JP5885776B2 - Wiring configuration and wiring unit for wiring the litz wire of the driving unit - Google Patents
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Description
本発明はラウドスピーカーに関する。特に、本発明は、駆動ユニットのリッツ線を配線するための配線構成に関する。 The present invention relates to a loudspeaker. In particular, the present invention relates to a wiring configuration for wiring a litz wire of a drive unit.
高忠実度のラウドスピーカー設計では、カラー化(colorization)を加えることなく音を再生することが目的である。ラウドスピーカーは、ドライバーのダイアフラムが電磁力によって変位して振動を生み出すように設計されており、これによって原音が可能な限り正確にエミュレートされる。この設計の原理は、音を生成するドライバーのダイアフラムのみが振動し、一方で、ドライバーを包囲するキャビネットが、ドライバーのダイアフラムが意図的に作り出した音波のみを聞き手に伝えるよう、伝導される振動を可能な限り吸収するように設計されるというものである。音波は振動するダイアフラムによって再生され、このダイアフラムは、電磁力によって偏向するボイスコイルにより駆動されるとともに、該ダイアフラムが前後に動くことを可能にする周囲を取り囲む弾性リムによってドライバーシャーシ(driver chassis)から懸架されている。ドライバーシャーシは通常、フランジジョイントによってラウドスピーカーキャビネットに接続されており、この場合、ドライバーシャーシのフランジは、ドライバーの後方部を収容する開口部を有するキャビネットの外面にボルト締めされるか又は他の方法で固定される。キャビネットの表面とドライバーシャーシのフランジの内面との間には通常、係合部をシールするリングが適合されている。特許文献1はラウドスピーカーの機械的共振を減衰する方法及び装置を開示している。 In high fidelity loudspeaker designs, the goal is to reproduce the sound without adding colorization. The loudspeaker is designed so that the driver's diaphragm is displaced by electromagnetic force to produce vibrations, so that the original sound is emulated as accurately as possible. The principle of this design is that only the driver's diaphragm that generates sound vibrates, while the cabinet that surrounds the driver transmits conducted vibrations so that only sound waves intentionally created by the driver's diaphragm are transmitted to the listener. It is designed to absorb as much as possible. The sound waves are regenerated by a vibrating diaphragm, which is driven by a voice coil that is deflected by electromagnetic force, and from the driver chassis by an elastic rim that surrounds the diaphragm allowing it to move back and forth. Suspended. The driver chassis is typically connected to the loudspeaker cabinet by a flange joint, in which case the driver chassis flange is bolted to the exterior of the cabinet with an opening to accommodate the driver's rear portion or otherwise. It is fixed with. A ring is usually fitted between the cabinet surface and the inner surface of the driver chassis flange to seal the engagement. Patent Document 1 discloses a method and apparatus for attenuating mechanical resonance of a loudspeaker.
既知の構造では、各ドライバーのリッツ線は、駆動ユニットの周辺エリアの個々のコネクターに配線されている。その上、従来のリッツ線の配線は通常、ボイスコイルの外側、正確にはボイスコイルの上部に実装されている。配線は従来では、リッツ線が傷付きやすいためボイスコイルの外側に保持されていた。その結果、リッツ線は通常、予防措置としてコイルからは引っ込んでいる。加えて、従来のドライバーは通常、スパイダーを特徴としており、このスパイダーはボイスコイルの内側にリッツ線を配線することに関して別の問題を呈する。 In the known construction, the litz wire of each driver is routed to individual connectors in the peripheral area of the drive unit. In addition, conventional litz wire wiring is usually mounted outside the voice coil, more precisely on the top of the voice coil. Conventionally, since the litz wire is easily damaged, the wiring is held outside the voice coil. As a result, litz wire is usually retracted from the coil as a precaution. In addition, conventional drivers typically feature a spider, which presents another problem with wiring litz wires inside the voice coil.
本発明の目的は、駆動ユニットの配線を簡単で低コストの方法で構成することである。 An object of the present invention is to configure the wiring of the drive unit in a simple and low cost manner.
本発明は、駆動ユニットのリッツ線を配線するための新規な配線構成の概念に基づくものである。駆動ユニットは、筒状のボイスコイルフォーマー上に形成されているボイスコイルを有する少なくとも1つのドライバーと、駆動ユニットに給電する少なくとも一つのコネクターとを含み、それと共に少なくとも1本のリッツ線がボイスコイルフォーマーの外側でボイスコイルに接続され、少なくとも一つのコネクターに接続される。 The present invention is based on the concept of a novel wiring configuration for wiring the litz wire of the drive unit. The drive unit includes at least one driver having a voice coil formed on a cylindrical voice coil former and at least one connector for supplying power to the drive unit, and at least one litz wire is connected to the voice unit. Connected to the voice coil outside the coil former and connected to at least one connector.
より具体的には、本発明による配線構成は、請求項1の特徴部に記載されていることを特徴とする。 More specifically, the wiring configuration according to the present invention is described in the characterizing portion of claim 1.
他の側面において、前記目的は、前方端と後方端とを有する円筒形のシャーシを含む新規な駆動ユニットによって実現される。駆動ユニットは、シャーシの前方端に設けられるドライバーを含む。ドライバー自身はボイスコイルフォーマーとボイスコイルフォーマー上に形成されているボイスコイルを備えている。駆動ユニットはドライバーのシャーシに設けられるコネクターを更に備えている。リッツ線はボイスコイルをコネクターに接続する。ボイスコイルフォーマーは、少なくとも1つの穴を有し、この穴を通してリッツ線が配置され、リッツ線は、ボイスコイルフォーマーの外側から内側へ、更にコネクターへ延びる。 In another aspect, the object is achieved by a novel drive unit that includes a cylindrical chassis having a front end and a rear end. The drive unit includes a driver provided at the front end of the chassis. The driver himself has a voice coil former and a voice coil formed on the voice coil former. The drive unit further includes a connector provided on the chassis of the driver. The litz wire connects the voice coil to the connector. The voice coil former has at least one hole through which the litz wire is disposed, and the litz wire extends from the outside to the inside of the voice coil former and further to the connector.
より詳細には、本発明の駆動ユニットは、請求項5の特徴部に述べられたことで特徴付けられる。 More particularly, the drive unit of the invention is characterized by what is stated in the characterizing part of claim 5.
本発明の助けによって多くの利点が得られる。 Many advantages are obtained with the help of the present invention.
リッツ線が二方向駆動ユニットのシャーシの単一のコネクターで終端することができるため、該リッツ線の引込線の数を減らすことができる。この構成は、中音域ドライバーボイスコイルの通気を改善するという更なる有利な点を有する。 Since the litz wire can be terminated with a single connector on the chassis of the bi-directional drive unit, the number of lead-in wires for the litz wire can be reduced. This arrangement has the further advantage of improving the ventilation of the midrange driver voice coil.
以下で、本発明の特定の好ましい実施形態を添付の図面を参照して説明する。 In the following, certain preferred embodiments of the invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1に示されるように、第1の駆動ユニット200が、新規の周囲を取り囲む弾性懸架取り付けを適用することによってキャビネット100に配置されている。キャビネット100は原則として、材料、形状及びサイズを無制限に変更することができる。しかし、特別な関心の対象は、ラウドスピーカーキャビネットと、壁埋め込み型の(in-wall)、すなわち面一に取り付けられているラウドスピーカーである。キャビネット100は、成形材料、最も好ましくは圧力鋳造アルミニウム化合物で作製されるラウドスピーカーキャビネットであって良い。
As shown in FIG. 1, a
キャビネット100には、駆動ユニット200、300が実質的に埋め込まれている少なくとも1つの開口部101、102が設けられている。これに関して、実質的に埋め込まれているとは、駆動ユニット200、300がキャビネット100内に取り付けられる点が、キャビネット100の外面内にあることを意味する。換言すると、実質的に埋め込まれている駆動ユニットのダイアフラムは例えばキャビネット100の表面の外側にあることができる。図2及び図4に示すように、ラウドスピーカーキャビネット100には、第1の駆動ユニット200の取り付けに対応する第1の開口部101と、第2の駆動ユニット300の取り付けに対応する第2の開口部102とが設けられている。第1の開口部101に埋め込まれているのは、第1の駆動ユニット200を包囲するように適合されている第1の駆動ユニットエンクロージャー110である。代替的には、キャビネット100は1つの駆動ユニット200のみを特徴としてもよい。したがって、エンクロージャー110の内側プロファイルは好ましくは駆動ユニット200の断面の形状に一致する。図1において、第1の駆動ユニット200とエンクロージャー110の内側プロファイルとの両方は円筒形形状を共有しており、これは製造に最も有利である。
The
図3に詳細に示すように、第1の駆動ユニット200は円筒形シャーシ201を備え、該円筒形シャーシ201の前方端には2つのドライバー210、220が同軸に適合されている。したがって本発明の概念によると、駆動ユニットは任意の数のドライバーを備えることができる。第1の駆動ユニット200は、当然ながら、1つのみのドライバーを備えるように構成してもよい。しかし、第1の駆動ユニット200は好ましくは同軸の2つのドライバー210、200を備え、第2の駆動ユニット300は単一のドライバーを備える。これに関して、前方及び後方という用語は方向を指し、前方方向は、音波がスピーカーから主に放射される方向、すなわちダイアフラムの動きが想定される受音体に近づく方向を意味する。逆に、後方方向は前方方向の反対を指す。外側ドライバーは中周波数ドライバー220であり、内側ドライバーは高周波数ドライバー210である。好ましい同軸の駆動ユニット構成体の構造は、国際公開第2009/109228号に開示されており、参照により本明細書に援用されるものとする。ドライバー210、220は好ましくはシャーシ201に取り付けられるため、ドライバー210、220の音響軸202と第1の駆動ユニット200の回転対称軸が同軸であり、このことはキャビネット100の設計及び製造にとって有利である。第1の駆動ユニット200がドライバー210、220とその音響軸202を共有しているため、キャビネット100は、特に面一取り付け用途において正確な指向性を有するように構成することができる。これに関して、第1の駆動ユニット200の平均的な回転対称軸の方向は軸方向と称される。回転的に非対称な断面を有する駆動ユニットの軸方向は、実質的に、ユニットの中心軸であり、好ましくはドライバーの音響軸と同軸である。それぞれ、軸方向に対して直交方向は半径方向と称される。
As shown in detail in FIG. 3, the
駆動ユニットのシャーシ201はドライバー210、220を包囲しており、モジュール式駆動ユニットの土台を提供し、この取り付けは、1つのみのタイプの駆動ユニットを用いることによって種々の用途で再現することができる。シャーシ201は、磁石のような駆動ユニット200の内側内容物と、ドライバー210、220の支持構造部とを支持する。駆動ユニット200の円筒形シャーシ201には少なくとも3つのシール面204が設けられている。図3に示されるように、シャーシ201の後方プレートと前方プレートとが、後方及び前方の軸方向ダンパーが取り付け組み立て中に適合される外側環状シール面を有する。同様に、シャーシ201のジャケットに、半径方向ダンパーを収容する溝が設けられている(図1)。上記ダンパーは以下でより詳細に説明する。駆動ユニットのシャーシ201のこれらのシール面204は、取り付け点として働く。後で説明するように、異なる駆動ユニットは異なる取り付け点を特徴とし得る。概して言えば、駆動ユニットがキャビネットに固定される点は、結果として、取り付け点とみなされる。従来の駆動ユニットでは、取り付け点は、駆動ユニットのフランジの内面に位置しており、駆動ユニットはキャビネットの前方面に接続されている。
The
第1の駆動ユニット200は、上記キャビネット100内に埋め込まれている第1の駆動ユニットエンクロージャー110内に取り付けられている。エンクロージャー110は別個のハウジングとすることができるが、図4に示されるように、エンクロージャー110は好ましくは、例えば成形によってキャビネット100構造体の残りの部分と一体に作られる。エンクロージャー110はハウジング111を含み、該ハウジング111の内側プロファイルは駆動ユニット200を取り入れるように設計されている。したがってエンクロージャー110は、駆動ユニット200をキャビネット100に固定する手段とみなすことができる。前述したように、ハウジング111の内側プロファイルの好ましい形状は、製造上の理由から円筒形である。円形のバックプレート112が、エンクロージャー110の後方端をシールするようにハウジング111の後方端に適合されている。第1の駆動ユニットを固定する一態様によると、駆動ユニット200をキャビネット100に固定する手段は、駆動ユニット200をキャビネット100の内側から外側へ向かって(outbound)取り付けるように構成されている。密な係合に寄与するものとして、バックプレート112には貫通孔が設けられており、ハウジング111の後方面にはねじ取着部に対応するそれぞれのねじ孔が設けられている。上記係合部は、後方軸方向ダンパー(後で説明する)と直列に設けることができるシールによって、又は従来の円形シール、すなわちOリングによって更にシールされる。それぞれ、エンクロージャー110の前方端は、キャビネット100の開口部101の外周の内面によって部分的に閉じられる。換言すると、エンクロージャー110の前方端は、キャビネット100の内部で開口部101を囲み、それによってその内面はフランジを形成し、このフランジは駆動ユニットエンクロージャー110の環状の前方プレート113を形成する。
The
この環状の前方プレート113は、駆動ユニット200の前方端をエンクロージャー110に、したがってキャビネット100に取り付けるために用いられる。部分的な前方プレート113の内面は、図1に示される前方軸方向ダンパー412と係合するように適合されている。1つの実施形態によると、前方軸方向ダンパー412は、駆動ユニットのシャーシ201の前方面をエンクロージャー110の環状の前方プレート113の内面に対してシールする円形のゴムシールである。前方軸方向ダンパー412は、駆動ユニット200と環状の前方プレート113との間のスペースに沿って分散しているコイルのような、複数の小さい円筒形の軸方向ダンパー等の代替的な手段によっても提供することができる。概して言えば、軸方向の懸架は種々の方法で実施することができる。
This annular
前方軸方向ダンパー412は、第1の駆動ユニット200とキャビネット100との間の懸架手段410の一部を形成する。第1の懸架手段410は、駆動ユニット200の後方端とハウジング110のバックプレート112の内面との間に適合されている後方軸方向ダンパー411によって補強される。後方軸方向ダンパー411は好ましくは、バックプレート112とハウジング111との間と、バックプレート112と駆動ユニット200との間にシールを提供するような形状である。そのような形状は、前方軸方向ダンパー412の構造と同様の構造を有することによって得ることができるが、ただし、この構造には、バックプレート112とハウジング111との嵌合面をシールする形状である後方のフランジ状突起が付け加えられている。代替的には、これらの2つのシールには例えば別個のOリングを設けることができる。後方軸方向ダンパー411と前方軸方向ダンパー412とは、全体で、軸方向懸架手段を形成し、この軸方向懸架手段は、前方方向及び後方方向の両方への懸架を可能にするように、駆動ユニットのシャーシ201の後方及び前方の両方から、シャーシ201をキャビネット100に対して弾性的に懸架するように適合されている。これに関して、懸架する動きは、駆動ユニットの静止位置から開始するとみなされる。換言すると、偏向からの戻る動きが駆動ユニットの静止位置から開始するのではなく偏向の極限位置から開始するため、既知の懸架構成は懸架を一方向にのみ提供する。
The front
本発明による駆動ユニット取り付け構成は、駆動ユニット取り付け点の両側から実質的に剛性のキャビネット100への弾性的な懸架を提供する弾性的な懸架手段を特徴とする。これに関して、弾性的という用語は、部品がその従来の使用中に屈することが意図されていることを指す。例えば、キャビネット100は、通常の音再生状況下では屈しないように設計されており、この文脈では剛性である、すなわち弾性的ではないとみなされる。駆動ユニット200には、前述した軸方向の懸架(ダンパー411、412)に加えて、懸架手段410の半径方向部分を形成する後方半径方向ダンパー413及び前方半径方向ダンパー414が備え付けられている。半径方向ダンパー413、414は好ましくは、ハウジング111の内面と駆動ユニットのシャーシ201のジャケットのそれぞれの溝(図1)との間に適合されている単純なOリングである。代替的には、半径方向の懸架は、駆動ユニットのシャーシ201のジャケットに沿って配置されている複数の紐片等の他の手段によって提供してもよい。溝は好ましくは、半径方向ダンパー413、414とシャーシ201との間に軸方向の遊びが可能であるように寸法決めされる。換言すると、溝は、半径方向ダンパー413、414が該溝内で自由に動くとともに軸受の原理で働くように十分に広い。その結果、半径方向ダンパー413、414は、半径方向の懸架と、駆動ユニット200とキャビネット100との間の軸方向の自由度とを提供する。
The drive unit mounting arrangement according to the present invention features an elastic suspension means that provides an elastic suspension to the substantially
減衰構造は、好適な隔離・取り付け手段を併用して(質量、磁力、電流の)力ベクトルを調整することにより到達する異なる下位系の平衡状態と共振周波数とから利点を得る。ダンパーと取り付けとに関連するパラメーターは、例えばニュートンの運動の第2法則と、同等な質量−ばね及び電気機械的アナロジーとを用いることによって、意図される音響性能とキャビネット構造とに基づいて規定される。これらによって、各下位系の変位振幅が共振周波数において最大であることが示される。また、系全体、例えば第1の駆動ユニットは平衡状態に達し、該ユニットに作用する力ベクトルの全ての成分の和がゼロであれば、静止したままである。力の幾つかの成分は周波数に依存するため、ダンパーの弾性及び損失係数を調整することによってより広帯域のダンパーが好ましくは使用される。このように、ダンパー、例えばOリングと、関連する取り付け機構又はハウジング機構とを、系全体の変位振幅を最小限に抑えるように調整することができる。したがって、質量と周波数とに依存するか又は可変である加振力と運動速度とが、好適な損失を有する弾性ダンパー手段を選択することによって排除される。これは弾性取着部の機械的な寸法決め及びハウジングの好適な機械的設計とともに、振動を望ましいレベルまで相殺する。上述の要因を考慮して、意図される音響性能を達成するために、3mmの断面直径と144.5mmの全径とを有するゴム製Oリングが有利である。 The damping structure benefits from the equilibrium and resonance frequencies of the different subsystems reached by adjusting the force vector (mass, magnetic force, current) in combination with suitable isolation and attachment means. The parameters associated with the damper and mounting are defined based on the intended acoustic performance and cabinet structure, for example by using Newton's second law of motion and the equivalent mass-spring and electromechanical analogy. The These indicate that the displacement amplitude of each sub-system is maximum at the resonance frequency. Also, the entire system, eg, the first drive unit, reaches equilibrium and remains stationary if the sum of all components of the force vector acting on the unit is zero. Since some components of the force are frequency dependent, a wider band damper is preferably used by adjusting the elasticity and loss factor of the damper. In this way, dampers, such as O-rings, and associated attachment or housing mechanisms can be adjusted to minimize the displacement amplitude of the entire system. Thus, the excitation force and the speed of movement, which depend on the mass and frequency or are variable, are eliminated by selecting elastic damper means with suitable losses. This, along with the mechanical sizing of the elastic attachment and the preferred mechanical design of the housing, cancels the vibration to the desired level. In view of the above factors, a rubber O-ring having a cross-sectional diameter of 3 mm and a total diameter of 144.5 mm is advantageous in order to achieve the intended acoustic performance.
第1の駆動ユニット200は一方ではキャビネット100に固定されてキャビネット100に対して懸架されるため、駆動ユニット200は他方では、駆動ユニットエンクロージャー110によってキャビネット100の内側の残りの部分から隔離される。記載の駆動ユニット取り付け構成が多様なラウドスピーカー用途で実行される場合は、隔離は、第1の駆動ユニット200を、第2の駆動ユニットの動きによって生成される圧力から保護するという利点を提供する。従来のラウドスピーカーの場合のようにエンクロージャー110がなければ、第2の駆動ユニット、すなわち低音ドライバーのダイアフラムの振動運動によってキャビネット内に背圧が形成され、これが、後方側が上記圧力変動に晒されている他方のドライバーに影響を与える。換言すると、第1の駆動ユニットのダイアフラム(複数可)の運動が、第2の駆動ユニットによって形成される逆圧フロント(counter pressure front)によって妨げられ、これは第1の駆動ユニットの性能に対して悪影響を有する。この問題は、上述したエンクロージャー110を用いることによって解決される。その結果、第2の駆動ユニット300は、上記影響とは無関係に設計することができる。したがって、ダイアフラム及びボイスコイルフォーマーの通気を損なわないように設計することができ、それによってダイアフラム下の圧力の増大が回避され、第2の駆動ユニットの性能、好ましくは低音ドライバーの性能も改善される。
Since the
図2に示されるように、駆動ユニット取り付け構成の原理は、より従来的な駆動ユニットの取り付けにも、意図しない伝導振動に関してこれをキャビネット100から分離しつつ適用可能である。ラウドスピーカーの第2の駆動ユニット300は、キャビネットの第2の開口部102に埋め込まれている第2の駆動ユニットエンクロージャー120に取り付けられている。代替的には、第2の開口部102は第2の駆動ユニットエンクロージャー120とともに、単一の駆動ユニット構成体の唯一の取り付け点としてもよい。それぞれ、キャビネット100は、複数の第2の駆動ユニット300を有し、第1の駆動ユニット200がないか、単一又は複数の第1の駆動ユニット200を有する用途において2つ以上のそのような取り付け点を特徴とすることができる。しかし、図2及び図5の例では、第2の駆動ユニット300は、1つの低周波数ドライバー310からなり、それによってこれらはシャーシ311を共有している。第2の駆動ユニット300は、2つ以上の入れ子状のドライバーを含む同軸の駆動ユニットである。
As shown in FIG. 2, the principle of the drive unit mounting configuration can be applied to a more conventional drive unit mounting while separating it from the
図6に詳細に示されるように、キャビネット100の第2の開口部102に埋め込まれている第2の駆動ユニットエンクロージャー120は、第2の駆動ユニットのシャーシ311のフランジ及び第2の懸架手段420を収容するように適合されている比較的狭いハウジング121を含む。第2の懸架手段420は、シャーシ311の両側に適合されている軸方向ダンパーを含み、すなわち、シャーシ311は、後方軸方向ダンパー421と前方軸方向ダンパー422との間に適合されている。軸方向ダンパー421、422は、単純な環状ゴムプレートとすることができ、この前方面及び後方面には、弾性を高めるために環状の溝が備え付けられている。代替的には、軸方向ダンパー421、422は、図6に示されるようにシャーシ311のフランジが適合されている環状の内側溝を有するゴムリング等の単純な懸架用弾性部品から構成することができる。同様に見てとることができるように、単一のゴムリングは、第2の駆動ユニット300とキャビネットとの間に弾性の半径方向懸架を提供するように適合されている半径方向ダンパー423も形成する。したがって、シャーシ311のフランジと軸方向ダンパーとの接触点は第2のドライバーの取り付け点である。軸方向ダンパー421、422とシャーシ311のフランジとは好ましくは、キャビネットの第2の開口部102の外周の内面によって前方から支持されている。この内面は、第2の駆動ユニットエンクロージャー120の環状の前方プレート(第1のエンクロージャー110の環状のプレート113を参照のこと)を形成するフランジを形成する。第2のエンクロージャー120の前方支持体としてキャビネットの固定一体部分を有することによって、キャビネットの前方面から、例えばねじの頭部によって生じる不連続部をなくすことができる。第2の駆動ユニットエンクロージャーの前方支持体には固定可能なプレートを設けることもできる。
As shown in detail in FIG. 6, the second
図6に更に示されるように、第2の駆動ユニットエンクロージャー120の後方支持体には、低周波数ドライバー310の磁石及びその支持構造体のような第2の駆動ユニット300の部分のための中央孔を有するバックプレート122が設けられている。第2の駆動ユニット300の固定の一態様によると、駆動ユニット300をキャビネット100に固定する手段は、駆動ユニット300をキャビネット100の内側から外側へ向かって取り付けるように構成されている。第2のエンクロージャー120のバックプレート122は、該バックプレート122がエンクロージャー120をキャビネット100の内側から隔離するという点で第1のエンクロージャー110のバックプレート112とは異なる。したがって、低周波数ドライバー311のダイアフラム312によって形成される後方の音波は、キャビネット100の内側へ向けて方向付けることができる。しかし、音波は、第1の駆動ユニット200が、隔離されている第1の駆動ユニットエンクロージャー110内に取り付けられているため、該第1の駆動ユニット200の性能には影響を及ぼさない。バックプレート122と第2のエンクロージャー120のハウジング121との間の係合は、第1のエンクロージャー110の係合と同様に行うことができる。
As further shown in FIG. 6, the rear support of the second
上記のように、駆動ユニットを取り付ける新規の概念は、種々の異なるエンクロージャーに適用することができる。好ましくはラウドスピーカーエンクロージャーへの取り付けであるが、壁埋め込み型ラウドスピーカーに対する構成に適用するのも有利である。壁埋め込み型ラウドスピーカーは通常、壁に埋め込まれている駆動ユニットであり、壁には、該駆動ユニットを受け入れる凹部が設けられている。従来の壁埋め込み型ラウドスピーカーでは、駆動ユニットは、壁表面を貫通するねじによってフランジから壁にボルト締めされている。取り付けは、図1に示されるような同様の取り付け構成を適用することによって大幅に改善することができる。壁埋め込み型用途(図示せず)では、受容凹部と、電源及びオーディオの配線とが壁に設けられ、この場合、駆動ユニット、好ましくは上述した第1の駆動ユニット200(図3及び図7)が埋め込まれる。駆動ユニットは、該駆動ユニットを露出させる円形の孔を有する図1に示されるような類似の前方プレートによって凹部に対して包囲される。前方プレートは、好適な手段、例えばねじによって壁に固定される。駆動ユニットは、図1及び参照符号410を参照して上記でより詳細に説明した懸架手段によって壁に対して懸架される。ユニットの前方及び後方の両方の軸方向ダンパーと半径方向ダンパーとが、多軸懸架を提供し、それによって、意図しない振動が壁に伝導されることで余分な共振面が形成されるのが防止される。
As described above, the novel concept of attaching a drive unit can be applied to a variety of different enclosures. Although it is preferably attached to a loudspeaker enclosure, it is advantageous to apply to a configuration for a wall-embedded loudspeaker. A wall-embedded loudspeaker is usually a drive unit embedded in a wall, and the wall is provided with a recess for receiving the drive unit. In a conventional wall-embedded loudspeaker, the drive unit is bolted from the flange to the wall by screws that penetrate the wall surface. Attachment can be greatly improved by applying a similar attachment configuration as shown in FIG. In a wall-embedded application (not shown), a receiving recess and power and audio wiring are provided on the wall, in this case a drive unit, preferably the
図1に提示されている駆動ユニットのシャーシ201は、複合駆動ユニットを提供する特に有利な方法である。このシャーシは、駆動ユニットの配線を簡単かつ安価に配置する良好な状況を提供する。実際、1つのみの配線チャネル及び1つのみのコネクターが存在するように、一実施形態による駆動ユニット200の配線が行われる。既知の構造では、各ドライバーのリッツ線は、駆動ユニットの周辺エリアの個々のコネクターに配線されている。その上、従来のリッツ線の配線は通常、ボイスコイルの外側、正確にはボイスコイルの上部に実装されている。配線は従来では、リッツ線が傷付きやすいためボイスコイルの外側に保持されていた。その結果、リッツ線は通常、予防措置としてコイルからは引っ込んでいる。加えて、従来のドライバーは通常、スパイダーを特徴としており、このスパイダーはボイスコイルの内側にリッツ線を配線することに関して別の問題を呈する。
The
ドライバー210、220のリッツ線を、外側すなわち中周波数ドライバー220(図1)の内側極片の溝に延びるように配置することによって、一実施形態による単純な配線構成が提供される。図7及び図8から明らであるように、内側ドライバー211、すなわち高周波数ドライバーのリッツ線211は、図1に示される溝内に直線状に配置されている。中周波数ドライバー220のリッツ線221は、そのボイスコイルフォーマーに設けられている孔を通るように配置されている。これらの孔は、ボイスコイルフォーマーが音再生中に往復運動において偏向することを可能にするほど十分に大きく寸法決めされている。これらの孔は、中音域ドライバーボイスコイルの通気も改善する。リッツ線211は、ドライバー220のボイスコイルの外面の適したワイヤーに取着されており、そこから、上記孔を通ってボイスコイル内及びチャネル(図7及び図8には図示せず)上へ前進する。コネクターが駆動ユニット200の後方面に設けられており(図3)、ドライバー210、220のリッツ線211、221が上記コネクターで終端するようにする。単一のコネクターの助けによって、駆動ユニット200を電源に非常に迅速に接続することができ、このことは例えばラウドスピーカーアセンブリにおいて特に有利である。
Arranging the Litz wires of the
上述され、また図7及び図8に示される実施形態による本発明のリッツ線配線構成は、リッツ線を駆動ユニットに有利な方法で配線することの問題に対する解決策を提供する。実際には、記載したリッツ線配線構成は、種々の他の駆動ユニットにも適用可能である。したがって、記載した実施形態に基づいて、筒状のボイスコイルフォーマー上に形成されているボイスコイルを有する少なくとも1つのドライバーを含む駆動ユニットに新規のリッツ線配線構成を提供することが可能である。少なくとも1本のリッツ線、好ましくは2本のリッツ線がボイスコイルフォーマーの外側でボイスコイルに接続される。ボイスコイルフォーマーは、少なくとも1つの穴を有し、この穴を通してリッツ線が配置されるが、この場合、リッツ線は、ボイスコイルフォーマーの外側のボイスコイルから、ボイスコイルフォーマーの内部へ延びる。リッツ線は、ボイスコイルフォーマーの内部を、好ましくは駆動ユニットの後方にあるコネクターまで延びることができる。好ましくは、リッツ線は、ドライバーの内側極片の溝内に延びる。ボイスコイルフォーマーは好ましくは、少なくとも2本のリッツ線用の少なくとも2つの穴を有する。 The litz wire wiring arrangement of the present invention according to the embodiment described above and shown in FIGS. 7 and 8 provides a solution to the problem of wiring the litz wire to the drive unit in an advantageous manner. In practice, the described litz wire wiring configuration is also applicable to various other drive units. Therefore, based on the described embodiment, it is possible to provide a novel litz wire wiring configuration for a drive unit that includes at least one driver having a voice coil formed on a cylindrical voice coil former. . At least one litz wire, preferably two litz wires, are connected to the voice coil outside the voice coil former. The voice coil former has at least one hole through which the litz wire is placed, in which case the litz wire is routed from the voice coil outside the voice coil former to the inside of the voice coil former. Extend. The litz wire can extend inside the voice coil former, preferably to a connector behind the drive unit. Preferably, the litz wire extends into a groove in the driver's inner pole piece. The voice coil former preferably has at least two holes for at least two litz wires.
更なる実施形態によると、駆動ユニットは、同軸に配置されている2つのドライバーを含む同軸の駆動ユニットである。内側ドライバーのリッツ線は従来どおりに配置され、外側ドライバーのリッツ線は上述のように配置される。外側ドライバーのボイスコイルフォーマーの穴に起因して、両方のドライバーのリッツ線は、同じチャネル内を延びて同じコネクターで終端することができる。コネクターは、クイックカプラー、プラグ、はんだ継手、又はリッツ線を給電ワイヤーに接続する任意の他の好適な手段とすることができる。 According to a further embodiment, the drive unit is a coaxial drive unit comprising two drivers arranged coaxially. The litz wire of the inner driver is arranged as usual, and the litz wire of the outer driver is arranged as described above. Due to the holes in the outer driver's voice coil former, both driver's litz wires can extend through the same channel and terminate with the same connector. The connector can be a quick coupler, plug, solder joint, or any other suitable means for connecting the litz wire to the feeder wire.
最後に、リッツ線配置を備えた駆動ユニット、そのための取り付け構成及び好ましいラウドスピーカーは、例示として説明している。 Finally, a drive unit with a litz wire arrangement, a mounting arrangement therefor and a preferred loudspeaker are described by way of example.
一つの実施例によれば、キャビネット100への駆動ユニット200の取り付け構成が提案される。駆動ユニット200はシャーシ201を有する。上記構成は、シャーシ201の取り付け点から駆動ユニット200をキャビネット100に固定する手段と、シャーシ201の取り付け点とキャビネット100との間に適合されている懸架手段411、412とを含む。懸架手段411、412は、駆動ユニット200のシャーシ201をキャビネット100に対して弾性的に懸架して前方及び後方の両方の懸架を可能にするように更に適合されている。
According to one embodiment, a configuration for mounting the
特定の実施例によれば、懸架手段411、412は駆動ユニット200のシャーシ201をシャーシ201の後方及び前方の両方から軸方向に懸架するように適合されている。
According to a particular embodiment, the suspension means 411, 412 are adapted to axially suspend the
特定の実施例によれば、キャビネット100はラウドスピーカーキャビネットである。
According to a particular embodiment,
特定の実施例によれば、駆動ユニット200をキャビネット100に固定する手段は、駆動ユニット200をキャビネット100の内側から外側へ向かって取り付けるように適合されている。
According to a particular embodiment, the means for securing the
特定の実施例によれば、キャビネット100は少なくとも1つの受入開口部101を有し、キャビネット100は開口部101に埋め込まれている駆動ユニットエンクロージャー110を備える。
According to a particular embodiment, the
特定の実施例によれば、駆動ユニットエンクロージャー110は、駆動ユニット200のシャーシを収容するための内側プロファイルと、開口部101と接続している第1の端と、第1の端と対向する第2の端とを有するハウジング111と、ハウジング111の第2の端を閉じるように適合されているバックプレート112とを備え、それによって駆動ユニット200はエンクロージャー110を介してキャビネット100に取り付けられる。
According to a particular embodiment, the
特定の実施例によれば、キャビネット100の開口部101の隣接する外側領域は、ハウジング111の第1の端の一部を覆うとともに、エンクロージャー110の環状の前方プレート113を形成する。
According to a particular embodiment, the adjacent outer region of the
特定の実施例によれば、懸架手段410は駆動ユニットエンクロージャー110内に適合されている。
According to a particular embodiment, the suspension means 410 is adapted within the
特定の実施例によれば、懸架手段410は、軸方向の懸架を提供するように少なくとも駆動ユニット200のシャーシ201とキャビネット100との間に適合されている少なくとも1つの軸方向ダンパー411、412と、半径方向の懸架を提供するように駆動ユニット200のシャーシ201とキャビネット100との間に適合されている少なくとも1つの半径方向ダンパー413、414とを含む。
According to a particular embodiment, the suspension means 410 includes at least one
特定の実施例によれば、懸架手段410は、軸方向の懸架を提供するように少なくとも駆動ユニット200のシャーシ201とエンクロージャー110との間に適合されている少なくとも1つの軸方向ダンパー411、412と、半径方向の懸架を提供するように駆動ユニット200のシャーシ201とエンクロージャー110との間に適合されている少なくとも1つの半径方向ダンパー413、414とを含む。
According to a particular embodiment, the suspension means 410 includes at least one
特定の実施例によれば、少なくとも1つの後方軸方向ダンパー411が駆動ユニット200のシャーシ201とエンクロージャー110のバックプレート112との間に設けられている。
According to a particular embodiment, at least one rear
特定の実施例によれば、少なくとも1つの軸方向ダンパー412は駆動ユニット200のシャーシ201と前方プレート113との間に設けられていることを特徴とする。
According to a particular embodiment, at least one
特定の実施例によれば、少なくとも1つの半径方向ダンパー413、414はOリングである。
According to a particular embodiment, the at least one
特定の実施例によれば、少なくとも1つの軸方向ダンパー411、412は円形のゴムリングである。
According to a particular embodiment, the at least one
特定の実施例によれば、駆動ユニット200は中周波数ドライバー220内に入れ子状になっている高周波数ドライバー210を含む同軸の駆動ユニットである。
According to a particular embodiment,
特定の実施例によれば、駆動ユニット200のシャーシ201は円筒形である。
According to a particular embodiment, the
特定の実施例によれば、ラウドスピーカーは、少なくとも1つの開口部101を有するキャビネット100と、開口部101内に実質的に埋め込まれている少なくとも1つの駆動ユニット200と、駆動ユニット200とキャビネット100との間の係合と軸方向懸架とを提供するように適合されている懸架手段410とを備えている。少なくとも1つの駆動ユニット200は、上述の実施例に従う配線構成によってキャビネット100に取り付けられている。すなわち、駆動ユニット200はシャーシ201を有する。上記構成は、シャーシ201の取り付け点から駆動ユニット200をキャビネット100に固定する手段と、シャーシ201の取り付け点とキャビネット100との間に適合されている懸架手段411、412とを含む。懸架手段411、412は、駆動ユニット200のシャーシ201をキャビネット100に対して弾性的に懸架して前方及び後方の両方の懸架を可能にするように更に適合されている。
According to a particular embodiment, the loudspeaker comprises a
特定の実施例によれば、ラウドスピーカーは、少なくとも第1の駆動ユニット200と第2の駆動ユニット300とを備える。
According to a particular embodiment, the loudspeaker comprises at least a
特定の実施例によれば、第1の駆動ユニット200は、中周波数ドライバー220内に入れ子状になっている高周波数ドライバー210を含む同軸の駆動ユニットである。
According to a particular embodiment, the
特定の実施例によれば、第2の駆動ユニット300は少なくとも低周波数ドライバー310を含む。
According to a particular embodiment, the
100 ラウドスピーカーキャビネット
101 第1の開口部
102 第2の開口部
110 第1の駆動ユニットエンクロージャー
111 ハウジング
112 バックプレート
113 環状の前方プレート
120 第2の駆動ユニットエンクロージャー
121 ハウジング
122 バックプレート
200 第1の駆動ユニット
201 第1の駆動ユニットのシャーシ
202 音響軸
203 半径方向軸
204 シール面
210 高周波数ドライバー
211 リッツ線
220 中周波数ドライバー
221 リッツ線
300 第2の駆動ユニット
302 音響軸
303 半径方向軸
310 低周波数ドライバー
311 低周波数ドライバーのシャーシ
312 低周波数ドライバーのダイアフラム
400 懸架手段
410 第1の懸架手段
411 第1の後方軸方向ダンパー
412 第1の前方軸方向ダンパー
423 第2の半径方向ダンパー
414 第1の前方半径方向ダンパー
420 第2の懸架手段
421 第2の後方軸方向ダンパー
422 第2の前方軸方向ダンパー
413 第1の後方半径方向ダンパー
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前方端及び後方端を備えた円筒形のシャーシ(201)と、A cylindrical chassis (201) with a front end and a rear end;
前記シャーシ(201)の前記前方端に設けられ外側ドライバー(220)であって、ボイスコイルフォーマーと前記ボイスコイルフォーマー上に形成されているボイスコイルとを有する外側ドライバー(220)と、An outer driver (220) provided at the front end of the chassis (201), the outer driver (220) having a voice coil former and a voice coil formed on the voice coil former;
前記シャーシ(201)と前記外側ドライバー(220)に設けられたコネクターと、Connectors provided on the chassis (201) and the outer driver (220);
前記ボイスコイルを前記コネクターに接続するリッツ線と、A litz wire connecting the voice coil to the connector;
を含み、Including
前記ボイスコイルフォーマーは少なくとも1つの開口を有し、該開口を通して前記リッツ線が前記ボイスコイルフォーマーの外側から内側へ、また前記コネクターへ延びるように構成されており、The voice coil former has at least one opening, through which the litz wire extends from the outside to the inside of the voice coil former and to the connector;
駆動ユニット(200)は、前記外側ドライバー(220)と同軸であり、前記外側ドライバー(220)に囲まれた内側ドライバーを備え、前記内側ドライバー(210)のリッツ線は前記外側ドライバー(220)の前記ボイスコイルフォーマーの内部へと延び、前記外側ドライバー(220)のリッツ線は、前記少なくとも一つの開口を通して前記ボイスコイルフォーマーの外側から内側へ、また前記コネクターへ延びるように構成され、前記内側ドライバー(210)及び前記外側ドライバー(220)のリッツ線は、同一チャネル内を延び、同一コネクターに対して終端することを特徴とする、駆動ユニット(200)。The drive unit (200) is coaxial with the outer driver (220) and includes an inner driver surrounded by the outer driver (220), and the litz wire of the inner driver (210) is connected to the outer driver (220). Extending to the inside of the voice coil former, the litz wire of the outer driver (220) is configured to extend from the outside to the inside of the voice coil former through the at least one opening and to the connector; The drive unit (200), wherein the litz wires of the inner driver (210) and the outer driver (220) extend in the same channel and terminate with respect to the same connector.
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