JP5861530B2 - 利用者検知装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

開示の技術は利用者検知装置、利用者検知方法、及び利用者検知プログラムに関する。
近年、情報機器の急速な普及に伴い、情報機器内に多種多様な情報が保持されるようになっている。このため、情報機器内に保持されている情報の漏洩等を抑制するセキュリティ技術の確立は極めて重要な課題になってきており、様々な認証技術(例えばパスワード認証や生体認証、カード認証等)が提案されて実用化されている。しかし、既存の認証技術の多くは、ログイン時にのみ認証処理を実施するものであり、例えば、正規の利用者が情報機器の設置位置から離席している間に第三者が情報機器を不正に使用した場合、これを検知できないという共通の課題がある。
上記の課題を解決するため、ログイン後も利用者に対して継続的に認証処理を行う継続認証技術が従来より提案されている。継続認証技術の中でも、利用者を撮影した画像の色ヒストグラムを用いる色ヒストグラム認証は、顔認証やキーストローク等を用いる他の方式と比較して、利用者の姿勢変化に対して頑健で、利用者がキーを打っていない間も継続認証が可能という特長を有している。色ヒストグラム認証では、例えば、ログイン時などに、パーソナルコンピュータ(PC)のディスプレイ上部等に設置されたカメラにより撮影された画像中の利用者に対応する領域(顔や服などの領域)の色ヒストグラムを登録しておく。そして、登録した色ヒストグラムとの色ヒストグラムの類似度に基づいて、画像中の利用者対応領域を検知し、その移動を追跡することで継続認証が実現される。
P.Viola and M.Jones,"Rapid object detection using a boosted cascade of simple features,"in Proc.IEEE Computer Vision and Pattern Recognition,pp.I_511-I_518,2001 B. D. Lucas and T. Kanade, An iterative image registration technique with an application to stereo vision, in Proc. 7th IJCAI, Vancouver, B. C., Canada, pp.674−679, 1981
利用者が手元の資料を閲覧しながら情報機器を操作しているような状況は、図17に示すように、利用者が正面を向いている姿勢から、顔を大きく下げてうつむいた姿勢になる場合がある。このような場合、利用者は情報機器の設置位置から離席しているわけではないため、継続認証の処理も継続されるべきである。しかし、例えば利用者の顔領域の色ヒストグラムを用いた従来技術の継続認証では、図17のように利用者の姿勢が変化することにより、色ヒストグラムが大きく変化し、利用者が存在しているにも拘らず利用者対応領域を特定できないことが生じ得る。この場合、継続認証が途切れてしまったり、利用者が情報機器の設置位置から離席したと誤判定されたりすることになる、という課題があった。
また、このような問題は、認証に用いる特徴量を色ヒストグラムとする場合だけでなく、利用者の姿勢の変化により大きく変化する特徴量を用いる場合(例えばオプティカルフローを用いた追跡による認証等)にも、同様に生じ得る。
開示の技術は、利用者の姿勢が大きく変化した場合でも、利用者対応領域の継続的な検知が途切れることを抑制することが目的である。
開示の技術は、撮影部によって連続して撮影された画像を順次取得する画像取得部を備えている。また開示の技術は、第1検知部を備えている。第1検知部は、利用者が第1の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得部によって取得された画像中の前記利用者に対応する利用者対応領域から基準画像特徴量を予め取得する。また第1検知部は、基準画像特徴量と前記画像取得部によって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す。また開示の技術は、第2検知部を備えている。第2検知部は、前記利用者が前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得部によって取得された画像中の前記利用者対応領域から予め一時画像特徴量を取得する。また第2検知部は、一時画像特徴量と前記画像取得部によって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す。また開示の技術は、切換部を備えている。切換部は、前記画像取得部によって取得された画像から前記利用者が前記第1の姿勢であると判定した場合に、前記第1検知部によって利用者対応領域の検知を行わせる。また切換部は、前記画像取得部によって取得された連続する画像において抽出された前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合に、前記第2検知部によって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換える。
開示の技術は、利用者の姿勢が大きく変化した場合でも、利用者対応領域の継続的な検知が途切れることを抑制することができる、という効果を有する。
第1実施形態で説明した認証装置の機能ブロック図である。 検知モード切換部の機能ブロック図である。 認証装置として機能するコンピュータの概略ブロック図である。 認証処理のフローチャートである。 継続認証処理のフローチャートである。 初期登録処理のフローチャートである。 第1検知モード処理のフローチャートである。 差分シルエットの算出を説明するための説明図である。 差分シルエットの算出の詳細を説明するための説明図である。 差分シルエットの類似度の算出を説明するための説明図である。 利用者の姿勢と差分シルエットとの関係を説明するための説明図である。 利用者の動きの大きさと差分シルエットとの関係を説明するための説明図である。 第1実施形態における継続認証処理の概略を説明するための説明図である。 第2検知モード処理のフローチャートである。 第2実施形態における継続認証処理の概略を説明するための説明図である。 第3実施形態における継続認証処理の概略を説明するための説明図である。 従来技術の問題点を説明するための説明図である。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下では開示の技術を継続認証に適用した態様を主に説明する。
〔第1実施形態〕
図1には、本第1実施形態に係る認証装置10が示されている。認証装置10はPCや携帯端末等の情報機器を使用する利用者の認証を行う装置であり、情報機器の使用を開始する利用者の認証(ログイン認証)を行うログイン認証装置12と、情報機器を使用中の利用者の認証(継続認証)を行う継続認証装置14を備えている。認証装置10は、例えば、利用者によって使用される情報機器に内蔵する(情報機器を認証装置10としても機能させる)ことができるが、これに代えて、情報機器と通信回線を介して接続されたコンピュータを認証装置10として機能させることでも実現できる。また、ログイン認証装置12は、利用者の認証方式として、公知の各種の認証方式(例えば、パスワード認証や生体認証、カード認証等)の何れを適用した構成でもよい。
継続認証装置14は開示の技術における利用者検知装置の一例であり、画像取得部16、第1検知部18、第2検知部20、検知モード切換部22、及び顔検出部24を備えている。また、継続認証装置14は基準色ヒストグラム情報26を記憶する第1記憶部28、及び一時色ヒストグラム情報30を記憶する第2記憶部32を備えている。なお、検知モード切換部22は開示の技術における切換部の一例である。
画像取得部16は、ログイン認証装置12によるログイン認証を経て前記情報機器を使用している利用者(認証対象者)の顔や体の一部及び利用者の背景を被写体として撮影部が定期的に連続して撮影を行うことで得られた画像の画像データを順次取得する。なお、例えば認証装置10が前記情報機器に内蔵されている場合、画像取得部16は、上記の撮影部を含んだ構成であってもよい。また、例えば情報機器と通信回線を介して接続されたコンピュータが認証装置10として機能する場合、画像取得部16は、情報機器に設けられた撮影部で撮影された画像の画像データを情報機器から受信することで取得する通信ユニットであってもよい。
第1検知部18は、利用者がログイン認証装置12によるログイン認証に成功した直後のタイミングで、画像取得部16によって取得された画像中に存在する利用者の顔に対応する顔領域及び体に対応する体領域の色ヒストグラムを算出する。ここで算出した顔領域及び体領域の色ヒストグラムは、基準色ヒストグラム情報26として第1記憶部28に記憶される。また第1検知部18は、後述する第2検知部20による検知へ切り換えられるまで、画像取得部16によって取得された画像に対し、基準色ヒストグラム情報26を用いて色ヒストグラム認証(色ヒストグラムの類似度に基づく利用者対応領域の検知)を行う。すなわち、画像取得部16によって取得された画像に対し、基準色ヒストグラム情報26との色ヒストグラムの類似度が最大となる領域を顔領域及び体領域について各々探索する。そして、当該探索で抽出した領域における色ヒストグラムの類似度が閾値以上であれば抽出した領域に利用者が存在していると判定する。色ヒストグラムの類似度が閾値未満であれば、後述する第2検知部20による認証に切り換えるか、または利用者が情報機器から離席したと判定する。なお、以下では、第1検知部18により利用者対応領域の検知を行う検知モードを「第1検知モード」という。
第2検知部20は、後述する検知モード切換部22により、検知モードが第1検知モードから切り換えられたタイミングで、画像取得部16によって取得された連続する2画像間の差分シルエット(詳細は後述)内の色ヒストグラムを算出する。ここで算出した差分シルエット内の色ヒストグラムは、一時色ヒストグラム情報30として第2記憶部32に記憶される。また第2検知部20は、検知モード切換部22により検知モードが第1検知モードへ切り換えられるまでの間、画像取得部16によって取得された画像に対し、一時色ヒストグラム情報30を用いて色ヒストグラム認証を行う。色ヒストグラム認証の方法は、基準色ヒストグラム情報26に代えて一時色ヒストグラム情報30を用いる点を除いて、第1検知部18で行われる色ヒストグラム認証と同様である。なお、以下では、第2検知部20により利用者対応領域の検知を行う検知モードを「第2検知モード」という。
検知モード切換部22は、第1検知モードから第2検知モードへの検知モードの切り換え、及び第2検知モードから第1検知モードへの検知モードの切り換え、並びに離席判定を行う。検知モード切換部22は、図2に示すように、差分シルエット算出部22a、類似度判定部22b、第1→第2切換設定部22c、切換顔検出部22d、及び第2→第1切換設定部22eを備えている。なお、差分シルエット算出部22aは開示の技術における算出部の一例であり、類似度判定部22bは開示の技術における判定部の一例である。
差分シルエット算出部22aは、第1検知モードにおいて、第1検知部18により利用者対応領域が検知されたか否かを監視する。検知されていない(第1検知部18による検知が失敗した)場合には、第1検知部18による検知が失敗した画像を含む連続する2フレームの画像の差分に基づいて、利用者のシルエット(利用者の輪郭)を示す差分シルエットを算出する。
類似度判定部22bは、差分シルエット算出部22aが算出した連続する2つの差分シルエット間の類似度を算出し、算出した類似度に基づいて、2つの差分シルエットが類似しているか否かを判定する。
第1→第2切換設定部22cは、類似度判定部22bにより2つの差分シルエットが類似していると判定された場合に、第1検知モードから第2検知モードへ切り換える。具体的には、第1→第2切換設定部22cは、第1検知部18による色ヒストグラム認証の処理を中断させる。また、第2検知部20により、画像取得部16により取得された画像において、差分シルエット算出部22aにより算出された差分シルエットに対応する領域内の画素から色ヒストグラムを算出させ、一時色ヒストグラム情報30として第2記憶部32に記憶させる。また、以降に画像取得部16で取得される画像に対して、第2検知部20による利用者対応領域の検知が行われるように、検知モードを第2検知モードに設定する。一方、類似度判定部22bにより2つの差分シルエットが類似していないと判定された場合には、利用者が離席したと判定する。
切換顔検出部22dは、第2検知モードにおいて、第2検知部20による利用者対象領域の検知に成功した画像に対して、画像中に存在する利用者の顔に対応する顔領域を検出する処理を行う。
第2→第1切換設定部22eは、切換顔検出部22dにより顔領域が検出された場合に、第2検知モードから第1検知モードへ切り換える。具体的には、第2→第1切換設定部22eは、第2検知部20による色ヒストグラム認証の処理を中断させる。また、次以降に画像取得部16で取得される画像に対して、第1検知部18による利用者対応領域の検知が行われるように、検知モードを第1検知モードに設定する。一方、切換顔検出部22dにより顔領域が検出されなかった場合には、第2検知モードを継続する。
顔検出部24は、利用者がログイン認証装置12によるログイン認証に成功した直後のタイミングで、画像取得部16によって取得された画像中に存在する利用者の顔に対応する顔領域を検出する処理を行う。顔検出部24は、顔領域の検出結果を第1検出部18へ出力する。顔検出部24から第1検出部18へ出力された顔領域の検出結果は、第1検出部18による、画像中の顔領域及び体領域の特定に用いられる。
認証装置10は、例えば図3に示すコンピュータ42で実現することができる。なお、以下では、コンピュータ42が利用者によって使用される情報機器に含まれる態様を説明するが、コンピュータ42は情報機器と通信回線を介して接続されたコンピュータであってもよい。コンピュータ42はCPU44、メモリ46、不揮発性の記憶部48、キーボード50、マウス52、ディスプレイ54、カメラ56を備え、これらはバス58を介して互いに接続されている。なお、カメラ56は撮影部の一例であり、情報機器(コンピュータ42)を使用している利用者の顔や体の一部及び利用者の背景を被写体として撮影可能に配置されている。
また、記憶部48はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記録媒体としての記憶部48には、コンピュータ42を認証装置10として機能させるためのログイン認証プログラム60及び継続認証プログラム62、並びに基準色ヒストグラム情報26及び一時色ヒストグラム情報30が各々記憶されている。CPU44は、ログイン認証プログラム60及び継続認証プログラム62を記憶部48から読み出してメモリ46に展開し、各プログラム60,62が有するプロセスを順次実行する。
CPU44は、ログイン認証プログラム60が有するプロセスを実行することで、図1に示すログイン認証装置12として動作する。また継続認証プログラム62は、画像取得プロセス64、第1検知プロセス66、第2検知プロセス68、検知モード切換プロセス70、及び顔検出プロセス72を有する。CPU44は、画像取得プロセス64を実行することで、図1に示す画像取得部16として動作する。またCPU44は、第1検知プロセス66を実行することで、図1に示す第1検知部18として動作する。またCPU44は、第2検知プロセス68を実行することで、図1に示す第2検知部20として動作する。またCPU44は、検知モード切換プロセス70を実行することで、図1に示す検知モード切換部22として動作する。またCPU44は、顔検出プロセス72を実行することで、図1に示す顔検出部24として動作する。なお、継続認証プログラム62は開示の技術における利用者検知プログラムの一例である。
認証装置10がコンピュータ42で実現される場合、基準色ヒストグラム情報26を記憶する記憶部48は第1記憶部28として用いられ、メモリ46の一部領域は基準色ヒストグラム情報26の記憶領域として用いられる。また、一時色ヒストグラム情報30を記憶する記憶部48は第2記憶部32としても用いられ、メモリ46の一部領域は一時色ヒストグラム情報30の記憶領域として用いられる。これにより、ログイン認証プログラム60及び継続認証プログラム62を実行したコンピュータ42が、認証装置10として機能することになる。
なお、認証装置10は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に本第1実施形態の作用を説明する。
以下、まず図4のフローチャートを参照し、本実施形態に係る認証装置10による認証処理を説明する。図4に示す認証処理は、利用者によって情報機器の使用が開始される際に実行され、まずステップ80において、ログイン認証装置12は、ログイン認証処理を行う。このログイン認証処理における認証方式は、前述のように、公知の各種の認証方式(例えばパスワード認証や生体認証、カード認証等)の何れでもよい。次のステップ82において、ログイン認証装置12は、ログイン認証によって利用者が正規の利用者であることを確認できたか否か判定する。
ステップ82の判定が否定された場合は認証処理を終了する。これにより、正規の利用者以外の他者が情報機器を使用することが阻止される。一方、ステップ82の判定が肯定された場合、ログイン認証装置12は継続認証装置14を起動してステップ84へ移行し、ステップ84において、継続認証装置14は継続認証処理を行う。これにより、ログイン認証によって正規の利用者であることが確認された利用者は、継続認証装置14によって継続認証処理が行われている間、情報機器を使用することが可能となる。
次に、図4に示す認証処理のステップ84で継続認証装置14によって行われる継続認証処理の詳細を、図5を参照して説明する。図5に示す継続認証処理では、まずステップ90で初期登録処理が行われる。
この初期登録処理について、図6を参照して説明すると、まずステップ130において、画像取得部16は、撮像部(カメラ56)によって撮影された最新の画像の画像データを取得する。次のステップ132において、顔検出部24は、画像取得部16によって取得された画像データが表す画像中に存在する利用者の顔領域を検出する。なお、顔検出部24による顔領域の検出には、例えばHaar classifierを用いる手法(非特許文献1参照)等の任意の手法を適用することができる。次のステップ134において、顔検出部24は、ステップ132の顔領域の検出処理により、利用者の顔に対応する顔領域を検出できたか否か判定する。例えば、撮影時に利用者の顔が撮像部(カメラ56)の正面を向いていなかった等の場合には、ステップ134の判定が否定されてステップ130に戻り、ステップ134の判定が肯定される迄、ステップ130〜ステップ134を繰り返す。
一方、ステップ134の判定が肯定された場合はステップ136へ移行し、ステップ136において、第1検知部18は、顔検出部24による顔領域の検出結果に基づき、利用者の顔におよそ対応する一定形状(例えば楕円形状や他の形状)の顔領域を設定する。また、設定した顔領域の下方に、利用者の体の一部におよそ対応する一定形状(例えば矩形状)の体領域を設定する。なお、体領域の設定には他の手法を用いることも可能である。
次のステップ138において、第1検知部18は、ステップ136で設定した利用者の顔領域及び体領域の色ヒストグラムを各々生成する。なお、例えば、画像の画素毎の色をR,G,B3色の組み合わせで表す画像データが画像取得部16によって取得される場合、上記で生成される色ヒストグラムは、R,G,B3色の組み合わせ毎の頻度を表す色ヒストグラムとなる。なお、RGB色空間以外の他の色空間を用いてもよい。
ステップ140において、第1検知部18は、ステップ138で生成した利用者の顔領域及び体領域の色ヒストグラムを基準色ヒストグラム情報26として第1記憶部28に記憶させる。また、第1検知部18は、ステップ136で設定した利用者の顔領域の位置やサイズを表す情報を、基準色ヒストグラム情報26の一部として第1記憶部28に記憶させる。そしてステップ142において、検知モード切換部22は、継続認証の検知モードを第1検知モードに設定し、初期登録処理を終了する。
上述した初期登録処理が終了すると、図5の継続認証処理のステップ92へ移行する。ステップ92において、画像取得部16は、撮像部(カメラ56)によって撮影された最新の画像の画像データを取得する。次のステップ94において、検知モード切換部22は、継続認証の現在の検知モードが第1検知モードか否かを判定する。ステップ94の判定が肯定された場合、検知モード切換部22は第1検知部18を呼び出してステップ96へ移行する。これにより、ステップ96では、第1検知部18によって第1検知モード処理が行われる。
この第1検知モード処理について、図7を参照して説明すると、まずステップ150において、第1検知部18は、第1記憶部28に記憶されている利用者の顔領域の情報(位置及びサイズ)を取得する。次のステップ152において、第1検知部18は、ステップ150で情報を取得した顔領域を基準として、先のステップ92で取得された画像のうち、顔領域の基準色ヒストグラムに対する色ヒストグラムの類似度が最大となる領域(現在の顔領域)を探索する。この探索は、ステップ150で取得した顔領域の位置を基準として、基準位置及びその周辺の複数位置に存在する複数の候補領域について色ヒストグラムの類似度を各々演算し、複数の候補領域の中から類似度が最大の候補領域を選択することで行うことができる。
次のステップ154において、第1検知部18は、まずステップ150で情報を取得した顔領域の下方に、顔領域のサイズに応じた大きさの対応する体領域を設定する。そして、設定した体領域を基準として、先のステップ92で取得された画像のうち、体領域の基準色ヒストグラムに対する色ヒストグラムの類似度が最大となる領域(現在の体領域)を探索する。この探索も、先に設定した体領域の位置を基準として、基準位置及びその周辺の複数位置に存在する複数の候補領域について色ヒストグラムの類似度を各々演算し、複数の候補領域の中から類似度が最大の候補領域を選択することで行うことができる。
次のステップ156において、第1検知部18は、ステップ152の探索で抽出した顔領域の色ヒストグラムの類似度、及びステップ154の探索で抽出した体領域の色ヒストグラムの類似度から最終類似度を算出する。顔領域の色ヒストグラムの類似度をSface、体領域の色ヒストグラムの類似度をSbodyとした場合、最終類似度Sfinalは下記(1)式で算出することができる。
final=t×Sface+(1−t)×Sbody ・・・(1)
但し、tは顔領域の色ヒストグラムの類似度Sfaceに対する重み係数で、0≦t≦1である。最終類似度を算出すると、第1検知モード処理を終了する。
上述した第1検知モード処理が終了すると、図5の継続認証処理のステップ98へ移行する。ステップ98において、検知モード切換部22は、第1検知部18による第1検知モード処理(ステップ96)で得られた色ヒストグラムの類似度(最終類似度Sfinal)が閾値以上か否かを判定することで、第1検知モードを継続するか否か判定する。ステップ98の判定が肯定されると、現在の検知モードである第1検知モードを継続すると判定して、ステップ92に戻る。
これにより、第1検知モード処理で得られた色ヒストグラムの類似度が閾値以上の間は、ステップ92〜ステップ98が繰り返され、第1検知モードにおける色ヒストグラム認証によって継続認証が行われる。
一方、色ヒストグラムの類似度が閾値未満になると、ステップ98の判定が否定されてステップ100へ移行する。ステップ100において、差分シルエット算出部22aは、図8に示すように、上記ステップ92で取得した画像(現在の画像)とその1フレーム前の画像との差分に基づく差分シルエットを算出する。また、差分シルエット算出部22aは、1フレーム前の画像とそのさらに1フレーム前の画像(現在の画像の2フレーム前の画像)との差分に基づく差分シルエットを算出する。差分シルエットの算出は、図9に示すように、2フレームの画像間で対応する画素同士の画素値の差分が一定閾値以上の画素を変化画素として抽出する。図9では、変化画素を黒色で示している。そして、所定サイズ以上の一群の変化画素領域を抽出し、抽出した変化画素領域の外形を差分シルエットとして算出する。
次に、ステップ102において、類似度判定部22bは、上記ステップ100で算出した連続する2つの差分シルエット間の類似度を算出する。そして、差分シルエットの類似度が所定の閾値以上か否かにより、2つの差分シルエットが類似しているか否かを判定する。例えば、図10に示すように、差分シルエットAと差分シルエットBとの類似度を、下記(2)式により算出することができる。
但し、Naは差分シルエットAの総画素数、Nbは差分シルエットBの総画素数、Diは差分シルエットAの画素iから差分シルエットBへの最短距離、Dkは差分シルエットBの画素kから差分シルエットAへの最短距離である。また、ΣDiは差分シルエットAの全画素についての最短距離Diの総和、及びΣDkは差分シルエットBの全画素についての最短距離Dkの総和である。
ここで、利用者が頭を下げた場合、及び離席した場合のそれぞれについて算出された差分シルエットの例を図11に示す。図11に示す通り、利用者が頭を下げた場合には、連続したフレーム間毎に類似した差分シルエットが得られる。一方、利用者が離席する場合には、連続したフレーム間毎で大きく異なる差分シルエットが得られる。そのため、連続したフレーム間毎の差分シルエットの類似度を判定することで、利用者が継続して存在するか離席したかを判定することができる。
ステップ102の判定が肯定される場合には、ステップ104へ移行し、否定される場合には、ステップ118へ移行し、利用者が離席したとの判定結果を出力し、継続認証処理を終了する。
ステップ104において、第2検知部20は、現在の画像において、現在の画像と1フレーム前の画像との差分シルエットに対応する領域内に一時領域を設定する。差分シルエットに対応する領域内とは、差分シルエットを利用者対応領域の輪郭とみなしたときに、差分シルエットの位置及び分布に応じて定まる利用者対応領域内である。そして、一時領域内の画素から色ヒストグラムを算出し、一時色ヒストグラム情報30として第2記憶部32に記憶させる。また、第2検知部20は、設定した一時領域の位置やサイズを表す情報を、一時色ヒストグラム情報30の一部として第2記憶部32に記憶させる。
次のステップ106において、第1→第2切換設定部22cは、第1検知部18による色ヒストグラム認証の処理を中断させると共に、検知モードを第2検知モードに設定して、ステップ92へ戻る。これにより、次に取得される画像については、ステップ94で否定判定されて、次のステップ108において、第2検知部20により第2検知モード処理が実行される。
なお、前述のように、連続したフレーム間毎の差分シルエットの類似度により、利用者が存在するか離席したかを判定することができるため、第2検知モードとして、差分シルエットの類似度を用いた利用者対応領域の検知を行うことも考えられる。しかし、図12に示すように、利用者が頭を下げた後、その姿勢での動きが小さくなった場合には、画像間の画素値の変化が小さくなるため、差分シルエットの算出結果が不安定となる。そのため、差分シルエットの類似度を用いた利用者対応領域の検知を長時間使用することはできない。一方で、色ヒストグラム認証の場合は、利用者の動きが小さい場合の方が安定した利用者対応領域の検知が可能である。これらの特徴と利用者の姿勢との関係を下記表1にまとめる。
表1に示す通り、正面を向いた姿勢から頭を下げている間、及び頭を下げた直後は、安定した差分シルエットの算出が可能であるが、色ヒストグラムが大きく変化する可能性がある。一方で、頭を下げた(動きが小さい)姿勢は、算出される差分シルエットが不安定になる可能性があるが、色ヒストグラムの変化量は小さくなる。
そこで、本実施形態では、図13に示すように、第1検知モードによる認証が途切れた場合に、差分シルエットの類似度を用いて、利用者が存在するか離席したかを判定する。また、差分シルエットの類似度を用いて利用者が存在すると判定された場合には、検知モードを第2検知モードに切り換える。第2検知モードでは、差分シルエットではなく、第1検知モードによる認証が途切れたときの画像から取得された一時色ヒストグラム情報30を用いた色ヒストグラム認証を行う。
ステップ108において実行される第2検知モード処理について、図14を参照して説明する。なお、第1検知モード処理(図7)と共通する内容については、第1検知モード処理の各ステップと末尾を対応させたステップ番号を付して、詳細な説明を省略する。
まずステップ160において、第2検知部20は、第2記憶部32に記憶されている一時領域の情報(位置及びサイズ)を取得する。次のステップ162において、第2検知部20は、ステップ160で情報を取得した一時領域を基準として、先のステップ92で取得された画像のうち、一時色ヒストグラムに対する色ヒストグラムの類似度が最大となる領域(現在の一時領域)を探索する。
次のステップ166において、第2検知部20は、ステップ162の探索で抽出した一時領域の色ヒストグラムの類似度を、一時類似度Stemporarilyとして取得する。一時類似度を取得すると、第2検知モード処理を終了する。
上述した第2検知モード処理が終了すると、図5の継続認証処理のステップ110へ移行する。ステップ110において、検知モード切換部22は、第2検知部20による第2検知モード処理(ステップ108)で得られた色ヒストグラムの類似度(一時類似度Stemporarily)が閾値以上か否かを判定することで、第2検知モードを継続するか否か判定する。ステップ110の判定が肯定される場合には、ステップ112へ移行し、否定される場合には、ステップ118へ移行し、利用者が離席したとの判定結果を出力し、継続認証処理を終了する。
ステップ112において、切換顔検出部22dは、現在の画像に対して、画像中に存在する利用者の顔に対応する顔領域を検出する処理を行う。次のステップ114において、切換顔検出部22dは、ステップ112の顔領域の検出処理により、利用者の顔に対応する顔領域を検出できたか否か判定する。ステップ114の判定が肯定されると、第1検知モードによる認証処理が可能となるため、次のステップ116において、第2→第1切換設定部22eは、第2検知部20による色ヒストグラム認証の処理を中断させる。また、第2→第1切換設定部22eは、検知モードを第1検知モードに設定して、ステップ92へ戻る。なお、ステップ92へ戻る前に、初期登録処理(図6)のステップ136〜140の処理を行って、基準色ヒストグラム情報26を更新するようにしてもよい。
一方、利用者がうつむいたままの姿勢などの場合には、ステップ114の判定が否定されて、現在の検知モードである第2検知モードを継続すると判定して、ステップ92に戻る。これにより、第2検知モード処理で得られた色ヒストグラムの一時類似度が閾値以上で、顔領域が検出されない間は、ステップ92、94、108〜114が繰り返され、第2検知モードにおける色ヒストグラム認証によって継続認証が行われる。
このように、本第1実施形態によれば、基準色ヒストグラム情報26を用いた第1検知モードによる認証が途切れた場合に、差分シルエットの類似度を用いて、利用者が存在するか離席したかを判定する。また、差分シルエットの類似度を用いて利用者が存在すると判定された場合には、第1検知モードによる認証が途切れたときの画像から取得された一時色ヒストグラム情報30を用いた色ヒストグラム認証を行う。これにより、利用者の姿勢が大きく変化した場合でも、利用者対応領域の継続的な検知が途切れることを抑制することができる。
〔第2実施形態〕
次に開示の技術の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態は、第1実施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、本第2実施形態の作用を説明する。
第1実施形態では、連続する2つの画像のみを用いて差分シルエットを算出する場合について説明した。この差分シルエットに対応する領域内に一時領域を設定すると、図15に示すように、一時領域に含まれる背景領域が大きくなる可能性が高い。特に、利用者が急激に動いた場合には、一時領域に含まれる背景領域が大きくなり、色ヒストグラム認証が不安定になる恐れがある。
本第2実施形態は上記を考慮したものであり、以下、本第2実施形態に係る継続認証処理について、第1実施形態で説明した継続認証処理(図5)と異なる部分についてのみ説明する。
本第2実施形態に係る継続認証処理では、ステップ104において、画像取得部16は、最新の画像の画像データを取得し、差分シルエット算出部22aは、取得された最新の画像とステップ92で取得された画像との差分シルエットを算出する。また、第2検知部20は、図15に示すように、本ステップで算出された差分シルエットと、ステップ100において算出されたステップ92で取得された画像とその1フレーム前の画像との差分シルエットとの共通領域を一時領域として設定する。この共通領域は、各差分シルエットを利用者対応領域の輪郭とみなしたときに、各差分シルエットの位置及び分布に応じて定まる各利用者対応領域の共通領域である。そして、一時領域内の画素から色ヒストグラムを算出し、一時色ヒストグラム情報30として第2記憶部32に記憶させる。また、第2検知部20は、設定した一時領域の位置やサイズを表す情報を、一時色ヒストグラム情報30の一部として第2記憶部32に記憶させる。
このように、第2実施形態によれば、第1検知モードの認証に失敗した画像の次フレームの画像も含めた連続する3つの画像から得られる2つの差分シルエットの共通領域を一時領域として設定する。これにより、一時領域に含まれる背景領域を小さくすることができるため、第2検知モードにおける色ヒストグラム認証を安定させることができる。
なお、上記では、連続する3つの画像から得られる2つの差分シルエットの共通領域を一時領域として設定する場合について説明したが、連続する4つ以上の画像から得られる3つ以上の差分シルエットの共通領域を一時領域として設定してもよい。
〔第3実施形態〕
次に開示の技術の第3実施形態について説明する。なお、本第3実施形態は、第1実施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、本第3実施形態の作用を説明する。
第1実施形態では、差分シルエットに対応する領域内に一時領域を設定した。しかし、図16に示すように、利用者が顔を下げたタイミングと同時に背景が移動した場合には、実際の利用者の輪郭よりも大きい範囲が差分シルエットとして得られる。この差分シルエットに対応する領域内に制限なく一時領域を設定すると、一時領域に含まれる背景領域が大きくなる可能性が高く、色ヒストグラム認証が不安定になる恐れがある。
本第3実施形態は上記を考慮したものであり、以下、本第3実施形態に係る継続認証処理について、第1実施形態で説明した継続認証処理(図5)と異なる部分についてのみ説明する。
本第3実施形態に係る継続認証処理では、ステップ104において、第2検知部20は、第1検知モードによる認証に成功した直近の画像、すなわち1フレーム前の画像において探索された体領域を最大利用者対応領域として設定する。なお、顔領域の色ヒストグラムのみを用いてトラッキングを行っている場合には、探索された顔領域の下方に、顔領域のサイズに応じた大きさの対応する体領域と同様の最大利用者対応領域を設定する。そして、第2検知部20は、図16に示すように、最大利用者対応領域と、ステップ100において算出されたステップ92で取得された画像とその1フレーム前の画像との差分シルエットとの共通領域を一時領域として設定する。この共通領域は、差分シルエットを利用者対応領域の輪郭とみなしたときに、差分シルエットの位置及び分布に応じて定まる利用者対応領域と最大利用者対応領域との共通領域である。以下、第1及び第2実施形態と同様に、一時領域内の画素から色ヒストグラムを算出する。
このように、第3実施形態によれば、第1検知モードによる認証に成功した直近の画像に基づいて最大利用者対応領域を設定し、差分シルエットとの共通領域を一時領域として設定する。これにより、利用者の姿勢が変化するタイミングで背景が移動しても、第2検知モードにおける色ヒストグラム認証を安定させることができる。
なお、上記では、最大利用者対応領域を利用者の体領域とする場合について説明したが、これに限定されない。利用者の姿勢が変化する場合において、色ヒストグラムの変化が小さいと考えられる領域を予め定めておくとよい。例えば、利用者が頭を下げるような姿勢の変化では、顔領域の色ヒストグラムは大きく変化するが、体領域の色ヒストグラムの変化は小さい。このような場合には、上記のように体領域を最大利用者対応領域とするとよい。
なお、上記では、継続認証に色ヒストグラムを用いる場合について説明したが、これに限定されない。例えば、領域(顔領域、体領域、一時領域)内の各画素の色情報を用いたパターンマッチングにより各領域をトラッキングしてもよいし、オプティカルフローを用いた認証を行ってもよい。オプティカルフローの算出には任意の方式を用いることができる(例えば、非特許文献2参照)。オプティカルフローを用いた認証では、オプティカルフローにより対応点を抽出できる特徴点数が閾値以下になった場合には、ユーザが離席したと判定することができる。また、第2検知モードでは、第1検知モードでの認証に失敗したときの画像から基準となる特徴点(一時画像特徴量)を抽出し、この基準となる特徴点を用いて、次以降取得された画像からオプティカルフローにより対応点を抽出することができる。
また、上記では継続認証処理を開始する際に、顔検出部24によって抽出された顔領域と、当該顔領域から特定される体領域の色ヒストグラムを基準ヒストグラムとして登録する態様を説明したが、これに限定されるものではない。例えばログイン認証装置12が、ログイン認証として、利用者の顔が予め登録された正規の利用者の顔に対応しているか否かを判定する顔認証を行う構成であれば、当該顔認証での顔領域の抽出結果に基づいて基準色ヒストグラムの登録を行うようにしてもよい。この場合、顔検出部24を省略することで継続認証装置14の構成を簡単にすることが可能となる。
また、上記では、ログイン認証完了後に顔検出を行って顔領域が検出された直後に基準色ヒストグラムの登録を行っているが、これに限定されるものではない。例えば、色ヒストグラム認証による継続認証を行っている途中で、定期的に、顔領域の検出及び基準色ヒストグラムの更新を行うようにしてもよい。また、基準色ヒストグラムを登録する部位についても、利用者の顔領域及び体領域に限定されるものではなく、例えば顔領域及び体領域の一方のみを登録してもよいし、顔や体の一部分の色ヒストグラムのみ登録するようにしてもよい。
また、上記では、顔領域が1回検出された場合に以降の処理へ移行する場合について説明したが、顔領域が安定して検出された場合に、以降の処理へ移行するようにしてもよい。この場合、顔領域が複数回連続して検出された場合や、顔領域が複数回ほぼ同じ位置で検出された場合などに顔領域が安定して検出されたと判定することができる。
また、上記ではログイン認証の後、ログイン認証を経た同一の利用者が情報機器を継続的に使用しているか否かを認証する継続認証に開示の技術を適用した態様を説明したが、開示の技術は上記の態様に限定されるものではない。例えば、利用者が情報機器を利用している間のみ映像(動画像)や音声の再生やアプリケーション・プログラムの実行を行い、利用者が情報機器の設置場所から離れている間は映像等の再生等を停止させる態様において、利用者の在/不在の検知に適用してもよい。
また、上記では継続認証プログラム62が記憶部48に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、継続認証プログラム62は、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
撮影部によって連続して撮影された画像を順次取得する画像取得部と、
利用者が第1の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得部によって取得された画像中の前記利用者に対応する利用者対応領域から予め取得された基準画像特徴量と、前記画像取得部によって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第1検知部と、
前記利用者が前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得部によって取得された画像中の前記利用者対応領域から予め取得された一時画像特徴量と、前記画像取得部によって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第2検知部と、
前記画像取得部によって取得された画像から前記利用者が前記第1の姿勢であると判定した場合に、前記第1検知部によって利用者対応領域の検知を行わせ、前記画像取得部によって取得された連続する画像において抽出された前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合に、前記第2検知部によって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換える切換部と、
を含む利用者検知装置。
(付記2)
前記切換部は、前記第1検知部によって利用者対応領域が検知できなかった場合に、前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢か否かを判定し、前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合には、前記第2検知部によって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換え、それ以外の場合には、前記利用者が離席したと判定する付記1記載の利用者検知装置。
(付記3)
前記切換部は、
前記利用者の輪郭として、連続する画像間で対応する画素の画素値の差分が所定値以上となる領域の輪郭で表される差分シルエットを算出する算出部と、
前記連続する画像間毎に抽出された連続する前記差分シルエット間の類似度が所定の閾値以下となった場合に、前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定する判定部と、
を含む付記2記載の利用者検知装置。
(付記4)
前記判定部は、前記差分シルエット間の類似度を、一方の差分シルエットの各画素と他方の前記差分シルエットとの最短距離の平均の逆数とした付記3記載の利用者検知装置。
(付記5)
前記切換部は、前記第2検知部による利用者対応領域の検知が行われているときに、前記画像取得部により取得された画像中から、前記利用者が前記第1の姿勢となっていることを示す特徴が検出された場合に、前記利用者が前記第1の姿勢であると判定する付記1〜付記4のいずれに記載の利用者検知装置。
(付記6)
前記画像特徴量を、各画素の色情報、色ヒストグラム、または移動ベクトル情報とした付記1〜付記5のいずれかに記載の利用者検知装置。
(付記7)
前記第2検知部は、前記切換部により抽出された前記利用者の輪郭内に対応する領域から前記一時画像特徴量を取得する付記1〜付記6のいずれかに記載の利用者検知装置。
(付記8)
前記第2検知部は、前記切換部により連続する複数の画像から抽出された複数の前記利用者の輪郭の各々に対応する領域の共通領域から前記一時画像特徴量を取得する付記7記載の利用者検知装置。
(付記9)
前記第2検知部は、前記切換部により抽出された前記利用者の輪郭内に対応する領域と、前記第1の姿勢と前記第2の姿勢とで前記利用者の変化が小さい領域として予め定めた最大利用者対応領域との共通領域から前記一時画像特徴量を取得する付記7または付記8記載の利用者検知装置。
(付記10)
撮影部によって連続して撮影された画像を順次取得する画像取得ステップと、
利用者が第1の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得ステップによって取得された画像中の前記利用者に対応する利用者対応領域から予め取得された基準画像特徴量と、前記画像取得ステップによって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第1検知ステップと、
前記利用者が前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得ステップによって取得された画像中の前記利用者対応領域から予め取得された一時画像特徴量と、前記画像取得ステップによって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第2検知ステップと、
前記画像取得ステップによって取得された画像から前記利用者が前記第1の姿勢であると判定した場合に、前記第1検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせ、前記画像取得ステップによって取得された連続する画像において抽出された前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合に、前記第2検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換える切換ステップと、
を含む利用者検知方法。
(付記11)
前記切換ステップは、前記第1検知ステップによって利用者対応領域が検知できなかった場合に、前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢か否かを判定し、前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合には、前記第2検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換え、それ以外の場合には、前記利用者が離席したと判定する付記10記載の利用者検知方法。
(付記12)
前記切換ステップは、
前記利用者の輪郭として、連続する画像間で対応する画素の画素値の差分が所定値以上となる領域の輪郭で表される差分シルエットを算出する算出ステップと、
前記連続する画像間毎に抽出された連続する前記差分シルエット間の類似度が所定の閾値以下となった場合に、前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定する判定ステップと、
を含む付記11記載の利用者検知方法。
(付記13)
前記判定ステップは、前記差分シルエット間の類似度を、一方の差分シルエットの各画素と他方の前記差分シルエットとの最短距離の平均の逆数とした付記12記載の利用者検知方法。
(付記14)
前記切換ステップは、前記第2検知ステップによる利用者対応領域の検知が行われているときに、前記画像取得ステップにより取得された画像中から、前記利用者が前記第1の姿勢となっていることを示す特徴が検出された場合に、前記利用者が前記第1の姿勢であると判定する付記10〜付記13のいずれに記載の利用者検知方法。
(付記15)
前記画像特徴量を、各画素の色情報、色ヒストグラム、または移動ベクトル情報とした付記10〜付記14のいずれかに記載の利用者検知方法。
(付記16)
前記第2検知ステップは、前記切換ステップにより抽出された前記利用者の輪郭内に対応する領域から前記一時画像特徴量を取得する付記10〜付記15のいずれかに記載の利用者検知方法。
(付記17)
前記第2検知ステップは、前記切換ステップにより連続する複数の画像から抽出された複数の前記利用者の輪郭の各々に対応する領域の共通領域から前記一時画像特徴量を取得する付記16記載の利用者検知方法。
(付記18)
前記第2検知ステップは、前記切換ステップにより抽出された前記利用者の輪郭内に対応する領域と、前記第1の姿勢と前記第2の姿勢とで前記利用者の変化が小さい領域として予め定めた最大利用者対応領域との共通領域から前記一時画像特徴量を取得する付記16または付記17記載の利用者検知方法。
(付記19)
コンピュータに、
撮影部によって連続して撮影された画像を順次取得する画像取得ステップと、
利用者が第1の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得ステップによって取得された画像中の前記利用者に対応する利用者対応領域から予め取得された基準画像特徴量と、前記画像取得ステップによって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第1検知ステップと、
前記利用者が前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得ステップによって取得された画像中の前記利用者対応領域から予め取得された一時画像特徴量と、前記画像取得ステップによって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第2検知ステップと、
前記画像取得ステップによって取得された画像から前記利用者が前記第1の姿勢であると判定した場合に、前記第1検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせ、前記画像取得ステップによって取得された連続する画像において抽出された前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合に、前記第2検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換える切換ステップと、
を含む処理を実行させるための利用者検知プログラム。
(付記20)
前記切換ステップは、前記第1検知ステップによって利用者対応領域が検知できなかった場合に、前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢か否かを判定し、前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合には、前記第2検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換え、それ以外の場合には、前記利用者が離席したと判定する付記19記載の利用者検知プログラム。
(付記21)
前記切換ステップは、
前記利用者の輪郭として、連続する画像間で対応する画素の画素値の差分が所定値以上となる領域の輪郭で表される差分シルエットを算出する算出ステップと、
前記連続する画像間毎に抽出された連続する前記差分シルエット間の類似度が所定の閾値以下となった場合に、前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定する判定ステップと、
を含む付記20記載の利用者検知プログラム。
(付記22)
前記判定ステップは、前記差分シルエット間の類似度を、一方の差分シルエットの各画素と他方の前記差分シルエットとの最短距離の平均の逆数とした付記21記載の利用者検知プログラム。
(付記23)
前記切換ステップは、前記第2検知ステップによる利用者対応領域の検知が行われているときに、前記画像取得ステップにより取得された画像中から、前記利用者が前記第1の姿勢となっていることを示す特徴が検出された場合に、前記利用者が前記第1の姿勢であると判定する付記19〜付記22のいずれに記載の利用者検知プログラム。
(付記24)
前記画像特徴量を、各画素の色情報、色ヒストグラム、または移動ベクトル情報とした付記19〜付記23のいずれかに記載の利用者検知プログラム。
(付記25)
前記第2検知ステップは、前記切換ステップにより抽出された前記利用者の輪郭内に対応する領域から前記一時画像特徴量を取得する付記19〜付記24のいずれかに記載の利用者検知プログラム。
(付記26)
前記第2検知ステップは、前記切換ステップにより連続する複数の画像から抽出された複数の前記利用者の輪郭の各々に対応する領域の共通領域から前記一時画像特徴量を取得する付記16記載の利用者検知プログラム。
(付記27)
前記第2検知ステップは、前記切換ステップにより抽出された前記利用者の輪郭内に対応する領域と、前記第1の姿勢と前記第2の姿勢とで前記利用者の変化が小さい領域として予め定めた最大利用者対応領域との共通領域から前記一時画像特徴量を取得する付記25または付記26記載の利用者検知プログラム。
10 認証装置
14 継続認証装置
16 画像取得部
18 第1検出部
20 第2検知部
22 検知モード切換部
22a 差分シルエット算出部
22b 類似度判定部
22c 第1→第2切換設定部
22d 切換顔検出部
22e 第2→第1切換設定部
24 顔検出部
26 基準色ヒストグラム情報
28 第1記憶部
30 一時色ヒストグラム情報
32 第2記憶部
42 コンピュータ
48 記憶部
56 カメラ

Claims (11)

  1. 撮影部によって連続して撮影された画像を順次取得する画像取得部と、
    利用者が第1の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得部によって取得された画像中の前記利用者に対応する利用者対応領域から予め取得された基準画像特徴量と、前記画像取得部によって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第1検知部と、
    前記利用者が前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得部によって取得された画像中の前記利用者対応領域から予め取得された一時画像特徴量と、前記画像取得部によって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第2検知部と、
    前記画像取得部によって取得された画像から前記利用者が前記第1の姿勢であると判定した場合に、前記第1検知部によって利用者対応領域の検知を行わせ、前記画像取得部によって取得された連続する画像において抽出された前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合に、前記第2検知部によって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換える切換部と、
    を含む利用者検知装置。
  2. 前記切換部は、前記第1検知部によって利用者対応領域が検知できなかった場合に、前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢か否かを判定し、前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合には、前記第2検知部によって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換え、それ以外の場合には、前記利用者が離席したと判定する請求項1記載の利用者検知装置。
  3. 前記切換部は、
    前記利用者の輪郭として、連続する画像間で対応する画素の画素値の差分が所定値以上となる領域の輪郭で表される差分シルエットを算出する算出部と、
    前記連続する画像間毎に抽出された連続する前記差分シルエット間の類似度が所定の閾値以下となった場合に、前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定する判定部と、
    を含む請求項2記載の利用者検知装置。
  4. 前記判定部は、前記差分シルエット間の類似度を、一方の差分シルエットの各画素と他方の前記差分シルエットとの最短距離の平均の逆数とした請求項3記載の利用者検知装置。
  5. 前記切換部は、前記第2検知部による利用者対応領域の検知が行われているときに、前記画像取得部により取得された画像中から、前記利用者が前記第1の姿勢となっていることを示す特徴が検出された場合に、前記利用者が前記第1の姿勢であると判定する請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の利用者検知装置。
  6. 前記画像特徴量を、各画素の色情報、色ヒストグラム、または移動ベクトル情報とした請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の利用者検知装置。
  7. 前記第2検知部は、前記切換部により抽出された前記利用者の輪郭内に対応する領域から前記一時画像特徴量を取得する請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の利用者検知装置。
  8. 前記第2検知部は、前記切換部により連続する複数の画像から抽出された複数の前記利用者の輪郭の各々に対応する領域の共通領域から前記一時画像特徴量を取得する請求項7記載の利用者検知装置。
  9. 前記第2検知部は、前記切換部により抽出された前記利用者の輪郭内に対応する領域と、前記第1の姿勢と前記第2の姿勢とで前記利用者の変化が小さい領域として予め定めた最大利用者対応領域との共通領域から前記一時画像特徴量を取得する請求項7または請求項8記載の利用者検知装置。
  10. 撮影部によって連続して撮影された画像を順次取得する画像取得ステップと、
    利用者が第1の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得ステップによって取得された画像中の前記利用者に対応する利用者対応領域から予め取得された基準画像特徴量と、前記画像取得ステップによって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第1検知ステップと、
    前記利用者が前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得ステップによって取得された画像中の前記利用者対応領域から予め取得された一時画像特徴量と、前記画像取得ステップによって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第2検知ステップと、
    前記画像取得ステップによって取得された画像から前記利用者が前記第1の姿勢であると判定した場合に、前記第1検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせ、前記画像取得ステップによって取得された連続する画像において抽出された前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合に、前記第2検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換える切換ステップと、
    を含む利用者検知方法。
  11. コンピュータに、
    撮影部によって連続して撮影された画像を順次取得する画像取得ステップと、
    利用者が第1の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得ステップによって取得された画像中の前記利用者に対応する利用者対応領域から予め取得された基準画像特徴量と、前記画像取得ステップによって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第1検知ステップと、
    前記利用者が前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢のときに前記撮影部により撮影され、前記画像取得ステップによって取得された画像中の前記利用者対応領域から予め取得された一時画像特徴量と、前記画像取得ステップによって順次取得された画像から抽出された画像特徴量とに基づいて、前記画像中の前記利用者対応領域を検知することを繰り返す第2検知ステップと、
    前記画像取得ステップによって取得された画像から前記利用者が前記第1の姿勢であると判定した場合に、前記第1検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせ、前記画像取得ステップによって取得された連続する画像において抽出された前記利用者の輪郭の類似度から前記利用者の姿勢が前記第2の姿勢であると判定した場合に、前記第2検知ステップによって利用者対応領域の検知を行わせるように切り換える切換ステップと、
    を含む処理を実行させるための利用者検知プログラム。
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