JP5904347B2 - データ通信方法、装置、およびシステム - Google Patents

データ通信方法、装置、およびシステム Download PDF

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Description

本発明の諸態様は、無線通信の分野に関し、特に、データ通信方法、装置、およびシステムに関する。
ワイヤレス・フィディリティ(Wireless Fidelity、WiFi)技術が様々な業界で広く適用されている。WiFi技術の最も基本的なネットワーク構造はアクセス・ポイント(Access Point、AP)と幾つかの局(Station、STA)である。APはSTAにアクセス・サービスを提供する。無線信号はAPとSTAの間の対話媒体として使用される。無線信号とは物理フレームを指し、一般に、物理層コンバージェンス手続き(Physical Layer Convergence Procedure、PLCP)プロトコルのパケットの形で現れる。当該パケットは、パケット・ヘッダとデータ部を含み、当該データ部はメディア・アクセス制御(Media Access Control、MAC)フレームである。一般に、MACフレームは、MACプロトコル・データ・コンポーネントまたはユニット(MAC protocol data unit、MPDU)の形でPLCPパケットにおいて現れる。
既存の標準では、MACフレームは、MACフレーム・ヘッダ、ボディ(Body)部、フレーム・チェック・シーケンス(Frame Check Sequence、FCS)部を含む。ボディ部はデータ部である。MACフレーム・ヘッダは一般に、2バイトのフレーム制御(Frame Control、FC)ドメイン、2バイトの期間(長さ)/識別子(Identifier、ID)サブドメイン、マルチバイト・アドレス・サブドメイン、2バイトのシーケンス制御(Sequence Control)サブドメイン、2バイトのサービス品質(Quality of Service、QoS)制御(Control)サブドメイン、および高スループット(High Throughput)制御(Control)サブドメインを含む。したがって、MACフレーム・ヘッダの長さは一般に24バイトに達する。
しかし、802.11ahの適用シナリオでは、例えば、センサ・ネットワークにおいて、STAはAPと非常に頻繁に通信し、送信データ量は両方とも少なく、おそらくMACフレーム・ヘッダよりも少なく、データ送信率はセンサ・ネットワーク上では非常に低い。したがって、既存の標準でMACフレームが使用されるときには、送信効率が低く、アプリケーションの要求を満たすことができない。
本発明の諸実施形態では、データ通信方法、装置、およびシステムを提供する。これらは、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
1態様によれば、データ通信方法が提供される。当該方法は、関連付け要求メッセージをアクセス・ポイントに送信するステップと、当該アクセス・ポイントが送信した関連付け応答メッセージを受信するステップであって、当該関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含むステップと、データ・フレームを生成するステップであって、当該データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、当該データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、当該ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、ソース・アドレスは、関連付け識別子、または関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、関連付け識別子とデータ・タイプ、または、関連付け識別子、データ・タイプ、およびマルチキャスト・ユニキャスト識別子を含むステップと、当該データ・フレームを当該アクセス・ポイントに送信するステップと、を含む。
別の態様によれば、データ通信方法が提供される。当該方法は、端末が送信した関連付け要求メッセージを受信するステップと、関連付け応答メッセージを当該端末に送信するステップであって、当該関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含むステップと、当該端末により送信されたデータ・フレームを受信するステップであって、当該データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、当該データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、当該ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、ソース・アドレスは、関連付け識別子、または関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、関連付け識別子とデータ・タイプ、または関連付け識別子、データ・タイプ、およびマルチキャスト・ユニキャスト識別子を含むステップと、当該データ・フレームに従って復号化処理を実施するステップと、を含む。
別の態様によれば、データ通信装置が提供される。当該装置は、送受信器と当該送受信器に接続された少なくとも1つのプロセッサを備える。当該送受信器は、関連付け要求メッセージをアクセス・ポイントに送信し、当該アクセス・ポイントが送信した関連付け応答メッセージを受信するように構成され、当該関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含み、当該プロセッサはデータ・フレームを生成するように構成され、当該データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、当該データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、当該ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、ソース・アドレスは、関連付け識別子、または関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、関連付け識別子とデータ・タイプ、または関連付け識別子、データ・タイプ、およびマルチキャスト・ユニキャスト識別子を含み、当該送受信器はさらに、当該データ・フレームを当該アクセス・ポイントに送信するように構成される。
別の態様によれば、データ通信装置が提供される。当該装置は、送受信器と当該送受信器に接続された少なくとも1つのプロセッサを備える。当該送受信器は、端末が送信した関連付け要求メッセージを受信し、関連付け応答メッセージを当該端末に送信し、当該端末により送信されたデータ・フレームを受信するように構成され、当該関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含み、当該データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、当該データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、当該ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、ソース・アドレスは、関連付け識別子、または関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、関連付け識別子とデータ・タイプ、または関連付け識別子、データ・タイプ、およびマルチキャスト・ユニキャスト識別子を含み、当該プロセッサは当該データ・フレームに従って復号化処理を実施するように構成される。
別の態様によれば、データ通信システムが提供される。当該システムは、以上の装置のうち何れか1つを備える。
本発明の諸実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダ内のソース・アドレスの長さがMACアドレスの長さより短いので、先行技術のデータ・フレームと比較してデータ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
本発明の諸実施形態の技術的解決策をより明確に説明するために、以下では当該諸実施形態または先行技術を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明の諸実施形態の一部を示すにすぎず、当業者は創造的作業なしにこれらの添付図面から他の図面を導出することができる。
本発明の実施形態1に従うデータ通信方法の略流れ図である。 本発明の実施形態2に従うデータ通信方法の略流れ図である。 本発明の実施形態3に従うデータ・フレームの1例の略構造図である。 本発明の実施形態4に従うデータ・フレームのFCドメインの1例の略構造図である。 本発明の実施形態5に従うデータ通信装置のブロック図である。 本発明の実施形態6に従うデータ通信装置のブロック図である。 本発明の実施形態7に従うデータ通信システムのブロック図である。
以下で本発明の諸実施形態の添付図面を参照して本発明の諸実施形態の技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明する諸実施形態は本発明の諸実施形態の全部ではなく一部にすぎない。当業者が本発明の諸実施形態に基づいて創造的作業なしに得た他の全ての諸実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
実施形態1
図1は、本発明の実施形態1に従うデータ通信方法の略流れ図である。図1の方法は端末により実行され、例えば、WiFi技術のSTAにより実行してもよい。110では、関連付け要求メッセージをアクセス・ポイントに送信する。
120では、アクセス・ポイントが送信した関連付け応答メッセージを受信する。当該関連付け応答メッセージは関連付け識別子(Association Identifier、AID)を含む。
130では、データ・フレームを生成する。当該データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、当該データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、当該ソース・アドレスの長さはMACアドレスの長さより短く、ソース・アドレスは、関連付け識別子、または関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、関連付け識別子とデータ・タイプ、または関連付け識別子、データ・タイプ、およびマルチキャスト・ユニキャスト識別子を含む。140では、当該データ・フレームを当該アクセス・ポイントに送信する。
本発明の当該実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダ内のソース・アドレスの長さはMACアドレスの長さより短いので、先行技術のデータ・フレームと比較してデータ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信速度を高めることができる。
本発明の当該実施形態では、AIDとはAPがBSS(Basic Service Set、基本サービス・セット)ネットワークでSTAに割り当てた一意な識別子であってもよく、16ビットのシーケンスであることは理解される。しかし、既存の802.11標準では、AIDの最大値は2007であり、したがって、11ビットのみ使用することが必要である。802.11ahの適用シナリオでは、1つのAPが高々6000STAにサービス提供する。ここで、AIDは13ビットを使用して213=8192個のSTAを示してもよく、アプリケーションの要求を満たすことができる。本発明の当該実施形態では、既存のAIDを使用しなくともよいが、アドレス指定するための短いアドレス情報が追加的に関連付け応答メッセージにおいて保持され、または、MACアドレスより短い送信ストリーム識別子を簡易フレーム・フォーマットで使用してもよい。1つの端末が複数の送信ストリーム識別子を有してもよい。即ち、各送信ストリームにより、アドレス指定するための短いアドレスでMACアドレスを置き換えてもよい。本発明の当該実施形態では、アドレス指定するために使用されMACアドレスより短い情報を全て関連付け識別子と称し、AIDと呼ぶ。下記におけるAIDまたは関連識別子は既存の標準におけるAIDまたは関連付け識別子には限定されず、関連付け要求メッセージおよび関連付け応答メッセージは既存の標準における関連付け要求メッセージまたは関連付け応答メッセージに限定されないことは理解される。
ソース・アドレスはデータ・フレームを生成した端末のアドレスであり、本明細書の宛先アドレスはアクセス・ポイントのアドレスをいうことに留意されたい。かかるケースでは、端末がデータを直接別の端末に送信し、ソース・アドレスおよび宛先アドレスの両方が対応する端末のアドレスであってもよいことが可能である。アクセス・ポイントがデータ・フレームを端末に送信する場合、宛先アドレスは当該端末のアドレスであり、ソース・アドレスはアクセス・ポイントのアドレスである。当該端末のアドレスを16ビットに設定してもよく、この場合は、14番目のビットと15番目のビットがデータ・タイプを示す。例えば、「00」はベスト・エフォート型の共通データを示すために使用され、「01」は音声データを示す。13番目のビットはマルチキャストまたはユニキャストを示す。アクセス・ポイントがデータ・フレームを端末に送信する場合、当該端末のアドレスの13番目のビットは「1」であり、これは現在送信されているフレームがマルチキャストフレームであり、当該端末のアドレスの0番目のビットから12番目のビットが全て「1」というわけではなく、特定のマルチキャスト・アドレスを示し、データ・フレームの受信者が単一の端末ではなく1群の端末であることを示す。当該マルチキャスト・アドレスはAIDではなく、マルチキャスト・アドレスの値をどのように決定するかについては、先行技術または別の関連技術を参照されたい。これは本発明によっては限定されない。端末のアドレスが宛先アドレスであり当該端末のアドレスの0番目から13番目のビットが全て「1」である場合には、これは現在送信されているデータ・フレームがブロードキャスト・フレームであることを示し、この時点で、0番目のビットから12番目のビットが全て「1」であるアドレスを特別なマルチキャスト・アドレスと考えてもよい。当該特別なマルチキャストがブロードキャストであり、ブロードキャスト・フレームの受信者は全て、当該アクセス・ポイントが配置されたネットワーク上の全ての端末である。端末のアドレスの13番目のビットが「0」であるときには、当該端末のアドレスの0番目のビットから12番目のビットはアクセス・ポイントにより端末に割り当てられたAIDの下位13ビットである。かかる端末のアドレスが宛先アドレスであるときには、データ・フレームの受信者は、当該端末のアドレスのAIDが示す端末である。したがって、当該端末のアドレスの13番目のビットはマルチキャスト・ユニキャスト識別子ビットである。当該端末のアドレスがソース・アドレスであるときには、STAは一般に当該ソース・アドレスをユニキャスト・アドレスに設定する。当該ユニキャスト・アドレスは端末のAIDを含む。当該端末のアドレスが宛先アドレスであるときには、当該端末のアドレスはユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスであってもよく、当該端末のアドレスがユニキャスト・アドレスであるときには、端末のAIDを含む。明らかに、AIDの下位13ビット、マルチキャスト・ユニキャスト識別子ビット、およびデータ・タイプ識別子ビットが任意の組合せでソース・アドレスを形成してもよく、これは以上の組合せ方式には限定されない。同時に、ソース・アドレスはAIDのみを含んでもよく、AID/マルチキャスト・アドレスおよびマルチキャスト・ユニキャスト識別子のみを含んでもよく、または、AIDおよびデータ・タイプのみを含んでもよく、または、これら3つの情報を含んでもよい。当該端末のアドレスは16ビットには限定されず、必要に応じて別の長さに定義してもよく、幾つかの未定義の予約ビットを予約してもよい。AIDの有効ビットの数が別の数のビットであってもよく、例えば、14ビットまたは12ビット等であってもよい。多くのデータ・タイプ、送信タイプ、またはデータ・ストリームのシリアル番号を示すために、データ・タイプの長さが別の数のビットであってもよく、例えば、3ビット以上であってもよい。本発明の当該実施形態では、簡単のために、データ・タイプ、送信タイプ、およびデータ・ストリームのシリアル番号または識別子を全てデータ・タイプと称する。
場合によっては、補完または例外として、ステップ130で、宛先アドレスの長さはアクセス・ポイントのMACアドレスの長さより短く、宛先アドレスはアクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ(Hash)値である。本発明の当該実施形態では、宛先アドレスとはアクセス・ポイントのアドレスである。アクセス・ポイントがデータ・フレームを端末に送信した場合、当該データ・フレーム内のソース・アドレスはアクセス・ポイントのアドレスであることは分かる。アクセス・ポイントのアドレスの長さは当該アクセス・ポイントのMACアドレスの長さより短く、アクセス・ポイントのアドレスは当該アクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値であってもよい。例えば、ハッシュ動作を当該アクセス・ポイントのMACアドレスで行った後、MACアドレス内の16ビットを宛先アドレスとして使用する。このように、宛先アドレスの長さはMACアドレスの長さ(48ビット)よりかなり短い。明らかに、ハッシュ値はMACアドレスの長さより短い別の長さであってもよく、本発明の当該実施形態によっては限定されない。
本発明の当該実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダにおける宛先アドレスはアクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値であり、その長さはMACアドレスの長さより短いので、データ・フレームのフレーム・ヘッダの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信速度を高めることができる。
場合によっては、補完または例外として、ステップ130で、フレーム・ヘッダがさらにFCドメインを含んでもよい。FCドメインは、プロトコル・バージョン(Protocol Version)サブドメインを含んでもよい。当該プロトコル・バージョン・サブドメインを使用して、非簡易フレーム・フォーマットまたは簡易フレーム・フォーマットを示してもよい。本発明の当該実施形態では、簡易フレーム・フォーマットが、端末のAIDを含みMACアドレスより短いアドレス値が少なくとも当該端末のアドレスとして使用されることを示し、当該アクセス・ポイントのMACアドレスのものであり当該MACアドレスより短いハッシュ値をアクセス・ポイントのアドレスとしてさらに使用してもよいが、当該アクセス・ポイントのMACアドレスは使用されず、以下の簡易的な方法をさらに含めてもよい。非簡易フレーム・フォーマットは、端末とアクセス・ポイントのMACアドレスが直接フレームで使用されるフレーム・フォーマットを示す。即ち、本発明の実施形態の方法はフレームの長さを減らすためには使用されない。例えば、プロトコル・バージョン・サブドメインの長さが2ビットであってもよい。値が「00」であるときには、データ・フレームのフォーマットが非簡易フレーム・フォーマット、例えば、既存の標準におけるMACフレーム・フォーマットであることを示してもよい。当該値が「01」であるときには、データ・フレームのフォーマットが簡易フレーム・フォーマットであることを示してもよい。他の値は予約された値であり、他のバージョンのフレーム・フォーマットを示すために使用される。本発明の諸実施形態では、非簡易フレーム・フォーマットが既存の標準のデータ・フレーム・フォーマットを含んでもよく、長さが本発明の当該実施形態のデータ・フレームより長い他のデータ・フレーム・フォーマットを含んでもよいことは理解される。
場合によっては、補完または例外として、ステップ130で、フレーム・ヘッダがさらにFCドメインを含んでもよい。FCドメインが簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインを含んでもよい。簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインは非簡易フレーム・フォーマットまたは簡易フレーム・フォーマットを示すために使用される。例えば、簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインの長さが1ビットであってもよい。値が「0」であるときには、データ・フレームのフォーマットが非簡易フレーム・フォーマットであることを示してもよい。当該値が「1」であるときには、データ・フレームのフォーマットが簡易フレーム・フォーマットであることを示してもよい。
場合によっては、補完または例外として、ステップ130で、フレーム・ヘッダがさらにFCドメインを含んでもよい。FCドメインはデータ・フレームのサブタイプ・サブドメインを含み、フレーム・タイプ・サブドメインは含まない。データ・フレームのサブタイプ・サブドメインはデータ・フレームのサブタイプを示すために使用される。例えば、サブタイプがQoSを有するデータ・フレームであるかどうか、または、サブタイプがコンテンション・フリー・ポール(Contention Free Poll、CF−Poll)データ・フレームであるかどうか等である。既存の標準のMACフレームでは、フレーム・タイプ・サブドメインは、データ・フレーム、管理フレーム、および制御フレームを含むフレームのタイプを示すために使用される。本発明の当該実施形態では、簡易フレーム・フォーマットがデータ・フレームのためにのみ使用される場合、データ・フレームが送信されたと判定される。したがって、FCドメインでは、フレーム・タイプ・サブドメインが含まれなくてもよい。明らかに、簡易フレーム・フォーマットを管理フレームや制御フレームのような他のフレーム・タイプに対して使用してもよく、フレーム・タイプ・サブドメインをFCドメインに含める必要がある。
本発明の当該実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダのFCドメインはフレーム・タイプ・サブドメインを含まず、既存の標準におけるMACフレームと比較してデータ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
場合によっては、補完または例外として、ステップ130で、フレーム・ヘッダがさらにFCドメインを含んでもよい。FCドメインがフレーム送信方向サブドメインを含んでもよい。フレーム送信方向サブドメインの長さは1ビットであり、データ・フレームの送信方向を示すために使用される。例えば、当該フレーム送信方向サブドメインの値が「0」であるときには、データ・フレームの送信方向が端末からアクセス・ポイントであることを示してもよい。当該フレーム送信方向サブドメインの値が「1」であるときには、データ・フレームの送信方向がアクセス・ポイントから端末であることを示してもよい。先行技術のMACフレームと比較すると、先行技術のMACフレームではデータ・フレームの送信方向を示すために2ビットが使用され、その長さを1ビットだけ短くすることができる。
場合によっては、補完または例外として、ステップ110で、関連付け要求メッセージがさらに簡易フレーム・フォーマットの利用を要求するのに使用される第1の情報を含んでもよい。関連付け応答メッセージがさらに、簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含んでもよい。例えば、端末が、当該関連付け要求メッセージを用いることによって、簡易フレーム・フォーマットを使用するための要求をアクセス・ポイントに送信してもよい。簡易フレーム・フォーマットを使用できると判定した場合には、アクセス・ポイントが、当該関連付け応答メッセージを用いることによって、簡易フレーム・フォーマットを使用するように端末に指示してもよい。
場合によっては、補完または例外として、端末が第1のメッセージをアクセス・ポイントに送信し、当該アクセス・ポイントにより送信された第2のメッセージを受信してもよい。当該第1のメッセージが簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報を含んでもよく、当該第2のメッセージが簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含んでもよい。端末が、関連付け要求メッセージと異なる第1のメッセージを用いることによって、簡易フレーム・フォーマットを使用するための要求をアクセス・ポイントに送信してもよく、関連付け応答メッセージとは異なり、かつ、簡易フレーム・フォーマットを使用するように端末に指示するためにアクセス・ポイントにより送信される第2のメッセージを受信してしてもよい。
場合によっては、補完または例外として、当該第1の情報を、データ送信中に不変である送信パラメータの部分を保持しないようにフレーム・ヘッダに指示するためにさらに使用してもよい。データ送信中に不変である当該送信パラメータの部分が、データ・フレーム長サブドメインおよびQoSパラメータ・サブドメインのうち少なくとも1つを含んでもよい。
当該データ・フレーム長サブドメインがデータの長さを示してもよく、当該QoSパラメータ・サブドメインがQoSパラメータを示す。端末とアクセス・ポイントのデータ送信中に、データの長さとQoSパラメータを不変にして、フレーム・ヘッダがデータ・フレーム長サブドメインとQoSパラメータ・サブドメインを保持しなくともよいようにしてもよい。
本発明の当該実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダはデータ送信中に不変である送信パラメータの部分を保持せず、データ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
場合によっては、補完または例外として、第1の情報を、データ・フレームを暗号化するかどうかを指示するためにさらに使用してもよい。当該データ・フレームを暗号化するかどうかは当該第1の情報で指示され、したがって、データ・フレームのフレーム・ヘッダがフレーム保護識別子サブドメインを含まなくてもよい。これによりデータ・フレームの長さを削減することができる。
実施形態2
図2は、本発明の実施形態2に従うデータ通信方法の略流れ図である。図2に示す方法はアクセス・ポイントにより実行され、例えば、WiFi技術におけるAPで実行してもよい。210では、端末が送信した関連付け要求メッセージを受信する。220では、関連付け応答メッセージを当該端末に送信する。当該関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含む。230では、当該端末により送信されたデータ・フレームを受信する。当該データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、当該データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、当該ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、ソース・アドレスは、関連付け識別子、または関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、関連付け識別子とデータ・タイプ、または関連付け識別子、データ・タイプ、およびマルチキャスト・ユニキャスト識別子を含む。240では、当該データ・フレームに従って復号化処理を実施する。
本発明の当該実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダ内のソース・アドレスの長さはMACアドレスの長さより短いので、先行技術のデータ・フレームと比較してデータ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
場合によっては、補完または例外として、ステップ240で、アクセス・ポイントがフレーム・ヘッダに含まれる宛先アドレスを取得してもよく、当該宛先アドレスの長さは当該アクセス・ポイントのMACアドレスの長さより短く、当該宛先アドレスが当該アクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値であってもよい。例えば、ハッシュ動作を当該アクセス・ポイントのMACアドレスに対して実施した後に、当該MACアドレスの16ビットを宛先アドレスとして使用してもよい。このように、当該宛先アドレスの長さはMACアドレスの長さ(48ビット)よりかなり短い。明らかに、ハッシュ値がMACアドレスの長さより短い別の長さであってもよく、本発明の諸実施形態によっては限定されない。
本発明の諸実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダにおける宛先アドレスはアクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値であり、その長さはMACアドレスの長さより短いので、データ・フレームのフレーム・ヘッダの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
場合によっては、補完または例外として、ステップ240で、アクセス・ポイントがフレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得してもよい。FCドメインがプロトコル・バージョン・サブドメインを含んでもよい。当該プロトコル・バージョン・サブドメインを使用して非簡易フレーム・フォーマットまたは当該簡易フレーム・フォーマットを示してもよい。例えば、プロトコル・バージョン・サブドメインの長さが2ビットであってもよい。値が「00」であるときには、データ・フレームのフォーマットが非簡易フレーム・フォーマット、例えば、既存の標準におけるMACフレーム・フォーマットであることを示してもよい。当該値が「01」であるときには、データ・フレームのフォーマットが簡易フレーム・フォーマットであることを示してもよい。他の値は予約された値であり、他のバージョンのフレーム・フォーマットを示すために使用される。本発明の当該実施形態では、非簡易フレーム・フォーマットが既存の標準のデータ・フレーム・フォーマットを含んでもよく、長さが本発明の当該実施形態のデータ・フレームより長い他のデータ・フレーム・フォーマットを含んでもよいことは理解される。
場合によっては、補完または例外として、ステップ240で、アクセス・ポイントがフレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得してもよい。FCドメインが簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインを含んでもよい。当該簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインは非簡易フレーム・フォーマットまたは簡易フレーム・フォーマットを示すために使用される。例えば、当該簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインの長さが1ビットであってもよい。値が「0」であるときには、データ・フレームのフォーマットが非簡易フレーム・フォーマットであることを示してもよい。当該値が「1」であるときには、データ・フレームのフォーマットが簡易フレーム・フォーマットであることを示してもよい。
場合によっては、補完または例外として、ステップ240で、アクセス・ポイントがフレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得してもよい。FCドメインがデータ・フレームのサブタイプ・サブドメインを含んでもよく、フレーム・タイプ・サブドメインは含まない。当該データ・フレームのサブタイプ・サブドメインを使用して、当該データ・フレームのサブタイプ、例えば、CF−Pollデータ・フレームおよびQoSデータ・フレームを示してもよい。既存の標準のMACフレームでは、フレーム・タイプ・サブドメインはデータ・フレーム、管理フレーム、および制御フレームを含むフレームのタイプを示すために使用される。本発明の当該実施形態では、簡易フレーム・フォーマットがデータ・フレームのためにのみ使用される場合、データ・フレームが送信されたと判定され、したがって、フレーム・タイプ・サブドメインをFCドメインに含めなくてもよい。明らかに、簡易フレーム・フォーマットを管理フレームや制御フレームのような他のフレーム・タイプに対して使用してもよく、フレーム・タイプ・サブドメインをFCドメインに含める必要がある。
本発明の諸実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダのFCドメインはフレーム・タイプ・サブドメインを含まず、既存の標準におけるMACフレームと比較してデータ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
場合によっては、補完または例外として、ステップ240で、アクセス・ポイントがフレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得してもよい。FCドメインがフレーム送信方向サブドメインを含んでもよい。当該フレーム送信方向サブドメインの長さは1ビットであり、データ・フレームの送信方向を示すために使用してもよい。例えば、当該フレーム送信方向サブドメインの値が「0」であるときには、データ・フレームの送信方向が端末からアクセス・ポイントであることを示してもよい。当該フレーム送信方向サブドメインの値が「1」であるときには、データ・フレームの送信方向がアクセス・ポイントから端末であることを示してもよい。先行技術のMACフレームと比較すると、先行技術のMACフレームではデータ・フレームの送信方向を示すために2ビットが使用され、その長さを1ビットだけ短くすることができる。
場合によっては、補完または例外として、ステップ210で、関連付け要求メッセージが、簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報をさらに含んでもよい。関連付け応答メッセージが、簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報をさらに含んでもよい。例えば、端末が、関連付け要求メッセージを用いることによって、簡易フレーム・フォーマットを使用するための要求をアクセス・ポイントに送信してもよい。簡易フレーム・フォーマットを使用できると判定した場合には、アクセス・ポイントが、関連付け応答メッセージを用いることによって、簡易フレーム・フォーマットを使用するように端末に指示してもよい。
場合によっては、補完または例外として、アクセス・ポイントが端末により送信された第1のメッセージを受信してもよい。当該第1のメッセージが、簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するために使用される第1の情報を含んでもよい。当該アクセス・ポイントが第2のメッセージを当該端末に送信してもよい。当該第2のメッセージが、簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含んでもよい。端末が、関連付け要求メッセージと異なる第1のメッセージを用いることによって、簡易フレーム・フォーマットを使用するための要求をアクセス・ポイントに送信してもよい。アクセス・ポイントが、関連付け応答メッセージとは異なる第2のメッセージを用いることによって、簡易フレーム・フォーマットを使用するように端末に指示してもよい。
場合によっては、補完または例外として、第1の情報を、データ送信中に不変である送信パラメータの部分を保持しないようにフレーム・ヘッダに指示するためにさらに使用してもよい。データ送信中に不変である当該送信パラメータの部分が、データ・フレーム長サブドメインおよびQoSパラメータ・サブドメインのうち少なくとも1つを含んでもよい。
当該データ・フレーム長サブドメインがデータの長さを示してもよく、当該QoSパラメータ・サブドメインがQoSパラメータを示す。端末とアクセス・ポイントのデータ送信中に、データの長さとQoSパラメータを不変にして、フレーム・ヘッダがデータ・フレーム長サブドメインとQoSパラメータ・サブドメインを保持しなくともよいようにしてもよい。
本発明の当該実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダはデータ送信中に不変である送信パラメータの部分を保持せず、データ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
場合によっては、補完または例外として、当該第1の情報を、データ・フレームを暗号化するかどうかを指示するためにさらに使用してもよい。当該データ・フレームを暗号化するかどうかは第1のメッセージで指示され、したがってデータ・フレームのフレーム・ヘッダがフレーム保護識別子サブドメインを含まなくともよい。これによりデータ・フレームの長さを削減することができる。
実施形態3
図3は、本発明の実施形態3に従うデータ・フレームの1例の略構造図である。
図3に示すように、データ・フレームは、長さが1バイトであるFCドメインと、長さが2バイトである、AICとAC(Access Category、アクセス・カテゴリ)で形成されるソース・アドレスと、APID(AP Identification、AP識別)でありAPのMACアドレスのハッシュ値であり長さが2バイトである宛先アドレスと、データ部であるボディ(Body)部と、長さが4バイトであるFCS部とを含む。ACはデータ・タイプに関する関連情報である。
当該データ・フレームのフレーム・ヘッダは、FCドメイン、ソース・アドレス、および宛先アドレスを含み、長さは5バイトである。長さが24バイトである先行技術のMACフレーム・ヘッダと比べると、長さは19バイトだけ減っている。
したがって、本発明の当該実施形態では、データ・フレームの長さが減るので、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
実施形態4
図4は、本発明の実施形態4に従うデータ・フレームのFCドメインの1例の略構造図である。
図4に示すように、当該FCドメインは、長さが2ビットであるプロトコル・バージョン・サブドメインと、長さが4ビットであるサブタイプ・サブドメイン(Subtype)と、長さが1ビットであるフレーム送信方向サブドメインと、長さが1ビットである簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインを含む。簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインは、値が「0」であるときには非簡易フレーム・フォーマットを示してもよく、当該値が「1」であるときには簡易フレーム・フォーマットを示してもよい。
したがって、本発明の当該実施形態では、先行技術のデータ・フレームのFCドメインと比べると長さが1バイトだけ減っており、したがってデータ・フレームの送信効率を高めることができる。
実施形態5
図5は、本発明の実施形態5に従うデータ通信装置のブロック図である。図5の装置500の1例は端末であり、例えば、WiFi技術のSTAであってもよい。装置500は送受信器510と少なくとも1つのプロセッサ520を備える。簡単のために、図5は1つのプロセッサだけを説明するが、1つまたは複数のプロセッサが図5に存在してもよく、本発明の当該実施形態では限定されない。
送受信器510は、関連付け要求メッセージをアクセス・ポイントに送信し、当該アクセス・ポイントが送信した関連付け応答メッセージを受信するように構成される。当該関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含む。プロセッサ520は、データ・フレームを生成するように構成され、当該データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、当該データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、当該ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、ソース・アドレスは、関連付け識別子、または関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、関連付け識別子とデータ・タイプ、または関連付け識別子、データ・タイプ、およびマルチキャスト・ユニキャスト識別子を含む。送受信器510はさらに、データ・フレームをアクセス・ポイントに送信するように構成される。
本発明の当該実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダ内のソース・アドレスの長さはMACアドレスの長さより短く、先行技術のデータ・フレームと比較してデータ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
場合によっては、補完または例外として、宛先アドレスの長さはアクセス・ポイントのMACアドレスの長さより短く、当該宛先アドレスは当該アクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値であってもよい。
場合によっては、補完または例外として、データ・フレームのフレーム・ヘッダがさらにFCドメインを含んでもよい。FCドメインがプロトコル・バージョン・サブドメインを含んでもよい。当該プロトコル・バージョン・サブドメインを使用して、非簡易フレーム・フォーマットまたは簡易フレーム・フォーマットを示してもよい。
場合によっては、補完または例外として、データ・フレームのフレーム・ヘッダがさらにFCドメインを含んでもよい。FCドメインが簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインを含んでもよい。当該簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインを使用して、非簡易フレーム・フォーマットまたは簡易フレーム・フォーマットを示してもよい。
場合によっては、補完または例外として、データ・フレームのフレーム・ヘッダがさらにFCドメインを含んでもよい。FCドメインが当該データ・フレームのサブタイプ・サブドメインを含んでもよく、フレーム・タイプ・サブドメインは含まない。
場合によっては、補完または例外として、データ・フレームのフレーム・ヘッダがさらにFCドメインを含んでもよい。FCドメインがフレーム送信方向サブドメインを含んでもよい。当該フレーム送信方向サブドメインの長さは1ビットであり、データ・フレームの送信方向を示すために使用してもよい。
場合によっては、補完または例外として、関連付け要求メッセージがさらに、簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報を含んでもよい。関連付け応答メッセージがさらに、当該簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含んでもよい。
場合によっては、補完または例外として、送受信器510はさらに、第1のメッセージをアクセス・ポイントに送信し、当該アクセス・ポイントにより送信された第2のメッセージを受信するように構成される。当該第1のメッセージが、簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報を含んでもよく、当該第2のメッセージが、当該簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含んでもよい。
場合によっては、補完または例外として、第1の情報をさらに、データ送信中に不変である送信パラメータの部分を保持しないようにフレーム・ヘッダに指示するために使用してもよい。データ送信中に不変である当該送信パラメータの部分が、データ・フレーム長サブドメインおよびサービス品質QoSパラメータ・サブドメインのうち少なくとも1つを含んでもよい。
場合によっては、補完または例外として、当該第1の情報を、当該データ・フレームを暗号化するかどうかを指示するためにさらに使用してもよい。
装置500の各ハードウェアに関して、または、ハードウェアと対応するソフトウェアにより協働的に実施される動作に関しては、実施形態1の方法の110、120、130、および140を参照されたい。繰返しを避けるために、ここでは再度説明を行うことはしない。
さらに、コンピュータ可読媒体(複数可)をさらに提供する。当該媒体は、実行されたときに実施形態1の方法を実行するための110、120、130、および140の動作を実施するコンピュータ可読命令を含む。
さらに、コンピュータプログラム製品が提供される。当該製品は、上記コンピュータ可読媒体を備える。
本発明の当該実施形態に含まれる端末には、携帯電話、ポータブル・コンピュータ、およびタブレット・コンピュータのような、無線通信機能を具備した電子機器が含まれるがこれらに限られないことに留意されたい。
実施形態6
図6は、本発明の実施形態6に従うデータ通信装置のブロック図である。図6の装置600の1例はアクセス・ポイントであり、例えば、WiFi技術におけるAPであってもよい。装置600は、送受信器610と少なくとも1つのプロセッサ620を備える。簡単のために、図6では1つのプロセッサのみを説明しているが、1つまたは複数のプロセッサが図6に存在してもよく、本発明の当該実施形態では限定されない。
送受信器610は、端末が送信した関連付け要求メッセージを受信し、関連付け応答メッセージを当該端末に送信し、当該端末により送信されたデータ・フレームを受信するように構成される。当該関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含み、当該データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、当該データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、当該ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、ソース・アドレスは、関連付け識別子、または関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、関連付け識別子とデータ・タイプ、または関連付け識別子、データ・タイプ、およびマルチキャスト・ユニキャスト識別子を含む。プロセッサ620は、当該データ・フレームに従って復号化処理を実施するように構成される。
本発明の当該実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダ内のソース・アドレスの長さはMACアドレスの長さより短いので、先行技術のデータ・フレームと比較してデータ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
場合によっては、補完または例外として、プロセッサ620はさらにフレーム・ヘッダに含まれる宛先アドレスを取得するように構成され、宛先アドレスの長さはアクセス・ポイントのMACアドレスの長さより短く、当該宛先アドレスが当該アクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値であってもよい。
場合によっては、補完または例外として、プロセッサ620はさらにフレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得するように構成される。FCドメインがプロトコル・バージョン・サブドメインを含んでもよい。当該プロトコル・バージョン・サブドメインを使用して、非簡易フレーム・フォーマットまたは簡易フレーム・フォーマットを示してもよい。
場合によっては、補完または例外として、プロセッサ620はさらにフレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得するように構成される。FCドメインが簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインを含んでもよい。当該簡易フレーム・フォーマット識別子サブドメインを使用して、非簡易フレーム・フォーマットまたは簡易フレーム・フォーマットを示してもよい。
場合によっては、補完または例外として、プロセッサ620はさらにフレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得するように構成される。FCドメインがデータ・フレームのサブタイプ・サブドメインを含んでもよく、フレーム・タイプ・サブドメインは含まない。
場合によっては、補完または例外として、プロセッサ620はさらにフレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得するように構成される。FCドメインがフレーム送信方向サブドメインを含んでもよい。当該フレーム送信方向サブドメインの長さは1ビットであり、当該データ・フレームの送信方向を示すために使用される。
場合によっては、補完または例外として、関連付け要求メッセージがさらに簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報を含んでもよい。関連付け応答メッセージがさらに当該簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含んでもよい。
場合によっては、補完または例外として、送受信器610はさらに、端末により送信された第1のメッセージを受信し、第2のメッセージを当該端末に送信するように構成される。当該第1のメッセージが簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報を含んでもよく、当該第2のメッセージが当該簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含んでもよい。
場合によっては、補完または例外として、当該第1の情報をさらに、データ送信中に不変である送信パラメータの部分を保持しないようにフレーム・ヘッダに指示するために使用してもよい。データ送信中に不変である当該送信パラメータの部分は、データ・フレーム長サブドメインおよびサービス品質QoSパラメータ・サブドメインのうち少なくとも1つを含む。
場合によっては、補完または例外として、当該第1の情報を、データ・フレームを暗号化するかどうかを指示するためにさらに使用してもよい。
装置600の各ハードウェアに関して、または、ハードウェアと対応するソフトウェアにより協働的に実施される動作に関しては、実施形態2の方法の210、220、230、および240を参照されたい。繰返しを避けるために、ここでは再度説明を行うことはしない。
さらに、コンピュータ可読媒体(複数可)が提供される。当該媒体は、実行されたときに実施形態2の方法を実行するための210、220、230、および240の動作を実施するコンピュータ可読命令を含む。
さらに、コンピュータプログラム製品が提供される。当該製品は、上記コンピュータ可読媒体を備える。
本発明の諸実施形態のアクセス・ポイントには、WiFi技術におけるAP機能を具備した機器が含まれるがこれに限られないことに留意されたい。
実施形態7
図7は、本発明の実施形態7に従うデータ通信システムのブロック図である。図7のシステム700は装置500および/または装置600を備える。
システム700の各ハードウェアに関して、または、ハードウェアと対応するソフトウェアにより協働的に実施される動作に関しては、実施形態5および/または実施形態6を参照されたい。繰返しを避けるために、ここでは再度説明を行うことはしない。
本発明の当該実施形態では、データ・フレームのフレーム・ヘッダ内のソース・アドレスの長さはMACアドレスの長さより短いので、先行技術のデータ・フレームと比較してデータ・フレームの長さを削減することができる。したがって、データ・フレームの送信効率を高めることができる。
本明細書で開示した諸実施形態で説明した例と組み合わせて、コンポーネントまたはユニットおよびアルゴリズムのステップを、電気ハードウェア、またはコンピュータ・ソフトウェアと電気ハードウェアの組合せにより実装してもよいことは当業者に理解される。諸機能をハードウェアで実装するかソフトウェアで実装するかは技術的解決策の具体的な適用と設計上の制約条件に依存する。当業者は様々な方法を使用して、説明した機能を具体的な適用ごとに実装してもよいが、当該実装が本発明の範囲を超えるとは考えるべきではない。
便宜上および説明の簡単さのため、以上のシステム、装置、およびコンポーネントまたはユニットの詳細な動作プロセスについては、以上の方法の諸実施形態における対応する処理を参照できることは当業者には明らかであり、詳細についてはここでは繰り返し説明しない。
本願で提供した幾つかの諸実施形態では、開示したシステム、装置、および方法を他の方式で実装してもよいことは理解される。例えば、説明した装置の実施形態は単に例示的なものである。例えば、構成要素の分割は単に論理的な機能分割であり、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のコンポーネントを別のシステムに結合するかもしくは統合してもよく、または、無視するかもしくは実施しなくともよい。さらに、表示または議論した相互結合または直接結合または通信接続を何らかのインタフェースを介して実装してもよい。装置間またはコンポーネント間の間接結合または通信接続を、電気的形態、機械的形態、または他の形態で実装してもよい。
さらに、本発明の諸実施形態における機能コンポーネントを処理コンポーネントに統合してもよく、または、当該コンポーネントの各々が物理的に単体で存在してもよく、または、複数のコンポーネントが1つのコンポーネントに統合される。
諸機能をソフトウェア機能コンポーネントの形で実装し独立な製品として販売または利用するときには、当該諸機能をコンピュータ可読記憶媒体に格納してもよい。かかる理解のもと、本発明の技術的解決策を本質的に、または、先行技術に寄与する部分を、または、当該技術的解決策の一部を、ソフトウェア製品の形で実装してもよい。当該コンピュータ・ソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、コンピュータ装置(パーソナル・コンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置であってもよい)に本発明の実施形態で説明した方法のステップの全部または一部を実施するように指示するための幾つかの命令を含む。上記記憶媒体には、USBフラッシュ・ドライブ、取外し可能ハード・ディスク、読取専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(Rおよびom Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラム・コードを格納できる任意の媒体が含まれる。
以上の説明は本発明の具体的な諸実施形態にすぎず、本発明の保護範囲を限定しようとするものではない。当業者が本発明で開示した技術範囲において容易に想到する任意の変形または置換は本発明の保護範囲に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に支配される。
500 装置500
510 送受信器510
520 プロセッサ520
600 装置600
610 送受信器610
620 プロセッサ620

Claims (21)

  1. 関連付け要求メッセージをアクセス・ポイントに送信するステップと、
    前記アクセス・ポイントが送信した関連付け応答メッセージを受信するステップであって、前記関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含むステップと、
    データ・フレームを生成するステップであって、前記データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、前記データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、前記ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、前記ソース・アドレスは、前記関連付け識別子、または、前記関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、前記関連付け識別子とデータ・タイプ、または、前記関連付け識別子、前記データ・タイプ、および前記マルチキャスト・ユニキャスト識別子を含むステップと
    前記データ・フレームを前記アクセス・ポイントに送信するステップと、
    を含み、
    前記関連付け要求メッセージは、更に、前記簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報を含み、前記関連付け応答メッセージは、更に、前記簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含む、データ通信方法。
  2. 前記フレーム・ヘッダはさらにフレーム制御FCドメインを含み、前記FCドメインはプロトコル・バージョン・サブドメインを含み、前記プロトコル・バージョン・サブドメインは非簡易フレーム・フォーマットまたは前記簡易フレーム・フォーマットを示すために使用される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フレーム・ヘッダはさらにFCドメインを含み、前記FCドメインはフレーム送信方向サブドメインを含み、前記フレーム送信方向サブドメインの長さは1ビットであり、前記データ・フレームの送信方向を示すために使用される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記宛先アドレスの長さは前記アクセス・ポイントのMACアドレスの長さより短く、前記宛先アドレスは前記アクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値である、請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
  5. 端末が送信した関連付け要求メッセージを受信するステップと、
    関連付け応答メッセージを前記端末に送信するステップであって、前記関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含むステップと、
    前記端末により送信されたデータ・フレームを受信するステップであって、前記データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、前記データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、前記ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、前記ソース・アドレスは、前記関連付け識別子、または、前記関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、前記関連付け識別子とデータ・タイプ、または、前記関連付け識別子、前記データ・タイプ、および前記マルチキャスト・ユニキャスト識別子を含むステップと、
    前記データ・フレームに従って復号化処理を実施するステップと、
    を含み、
    前記関連付け要求メッセージは、更に、前記簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報を含み、前記関連付け応答メッセージは、更に、前記簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含む、データ通信方法。
  6. 前記データ・フレームに従って復号化処理を実施するステップは、
    前記フレーム・ヘッダに含まれるフレーム制御FCドメインを取得するステップであって、前記FCドメインはプロトコル・バージョン・サブドメインを含み、前記プロトコル・バージョン・サブドメインは非簡易フレーム・フォーマットまたは前記簡易フレーム・フォーマットを示すために使用されるステップ
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記データ・フレームに従って復号化処理を実施するステップは、
    前記フレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得するステップであって、前記FCドメインはフレーム送信方向サブドメインを含み、前記フレーム送信方向サブドメインの長さは1ビットであり、前記データ・フレームの送信方向を示すために使用されるステップ
    を含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記データ・フレームに従って復号化処理を実施するステップは、
    前記フレーム・ヘッダに含まれる前記宛先アドレスを取得するステップであって、前記宛先アドレスの長さはアクセス・ポイントのMACアドレスの長さより短く、前記宛先アドレスは前記アクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値であるステップ
    を含む、請求項5乃至7の何れか1項に記載の方法。
  9. 送受信器と、
    前記送受信器に接続された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備え、
    前記送受信器は、関連付け要求メッセージをアクセス・ポイントに送信し、前記アクセス・ポイントが送信した関連付け応答メッセージを受信するように構成され、前記関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含み、
    前記プロセッサは、データ・フレームを生成するように構成され、前記データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、前記データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、前記ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、前記ソース・アドレスは、前記関連付け識別子、または、前記関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、前記関連付け識別子とデータ・タイプ、または、前記関連付け識別子、前記データ・タイプ、および前記マルチキャスト・ユニキャスト識別子を含み、
    前記送受信器はさらに、前記データ・フレームを前記アクセス・ポイントに送信するように構成され、
    前記関連付け要求メッセージは、更に、前記簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報を含み、前記関連付け応答メッセージは、更に、前記簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含む、
    データ通信装置。
  10. 前記データ・フレームの前記フレーム・ヘッダはさらにフレーム制御FCドメインを含み、前記FCドメインはプロトコル・バージョン・サブドメインを含み、前記プロトコル・バージョン・サブドメインは非簡易フレーム・フォーマットまたは前記簡易フレーム・フォーマットを示すために使用される、請求項9に記載の装置。
  11. 前記データ・フレームの前記フレーム・ヘッダはさらにFCドメインを含み、前記FCドメインはフレーム送信方向サブドメインを含み、前記フレーム送信方向サブドメインの長さは1ビットであり、前記データ・フレームの送信方向を示すために使用される、請求項9に記載の装置。
  12. 前記宛先アドレスの長さは前記アクセス・ポイントのMACアドレスの長さより短く、前記宛先アドレスは前記アクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値である、請求項9乃至11の何れか1項に記載の装置。
  13. 送受信器と、
    前記送受信器に接続された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備え、
    前記送受信器は、端末が送信した関連付け要求メッセージを受信し、関連付け応答メッセージを前記端末に送信し、前記端末により送信されたデータ・フレームを受信するように構成され、前記関連付け応答メッセージは関連付け識別子を含み、前記データ・フレームのフォーマットは簡易フレーム・フォーマットであり、前記データ・フレームのフレーム・ヘッダはソース・アドレスと宛先アドレスを含み、前記ソース・アドレスの長さは媒体アクセス制御MACアドレスの長さより短く、前記ソース・アドレスは、前記関連付け識別子、または、前記関連付け識別子とマルチキャスト・ユニキャスト識別子、または、前記関連付け識別子とデータ・タイプ、または、前記関連付け識別子、前記データ・タイプ、および前記マルチキャスト・ユニキャスト識別子を含み、
    前記プロセッサは前記データ・フレームに従って復号化処理を実施するように構成され、
    前記関連付け要求メッセージは、更に、前記簡易フレーム・フォーマットの使用を要求するのに使用される第1の情報を含み、前記関連付け応答メッセージは、更に、前記簡易フレーム・フォーマットを使用するように指示するのに使用される第2の情報を含む、
    データ通信装置。
  14. 前記プロセッサはさらに前記フレーム・ヘッダに含まれるフレーム制御FCドメインを取得するように構成され、前記FCドメインはプロトコル・バージョン・サブドメインを含み、前記プロトコル・バージョン・サブドメインは非簡易フレーム・フォーマットまたは前記簡易フレーム・フォーマットを示すために使用される、請求項13に記載の装置。
  15. 前記プロセッサはさらに前記フレーム・ヘッダに含まれるFCドメインを取得するように構成され、前記FCドメインはフレーム送信方向サブドメインを含み、前記フレーム送信方向サブドメインの長さは1ビットであり、前記データ・フレームの送信方向を示すために使用される、請求項13に記載の装置。
  16. 前記プロセッサはさらに前記フレーム・ヘッダに含まれる前記宛先アドレスを取得するように構成され、前記宛先アドレスの長さはアクセス・ポイントのMACアドレスの長さより短く、前記宛先アドレスは前記アクセス・ポイントのMACアドレスのハッシュ値である、請求項13乃至15の何れか1項に記載の装置。
  17. 請求項9乃至12の何れか1項に記載の装置および請求項13乃至16の何れか1項に記載の装置を備えた、データ通信システム。
  18. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  19. 請求項5乃至8の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  20. 請求項18に記載のプログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体。
  21. 請求項19に記載のプログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体。

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