JP5882630B2 - Exterior wall material and its installation structure - Google Patents
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Description
本発明は、住宅など種々の建造物の外壁を形成するのに用いられる外壁材及びその設置構造に関するものである。 The present invention relates to an outer wall material used for forming an outer wall of various buildings such as a house and an installation structure thereof .
従来、外壁材として、特許文献1に記載の外壁板や特許文献2に記載の外装板等が知られている。
Conventionally, as an outer wall material, an outer wall plate described in
特許文献1に記載の外壁板は、縦目地及び横目地を形成した外壁板本体の縦目地及び横目地の目地底に凹凸模様を形成したものである。
The outer wall plate described in
また、特許文献2に記載の外装板は、外装板本体の表面に、水平方向に伸びる略同一形状の複数の突条が略等間隔で並設形成されたものである。そして、建造物外表面の上下方向に規則的に張設したとき、上下に隣接する外装板本体のそれぞれの突条が略同一ピッチで張設されるようにしたものである。
In addition, the exterior plate described in
特許文献1に記載の外壁板では、横目地の目地底の凹凸模様が縦目地の目地底の凹凸模様より高く形成されているので、外壁板間の目地材との目地構造を違和感なく簡単に形成することができる。
In the outer wall plate described in
しかし、特許文献1に記載の外壁板では、通し目地である縦目地の位置が左右にずれるとこの位置ずれが目立ってしまう。
However, in the outer wall plate described in
また、特許文献2に記載の外装板では、外装板本体の最上部に形成された最上部突条の高さを外装板本体の最下部に形成された最下部突条の高さよりも高くしている。そのため、建造物表面に張設された外装板を外から見たとき最下部突条が目立ちにくく、接続部の寸法に多少のバラツキがあっても、外装板本体の表面の突条の模様の連続性に違和感を感じにくいというものである。
Moreover, in the exterior plate described in
しかし、特許文献2に記載の外装板では、突条と突条との間に通し目地として凹条が形成されているが、この凹条の位置が上下にずれるとこの位置ずれが目立ってしまう。
However, in the exterior plate described in
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数の外壁材を一方向に隣接して設置する場合、隣り合う外壁材の接合箇所における通し目地の位置が多少ずれてもこの位置ずれを目立ちにくくすることができる外壁材及びその設置構造を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above points, and when a plurality of outer wall materials are installed adjacent to each other in one direction, even if the position of the through joint at the joint portion of the adjacent outer wall materials is slightly deviated, this misalignment is caused. It is an object of the present invention to provide an outer wall material and its installation structure that can make it difficult to stand out.
本発明に係る外壁材は、基材の表面に前記基材の一方向の一端部から他端部にかけて通し目地が設けられ、前記通し目地と直交する直交通し目地が設けられた外壁材であって、前記外壁材は、前記一方向に複数隣接して設置されるものであり、前記通し目地の前記一端部が狭い目地幅を有し、前記通し目地の前記他端部が広い目地幅を有し、前記一方向から見た場合に、前記通し目地の前記一端部の狭い目地幅が、前記通し目地の前記他端部の広い目地幅の範囲内に収まっており、前記通し目地の前記一端部の狭い目地幅と前記通し目地の前記他端部の広い目地幅との差が0.5〜3mmであり、前記通し目地の前記一端部及び前記他端部以外の部分である中途部において、前記直交通し目地を介して、広い目地幅を有する通し目地と狭い目地幅を有する通し目地とが隣り合い、前記一方向から見た場合に、前記通し目地の前記中途部の狭い目地幅が、前記通し目地の前記中途部の広い目地幅の範囲内に収まっており、前記通し目地の前記中途部の狭い目地幅と前記通し目地の前記中途部の広い目地幅との差が0.5〜3mmであることを特徴とするものである。 The outer wall material according to the present invention is an outer wall material in which a through joint is provided on the surface of the base material from one end to the other end in one direction of the base material, and an orthogonal through joint perpendicular to the through joint is provided. The outer wall member is installed in a plurality of adjacent directions in the one direction, the one end of the through joint has a narrow joint width, and the other end of the through joint has a wide joint width. And the narrow joint width of the one end of the through joint is within the range of the wide joint width of the other end of the through joint when viewed from the one direction, The difference between the narrow joint width of the one end part and the wide joint width of the other end part of the through joint is 0.5 to 3 mm, and the middle part is a part other than the one end part and the other end part of the through joint part. A through joint having a wide joint width and a narrow eye through the orthogonal through joint. A narrow joint width of the middle part of the through joint is within a wide joint width range of the middle part of the through joint when the through joint having a width is adjacent to each other and viewed from the one direction. , the difference between the wide joint width of said middle portion of said through joint narrow joint width of said middle portion of said through joint is characterized in 0.5~3mm der Rukoto.
前記外壁材において、前記基材が長方形であり、前記基材の短辺と平行になるように前記通し目地が複数設けられていることが好ましい。 In the outer wall material, it is preferable that the base material is rectangular and a plurality of through joints are provided so as to be parallel to the short side of the base material.
前記外壁材において、前記通し目地の前記一端部の目地幅が最も狭い最小幅であり、前記通し目地の前記他端部の目地幅が最も広い最大幅であり、前記通し目地の前記一端部と前記他端部との間の目地幅が前記最小幅と前記最大幅との間で変化していることが好ましい。
本発明に係る外壁材の設置構造は、前記外壁材が複数隣接して設置された外壁材の設置構造であって、隣接する前記外壁材同士の接合箇所において、一方の外壁材の目地幅が、他方の外壁材の目地幅の範囲内に収まっていることを特徴とするものである。
In the outer wall material, the joint width of the one end portion of the through joint is the narrowest minimum width, the joint width of the other end portion of the through joint is the widest maximum width, and the one end portion of the through joint It is preferable that the joint width between the other end portion is changed between the minimum width and the maximum width.
The installation structure of the outer wall material according to the present invention is an installation structure of an outer wall material in which a plurality of the outer wall materials are installed adjacent to each other, and the joint width of one outer wall material is a joint portion between the adjacent outer wall materials. The other outer wall material falls within the joint width range.
本発明によれば、複数の外壁材を一方向に隣接して設置する場合、隣り合う一方の外壁材の接合箇所における通し目地の目地幅と、隣り合う他方の外壁材の接合箇所における通し目地の目地幅とがもともと異なっていることによって、この両者の通し目地の位置が多少ずれてもこの位置ずれを目立ちにくくすることができるものである。 According to the present invention, when a plurality of outer wall materials are installed adjacent to each other in one direction, the joint joint width at the joint portion of one adjacent outer wall member and the joint joint at the joint portion of the other adjacent outer wall member. Since the joint width is originally different, the positional shift can be made inconspicuous even if the position of the through joint between the two is slightly shifted.
以下、本発明の実施の形態を説明する。 Embodiments of the present invention will be described below.
本発明に係る外壁材は、例えば、セメント系板等の窯業系板を基材1として用いて製造することができる。基材1は、通常、一方向を短辺とし、一方向に直交する方向を長辺とする長方形であるが、正方形でもよい。基材1の大きさは、例えば、300〜1000mm×600〜3636mmである。
The outer wall material according to the present invention can be manufactured using, for example, a ceramic board such as a cement board as the
図1は本発明に係る外壁材の一例を示すものである。この外壁材は、基材1の表面に基材1の一方向の一端部から他端部にかけて通し目地2を設けて形成されている。すなわち、図1では、基材1の表面に基材1の上下方向(縦方向、両矢印Y)の一端部から他端部にかけて、通し目地2として縦目地が設けられている。通し目地2の数は特に限定されるものではないが、図1のように基材1の短辺と平行になるように通し目地2を略等間隔で複数設けることが好ましい。なお、図示省略しているが、基材1の少なくとも一方向の両端部には合抉(あいじゃくり)加工が施されている。
FIG. 1 shows an example of an outer wall material according to the present invention. The outer wall material is formed by providing
また、基材1の表面には通し目地2のみを設けてもよいが、基材1の一方向と直交する方向の一端部から他端部にかけて通し目地2と直交する直交通し目地3を設けることが好ましい。すなわち、図1では、基材1の左右方向(横方向、両矢印X)の一端部から他端部にかけて、直交通し目地3として横目地が設けられている。直交通し目地3は設けなくてもよい。直交通し目地3の数も特に限定されるものではないが、図1では基材1の長辺と平行になるように直交通し目地3が略等間隔で複数設けられている。このように、複数の通し目地2と複数の直交通し目地3とが格子状に交差して複数の矩形部4が基材1の表面に形成されることによって、タイル状又はレンガ状の模様が形成された外壁材を得ることができる。これにより、外壁材の意匠性を向上させることができるものである。
矩形部4には模様を形成することができ、この模様は特に限定されるものではないが、通し目地2に略平行な細線模様を形成することが好ましい。矩形部4の大きさは、例えば、35〜220mm×35〜220mmである。
In addition, although only the through
A pattern can be formed in the
以下では、説明の都合上、一方向を上下方向(縦方向、両矢印Y)とし、一方向と直交する方向を左右方向(横方向、両矢印X)とし、通し目地2を縦目地とし、直交通し目地3を横目地とするが、これに限定されるものではなく、上下左右(縦横)を逆にしてもかまわない。
Below, for convenience of explanation, one direction is the vertical direction (vertical direction, double-headed arrow Y), the direction orthogonal to one direction is the left-right direction (horizontal direction, double-headed arrow X), and the through
そして、本発明では図2に示すように、通し目地2の一端部の目地幅W1と通し目地2の他端部の目地幅Wnとが異なっている。図2では、通し目地2の上端部の目地幅W1を狭く、下端部の目地幅Wnを広くしている。以下ではこの場合について説明するが、通し目地2の上端部の目地幅W1を広く、下端部の目地幅Wnを狭くしてもよい。
In the present invention, as shown in FIG. 2, the joint width W 1 at one end of the through
さらに、狭い目地幅W1を有する一端部の通し目地2の左側面L1は、広い目地幅Wnを有する他端部の通し目地2の左側面Lnと一致するか又はこれよりも右側に位置し、狭い目地幅W1を有する一端部の通し目地2の右側面R1は、広い目地幅Wnを有する他端部の通し目地2の右側面Rnと一致するか又はこれよりも左側に位置する。具体的には、図2(a)では、狭い目地幅W1を有する上端部の通し目地2の左側面L1は、広い目地幅Wnを有する下端部の通し目地2の左側面Lnと一致し、狭い目地幅W1を有する上端部の通し目地2の右側面R1は、広い目地幅Wnを有する下端部の通し目地2の右側面Rnよりも左側に位置している。また図2(b)では、狭い目地幅W1を有する上端部の通し目地2の左側面L1は、広い目地幅Wnを有する下端部の通し目地2の左側面Lnよりも右側に位置し、狭い目地幅W1を有する上端部の通し目地2の右側面R1は、広い目地幅Wnを有する下端部の通し目地2の右側面Rnよりも左側に位置している。また図2(c)では、狭い目地幅W1を有する上端部の通し目地2の左側面L1は、広い目地幅Wnを有する下端部の通し目地2の左側面Lnよりも右側に位置し、狭い目地幅W1を有する上端部の通し目地2の右側面R1は、広い目地幅Wnを有する下端部の通し目地2の右側面Rnと一致している。なお、通し目地2の左側面L及び右側面Rとは、通し目地2と矩形部4との境界面を意味する。
Further, the left side surface L 1 of the through
また、一端部及び他端部以外の部分(中途部)の通し目地2の目地幅Wkは、特に限定されるものではなく、例えば、一端部から他端部にかけて、周期的、断続的、連続的、非連続的、規則的又は不規則的に広狭を変化させることができる。ただし、図3のように直交通し目地3を介して、広い目地幅Wkを有する通し目地2と狭い目地幅Wk+1を有する通し目地2とが隣り合う場合には、狭い目地幅Wk+1を有する通し目地2の左側面Lk+1は、広い目地幅Wkを有する通し目地2の左側面Lkと一致するか又はこれよりも右側に位置し、狭い目地幅Wk+1を有する通し目地2の右側面Rk+1は、広い目地幅Wkを有する通し目地2の右側面Rkと一致するか又はこれよりも左側に位置する。具体的には、図3(a)では、狭い目地幅Wk+1を有する下側の通し目地2の左側面Lk+1は、広い目地幅Wkを有する上側の通し目地2の左側面Lkと一致し、狭い目地幅Wk+1を有する下側の通し目地2の右側面Rk+1は、広い目地幅Wkを有する上側の通し目地2の右側面Rkよりも左側に位置している。また図3(b)では、狭い目地幅Wk+1を有する下側の通し目地2の左側面Lk+1は、広い目地幅Wkを有する上側の通し目地2の左側面Lkよりも右側に位置し、狭い目地幅Wk+1を有する下側の通し目地2の右側面Rk+1は、広い目地幅Wkを有する上側の通し目地2の右側面Rkよりも左側に位置している。また図3(c)では、狭い目地幅Wk+1を有する下側の通し目地2の左側面Lk+1は、広い目地幅Wkを有する上側の通し目地2の左側面Lkよりも右側に位置し、狭い目地幅Wk+1を有する下側の通し目地2の右側面Rk+1は、広い目地幅Wkを有する上側の通し目地2の右側面Rkと一致している。
Further, the joint width W k of the through
特に、通し目地2の一端部の目地幅W1が最も狭い最小幅であり、通し目地2の他端部の目地幅Wnが最も広い最大幅であることが好ましい。このとき最大幅と最小幅との差は例えば0.5〜3mmである。すなわち、通し目地2の上端部の目地幅W1が最小幅、下端部の目地幅Wnが最大幅、又は下端部の目地幅Wnが最小幅、上端部の目地幅W1が最大幅であることが好ましい。この場合、通し目地2の一端部と他端部との間の目地幅Wk(中途部の目地幅Wk)は最小幅と最大幅との間で変化している。具体例を挙げると、図1では通し目地2の上端部の目地幅W1が最小幅(6.0mm)、下端部の目地幅Wnが最大幅(7.0mm)であり、中途部の目地幅Wkが6.5mm、7.0mm、6.0mm、6.5mmというように最小幅と最大幅との間で変化している。さらに、通し目地2の目地幅Wk(k=1〜n)は、上端部から下端部にかけて、6.0mm、6.5mm、7.0mm、6.0mm、6.5mm、7.0mmというように周期的又は規則的に変化している。
In particular, it is preferable that the joint width W 1 at one end of the through
また、図1のように通し目地2を複数設ける場合、全ての通し目地2について一端部の目地幅W1と他端部の目地幅Wnとが異なっていなくてもよい。すなわち、一部の通し目地2については一端部の目地幅W1と他端部の目地幅Wnとは同じでもよい。この場合、一端部の目地幅W1と他端部の目地幅Wnとが異なる通し目地2の数の割合は、全ての通し目地2の数に対して50〜100%であることが好ましい。
Further, when a plurality of through
次に、本発明に係る外壁材を設置して形成された外壁材の設置構造について説明する。図4は外壁材の設置構造の一例を示すものである。この外壁材の設置構造は、複数の外壁材を上下方向及び左右方向に隣接して設置することによって形成されている。 Next, the installation structure of the outer wall material formed by installing the outer wall material according to the present invention will be described. FIG. 4 shows an example of the installation structure of the outer wall material. This outer wall material installation structure is formed by installing a plurality of outer wall materials adjacent to each other in the vertical direction and the horizontal direction.
特に、複数の外壁材を上下方向に隣接して設置するにあたって、従来の外壁材を用いる場合と本発明に係る外壁材を用いる場合とでは、隣り合う外壁材の接合箇所における通し目地2の位置ずれの目立ちやすさが異なる。 In particular, when the plurality of outer wall materials are installed adjacent to each other in the vertical direction, the position of the through joint 2 at the joint location of the adjacent outer wall materials when using the conventional outer wall material and when using the outer wall material according to the present invention. Easiness of deviation is different.
従来の外壁材では、基材1に設けられる通し目地2の目地幅Wはどの部分も同じである。よって、このような外壁材を上下方向に隣接して設置する場合、図6(b)のように、上下の通し目地2の左側面Ln,L1及び右側面Rn,R1をそれぞれ厳密に一致させなければならない。しかし、実際にこれを行うのは困難であり、通常は図6(a)や図6(c)のようになる。すなわち、図6(a)では、上側の通し目地2の左側面Lnが下側の通し目地2の左側面L1よりも右側に位置し、上側の通し目地2の右側面Rnが下側の通し目地2の右側面R1よりも右側に位置している。そのため、接合箇所が右上左下方向に大きく位置ずれしているような印象を見る人に与える。また図6(c)では、上側の通し目地2の左側面Lnが下側の通し目地2の左側面L1よりも左側に位置し、上側の通し目地2の右側面Rnが下側の通し目地2の右側面R1よりも左側に位置している。そのため、接合箇所が左上右下方向に大きく位置ずれしているような印象を見る人に与える。なお、図6に示す従来の外壁材では、本発明に係る外壁材と対比して説明する都合上、直交通し目地3及び矩形部4を図示している。
In the conventional outer wall material, the joint width W of the through joint 2 provided in the
これに対して、本発明に係る外壁材では、基材1に設けられる通し目地2の両端部の目地幅W1,Wnがもともと異なっている。そのため、このような外壁材を上下方向に隣接して設置する場合には、上下の通し目地2の左側面Ln,L1及び右側面Rn,R1をそれぞれ一致させることはできないが、左側面Ln,L1又は右側面Rn,R1のいずれか一方を一致させるか、狭い目地幅W1を有する通し目地2の両側面L1,R1が、広い目地幅Wnを有する通し目地2の両側面Ln,Rnの間に位置するようにすればよい。すなわち、図5(a)では、上側の通し目地2の左側面Lnは下側の通し目地2の左側面L1と一致し、上側の通し目地2の右側面Rnが下側の通し目地2の右側面R1よりも右側に位置している。このように、右側面Rn,R1については位置がずれているが、左側面Ln,L1については一致しているので、従来の図6(a)に示すものと比べて、接合箇所が右上左下方向に位置ずれしているような印象を見る人に与えにくい。また図5(b)では、上下の通し目地2の左側面Ln,L1及び右側面Rn,R1は一致していないが、上側の通し目地2の左側面Lnは下側の通し目地2の左側面L1より左側に位置し、上側の通し目地2の右側面Rnは下側の通し目地2の右側面R1より右側に位置している。つまり、狭い目地幅W1を有する通し目地2の両側面L1,R1が中央に寄っているので、左右方向の位置ずれに比べて上下方向の連続性が強調される。また図5(c)では、上側の通し目地2の右側面Rnは下側の通し目地2の右側面R1と一致し、上側の通し目地2の左側面Lnが下側の通し目地2の左側面L1よりも左側に位置している。このように、左側面Ln,L1については位置がずれているが、右側面Rn,R1については一致しているので、従来の図6(c)に示すものと比べて、接合箇所が左上右下方向に位置ずれしているような印象を見る人に与えにくい。
On the other hand, in the outer wall material according to the present invention, joint widths W 1 and W n at both ends of the through joint 2 provided on the
このように、本発明に係る外壁材を複数一方向に隣接して設置する場合、隣り合う一方の外壁材の接合箇所における通し目地2の目地幅W1と、隣り合う他方の外壁材の接合箇所における通し目地2の目地幅Wnとが異なっている。これは、本発明に係る外壁材の通し目地2の両端部の目地幅W1,Wnがもともと異なっていることに起因するが、このことによって隣り合う両者の外壁材の通し目地2の位置が多少ずれてもこの位置ずれを目立ちにくくすることができるものである。
As described above, when a plurality of outer wall materials according to the present invention are installed adjacent to each other in one direction, the joint width W1 of the through joint 2 at the joint portion of one adjacent outer wall material and the other outer wall material adjacent to each other. It is different and joint width W n of through
また図1及び図4に示す外壁材では、通し目地2が複数設けられているので、特定の接合箇所のみが注目されることがなくなり、接合箇所における通し目地2の位置ずれをさらに目立ちにくくすることができるものである。さらに、通し目地2の一端部の目地幅W1が最小幅、他端部の目地幅Wnが最大幅、中途部の目地幅Wkが最小幅と最大幅との間で変化しているので、接合箇所における通し目地2の位置ずれ自体も一種の模様に見えてさらに目立ちにくくすることができるものである。
Further, in the outer wall material shown in FIGS. 1 and 4, since a plurality of through
なお、図4のように複数の外壁材を左右方向に隣接して設置するにあたっては、隣り合う外壁材の接合箇所にシーリング材5が用いられ、この上下方向のシーリング材5自体が比較的目立つので、接合箇所における左右の直交通し目地3の位置ずれは目立ちにくい。
In addition, when installing a plurality of outer wall materials adjacent to each other in the left-right direction as shown in FIG. 4, the sealing
1 基材
2 通し目地
3 直交通し目地
1
Claims (4)
前記外壁材は、前記一方向に複数隣接して設置されるものであり、
前記通し目地の前記一端部が狭い目地幅を有し、
前記通し目地の前記他端部が広い目地幅を有し、
前記一方向から見た場合に、前記通し目地の前記一端部の狭い目地幅が、前記通し目地の前記他端部の広い目地幅の範囲内に収まっており、
前記通し目地の前記一端部の狭い目地幅と前記通し目地の前記他端部の広い目地幅との差が0.5〜3mmであり、
前記通し目地の前記一端部及び前記他端部以外の部分である中途部において、前記直交通し目地を介して、広い目地幅を有する通し目地と狭い目地幅を有する通し目地とが隣り合い、
前記一方向から見た場合に、前記通し目地の前記中途部の狭い目地幅が、前記通し目地の前記中途部の広い目地幅の範囲内に収まっており、
前記通し目地の前記中途部の狭い目地幅と前記通し目地の前記中途部の広い目地幅との差が0.5〜3mmであることを特徴とする
外壁材。 A through joint is provided on the surface of the base material from one end to the other end in one direction of the base material, and an outer wall material provided with an orthogonal through joint perpendicular to the through joint,
A plurality of the outer wall materials are installed adjacent to each other in the one direction;
The one end of the through joint has a narrow joint width;
The other end of the through joint has a wide joint width;
When viewed from the one direction, the narrow joint width at the one end of the through joint is within the range of the wide joint width at the other end of the through joint,
The difference between the narrow joint width at the one end of the thread joint and the wide joint width at the other end of the thread joint is 0.5 to 3 mm,
In the midway portion that is a part other than the one end and the other end of the through joint, the through joint having a wide joint width and the through joint having a narrow joint width are adjacent to each other through the orthogonal through joint.
When viewed from the one direction, the narrow joint width of the midway portion of the through joint is within the range of the wide joint width of the midway portion of the through joint,
Siding the difference between the wide joint width of said middle portion of said through joint narrow joint width of said middle portion of said through joint is characterized 0.5~3mm der Rukoto.
前記基材の短辺と平行になるように前記通し目地が複数設けられていることを特徴とする
請求項1に記載の外壁材。 The substrate is rectangular;
The outer wall material according to claim 1, wherein a plurality of the through joints are provided so as to be parallel to a short side of the base material.
前記通し目地の前記他端部の目地幅が最も広い最大幅であり、
前記通し目地の前記一端部と前記他端部との間の目地幅が前記最小幅と前記最大幅との間で変化していることを特徴とする
請求項1又は2に記載の外壁材。 The joint width of the one end of the through joint is the smallest minimum width,
The joint width of the other end of the through joint is the widest maximum width,
The outer wall material according to claim 1 or 2 , wherein a joint width between the one end portion and the other end portion of the through joint changes between the minimum width and the maximum width.
隣接する前記外壁材同士の接合箇所において、一方の外壁材の目地幅が、他方の外壁材の目地幅の範囲内に収まっていることを特徴とする The joint width between the adjacent outer wall materials is characterized in that the joint width of one outer wall material is within the range of the joint width of the other outer wall material.
外壁材の設置構造。 Installation structure of outer wall material.
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