JP5930393B2 - キーボードユニット - Google Patents
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Description
また、このようなキーボードには、キースイッチ部の下面にバックライトユニットを設置してキー照明を行うものが広く採用されている。
すなわち、従来のバックライトユニットを有するキーボードユニットでは、キーモジュールのパンタグラフ部が樹脂製であるため、剛性が低く、ガタつきが生じ易いと共に、キートップの端部を押し下げた際にリンク部材が撓んでキートップが斜めに押し下げられてしまう不都合があった。このため、キートップの中心部を押し下げた際とキートップの端部を押し下げた際とでスイッチ特性の差が大きくなってしまい、キートップの遊びが増えてスイッチの操作感が悪化してしまう問題があった。このため、パンタグラフ部を剛性の高い金属製にすることも考えられるが、樹脂製の場合に比べるとバックライトユニットからの光を遮断してしまい、キー照明が暗くなる不都合があった。
さらに、光の反射効率を上げるために反射シートを白色の反射面から銀色の反射面に変更することも考えられるが、銀色の反射シートでは、通常表面に保護膜としてPETフィルムが貼られており、反射した光がPETフィルムを透過して色味が変わり、白色光であった光の色度が黄色寄りにずれてしまう問題があった。
すなわち、このキーボードユニットでは、パンタグラフ部が、金属製であるので、高剛性な金属製のパンタグラフ部によってキースイッチ部のガタつきが抑制される。なお、金属製のパンタグラフ部を採用しても、上記反射シート及び光源を備えているので、良好なキー輝度を確保することができる。
すなわち、このキーボードユニットでは、導光板の反射膜が、反射された光が反射前の光より青色成分が多くなる特性を有しているので、上記色度調整用のLED光源を用いても色度の調整が不十分である場合でも、上記反射膜により色調を青色側にシフトさせることで、より正確な色度調整が可能になる。
すなわち、このキーボードユニットでは、反射シートが、Agの反射層と、該反射層の上に積層されたPETフィルム層とを有しているが、上記色度調整されたLED光源からの光を入射させることで、PETフィルム層を介して反射された光が黄色寄りに色度が変化しても、良好な白色を得ることができる。
本発明に係るキーボードユニットによれば、反射シートが、反射面として銀色の光沢面を有するので、白色の反射面よりも正反射率の高い銀色光沢面の反射面で高輝度なキー照光が実現する。さらに、光源が、基準白色から青色側にずれた色度を有する白色に近似した光を出射するLED光源であるので、反射シートに入射する光を青色寄りに予め色度をずらしており、反射シートで反射された光が黄色寄りに色度がずれても、色度が調整されて色度ずれの少ない白色光に戻すことができる。
したがって、高剛性が得られる金属製のパンタグラフ部を採用しても、光源の追加や多量の電流を流さずに、従来と同様のキー輝度が得られ、さらに色度ずれが抑制された良好な白色光でキー照明を行うことができる。
本実施形態におけるキーボードユニット1は、図1に示すように、複数のキースイッチ部2と、キースイッチ部2の下面側に設置されたバックライトユニットBLとからなるキーボードユニットである。
上記遮光マスク23は、銀色の反射面を下面側に有しており、キースイッチ部2の直下に照明用孔23aが形成されている。
この導光板21の表裏面の少なくとも一方には、反射膜21aが少なくとも一部に形成されている。この反射膜21aは、反射された光が反射前の光より青色成分が多くなる特性を有している。
この反射膜21aは、例えば白インキに青インキが僅かに添加されて印刷されたものであり、インキとしては、市販のUV硬化型インキや蒸発乾燥型インキの白インキ及び青インキが採用可能である。
上記ラバードームスイッチ8は、図3に示すように、内部の中心軸上にコネクティングピン8aが一体形成されており、キートップ4と共に上部が押し下げられるとコネクティングピン8aの下端が下方のラバーキーシート10の中央孔を通してメンブレン9の中央を押し下げ、該中央に形成された接点を電気的に接続するようになっている。
したがって、下部外側シャフト部材14がスナップフィット的に一対の第4係止部5bに嵌め込まれて支持されている。また、一対の第4係止部5bが、大径部14aの両側に嵌め込まれているので、下部外側シャフト部材14が延在方向に動くことを規制している。
内側リンク部材15の両端部には、上部内側シャフト部材11又は下部内側シャフト部材13の端部が嵌め込まれる内側用端部孔15bが形成され、外側リンク部材16の両端部には、上部外側シャフト部材12又は下部外側シャフト部材14の端部が嵌め込まれる外側用端部孔16bが形成されている。
なお、上記各下部係止部5,受け部6b及びピン押さえ部6dは、金属板のベースプレート6を曲げ加工することにより形成されている。
なお、ベースプレート6には、上述した複数の孔部が形成されており、これらの孔部は下方からの照明光を通すための開口部ともなっている。
また、パンタグラフ部7が金属製であるので、高剛性なパンタグラフ部7によってキースイッチ部2のガタつきが抑制される。
特に、反射シート22が、Agの反射層22bと、該反射層22bの上に積層されたPETフィルム層22cとを有しているが、上記色度調整されたLED光源からの光を入射させることで、PETフィルム層22cを介して反射された光が黄色寄りに色度が変化しても、良好な白色を得ることができる。
この色度座標は、CIE表色系の座標系であって、図中、本発明の実施例である反射シートは「銀シート」と記載している。また、比較例として従来の反射シートは「白黒シート」と記載している。さらに、LED光源としては、図中の「(1)」「(2)」「(3)」「(4)」の4つのLEDランク範囲のものを用意した。なお、これらのうち基準白色に最も近い従来のLED光源は「(2)」であり、最も青色寄りの白色光のLED光源は「(4)」である。
Claims (4)
- 複数のキースイッチ部と、前記キースイッチ部の下面側に設置されたバックライトユニットとからなるキーボードユニットであって、
前記キースイッチ部が、キートップと、該キートップの下方に設けられ複数の開口部を有するベースプレートと、前記キートップと前記ベースプレートとの間に配され前記キートップを上下動可能に支持するパンタグラフ部と、前記キートップを上方に付勢する付勢機構とを備え、
前記バックライトユニットが、前記ベースプレートの下面側に設置され、透光性の板材で構成されその端面から入射された光を導光すると共に光路変換してその上面から照明光として前記開口部内に出射する導光板と、該導光板の端面に配されて前記導光板内に光を出射する光源と、前記導光板下に配されて上面に反射面を有する反射シートとを備え、
前記反射シートが、前記反射面として銀色の光沢面を有すると共に反射された光が反射前の光より黄色成分が多くなる特性を有し、
前記光源が、基準白色から青色側にずれた色度を有する白色に近似した光を出射するLED光源であり、
前記キートップが裏面に複数の上部係止部を有し、
前記ベースプレートが複数の下部係止部を有し、
前記パンタグラフ部が、互いに平行に配されそれぞれ前記上部係止部に回動可能に係止された上部内側シャフト部材及び上部外側シャフト部材と、
前記上部内側シャフト部材及び前記上部外側シャフト部材に平行に配されそれぞれ前記下部係止部に回動可能に係止された下部内側シャフト部材及び下部外側シャフト部材と、
前記上部内側シャフト部材の両端にそれぞれ一端が固定されていると共に前記下部内側シャフト部材に他端が固定され中間に内側貫通孔が形成された一対の内側リンク部材と、
前記上部外側シャフト部材の両端にそれぞれ一端が固定されていると共に前記下部外側シャフト部材に他端が固定され中間に外側貫通孔が形成された一対の外側リンク部材と、
互いに隣接して配された前記内側貫通孔と前記外側貫通孔とに挿通された一対の結合ピンとを備え、
前記ベースプレートが、一対の前記結合ピンの直下に形成された一対の中間逃げ孔部と、一対の前記結合ピンの外側かつ前記中間逃げ孔部の縁に立設された一対のピン押さえ部とを有していることを特徴とするキーボードユニット。 - 請求項1に記載のキーボードユニットにおいて、
前記パンタグラフ部が、金属製であることを特徴とするキーボードユニット。 - 請求項1又は2に記載のキーボードユニットにおいて、
前記導光板の表裏面の少なくとも一方に、反射膜が少なくとも一部に形成され、
該反射膜が、反射された光が反射前の光より青色成分が多くなる特性を有していることを特徴とするキーボードユニット。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のキーボードユニットにおいて、
前記反射シートが、Agの反射層と、
該反射層の上に積層されたPETフィルム層とを有していることを特徴とするキーボードユニット。
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