以下、実施の形態を、図1から図54に示した本発明と、一実施例に基づいて図2で説明する。
図22・23の押し戻し扇(18)は、まず内部稼動受プロペラ管(27)分の穴の開いたヴアームクーヘンの様な平たい筒形状のものを、2から20分の1にカットとしたうちの半分である1から10個の扇柱形状である円柱片材(90)の内側で、窪んだ弧をえがく面を正面とし、その円柱片材(90)の左面と平面と背面の辺が交差する点を基点に、左面と平面の共通辺に対して、左面と正面の共通辺に接するラインを成す角度が15°から75°の∠Bが内傾斜上部カットライン(91)で、
円柱片材(90)の右面と下面と正面の辺が交差する点を基点に、右面と下面の共通辺に対して、右面と背面の共通辺に接するラインを成す角度が15°から75°の∠Cが内傾斜下部カットライン(92)で、これら内傾斜上部カットライン(91)と内傾斜下部カットライン(92)を回転方向に結ぶ傾斜を形成するrが円柱片材(90)の側面の長さ(右面と下面の共通辺)の4分の1から円柱片材(90)の側面の長さ(右面と下面の共通辺)の100倍の長さになるようにカットし、次に押し戻し扇(18)の厚み分を残すように反対側の面をカットしてできた内傾斜の押し戻し扇片(14)になり、円柱片材(90)の左面と平面と正面の辺が交差する点を基点に、左面と平面の共通辺に対して、左面と背面の共通辺に接するラインを成す角度が15°から75°の∠Aが、外傾斜上部カットライン(93)で、円柱片材(90)の右面と下面と背面の辺が交差する点を基点に、右面と下面の共通辺に対して、右面と正面の共通辺に接するラインを成す角度が15°から75°の∠Dが、外傾斜下部カットライン(94)で、これら外傾斜上部カットライン(93)と外傾斜下部カットライン(94)を回転方向に結ぶ傾斜を形成するrが円柱片材(90)の側面の長さ(右面と下面の共通辺)の4分の1から円柱片材(90)の側面の長さ(右面と下面の共通辺)の100倍の長さになるようにカットし、次に押し戻し扇(18)の厚み分を残すように反対側の面をカットしてできた外傾斜の押し戻し扇片(64)か、上記の内傾斜の押し戻し扇片(14)の何れかの押し戻し扇(18)部品
図22・23の内部稼動受プロペラ管(27)よりも大きい穴の開いた円柱を、2から20分の1にカットとしたうちの半分である1から10個の円柱片材B(97)、又は上記の円柱片材(90)の穴のであった部分を内側から5割から9.5割切削した円柱片材B(97)を上記と同じようにカットした内傾斜共通レール(95)か、外傾斜共通レール(96)の何れかの稼働受レール(17)・戻し引きレール(72)・レールカバー(73)共通形状の部品
上記の円柱片材(90)の外側の弧部分を5割から9.5割切削したものを上記と同じようにカットした小プロペラ片(100)
上記と別に一例をあげた図5の押し戻し扇(18)は、ヴアームクーヘンの様な平たい筒状のものの中央の穴の中心点から2から20分割だが、実施例としては四等分した形状で、中心の孔を除いた半径(77)・厚み(76)・外周弧の長さ・内周弧の長さからなる形状になり、これを右側面図の押し戻し扇(18)の形状に削りだすため上部平面の外側の一点を基点に上部平面右を90°とし、上部平面基準の稼動受プロペラ片材内側傾斜角(82)が270°から200°の何れかの角度か、又は上部平面の内側の一点を基点に稼動受プロペラ片材外側傾斜角(83)を90°から160°の何れかの角度に切削し、次に底面の内側の一点を基点に底面右を90°とし、底面基準の稼動受プロペラ片材内側傾斜角(65)が20°から70°の何れかの角度、又は底面の外側の一点を基点に稼動受プロペラ片材外側傾斜角(81)を270°から340°の何れかの角度に切削し、上記の角度に切削したライン同士である上部平面基準の稼動受プロペラ片材内側傾斜角(82)と底面基準の稼動受プロペラ片材内側傾斜角(65)か、稼動受プロペラ片材外側傾斜角(83)と底面基準の稼動受プロペラ片材外側傾斜角(81)を、それぞれ結ぶように内側叉は外側に、円の方向に沿って滑らかな傾斜を設け、さらに厚み分残すように反対側も切削するか、この形状に鋳造した部品2個。
他の加工例として押し戻し扇(18)・稼動羽受プロペラ片(149)の共通加工例は、外部稼動受プロペラ管(55)を幾つも繋ぎ合わせた形状の長いパイプ形状ものの中央に内部稼動受プロペラ管(27)を幾つも繋ぎ合わせた形状の長いパイプ形状のものを置き、その間の周囲に螺旋を形成した螺旋部品(164)の先端部を360°÷気筒数=中心から描く弧の角度に螺旋形成開始位置から分割カットするもので、使用例4気筒の場合は、先端部を螺旋形成開始位置から十文字にカットして出来たプロペラ片集合材(166)の先端部の螺旋形成開始位置の辺から螺旋を90°下った扇形状の下の辺の位置で辺に合わせて水平に横カットしてできたプロペラ片材(145)を、金太郎飴のように所定の位置でカットして4つ作り、プロペラ片材(145)の内側である内部稼動受プロペラ管(27)を4等分した面を寄せ集めて再度内部稼動受プロペラ管(27)を形成するように溶着した部品
図25の小プロペラ片(100)は上記のレールカバー(73)などの共通形状の部品の内側弧よりも内側よりの弧で形成される円柱片材を上記のように加工した部品。
上記と別に一例をあげた図6の稼働受レール(17)と、戻し引きレール(72)と、レールカバー(73)は共通形状で、上記ヴアームクーヘンの様な平たい筒状の2から20分割で、使用例としては4分の1のものの、穴の中心から中心の孔を除いた半径(77)の内側から5割から9割切削し、上記押し戻し扇(18)と同じ様に切削するか、この形状に鋳造した部品6個。
図27・28の稼動受プロペラ(2)は上記稼働受2プロペラ(139)の押し戻し扇(18)が付いていない部分又言い換えると押し戻し扇(18)同士の間の位置で下記と同じ3方向の傾斜角を持つ小プロペラ片(100)を設けた構造
図54の押し戻し扇(18)・稼動羽受プロペラ片(149)の共通形状としては薄い円盤状の板を2から20分に1の部品を、使用例としては4分の1の物を、フラット状態から裏表に掛けての間で円錐台の側面の一部を形成する様にrを付けた部分と、稼動羽受ファン(148)正面に対しての傾斜角が前方を0°、後方を180°としたときに、20°から160°の間で設けた部分と、稼動羽受ファン(148)の側面に対しての傾斜角が前方を0°、後方を180°としたときに、20°から160°の間で設けた部分、これらの何れか1つの角から3つの角度で形成される。
扇形状板(163)は、円盤状の中央に内部稼動受プロペラ管(27)用の穴を開け、それを1から20等分した部品。
図46の稼動羽受ファン(148)は、簡略的に言うと、扇風機の羽根の形状に似ていて、違いは羽根同士の奥と手前の側面が正面から見ての間隔がない形状の物で、詳しく述べると上記の内部稼動受プロペラ管(27)に使用例として4等分の上記扇形状板(163)を、扇形状板の側面同士に対するrを表からフラット状態から裏に掛けて何れかの角度を設けた部分と、
稼動羽受ファン(148)正面に対しての傾斜角が前方を0°、後方を180°としたときに、20°から160°の間で傾斜を設けた部分と、稼動羽受ファン(148)の側面に対しての傾斜角が前方を0°、後方を180°としたときに、20°から160°の間で傾斜を設けた部分で、稼動羽受プロペラ片(149)の側面同士から内側に伸ばしたラインが交わる位置を基点に外側の弧に放射上に伸ばしたラインから内側の弧の長さはそれぞれ同じ様に整えた形状。
図7・8のピストン軸用の稼動受プロペラ(2)は、シャフト(1)を通す孔の開いた円筒形状の内部稼動受プロペラ管(27)の外側に、上記押し戻し扇(18)の内側(穴であった側)を、1から15枚、または実施例では2枚の押し戻し扇(18)を押し戻し扇(18)のサイズ分の間隔をとり、対角線上でひとつ越しに固定し、その間を1から15枚または実施例では2枚の稼働受レール(17)の表面のrの向きを合わせ、それぞれの側面外端である接続面に適宜にRをつけて湾曲し、滑らかにして溶着した部分と、押し戻し扇(18)と稼働受レール(17)の外周に大きい円筒形の外部稼動受プロペラ管(55)を溶着した部分と、外部稼動受プロペラ管(55)と押し戻し扇(18)の接合部から稼動誘導ローラー(4)が滑動できるように隙間を設けた位置に表面のrの向きを合わせて、レールカバー(73)を外部稼動受プロペラ管(55)の内側に溶着した部分と、外部稼動受プロペラ管(55)と稼働受レール(17)の接合部から稼動誘導ローラー(4)が滑動できるように隙間を設けた位置に表面のrの向きを合わせて、戻し引きレール(72)を外部稼動受プロペラ管(55)の内側を溶着した部分と、レールカバー(73)と戻し引きレール(72)の接続面に適宜にRをつけて湾曲し、滑らかにして溶着した部分からなる形状か、この形に鋳造した稼動受プロペラ(2)部品。
また別の表現をすると、金属製やプラスチック製・木製のファンのはねの様な形状で、右回りにより後方に空気の流れを作るの場合の稼動受プロペラ(2)の正面から見て各はねである押し戻し扇(18)の回転時に空気の流れを作るハネの側面である奥側面と、次の右側のはねである押し戻し扇(18)の手前側面との間隔(隙間)がないサイズで、交互にはねの付け根の傾斜の向きが逆向きにして、内部稼動受プロペラ管(27)の周囲に押し戻し扇(18)の内側の弧と押し戻し扇(18)の側面同士を溶着して、その側面の接続面に適宜にRをつけて湾曲し、滑らかな波打った形状の押し戻し扇(18)の輪が出来でき、この押し戻し扇(18)の輪の円周に外部稼動受プロペラ管(55)の内周面に溶着して、シリンダー側から見て右回りの場合は、右上がりの傾斜の押し戻し扇(18)の内部稼動受プロペラ管(27)側から外部稼動受プロペラ管(55)から稼動誘導ローラー(4)の横幅分のスペースを残して切削してのこつた部分が稼働受レール(17)になり、これと同じもので稼動誘導ローラー(4)のローラー幅分のスペースを開けて対設に外部稼動受プロペラ管(55)の内周面に溶着して設けたのが戻し引きレール(72)になり、またこれと同じ共通形状のレールカバー(73)を左上がりの傾斜の押し戻し扇(18)の外周面から稼動誘導ローラー(4)のローラー幅分のスペースを開けて対設に外部稼動受プロペラ管(55)の内周面に溶着して出来た稼働受2プロペラ(139)に押し戻し扇(18)の外周弧を内周よりに稼動誘導ローラー(4)の横幅分以上のスペースを切削した小プロペラ片(100)の内側の弧を稼働受レール(17)側で、逆傾斜に内部稼動受プロペラ管(27)側面に溶着した稼動受プロペラ(2)
また別の表現で言うと、シャフト(1)を通す孔の開いた円筒形状の内部稼動受プロペラ管(27)の外側に、上記押し戻し扇(18)1から15枚の内側を押し戻し扇(18)のサイズの間隔をとり、ひとつ越しに固定し、その押し戻し扇(18)同士の間の側面であるシリンダー側から見て右回転時に空気の流れを作る押し戻し扇(18)の奥側面と次の押し戻し扇(18)の手前側面に、外寄りに5割から0.5割の幅で1から15枚の稼働受レール(17)で渡設して接続面に適宜にRをつけて湾曲し、滑らかにして固定し、押し戻し扇(18)と稼働受レール(17)の外周に大きい円筒形の外部稼動受プロペラ管(55)でここも固定し、次に外部稼動受プロペラ管(55)と押し戻し扇(18)の接合部からピストン側に稼動誘導ローラー(4)が滑動できるように隙間を開けて接合部に沿って外部稼動受プロペラ管(55)内側側面位置にレールカバー(73)を固定した部分と、外部稼動受プロペラ管(55)と稼働受レール(17)の接合部からピストン側に稼動誘導ローラー(4)が滑動できるように隙間を開けて接合部に沿って外部稼動受プロペラ管(55)内側側面位置に戻し引きレール(72)を固定した部分と、レールカバー(73)の側面と戻し引きレール(72)の接続面に適宜にRをつけて湾曲し、滑らかにして固定した部分からなる稼動受プロペラ(2)
又簡潔に言い表すと押し戻し扇(18)は内側を内部稼動受プロペラ管(27)で固定し、外側を外部稼動受プロペラ管(55)で固定した部分と、押し戻し扇(18)分の間隔を開けた部分に稼動受プロペラ(2)を正面から見て各はねの手前側面(回転時に風を切る面)と次にはねの奥側面の外寄り側面に稼働受レール(17)固定した部分と、稼働受レール(17)の外側と外部稼動受プロペラ管(55)の接する面を固定した部分と押し戻し扇(18)からピストン側に稼動誘導ローラー(4)が滑動できるように隙間を開けて接合部に沿って、外部稼動受プロペラ管(55)内側側面位置にレールカバー(73)を固定した部分と、外部稼動受プロペラ管(55)と稼働受レール(17)の接合部からピストン側に稼動誘導ローラー(4)が滑動できるように隙間を開けて接合部に沿って外部稼動受プロペラ管(55)内側側面位置に戻し引きレール(72)を固定した部分とレールカバー(73)の側面と戻し引きレール(72)の側面とを固定した部分からなる形状の稼動受プロペラ(2)部品と、上記の稼動受プロペラ(2)にシャフト(1)挿通し、接続部を融着させた部分と、これよりピストンエンジン結束部(25)分の間隔をあけた端にカムに回転を伝えるギア(ピン歯車)を設けた部分が稼動部(20)になる。
さらに簡潔に表現をすると、シャフト(1)固定部の内部稼動受プロペラ管(27)の周囲に冷却と燃費効率とピストン運動を回転に変える誘導リング(167)保持の押し戻し扇(18)を押し戻し扇(18)分の間隔を開けて交互に気筒数に応じて1から15箇所設け扇風シャフト(170)の押し戻し扇(18)外周弧に外部稼動受プロペラ管(55)を溶着して固定したものを、シリンダー側から見て右回転の場合は、押し戻し扇(18)の手前の辺が右で、奥の辺が左なる向きで、押し戻し扇(18)の外弧に稼動誘導ローラー(4)が滑動できるように間隔を開けて、押し戻し扇(18)の外弧に対設にレールカバー(73)を外部稼動受プロペラ管(55)の内側側面に溶着し、押し戻し扇(18)の右辺と、右側の押し戻し扇(18)の左辺に稼働受レール(17)を渡設して両辺と外部稼動受プロペラ管(55)の内側側面に溶着し、その稼働受レール(17)の外弧に稼動誘導ローラー(4)が滑動できるように間隔を開けて、稼働受レール(17)の外弧に対設で、レールカバー(73)に渡設位置に、両辺と外部稼動受プロペラ管(55)の内側側面に溶着した稼動受プロペラ(2)
または外部稼動受プロペラ管(55)の内周面に押し戻し扇(18)・レールカバー(73)・稼働受レール(17)・戻し引きレール(72)で形成する誘導レール(168)の代わりに誘導溝(169)設けた誘導リング(167)
押し戻し扇(18)と小プロペラ片(100)を交互に内側の弧を適宜の傾斜を持たせて、内部稼動受プロペラ管(27)周囲に溶着したものにシャフト(1)を通して固定したものが扇風シャフト(170)
図9のヘッドギア(41)は、円盤状のもの中央にシャフト(1)用の穴であるシャフト用孔(48)を切削した部分と、外周寄りの位置にヘッド軸(49)を1から20等間隔片面に配置したの部品で、使用例としては四方に配置した構造。
図40の円盤カム(111)はシリンダー受エンド(9)又は円盤カム用シリンダーヘッド(127)より一回り小さい円盤状のもの中央にシャフト(1)用の穴である円盤カム用シャフト用孔(128)を切削した部分と、次に吸気用カムピン(123)と排気用カムピン(124)の位置は気筒数や稼働行程に応じて適宜に等間隔に配置するもので、使用例として4気筒の場合は、円盤状の外周寄り片面の吸気孔位置の円盤カム用バルブリフター(129)分の長さの位置または円盤カム用シリンダーヘッド(127)と円盤カム(111)のシャフト口同士を合わせ、円盤カム用シリンダーヘッド(127)の円盤カム吸気孔(137)と合う円盤カム(111)任意の位置に吸気用カムピン(123)を設け、この位置と基点の円盤カム用シャフト用孔(128)を結ぶラインから右へ90°で、排気孔位置の円盤カム用バルブリフター(130)分の長さの位置または円盤カム用シリンダーヘッド(127)と円盤カム(111)のシャフト口同士と、円盤カム吸気孔(137)には吸気用カムピン(123)を合わせた右の円盤カム排気孔(138)の位置に排気用カムピン(124)を設けた形状になる。
図14の稼動部(20)は、上記の稼動受プロペラ(2)のレールカバー(73)側の内部稼動受プロペラ管(27)の穴にシャフト(1)が4分の1または用途やサイズに応じて適宜の位置に挿通し、接続部を融着させた部分と、ヘッドギア(41)のヘッド軸(49)を内側(稼動受プロペラがある方)に、シャフト(1)が0.5mm突き出た位置に融着してできた部品。
図15の円盤カム用稼動部(140)は、上記の稼働羽受プロペラ(148)か、稼動受プロペラ(2)にシャフト(1)が4分の1または用途やサイズに応じて適宜の位置に挿通し、接続部を融着させた部分と、これよりピストンエンジン結束部(25)分の間隔をあけた端に図34円盤カム(111)の吸気用カムピン(123)や排気用カムピン(124)がある側を内側(稼動受プロペラがある方)に、シャフト(1)が0.5mm突き出た位置に融着してできた部品。
図10のピストンエンジン部(54)は従来のピストン(36)と同じ様に円柱形状のピストン(5)の片側シリンダーヘッド側の平面に窪みを切削したピストンキャビティ(115)部と、外周にピストンリング(6)を1から5つ設けたピストン(5)で、このピストン(5)より一回り大きい筒型形状のシリンダー(3)に対して、ピストン(5)が前後移動可能に内装し、稼動受プロペラ(2)または稼働羽受プロペラ(148)側のピストン(5)の中央に接続した四角柱の稼動誘導軸である稼動受プロペラ(2)用のピストン軸(43)または稼働羽受プロペラ(148)使用の場合は可変ピストン軸(153)部分と、上記シリンダー(3)のピストン軸(43)があるピストン(5)側、別に言い換えると稼動受プロペラ(2)がある方のシリンダー(3)側面を中央に稼動誘導軸用の四角い穴を設けた稼動誘導軸孔(60)設けたピストン壁(98)で閉るように溶着した部分と、先ほどの稼動誘導軸孔(60)に上記ピストン軸(43)が前後移動出来る様に軸架して、さらにシリンダー(3)の外に出たピストン軸(43)の先端部側面に回転可能に嵌設された車輪状の下記稼動誘導ローラー(4)を設けた部分と、シリンダーヘッド側面か、閉じていないシリンダー(3)側面にプラグ(37)とトップフィードインジェクター(116)を設けた部分からなる。
図15のシリンダーブロック(109)はシリンダー(3)の片側をピストン壁(98)で閉じ、その閉じた方の先端部付近の外周をシリンダー受トップ(42)のシリンダー用孔(47)で固定し、閉じてない方をシリンダー受エンド(9)のシリンダー用窪み部(74)か、または円盤カムの場合は円盤カム用シリンダーヘッド(127)のシリンダー用窪み部(74)で嵌着または溶着したもの、またはこの形状に鋳造した構造になる。
図14の吸排気機構付シリンダーヘッド(110)は、それぞれのピストンエンジン(54)をシリンダー受エンド(9)で閉じ、その反対側シリンダー受エンド(9)側面のそれぞれのピストンエンジン(54)の中央位置に円柱形のカム軸(11)1から20箇所を接続し、その先端に回転可能に嵌着した上記の十字ギア(12)部分と、それぞれのシリンダー受エンド(9)の吸気孔(75)部分と貫通する吸気中継配管(142)の片側を固定し、固定していない側を十字ギア(12)の厚さ分間隔を空けて台座又はボディーの固定された吸気配管(10)先端部を設けることで、4分の1回転に一回吸気孔(75)と吸気中継配管(142)と十字ギア吸気孔(13)と吸気配管(10)が接続貫通する部分と、それぞれのシリンダー受エンド(9)の排気孔(16)部分と貫通する排気中継配管(143)の片側を固定し、固定していない側を十字ギア(12)の厚さ分間隔を空けて台座又はボディーの固定された排気配管(89)先端部を設けることで、4分の1回転に一回排気孔(16)と排気中継配管(143)と十字ギア排気孔(88)と排気配管(89)が接続貫通する部分からなる。
図43の円盤カム用シリンダーヘッド(127)は円盤形状のものの中央にシャフト用孔(48)を設けた部分と、その周囲に円盤の厚みの半分だけ窪んだシリンダー用窪み部(74)1から20箇所の部分と、この部分のシリンダー用窪み部(74)である一段目の窪みの中のシャフト用孔(48)よりの位置と、その延長線上の外周よりに、さらに円盤の厚みの半分だけ窪みである二段目の窪みと、そのそれぞれの中央にその窪みの半分の直径の大きさの貫通孔を設け、二段目の窪みの周囲にリング状のバルブシート(119)を嵌着してバルブシート(119)の穴と貫通孔が同じ大きさの貫通孔になり、そこに管状のバルブガイド(120)を嵌着して出来たシャフト用孔(48)よりの円盤カム排気孔(138)部分と、外周よりの円盤カム吸気孔(137)部分からなる。
図44.45の吸排気機構付円盤カム用シリンダーヘッド(141)は、円盤カム用シリンダーヘッド(127)の窪みがない面の円盤カム吸気孔(137)位置に四角い容器形状の吸気ポート(118)を被せる様に設置面を溶着し、その吸気ポート(118)底部付近の任意の位置に吸気配管(10)を接続した部分と、円盤カム用シリンダーヘッド(127)の窪みがない面の円盤カム排気孔(138)位置に四角い容器形状の排気ポート(117)を被せる様に設置面を溶着し、その排気ポート(117)底部付近の任意の位置に排気配管(89)を接続した部分と、細い棒状の先端にラッパ形状の先端のバルブ(114)を円盤カム吸気孔(137)から吸気ポート(118)底部穴を開け突き出た部分にバルブスプリング(113)を通して、バルブ(114)のラッパ形状の先端の反対側を、長方形の先端部に斜めの傾斜30°から60°の何れか適宜の角度に切削した吸気孔位置の円盤カム用バルブリフター(129)部分と、細い棒状の先端にラッパ形状の先端のバルブ(114)を円盤カム排気孔(138)から排気ポート(117)底部穴を開け突き出た部分にバルブスプリング(113)を通して、バルブ(114)のラッパ形状の先端の反対側を、長方形の先端部に斜めの傾斜30°から60°の何れか適宜の角度に切削した排気孔位置の円盤カム用バルブリフター(130)部分が、シリンダー用窪み部(74)の数だけ各部分を設けた構造。
図15のピストンエンジン結束部(25)は上記ピストンエンジン部(54)の稼動受プロペラ(2)用ピストン軸(43)または稼働羽受プロペラ(148)用可変ピストン軸(153)側のシリンダー(3)を、シリンダー受トップ(42)のシリンダー用孔(47)で固定した部分と、ピストンエンジン部(54)のピストンキャビティ(115)側の、各シリンダー(3)側面で閉じていない部分を吸排気機構付シリンダーヘッド(110)または吸排気機構付円盤カム用シリンダーヘッド(141)のシリンダー用窪み部(74)で閉じて固定した部分からなる構造。
上記のシリンダー受エンド(9)側の上記のシリンダー(3)側面または円盤カム(111)側面にプラグ(37)とトップフィードインジェクター(116)を設けた構造のピストンエンジン(54)。
図14のピストンエンジン結束部と台座固定部(108)は上記のピストンエンジン結束部(25)のシリンダー受トップ(42)下部の螺子穴(50)と台座固定部(108)のシリンダー受トップ固定バー(29)の螺子穴(50)を螺子(53)で固定した部分と、シリンダー受エンド(9)下部の螺子穴(50)と台座固定部(108)のシリンダー受エンド固定バー(51)の螺子穴(50)を螺子(53)で固定した部分からなる物か、または、本体固定台座(52)以外の固定方法としてシリンダー受トップ(42)とシリンダー受エンド(9)の周囲をボディーの台座に嵌着する方法もある。
図10・11の稼動受プロペラ(2)用ピストン軸(43)は、四角柱形状の先端部の側面に回転可能に車輪状の稼動誘導ローラー(4)を嵌設した1から20個の部品。
図47の稼働羽受プロペラ(148)用可変ピストン軸(153)の先端部のボール保持部(159)は、可変ピストン軸(153)形状の四角柱管形状材の断面サイズの正六面体の片面に球体であるピストン軸ボール(154)を5.5割から9割部分を内蔵し、ピストン軸ボール(154)が稼動羽受プロペラ片(149)の傾斜で摺動して自由に回転できるように削成するかその形に鋳造した形状の部品。
図47の可変ピストン軸(153)は、四角柱の管形状材の中間位置に横カット(160)2分の1と、そこから横カットの2倍から20倍の所要な長さに切り込みを入れた縦カット(161)と、さらにそこから横カット2分の1で切断した形状のもの内の長さが長い方の、カットしていない側を閉じた形状の物が可変ピストン軸固定部(152)で、もう片方の短い長さの方のカットしていない側を上記ボール保持部(159)にピストン軸ボール(154)を嵌めたて、この部分とは反対側を溶着し、これより一回り大きい四角柱管形の可変ピストン軸用磁石部(158)を先端部近傍に嵌着した可変ピストン軸可動部(151)で、上記の可変ピストン軸固定部(152)に可変ピストン軸ばね(150)を嵌挿して内蔵し、その可変ピストン軸ばね(150)中心の穴に円柱形状の棒である芯(162)を可変ピストン軸固定部(152)の先端部から先ほど閉じた付け根の位置まで通して、可変ピストン軸固定部(152)の底部で三箇所を溶着した部分と、芯(162)が内装されていない可変ピストン軸ばね(150)の部分に可変ピストン軸可動部(151)の閉じていない側の切断面を合わせて嵌挿して内蔵し可変ピストン軸可動部(151)の底部と可変ピストン軸ばね(150)の端を溶着したこれらの構造。
上記稼働羽受プロペラ(148)用可変ピストン軸(153)の先端部付近の側面周囲に可変ピストン軸用磁石部(158)段差が出来ている部分が、稼動羽受ファン(148)の稼動羽受プロペラ片(149)の側面に接触しても然程抵抗はないものとするが、補足的に別の方法としてボール保持部(159)と可変ピストン軸可動部(151)の間に磁石部を設けることで可変ピストン軸(153)の側面をフラットにもできる。
図48の様に膨張・吸気時には稼動羽受ファン(148)の稼動羽受プロペラ片(149)を押す時の傾斜の高い面に対して可変ピストン軸固定部(152)のカットしていない先端部側の面が向いており、可変ピストン軸固定部(152)の先端部と可変ピストン軸可動部(151)段差部が可動位置で、可変ピストン軸固定部(152)の先端部の側面と可変ピストン軸可動部(151)の先端部の側面の同士向かい合うように力が働き垂直の棒形状を保っている状態で、また逆に圧縮・排気時には稼動羽受ファン(148)の次の稼動羽受プロペラ片(149)の高い端の部分に、可変ピストン軸可動部のカットしていない先端部側の面が向いる面が接触して押される事で可変ピストン軸固定部(152)の先端部と可変ピストン軸可動部(151)段差部の位置が可動位置で、ここから折れ曲がり、元の棒形状に戻ろうとする力がピストン(5)を押し込む動きを生み、完全に押し込んだ可変ピストン軸(153)が真直ぐな状態で、次の稼動羽受プロペラ片(149)の高い端の部分にピストン軸ボール(154)がくる。
上記の稼働羽受プロペラ(148)用可変ピストン軸(153)をピストン壁(98)の稼動誘導軸孔(60)を通して、ピストンキャビティ(115)の反対側のピストン(5)中央に固定する。
図50・51・52・53の稼働行程は、まず図50の稼動羽受ファンと可変ピストン軸の稼働行程1は、第一エンジン(56)が膨張状態で稼動羽受ファン(148)の稼動羽受プロペラ片(149)を可変ピストン軸(153)が押す時、稼動羽受プロペラ片(149)傾斜の高い面に対して可変ピストン軸固定部(152)の可動側の先端部内側面の反対側が向いており、その可変ピストン軸固定部(152)の可動側の先端部の側面と可変ピストン軸可動部(151)の付け根側の先端部の側面の同士が向かい合うように力が働き垂直の棒形状を保っている状態で、可変ピストン軸(153)のピストン軸ボール(154)が回転しながら稼動羽受ファン(148)の傾斜を下り(シリンダー側から見て奥に移動し)4分の1回転させ、この時第二エンジン(57)が排気状態で可変ピストン軸(153)の可変ピストン軸可動部(151)の側面と稼動羽受プロペラ片(149)の側面が接触して可変ピストン軸(153)の可変ピストン軸可動部(151)の付け根である段差の位置から曲がった状態で、可変ピストン軸(153)が元の形状に戻ろうとする力でピストン(58)を押し戻している状態で、この時第三エンジン(58)が吸気状態で可変ピストン軸(153)の可変ピストン軸用磁石部(158)の磁力によりピストン軸ボール(154)が常に稼動羽受プロペラ片(149)表面にくっつきながら転がっている状態で、左回転により図で見た表現として高い位置(山)又は可変ピストン軸固定部の背面から見た表現としては手前から低い位置(谷)又は可変ピストン軸固定部の背面から見た表現としては奥へ、稼動羽受プロペラ片(149)の傾斜の分だけ可変ピストン軸(153)が引かれ燃焼室(7)が広がっている状態で、この時第四エンジン(59)が圧縮状態で稼動羽受ファン(148)の稼動羽受プロペラ片(149)の高い端の部分に可変ピストン軸可動部(151)の先端部側の面が向いており、可変ピストン軸固定部(152)の可動側の先端部と可変ピストン軸可動部(151)段差部が可動位置で、可変ピストン軸固定部(152)の先端内側面と可変ピストン軸可動部(151)の先端内側面が向かい合う側面同士が向かい合うのと反対側に力が働き段差の位置から折れ曲がる事で傾斜が出来、その時に可変ピストン軸ばね(150)の力により真直ぐな形状に戻ろうとする力が可変ピストン軸(153)のピストン(5)押し込む動きを生む、そして次の行程である図51の稼動羽受ファンと可変ピストン軸の稼働行程2は、第四エンジン(59)が膨張状態で、稼動羽受ファン(148)の稼動羽受プロペラ片(149)を可変ピストン軸(153)が押す時、稼動羽受プロペラ片(149)傾斜の高い面に対して可変ピストン軸固定部(152)の可動側の先端部内側面の反対側が向いており、その可変ピストン軸固定部(152)の可動側の先端部の側面と可変ピストン軸可動部(151)の付け根側の先端部の側面の同士が向かい合うように力が働き垂直の棒形状を保っている状態で、可変ピストン軸(153)のピストン軸ボール(154)が回転しながら稼動羽受ファン(148)の傾斜を下り(シリンダー側から見て奥に移動し)4分の1回転させ、この時第一エンジン(56)が排気状態で、可変ピストン軸(153)の可変ピストン軸可動部(151)の側面と稼動羽受プロペラ片(149)の側面が接触して可変ピストン軸(153)の可変ピストン軸可動部(151)の付け根である段差の位置から曲がった状態で、可変ピストン軸(153)が元の形状に戻ろうとする力でピストン(58)を押し戻している状態で、この時第二エンジン(57)が吸気状態で、可変ピストン軸(153)の可変ピストン軸用磁石部(158)の磁力によりピストン軸ボール(154)が常に稼動羽受プロペラ片(149)表面にくっつきながら転がっている状態で、左回転により図で見た表現として高い位置(山)又は可変ピストン軸固定部の背面から見た表現としては手前から低い位置(谷)又は可変ピストン軸固定部の背面から見た表現としては奥へ、稼動羽受プロペラ片(149)の傾斜の分だけ可変ピストン軸(153)が引かれ燃焼室(7)が広がっている状態で、この時第三エンジン(58)が圧縮状態になり、稼動羽受ファン(148)の稼動羽受プロペラ片(149)の高い端の部分に可変ピストン軸可動部(151)の先端部側の面が向いており、可変ピストン軸固定部(152)の可動側の先端部と可変ピストン軸可動部(151)段差部が可動位置で、可変ピストン軸固定部(152)の先端内側面と可変ピストン軸可動部(151)の先端内側面が向かい合う側面同士が向かい合うのと反対側に力が働き段差の位置から折れ曲がる事で傾斜が出来、その時に可変ピストン軸ばね(150)の力により真直ぐな形状に戻ろうとする力が可変ピストン軸(153)のピストン(5)押し込む動きを生む、そして次の行程である図52の稼動羽受ファンと可変ピストン軸の稼働行程3は、第三エンジン(58)が膨張状態で、第四エンジン(59)が排気状態で、第一エンジン(56)が吸気状態で、第二エンジン(57)が圧縮状態になり、そして次の行程である図53の稼動羽受ファンと可変ピストン軸の稼働行程4は、第二エンジン(57)が膨張状態で、第三エンジン(58)が排気状態で、第四エンジン(59)が吸気状態で、第一エンジン(56)が圧縮状態になり、これらの4行程を繰り返す事で回転を作る。
膨張状態で稼動中はピストン(5)側から可変ピストン軸(153)方向に掛かる力が力点で、可変ピストン軸固定部(152)の先端部付近の芯(162)が支点になり、稼動羽受プロペラ片(149)の傾斜により力点の位置が接触位置であるピストン軸ボール(154)に移り、芯が通っていない可変ピストン軸可動部(151)の段差の位置より先端部にかけて内側に掛かる力が作用点になる。
吸気状態の時はピストン軸ボール(154)が可変ピストン軸用磁石部(158)の磁力により転がりながら稼動羽受プロペラ片(149)の傾斜をくっつきながら摺動して下り(ピストン側から見て奥に移動)、その際には可変ピストン軸(153)は真直ぐな状態でピストン(5)を移動させる。
図9の十字ギア(12)は、円盤状の中央にカム軸(11)の接続口であるカム軸接続孔(99)と、十字ギアツメ(15)を1から20箇所等間隔に設けたもので、使用例として十字ギアツメ(15)四方に配置し、そのうちの十字ギアツメ(15)同士の間一箇所で、中央の穴と十字ギアツメ(15)の間になる部分に十字ギア吸気孔(13)と、その外側である十字ギアツメ(15)と十字ギア(12)の外周端の間に十字ギア排気孔(88)を、それぞれ1箇所設けた1から20個の部品。
図36・37・38・39の円盤カム稼働行程は、例えば4気筒の場合の図36のプロペラアロウズエンジン円盤カム吸排気口開閉行程1の時、吸気状態の第三エンジン(58)の吸気孔位置の円盤カム用バルブリフター(129)と円盤カム(111)の吸気用カムピン(123)が歯合する位置で、吸気配管(10)から吸気ポート(118)を中継して燃焼室(7)へ吸気され、排気状態の第二エンジン(57)の排気孔位置の円盤カム用バルブリフター(130)と円盤カム(111)の排気用カムピン(124)が歯合する位置で、燃焼室(7)から排気ポート(117)を中継して排気配管(89)へ排気され、膨張状態の第一エンジン(56)・圧縮状態の第四エンジン(59)から、図37のプロペラアロウズエンジン円盤カム吸排気口開閉行程2の時、吸気状態の第二エンジン(57)の吸気孔位置の円盤カム用バルブリフター(129)と円盤カム(111)の吸気用カムピン(123)が歯合する位置で、吸気配管(10)から吸気ポート(118)を中継して燃焼室(7)へ吸気され、排気状態の第一エンジン(56)の排気孔位置の円盤カム用バルブリフター(130)と円盤カム(111)の排気用カムピン(124)が歯合する位置で、燃焼室(7)から排気ポート(117)を中継して排気配管(89)へ排気され、膨張状態の第四エンジン(59)・圧縮状態の第三エンジン(58)から、図38のプロペラアロウズエンジン円盤カム吸排気口開閉行程3の時、吸気状態の第一エンジン(56)の吸気孔位置の円盤カム用バルブリフター(129)と円盤カム(111)の吸気用カムピン(123)が歯合する位置で、吸気配管(10)から吸気ポート(118)を中継して燃焼室(7)へ吸気され、排気状態の第四エンジン(59)の排気孔位置の円盤カム用バルブリフター(130)と円盤カム(111)の排気用カムピン(124)が歯合する位置で、燃焼室(7)から排気ポート(117)を中継して排気配管(89)へ排気され、膨張状態の第三エンジン(58)・圧縮状態の第二エンジン(57)から、図39のプロペラアロウズエンジン円盤カム吸排気口開閉行程4の時、吸気状態の第四エンジン(59)の吸気孔位置の円盤カム用バルブリフター(129)と円盤カム(111)の吸気用カムピン(123)が歯合する位置で、吸気配管(10)から吸気ポート(118)を中継して燃焼室(7)へ吸気され、排気状態の第三エンジン(58)の排気孔位置の円盤カム用バルブリフター(130)と円盤カム(111)の排気用カムピン(124)が歯合する位置で、燃焼室(7)から排気ポート(117)を中継して排気配管(89)へ排気され、膨張状態の第二エンジン(57)・圧縮状態の第一エンジン(56)から、
最初の行程にもどる4段階の行程繰り返す。
上記のピストンエンジンを固定するためのシリンダー受トップ(42)は、図3・9の様に円盤状の中央にシャフト孔(48)部分と、その外側にシリンダー用孔(47)を1から20箇所の貫通孔部分と、シリンダー用孔(47)同士の間に穴を設けた内寄りの通気口(70)部分と、シリンダー用孔(47)同士の間の外側に穴を設けた外寄りの通気口(69)部分と、シリンダー受トップ(42)の下部外側通気口(69)の下の位置に螺子穴(50)を設けたこれらの形状からなる部品。
上記シリンダー受トップ(42)と略同じ形状でシリンダー用孔(47)にあたる貫通孔の代わりに円盤の厚みの半分だけ窪んだシリンダー用窪み部(74)1から20箇所の部分と、窪みの中心になるカム軸(11)がくる部分よりも上に吸気孔(75)と、それより右側でカム軸(11)がくる横部分に排気孔(16)を設けた形状で、使用例4気筒としては、窪んだシリンダー用窪み部(74)4つがある面のうちシリンダー受エンド(9)の円上側の2つの共通窪み形状は窪みの中心であるカム軸(11)より上に吸気配管(10)から来る吸気中継配管(142)と接続貫通する吸気孔(75)部分と、カム軸(11)より右側に設けた排気配管(89)から来る排気中継配管(143)と接続貫通する排気孔(16)部分と、これとは反対にシリンダー受エンド(9)の円下側半分はシャフト(1)を中心として点対称に2つのシリンダー用窪み部(74)の吸気孔(75)位置と排気孔(16)位置が配置されたこれらの形状からなるシリンダー受エンド(9)の部品。
図1・12の本体固定台座(52)は、まず図12-本体固定台座(52)平面図概観形状のように板状の本体固定板(44)に、その前方コーナー位置にボルト螺子(45)用の穴2箇所と、それより後方に少し間隔を開けた位置と、平面図の長い辺の中央線と交わる位置にシャフト口(28)を持つ支柱の回転体第一保持部(46)と、それより後方に稼動受プロペラ(2)より少し広い間隔を開けた位置と、中央線と交わる位置にシャフト口(28)を持つ支柱の回転体第二保持部(71)と、
それより後方に少し間隔を開けた位置と、中央線と交わる位置に螺子穴(50)を持つ支柱のシリンダー受トップ固定バー(29)と、それより後方にピストンエンジン結束部の広さ分の間隔を開けた位置と、中央線と交わる位置に螺子穴(50)を持つ支柱のシリンダー受エンド固定バー(51)と、後方のコーナー位置にボルト螺子(45)用の穴2箇所設けたこれらの形状からなる部品。
プロペラアロウズエンジンの各部の接続構造は、ピストンエンジン結束部(25)の各ピストン軸(43)の先端部の稼動誘導ローラー(4)が稼動部(20)の稼動受プロペラ(2)の押し戻し扇(18)とレールカバー(73)の間に例えば第一エンジン(56)の先端部と、対角線上の押し戻し扇(18)とレールカバー(73)の間に例えば第三エンジン(58)の先端部と、稼働受レール(17)と戻し引きレール(72)の間に例えば第二エンジン(57)の先端部と、対角線上の稼働受レール(17)と戻し引きレール(72)の間に例えば第四エンジン(59)の先端部と、に可動可能にレールの溝に嵌め込まれた部分と、稼動部(20)の稼動受プロペラ(2)とヘッドギア(41)の間の位置のシャフト(1)がシリンダー受トップ(42)とシリンダー受エンド(9)のシャフト用孔(48)に回転可能に軸支され、さらに十字ギア(12)の十字ギアツメ(15)とヘッドギア(41)のヘッド軸(49)が歯合する位置にセットし、次に前方のシャフト(1)から稼動受プロペラ(2)の位置に台座(52)の回転体第一保持部(46)のシャフト口(28)を通した部分と稼動受プロペラ(2)の後方のシャフト(1)に回転体第二保持部(71)のシャフト口(28)通した部分とで稼動部(20)を回転可能に軸架した部分と、シリンダー受トップ(42)とシリンダー受エンド(9)の外側ふちの部分を台座や本体ボディーに据付や嵌着するか、本体固定台座(52)のシリンダー受トップ固定バー(29)の螺子穴(50)にシリンダー受トップ(42)の螺子穴(50)と、シリンダー受エンド固定バー(51)の螺子穴(50)にシリンダー受エンド(9)の螺子穴(50)を合わせ、螺子(53)で固定する構造。
円盤カム用ピストンエンジン結束部は、上記ピストンエンジン結束部(25)の吸排気機構付シリンダーヘッド(110)を吸排気機構付円盤カム用シリンダーヘッド(141)に、ピストン軸(43)または可変ピストン軸(153)に、嵌め変えた構造。
円盤カム用プロペラアロウズエンジンの各部の接続構造は、ピストンエンジン結束部(25)の各可変ピストン軸(153)の先端部のピストン軸ボール(154)が円盤カム用稼動部(140)の稼動羽受ファン(148)の稼動羽受プロペラ片(149)表面に接触状態と、対角線上の稼動羽受プロペラ片(149)表面に接触状態と、その間の稼動羽受プロペラ片(149)側面に可変ピストン軸(153)の可変ピストン軸可動部(151)の側面が接触して可変ピストン軸(153)の可変ピストン軸可動部(151)の付け根が曲がった状態と、対角線上の可変ピストン軸可動部(151)の側面と稼動羽受プロペラ片(149)の側面が接触して可変ピストン軸(153)の可変ピストン軸可動部(151)の付け根が曲がった状態で、これらの部分と、円盤カム用稼動部(140)の稼動羽受ファン(148)と円盤カム(111)の間の位置のシャフト(1)がシリンダー受トップ(42)とシリンダー受エンド(9)のシャフト用孔(48)に回転可能に軸支し、次に例えば4気筒の第一エンジン(56)の吸気孔位置の円盤カム用バルブリフター(129)と円盤カム(111)の吸気用カムピン(123)が歯合する位置の場合第二エンジン(57)の排気孔位置の円盤カム用バルブリフター(130)と円盤カム(111)の排気用カムピン(124)が歯合する位置にセットし、次に正面のシャフト(1)から稼動羽受ファン(148)の位置に台座(52)の回転体第一保持部(46)のシャフト口(28)を通した部分と稼動受プロペラ(2)の後方のシャフト(1)に回転体第二保持部(71)のシャフト口(28)通した部分とで円盤カム用稼動部(140)を回転可能に軸架した部分と、シリンダー受トップ(42)とシリンダー受エンド(9)の外側ふちの部分を台座や本体ボディーに据付や嵌着するか、本体固定台座(52)のシリンダー受トップ固定バー(29)の螺子穴(50)をシリンダー受トップ(42)下部の螺子穴(50)に、シリンダー受エンド固定バー(51)の螺子穴(50)をシリンダー受エンド(9)下部の螺子穴(50)に合わせ、螺子(53)で固定する。
図3・4・9・16・17・20・21・27・28・29・30・31・32・56・57のプロペラアロウズエンジン稼動行程はまず吸排気口開閉第1行程略図(84)の第一エンジン(56)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の左から下に移動して吸気配管(10)と排気配管(89)のどちらの位置から外れている状態で、次に第四稼動行程略図(24)の第一エンジン(56)の膨張前の状態からプラグ(37)点火により燃焼室(7)の空間が広がった状態で、前後移動のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が、ピストン軸(43)側から見て手前(山)である時計回りに回転移動の稼動受プロペラ(2)の稼働受レール(17)の傾斜右端に押し込み、傾斜を稼動誘導ローラー(4)が転がりながらシリンダー側から見て奥(谷)であるピストン軸(43)とは反対側寄りの稼働受レール(17)の左端位置に稼動受プロペラ(2)を回転移動させ第一稼動行程略図(21)の膨張状態に移り、稼動受プロペラ(2)を4分の1回転させると同時に、吸排気口開閉第1行程略図(84)の第二エンジン(57)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の上から左に移動して、吸気配管(10)と排気配管(89)のどちらの位置から外れている状態で、次に第四稼動行程略図(24)の第二エンジン(57)の圧縮前の状態から上記第一稼動行程略図(21)の第一エンジン(56)膨張による4分の1回転により、第二エンジン(57)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)がピストン軸(43)側から見て左上がり(左手前)の傾斜の押し戻し扇(18)により、ピストン軸(43)が押し戻され、吸排気機構付シリンダーヘッド(110)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が狭くなった状態でプラグ(37)の点火前にある第一稼動行程略図(21)の圧縮状態に移り、またこの時に上記の押し戻し扇(18)が90°移動した際に前方の空気を後方に送っていると同時に、吸排気口開閉第1行程略図(84)の第三エンジン(58)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の左から下に移動して排気配管(89)から十字ギア排気孔(88)が、接続貫通位置から外れて十字ギア(12)の側面で塞がった状態に、また十字ギア吸気孔(13)は吸気配管(10)と重なった状態で開通状態になり、次に第四稼動行程略図(24)の第三エンジン(58)吸気前の状態から上記第一稼動行程略図(21)の第一エンジン(56)膨張による4分の1回転により、第三エンジン(58)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が第三エンジン(58)側から見て右下がり(右奥)の傾斜の戻し引きレール(72)に引かれて山(シリンダー寄り)を下り、ピストン軸(43)が引かれる事で、ピストン壁(98)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が広がり、吸気配管(10)・十字ギア吸気孔(13)・吸気中継配管(142)・吸気孔(75)を通り吸気する第一稼動行程略図(21)の吸気状態に移ると同時に、吸排気口開閉第1行程略図(84)の第四エンジン(59)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の上から左に移動して吸気配管(10)から十字ギア吸気孔(13)が、接続貫通位置から外れて十字ギア(12)の側面で塞がった状態になり、また十字ギア排気孔(88)は排気配管(89)と重なった状態で開通状態になり、次に第四稼動行程略図(24)の第四エンジン(59)排気前の状態から上記第一稼動行程略図(21)の第一エンジン(56)膨張による4分の1回転により、第四エンジン(59)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が第四エンジン(59)側から見て右上がり(右手前)の傾斜の押し戻し扇(18)に押し戻され山(シリンダー寄り)を上り、ピストン軸(43)が押される事で、吸排気機構付シリンダーヘッド(110)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が狭くなり、
第一稼動行程略図(21)の排気状態に移り、またこの時に上記の押し戻し扇(18)が90°移動した際に前方の空気を後方に送っている事で、各シリンダーの一つの行程が終了し、次の行程は吸排気口開閉第2行程略図(85)の第二エンジン(57)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の左から下に移動して吸気配管(10)と排気配管(89)のどちらの位置から外れている状態で、次に第一稼動行程略図(21)の第二エンジン(57)の膨張前の状態からプラグ(37)点火により燃焼室(7)の空間が広がった状態で、前後移動のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が、ピストン軸(43)側から見て手前(山)である時計回りに回転移動の稼動受プロペラ(2)の稼働受レール(17)の傾斜右端に押し込み、傾斜を稼動誘導ローラー(4)が転がりながらシリンダー側から見て奥(谷)であるピストン軸(43)とは反対側寄りの稼働受レール(17)の左端位置に稼動受プロペラ(2)を回転移動させ第二稼動行程略図(22)の膨張状態に移り、稼動受プロペラ(2)を4分の1回転させると同時に吸排気口開閉第2行程略図(85)の第三エンジン(58)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の上から左に移動して、吸気配管(10)と排気配管(89)のどちらの位置から外れている状態で、次に第一稼動行程略図(21)の第三エンジン(58)の圧縮前の状態から上記第二稼動行程略図(22)の第二エンジン(57)膨張による4分の1回転により、第三エンジン(58)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が第三エンジン(58)側から見て右上がり(右手前)の傾斜の押し戻し扇(18)により、ピストン軸(43)が押し戻され、吸排気機構付シリンダーヘッド(110)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が狭くなった状態でプラグ(37)の点火前にある第一稼動行程略図(21)の圧縮状態に移り、またこの時に上記の押し戻し扇(18)が90°移動した際に前方の空気を後方に送っていると同時に、吸排気口開閉第2行程略図(85)の第四エンジン(59)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の左から下に移動して排気配管(89)から十字ギア排気孔(88)が、接続貫通位置から外れて十字ギア(12)の側面で塞がった状態に、また十字ギア吸気孔(13)は吸気配管(10)と重なった状態で開通状態になり、次に第一稼動行程略図(21)の第三エンジン(58)吸気前の状態から上記第二稼動行程略図(22)の第二エンジン(57)膨張による4分の1回転により、第三エンジン(58)のピストン軸(43)の
稼動誘導ローラー(4)が第三エンジン(58)側から見て左上がり(左手前)の傾斜の戻し引きレール(72)に引かれて山(シリンダー寄り)を下り、ピストン軸(43)が引かれる事で、ピストン壁(98)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が広がり、吸気配管(10)・十字ギア吸気孔(13)・吸気中継配管(142)・吸気孔(75)を通り吸気する第二稼動行程略図(22)の吸気状態に移ると同時に、吸排気口開閉第2行程略図(85)の第一エンジン(56)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の下から右に移動して吸気配管(10)は十字ギア(12)の側面で塞がった状態で、十字ギア排気孔(88)は排気配管(89)と重なった状態で開通状態になり、次に第一稼動行程略図(21)の第一エンジン(56)排気前の状態から上記第一稼動行程略図(21)の第一エンジン(56)膨張による4分の1回転により、第一エンジン(56)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が
第一エンジン(56)側から見て左上がり(左手前)の傾斜の押し戻し扇(18)に押し戻され山(シリンダー寄り)を上り、ピストン軸(43)が押される事で、吸排気機構付シリンダーヘッド(110)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が狭くなり、第二稼動行程略図(22)の排気状態に移り、またこの時に上記の押し戻し扇(18)が90°移動した際に前方の空気を後方に送っている事で、各シリンダーの一つの行程が終了し、次の行程は吸排気口開閉第3行程略図(86)の第三エンジン(58)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の右から上に移動して吸気配管(10)と排気配管(89)のどちらの位置から外れている状態で、
次に第二稼動行程略図(22)の第三エンジン(58)の膨張前の状態からプラグ(37)点火により燃焼室(7)の空間が広がった状態で、前後移動のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が、ピストン軸(43)側から見て手前(山)である時計回りに回転移動の稼動受プロペラ(2)の稼働受レール(17)の傾斜左端に押し込み、傾斜を稼動誘導ローラー(4)が転がりながらシリンダー側から見て奥(谷)であるピストン軸(43)とは反対側寄りの稼働受レール(17)の右端位置に稼動受プロペラ(2)を回転移動させ第三稼動行程略図(23)の膨張状態に移り、稼動受プロペラ(2)を4分の1回転させると同時に、吸排気口開閉第3行程略図(86)の第四エンジン(59)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の下から右に移動して、吸気配管(10)と排気配管(89)のどちらの位置から外れている状態で、次に第二稼動行程略図(22)の第四エンジン(59)の圧縮前の状態から上記第三稼動行程略図(23)の第三エンジン(58)膨張による4分の1回転により、第四エンジン(59)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が、第四エンジン(59)側から見て右上がり(右手前)の傾斜の押し戻し扇(18)により、ピストン軸(43)が押し戻され、吸排気機構付シリンダーヘッド(110)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が狭くなった状態でプラグ(37)の点火前にある第三稼動行程略図(23)の圧縮状態に移り、またこの時に上記の押し戻し扇(18)が90°移動した際に前方の空気を後方に送っていると同時に、吸排気口開閉第3行程略図(86)の第一エンジン(56)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の右から上に移動して排気配管(89)から十字ギア排気孔(88)が、接続貫通位置から外れて十字ギア(12)の側面で塞がった状態に、また十字ギア吸気孔(13)は吸気配管(10)と重なった状態で開通状態になり、次に第二稼動行程略図(22)の第一エンジン(56)吸気前の状態から上記第三稼動行程略図(23)の第三エンジン(58)膨張による4分の1回転により、第一エンジン(56)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が第一エンジン(56)側から見て左下がり(左奥)の傾斜の戻し引きレール(72)に引かれて山(シリンダー寄り)を下り、ピストン軸(43)が引かれる事で、ピストン壁(98)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が広がり、吸気配管(10)・十字ギア吸気孔(13)・吸気中継配管(142)・吸気孔(75)を通り吸気する第三稼動行程略図(23)の吸気状態に移ると同時に、吸排気口開閉第3行程略図(86)の第二エンジン(57)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の下から右に移動して吸気配管(10)が十字ギア(12)の側面で塞がった状態で、十字ギア排気孔(88)は排気配管(89)と重なった状態で開通状態になり、次に第二稼動行程略図(22)の第二エンジン(57)排気前の状態から上記第三稼動行程略図(23)の第三エンジン(58)膨張による4分の1回転により、第二エンジン(57)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が第二エンジン(57)側から見て左上がり(左手前)の傾斜の押し戻し扇(18)に押し戻され山(シリンダー寄り)を上り、ピストン軸(43)が押される事で、吸排気機構付シリンダーヘッド(110)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が狭くなり、第三稼動行程略図(23)の排気状態に移り、またこの時に上記の押し戻し扇(18)が90°移動した際に前方の空気を後方に送っている事で、各シリンダーの一つの行程が終了し、次の行程は吸排気口開閉第4行程略図(87)の第四エンジン(59)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の右から上に移動して吸気配管(10)と排気配管(89)のどちらの位置から外れている状態で、次に第三稼動行程略図(23)の第四エンジン(59)の膨張前の状態からプラグ(37)点火により燃焼室(7)の空間が広がった状態で、前後移動のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が、ピストン軸(43)側から見て手前(山)である時計回りに回転移動の稼動受プロペラ(2)の稼働受レール(17)の傾斜左端に押し込み、傾斜を稼動誘導ローラー(4)が転がりながらシリンダー側から見て奥(谷)であるピストン軸(43)とは反対側寄りの稼働受レール(17)の右端位置に稼動受プロペラ(2)を回転移動させ第四稼動行程略図(24)の膨張状態に移り、稼動受プロペラ(2)を4分の1回転させると同時に、吸排気口開閉第4行程略図(87)の第一エンジン(56)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の上から左に移動して、吸気配管(10)と排気配管(89)のどちらの位置から外れている状態で、次に第三稼動行程略図(23)の第一エンジン(56)の圧縮前の状態から上記第四稼動行程略図(24)の第四エンジン(59)膨張による4分の1回転により、第一エンジン(56)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が第一エンジン(56)側から見て左上がり(左手前)の傾斜の押し戻し扇(18)により、ピストン軸(43)が押し戻され、吸排気機構付シリンダーヘッド(110)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が狭くなった状態でプラグ(37)の点火前にある第四稼動行程略図(24)の圧縮状態に移り、またこの時に上記の押し戻し扇(18)が90°移動した際に前方の空気を後方に送っていると同時に、吸排気口開閉第4行程略図(87)の
第二エンジン(57)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の右から上に移動して排気配管(89)から十字ギア排気孔(88)が、接続貫通位置から外れて十字ギア(12)の側面で塞がった状態に、また十字ギア吸気孔(13)は吸気配管(10)と重なった状態で開通状態になり、次に第三稼動行程略図(23)の第二エンジン(57)吸気前の状態から上記第四稼動行程略図(24)の第四エンジン(59)膨張による4分の1回転により、第二エンジン(57)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が第二エンジン(57)側から見て左下がり(左奥)の傾斜の戻し引きレール(72)に引かれて山(シリンダー寄り)を下り、ピストン軸(43)が引かれる事で、ピストン壁(98)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が広がり、吸気配管(10)・十字ギア吸気孔(13)・吸気中継配管(142)・吸気孔(75)を通り吸気する第四稼動行程略図(24)の吸気状態に移ると同時に、吸排気口開閉第4行程略図(87)の第三エンジン(58)の十字ギア(12)の十字ギア吸気孔(13)と十字ギア排気孔(88)の位置が、背面から見てカム軸(11)の上から左に移動して吸気配管(10)は十字ギア(12)の側面で塞がった状態と、十字ギア排気孔(88)は排気配管(89)と重なった状態で開通状態になり、次に第三稼動行程略図(23)の第三エンジン(58)排気前の状態から上記第四稼動行程略図(24)の第四エンジン(59)膨張による4分の1回転により、第三エンジン(58)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が第三エンジン(58)側から見て右上がり(右手前)の傾斜の押し戻し扇(18)に押し戻され山(シリンダー寄り)を上り、ピストン軸(43)が押される事で、吸排気機構付シリンダーヘッド(110)側にピストン(5)の位置が移動して、燃焼室(7)の空間が狭くなり、第四稼動行程略図(24)の排気状態に移り、またこの時に上記の押し戻し扇(18)が90°移動した際に前方の空気を後方に送っている事で、各シリンダーの一つの行程が終了し、これら4行程を繰り返して回転を作る。
図29・30・31・32の背面図は図20・21と略同じもので、分かり難い分正確な配置図になっており、補足的に両図を参照していただき、また上記の吸排気口開閉行程略図の説明をさらに理解して頂ける様に説明を省略している部分を説明するもので、まず吸気孔(75)と吸気中継(142)の接続面が溶着されており、その反対側の面を十字ギア(12)の側面で塞がっている状態を吸気配管(10)番で表しており、4分の1回転に1回だけ吸気中継(142)と十字ギア吸気孔(13)と吸気配管(10)が接続貫通している状態を接続開通部(106)の表記で表した部分と、排気孔(16)と排気中継配管(143)の接続面が溶着されており、その反対側の面を十字ギア(12)の側面で塞がっている状態を排気配管(89)番で表しており、4分の1回転に1回だけ排気中継配管(143)と十字ギア排気孔(88)と排気配管(89)が接続貫通している状態を接続開通部(106)の表記で表している。
図2実施例のスターリングエンジンは上記の多目的プロペラアロウズエンジンの排気孔(16)を塞ぎ、第一エンジン(56)の吸気孔(75)と第三エンジン(58)の吸気孔(75)を加熱部(61)に、第二エンジン(57)の吸気孔(75)と第四エンジン(59)の吸気孔(75)は冷却部(63)に接続し、加熱部(61)と冷却部(63)の間に再生器(62)を設けた構造。
スターリングエンジンの可動行程は、第四エンジン(59)と第二エンジン(57)が稼動時には稼働受レール(17)の傾斜をピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が下り(シリンダー側から見て奥に移動し)始めると同時に、第一エンジン(56)と第三エンジン(58)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が押し戻し扇(18)の傾斜を上りシリンダー側から見て手前に移動し)始め、完了したら今度は逆に第一エンジン(56)と第三エンジン(58)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が稼動し稼働受レール(17)の傾斜をピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が下り(シリンダー側から見て奥に移動し)始めると同時に、第四エンジン(59)と第二エンジン(57)のピストン軸(43)の稼動誘導ローラー(4)が戻し引きレール(72)の傾斜を上り始める動きする行程を交互に行う。
プロペラアロウズエンジンの空気の流れ縦断面図である図24の様に多目的プロペラアロウズエンジンの正面であるヘッドギア(41)の接続部と反対側のシャフト(1)の前方の空気が稼動受プロペラ(2)の回転の際に押し戻し扇(18)と小プロペラ片(100)プロペラ傾斜により、後方に送り出された空気が外側と内側の空気の流れに分かれ、その内の一つ外側の空気の流れはシリンダー受トップ(42)の外側を包み込むように格シリンダー(3)の外側からシリンダー受エンド(9)・カム軸(11)・十字ギア(12)・ヘッドギア(41)・シャフト(1)の順番で後方に流れるコースと、もう一つの内側の空気の流れは外寄りの通気口(69)と内寄りの通気口(70)を通る空気の流れがシリンダー(3)サイドと内側を流れ、シリンダー受エンド(9)の外寄りの通気口(69)と内寄りの通気口(70)を通り抜けてシリンダー受エンド(9)背面・カム軸(11)・十字ギア(12)・ヘッドギア(41)・シャフト(1)の順番で内側を冷やして後方に流れるコースによりエンジン全体を冷やしている。
稼動羽受ファン(148)を使用した場合は、上記とは逆に空気が流れるためプロペラアロウズエンジンを前後反対に設置することで冷却効果と高速時の燃費効率を上げる。
稼動受プロペラ片材(171)は稼動羽受プロペラ片(149)・稼働受レール(17)・押し戻し扇(18)・戻し引きレール(72)・レールカバー(73)・小プロペラ片(100)の総称