JP5962747B2 - 関連付プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、関連付プログラム及び情報処理装置に関する。
従来の技術として、動画像中の複数の人物をグループ分けする情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された情報処理装置は、動画像から人物及び人物の位置を検出して、検出された人物の相対距離を集計し、相対距離の出現分布から相対距離の閾値を算出するとともに、人物間の相対距離が当該閾値を下回る状態が長く続く人物を、同一行動をしているグループと判定する。
特許4506381号
本発明の目的は、人物と車両を関連付けする関連付プログラム及び情報処理装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の関連付プログラム及び情報処理装置を提供する。
[1]コンピュータを、
カメラで撮影した画像から人物と車両抽出され、前記車両に前記人物が入る又は前記車両から人物が出る動き特定された場合、前記人物が入った又は出た前記車両と予め定めた関係にある人物を当該車両と関連付ける関連付手段として機能させるための関連付プログラム。
[2]複数の人物間の前記入れ物の移動定された場合、前記関連付手段は、当該複数の人物を関連付ける前記[1]に記載の関連付プログラム。
[3]前記抽出された人物の視線又は顔の向き特定された場合、前記関連付手段は、前記特された視線又は顔の向きと予め定めた関係にある人物と、前記抽出された人物とを関連付ける前記[1]又は[2]に記載の関連付プログラム。
[4]前記抽出された人物の音声取得された場合、前記関連付手段は、前記取された音声において予め定めた関係にある人物と、前記抽出された人物とを関連付ける前記[1]−[3]のいずれかに記載の関連付プログラム。
[5]前記抽出された人物の口の動き特定された場合、前記関連付手段は、前記特された口の動きと予め定めた関係にある人物と、前記抽出された人物とを関連付ける前記[1]−[4]のいずれかに記載の関連付プログラム。
[6]前記抽出された人物の属性取得された場合、前記取得された属性に基づいて、前記関連付手段が関連付けた複数の人物からなるグループの属性を特定するグループ属性特定手段としてさらに機能させる前記[1]−[5]のいずれかに記載の関連付プログラム。
[7]前記抽出された人物の購入した商品に関する情報取得された場合、前記関連付手段は、前記取得された情報を前記関連付けられた複数の人物に関連付ける前記[1]−[6]のいずれかに記載の関連付プログラム。
[8]前記抽出された人物の会員情報取得された場合、前記関連付手段は、前記取得された会員情報を前記関連付けられた複数の人物に関連付ける前記[1]−[6]のいずれかに記載の関連付プログラム。
[9]前記属性取得手段は、前記車両のナンバープレートから、地域情報を属性情報として取得する前記[6]に記載の関連付プログラム。
[10]記車両のナンバープレートが予め定めたものであった場合、前記人物の動き特定されない前記[1]−[9]のいずれかに記載の関連付プログラム。
[11]カメラで撮影した画像から人物と車両抽出され、前記車両に前記人物が入る又は前記車両から人物が出る動き定された場合、前記人物が入った又は出た前記車両と予め定めた関係にある人物を当該車両と関連付ける関連付手段を有する情報処理装置。
請求項1又は11に係る発明によれば、人物と車両を関連付けすることができる。
請求項2に係る発明によれば、複数の人物間の入れ物の移動に基づいて人物同士を関連付けすることができる。
請求項3に係る発明によれば、人物の視線又は顔の向きと予め定めた関係にある人物とを関連付けすることができる。
請求項4に係る発明によれば、音声に基づいて予め定めた関係にある人物を関連付けすることができる。
請求項5に係る発明によれば、人物の口の動きと予め定めた関係にある人物とを関連付けすることができる。
請求項6に係る発明によれば、人物の属性に基づいてグループの属性を特定することができる。
請求項7に係る発明によれば、関連付けられた人物と、購入した商品に関する情報とを関連付けすることができる。
請求項8に係る発明によれば、関連付けられた人物と、会員情報とを関連付けすることができる。
請求項9に係る発明によれば、車両のナンバープレートから属性情報を取得することができる。
請求項10に係る発明によれば、予め定めたナンバープレートの車両の場合、人物の動きを特定しないようにすることができる。
図1は、実店舗の構成例を示す概略図である。 図2は、実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、関連付情報の構成の一例を示す概略図である。 図4(a)及び(b)は、特定手段が特定する動きのパターンの一例を示す概略図である。 図5(a)及び(b)は、特定手段が特定する動きのパターンの他の例を示す概略図である。 図6(a)−(c)は、特定手段が特定する動きのパターンの他の例を示す概略図である。
[実施の形態]
(実店舗の構成)
図1は、店舗の構成例を示す概略図である。
実店舗2は、例えば、スーパーマーケット等の小売店であって、棚20a−20eに複数の商品200a、200b…(以降、総称して商品200ということがある。)が設置される。客3a−3kは、実店舗2の入口21から入ってきて、それぞれカート5a−5dとともに実店舗2内を回り、商品200をカート5a−5dで運搬し、レジで店員4a−4cにより会計を済ませる。レジにおいて会計がなされると、POSシステム(Point of sale system)等の売り上げデータが図示しないデータベースに保存される。
実店舗2にはカメラ13a−13dが設置されており、後述する情報処理装置1によってカメラ13で撮像された動画から客3a−3kが人物として認識されるとともに、客3a−3kがそれぞれ誰とグループを構成しているか認識される。なお、ここで「グループ」とは、互いに関連付けられた客の集合をいうものとする。
なお、カメラ13は通常のカメラの他、全方位カメラを用いることもできる。また、カメラ13は動画を撮像するものであってもよいし、予め定めた間隔で静止画を撮像するものであってもよい。また、カメラ13の設置位置は予め登録されているものとし、撮影した動画の画像中の座標と実店舗2内の位置座標とが対応付けられているものとする。
なお、ここで「動画」とは、時系列に沿って撮像された複数のフレーム(静止画)の集合であり、当該複数フレームは時系列に沿って再生される。
(情報処理装置の構成)
図2は、実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、各部を制御するとともに、各種のプログラムを実行する制御部10と、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成され情報を記憶する記憶部11と、ネットワークを介して外部と通信する通信部12と、動画又は静止画を撮像可能なカメラ13とを備える。
制御部10は、後述する関連付プログラム110を実行することで、動画受付手段100、人物抽出手段101、入れ物抽出手段102、商品抽出手段103、特定手段104、関連付手段105、売り上げデータ取得手段106、人物属性取得手段107及び会員情報取得手段108等として機能する。
動画受付手段100は、カメラ13で撮像されて生成された動画情報を受信する。
人物抽出手段101は、動画受付手段100が受信した動画情報のすべて又は一部のフレームに人物の画像が含まれている場合に当該人物を抽出する。なお、人物抽出手段101は、当該人物が複数いる場合はそれぞれを識別するものとし、予め登録された人物(店員等)については、予め登録された画像に基づいて識別するものとしてもよい。予め登録された画像を特徴量に変換しておいてもよい。特徴量は、一例として、画像中からDifference of Gaussians演算により特徴点を抽出し、特徴点からSIFT特徴量を抽出して得られる。また、特徴量の他の例として、抽出された特徴点とその上位スケールの点との勾配情報から生成されるFIT(Fast Invariant Transform)特徴量を用いてもよい。
また、複数の予め登録された画像から学習モデルを生成し、この学習モデルを用いて人物を識別してもよい。なお、人物抽出手段101は、抽出した人物から店員を識別の対象外にするようにしてもよい。たとえば、店員のユニフォームがある場合には、予めユニフォームの画像から特徴量を生成しておく。そして、この特徴量を用いて、抽出した人物の画像から店員を識別の対象外とすることができる。なお、店員と客の識別はユニフォームに限定されるものではなくネームプレート等の他の画像を用いて特徴量を生成してもよい。
また、以下に説明する入れ物抽出手段102及び商品抽出手段103についても同様の手法を用いて入れ物及び商品を抽出するものとする。
入れ物抽出手段102、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに入れ物の一例としてカートの画像が含まれている場合に当該カートを抽出する。なお、カートを識別するためにカートに文字・数字・マーク等を付しておいてもよい。
商品抽出手段103は、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに商品の画像が含まれている場合に当該商品を抽出する。なお、商品を識別するために商品に文字・数字・マーク等を付しておいてもよい。
特定手段104は、人物抽出手段101が抽出した人物の動き、入れ物抽出手段102が抽出したカートの動き、商品抽出手段103が抽出した商品の動きが予め定めた動きのパターンのいずれに該当するか特定する。なお、特定手段104は、単一のパターンのみを特定するものであってもよいし、複数のパターンを識別して特定するものであってもよい。また、特定手段104は、後述するように、第1の特定手段として、入れ物に商品が入れられる又は出される動きを特定するものを、第2の特定手段として、複数の人物間の商品の動きを特定するものを、第3の特定手段として、複数の人物間の入れ物の移動を特定するものを、第4の特定手段として、人物の視線又は顔の向きを特定するものを、第5の特定手段として、人物の口の動きを特定するものを、第6の特定手段として、車両に人物が入る又は車両から人物が出る動きを特定するものを実現する。
関連付手段105は、特定手段104が特定したパターンに基づいて関連付け行う。たとえば、第1の関連付けのパターンとしては、人物抽出手段101が抽出した人物と入れ物特定手段102が抽出した入れ物を関連付ける場合、第2の関連付のパターンとしては、人物抽出手段101で抽出した複数の人物同士を関連付ける場合、第3のパターンとしては、人物抽出手段で抽出した複数の人物と入れ物特定手段102とを関連付ける場合などがある。
なお、関連付手段105は、単一の関連付けのパターンのみ実施するものであってもよいし、複数の関連付けのパターンを実施するものであってもよい。また、関連付手段105が行う関連付けの回数は、1度に限定されない。すなわち、繰り返して関連付けを行うことができる。たとえば、最初、関連付け手段105が、カート5aと客3aを関連付ける。その後、関連付け手段105が、カート5aと客3bを関連付けることも可能である。この場合、カート5aと客3aと客3bとが関連付けられたこととなる。言い換えると、客3aと3bはグループとして認識される。関連付手段105は、人物を関連付けた情報を関連付情報111として記憶部11に格納する。
売り上げデータ取得手段106は、レジにおいて会計がなされた場合にPOSシステム等の情報が格納された図示しないデータベースから売り上げデータを取得して売り上げデータ112として記憶部11に格納する。ここで言う売上データとは、たとえば、購入した商品種別、購入数、支払額、支払時間などのPOSシステムから取得できるデータである。
人物属性取得手段107は、人物抽出手段101が抽出した人物の画像から年齢、性別、地域情報(詳細は後述する)等の属性情報を取得して人物属性情報113として記憶部11に格納する。
会員情報取得手段108は、客の顔写真、名前、性別、年齢、住所、電話番号、購入履歴等が記録された会員情報を図示しないデータベースから取得して会員情報114として記憶部11に格納する。
記憶部11は、制御部10を上述した各手段100−108として動作させる関連付プログラム110、関連付情報111、売り上げデータ112、人物属性情報113及び会員情報114等を記憶する。
(情報処理装置の動作)
次に、本実施の形態の作用を説明する。
まず、カメラ13は実店舗2内において客3a−3k、商品200a、200b及びカート5a−5d等を撮影し、動画情報を生成する。
情報処理装置1の動画受付手段100は、カメラ13で撮像されて生成された動画情報を受信する。
次に、人物抽出手段101は、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに人物の画像が含まれている場合に当該人物を抽出する。なお、人物抽出手段101は、当該人物が複数いる場合はそれぞれを識別するものとし、予め登録された人物(店員や頻繁に来店する客等)については、予め登録された画像に基づいて識別する。
次に、入れ物抽出手段102、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに入れ物の一例としてカートの画像が含まれている場合に当該カートを抽出する。画像中に複数のカートが存在する場合にはそれぞれを識別する。識別する場合はカートのそれぞれに識別するための文字や画像等を付してもよいし、一旦識別したカートを以降追跡するようにしてもよい。
次に、商品抽出手段103は、動画受付手段100が受信した動画のすべて又は一部のフレームに商品の画像が含まれている場合に当該商品を抽出する。画像中に複数の商品が存在する場合にはそれぞれを識別してもよいし、しなくてもよい。識別する場合は商品のそれぞれに識別するための文字、数字やマーク等を付しておいてもよいし、商品の画像を予め登録しておいて画像認識により識別してもよい。
次に、特定手段104は、人物抽出手段101が抽出した人物の動き、入れ物抽出手段102が抽出したカートの動き、商品抽出手段103が抽出した商品の動きが予め定めた動きのパターンのいずれに該当するか特定する。
以下に、特定手段104が特定する動きのパターンについて説明する。
(パターン1)
図4(a)及び(b)は、特定手段104が特定する動きのパターンの一例を示す概略図である。
図4(a)に示すように、カート5aを押す又はカート5aの付近にいる客3aが、商品200cを手に取り、図4(b)に示すように、商品200cをカート5aに入れた場合、特定手段104は当該客3a、カート5a及び商品200cの動きを「パターン1」に特定する(第1の特定手段)。
次に、関連付手段105は、特定手段104が特定した動きのパターンに基づいて人物抽出手段101が抽出した人物と入れ物特定手段102が抽出した入れ物を関連付ける。
上記した図4(a)及び(b)に示す「パターン1」を特定した場合、関連付手段105は、客3aをカート5aに関連付ける。
なお、上記「パターン1」では商品200cをカート5aに入れた場合を示したが、特定手段104はカート5aに入っていた商品200cを出す動きを「パターン1’」として特定し、当該「パターン1’」を特定した場合に関連付手段105は客3aをカート5aに関連付けてもよい。
また、上記「パターン1」において、商品200cの有無に関わらず、客3aが予め定めた時間以上、カート5aを押していた場合又はカート5aから一定の範囲内にいた場合に、関連付手段105は客3aをカート5aに関連付けるようにしてもよい。
図3は、関連付情報111の構成の一例を示す概略図である。
関連付情報111は、入れ物抽出手段102が抽出したカートのカートIDと、当該カートIDに関連付けられた人物であって、人物抽出手段101が抽出した人物IDを単数又は複数有する。
例えば、カートIDが「001」のカートに人物IDが「1113」と「1112」の二人が関連付けられる場合は、人物1の欄に「1113」と、人物2の欄に「1112」と記載される。人物1、人物2、人物3…は、抽出された順に記載されるものであってもよいし、カートに対する距離や一定範囲内にいる時間の順で記載されるものであってもよい。
また、関連付手段105が関連付けを行うごとに、関連付情報111の情報が更新される。なお、予め定めた条件に該当する場合には、関連付情報111に記載された、カートIDに関連付けられた人物IDをリセットしてもよい。予め定めた条件としては、関連付情報111に記載されている人物がレジにおいて支払いを完了させた場合や、関連付け情報111に記載されたカートがカート置き場に返却された場合が挙げられる。関連付け情報111に記載された人物がレジに支払いを完了させたか否かは、売り上げデータ取得手段106を用いて確認することができる。また、関連付け情報111に記載された、カートがカート置き場に返却されたか否かは、予め定められた場所(たとえば、カート置き場)にカートがあるか否かで確認することができる。なお、リセットする場合の条件や、確認する方法は、上述内容に限定されない。なお、関連付情報111のリセットは後述する他のパターンにおいても同様適用可能である。
(パターン1の他の例)
図5(a)及び(b)は、特定手段104が特定する動きのパターンの他の例を示す概略図である。
図5(a)に示すように、カート5aの付近にいる客3bが商品200cを手に取り、図5(b)に示すように、商品200cをカート5aに入れた場合、特定手段104は当該客3b、カート5a及び商品200cの動きを「パターン1」に特定する。さらに、商品が入れられた、カート5aを押す又はカート5aの付近にいる客3aが立っている。このような場合には、カート5aと客3aとが予め定められた関係にあるとして、関連付手段105は、客3a及び3bをカート5aに関連付けてもよい。
なお、この場合、既に客3aがカート5aに関連付けられていることを条件として(たとえば、客3aとカート5aが、上述のパターン1に該当していた場合)、客3a及び3bをカート5aに関連付けてもよい。すなわち、まだ客3aがカート5aに関連付けられていないなら、客3bとカート5bのみを関連付けてもよい。又は、先ずカート5aと客3bとを対応付けておき、その後、カート5aと客3aとが上述のパターン1に該当した場合に、客3bが関連付けられたカート5aに客3aを追加で関連付けてもよい。
(パターン2)
図6(a)−(c)は、特定手段104が特定する動きのパターンの他の例を示す概略図である。
図6(a)に示すように、カート5aを押す又はカート5aの付近にいる客3aが立っており、客3bが商品200cを手に取っている。次に、図6(b)に示すように、客3bから客3aに商品200cが手渡された場合、特定手段104は当該客3aと客3b及び商品200cの動きを「パターン2」に特定する(第2の特定手段)。次に、図6(c)に示すように、客3aが商品200cをカート5aに入れた場合、特定手段104は当該客3a、カート5a及び商品200cの動きを「パターン1」に特定する。
最初に特定手段104の第2の特定手段により、「パターン2」を特定した場合には、客3aと客3bとを関連付ける。この場合、関連付情報111には、客3aの人物IDと客3bの人物IDが関連付けられている。すなわち、必ずしもカート5aのカートIDは、客3aや客3bの人物IDに関連付けられる必要はない。次に、第1の特定手段により、「パターン1」を特定した場合には、客3aとカート5aを関連付ける。このとき、既に関連付情報111には、客3aの人物IDと客3bの人物IDとが関連付けらている。したがって、「パターン1」を特定した場合は、客3aの人物IDと客3bの人物IDとカート5aのカートIDが関連付けられることとなる。
また、客3aから客3bに入れ物であるカート5aが渡された又は移動した動きを「パターン3」として特定してもよい(第3の特定手段)。この場合、関連付手段105は、客3a及び3bとを関連付ける。なお、客3a及び3bとカート5aを関連付けてもよい。
なお、上記した「パターン1」〜「パターン3」はレジにおける商品の会計前の動きを説明したものであるが、会計前だけに限らず、会計中の客や商品の動き、会計後の客や商品の動きについてもパターンを設定可能である。
会計中であれば、例えば、ある客がレジにおいて会計中に別の客が遅れて商品を持ってきた場合であって、カートに商品を追加した場合や、カートに商品を入れることなくレジ係の店員に商品を渡した場合等にカートに対して当該別の客を関連付けてもよい。
また、会計後であれば、例えば、会計を済ませた商品をある客から他の客へ渡した場合、両者は同一グループに属するとして関連付けてもよい。
次に、売り上げデータ取得手段106は、関連付けされた客のいずれかがレジにおいて会計した場合に、当該レジに対応するPOSシステム等の売り上げデータ112を図示しないデータベースから取得し、関連付情報111のカートIDに関連付けて記憶部11に格納する。
また、人物属性取得手段107は、人物抽出手段101が抽出した人物の画像から年齢、性別、地域情報(詳細は後述する)等の属性情報を取得して人物属性情報113とし、関連付情報111の各利用者に関連付けて記憶部11に格納する。
また、会員情報取得手段108は、客がレジにおいて会計する際に会員カードを用いた場合、当該会員カードに関連付けられた会員情報を図示しないデータベースから取得して会員情報114とし、関連付情報111に関連付けて記憶部11に格納する。
上記した売り上げデータ112、人物属性情報113及び会員情報114は、グループを定義する関連付情報111とともにグループの行動分析や売り上げ分析等に用いられる。また、会員情報にグループIDを付与してもよい。この場合、来店の度にグループIDを更新してもよいし、蓄積していってもよい。
(実施の形態の効果)
上記した実施の形態によれば、入れ物の一例としてのカートの付近にいる人物、カートに対する商品の出し入れ等の各動きを特定し、当該動きによってカートと人物とを関連付けすることができる。または、人物間の商品の受け渡し、人物間のカートの移動等の各動きを特定し、当該動きによって人物同士を関連付けすることができる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々な変形が可能である。
上記した本実施の形態においては、実店舗2において行動する客同士を関連付けるものであったが、実店舗2に限られるものではなく、構造物内において行動する客同士を関連付けるものであってもよい。たとえば、構造物としては、飲食店、ショッピングモール、ビル、空港、駅、病院、学校、レジャー施設などが挙げられる。また、飛行機や船舶等のように移動するものであってもよい。そして、客に関する売り上げ情報は、客が注文したメニューや、レジで支払った額などが対応する。また、ビルや空港などの場合は、ビルや空港内で働く店員の行動内容を特定することとなる。
また、特定手段104は客の視線又は顔の向きを「第4のパターン」として特定するようにしてもよい(第4の特定手段)。関連付手段105は客と、当該客が予め定めた時間以上視線又は顔を向けた他の客とを関連付けるようにしてもよい。また、特定手段104は口の動きを「第5のパターン」として特定するようにしてもよい(第5の特定手段)。関連付手段105は会話を交わした客同士を関連付けるようにしてもよい。
また、カートは、商品を入れる入れ物の一例であって、バスケットやショッピングバッグ等であってもよい。
さらに、本実施の形態においては、カートなどの入れ物に人物を関連付けた。しかしながら、カート等の入れ物に限らず、自動車やバイク等の乗り物に人物を関連付けてもよい。たとえば、駐車場にカメラを設置しておき、自動車を撮影する。そして、特定手段104を用いて、ある車から客が出る又はある車に客が入る動きを特定する。特定手段104はある車から客が出てくる又はある車に入っていく動きを「パターン6」に特定する(第6の特定手段)。
次に、関連付手段105はこれらの客をそれぞれ自動車に関連付けるものとし、グループとして取り扱うものとする。たとえば、自動車から複数人の客が出てきた場合には、この複数の人物を関連付けることができる。さらに、自動車のナンバープレートを撮影できる場合には、この撮影したナンバープレートの情報から地域情報を属性情報として取得してもよい。
なお、特定手段104は、車やバイク等の車両である場合であって、当該車両が客を乗せることのないような配送車等の営業車である場合は動きを特定しなくてもよい。このように配送車等の営業車を対象外にする場合は、予め対象外にする車両の画像や、ナンバープレート等を登録しておき、これらを用いて対象外の車両を識別すればよい。
なお、特定手段104は、少なくとも一つのパターンを特定する特定手段を有していればよい。たとえば、「パターン1」のみを有する特定手段であってもよいし、「パターン1」から「パターン6」を特定する特定手段を有していてもよい。
また、関連付手段105について、たとえば、商品200cの有無に関わらず、客3aが予め定めた時間以上、カート5aを押していた場合又はカート5aから一定の範囲内にいた場合に、関連付手段105は客3aをカート5aに関連付けるようにしてもよい。このように、関連付手段105は、客とカートとの関係が、予め定められた関係であるか否かを画像処理を用いて判定し、予め定められた関係であると判定した場合に、客とカートを関連付ける構成を有しても良い。なお、判定動作は異なる手段に実行させるものであってもよく、必ずしも関連付手段105が実行する必要はない。
また、会話の音声を取得する音声取得手段をさらに設けてもよく、取得した音声を分析することで当該会話内容のパターンを特定し、関連付手段105は会話内容のパターンに基づいて客同士を関連付けるようにしてもよい。
また、人物属性取得手段107が取得するグループに属する人物の属性や人数に応じて、グループが家族、カップル、団体等のいずれのカテゴリか特定する手段をさらに設けてもよい。また、特定されたグループのカテゴリと、売り上げデータとから、購入パターンを分析してもよい。
また、分析の他の例として、客が手に取った商品と、売り上げデータに表れた実際に購入した商品との差分をとり、手に取ったが買っていないものを検出して分析の情報として用いてもよい。
また、上記実施の形態では画像から人物、商品、カート等を抽出したが、これに限られず、携帯電話やカード等に埋設されたICチップ等から識別情報及び現在位置を取得してもよいし、GPSを利用して現在位置を取得してもよい。
上記実施の形態では制御部10の各手段100〜108の機能をプログラムで実現したが、各手段の全て又は一部をASIC等のハードウエアによって実現してもよい。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等の記録媒体に記憶して提供することもできる。また、上記実施の形態で説明した上記ステップの入れ替え、削除、追加等は本発明の要旨を変更しない範囲内で可能である。
1 情報処理装置
2 店舗
3a−3k 客
4a−4c 店員
5a−5d カート
10 制御部
11 記憶部
12 通信部
13a−13d カメラ
20a−20e 棚
21 入口
100 動画受付手段
101 人物抽出手段
102 入れ物抽出手段
103 商品抽出手段
104 特定手段
105 関連付手段
106 売り上げデータ取得手段
107 人物属性取得手段
108 会員情報取得手段
110 関連付プログラム
111 関連付情報
112 売り上げデータ
113 人物属性情報
114 会員情報
200a−200c 商品

Claims (11)

  1. コンピュータを、
    カメラで撮影した画像から人物と車両抽出され、前記車両に前記人物が入る又は前記車両から人物が出る動き特定された場合、前記人物が入った又は出た前記車両と予め定めた関係にある人物を当該車両と関連付ける関連付手段として機能させるための関連付プログラム。
  2. 複数の人物間の前記入れ物の移動定された場合、前記関連付手段は、当該複数の人物を関連付ける請求項1に記載の関連付プログラム。
  3. 前記抽出された人物の視線又は顔の向き特定された場合、前記関連付手段は、前記特された視線又は顔の向きと予め定めた関係にある人物と、前記抽出された人物とを関連付ける請求項1又は2に記載の関連付プログラム。
  4. 前記抽出された人物の音声取得された場合、前記関連付手段は、前記取された音声において予め定めた関係にある人物と、前記抽出された人物とを関連付ける請求項1−3のいずれか1項に記載の関連付プログラム。
  5. 前記抽出された人物の口の動き特定された場合、前記関連付手段は、前記特された口の動きと予め定めた関係にある人物と、前記抽出された人物とを関連付ける請求項1−4のいずれか1項に記載の関連付プログラム。
  6. 前記抽出された人物の属性取得された場合、前記取得された属性に基づいて、前記関連付手段が関連付けた複数の人物からなるグループの属性を特定するグループ属性特定手段としてさらに機能させる請求項1−5のいずれか1項に記載の関連付プログラム。
  7. 前記抽出された人物の購入した商品に関する情報取得された場合、前記関連付手段は、前記取得された情報を前記関連付けられた複数の人物に関連付ける請求項1−6のいずれか1項に記載の関連付プログラム。
  8. 前記抽出された人物の会員情報取得された場合、前記関連付手段は、前記取得された会員情報を前記関連付けられた複数の人物に関連付ける請求項1−6のいずれか1項に記載の関連付プログラム。
  9. 前記属性取得手段は、前記車両のナンバープレートから、地域情報を属性情報として取得する請求項6に記載の関連付プログラム。
  10. 記車両のナンバープレートが予め定めたものであった場合、前記人物の動き特定されない請求項1−9のいずれか1項に記載の関連付プログラム。
  11. カメラで撮影した画像から人物と車両抽出され、前記車両に前記人物が入る又は前記車両から人物が出る動き定された場合、前記人物が入った又は出た前記車両と予め定めた関係にある人物を当該車両と関連付ける関連付手段を有する情報処理装置。
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