JP5857222B2 - 無線ネットワークシステム、無線通信装置、及び、無線通信装置のプログラム - Google Patents

無線ネットワークシステム、無線通信装置、及び、無線通信装置のプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線親機と無線子機とを含む無線ネットワークシステム、無線通信装置、及び、無線通信装置のプログラムに関する。
6LoWPAN(IPv6 over Low-Power Wireless Personal Area Networks)の標準である下記の非特許文献が知られている。6LoWPANは、IPv6をIEEE 802.15.4上で利用可能にするものである。
上述した6LoWPANにおいては、外部のサーバ等と無線子機との間での無線通信方式が複数提供されている。6LoWPANを実装した無線端末子機と無線親機からなる無線ネットワークを家庭内ネットワークに接続する際に、無線通信方式に合わせて無線親機の設定を行うことは、ユーザにとって困難である。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、無線ネットワーク接続のための各種設定工数を削減することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る無線ネットワークシステムは、無線親機と無線子機とを含む無線ネットワークシステムであって、IPv6のデフォルトルータから送信されたルータ広告パケットを受信し、ルータ広告パケットに含まれる送信元MACアドレスを取得する第1のMACアドレス取得手段と、IPv4のデフォルトルータのIPv4アドレスに対応するMACアドレスを取得する第2のMACアドレス取得手段と、前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとを比較し、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが同一であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の結果に基づき、前記無線親機の設定を行う設定手段とを有することを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る無線ネットワークシステムは、上記第1態様の無線ネットワークシステムに対し、前記判断手段が、前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとが一致したことにより、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが同一であると判断した場合に、前記設定手段は、前記無線親機を、当該無線親機に無線接続可能な無線子機に通信設定を行って前記無線子機が送受信するパケットを中継するよう動作させることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る無線ネットワークシステムは、上記第1態様の無線ネットワークシステムに対し、前記判断手段が、前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとが一致しないことにより、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが異なると判断した場合に、前記設定手段は、前記無線親機を、当該無線親機に無線接続可能な無線子機の通信設定を行わずに前記無線子機が送受信するパケットを中継するよう動作させることを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る無線ネットワークシステムは、上記第1態様の無線ネットワークシステムに対し、前記判断手段が、ルータ要請パケットを送信した後にルータ広告パケットが受信されずにIPv4のみの接続性と判断した場合に、前記設定手段は、前記無線親機をルータとして動作させ、IPv6overIPv4トンネルルータとの間でトンネルを構成することを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る無線ネットワークシステムは、上記第3態様の無線ネットワークシステムに対し、前記設定手段は、上位ネットワークから前記無線子機に送信されるICMPv6パケットを遮断し、前記無線子機に代理して前記ICMPv6パケットの送信元に対して応答するよう前記無線親機を設定することを特徴とする。
本発明の第6の態様に係る無線ネットワークシステムは、上記第2態様の無線ネットワークシステムに対し、前記設定手段は、受信したルータ広告パケットのネットワークプレフィックスを変更した値を、前記無線親機を含む無線ネットワークのネットワークプレフィックスとして設定することを特徴とする。
本発明の第7の態様に係る無線通信装置は、無線子機との間で無線通信を行う無線通信装置であって、IPv6のデフォルトルータから送信されたルータ広告パケットを受信し、ルータ広告パケットに含まれる送信元MACアドレスを取得する第1のMACアドレス取得手段と、IPv4のデフォルトルータのIPv4アドレスに対応するMACアドレスを取得する第2のMACアドレス取得手段と、前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとを比較し、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが同一であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の結果に基づき、前記通信設定を行う設定手段とを有することを特徴とする。
本発明の第8の態様に係る無線通信装置のプログラムは、無線子機との間で無線通信を行う無線通信装置のプログラムであって、前記無線通信装置のコンピュータを、IPv6のデフォルトルータから送信されたルータ広告パケットを受信し、ルータ広告パケットに含まれる送信元MACアドレスを取得する第1のMACアドレス取得手段、IPv4のデフォルトルータのIPv4アドレスに対応するMACアドレスを取得する第2のMACアドレス取得手段、前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとを比較し、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが同一であるか否かを判断する判断手段、前記判断手段の結果に基づき、前記通信設定を行う設定手段、として機能させる。
本発明によれば、IPv6のデフォルトルータのMACアドレスと、IPv4のデフォルトルータのMACアドレスとを比較した結果に基づいて無線親機の設定を行うので、ネットワーク接続のための各種設定工数を削減することができる。
本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステムを含むシステム構成を示す概略図である。 IPv6アドレスの内容を示す図であり、(a)は基本構造、(b)はグローバルユニキャストアドレスのフォーマット、(c)はサブネットプレフィックスの内容を示す。 本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステムに適用されるプレフィックス委譲方式を説明する概略図である。 本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステムに適用される他のプレフィックス委譲方式を説明する概略図である。 ISPエッジルータから委譲されるプレフィックスの経路を説明する概略図である。 ISPエッジルータから委譲されるプレフィックスの他の経路を説明する概略図である。 本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステムにおいて、エッジルータがルータとして動作する場合のシステム構成を示す概略図である。 本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステムにおいてエッジルータがルータとして動作する場合のシーケンス図である。 本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステムにおいて、エッジルータがブリッジとして動作する場合のシステム構成を示す概略図である。 本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステムにおいてエッジルータがブリッジとして動作する場合のシーケンス図である。 本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステムにおいてIPv6overIPv4トンネルを設定するシステム構成を示す概略図である。 本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステムにおいてIPv6overIPv4トンネルを設定して動作するときのシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の実施形態として示す無線ネットワークシステム10は、例えば図1に示すように構成される。
この無線ネットワークシステム10は、例えば6LoWPANを基盤技術に用いている。無線ネットワークシステム10は、無線親機(無線通信装置)としてのエッジルータ11と、無線子機としての無線端末12とを含む。無線ネットワークシステム10において、エッジルータ11は、一又は複数の無線端末12との間で無線通信を行う。
無線ネットワークシステム10は、ユーザ宅内ネットワーク1に含まれる。ユーザ宅内ネットワーク1は、無線ネットワークシステム10と、家庭内BB(broadband)ルータ2とを含む。家庭内BBルータ2は、家庭などで光ファイバー回線等の高速回線でインターネットに接続する際に使うルータである。家庭内BBルータ2は、例えば、WAN(Wide Area Network)側のポートとしてイーサネットポートを持ち、LAN(Local Area Network)(家庭内)側はイーサネットポートやシリアルポートなどを備える。この無線ネットワークシステム10において、家庭内BBルータ2とエッジルータ11とは、イーサネット回線やシリアル回線を介して情報の授受を行う。
家庭内BBルータ2は、WANとしてのIPネットワークNWと接続されている。IPネットワークNWには、無線端末12の通信相手となる機器が含まれている。本実施形態において、無線端末12の通信相手は、PC4とISP(Internet Services Provider)サーバ6が含まれる。PC4は、ルータ3を介してIPネットワークNWと接続されている。ISPサーバ6は、ISPエッジルータ5を介してIPネットワークNWと接続されている。
無線ネットワークシステム10は、通常、無線親機としてのエッジルータ11を、IPv6(Internet Protocol Version 6)のルータとして動作させる。無線子機としての無線端末12は、ルータ要請(RS,Router Solicitation)パケットを送信する。エッジルータ11は、RSパケットに対して、ルータ広告(RA,Router Advertisement)パケットを送信する。無線端末12は、RAパケットを受信すると、128ビット長のIPv6グローバルユニキャストアドレスを生成する。無線端末12は、RAパケットに含まれるIPv6のネットワークプレフィックスと、自身のMAC(Media Access Control)アドレスをEUI−64形式に拡張したものを組み合わせて、128ビット長のIPv6グローバルユニキャストアドレスを生成する。無線端末12は、生成したIPv6グローバルユニキャストアドレスを、自身の無線ネットワークインターフェイスに設定する。このIPv6グローバルユニキャストアドレスは、例えば図2(a)のように、IPv6のネットワークプレフィックスとしてのサブネットプレフィックス(nビット)と、インターフェース識別子を含んだものとなる。また、図2(b)のように、サブネットプレフィックスは、グローバルルーティングプレフィックスと、サブネット識別子とを含む。サブネット識別子は、他の無線ネットワークシステム10と区別する符号である。更に、図2(c)に示すように、グローバルルーティングプレフィックスが定義されている。なお、図2(a)、(b)は、http://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No32/090.htmlを参照したものである。図2(c)は、http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070925/282722/を参照したものである。
無線ネットワークシステム10においては、エッジルータ11と通信可能な全ての無線端末12によって、RAパケットに応じたIPv6グローバルユニキャストアドレスの設定が行われる。一般的に、同一リンク内では64ビットのプレフィックスがRAパケットとして配信される。このため、無線ネットワークシステム10は、64ビット長のネットワークアドレスを持つネットワークとして定義される。
このような無線ネットワークシステム10において、無線端末12がPC4やISPサーバ6に対してデータを送信する場合には、当該データを含む通信パケットを無線端末12が送信する。当該通信パケットは、エッジルータ11が受信する。エッジルータ11は、通信パケットの宛先アドレスを参照して、IPネットワークNW向けの通信パケットと判断し、家庭内BBルータ2に送信する。これにより、無線端末12が生成したパケットは、家庭内BBルータ2、IPネットワークNWを介して、PC4やISPサーバ6に送信される。一方、PC4やISPサーバ6から無線端末12に宛てに送信された通信パケットは、家庭内BBルータ2を介してエッジルータ11に送信される。エッジルータ11は、受信した通信パケットの宛先アドレスを参照して、自己の無線子機としての無線端末12に宛てた通信パケットであることを判断して、無線送信する。これにより、無線端末12は、PC4やISPサーバ6から送信された通信パケットを受信することができる。
主なIPv6のネットワークサービスにおいて、ユーザ宅内ネットワーク1内の無線端末12にプレフィックス委譲方式は、例えば、図3又は図4のようになる。これらのプレフィックス委譲方式は、ISPエッジルータ5からDHCPv6(Dynamic Host Configuration Protocol version 6)のPD(Prefix Delegation)オプション(DHCPv6-PD)を用いる。
図3のプレフィックス委譲方式は、家庭内BBルータ(以下、BBRとも言う)2に対して、48ビット〜56ビット程度のプレフィックスを委譲する。さらに家庭内BBルータ2はDHCPやPPPoEによってIPv4アドレスを割り当てられ、家庭内LANとWANの間のNATルータとして動作する。これらにより、家庭内BBルータ2は、ユーザ宅内ネットワーク1におけるIPv6のデフォルトルータ及びIPv4のデフォルトルータの双方の機能を含むIPv6ルータ2Aとして機能する。IPv6ルータ2Aは、複数のサブネットとしての無線ネットワークシステム10を構築できるようにする。例えば、図3のテレビ12aやパーソナルコンピュータ12bに対してRAパケットを送信する。このとき、家庭内BBルータ2Aは、図2(b)、(c)に示したサブネット識別子(ID)を異なる値とする。これにより、IPv6のネットワークプレフィックスは異なる値となり、テレビ12aとパーソナルコンピュータ12bとが異なるサブネットに属することとなる。また、家庭内BBルータ2Aは、図1に示したエッジルータ11にRAパケットを送信して、サブネットとしての無線ネットワークシステム10を構築させることもできる。
図4のプレフィックス委譲方式は、ISPエッジルータ5から直接にユーザ宅内ネットワーク1の機器としてのテレビ12aやパーソナルコンピュータ12bにRAパケットを送信する。このRAパケットには、IPv6のネットワークプレフィックス(64ビット)を含む。これにより、テレビ12aやパーソナルコンピュータ12bは、ISPエッジルータ5によって直接的にIPv6グローバルユニキャストアドレスが割り当てられる。なお、このプレフィックス委譲方式では、家庭内BBルータ2が、ユーザ宅内ネットワーク1におけるIPv6のデフォルトルータではないがIPv4のデフォルトルータの機能を含むIPv6ブリッジ2Bとして機能することとなる。
図3に示したプレフィックス委譲方式においてユーザ宅内ネットワーク1に6LoWPANを用いた無線ネットワークシステム10を接続する場合、無線ネットワークシステム10は、図5に示すように、IPv6ルータ2Aの配下に配置される。ここで、無線ネットワークシステム10のネットワークアドレスは、ISPエッジルータ5から委譲されるプレフィックスのうち、IPv6ルータ2Aの配下の他のサブネットのネットワークアドレスと重複しないものを選択する必要がある。このため、エッジルータ11は、無線ネットワークシステム10のネットワークプレフィックスを設定し、無線端末12にIPv6グローバルユニキャストアドレスを設定するルータとして機能する必要がある。すなわち、エッジルータ11は、自身としてのエッジルータ11を、当該エッジルータ11に無線接続可能な無線端末12に通信設定を行う。この通信設定は、無線端末12に対するアドレス設定処理や中継時のMACアドレスの書換処理等である。エッジルータ11は、通信設定を行った無線端末12が送受信するパケットを中継するよう動作する。
図4に示したプレフィックス委譲方式においてユーザ宅内ネットワーク1に無線ネットワークシステム10を接続する場合、無線ネットワークシステム10は、図6に示すように、IPv6ブリッジ2Bを介してISPエッジルータ5と接続する。無線ネットワークシステム10は、IPv6ブリッジ2Bを介して、ISPエッジルータ5から送信されたRAパケットを受信する。このRAパケットは、マルチキャストによってエッジルータ11に送信される。図6に示すように、一般的にRAパケットのネットワークプレフィックスは64ビット長であり、家庭内のサブネットワークは無線ネットワークシステム10で単一であるという前提である。このため、無線親機としてのエッジルータ11は、家庭内BBルータ2と同様に、IPv6パケットに対してブリッジとして機能させる必要がある。すなわち、エッジルータ11は、自身としてのエッジルータ11を、当該エッジルータ11に無線接続可能な無線端末12に通信設定を行わずに無線端末12が送受信するパケットを中継するよう動作する。
このようなプレフィックス委譲方式の相違があっても、本実施形態の無線ネットワークシステム10は、自動的にエッジルータ11の設定を行って、無線端末12にIPv6グローバルユニキャストアドレスを設定する。このため、無線ネットワークシステム10は、プレフィックス委譲方式を検出し、当該検出されたプレフィックス委譲方式に応じて、エッジルータ11の各種設定を自動的に行う。以下、この動作を説明する。
まず、図5に示したように、ISPエッジルータ5から家庭内BBルータ2に対してプレフィックスを委譲するプレフィックス委譲方式におけるエッジルータ11の設定動作について説明する。このエッジルータ11の設定動作を、図7及び図8を参照して説明する。
図7に示すように、家庭内BBルータ2は、IPv6ルータ2Aとして機能する。図8において、IPv6ルータ2Aは、BBRと記載している。また、ISPエッジルータ5には、DHCPv6サーバ5aが含まれているものとする。
先ず、図8に示すように、ISPエッジルータ5と家庭内BBルータ2とは、PPPoE(PPP over Ethernet)を用いてユーザ認証を行い、通信リンクのセッションを確立する。
このPPPoEによる通信リンクの確立後、家庭内BBルータ2はDHCPv6−PDによるプレフィックス委譲のフェーズに移行する。先ず、家庭内BBルータ2は、SolicitメッセージS1をPPPリンクに対し全DHCPサーバ宛のマルチキャストアドレス宛に送信する。
DHCPv6サーバ5aは、SolicitメッセージS1を受信すると、AdvertiseメッセージS2を送信する。これにより、DHCPv6サーバ5aは、DHCPサービスが利用可能であることを家庭内BBルータ2に通知する。
次に家庭内BBルータ2は、委譲されるプレフィックスを要求するために、PDオプションを指定したRequestメッセージS3をDHCPv6サーバ5a宛に送信する。DHCPv6サーバ5aは、RequestメッセージS3を受信したことに応じて、家庭内BBルータ2にIPv6のネットワークプレフィックスを割り当てる。このとき、DHCPv6サーバ5aは、家庭内BBルータ2のユーザに対して予め決められたプレフィックスを静的に割り当てる。又は、DHCPv6サーバ5aは、RequestメッセージS3を受信した時点で利用可能なプレフィックスを動的に割り当てる。このIPv6のネットワークプレフィックスS4は、DHCPv6サーバ5aによって、家庭内BBルータ2に送信される。
本例において、図7に示すように、家庭内BBルータ2のユーザ宅内ネットワーク1には、2001:db8:100::/48が割り当てられる。家庭内BBルータ2は、2001:db8:100::/48の中から、2001:db8:100:1::/64をユーザ宅内ネットワーク1として、RAパケットを広告する。また、家庭内BBルータ2は、自身のユーザ宅内ネットワーク1側のインターフェースとして2001:db8:100:1::1を割り当てる。
エッジルータ11は、ユーザ宅内ネットワーク1に接続されると、全ルータを対象にしたマルチキャスト宛にRSパケットS5を送信する。これに対し、IPv6のデフォルトルータである家庭内BBルータ2は、2001:db8:100:1::/64というIPv6のネットワークプレフィックスを含んだRAパケットS6を送信する。このRAパケットS6は、エッジルータ11によって受信される。エッジルータ11は、RAパケットS6に含まれる送信元MACアドレスを第1のMACアドレスとして取得する(第1のMACアドレス取得手段)。
次に家庭内BBルータ2は、DHCPを使って、自身のIPv4アドレスとデフォルトルータのアドレスを取得する。先ずエッジルータ11は、DHCPのDiscoveryメッセージS7を送信する。これに応じ、エッジルータ11は、デフォルトルータとしての家庭内BBルータ2からDHCPのOfferメッセージS8を受信する。次にエッジルータ11は、DHCPのRequestメッセージS9を送信する。これに応じ、エッジルータ11は、家庭内BBルータ2からDHCPのAckメッセージS10を受信できる。この実施例において、デフォルトルータは家庭内BBルータ2であり、エッジルータ11は、DHCPのAckメッセージS10の送信元MACアドレスを第2のMACアドレスとして取得する。これにより、エッジルータ11は、IPv4のデフォルトルータのIPv4アドレスに対応するMACアドレスを取得できる(第2のMACアドレス取得手段)。
次にエッジルータ11は、RAパケットS6から取得した第1のMACアドレスと、AckメッセージS10から取得した第2のMACアドレスとを比較する。これにより、エッジルータ11は、IPv6のデフォルトルータとIPv4のデフォルトルータとが同一であるか否かを判断する(判断手段)。エッジルータ11は、この判断結果に応じて、自身がIPv6ルータ2Aとして機能すべきか、IPv6ブリッジ2Bとして機能すべきかの設定を自動的に行う(設定手段)。
これにより、エッジルータ11は、無線ネットワークシステム10の上位に位置するユーザ宅内ネットワーク1に対するプレフィックス委譲方式を簡単に検出できる。このプレフィックス委譲方式に応じて、以下のように、エッジルータ11の設定に利用することができる。
第1のMACアドレスはRAパケットS6に含まれた家庭内BBルータ2のMACアドレスであり、第2のMACアドレスはAckメッセージS10に含まれた家庭内BBルータ2のMACアドレスである。したがって、第1のMACアドレスと第2のMACアドレスとが同一であり、エッジルータ11は、IPv6のデフォルトルータとIPv4のデフォルトルータが同一であると判断できる。エッジルータ11は、家庭内BBルータ2がDHCP−PDでISPエッジルータ5からプレフィックスを委譲された設定であると判断する。これにより、エッジルータ11は、自身をIPv6ルータ2Aとして動作させる。このために、エッジルータ11は、通信パケットの転送設定や、家庭内BBルータ2をデフォルトルートとする設定を行う。
これにより、エッジルータ11は、判断したプレフィックス委譲方式に基づいて、エッジルータ11自身の設定をルータとして自動的に設定することが可能になる。
また、エッジルータ11は、家庭内BBルータ2から受信したRAパケットS6のネットワークプレフィックスを変更した値を、自身を含む無線ネットワークシステム10のネットワークプレフィックスとして設定することが望ましい。エッジルータ11は、例えば、RAパケットS6のネットワークプレフィックスを、1だけ増分した値を、無線ネットワークシステム10のネットワークプレフィックスとして設定する。具体的には、エッジルータ11は、ユーザ宅内ネットワーク1のプレフィックス2001:db8:100:1::/64に1加えて、2001:db8:100:2::/64を無線ネットワークシステム10のプレフィックスとして設定する。エッジルータ11は、当該2001:db8:100:2::/64を含むRAパケットを無線ネットワークシステム10の無線端末12に送信する。また、エッジルータ11は、図7のように無線ネットワークシステム10側のインターフェースとして2001:db8:100:2::/64を割り当てる。
無線端末12は、2001:db8:100:2::/64をIPv6のネットワークプレフィックスとして含むIPv6グローバルユニキャストアドレスを設定する。この2001:db8:100:2::/64の無線ネットワークシステム10は、家庭内BBルータ2に委譲されたIPv6のネットワークプレフィックス(2001:db8:100::/48)の範囲内に含まれる。このため、無線端末12は、エッジルータ11と家庭内BBルータ2を経由して、家庭外のIPネットワークNWと通信が可能である。このように、エッジルータ11は、エッジルータ11の上位ネットワークのネットワークプレフィックスから、自動的に無線ネットワークシステム10のプレフィックスを割り当てることができる。
つぎ、図6に示したように、ISPエッジルータ5からユーザ宅内ネットワーク1における各機器に対してプレフィックスを委譲するプレフィックス委譲方式におけるエッジルータ11の設定動作について説明する。このエッジルータ11の設定動作を、図9及び図10を参照して説明する。
図9に示すように、家庭内BBルータ2は、IPv6ルータ2Aとして機能する。図8において、IPv6ルータ2Aは、BBRと記載している。また、ISPエッジルータ5には、DHCPv6サーバ5aが含まれているものとする。
先ず、図8に示すように、ISPエッジルータ5と家庭内BBルータ2とは、PPPoE(PPP over Ethernet)を用いてユーザ認証を行い、通信リンクのセッションを確立する。このプレフィックス委譲方式において、家庭内BBルータ2は、IPv6パケットを中継するのみのブリッジとして動作する。
このPPPoEによる通信リンクの確立後、ユーザ宅内ネットワーク1から送信されたRSパケットは、IPv6ブリッジ2Bとしての家庭内BBルータ2によってISPエッジルータ5に送信される。これに応じ、ISPエッジルータ5は、RAパケットをユーザ宅内ネットワーク1に送信する。
テレビ12aやパーソナルコンピュータ12bは、ISPエッジルータ5から送信されたRAパケットを直接受信する。このRAパケットには、IPv6のネットワークプレフィックスとしての2001:db8:100:1::/64が含まれている。エッジルータ11は、受信したIPv6のネットワークプレフィックスと自身のMACアドレスをEUI−64形式に拡張したものと組み合わせて、IPv6アドレスを設定する。
同様に、エッジルータ11は、ユーザ宅内ネットワーク1に接続されると、全ルータを対象にしたマルチキャスト宛にRSパケットS21を送信する。このRSパケットS21は、IPv6のデフォルトルータであるISPエッジルータ5から、2001:db8:100:1::/64というプレフィックス情報を含んだRAパケットを受信する。エッジルータ11は、RAパケットS22に含まれる送信元アドレスを第1のMACアドレスとして取得する(第1のMACアドレス取得手段)。
次に家庭内BBルータ2は、DHCPを使って、自身のIPv4アドレスとデフォルトルータのアドレスを取得する。先ずエッジルータ11は、DHCPのDiscoveryメッセージS23を送信する。これに応じ、エッジルータ11は、デフォルトルータとしての家庭内BBルータ2からDHCPのOfferメッセージS24を受信する。次にエッジルータ11は、DHCPのRequestメッセージS25を送信する。これに応じ、エッジルータ11は、家庭内BBルータ2からDHCPのAckメッセージS26を受信できる。この実施例において、デフォルトルータは家庭内BBルータ2であり、エッジルータ11は、DHCPのAckメッセージS26の送信元MACアドレスを第2のMACアドレスとして取得する。これにより、エッジルータ11は、IPv4のデフォルトルータのIPv4アドレスに対応するMACアドレスを取得できる(第2のMACアドレス取得手段)。
次にエッジルータ11は、RAパケットS22から取得した第1のMACアドレスと、AckメッセージS26から取得した第2のMACアドレスとを比較する。これにより、エッジルータ11は、IPv6のデフォルトルータとIPv4のデフォルトルータとが同一であるか否かを判断する(判断手段)。エッジルータ11は、この判断結果に応じて、自身がIPv6ルータ2Aとして機能すべきか、IPv6ブリッジ2Bとして機能すべきかの設定を自動的に行う(設定手段)。
これにより、エッジルータ11は、無線ネットワークシステム10の上位に位置するユーザ宅内ネットワーク1に対するプレフィックス委譲方式を簡単に検出できる。このプレフィックス委譲方式に応じて、以下のように、エッジルータ11の設定に利用することができる。
第1のMACアドレスはRAパケットS22に含まれたISPエッジルータ5のMACアドレスであり、第2のMACアドレスはAckメッセージS26に含まれた家庭内BBルータ2のMACアドレスである。したがって、エッジルータ11は、第1のMACアドレスと第2のMACアドレスとが同一ではなく、エッジルータ11は、IPv6のデフォルトルータとIPv4のデフォルトルータが異なると判断できる。エッジルータ11は、ISPエッジルータ5からのRAパケットによって、無線端末12等に対して直接的にプレフィックスが委譲される設定であると判断する。これにより、エッジルータ11は、自身をIPv6ブリッジ2Bとして動作させる。このために、エッジルータ11は、有線側と無線側のインターフェースの間で、すべてのパケットを透過的に通過させるよう設定する。これにより、エッジルータ11は、判断したプレフィックス委譲方式に基づいて、エッジルータ11自身の設定をブリッジとして自動的に設定することが可能になる。
これによって、図9に示したように、無線ネットワークシステム10においては、テレビ12a等と同様のIPv6のネットワークプレフィックスが配布される。
更に、エッジルータ11は、図10のように、上位ネットワークから無線端末12に送信されるICMPv6パケットS31を遮断し、無線端末12に代理してICMPv6パケットS31の送信元に対して応答することが望ましい。このICMPv6パケットS31としてはインターネット等のIPネットワークNWから無線端末12に向けたECHO RequestやNeighbor Solicitationのようなものが挙げられる。このようなIPv6パケットS31をエッジルータ11が受信した場合、エッジルータ11は、無線端末12の代わりに応答して、ICMPv6パケットS32を送信元に返信する。これにより、エッジルータ11は、無線ネットワークシステム10におけるパケット量を低減する。これにより、無線端末12の消費電力量の低減を図り、無線端末12の電池寿命の増大が期待できる。
更に、上述した実施形態において、IPv6の接続性が無い場合には、図11に示すように、エッジルータ11とIPv6overIPv4トンネルルータ21との間で、IPv6overIPv4トンネルを構築して、通信を行うことが望ましい。
このエッジルータ11は、図12に示すように、RSパケットS41をユーザ宅内ネットワーク1に送信した後、予め設定した所定時間に亘って応答が無くタイムアウトしたとする。この場合、エッジルータ11は、ユーザ宅内ネットワーク1における接続性がIPv4のみであると判断する。これに応じて、エッジルータ11は、IPv6overIPv4トンネルルータ21との間で、IPv6overIPv4トンネルのリンクを確立する。
このIPv6overIPv4トンネルのリンク確立後、エッジルータ11は、再度RSパケットS42を送信し、当該RSパケットS41に対する応答としてのRAパケットS43を受信する。これにより、エッジルータ11は、図8、図10で説明したように、RAパケットの受信によって第1のMACアドレスを取得し、DHCPによって第2のMACアドレスを取得できる。これにより、エッジルータ11は、アドレス比較によってプレフィックス委譲方式を判断して、自身がルータとして動作するかブリッジとして動作するかを設定できる。
このように、IPv4のみの接続性しか有しないユーザ宅内ネットワーク1であったとしても、エッジルータ11は、アドレス比較の結果に基づいて、自動的にISPサーバ6との間でIPv6overIPv4トンネルを構成し、通信することが可能になる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
すなわち、上述したエッジルータ11の設定は、エッジルータ11内のプログラムによって実行してもよい。例えば、エッジルータ11内のコンピュータがプログラムを実行することにより、第1のMACアドレス、第2のMACアドレスの取得、アドレス比較による家庭内BBルータ2の判断、エッジルータ11の設定を行ってもよい。
また、第1のMACアドレス、第2のMACアドレスの取得、アドレス比較による家庭内BBルータ2の判断、エッジルータ11の設定は、エッジルータ11以外の他の装置によって行ってもよい。例えば、ユーザ宅内ネットワーク1内に、エッジルータ11及び家庭内BBルータ2と通信可能な設定装置を設けて、当該設定装置によってエッジルータ11の設定を自動的に行ってもよい。
10 無線ネットワークシステム
11 エッジルータ(無線親機、第1のMACアドレス取得手段、第2のMACアドレス取得手段、判断手段、設定手段)
12 無線端末(無線子機)

Claims (8)

  1. 無線親機と無線子機とを含む無線ネットワークシステムであって、
    IPv6のデフォルトルータから送信されたルータ広告パケットを受信し、ルータ広告パケットに含まれる送信元MACアドレスを取得する第1のMACアドレス取得手段と、
    IPv4のデフォルトルータのIPv4アドレスに対応するMACアドレスを取得する第2のMACアドレス取得手段と、
    前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとを比較し、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが同一であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段の結果に基づき、前記無線親機の設定を行う設定手段と
    を有することを特徴とする無線ネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載の無線ネットワークシステムであって、
    前記判断手段が、前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとが一致したことにより、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが同一であると判断した場合に、
    前記設定手段は、前記無線親機を、当該無線親機に無線接続可能な無線子機に通信設定を行って前記無線子機が送受信するパケットを中継するよう動作させること
    を特徴とする無線ネットワークシステム。
  3. 請求項1に記載の無線ネットワークシステムであって、
    前記判断手段が、前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとが一致しないことにより、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが異なると判断した場合に、
    前記設定手段は、前記無線親機を、当該無線親機に無線接続可能な無線子機の通信設定を行わずに前記無線子機が送受信するパケットを中継するよう動作させること
    を特徴とする無線ネットワークシステム。
  4. 請求項1に記載の無線ネットワークシステムであって、
    前記判断手段が、ルータ要請パケットを送信した後にルータ広告パケットが受信されずにIPv4のみの接続性と判断した場合に、
    前記設定手段は、前記無線親機をルータとして動作させ、IPv6overIPv4トンネルルータとの間でトンネルを構成すること
    を特徴とする無線ネットワークシステム。
  5. 請求項3に記載の無線ネットワークシステムであって、
    前記設定手段は、上位ネットワークから前記無線子機に送信されるICMPv6パケットを遮断し、前記無線子機に代理して前記ICMPv6パケットの送信元に対して応答するよう前記無線親機を設定することを特徴とする無線ネットワークシステム。
  6. 請求項2に記載の無線ネットワークシステムであって、
    前記設定手段は、受信したルータ広告パケットのネットワークプレフィックスを変更した値を、前記無線親機を含む無線ネットワークのネットワークプレフィックスとして設定することを特徴とする無線ネットワークシステム。
  7. 無線子機との間で無線通信を行う無線通信装置であって、
    IPv6のデフォルトルータから送信されたルータ広告パケットを受信し、ルータ広告パケットに含まれる送信元MACアドレスを取得する第1のMACアドレス取得手段と、
    IPv4のデフォルトルータのIPv4アドレスに対応するMACアドレスを取得する第2のMACアドレス取得手段と、
    前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとを比較し、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが同一であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段の結果に基づき、前記通信設定を行う設定手段と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  8. 無線子機との間で無線通信を行う無線通信装置のプログラムであって、
    前記無線通信装置のコンピュータを、
    IPv6のデフォルトルータから送信されたルータ広告パケットを受信し、ルータ広告パケットに含まれる送信元MACアドレスを取得する第1のMACアドレス取得手段、
    IPv4のデフォルトルータのIPv4アドレスに対応するMACアドレスを取得する第2のMACアドレス取得手段、
    前記第1のMACアドレス取得手段により取得された第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレス取得手段により取得された第2のMACアドレスとを比較し、前記IPv6のデフォルトルータと前記IPv4のデフォルトルータとが同一であるか否かを判断する判断手段、
    前記判断手段の結果に基づき、前記通信設定を行う設定手段、
    として機能させるための無線通信装置のプログラム。
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