JP5934447B2 - 医療装置をロックするロックシステム - Google Patents

医療装置をロックするロックシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5934447B2
JP5934447B2 JP2015541077A JP2015541077A JP5934447B2 JP 5934447 B2 JP5934447 B2 JP 5934447B2 JP 2015541077 A JP2015541077 A JP 2015541077A JP 2015541077 A JP2015541077 A JP 2015541077A JP 5934447 B2 JP5934447 B2 JP 5934447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
medical device
retaining
holding
safety lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015541077A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016501567A (ja
Inventor
レミ ウォルフ,
レミ ウォルフ,
フレデリック クイヨ,
フレデリック クイヨ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fresenius Vial SAS
Original Assignee
Fresenius Vial SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fresenius Vial SAS filed Critical Fresenius Vial SAS
Publication of JP2016501567A publication Critical patent/JP2016501567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5934447B2 publication Critical patent/JP5934447B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/1414Hanging-up devices
    • A61M5/1415Stands, brackets or the like for supporting infusion accessories
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/1413Modular systems comprising interconnecting elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/1414Hanging-up devices
    • A61M5/1417Holders or handles for hanging up infusion containers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/18General characteristics of the apparatus with alarm
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/50General characteristics of the apparatus with microprocessors or computers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2209/00Ancillary equipment
    • A61M2209/08Supports for equipment
    • A61M2209/082Mounting brackets, arm supports for equipment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2209/00Ancillary equipment
    • A61M2209/08Supports for equipment
    • A61M2209/084Supporting bases, stands for equipment
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2200/00Constructional details of connections not covered for in other groups of this subclass
    • F16B2200/69Redundant disconnection blocking means

Description

本発明は、医療装置を保持構造体にロックするロックシステムであって、医療装置及び保持構造体にはそれぞれ、互いと協働することができる保定部材が設けられている、ロックシステムに関する。本発明はまた、本発明のロックシステムと本発明のロックシステムに適用されるロック方法とを含む、医療装置及び保持構造体に関する。
医療処置では、複数の医療装置を同じ患者に接続することは稀な状況ではない。これらの医療装置は例えば、輸液ポンプ又はシリンジポンプであり得る。これらは、患者のベッドに近接した、ラック等の保持構造体に取り付けることができる。
ポンプは単独で動作することができるか、又は複数の医療装置が相互動作することができる。2つのポンプが例えば交互に動作する、すなわち、一方のポンプが或る特定の流量(debit)で薬品(product)を送達するのに対し、別のポンプが第1のポンプの流量に応じて別の流量で第2の薬品を送達する。医療装置が単独で又は少なくとも1つの他の医療装置と協働して動作している間は、特別な理由なく医療装置を取り外されないことが好ましい。このため、医療スタッフには非常に注意深くあることが要求され、複数のポンプの場合、医療装置をシステムから取り外す前にシステム全体を制御することが要求される。
本発明の目的は、過誤によって医療装置を保持構造体から分離させる危険性を減らすシステムを提供することである。
本発明によれば、この目的は、ロックシステムが、
上記保持構造体に連結された際に前記医療装置を保定する第1の保定ロックであって、該第1の保定ロックが、上記医療装置が連結された上記保持構造体に上記医療装置を保定する保定位置と、上記医療装置が連結された上記保持構造体に上記医療装置を保定しない自由位置との間で、第1の手動制御機構によって可動である、第1の保定ロックと、
非機能位置と機能位置との間で自動制御装置によって可動である安全ロックであって、該安全ロックが、上記機能位置では、上記医療装置が連結された上記保持構造体から上記医療装置が取り外されることを防止し、上記非機能位置では、上記医療装置が連結された上記保持構造体から前記医療装置が取り外されることを妨げない、安全ロックと、
を含む
ことで達成される。
この安全ロックは例えば、医療装置の単独での又は他の医療装置と協働しての動作を制御するのに用いられる電子制御ユニットによって制御される。医療装置が取り外されてはならない場合、安全ロックが機能位置にされる。医療装置の作業が達成され、医療装置をラックから取り外すことができる状態になるとすぐに、電子制御ユニットにより安全ロックが非機能位置に移される。もはや人為的な過誤の可能性はない。
医療装置が依然として動作中であることを医療スタッフが知っているにもかかわらず、医療装置を随意に取り外すことを可能にするために、安全ロックが機能位置にある場合でも医療装置が連結された保持構造体から医療装置を取り外すことができるように、安全ロックの作用を回避する第2の手動制御機構をロックシステムに設けることが好ましい。医療装置を保持構造体から取り外すには、医療スタッフが、安全ロックの作用を回避することができるように第2の手動制御機構に随意に措置をとることが必要である。したがって、十分に承知の上で実現される随意の措置による以外、ロック解除が不慮に行われる可能性はない。これは、医療装置が正しく動作していない場合に、又は、電子コマンドが自動制御装置に信号を送信しないうちに医療装置の電力供給が止められた場合に必要とされる可能性がある。
医療スタッフが安全ロックの作用に抗して医療装置を取り外そうとすることがないようにするために、安全ロックの機能位置を検出する検出器を設けることができる。この場合、前記安全ロックが回避されていることを前記検出器が検出すると可視信号又は可聴信号を発する信号発信装置を設けることができる。
前記安全ロックを動かす前記自動制御装置は、好ましくはリニアアクチュエーターであるアクチュエーターを含むことができる。
第1の実施形態では、前記ロックシステムは、前記医療装置が前記保持構造体に連結された際に前記医療装置を保定する第2の保定ロックを含み、該第2の保定ロックは、前記医療装置が連結された前記保持構造体に前記医療装置を保定する保定位置と、前記保持構造体に前記医療装置を保定しない自由位置との間で、前記安全ロックによって可動である。
こうして、第1の保定ロックはラックに連結された医療装置を固定する。医療装置を取り外すにはこの第1の保定ロックをロック解除すればよい。しかしながら、これは第2の保定ロックも自由位置にある場合にのみ可能である。逆の場合、第2の保定ロックが医療装置を保定する。第2の保定ロックが医療装置を保定する場合、医療スタッフは、医療装置が動作しており、重大な理由がない限り医療装置を取り外すべきではないことを知っている。しかしながら、医療装置の交換が必要とされる場合、また、ロックシステムに第2の手動制御機構が設けられている場合、医療スタッフは、安全ロックの作用を回避するために、第1の保定ロックの第1の手動制御機構を操作することを要求されるだけでなく、第2の保定ロックの第2の手動制御機構も操作することを要求される。
第1の実施形態に安全ロックの作用を回避する第2の手動制御機構が設けられている場合、この第2の手動制御機構は、
医療装置の外側及び保持構造体の外側から駆動させることができる、好ましくはプルノブである非電気的な機構であって、第2の保定ロックに連結される非電気的な機構、及び、第2の保定ロックと安全ロックとの間に位置付けられるばね、又は
医療装置の外側及び保持構造体の外側から駆動させることができる電気的な機構、
を含むことができる。
第1の保定ロックを動かす第1の手動制御機構は、医療装置の外側及び保持構造体の外側からアクセス可能である、好ましくはプルノブである非電気的な機構であって、第1の保定ロックに連結される非電気的な機構、又は、医療装置の外側及び保持構造体の外側から駆動させることができる電気的な機構を含むことができる。
前記第1の保定ロックは、好ましくはばねによって、いかなる外部影響もない状況下で前記ロック位置に保持することができる。
第1の保定ロック及び/又は第2の保定ロックはそれぞれ、医療装置の保定部材又は保持構造体の保定部材に位置付けられるラッチであって、医療装置がそのような保持構造体に連結されると保持構造体の保定部材又は医療装置の保定部材に設けられている対応する凹所とそれぞれ係合することができるように形状付け及び位置付けされている、ラッチを含むことができる。当然のことながら、当業者に既知の他の類のロック部材も考えられ得る。
本発明の第2の実施形態では、前記安全ロックは、前記機能位置では、前記第1の手動制御機構が前記保定ロックを前記自由位置に動かすことを防止する。
第1の代替形態では、前記第1の手動制御機構は、押しボタンと、伝達リンク機構と、制御部材とを含み、前記押しボタンは、待機位置と押込み位置との間で動くことができ、前記伝達リンク機構は、後退位置と前進位置との間で移動することができ、ばねにより、前記伝達リンク機構が前記後退位置に戻されることになり、前記伝達リンク機構は、前記後退位置では、前記押しボタンを前記待機位置に押し、前記押しボタンは、前記押込み位置では、前記伝達リンク機構に働きかける前記ばねの作用に抗して前記伝達リンク機構を前記前進位置に押し、前記制御部材は、前記保定ロックを前記保定位置にロックするロック位置から、前記保定ロックを前記保定位置にロックしないロック解除位置に動かすことができ、ばねにより、前記制御部材が前記ロック位置に戻されることになり、前記伝達リンク機構は、前記後退位置から前記前進位置に移動する際、前記制御部材を前記ロック解除位置に動かす。
第2の代替形態では、前記第1の手動制御機構は、押しボタンと、伝達リンク機構とを含み、前記押しボタンは、待機位置と押込み位置との間で動くことができ、前記伝達リンク機構は、後退位置と前進位置との間で移動することができ、ばねにより、前記伝達リンク機構が前記後退位置に戻されることになり、前記伝達リンク機構は、前記後退位置では、前記押しボタンを前記待機位置に押し、前記押しボタンは、前記押込み位置では、前記伝達リンク機構に働きかける前記ばねの作用に抗して前記伝達リンク機構を前記前進位置に押し、前記伝達リンク機構は、前記後退位置から前記前進位置に移動する際、前記保定ロックを前記自由位置に動かす。
両方の代替形態において、前記安全ロックは、前記機能位置では、前記押しボタンが前記安全ロックに当接してから前記押込み位置に達するように前記待機位置から前記押込み位置に移るのに前記押しボタンが用いる通路内に位置する。
前記安全ロックの作用を回避するために、前記押しボタンは、前記待機位置を越えて前記押込み位置とは逆の上昇位置に動くことができるように設計してもよく、前記押しボタンが前記上昇位置にある場合、前記安全ロックが前記機能位置にあるにもかかわらず、前記伝達リンク機構を前記医療装置の外側及び前記保持構造体の外側から駆動させることができる。
両方の実施形態において、前記第1の保定ロック、利用可能な場合は前記第2の保定ロック、及び前記安全ロックは、前記医療装置の前記固定部材、又は、前記保持構造体の前記固定部材に位置付けることができる。
本発明はまた、本発明のロックシステムを含む、医療装置及び保持構造体に関する。
本発明はまた、本発明によるロックシステムによって医療装置を保持構造体と制御式にロックする方法に関する。この目的のために、
前記安全ロックは、前記医療装置が前記保持構造体から取り外されるべきではない処置の開始時点で、前記自動制御装置によって前記非機能位置から前記機能位置に動かされ、
前記安全ロックは、前記医療装置を前記保持構造体から取り外すことができる状態である場合に、前記自動制御装置によって前記機能位置から前記非機能位置に動かされ、
前記自動制御装置は、前記電子制御ユニットによって制御される。
安全ロックの作用は、第2の手動制御機構を駆動することによって回避することができることが好ましい。これは、第2の保定ロックを自由位置に動かすこと(第1の実施形態)によって、又は、医療装置の外側及び保持構造体の外側からリンク機構へのアクセスを解放するように押しボタンを待機位置から上昇位置に動かすこと(第2の実施形態)によって達成することができる。
本発明は、保持構造体としてのラックと、医療装置としての、本発明のロックシステムが設けられているポンプとを概略的に示す図を参照しながら、以下でより詳細に説明される。
第1の実施形態
医療装置をラックに挿入する前の、第1の実施形態のラック及び医療装置の概略図である。 医療装置がラックに連結されているとともに第2の保定ロックが機能化されていない、図1と同じ図である。 第1の保定ロックも機能化されていない、図2と同じ図である。 第2の保定ロック及び第1の保定ロックが機能化されている、図2と同じ図である。 第2の保定ロックが自動制御装置の作用に抗して手動で逃がされている、図4と同じ図である。 第1の保定ロックも機能化されていない、図5と同じ図である。第2の実施形態第1の代替形態 第2の実施形態の医療装置が固定されている、第2の実施形態のラックの斜視図である。 固定プラグを示す、図7のラックの拡大図である。 ロックシステムの種々の部材の上面斜視図である。 図9のロックシステムの底面斜視図である。 自由位置にある、保持ロック及び制御部材の上面図である。 保定位置にある、保持ロック及び制御部材の上面図である。第2の代替形態 第2の実施形態に係るロックシステムの機能の簡略図である。
2つの実施形態を参照しながら本発明を以下でより詳細に説明する。
図は、本発明に係る装置の動作モードを概略的に示す。保定部材の図示の形状及びサイズは特性を限定するものではない。したがって、医療装置を保持構造体に保定することを可能にする任意の形状及びサイズを用いることが可能であり、所与の形状及びサイズは単に一例として用いられているにすぎない。当業者であれば、当該技術分野において用いられる任意の他の保定部材に本発明のロックシステムを適合させることができるであろう。
図は、輸液ポンプ等の医療装置を保持するラック1、5の固定プラグ11、51を示す。このプラグ11、51は、保持構造体の保定部材を構成する。本例ではポンプである、ラックに連結することができる医療装置2、6も図示されている。ポンプをラックと連結するために、ポンプは、医療装置の後側に位置付けられている保定部材を備える。この保定部材は、固定プラグ11、15と協働し、ソケット21の形態に形状付けられている。
ポンプには、圧送機構22、62、ディスプレイ23、63及び制御パネル24、64も設けられている。電子制御ユニット25、65、例えばマイクロプロセッサにより、ポンプの動作を制御することが可能であるとともに、他のポンプと、又は複数の医療装置の連携動作を制御する外部中央ユニットとデータを交換することが可能である。
一般に、医療装置が単独で動作しているのか他の医療装置と協働して動作しているのかにかかわらず、医療装置が自身の動作を終了しないうちは医療装置を取り外すことは許されない。ポンプは、他の医療装置とともに動作している場合、いつでも取り外せるわけではない。ポンプは、機能していないように見える場合でも、機能化するために中央制御ユニットからの信号を待っている可能性がある。医療スタッフが過誤によって医療装置を取り外すことがないことを確実にせねばならない。
図1〜図6は、第1の実施形態に言及しており、図7〜図12は、第2の実施形態に言及している。第1の実施形態では、固定プラグ11は、保持構造体における医療装置の位置に向けての医療装置の接近移動に対して実質的に平行である。第2の実施形態では、固定プラグ51は、この接近移動に対して平行ではなく、この接近移動に対して実質的に垂直である。
第1の実施形態をここで、図1〜図6を活用してより詳細に説明する。
医療スタッフが医療装置をラックに固定することを可能にするために、ラックの固定プラグには第1の凹所111が設けられており、この凹所111に、ソケット21に位置付けられている第1のラッチ28が貫入することができる。この第1のラッチ28は、例えば図1に示されている、ソケット21のキャビティに貫入している保定位置と、例えば図3に示されている、上記キャビティに貫入していない自由位置との間で移動可能である。示されていない制御機構、例えば、ばねにより、いかなる外部影響もない状況下で、図1に示されているように第1のラッチが保定位置にあることが確実となる。ラッチの、キャビティに貫入する側は、ソケットの挿入開口に向いた傾斜面を形成している。第1のラッチは、医療スタッフがばね(図示せず)の作用に抗して第1のラッチを自由位置に移動させることを可能にする例えば第1のプルノブ281の形態の第1の手動制御機構に固定されている。
医療装置の動作中に医療スタッフが医療装置を取り外すことがないようにするために、医療装置の保定部材に位置付けられる、この実施形態ではソケット21に位置付けられる第2のラッチ26が設けられている。この第2のラッチは、例えば図1に示されている、この実施形態では後退位置に相当する自由位置と、図4に示されている、ソケット21のキャビティに貫入している保定位置との間で移動することができる。ラッチの貫入部分は、第1のラッチのように、ソケットの挿入開口に向いた傾斜面を形成するように面取りされている。
第2のラッチ26は、ロッド261の端に固定されている。ロッドの他方の端は、ボックス262に固定されており、このボックス内には、ロッド261が固定されている、前壁と呼ばれる壁と、後壁と呼ばれる対向壁との間にばね263が収められている。電子制御ユニット25によって制御されるアクチュエーター27が、この第2のラッチを一方の位置から他方の位置に移動させる。このアクチュエーターは、例えばリニアアクチュエーターとすることができる。アクチュエーターは、ピストン271を移動させ、このピストン271が、後壁の開口を通ってボックス262内に入る。ピストンの前端には、ばねの、ボックスの後端に向き付けられた側に、押し当たるディスクが設けられている。したがって、ばね263は、自身の第1の端によって、ボックス262の前壁に抗して支持され、自身の第2の端によって、ピストン271のディスクに抗して支持される。ばね263は、外部影響がない状況下で、ピストン271がソケット21の方向に移動すると、変形することなく、ばね263がこの移動をボックス262及びロッド261に伝達するように設計されている。その場合、ロッド261は、第2のラッチを保定位置に移動させる。
ポンプをラックに取り付けると、固定プラグ11がソケット21のキャビティに入り、固定プラグの、丸みのある前側部112が、第1の保定ロック28の傾斜面に当たり、その場合、この第1の保定ロックは自身の自由位置に向かって押されてソケット21の壁に入る。プラグの第1の凹所111が第1のラッチ28と位置合わせされるとすぐに、第1のラッチ28は、不図示のばねの作用に起因して凹所111と係合し、したがって、第1のラッチ28の初期の位置、すなわち、少なくとも、プラグ11が有効にロックされる位置(保定位置)に戻る。
こうして、医療装置2がラックに十分に固定される。これは図2に示されている位置である。
制御ユニット25は、動作を開始する場合、又は、医療装置が単独で若しくは他の装置と協働して動作しているという情報を受信した場合、ピストン271を作動位置に移動させ、したがって、ばね263、ボックス262、ロッド261及び第2のラッチ26を保定位置に移動させるために信号をアクチュエーター27に送信する。これは図4に示されている状況である。
制御ユニットは、動作を終了するとすぐに、又は、医療装置が自身の動作を終了しているという情報を受信するとすぐに、ピストン271を非作動位置に移動させ、したがって、第2のラッチを自由位置に移動させるために信号をアクチュエーターに送信する。これは図2に示されている状況である。
ポンプをラックから取り外すために、操作者は、例えばポンプの外側からアクセス可能である第1のプルノブ281を引くことによって、第1のラッチ28を非機能化させる必要がある。これは図3に示されている状況である。第2のラッチ26が自由位置にある場合、医療装置をラックから取り外すことが可能である。
医療装置が依然として動作している場合であっても、又は、他の理由から自動制御装置が第2の保定ロック26をピストン271により第2の保定ロック26の保定位置に設定している場合であっても、医療装置を取り外す必要がある場合がある。これは例えば、医療装置に故障が生じた場合に必要とされる場合がある。しかしながら、この場合、第2のラッチ26は保定位置にあり、第1のラッチ28だけをロック解除することでは医療装置を取り外せないようにしている。その場合、医療スタッフが、第1のラッチ28だけでなく第2のラッチ26にも直接措置をとることができるよう、ピストン271の作用を回避することができるようにする必要がある。例えば、ピストンを非作動位置に移動させ、したがって、電子制御ユニットに格納されている情報とは異に、第2のラッチをロック解除するために制御ユニットに信号を送信するロック解除ボタンを設けることが可能である。ここで記載されている例では、医療スタッフがアクセス可能である第2のプルノブ264の形態の第2の手動式ロック解除装置が、例えばボックス262に固定されている。第2のラッチが保定位置にある場合(図4を参照)にこの第2のプルノブを引くと、ばね263をアクチュエーターのピストン271のディスクに抗して圧縮することによってボックス262がソケット21を離れる。これは図5に示されている状況である。医療装置が単独で又は他の医療装置と協働して動作しているにもかかわらず、医療装置をラックから取り外すことが可能である。
2つのプルノブ264、281が解放されるとすぐに、2つのラッチは自身のそれぞれの保定位置に戻る。
第2の凹所113は、医療装置がラックに連結されて第1のラッチ28が第1の凹所111と係合すると第2のラッチ26が第2の凹所113に対面するように位置付けされている。ここで示されている例では、2つのラッチは互いに対面しており、2つの凹所111、113は、プラグの前面112から等距離にある。実際、2つの凹所の機能を果たすとともに中に2つのラッチが入ることができる環状の凹所114が、2つの別個の凹所の代わりに設けられている。
2つのラッチの傾斜面とそれらのラッチの双方のばね付勢とに起因して、第2のラッチが保定位置にある場合であっても、すなわち、自動制御装置27がピストンを作動位置に維持するように設定されている場合であっても、新たな医療装置を連結することが可能である。固定プラグ11は、ソケット21に挿入されると、自身の前面112が、ボックス262内に収められているばね263の力に抗するとともに、第1のラッチに作用する不図示のばねの力に抗することによって、2つのラッチ26、28を押しのける。
第2の実施形態をここで、図7〜図12を活用してより詳細に説明する。図7〜図11は第1の代替形態を示し、図12は第2の代替形態を示す。双方の代替形態では、固定プラグ51が、医療装置の接近移動に対して平行ではなく、その接近移動に対して実質的に垂直である。フックの形態の保定ロック66が設けられており、この保定ロック66は、医療装置の保定部材61に位置付けられている。この保定ロック66は、例えば図11a及び図12bに示されている、この実施形態では枢動位置に相当する自由位置と、例えば図11b及び図12aに示されている保定位置との間で動くことができる。
図7〜図11に示されている第1の代替形態では、保定ロック66には、保定ロックの縁にある長手方向スロット661であって、医療装置がラックに固定されて保定ロック66が保定位置にくると固定プラグ51が中に入る長手方向スロット661が設けられている。保定ロック66は、医療装置のハウジングに対して固定されている軸662を中心に枢動することができる。保定ロックの枢動位置、すなわち自由位置では、長手方向スロット661は、ラックに対する医療装置の導入又は取外しの際に固定プラグが沿う経路内に配置されている、自身のアクセス開口により、ラック内に医療装置が導入される方向に対して例えば45度だけ傾くのに対し、保定位置ではスロットは、導入移動に対して垂直であるか、又はさらには垂線を越えて傾いており、そのため、自身のアクセス開口は、医療装置の導入又は取外しの際に固定プラグが沿う経路内にはない。保定ロックには、第1のガイドフィンガーと呼ばれるガイドフィンガー663も設けられており、ガイドフィンガー663の端は、以下で示される第1のガイド面に当接することによって第1のフォロワーとして作用する。第1のガイドフィンガー663の側面は、同様に以下で示される第2のフォロワーの第2のガイド面として作用する。第1のばね664により、保定ロック66が枢動位置すなわち自由位置に戻されることになる。
この第1の代替形態では、自由位置と保定位置との間での保定ロック66の動きは、制御部材67によって制御される。この制御部材は、図11bに示されているロック位置と図11aに示されているロック解除位置との間で枢動することができる。制御部材には、以下で示される伝達リンク機構68の端が入ることができる凹所671が設けられている。この実質的に矩形状の凹所は特にスラスト縁を有し、このスラスト縁に伝達リンク機構の端が当接することができる。制御部材は、医療装置のハウジングに対して固定されている軸672を中心に枢動することができる。制御部材には、第2のガイドフィンガーと呼ばれるガイドフィンガー673が設けられており、ガイドフィンガー673の端は、第2のフォロワーとして機能し、ガイドフィンガー673の側面は、前述した第1のガイド面を構成する。第2のばね674により、制御部材67がロック位置に戻されることになる。
図12に示されている第2の代替形態では、保定ロック66には、フックが保定位置にくると固定プラグ51の背後に配置されるか、又は、フック66が自由位置にくると医療装置の保定部材61への固定プラグの接近経路外に位置する保定フィンガーが設けられている。不図示のばねにより、この第2の代替形態のフックが保定位置に戻されることになる。伝達リンク機構の端が不図示のばね作用に抗して保定ロック66に直接当接する。保定フィンガーの前縁は、医療装置が所定位置に嵌入する際、固定プラグ51が前縁の傾斜面を摺動し、したがって、第1のばね(図示せず)の作用に抗して強制的に軸662を中心に保定ロック66を枢動させるように傾斜している。
双方の代替形態では、伝達リンク機構68は、後退位置と前進位置との間で並進移動することができるように医療装置のハウジング内に収容されている。第1の代替形態は、例えば図12aに概略的に示されており、第2の代替形態は、例えば図12bに概略的に示されている。伝達リンク機構68は自身の端のうちの一端に、内部を移動することができる際に制御部材67の凹所671に入り、また、適切な場合にスラスト縁に当接することができるようにサイズ決めされている第1の当接面681が設けられている。リンク機構の他方の端には、以下で示される押しボタン69が当接することができる第2の当接面672が設けられている。図9及び図10においてシリンダーとして示されているとともに図12において概略的に示されている第3のばね683により、伝達リンク機構が後退位置に押されることになる。
押しボタン69は、医療従事者がアクセス可能であるように医療装置のハウジングに収まっている。この押しボタンは、図12bに概略的に示されている押込み位置と、例えば図12に概略的に示されている待機位置との間で軸691を中心に枢動することができる。押しボタンは、待機位置を越えて押込み位置とは逆の上昇位置に枢動することができることが以下で分かるであろう。伝達リンク機構の第2の当接面682は、押しボタンが待機位置又は押込み位置に位置している場合、押しボタンと接触する。伝達リンク機構は、後退位置にくると、第3のばねの作用下で押しボタンを待機位置に押す。
押しボタン69が待機位置から押込み位置に達することを防止する、ロッドの形態の安全ロック692が、ハウジング内に設けられている。この安全ロックは、押しボタンの動きを妨げない非機能位置と、待機位置から押込み位置に移る押しボタンが用いる通路に位置する機能位置との間で動くことができる。したがって、押しボタンは、安全ロックに当接している場合、押込み位置の方向に待機位置を離れることができない、すなわち、少なくとも、押込み位置に進むことが防止される。電子制御ユニットに接続されているアクチュエーター693が、安全ロックの動きを制御する。
第2の実施形態は以下のように機能する。
医療装置をラックに固定せねばならず、第1の代替形態のロックシステムが初期位置にあるとすると、
安全ロック692は非機能位置にあり、
押しボタン69は待機位置にあり、
伝達リンク機構68は後退位置にあり、自身の第1の当接面681は凹所671の略内部にあり、
制御部材67はロック解除位置にあり、
保定ロック66は自由位置にある。
これは図11aに示されている状況である。この位置では、フォロワーの役割を果たす、第1のガイドフィンガー663の端は、制御部材の第2のガイドフィンガー673の側縁によって形成されている第1のガイド面に当接している。医療装置は、自身が固定されねばならない位置の近くにある。固定プラグ51は、スロット661の、傾斜位置の壁と接触する。医療装置が所定位置に嵌入することにより、固定プラグ51は、スロット661の傾斜面を摺動しながら、第1のばね664の作用に抗して強制的に軸662を中心に保定ロック66を枢動させる。第1のフォロワーは、第1の当接面を越えて接触しなくなるまで第1の当接面の上を摺動する。この時点で、制御部材67は、第2のばね674の作用下で、ロック解除位置からロック位置に移る。次に、第2のフォロワーとして作用する、第2のガイドフィンガーの端が、第1のガイドフィンガー663によって形成されている第2の接触面に当接する。こうして、制御部材がロック位置に達する。保定ロック66の側では、保定ロック66は、保定位置にあり、固定プラグ51をスロット661内に保定し、固定プラグ51はその時点で医療装置の導入移動に対して垂直であるか、又はさらには垂線を越えて傾いている。
第2の代替形態では、初期位置では、
安全ロック692は非機能位置にあり、
押しボタン69は待機位置にあり、
伝達リンク機構68は後退位置にあり、自身の第1の当接面は保定ロック66に当接しており、
保定ロック66は保定位置にある。
固定プラグ51は、保定フィンガーの傾斜した前縁と接触する。医療装置が所定位置に嵌入することにより、固定プラグ51は、傾斜した保定フィンガーの上を摺動しながら、第1のばね664の作用に抗して強制的に軸662を中心に保定ロック66を枢動させる。固定プラグが保定フィンガーを越えて接触しなくなると、保定ロックは、第1のばねの作用下で、自由位置から保定位置に移り、保定フィンガーは固定プラグ51の背後にくる位置に達する。
医療装置はその時点で自身の所定位置に位置し、この位置に保定ロック66によってロックされ、保定ロック66が固定プラグ51を保定する。これは図11b及び図12aに示されている状況であり、この状況では、
安全ロック692は非機能位置にあり、
押しボタン69は待機位置にあり、
伝達リンク機構68は後退位置にあり、
制御部材67は、利用可能な場合は、ロック位置にあり、
保定ロック66は保定位置にある。
この位置では、第1の当接面681は、凹所671の内部にスラスト縁から或る距離を置いて位置する。第1の当接面681は、凹所の、このスラスト縁とは反対側の縁に対して位置することができる。
医療従事者が医療装置を取り外すことを所望し、これに反するものがない場合、医療従事者は、押しボタン69を押しさえすればよい。押しボタン69は、ばね683の作用に抗してリンク機構68を後退位置から前進位置に押す。第1の代替形態では、リンク機構の第1の端681は、制御部材の凹所671の第1の縁と接触する。したがって、リンク機構が、第2のばね674の作用に抗して強制的に軸672を中心に制御部材を枢動させてロック位置からロック解除位置に移す。この枢動運動の際、第2のフォロワーとして作用する第2のフィンガー673の端は、第1のガイドフィンガーによって形成されている第2のガイド面を越えて接触しなくなるまで、その第2のガイド面に対して摺動する。この時点で、保定ロック66は、第1のばね664の作用下で、保定位置から自由位置に枢動する。こうして、固定プラグ51が解放され、医療装置を取り外すことが可能である。
第2の代替形態では、リンク機構の第1の端681は保定ロック66と接触する。したがって、リンク機構は、第1のばねの作用に抗して強制的に軸662を中心に保定ロック66を枢動させて保定位置から自由位置に移す。こうして、固定プラグ51が解放され、医療装置を取り外すことが可能である。
これは図11a及び図12bに示されている状況であり、この状況では、
安全ロック592は非機能位置にあり、
押しボタン69は押込み位置にあり、
リンク機構68は前進位置にあり、
制御部材67は、利用可能な場合は、ロック解除位置にあり、
保定ロック66は自由位置にある。
こうして、操作者は、押しボタン69を解放することができる。リンク機構は、第3のばね683の作用下で後退位置に戻され、したがって、強制的に押しボタン69を待機位置に移す。リンク機構の第1の当接面681は、第1の代替形態では、凹所671のスラスト縁を離れる。しかしながら、保定ロックの第1のフィンガーが制御部材のフィンガーによって形成されている第1のガイド面に抗して当接すると、制御部材67はロック解除位置を離れることができない。同様に、保定ロックは自由位置にあるままである。第2の代替形態では、伝達リンク機構が第3のばねの作用下で後退位置に戻るとすぐに、保定ロック66が第1のばねの作用下で保定位置に戻る。
これにより再び、プロセスの開始において述べた初期位置が得られる。
医療装置が動作中に操作者が医療装置を取り外すことがないようにするために、安全ロック692が設けられている。第1の実施形態における安全ロック271と同様に、安全ロック692の動きは、電子制御ユニット65に接続されているアクチュエーター692によって制御される。医療装置を取り外すことができる状態であるうちは、安全ロックは非機能位置に位置し、押しボタンの動きに作用することはない。これは図12a及び図12bに示されている状況である。制御ユニット65は、動作を開始する場合、又は、医療装置が単独で若しくは他の装置と協働して動作しているという情報を受信した場合、アクチュエーター692が安全ロックを機能位置に動かすために信号をアクチュエーター692に送信する。この位置では、制御ユニットは、押しボタン69の枢動経路内に位置し、押しボタン69が押込み位置の方向に動くことを防止する。したがって、操作者は、押しボタン69を枢動させることもリンク機構68を動かすこともできない。そのため、操作者は、固定プラグ51を解放することができない。これは図12c及び図12dに示されている状況である。医療スタッフが再び従事することができることを可能にするために、押しボタン69が、待機位置から、第2の当接面682へのアクセスを解放する上昇位置へと離れることができるようにする措置がとられる。第2の当接面682は、安全ロックの作用域に位置していないため、自身の動きは安全ロックによって妨げられない。したがって、機能位置に位置する安全ロック692によって押しボタンがロックされない場合、押しボタンがリンク機構を動かすようにリンク機構を動かすために、従事者が手動で第2の当接面682を押すことが可能である。これは図12eに示されている状況である。押しボタンを上昇させることによって、安全ロック692が依然として機能位置にあるにもかかわらず、安全ロック692のロック作用を回避することが可能である。
押しボタンを枢動部品の形態ではなく並進移動することができる部品の形態に設計することが可能であることは言うまでもない。
双方の実施形態では、医療スタッフが第1の保定ロック28、66をロック解除しようとしていることを第1の検出器が検出することができる。これが当てはまる場合、検出器は信号を電子制御ユニットに送信する。ピストン271が機能位置にあり、したがって、第2のラッチが保定位置にある場合(第1の実施形態)、又は、ロッド692が機能位置にある場合(第2の実施形態)、電子制御ユニットは、安全ロック271、692が機能位置にあること及びポンプが取り外されるべきでないことをユーザーに知らせるメッセージを制御パネルに送信する。このメッセージは音声メッセージとすることもできる。安全ロックが回避されている場合、例えば、第2のラッチ26がピストン271を回避することによって手動でロック解除されている場合、又は、押しボタン69が上昇位置に動かされており、ロッド692が機能位置にあるにもかかわらずリンク機構68が手動で動かされる場合、アラームメッセージ又はアラーム音を発するように、例えば第2のラッチ26又は押しボタン69に位置付けられる第2の検出器を設けることができる。代替的に又は付加的に、検出器は、医療装置の一部及び/又は保持構造体の一部であってもよい。
プルノブ264、281及び押しボタン69の代わりに、任意の他の機械的な装置、例えばレバー又はスイッチを用いることができる。ノブ264、281は、ユーザーがロック解除装置を引くのではなく押す必要があるように設計することができる。押しボタン69は、ユーザーがロック解除装置を押すのではなく引く必要があるように設計することができる。同様に、プルノブ264、281及び押しボタン69の代わりに、スイッチ又は他の手段によって医療装置の外側から駆動される駆動部のような電気的な装置を用いることができる。
図に示されているような実施形態では、ピストン271及びロッド692は安全ロックを構成するのに対し、第1の保定ラッチ28及びフック66は第1の保定ロックを構成する。
アクチュエーター27、693は、安全ロック(ピストン271及びロッド692)の動きの自動制御装置を構成する。第1の実施形態では、ばね263及びボックス262に連係している第2のプルノブ264は、安全ロック271の作用を回避する第2の手動制御機構を構成する。第1のプルノブ281は、第1の保定ロック28(保定ラッチ)の第1の手動制御機構を構成する。第2の実施形態では、押しボタン69、リンク機構68及び制御部材67(利用可能な場合)は、押しボタンが待機位置と押込み位置との間で動く場合に保定ロック66の動きの第1の手動制御機構を構成するだけでなく、押しボタンが上昇位置にある場合に安全ロックを回避する第2の手動制御機構を構成する。
代替的には、保定ロック及び/又は安全ロックは、医療装置に位置付けられているのではなくラックの一部である。例えば、第1の実施形態のロックシステムは、固定プラグ11に位置付けることができる。第2の実施形態では、固定プラグは、医療装置の一部とすることができる。プルノブ又は押しボタン(又はラッチに作用する代替的な手段)及びアクチュエーターもまたラックの一部である。さらに、制御ユニットが医療装置の一部である場合、医療装置の制御ユニットとアクチュエーターとの間に、例えばアクチュエーター側に信号受信器と医療装置側に信号送信機とを備える伝達システムが設けられている。代替的には、安全ロックを制御する制御ユニットはラックの一部である。
別の実施形態では、安全ロックの制御は、中央ユニットによって扱われる。中央ユニットは、医療装置及び保持構造体とは別の装置であることが好ましい。中央ユニットは、保持構造体に固定することができることが好ましい。1つの実施形態では、中央ユニットは、自身の制御ユニットを用いて自動制御装置を直接制御する。代替的には、中央ユニットは、保持構造体の一部又は医療装置の一部であるとともに自動制御装置を制御する制御ユニットにより自動制御装置を制御する。
機械的な手動制御機構の代わりに、例えば安全ロックのような第1の保定ロックもアクチュエーターによって動かされる。アクチュエーターは、医療装置の制御ユニット又は更なる制御ユニットによって制御することができる。(第1の)保定ロックを自由位置に動かすために医療スタッフが信号を制御ユニットに送信することを可能にするボタン、スイッチ又は他の機能化機構を医療装置又は保持構造体に設けることができる。
第1の保定ロック及び第2の保定ロックは、上述した第1の実施形態では、ラッチ及び凹所を有するか、又は、第2の実施形態では、ラックにおける医療装置の位置に向けての医療装置の接近移動に対して垂直なフック及び固定プラグを有するが、本発明はそのようなロックに限定されない。当業者によって知られている他の類のロックを、本発明を実施するのに同様に用いることができる。さらには磁性ロックのような非機械的なロックも用いることができる。
1 ラック
11 固定プラグ(ラックの保持部材)
111 第2の凹所
112 固定プラグの前面
113 第1の凹所
114 環状の溝
2 医療装置(ポンプ)
21 ソケット(医療装置の保定構造部)
22 圧送機構
23 ディスプレイ
24 制御パネル
25 電子制御ユニット
26 第1のラッチ(第1の保定ロック)
261 ロッド
262 ボックス
263 ばね
264 第1のプルノブ(第2の保定ロックの手動制御機構)
27 アクチュエーター(安全ロックの自動制御装置)
271 ピストン(安全ロック)
28 第2の保定ロック(第2の保定ロック)
281 第2のプルノブ(第2の保定ロックの手動制御機構)
5 ラック
51 保定プラグ(ラックの保定部材)
6 医療装置
61 ソケット(医療装置の保定構造部)
62 圧送機構
63 ディスプレイ
64 制御パネル
65 電子制御ユニット
66 保定ロック
661 長手方向スロット
662 軸
663 第1のガイドフィンガー(第1のフォロワー/第2のガイド面)
664 第1のばね
67 制御部材
671 凹所
672 軸
673 第2のガイドフィンガー(第2のフォロワー/第1のガイド面)
674 第2のばね
68 伝達リンク機構
681 第1の当接面
682 第2の当接面
683 第3のばね
69 押しボタン
691 軸
692 安全ロック(ロッド)
693 アクチュエーター

Claims (25)

  1. 医療装置(2;6)を保持構造体(1;5)にロックするロックシステムであって、
    前記医療装置及び前記保持構造体にはそれぞれ、互いと協働することができる保定部材が設けられており、該ロックシステムは、
    前記保持構造体(1;5)に連結された際に前記医療装置(2;6)を保定する第1の保定ロック(28;66)であって、該第1の保定ロックは、前記医療装置が連結された前記保持構造体に前記医療装置を保定する保定位置と、前記医療装置が連結された前記保持構造体に前記医療装置を保定しない自由位置との間で、第1の手動制御機構(281;69、68、67)によって可動である、第1の保定ロック(28;66)と、
    非機能位置と機能位置との間で自動制御装置(27;693)によって可動である安全ロック(271;692)であって、該安全ロックは、前記機能位置では、前記医療装置が連結された前記保持構造体から前記医療装置が取り外されることを防止し、前記非機能位置では、前記医療装置が連結された前記保持構造体から前記医療装置が取り外されることを妨げない、安全ロック(271;692)と、
    を含むことを特徴とする、ロックシステム。
  2. 前記安全ロック(271;692)が前記機能位置にある場合であっても、前記医療装置が連結された前記保持構造体から前記医療装置を取り外すことができるように、前記安全ロック(271;692)の作用を回避する第2の手動制御機構(264;69)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のロックシステム。
  3. 前記安全ロック(271;692)の前記機能位置を検出する検出器が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のロックシステム。
  4. 前記安全ロック(271;692)が回避されていることを前記検出器が検出すると可視信号又は可聴信号を発する信号発信装置が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載のロックシステム。
  5. 前記安全ロック(271;692)を動かす前記自動制御装置は、アクチュエーター(27;693)を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロックシステム。
  6. 前記ロックシステムは、前記保持構造体(1)に連結された際に前記医療装置(2)を保定する第2の保定ロック(26)を含み、該第2の保定ロックは、前記医療装置が連結された前記保持構造体に前記医療装置を保定する保定位置と、前記保持構造体に前記医療装置を保定しない自由位置との間で、前記安全ロック(271)によって可動であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のロックシステム。
  7. 前記安全ロックの作用を回避する前記第2の手動制御機構は、
    前記医療装置の外側及び前記保持構造体の外側から駆動させることができる、非電気的な機構であって、該非電気的な機構は前記第2の保定ロック(26)に連結される、非電気的な機構と、
    前記第2の保定ロック(26)と前記安全ロック(271)との間に位置付けられるばねと、
    を含むことを特徴とする、請求項2を引用する請求項6に記載のロックシステム。
  8. 前記安全ロックの作用を回避する前記第2の手動制御機構は、前記医療装置の外側及び前記保持構造体の外側から駆動させることができる電気的な機構を含むことを特徴とする、請求項2を引用する請求項6に記載のロックシステム。
  9. 前記第1の保定ロック(28)を動かす前記第1の手動制御機構は、前記医療装置の外側及び前記保持構造体の外側からアクセス可能である、非電気的な機構を含み、該非電気的な機構は、前記第1の保定ロック(28)に連結されることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載のロックシステム。
  10. 前記第1の保定ロック(28)を動かす前記第1の手動制御機構は、前記医療装置の外側及び前記保持構造体の外側から駆動させることができる電気的な機構を含むことを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載のロックシステム。
  11. 前記第1の保定ロック(28)は、いかなる外部影響もない状況下で前記保定位置に保持されることを特徴とする、請求項6〜10のいずれか1項に記載のロックシステム。
  12. 前記第1の保定ロック及び利用可能な場合は前記第2の保定ロックはそれぞれ、前記医療装置(2)の前記保定部材(21)又は前記保持構造体(1)の前記保定部材(11)に位置付けられているラッチ(26、28)を含み、各ラッチは、前記医療装置がそのような保持構造体(1)に連結されると前記保持構造体(1)の前記保定部材(11)又は前記医療装置(2)の前記保定部材(21)に設けられている対応する凹所(113/114)と係合することができるように形状付け及び位置付けされていることを特徴とする、請求項6〜11のいずれか1項に記載のロックシステム。
  13. 前記安全ロック(692)は、前記機能位置では、前記第1の手動制御機構(69、68、67)が前記保定ロック(66)を前記自由位置に動かすことを防止することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のロックシステム。
  14. 前記第1の手動制御機構は、押しボタン(69)と、伝達リンク機構(68)と、制御部材(67)とを含み、前記押しボタンは、待機位置と押込み位置との間で動くことができ、前記伝達リンク機構(68)は、後退位置と前進位置との間で移動することができ、ばね(683)により、前記伝達リンク機構(68)が前記後退位置に戻されることになり、前記伝達リンク機構(68)は、前記後退位置では、前記押しボタン(69)を前記待機位置に押し、前記押しボタン(69)は、前記押込み位置では、前記伝達リンク機構(68)に働きかける前記ばねの作用に抗して前記伝達リンク機構を前記前進位置に押し、前記制御部材(67)は、前記保定ロック(66)を前記保定位置にロックするロック位置から、前記保定ロック(66)を前記保定位置にロックしないロック解除位置に動かすことができ、ばね(674)により、前記制御部材(67)が前記ロック位置に戻されることになり、前記伝達リンク機構は、前記後退位置から前記前進位置に移動する際、前記制御部材(67)を前記ロック解除位置に動かすことを特徴とする、請求項13に記載のロックシステム。
  15. 前記第1の手動制御機構は、押しボタン(69)と、伝達リンク機構(68)とを含み、前記押しボタン(69)は、待機位置と押込み位置との間で動くことができ、前記伝達リンク機構(68)は、後退位置と前進位置との間で移動することができ、ばね(683)により、前記伝達リンク機構(68)が前記後退位置に戻されることになり、前記伝達リンク機構(68)は、前記後退位置では、前記押しボタン(69)を前記待機位置に押し、前記押しボタン(69)は、前記押込み位置では、前記伝達リンク機構(68)に働きかける前記ばねの作用に抗して前記伝達リンク機構を前記前進位置に押し、前記伝達リンク機構は、前記後退位置から前記前進位置に移動する際、前記保定ロック(66)を前記自由位置に動かすことを特徴とする、請求項13に記載のロックシステム。
  16. 前記安全ロック(692)は、前記機能位置では、前記押しボタン(69)が前記安全ロック(692)に当接してから前記押込み位置に達するように前記待機位置から前記押込み位置に移るのに前記押しボタンが用いる通路内に位置することを特徴とする、請求項14又は15に記載のロックシステム。
  17. 前記押しボタン(69)は、前記待機位置を越えて前記押込み位置とは逆の上昇位置に動くことができるように設計されており、前記押しボタンが前記上昇位置にある場合、前記安全ロックが前記機能位置にあるにもかかわらず、前記伝達リンク機構を前記医療装置の外側及び前記保持構造体の外側から駆動させることができることを特徴とする、請求項14〜16のいずれか1項に記載のロックシステム。
  18. 前記第1の保定ロック(28、66)、利用可能な場合は前記第2の保定ロック(28)、及び前記安全ロック(271、692)は、前記医療装置(2、6)の前記保定部材(21、61)に位置付けられることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載のロックシステム。
  19. 前記第1の保定ロック(28、66)、利用可能な場合は前記第2の保定ロック(28)、及び前記安全ロック(271、692)は、前記保持構造体(1、5)の前記保定部材(21)に位置付けられることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載のロックシステム。
  20. 医療装置(2;6)であって、該医療装置を保持構造体(1;5)の対応する保定部材(11;51)と連結する保定部材(21;61)を備え、請求項1〜19のいずれか1項に記載のロックシステムが設けられていることを特徴とする、医療装置。
  21. 医療装置(2;6)を保持する保持構造体(1;5)であって、前記医療装置の対応する保定部材(21;61)を連結することができる保定部材(11;51)を備え、該保持構造体には、請求項1〜17及び請求項19のいずれか1項に記載のロックシステムが設けられていることを特徴とする、保持構造体。
  22. 請求項1〜19のいずれか1項に記載のロックシステムによって医療装置を保持構造体と制御式にロックする方法であって、
    前記安全ロック(271;692)は、前記医療装置(2)が前記保持構造体(1)から取り外されるべきではない処置の開始時点で、前記自動制御装置(27;693)によって前記非機能位置から前記機能位置に動かされること、及び、
    前記安全ロック(271;692)は、前記医療装置を前記保持構造体(1)から取り外すことができる状態である場合に、前記自動制御装置(27;693)によって前記機能位置から前記非機能位置に動かされること、及び、
    前記自動制御装置(27;693)は、電子制御ユニット(25;65)によって制御されること、
    を特徴とする、方法。
  23. 前記安全ロックの作用は、前記第2の手動制御機構によって回避されることを特徴とする、請求項2を引用する請求項22に記載の方法。
  24. 前記安全ロック(271)の作用は、前記第2の保定ロック(26)を前記自由位置に動かすことによって回避されることを特徴とする、請求項6を引用する請求項23に記載の方法。
  25. 前記安全ロック(692)の作用は、前記伝達リンク機構を前記医療装置の外側及び前記保持構造体の外側から駆動させることができるように前記押しボタンを前記待機位置から前記上昇位置に動かすことによって回避されることを特徴とする、請求項17を引用する請求項23に記載の方法。
JP2015541077A 2012-11-09 2013-10-28 医療装置をロックするロックシステム Expired - Fee Related JP5934447B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261724488P 2012-11-09 2012-11-09
US61/724,488 2012-11-09
EP12306389 2012-11-09
EP12306389.3 2012-11-09
PCT/EP2013/072480 WO2014072196A1 (en) 2012-11-09 2013-10-28 Locking system for locking a medical device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016501567A JP2016501567A (ja) 2016-01-21
JP5934447B2 true JP5934447B2 (ja) 2016-06-15

Family

ID=47594443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015541077A Expired - Fee Related JP5934447B2 (ja) 2012-11-09 2013-10-28 医療装置をロックするロックシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10130753B2 (ja)
EP (1) EP2916887B1 (ja)
JP (1) JP5934447B2 (ja)
CN (1) CN104936635B (ja)
WO (1) WO2014072196A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10226270B2 (en) 2012-08-10 2019-03-12 W. L. Gore & Associates, Inc. Microanchors for anchoring devices to body tissues
CN106620935B (zh) * 2017-03-17 2019-05-10 温州远协电子科技有限公司 一种可调输液架底座结构及其使用方法
FR3079343B1 (fr) * 2018-03-22 2021-07-09 Schneider Electric Ind Sas Procede de consignation d'une fonction d'un appareil electrique et appareil electrique mettant en oeuvre ce procede
CA3153484A1 (en) 2019-10-02 2021-04-08 Carl BOUCHARD Coupling systems
JP6727503B1 (ja) * 2019-10-07 2020-07-22 泉工医科工業株式会社 医療機器固定システム
US20230166038A1 (en) * 2020-05-08 2023-06-01 Quio Technologies Llc Add-on for medicament delivery device with magnetic lock
EP4153268A1 (en) * 2020-05-20 2023-03-29 Fresenius Vial SAS Portable rack for infusion devices
US20230200925A1 (en) * 2020-05-25 2023-06-29 Technologies Cgc Inc. Support systems for supporting equipment
CN113546239B (zh) * 2021-07-22 2022-09-30 自贡市第一人民医院 一种医疗护理输液装置

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2407269A (en) * 1944-01-12 1946-09-10 Specialties Dev Corp Actuator
US3436860A (en) * 1966-03-21 1969-04-08 Fred W James Door hinge and latch mechanism
US4088436A (en) * 1976-03-11 1978-05-09 The Hansen Manufacturing Company Gas distribution system
US4126340A (en) * 1977-06-02 1978-11-21 The Eastern Company Detent system for releasably retaining relatively movable members in predetermined positions
US4256010A (en) * 1978-03-02 1981-03-17 Petrie John A Beveled retaining ring and method for constructing the same
US4280523A (en) * 1979-06-22 1981-07-28 The Hansen Manufacturing Company Thermal responsive coupling
US4541457A (en) * 1982-03-17 1985-09-17 Colder Products Company Two-way uncoupling valve assembly
US4500118A (en) * 1982-12-30 1985-02-19 Colder Products Company Fitting apparatus for soft tubing
US5033777A (en) * 1987-09-15 1991-07-23 Colder Products Company Male insert member having integrally molded part line free seal
DE4030368C1 (ja) 1990-09-26 1991-11-14 B. Braun Melsungen Ag, 3508 Melsungen, De
US5169106A (en) * 1991-04-29 1992-12-08 Mcgaw, Inc. Quick attach/release pole clamp
JP2520828B2 (ja) * 1992-09-28 1996-07-31 株式会社松浦機械製作所 改良型工具保持装置
DE4239625C1 (en) 1992-11-26 1993-08-05 Fresenius Ag, 6380 Bad Homburg, De Medical transfusion equipment connecting column - forms connection with data exchange equipment and has two conductors secured by clamp with jaws and electrical contacts
JPH0666663U (ja) * 1993-03-03 1994-09-20 株式会社伸和製作所 注射針溶解処理装置
US5628148A (en) * 1994-07-08 1997-05-13 Beutler; Bruce Pin aligning system for doors and door mounted devices
ES2139792T3 (es) * 1994-08-09 2000-02-16 Salice Arturo Spa Elemento de fijacion.
US5829723A (en) * 1995-06-28 1998-11-03 Medex, Inc. Medical device mounting structure
JPH109225A (ja) * 1996-06-27 1998-01-13 S N Seiki:Kk 医療用機器等の固定装置
US5845943A (en) * 1996-12-02 1998-12-08 Colder Products Company Hybrid insert for fluid couplings
US5855040A (en) * 1997-03-31 1999-01-05 Dawnwell Int'l Co., Ltd. Hinge structure of rotary door
JP3299495B2 (ja) * 1997-12-29 2002-07-08 サーパス工業株式会社 誤接続防止コネクタ−
US6112855A (en) * 1998-06-02 2000-09-05 Wynn Oil Co. Apparatus and method for cleaning an automotive automatic transmission
TW588145B (en) * 2003-10-03 2004-05-21 Asustek Comp Inc Easily assembled device and connecting structure thereof
US7153296B2 (en) * 2003-11-07 2006-12-26 Mitchell Martin S Releasable tubing connector
US6997181B2 (en) * 2004-04-29 2006-02-14 The Lighthouse For The Blind, Inc. Personal hydration device
TW200701968A (en) * 2005-05-06 2007-01-16 Steris Inc Transfer system and transfer device
US7726378B1 (en) * 2005-08-31 2010-06-01 Savon Felix S Door supported for movement on tracks between full and partial open and closed positions
JP2007312860A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Terumo Corp 輸液装置用設置具およびこの使用方法
US7708758B2 (en) * 2006-08-16 2010-05-04 Cambridge Endoscopic Devices, Inc. Surgical instrument
US20080319398A1 (en) * 2007-06-19 2008-12-25 Medical Components, Inc. Catheter-to-Device Locking System
US8167259B2 (en) * 2009-04-06 2012-05-01 Baxter International Inc. Rapid attach and release clamps
US8702596B2 (en) * 2010-09-17 2014-04-22 United States Endoscopy Group, Inc. Biopsy inlet valve improvements
US20120153615A1 (en) * 2010-12-10 2012-06-21 Rehder Randall J Coupling assembly
US9597475B2 (en) * 2011-07-15 2017-03-21 Jack C McPhearson Fast connect device for oxygen humidity bottles and other medical containers
EP2800545B1 (en) * 2012-01-04 2016-07-27 Fresenius Vial SAS Rack for holding medical devices
US20160067655A1 (en) * 2014-09-10 2016-03-10 Nathaniel Travis Roberts Tap and aerator apparatus
JP6405190B2 (ja) * 2014-10-10 2018-10-17 株式会社コスメック 出力装置
US10335932B2 (en) * 2015-06-12 2019-07-02 Yeo-Ming WANG Braking structure of ratchet wrench

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016501567A (ja) 2016-01-21
EP2916887B1 (en) 2016-09-07
US20150273138A1 (en) 2015-10-01
CN104936635B (zh) 2016-12-14
WO2014072196A1 (en) 2014-05-15
CN104936635A (zh) 2015-09-23
US10130753B2 (en) 2018-11-20
EP2916887A1 (en) 2015-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5934447B2 (ja) 医療装置をロックするロックシステム
JP5784023B2 (ja) ボーラスを防止する制御方法およびその装置
US20230117645A1 (en) Controller controlled instrument preload mechanism
EP2782620B1 (en) Autoinjector
JP5437343B2 (ja) 液状薬剤を注射する手持ち型電子制御式注射器械
US20210220567A1 (en) Autoinjector with retracting needle
US8734393B2 (en) Autoinjector
AU2013276205B2 (en) Injection device
JP6392782B2 (ja) 薬物注射装置のロック
RU2013142353A (ru) Автоматический инъектор
CN102883759A (zh) 药物泵注射针组件
WO2019191104A1 (en) Autoinjector with a linear actuator having a hollow drive shaft
WO2013067760A1 (zh) 安全型采血笔
KR20170139012A (ko) 휴대용 약물 주입 디바이스
JP6815261B2 (ja) シリンジ用アダプタ、薬剤注入装置および薬剤注入システム
JP5789324B2 (ja) セーフティロック装置
CN110799228B (zh) 具有可拆卸的盖元件的医用装置
TW200936101A (en) Lancing device
KR20210024950A (ko) 다중 모드를 제공하는 다중 버튼 생검 장치
JP5531030B2 (ja) セーフティロック装置
BR112017024124B1 (pt) Mecanismo retentor e unidade de formação de imagens de raios x

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151014

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160114

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5934447

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees