JP5935881B2 - 通信システム、制御装置及びその制御方法 - Google Patents

通信システム、制御装置及びその制御方法 Download PDF

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Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2011−214482号(2011年9月29日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、通信システム、制御装置及びその制御方法に関する。特に、通信ネットワークに関し、通信の経路を設定する通信システム、制御装置及びその制御方法に関する。
複数のノードにおけるパケットの転送経路の制御を制御装置が集中して行う、集中管理型のネットワークの経路制御手法がある。このような集中管理型の関連技術の例として、オープンフロー(OpenFlow)技術がある。
特許文献1には、オープンフロー技術を用いた集中管理型の経路制御手法が開示されている。特許文献1に記載のオープンフロー技術は、通信をエンドツーエンドのフローとして捉え、フロー単位で経路制御を行い、負荷分散や経路の最適化を行うものである。
特許文献1において、転送ノードとして機能するスイッチは、パケットの経路を計算するコントローラ(制御装置)との通信用のセキュアチャネルを備え、コントローラが設定するフローテーブルに従って動作する。フローテーブルでは、パケットのヘッダ情報に照合するマッチングルール(照合規則)と、そのマッチングルールに適合するパケットに適用する処理の内容を記述したアクション(Action)との組が定義されている。アクションは、パケットを特定のインターフェイスへ転送する処理などである。
特許文献1に記載のスイッチは、パケットを受信すると、フローテーブルから、受信したパケットのヘッダ情報に適合するマッチングルールを持つエントリを検索する。検索の結果、受信したパケットに適合するエントリが見つかった場合、スイッチは、そのエントリのアクションフィールドに記述された処理内容(例えば、受信したパケットを特定のインターフェイスへの転送すること)を実施する。
一方、検索の結果、パケットに適合するエントリが見つからない場合、スイッチは、コントローラに対して、受信したパケットに対するエントリの設定を要求する。コントローラは、該要求に応じて、該受信したパケットの経路を計算し、計算した経路に関係するスイッチに対して、該経路を用いた転送を実現するエントリを通知する。エントリの通知を受けたスイッチは、フローテーブルを更新し、更新後のフローテーブルのエントリに記述された処理内容、すなわち受信したパケットの転送を実施する。
特表2010−541426号公報
上記特許文献の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明によって与えられたものである。上記の通り、特許文献1が開示する関連技術において、スイッチは、互いに関連するパケットであっても、ヘッダ情報が異なれば、それぞれのパケットが異なるフローに属するものと認識する。よって、スイッチは、互いに関連するパケットのそれぞれについて、コントローラに対してエントリの設定を要求する。
コントローラは、エントリ設定の要求に対して、互いに関連するパケットのそれぞれについてエントリを計算する必要があり、コントローラの計算負荷増大の要因となる。
本発明の第1の視点によれば、複数のノードを含む通信システムであって、第一のパケットを処理するための処理規則を要求する第一のノードと、前記要求に応じて、前記第一のパケットに対応する第一の処理規則を決定し、前記第一のパケットに関連する第二のパケットに対応する第二の処理規則を予め決定する第一の手段と、前記第一の処理規則を前記第一のノードに通知し、前記第二の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知する第二の手段と、を備える制御装置と、を含む通信システムが提供される。
本発明の第2の視点によれば、複数のノードと接続する制御装置であって、第一のノードから、第一のパケットを処理するための処理規則の要求を受信する手段と、前記要求に応じて、前記第一のパケットに対応する第一の処理規則を決定し、前記第一のパケットに関連する第二のパケットに対応する第二の処理規則を予め決定する第一の手段と、前記第一の処理規則を前記第一のノードに通知し、前記第二の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知する第二の手段と、を備える制御装置が提供される。
本発明の第3の視点によれば、複数のノードと接続する制御装置が実行する制御方法であって、第一のノードから、第一のパケットを処理するための処理規則の要求を受信するステップと、前記要求に応じて、前記第一のパケットに対応する第一の処理規則を決定し、前記第一のパケットに関連する第二のパケットに対応する第二の処理規則を予め決定するステップと、前記第一の処理規則を前記第一のノードに通知し、前記第二の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知するステップと、を有する制御方法が提供される。
本発明によれば、コントローラが、互いに関連するパケットの経路の計算をまとめて行うため、コントローラの負荷を低減させることができる。
第一の実施形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。 第一の実施形態のノードの構成例を示す図である。 第一の実施形態のコントローラの構成例を示す図である。 第二の実施形態のパケット関連性テーブルの一例を示す図である。 第一の実施態様のパケットのヘッダ情報の構成例を示す図である。 第一の実施形態のパケット受信した際のノードの動作例を示す図である。 第一の実施形態のフローエントリの要求を受けた際のコントローラの動作例を示す図である。 第二の実施形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。 第二の実施形態のコントローラの構成例を示す図である。 第三の実施形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。 第三の実施形態のフローエントリの要求を受けた際のコントローラの動作例を示す図である。 第四の実施形態のノードの構成例を示す図である。 第四の実施形態のコントローラの構成例を示す図である。 第四の実施形態のフローエントリ記憶部の一例を示す図である。 第四の実施形態の事前に経路を設定する際のコントローラの動作例を示す図である。 第四の実施形態のパケットを受信した際のノードの動作例を示す図である。 第四の実施形態の要求を受けた際のコントローラの動作例を示す図である。
以下では、各実施形態について、図面を用いて説明する。
[第一の実施形態]
図1は、第一の実施形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。
第一の実施形態では、コントローラC1が、複数のノードR1〜R3の少なくとも1つからの要求に応じて、パケットの転送経路を制御する。このような集中管理型の関連技術の一例として、上述した通り、オープンフロー技術がある。ネットワークシステムを実施するためには、オープンフロー技術を適用してもよい。以下では、ネットワークシステムにオープンフロー技術を適用した場合の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態のネットワークシステムを実施するためには、コントローラ(経路制御装置)が複数のノードにおけるパケットの転送経路を集中制御できればよく、オープンフロー技術に限定されるものではない。
図1に示すように、第一の実施形態のネットワークシステムは、パケットの転送を行うノードR1〜R3を含む。また、該ネットワークシステムは、ノードR1〜R3の少なくとも1つからの要求に応じて、パケットの転送経路を制御するコントローラC1を含む。
ノードR1〜R3の各々は、コントローラC1と通信するために、コントローラC1との間にセキュリティが確保された通信チャネルを確立する(図1の点線)。そして、ノードR1〜R3の各々は、コントローラC1から適宜追加または書き換えられる処理規則(以下、「フローエントリ」と記す。)に従って受信したパケットを処理する。
ノードR1〜R3の各々の構成例を図2に示す。
パケット受信手段10がパケットを受信し、パケット処理手段11は、コントローラC1から通知されるフローエントリに応じて、受信したパケットを処理する。フローエントリ要求手段12は、例えば、受信したパケットに対応するフローエントリが存在しない場合、受信したパケットを処理するためのフローエントリを、コントローラC1に要求する。フローエントリ記憶部13は、パケットに適用する処理と、前記処理を適用するパケットを特定するための照合規則とを対応付けたフローエントリを記憶する。フローエントリ変更手段14は、コントローラC1から通知されるフローエントリに基づいて、フローエントリ記憶部13のフローエントリを変更する。
パケット処理手段11は、フローエントリ記憶部13を参照して、パケット受信手段10で受信したパケットに適合する照合規則を持つフローエントリを検索する。そして、受信したパケットに対応するフローエントリが存在する場合、パケット処理手段11が、対応するフローエントリに基づいて、受信したパケットを処理する。
受信したパケットに対応するフローエントリが存在しない場合、フローエントリ要求手段12は、セキュアチャネルを介して、コントローラC1に受信したパケットを処理するためのフローエントリを要求する。
フローエントリ変更手段14は、コントローラC1から通知されるフローエントリを、フローエントリ記憶部13に格納する。パケット処理手段11は、コントローラC1から通知されたフローエントリに従って、受信したパケットを処理する。
コントローラC1は、図3に示すように、第一のノードからの要求に応じて、第一のパケットに対応する第一のフローエントリを決定し、該第一のパケットに関連する第二のパケットに対応する第二のフローエントリを予め決定するフローエントリ決定手段20を有する。また、コントローラC1は、セキュアチャネルを介してノードと通信する通信手段21を有する。また、コントローラC1は、互いに関連のあるパケットの情報を記憶するパケット関連性テーブル22を有する。
フローエントリ決定手段20は、例えば、ノードR1からの要求に応じて、ノードR1が受信したパケットP1に対応する第一のフローエントリを決定し、パケットP1に関連するパケットP2に対応する第二のフローエントリを予め決定する。フローエントリ決定手段20は、関連する複数のパケットに対応するエントリを、1つのトランザクションで計算する。関連するパケットは、例えば、所定のパケット(第一のパケット)に起因して発生する他のパケット(第二のパケット)を意味する。
例えば、端末が送信したパケットを第一のパケットとすると、該パケットに対する応答パケットは、第一のパケットに関連する第二のパケットである。該応答パケットは、端末が送信したパケットに起因して発生するためである。具体的には、DNSやARP、EAP、NTP、WINSなどのプロトコルにおいて、端末が送信するパケットを第一のパケットとすると、サーバが返信する応答パケットが、第一のパケットに関連する第二のパケットに該当する。
例えば、データを格納したパケットを第一のパケットとすると、該データを格納したパケットを受信したことを通知する確認応答(ACK:Acknowledgement)パケットは、第一のパケットに関連する第二のパケットである。
例えば、端末がロードバランサなどの装置を介してサーバにアクセスする場合に、端末からロードバランサへのパケットに起因して、ロードバランサからサーバへのパケットが発生する。この場合において、端末からロードバランサへのパケットを第一のパケットとすると、ロードバランサからサーバへのパケットは、第一のパケットに関連する第二のパケットである。
関連するパケットは、上記の例に限られず、所定のパケットに起因して発生する他のパケットであれば、どのようなパケットであってもよい。
なお、関連するパケットの数に限定はなく、任意の数のパケットを関連するパケットと定義してもよい。例えば、端末からロードバランサを介してパケットを受信したサーバが、さらにデータベースとやり取りを行う場合、以下の第一のパケット、第二のパケット及び第三のパケットが互いに関連するパケットとなる:(1)端末からロードバランサへのパケットを第一のパケット、(2)ロードバランサからサーバへのパケットを第二のパケット、(3)サーバからデータベースへのパケット。
フローエントリ決定手段20は、関連するパケットを決定するために、互いに関連のあるパケットの情報を記憶するパケット関連性テーブル22を参照してもよい。
図4は、パケット関連性テーブル22のテーブル構成の一例を示す図である。
パケット関連性テーブル22は、図4に示すとおり、パケットの情報と、該パケットに関連する少なくとも1つの他のパケットの情報とが、対応して記憶されている。例えば、パケット関連性テーブル22には、端末が送信するパケットの情報に対応して、サーバが返信する応答パケットが対応付けられている。
図4において、A〜Gは、第一又は第二のパケットの情報を示す。
例えば、A〜Gは、図5で示されるパケットのヘッダ情報である。この場合において、パケット関連性テーブル22には、例えば、第一のパケットのヘッダ情報Aに対して、第二のパケットのヘッダ情報B、C、Dが記憶される。
例えば、A〜Gは、図5で示されるパケットのヘッダ情報の一部から構成される情報であってもよい。具体的には、A〜Gは、MAC宛先アドレス31、MAC送信元アドレス32、IP宛先アドレス34及びIP送信元アドレス35から構成される情報であってもよい。もちろん、A〜Gは、パケットのヘッダ情報の要素30〜37をどのように組み合わせて構成してもよい。
例えば、A〜Gで示される第一又は第二のパケットの情報は、パケットそのものであってもよい。
A〜Gで示される第一又は第二のパケットの情報は、上記の例に限られず、パケットを識別できる情報であれば、どのような情報であってもよい。
また、パケット関連性テーブル22は、第二のパケットの情報に関連するパケットの情報として第三のパケットの情報を記憶してもよい。フローエントリ決定手段20は、パケット関連性テーブル22により、第二のパケットと第三のパケットとが関連すると決定できる。フローエントリ決定手段20は、第一、第二及び第三のパケットを互いに関連するパケットとして、1つのトランザクションとしてまとめて経路の計算を行うことができる。フローエントリ決定手段20は、この動作を繰り返すことにより、互いに関連するパケットを、1つのトランザクションとしてまとめて経路計算できる。なお、1つのトランザクションとしてまとめて経路計算できるパケットの数や種類は、いくつであってもよい。
コントローラC1の通信手段21は、少なくとも1つのノードからフローエントリの要求を受信する。例えば、通信手段21は、ノードR1が受信したパケットP1を処理するためのフローエントリの要求をノードR1から受信する。
また、通信手段21は、フローエントリ決定手段20が決定したフローエントリをノードに通知する。すなわち、通信手段21は、第一のフローエントリを第一のノードに通知し、第二のフローエントリを少なくとも1つのノードに通知する。例えば、通信手段21は、パケットP1に対応する第一のフローエントリをノードR1に通知し、パケットP1に関連するパケットP2に対応する第二のフローエントリをノードR2に通知する。
第一の実施形態において、ノードR3がパケットを受信した際の動作例について、図6を用いて説明する。
ステップ11(S11)において、ノードR3のパケット処理手段11は、受信したパケットに対応するフローエントリが、フローエントリ記憶部13に記憶されているか否かを判定する。
判定の結果フローエントリが登録されている場合には、ステップ12(S12)において、パケット受信手段10で受信したパケットをフローエントリに応じて転送する。
判定の結果フローエントリが登録されていない場合には、ステップ13(S13)において、フローエントリ要求手段12が、コントローラC1に対して、パケットに対するフローエントリの設定を要求する。
ステップ14(S14)において、フローエントリ変更手段14が、コントローラから通知されるフローエントリを、フローエントリ記憶部13に登録する。そして、ステップ12(S12)において、パケット受信手段10で受信したパケットをフローエントリに応じて転送する。
第一の実施形態において、コントローラC1が、ノードR3からパケットを処理するためのフローエントリの要求を受信した場合の動作例について、図7を用いて説明する。
ステップ20(S20)で、コントローラC1の通信手段21は、ノードR3から、受信したパケットを処理するためのフローエントリの要求を受信する。
ステップ21(S21)で、フローエントリ決定手段20は、ノードR3からの要求に応じて、ノードR3が受信した第一のパケットに対応する第一のフローエントリを決定し、該第一のパケットに関連する第二のパケットに対応する第二のフローエントリを予め決定する。
ステップ22(S22)で、通信手段21は、第一のフローエントリをノードR3に通知し、第二のフローエントリを少なくとも1つのノードに通知する。
上記の通り、第一の実施形態では、コントローラC1が、第一のノードからの要求に応じて、第一のパケットに対応する第一のフローエントリを決定し、該第一のパケットに関連する第二のパケットに対応する第二のフローエントリを予め決定するため、第一のパケットと第二のパケットとに対応するフローエントリを別々に決定する場合に比べて、コントローラC1の負荷を低減することができる。
[第二の実施形態]
第二の実施形態は、第一の実施形態のネットワークシステムに、受信したパケットを適切な送信先に振り分けるロードバランサを有する実施形態である。
図8は、第二の実施形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。なお、第一の実施形態と同じ構成については、説明を省略する。
図8に示される通り、第二の実施形態におけるネットワークシステムは、ノードR1〜R3の少なくとも1つを介してネットワークに接続する端末T1を有する。また、該ネットワークシステムは、端末T1とパケットの送受信を行うサーバS1及びS2を有する。さらに、該ネットワークシステムは、パケットを受け取り、適切なサーバに該パケットを転送するロードバランサLBを有する。図8に示されるネットワークシステムにおいて、ロードバランサLBは、端末T1からのパケットを適切なサーバに振り分ける。
端末T1は、サーバS1とパケットの送受信を行う。端末T1は、複数のノードR1〜R3の少なくとも1つを介して、ネットワークに接続する。端末T1とノードR1〜R3との接続は、無線通信を含むどのような接続方式であってもよい。
端末T1は、サーバS1及びS2を送信先とするパケットを送信する。例えば、サーバS1及びS2は、端末T1から送信されたパケットに応じて、端末T1にサービスを提供するため、応答パケットを返信する。
ロードバランサLBは、端末T1が送信するパケットを受信し、該パケットの適切な送信先を決定し、パケットのMACアドレスなどを書き換えて、適切なサーバに転送する。図8の例では、ロードバランサLBは、端末T1から受信したパケットを、サーバS1又はS2のどちらか一方に転送する。
ノードR1〜R3の各々は、端末T1が接続可能であり、該端末T1からパケットを受信する。なお、ノードR1〜R3の構成は、第一の実施形態と同様である。
コントローラC1は、ノードR1〜R3の少なくもと1つからの要求に応じて、パケットの転送経路を制御する。コントローラC1は、図9に示す通り、決定したフローエントリをノードに設定するフローエントリ設定手段23を有する。また、コントローラC1は、関連するパケット同士を対応付けて記憶するパケット関連性テーブル22を有する。なお、フローエントリ決定手段20、通信手段21、及びパケット関連性テーブル22は、第一の実施形態と同様である。
通信手段21は、図8の例において、端末T1が接続するノードR3から、ノードR3が受信したパケットに対するフローエントリの設定の要求を受信する。
フローエントリ決定手段20は、通信手段21が受信した要求に応じて、第一のパケットを処理するフローエントリを決定し、該第一のパケットに関連する第二のパケットを処理するフローエントリを予め決定する。図8の例では、フローエントリ決定手段20は、第一のパケットを処理するフローエントリとして、端末T1からロードバランサLBへパケットを転送するための経路を計算し、該経路を実現するためのフローエントリを決定する。また、フローエントリ決定手段20は、第二のパケットを処理するフローエントリとして、ロードバランサLBからサーバS1又はS2へパケットを転送するための経路を計算し、該経路を実現するためのフローエントリを予め決定する。
ここで、ノードR3がパケットを受信した際には、ロードバランサLBが実際にサーバS1とサーバS2とのどちらにパケットを振り分けるか分からない。そこで、フローエントリ決定手段20は、サーバS1へのパケットと、サーバS2へのパケットとの両方に対して経路を計算し、該経路を実現するためのフローエントリを予め決定する。このようにして、ロードバランサLBがパケットを振り分けるサーバを決定し、パケットを転送した際に、ノードR2が、コントローラにフローエントリを要求することなく、該パケットを処理できる。
例えば、フローエントリ決定手段20は、サーバS1へのパケットの経路としてLB→R2→R1→S1と計算し、サーバS2へのパケットの経路としてLB→R2→R1→S2と計算し、該経路を実現するためのフローエントリを予め決定する。そして、フローエントリ設定手段23が、予め決定したフローエントリを、ノードR2とR3とに設定する。そのため、例えばロードバランサLBがサーバS1に振り分けると決定し、サーバS1へのパケットをノードR2に転送した場合に、ノードR2は、コントローラC1にフローエントリを要求することなく、該パケットを転送することができる。
パケット関連性テーブル22には、端末T1からロードバランサLBまでのパケットの情報に対応して、(1)ロードバランサLBからサーバS1宛のパケットの情報と、(2)ロードバランサLBからサーバS2宛のパケットの情報とが対応付けられている。フローエントリ決定手段20は、パケット関連性テーブル22を参照して、端末T1からロードバランサLBまでのパケットに関連するパケットとして、(1)ロードバランサLBからサーバS1宛のパケットと、(2)ロードバランサLBからサーバS2宛のパケットとを決定することもできる。
フローエントリ設定手段23は、フローエントリ決定手段20が決定した、第一のパケットを処理するフローエントリと第二のパケットを処理するフローエントリとを、少なくとも1つのノードに対して通知する。図8の例では、第一のパケットを処理するフローエントリはノードR3及びR2に、第二のパケットを処理するフローエントリはノードR2及びR1に通知する。
上記の通り、コントローラC1が、ノードR3が受信する第一のパケットと、第一のパケットに関連する第二のパケットとを、1つのトランザクションとしてまとめて経路の計算を行うため、それぞれのパケットの経路を別々に計算する場合に比べてコントローラC1の負荷を低減することができる。
[第三の実施形態]
第三の実施形態は、第一の実施形態において、コントローラC1が、ノードからの要求に対して、パケットの往路と復路とを計算し、該計算した経路を実現するフローエントリを決定する場合の実施形態である。
例えば、DNSやARP、EAP、NTP、WINSなどのプロトコルでは、端末が送信するパケットに対して、サーバが応答パケットの返信を行う。したがって、往復の経路を設定する必要性が高い。一方で、DNSやARP、EAP、NTP、WINSなどのプロトコルでは、ヘッダ情報が互いに異なるパケットを高い頻度で送受信するため、ノードは、パケットに対するフローエントリを高頻度で要求する。
このような場合に、コントローラC1が、パケットの往復の経路をまとめて計算することにより、コントローラの負荷を低減することができる。
図10は、第三の実施形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。図10に示される通り、第三の実施形態のネットワークシステムは、ノードR1〜R3の少なくとも1つを介してネットワークに接続する端末T1を有する。また、前記端末T1とパケットの送受信を行うサーバS1を有する。
第三の実施形態において、ノードR1〜R3の構成例と、コントローラC1の構成例は、第二の実施形態と同様である。
コントローラC1のフローエントリ決定手段20は、ノードR1〜R3の少なくとも1つから受信した要求に応じて、(1)パケットの経路(往路)と、(2)パケットに対する応答パケットの経路(復路)とを計算し、該計算した経路を実現するためのフローエントリを決定する。このように、第三の実施形態において、コントローラC1は、パケットを処理するためのフローエントリの要求があった場合に、そのパケットの往復の経路を計算し、それぞれの経路を実現するためのフローエントリを決定する。
図10の例では、コントローラC1のフローエントリ決定手段20は、ノードR3から受信した要求に応じて、(1)端末T1がサーバS1に送信するパケットの経路(往路)と、(2)サーバS1が端末T1に送信する応答パケットの経路(復路)とを計算する。パケットの経路としては、例えばノードR3→ノードR2→ノードR1と計算する。一方、応答パケットの経路としては、例えばノードR1→ノードR2→ノードR3と計算する。そして、フローエントリ設定手段23は、(1)パケットの経路を実現するためのフローエントリをノードR3及びR2に通知し、(2)応答パケットの経路を実現するためのフローエントリをノードR2及びR1に通知する。
ここで、図11を用いて、第三の実施形態において、コントローラC1がノードR3から、パケットに対するフローエントリの設定の要求を受信した際の動作例を説明する。なお、ノードR3の動作は、第一の実施形態と同様である。
ステップ30(S30)において、コントローラC1の通信手段21は、端末T1が送信したパケットを受信したノードR3から、受信したパケットを処理するためのフローエントリの要求を受信する。
ステップ31(S31)において、フローエントリ決定手段20は、(1)端末T1がサーバS1に送信するパケットの経路(往路)と、(2)サーバS1が端末T1に送信する応答パケットの経路(復路)とを計算し、該計算した経路を実現するためのフローエントリを決定する。
ステップ32(S32)において、フローエントリ設定手段23は、フローエントリ決定手段20が計算した第一の経路(往路)と第二の経路(復路)とを実現するためのフローエントリを、それぞれの経路に関連するノードに設定する。
上記の通り、コントローラC1が、端末T1から送信されるパケットに対して往復の経路を設定するため、往路と復路とを別々に経路を計算する場合に比べて、コントローラC1の負荷を低減することができる。
なお、フローエントリ決定手段20は、ネットワークの端点に存在するノードからフローエントリの要求があった場合に、パケットの経路(往路)と、パケットに対する応答パケットの経路(復路)とをまとめて計算するように構成してもよい。コントローラが往復の経路を設定する場合を限ることで、コントローラの負荷を低減することができる。端末T1は、例えば、ネットワークの端点に存在するノードと接続する。また、ネットワークの端点に存在するノードは、例えば、コントローラC1が管理するネットワークドメインと、他のネットワークドメインとの接点となる。
例えば、フローエントリ決定手段20は、端末T1が接続する可能性のあるノードからフローエントリの要求があった場合にだけ、パケットの経路(往路)と、パケットに対する応答パケットの経路(復路)とをまとめて計算するように構成してもよい。
例えば、フローエントリ決定手段20は、他のネットワークとの接続点となるノードからフローエントリの要求があった場合に、パケットの経路(往路)と、パケットに対する応答パケットの経路(復路)とをまとめて計算するように構成してもよい。
[第四の実施形態]
第四の実施形態は、第三の実施形態において、各ノードから端末T1が送信したパケットの送信先となるサーバS1までの経路が、予め設定されている場合の実施形態である。
コントローラが、各ノードからパケットの送信先となりえる装置までの経路に対応するフローエントリをノートに対して予め計算しておき、ノードが実際にパケットを受信した際には該パケットの復路だけを計算するように構成することで、コントローラの負荷を低減する。
第四の実施形態のネットワークシステムの構成例は、第三の実施形態と同様である。
端末T1とサーバS1の動作は、第三の実施形態と同様である。
第四の実施形態において、ノードR1〜R3は、図12に示すように、パケット受信手段10が受信したパケットを検知して、コントローラC1に対して、パケットを受信したことを示すパケット受信通知を送信するパケット受信通知手段15を具備する。
パケット受信通知手段15は、パケット受信手段10が受信したパケットを検知して、コントローラC1にパケットが受信したことを示すパケット受信通知を送信する。例えば、パケット受信手段10がパケットを受信したことに応じて、ノードR3のパケット受信通知手段15が、該受信したパケットに対するパケット受信通知をコントローラC1に通知する。
パケット受信通知は、ノードがパケットを受信したことを、コントローラC1に通知するものであり、コントローラC1にフローエントリを設定させる、フローエントリの要求とは異なる。
第四の実施形態では、ノードがパケットを受信した際に、受信したパケットに対応するフローエントリは、すでにノードのフローエントリ記憶部13に格納されている。したがって、ノードのフローエントリ要求手段12は、コントローラC1に対して、受信したパケットを処理するためのフローエントリの要求を行わない。そのため、コントローラC1は、ノードからフローエントリの要求を受信しない。したがって、コントローラC1は、第三の実施形態のように、パケットの復路の計算をノードからのフローエントリの要求に応じて行うことができない。
そこで、第四の実施形態では、ノードのパケット受信通知手段15が、コントローラC1に対して、パケットを受信したことを示すパケット受信通知を通知する。コントローラC1は、該パケット受信通知に応じて、パケットの復路を計算する。
なお、コントローラC1は、パケット受信通知を受信しても、パケットの往路の計算を行わない。パケットの往路を実現するためのフローエントリは、すでにノードのフローエントリ記憶部13に格納されているからである。
なお、パケット受信通知手段15は、パケット処理手段11が検索したフローエントリに記述されているアクションに基づいて、パケット受信通知を送信するように構成することもできる。この場合、検索されたフローエントリには、パケットの転送に関するアクションと、パケット受信通知の送信に関するアクションとが定義される。すなわち、フローエントリには、パケットの受信に応じて、該受信したパケットの受信を示すパケット受信通知を送信する処理が含まれる。
パケット受信通知手段15が送信するパケット受信通知には、受信したパケットに関する情報と、通知を行うノードの識別子とが含まれる。ここで、パケットに関する情報には、IPアドレスやMACアドレス等のパケットの送信元及び送信先に関する情報、該パケットを受信したポート番号、並びにシーケンス番号などのヘッダ情報などが含まれる。また、パケットに関する情報は、受信したパケットそのものであってもよい。一方、ノードの識別子には、ノードのIPアドレス、MACアドレス、及びネットワーク管理者によって付与されたルータIDなどが含まれる。
なお、パケットに関する情報及びノードの識別子は、上記の例に限られず、コントローラがパケット及びノードを識別できる情報であればよい。
第四の実施形態において、コントローラC1は、図13に示すように、予めサーバS1までの経路の設定を行う事前経路設定手段24を有する。また、コントローラC1は、パケット受信通知を複数回送信することを防止する重複排除処理手段25を有する。
事前経路設定手段24は、第一のパケットの経路として、コントローラC1が制御するノードから、サーバS1までの経路を計算する。例えば、コントローラC1は、システムの起動時などに、ノードR1〜R3に対して、サーバS1に送信されるパケットに対応するフローエントリを設定する。事前経路設定手段24は、例えば、サーバS1へのパケットが発生する可能性のあるノードに対して、そのノードからサーバS1までの経路を計算する。そして、コントローラC1のフローエントリ設定手段23が、事前経路設定手段24が予め計算した経路を実現するためのフローエントリを、少なくとも1つのノードに通知する。このように、ノードに予めパケットを処理するためのフローエントリが設定されているため、パケットを受信したノードは、フローエントリの要求を行わない。したがって、コントローラC1は、ノードがパケットを受信した際に、該受信したパケットの往路に関して経路を計算する必要がなく、コントローラC1の負荷を低減することができる。
重複排除処理手段25は、パケット受信通知を通知したノードに対して、同じヘッダを有するパケットを再び受信しても、再度パケット受信通知を通知しないように、フローエントリを設定する。これにより、パケット受信通知手段15が、一度パケット受信通知を通知したことに応じて復路を設定したパケットに関して、再びパケット受信通知を送信することを抑制することができる。
オープンフロー技術において、ノードのフローエントリ記憶部13は、図14に示すように、例えば、フローエントリを格納したフローテーブルを格納する。パケット処理手段11は、該フローテーブルの一番目のエントリから順番に(すなわち、図14のフローエントリAから順番に)、受信したパケットのヘッダ情報に適合するマッチングルールを持つフローエントリを検索する。その結果、適合するマッチングルールを持つフローエントリが見つかった場合、パケット処理手段11は、検索を中止し、該フローエントリに記載されたアクションに基づいて受信パケットを処理する。即ち、受信パケットがフローテーブルの上位のエントリに適合した場合、そのエントリ以降のフローエントリは検索されないので、優先度が高いフローエントリほどフローテーブルの上位に設定される。
重複排除処理手段25は、パケット受信通知を通知することが記述されているフローエントリよりも優先度が高いフローエントリであって、パケット受信通知に対応するパケットの転送に関する処理が記述されているフローエントリを、パケット受信通知を通知したノードに設定する。すなわち、重複排除処理手段25は、パケット受信通知を通知したノードのフローテーブルに対して、パケット受信通知の通知が記述されているフローエントリよりも上位の位置に、パケット受信通知に対応するパケットの転送に関する処理が記述されているフローエントリを設定する。
また、重複排除処理手段25は、パケット受信通知を通知したノードから、パケット受信通知を通知することが記述されているフローエントリを削除し、パケット受信通知に対応するパケットの転送に関する処理が記述されているフローエントリを登録してもよい。
上記の通り、重複排除処理手段25は、パケット受信通知を通知したノードに対して、同じヘッダを有するパケットを再び受信しても、再度パケット受信通知を通知しないように、フローエントリを設定する。したがって、ノードが、同じヘッダを有するパケットを複数回受信しても、複数回パケット受信通知を通知することがなく、該受信通知を受け取るコントローラC1の負荷を低減することができる。
フローエントリ決定手段20は、ノードR1〜R3の少なくとも1つから通知されるパケット受信通知をもとに、パケットに対する応答パケットの経路を実現するフローエントリの設定を行う。例えば、コントローラC1は、サーバS1から端末T1に向う経路を計算し、計算した経路を実現するためのフローエントリを決定する。より具体的には、フローエントリ決定手段20が、ノードR3からパケット受信通知の通知を受け、応答パケットの経路としてパケットの送信先であるサーバS1からパケットの送信元である端末T1までの経路を計算し、該経路を実現するフローエントリを決定する。
ここで、第四の実施形態に係るフローの経路制御処理を詳細に説明する。図15は、事前に経路を設定する際のコントローラの動作例を示す図である。
ステップ40(S40)において、事前経路設定手段24が、サーバS1へのパケットが発生する可能性のあるノードR1及びR3から、サーバS1までの経路を予め計算する。なお、サーバS1宛の経路だけでなく、サーバS1のようなパケットの送信先となり得る装置(すなわちパケットの送信先の候補となる装置)が複数ある場合は、複数の装置それぞれについて各ノードからその複数の装置までの経路を計算する。
ステップ41(S41)において、コントローラC1のフローエントリ設定手段23が、ノードに対して、サーバS1までのパケットの経路を実現する処理と、サーバS1宛のパケットを受信した場合に、パケット受信通知をコントローラC1に通知させるための処理とが記述されたフローエントリを設定する。このフローエントリを設定することにより、コントローラC1には、ノードがサーバS1宛のパケットを受信した場合に、パケット受信通知が通知される。
パケット受信通知を通知するためのフローエントリは、別ネットワークとの接続点に相当するノードや端末が接続しているノードなど、パケットがOenFlowネットワークへ新規に流入する可能性が高いノードに対して設定するように構成してもよい。これにより、パケットが新規に流入する可能性の高いノードからパケット受信通知が通知されるようになり、コントローラC1の負荷を低減することができる。
次に、第四の実施形態において、ノードR3が端末T1からパケット受信した際の動作例について、図16を用いて説明する。
ステップ50(S50)で、ノードR3が、端末T1からパケットを受信する。
ステップ51(S51)で、パケットを受信したノードは、パケット処理手段11において、パケットのヘッダ情報に適合するマッチングルールをもつフローエントリを検索する。
第四の実施形態では、予めフローエントリが登録されているため、ステップ52(S52)において、パケットが受信したことを示すパケット受信通知をコントローラC1に送信する。例えば、サーバS1宛のパケットの経路が予め設定されている場合、パケット処理手段11は、検索の結果予め設定されたフローエントリを見つける。この場合、ノードR3のパケット受信通知手段15は、パケットに対するパケット受信通知をコントローラC1に通知する。
ステップ53(S53)で、パケット処理手段11が、パケット受信手段10から受信したパケットをフローエントリに応じて転送する。
図17を用いて、第四の実施形態において、コントローラC1がノードR3からパケット受信通知を受信した際の動作例を説明する。
ステップ60(S60)において、コントローラC1の通信手段21は、端末T1からパケットを受信したノードR3から、パケットが受信したことを示すパケット受信通知を受信する。
ステップ61(S61)において、フローエントリ決定手段20が、受け取ったパケット受信通知をもとに、パケットに対する応答パケットの経路、すなわち復路、を計算する。
なお、コントローラC1のフローエントリ決定手段20は、通信手段21でパケット受信通知を受け取ったのか、フローエントリの設定の要求を受け取ったのかを判定するように構成してもよい。フローエントリ決定手段20は、パケット受信通知と判定すれば、通知された情報を基にサーバS1から端末T1までの経路(すなわち復路)を計算する。ここで、サーバS1から端末T1までの経路の計算は、その都度最適な経路を計算してもよいし、予め計算しておいた経路から選択してもよい。一方、フローエントリ決定手段20は、フローエントリの設定の要求と判定すれば、ノードからサーバS1までの経路(すなわちパケットの往路)と、サーバS1から端末T1までの経路(すなわち該パケットの復路)とを計算する。
ステップ62(S62)において、フローエントリ設定手段23は、フローエントリ決定手段20が計算した経路を、該計算した経路に関係するノードに設定する。
ステップ63(S63)において、重複排除処理手段25は、一度パケット受信通知を通知したパケットに対して、再びパケット受信通知を通知しないように、フローエントリを設定する。
上記のとおり、各ノードからサーバS1までの経路が予め設定されているため、ノードR3が実際にパケットを受信した際には、コントローラC1が、サーバS1からノードR3宛のパケットの経路(復路)だけを計算するため、コントローラC1の負荷を低減することができる。
さらに、好ましくは下記の形態とすることができる。
[形態1]
上記の第1の視点に係る通信システムのとおり。
[形態2]
前記制御装置が、
前記第一のパケットに関する情報と、前記第一のパケットに関連する前記第二のパケットに関する情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部を参照して、前記第一のパケットと前記第二のパケットとが関連すると決定する手段と、
を備えることが好ましい。
[形態3]
前記第一の手段は、
前記第二の処理規則として、前記第二のパケットを前記第一のパケットの送信先から前記第一のパケットの送信元まで転送する経路に対応する処理規則を決定することが好ましい。
[形態4]
前記第一の手段は、前記第一の処理規則を予め決定し、
前記第二の手段は、前記第一の処理規則を、前記複数のノードの少なくとも一つに対して通知することが好ましい。
[形態5]
前記複数のノードの少なくとも1つは、
前記第一のパケットを受信した場合に、前記制御装置に対して第一のパケットを受信したことを示す受信通知を通知する手段を備え、
前記第一の手段は、前記受信通知に応じて、前記第二の処理規則を決定することが好ましい。
[形態6]
前記第一の手段は、前記第一のパケットを受信した場合に、前記制御装置に対して前記受信通知を送信することを規定した第三の処理規則を予め決定し、
前記第二の手段は、前記第三の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知することが好ましい。
[形態7]
前記第一の手段は、前記第一のパケットに対応する前記パケット受信通知を受信した場合に、該第一のパケットに対応する前記パケット受信通知の送信を抑止するように、前記パケット受信通知を送信したノードに指示することが好ましい。
[形態8]
上記の第2の視点に係る制御装置のとおり。
[形態9]
前記第一のパケットに関する情報と、前記第一のパケットに関連する前記第二のパケットに関する情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部を参照して、前記第一のパケットと前記第二のパケットとが関連すると決定する手段と、を備えることが好ましい。
[形態10]
前記第一の手段は、
前記第二の処理規則として、前記第二のパケットを前記第一のパケットの送信先から前記第一のパケットの送信元まで転送する経路に対応する処理規則を決定することが好ましい。
[形態11]
前記第一の手段は、前記第一の処理規則を予め決定し、
前記第二の手段は、前記第一の処理規則を、前記複数のノードの少なくとも一つに対して通知することが好ましい。
[形態12]
前記複数のノードの少なくとも1つから、前記第一のパケットを受信したことを示す受信通知を受信する手段を備え、
前記第一の手段が、前記受信通知に応じて、前記第二の処理規則を決定することが好ましい。
[形態13]
前記第一の手段は、前記第一のパケットを受信した場合に、前記制御装置に対して前記受信通知を送信することを規定した第三の処理規則を予め決定し、
前記第二の手段は、前記第三の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知することが好ましい。
[形態14]
前記第一の手段は、前記第一のパケットに対応する前記パケット受信通知を受信した場合に、該第一のパケットに対応する前記パケット受信通知の送信を抑止するように、前記パケット受信通知を送信したノードに指示することが好ましい。
[形態15]
上記の第3の視点に係る制御方法のとおり。
[形態16]
前記第一のパケットに関する情報と、前記第一のパケットに関連する前記第二のパケットに関する情報とに基づいて、前記第一のパケットと前記第二のパケットとが関連すると決定するステップを有することが好ましい。
[形態17]
前記第二の処理規則として、前記第二のパケットを前記第一のパケットの送信先から前記第一のパケットの送信元まで転送する経路に対応する処理規則を決定するステップを有することが好ましい。
[形態18]
前記第一の処理規則を予め決定するステップと、
前記第一の処理規則を、前記複数のノードの少なくとも一つに対して通知するステップと、
を有することが好ましい。
[形態19]
前記複数のノードの少なくとも1つから、前記第一のパケットを受信したことを示す受信通知を受信するステップと、
前記受信通知に応じて、前記第二の処理規則を決定するステップと、
を有することが好ましい。
[形態20]
前記第一のパケットを受信した場合に、前記制御装置に対して前記受信通知を送信することを規定した第三の処理規則を予め決定するステップと、
前記第三の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知するステップと、
を有することが好ましい。
[形態21]
前記第一のパケットに対応する前記パケット受信通知を受信した場合、該第一のパケットに対応する前記パケット受信通知の送信を抑止するように、前記パケット受信通知を送信したノードに指示するステップを有することが好ましい。
なお、上記の特許文献の先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではない。
本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。さらに、本発明において以下の形態が可能である。
10 パケット受信手段
11 パケット処理手段
12 フローエントリ要求手段
13 フローエントリ記憶部
14 フローエントリ変更手段
15 パケット受信通知手段
20 フローエントリ決定手段
21 通信手段
22 パケット関連性テーブル
23 フローエントリ設定手段
24 事前経路設定手段
25 重複排除処理手段

Claims (21)

  1. 複数のノードを含む通信システムであって、
    第一のパケットを処理するための処理規則を要求する第一のノードと、
    前記要求に応じて、前記第一のパケットに対応する第一の処理規則を決定し、前記第一のパケットに関連する第二のパケットに対応する第二の処理規則を予め決定する第一の手段と、
    前記第一の処理規則を前記第一のノードに通知し、前記第二の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知する第二の手段と、を備える制御装置と、
    を含むことを特徴とする通信システム。
  2. 前記制御装置が、
    前記第一のパケットに関する情報と、前記第一のパケットに関連する前記第二のパケットに関する情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、前記第一のパケットと前記第二のパケットとが関連すると決定する手段と、
    を備える請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第一の手段は、
    前記第二の処理規則として、前記第二のパケットを前記第一のパケットの送信先から前記第一のパケットの送信元まで転送する経路に対応する処理規則を決定する請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記第一の手段は、前記第一の処理規則を予め決定し、
    前記第二の手段は、前記第一の処理規則を、前記複数のノードの少なくとも一つに対して通知する
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 前記複数のノードの少なくとも1つは、
    前記第一のパケットを受信した場合に、前記制御装置に対して第一のパケットを受信したことを示す受信通知を通知する手段を備え、
    前記第一の手段は、前記受信通知に応じて、前記第二の処理規則を決定する
    請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記第一の手段は、前記第一のパケットを受信した場合に、前記制御装置に対して前記受信通知を送信することを規定した第三の処理規則を予め決定し、
    前記第二の手段は、前記第三の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知する
    請求項5に記載の通信システム。
  7. 前記第一の手段は、前記第一のパケットに対応する前記パケット受信通知を受信した場合に、該第一のパケットに対応する前記パケット受信通知の送信を抑止するように、前記パケット受信通知を送信したノードに指示する
    請求項6に記載の通信システム。
  8. 複数のノードと接続する制御装置であって、
    第一のノードから、第一のパケットを処理するための処理規則の要求を受信する手段と、
    前記要求に応じて、前記第一のパケットに対応する第一の処理規則を決定し、前記第一のパケットに関連する第二のパケットに対応する第二の処理規則を予め決定する第一の手段と、
    前記第一の処理規則を前記第一のノードに通知し、前記第二の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知する第二の手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  9. 前記第一のパケットに関する情報と、前記第一のパケットに関連する前記第二のパケットに関する情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、前記第一のパケットと前記第二のパケットとが関連すると決定する手段と、
    を備える請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記第一の手段は、
    前記第二の処理規則として、前記第二のパケットを前記第一のパケットの送信先から前記第一のパケットの送信元まで転送する経路に対応する処理規則を決定する
    請求項8又は9に記載の制御装置。
  11. 前記第一の手段は、前記第一の処理規則を予め決定し、
    前記第二の手段は、前記第一の処理規則を、前記複数のノードの少なくとも一つに対して通知する
    請求項8乃至10のいずれか一項に記載の制御装置。
  12. 前記複数のノードの少なくとも1つから、前記第一のパケットを受信したことを示す受信通知を受信する手段を備え、
    前記第一の手段が、前記受信通知に応じて、前記第二の処理規則を決定する
    請求項11に記載の制御装置。
  13. 前記第一の手段は、前記第一のパケットを受信した場合に、前記制御装置に対して前記受信通知を送信することを規定した第三の処理規則を予め決定し、
    前記第二の手段は、前記第三の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知する
    請求項12に記載の制御装置。
  14. 前記第一の手段は、前記第一のパケットに対応する前記パケット受信通知を受信した場合に、該第一のパケットに対応する前記パケット受信通知の送信を抑止するように、前記パケット受信通知を送信したノードに指示する
    請求項13に記載の制御装置。
  15. 複数のノードと接続する制御装置が実行する制御方法であって、
    第一のノードから、第一のパケットを処理するための処理規則の要求を受信するステップと、
    前記要求に応じて、前記第一のパケットに対応する第一の処理規則を決定し、前記第一のパケットに関連する第二のパケットに対応する第二の処理規則を予め決定するステップと、
    前記第一の処理規則を前記第一のノードに通知し、前記第二の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知するステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  16. 前記第一のパケットに関する情報と、前記第一のパケットに関連する前記第二のパケットに関する情報とに基づいて、前記第一のパケットと前記第二のパケットとが関連すると決定するステップ
    を有する請求項15に記載の制御方法。
  17. 前記第二の処理規則として、前記第二のパケットを前記第一のパケットの送信先から前記第一のパケットの送信元まで転送する経路に対応する処理規則を決定するステップ
    を有する請求項15又は16に記載の制御方法。
  18. 前記第一の処理規則を予め決定するステップと、
    前記第一の処理規則を、前記複数のノードの少なくとも一つに対して通知するステップと、
    を有する請求項15乃至17のいずれか一項に記載の制御方法。
  19. 前記複数のノードの少なくとも1つから、前記第一のパケットを受信したことを示す受信通知を受信するステップと、
    前記受信通知に応じて、前記第二の処理規則を決定するステップと、
    を有する請求項18に記載の制御方法。
  20. 前記第一のパケットを受信した場合に、前記制御装置に対して前記受信通知を送信することを規定した第三の処理規則を予め決定するステップと、
    前記第三の処理規則を前記複数のノードの少なくとも1つに通知するステップと、
    を有する請求項19に記載の制御方法。
  21. 前記第一のパケットに対応する前記パケット受信通知を受信した場合、該第一のパケットに対応する前記パケット受信通知の送信を抑止するように、前記パケット受信通知を送信したノードに指示するステップ
    を有する請求項20に記載の制御方法。
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