JP5937946B2 - 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化プログラム及び画像復号プログラム - Google Patents
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Description
y0=x0+x1
y1=x0−x1 ・・・(1)
と線形に演算するものである。画像・映像符号化で用いられるほとんどの変換式はDCTあるいはその近似であり、言い換えれば予め定められた変換に固定されている。
y0=a*x0+b*x1
y1=c*x0+d*x1 ・・・(2)
において、画像の性質に応じて最適な係数(a,b,c,d)の値を調整し、符号化効率を高めるというものである。しかしながら変換そのものは線形の範疇に属するものである。
x0=(d*y0−b*y1)/(a*d−b*c)
x1=(−c*y0+a*y1)/(a*d−b*c) ・・・(3)
となる。しかしながら非線形変換の場合、次のような比較的単純な変換
y0=x0^3+x1
y1=x0−x1^3 ・・・(4)
ですら、逆変換は解析的手段では求められず、数値計算的手段により反復計算を行い、近似値を求めることになり、計算量が膨大になるため高速処理には向かないという問題がある。また反復計算に要する演算量は不定であるため、実時間処理にも向かないという問題もある。
y=sinx
y=x^5+x
など、非線形な演算器でも問題はなく、図3に示す変換に続き図4に示す逆変換を施すことにより、入力値が完全再構成される。当然ながら、符号化処理において変換後に行われる「量子化・逆量子化」が加わり、変換後の値が変化したものを逆変換する場合は、入力値の完全再構成はなされない。
Claims (9)
- 入力画像信号を符号化する画像符号化装置であって、
遺伝的プログラミングを用いて、前記入力画像信号の符号化処理に用いる変換器の演算式を前記入力画像信号と、画像復号装置で得られる情報の少なくとも1つとを入力信号とし、前記入力信号毎に適応構成して変換器データを出力する変換器生成手段と、
前記符号化処理における変換処理を前記変換器データにより置換して前記変換処理を行う変換処理手段と、
前記符号化処理における逆変換処理を前記変換器データに対応する逆変換処理により置換して前記逆変換処理を行う逆変換処理手段と、
前記変換処理手段と前記逆変換処理手段とを用いて、前記入力信号を符号化し、映像符号化データを出力する画像符号化手段と、
前記変換器データを符号化し、変換器符号化データを出力する変換器符号化手段と、
前記変換器符号化データと前記映像符号化データとを多重化し、符号化データを出力する多重化手段と
を備えることを特徴とする画像符号化装置。 - 前記画像復号装置で得られる情報は、ブロック内の他の信号線の値、変換しようとしているブロックの画面内座標、変換しようとしているブロックの画面内または画面間予測画像の画像特徴量、フレームの表示番号、フレームのピクチャタイプのいずれかである請求項1に記載の画像符号化装置。
- 前記変換処理手段による前記変換処理及び前記逆変換処理手段による逆変換処理は、リフティング構造によって表現されていることを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
- 前記変換器生成手段は、
前記入力画像信号を符号化し、発生する符号量Rを推定する画像符号量推定手段と、
前記適応構成の手順を符号化し、手順符号量Roを推定する手順符号量推定手段と、
前記演算式を用いて導出された復元画像と前記入力画像信号に基づく原画像の間の二乗誤差和Dを導出する導出手段と、
ラグランジュ未定乗数λを用いて、ラグランジュコストCをC=D+λ(R+Ro)によって算出するコスト算出手段とから構成し、
前記演算式を適応構成する際の最小化規準を前記ラグランジュコストCとすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像符号化装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像符号化装置によって符号化された画像信号を復号する画像復号装置であって、
符号化データを逆多重化して、変換器符号化データと映像符号化データとを得る逆多重化手段と、
前記変換器符号化データを復号して変換器データを得る変換器復号手段と、
前記映像符号化データの復号処理における逆変換処理を前記変換器データに対応する逆変換処理により置換して前記逆変換処理を行う逆変換処理手段と
を備えることを特徴とする画像復号装置。 - 入力画像信号を符号化する画像符号化方法であって、
遺伝的プログラミングを用いて、前記入力画像信号の符号化処理に用いる変換器の演算式を前記入力画像信号と、画像復号装置で得られる情報の少なくとも1つとを入力信号とし、前記入力信号毎に適応構成して変換器データを出力する変換器生成ステップと、
前記符号化処理における変換処理を前記変換器データにより置換して前記変換処理を行う変換処理ステップと、
前記符号化処理における逆変換処理を前記変換器データに対応する逆変換処理により置換して前記逆変換処理を行う逆変換処理ステップと、
前記変換処理ステップと前記逆変換処理ステップとを用いて、前記入力信号を符号化し、映像符号化データを出力する画像符号化ステップと、
前記変換器データを符号化し、変換器符号化データを出力する変換器符号化ステップと、
前記変換器符号化データと前記映像符号化データとを多重化し、符号化データを出力する多重化ステップと
を有することを特徴とする画像符号化方法。 - 請求項6に記載の画像符号化方法によって符号化された画像信号を復号する画像復号方法であって、
符号化データを逆多重化して、変換器符号化データと映像符号化データとを得る逆多重化ステップと、
前記変換器符号化データを復号して変換器データを得る変換器復号ステップと、
前記映像符号化データの復号処理における逆変換処理を前記変換器データに対応する逆変換処理により置換して前記逆変換処理を行う逆変換処理ステップと
を有することを特徴とする画像復号方法。 - コンピュータを、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像符号化装置として機能させるための画像符号化プログラム。
- コンピュータを、請求項5に記載の画像復号装置として機能させるための画像復号プログラム。
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