JP5868782B2 - Metered syringe type ejector - Google Patents
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Description
本発明は、指掛け部を有するシリンジと、当該シリンジ内に押し込み可能なプランジャとを備える定量シリンジ型噴出器であって、プランジャの押し込みを段階的に行うための技術に関するものである。 The present invention relates to a quantitative syringe-type ejector including a syringe having a finger hook and a plunger that can be pushed into the syringe, and relates to a technique for pushing the plunger in stages.
シリンジ型噴出器には、例えば、シリンジ内にプランジャを押し込んで薬液などの内容物を取り出すものがある(例えば、特許文献1参照)。 Some syringe-type ejectors, for example, push a plunger into a syringe and take out contents such as a chemical solution (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、従来のシリンジ型噴出器は、シリンジ内にプランジャを押し込むにすぎないため、内容物を小分けして噴出することが困難であった。 However, since the conventional syringe-type ejector only pushes the plunger into the syringe, it is difficult to divide the contents into small portions and eject them.
本発明の目的とするところは、内容物を小分けして噴出することができる、新規な定量シリンジ型噴出器を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a novel metering syringe type ejector that can divide the contents and eject them.
本発明は、指掛け部を有するシリンジと、当該シリンジ内に押し込み可能なプランジャとを備える定量シリンジ型噴出器であって、プランジャは、先端にピストンを有するピストン保持部材と、当該ピストン保持部材の後端に配置されるとともに使用者が操作するプランジャ操作部材とを有し、ピストン保持部材は、ピストンを保持する保持部本体を備え、当該保持部本体に、後方に向かって一体に伸びるシャフトと、当該シャフトを挟んで対向する位置に配置された変形及び復元が可能な複数のアームが一体に設けられているとともに、当該アームに、シリンジの後端開口部から進入して当該シリンジの内周面を摺動可能な摺動突起と、プランジャのシリンジ内への押し込みを停止させるようにシリンジの後端に係止される係止突起が設けられたものであり、プランジャ操作部材は、当該プランジャ操作部材に、シャフトを収納する内部空間とともにアームを動作可能に収納する切欠きを形成し、当該切欠きの突き当たり端部を、アームの自由端を押圧して当該アームをシリンジとの間で拘束することで摺動突起を起点にした撓み変形を生じさせる押圧面に形成し、当該押圧の解除に伴いプランジャ操作部材が撓み変形の摺動突起を起点にした復元力によって押し戻されることで、プランジャの再度の押し込みを可能にするように係止突起の係止を解除するものであることを特徴とするものである。 The present invention is a metering syringe type ejector comprising a syringe having a finger-holding portion and a plunger that can be pushed into the syringe, the plunger having a piston holding member having a piston at the tip, and a rear of the piston holding member. A plunger operating member that is disposed at the end and operated by a user, and the piston holding member includes a holding body that holds the piston, and a shaft that extends integrally toward the rear on the holding body. A plurality of arms that can be deformed and restored and arranged at positions facing each other across the shaft are integrally provided, and enter the arm from the rear end opening of the syringe, and the inner peripheral surface of the syringe and sliding protrusion slidably the locking projections provided to be locked to the rear end of the syringe so as to stop the pushing of the plunger in the syringe The plunger operating member is formed with a notch for operably storing the arm together with the internal space for storing the shaft in the plunger operating member, and the abutting end portion of the notch is used as the free end of the arm. Is formed on the pressing surface that causes the bending deformation starting from the sliding protrusion by restraining the arm with the syringe, and the plunger operating member is bent and deformed by releasing the pressing. By being pushed back by the restoring force starting from , the locking projection is released so that the plunger can be pushed again .
プランジャ操作部材及びシャフトに、当該プランジャ操作部材の押し戻しを可能にするとともにプランジャ操作部材にシャフトを抜け止め保持する係止部を設けることができる。
A plunger operating member and the shaft may be provided with a locking portion for retaining hold leaves the shaft flop plunger operating member together when enabling push-back of the plunger operating member.
加えて、アームの自由端に段差を設け、当該段差の底面を、プランジャ操作部材からの受圧面に形成するとともに、当該段差の側面をテーパ面に形成することができる。また、突き当たり端部に、テーパ面を形成することができる。さらに本発明によれば、シリンジの先端部には、噴霧ノズルを設けることができる。 In addition, a step can be provided at the free end of the arm, the bottom surface of the step can be formed on the pressure receiving surface from the plunger operating member, and the side surface of the step can be formed as a tapered surface. Further, a tapered surface can be formed at the abutting end. Furthermore, according to this invention, the spray nozzle can be provided in the front-end | tip part of a syringe.
本発明では、プランジャ操作部材を押し込むと、ピストン保持部材から伸びるアームに設けた摺動突起がシリンジの後端開口部から進入して当該シリンジの内周面を摺動するとともに、当該アームの自由端の動きがシリンジとの間で拘束されることで、当該アームに摺動突起を起点にした撓み変形が生じる。このため、プランジャは、摺動突起が邪魔になることなく押し込まれることで、アームに設けた係止突起がシリンジの後端に係止されるまで、1回目の噴出が可能になる。 In the present invention, when the plunger operating member is pushed in, the sliding protrusion provided on the arm extending from the piston holding member enters from the rear end opening of the syringe and slides on the inner peripheral surface of the syringe. When the movement of the end is constrained between the syringe and the syringe, the arm is bent and deformed starting from the sliding protrusion. For this reason, the plunger can be ejected for the first time until the sliding protrusion is pushed in without being obstructed until the locking protrusion provided on the arm is locked to the rear end of the syringe.
次いで、プランジャ操作部材の押し込みを緩めると、上記撓み変形の摺動突起を起点にした復元力によってアームの自由端側が摺動突起を起点に復元する。このとき、アームの固定端側は摺動突起を起点に内側に変形したままであるから、当該アームの自由端側は、摺動突起を起点に内側に変形した固定端側と整列するように斜め内向きに復元する。このため、係止突起もアームの自由端側に追従するように斜め内向きに変位することで、当該係止突起の係止が解除される。これにより、再びプランジャを押し込めば、2回目の噴出が可能になる。 Next, when the pushing of the plunger operating member is loosened, the free end side of the arm restores from the sliding projection to the starting point by the restoring force starting from the bending deformation sliding projection. At this time, the fixed end side of the arm remains deformed inward from the sliding projection, so that the free end side of the arm is aligned with the fixed end side deformed inward from the sliding projection. Restore diagonally inward. For this reason, the latching protrusion is also released obliquely inward so as to follow the free end side of the arm, whereby the latching of the latching protrusion is released. Thereby, if the plunger is pushed in again, the second ejection becomes possible.
従って、本発明によれば、内容物を小分けして取り出すことができる。また、本発明では、プランジャ操作部材の押し込みを緩めるだけで、2回目の噴出が可能になるため、2回目の噴出を行うときに持ち替える必要がない。このため、使用者は、内容物の小分けを片手操作で行うことができる。 Therefore, according to the present invention, the contents can be taken out in small portions. Further, in the present invention, since the second ejection can be performed only by loosening the pushing of the plunger operation member, it is not necessary to hold it when performing the second ejection. For this reason, the user can perform subdivision of the contents with one-hand operation.
加えて、本発明では、プランジャ操作部材に、シャフトを収納する内部空間とともにアームを動作可能に収納する切欠きを形成したことから、ピストン保持部材とプランジャ操作部材を組み付けることで生じるガタツキを軽減することができる。従って、本発明に従えば、良好な操作を維持しつつ内容物を小分けして噴出することができる。 In addition, according to the present invention, since the notch for operably storing the arm together with the internal space for storing the shaft is formed in the plunger operating member, the looseness caused by assembling the piston holding member and the plunger operating member is reduced. be able to. Therefore, according to the present invention, the contents can be subdivided and ejected while maintaining a good operation.
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である点鼻薬噴霧器10を詳細に説明する。
Hereinafter, with reference to drawings,
図1中、符号20は、内容物としての点鼻薬Cを充填可能な合成樹脂製の定量シリンジである。シリンジ20は、中空の胴部21を有し、この胴部21には、肩部22を介して先端部23が一体に繋がる。先端部23は、胴部21よりも小径としてなる。また、胴部21には、先端部23と対向する後端部に、指掛け部24が別体に設けられている。指掛け部24には、シリンジ20内を外界に通じさせる開口部A2が形成されている。これにより、指掛け部24の後端は、シリンジ20の後端20eを構成する。なお、指掛け部24は、胴部21と一体に設けることができる。
In FIG. 1, the code |
符号30は、シリンジ20内に収納される合成樹脂製のプランジャである。プランジャ30は、ピストン保持部材40と、このピストン保持部材40の後方に配置されるプランジャ操作部材50とを有する。
ピストン保持部材40は、ピストンPを保持する保持部本体41を備える。保持部本体41は、縦長の4枚のプレート部41aと、ディスク部41bとを一体に設けてなる。ピストンPは、保持部本体41の先端部に設けられており、シリンジ20内に収納される。ピストンPは、例えば、ゴムなどの弾性材料からなり、シリンジ胴部21の内周面21fに摺動可能に保持されている。
The
シリンジ20とピストンPとの間には空間R1が形成されている。空間R1には、点鼻薬Cが充填される。空間R1に充填された点鼻薬Cは、ピストンPの押し込みによって、先端部23に形成した貫通孔A1に圧送される。
A space R1 is formed between the
また、保持部本体41には、シャフト42が一体に設けられている。シャフト42は、ディスク部41bよりも小径のシャフト本体42aを有する。シャフト本体42aは、ディスク部41bから軸線Oに沿って後方に伸びる。シャフト本体42aの先端には、シャフト本体42aよりも大径のヘッド42bが一体に設けられている。ヘッド42bは、図3に示すように、先端に向かって先細りする傾斜面42fを有する。
In addition, the holding portion
また、保持部本体41には、2つのアーム43が一体に設けられている。アーム43は、シャフト42aを挟んで対向する位置に配置されている。アーム43はそれぞれ、平板状の形状を有し、ディスク部41bから軸線Oに沿って後方に伸びる。アーム43はそれぞれ、外力を負荷することによって変形させることができるとともに、その負荷を解除することによって初期位置に復元させることができる。
Further, the holding portion
また、アーム43には、摺動突起44が一体に設けられている。摺動突起44は、固定端43aに向かって先細りに傾斜する傾斜面44fを有する。これにより、摺動突起44は、開口部A2からシリンジ20内に容易に進入させることができる。さらに、アーム43には、係止突起45が一体に設けられている。係止突起45は、摺動突起44から後方に向かって間隔を置いて設けられている。本形態では、係止突起45は、アームの自由端43e側の部分に一体に形成されている。これにより、本形態では、係止突起45の後端面は、アーム43の自由端43eとして構成される。
The
また、本形態では、アームの自由端43eは、図1の拡大図に示すように、軸線Oに直交する水平線に対して外向きに角度θで減少するテーパがつけられている。θの値は、点鼻薬噴出器の大きさ等に応じて、適宜変更することができる。
In this embodiment, the
加えて、本形態では、係止突起45に段差46が設けられている。段差46は、アーム43の内面側に形成されている。本形態では、図1の拡大図に示すように、段差46は、平坦な段差底面46aと、この底面46aに繋がる段差側面46bで形作られる。本形態では、段差側面46bは、外向きに傾斜するテーパ面として形成されている。
In addition, in this embodiment, a
一方、プランジャ操作部材50は、操作部本体51を有し、その後端には、使用者がプランジャ30を押し込むためのプランジャ操作部52が一体に設けられている。操作部本体51は、図3に示すように、円筒形状をなしている。プランジャ操作部材50の内側には、その先端50aと後端50bとの間を貫通する内部空間R2が形成されている。内部空間R2は、シャフト42を収納することで、シャフト42の軸線O周りの動き(ガタツキ)を規制する。
On the other hand, the
内部空間R2には、環状突起53が介在する。環状突起53は、操作部本体51の内側から突出し、その内側に、内部空間R2よりも小径の開口部A3を形成する。開口部A3は、シャフト本体42aよりも大きくヘッド42bよりも小さい内径を有し、図1に示すように、シャフト本体42aを貫通させるとともに、ヘッド42bを抜け止め保持する。ヘッド42bと環状突起53とは、ピストン保持部材40をプランジャ操作部材50に抜け止め保持する係止部として機能する。特に、本形態では、環状突起53の内周面53fが後方に向かって縮径するテーパ面で構成されている。これにより、ヘッド42bを環状突起53の上端に容易に組み付けることができる。また、環状突起53は、内部空間R2に介在することで、環状突起53よりも後端側の内部空間R2にて、ヘッド42bを軸線Oに沿って前後に移動させることができる遊び空間Sを形成する。これにより、ピストン保持部材40とプランジャ操作部材50を、互いに軸線Oに沿って移動可能に連結することができる。
An
また、操作部本体51には、内部空間R2に通じる複数の切欠き54が形成されている。切欠き54は、図2に示すように、シャフト42とともにアーム43を動作可能に収納することで、アーム43の動きを実質、径方向に沿った動きのみに規制する。切欠き54の突き当たり端部55は、図1の拡大図に示すように、平坦な突き当たり先端面55aと、この突き当たり先端面55aに繋がる突き当たり側面55bで形作られる。本形態では、突き当たり先端面55aは、ピストン保持部材40の段差底面46aを押圧する押圧面として形成されている。突き当たり先端面55aは、プランジャ操作部材50を押し込むことで、ピストン保持部材40の段差底面46aを押圧し、プランジャ30全体としての押し込みを生じさせる。また、突き当たり側面55bは、突き当たり先端面55aに向かって先細りするテーパ面として形成されている。本形態では、突き当たり側面55bは、段差側面46bとほぼ等しい角度のテーパ面であって、互いの間には隙間Gが形成されている。
The operation portion
図1中、符号60は、シリンジ先端部23に装着されるノズルである。ノズル60は、噴霧チップ61を内蔵し、貫通孔A1を通って圧送された点鼻薬Cを噴出孔A4より噴出させることができる。
In FIG. 1,
ここで、本実施形態の使用方法を説明する。
使用者は先ず、図1に示す状態で、人差し指と中指を指掛け部24に掛けてプランジャ操作部52を親指で押さえてノズル60を一方の鼻の穴に挿入した後、プランジャ操作部材50を押し込む。すると、同拡大図に示すように、プランジャ操作部材50の突き当たり端部55のうち、突き当たり先端面55aがピストン保持部材40の段差底面46aを押圧するため、ピストン保持部材40もプランジャ操作部材50とともに押し込まれる。このとき、プランジャ操作部材50の摺動突起44は、先端に向かって先細りする傾斜面44fを有しているため、図4(a)に示すように、シリンジ後端開口部A2からシリンジ20内に進入することができる。
Here, the usage method of this embodiment is demonstrated.
In the state shown in FIG. 1, the user first places the index finger and the middle finger on the finger-hanging
また、ピストン保持部材40は、プランジャ操作部材50の突き当たり先端面55aがアーム43の段差底面46aに接触して押圧するとともに、アーム43の摺動突起44がシリンジの内周面21fに接触するため、アームの自由端43e側の動きは、シリンジ20との間で拘束される。その結果、アーム43には、図4(b)に示すように、摺動突起44を起点にした撓み変形が生じつつ、当該摺動突起44は、シリンジの内周面21fを摺動することで、プランジャ30の押し込みを許容することができる。これにより、同図に示すように、アーム43に設けた係止突起45がシリンジの後端20eに接触するまで、噴出孔A4から点鼻薬Cを鼻の穴に一定量噴出させることができる。
Further, the
係止突起45がシリンジ20の後端20eに接触すると、プランジャ30を押し込むことができなくなるので、空間R1に点鼻薬Cを残した状態で1回目の噴出は終了する。この時点での空間R1の容量は、使用目的に応じて適宜選択できるが、例えば、噴出開始前の空間R1の容量の半分とする。
When the locking
次いで、プランジャ操作部材50の押し込みを緩めると、図4(c)に示すように、上記撓み変形の復元力によって、アームの自由端43e側が摺動突起44を起点に復元する。このとき、アームの固定端43a側は摺動突起44を起点に内側に変形したままであるから、アームの自由端43e側は、同図に示すように、摺動突起44を起点に内側に変形した固定端43a側と整列するように斜め内向きに復元する。このため、係止突起45もアームの自由端43e側に追従するように斜め内向きに変位することで、当該係止突起45の係止状態が同図に示すように解除される。
Next, when the pushing of the
特に、本実施形態では、図1の拡大図で説明したように、プランジャ操作部材50を押し込んだとき、突き当たり側面55bは、段差側面46bで規制されることで、ピストン保持部材40を効果的に押し込むことができる。また、プランジャ操作部材50の押し込みを解除すれば、突き当たり側面55bは、段差側面46bを案内に移動するため、アームの自由端43e側が容易にプランジャ操作部材50を押し戻しつつ逃げることで、アーム43の変形を容易に復元させることができる。
In particular, in the present embodiment, as explained in the enlarged view of FIG. 1, when the
これにより、プランジャ操作部材50の押し込みを緩めた後、再びプランジャ操作部材50を押し込めば、2回目の噴出が可能になる。本形態では、プランジャ操作部材50が押し戻された後、再度プランジャ操作部材50を押し込めば、図5に示すように、プランジャ操作部材50は、係止突起45に接触させることができる。このため、アーム43が摺動突起44を起点に復元することで、ピストン保持部材40を押し込むことができる。
As a result, after the
特に、本実施形態では、アームの自由端43eにテーパをつけたため、アームの自由端43e側が摺動突起44を起点に復元しても、プランジャ操作部材50の突き当たり先端面55aと平行に近い状態で接触できるので、ピストン保持部材40の押し込みを円滑に行うことができる。
In particular, in this embodiment, since the
従って、図4(c)に示すように、プランジャ操作部材50の押し込みを緩めてプランジャ操作部材50が押し戻された後、他方の鼻の穴にノズル60を挿入して、プランジャ操作部材50を押し込めば、図5に示すように、噴出孔A4から空間R1内に残った点鼻薬Cを鼻の穴に噴出することができる。
Therefore, as shown in FIG. 4C, after the
上述のように、本実施形態によれば、点鼻薬Cを小分けして噴出することができる。また、本実施形態では、プランジャ操作部材50の押し込みを緩めると、2回目の噴出が可能になるため、2回目の噴出を行うときに持ち替える必要がない。このため、使用者は、内容物の小分けを片手操作で行うことができる。
As described above, according to this embodiment, the nasal spray C can be subdivided and ejected. In the present embodiment, if the
加えて、本実施形態では、プランジャ操作部材50に、シャフト42を収納する内部空間R2とともにアーム43を動作可能に収納する切欠き54を形成したことから、ピストン保持部材40とプランジャ操作部材50を組み付けることで生じるガタツキを軽減することができる。従って、本実施形態に従えば、良好な操作を維持しつつ内容物を小分けして噴出することができる。
In addition, in the present embodiment, the
上述したところは、本発明の様々な実施形態であるが、本発明に従えば、様々な変更が可能となる。例えば、アーム43及び切欠き54は、2以上設けることができる。特に、本実施形態のように、偶数個で配置すれば、軸線O周りのバランスが安定するため、良好な操作が実現できる。上述の実施形態では、シリンジ型噴出器を噴霧器として説明したが、本発明に従えば、泡として噴出させ、または、通常の液体として噴出させるなど、内容物を様々な形態で噴出させることができる。
The above are various embodiments of the present invention, but various modifications are possible according to the present invention. For example, two or
本発明は、フランジ部を有するシリンジと、当該シリンジ内に押し込み可能なプランジャとを備えるシリンジ型噴出器であれば、様々な形態のものに採用することができる。内容物も、点鼻薬に限定されることなく、様々なものを採用することができる。 The present invention can be adopted in various forms as long as it is a syringe type ejector provided with a syringe having a flange portion and a plunger that can be pushed into the syringe. Various contents can be adopted without being limited to nasal drops.
10 点鼻薬噴霧器(シリンジ型噴出器)
20 シリンジ
21 胴部
22 肩部
23 先端部
24 指掛け部
30 プランジャ
40 ピストン保持部材
41 保持部本体
42 シャフト
42a シャフト本体
42b ヘッド
43 アーム
43a アーム固定端
43b アーム自由端
44 摺動突起
44f 傾斜面
45 係止突起
46 段差
46a 段差底面
46b 段差側面
50 プランジャ操作部材
51 操作部本体
52 プランジャ操作部
53 環状突起
54 切欠き
55 突き当たり端部
55a 突き当たり先端面
55b 突き当たり側面
60 ノズル
60 噴霧チップ
A1 貫通孔
A2 シリンジ後端開口部
A3 開口部
A4 ノズル噴出孔
C 点鼻薬(内容物)
D 段差(自由端)
G 隙間
R1 充填空間
R2 充填空間
S 遊び空間
10 nasal spray sprayer (syringe type sprayer)
20
D Step (Free end)
G Gap R1 Filling space R2 Filling space S Play space
Claims (5)
プランジャは、先端にピストンを有するピストン保持部材と、当該ピストン保持部材の後端に配置されるとともに使用者が操作するプランジャ操作部材とを有し、
ピストン保持部材は、ピストンを保持する保持部本体を備え、当該保持部本体に、後方に向かって一体に伸びるシャフトと、当該シャフトを挟んで対向する位置に配置された変形及び復元が可能な複数のアームが一体に設けられているとともに、当該アームに、シリンジの後端開口部から進入して当該シリンジの内周面を摺動可能な摺動突起と、プランジャのシリンジ内への押し込みを停止させるようにシリンジの後端に係止される係止突起が設けられたものであり、
プランジャ操作部材は、当該プランジャ操作部材に、シャフトを収納する内部空間とともにアームを動作可能に収納する切欠きを形成し、当該切欠きの突き当たり端部を、アームの自由端を押圧して当該アームをシリンジとの間で拘束することで摺動突起を起点にした撓み変形を生じさせる押圧面に形成し、当該押圧の解除に伴いプランジャ操作部材が撓み変形の摺動突起を起点にした復元力によって押し戻されることで、プランジャの再度の押し込みを可能にするように係止突起の係止を解除するものであることを特徴とする定量シリンジ型噴出器。 A metering syringe type ejector comprising a syringe having a finger hook and a plunger that can be pushed into the syringe,
The plunger has a piston holding member having a piston at the tip, and a plunger operating member that is arranged at the rear end of the piston holding member and is operated by the user.
The piston holding member includes a holding portion main body that holds the piston, and a plurality of shafts that extend integrally with the holding portion main body toward the rear, and a plurality of deformations and restorations that are disposed at positions facing each other across the shaft. The arm is integrally provided, the sliding protrusion that can enter the arm from the rear end opening of the syringe and slide on the inner peripheral surface of the syringe, and the pushing of the plunger into the syringe are stopped. It is provided with a locking projection that is locked to the rear end of the syringe,
The plunger operating member is formed with a notch for operably storing the arm together with the internal space for storing the shaft in the plunger operating member, and the free end of the arm is pressed against the abutting end of the notch. Is formed on the pressing surface that causes bending deformation starting from the sliding protrusion by restraining the syringe with the syringe, and the plunger operating member starts with the sliding protrusion of the bending deformation when the pressing is released The fixed-quantity syringe type ejector that releases the locking projection so as to enable the plunger to be pushed again by being pushed back.
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