JP5846379B2 - Warning device - Google Patents
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Description
本発明は、車室内に電子キーがあることを条件としてエンジン始動やドアロック等の作動を許可する電子キーシステムの電子キーが車室内に無いことのキー無し警告を行う警告装置に関する。 The present invention relates to a warning device that issues a keyless warning that an electronic key of an electronic key system that permits operations such as engine start and door lock is not present in a vehicle compartment, provided that the vehicle has an electronic key.
従来、ユーザに所持される電子キーとの無線通信によってその電子キーが車室内にあるか否かを判定し、車室内にあると判定したときにエンジン始動やドアロック等の作動を許可する電子キーシステム(スマートエントリーシステム)が知られている。この電子キーシステムでは、ユーザは電子キーの位置を意識しなくて良いが、逆に意図しない理由で電子キーが車両から持ち出されることがある。例えば、駅などの場所に車で人を送っている場面を想定する。このとき、車で送ってもらう人の鞄に電子キーが入っていて、その人は、電子キーを鞄に入れたままその鞄を車両から持ち出してしまうことがある。このように、電子キーが途中で車両から持ち出されてしまうという事態が発生すると、車両の電源をオフにした後、再度のエンジン始動ができなくなってしまう。特に、旅行など遠出したときにそのような事態が発生すると、車以外の他の移動手段を使ったとしても、スペアキーを取りに自宅には容易に戻ることができないので、致命的となる。そこで、電子キーシステムでは、一般的に、エンジン始動のためのプッシュスイッチがユーザに操作されたときや、車両ドアの開閉が行われたときに、電子キーが車室内にあるか否かを判定し、無い場合にはブザー音でキー無し警告を行っている(非特許文献1参照)。 Conventionally, an electronic device that determines whether or not the electronic key is in the vehicle interior by wireless communication with an electronic key possessed by the user, and permits operation such as engine start and door lock when it is determined that the electronic key is in the vehicle interior. A key system (smart entry system) is known. In this electronic key system, the user does not have to be aware of the position of the electronic key, but the electronic key may be taken out of the vehicle for an unintended reason. For example, assume a scene where a person is sent by car to a place such as a station. At this time, an electronic key is placed in a bag of a person who is sent by car, and the person may take the bag out of the vehicle while the electronic key is in the bag. In this way, if a situation occurs in which the electronic key is taken out of the vehicle halfway, the engine cannot be started again after the vehicle is turned off. In particular, when such a situation occurs when traveling away, such as travel, it is fatal because it is not possible to easily return to the home for the spare key even if other moving means other than the car is used. Therefore, in the electronic key system, generally, when the push switch for starting the engine is operated by the user or when the vehicle door is opened and closed, it is determined whether or not the electronic key is in the passenger compartment. If there is no key, a buzzer sound is used to give a keyless warning (see Non-Patent Document 1).
しかしながら、従来では、ユーザによるプッシュスイッチの操作やドア開閉操作といったユーザ操作に同期してキー無し警告を行っているので、ユーザは、ある動作を開始しようとすることに集中して、キー無し警告を聞き逃す可能性がある。また、ユーザは、キー無し警告を、自身が行った操作に対する警告と間違える可能性もある。さらに、例えば車両の窓越しに電子キーが入った鞄を人に渡した場合など、キー無し警告のトリガとなるユーザ操作が行われなかった場合には、キー無し警告は行われない。このように、従来では、電子キーが車室内に無いということをユーザに気付かせにくいという問題点があった。 However, conventionally, since the keyless warning is performed in synchronization with the user operation such as the push switch operation or the door opening / closing operation by the user, the user concentrates on trying to start a certain operation, and the keyless warning is performed. There is a possibility to miss. In addition, the user may mistake the keyless warning as a warning for an operation performed by the user. Further, when a user operation that triggers a keyless warning is not performed, such as when a bag containing an electronic key is passed to a person through a window of the vehicle, the keyless warning is not performed. Thus, conventionally, there has been a problem that it is difficult for the user to notice that there is no electronic key in the passenger compartment.
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、電子キーが車室内に無いことをユーザに気付かせやすくできる装置を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object of the present invention is to provide an apparatus that makes it easy for a user to notice that an electronic key is not in a passenger compartment.
上記課題を解決するために、本発明は、車室内に電子キーがあることを条件として予め定められた車載装置の作動を許可する電子キーシステムが搭載された車両の車室内に前記電子キーが無いことの警告であるキー無し警告を行う警告装置であって、
前記車両の走行経路の情報を取得する取得手段と、
前記車両の走行状況が、前記情報で示される走行経路上に高速道路の入口がある第1状況であるか否かを判定する第1の状況判定手段と、
前記車両の走行状況が前記第1状況である場合に車室内に前記電子キーがあるか否かのキー有無判定を行うキー有無判定手段と、
そのキー有無判定手段が前記電子キーが車室内に無いと判定したことに基づいて前記車両のユーザに前記キー無し警告を行う警告手段と、を備えることを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, the present invention provides an electronic key in a vehicle compartment of a vehicle equipped with an electronic key system that permits the operation of a predetermined on-vehicle device provided that there is an electronic key in the vehicle compartment. A warning device that performs a keyless warning that is a warning of absence,
Obtaining means for obtaining information of a travel route of the vehicle;
A first situation determination means for determining whether or not the traveling situation of the vehicle is a first situation where an entrance of a highway is on the traveling route indicated by the information;
A key presence / absence determining means for determining whether or not the electronic key is present in a vehicle interior when the traveling state of the vehicle is the first situation ;
And a warning means for notifying the user of the vehicle of the absence of the key based on the fact that the key presence / absence determining means determines that the electronic key is not present in the passenger compartment.
本発明によれば、ユーザ操作に非同期にキー無し警告を行うことができる。よって、ユーザは、ユーザ操作に同期したキー無し警告が行われたときよりも集中して本発明のキー無し警告を聞くことができる。また、ユーザ操作が行われない場合であっても、キー無し警告を行うことができる。これによって、電子キーが車室内に無いことをユーザに気付かせやすくできる。
According to the present invention, it is possible to perform without a key warning asynchronously User chromatography THE operation. Therefore, the user can listen to the keyless warning according to the present invention more intensively than when the keyless warning synchronized with the user operation is performed. Even if no user operation is performed, a keyless warning can be issued. This makes it easier for the user to notice that the electronic key is not in the passenger compartment.
以下、本発明の警告装置の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の警告装置が適用された車両システム1の構成図を示している。その車両システム1は車両10(図2参照)に搭載されている。車両システム1は、スマートエントリーシステム(電子キーシステム)3、4と、ナビゲーションシステム6とを含んで構成されている。なお、スマートエントリーシステムは、車両10に搭載された車両側装置3(図1参照)とユーザ20に所持される電子キー4(図2参照)とから構成される。車両側装置3(スマートECU30)とナビゲーションシステム6(ナビECU60)とはCAN等の車載LAN2で相互通信可能に接続されている。先ず、スマートエントリーシステム3、4を説明する。
Hereinafter, embodiments of a warning device of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a configuration diagram of a vehicle system 1 to which a warning device of the present invention is applied. The vehicle system 1 is mounted on a vehicle 10 (see FIG. 2). The vehicle system 1 includes smart entry systems (electronic key systems) 3 and 4 and a
スマートエントリーシステムの車両側装置3は、車室内発信機40、車室外発信機50、チューナ53、プッシュスイッチ74、ドアECU75、エンジンECU76及びそれらと接続されたスマートECU30を備えている。車室内発信機40は、図2に示すように、車両10の車室内の前席付近に設置されたフロント側発信機41と、車室内の後席付近に設けられたリア側発信機42とを有している。フロント側発信機41は車室内前側をカバーするエリアに電子キー4の有無を確認するためのリクエスト信号を送信する。リア側発信機42は、車室内後側をカバーするエリアにリクエスト信号を送信する。つまり、それら2つの発信機41、42で車室内全エリアをカバーするようにリクエスト信号が送信される。車室外発信機50は、図2に示すように、車両10の各ドア101に設置され、各ドア101付近の車室外のエリア11にリクエスト信号を送信する。各エリア11は、各ドア101から1m程度のエリアとされている。各発信機40、50は、リクエスト信号としてLF電波(例えば134kHzの電波)を送信する。
The
チューナ53は後述する電子キー4(図2参照)から送信されたレスポンス信号の電波(RF帯(例えば300〜400MHz帯)の電波)を受信して、そのレスポンス信号を復調してスマートECU30に出力する。チューナ53は、例えば後席斜め後ろの柱(Cピラー)内に設置されている。プッシュスイッチ74は、車両10のインストルメントパネルに設けられ、アクセサリ電源、イグニッション電源のオンを指示したり、エンジン始動、エンジン停止を指示したりするためのスイッチである。プッシュスイッチ74の操作信号はスマートECU30に入力される。ドアECU75は各ドア101の施解錠を制御するECUである。エンジンECU76はエンジン77を制御するECUである。
The
スマートECU30は、CPU、ROM、RAM等から構成され、スマートエントリーシステムに関する各種処理を実行する。具体的には、スマートECU30は、車両10が駐車状態のときには車室外発信機50で間欠的にリクエスト信号を送信させる。その後、スマートECU30は、電子キー4からのレスポンス信号をチューナ53を介して受信した場合には、そのレスポンス信号に含まれたIDコードと、自身のメモリに記憶されたIDコードとを照合する。そして、照合可の場合には、スマートECU30は、ドアECU75に、ドア101の施錠又は解錠を許可するように指示をする。
The
また、スマートECU30は、プッシュスイッチ74が操作された場合には、車室内に電子キー4があるか否かを確認するために、車室内発信機40で車室内にリクエスト信号を送信する。その後、スマートECU30は、そのリクエスト信号に応答した電子キー4からのレスポンス信号を受信して、IDコードの照合が可の場合には、アクセサリ電源やイグニッション電源をオンにしたり、エンジンECU76に指示してエンジン77を始動させたりする。反対に、電子キー4からのレスポンス信号を受信できなかった場合や、レスポンス信号を受信したがIDコードの照合が不可の場合には、スマートECU30は、正規の電子キー4が車室内に無いとして、電源オン(エンジン77の始動)を許可しない。なお、スマートECU30は、電源をオフにするためにプッシュスイッチ74が操作された場合には、電子キー4が車室内にあるか否かにかかわらず、電源オフ(エンジン停止)を許可している。
Further, when the push switch 74 is operated, the
また、スマートECU30は、一定の条件のもとで、車室内に電子キー4があるか否かの確認を行い、電子キー4が無い場合には警告(キー無し警告)を行う。具体的には、スマートECU30は、従来のキー無し警告、すなわち電源オフ時にプッシュスイッチ74が操作されたときに、電子キー4の有無の確認を行い、電子キー4が無い場合にはキー無し警告を行う。また、スマートECU30は、電源オン時にドア101の開閉があったときに、電子キー4の有無の確認を行い、電子キー4が無い場合にはキー無し警告を行う。つまり、スマートECU30は、従来のユーザ操作に同期したキー無し警告を行っている。なお、キー無し警告は、例えばスピーカ64によるブザー音(ピー(連続吹鳴)やピッピッピッ(断続吹鳴)など)として行われる。さらに、スマートECU30は、後述するナビゲーションシステム6と連携して、ユーザ操作に非同期のキー無し警告も行っている。そのキー無し警告の詳細は後述する。
Further, the
電子キー4は、車両側装置3からのリクエスト信号に応答してIDコードを含むレスポンス信号の電波(RF帯(例えば300〜400MHz帯)の電波)を送信する、携帯型の無線通信装置である。
The
次に、ナビゲーションシステム6の構成を説明する。ナビゲーションシステム6は、位置検出器61、地図データ記憶部62、ディスプレイ63、スピーカ64及びそれらと接続されたナビECU60を備えている。位置検出器61は車両10の現在置を検出する。位置検出器61は、例えば地磁気センサ、車両10の回転角速度を検出するジャイロスコープ、車両10の走行距離を検出する距離センサ、GPS衛星からGPS信号を受信するGPS受信機等から構成されている。
Next, the configuration of the
地図データ記憶部62は、道路地図データが記憶された、ハードディスク装置(HDD)やフラッシュメモリ等の記憶部である。地図データ記憶部62に記憶された道路地図データは、道路を構成するリンクデータや交差点や分岐点を構成するノードデータから構成されている。リンクデータには、対応する道路の位置座標、距離、所要時間、道幅、車線数、制限速度、道路種別(一般道、高速道路等の種別)の情報が付されている。ノードデータには、対応する交差点や分岐点の位置座標、右左折車線数、接続先道路リンク等の情報が付されている。また、道路地図データには、ディスプレイ63に表示するための地図画像データも含まれている。
The map
ディスプレイ63は、各種の画像を表示可能な液晶ディスプレイ等の表示装置である。ディスプレイ63は、運転者が容易に視認できる位置、例えば運転席と助手席の間のセンターパネル部(図示外)に設けられている。スピーカ64は車室内に音を出力する音出力部である。
The
ナビECU60は、CPU、ROM、RAM等で構成され、車両10のナビゲーションに関する各種の処理を実行する。具体的には、ナビECU60は、位置検出器61からの検出信号や地図データ記憶部62に記憶された道路地図データに基づいて、車両10の現在値周辺の地図画像(車両の現在値マークが重畳された地図画像)をディスプレイ63に表示させる。ナビECU60は、ディスプレイ63に目的地設定画面を表示させたり、設定された目的地までの最適経路を道路地図データに基づいて探索したりする。ナビECU60は、目的地までの経路を案内しているときには、必要に応じてスピーカ64から音声案内をする。
The
さらに、ナビECU60は、スマートECU30と連携して、車両10の走行状況に応じて電子キー4のキー無し警告(ユーザ操作に非同期のキー無し警告)を行っている。本実施形態では、一例として、車両10がこれから高速道路を走行しようとする場合にキー無し警告を行う例を説明する。以下、スマートECU30及びナビECU60が実行する、ユーザ操作に非同期のキー無し警告の処理を説明する。図3は、電子キー4が車室内にあるか否かを判定するキー有無判定処理のフローチャートを示している。また、図4は、キー無し警告処理のフローチャートを示している。なお、図3、図4のフローチャートでは、スマートECU30が実行する処理ステップとナビECU60が実行する処理ステップとが混在している。先ず、図3の処理から説明する。図3の処理は、例えば車両10の電源オン(エンジン始動)と同時に開始され、電源オフ(エンジン停止)するまで繰り返し実行される。
Further, the
図3の処理が開始されると、先ず、ナビECU60は、目的地が設定されてその目的地への経路案内を自身が行っているか否かを判断する(S11)。経路案内を行っている場合には(S11:Yes)、S12に進む。S12では、ナビECU60は、自身が案内を行っている経路上に高速道路の入口が有るか否かを判断する(S12)。具体的には、ナビECU60は、案内経路を構成する道路地図データ(リンクデータ、ノードデータ)を参照して、その道路地図データに高速道路の入口が含まれているか否かを判断する(S12)。
When the processing of FIG. 3 is started, first, the
一方、S11において、経路案内を行っていない場合には(S11:No)、S16に進む。S16では、ナビECU60は、車両10が現在走行している道路の道なり上に高速道路の入口があるか否かを判断する(S16)。具体的には、ナビECU60は、車両10が現在走行している道路のデータ(車両10の現在地よりも車両10の進行方向側の道路のデータ)を地図データ記憶部62から取得する。そして、取得した道路のデータに高速道路の入口の情報が付されているか否かを判断する。
On the other hand, in S11, when route guidance is not performed (S11: No), it progresses to S16. In S16, the
S12又はS16において、案内経路上に又は道なり上に高速道路の入口が無い場合には(S12:No、S16:No)、S17に進む。S17では、キー無しフラグをオフにする(S17)。このキー無しフラグは、電子キー4が車室内に無いときにオンとなるフラグである。このように、本実施形態では、案内経路上又は道なり上に高速道路の入口が無い場合には、電子キー4が車室内にあるか否かにかかわらず、キー無しフラグをオフとして、後述する図4のS23のキー無し警告を行わないようにしている。なお、キー無しフラグの設定はスマートECU30、ナビECU60のどちらが行っても良いが、本実施形態では、スマートECU30がキー無しフラグの設定を行うとして説明する。この場合、スマートECU30内のメモリ(RAM等)に、キー無しフラグの記憶領域が設けられており、スマートECU30はその記憶領域に設定したキー無しフラグを記憶する。
In S12 or S16, when there is no highway entrance on the guide route or on the road (S12: No, S16: No), the process proceeds to S17. In S17, the no key flag is turned off (S17). This keyless flag is a flag that is turned on when the
S12又はS16において、案内経路上又は道なり上に高速道路の入口が有る場合には(S12:Yes、S16:Yes)、S13に進む。S13では、ナビECU60は、車両走行の間継続して、車両10の現在地(位置検出器61で特定可能)から高速道路の入口(道路地図データで特定可能)までのリンクデータのリンク長に基づいて、車両10の現在地から高速道路の入口までの距離dを算出する(S13)。そして、その距離dが予め定められた第1閾値X以上から第1閾値X未満に変化したか否かを判断する(S13)。なお、第1閾値Xは例えば1kmとされる。距離dが第1閾値X以上から第1閾値X未満に変化しない場合には(S13:No)、S11に戻る。なお、距離dが第1閾値X以上から第1閾値X未満に変化しない場合とは、距離dが第1閾値X以上の場合を言う。距離dが第1閾値X以上の場合には、S11〜S13の処理が繰り返され、その間で車両10が高速道路の入口に近づくにしたがって距離dが徐々に小さくなっていく。そして、距離dが第1閾値X未満に変化した場合には(S13:Yes)、S14に進む。このように、S13では、距離dが第1閾値X以上から第1閾値X未満に変化したタイミングを判定していることと同じである。なお、ナビECU60は、距離dが第1閾値X未満に変化したことをスマートECU30に通知する(S13:Yes)。
In S12 or S16, if there is an expressway entrance on the guide route or on the road (S12: Yes, S16: Yes), the process proceeds to S13. In S13, the
S14では、スマートECU30は、ナビECU60からの通知に基づき、車室内発信機40(図1、図2参照)で車室内にリクエスト信号を送信して、車室内に電子キー4があるか否かのキー有無判定を行う(S14)。このとき、スマートECU30は、電子キー4からのレスポンス信号を受信して、そのレスポンス信号に含まれたIDコードが照合可の場合に、電子キー4は車室内にあると判定する。これに対し、スマートECU30は、電子キー4からのレスポンス信号を受信できなかった場合や、受信したがIDコードの照合が不可の場合には、電子キー4は車室内に無いと判定する。なお、S14の処理は、距離dが第1閾値X以上から第1閾値X未満に変化したタイミングで行われる処理である。そのため、そのタイミングが過ぎた場合には距離dが第1閾値X未満であったとしてもS14の処理は行われないようになっている。
In S14, based on the notification from the
S14において、電子キー4が車室内にある場合には(S14:No)、S17に進んで、スマートECU30はキー無しフラグをオフにする。これに対し、電子キー4が車室内に無い場合には(S14:Yes)、S15に進む。S15では、スマートECU30はキー無しフラグをオンにする。その後、図3の処理を終了する。
In S14, when the
次に、図4の処理を説明する。図4の処理は、図3のS13がYesになったことを前提として開始される。つまり、図4の処理は、車両10の経路上(経路案内している場合)又は道なり上(経路案内をしていない場合)に高速道路の入口があり、その入口までの距離dが第1閾値X未満に変化したときに、開始される。図4の処理が開始されると、ナビECU60は、走行の間継続して、車両10の現在地から高速道路の入口までの距離dを算出し続け、その距離dが、第2閾値Y以上から第2閾値Y未満に変化したか否かを判断する(S21)。第2閾値Yは、図3のS13の第1閾値Xより小さい値とされ、例えば700mとされる。なお、S21の処理は、距離dが第2閾値Y以上から第2閾値Y未満に変化したタイミングを判定していることと同じである。距離dが第2閾値Y以上の場合には(S21:No)、第2閾値Y未満に変化するまで待機する。距離dが第2閾値Y未満に変化したときには(S21:Yes)、S22に進む。
Next, the process of FIG. 4 will be described. The process in FIG. 4 is started on the assumption that S13 in FIG. 3 is Yes. That is, the process of FIG. 4 includes the entrance of a highway on the route of the vehicle 10 (when route guidance is provided) or on the road (when route guidance is not provided), and the distance d to the entrance is the first. 1 is started when the threshold value changes to less than X. When the processing of FIG. 4 is started, the
S22では、スマートECU30は、キー無しフラグの記憶領域を参照して、キー無しフラグがオンになっているか否かを判断する(S22)。キー無しフラグがオフになっている場合には(S22:No)、S21に戻る。この場合には、車室内に電子キー4があるとして、キー無し警告は行われない。
In S22, the
S22において、キー無しフラグがオンになっている場合には(S22:Yes)、S23に進む。S23では、ナビECU60は、キー無し警告として、スピーカ64(図1参照)で、例えば「キーがあるかどうかご確認下さい」等の音声案内を行う。S23では、その音声案内に加えて、ディスプレイ63(図1参照)で警告表示を行っても良い。これによって、車両10のユーザ(乗員)は、高速道路に入る前に、電子キー4の有無を確認できる。そして、ユーザは、電子キー4が無い場合には、高速道路に入らないで、例えば自宅にスペアキーを取りに戻ったり、電子キー4を車両10から持ち出してしまった人に連絡をとり、その人のもとに電子キー4を取りに戻ったりすることができる。よって、致命的な事態(例えば遠出の出先で車両10が動かなくなる事態)になることを防止できる。なお、S23の処理は、距離dが第2閾値Y以上から第2閾値Y未満に変化したタイミングで行われる処理である。そのため、そのタイミングが過ぎた場合には距離dが第2閾値Y未満であったとしてもS23の処理は行われないようになっている。S23の処理の後、図4のフローチャートの処理を終了する。
If the no key flag is on in S22 (S22: Yes), the process proceeds to S23. In S23, the
以上説明したように、本実施形態では、スマートECU30とナビECU60とを連携させてキー無し警告を行っている。ナビECU60は、自身の判断で経路案内に関するさまざまな処理を行っているので、そのナビECU60の処理を利用することで、車両10の走行過程のさまざまなタイミングで、ユーザ操作に非同期のキー無し警告を行うことができる。よって、従来のユーザ操作に同期したキー無し警告に比べて、電子キー4が車室内に無いことをユーザに気付かせやすくできる。本実施形態では、旅行等で遠出すると予想される、高速道路を走行しようとする状況でキー無し警告を行っているので、旅行先等で車両10が動かなくなるという致命的な事態になるのを効果的に防止できる。
As described above, in this embodiment, the
また、本実施形態では、特定のタイミング(S13:Yesのタイミング)でキー有無判定を行っているので、走行中にキー有無判定を何回も行う場合に比べて、電子キー4のバッテリ消費(車室内に電子キーがある場合に何回も通信することによるバッテリ消費)を抑制できる。また、特定のタイミング(S21:Yesのタイミング)でキー無し警告を行っているので、走行中にキー無し警告を何回も行う場合に比べて、警告によるユーザの煩わしさを抑制できる。 Further, in this embodiment, since the presence / absence determination of the key is performed at a specific timing (S13: Yes timing), the battery consumption of the electronic key 4 (see FIG. When there is an electronic key in the passenger compartment, it is possible to suppress battery consumption caused by communication many times. Moreover, since the keyless warning is performed at a specific timing (S21: Yes timing), the user's troublesomeness due to the warning can be suppressed as compared with the case where the keyless warning is performed many times during traveling.
なお、本発明の警告装置は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、図3のS13の処理を省略しても良い。この場合には、経路上又は道なり上に高速道路の入口有りと判定されるたびにキー有無判定が行われることになるので、車室内に電子キー4があるか否かを精度よく判定できる。また、高速道路を走行する状況以外の状況で、キー無し警告を行ってもよい。また、車両走行の過程のどのタイミングでキー有無判定、キー無し警告を行っても良い。具体的には例えば、車両10が信号停止したタイミングでキー有無判定やキー無し警告を行って良い。この場合、ナビECU60は、例えば車両10の車速がゼロになったことに基づいて、車両10が信号停止したと判断すれば良い。また例えば、ナビECU60が案内経路を探索したタイミングでキー有無判定やキー無し警告を行っても良い。また例えば、ナビECU60は、今回の走行の出発地からの走行距離が遠出と予想される所定距離以上になったタイミングを判定し、そのタイミングでキー有無判定やキー無し警告を行っても良い。なお、複数のタイミングで、キー無し警告を行っても良い。
The warning device of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the claims. For example, the process of S13 in FIG. 3 may be omitted. In this case, the presence / absence determination of the key is performed every time it is determined that there is an entrance to the expressway on the route or along the road, so that it is possible to accurately determine whether or not the
なお、上記実施形態において、スマートECU30及びナビECU60が本発明の「警告装置」に相当する。ドアECU75、エンジンECU76が本発明における「車載装置」に相当する。ナビECU60が本発明における「トリガ発生手段」及び「カーナビゲーション装置」に相当する。図3のS14の処理を実行するスマートECU30が本発明における「キー有無判定手段」に相当する。図4のS23の処理を実行するナビECU60が本発明における「警告手段」に相当する。図3のS11、S12、S13、S16の処理を実行するナビECU60が本発明における「取得手段」及び「第1の状況判定手段」に相当する。図4のS21の処理を実行するナビECU60が本発明における「第2の状況判定手段」に相当する。また、S13がYesになった状況が本発明における「第1状況」に相当する。S21がYesになった状況が本発明における「第2状況」に相当する。
In the above embodiment, the
3、4 スマートエントリーシステム(電子キーシステム)
6 ナビゲーションシステム
4 電子キー
10 車両
30 スマートECU
60 ナビECU
3, 4 Smart entry system (electronic key system)
6
60 Navi ECU
Claims (3)
前記車両の走行経路の情報を取得する取得手段と、
前記車両の走行状況が、前記情報で示される走行経路上に高速道路の入口がある第1状況であるか否かを判定する第1の状況判定手段と、
前記車両の走行状況が前記第1状況である場合に車室内に前記電子キーがあるか否かのキー有無判定を行うキー有無判定手段と、
そのキー有無判定手段が前記電子キーが車室内に無いと判定したことに基づいて前記車両のユーザに前記キー無し警告を行う警告手段と、を備えることを特徴とする警告装置。 A warning that gives a keyless warning, which is a warning that there is no electronic key in the vehicle compartment of a vehicle equipped with an electronic key system that permits the operation of a predetermined on-vehicle device provided that there is an electronic key in the vehicle compartment. A device,
Obtaining means for obtaining information of a travel route of the vehicle;
A first situation determination means for determining whether or not the traveling situation of the vehicle is a first situation where an entrance of a highway is on the traveling route indicated by the information;
A key presence / absence determining means for determining whether or not the electronic key is present in a vehicle interior when the traveling state of the vehicle is the first situation ;
A warning device comprising: warning means for giving a key absence warning to a user of the vehicle based on the fact that the key presence / absence determination means determines that the electronic key is not in a vehicle interior.
前記警告手段は、前記キー有無判定手段が前記電子キーが車室内に無いと判定し、かつ前記第2の状況判定手段が前記車両の走行状況が前記第2状況であると判定した場合に前記キー無し警告を行うことを特徴とする請求項2に記載の警告装置。 Based on the information, the traveling state of the vehicle has a highway entrance on the travel route, and a distance from the current location of the vehicle to the entrance is less than a predetermined second threshold value smaller than the first threshold value. A second situation judging means for judging whether or not there are two situations;
The warning means determines that the key presence / absence determination means determines that the electronic key is not in the vehicle interior, and the second situation determination means determines that the traveling situation of the vehicle is the second situation. The warning device according to claim 2, wherein a warning without a key is performed .
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