JP5864803B1 - 採点システム、サーバ、採点方法及びプログラム - Google Patents

採点システム、サーバ、採点方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】採点が行われる競技をより適切に評価できるようにすること。【解決手段】採点システム1においては、座席の識別情報Dを取得した正規の予約者のみが一般の観客用のスコア表を取得することができる。即ち、会場を訪れていない予約者を除外し、演技を会場で直接見ている観客のみが採点に参加できる。そして、審査員は、一般の観客用のスコアを参照しながら、客観性を高めて演技を採点することができる。したがって、本実施形態に係る採点システム1によれば、採点が行われる競技をより適切に評価することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、採点システム、サーバ、採点方法及びプログラムに関する。
従来、社交ダンスをはじめとする各種ダンスの競技会等、採点が行われる競技においては、複数の審査員が演技を採点し、総合的な採点結果が演技者の点数とされる。
このような採点が行われる場合、採点結果の公平性を担保するために、例えば、複数の審査員による採点結果のうち、最高点及び最低点を除外した上で、総合的な採点結果が算出されている。
ところが、審査員による採点結果に対して、一般の観衆における演技への評価が乖離することがあり、演技に対する評価の公平性・客観性をより高めることが求められている。
ここで、競技に対する評価の公正性を担保するために、専門家による評価に加え、一般視聴者による評価を集約するシステムが提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−230230号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ネットワークを介して配信された競技の動画を視聴した一般の視聴者が評価を行い、専門家の評価と合わせて総合的な評価が行われる。したがって、特許文献1に記載された技術によって演技の評価を行う場合、演技を会場で直接見ていない視聴者が評価を行うこととなる。そのため、配信された動画の編集が評価に影響を及ぼすこと等があり、評価の客観性を十分に担保することが困難である。
本発明は、採点が行われる競技をより適切に評価できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の採点システムは、
演技に対する第1の採点結果が観客によって入力される第1の端末装置と、演技に対する第2の採点結果が審査員によって入力される第2の端末装置と、前記第1の採点結果及び前記第2の採点結果を集計するサーバとを含み、
前記第1の端末装置は、
演技が行われる会場の座席を識別する識別情報であって、会場に設置された前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別情報取得手段によって取得された前記識別情報に基づいて、前記第1の端末装置のユーザが正規の観客であることの認証を取得する認証取得手段と、
前記認証取得手段によって認証が取得されている場合に、演技に対する前記第1の採点結果の入力を受け付ける第1入力受付手段と、
前記第1入力受付手段によって入力された前記第1の採点結果を前記サーバに送信する第1採点結果送信手段と、を備え、
前記第2の端末装置は、
演技に対する審査員の採点結果の入力を受け付ける第2入力受付手段と、
前記第2入力受付手段によって入力された前記第2の採点結果を前記サーバに送信する第2採点結果送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記第1採点結果送信手段によって送信された前記第1の採点結果及び前記第2採点結果送信手段によって送信された前記第2の採点結果を集計する集計手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、採点が行われる競技をより適切に評価することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る採点システム1のシステム構成を示すブロック図である。 審査員用端末10の構成を示すブロック図である。 一般用端末20の構成を示すブロック図である。 一般の観客用の座席に設置された座席の識別情報Dを示す模式図である。 サーバ30の構成を示すブロック図である。 審査員用端末10が実行する審査員用スコア表取得処理の流れを示すフローチャートである。 審査員用端末10が実行する審査員用採点処理の流れを示すフローチャートである。 一般用端末20が実行する一般用スコア表取得処理の流れを示すフローチャートである。 一般用端末20が実行する一般用採点処理の流れを示すフローチャートである。 サーバ30が実行するスコア表提供処理の流れを示すフローチャートである。 サーバ30が実行するスコア集計処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるサーバ30の構成を示すブロック図である。 観客席の領域と、採点結果を集計する際の重みとの関係を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
[構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る採点システム1のシステム構成を示すブロック図である。
図1において、採点システム1は、審査員用端末10と、一般用端末20と、サーバ30とを含んで構成され、審査員用端末10及び一般用端末20とサーバ30とは、インターネットあるいはLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して互いに通信可能に構成されている。また、一般用端末20は、後述する座席の識別情報Dを取得可能に構成されている。
図2は、審査員用端末10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、審査員用端末10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、撮像部14と、入力部15と、出力部16と、記憶部17と、通信部18と、を備えている。
CPU11は、ROM12あるいは記憶部17等に記憶されたプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、CPU11は、後述する審査員用スコア表取得処理や審査員用採点処理のためのプログラムに従って、審査員用スコア表取得処理及び審査員用採点処理を実行する。
また、CPU11は、審査員用スコア表取得処理や審査員用採点処理のためのプログラムを実行することにより、各種機能を実現する。
具体的には、図2に示すように、CPU11において、スコア表取得部101と、スコア入力受付部102と、参考スコア取得部103と、スコア表送信部104と、集計スコア取得部105と、が実現される。
スコア表取得部101は、審査員のユーザ名及びパスワードに対応するスコア表の送信をサーバ30に要求する。このとき、スコア表取得部101は、審査員のユーザ名及びパスワードと、スコア表の送信要求とをサーバ30に送信する。そして、サーバ30において、審査員のユーザ名及びパスワードが認証されると、その審査員用のスコア表がサーバ30から審査員用端末10に送信され、スコア表取得部101は、このスコア表を受信して記憶部17に記憶する。なお、記憶部17に記憶されたスコア表は、スコア入力受付部102によって読み出され、スコア入力が可能な状態となる。
スコア入力受付部102は、サーバ30から送信される演技者の演技に同期した信号(以下、「演技同期信号」と称する。)の受信をトリガとして、審査員によるスコアの入力を受け付ける状態となる。ここで、演技同期信号として、サーバ30から、少なくとも演技の開始と終了を示す信号が送信される。そして、演技の開始を示す演技同期信号の受信に対応して、スコア表が記憶部17から読み出されて表示される。また、より詳細な演技の進捗(演技の項目毎等)に同期した演技同期信号をサーバ30から送信することも可能であり、この場合、演技同期信号が示す演技の進捗段階毎にスコアの入力を受け付けること等が可能となる。そして、スコア入力受付部102は、受け付けたスコアをスコア表に入力し、演技に対する審査員の採点結果を表すスコア表(以下、「審査員入力済みスコア表」と称する。)を生成する。
参考スコア取得部103は、演技同期信号の受信に対応して、一般用端末20における採点結果(以下、「参考スコア」と称する。)の送信をサーバ30に要求する。このとき、参考スコア取得部103は、演技の進捗に同期した演技同期信号を受信する毎あるいは演技の終了を示す演技同期信号を受信した際に、演技の進捗毎または演技の全行程について、参考スコアの送信をサーバ30に要求する。そして、参考スコア取得部103は、サーバ30から参考スコアを受信し、出力部16のディスプレイに表示する。審査員は、参考スコア取得部103によって表示された参考スコアを参照して、自らの採点結果を決定することができる。
スコア表送信部104は、スコア入力受付部102を介して入力された審査員入力済みスコア表をサーバ30に送信する。
集計スコア取得部105は、各審査員のスコアを集計した集計スコアをサーバ30から受信し、出力部16のディスプレイに表示する。
また、図2において、ROM12は、CPU11によって実行される各種プログラムや、審査員用端末10を制御するための各種データ等を記憶している。
RAM13は、CPU11が各種プログラムを実行する際のワークエリアを形成したり、審査員用端末10を制御するためのオペレーティングシステムが使用するシステム領域を形成したりする。
撮像部14は、光学レンズ部と、イメージセンサとを備え、光学レンズ部で集光した被写体からの光をイメージセンサ上に結像させ、イメージセンサが光電変換することにより、被写体の画像を撮像する。
入力部15は、各種釦や、出力部16のディスプレイに積層される静電容量式または抵抗膜式の位置入力センサ等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部16は、ディスプレイやスピーカー等を備え、CPU11の指示に従って画像や音声を出力する。例えば、出力部16は、各種画像やユーザインターフェースの画面(スコア表の画面等)をディスプレイに表示したり、各種案内や報知のための音声をスピーカーから出力したりする。なお、本実施形態においては、出力部16のディスプレイに入力部15の位置入力センサが重畳して配置され、タッチパネルが構成されている。
記憶部17は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、スコア表のデータ等、各種データを記憶する。
通信部18は、インターネットあるいはLAN等のネットワークを介して他の装置との間で行う通信を制御する。なお、通信部18において、近距離無線通信やRFID(Radio Frequency IDentification)によるデータ通信等、各種通信方式による通信が可能な構成としてもよい。
図3は、一般用端末20の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、一般用端末20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、撮像部24と、入力部25と、出力部26と、記憶部27と、通信部28と、を備えている。
これら各部の構成は、CPU21の構成を除き、審査員用端末10の各部とほぼ同様であるため、異なる部分であるCPU21の構成について主として説明する。
CPU21は、ROM22あるいは記憶部27等に記憶されたプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、CPU21は、後述する一般用スコア表取得処理や一般用採点処理のためのプログラムに従って、一般用スコア表取得処理及び一般用採点処理を実行する。
また、CPU21は、一般用スコア表取得処理や一般用採点処理のためのプログラムを実行することにより、各種機能を実現する。
具体的には、図3に示すように、CPU21において、識別情報取得部201と、スコア表取得部202と、スコア入力受付部203と、スコア表送信部204と、集計スコア取得部205と、が実現される。
識別情報取得部201は、一般の観客用の座席に設置された座席の識別情報Dを取得する。具体的には、識別情報取得部201は、座席の識別情報Dとして設置された2次元バーコードを撮像部24によって撮像し、2次元バーコードが示す情報を取得する。本実施形態において、2次元バーコードが示す情報は、競技会毎に発行される各座席固有の識別番号であるものとする。
図4は、一般の観客用の座席に設置された座席の識別情報Dを示す模式図である。
座席の識別情報Dは、例えば、2次元バーコードが印刷されたシール等によって構成され、競技会毎に貼り換えられる。
具体的には、座席の識別情報Dは、図4(A)に示すように、各座席の背もたれ前面に設置したり、図4(B)に示すように、各座席の前席の背もたれ背面に設置したりすることができる。
なお、座席の識別情報Dを2次元バーコードとすることの他、1次元バーコードとして表すことも可能であり、また、座席の識別情報DをICタグに記憶して各座席に設置し、通信部28によってICタグに記憶された座席の識別情報Dを読み取ること等も可能である。
スコア表取得部202は、識別情報取得部201によって取得された座席の識別情報Dに対応するスコア表の送信をサーバ30に要求する。このとき、スコア表取得部202は、一般用端末20を使用するユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号と、座席の識別情報Dとをサーバ30に送信する。座席の識別情報Dは、上述のように、競技会毎に発行される各座席固有の識別番号を表している。そして、サーバ30において、競技会の日時、競技会名、座席の番号、予約者の氏名、電話番号及び座席の予約番号、及び、座席の識別情報Dが対応付けられた座席識別データベース362(後述)を参照して、スコア表取得部202によって送信されたユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号、及び、座席の識別情報Dが正当なものであるか否かが認証される。さらに、スコア表取得部202によって送信されたこれらの情報が正当なものとして認証されると、一般用端末20のユーザであるその座席の観客用のスコア表がサーバ30から一般用端末20に送信され、スコア表取得部202は、このスコア表を受信して記憶部27に記憶する。なお、記憶部27に記憶されたスコア表は、スコア入力受付部203によって読み出され、スコア入力が可能な状態となる。
スコア入力受付部203は、サーバ30から送信される演技者の演技に同期した演技同期信号の受信をトリガとして、一般の観客によるスコアの入力を受け付ける状態となる。このとき、演技の開始を示す演技同期信号の受信に対応して、スコア表が記憶部27から読み出されて表示される。また、より詳細な演技の進捗(演技の項目毎等)に同期した演技同期信号をサーバ30から送信することも可能であり、この場合、演技同期信号が示す演技の進捗段階毎にスコアの入力を受け付けること等が可能となる。そして、スコア入力受付部203は、受け付けたスコアをスコア表に入力し、演技に対する一般の観客の採点結果を表すスコア表(以下、「一般入力済みスコア表」と称する。)を生成する。
スコア表送信部204は、スコア入力受付部203を介して入力された入力済みスコア表をサーバ30に送信する。このとき、スコア表送信部204は、演技同期信号が示す演技の進捗毎にスコアの入力を受け付けた場合、演技の進捗毎に一般入力済みスコア表を分割してサーバ30に送信する。
集計スコア取得部205は、各審査員のスコアを集計した集計スコアをサーバ30から受信し、出力部26のディスプレイに表示する。
図5は、サーバ30の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、サーバ30は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、入力部34と、出力部35と、記憶部36と、通信部37と、を備えている。
サーバ30において、記憶部36の一領域には、審査員認証データベース361と、座席識別データベース362と、スコアデータベース363と、が形成される。
審査員認証データベース361は、競技会の運営者によって予め生成され、選任された審査員の氏名及び連絡先等の識別情報と、ユーザ名及びパスワード等の認証情報とを対応付けて記憶している。
座席識別データベース362は、競技会の運営者によって予め生成され、競技会の日時、競技会名、座席の番号、予約者の氏名、電話番号及び座席の予約番号、及び、座席の識別情報Dを対応付けて記憶している。
スコアデータベース363は、審査員入力済みスコア表及び一般入力済みスコア表を採点の対象となった演技者と対応付けて記憶する。また、スコアデータベース363は、演技者のスコアが集計された場合に、集計されたスコアを演技者と対応付けて記憶する。なお、演技者のスコアは、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて記憶される。
CPU31は、ROM32あるいは記憶部36等に記憶されたプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、CPU31は、後述するスコア表提供処理やスコア集計処理のためのプログラムに従って、スコア提供処理及びスコア集計処理を実行する。
また、CPU31は、スコア表提供処理やスコア集計処理のためのプログラムを実行することにより、各種機能を実現する。
具体的には、図5に示すように、CPU31において、審査員認証部301と、観客認証部302と、スコア表提供部303と、同期信号送信部304と、スコア表受信部305と、参考スコア集計部306と、参考スコア提供部307と、スコア集計部308と、集計スコア提供部309と、が実現される。
審査員認証部301は、審査員用端末10からスコア表の送信が要求された場合に、審査員用端末10から送信された審査員のユーザ名及びパスワードに基づいて、審査員認証データベース361を検索する。そして、審査員認証部301は、審査員認証データベース361において、審査員用端末10から送信された審査員のユーザ名及びパスワードが対応付けられたデータとして検索されると、そのユーザ名及びパスワードに対応する審査員が正当な審査員であると認証する。なお、ユーザ名及びパスワードに代えて、予め登録された1つの識別番号を用いて認証を行うこととしてもよい。
観客認証部302は、一般用端末20からスコア表の送信が要求された場合に、一般用端末20から送信されたユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号と、座席の識別情報Dとに基づいて、座席識別データベース362を検索する。そして、観客認証部302は、座席識別データベース362において、一般用端末20から送信されたユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号と、座席の識別情報Dとが対応付けられたデータとして検索されると、そのユーザ(観客)をその座席の正当な予約者として認証する。
スコア表提供部303は、審査員用端末10または一般用端末20から送信されたスコア表の送信要求を受信する。そして、スコア表提供部303は、審査員認証部301によって審査員が正当な審査員であると認証されると、スコア表の送信を要求した審査員用端末10に対して、その審査員用のスコア表を送信する。また、スコア表提供部303は、観客認証部302によって一般用端末20のユーザ(観客)がその座席の正当な予約者であると認証されると、スコア表の送信を要求した一般用端末20に対して、その観客用のスコア表を送信する。
同期信号送信部304は、演技者の演技の開始及び終了に対応して、演技の開始を示す同期信号や演技の終了を示す同期信号を審査員用端末10及び一般用端末20に同報送信する。なお、同期信号送信部304は、より詳細な演技の進捗(演技の項目毎等)に同期した演技同期信号を送信することも可能であり、演技同期信号の送信タイミング等については、競技の種類等に応じて、競技会の運営者が適宜設定することができる。例えば、演技に用いられる曲の開始時点からの時間によって演技同期信号が自動的に送信されるように定義したり、演技の構成に合わせて、演技中に競技会の運営者が手動で演技同期信号を送信したりすることが可能である。
スコア表受信部305は、審査員用端末10から送信される審査員入力済みスコア表及び一般用端末20から送信される一般入力済みスコア表を受信する。また、スコア表受信部305は、受信した審査員入力済みスコア表及び一般入力済みスコア表を採点対象となった演技者と対応付けて、スコアデータベース363に記憶する。なお、スコア表受信部305は、一般用端末20から一般入力済みスコア表が演技の進捗毎に分割して送信された場合、分割された一般入力済みスコア表を採点対象となった演技者と対応付けて、スコアデータベース363に逐次記憶する。
参考スコア集計部306は、参考スコアの集計対象となる演技について、スコアデータベース363に記憶された一般入力済みスコア表を読み出す。また、参考スコア集計部306は、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、一般の観客の採点結果を集計し、参考スコアを算出する。本実施形態において、参考スコア集計部306は、集計対象となる一般入力済みスコア表(または分割された一般入力済みスコア表)のスコアを単純平均することにより、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、参考スコアを算出する。
参考スコア提供部307は、参考スコア集計部306によって算出された参考スコアを審査員用端末10に送信する。なお、参考スコア提供部307は、演技の終了を示す演技同期信号が送信された後に、参考スコアを審査員用端末10に送信する。ただし、参考スコア提供部307は、演技の進捗に同期した演技同期信号が送信される場合、各演技同期信号が送信される毎に、演技の進捗毎の参考スコアを審査員用端末10に送信する。
スコア集計部308は、スコアの集計対象となる演技について、スコアデータベース363に記憶された審査員入力済みスコア表を読み出す。また、スコア集計部308は、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、審査員の採点結果を集計(単純平均)し、演技者の集計スコアを算出する。
集計スコア提供部309は、スコア集計部308によって算出された集計スコアを審査員用端末10及び一般用端末20に送信する。なお、集計スコア提供部309は、演技の終了を示す演技同期信号が送信された後に、集計スコアを審査員用端末10及び一般用端末20に送信する。
[動作]
次に、採点システム1の動作について説明する。
[審査員用端末10の処理]
初めに、審査員用端末10が実行する処理を説明する。
図6は、審査員用端末10が実行する審査員用スコア表取得処理の流れを示すフローチャートである。
審査員用スコア表取得処理は、審査員用端末10のユーザである審査員によって、審査員用スコア表取得処理の実行が指示されることによって開始される。
ステップS1において、スコア表取得部101は、審査員のユーザ名及びパスワードの入力を受け付ける。
ステップS2において、スコア表取得部101は、審査員のユーザ名及びパスワードと、スコア表の送信要求とをサーバ30に送信する。
ステップS3において、スコア表取得部101は、サーバ30において、審査員のユーザ名及びパスワードが認証されたか否かの判定を行う。具体的には、スコア表取得部101は、サーバ30から審査員のユーザ名及びパスワードを認証した旨の通知を受信したか否かの判定を行う。
審査員のユーザ名及びパスワードが認証されていない場合、ステップS3においてNOと判定されて、処理はステップS1に移行する。
一方、審査員のユーザ名及びパスワードが認証された場合、ステップS3においてYESと判定されて、処理はステップS4に移行する。
ステップS4において、スコア表取得部101は、審査員用のスコア表をサーバ30から受信し、記憶部17に記憶する。
ステップS4の後、審査員用スコア表取得処理は終了となる。
図7は、審査員用端末10が実行する審査員用採点処理の流れを示すフローチャートである。
審査員用採点処理は、審査員用端末10のユーザである審査員によって、審査員用採点処理の実行が指示されることによって開始される。
ステップS11において、スコア入力受付部102は、演技の開始を示す演技同期信号の受信をトリガとして、審査員用のスコア表を表示する。
ステップS12において、参考スコア取得部103は、一般用端末20における採点結果(参考スコア)をサーバ30から取得する。このとき、参考スコア取得部103は、演技の進捗に同期した演技同期信号を受信する毎あるいは演技の終了を示す演技同期信号を受信した際に、参考スコアの送信をサーバ30に要求して、演技の進捗毎あるいは演技の全行程についての参考スコアを取得する。
ステップS13において、参考スコア取得部103は、取得した参考スコアを表示する。
ステップS14において、スコア入力受付部102は、審査員によるスコアの入力を受け付ける。
ステップS15において、スコア入力受付部102は、演技の全行程についてスコアの入力が完了したか否かの判定を行う。
演技の全行程についてスコアの入力が完了した場合、ステップS15においてYESと判定されて、処理はステップS16に移行する。
一方、演技の全行程についてスコア入力が完了していない場合、ステップS15においてNOと判定されて、処理はステップS12に移行する。
ステップS16において、スコア表送信部104は、審査員入力済みスコア表をサーバ30に送信する。
ステップS17において、集計スコア取得部105は、各審査員のスコアを集計した集計スコアをサーバ30から受信する。
ステップS18において、集計スコア取得部105は、集計スコアを表示する。
ステップS18の後、審査員用採点処理は終了となる。
[一般用端末20の処理]
次に、一般用端末20が実行する処理を説明する。
図8は、一般用端末20が実行する一般用スコア表取得処理の流れを示すフローチャートである。
一般用スコア表取得処理は、一般用端末20のユーザである一般の観客によって、一般用スコア表取得処理の実行が指示されることによって開始される。
ステップS21において、識別情報取得部201は、一般の観客用の座席に設置された座席の識別情報Dを取得する。
ステップS22において、スコア表取得部202は、一般用端末20を使用するユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号の入力を受け付ける。
ステップS23において、スコア表取得部202は、一般用端末20を使用するユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号と、座席の識別情報Dとをサーバ30に送信する。
ステップS24において、スコア表取得部202は、サーバ30において、ユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号、及び、座席の識別情報Dが正当なものであると認証されたか否かの判定を行う。具体的には、スコア表取得部202は、サーバ30からユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号、及び、座席の識別情報Dが正当なものであると認証した旨の通知を受信したか否かの判定を行う。
ユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号、及び、座席の識別情報Dが正当なものであると認証されていない場合、ステップS24においてNOと判定されて、処理はステップS22に移行する。
一方、ユーザの氏名、電話番号及び座席の予約番号、及び、座席の識別情報Dが正当なものであると認証された場合、ステップS24においてYESと判定されて、処理はステップS25に移行する。
ステップS25において、スコア表取得部202は、一般の観客用のスコア表をサーバ30から受信し、記憶部27に記憶する。
ステップS25の後、一般用スコア表取得処理は終了となる。
図9は、一般用端末20が実行する一般用採点処理の流れを示すフローチャートである。
一般用採点処理は、一般用端末20のユーザである一般の観客によって、一般用採点処理の実行が指示されることによって開始される。
ステップS31において、スコア入力受付部203は、演技の開始を示す演技同期信号の受信をトリガとして、一般の観客用のスコア表を表示する。
ステップS32において、スコア入力受付部203は、一般の観客によるスコアの入力を受け付ける。
ステップS33において、スコア入力受付部203を介して入力されたスコアを一般の観客用のスコア表に表示する。
ステップS34において、スコア表送信部204は、一般入力済みスコア表をサーバ30に送信する。このとき、スコア表送信部204は、演技同期信号が示す演技の進捗毎にスコアの入力を受け付けた場合、演技の進捗毎に一般入力済みスコア表を分割してサーバ30に送信する。
ステップS35において、スコア入力受付部203は、演技の全行程についてスコア入力が完了したか否かの判定を行う。
演技の全行程についてスコア入力が完了した場合、ステップS35においてYESと判定されて、処理はステップS36に移行する。
一方、演技の全行程についてスコア入力が完了していない場合、ステップS35においてNOと判定されて、処理はステップS32に移行する。
ステップS36において、集計スコア取得部205は、各審査員のスコアを集計した集計スコアをサーバ30から受信する。
ステップS37において、集計スコア取得部205は、集計スコアを表示する。
ステップS37の後、一般用採点処理は終了となる。
[サーバ30の処理]
次に、サーバ30が実行する処理を説明する。
図10は、サーバ30が実行するスコア表提供処理の流れを示すフローチャートである。
スコア表提供処理は、サーバ30の起動と共に自動的に開始される。
ステップS41において、スコア表提供部303は、審査員用端末10または一般用端末20から送信されたスコア表の送信要求を受信する。
ステップS42において、スコア表提供部303は、審査員認証部301によって審査員が正当な審査員であると認証されたか否か、あるいは、観客認証部302によって一般用端末20のユーザ(観客)がその座席の正当な予約者であると認証されたか否か(即ち、スコア表の送信要求が認証されたか否か)の判定を行う。
スコア表の送信要求が認証されていない場合、ステップS42においてNOと判定されて、処理はステップS43に移行する。
一方、スコア表の送信要求が認証された場合、ステップS42においてYESと判定されて、処理はステップS44に移行する。
ステップS43において、スコア表提供部303は、スコア表の送信要求を送信した審査員用端末10または一般用端末20に対して、スコア表の送信要求が認証されなかったことを示すエラーメッセージを送信する。
ステップS44において、スコア表提供部303は、スコア表の送信要求が一般用端末20から行われたか否かの判定を行う。
スコア表の送信要求が一般用端末20から行われた場合、ステップS44においてYESと判定されて、処理はステップS45に移行する。
一方、スコア表の送信要求が一般用端末20から行われていない(即ち、審査員用端末10から行われている)場合、ステップS44においてNOと判定されて、処理はステップS46に移行する。
ステップS45において、スコア表提供部303は、スコア表の送信を要求した一般用端末20に対して、その観客用のスコア表を送信する。
ステップS46において、スコア表提供部303は、スコア表の送信を要求した審査員用端末10に対して、その審査員用のスコア表を送信する。
ステップS45及びステップS46の後、スコア表提供処理が繰り返される。
図11は、サーバ30が実行するスコア集計処理の流れを示すフローチャートである。
スコア集計処理は、サーバ30の起動と共に自動的に開始される。
ステップS51において、スコア表受信部305は、一般用端末20から送信される一般入力済みスコア表を受信する。この一般入力済みスコア表は、採点対象となった演技者と対応付けて、スコアデータベース363に記憶される。
ステップS52において、参考スコア集計部306は、参考スコアを集計するための締め切りタイミングとなっているか否かの判定を行う。参考スコアを集計するための締め切りタイミングは、例えば、演技の終了を示す演技同期信号が送信されたタイミングや、より詳細な演技の進捗(演技の項目毎等)に同期した演技同期信号が送信される場合には、次の演技同期信号が送信されたタイミングとすることができる。参考スコアを集計するための締め切りタイミングは、例えば、演技の終了を示す演技同期信号あるいはより詳細な演技の進捗に同期した演技同期信号が送信されたタイミングから予め設定された時間とすることができる。
参考スコアを集計するための締め切りタイミングとなっている場合、ステップS52においてYESと判定されて、処理はステップS53に移行する。
一方、参考スコアを集計するための締め切りタイミングとなっていない場合、ステップS52においてNOと判定されて、処理はステップS51に移行する。
ステップS53において、参考スコア集計部306は、一般入力済みスコア表(または分割された一般入力済みスコア表)に基づいて、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、一般の観客の採点結果を集計し、参考スコアを算出する。
ステップS54において、参考スコア提供部307は、参考スコア集計部306によって算出された参考スコアを審査員用端末10に送信する。
ステップS55において、参考スコア集計部306は、演技の全行程について参考スコアの集計が完了したか否かの判定を行う。
演技の全行程について参考スコアの集計が完了した場合、ステップS55においてYESと判定されて、処理はステップS56に移行する。
一方、演技の全行程について参考スコアの集計が完了していない場合、ステップS55においてNOと判定されて、処理はステップS51に移行する。
ステップS56において、スコア表受信部305は、審査員用端末10から送信される審査員入力済みスコア表を受信する。この審査員入力済みスコア表は、採点対象となった演技者と対応付けて、スコアデータベース363に記憶される。
ステップS57において、スコア集計部308は、スコアを集計するための締め切りタイミングとなっているか否かの判定を行う。スコアを集計するための締め切りタイミングは、例えば、演技の終了を示す演技同期信号が送信されたタイミングから予め設定された時間とすることができる。一例として、演技の終了を示す演技同期信号が送信された後、次の演技の開始を示す演技同期信号が送信されるタイミングを、スコアを集計するための締め切りタイミングとすることができる。なお、演技の終了を示す演技同期信号を次の演技の開始直前に送信することとしてもよい。これにより、審査員は、演技終了後、次の演技の開始までの間に、スコアを入力することができる。
スコアを集計するための締め切りタイミングとなっていない場合、ステップS57においてNOと判定されて、処理はステップS56に移行する。
一方、スコアを集計するための締め切りタイミングとなっている場合、ステップS57においてYESと判定されて、処理はステップS58に移行する。
ステップS58において、スコア集計部308は、審査員入力済みスコア表に基づいて、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、審査員の採点結果を集計(単純平均)し、演技者の集計スコアを算出する。
ステップS59において、集計スコア提供部309は、スコア集計部308によって算出された集計スコアを審査員用端末10及び一般用端末20に送信する。
ステップS59の後、スコア集計処理が繰り返される。
以上のように、本実施形態に係る採点システム1においては、座席の識別情報Dを取得した正規の予約者のみが一般の観客用のスコア表を取得することができる。即ち、会場を訪れていない予約者を除外し、演技を会場で直接見ている観客のみが採点に参加できる。そして、審査員は、一般の観客用のスコアを参照しながら、客観性を高めて演技を採点することができる。
したがって、本実施形態に係る採点システム1によれば、採点が行われる競技をより適切に評価することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態における採点システム1は、一般の観客における採点結果が、観客の座席の位置に応じて重み付けされる。そして、重み付けされた観客の採点結果と、審査員の採点結果とを合わせて、演技のスコアが集計される。
そのため、一般の観客の採点結果をより適切に反映させ、客観性を高めて演技を採点することができる。
[構成]
本実施形態における採点システム1のシステム構成は、第1実施形態における図1のシステム構成と同様である。
また、審査員用端末10及び一般用端末20の構成は、第1実施形態における図2及び図3の構成と同様である。ただし、本実施形態において、審査員用端末10における参考スコア取得部103の機能は、審査員によって参考スコアを取得する設定が行われた場合に機能するものとする。
図12は、サーバ30の構成を示すブロック図である。
図12に示す構成のうち、CPU31及び記憶部36以外の構成は、第1実施形態における図5に示す構成と同様である。
サーバ30において、記憶部36の一領域には、審査員認証データベース361と、座席識別データベース362と、スコアデータベース363と、座席重み付けテーブル364と、が形成される。
これらのうち、審査員認証データベース361、座席識別データベース362及びスコアデータベース363の構成は、第1実施形態における図5に示す構成と同様である。
座席重み付けテーブル364には、各座席と、採点結果を集計する際の重みとが対応付けられている。具体的には、会場の観客席が演技の見易さを基準として複数の領域に区切られ、各座席が位置する領域毎に、採点結果を集計する際の重みが設定されている。
図13は、観客席の領域と、採点結果を集計する際の重みとの関係を示す模式図である。
図13に示すように、本実施形態においては、演技が行われる舞台に対する距離(前方席、後方席及び中間席等)と、舞台に対する方向(正面、左翼及び右翼)とに基づいて、観客席が複数の領域Znに区切られ、その領域毎に、重みWn(ただし、nは領域を表す番号)が設定されている。
そして、座席重み付けテーブル364においては、各座席について、各座席が属する領域Znの重みWnが記憶されている。
また、CPU31において、図5と同様に、審査員認証部301と、観客認証部302と、スコア表提供部303と、同期信号送信部304と、スコア表受信部305と、参考スコア集計部306と、参考スコア提供部307と、スコア集計部308と、集計スコア提供部309と、が実現される。
これらのうち、審査員認証部301、観客認証部302、スコア表提供部303、同期信号送信部304、スコア表受信部305、参考スコア提供部307及び集計スコア提供部309の構成は、第1実施形態における図5の構成と同様である。また、本実施形態において、参考スコア集計部306及び参考スコア提供部307は、審査員用端末10から参考スコアの提供が要求されている場合に機能する。
参考スコア集計部306は、参考スコアの集計対象となる演技について、スコアデータベース363に記憶された一般入力済みスコア表を読み出す。また、参考スコア集計部306は、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、一般の観客の採点結果を集計し、参考スコアを算出する。本実施形態において、参考スコア集計部306は、集計対象となる一般入力済みスコア表(または分割された一般入力済みスコア表)のスコアを重み付け平均することにより、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、参考スコアを算出する。具体的には、参考スコア集計部306は、スコアデータベース363に記憶された一般入力済みスコア表(または分割された一般入力済みスコア表)と、座席重み付けテーブル364とを読み出す。そして、参考スコア集計部306は、座席重み付けテーブル364を参照し、一般入力済みスコア表を入力した観客の座席に対応する重みを取得する。さらに、参考スコア集計部306は、取得した重みを一般入力済みスコア表におけるスコアに乗算し、各観客のスコアを重み付けした結果を平均化することにより、一般の観客の採点結果を重み付け平均する。
スコア集計部308は、スコアの集計対象となる演技について、スコアデータベース363に記憶された審査員入力済みスコア表及び一般入力済みスコア表を読み出す。また、スコア集計部308は、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、一般の観客の採点結果を重み付け平均すると共に、重み付け平均の結果を審査員の採点結果と合わせて集計することにより、演技者の集計スコアを算出する。具体的には、スコア集計部308は、スコアデータベース363に記憶された一般入力済みスコア表と、座席重み付けテーブル364とを読み出す。そして、スコア集計部308は、座席重み付けテーブル364を参照し、一般入力済みスコア表を入力した観客の座席に対応する重みを取得する。さらに、スコア集計部308は、取得した重みを一般入力済みスコア表におけるスコアに乗算し、各観客のスコアを重み付けした結果を平均化することにより、一般の観客の採点結果を重み付け平均する。なお、審査員の採点結果と、重み付け平均された一般の観客の採点結果とを集計する際の比率は、任意に設定することが可能であり、例えば、一般の観客を審査員一人分の比率とすること等が可能である。
[動作]
次に、採点システム1の動作について説明する。
本実施形態における採点システム1の動作は、サーバ30におけるスコア集計処理を除き、第1実施形態における各処理と同様である。ただし、審査員用端末10における審査員用採点処理では、上述のように、審査員によって参考スコアを取得する設定が行われた場合にのみ、図7におけるステップS12及びステップS13の参考スコアの取得及び表示が行われる。
また、本実施形態において、サーバ30が実行するスコア集計処理は、第1実施形態における図11のスコア集計処理のうち、ステップS53及びステップS58の処理が異なっている。なお、本実施形態におけるスコア集計処理では、図11におけるステップS53及びステップS54の処理は、いずれかの審査員によって参考スコアを取得する設定が行われている場合にのみ実行され、それ以外の場合にはスキップされる。
ステップS53において、参考スコア集計部306は、一般入力済みスコア表(または分割された一般入力済みスコア表)に基づいて、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、一般の観客の採点結果を集計し、参考スコアを算出する。このとき、参考スコア集計部306は、集計対象となる一般入力済みスコア表(または分割された一般入力済みスコア表)のスコアを重み付け平均することにより、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、参考スコアを算出する。
ステップS58において、スコア集計部308は、演技の項目毎及び演技の総合それぞれについて、一般の観客の採点結果を重み付け平均すると共に、重み付け平均の結果を審査員の採点結果と合わせて集計することにより、演技者の集計スコアを算出する。
以上のように、本実施形態に係る採点システム1においては、座席の識別情報Dを取得した正規の予約者のみが一般の観客用のスコア表を取得することができる。即ち、会場を訪れていない予約者を除外し、演技を会場で直接見ている観客のみが採点に参加できる。また、観客席の座席の位置に応じた重みに基づいて、一般の観客の採点結果が重み付け平均され、審査員の採点結果と合わせて、演技のスコアが集計される。
そのため、一般の観客の採点結果をより適切に反映させ、客観性を高めて演技を採点することができる。
したがって、本実施形態に係る採点システム1によれば、採点が行われる競技をより適切に評価することができる。
[変形例1]
第1実施形態において、審査員用端末10における審査員用採点処理では、一般の観客による参考スコアを表示した後に、審査員によるスコアの入力を受け付けることとした。これに対し、審査員用端末10における審査員用採点処理を実行する際に、審査員による暫定的なスコアの入力後、一般の観客による参考スコアを表示し、審査員が自らのスコアを修正して、正式なスコアを確定することとしてもよい。
この場合、スコア入力受付部102は、サーバ30から送信される演技者の演技に同期した演技同期信号の受信をトリガとして、審査員による暫定的なスコア(以下、「仮スコア」と称する。)の入力を受け付ける状態となる。ここで、演技同期信号として、サーバ30から、少なくとも演技の開始と終了を示す信号が送信される。そして、演技の開始を示す演技同期信号の受信に対応して、スコア表が記憶部17から読み出されて表示される。また、より詳細な演技の進捗(演技の項目毎等)に同期した演技同期信号をサーバ30から送信することも可能であり、この場合、演技同期信号が示す演技の進捗段階毎に仮スコアの入力を受け付けること等が可能となる。そして、スコア入力受付部102は、受け付けた仮スコアをスコア表に入力し、演技に対する審査員の採点結果を表す暫定的なスコア表(以下、「仮スコア表」と称する。)を生成する。
また、スコア入力受付部102は、参考スコアが表示された後、審査員による仮スコアの修正を受け付ける。そして、スコア入力受付部102は、修正されたスコアによってスコア表を更新し、演技に対する審査員の採点結果を表す審査員入力済みスコア表とする。
このような処理とすることにより、審査員は、一般の観客による参考スコアを参照する前に、自らの主観による仮スコアを入力することができ、一般の観客による参考スコアに影響されない独自の採点結果を保持することができる。そして、一般の観客による参考スコアとの比較を行った結果、改めて自らの採点結果の適否を判断することができる。
したがって、採点が行われる競技をより適切に評価することができる。
[変形例2]
上述の各実施形態において、一般の観客による採点結果を集計する場合に、採点結果をサーバ30に送信した全ての観客の採点結果を集計に用いることとして説明したが、これに限られない。
即ち、採点結果をサーバ30に送信した観客の一部を選択し、選択された観客の採点結果を集計に用いることとしてもよい。
例えば、サーバ30がスコア集計処理を実行する際に、ステップS53の参考スコアを算出する処理あるいはステップS58の演技者の集計スコアを算出する処理において、採点結果をサーバ30に送信した観客の一部をランダムに選択し、選択された観客の採点結果のみを用いて、参考スコアを算出したり、集計スコアを算出したりすることができる。
このような処理とすることにより、採点に参加する観客に偏りが生じることを抑制することができ、採点が行われる競技をより適切に評価することができる。
また、例えば、観客の性別、年齢、観客席の位置、出身地、活動地域あるいは競技経験の有無等の属性情報を予め取得しておき、採点に参加する観客において、これらの属性情報の構成が均等化されるように観客の一部を選択することとしてもよい。
この場合、多様な感性を有する観客の採点結果を適切に反映させて、競技を評価することが可能となる。
[変形例3]
第2実施形態において、座席重み付けテーブル364に設定される各座席の重みは、座席が属する領域に応じて設定されるものとして説明したが、各座席の重みを可変とすることとしてもよい。
例えば、演技の進捗に応じて、演技者の位置に近い観客席の重みを大きくするように、座席重み付けテーブル364における各座席の重みを変化させることができる。
このとき、ステージを区分した各領域について、一定の時間毎に、演技者の移動軌跡の密度を自動的に算出し、ステージの各領域における移動軌跡の密度を用いて、その領域と対応付けられた座席の重みを逐次算出することとしてもよい。
このような処理とすることにより、演技者の演技を見易い位置にいる観客の採点結果に対して重みを大きくすることができ、採点が行われる競技をより適切に評価することができる。
[変形例4]
上述の各実施形態において、座席の識別情報Dを座席の背もたれ前面や前席の背もたれ背面等、座席の位置に設置することとして説明したが、これに限られない。
即ち、座席の識別情報Dを座席に設置する他、会場の入り口において検札の際に、そのチケットに対応する座席の識別情報を競技会の運営者が提示し、一般用端末20において、提示された座席の識別情報を取得することとしてもよい。
この場合にも、会場を訪れていない予約者を除外し、演技を会場で直接見ている観客のみが採点に参加できるシステムを構築することができる。
以上のように構成される採点システム1は、一般用端末20(第1の端末装置)と、審査員用端末10(第2の端末装置)と、サーバ30とを含む。
一般用端末20には、演技に対する第1の採点結果が観客によって入力される。
審査員用端末10には、演技に対する第2の採点結果が審査員によって入力される。
サーバ30は、第1の採点結果及び第2の採点結果を集計する。
また、一般用端末20は、識別情報取得部201(識別情報取得手段)と、スコア表取得部202(認証取得手段)と、スコア入力受付部203(第1入力受付手段)と、スコア表送信部204(第1採点結果送信手段)とを備えている。
識別情報取得部201は、演技が行われる会場の座席を識別する識別情報であって、会場に設置された識別情報を取得する。
スコア表取得部202は、識別情報取得部201によって取得された識別情報に基づいて、一般用端末20のユーザが正規の観客であることの認証を取得する。
スコア入力受付部203は、スコア表取得部202によって認証が取得されている場合に、演技に対する第1の採点結果の入力を受け付ける。
スコア表送信部204は、スコア入力受付部203によって入力された第1の採点結果をサーバ30に送信する。
また、審査員用端末10は、スコア入力受付部102(第2入力受付手段)と、スコア表送信部104(第2採点結果送信手段)とを備える。
スコア入力受付部102は、演技に対する審査員の採点結果の入力を受け付ける。
スコア表送信部104は、スコア入力受付部102によって入力された第2の採点結果をサーバ30に送信する。
また、サーバ30は、参考スコア集計部306及びスコア集計部308を備える。
参考スコア集計部306及びスコア集計部308は、スコア表送信部204によって送信された第1の採点結果及びスコア表送信部104によって送信された第2の採点結果を集計する。
これにより、識別情報を取得し、かつ、認証を取得した観客と、審査員とが採点結果をサーバ30に送信することができる。そして、サーバ30において、観客の採点結果及び審査員の採点結果が集計される。そのため、演技の評価に観客の採点結果を直接的または間接的に反映させることができる。
したがって、採点が行われる競技をより適切に評価することができる。
また、サーバ30は、参考スコア提供部307を備える。
参考スコア集計部306は、スコア表送信部204によって送信された第1の採点結果を集計する。
参考スコア提供部307は、参考スコア集計部306による第1の採点結果の集計結果を審査員用端末10に送信する。
審査員用端末10は、参考スコア取得部103を備える。
参考スコア取得部103は、参考スコア提供部307によって送信された第1の採点結果の集計結果を表示する。
スコア入力受付部102は、参考スコア取得部103によって第1の採点結果の集計結果が表示された後に、審査員による第2の採点結果の入力を受け付ける。
スコア集計部308は、第1の採点結果の集計結果が審査員用端末10に送信された後に、スコア表送信部104によって送信された第2の採点結果を集計する。
これにより、審査員は、観客の採点結果を参考に採点を行うことができる。
また、スコア集計部308は、スコア表送信部204によって送信された第1の採点結果を、当該採点を行った観客の座席の位置に応じた重みに基づいて重み付け平均することによって集計する。
これにより、観客の座席の位置に応じた重みに基づいて、観客による第1の採点結果が重み付け平均され、審査員の採点結果と合わせて、演技の採点結果が集計される。
そのため、観客の採点結果をより適切に反映させ、客観性を高めて演技を採点することができる。
したがって、採点が行われる競技をより適切に評価することができる。
また、スコア集計部308は、第1の採点結果及び第2の採点結果を合わせて集計する。
これにより、観客による第1の採点結果を審査員による第2の採点結果と合わせて、直接的に観客の採点結果を反映させて演技を採点することができる。
なお、本発明は、本発明の効果を奏する範囲で変形、改良等を適宜行うことができ、上述の実施形態に限定されない。
例えば、上述の各実施形態及び変形例において、採点結果の集計を行う場合に、集計の対象となる採点結果のうち、最高点及び最低点を除外した上で、採点結果の集計を行うこととしてもよい。
また、上記実施形態及び各変形例を適宜組み合わせて、本発明を実施することが可能である。
上述の実施形態における処理は、ハードウェア及びソフトウェアのいずれにより実行させることも可能である。
即ち、上述の処理を実行できる機能が採点システム1に備えられていればよく、この機能を実現するためにどのような機能構成及びハードウェア構成とするかは上述の例に限定されない。
上述の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにネットワークや記憶媒体からインストールされる。
プログラムを記憶する記憶媒体は、装置本体とは別に配布されるリムーバブルメディア、あるいは、装置本体に予め組み込まれた記憶媒体等で構成される。リムーバブルメディアは、例えば、磁気ディスク、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray Disc(登録商標)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた記憶媒体は、例えば、プログラムが記憶されているROMやハードディスク等で構成される。
1 採点システム、10 審査員用端末、11,21,31 CPU、12,22,32 ROM、13,23,33 RAM、14,24 撮像部、15,25,34 入力部、16,26,35 出力部、17,27,36 記憶部、18,28,37 通信部、20 一般用端末、30 サーバ、101,202 スコア表取得部、102,203 スコア入力受付部、103 参考スコア取得部、104,204 スコア表送信部、105,205 集計スコア取得部、201 識別情報取得部、301 審査員認証部、302 観客認証部、303 スコア表提供部、304 同期信号送信部、305 スコア表受信部、306 参考スコア集計部、307 参考スコア提供部、308 スコア集計部、309 集計スコア提供部、361 審査員認証データベース、362 座席識別データベース、363 スコアデータベース、364 座席重み付けテーブル

Claims (7)

  1. 演技に対する第1の採点結果が観客によって入力される第1の端末装置と、演技に対する第2の採点結果が審査員によって入力される第2の端末装置と、前記第1の採点結果及び前記第2の採点結果を集計するサーバとを含み、
    前記第1の端末装置は、
    演技が行われる会場の座席を識別する識別情報であって、会場に設置された前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段によって取得された前記識別情報に基づいて、前記第1の端末装置のユーザが正規の観客であることの認証を取得する認証取得手段と、
    前記認証取得手段によって認証が取得されている場合に、演技に対する前記第1の採点結果の入力を受け付ける第1入力受付手段と、
    前記第1入力受付手段によって入力された前記第1の採点結果を前記サーバに送信する第1採点結果送信手段と、を備え、
    前記第2の端末装置は、
    演技に対する審査員の採点結果の入力を受け付ける第2入力受付手段と、
    前記第2入力受付手段によって入力された前記第2の採点結果を前記サーバに送信する第2採点結果送信手段と、を備え、
    前記サーバは、
    前記第1採点結果送信手段によって送信された前記第1の採点結果及び前記第2採点結果送信手段によって送信された前記第2の採点結果を集計する集計手段を備えることを特徴とする採点システム。
  2. 前記サーバは、
    前記集計手段による集計結果を前記第2の端末装置に送信する集計結果送信手段を備え、
    前記集計手段は、前記第1採点結果送信手段によって送信された前記第1の採点結果を集計し、
    前記集計結果送信手段は、前記集計手段による前記第1の採点結果の集計結果を前記第2の端末装置に送信し、
    前記第2の端末装置は、
    前記集計結果送信手段によって送信された前記第1の採点結果の集計結果を表示する参考採点結果表示手段を備え、
    前記第2入力受付手段は、前記参考採点結果表示手段によって前記第1の採点結果の集計結果が表示された後に、審査員による前記第2の採点結果の入力を受け付け、
    前記集計手段は、前記第1の採点結果の集計結果が前記第2の端末装置に送信された後に、前記第2採点結果送信手段によって送信された前記第2の採点結果を集計することを特徴とする請求項1に記載の採点システム。
  3. 前記集計手段は、前記第1採点結果送信手段によって送信された前記第1の採点結果を、当該採点を行った観客の座席の位置に応じた重みに基づいて重み付け平均することによって集計することを特徴とする請求項1または2に記載の採点システム。
  4. 前記集計手段は、前記第1の採点結果及び前記第2の採点結果を合わせて集計することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の採点システム。
  5. 演技に対する第1の採点結果が観客によって入力される第1の端末装置と、演技に対する第2の採点結果が審査員によって入力される第2の端末装置と、前記第1の採点結果及び前記第2の採点結果を集計するサーバとを含み、
    前記第1の端末装置は、
    演技が行われる会場の座席を識別する識別情報であって、会場に設置された前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段によって取得された前記識別情報に基づいて、前記第1の端末装置のユーザが正規の観客であることの認証を取得する認証取得手段と、
    前記認証取得手段によって認証が取得されている場合に、演技に対する前記第1の採点結果の入力を受け付ける第1入力受付手段と、
    前記第1入力受付手段によって入力された前記第1の採点結果を前記サーバに送信する第1採点結果送信手段と、を備え、
    前記第2の端末装置は、
    演技に対する審査員の採点結果の入力を受け付ける第2入力受付手段と、
    前記第2入力受付手段によって入力された前記第2の採点結果を前記サーバに送信する第2採点結果送信手段と、を備える採点システムにおける前記サーバであって、
    前記第1採点結果送信手段によって送信された前記第1の採点結果及び前記第2採点結果送信手段によって送信された前記第2の採点結果を集計する集計手段を備えることを特徴とするサーバ。
  6. 演技に対する第1の採点結果が観客によって入力される第1の端末装置と、演技に対する第2の採点結果が審査員によって入力される第2の端末装置と、前記第1の採点結果及び前記第2の採点結果を集計するサーバとを含む採点システムにおける採点方法であって、
    前記第1の端末装置が、
    演技が行われる会場の座席を識別する識別情報であって、会場に設置された前記識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップにおいて取得された前記識別情報に基づいて、前記第1の端末装置のユーザが正規の観客であることの認証を取得する認証取得ステップと、
    前記認証取得ステップにおいて認証が取得されている場合に、演技に対する前記第1の採点結果の入力を受け付ける第1入力受付ステップと、
    前記第1入力受付ステップにおいて入力された前記第1の採点結果を前記サーバに送信する第1採点結果送信ステップと、を実行し、
    前記第2の端末装置が、
    演技に対する審査員の採点結果の入力を受け付ける第2入力受付ステップと、
    前記第2入力受付ステップにおいて入力された前記第2の採点結果を前記サーバに送信する第2採点結果送信ステップと、を実行し、
    前記サーバが、
    前記第1採点結果送信ステップにおいて送信された前記第1の採点結果及び前記第2採点結果送信ステップにおいて送信された前記第2の採点結果を集計する集計ステップを実行することを特徴とする採点方法。
  7. 演技に対する第1の採点結果が観客によって入力される第1の端末装置と、演技に対する第2の採点結果が審査員によって入力される第2の端末装置と、前記第1の採点結果及び前記第2の採点結果を集計するサーバとを含み、
    前記第1の端末装置は、
    演技が行われる会場の座席を識別する識別情報であって、会場に設置された前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段によって取得された前記識別情報に基づいて、前記第1の端末装置のユーザが正規の観客であることの認証を取得する認証取得手段と、
    前記認証取得手段によって認証が取得されている場合に、演技に対する前記第1の採点結果の入力を受け付ける第1入力受付手段と、
    前記第1入力受付手段によって入力された前記第1の採点結果を前記サーバに送信する第1採点結果送信手段と、を備え、
    前記第2の端末装置は、
    演技に対する審査員の採点結果の入力を受け付ける第2入力受付手段と、
    前記第2入力受付手段によって入力された前記第2の採点結果を前記サーバに送信する第2採点結果送信手段と、を備える採点システムにおける前記サーバを構成するコンピュータに、
    前記第1採点結果送信手段によって送信された前記第1の採点結果及び前記第2採点結果送信手段によって送信された前記第2の採点結果を集計する集計機能を実現させることを特徴とするプログラム。
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