JP5916873B2 - パケットロス検出方法及びシステム、送信装置並びに受信装置 - Google Patents

パケットロス検出方法及びシステム、送信装置並びに受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク通信技術に関し、特にパケットロス検出方法及びシステム、送信装置並びに受信装置に関する。
インターネットプロトコル(それの完全な英語名は、Internet Protocolであり、以降においてIPとして参照される)ベアラネットワークでは、パケットロスは、QoS(それの完全な英語名は、Quality of Serviceであり、以降においてQoSとして参照される)のための重要な測定インデックスの1つである。
パケットロス検出は様々な方法により実行可能であり、既存のパケットロス検出方法は、サービスパケットのカウントに基づく検出である。サービスパケットのカウントに基づく検出の一方法では、消失したパケットの個数は、受信エンドが検出パケットを受信するまで当該受信エンドにより受信されたサービスパケットの個数に従って計算されてもよい。例えば、1つのカウント期間内において、送信エンドは4つのサービスパケットを送信し、その後に1つの検出パケットを送信する。受信エンドについては、受信したパケットのカウントされた個数は、検出かケットの受信前のサービスパケットの個数になる。検出パケットの受信前に3つのサービスパケットが受信された場合、消失したパケットの個数は、4−3=1である。
しかしながら、パケット送信パスがロードシェアリングマルチパスであるとき、あるいは、パケット送信装置にQoSスケジューリングが存在するとき、順序不整合が発生するかもしれず、すなわち、送信エンドが順番にパケットを送信したが、当該順序が、パケットが受信エンドに届くときに変わってしまう。例えば、上述した送信エンドがまずサービスパケットを送信し、その後に検出パケットを送信する一方、受信エンドでは、まず検出パケットが受信され、その後にサービスパケットが受信されるケースが生じる可能性があり、これは、消失したパケットの個数の計算中、検出パケット後に受信したサービスパケットはカウントされないことになる。この結果、計算された消失したパケットの個数は正確でない。
本発明は、パケットロス検出の精度を向上させるため、パケットロス検出方法及びシステム、送信装置並びに受信装置を提供する。
一態様では、本発明は、パケットロス検出方法であって、
受信エンドが、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットを受信するステップであって、前記サービスパケットの前記カラーは、前記サービスパケットを特定するために使用される情報である、受信するステップと、
前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするステップであって、前記第1カラースペクトルは、あるタイプのパケットのカラーセットである、カウントするステップと、
検出パケットの受信後、前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするステップであって、前記検出パケットは、前記サービスパケットと異なり、前記検出パケットは、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、1つの送信検出期間内に送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数を搬送2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは共通部分を有さず、前記2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは、カラースペクトル1とカラースペクトル2であり、カラースペクトル1はカラースペクトル2の何れのカラーを有しておらず、かつカラースペクトル2はカラースペクトル1の何れのカラーを有さない、カウントするステップと、
所定の条件が充足されると、前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするステップであって、前記受信エンドによりカウントされる前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数と、前記検出パケットにより搬送される前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数とが、消失したパケットの個数を計算するのに利用される、カウントするステップと、
前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットのカウントされた個数と、前記検出パケットにより搬送される前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数とに従って、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの個数を計算するステップと、
を有する方法を提供する。
他の態様では、本発明は、パケットロス検出方法であって、
送信エンドが、サービスパケットを送信するステップであって、前記サービスパケットは、カラーを示す情報を搬送し、前記サービスパケットの前記カラーは、前記サービスパケットを特定するために使用される情報であり、同じ送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラーが同じカラースペクトルに属し、前記同じカラースペクトルは、あるタイプのパケットのカラーセットであり、隣接する送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラースペクトルが共通部分を有さず、2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは、カラースペクトル1とカラースペクトル2であり、カラースペクトル1はカラースペクトル2の何れのカラーを有しておらず、かつカラースペクトル2はカラースペクトル1の何れのカラーを有さない、送信するステップと、
前記送信エンドが、送信検出期間に従って、サービスパケット間に検出パケットを挿入し、前記検出パケットを送信するステップであって、前記検出パケットは前記送信されたパケットの個数を搬送する、送信するステップと、
を有する方法を提供する。
更なる他の態様では、本発明は、
第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットと検出パケットとを含むパケットを受信するよう構成される受信機であって、前記サービスパケットの前記カラーは、前記サービスパケットを特定するために使用される情報であり、前記検出パケットは、前記サービスパケットと異なる、受信機と、
前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記受信機により受信された前記サービスパケットの個数をカウントし、前記第1カラースペクトルは、あるタイプのパケットのカラーセットであり、所定の条件が充足されると、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするのを停止するよう構成されるカウント処理モジュールであって、前記検出パケットは、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、1つの送信検出期間内に送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数を搬送し、2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは共通部分を有さず、前記2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは、カラースペクトル1とカラースペクトル2であり、カラースペクトル1はカラースペクトル2の何れのカラーを有しておらず、かつカラースペクトル2はカラースペクトル1の何れのカラーを有さない、カウント処理モジュールと
前記カウント処理モジュールによりカウントされた前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数と、前記検出パケットにより搬送される前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数とに従って、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの個数を計算するよう構成される計算モジュールと
を有する受信装置を提供する。
他の態様では、本発明は、
サービスパケットを送信するよう構成される送信機であって、前記サービスパケットは、カラーを示す情報を搬送し、前記サービスパケットの前記カラーは、前記サービスパケットを特定するために使用される情報であり、同じ送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラーが同じカラースペクトルに属し、前記同じカラースペクトルは、あるタイプのパケットのカラーセットであり、隣接する送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラースペクトルが共通部分を有さず、2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは、カラースペクトル1とカラースペクトル2であり、カラースペクトル1はカラースペクトル2の何れのカラーを有しておらず、かつカラースペクトル2はカラースペクトル1の何れのカラーを有さない、送信機と
送信検出期間に従ってサービスパケット間に検出パケットを挿入するよう構成される挿入モジュールであって、前記検出パケットは送信されたパケットの個数を搬送する、挿入モジュールと
を有し、
前記送信機は更に、前記検出パケットを送信するよう構成される送信装置を提供する。
更なる他の態様では、本発明は、上述した受信装置と送信装置とを含むパケットロス検出システムを提供する。
本発明の実施例では、消失したパケットの個数は、検出パケットの受信後、検出パケットの前に受信したサービスパケットの個数に従って計算されず、代わりに、特定の条件が予め設定され、所定の条件が充足される前は、受信したサービスパケットの個数がカウントされ続ける。従って、本発明の実施例では、消失したパケットの個数の計算中、ある送信検出期間内に送信エンドにより送信された可能な限り多くのサービスパケットが考慮され、計算された消失したパケットの個数はまたより正確になる。
本発明の実施例の技術的手段をより明確に説明するため、以下において実施例を説明するのに必要とされる添付した図面が紹介される。明らかに、以下の説明における添付した図面は、本発明のいくつかの実施例を示し、当業者は、創作的な努力なくこれら添付した図面から他の図面を導出してもよい。
図1は、本発明の実施例によるアプリケーションシナリオのシステムネットワーキングの概略図である。 図2は、本発明の実施例による他のアプリケーションシナリオのシステムネットワーキングの概略図である。 図3aは、本発明の実施例による方法の概略的なフローチャートである。 図3bは、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。 図3cは、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。 図4は、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。 図5は、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。 図6aは、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。 図6bは、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。 図6cは、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。 図7は、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。 図8aは、本発明の実施例による受信装置の概略的な構成図である。 図8bは、本発明の他の実施例による受信装置の概略的な構成図である。 図8cは、本発明の他の実施例による受信装置の概略的な構成図である。 図8dは、本発明の他の実施例による受信装置の概略的な構成図である。 図8eは、本発明の他の実施例による受信装置の概略的な構成図である。 図9aは、本発明の実施例による送信装置の概略的な構成図である。 図9bは、本発明の他の実施例による送信装置の概略的な構成図である。 図10は、本発明の実施例によるパケットロス検出システムの概略的な構成図である。
本発明の実施例の課題、技術的手段及び効果をより理解可能にするため、以下において、本発明の実施例の添付した図面を参照して本発明の実施例の技術的手段が明確かつ完全に説明される。明らかに、説明される実施例は、本発明の実施例の全てでなく単なる一部である。創作的な努力なく本発明の実施例に基づき当業者により取得される他の全ての実施例は、本発明の保護範囲内に属する。
説明の簡単化のため、以下の用語が本発明の実施例において定義される。
送信検出期間:送信エンドが検出パケットを挿入する期間は、送信検出期間として参照され、それは、2つの隣接する検出パケットの挿入の時間差である。
パケットのカラー:それは、パケットのエントロピーラベル(それの完全な英語名は、entoropy labelである)の実験(それの完全な英語名は、Experimentであり、以降においてEXPとして参照される)フィールド、バーチャルローカルエリアネットワーク識別子(それの完全な英語名は、Virtual Local Area Network Identifierであり、以降においてVLAN IDとして参照される)、802.1P又は擬似ワイヤ(それの完全な英語名は、Pseudo Wireであり、以降においてPWとして参照される)制御ワードのシーケンス番号などのパケットを特定するのに使用される情報である。実際の要求によると、少なくとも1つが、パケットを特定するための情報として選択されてもよい。パケットを特定するのに利用される情報が同一である場合、パケットのカラーは同じである。
カラースペクトル:あるタイプのパケットのカラーセットは、当該タイプのパケットのカラースペクトルとして参照される。例えば、同じ送信検出期間に属するパケットのカラーセットは、送信検出期間のパケットのカラースペクトルとして参照されるか、又は送信検出期間のカラースペクトルとして参照されてもよい。何れか2つの隣接する送信検出期間のカラースペクトルは、共通部分を有さない。例えば、2つの隣接する送信検出期間のカラースペクトルは、カラースペクトル1とカラースペクトル2であり、当該カラースペクトル1とカラースペクトル2とが共通部分を有さないとは、カラースペクトル1がカラースペクトル2の何れのカラーも有さず、カラースペクトル2がカラースペクトル1の何れのカラーも有さないことを意味する。
受信検出期間:それは、送信検出期間に対応し、最適な状況では、受信検出期間は対応する送信検出期間と同じである。しかしながら、順序不整合がパケット送信中に発生しうる。ある送信検出期間内に送信エンドにより送信されたパケットは、受信エンドに到着すると、必ずしも同じ受信検出期間内であるとは限らない。しかしながら、一般に、ある受信検出期間内のパケットの大部分は、1つの送信検出期間に属する。受信検出期間のカラースペクトルは、対応する送信検出期間のカラースペクトルである。
本発明の実施例は、以下のシナリオに適用可能である。例えば、図1は、本発明の実施例によるアプリケーションシナリオのシステムネットワーキングの概略図であり、図2は、本発明の実施例による他のアプリケーションシナリオのシステムネットワーキングの概略図である。
図1は、マルチパスロードシェアリングシナリオの概略図である。図1を参照するに、メンテナンスエンドポイント(それの完全な英語名は、Maintenance End Pointであり、MEPとして参照される)MEP_1及びMPE_2は、それぞれパケットロス検出のスタート装置とエンド装置であり、以降の実施例ではそれぞれ送信装置(又は送信エンド)及び受信装置(又は受信エンド)として参照され、C及びDは2つの中間装置である。システムは、2つのパスMEP_1−C−MEP_2及びMEP_1−D−MEP_2を含む。明らかに、本発明の実施例はまた、より多くのパスを有するシナリオに適用可能である。このシナリオでは、パケットは、MEP_1の入口ポートからMEP_1の出口ポートに送信され、装置C又はDを通過し、MEP_2の入口ポートに到着し、MEP_2の出口ポートから出力される。
本発明の実施例では、検出のスタートポイントとエンドポイントとは、実際の要求に従って設定されてもよい。例えば、検出のスタートポイントはMEP_1の入口ポートであり、エンドポイントはMEP_2の出口ポートであると設定されてもよく、送信装置(すなわち、MEP_1)によりカウントされる送信パケットの個数は、MEP_1の入口ポートにおいて送信されるパケットの個数であり、受信装置(すなわち、MEP_2)によりカウントされる受信パケットの個数は、MEP_2の出口ポートにおいて受信されるパケットの個数である。
図2は、QoSスケジューリングのシナリオである。図2を参照するに、検出範囲はMEP_1、C及びMEP_2を含み、QoSスケジューリングは、MEP_1、C及びMEP_2の少なくとも1つにおいて行われてもよい。図2では、中間装置は一例としてあげられ、複数の中間装置がまた含まれてもよい。
明らかに、本発明の実施例はまた、上述した2つのシナリオ、すなわち、マルチパスロードシェアリングとQoSスケジューリングとの双方のシナリオを含む組み合わせに適用可能である。あるいは、本発明の実施例は、他のシナリオに適用可能であるか、あるいは、順序不整合が存在するシナリオに適用可能である。
図3aは、本発明の実施例による方法の概略的なフローチャートである。
31:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットを受信する。
例えば、図1又は図2に示されるシナリオでは、MEP_2がサービスパケットを受信し、カラーによってサービスパケットをカウントする。
更に、本発明の実施例では、サービスパケットのネーミングは、サービスパケットと検出パケットとを区別するためのものであり、一般にデータサービスのパケット及び音声サービスのパケットなどのネットワークにおける何れかのサービスのパケットを表す。
32:受信エンドは第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数をカウントする。
33:検出パケットの受信後、受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数をカウントし続ける。検出パケットは、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数を搬送する。
34:所定の条件が充足されると、受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数のカウントを停止する。
35:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、検出パケットにより搬送された送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算する。
任意的には、図3bに示されるように、34の後に、本実施例は更に以下を有してもよい。
36:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数を送信エンドに送信し、これにより、送信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドに送信されるサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算する。
任意的には、図3cに示されるように、35の後に、本実施例は更に以下を有してもよい。
37:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットについて計算された消失したパケットの個数を送信エンドに送信するか、又は第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数を送信エンドに送信し、これにより、送信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算する。
任意的には、上述した所定の条件は充足され、それは、タイマがタイムアウトすることであってもよいし、あるいは、カウントされたパケットの個数が、検出パケットにおいて搬送されるパケットの個数と同じであることであってもよい。
本発明の実施例では、消失したパケットの個数は、検出パケットの受信後、検出パケットの前に受信したサービスパケットの個数に従って計算されず、代わりに、特定の条件が予め設定され、所定の条件が充足される前は、受信したサービスパケットの個数がカウントされ続ける。従って、本発明の実施例では、消失したパケットの個数の計算中、ある送信検出期間内に送信エンドにより送信された可能な限り多くのサービスパケットが考慮され、計算された消失したパケットの個数はまたより正確になる。
図4は、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。
41:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットを受信する。
42:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有する受信したサービスパケットの個数をカウントする。
43:検出パケットの受信後、受信エンドは、第1タイマをスタートし、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数をカウントし続ける。検出パケットは、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数を搬送する。任意的には、上述した検出パケットに搬送される第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数は、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、ある送信検出期間内に送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数であってもよく、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、複数の送信検出期間内に送信エンドにより送信されるサービスパケットの累積された個数であってもよい。
44:第1タイマのタイムアウト後、受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有する受信したサービスパケットの個数のカウントを停止する。
45:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、検出パケットにより搬送される第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算する。
受信エンドが検出パケットを受信すると、それは、ある受信検出期間が終了したことを示す。ある送信検出期間内に送信エンドにより送信されたサービスパケットは、様々な理由のため送信処理において対応する受信検出期間内に受信エンドに送信されなくてもよい。本発明の実施例では、検出パケットの受信後、受信エンドは、受信したサービスパケットの個数をカウントすることを停止せず、タイマをスタートし、タイマがタイムアウトになるまで、受信したサービスパケットの個数をカウントし続ける。従って、本発明の実施例では、消失したパケットの個数の計算中、ある送信検出期間内に送信エンドにより送信される可能な限り多くのサービスパケットが考慮され、計算された消失したパケットの個数がまたより正確になる。
任意的には、タイマの時間は、送信エンドから受信エンド前の最大遅延値であってもよい。明らかに、タイマの時間はまた、例えば、対応する送信検出期間の1/2を超えない何れかの数値などの他の値であってもよい。
任意的には、受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、検出パケットにより搬送される第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算し、具体的には、受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を取得するため、検出パケットにより搬送される第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数から、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数を減算する。
任意的には、受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有する受信したサービスパケットの個数をカウントし、具体的には、受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有する受信したサービスパケットの個数をカウントするためのカウンタをスタートする。更に任意的には、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数は、最後のカウントのカウント値であってもよく、複数のカウントの累積されたカウント値であってもよい。
任意的には、図3bに示される実施例と同様に、44の後で、本方法は更に以下を有してもよい(図4に図示せず)。
46:受信エンドは、上述した検出パケットに応答するため、レスポンスパケットを受信エンドに送信し、当該レスポンスパケットは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数を搬送する。
上述したレスポンスパケットを受信するとき、送信エンドは、レスポンスパケットにより搬送される第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算可能である。
任意的には、図3cに示される実施例と同様に、45の後に、本実施例は更に以下を含むものであってもよい(図4に図示せず)。
47:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットについて計算された消失したパケットの個数を送信エンドに送信するか、又は第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数を送信エンドに送信し、これにより、送信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算する。
本実施例では、消失したパケットの個数は、検出パケットの受信後に検出パケットの前に受信されたサービスパケットの個数に従って計算されず、代わりに、タイマがスタートされ、タイマがタイムアウトする前に、受信したサービスパケットの個数がカウントされ続ける。従って、消失したパケットの個数の計算中、ある送信検出期間内に送信エンドにより送信された可能な限り多くのサービスパケットが考慮され、計算された消失したパケットの個数はまたより正確になる。
図5は、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。
51:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットを受信する。
52:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有する受信したサービスパケットの個数をカウントする。
53:検出パケットの受信後、受信エンドは第1タイマをスタートし、ここで、検出パケットは、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数を搬送し、受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、検出パケットにより搬送される送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数とを比較し、これら2つが等しいとき、又は第1タイマがタイムアウトすると、54を実行し、そうでない場合、55を実行する。
54:受信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有する受信したサービスパケットの個数をカウントするのを停止し、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、検出パケットにより搬送される第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算する。
55:第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数をカウントし続ける。
上述した実施例と比較して、本実施例では、検出パケットの受信後、受信エンドはタイマをスタートするだけでなく、検出パケットにより搬送される第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数と、受信エンドによりカウントされた第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数とを比較する。これら2つが等しい場合、それは、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信される全てのサービスパケットが受信エンドによりすでに受信されたことを意味する。このとき、タイマがタイムアウトしているか否かにかかわらず、カウントは停止される。従って、消失したパケットの個数が正確に計算可能であると同時に、装置の処理パフォーマンスを向上させることが可能である。
図6aは、本発明の他の実施例による方法の概略的なフローチャートである。
61:送信エンドは、サービスパケットを送信する。サービスパケットは、同一の送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラーが同一のカラースペクトルに属し、隣接する送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラースペクトルが共通部分を有しないことを示す情報を搬送する。
任意的には、61の前に、送信エンドは、サービスパケットに対してカラリング処理を実行してもよい。明らかに、他の任意的な手段では、送信エンドは、他の装置からカラー化されたパケットを受信してもよい。更に任意的に、カラーを示す情報は、エントロピーラベルのEXPフィールド、VLAN ID、802.1P又はPW制御ワードのシーケンス番号により搬送されてもよい。一例としてEXPフィールドをとることによって、異なる値は異なるカラーを表現し、例えば、“1”はあるカラーを表し、“2”は他のカラーを表す。
62:送信検出期間に従って、送信エンドは、サービスパケットの間に検出パケットを挿入し、当該検出パケットを送信する。ここで、当該検出パケットは、送信パケットの個数を搬送する。
例えば、2つのカラースペクトルが、隣接する送信検出期間に送信されるサービスパケットを交互にカラー化するため採用されてもよい。あるいは、複数の(3個など)スペクトルが、隣接する送信検出期間においてサービスパケットをカラー化するのに採用されてもよい。
任意的には、上述した送信検出期間は固定的であってもよい。例えば、ある検出パケットは、Tの時間間隔毎に挿入される。あるいは、送信検出期間は固定的でなくてもよい。例えば、送信検出期間は、順に1秒、2秒及び3秒のサイクルであってもよい。任意的には、上述した送信検出期間は、送信エンド及び受信エンドによって予め合意されてもよい。あるいは、受信エンドは、送信検出期間を予め知らなくてもよい。例えば、検出パケットは、次の検出パケットを送信する時間を搬送する。
任意的には、検出パケットにより搬送される送信パケットの個数は、ある送信検出期間内のカウント値であってもよく、複数の送信検出期間内の累積されたカウント値であってもよい。
任意的には、図6bに示されるように、本実施例は更に以下を有してもよい。
63:送信エンドは、受信エンドから検出パケットに対応するレスポンスパケットを受信する。当該レスポンスパケットは、受信エンドによりカウントされる第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数を搬送する。
64:送信エンドは、受信エンドによりカウントされ、レスポンスパケットにより搬送される第2カラースペクトルに属する第1を有するサービスパケットの個数と、第2カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数とに従って、第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算する。
任意的には、図6cに示されるように、本実施例は更に以下を有してもよい。
65:送信エンドは、受信エンドから第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を受信する。
本実施例では、消失したパケットの個数の計算中、異なるカラースペクトルが、異なる送信検出期間内のサービスパケットを区別するため採用され、これにより、カウント中、受信エンドは、正確なカウント値を取得するため、カウントすることが必要とされる送信検出期間のサービスパケットをカラーにより判断してもよく、これにより、パケットロステストの精度を向上させることができる。
以下において、本発明の実施例を紹介するための具体例として、図2に示されるシナリオが詳細に取り上げられる。図7に示されるように、本方法は以下を含む。
70:MEP_1は、サービスパケットをカラー化する。
本実施例では、カラーを示す情報がエントロピーラベルのEXPフィールドを採用することによって搬送されることが、一例として取り上げられる。例えば、現在の送信検出期間内のサービスパケットのEXPフィールドは、例えば、“2”が赤色を表し、“1”が緑色を表すなど、カラーを表す値を搬送する。
71:カラー化されたサービスパケットを送信する。
72:MEP_1は、送信カウンタに送信されたカラー化されたサービスパケットの個数を加える。
具体的には、2つのカウント方法が存在してもよい。1つは、別個のカウント処理が採用され、すなわち、別個のカウント処理が、各送信検出期間について実行され、検出パケットの送信後、送信カウンタの値は0からカウントをスタートする。他方は、累積的なカウント処理であり、すなわち、カウンタのカウント値はリセットされず、代わりに、各送信検出期間内に送信されるサービスパケットの個数は、初期的なゼロからスタートして累積的にカウントされる。
その後、所定の検出期間タイマがタイムアウトしない限り、71及び72が、検出期間タイマのタイムアウトまで繰り返し実行されてもよい。
73:所定の送信検出期間タイマがタイムアウトすると、MEP_1は、サービスパケット間に検出パケットを挿入し、当該検出パケットを送信する。検出パケットは、送信カウンタのカウント値を搬送する。
検出パケットは、複数の形態を有してもよく、例えば、連続性チェック(Continuity Check,CC)パケット、ロス測定メッセージ(Loss Measurement Message,LMM)パケット又はロス測定レスポンス(Loss Measurement Response,LMR)パケットを採用してもよい。
更に、検出パケットは、カラー化されてもよいし、あるいはカラー化されなくてもよく、カラー化された検出パケットは、前の送信検出期間内のサービスパケットと同じカラーを有してもよいし、あるいは、次の送信検出期間内のサービスパケットと同じカラーを有してもよい。
74:MEP_1は、サービスパケットをカラー化するためのカラースペクトルを変更する。
例えば、第1カラースペクトルに属するカラーが以前にサービスパケットをカラー化するため採用されている場合、以降において、第2カラースペクトルに属するカラーが、サービスパケットをカラー化するため採用される。
その後、MEP_1は、70〜74を繰り返してもよい。
75:MEP_2は、現在の受信検出期間のカラースペクトルを決定する。
任意的には、現在の受信検出期間のカラースペクトルは、送信エンドと受信エンドとの以前の合意に従って決定されてもよいし、あるいは、現在の受信検出期間のカラースペクトルは、受信したカラー化されたサービスパケットのカラーに従って決定されてもよい。
76:MEP_2は、カラー化されたサービスパケットを受信し、異なる受信カウンタを利用して、異なるカラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数をカウントする。
任意的には、1対1の対応関係が、受信カウンタとカラースペクトルとの間に存在してもよい。例えば、サービスパケットの2つのカラースペクトルが存在し、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットと、第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットとにそれぞれ対応する2つの受信カウンタが設定され、2つのカウンタがそれぞれ2つのカラースペクトルのサービスパケットをカウントすると仮定される。
任意的には、1対1の対応関係が、1つの受信カウンタと複数のカラースペクトルとの間に存在してもよい。例えば、3つのカラースペクトルのサービスパケットが存在する場合、第1カウンタが、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットをカウントするため採用され、第2カウンタが、第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットをカウントするため採用されてもよく、その後、第1カウンタが、第3カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットをカウントするため採用されてもよい。好ましくは、この場合、隣接するカラースペクトルのサービスパケットが異なるカウンタによりカウントされることしか要求されていない。
このシナリオでは、現在の受信検出期間のカラースペクトルは第1カラースペクトルであると仮定される。
77:検出パケットの受信後、MEP_2は第1タイマをスタートし、現在の受信検出期間のカラースペクトルを変更する。
例えば、検出パケットの受信前、現在の受信検出期間のカラースペクトルは第1カラースペクトルであり、検出パケットの受信後、現在の受信検出期間のカラースペクトルは第2カラースペクトルに変更される。このシナリオでは、第1カラースペクトルは、変更前の現在の受信検出期間のカラースペクトルを表し、第2カラースペクトルは、変更後の現在の受信検出期間のカラースペクトルを表す。
好ましくは、第1タイマのタイムアウト時間は、パケットをMEP_1からMEP_2に送信する最大遅延時間であってもよい。サービスパケットが消失していない場合、タイマがタイムアウトになると、送信エンドにより送信されるサービスパケットは全て、受信エンドに送信されるべきであることが理解されてもよい。
78:上述した第1タイマがタイムアウトした後、MEP_2は、第1カラースペクトルに属するカラーを有する受信したサービスパケットの個数をカウントすることを停止し、パケットロス計算を実行する。
79:MEP_2は、第1カラースペクトルに対応する受信カウンタをリセットする。
その後、MEP_2は、76〜79を繰り返してもよい。スペースの制約のため、図7は、MEP_2が2回76〜79を繰り返す手順の一部しか示していない。
第1カラースペクトルと第2カラースペクトルとはネーミングに関してのみ異なり、変更前の現在の受信検出期間のカラースペクトルと変更後の現在の受信検出期間のカラースペクトルとをそれぞれ表し、これらにより表されるカラーは固定されていないことに留意すべきである。
例えば、現在の受信検出期間の初期的に決定されたカラースペクトルは赤色であり、検出パケットの受信後、現在の受信検出期間のカラースペクトルが緑色に変更され、赤色のサービスパケットの消失したパケットの個数が計算された後、赤色に対応する受信カウンタはリセットされ、次のサイクルに入ることが仮定される。次のサイクルでは、現在の受信検出期間のカラースペクトルは緑色であり、検出パケットの受信後、現在の受信検出期間のカラースペクトルは赤色に変更され、緑色のサービスパケットの消失したパケットの個数が計算された後、緑色に対応する受信カウンタはリセットされ、次のサイクルに入り、当該サイクルが繰り返される。
任意的には、本発明の実施例では、第2タイマが更に設定されてもよい。第2タイマがタイムアウトした後、受信エンドが検出パケットを依然として受信していない場合、検出パケットは消失したとみなされてもよい。
任意的には、本発明の実施例では、検出パケットがカラー化されると、MEP_2が検出パケットを受信した後、検出パケットが消失したか否かが、現在の受信検出期間のカラースペクトルと検出パケットのカラーとに従って決定されてもよい。
このシナリオでは、本発明の実施例において提供される技術的手段を採用することによって、消失したパケットの個数の計算中、ある送信検出期間内に送信エンドにより送信された可能な限り多数のサービスパケットを考慮することが可能であり、計算された消失したパケットの個数はまたより正確になる。
図8aは、受信機81、カウント処理モジュール82及び計算モジュール83を含む本発明の実施例による受信装置の概略的な構成図である。
受信機81は、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットと検出パケットとを含むパケットを受信するよう構成される。
カウント処理モジュール82は、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、受信機81により受信されたサービスパケットの個数をカウントし、所定の条件が充足されると、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数をカウントするのを停止するよう構成され、当該検出パケットは、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数を搬送する。
計算モジュール83は、カウント処理モジュール82によりカウントされた第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数と、検出パケットにより搬送される第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算するよう構成される。
任意的には、図8bを参照するに、当該装置は更に、
カウント処理モジュール82によりカウントされる第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数を送信エンドに送信するよう構成される第1送信機84であって、これにより、送信エンドは、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数とに従って、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算する、第1送信機84を有してもよい。
任意的には、図8cを参照するに、当該装置は更に、
計算モジュール83により計算された第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を送信エンドに送信するよう構成される第2送信機85を有してもよい。
任意的には、図8dを参照するに、当該装置は更に、
受信機81が検出パケットを受信した後にスタートするよう構成される第1タイマ86を有し、第1タイマ86がタイムアウトした後、カウント処理モジュール82は、第1カラースペクトルに属するカラーを有する受信したサービスパケットの個数をカウントするのを停止する。
任意的には、図8eを参照するに、当該装置は、
受信機81が検出パケットを受信した後にスタートするよう構成される第1タイマ86と、
第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットのカウントされた個数と、検出パケットにより搬送された第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数とを比較するよう構成される比較手段87と、
を更に有し、
第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数が検出パケットにより搬送される第1カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数に等しいと比較手段87が判断したとき、又は第1タイマ86がタイムアウトしたとき、カウント処理モジュール82は、第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするのを停止する。
本実施例では、消失したパケットの個数は、検出パケットの受信後、検出パケットの前に受信したサービスパケットの個数に従って計算されず、代わりに、特定の条件が予め設定され、所定の条件が充足される前は、受信したサービスパケットの個数がカウントされ続ける。従って、本発明の実施例では、消失したパケットの個数の計算中、ある送信検出期間内に送信エンドにより送信された可能な限り多くのサービスパケットが考慮され、計算された消失したパケットの個数はまたより正確になる。
図9aは、送信機91と挿入モジュール92とを含む本発明の実施例による送信装置の概略的な構成図である。
送信機91は、サービスパケットを送信するよう構成され、サービスパケットは、同じ送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラーが同じカラースペクトルに属し、隣接する送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラースペクトルが共通部分を有しないことを示す情報を搬送する。
挿入モジュール92は、送信検出期間に従ってサービスパケット間に検出パケットを挿入するよう構成され、当該検出パケットは送信されたパケットの個数を搬送する。
送信機91は更に、検出パケットを送信するよう構成される。
任意的には、図9bを参照するに、当該装置は更に、
受信エンドから第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を受信するか、又は受信エンドから検出パケットに対応するレスポンスパケットを受信するよう構成される受信機93であって、レスポンスパケットは、受信エンドによりカウントされる第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数を搬送する、受信機93と、
レスポンスパケットにより搬送され、受信エンドによりカウントされる第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数と、第2カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数とに従って、第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を計算するよう構成される処理モジュールと、
を有してもよい。
任意的には、カラーを示す情報は、サービスパケットのエントロピーラベルのEXPフィールド、VLAN ID、802.1P又はPW制御ワードのシーケンス番号により搬送される。
本実施例では、消失したパケットの個数の計算中、異なるカラースペクトルが、異なる送信検出期間内のサービスパケットを区別するため採用され、これにより、カウント中、受信エンドは、正確なカウント値を取得するため、カラーによってカウントされる必要がある送信検出期間のサービスパケットを決定してもよく、これにより、パケットロステストの精度を向上させることができる。
図10は、送信装置101と受信装置102とを含む本発明の実施例によるパケットロス検出システムの概略的な構成図であり、送信装置101について図9a又は9bが参照され、受信装置について図8a〜8eの何れか1つが参照されてもよい。
本実施例では、送信エンドが消失したパケットの個数を計算するとき、異なるカラースペクトルが異なる送信検出期間内のサービスパケットを区別するため採用され、これにより、カウント中、受信エンドは、正確なカウント値を取得するため、カラーによってカウントされる必要がある送信検出期間のサービスパケットを決定してもよく、これにより、パケットロステストの精度を向上させることができる。受信エンドは、検出パケットの受信後、検出パケットの前に受信したサービスパケットの個数に従って消失したパケットの個数を計算せず、代わりに、特定の条件が予め設定され、所定の条件が充足される前は、受信したサービスパケットの個数がカウントされ続ける。従って、本発明の実施例では、消失したパケットの個数の計算中、ある送信検出期間内に送信エンドにより送信された可能な限り多くのサービスパケットが考慮され、計算された消失したパケットの個数はまたより正確になる。上述した方法及び装置における関連する特徴が相互参照されてもよいことが理解されてもよい。更に、上述した実施例における“第1”及び“第2”は実施例を区別するのに利用されるが、実施例の効果及び問題点を表すものでない。
当業者は、上述した方法の実施例のステップの全て又は一部は、プログラムが関連するハードウェアに指示することによって実現されてもよいことを理解するであろう。当該プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。プログラムが実行されると、上述した方法の実施例のステップが実行される。上述した記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを格納可能な何れかの媒体を含むものであってもよい。
最後に、上述した実施例は本発明を限定するものでなく、本発明の技術的手段を説明するためのものであることが意図されることに留意すべきである。本発明は上述した実施例を参照して詳細に説明されるが、当業者は、それらが依然として上述した実施例に説明される技術的手段を変更してもよいか、又はそれの技術的手段に等価な置換をしてもよいことを理解すべきである。しかしながら、これらの変更又は置換は、本発明の実施例における技術的手段の趣旨及び範囲から対応する技術的手段の本質を逸脱させるものでない。
[関連出願の相互参照]
本出願は、参照することによりその全体がここに援用される、2011年10月27日に中国特許庁に出願された中国特許出願第201110331932.0“PACKET LOSS DETECTION METHOD AND SYSTEM,SENDING DEVICE AND RECEIVING DEVICE”に対する優先権を主張する。

Claims (16)

  1. パケットロス検出方法であって、
    受信エンドが、第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットを受信するステップであって、前記サービスパケットの前記カラーは、前記サービスパケットを特定するために使用される情報である、受信するステップと、
    前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするステップであって、前記第1カラースペクトルは、あるタイプのパケットのカラーセットである、カウントするステップと、
    検出パケットの受信後、前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするステップであって、前記検出パケットは、前記サービスパケットと異なり、前記検出パケットは、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、1つの送信検出期間内に送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数を搬送2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは共通部分を有さず、前記2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは、カラースペクトル1とカラースペクトル2であり、カラースペクトル1はカラースペクトル2の何れのカラーを有しておらず、かつカラースペクトル2はカラースペクトル1の何れのカラーを有さない、カウントするステップと、
    所定の条件が充足されると、前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするステップであって、前記受信エンドによりカウントされる前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数と、前記検出パケットにより搬送される前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数とが、消失したパケットの個数を計算するのに利用される、カウントするステップと、
    前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットのカウントされた個数と、前記検出パケットにより搬送される前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数とに従って、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの個数を計算するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントすることを停止した後、当該方法は更に、前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットのカウントされた個数を前記送信エンドに送信するステップを有し、これにより、前記送信エンドは、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットのカウントされた個数と、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数とに従って、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの個数を計算する、請求項1記載の方法。
  3. 前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの個数を計算した後、当該方法は更に、前記受信エンドが、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの計算された個数を前記送信エンドに送信するステップと、
    前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットのカウントされた個数を前記送信エンドに送信するステップと、
    の少なくとも1つを有する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記受信エンドにより検出パケットの受信後、当該方法は更に、前記受信エンドが第1タイマをスタートするステップを有し、
    前記所定の条件が充足されると、前記受信エンドが前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするのを停止することは、前記第1タイマがタイムアウトした後、前記受信エンドが前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記受信したサービスパケットの個数をカウントするのを停止することを含む、請求項1乃至3何れか一項記載の方法。
  5. 前記受信エンドが検出パケットを受信した後、当該方法は更に、
    前記受信エンドが第1タイマをスタートするステップと、
    前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットのカウントされた個数と、前記検出パケットにより搬送される前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数とを比較するステップと、
    を有し、
    前記所定の条件が充足されると、前記受信エンドが前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするのを停止することは、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数が、前記検出パケットにより搬送される前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信される前記サービスパケットの個数に等しいとき、又は前記第1タイマがタイムアウトしたとき、前記受信エンドが前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするのを停止することを含む、請求項1乃至4何れか一項記載の方法。
  6. パケットロス検出方法であって、
    送信エンドが、サービスパケットを送信するステップであって、前記サービスパケットは、カラーを示す情報を搬送し、前記サービスパケットの前記カラーは、前記サービスパケットを特定するために使用される情報であり、同じ送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラーが同じカラースペクトルに属し、前記同じカラースペクトルは、あるタイプのパケットのカラーセットであり、隣接する送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラースペクトルが共通部分を有さず、2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは、カラースペクトル1とカラースペクトル2であり、カラースペクトル1はカラースペクトル2の何れのカラーを有しておらず、かつカラースペクトル2はカラースペクトル1の何れのカラーを有さない、送信するステップと、
    前記送信エンドが、送信検出期間に従って、サービスパケット間に検出パケットを挿入し、前記検出パケットを送信するステップであって、前記検出パケットは前記送信されたパケットの個数を搬送する、送信するステップと、
    を有する方法。
  7. 前記送信エンドが、受信エンドから前記検出パケットに対応するレスポンスパケットを受信するステップであって、前記レスポンスパケットは前記受信エンドによりカウントされる第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数を搬送する、受信するステップと、
    前記レスポンスパケットにより搬送され、前記受信エンドによりカウントされる前記第2カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数と、前記第2カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数とに従って、前記第2カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの個数を計算するステップと、
    を更に有する、請求項6記載の方法。
  8. 前記送信エンドが、受信エンドから第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を受信するステップを更に有する、請求項6又は7記載の方法。
  9. 前記カラーを示す情報は、前記サービスパケットのエントロピーラベルの実験EXPフィールド、バーチャルローカルエリアネットワーク識別子VLAN ID、802.1P及び擬似ワイヤPW制御ワードのシーケンス番号の少なくとも1つにより搬送される、請求項6乃至8何れか一項記載の方法。
  10. 第1カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットと検出パケットとを含むパケットを受信するよう構成される受信機であって、前記サービスパケットの前記カラーは、前記サービスパケットを特定するために使用される情報であり、前記検出パケットは、前記サービスパケットと異なる、受信機と、
    前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記受信機により受信された前記サービスパケットの個数をカウントし、前記第1カラースペクトルは、あるタイプのパケットのカラーセットであり、所定の条件が充足されると、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするのを停止するよう構成されるカウント処理モジュールであって、前記検出パケットは、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、1つの送信検出期間内に送信エンドにより送信されるサービスパケットの個数を搬送し、2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは共通部分を有さず、前記2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは、カラースペクトル1とカラースペクトル2であり、カラースペクトル1はカラースペクトル2の何れのカラーを有しておらず、かつカラースペクトル2はカラースペクトル1の何れのカラーを有さない、カウント処理モジュールと、
    前記カウント処理モジュールによりカウントされた前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数と、前記検出パケットにより搬送される前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数とに従って、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの個数を計算するよう構成される計算モジュールと、
    を有する受信装置。
  11. 前記カウント処理モジュールによりカウントされる前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数を前記送信エンドに送信するよう構成される第1送信機と、
    前記計算モジュールにより計算された前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの個数を前記送信エンドに送信するよう構成される第2送信機と、
    の少なくとも1つを更に有する、請求項10記載の受信装置。
  12. 前記受信機が前記検出パケットを受信した後にスタートするよう構成される第1タイマを更に有し、
    前記第1タイマがタイムアウトした後、前記カウント処理モジュールは、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記受信したサービスパケットの個数をカウントするのを停止する、請求項10又は11記載の受信装置。
  13. 前記受信機が前記検出パケットを受信した後にスタートするよう構成される第1タイマと、
    前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットのカウントされた個数と、前記検出パケットにより搬送された前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数とを比較するよう構成される比較手段と、
    を更に有し、
    前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数が前記検出パケットにより搬送される前記第1カラースペクトルに属するカラーを有し、前記送信エンドにより送信された前記サービスパケットの個数に等しいと前記比較手段が判断したとき、又は前記第1タイマがタイムアウトしたとき、前記カウント処理モジュールは、前記第1カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数をカウントするのを停止する、請求項10乃至12何れか一項記載の受信装置。
  14. サービスパケットを送信するよう構成される送信機であって、前記サービスパケットは、カラーを示す情報を搬送し、前記サービスパケットの前記カラーは、前記サービスパケットを特定するために使用される情報であり、同じ送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラーが同じカラースペクトルに属し、前記同じカラースペクトルは、あるタイプのパケットのカラーセットであり、隣接する送信検出期間内に送信されるサービスパケットのカラースペクトルが共通部分を有さず、2つの隣接する送信検出期間内に送信されたサービスパケットのカラースペクトルは、カラースペクトル1とカラースペクトル2であり、カラースペクトル1はカラースペクトル2の何れのカラーを有しておらず、かつカラースペクトル2はカラースペクトル1の何れのカラーを有さない、送信機と、
    送信検出期間に従ってサービスパケット間に検出パケットを挿入するよう構成される挿入モジュールであって、前記検出パケットは送信されたパケットの個数を搬送する、挿入モジュールと、
    を有し、
    前記送信機は更に、前記検出パケットを送信するよう構成される送信装置。
  15. 受信エンドから第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの消失したパケットの個数を受信するか、又は受信エンドから前記検出パケットに対応するレスポンスパケットを受信するよう構成される受信機であって、前記レスポンスパケットは、前記受信エンドによりカウントされる第2カラースペクトルに属するカラーを有するサービスパケットの個数を搬送する、受信機と、
    前記レスポンスパケットにより搬送され、前記受信エンドによりカウントされる前記第2カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの個数と、前記第2カラースペクトルに属するカラーを有し、送信エンドにより送信されたサービスパケットの個数とに従って、前記第2カラースペクトルに属するカラーを有する前記サービスパケットの消失したパケットの個数を計算するよう構成される処理モジュールと、
    を更に有する、請求項14記載の送信装置。
  16. パケットロス検出システムであって、
    請求項10乃至13何れか一項記載の受信装置と、
    請求項14又は15記載の送信装置と、
    を有するシステム。
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