JP5959426B2 - 衛星通信システム、移動局、移動局監視方法及び移動局監視プログラム - Google Patents

衛星通信システム、移動局、移動局監視方法及び移動局監視プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、要求割当多重接続(DAMA : Demand Assignment Multiple Access)により回線を割り当てて通信を行う衛星通信システムと、この衛星通信システムで使用される移動局、移動局監視方法及び移動局監視プログラムとに関する。
従来、DAMAにより回線を割り当てて通信を行う衛星通信システムでは、リモート監視サーバと移動局とは、衛星を介して確立される回線を用いて通信を行う。
移動局は、リモート監視サーバからログ情報が要求されると、ログ情報をリモート監視サーバへ送信する。移動局は、ログ情報をリモート監視サーバへ送信する際、ログ情報を送信することをリモート監視サーバに確認し、確認後、ログ情報をリモート監視サーバへ送信するようにしている。すなわち、1つのログ情報を送信するのに、リモート監視サーバと移動局との間では、信号のやり取りが複数回行われることになる。そのため、複数のログ情報をリモート監視サーバへ送信しようとする場合、リモート監視サーバと移動局との間で、送信するログ情報の件数よりも多くの回数の信号のやり取りが実施されることになる。衛星通信システムでは、1回の通信におよそ0.5秒程度の遅延が発生するため、複数のログ情報を送信しようとすると、遅延時間が大きくなるという問題がある。
特開2007−201778号公報
以上のように、従来の衛星通信システムでは、移動局からリモート監視サーバへ複数のログ情報を送信する場合、遅延時間が大きくなるという問題がある。
そこで、目的は、ログ情報を送信する際の遅延を極小化することが可能な衛星通信システムと、この衛星通信システムで使用される移動局、移動局監視方法及び移動局監視プログラムとを提供することにある。
実施形態によれば、衛星通信システムは、要求割当多重接続により割り当てられた通信回線を利用し、リモート監視サーバと移動局とを衛星を介して通信させる。前記リモート監視サーバは、第1及び第2の処理部を備える。第1の処理部は、前記移動局の状態を要求する状態要求コマンドを前記移動局へ送信し、前記状態要求コマンドに対する状態応答コマンドを受信した場合、前記移動局との通信回線が確立されたと判断する。第2の処理部は、前記通信回線が確立されている場合に、前記移動局のログ情報を要求するログ取得要求コマンドを前記移動局へ送信し、前記ログ取得要求コマンドに応じて前記移動局から送信され、かつ、複数の前記ログ情報が予め設定された符号化方式により符号化されて作成されるログデータを前記符号化方式に対応させて復号し、前記ログ情報を取得する。前記移動局は、第3及び第4の処理部を備える。第3の処理部は、前記状態要求コマンドを受信すると、前記リモート監視サーバとの通信回線が確立されたと判断し、前記状態応答コマンドを前記リモート監視サーバへ送信する。第4の処理部は、前記ログ取得要求コマンドを受信すると、前記符号化方式を用いて前記ログ情報を符号化し、前記符号化したログ情報を予め設定された容量分だけまとめて前記ログデータを作成し、前記ログデータを前記リモート監視サーバへ送信する。
本実施形態に係る衛星通信システムの機能構成を示すブロック図である。 図1に示すリモート監視サーバの機能構成を示すブロック図である。 図1に示す移動局の機能構成を示すブロック図である。 図3に示す第2の処理部により作成されるログデータを示す図である。 図1に示すリモート監視サーバから送信されるシステム状態要求コマンドにより、リモート監視サーバと移動局との間の回線を確立する際の衛星通信システムのシーケンス図である。 図1に示す移動局から送信されるスタンバイ通知コマンドにより、リモート監視サーバと移動局との間の回線を確立する際の衛星通信システムのシーケンス図である。 図1に示すリモート監視サーバから送信されるログ取得要求コマンドに応じて、移動局がリモート監視サーバへログデータを送信する際の衛星通信システムのシーケンス図である。 図1に示すリモート監視サーバから送信される回線停止要求コマンドにより、リモート監視サーバと移動局との間の回線が開放される際の衛星通信システムのシーケンス図を示す。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る衛星通信システムの機能構成を示すブロック図である。図1に示す衛星通信システムは、リモート監視サーバ10、監視側モデム20−1〜20−p、ゲートウェイ21、端末側モデム30−1〜30−q、ゲートウェイ31−1〜31−q、移動局40−1〜40−r及び親モデム50を具備する。なお、図1では、監視側モデム20−1〜20−pのチャンネルをゲートウェイ21が管理する例を示しているが、例えば監視側モデム20−1〜20−5のチャンネルをゲートウェイが管理し、このゲートウェイにリモート監視サーバ10が接続されていても構わない。
ゲートウェイ21は、監視側モデムと端末側モデムとの間で回線が確立されていない状態で、移動局のいずれかを送信先として指定するシステム状態要求コマンドをリモート監視サーバ10から受け取った場合、監視側モデムと、指定された移動局と接続する端末側モデムとの間で回線を確立するように、DAMAキャリアの割り当てを要求する割当要求を親モデム50へ出力する。
ゲートウェイ21は、親モデム50によりDAMAキャリアが割り当てられて端末側モデムとの回線が確立された後、リモート監視サーバ10から出力されるコマンドを受け取った場合、受け取ったコマンドの送信先アドレスを回線が確立された端末側モデムとして設定する。ゲートウェイ21は、送信先アドレスを設定したコマンドを、チャンネルが空いている監視側モデム、例えば、監視側モデム20−1へ送信する。
また、ゲートウェイ21は、親モデム50によりDAMAキャリアが割り当てられた後、監視側モデム20−1から出力されるTCPパケットを受け取った場合、受け取ったTCPパケットをリモート監視サーバ10へ出力する。
また、ゲートウェイ21は、親モデム50により端末側モデムとの回線が確立された後、何ら信号を受信しないまま予め設定される設定時間が経過すると、割り当てられているDAMAキャリアの開放を要求する開放要求を親モデム50へ出力する。ここで、予め設定される設定時間とは、例えば30秒である。
監視側モデム20−1は、複数のチャンネルを有する。各チャンネルは、ゲートウェイ21により管理される。監視側モデム20−1は、親モデム50により割り当てられたDAMAキャリアを、ゲートウェイ21から供給されるコマンドにより変調してアナログ信号を作成する。監視側モデム20−1は、作成したアナログ信号を、ゲートウェイ21により設定された送信先アドレスへ送信する。アナログ信号は、衛星を介し、送信先アドレスとして指定された端末側モデムへ送信される。また、監視側モデム20−1は、端末側モデムから送信されたアナログ信号を受信すると、受信したアナログ信号を復調してTCPパケットを作成し、作成したTCPパケットをゲートウェイ21へ出力する。なお、監視側モデム20−2〜20−pの動作は、監視側モデム20−1の動作と同様であるため、ここでは説明を割愛する。
ゲートウェイ31−1は、端末側モデム30−1のチャンネルを管理する。ゲートウェイ31−1は、監視側モデムと端末側モデム30−1との間で回線が確立されていない状態で、リモート監視サーバ10を送信先として指定するスタンバイ通知コマンドを移動局40−1から受け取った場合、リモート監視サーバ10と接続する監視側モデムとの間で回線を確立するように、DAMAキャリアの割り当てを要求する割当要求を親モデム50へ出力する。
ゲートウェイ31−1は、親モデム50によりDAMAキャリアが割り当てられて監視側モデムとの回線が確立された後、移動局40−1から出力されるコマンド又はデータのTCPパケットを受け取った場合、受け取ったTCPパケットの送信先アドレスを回線が確立された監視側モデムとして設定する。ゲートウェイ31−1は、送信先アドレスを設定したTCPパケットを、端末側モデム30−1へ送信する。
また、ゲートウェイ31−1は、親モデム50により監視側モデムとの回線が確立された後、端末側モデム30−1から出力されるTCPパケットを受け取った場合、受け取ったTCPパケットを移動局40−1へ出力する。
また、ゲートウェイ31−1は、親モデム50により監視側モデムとの回線が確立された後、何ら信号を受信しないまま予め設定される設定時間が経過すると、割り当てられているDAMAキャリアの開放を要求する開放要求を親モデム50へ出力する。なお、ゲートウェイ31−2〜32−qの動作は、ゲートウェイ31−1の動作と同様であるため、ここでは説明を割愛する。
端末側モデム30−1は、複数のチャンネルを有する。各チャンネルは、ゲートウェイ31−1により管理される。端末側モデム30−1は、親モデム50により割り当てられたDAMAキャリアを、移動局40−1から供給されるTCPパケットにより変調してアナログ信号を作成する。端末側モデム30−1は、作成したアナログ信号を、ゲートウェイ31−1により設定された送信先アドレスへ送信する。アナログ信号は、衛星を介して送信先アドレスとして指定された監視側モデム20−1へ送信される。また、端末側モデム30−1は、監視側モデムから送信されたアナログ信号を受信すると、受信したアナログ信号を復調してTCPパケットを作成し、作成したTCPパケットをゲートウェイ31−1へ出力する。なお、端末側モデム30−2〜30−qの動作は、端末側モデム30−1の動作と同様であるため、ここでは説明を割愛する。
親モデム50は、監視側モデム20−1〜20−p及び端末側モデム30−1〜30−qが使用しているDAMAキャリアを把握する。親モデム50は、ゲートウェイ21から割当要求が出力されると、空いているDAMAキャリアを監視側モデム20と、割当要求の対象として指定される端末側モデム30とへ割り当てる。また、親モデムは、ゲートウェイ31から割当要求が出力されると、空いているDAMAキャリアを監視側モデム20と端末側モデム30とへ割り当てる。
また、親モデム50は、ゲートウェイ21又はゲートウェイ31から開放要求が出力されると、割り当てられているDAMAキャリアを開放する。
図2は、図1に示すリモート監視サーバ10の機能構成を示すブロック図である。図2に示すリモート監視サーバ10は、制御部11、送信部12、受信部13及び表示部14を備える。
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが処理を実行するためのプログラムやデータの格納領域等を含むROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等とを備える。制御部11は、格納されているプログラムをCPUに実行させることで、第1乃至第3の処理部111〜113を実現する。
第1の処理部111は、衛星通信システムの利用者によるオンライン要求操作で移動局40が指定されると、予め設定された周期で、システム状態要求コマンドを作成する。システム状態要求コマンドは、ダミーデータを兼ねる。第1の処理部111は、移動局40を指定し、作成したシステム状態要求コマンドを、送信部12からゲートウェイ21へTCPパケットとして出力する。
第1の処理部111は、システム状態要求コマンドを送信した後、予め設定されたタイムアウト時間内に、システム状態要求コマンドに対するシステム状態応答コマンドが受信部13で受信されると、リモート監視サーバ10と移動局40との間でDAMA IP回線が確立されたとして、表示部14に「ONLINE」と表示させる。
システム状態要求コマンドを送信した後、タイムアウト時間内にシステム状態応答コマンドを受信しない状態が予め設定された回数だけ連続して続く場合、第1の処理部111は、移動局40を発見することが不可能であるとして、表示部14に「NOT FOUND」と表示させる。
第1の処理部111は、リモート監視サーバ10と移動局40との回線が確立された後も、システム状態要求コマンドを移動局40へ送信する。このとき、第1の処理部111は、システム状態要求コマンドを送信する周期及びタイムアウト時間を、回線確立前のものから変更するようにしても構わない。
リモート監視サーバ10と移動局40との回線が確立されているときに、システム状態要求コマンドを送信した後、タイムアウト時間内にシステム状態応答コマンドを受信しない状態が予め設定された回数だけ連続して続く場合、第1の処理部111は、確立されていた回線が切断されてリモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったとして、表示部14に「OFFLINE」と表示させる。第1の処理部111は、回線が切断されたと判断した後は、一切のコマンド送信を停止する。これにより、予め設定される設定時間、ゲートウェイ21が信号を受信しないことになり、ゲートウェイ21から親モデム50へ開放要求が送信されることになる。こうして、親モデム50により割り当てられていた回線が速やかに開放される。親モデム50により回線が開放されれば、使用されていたDAMAキャリア周波数帯域は、親モデム50が空き周波数帯域として扱うことが可能となる。
また、第1の処理部111は、移動局40から送信されるスタンバイ通知コマンドが受信部13で受信されると、移動局40を指定し、システム状態要求コマンドを送信部12からゲートウェイ21へ送信する。
第2の処理部112は、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線が確立されているときに、利用者からログ情報を取得する旨の要求を受けた場合、ログ取得要求コマンドを作成する。ログ取得要求コマンドには、利用者が求めるログ情報の件数が含まれる。第2の処理部112は、移動局40を指定し、作成したログ取得要求コマンドを送信部12からゲートウェイ21へTCPパケットとして出力し、表示部14に「LOG取得中」と表示させる。
第2の処理部112は、ログ取得要求コマンドに応答して移動局40から送信されるログデータを受信部13により受信する。ログデータには、移動局40により符号化されたログ情報が複数含まれる。第2の処理部112は、受信したログデータを、移動局40との間で予め設定されている符号化方式に基づいて復号し、ログデータに含まれる複数のログ情報を取得する。また、第2の処理部112は、移動局40から送信されるログデータ送信完了コマンドを受信部13により受信する。ログデータ送信完了コマンドには、送信したログ情報の件数が含まれる。第2の処理部112は、受信したログ情報の件数が、移動局40から送信されたログ情報の件数と一致するか否かを判断し、一致する場合、ログ情報の取得が完了したとして、ログ取得完了コマンドを送信部12からゲートウェイ21へTCPパケットとして出力すると共に、表示部14に「LOG取得完了」と表示させる。一致しない場合、第2の処理部112は、ログ取得要求コマンドを送信部12からゲートウェイ21へTCPパケットとして再度送信する。
第2の処理部112は、ログ取得要求コマンドを送信した後、予め設定された設定時間内にログデータを受信しない場合、リモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線がログ取得エラーステータスになったとして、表示部14に「LOG取得エラー」と表示させる。これにより、ログ情報の取得処理が終了となる。
第3の処理部113は、リモート監視サーバ10と移動局40との間で回線が確立されているときに、利用者から回線を停止する旨の指示を受けた場合、回線停止要求コマンドを作成する。第3の処理部113は、移動局40を指定し、作成した回線停止要求コマンドを送信部12からゲートウェイ21へTCPパケットとして出力すると共に、表示部14に「OFFLINE要求」と表示させる。第3の処理部113は、回線停止要求コマンドの送信後、コマンドの送信を一切停止する。回線停止要求コマンドに対する回線停止応答コマンドを移動局40から受信した場合、第3の処理部113は、リモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったとして、表示部14に「OFFLINE」と表示させる。回線停止要求コマンドを送信した後、予め設定された設定時間内に回線停止応答コマンドを受信しない場合、第3の処理部113は、回線が切断されてリモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったと判断し、表示部14に「OFFLINE」と表示させる。第3の処理部113が回線停止要求コマンドを送信した後、一切のコマンド送信を停止することにより、予め設定される設定時間、ゲートウェイ21が信号を受信しないことになり、ゲートウェイ21から親モデム50へ開放要求が送信される。こうして、親モデムにより割り当てられていた回線が速やかに開放される。
図3は、図1に示す移動局40−1の機能構成を示すブロック図である。移動局40−1〜40−rの動作はそれぞれ同様であるため、図3では、移動局40−1について説明する。
図3に示す移動局40−1は、制御部41、送信部42、受信部43及び表示部44を備える。
制御部41は、例えば、CPUと、CPUが処理を実行するためのプログラムやデータの格納領域等を含むROM及びRAM等とを備える。制御部41は、格納されているプログラムをCPUに実行させることで、第1乃至第3の処理部411〜413を実現する。
第1の処理部411は、リモート監視サーバ10から送信されるシステム状態要求コマンドを受信部43により受信すると、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線が確立されたとして、システム状態応答コマンドを作成する。システム状態応答コマンドには、移動局40の状態情報が複数含まれる。第1の処理部411は、リモート監視サーバ10を指定し、作成したシステム状態応答コマンドを送信部42からゲートウェイ31−1へTCPパケットとして出力すると共に、表示部44に「ONLINE」と表示させる。
リモート監視サーバ10から送信されるシステム状態要求コマンドを最後に受信した後、予め設定した設定時間内に、新たなコマンドを受信しない場合、第1の処理部411は、回線が切断されてリモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったと判断する。第1の処理部411は、リモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったと判断すると、リモート監視サーバ10へのコマンドの送信を一切停止し、表示部14に「OFFLINE」と表示させる。これにより、予め設定される設定時間、ゲートウェイ31−1が信号を受信しないことになり、ゲートウェイ31−1から親モデム50へ開放要求が送信されることになる。こうして、親モデム50により割り当てられていた回線が速やかに開放される。
第1の処理部411は、利用者によりTV ON(0dB)操作等によるトリガ操作が行われると、予め設定された周期でスタンバイ通知コマンドを作成する。スタンバイ通知コマンドには、移動局40の状態情報が複数含まれる。TV ON(0dB)操作とは、送信部42に設けられるアンテナの衛星方向への角度と、送信部42から送信される変調波の周波数及び出力レベルの調整とが完了し、TV(映像、音声)変調波の送信を行う操作である。第1の処理部411は、リモート監視サーバ10と移動局40との間で回線が確立されるまで、又は、利用者によりTV OFF操作がされるまでスタンバイ通知コマンドを継続して作成する。第1の処理部411は、リモート監視サーバ10を指定し、作成したスタンバイ通知コマンドを送信部42からゲートウェイ31−1へTCPパケットとして出力する。スタンバイ通知コマンドは、ダミーデータを兼ねる。
リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線が確立されているときに、リモート監視サーバ10からログ取得要求コマンドを受信した場合、第2の処理部412は、ログ情報を予め設定されている符号化方式に基づいて符号化する。このとき、第2の処理部412は、最新のログ情報から順にログ情報を符号化する。第2の処理部412は、符号化した複数のログ情報をまとめてログデータを作成する。一度に送信できるログデータはイーサネット(登録商標)1パケットであり、その容量は1500バイト以下である。ログデータには、この容量を満たすように、符号化されたログ情報が最大で、例えば、100件程度含まれる。
図4は、第2の処理部412により作成されるログデータを模式的に示す図である。図4に示すログデータは、ヘッダ部、コマンド部及びデータ部を有する。データ部は、第2の処理部412により符号化された複数のログ情報を含む。データ部に含まれる各ログ情報は、1項〜7項で構成される。
1項は、件番号を示し、半角数字からなり可変長である。例えば、「1」〜「2000」が記載される。
2項は、分類を示し、半角英字からなり固定長である。「CONTROL」である場合は「C」が記載され、「TALLY」である場合は「T」が記載され、「ALARM」である場合は「A」が記載される。
3項は、日付/時刻を示し、半角数字記号からなり固定長13バイトである。例えば、「年月日−時分秒」の順で「YYMMDD−HHMMSS」が記載される。
4項は、機器名称を示し、半角数字からなり固定長3バイトである。4項は、「aab」のように表され、「aa」は機器種別を示し、「b」は番号を示す。ただし、番号付与が不要な場合、「b」は「0」となる。第2の処理部412は、「aa」と機器種別とを対応付ける第1の対応テーブルを予め記憶する。例えば、機器名称がSSPA1である場合、「aa」は「04」であり、「b」は「1」である。また、機器名称がOW MODEMである場合、「aa」は「05」であり、「b」は「0」である。なお、第1の対応テーブルは、リモート監視サーバ10にも予め記憶され、ログデータを復号する際に用いられる。
5項は、ログ情報についての第1の内容を示し、半角英数であり、固定長2バイトである。第1の内容には、「00」〜「99」、又は、「SJ」が記載される。「00」〜「99」は、固定文言ログである。第2の処理部412は、「00」〜「99」と固定文言ログとを対応付ける第2の対応テーブルを予め記憶する。なお、第2の対応テーブルは、リモート監視サーバ10にも予め記憶され、ログデータを復号する際に用いられる。「SJ」は、可変文言ログであることを示す識別子である。5項に「SJ」が記載されている場合、可変文言ログの内容は、6項に記載されることになる。
6項は、ログ情報についての第2の内容を示し、半角英数、記号、全角文字からなり、可変長である。6項は、5項で「SJ」と記載されたときに、可変文言ログが記載され、「SJ」が記載されていないときには「−」と記載される。
7項は、発生又は復旧を示し、半角英字からなり、固定長1バイトである。発生である場合は「H」が記載され、復旧である場合は「F」が記載される。
ログデータは、1項〜7項で構成されるログ情報が、1パケット内に収まる件数まで$区切りで格納されてなる。
第2の処理部412は、リモート監視サーバ10を指定し、作成したログデータを送信部42からゲートウェイ31−1へ出力する。第2の処理部412は、リモート監視サーバ10により指定される件数のログ情報を送信するまで、又は、送信する必要のある件数のログ情報を送信するまで、例えば100ms間隔でログデータをTCPパケットとして繰り返し送信する。
第2の処理部412は、リモート監視サーバ10により指定される件数のログ情報の送信が完了、又は、送信する必要のある件数のログ情報の送信が完了すると、ログデータ送信完了コマンドを作成する。ログデータ送信完了コマンドには、送信したログ情報の件数についての情報が含まれる。第2の処理部412は、リモート監視サーバ10を指定し、作成したログデータ送信完了コマンドを送信部42からゲートウェイ31−1へTCPパケットとして出力する。
第3の処理部413は、リモート監視サーバ10から送信される回線停止要求コマンドを受信部43により受信すると、リモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったとして、回線停止応答コマンドを作成する。第3の処理部413は、リモート監視サーバ10を指定し、作成した回線停止応答コマンドを送信部42からゲートウェイ31−1へTCPパケットとして出力すると共に、表示部44に「OFFLINE」と表示させる。第3の処理部413は、回線停止応答コマンドを出力した後、一切のコマンド送信を停止する。これにより、予め設定される設定時間、ゲートウェイ31−1が信号を受信しないことになり、ゲートウェイ31−1から親モデム50へ開放要求が送信されることになる。
次に、以上のように構成された衛星通信システムにおいて、リモート監視サーバ10と、移動局40との間の通信を詳細に説明する。
図5は、リモート監視サーバ10から送信されるシステム状態要求コマンドにより、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線が確立される際の衛星通信システムのシーケンス図を示す。
リモート監視サーバ10は、衛星通信システムの利用者によるオンライン要求操作で移動局40が指定されると、1秒周期で、システム状態要求コマンドを移動局40へ送信する(シーケンスS51)。このコマンドは、回線確立前のダミーデータ送信を兼ねる。
移動局40は、リモート監視サーバ10から送信されるシステム状態要求コマンドを受信すると、リモート監視サーバ10と移動局40と間で回線が確立されたとして、システム状態応答コマンドをリモート監視サーバ10へ送信すると共に、「ONLINE」と表示する(シーケンスS52)。
リモート監視サーバ10は、システム状態要求コマンドを送信した後、タイムアウト時間10秒以内に、移動局40から送信されるシステム状態応答コマンドを受信したか否かを判断する。10秒以内にシステム状態応答コマンドを受信した場合、リモート監視サーバ10は、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線が確立されたとして、「ONLINE」と表示する(シーケンスS53)。リモート監視サーバ10は、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線が確立された後、1秒周期でシステム状態要求コマンドを移動局40へ出力する。
10秒以内にシステム状態応答コマンドを受信しない場合、リモート監視サーバ10は、次のシステム状態要求コマンドを送信してから、10秒以内にシステム状態応答コマンドを受信するか否かを再度判断する。リモート監視サーバ10は、この処理を合計5回繰り返す(メインカウント)。メインカウントにおいてもシステム状態応答コマンドが受信されない場合、リモート監視サーバ10は、次のシステム状態要求コマンドを送信してから、10秒以内にシステム状態応答コマンドを受信するか否かの判断をさらに5回繰り返す(サブカウント)。サブカウント内においても、システム状態応答コマンドが受信されない場合、リモート監視サーバ10は、移動局40を発見することが不可能であるとして、「NOT FOUND」と表示する。
なお、シーケンスS43でリモート監視サーバ10と移動局40との間で回線が確立された後に、メインカウント及びサブカウントを経てもシステム状態応答コマンドが受信されない場合、リモート監視サーバ10は、確立されていた回線が切断されてリモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったとして、「OFFLINE」と表示する(シーケンスS54)。リモート監視サーバ10は、回線が切断されたと判断した後、一切のコマンド送信を停止する(シーケンスS55)。
図6は、移動局40から送信されるスタンバイ通知コマンドにより、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線が確立される際の衛星通信システムのシーケンス図を示す。
移動局40は、利用者によりトリガ操作が行われると、10秒周期でスタンバイ通知コマンドをリモート監視サーバ10へ送信する(シーケンスS61)。
リモート監視サーバ10は、移動局40からのスタンバイ通知コマンドを受信すると、1秒周期で、システム状態要求コマンドを移動局40へ送信する(シーケンスS62)。
移動局40は、リモート監視サーバ10から送信されるシステム状態要求コマンドを受信すると、リモート監視サーバ10と移動局40との間で回線が確立されたとして、システム状態応答コマンドをリモート監視サーバ10へ送信すると共に、「ONLINE」と表示する(シーケンスS63)。
リモート監視サーバ10は、システム状態要求コマンドを送信した後、タイムアウト時間10秒以内に、移動局40から送信されるシステム状態応答コマンドを受信したか否かを判断する。10秒以内にシステム状態応答コマンドを受信した場合、リモート監視サーバ10は、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線が確立されたとして、「ONLINE」と表示する(シーケンスS64)。リモート監視サーバ10は、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線が確立された後、1秒周期でシステム状態要求コマンドを移動局40へ出力する。
なお、リモート監視サーバ10から送信されるシステム状態要求コマンドを最後に受信した後、新たなコマンドを受信せずに設定時間30秒が経過した場合、移動局40は、リモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったと判断し、「OFFLINE」と表示する(シーケンスS65)。移動局40は、リモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスとなったと判断すると、リモート監視サーバ10へのコマンドの送信を一切停止する(シーケンスS66)。
図7は、リモート監視サーバ10からのログ取得要求コマンドに応じて、移動局40がリモート監視サーバ10へログデータを送信する際の衛星通信システムのシーケンス図を示す。なお、図7において、リモート監視サーバ10と移動局40との間で回線が確立されているものとする。
リモート監視サーバ10は、利用者からログ情報を取得する旨の要求を受けた場合、ログ情報の要求件数を含むログ取得要求コマンドを移動局40へ送信し、「LOG取得中」と表示する(シーケンスS71)。
移動局40は、リモート監視サーバ10からログ取得要求コマンドを受信すると、ログ情報を、新たに取得したログ情報から順に符号化する。移動局40は、符号化した例えば、100件程度のログ情報からログデータを作成する(シーケンスS72)。移動局40は、作成したログデータをリモート監視サーバ10へ、100ms周期で送信する(シーケンスS73)。
リモート監視サーバ10は、移動局40からログデータを受信すると、受信したログデータを、移動局40との間で予め設定されている符号化方式に基づいて復号し、ログデータに含まれる複数のログ情報を取得する(シーケンスS74)。
移動局40は、リモート監視サーバ10により指定される件数のログ情報を送信するまで、又は、送信する必要のある件数のログ情報を送信するまで、100ms間隔でログデータを繰り返し送信する。移動局40は、リモート監視サーバ10により指定される件数のログ情報の送信が完了、又は、送信する必要のある件数のログ情報の送信が完了すると、送信したログ情報の件数についての情報を含むログデータ送信完了コマンドをリモート監視サーバ10へ送信する(シーケンスS75)。
リモート監視サーバ10は、移動局40から送信されるログデータ送信完了コマンドを受信すると、受信したログデータ送信完了コマンドに含まれる件数情報が、移動局40から実際に送信されたログ情報の件数と一致するか否かを判断する(シーケンスS76)。一致する場合、リモート監視サーバ10は、ログ情報の取得が完了したとして、ログ取得完了コマンドを移動局40へ送信すると共に、「LOG取得完了」と表示する(シーケンスS77)。
受信したログ情報の件数が、移動局40から送信されたログ情報の件数と一致しない場合、リモート監視サーバ10は、ログ取得要求コマンドを移動局40へ再度送信する。
図8は、リモート監視サーバ10から送信される回線停止要求コマンドにより、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線を停止させる際の衛星通信システムのシーケンス図を示す。なお、図8において、リモート監視サーバ10と移動局40との間の回線は確立されているものとする。
リモート監視サーバ10は、利用者から回線を停止する旨の指示を受けると、回線停止要求コマンドを移動局40へ送信すると共に、「OFFLINE要求」と表示し、一切のコマンド送信を停止する(シーケンスS81)。
移動局40は、リモート監視サーバ10から送信される回線停止要求コマンドを受信すると、リモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったとして、回線停止応答コマンドをリモート監視サーバ10へ送信すると共に、「OFFLINE」と表示する(シーケンスS82)。移動局40は、回線停止応答コマンドをリモート監視サーバ10へ送信した後、一切のコマンド送信を停止する(シーケンスS83)。
リモート監視サーバ10は、回線停止要求コマンドを送信した後、回線停止応答コマンドを受信したか否かを判断する。回線停止要求コマンドを送信した後、回線停止応答コマンドを受信した場合、リモート監視サーバ10は、リモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったとして、「OFFLINE」と表示する(シーケンスS84)。
回線停止要求コマンドを送信した後、設定時間30秒内に回線停止応答コマンドを受信しない場合、リモート監視サーバ10は、回線が切断されてリモート監視サーバ10と移動局40とを接続する回線が回線停止終了ステータスになったと判断し、表示部14に「OFFLINE」と表示させる。
以上のように、本実施形態では、移動局40の第2の処理部412は、ログ情報を符号化し、符号化した複数のログ情報をまとめて送信するようにしている。これにより、衛星通信システムは、リモート監視サーバ10と移動局40との間の通信回数を大幅に減らすことが可能となる。
DAMA回線でのTCP通信では、送信するデータ量よりも、対向して通信する回数の方が通信の遅延に与える影響が大きいことが知られている。したがって、本実施形態に係る衛星通信システムによれば、ログ情報を送信する際の遅延を極小化することができる。
また、本実施形態では、移動局40の第2の処理部412は、ログ情報を、最新のログ情報から順に符号化するようにしている。これにより、送信する必要のあるログ情報を残して、回線が切断されてしまった場合であっても、リモート監視サーバ10は、最も必要となる、最新のログ情報を部分的に取得することが可能となる。
また、本実施形態では、移動局40の第2の処理部412は、ログ情報を1項〜7項で構成されるように符号化するようにしている。これにより、移動局40は、ログ情報を効率的かつ高速に符号化することが可能となる。
また、本実施形態では、リモート監視サーバ10の第2の処理部112は、1項〜7項で構成されるように符号化されたログ情報を復号するようにしている。これにより、リモート監視サーバ10は、ログ情報を効率的かつ高速に復号することが可能となる。
また、本実施形態では、リモート監視サーバ10の第2の処理部112と、移動局40の第2の処理部412とは、第1の対応テーブルを予め記憶する。第2の処理部412は、第1の対応テーブルに従って機器名称を符号化し、符号化した文字を4項に記載する。そして、第2の処理部112は、第1の対応テーブルに従い、4項に記載される文字を復号するようにしている。これにより、機器名称を効率的かつ高速に符号化及び復号することが可能となる。
また、本実施形態では、リモート監視サーバ10の第2の処理部112と、移動局40の第2の処理部412とは、第2の対応テーブルを予め記憶する。第2の処理部412は、ログ情報が固定文言ログである場合、固定文言ログを第2の対応テーブルに従って符号化し、符号化した文字を5項に記載する。そして、第2の処理部112は、第2の対応テーブルに従い、5項に記載される文字を復号するようにしている。これにより、固定文言ログを効率的かつ高速に符号化及び復号することが可能となる。
また、本実施形態では、移動局40の第2の処理部412は、ログ情報が可変文言ログである場合は、5項に「SJ」を記載し、可変文言ログの内容を6項に記載する。リモート監視サーバ10の第2の処理部112は、受信したログ情報の5項に「SJ」が記載されている場合、6項からその内容を読み取るようにしている。これにより、第2の処理部412は、随時変化する恐れのある内容については符号化にかかる時間を考慮しなくてもよくなり、符号化が短縮されることになる。
また、本実施形態では、リモート監視サーバ10の第1の処理部111は、回線が確立された後、送信したシステム状態要求コマンドに対するシステム状態応答コマンドがタイムアウト時間内に返信されない状態が所定回数繰り返された場合、一切のコマンド送信を停止するようにしている。ゲートウェイ21は、設定時間以上信号を受信しない場合、確立されている回線を開放する開放要求を親モデム50へ送信し、親モデム50に回線を開放させる。これにより、衛星通信システムは、DAMA回線の占有状態を早期に解消することが可能となる。
また、本実施形態では、リモート監視サーバ10の第3の処理部113は、回線停止要求コマンドを送信した後、一切のコマンド送信を停止する。ゲートウェイ21は、設定時間以上信号を受信しない場合、確立されている回線を開放する開放要求を親モデム50へ送信し、親モデム50に回線を開放させる。これにより、衛星通信システムは、DAMA回線の占有状態を早期に解消することが可能となる。
また、本実施形態では、移動局40の第1の処理部411は、リモート監視サーバ10から送信されるシステム状態要求コマンドを最後に受信した後、設定時間経過した場合、リモート監視サーバ10へのコマンドの送信を一切停止する。ゲートウェイ31−1は、設定時間以上信号を受信しない場合、確立されている回線を開放する開放要求を親モデム50へ送信し、親モデム50に回線を開放させる。これにより、衛星通信システムは、DAMA回線の占有状態を早期に解消することが可能となる。
衛星回線では、天候及び回線状況等により、いかなる状況下でも通信が切断される可能性がある。本実施形態に係る衛星通信システムによれば、通信が切断されると、早急に周波数帯が開放されるようになっているため、親モデム50による回線の割り当てを効率的に実施できる。
また、本実施形態では、移動局40の第1の処理部411は、利用者によりトリガ操作が行われると、スタンバイ通知コマンドをリモート監視サーバ10へ送信するようにしている。これにより、リモート監視サーバ10と、移動局40との双方からアクセスすることが可能となる。
また、本実施形態では、移動局40の第1の処理部411は、システム状態応答コマンドに複数の状態情報を含めるようにしている。これにより、状態情報を送信する回数を減らし、通信の遅延を極小化することが可能となる。
また、本実施形態では、移動局40の第1の処理部411は、スタンバイ通知コマンドに複数の状態情報を含めるようにしている。これにより、状態情報を送信する回数を減らし、通信の遅延を解消することが可能となる。
なお、本実施形態では、1秒の周期でシステム状態要求コマンドが送信され、10秒の周期でスタンバイ通知コマンドが送信され、100msの周期でログデータが送信される場合を例に説明したが、これらに限定される訳ではなく、必要に応じて変更することが可能である。
また、本実施形態では、タイムアウト時間を10秒と設定しているが、タイムアウト時間は10秒に限定される訳ではない。
また、本実施形態では、リモート監視サーバ10の第1の処理部111は、リモート監視サーバ10と、移動局との間の回線が確立される前に送信したシステム要求コマンドを保持するようにしても構わない。第1の処理部111は、回線が確立された後、保持しているシステム要求コマンドを、回線が確立された移動局へ送信する。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…リモート監視サーバ、11…制御部、111…第1の処理部、112…第2の処理部、113…第3の処理部、12…送信部、13…受信部、14…表示部、20−1〜20−p…監視側モデム、21−1…ゲートウェイ、30−1〜30−q…端末側モデム、31−1〜31−q…ゲートウェイ、40−1〜40−r…移動局、41…制御部、411…第1の処理部、412…第2の処理部、413…第3の処理部、42…送信部、43…受信部、44…表示部

Claims (24)

  1. 要求割当多重接続(DAMA:Demand Assignment Multiple Access)により割り当てられた通信回線を利用し、リモート監視サーバと移動局とを衛星を介して通信させる衛星通信システムにおいて、
    前記リモート監視サーバは、
    前記移動局の状態を要求する状態要求コマンドを前記移動局へ送信し、前記状態要求コマンドに対する状態応答コマンドを受信した場合、前記移動局との通信回線が確立されたと判断する第1の処理部と、
    前記通信回線が確立されている場合に、前記移動局のログ情報を要求するログ取得要求コマンドを前記移動局へ送信し、前記ログ取得要求コマンドに応じて前記移動局から送信され、かつ、複数の前記ログ情報が予め設定された符号化方式により符号化されて作成されるログデータを前記符号化方式に対応させて復号し、前記ログ情報を取得する第2の処理部と
    を備え、
    前記移動局は、
    前記状態要求コマンドを受信すると、前記リモート監視サーバとの通信回線が確立されたと判断し、前記状態応答コマンドを前記リモート監視サーバへ送信する第3の処理部と、
    前記ログ取得要求コマンドを受信すると、前記符号化方式を用いて前記ログ情報を符号化し、前記符号化したログ情報を予め設定された容量分だけまとめて前記ログデータを作成し、前記ログデータを前記リモート監視サーバへ送信する第4の処理部と
    を備える衛星通信システム。
  2. 前記第4の処理部は、最新のログ情報から順に符号化する請求項1記載の衛星通信システム。
  3. 前記第4の処理部は、前記ログ情報を定形ログと不定形ログとに分類し、前記定形ログを符号化する請求項1又は2に記載の衛星通信システム。
  4. 前記第4の処理部は、前記ログ情報を、件番号を示す第1の項目、分類を示す第2の項目、日付/時刻を示す第3の項目、機器名称を示す第4の項目、前記ログ情報を第1の内容を示す第5の項目、前記ログ情報の第2の内容を示す第6の項目、及び、発生/復旧を示す第7の項目で構成されるように符号化し、
    前記第2の処理部は、前記7個の項目について復号する請求項1乃至3のいずれかに記載の衛星通信システム。
  5. 前記第4の処理部は、固定文言ログを文字に符号化するための第1の対応テーブルを予め有し、前記ログ情報が固定文言ログである場合、前記固定文言ログを前記第1の対応テーブルを参照して符号化した文字を前記第5の項目に記載し、前記ログ情報が可変文言ログである場合、識別子を前記第5の項目に記載し、前記可変文言ログを前記第6の項目に記載し、
    前記第2の処理部は、符号化された文字を固定文言ログへ復号するための第2の対応テーブルを予め有し、前記第5の項目に前記符号化された文字が記載される場合、前記符号化された文字を前記第2の対応テーブルを参照して復号し、前記第5の項目に前記識別子が記載される場合、前記第6の項目から前記可変文言ログを読み取る請求項4記載の衛星通信システム。
  6. 前記第1の処理部は、前記通信回線が確立された状態で、前記状態要求コマンドを予め設定された周期で前記移動局へ送信し、前記状態要求コマンドを送信した後、予め設定されたタイムアウト時間内に前記状態応答コマンドを受信しない状態が所定回数続く場合、一切のコマンド送信を停止する請求項1乃至5のいずれかに記載の衛星通信システム。
  7. 前記第1の処理部は、前記通信回線が確立された状態で、前記状態要求コマンドを予め設定された周期で前記移動局へ送信し、
    前記第3の処理部は、前記状態要求コマンドを受信した後、予め設定した設定時間内に新たなコマンドを受信しない場合、一切のコマンド送信を停止する請求項1乃至6のいずれかに記載の衛星通信システム。
  8. 前記リモート監視サーバは、前記確立された通信回線を停止する回線停止要求コマンドを前記移動局へ送信した後、一切のコマンド送信を停止し、前記回線停止要求コマンドに対する回線停止応答コマンドを受信した場合、前記移動局との通信回線が停止されたと判断する第5の処理部をさらに備え、
    前記移動局は、前記回線停止要求コマンドを受信すると、前記回線停止応答コマンドを前記リモート監視サーバへ出力し、一切のコマンド送信を停止する第6の処理部をさらに備える請求項1乃至7のいずれかに記載の衛星通信システム。
  9. 前記第3の処理部は、トリガ操作に応じてスタンバイ通知コマンドを前記リモート監視サーバへ送信し、
    前記第1の処理部は、前記スタンバイ通知コマンドを受信すると、前記状態要求コマンドの送信を開始する請求項1乃至8のいずれかに記載の衛星通信システム。
  10. 前記第3の処理部は、前記スタンバイ通知コマンドに前記移動局の状態情報を含めて前記スタンバイ通知コマンドを送信する請求項9記載の衛星通信システム。
  11. 要求割当多重接続(DAMA:Demand Assignment Multiple Access)により割り当てられた通信回線を利用し、リモート監視サーバと移動局とを衛星を介して通信させる衛星通信システムで用いられる移動局監視方法において、
    前記リモート監視サーバが、前記移動局の状態を要求する状態要求コマンドを前記移動局へ送信し、前記状態要求コマンドに対する状態応答コマンドを前記移動局から受信すると、前記移動局との通信回線が確立されたと判断し、
    前記移動局が、前記状態要求コマンドを受信し、前記受信した状態要求コマンドに対する状態応答コマンドを前記リモート監視サーバへ送信すると、前記リモート監視サーバとの通信回線が確立されたと判断し、
    前記通信回線が確立されている状態で、前記移動局のログ情報が要求された場合、
    前記移動局が、予め設定された符号化方式を用いて前記ログ情報を符号化し、
    前記移動局が、前記符号化したログ情報を予め設定された容量分だけまとめてログデータを作成し、
    前記移動局が、前記ログデータを前記リモート監視サーバへ送信し、
    前記リモート監視サーバが、前記移動局から送信される前記ログデータを前記符号化方式に対応させて復号し、前記ログ情報を取得する移動局監視方法。
  12. 要求割当多重接続(DAMA:Demand Assignment Multiple Access)により割り当てられた通信回線を利用し、リモート監視サーバと移動局とを衛星を介して通信させる衛星通信システムで用いられる移動局監視プログラムにおいて、
    前記移動局の状態を要求する状態要求コマンドを前記移動局へ送信し、前記状態要求コマンドに対する状態応答コマンドを受信した場合、前記移動局との通信回線が確立されたと判断する第1の処理と、
    前記通信回線が確立されている状態で、前記移動局のログ情報を要求するログ取得要求コマンドを前記移動局へ送信し、前記ログ取得要求コマンドに応じて前記移動局から送信され、かつ、複数の前記ログ情報が予め設定された符号化方式により符号化されて作成されるログデータを前記符号化方式に対応させて復号し、前記ログ情報を取得する第2の処理と
    を前記リモート監視サーバに備えられるコンピュータに実行させ、
    前記状態要求コマンドを受信すると、前記リモート監視サーバとの通信回線が確立されたと判断し、前記状態応答コマンドを前記リモート監視サーバへ送信する第3の処理と、
    前記ログ取得要求コマンドを受信すると、前記符号化方式を用いて前記ログ情報を符号化し、前記符号化したログ情報を予め設定された容量分だけまとめて前記ログデータを作成し、前記ログデータを前記リモート監視サーバへ送信する第4の処理と
    を前記移動局に備えられるコンピュータに実行させる移動局監視プログラム。
  13. 前記第4の処理は、最新のログ情報から順に符号化する請求項12記載の移動局監視プログラム。
  14. 前記第4の処理は、前記ログ情報を定形ログと不定形ログとに分類し、前記定形ログを符号化する請求項12又は13に記載の移動局監視プログラム。
  15. 前記第4の処理は、前記ログ情報を、件番号を示す第1の項目、分類を示す第2の項目、日付/時刻を示す第3の項目、機器名称を示す第4の項目、前記ログ情報を第1の内容を示す第5の項目、前記ログ情報の第2の内容を示す第6の項目、及び、発生/復旧を示す第7の項目で構成されるように符号化し、
    前記第2の処理は、前記7個の項目について復号する請求項12乃至14のいずれかに記載の移動局監視プログラム。
  16. 前記第4の処理は、前記ログ情報が固定文言ログである場合、前記固定文言ログを文字に符号化するための第1の対応テーブルを参照して前記固定文言ログを符号化し、前記符号化した文字を前記第5の項目に記載し、
    前記第4の処理は、前記ログ情報が可変文言ログである場合、識別子を前記第5の項目に記載し、前記可変文言ログを前記第6の項目に記載し、
    前記第2の処理は、前記第5の項目に前記符号化された文字が記載される場合、前記符号化された文字を固定文言ログへ復号するための第2の対応テーブルを参照して前記符号化された文字を復号し、
    前記第2の処理は、前記第5の項目に前記識別子が記載される場合、前記第6の項目から前記可変文言ログを読み取る請求項15記載の移動局監視プログラム。
  17. 前記第1の処理は、前記通信回線が確立された状態で、前記状態要求コマンドを予め設定された周期で前記移動局へ送信し、前記状態要求コマンドを送信した後、予め設定されたタイムアウト時間内に前記状態応答コマンドを受信しない状態が所定回数続く場合、一切のコマンド送信を停止する請求項12乃至16のいずれかに記載の移動局監視プログラム。
  18. 前記第1の処理は、前記通信回線が確立された状態で、前記状態要求コマンドを予め設定された周期で前記移動局へ送信し、
    前記第3の処理は、前記状態要求コマンドを受信した後、予め設定した設定時間内に新たなコマンドを受信しない場合、一切のコマンド送信を停止する請求項12乃至17のいずれかに記載の移動局監視プログラム。
  19. 前記確立された通信回線を停止する回線停止要求コマンドを前記移動局へ送信した後、一切のコマンド送信を停止し、前記回線停止要求コマンドに対する回線停止応答コマンドを受信した場合、前記移動局との通信回線が停止されたと判断する第5の処理を前記リモート監視サーバのコンピュータにさらに実行させ、
    前記回線停止要求コマンドを受信すると、前記回線停止応答コマンドを前記リモート監視サーバへ出力し、一切のコマンド送信を停止する第6の処理を前記移動局のコンピュータにさらに実行させる請求項12乃至18のいずれかに記載の移動局監視プログラム。
  20. 前記第3の処理は、トリガ操作に応じてスタンバイ通知コマンドを前記リモート監視サーバへ送信し、
    前記第1の処理は、前記スタンバイ通知コマンドを受信すると、前記状態要求コマンドを送信を開始する請求項12乃至19のいずれかに記載の移動局監視プログラム。
  21. 前記第3の処理は、前記スタンバイ通知コマンドに前記移動局の状態情報を含めて前記スタンバイ通知コマンドを送信する請求項20記載の移動局監視プログラム。
  22. 要求割当多重接続(DAMA:Demand Assignment Multiple Access)により割り当てられた通信回線を利用し、リモート監視サーバと移動局とを衛星を介して通信させる衛星通信システムで用いられる移動局において、
    ログ情報を要求するログ取得要求コマンドを前記リモート監視サーバから受信すると、予め設定された符号化方式を用いて前記ログ情報を符号化し、前記符号化したログ情報を予め設定された容量分だけまとめてログデータを作成し、前記ログデータを前記リモート監視サーバへ送信する処理部を具備する移動局。


  23. 前記処理部は、前記ログ情報を、件番号を示す第1の項目、分類を示す第2の項目、日付/時刻を示す第3の項目、機器名称を示す第4の項目、前記ログ情報を第1の内容を示す第5の項目、前記ログ情報の第2の内容を示す第6の項目、及び、発生/復旧を示す第7の項目で構成されるように符号化する請求項22記載の移動局。
  24. 前記処理部は、固定文言ログを文字に符号化するための対応テーブルを予め有し、前記ログ情報が固定文言ログである場合、前記固定文言ログを前記対応テーブルを参照して符号化した文字を前記第5の項目に記載し、前記ログ情報が可変文言ログである場合、識別子を前記第5の項目に記載し、前記可変文言ログを前記第6の項目に記載する請求項23記載の移動局。
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