マルチTTIサブフレームパターンの基準点が、前記マルチTTIスケジューリングメッセージが前記無線機器(305)で受信されるサブフレームであるか、または前記マルチTTIサブフレームパターンの基準点が、無線フレームタイミングに基づいて決定されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 前記サブフレームパターンが、前記無線機器(305)が沈黙しているべきサブフレームと一致するか、または前記サブフレームパターンが、前記ネットワークノード(301)と前記無線機器(305)との間の通信が禁止されるサブフレームと一致することを特徴とする請求項11乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記無線機器(305)が、複数の候補サブフレームパターンによって設定され、前記マルチTTIスケジューリングメッセージが前記複数のサブフレームパターンのうちの特定のサブフレームパターンに対するインジケータを含むことを特徴とする請求項11乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記通信ネットワーク(300)が、時分割複信(TDD)ネットワーク、または周波数分割複信(FDD)ネットワークであることを特徴とする請求項11乃至17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、フレキシブルサブフレームのアップリンク状態またはダウンリンク状態を示している情報を含み、前記サブフレームがアップリンクまたはダウンリンクサブフレームであることについて柔軟であることを特徴とする請求項11乃至18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが非フレキシブルサブフレームと関連づけられることを特徴とする請求項11乃至19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記ネットワークノード(301)が基地局であり、前記無線機器(305)がユーザ機器であることを特徴とする請求項11乃至20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 通信ネットワーク(300)において無線機器(305)のスケジューリングを処理するためのネットワークノード(301)であって、前記ネットワークノード(301)は無線チャネル(310)で前記無線機器(305)と通信するよう構成されており、
    前記ネットワークノード(301)が前記無線機器(305)にデータを送信することができる、または前記無線機器(305)からデータを受信することができる不連続サブフレームのセットを動的に割り当てるよう構成された割り当てユニット(601)と、
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレームを示している情報を含むマルチ送信時間区間(TTI)スケジューリングメッセージを前記無線機器(305)に送信するよう構成された送信機(603)とを有し、
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレームを示している情報が、前記ネットワークノード(301)が前記無線機器(305)からデータを受信することになっている、または前記無線機器(305)にデータを送信することになっている不連続サブフレームに対応しているマルチTTIサブフレームパターンをさらに示し、それにより前記マルチTTIサブフレームパターンが、どのサブフレームがオンでありかつ割り当て可能であり、どのサブフレームがオフでありかつ割り当てられていないかを示し、
    前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、複数のオンのサブフレームを示す情報または時間区間と関連付けられた複数の連続サブフレームを示す情報をさらに含む
    ことを特徴とするネットワークノード(301)。
  23. 前記送信機(603)はさらに、
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で無線機器(305)へデータを送信するよう構成され、
    前記ネットワークノード(301)はさらに、
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で無線機器(305)からデータを受信するよう構成された受信機(605)を有することを特徴とする請求項22に記載のネットワークノード(301)。
  24. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、ダウンリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング割り当てとアップリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング許諾とのうちの少なくとも一方であることを特徴とする請求項22または23に記載のネットワークノード(301)。
  25. 前記マルチTTIサブフレームパターンの基準点が、マルチTTIスケジューリングメッセージが前記無線機器(305)で受信されるサブフレームにあるか、または前記マルチTTIサブフレームパターンの前記基準点が、無線フレームタイミングに基づいて決定されることを特徴とする請求項22に記載のネットワークノード(301)。
  26. 前記サブフレームパターンが、前記無線機器(305)が沈黙しているべきサブフレームと一致するか、または前記サブフレームパターンが、前記ネットワークノード(301)と前記無線機器(305)との間の通信が禁止されるサブフレームと一致することを特徴とする請求項22乃至25のいずれか一項に記載のネットワークノード(301)。
  27. 前記無線機器(305)が複数の候補サブフレームパターンによって設定され、前記マルチTTIスケジューリングメッセージが前記複数の候補サブフレームパターンのうちの特定のサブフレームパターンに対するインジケータを含むことを特徴とする請求項22乃至26のいずれか一項に記載のネットワークノード(301)。
  28. 前記通信ネットワーク(300)は、時分割複信(TDD)ネットワーク、または周波数分割複信(FDD)ネットワークであることを特徴とする請求項22乃至27のいずれか一項に記載のネットワークノード(301)。
  29. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、フレキシブルサブフレームのアップリンク状態またはダウンリンク状態を示している情報を含んでおり、前記サブフレームがアップリンクまたはダウンリンクサブフレームであることについて柔軟であることを特徴とする請求項22乃至28のいずれか一項に記載のネットワークノード(301)。
  30. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、非フレキシブルサブフレームと関連づけられることを特徴とする請求項22乃至29のいずれか一項に記載のネットワークノード(301)。
  31. 前記ネットワークノード(301)が基地局であり、前記無線機器(305)がユーザ機器であることを特徴とする請求項22乃至30のいずれか一項に記載のネットワークノード(301)。
  32. 通信ネットワーク(300)において無線機器(305)のスケジューリングを処理するための無線機器 (305)であって、前記無線機器(305)は無線チャネル(310)でネットワークノード(301)と通信するよう構成されており、
    前記無線機器(305)が前記ネットワークノード(301)へデータを送信することができる、または前記ネットワークノード(301)からデータを受信することができる動的に割り当てられた不連続サブフレームのセットを示している情報を含むマルチ送信時間区間(TTI)スケジューリングメッセージを前記ネットワークノード(301)から受信するよう構成された受信機(801)を有し、
    前記不連続サブフレームを示している前記情報が、前記無線機器(305)が前記ネットワークノード(301)からデータを受信することになっている、または前記ネットワークノード(301)へデータを送信することになっているサブフレームに対応しているマルチTTIサブフレームパターンをさらに示し、それにより前記マルチTTIサブフレームパターンが、どのサブフレームがオンでありかつ割り当て可能であり、どのサブフレームがオフでありかつ割り当てられていないかを示し、
    前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、複数のオンサブフレームを示している情報、または時間区間と関連づけられた複数の連続サブフレームを示している情報をさらに含む
    ことを特徴とする無線機器(305)。
  33. 前記受信したマルチTTIスケジューリングメッセージを復号する復号ユニット(803)
    をさらに有することを特徴とする請求項32に記載の無線機器(305)。
  34. 前記受信機(801)はさらに、
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で前記ネットワークノード(301)からデータを受信するよう構成され、
    前記動的に割り当てられた不連続サブフレーム内で前記ネットワークノード(301)にデータを送信する送信機(805)
    をさらに含むことを特徴とする請求項32または33に記載の無線機器(305)。
  35. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、ダウンリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング割り当てと、アップリンク方向についてのマルチTTIスケジューリング許諾とのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項32乃至34のいずれか一項に記載の無線機器(305)。
  36. 前記マルチTTIサブフレームパターンの基準点が、前記マルチTTIスケジューリングメッセージが前記無線機器(305)で受信されるサブフレームであるか、または前記マルチTTIサブフレームパターンの基準点が、無線フレームタイミングに基づいて決定されることを特徴とする請求項32に記載の無線機器(305)。
  37. 前記サブフレームパターンが、前記無線機器(305)が沈黙しているべきサブフレームと一致するか、または前記サブフレームパターンが、前記ネットワークノード(301)と前記無線機器(305)との間の通信が禁止されるサブフレームと一致することを特徴とする請求項32乃至36のいずれか一項に記載の無線機器(305)。
  38. 前記無線機器(305)が、複数の候補サブフレームパターンによって設定され、前記マルチTTIスケジューリングメッセージが前記複数のサブフレームパターンのうちの特定のサブフレームパターンに対するインジケータを含むことを特徴とする請求項32乃至37のいずれか一項に記載の無線機器(305)。
  39. 前記通信ネットワーク(300)が、時分割複信(TDD)ネットワーク、または周波数分割複信(FDD)ネットワークであることを特徴とする請求項32乃至38のいずれか一項に記載の無線機器(305)。
  40. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが、フレキシブルサブフレームのアップリンク状態またはダウンリンク状態を示している情報を含み、前記サブフレームがアップリンクまたはダウンリンクサブフレームであることについて柔軟であることを特徴とする請求項32乃至39のいずれか一項に記載の無線機器(305)。
  41. 前記マルチTTIスケジューリングメッセージが非フレキシブルサブフレームと関連づけられることを特徴とする請求項32乃至40のいずれか一項に記載の無線機器(305)。
  42. 前記ネットワークノード(301)が基地局であり、前記無線機器(305)がユーザ機器であることを特徴とする請求項32乃至41のいずれか一項に記載の無線機器(305)。
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