JP5914570B2 - 回線切替システム - Google Patents

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Description

本発明は、回線を切り替える技術に関する。
近年、通信サービスにおいて、3GPP(3rd Generation Partnership Project)により、IP化による呼制御と音声と映像・データ通信を組み合わせたマルチメディアサービスを提供するIMS(IP Multimedia Subsystem)が策定及び標準化され、NGN(Next Generation Network)のアーキテクチャに採用された。NGNでは呼制御プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)を採用し、IP化されたSIP信号がSIPサーバによって処理される。
SIPサーバはNGN内に通常設置されるが、図7に示すように企業通信網等の内部に設置される場合もある。このようなSIPサーバは、ユーザインタフェースを介して、企業や個人等のユーザがNGNにアクセスするためのサービスエッジ(Service Edge)に接続される。サービスエッジはNGNの入り口に設置されたルータであり、ユーザに対する帯域制御等に重要な役割を果たしている。
サービスエッジに接続されるインタフェースはオープン化され、UNI(User Network Interface)、NNI(Network Network Interface)、SNI(Application Server Network Interface)が規定されている。特に複数の回線を収容するUNI/SNIのユーザ回線は、企業通信網を有する事業者等の多くの端末を収容するSIPサーバとNGN内のサービスエッジとを接続する論理多重回線であるため、サービスの継続維持の観点から非常に高い信頼性が要求される。以下、ユーザ回線の切替方法について説明する。
図8は、ユーザ回線切替システムの構成例を示す図である。NGN側は第1のサービスエッジ1と第2のサービスエッジ2で構成され、企業通信網側はスイッチ3とロードバランサ4とSIPサーバ5で構成される。ユーザ回線故障時の信頼性を確保するため、第1のサービスエッジ1に収容される第1のユーザ回線C1を現用回線として使用していた場合、予備回線としている第3のユーザ回線C3に切り替える。同様に第2のサービスエッジ2に収容される第2のユーザ回線C2を現用回線とした場合には、予備回線としている第4のユーザ回線C4に切り替える。しかし、予備回線へのユーザ回線の切り替えは、同じサービスエッジに収容された運用/予備の回線間に限られていた。
また、各ユーザ回線C1〜C4の監視はロードバランサ4で行われ、ロードバランサ4から定期的にpingを第1のサービスエッジ1及び第2のサービスエッジ2にそれぞれ送信し、応答信号の有無により各ユーザ回線の死活を監視する。一定時間内に応答がなければ疎通OFF、応答があれば疎通ONと判定する。しかし、疎通の確認頻度が高いとその応答処理によりサービスエッジの処理能力が低下してしまう。
また、ロードバランサ4は、回線監視機能以外に、受信した通常信号パケットのSIPヘッダの発番号をもとに対応するユーザ回線のIPアドレス(発番号とユーザ回線のIPアドレスが1対1対応)を割り出す機能を有している。このため、ユーザ回線が故障して死活監視により疎通OFFとなったユーザ回線については、そのユーザ回線の状態変化(ON→OFF)を保守者にSNMPトラップとして通知する必要がある。しかし、ユーザ回線の状態変化をSIPサーバ5に伝える手段がないため、ユーザ回線を変更する場合はSIPサーバ5において保守者が手動でSIPヘッダの発番号を変更しなければならない。発番号を変更せずに故障したユーザ回線を継続して使用する場合は、故障が回復するまでユーザ回線を使用できない状態となる。
特開2013−46164号公報
以上より、従来のユーザ回線切替方法では、ユーザ回線故障時及び通常使用時に、(1)ロードバランサで検知したユーザ回線の状態変化をSIPサーバに伝える手段がないため、SIPサーバにおいて保守者が手動でSIPヘッダの発番号を変更しなければならず、(2)pingを用いてユーザ回線を死活監視するため、pingの送信頻度が高いとその応答処理によりサービスエッジの処理能力が低下してしまい、(3)ユーザ回線の切り替えは同じサービスエッジに収容された運用/予備の回線間に限られるという課題があった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、ユーザ回線の信頼性を改善することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の回線切替システムは、ネットワークドメインを区分するスイッチを介して接続されたSIPサーバとエッジルータとの間の回線を切り替える回線切替システムにおいて、前記SIPサーバは、到達性確認の要求信号を前記スイッチへ送信し、当該要求信号に対する応答信号とともに送信された各回線の死活監視結果を受信する手段と、前記各回線の死活監視結果に基づきSIP信号のヘッダ部に含まれる発番号を変更する又は変更しないことにより回線を切り替える手段と、を有することを要旨とする。
請求項2に記載の回線切替システムは、請求項1に記載の回線切替システムにおいて、前記スイッチは、前記SIPサーバによる間接的な死活監視とは無関係に到達性確認の要求信号を複数の回線をそれぞれ介して前記エッジルータへ送信し、応答信号の有無を回線毎に検出する手段と、前記SIPサーバからの要求信号に対して応答信号を送信する際に前記回線毎の応答信号の有無を各回線の死活監視結果として送信する手段と、を有することを要旨とする。
請求項3に記載の回線切替システムは、請求項2に記載の回線切替システムにおいて、前記スイッチは、前記SIPサーバによる間接的な死活監視の周期よりも長い周期で各回線の死活を検出することを要旨とする。
請求項4に記載の回線切替システムは、請求項1乃至3のいずれかに記載の回線切替システムにおいて、前記SIPサーバは、故障した回線が収容されたエッジルータと異なるエッジルータに収容された回線に切り替えることを要旨とする。
本発明によれば、ユーザ回線の信頼性を向上できる。
本発明の概要を説明するための図である。 ユーザ回線切替システムの全体構成例を示す図である。 レイヤ3スイッチの機能ブロック構成例を示す図である。 NAT機能を説明するための図である。 SIPサーバの機能ブロック構成例を示す図である。 ユーザ回線の切替状態の遷移例を示す図である。 本発明のネットワークの位置付けを説明するための図である。 ユーザ回線切替システムの従来構成例を示す図である。
本発明では、図1に示すユーザ回線切替方法を用いることにより前述の課題を解決する。すなわち、ロードバランサ4の代わりにSIPサーバ5からスイッチ3のユーザ回線毎のループバックIFへ定期的にpingによる死活監視を行うとともに、スイッチ3から各ユーザ回線C1〜C4を介して第1のサービスエッジ1及び第2のサービスエッジ2へ定期的にpingによる死活監視を行う。また、スイッチ3での死活監視結果をSIPサーバ5からの死活監視によりSIPサーバ5へ返すようにする。
そして、SIPサーバ5は、スイッチ3での死活監視結果から各ユーザ回線の状態変化を検出すると、SIPヘッダの発番号を変更することにより第1のユーザ回線C1〜第4のユーザ回線C4のうちいずれかに切り替える。なお、ここでいう自動切替とは、SIPサーバ5で行われた発番号の変更に基づき、ロードバランサ4で行われる変更後の発番号に対応するユーザ回線のIPアドレスへの送信をいう。
すなわち、ユーザ回線の監視主体をSIPサーバ5に変更し、SIPサーバ5と各サービスエッジ1,2との間のping到達区間をスイッチ3で分割し、スイッチ3と各サービスエッジ1,2との間で行われたユーザ回線の死活監視結果をSIPサーバ5からの死活監視に応じてスイッチ3からSIPサーバ5へ送信するため、SIPサーバ5は各ユーザ回線の死活監視を間接的に実施でき、その監視結果に基づきユーザ回線を自動で切り替える(SIPヘッダの発番号を変更する)ことが可能となり、課題(1)を解決できる。
また、スイッチ3から各サービスエッジ1,2への死活監視周期をSIPサーバ5からスイッチ3への死活監視周期よりも長くすることにより、第1のサービスエッジ1及び第2のサービスエッジ2の負荷を低減できるので、課題(2)を解決できる。
更に、SIPサーバ5がユーザ回線の状態変化を検出すると、検出されたユーザ回線を収容するサービスエッジ以外のサービスエッジのユーザ回線のIPアドレスに対応する発番号にSIPヘッダの発番号を変更することにより、収容される各サービスエッジ1,2を跨いで運用/予備のユーザ回線の自動切り替えができるので、課題(3)も解決できる。これにより回線故障時の不稼働率を低減できるため、ユーザ回線の信頼性を更に向上可能となる。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。本実施の形態に係るユーザ回線切替システムの全体構成を図2に示す。NGN側の構成は従来と同様であり、第1のサービスエッジ1及び第2のサービスエッジ2で構成される。
第1のサービスエッジ1は、発番号“0422-59-0001”を収容する第1のユーザ回線C1と発番号“0422-59-0003”を収容する第3のユーザ回線C3を収容している。また、第2のサービスエッジ2は、発番号“0422-59-0002”を収容する第2のユーザ回線C2と発番号“0422-59-0004”を収容する第4のユーザ回線C4を収容している。第1のユーザ回線C1と第2のユーザ回線C2が現用回線であり、残りのユーザ回線C3,C4が予備回線である。これら4つのユーザ回線C1〜C4には、図2に示すようなグローバルIPアドレス(C1→10.87.111.64、C2→10.87.111.65、C3→10.87.111.66、C4→10.87.111.67)が各回線番号と1対1で対応して付与されている。
一方、企業通信網側は、レイヤ3スイッチ3とファイアウォール6とロードバランサ4とSIPサーバ5とWeb端末7で構成される。pingの到達区間をスイッチで分割するため、本実施例ではレイヤ3スイッチを利用している。レイヤ3スイッチ3は、第1のユーザ回線C1〜第4のユーザ回線C4を介して第1のサービスエッジ1と第2のサービスエッジ2にそれぞれ接続され、ファイアウォール6を介してロードバランサ4に接続されている。
ここで、レイヤ3スイッチ3の機能を説明する。図3は、レイヤ3スイッチ3の機能ブロック構成を示す図である。レイヤ3スイッチ3は、回線監視実行部31と回線監視結果応答部32を備えて構成される。ユーザ回線毎にループバックIFを設定し、更にこのループバックIFへの返答経路を設定しておく。回線監視実行部31では、4つのユーザ回線C1〜C4の死活監視をpingによるループバックIFにより行い、その結果をメモリに保持しておく。一方、回線監視結果応答部32は、SIPサーバ5から自機の各ループバックIFへpingがそれぞれ送信されると、メモリに保持されている各ユーザ回線C1〜C4の死活監視結果をそれぞれ送信する。
引き続き、ファイアウォール6とロードバランサ4の機能を説明する。ファイアウォール6は、IPアドレスの送信元がSIPサーバ5であるpingを通過することを許容させるため、そのpingをNGN側へ通過させるようにフィルタリングが設定されている。
ロードバランサ4は、通常の信号パケットに対してはNAT(Network Address Translation)機能を有している。図4に示すように、SIPサーバ5aからの通常信号パケットPAのプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換し、第2のサービスエッジ2に通常信号パケットPA’を送信する。サービスエッジ側のユーザ回線番号とグローバルIPアドレスは1対1で対応しており、SIPヘッダの回線番号をもとにユーザ回線のグローバルIPアドレスを割り出す。一方、SIPサーバ5からレイヤ3スイッチ3向けのループバックIF用のpingについては、NAT機能を利用することなく転送するように設定されている。
続いて、SIPサーバ5の機能を説明する。図5は、SIPサーバ5の機能ブロック構成を示す図である。SIPサーバ5は、回線監視実行部51と回線状態判定部52と回線切替部53を備えて構成される。回線監視実行部51では、スイッチ3の各ループバックIFへpingによる死活監視を行い、その死活監視に応じてスイッチ3から送信される各ユーザ回線の死活監視結果を受信する。回線状態判定部52は、受信した回線死活監視結果から各ユーザ回線の状態変化の有無を判定する。回線切替部53は、SIP信号を受信すると、状態変化のあったユーザ回線を収容するサービスエッジ又はそれ以外のサービスエッジのユーザ回線のIPアドレスに対応する発番号にSIPヘッダの発番号を変更する。
最後に、Web端末7の機能を説明する。Web端末7は、SIPサーバ5が提供する保守用のインタフェースを画面に表示する。これにより、保守者はコマンドを投入でき、ユーザ回線の死活監視結果等を確認できる。
次に、ユーザ回線切替システムで行うユーザ回線の監視切替方法を説明する。まず、ユーザ回線の監視方法について説明する。
最初に、ステップS101において、SIPサーバ5は、5秒間隔でレイヤ3スイッチ3の各ループバックIFに対してpingを送信し、各ユーザ回線C1〜C4の死活を間接的に監視する。SIPサーバ5からping送信後に16秒のタイマ値を設定し、16秒経過してもレイヤ3スイッチ3からの応答がない場合にはタイムアウト(1回失敗)とする。
なお、pingの送信周期やタイマ値はプロパティに設定され、任意に変更可能である。また、前述したようにpingによる死活監視のため、SIPサーバ5とレイヤ3スイッチ3との間のICMP(Internet Control Message Protocol)でのpingを透過させるようにロードバランサ4、ファイアウォール6及びレイヤ3スイッチ3が適宜設定されている。
一方、ステップS101とは別に、レイヤ3スイッチ3は、各ユーザ回線のループバックIFに対してpingを送信し、各ユーザ回線C1〜C4の死活を直接監視する。この死活監視も定期的に行うが、SIPサーバ5とレイヤ3スイッチ3との間の死活監視周期(5秒)よりも長い時間で設定する。例えば60秒間隔で死活監視を行う。pingによる死活監視で疎通がない場合は、SIPサーバ5に死活監視が失敗であることを通知するため、レイヤ3スイッチ3からSIPサーバ5への経路を無効化する。例えば、該当の回線経路にnullを挿入した死活監視結果を送信する。
次に、ステップS102において、SIPサーバ5は、レイヤ3スイッチ3からの死活監視結果に基づき各ユーザ回線の状態(現用、予備、故障、閉塞)を管理し、保守者からのコマンド要求に応じて各ユーザ回線の現在の状態をWeb端末7の画面に表示する。
次に、ステップS103において、SIPサーバ5は、pingが3回連続して失敗又は成功したら、該当のユーザ回線が異常又は正常になったと判断する。現用状態又は予備状態のユーザ回線が異常と判断された場合は、故障状態に変更する。故障状態のユーザ回線が正常と判断された場合は、現用状態に変更する。条件によっては即座に予備状態に変更してもよい。過渡的状態を除き回線状態を変更した場合には、ユーザ回線毎にその旨を示すメッセージをWeb端末7の画面に出力する。
なお、pingによる死活監視は、コマンドにてユーザ回線毎にON/OFFできる。ONからOFFにした場合は、その時点の状態に関わらず当該ユーザ回線を閉塞状態にし、死活監視を停止したことを示すメッセージをWeb端末7に出力する。閉塞状態のユーザ回線は利用の対象には含めない。一方、OFFからONにした場合は、当該ユーザ回線を故障状態にし、死活監視を開始したことを示すメッセージをWeb端末7に出力する。その後の状態変更は死活監視の結果による。
続いて、ユーザ回線の切替方法について説明する。各ユーザ回線C1〜C4の現用、予備、及び故障状態でのユーザ回線の切替状態遷移を図6に示す。回線を切り替える場合はユーザ回線の発番号を切り替えるが、これはSIPサーバ5にて通常信号パケットのSIPヘッダの発番号を変更することにより実現する。これによりユーザ回線の切り替えを自動化できる。例えば、第1のユーザ回線C1が故障し、第3のユーザ回線C3に切り替える場合、第1のユーザ回線C1の発番号“0422-59-0001”を第3のユーザ回線C3の発番号“0422-59−0003”に変更する。以下詳述する。
最初に、ステップS201において、SIPサーバ5は、Web端末7から発番号で指定された2本のユーザ回線をプライマリ、残りの2本のユーザ回線を予備のセカンダリとし、1本のプライマリと1本のセカンダリをペア化した、2組のペアを形成する。通常はプライマリを現用状態とする。図6における状態ST1が該当する。
次に、ステップS202において、SIPサーバ5は、現用状態のユーザ回線が故障状態となった場合、ペアに予備状態のユーザ回線があれば現用状態にする。ペアに予備状態のユーザ回線がない場合、他ペアに予備状態のユーザ回線があれば現用状態にする。これにより、収容されるサービスエッジ1,2を跨いで運用/予備のユーザ回線の切り替えを可能とする。図6の状態ST7及び状態ST8が該当する。予備状態のユーザ回線が1本もなければ切り替えは行わない。現用のユーザ回線が切り替わる際は、どのユーザ回線からどのユーザ回線に切り替わったのかのメッセージをWeb端末7に出力する。
次に、ステップS203において、SIPサーバ5は、故障状態のユーザ回線が運用状態となった場合、当該ユーザ回線がプライマリであればそのままとする。その際に運用状態のセカンダリがあれば予備状態にする。また、セカンダリが2本あった場合はペアを優先する。当該ユーザ回線がセカンダリであれば即座に予備状態にする。但し、現用状態のユーザ回線が1本だけの場合、又は1本もない場合は、当該ユーザ回線はそのままとする。過渡的状態を除き現用のユーザ回線が切り替わる際は、どのユーザ回線からどのユーザ回線に切り替わったかを示すメッセージをWeb端末7に出力する。
次に、ステップS204において、SIPサーバ5は、運用状態のユーザ回線を通常2本とするが、1本しか運用状態がなくてもサービスを継続する。図6では、状態ST2、状態ST3、状態ST4、状態ST5が該当する。
その後、ステップS205において、SIPサーバ5は、全てのユーザ回線が故障状態及び/又は閉塞状態になった場合、Web端末7からのサービス要求を拒否する。逆に、その状態から1本でも運用状態となった場合は許可する。それらの際には、サービス要求が拒否/許可されたことを示すメッセージをWeb端末7に出力する。
本実施の形態によれば、企業通信網内等のユーザのSIP信号を生成するSIPサーバ5が各ユーザ回線C1〜C4の死活を監視するので、ユーザ回線の切替を自動で実施できる。また、SIPサーバ5とレイヤ3スイッチ3との間での死活監視と、レイヤ3スイッチ3と各サービスエッジ1,2との間での死活監視を独立して実行するので、後者の周期を前者のそれより長くすることによりサービスエッジの負荷を低減できる。また、他のサービスエッジに収容されているユーザ回線へ切り替えるので、切り替え可能なユーザ回線の制約が排除され、ユーザ回線の有効活用が図れるとともにユーザ回線故障への信頼性を向上できる。
1…第1のサービスエッジ
2…第2のサービスエッジ
3…スイッチ、レイヤ3スイッチ
31…回線監視実行部
32…回線監視結果応答部
4…ロードバランサ
5…SIPサーバ
51…回線監視実行部
52…回線状態判定部
53…回線切替部
6…ファイアウォール
7…Web端末
C1…第1のユーザ回線(現用回線)
C2…第2のユーザ回線(予備回線)
C3…第3のユーザ回線(現用回線)
C4…第4のユーザ回線(予備回線)
PA,PA’…パケット
ST…回線状態
S101〜S103、S201〜S205…ステップ

Claims (4)

  1. ネットワークドメインを区分するスイッチを介して接続されたSIPサーバとエッジルータとの間の回線を切り替える回線切替システムにおいて、
    前記SIPサーバは、
    到達性確認の要求信号を前記スイッチへ送信し、当該要求信号に対する応答信号とともに送信された各回線の死活監視結果を受信する手段と、
    前記各回線の死活監視結果に基づきSIP信号のヘッダ部に含まれる発番号を変更する又は変更しないことにより回線を切り替える手段と、
    を有することを特徴とする回線切替システム。
  2. 前記スイッチは、
    前記SIPサーバによる間接的な死活監視とは無関係に到達性確認の要求信号を複数の回線をそれぞれ介して前記エッジルータへ送信し、応答信号の有無を回線毎に検出する手段と、
    前記SIPサーバからの要求信号に対して応答信号を送信する際に前記回線毎の応答信号の有無を各回線の死活監視結果として送信する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の回線切替システム。
  3. 前記スイッチは、
    前記SIPサーバによる間接的な死活監視の周期よりも長い周期で各回線の死活を検出することを特徴とする請求項2に記載の回線切替システム。
  4. 前記SIPサーバは、
    故障した回線が収容されたエッジルータと異なるエッジルータに収容された回線に切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回線切替システム。
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