JP5939938B2 - 電力供給システム - Google Patents

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Description

本発明は、太陽光発電部において発電された電力及び商用電源からの電力を負荷へと供給可能であると共に、前記太陽光発電部からの余剰電力を前記商用電源へと逆潮流させることが可能な電力供給システムの技術に関する。
従来、太陽光発電部において発電された電力及び商用電源からの電力を負荷へと供給可能とすると共に、前記太陽光発電部からの余剰電力を前記商用電源へと逆潮流させることを可能とした電力供給システムの技術は公知となっている。
従来の電力供給システムにおいて、商用電源から太陽光発電部を有する需要家の住宅等へと供給される電力の電圧(配電線の電圧)は所定の変動幅内に収まるように調節されている。
需要家の住宅に設けられた負荷によって多くの電力が消費される場合(例えば、需要家(居住者)が帰宅している夜間の時間帯等)には、商用電源からの電力の電圧は低下する傾向にある。
一方、需要家の住宅に設けられた負荷がほとんど電力を消費しない場合(例えば、需要家が外出している昼間の時間帯等)には、商用電源からの電力の電圧はほとんど低下しない。
これに加えて、負荷がほとんど電力を消費しない昼間の時間帯には、太陽光を利用して太陽光発電部において多くの電力が発電される。当該発電された電力も負荷によって消費されることはほとんどないため、余った電力(余剰電力)は商用電源へと逆潮流され、電力会社へと売却(売電)される。
この余剰電力が商用電源へと逆潮流される場合、通常の電力の供給方向(商用電源から需要家側へ向かう方向)とは逆方向に電力を供給するために、需要家側の電圧が高くなるように調節される。すると、もともと商用電源からの電力の電圧がほとんど低下していない上に、さらに需要家側から電圧が上げられるため、配電線の電圧が前述の所定の変動幅を超えて上昇してしまうおそれがある。
これを防止するために、従来の電力供給システムでは、配電線の電圧が所定の変動幅を超えるおそれがあると判断した場合、太陽光発電部による発電量を抑制(減少)する制御が行われる。これによって、配電線の電圧を所定の変動幅内に収まるように調節することができる。しかし、このような太陽光発電部による発電量をあえて抑制する制御を行うと、本来発電できるはずの電力を無駄にすることになる。
そこで、従来の電力供給システムのような電力の無駄を無くすための技術が公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の技術は、発電部(太陽光発電部)において発電される電力や負荷において消費される電力の予測値等から、余剰電力が発生する時間帯と当該余剰電力の電力量の予測値を算出し、当該余剰電力が発生する時間帯に負荷を起動させるものである。
このように構成することによって、従来であれば逆潮流させるはずの余剰電力を負荷によって有効利用することができると共に、前述のような太陽光発電部による発電量を抑制する制御の実行を防止することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、余剰電力が発生する時間帯に負荷を起動させることで当該余剰電力を消費させているため、当該時間帯には本来必要のない負荷にまで余剰電力を供給してしまう場合があり、当該余剰電力の有効利用が十分になされないおそれがある点で不利であった。
特開2012−95483号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、太陽光発電部において発電された余剰電力を有効利用することが可能な電力供給システムを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、太陽光発電部において発電された電力及び商用電源からの電力を負荷へと供給可能であると共に、前記太陽光発電部からの余剰電力を前記商用電源へと逆潮流させることが可能な電力供給システムであって、前記太陽光発電部が受ける日射量を検出する日射量検出部と、前記太陽光発電部からの出力電圧を検出する第一電圧検出部と、前記太陽光発電部からの出力電流を検出する電流検出部と、前記商用電源からの供給電圧を検出する第二電圧検出部と、前記太陽光発電部からの電力を充放電可能な蓄電装置と、前記太陽光発電部が受ける日射量に基づいて、当該太陽光発電部において発電されると予測される予測電力を算出し、前記太陽光発電部からの出力電圧及び出力電流に基づいて算出される前記太陽光発電部からの出力電力が前記予測電力よりも小さく、かつ、前記商用電源からの供給電圧が前記太陽光発電部からの出力電圧よりも大きい場合、前記太陽光発電部からの出力電力を前記蓄電装置に充電させる制御手段と、を具備するものである。
請求項2においては、前記蓄電装置は、前記太陽光発電部からの出力電力を充電すると同時に、充電された電力を負荷へと放電することが可能となるように構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、太陽光発電部において発電された余剰電力を有効利用することができる。
請求項2においては、蓄電装置への充電と当該蓄電装置からの放電とを同時に行うことができ、余剰電力をより有効利用することができる。
本発明の第一実施形態に係る電力供給システムの構成を示したブロック図。 電力供給システムによる余剰電力を有効利用するための制御の様子を示したフローチャート。 本発明の第二実施形態に係る電力供給システムの構成を示したブロック図。
以下では、図1を用いて、本発明の第一実施形態に係る電力供給システム1の構成について説明する。
電力供給システム1は、電力の需要家の住宅等に設けられ、太陽光を利用して発電された電力及び商用電源200からの電力を負荷へと供給可能であると共に、太陽光を利用して発電された電力のうち余剰電力を商用電源200へと逆潮流させることが可能なものである。電力供給システム1は、主として太陽光発電部10、パワーコンディショナ20、蓄電装置30、負荷40、日射量センサ50、第一電圧センサ60、第二電圧センサ70、電流センサ80及びホームサーバ90を具備する。
太陽光発電部10は、太陽光を利用して発電する装置であり、太陽電池パネル等により構成される。太陽光発電部10は、例えば、住宅の屋根の上等の日当たりの良い場所に設置される。
パワーコンディショナ20は、太陽光発電部10において発電された直流電力を交流電力に変換し、商用電源200の電圧、周波数、位相に合わせる機能を有するものである。パワーコンディショナ20は、太陽光発電部10に接続される。
蓄電装置30は、電力を充電すること、及び当該充電した電力を放電することが可能なものである。蓄電装置30は、主としてインバータ31及び蓄電池32を具備する。
インバータ31は、供給された交流電力を直流電力に変換(整流)して後述する蓄電池32に充電させること、及び当該蓄電池32からの直流電力を交流電力に変換して放電することが可能な、いわゆる双方向インバータである。インバータ31は、パワーコンディショナ20及び商用電源200、並びに後述する蓄電池32とそれぞれ接続される。
蓄電池32は、電力を充放電可能に構成されるものである。蓄電池32はインバータ31と接続される。蓄電池32は、本実施形態において、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等により構成される。
負荷40は、住宅内において電力が消費される電化製品等が接続される回路である。具体的には、例えば、住宅内に設けられるコンセントや照明、エアコン、冷蔵庫等に電力を供給する回路である。図1においては負荷40を1つ図示しているが、実際には負荷40(回路)は複数設けることが可能である。
日射量センサ50は、本発明に係る日射量検出部の実施の一形態であり、日射量を測定するものである。日射量センサ50は、太陽光発電部10の近傍(太陽光発電部10と同様に日当たりの良い場所)に設置される。
第一電圧センサ60は、本発明に係る第一電圧検出部の実施の一形態であり、回路の所定位置における電圧を測定するものである。第一電圧センサ60は、パワーコンディショナ20の出力側に設けられ、当該パワーコンディショナ20からの電圧、すなわち太陽光発電部10からの電圧(出力電圧)Vtを測定することができる。
第二電圧センサ70は、本発明に係る第二電圧検出部の実施の一形態であり、回路の所定位置における電圧を測定するものである。第二電圧センサ70は、商用電源200の供給側(商用電源200から需要家の住宅へと電力を供給する配電線)に設けられ、当該商用電源200からの電圧(供給電圧)Vsを測定することができる。
電流センサ80は、本発明に係る電流検出部の実施の一形態であり、回路を流れる電流を測定するものである。電流センサ80は、パワーコンディショナ20の出力側に設けられ、当該パワーコンディショナ20からの電流、すなわち太陽光発電部10からの電流(出力電流)を測定することができる。
ホームサーバ90は、本発明に係る制御手段の実施の一形態であり、電力供給システム1内の情報を管理すると共に、各機器の運転を制御するものである。ホームサーバ90は、RAMやROM等の記憶部、CPU等の演算処理部等により構成される。
ホームサーバ90は蓄電装置30のインバータ31に接続され、当該インバータ31の運転を制御することができる。
ホームサーバ90は日射量センサ50に接続され、当該日射量センサ50により測定された日射量の情報を受信することができる。
ホームサーバ90は第一電圧センサ60に接続され、当該第一電圧センサ60により測定された出力電圧Vtの情報を受信することができる。
ホームサーバ90は第二電圧センサ70に接続され、当該第二電圧センサ70により測定された供給電圧Vsの情報を受信することができる。
ホームサーバ90は電流センサ80に接続され、当該電流センサ80により測定された前記出力電流の情報を受信することができる。
また、ホームサーバ90は、第一電圧センサ60により測定された出力電圧Vt、及び電流センサ80により測定された前記出力電流に基づいて、パワーコンディショナ20からの電力、すなわち太陽光発電部10からの電力(出力電力)Ptを測定(算出)することができる。
以下では、上述の如く構成された電力供給システム1における電力の供給態様の概略について説明する。
太陽光発電部10において発電された直流電力は、パワーコンディショナ20において交流電力に変換され、負荷40に供給可能とされる。また、商用電源200からの交流電力も負荷40に供給可能とされる。すなわち、需要家は、太陽光発電部10及び商用電源200からの電力によって、照明を点灯させたり、エアコンを使用したりすることができる。
この場合において、負荷40で消費する電力が太陽光発電部10からの電力だけで十分まかなえる場合は、商用電源200からの電力を用いないようにすることも可能である。これによって、電力料金を節約することができる。
次に、上述の如く構成された電力供給システム1において発生する逆潮流の概略について説明する。
上述の如く、負荷40で消費する電力が太陽光発電部10からの電力だけで十分まかなえる場合は、商用電源200からの電力を用いることなく太陽光発電部10からの電力だけを負荷40に供給する。
負荷40で消費する電力が太陽光発電部10からの電力だけで十分まかなえる場合の具体例としては、需要家(住宅の居住者)が外出している昼間の時間帯等がある。
このような昼間の時間帯(特に晴天時)には、太陽光発電部10が太陽の光を十分に受けて大量の電力を発電する一方、居住者は住宅から外出していることが多いため負荷40が用いられることが少なく、太陽光発電部10からの電力をあまり消費することがない。従って、太陽光発電部10において発電された電力が負荷40で消費しきれずに余ってしまう場合がある。
この余った電力(余剰電力)は、配電線を介して商用電源200に供給(逆潮流)することで、電力会社に売ることができる。
余剰電力を商用電源200へと逆潮流させる場合、通常の電力の供給方向(商用電源200から需要家の住宅へ向かう方向)とは逆方向に電力を供給するために、太陽光発電部10において発電された電気の電圧(出力電圧Vt)が高くなるようにパワーコンディショナ20によって調節されている。これによって、通常とは逆に、商用電源200へと電力を供給することができる。
次に、上述のような逆潮流を行う場合に発生し得る問題点について説明する。
上述の如く逆潮流を行うために太陽光発電部10からの出力電圧Vtを高く調節すると、それに伴って商用電源200への配電線の電圧も上昇する。しかし、当該配電線における電圧は所定の変動幅内に収めなければならない旨が定められているため、当該電圧が前記所定の変動幅を超えて上昇するおそれがある場合、パワーコンディショナ20によって太陽光発電部10による発電量を抑制する制御(以下、この制御を単に「発電抑制制御」と記す)が行われる。
当該発電抑制制御によって、配電線の電圧を前記所定の変動幅内に収まるように調節することができるものの、太陽光発電部10が本来発電できるはずの発電量が抑制されるため、当該抑制された分の電力を無駄にすることになる。
そこで以下では、図1及び図2を用いて、上述の電力の無駄の発生を防止し、余剰電力を有効利用するための電力供給システム1による制御態様について説明する。
ステップS101において、ホームサーバ90は、日射量センサ50により測定された日射量に基づいて、太陽光発電部10で発電されると予測される電力(予測電力)Peを算出する。当該予測電力Peを算出する際に用いられる日射量と発電される電力との関係を示すマップは、予めホームサーバ90に記憶されている。
ホームサーバ90は、ステップS101の処理を行った後、ステップS102に移行する。
ステップS102において、ホームサーバ90は、太陽光発電部10からの出力電力Ptが予測電力Peよりも小さいか否かを判定する。
ホームサーバ90は、太陽光発電部10からの出力電力Ptが予測電力Peよりも小さいと判定した場合、ステップS103に移行する。
ホームサーバ90は、太陽光発電部10からの出力電力Ptが予測電力Peよりも小さくない(予測電力Pe以上)であると判定した場合、一旦本制御を終了し、再度ステップS101の処理から再開する。
ステップS103において、ホームサーバ90は、商用電源200からの供給電圧Vsが太陽光発電部10からの出力電圧Vtよりも大きいか否かを判定する。
ホームサーバ90は、商用電源200からの供給電圧Vsが太陽光発電部10からの出力電圧Vtよりも大きいと判定した場合、ステップS104に移行する。
ホームサーバ90は、商用電源200からの供給電圧Vsが太陽光発電部10からの出力電圧Vtよりも大きくない(出力電圧Vt以下)であると判定した場合、一旦本制御を終了し、再度ステップS101の処理から再開する。
ステップS104において、ホームサーバ90は、太陽光発電部10からの電力を蓄電装置30(具体的には、蓄電池32)に充電させるようにインバータ31を制御する。
上述の如く、太陽光発電部10からの出力電力Ptが予測電力Peよりも小さく(ステップS102)、かつ商用電源200からの供給電圧Vsが太陽光発電部10からの出力電圧Vtよりも大きい(ステップS103)場合、パワーコンディショナ20による発電抑制制御が行われていると予想される。
よって、この場合、太陽光発電部10からの電力を蓄電装置30に充電させる(ステップS104)。このようにして、太陽光発電部10からの余剰電力を蓄電装置30に充電することで配電線の電圧を低下させ、ひいては当該発電抑制制御を停止させることができる。
また、このようにして蓄電装置30に一旦充電された電力は、後ほど必要に応じて有効利用することができる。
以上の如く、本実施形態に係る電力供給システム1は、太陽光発電部10において発電された電力及び商用電源200からの電力を負荷40へと供給可能であると共に、太陽光発電部10からの余剰電力を商用電源200へと逆潮流させることが可能な電力供給システム1であって、太陽光発電部10が受ける日射量を検出する日射量センサ50(日射量検出部)と、太陽光発電部10からの出力電圧Vtを検出する第一電圧センサ60(第一電圧検出部)と、太陽光発電部10からの出力電流を検出する電流センサ80(電流検出部)と、商用電源200からの供給電圧Vsを検出する第二電圧センサ70(第二電圧検出部)と、太陽光発電部10からの電力を充放電可能な蓄電装置30と、太陽光発電部10が受ける日射量に基づいて、当該太陽光発電部10において発電されると予測される予測電力Peを算出し、太陽光発電部10からの出力電圧Vt及び出力電流に基づいて算出される太陽光発電部10からの出力電力Ptが予測電力Peよりも小さく、かつ、商用電源200からの供給電圧Vsが太陽光発電部10からの出力電圧Vtよりも大きい場合、太陽光発電部10からの出力電力Ptを蓄電装置30に充電させるホームサーバ90(制御手段)と、を具備するものである。
このように構成することにより、太陽光発電部10において発電された余剰電力を有効利用することができる。
なお、上述の発電抑制制御を停止させるための制御(図2参照)において蓄電装置30(蓄電池32)が満充電(又は、満充電に近い値まで電力が充電された状態)となった場合には、当該蓄電装置30への充電を停止させるように構成することも可能である。これによって、蓄電装置30への過充電を防止することができる。
また、蓄電装置30は、上述の発電抑制制御を停止させるための制御(図2参照)の際に太陽光発電部10からの余剰電力を充電するために用いるだけでなく、通常時においても活用することができる。
例えば、太陽光発電部10及び商用電源200からの電力を、適宜の時間帯に蓄電装置30(より詳細には、蓄電池32)に充電する。当該充電する時間帯は需要家が任意に設定することができる。ホームサーバ90によってインバータ31の運転を制御することで、蓄電池32への充電の可否が制御される。
具体的には深夜に充電するように設定すれば、料金の安い深夜電力を蓄電池32に充電することができる。また、昼間の太陽光が十分に照射される時間帯に太陽光発電部10からの電力を充電するように設定すれば、当該太陽光発電部10において自然エネルギー(太陽光)を利用して発電された電力を蓄電池32に充電することができる。
一方、蓄電池32に充電された電力を放電して負荷40に供給することも可能である。蓄電池32から負荷40に電力を供給する時間帯は、需要家が任意に設定することができる。例えば深夜に充電した電力をその他(深夜以外)の時間帯に負荷40に供給することによって、当該時間帯に商用電源200から供給される電力(買電)を減らすことができ、電力料金を節約することができる。
また、負荷40で使用する電力が、主に蓄電池32からの電力だけで十分まかなえる場合は、太陽光発電部10及び商用電源200からの電力を用いないようにすることも可能である。
具体的には、深夜において、料金の安い深夜電力を商用電源200から蓄電池32に充電すると共に、住宅に需要家が不在であり負荷40があまり使用されることがない昼間において、太陽光発電部10からの電力を蓄電池32に充電しておく。当該蓄電池32に充電された電力を、需要家が住宅に帰宅してから就寝するまでの負荷40が多く使用される時間帯に当該負荷40へと供給する。これによって、電力料金を節約することができる。
以下では、図3を用いて、本発明の第二実施形態に係る電力供給システム101の構成について説明する。
なお、第二実施形態に係る電力供給システム101が第一実施形態に係る電力供給システム1(図1参照)と異なる点は、蓄電装置30に換えて蓄電装置130を具備する点である。よって以下では、当該蓄電装置130の構成について説明し、その他の共通する構成(部材)については第一実施形態と同じ符号を付して説明を省略する。
図3に示す蓄電装置130は、電力を充電すること、及び当該充電した電力を放電することが可能なものである。蓄電装置30は、主としてインバータ131、蓄電池132、充電器133及びスイッチ134を具備する。
インバータ131は、後述する蓄電池32からの直流電力を交流電力に変換して放電することが可能なものである。インバータ131の電力の入力側は、後述する蓄電池132の電力の出力側と接続される。インバータ131の電力の出力側は、負荷40と接続される。
蓄電池32は、電力を充放電可能に構成されるものである。蓄電池32は、本実施形態において、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等により構成される。
充電器133は、供給された交流電力を直流電力に変換(整流)して蓄電池32に充電させることが可能なものである。充電器133の電力の入力側は、パワーコンディショナ20及び商用電源200に接続される。充電器133の電力の出力側は、蓄電池32の電力の入力側に接続される。
スイッチ134は、電力の流通の可否を切り替えるものである。スイッチ134は、充電器133と、パワーコンディショナ20及び商用電源200と、を接続する回路の中途部に設けられる。
以下では、図2及び図3を用いて、発電抑制制御による電力の無駄の発生を防止し、余剰電力を有効利用するための電力供給システム101による制御態様について説明する。
なお、第二実施形態における制御態様のフローチャートは、第一実施形態における制御態様(図2参照)と同様であるため、以下では第一実施形態における処理との相違点について説明する。
ステップS101からステップS103までの処理は、第一実施形態と同様である。
ステップS104において、ホームサーバ90は、太陽光発電部10からの電力を蓄電装置30(具体的には、蓄電池32)に充電させるようにスイッチ134を制御する。
具体的には、ホームサーバ90はスイッチ134をON(電力の流通を許可する状態)となるように制御し、太陽光発電部10からの電力を充電器133へと供給可能とする。充電器133へと供給された電力は、直流電力に変換(整流)されて蓄電池132へと充電される。
このように、第二実施形態に係る電力供給システム101においては、太陽光発電部10からの電力を、インバータ131とは別に設けられた充電器133を介して蓄電池132へと充電可能としている。従って、充電器133を介して蓄電池132を充電すると同時に、インバータ131を介して蓄電池132から負荷40へと電力を放電することができる。
これによって、太陽光発電部10からの余剰電力をより有効利用することができる。
特に、蓄電装置130(蓄電池132)が一旦満充電となった場合には、当該蓄電装置130の電力が負荷40へと供給されて消費されると同時にすかさず太陽光発電部10からの電力を当該蓄電装置130に充電することができるため、太陽光発電部10によって発電される電力の有効利用を図ることができる。
また、商用電源200が停電した場合(非常時)には、太陽光発電部10からの電力を蓄電装置130に充電しつつ、必要な負荷40に必要な分だけ当該蓄電装置130から電力を供給することができ、電力の有効利用を図ることができる。
以上の如く、本実施形態に係る蓄電装置130は、太陽光発電部10からの出力電力を充電すると同時に、充電された電力を負荷40へと放電することが可能となるように構成されるものである。
このように構成することにより、蓄電装置130への充電と当該蓄電装置130からの放電とを同時に行うことができ、余剰電力をより有効利用することができる。
なお、本発明に係る電力供給システムは、個人の需要家の住宅だけでなく、工場等のその他の需要家に対しても適用することが可能である。
また、上記実施形態においては、本発明に係る第一電圧検出部及び電流検出部を、それぞれ別個のセンサ(第一電圧センサ60及び電流センサ80)で構成するものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、電圧と電流を同時に測定することが可能な1つのセンサ(電力センサ等)を、本発明に係る第一電圧検出部及び電流検出部として用いることも可能である。この場合、センサの数を2つ(第一電圧センサ60及び電流センサ80)から1つに削減することができる。
1 電力供給システム
10 太陽光発電部
30 蓄電装置
40 負荷
50 日射量センサ(日射量検出部)
60 第一電圧センサ(第一電圧検出部)
70 第二電圧センサ(第二電圧検出部)
80 電流センサ(電流検出部)
90 ホームサーバ(制御手段)
200 商用電源

Claims (2)

  1. 太陽光発電部において発電された電力及び商用電源からの電力を負荷へと供給可能であると共に、前記太陽光発電部からの余剰電力を前記商用電源へと逆潮流させることが可能な電力供給システムであって、
    前記太陽光発電部が受ける日射量を検出する日射量検出部と、
    前記太陽光発電部からの出力電圧を検出する第一電圧検出部と、
    前記太陽光発電部からの出力電流を検出する電流検出部と、
    前記商用電源からの供給電圧を検出する第二電圧検出部と、
    前記太陽光発電部からの電力を充放電可能な蓄電装置と、
    前記太陽光発電部が受ける日射量に基づいて、当該太陽光発電部において発電されると予測される予測電力を算出し、
    前記太陽光発電部からの出力電圧及び出力電流に基づいて算出される前記太陽光発電部からの出力電力が前記予測電力よりも小さく、
    かつ、
    前記商用電源からの供給電圧が前記太陽光発電部からの出力電圧よりも大きい場合、
    前記太陽光発電部からの出力電力を前記蓄電装置に充電させる制御手段と、
    を具備することを特徴とする、
    電力供給システム。
  2. 前記蓄電装置は、
    前記太陽光発電部からの出力電力を充電すると同時に、充電された電力を負荷へと放電することが可能となるように構成されることを特徴とする、
    請求項1に記載の電力供給システム。
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