JP5869864B2 - Machining tool and machining method - Google Patents
Machining tool and machining method Download PDFInfo
- Publication number
- JP5869864B2 JP5869864B2 JP2011274100A JP2011274100A JP5869864B2 JP 5869864 B2 JP5869864 B2 JP 5869864B2 JP 2011274100 A JP2011274100 A JP 2011274100A JP 2011274100 A JP2011274100 A JP 2011274100A JP 5869864 B2 JP5869864 B2 JP 5869864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abrasive grains
- hard abrasive
- reinforcing member
- machining
- processed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Description
本発明の実施形態は、機械加工工具及び機械加工方法に関する。 Embodiments described herein relate generally to a machining tool and a machining method.
従来、セラミックス焼結体や超硬合金等の硬くて脆い材料の加工用に様々な工具が提案されている。例えば、柱状の工具鋼の表面にダイヤモンドや立方晶窒化ホウ素(CBN)の砥粒を接着した加工用工具が提案されている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
Conventionally, various tools have been proposed for processing hard and brittle materials such as ceramic sintered bodies and cemented carbides. For example, a processing tool has been proposed in which diamond or cubic boron nitride (CBN) abrasive grains are bonded to the surface of columnar tool steel (see, for example,
また、無機長繊維を樹脂マトリックス内に配置し、ダイヤモンド等の砥粒を含ませて硬化させた研磨用回転工具が提案されている(例えば特許文献3参照)。 Further, a polishing rotary tool in which inorganic long fibers are arranged in a resin matrix and hardened by containing abrasive grains such as diamond has been proposed (for example, see Patent Document 3).
更に、板ガラスやセラミックス等の脆性材料の穿孔を行うための工具として、鋼製のシャンクの先端に円筒状のダイヤモンド砥粒で構成される砥石部を設けた穿孔用ダイヤモンドコアドリルが提案されている(例えば特許文献4参照)。 Furthermore, as a tool for drilling brittle materials such as plate glass and ceramics, a diamond core drill for drilling in which a grindstone portion composed of cylindrical diamond abrasive grains is provided at the tip of a steel shank has been proposed ( For example, see Patent Document 4).
本発明は、超硬合金、セラミックス、サーメット及びこれらを混合させた混合物等の加工が困難な材料を一層良好に加工することが可能な機械加工工具及び機械加工方法を提供することを目的とする。 It is an object of the present invention to provide a machining tool and a machining method capable of processing a hard-working material such as cemented carbide, ceramics, cermet, and a mixture thereof, which is difficult to process. .
本発明の実施形態に係る機械加工工具は、加工部及びシャンク部を有する。加工部は、硬質砥粒を柱状に固めて成る。シャンク部は、前記加工部に接続される。そして、機械加工工具は、前記シャンク部とともに前記加工部を回転させながら加工対象品に接触させ、前記硬質砥粒を擦り減らしながら前記加工対象品を加工するように構成される。更に、前記加工部に、前記硬質砥粒を補強し、前記加工対象品を加工する際に前記硬質砥粒とともに擦り減る金属の補強部材であって、前記硬質砥粒を覆う筒状の金属及び長手方向を前記加工部の軸方向に向けて前記硬質砥粒内部に設けられる板状の金属の少なくとも一方で構成される前記補強部材を設け、前記補強部材を構成する金属の厚さ方向に複数の孔を設けた。
また、本発明の実施形態に係る機械加工方法は、前記機械加工工具を用いて加工対象品を加工するものである。
The machining tool which concerns on embodiment of this invention has a process part and a shank part. The processing part is formed by solidifying hard abrasive grains in a columnar shape. The shank portion is connected to the processing portion. The machining tool is configured to contact the workpiece while rotating the machining portion together with the shank portion, and to process the workpiece while rubbing the hard abrasive grains. Further, the processing portion is a metal reinforcing member that reinforces the hard abrasive grains and wears out together with the hard abrasive grains when the workpiece is processed, and a cylindrical metal that covers the hard abrasive grains, and The reinforcing member constituted by at least one of the plate-like metals provided in the hard abrasive grains with the longitudinal direction directed in the axial direction of the processed portion is provided, and a plurality of reinforcing members are provided in the thickness direction of the metal constituting the reinforcing member. Holes were provided.
Moreover, the machining method which concerns on embodiment of this invention processes a workpiece by using the said machining tool .
本発明の実施形態に係る機械加工工具及び機械加工方法によれば、超硬合金、セラミックス、サーメット及びこれらを混合させた混合物等の加工が困難な材料を一層良好に加工することができる。 According to the machining tool and the machining method according to the embodiment of the present invention, materials that are difficult to process, such as cemented carbide, ceramics, cermet, and a mixture obtained by mixing them, can be further satisfactorily processed.
本発明の実施形態に係る機械加工工具及び機械加工方法について添付図面を参照して説明する。 A machining tool and a machining method according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
(構成および機能)
図1は本発明の実施形態に係る機械加工工具の構成を示す縦断面図である。また、図2は図1に示す機械加工工具1の左側面図である。
(Configuration and function)
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a configuration of a machining tool according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a left side view of the
機械加工工具1は、加工部2及びシャンク部3を有する。加工部2は硬質砥粒4を中空ではない柱状に固めることによって構成される。図1及び図2は、加工部2を中実の円柱状に構成した例を示す。硬質砥粒4としては、ダイヤモンド砥粒、CBN砥粒、酸化アルミニウム(Al2O3)を主体とするアルミナ系のA砥粒、炭化ケイ素SiCを主体とするC砥粒の他、タングステンカーバイド砥粒、柘榴石(ガーネット又は紅榴石とも呼ばれる)砥粒等の硬度が大きい無機材料の砥粒が挙げられる。
The
硬質砥粒4を固める方法としては、熱硬化性樹脂を含むバインダー材に硬質砥粒4を混ぜて加熱することによって硬質砥粒4を焼き固める方法やニッケル等の熔融金属に砥粒を含有させて電流を流すことにより、硬質砥粒4を熔融金属に電着させる方法が挙げられる。尚、熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂やガラス系樹脂等の樹脂が挙げられる。但し、他の公知の方法によって硬質砥粒4を固めるようにしてもよい。
As a method of hardening the hard
また、シャンク部3は加工部2に接続される。すなわち、固められた硬質砥粒4にシャンクを接続することによって機械加工工具1を製造することができる。シャンク部3の材料としては、工具ホルダにより保持することが可能な材料であれば任意の材料を用いることができる。典型的には、スチール等の金属によりシャンク部3が構成される。また、シャンク部3の形状は図1に示すように通常円柱状とされる。
Further, the
更に、加工部2には、硬質砥粒4を補強するための金属の補強部材5を設けることができる。図1は、硬質砥粒4を覆うための両端が開口する筒状の金属を補強部材5として加工部2に設けた例を示している。補強部材5の材料としてはスチール等の金属を用いることができる。
Furthermore, the
そして、機械加工工具1は、シャンク部3とともに加工部2を回転させながら加工対象品に接触させ、硬質砥粒4を擦り減らしながら加工対象品を加工するように構成される
The
(作用)
次に機械加工工具1の作用について説明する。
(Function)
Next, the operation of the
図1及び図2に示す機械加工工具1を穿孔盤、中ぐり盤、フライス盤、マイニングセンタ等の工作機械で使用することができる。すなわち、工作機械のホルダに機械加工工具1を取付けて使用することができる。
The
具体的には、加工部2の硬質砥粒4を回転させながら加工対象品に接触させ、硬質砥粒4を擦り減らしながら加工対象品を削り取って加工することができる。特に、超硬合金、セラミックス、サーメット及びこれらを混合させた混合物等の加工が困難な材料であっても良好に加工することができる。また、近年注目されている炭素繊維強化炭素複合材(C/Cコンポジット: Carbon/Carbon Composites)、セラミック基複合材料(CMC: Ceramic Matrix Composite)及びカーボン・金属複合新素材(C/CMC: Carbon Carbon Metal Composite)等の難削材料であっても加工対象となり得る。
Specifically, it is possible to contact the workpiece to be processed while rotating the hard
ところで、研磨は、遊離した砥粒を用いて加工対象となる表面を磨くことによって表面粗さを向上させる加工と解することができる。一方、研削は、多刃を構成する固定砥粒を用いて加工対象となる表面を物理的に落として形を変え、所定の寸法の形状を得る加工と解することができる。また、切削は、単刃で材料を削る加工と解することができる。 By the way, the polishing can be understood as a process of improving the surface roughness by polishing the surface to be processed using free abrasive grains. On the other hand, grinding can be understood as processing for obtaining a shape with a predetermined dimension by physically dropping the surface to be processed using fixed abrasive grains constituting a multi-blade and changing the shape. Moreover, cutting can be understood as a process of cutting a material with a single blade.
従って、機械加工工具1は、砥粒を用いて加工対象品を削り取るという観点から研削工具に分類することができる。但し、機械加工工具1は、硬質砥粒4が遊離しながら加工対象品を削り取るという点において従来の研削工具とは異なる。また、従来の研削加工は、対象表面の仕上げ加工を主目的とする加工である。これに対し、機械加工工具1によれば、回転速度及び送りを調整することによって、穿孔、バリ取り、面取り、フライス加工の粗加工、フライス加工の仕上げ加工等の様々な加工が可能である。
Therefore, the
従って、機械加工工具1による加工は、新規な加工法による加工と考えることができる。このような理由から、ここでは機械加工工具1による加工を単に加工又は機械加工と称している。以下、同様である。
Therefore, the machining by the
図3は、図1に示す補強部材5の役割を説明する図である。
FIG. 3 is a diagram for explaining the role of the reinforcing
上述したように機械加工工具1を回転方向Dに回転させることにより加工対象品10に対する穿孔やフライス加工等の加工を行うことができる。従って、機械加工工具1には、回転中にスラスト方向Tへの負荷がかかることになる。このため、圧縮、ねじれ、曲げ等の応力や力が加工部2に作用する。そこで、良好なじん性を有する金属で構成される補強部材5によって、硬質砥粒4の破損や崩れを防止することができる。
As described above, by rotating the
図1に示す補強部材5は、硬質砥粒4の外表面を覆う筒状の金属である。従って、図3に示すように補強部材5により特に硬質砥粒4の工具軸に垂直な方向への変形や崩れを抑止することができる。
The reinforcing
硬質砥粒4よりも硬度が小さい補強部材5は、加工対象品10を加工する際に加工対象品10との接触によって硬質砥粒4とともに擦り減ることとなる。但し、加工対象品10を削り取る主体は加工部2の硬質砥粒4である。従って、補強部材5は、硬質砥粒4の破損や崩れを抑止しつつ、加工対象品10や硬質砥粒4との摩擦によって容易に擦り減ることが望まれる。
The reinforcing
そこで、補強部材5となる金属の厚さを0.1mmから1mm程度の厚さとし、加工対象品10との摩擦によって補強部材5が容易に擦り減るようにすることが好適である。すなわち、加工対象品10と補強部材5との接触面積を小さくすることによって、補強部材5の摩耗を促進することができる。
Therefore, it is preferable that the thickness of the metal used as the reinforcing
以上のような機械加工工具1は、工具の摩耗を低減させるという従来の発想を転換し、硬質砥粒4を多刃として、加工主体となる硬質砥粒4を擦り減らしながら加工対象品10を機械加工するようにしたものである。
The
(効果)
このため、機械加工工具1によれば、超硬合金やセラミックス等の加工が困難な材料を良好に機械加工することができる。例えば、機械加工工具1を超難削材用の穿孔工具、エンドミル、バリ取り工具、面取り工具等の工具として使用することができる。
(effect)
For this reason, according to the
(変形例)
(第1の変形例)
図4は、図1に示す補強部材5を構成する金属の厚さ方向に複数の孔を設けた例を示す図である。
(Modification)
(First modification)
FIG. 4 is a view showing an example in which a plurality of holes are provided in the thickness direction of the metal constituting the reinforcing
図4は、円筒状の金属で構成される補強部材5を展開した図を示している。図4に示すように、補強部材5には、板厚方向に多数の孔20を設けることができる。図4は、2次元状に多数の孔20を配置した例を示している。特に、図4に示す例では、孔20が規則的に配置されている。すなわち、スラスト方向Tに均等間隔の孔20の列が直線状に形成されている。更に、各孔20の中心位置は、機械加工工具1の回転方向Dに隣接する孔20の中心位置からスラスト方向Tにシフトしている。
FIG. 4 shows a developed view of the reinforcing
この結果、補強部材5の先端は、図4の下部に示すように凹凸を有する形状となる。従って、補強部材5は、加工対象品10と断続的に接触する。すなわち、補強部材5を構成する金属の、加工対象品10に接触する部分の面積が小さくなる。これにより、補強部材5の円周方向における強度が低減される。従って、機械加工工具1を回転方向Dに回転させた場合に積極的に補強部材5を摩耗させることができる。
As a result, the tip of the reinforcing
一方、補強部材5を構成する金属は、筒状に閉じた曲面を形成している。すなわち補強部材5には加工対象品10に接触させる部分及びシャンク部3と接続する部分を除いて端部が存在しない。従って、補強部材5の直径方向における強度は維持される。この結果、補強部材5により加工部2の工具径方向におけるじん性を維持しつつ、加工対象品10に接触する補強部材5の部分を容易に擦り減らすことが可能となる。
On the other hand, the metal constituting the reinforcing
特に、図4に示すように、補強部材5に孔20を規則的に設けることによって、補強部材5を均一に擦り減らすことができる。また、孔20の数を多くすることによって一層効果的に補強部材5を摩耗させることができる。
In particular, as shown in FIG. 4, by regularly providing the
尚、図4に示す例の他、三角形状や四角形状等の任意の形状の打ち抜きを補強部材5に複数の孔20として設けてもよい。
In addition to the example shown in FIG. 4, punching in an arbitrary shape such as a triangular shape or a rectangular shape may be provided in the reinforcing
(第2の変形例)
図5は、図1に示す補強部材5の構造例を示す図である。
(Second modification)
FIG. 5 is a view showing a structural example of the reinforcing
補強部材5は、図1に例示した構造に限らず様々な構造とすることができる。図5は、スラスト方向Tから見た補強部材5の断面形状のバリエーションを示している。
The reinforcing
例えば(A)に示すように、柱状の硬質砥粒4の外表面を保護する補強部材5に加え、硬質砥粒4の内部にも円筒状の補強部材5を設けることができる。(A)に示す補強部材5を設ければ、硬質砥粒4の補強効果を向上させることができる。このため、図4に示すように補強部材5に孔20を設けることによって補強部材5の単位面積当たりの強度が低下しても、硬質砥粒4の補強効果を良好に維持することができる。
For example, as shown in (A), in addition to the reinforcing
また、補強部材5は、厚さ方向と回転方向Dとのなす角度が0度に近づく程、摩耗し易くなる。そこで、(B)に示すように、加工部2の直径方向を幅方向とする平板状の金属を、硬質砥粒4の内部における補強部材5として加工部2に設けることもできる。(B)は、複数の平板状の金属を放射状に配置した例を示している。(B)に示す補強部材5を設ければ、摩耗効果を良好にしつつ硬質砥粒4の補強効果を向上させることができる。
Further, the reinforcing
同様に、(C)に示すように横断面が格子状となる金属を、硬質砥粒4の内部における補強部材5として加工部2に設けることもできる。この他、ハニカム状の金属を補強部材5として加工部2に設けるようにしてもよい。
Similarly, as shown in (C), a metal having a lattice-like cross section can be provided in the processed
一方、(D), (E)及び(F)に示すように、硬質砥粒4の外表面に補強部材5を設けずに、硬質砥粒4の内部にのみ補強部材5を設けることもできる。(D), (E)及び(F)に示すように硬質砥粒4の内部にのみ補強部材5を設ければ、加工部2の強度及びじん性を向上させつつ硬質砥粒4の側面を用いた加工対象品10の機械加工が可能となる。また、図1又は図5の(A)に示すような硬質砥粒4の外表面をカバーする補強部材5の更に外表面に硬質砥粒4を固着することによっても同様な効果が得られる。
On the other hand, as shown in (D), (E) and (F), the reinforcing
上述の例の他、(G), (H)及び(I)に示すように、横断面が単一又は複数の多角形、線分、円等の曲線又はこれらの組合せとなるように補強部材5の構造を機械加工工具1の用途に応じて適切に決定することができる。
In addition to the above examples, as shown in (G), (H) and (I), the reinforcing member has a cross section of a single or a plurality of polygons, lines, circles, etc., or a combination thereof. The structure of 5 can be appropriately determined according to the application of the
このように、補強部材5は、硬質砥粒4を覆う筒状の金属及び長手方向を加工部2の軸方向に向けて硬質砥粒4内部に設けられる板状の金属の少なくとも一方で構成することができる。また、硬質砥粒4内外の補強部材5に、厚さ方向に図4に示すような孔20を設けることによって、補強部材5の摩耗を促進することができる。
As described above, the reinforcing
(第3の変形例)
また、加工部2の形状を完全な柱状とせずに、機械加工工具1の用途に応じた適切な形状とすることができる。例えば、加工対象品10に接触させる加工部2の部分の形状を平面とせずに、機械加工工具1の用途に応じた適切な形状とすることができる。
(Third Modification)
Moreover, it can be set as the suitable shape according to the use of the
図6は、図1に示す加工部2の先端を錐体形状とし、機械加工工具1を穿孔工具として構成した例を示す図である。
FIG. 6 is a view showing an example in which the tip of the
図6(A)に示すように、加工部2の先端における形状を円錐状にすることができる。これにより、加工部2に芯出し機能を設けることができる。従って、機械加工工具1を穿孔工具として用いる場合において、加工部2の振れを低減させることができる。そして、良好な精度で孔を加工することができる。
As shown in FIG. 6A, the shape at the tip of the processed
一方、図6(B)に示すように、加工部2の先端における形状を円錐状に凹む形状とすることもできる。この場合においても、加工部2の先端が加工対象品10と面接触しないため、加工部2の振れを低減させることができる。加えて、硬質砥粒4が擦り減ったとしても、所定の直径を有する孔が得られる。従って、寸法精度を重視した穿孔加工が可能である。
On the other hand, as shown in FIG. 6 (B), the shape at the tip of the processed
また、加工部2の先端部に限らず加工部2全体の形状を機械加工工具1の用途に応じた適切な形状とすることもできる。例えば、機械加工工具1を穿孔工具として用いる場合において、加工部2にバックテーパを設けることができる。これにより、加工部2の側面が加工対象品10に広範囲に接触することを回避することができる。
In addition, the shape of the
特に硬質砥粒4が次第に擦り減るため、加工部2の直径の変化を考慮したバックテーパを設けることが望ましい。従って、通常の穿孔工具に設けられるバックテーパよりも傾斜角度が大きいバックテーパを加工部2に設けることが好適となる。
In particular, since the hard
この他、バリ取り、面取り或いは逆面取り用の工具として加工部2の形状を様々な形状にすることができる。
In addition, the shape of the processed
更に、柱状の硬質砥粒4に切削油を供給するための油穴(オイルホール)を設けることもできる。これにより、切削油の供給によって、排熱を促進するとともに、脱落した硬質砥粒4及び加工対象品10を円滑に加工部から排除することができる。尚、切削油を供給するための油穴の直径は、加工部2の直径と比較すると十分に小さい。従って、油穴の存在による加工性への影響は無視でき、油穴を設けた硬質砥粒4は、実質的に中空ではない柱状と同視することができる。換言すれば、加工に寄与する硬質砥粒4の部分は、中空ではない柱状であると見做すことができる。
Furthermore, an oil hole (oil hole) for supplying cutting oil to the columnar hard
但し、バリ取りや穴の直径の拡張等の加工目的に応じて、硬質砥粒4を中空の柱状に固めることによって加工部2を構成することもできる。
However, the processed
(他の実施形態)
以上、特定の実施形態について記載したが、記載された実施形態は一例に過ぎず、発明の範囲を限定するものではない。ここに記載された新規な方法及び装置は、様々な他の様式で具現化することができる。また、ここに記載された方法及び装置の様式において、発明の要旨から逸脱しない範囲で、種々の省略、置換及び変更を行うことができる。添付された請求の範囲及びその均等物は、発明の範囲及び要旨に包含されているものとして、そのような種々の様式及び変形例を含んでいる。
(Other embodiments)
Although specific embodiments have been described above, the described embodiments are merely examples, and do not limit the scope of the invention. The novel methods and apparatus described herein can be implemented in a variety of other ways. Various omissions, substitutions, and changes can be made in the method and apparatus described herein without departing from the spirit of the invention. The appended claims and their equivalents include such various forms and modifications as are encompassed by the scope and spirit of the invention.
1 機械加工工具
2 加工部
3 シャンク部
4 硬質砥粒
5 補強部材
10 加工対象品
20 孔
T スラスト方向
D 回転方向
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記加工部に接続されるシャンク部とを有し、
前記シャンク部とともに前記加工部を回転させながら加工対象品に接触させ、前記硬質砥粒を擦り減らしながら前記加工対象品を加工するように構成される機械加工工具であって、
前記加工部に、前記硬質砥粒を補強し、前記加工対象品を加工する際に前記硬質砥粒とともに擦り減る金属の補強部材であって、前記硬質砥粒を覆う筒状の金属及び長手方向を前記加工部の軸方向に向けて前記硬質砥粒内部に設けられる板状の金属の少なくとも一方で構成される前記補強部材を設け、
前記補強部材を構成する金属の厚さ方向に複数の孔を設けた機械加工工具。 A processing portion formed by solidifying hard abrasive grains in a columnar shape and a shank portion connected to the processing portion;
A machining tool configured to contact the object to be processed while rotating the processing part together with the shank part, and to process the object to be processed while reducing the hard abrasive grains ,
A metal reinforcing member that reinforces the hard abrasive grains in the processed portion and wears away with the hard abrasive grains when the workpiece is processed, and a cylindrical metal that covers the hard abrasive grains and a longitudinal direction Providing the reinforcing member composed of at least one of the plate-like metals provided inside the hard abrasive grains in the axial direction of the processed portion,
A machining tool provided with a plurality of holes in a thickness direction of a metal constituting the reinforcing member .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011274100A JP5869864B2 (en) | 2011-12-15 | 2011-12-15 | Machining tool and machining method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011274100A JP5869864B2 (en) | 2011-12-15 | 2011-12-15 | Machining tool and machining method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013123776A JP2013123776A (en) | 2013-06-24 |
JP5869864B2 true JP5869864B2 (en) | 2016-02-24 |
Family
ID=48775348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011274100A Expired - Fee Related JP5869864B2 (en) | 2011-12-15 | 2011-12-15 | Machining tool and machining method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5869864B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022076183A (en) * | 2020-11-09 | 2022-05-19 | 株式会社ナノテム | Tool, diameter adjustment method, and drill |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04164559A (en) * | 1990-10-25 | 1992-06-10 | Brother Ind Ltd | Tool for ultrasonic hole working |
JPH04372366A (en) * | 1991-06-17 | 1992-12-25 | I N R Kenkyusho:Kk | Grinding tool and manufacture thereof |
JP4787615B2 (en) * | 2005-12-27 | 2011-10-05 | クレトイシ株式会社 | Super-abrasive whetstone with shaft and method for manufacturing the same |
US7708619B2 (en) * | 2006-05-23 | 2010-05-04 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Method for grinding complex shapes |
-
2011
- 2011-12-15 JP JP2011274100A patent/JP5869864B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013123776A (en) | 2013-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9555485B2 (en) | Diamond plated grinding endmill for advanced hardened ceramics machining | |
US10046402B2 (en) | Rotary cutting tool | |
JP6516932B2 (en) | Cutter for electrode graphite and face milling cutter for oxide ceramic processing | |
KR20120023659A (en) | Cutting edge replaceable drill and drill main body | |
EP2452045A2 (en) | Attack tool assembly | |
JP5892916B2 (en) | Thin glass processing tool and manufacturing method thereof | |
WO2007013268A1 (en) | Machine reamer | |
Nadolny | A review on single-pass grinding processes | |
US9694432B2 (en) | Drill reamer | |
EP3386666B1 (en) | Composite machining tool | |
CN202200407U (en) | Cutting tool for cutting glass, ceramic tiles or stones | |
JP5869864B2 (en) | Machining tool and machining method | |
CN108788251A (en) | cutting tool | |
CN104249310A (en) | Tool crown and glass or glass ceramic product which can be produced with the tool crown | |
JP5599526B2 (en) | End mill manufacturing equipment | |
JP4545100B2 (en) | Compound tool | |
JP5906838B2 (en) | Square end mill | |
JP2008229764A (en) | Rotary tool and machining method | |
Anatolievich et al. | Fine turning of the vehicle formed components coated by the ultra-hard polycrystalline tools | |
JPH09136208A (en) | Brazed end mill | |
RU2419519C2 (en) | Diamond tubular bit | |
JP2000233302A (en) | Center | |
Suto et al. | High efficiency grinding of difficult-to-machine materials | |
JP2008296321A (en) | Boring tool and machining method using the same | |
JP2005288647A (en) | Stepped cylindrical member |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20141127 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141128 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20141128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150915 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160108 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5869864 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |