JP5974612B2 - 超音波モータ - Google Patents
超音波モータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5974612B2 JP5974612B2 JP2012101894A JP2012101894A JP5974612B2 JP 5974612 B2 JP5974612 B2 JP 5974612B2 JP 2012101894 A JP2012101894 A JP 2012101894A JP 2012101894 A JP2012101894 A JP 2012101894A JP 5974612 B2 JP5974612 B2 JP 5974612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- vibrator
- piezoelectric element
- contact
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 51
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000007480 spreading Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 24
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 22
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 11
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
図1は、本発明の第一実施形態に係る超音波リニアモータ1の構成を示す概略図である。なお、図1では、超音波リニアモータ1の構成の側面図を示すと共に、発振回路80の概略構成についても示している。図2は、超音波リニアモータ1の構成を示す正面図である。図3A、図3Bは、振動子50の斜視図である。
はじめに、本実施形態の超音波リニアモータ1の概要について説明する。
第一振動子領域51は、厚さ方向に分極された圧電素子20aおよび固定部30aを有する。第二振動子領域52は、厚さ方向に分極された圧電素子20bおよび固定部30bを有する。
発振回路80は、圧電素子20a、20bにそれぞれ交番電圧を印加して、第一振動子領域51および第二振動子領域52を個別に面拡がり方向に共振させる電圧印加手段である。
第一振動子領域51は、面拡がり方向の共振により固定部30aに対して接離方向に振動する第一振動部位(振動端部23a)を含む。第二振動子領域52は、面拡がり方向の共振により固定部30bに対して接離方向に振動する第二振動部位(振動端部23b)を含む。
本実施形態の超音波モータ10は、第一振動部位(振動端部23a)と第二振動部位(振動端部23b)とを連結する連結部55と、この連結部55に設けられた接触子60と、を備えている。
まず基台部100について説明する。基台部100は、超音波リニアモータ1の全体を支持する部分である。この基台部100は底面部101と立設部102とを有している。そして、図2に示すように、底面部101と立設部102とによって、側面視した形状が略L字形状に設けられている。この基台部100の底面部101には加圧バネ110が取り付けられ、基台部100の立設部102には、第1のスライダ130と第2のスライダ140とが取り付けられている。
超音波モータ10は、接触子60によって第2のスライダ140を正方向または逆方向(図1の右方;X1側)に切り替え駆動する。本実施形態の第2のスライダ140の移動方向は直線方向であり、図1の左右方向(X方向)に対応する。本実施形態では、図1の左方(X1側)を第2のスライダ140の正方向とし、図1の右方(X2側)を逆方向とする。
第一振動子領域51は、略正方形状をなし、厚さ方向に分極された圧電素子20aおよびその表裏の主面の略全面に設けられた印加電極を備えている。圧電素子20aの面央部22には、第一振動子領域51を保持具120に固定するための凹穴が固定部30aとして設けられている。同様に、第二振動子領域52もまた略正方形状をなし、厚さ方向に分極された圧電素子20bおよびその表裏の主面の略全面に設けられた印加電極を備えている。圧電素子20bの面央部22にも凹穴が固定部30bとして設けられている。
駆動電極54a、54bは、第一振動子領域51および第二振動子領域52の一方面に個別に設けられて発振回路80により交番電圧が選択的に印加される印加電極である。共通電極54cは、圧電素子20の他方面に第一振動子領域51と第二振動子領域52とにまたがって形成されて交番電圧が同時に印加される印加電極である。
スイッチSW1のコモン端子S0は、発振器82の一方の出力端子83に常時接続されている。端子S1は第一振動子領域51の駆動電極54aと接続され、端子S2は第二振動子領域52の駆動電極54bと接続されている。発振器82の他方の出力端子84は第一振動子領域51および第二振動子領域52の共通電極54cと接続されている。このように、各電極領域に配線を行うだけでよいため、複雑な配線工程は不要である。
この状態で、スイッチSW1を端子S1側に入れると、交番電圧は駆動電極54aと共通電極54cに印加される。一方、スイッチSW1を端子S2側に入れると、交番電圧は駆動電極54bと共通電極54cに印加される。
これにより、スイッチSW1を端子S1に入れた場合には第一振動子領域51が共振し、第二振動子領域52は開放される。逆にスイッチSW1を端子S2に入れた場合には第二振動子領域52が共振し、第一振動子領域51は開放される。このとき、共振側と開放側の振動子領域は凹部36により実質的に分断されているため、共振側の振動子領域における歪みは、連結部55、56を変位させて接触子60を駆動するにとどまり、開放側の振動子領域には実質的に伝達されない。
かかる圧電素子20に対して、第一振動子領域51に印加する正弦波電圧の周波数を変化させながら圧電素子20のインピーダンスをシミュレートした。このとき、固定部30、接触子60、駆動電極54a、54bおよび共通電極54cの剛性は無視している。
これにより、連結部55に形成した接触子60には、第一振動子領域51の共振により図6における右上方向に間欠的に駆動力が生じる。
このように、本実施形態の印加手段(発振回路80)は、交番電圧を印加する圧電素子20a、20bの選択を切り替えることで、接触子60の往復運動の軌跡を変化させる。
図10は、第二実施形態に係る超音波リニアモータ1の構成を示す概略図である。図11(A)は、第二実施形態に係る超音波モータ10(振動子50)を示す平面模式図であり、図11(B)は、連結部55の近傍に関する部分拡大図である。
たとえば、第一接続部55aの延在する角度θは30度であり、振動端部23aが共振する角度φは45度である。なお、振動端部23bの接離方向D4と基準方向D1とのなす角も30度である。しかしながら、角度θおよび角度φは、これらの角度に限られるものではない。
図13(A)は、第一振動子領域51と第二振動子領域52が略同一の正方形であって、かつ対角線同士が直線状に配置されている第一変形例にかかる振動子50の模式図である。図13(B)は、第一振動子領域51と第二振動子領域52が略同一の円形である第二変形例にかかる振動子50の模式図である。各図において、固定部30aを固定して駆動電極54aに正弦波電圧を印加した場合の共振方向を両側矢印で示している。
この変形例のように第一振動子領域51と第二振動子領域52をそれぞれ円形とすることで、それぞれの振動子において等方的な面拡がり振動が生じるため、周縁部24の任意の位置から第一接続部55a、第二接続部55bを延出させた場合も接触子60を好適に駆動することができる。
また、上述した第一実施形態および第二実施形態における超音波リニアモータ1が備える超音波モータ10の振動子50は、たとえば図14に示すような構成とすることも可能である。図14は、第三実施形態の振動子50の分解斜視図である。
本実施形態の振動子50は、第一振動子領域51、第二振動子領域52および連結部55に亘る金属製のベース部材58を備えている。第一振動子領域51および第二振動子領域52は、交番電圧の印加電極である駆動電極54aが形成された圧電素子20がベース部材58にそれぞれ接合されて構成されている。
これにより、第一振動子領域51には面拡がり方向の共振が生じる。そして、ベース部材58の長辺部中央に設けた接触子60には、この長辺方向に対して斜め直線方向の軌跡を描く振動が生じる。このようにすることで、第2のスライダ140が右向き(X1に向かう向き)に移動させられる駆動力が与えられる。
そして、正弦波電圧の給電と開放を第一振動子領域51と第二振動子領域52とで切り替えることにより、第2のスライダ140の移動方向の正逆の切り替えが可能となる。
また、上述した第一実施形態および第二実施形態における超音波リニアモータ1が備える超音波モータ10の振動子50は、たとえば図16に示すような構成とすることも可能である。図16は、第四実施形態の超音波モータ10の構造を示す概略図である。本実施形態の超音波モータ10は、第一実施形態と同様に振動子50を用いて第2のスライダ140を駆動するものであり、発振回路80が帰還発振器(アンプ)112、第1回路C1および第2回路C2を含む自励発振回路により構成されていることを特徴とする。
端子S11は、駆動電極54bとアース端子115との間に接続された抵抗R11、R12の中間に設けられている。端子S12は、駆動電極54aとアース端子116との間に接続された抵抗R21、R22の中間に設けられている。
帰還発振器112の発振周波数は、圧電素子20a、20bの共振周波数に設定されている。
つまり、本実施形態の超音波モータ10によれば、スイッチSW2を切り替えるだけで、第2のスライダ140を左右方向に選択的に移動させることができる。
また、上述した第一実施形態および第二実施形態における超音波リニアモータ1が備える超音波モータ10の振動子50は、たとえば図17に示すような構成とすることも可能である。図17は、第五実施形態の超音波モータ10の構造を示す概略図である。本実施形態の超音波モータ10は、図11に示した第二実施形態の振動子50を用いて第2のスライダ140を駆動させるものである。図17では、連結部55を図中下方に配置して接触子60をプレート部材150に当接させるようにする。
ここで、発振回路80が圧電素子20aと圧電素子20bに交番電圧を同時に印加するとは、圧電素子20aに対する印加時間と圧電素子20bに対する印加時間との少なくとも一部同士が重複していることをいう。
そして、位相差(θ1)を反転して、第二振動子領域52に印加する第二電圧をV0・sin(ωt−90°)=−V0・cos(ωt)とすると、連結部55、56の回転方向は反転する。具体的には、図18(B)に示すように、第一の連結部55は図中の反時計回り(CCW)に楕円運動し、第二の連結部56は時計回り(CW)に楕円運動する。
かかる圧電素子20に対して、第一振動子領域51には第一電圧として正弦波電圧を印加し、第二振動子領域52には第一電圧との位相差が+90度の第二電圧を印加した。そして、これらの周波数を同時に変化させながら圧電素子20のインピーダンスをシミュレートした。このとき、固定部30、接触子60、駆動電極54a、54bおよび共通電極54c(図13を参照)の剛性は無視した。
図20(A)から(D)は、この共振周波数の正弦波電圧(第一電圧)を第一振動子領域51に印加し、第二振動子領域52に上記の第二電圧を印加した状態における圧電素子20をFEM解析して得られた変位モード図である。図6と同様に、変位モード図では変位量の大きい部位を濃色で示し、変位量の少ない部位を淡色で示している。
また、上述した第一実施形態および第二実施形態における超音波リニアモータ1が備える超音波モータ10の振動子50は、たとえば図21に示すような構成とすることも可能である。図21は、第六実施形態の振動子50の分解斜視図である。
本実施形態の振動子50は、第一の圧電素子20aおよび第二の圧電素子20bと、連結部55を含む金属製のフレーム部59と、を備えている。フレーム部59は、第一の圧電素子20aおよび第二の圧電素子20bをそれぞれ嵌め込んで装着するための貫通孔38を有している。第一の圧電素子20aおよび第二の圧電素子20bの表裏の主面には、電極(駆動電極54)が設けられている(裏面側の電極は図示省略)。
たとえば上記各実施形態において、第一振動子領域51および第二振動子領域52は固定部30a、30bの一点でそれぞれ固定することを例示したが、これに限られない。複数点にて第一振動子領域51および第二振動子領域52をそれぞれ固定してもよい。この場合において、振動端部23a、23bが固定部に対してそれぞれ接離方向に振動するとは、当該複数点の固定部のうちの一つまたは複数点の固定部の重心位置に対して接近または離間する方向に振動することを意味する。また、上記実施形態では二つの振動子領域を横並びに配置してそれぞれに交番電圧を印加することを例示したが、これに限られない。3以上の振動子領域を配置してもよい。
(付記1)上記第一振動部位および第二振動部位(極大変位部)が、上記共振による上記接離方向の変位成分が極大となる位置である上記の超音波モータ。
(付記2)上記接触子を移動子に予圧する付勢手段をさらに備える上記の超音波モータ。
(付記3)上記第一振動子領域と上記第二振動子領域とが、互いに略同一の長方形、正方形または円形である上記の超音波モータ。
(付記4)上記面拡がり方向の共振による上記第一振動子領域および上記第二振動子領域の変位モード形状が、上記圧電素子の面央部を不動点とし周縁部を最大変位点とすることを特徴とする上記の超音波モータ。
(付記5)上記第一接続部および上記第二接続部を収容する筐体をさらに備えるとともに、上記固定部が上記不動点を上記筐体に固定する上記の超音波モータ。
(付記6)上記第一振動子領域と上記第二振動子領域との並び方向を基準として、上記第一接続部の延在方向が、上記接離方向よりも浅い角度である上記の超音波モータ。
(付記7)上記接触子が、上記連結部の少なくとも外側の表面に上記第一接続部および上記第二接続部よりも硬質の材料が皮膜形成されてなることを特徴とする上記の超音波モータ。
(付記8)上記印加手段が、交番電圧の印加を上記第一振動子領域と上記第二振動子領域とに切り替えることで、上記接触子の上記面拡がり方向の変位成分が、上記第一振動子領域と上記第二振動子領域との並び方向に反転する上記の超音波モータ。
(付記9)上記第一振動子領域および上記第二振動子領域の一方面に個別に設けられて上記交番電圧が上記印加手段により選択的に印加される駆動電極と、他方面に上記第一振動子領域と上記第二振動子領域とにまたがって形成されて上記交番電圧が同時に印加される共通電極と、を備える。
(付記10)上記第一振動子領域および上記第二振動子領域における上記圧電素子と上記連結部とが圧電材料により一体に形成されているとともに、上記圧電素子の一方面には上記第一振動子領域および上記第二振動子領域に駆動電極が個別に積層され、上記圧電素子の他方面には上記第一振動子領域および上記第二振動子領域に亘る共通電極が積層されている上記の超音波モータ。
(付記11)上記第一振動子領域、上記第二振動子領域および上記連結部に亘る金属製のベース部材を備え、上記第一振動子領域および上記第二振動子領域は、上記交番電圧の印加電極が形成された上記圧電素子が上記ベース部材にそれぞれ接合されて構成されている上記の超音波モータ。
(付記12)上記第一振動子領域と上記第二振動子領域との間に、上記第一振動子領域と上記第二振動子領域の並び方向に対して交叉する方向に延在する凹部が貫通孔として形成されている上記の超音波モータ。
(付記13)前記印加手段が、前記第一振動子領域の前記圧電素子または前記第二振動子領域の前記圧電素子に選択的に前記交番電圧を印加して、前記接触子を往復運動させる上記の超音波モータ。
(付記14)前記交番電圧を印加する前記圧電素子の選択を前記印加手段が切り替えることで、前記接触子の往復運動の軌跡が変化することを特徴とする上記の超音波モータ。
10…超音波モータ
20,20a,20b…圧電素子
22…面央部
23a,23b…振動端部
23i,23k,23p,23r…コーナー部
30,30a,0b…固定部
36…凹部
38…貫通孔
50…振動子
51…第一振動子領域
52…第二振動子領域
54,54a,54b…駆動電極
54c…共通電極
55,56…連結部
55a…第一接続部
55b…第二接続部
58…ベース部材
59…フレーム部
60…接触子
63…境界ライン
64…中心ライン
80…発振回路
90…筐体
100…基台部
101…底面部
102…立設部
110…加圧バネ
120…保持具
121…底面部
122…立設部
130…スライダ
140…スライダ
150…プレート部材
Claims (5)
- 厚さ方向に分極された圧電素子および固定部をそれぞれ有すると共に前記固定部に対して接離方向に振動する第一振動部位を含む第一振動子領域と、
厚さ方向に分極された圧電素子および固定部をそれぞれ有すると共に前記固定部に対して接離方向に振動する第一振動部位を含む第一振動子領域と、
前記圧電素子にそれぞれ交番電圧を印加して前記第一振動子領域および前記第二振動子領域を個別に面拡がり方向に共振させる印加手段と、
前記第一振動部位と前記第二振動部位とを連結する連結部と、
前記連結部に設けられた接触子と、
前記第一振動子領域および前記第二振動子領域が前記固定部を介して固定される保持部材と、
前記接離方向への振動に伴って前記保持部材のスライドをガイドする第1のスライダと、
を備え、
前記第一振動子領域と前記第二振動子領域との間に凹部が設けられていて、
前記第一振動子領域および前記第二振動子領域が、互いに隣接する矩形状をなし、
前記凹部が、前記第一振動子領域および前記第二振動子領域の互いに近接する辺同士の間に形成された、前記辺に沿って延在するスリット状の貫通孔である、
ことを特徴とする超音波リニアモータ。 - 請求項1記載のリニアモータであって、
前記保持部材は弾性手段に取り付けられていて、この弾性部材によって前記接触子が第2のスライダに向けて押圧されていると共に、前記第2のスライダは前記第1のスライダのスライド方向とは異なる方向に沿ってスライドする、
ことを特徴とする超音波リニアモータ。 - 前記連結部が、前記第一振動部位から前記接触子に向かって延在する第一接続部と、前記第二振動部位から前記接触子に向かって延在する第二接続部と、を有し、前記第一接続部と前記第二接続部の延在方向が互いに交叉していることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波リニアモータ。
- 前記第一接続部と前記第二接続部とが互いに交叉して連結されて、前記連結部が鉤型に屈曲して形成されている請求項3に記載の超音波リニアモータ。
- 前記第一振動部位は、前記第一振動子領域の周縁部であって前記面拡がり方向に共振したときの変位量が極大となる位置であり、
前記第二振動部位は、前記第二振動子領域の周縁部であって前記面拡がり方向に共振したときの変位量が極大となる位置である請求項1から4のいずれか一項に記載の超音波リニアモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012101894A JP5974612B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 超音波モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012101894A JP5974612B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 超音波モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013230057A JP2013230057A (ja) | 2013-11-07 |
JP5974612B2 true JP5974612B2 (ja) | 2016-08-23 |
Family
ID=49677169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012101894A Expired - Fee Related JP5974612B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 超音波モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5974612B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107834893B (zh) * | 2017-11-14 | 2023-09-26 | 南昌航空大学 | 双十字耦合式压电振子同形模态驱动的平面超声电机及其工作方式 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3265461B2 (ja) * | 1997-02-12 | 2002-03-11 | シャープ株式会社 | 超音波駆動モータ |
JP4679938B2 (ja) * | 2005-03-11 | 2011-05-11 | オリンパス株式会社 | 超音波モータ |
JP5222224B2 (ja) * | 2008-12-04 | 2013-06-26 | スミダコーポレーション株式会社 | 超音波モータ |
-
2012
- 2012-04-26 JP JP2012101894A patent/JP5974612B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013230057A (ja) | 2013-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5500263B2 (ja) | 超音波モータ | |
KR100817470B1 (ko) | 압전 선형 모터 | |
JP5110833B2 (ja) | 振動制御装置、及び振動制御方法 | |
KR20070075307A (ko) | 탄성 진동체의 여진 방법 및 진동형 구동 장치 | |
JP2014018027A (ja) | 振動型アクチュエータ、撮像装置、及びステージ | |
JP2004304887A (ja) | 振動型駆動装置 | |
US20110266329A1 (en) | Bonding device, ultrasonic transducer, and bonding method | |
WO2007069682A1 (ja) | 超音波アクチュエータ | |
JP4119903B2 (ja) | 平板型圧電超音波モーター | |
JP6422248B2 (ja) | 駆動装置及びそれを有するレンズ駆動装置 | |
JP4043497B2 (ja) | 超音波振動子の振動特性の調整方法およびそれに用いられる超音波振動子 | |
US8314533B2 (en) | Vibratory actuator | |
JP5974612B2 (ja) | 超音波モータ | |
KR101225008B1 (ko) | 초음파모터의 압전진동자 | |
JP2004304963A (ja) | 圧電アクチュエータ | |
JPH05137359A (ja) | 超音波振動子および超音波駆動装置 | |
JPH08182351A (ja) | 超音波アクチュエータ | |
KR20000019345A (ko) | 평판형 선형 초음파 모터 | |
JP4981427B2 (ja) | 振動駆動装置 | |
JPH05122949A (ja) | リニア型アクチユエータ | |
JPH03265477A (ja) | 超音波振動装置及びその方法並びにこれらを用いた駆動装置及びその方法 | |
JP6273137B2 (ja) | モータ、及びモータ付き装置 | |
JP2017017980A5 (ja) | ||
JP2017017980A (ja) | 振動波モータ及び振動波モータを利用した駆動装置 | |
JP2006187093A (ja) | 振動子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160704 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5974612 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |